議事日程 第1号
平成15年9月8日(月曜日)午前10時10分
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 報告第 9号 専決処分報告について
第 4 報告第10号 専決処分報告について
第 5 報告第11号 専決処分報告について
第 6 報告第12号 専決処分報告について
第 7 議案第56号 市道路線の認定ついて
第 8 議案第57号 市道路線の変更ついて
第 9 議案第58号 市道路線の廃止について
第10 議案第59号 沼田市部設置条例の一部を改正する条例について
第11 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定に
ついて
第12 議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定について
第13 議案第62号 平成15年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第14 議案第63号 平成15年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第15 議案第64号 平成15年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第16 議案第65号 平成15年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第17 議案第66号 平成15年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第18 議案第67号 平成15年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
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本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 報告第 9号 専決処分報告について
報告第10号 専決処分報告について
報告第11号 専決処分報告について
報告第12号 専決処分報告について
以上4件一括上程
第 5 議案第56号 市道路線の認定ついて
議案第57号 市道路線の変更ついて
議案第58号 市道路線の廃止について
以上3件一括上程
第 6 議案第59号 沼田市部設置条例の一部を改正する条例について
第 7 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定に
ついて
議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定について
以上2件一括上程
第 8 議案第62号 平成15年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
議案第63号 平成15年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第64号 平成15年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第65号 平成15年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第66号 平成15年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第67号 平成15年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
以上6件一括上程
第 9 延 会
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出席議員(22人)
1番 大島 崇行君 2番 大竹 政雄君
3番 山崎 義朗君 4番 真下 恭嗣君
5番 布施辰二郎君 6番 角田 泰夫君
7番 久保 健二君 8番 星野 稔君
9番 井之川博幸君 10番 大東 宣之君
11番 高柳 勝巳君 12番 石田 宇平君
13番 片野 彦一君 14番 星川嘉一郎君
15番 田村 博美君 16番 金井 康夫君
17番 牧野 保好君 18番 松井 敏員君
19番 高橋 襄典君 20番 井田 孝一君
21番 小林 照夫君 21番 星野佐善太君
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 助 役 金井可佐夫君
収 入 役 武井 博君 総務部長 青木 忠昭君
民生部長 村山 博明君 経済部長 武井善太郎君
建設部長 野田 敏夫君 街なか対策部長 兼弘 武久君
総務課長 増田 幸男君 教 育 長 角田利喜雄君
教育部長 新井 康裕君 庶務課長 宮澤 満夫君
監査委員事務局長 茂木 愛君
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議会事務局出席者
事務局長 林 義夫 次長兼庶務係長 水田 修
議事係長 下 宏一 主 任 松井 克人
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午前10時10分開会
◇議長(星野佐善太君) ただいまから平成15年第4回沼田市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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第1 諸般の報告
◇議長(星野佐善太君) この際、日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせ
ます。
◇事務局長(林 義夫君) 命によりご報告申し上げます。
沼田市監査委員高橋政次、金井康夫の両氏から例月出納検査結果報告書並びに随時監査結果報
告書が、また、市長から沼田都市開発株式会社の経営状況が、地方自治法の規定に基づき議長あ
て寄せられております。本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ご覧いただきたいと
思います。
以上でございます。
◇議長(星野佐善太君) 以上で諸般の報告を終わります。
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第2 会期の決定
◇議長(星野佐善太君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月25日までの18日間といたしたいと
思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月
25日までの18日間と決定いたしました。
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第3 会議録署名議員の指名
◇議長(星野佐善太君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において久保健二議員、星野 稔議
員、井之川博幸議員の以上3名を指名いたします。
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第4 報告第 9号 専決処分報告についてから
報告第12号 専決処分報告についてまで
以上4件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第3、報告第 9号 専決処分報告についてから、日程第6、報
告第12号 専決処分報告についてまでの以上4件を一括議題といたします。
報告書の朗読を省略し、ただちに市長から報告を求めます。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 報告第9号 専決処分報告 訴えの提起
についてから 報告第12号 和解及び損害賠償額の決定についてまでの以上4件についてご説
明申し上げます。
まず、報告第9号 専決処分報告 訴えの提起についてご説明申し上げます。
平成15年6月13日前橋地方裁判所21号法廷で言渡された「前橋地方裁判所平成10年
(行ウ)第4号利根沼田「研究会」談合住民訴訟事件」について、市長が損害賠償請求権の行使を
怠る行為は違法とした一審判決に対し、市の主張が認められなかったので、原判決を破棄し、更
に相当な裁判を求め、東京高等裁判所に対して控訴したものであります。
続きまして、報告第10号 平成15年度沼田市下水道事業特別会計補正予算第1号について
ご説明申し上げます。
今回の専決処分による補正は、下水道高資本費対策借換債の許可決定により、指定された借換
日に措置したもので、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ510万円を追加し、歳入
歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億8,101万4,000円としたものであります。
歳出につきましては、第3款 公債費510万円の追加であります。歳入では、第7款 市債
510万円の追加で下水道債であります。
続きまして、報告第11号 専決処分報告 和解についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成15年2月24日午後1時15分頃、沼田市栄町523番地3、県道戸
鹿野下之町線において、小林紀美枝氏の運転する乗用車(群馬50ひ9977)が、市所有のア
ーチ型広告柱に衝突した事故について、小林紀美枝氏がアーチ型広告柱の損害代5万2,285
円を市に支払うことを条件に和解をすることを定めたものであります。
続きまして、報告第12号 専決処分報告 和解及び損害賠償額の決定についてご説明申し上
げます。
処分書のとおり、平成15年7月31日午後1時30分頃、沼田市上原町1555番地3にお
いて、沼田中学校主任用務員 栗原初太郎が運転する普通貨物車(群馬11ひ514)が、沼田
中学校演劇部の施設慰問のため介護老人保健施設恵寿の園へ道具を搬入しようと、同施設敷地内
を後進した際、隣接する角田隆氏所有のブロック塀に接触し、ブロック塀の一部を破損させた事
故について、沼田市が角田隆氏にブロック塀の修繕代4万425円を支払うことを条件に和解す
るとともに、市の損害賠償額を4万425円と定めたものであります。
以上4件につきまして、一括してその概要を申し上げましたが、期間的な制約からやむを得ず
専決処分として措置させていただいたものであります。よろしくご審議の上、報告のとおりご承
認いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 報告が終わりました。
これより質疑に入ります。なお、質疑は一件ごとに願います。
まず、報告第9号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、報告第10号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、報告第11号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、報告第12号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第9号から報告第12号までの以上4
件については会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、報告第9号から報告第12号までの
以上4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより報告第9号 専決処分報告についてを採決いたします。本案は承認することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
次に、報告第10号 専決処分報告についてを採決いたします。本案は承認することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
次に、報告第11号 専決処分報告についてを採決いたします。本案は承認することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
次に、報告第12号 専決処分報告についてを採決いたします。本案は承認することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(小林照夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
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第5 議案第56号 市道路線の認定についてから
市道路線の廃止についてまで
以上3件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第7、議案第56号 市道路線の認定についてから、日程第9、
議案第58号 市道路線の廃止についてまでの、以上3件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第56号 市道路線の認定について
から、議案第58号 市道路線の廃止についてまでの、以上3件についてご説明申し上げます。
まず、議案第56号 市道路線の認定についてご説明申し上げます。
今回認定する路線は、塚田9号線、塚田10号線、上久屋土地改良27号線であります。
塚田9号線、塚田10号線及び上久屋土地改良27号線は、市民の方から道路敷としてご寄附
をしていただいたものを市道として認定するものであります。
続きまして、議案第57号 市道路線の変更についてご説明申し上げます。今回変更する路線
は、塚田2号線であります。
塚田2号線は、市民の方からご寄附をいただいたことによる路線延長及び終点を変更するもの
であります。
続きまして、議案第58号 市道路線の廃止についてご説明申し上げます。
今回廃止する路線は、河原線であります。
河原線は、緑資源公団が施工した望郷ラインと重複することに伴い、路線を廃止するものであ
ります。
以上、その概要を申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に応じ、所管の部長から説明
いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げ
ます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。なお、質疑は一件ごとに願います。
まず、議案第56号 市道路線の認定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、議案第57号 市道路線の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、議案第58号 市道路線の廃止について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号から議案第58号の、以上3
件については会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第56号から議案第58号の、
以上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第56号 市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決す
ることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第57号 市道路線の変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決する
ことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第58号 市道路線の廃止についてを採決いたします。本案は原案のとおり決する
ことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第 6 議案第59号 沼田市部設置条例の一部を改正する条例について
◇議長(星野佐善太君) 日程第10、議案第59号 沼田市部設置条例の一部を改正する条例
についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第59号 沼田市部設置条例の一部
を改正する条例についてご説明申し上げます。
今回の改正は、地方自治法の一部を改正する法律が、平成15年6月13日に平成15年法律
第81号として公布されたことに伴い一部改正を行うものであります。
改正の主なものは、地方公共団体の内部組織に関する規定が改められたことにより条文の整備
を行うものであります。
以上、その概要を申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に応じ、所管の部長から説明
いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げ
ます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号については会議規則第36条
第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第59号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第59号 沼田市部設置条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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第 7 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決
算認定についてから
議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定についてまで
以上2件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第11、議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会
計6件の歳入歳出決算認定について、及び日程第12、議案第61号 平成14年度沼田市水道
事業決算認定についての以上2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第60号 平成14年度沼田市一般
会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定について、及び議案第61号 平成14年度沼田市水
道事業決算認定についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、沼田市収入役から別冊決
算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したのであります。
以来、監査委員におかれましては、綿密なご審査をいただき、この間のご苦労に対し心から感謝
申し上げる次第であります。
このたび、8月8日付けをもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書のご提出をいた
だきましたので、地方自治法第233条第3項及び地方公営企業法第30条第4項の規定により
審査意見書を添えて議会の認定に付するものであります。なお、平成14年度の決算書とともに、
地方自治法第233条第5項及び地方公営企業法第30条第6項の規定により主要な施策の成果
報告書を併せて提出申し上げます。
平成14年度の一般会計歳入決算額は168億5,568万7,028円、歳出決算額は
164億2,487万983円でありまして、歳入歳出差引額は、4億3,081万6,045
円で収束したのであります。
地方財政は、平成14年度においても依然として極めて厳しい状況にあるため、歳出面におい
ては、限られた財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、経費全般について徹底した節減合
理化を推進する一方、地方分権の進展とともに、地域行政が自主的かつ総合的な役割を担うこと
を要求される中、資源循環型社会の構築等の環境施策、生活関連社会資本の整備、少子・高齢化
社会に向けた地域福祉施策の充実等に対処し、歳入面においては、地方税負担の公平適正化の推
進と地方交付税の所要額の確保を図ることを基本とするとともに、引き続き生じる恒久的な減税
に伴う大幅な財源不足について、地方財政の運営上支障が生じないよう補てん措置を講じてきた
ところであります。
このような情勢下、財源の確保、経費の節減には十分留意しつつ「明るく元気な“森林文化2
1”創造計画」第四次総合計画にそって事業を進め、利根沼田広域市町村圏の中核都市としての
認識のもと、少子・高齢化対策をはじめとする福祉施策の充実、農業・商業・工業・観光などの
産業の振興、道路・下水道の公共基盤の整備及び教育文化の向上など主要事務事業を中心に計画
の実現を意図し、積極的に事業の展開に取り組んでまいったのであります。
これより歳出決算についてご説明申し上げます。
平成14年度の歳出決算額は、前年度決算対比で9億7,855万5,551円、5.6%の
減となっております。
コミュニティ活動の推進につきましては、区長を中心とした住民自治組織との連携強化を図り、
一般行政事務の委託、住民センターの改修等に助成を行い、防犯灯の設置、電気料の補助を行った
のであります。
また、市町村合併問題につきましては、合併問題に対する理解を深めてもらうことを目的にシ
リーズで広報紙に掲載したのをはじめ、パンフレットの作成及びシンポジウムなどを開催したの
であります。なお、本年1月10日には、利根沼田市町村任意合併協議会が設立され、これに参
加したのであります。
職員研修につきましては、地方分権の進展及び地方自治体の自立が求められている中で、職員
の自己研鑽を助長するとともに、多様化する市民ニーズに対応するための、法的・実務的な研修
をはじめ、企画力、政策形成能力を高める研修を行う中で人材育成に努めたのであります。
行政改革につきましては、行政改革大綱補強編に掲げた数値目標の達成に向け組織機構をはじ
めとする改革を実施したのであります。
市民参加の仕組みづくりについては、市民と行政とのパートナーシップによる市民主体のまち
づくりに向けて、市民の視点から研究・検討するための「まちづくり市民参加検討会議」を設置
したものであります。
広報活動につきましては、市ホームページの拡充を図るとともに、市内の小中学校の代表によ
る子ども議会を実施し、行政情報の提供に努めたのであります。
会計管理費につきましては、事務研修会等へ積極的に参加し、適切な出納事務の執行を図った
のであります。また、用品調達費については、適切な用品購入に努め、経済性、効率性の確保に
努めるとともに、備品管理システムの導入に向けて庁内委員会を設置し検討を行ったのでありま
す。
交通安全対策につきましては、各季の交通安全運動を通して、市民意識の高揚を図り、道路標
示事業による交通安全の確保並びに各種交通安全教室の実施により児童等に対する安全教育の徹
底を図ったのであります。また、幼児の安全対策としてチャイルドシート購入補助事業の推進を
図り、安全確保に努めたのであります。
市史編さん事業につきましては、市史刊行の中で、特に再刊の要望がありました「沼田市史
別巻1 写真でつづる沼田の歩み」を作成し、市民の要求に応えたのであります。
消費者行政推進につきましては、消費生活センターで消費生活相談事業及び生活情報等の周知、
啓発を行ったのであります。
生活行政につきましては、市町村乗合バス運行により、市民の足としての路線バスの確保並び
に「交通空白地」に対する路線バス対策を進めるとともに、人権相談及び行政相談事業の推進に
努めたのであります。
賦課徴収事務につきましては、納税啓発推進事業を実施するとともに、平成15年度評価替に
向けての固定資産評価準備委託事業を行ったのであります。
戸籍住民基本台帳業務につきましては、住民基本台帳ネットワークシステムの整備を進め、第
一次稼働を実施したのであります。
選挙関係につきましては、群馬県議会議員補欠選挙等をはじめ所要事務の的確な執行に努めた
のであります。
福祉対策につきましては、高齢化社会に対応して社会福祉の充実・推進を目指し、国・県の施
策と相まって、関係諸機関・団体等の協力を得て事業を実施したのであります。
老人福祉対策につきましては、「生き生き長寿のまちづくり計画」に基づき、生活支援型訪問
家事援助、生きがい対応型デイサービス、配食サービスなどの推進を図り、生きがい対策事業で
は、従来からの敬老バスカードの助成、市民敬老号をはじめ新規に温泉施設利用高齢者助成事業、
成年後見制度利用支援事業及び福祉サービス利用支援事業を加え、高齢者の健康保持、増進のた
め総合的なサービスの推進に努めたのであります。また、介護保険特別会計へ所要の繰出しを行
い、事業の推進を図ったのであります。
障害者福祉対策につきましては、施設入所や通所への援護をはじめ、日常生活支援のための補
装具の交付、心身障害児(者)生活サポート事業等を実施したほか、心身障害者デイサービス事業
及び心身障害児通園事業を行い、障害福祉の向上に努めたのであります。
福祉医療対策につきましては、前年同様、乳幼児、重度心身障害者、高齢重度障害者及び母子
・父子家庭を対象に医療費の自己負担分を公費により支給し、福祉医療対象者の負担の軽減を図
ったのであります。
国民年金業務につきましては、収納事務が国に移管されましたが、市民の老後の安心を確保す
るため基礎年金制度の充実に向けて、免除勧奨や制度の啓発活動に努めたのであります。
児童福祉対策につきましては、県から事務移譲された児童扶養手当支給管理事業の実施、男女
共同参画基本計画作成事業に着手したほか、子どもフェスティバルの開催をはじめ、多様化する
保育需要に対応するため、延長保育、乳幼児保育、一時保育及び障害児保育事業を行うとともに
新たに認可外保育施設支援事業により、子育て・就労の支援を図ったのであります。
母子福祉対策につきましては、女性緊急一時保護事業により女性に対する暴力防止への対応に
努め、生活保護対策につきましては、対象者の生活の安定と向上を目指し、所定の事務事業の推進
を図ったのであります。
疾病予防対策事業につきましては、結核健康診断、乳幼児及び児童生徒を対象とした予防接種
や高齢者インフルエンザ予防接種を実施したのであります。
保健事業につきましては、乳幼児健康診査、訪問指導などの母子保健事業を効果的に実施した
のであります。
老人保健事業につきましては、前立腺がん検診をはじめ、あおばの健診、各種検診の受診率の
向上と事後指導の充実を図るとともに、啓発活動として、ふれあいぬまた健康まつり、ダンベル
健康体操の普及等により、市民の健康意識の高揚に努めたのであります。
公害対策につきましては、市内河川の水質測定を実施し、水質汚濁の監視を行うとともに、環
境騒音測定調査などによる生活環境保全を図る一方、環境月間などを通して環境に対す啓蒙、啓
発活動を行ったのであります。
塵芥処理につきましては、沼田市環境保健協議会の協力を得て、家庭ごみの減量化と資源の再
利用を目指した啓発活動を展開するとともに、資源の有効活用を図るため有価物の集団回収奨励
事業を推進し、容器包装リサイクル法に基づいた資源回収の強化とごみの減量化に努めたのであ
ります。さらに、ごみ収集の一部を民間業者に委託し民間活力の導入を図ったのであります。
沼田市外三箇村清掃施設組合清掃工場のごみ焼却炉につきましては、ダイオキシン排出基準対
策排ガス高度処理改造工事を終了した炉において、安全な焼却処理業務の確保に努めたのであり
ます。
し尿処理につきましては、沼田市外三箇村清掃施設組合衛生センターの適切な管理と市内5箇
所の公衆便所の衛生的維持に努めたのであります。また、排水の水質浄化等環境保全のため、合
併処理浄化槽設置補助事業を引き続き実施したのであります。
水道事業につきましては、経営の安定を促進するため、水道事業会計への出資と簡易水道の適
正な管理運営、かつ、清浄な水の供給を図るため、簡易水道事業特別会計へ所要の繰り出しを行
い、事業の推進を図ったのであります。
労働対策につきましては、県緊急地域雇用創出特別基金事業を積極的に取り入れるとともに、
リストラによる離職者等受け入れ企業に対する補助制度及び失業者に対する就業支援講座等によ
る雇用支援事業を行ったほか、技術の取得を目的とする各種団体の事業並びに運営に対する支援
を行ったのであります。また、雇用・労働の安定を図るために、就業援助相談室の開設や勤労福
祉の向上を図るための利根沼田勤労者美術展の開催、勤労青少年ホーム等の運営充実、勤労者の
住宅建設資金及び勤労者生活資金の融資を行ったのであります。
さらに、就労の向上と知識の高揚を図るために、アフターファイブ労働セミナーを開催し、勤
労者の就労支援を行ったのであります。
農業振興につきましては、農業委員会を中心に優良農地の確保及び農地の利用増進に努めたほ
か、国、県の補助事業を積極的に活用し、おいしい「群馬の果樹」産地基盤強化事業、がんばる
農地再生特別対策事業、特定農村地域活性化対策事業、群馬の安心野菜産地育成事業、「色あざ
やか群馬の花」ブランド化推進対策事業、中山間地域等直接支払事業等の生産振興対策を実施し、
生産施設整備、農村環境整備に努めたのであります。
観光農業の推進につきましては、ブルーベリー、柿、プラム等の苗木及び支柱や防霜ファン等
を導入し生産基盤整備を実施したほか、柿脱渋施設を設置し省力化を図るなど、農家所得の向上
と経営安定確保に努めたのであります。
また、「群馬の水田農業」推進事業につきましては、生産調整目標面積達成のため、JA及び
地域営農団体と連携し事業の推進に努め、さらに、学校給食地場産農産物等利用促進事業につき
ましては、JA及び農家等と協力し学校給食に利根沼田産コシヒカリ「田んぼの王様」、沼田産
の野菜及び果樹を利用し、地産地消に努めたのであります。
農業生産基盤整備につきましては、基盤整備事業では、継続中の県営沼須地区及び上野地区の
区画整理の促進、農道整備事業では県営発知地区、団体営十二越地区、地方単独広瀬・上沢地区
等、用水整備事業では団体営滝合地区等の事業を実施。また、県単独小規模土地改良事業、市単
独の農道かんがい排水路整備事業により生産基盤の整備、改良に努めたのであります。
農村環境整備につきましては、農村総合整備事業の川田地区営農飲雑用水等の整備を実施した
ほか、農業集落排水事業特別会計へ所要の繰出しを行い、事業の推進を図ったのであります。
林業振興につきましては、林業従事者の確保対策を講じながら、間伐の促進、松くい虫被害木
の伐倒駆除、森林整備地域活動の支援、利根沼田中部森林組合の経営充実支援、21世紀の森イ
ベントの支援、修景美化森林整備事業、治山事業等を実施したほか、イノシシ、クマ、サル、ス
ズメ等の農林業への被害防止のために有害鳥獣駆除事業を行ったのであります。また、林業基盤
整備として林道三峰東線の開設及び舗装、林道改良事業として高王山線、大戸屋線及び三峰線の
改良を実施し、民有林の保育と管理施設の整備に努めたのであります。
商業振興につきましては、沼田商工会議所をはじめ各種団体で実施した事業及び運営への援助
をはじめ、沼田の物産等を広くPRするために首都圏でのキャンペーンを実施したほか、商業者
の意識高揚を図るための商業フロンティア創出支援事業、商店街の活性化を図るための空き店舗
活用支援事業、商店街の街路灯設置や電気料の補助、イルミネーション事業及び各種イベント事
業への援助を行ったのであります。
また、中心市街地の核施設であるグリーンベル21へのテナント出店の促進を図るための補助
及び同施設の立体駐車場の適正な管理運営のための補助を行うとともに、同施設内に各種地場産
品の展示や販売及び観光情報の発信基地としての役割を担う「沼田ふるさと館」を設置したので
あります。さらに、中心市街地活性化のため沼田都市開発株式会社へ増資を行うなど、中心市街
地まちづくりの推進を図るための支援を行ったのであります。
工業振興につきましては、工業関係団体が実施した事業及び運営に対し援助を行ったのをはじ
め、工業経営合理化促進事業及び木材需要奨励事業等の実施に補助を行うとともに、技術開発促
進事業により新製品開発意欲の増進を図り、現下の厳しい経済情勢に対応して事業主の相談対策
として中小企業特別経営指導事業を行い、工業の振興に努めたのであります。
金融対策につきましては、小口資金をはじめとする各種制度融資の拡大を図るとともに、利用
者への保証料補助及び利子補給を行ったほか、制度融資利率の軽減を図るため、市内の金融機関
に預託を行い、中小企業の経営安定に努めたのであります。
観光対策につきましては、観光協会、観光りんご組合をはじめとする各種団体へ補助を行うと
ともに、各種キャンペーン及びイベントに参加し観光振興を図ったほか、玉原高原を会場とする
森林のフェスティバルや森林のアトリエを開催する一方、観光パンフレットやポスターを作製す
るとともにマスメディアの利用により「森林文化都市・・・沼田」のPRに努めたのであります。
また、玉原高原などの観光施設の整備及び迦葉山に整備したユニバーサルデザインの木造公衆ト
イレなどにより観光客の利便性の向上を図ったほか、今後の玉原湿原保全のための植生変遷調査
などを行い観光資源の整備と保全に努めたのであります。
道路橋りょう管理事業につきましては、国から法定外公共物の無償譲与を受けるべく、3箇年
計画の第2年次としての委託業務を進めてきたのであります。
道路維持事業につきましては、市道忠霊搭線歩道改修工事外29路線の各種維持補修工事と4
4件の道路及び道路付帯施設の修繕を実施したのであります。
道路新設事業につきましては、市道久屋原中央支線外5路線の道路改良工事と市道沼田川田線
外3路線の測量・設計及び用地・補償の対応をしてきたのであります。
交通安全施設事業につきましては、9路線にガードレール等を設置し、交通安全の確保に努め
たのであります。
橋りょう維持補修事業につきましては、関越自動車道の跨道橋である桜ヶ丘橋及び金井橋の耐
震補強工事を実施したのであります。
基幹道路改良事業につきましては、国庫補助事業及び地方特定道路整備事業により、市道戸鹿
野鷺石線外3路線の道路改良工事と外2路線の用地・補償の対応をしてきたのであります。
河川事業につきましては、川場滝田堰用水路整備工事及び滝坂川維持補修工事を実施したので
あります。
都市計画総務事業につきましては、土地改良事業や道路整備等による地形の変化への対応と5
年ごとに実施される都市計画基礎調査に最新の地形図が必要なことから、都市計画図を修正し利
用者の利便に供したのであります。
都市計画街路事業につきましては、環状線北回りの第1期から第4期においては、改良工事、
舗装工事及び用地買収などに取り組み、進捗率で約98%に至ったのであります。同じく環状線
南回りの栄町工区につきましては、県道戸鹿野下之町線との取り付け部分の改良工事を行うとと
もに、用地買収など、鋭意権利者交渉に努めてきたのであります。
また、沼田駅前広場整備事業につきましては、基本設計に基づき住民や地権者の説明会を開催
し、国の補助事業である「まちづくり総合支援事業」として採択を受け、ロータリー部分の実施
設計や用地買収及び用地購入を行うなど、事業の進捗に努めたのであります。
沼田駅整備事業につきましては、JR東日本がバリアフリー化設備整備事業として行った、駅
構内に車椅子対応型エレベーター2基の設置に対して補助金を支出したのであります。
さらに、沼田日光線事業につきましては、事業主体である群馬県と連携して平成9年度より継
続的に事業に取り組んできましたが、この度完成したのであります。
都市緑化事業につきましては、生けがき奨励事業と緑と花のあるまちづくり事業の補助金交付
について見直しを行い、新年度より都市緑化推進事業として統合し、緑化の推進やまちの景観の
向上を図るものであります。また、西倉内ポケットパーク整備事業につきましては、前年度の用
地測量や実施設計に基づき、用地買収やバリアフリー化及び歴史的景観に配慮したトイレや四阿
などを整備したのであります。
下水道事業につきましては、水洗化促進のための貸付並びに公共下水道及び特定環境保全公共
下水道を推進するため、下水道事業特別会計に対して所要の繰り出しを行ったのであります。
中心市街地土地区画整理事業につきましては、主に減価補償金による用地の先行取得を行い、
これまでに約1万3,683平方メートルを取得し、概ね買収終了に至ったのであります。
街なか再生関連事業につきましては、都市観光イベントを開催するなどの取り組みを行うとと
もに、都市観光を具体化するためにアーバン・ツーリズム研究会を発足させたのであります。
市営住宅管理事業につきましては、市営住宅367戸の入退居及び家賃収入などの日常管理業
務の外、金井団地下水道接続工事外1件の改修工事及び沼田市市営住宅ストック総合活用計画の
策定を行ったのであります。
消防行政につきましては、広域消防に対する負担金支出などにより、その運営の円滑化に努め
るとともに、防火水槽及び消防団機械器具置場の新設などの消防施設面の整備、消防ポンプ自動
車や消防団員の装備等の整備を行ったほか、市民参加による地域防災訓練を実施したのでありま
す。
教育行政につきましては、教育行政方針に基づき「豊かな心、たくましい意志、高い知性、優
れた創造力を持った、心身ともに健康で活力ある人間の育成」を目指して教育の推進に努めるとと
もに、教育環境の計画的整備、教育水準の向上並びに生涯学習の定着推進を図るための諸事業を
実施したのであります。
学校施設の整備につきましては、沼田東小学校大規模改造事業第二期工事をはじめ、川田小学
校校庭造成事業、沼田北小学校屋体雨樋改修工事、升形小学校プール改修工事、薄根中学校特別
教室改修事業及び特殊学級教室整備事業などを実施し、施設の整備改善に努め、教育環境の充実
を図ったのであります。
学校教育につきましては、「第6次教育水準向上研究」5箇年計画の初年度に当たり、教職員
の全体研修会、授業研究会等、一層の充実を図るとともに、教材備品等、学習環境の整備に努め
たのであります。
また、子供たちの健やかな成長に向けて、幼児指導相談員、生徒指導相談員等を引き続き配置
し、教育相談事業の充実を図ったのであります。
さらに、国際化時代に対応すべく、英語教育指導員、外国語指導助手を引き続き配置し、英語
力のさらなる向上を図ったほか、中学生の国際交流事業を通じ国際的視野を広めるとともに国際
親善の推進を図ったのであります。
なお、姉妹都市交流事業として、沼田市の小学生交流団を下田市に送り、親善交流を図ったの
であります。
社会教育につきましては、生涯学習推進事業、芸術文化振興事業として「金子刀水遺作展」、
林柳波生誕110周年記念事業「童謡と踊りでつづる童謡舞踊〜林柳波・きむ子の世界〜」の開
催、第4回林柳波賞の実施、家庭教育について考える機会を提供する「子育て講座」の開催や各
種文化学術団体の育成に努めたのであります。
公民館活動につきましては、文化活動の拠点としての管理運営に努め、各種教室や講座の開催
をはじめ、パソコンの操作と普及を目的としたIT講習会や市民ハイキング、史跡めぐり、市民
音楽祭及び公民館まつりを実施し、生涯学習の推進に努めたのであります。
図書館活動につきましては、一般・児童図書、視聴覚資料等の収集・整備に努めるとともに、
森林からのメッセージ事業・文学を語る会等の事業を実施し、読書活動の推進を図ったのであり
ます。
文化財につきましては、埋蔵文化財で、県緊急地域雇用創出特別基金の補助を受け、向田遺跡、
発掘調査と資料整理業務を実施したのであります。
青少年対策につきましては、青少年の社会参加を促進するための各種講座・研修会の開催や自
然体験活動推進事業である「沼田ネイチャーキッズ」を実施するとともに、指導者養成や青少年
に関する相談・補導活動事業などを実施し青少年の健全育成に努めたのであります。
体育につきましては、第1回市民ターゲットバードゴルフ大会の開催をはじめ、市民体育大会、
市民大運動会等諸行事を実施し、生涯スポーツの普及と市民の体力向上に努めるとともに、テニ
スコート事業の推進、陸上競技場第3種公認事業の実施などスポーツ施設の整備充実を図ったの
であります。
学校給食につきましては、健康、体力増進を目指した給食内容の充実、安全確保、栄養指導の
充実、地場産品の活用に努めたのであります。
災害復旧事業につきましては、農林水産施設災害復旧費で、公共補助事業及び市単独事業とし
て、岡谷地区外15地区で農地等の災害復旧工事を行ったほか、土木施設災害復旧費では、佐山
土地改良南5号線外16箇所の災害復旧工事を実施したのであります。
次に、歳入決算についてご説明申し上げます。
平成14年度の歳入決算額は、前年度決算対比で10億8,013万4,884円、6.0%
の減となっております。
市税収入につきましては、54億3,321万6,051円で、前年度対比8,527万
811円、1.5%の減でありました。
この主なる要因は、個人市民税、法人市民税の減によるものであります。
各税目別の現年度分についてご説明申し上げます。
市民税は、1億3,131万5,913円、6.4%の減であります。このうち個人市民税は、
8,723万6,145円、5.8%の減であり、法人市民税は4,407万9,768円、
8.4%の減であります。
固定資産税は、6,351万8,814円、2.3%の増であります。
軽自動車税は、207万2,500円、2.5%の増であり、市たばこ税は、1,516万
2,986円、4.0%の減であります。
特別土地保有税は、559万3,500円、70.3%の減、入湯税は3万円の皆増でありま
した。都市計画税は、118万274円、0.5%の増となっております。
収納率につきましては、滞納繰越分を含め91.9%と前年度を0.7ポイント下回ることと
なり、長引く景気低迷の影響と受けとめているところであります。しかしながら、こうした状況
下においても、収納率は県内11市中最高を維持できましたことは、市民の方々の納税に対する
深いご理解の賜であり、ここに深く感謝申し上げる次第であります。
地方譲与税につきましては、0.6%の増であります。
利子割交付金につきましては、69.8%の減であります。
地方消費税交付金につきましては、13.4%の減であります。
自動車取得税交付金につきましては、18.5%の減であります。
地方特例交付金につきましては、2.5%の減であります。
地方交付税につきましては、6.2%の減であります。普通交付税においては、6.6%の減
であります。特別交付税は、4.0%の減であります。
交通安全対策特別交付金につきましては、7.5%の減であります。
分担金及び負担金につきましては,0.5%の増であります。
使用料及び手数料につきましては、7.2%の増であります。
国庫支出金につきましては、12.0%の増であります。
国庫負担金では、11.7%の増でありますが、児童扶養手当負担金及び生活保護費負担金な
どの増であります。
国庫補助金では、15.5%の増でありますが、市道沼田川田線道路改良工事費補助金及び沼
田駅前広場整備事業費補助金などの増であります。
委託金では、38.7%の減でありますが、基礎年金等事務費交付金などの減であります。
県支出金につきましては、2.1%の増であります。
県負担金では、7.5%の増でありますが、保育所運営費負担金及び生活保護費負担金などの
増であります。
県補助金では、3.3%の増でありますが、農村総合整備事業費補助金、小規模土地改良事業
費補助金及び市町村情報通信技術講習推進補助金などが減額になったものの、県単林道改良事業
費補助金、群馬県緊急地域雇用創出特別基金市町村補助金及び農林水産施設災害復旧費補助金な
どが増額になったことによるものであります。
委託金につきましては、14.7%の減でありますが、沼田日光線用地買収業務委託金の全額、
県営中山間地域総合整備事業みくに地区換地関係業務委託金などの減額であります。
財産収入につきましては、71.3%の大幅な減でありますが、財産売払収入で、市有土地売
払収入の大幅な減によるものであります。
寄附金につきましては、多くの方々から篤志をお寄せいただいたものでありまして、心から感
謝申し上げるとともにありがたく受け入れさせていただき、ご意志に沿うよう配慮し、それぞれ
の措置を行ったのであります。
繰入金につきましては、393.7%の大幅な増でありますが、財政調整基金からの繰入れで
あります。
繰越金につきましては、前年度繰越金及び繰越明許費の繰越金として、合併処理浄化槽設置整
備事業外4事業の事業費を受入れたのであります。
諸収入につきましては、60.2%の大幅の減でありますが、国民年金印紙検認事務の廃止に
伴う国民年金印紙売捌手数料及び国民年金印紙売払収入などの減であります。
市債につきましては、8.5%の減であります。街路整備事業債、公園整備事業債及び臨時財
政対策債などが増額となり、また、合併処理浄化槽設置整備事業債及び老人福祉センター整備事
業債が新たな収入となったものの、農道整備事業債、農業基盤整備事業債、農村環境整備事業債
及び道路整備事業債などが減額となったことによるものであります。
市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、反面、将来の市財政に
及ぼす影響も大きく、この活用に当たっては、後年度の財政負担及び起債制限比率等を十分考慮
し、健全財政の維持に一層の努力を傾注する所存であります。
以上が、一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
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◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時休憩
─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 続きまして、平成14年度沼田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算
についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、国民健康保険基金を1億2,996万5,000円を取り崩し、歳入
決算額37億2,747万9,842円、歳出決算額37億2,258万1,876円で歳入歳
出差引額は、489万7,966円であります。
歳出につきましては、支出の大半を占める保険給付費及び老人保健拠出金によるものでありま
す。
また、平成14年度医療制度改正の周知に努め、市単独事業で収納率向上対策を実施するとと
もに被保険者のための保健事業としては健康家庭の表彰、レセプト点検事業、健康まつりの推進、
人間ドック検診費補助等に取り組み、国保事業の安定に努めたのであります。
歳入につきましては、厳しい経済情勢の下で全体で財源不足が生じ、基金を繰入れて対応した
のでありますが、財政の安定に向けて一層の努力をしてまいりたいと考えております。
続きまして、平成14年度沼田市老人保健特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額43億8,180万7,211円、歳出決算額43億
1,907万2,193円でありまして、歳入歳出差引額6,273万5,018円は、翌年度
において精算措置をするものであります。
歳出につきましては、主に医療諸費でありますが、医療制度改正により対前年度比較では減額
であります。
歳入につきましては、支払基金交付金からの交付金が主なものでありますが、医療制度改正に
より国、県、市の負担割合を引き上げ、収支の均衡が図られているのであります。
続きまして、平成14年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額21億2,668万3,580円、歳出決算額20億8,
744万4,321円で、歳入歳出差引額は、3,923万9,259円で翌年度において精算
措置するものであります。
歳出につきましては、総務費では、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に
要する事務的経費で1億2,048万9,606円。保険給付費では、介護保険サービスに要す
る経費で 19億4,272万8,555円であります。
歳入につきましては、介護給付費等を賄うため財源分担により国庫支出金4億8,150万
8,050円、県支出金2億4,284万47円及び繰入金3億6,484万7,673円と保
険料3億3,626万3,900円及び支払基金交付金6億4,299万2,546円などであ
ります。
続きまして、平成14年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げ
ます。
本決算につきましては、歳入決算額1億5,965万2,302円、歳出決算額1億
5,965万685円でありまして、歳入歳出差引額は、1,617円であります。
歳出につきましては、維持管理指導費では、水質検査手数料、管理運営委託料等であり、簡易
水道事業費では、硯田簡易水道及び町田町簡易水道において配水管布設替工事等を実施し、施設
能力の向上を図り水の安定供給を期したのであります。
歳入につきましては、各簡易水道からの水道料金、メーター使用料等の給水収入、事業費に対
する分担金、一般会計繰入金及び諸収入では消火栓設置工事に伴う受入金等であります。
続きまして、平成14年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げま
す。
本決算につきましては、歳入決算額17億6,427万6,667円、歳出決算額17億
6,027万6,667円でありまして、歳入歳出差引額は400万円で、繰越明許費として翌
年度へ繰り越すものであります。
歳出につきましては、前年度決算対比で総務費は3,304万9,282円の増、公債費は
3,011万490円の増であります。
歳入につきましては、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出金、繰入金及び市債は増、分担
金及び負担金、諸収入は減であります。歳出に対する歳入不足額6億7,447万5,047円
は一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったものであります。
次に、整備状況でありますが、公共下水道、特定環境保全公共下水道を合わせて、7,324
メートルの管渠埋設工事を実施して事業の進捗を図り、この結果、事業着手以来の管渠総延長は、
10万8,959メートルに達し、計画管渠延長18万2,229メートルに対しての進捗率は
59.8%となります。
面積におきまして、事業認可面積825ヘクタールに対して532ヘクタールが整備され、進
捗率は64.4%であります。また、整備済人口は、2万2,158人となり、行政人口に対す
る普及率は47.0%であり、下水道を使用している市民の方々は1万8,621人となり、水
洗戸数は6,650戸に達したところであります。
続きまして、平成14年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し
上げます。
本決算の歳入歳出の総額は、歳入歳出それぞれ4億4,709万3,922円で、前年度対比
2億8,693万8,661円、179.2%の増であります。
歳出につきましては、総務費69円の減、事業費は2億8,232万9,186円の増、公債
費は460万9,544円の増であります。
歳入につきましては、使用料及び手数料、県支出金、繰入金及び市債は増、分担金及び負担金、
諸収入は減であります。歳出に対する歳入不足額4,216万2,517円は一般会計からの繰
入金により収支の均衡を図ったもので、1,933万4,908円の増であります。
次に整備状況でありますが、既に供用開始となっている奈良地区及び秋塚地区においては、処
理場の維持管理業務に努め、上久屋地区につきましては、舗装工、管渠埋設工事及び処理場の建
設工事を行ったのであります。
続きまして、議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定についてご説明申し上げま
す。
まず、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。
収入決算額は、4億7,958万5,041円で、前年度に比較し126万6,570円の増
額で、0.3%の増であります。
増額の主なるものは、営業収益において、水道料金の減額と加入金の増額による差し引き増で
あります。
支出決算額は、4億4,063万34円で、前年度に比較し418万480円の減額で、1%
の減であります。
減額の主なるものは、営業費用において、委託料、路面復旧費等の増額と営業外費用における、
企業債利息の減額による差し引き減であります。
収入支出差し引きの結果、税抜きで3,811万803円の当年度純利益が生じたものであり
ます。
続きまして、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
収入決算額は、5,781万3,000円で、前年度に比較し2,923万7,250円、
33.6%の減額でありますが、公共下水道管渠布設工事に伴う工事負担金と出資金の減であり
ます。
支出決算額は、1億7,450万9,908円で、前年度に比較し2,156万9,166円、
11%の減額でありますが、建設改良費の減額と企業債償還金の増額による差し引き減でありま
す。
なお、支出決算額に対して収入決算額の不足額、1億1,669万6,908円につきまして
は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額42万8,086円、過年度分損益勘定留保資金
4,275万3,591円、当年度分損益勘定留保資金7,313万9,477円並びに固定資
産除却費37万5,754円で補てんし、収支の均衡を図ったのであります。
次に、業務及び事業の概要について申し上げます。
業務量につきましては、当年度末の給水人口は、2万8,883人で、前年度に比較し23人
の減、給水戸数は、1万1,042戸で、前年度に比較し44戸の増であります。
また、年間配水量は、412万3,229立方メートルで、前年度に比較し11万3,064
立方メートルの減、年間有収水量は、348万4,129立方メートルで、前年度に比較し5万
7,511立方メートルの減、有収水量率は84.5%で、前年度に比較し0.9ポイントの増
であります。
事業関係につきましては、総工事費6,642万4,820円を投資し、高橋場町地内市道環
状線の配水管布設工事、市道林之上東線ほか11路線の配水管布設替工事を実施し、配水設備の
整備を図るとともに、地上式消火栓2基の新設、計画による水道メーターの取替工事1,779
個を実施し、給水装置の改善を図ったのであります。
以上が、平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算及び平成14年度沼田
市水道事業決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては、「沼田市決算に係る
報告書」のとおりでありますので、よろしくご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上
げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号及び議案第61号の以上2件
については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審
査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第60号及び議案第61号の以
上2件については、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の
上、審査することに決しました。
決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この場
所に招集いたします。
──────────────◇──────────────
第 8 議案第62号 平成14年度沼田市一般会計補正予算(第3号)から
議案第67号 平成14年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで
以上6件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第13、議案第62号 平成15年度沼田市一般会計補正予算
(第3号)から日程第18、議案第67号 平成15年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号
)までの以上6件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第62号 平成15年度沼田市一般
会計補正予算第3号から 議案第67号 平成15年度沼田市水道事業会計補正予算第1号まで
の6件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、議案第62号 平成15年度沼田市一般会計補正予算第3号についてご説明申し上げま
す。
今回の補正予算は、「通年予算」を前提に国・県支出金の確定及び制度改正等により既定の予
算に増減を生じるもの、特別な理由により緊急に措置しなければならないもの、人事異動に伴う
現員現給の人件費等に限定しましたが、本年度の交付決定に伴い普通交付税を追加するなど、で
きうる限り財源の確保に努め、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億467万
7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ170億2,745万
3,000円とするものであります。
補正予算のうち、人件費等を除き主なものについて、その概要を歳出予算からご説明申し上げ
ます。
第1款 議会費は、24万3,000円の追加であります。
第2款 総務費は、1,886万4,000円の減額でありますが、総務管理費では、一般管
理費で財団法人自治総合センターコミュニティ助成金等の交付決定による助成金を計上、選挙費
では、沼田市議会議員選挙費で執行残の減額であります。
第3款 民生費は、187万8,000円の減額でありますが、社会福祉費では、老人福祉費
で介護保険特別会計繰出金を減額、児童福祉費で学童保育事業費補助金の交付決定に伴う学童ク
ラブ施設整備事業の計上であります。
第4款 衛生費は、1,801万1,000円の減額であります。
保健衛生費では、環境衛生費で広域火葬場斎場特別会計負担金を減額、清掃費では、塵芥処理
費で埋立処分事業の追加であります。
第5款 労働費は、46万9,000円の減額であります。
第6款 農林水産業費は、2,933万2,000円の追加であります。
農業費では、畜産業費で畜産経営環境改善事業の追加、農村環境整備費で農村総合整備事業川
田地区の追加であります。
第7款 商工費は、677万3,000円の追加でありますが、金融対策費で制度融資代位弁
済補填金の追加であります。
第8款 土木費は、9,962万1,000円の追加であります。
道路橋りょう費では、基幹道路新設改良費で市道沼田川田線及び市道インター西通り線の道路
改良工事などの追加であります。
第9款 消防費は、436万9,000円の追加でありますが、常備消防費で関越自動車道の
救急業務の経費の確定に伴う広域消防費負担金の追加であります。
第10款 教育費は、382万8,000円の追加であります。
第11款 災害復旧費は、26万7,000円の減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第6款 地方特例交付金は、交付金の決定により199万6,000円の減額であります。
第7款 地方交付税は、4億1,293万1,000円の追加でありますが、普通交付税の決
定により、災害関連経費等の今後の追加財政需要額を留保させていただき、既決額に追加するも
のであります。
第9款 分担金及び負担金は、94万9,000円の追加でありますが、保育所運営費負担金に
よる追加であります。
第11款 国庫支出金は、1,915万4,000円の追加でありますが、国庫補助金では、
民生費国庫補助金で学童保育事業費補助金の計上、土木費国庫補助金で市道沼田川田線工事費補
助金の追加であります。
第12款 県支出金は、3,057万1,000円の追加であります。
県補助金では、県魅力あるコミュニティづくり補助金、畜産環境対策事業費補助金を計上、農
村総合整備事業補助金の追加であります。
第13款 財産収入は、206万9,000円の追加でありますが、玉原東急リゾート株式会
社及び株式会社エフエム群馬よりの配当金の計上であります。
第14款 寄附金は、60万円の追加でありますが、児童福祉費寄附金として匿名による寄附
金を、寄附者の篤志に沿っての計上であります。
第15款 繰入金は、4億7,471万6,000円の減額であり、財政調整基金繰入金の減
額であります。
第16款 繰越金は、4,433万6,000円の追加でありますが、前年度繰越金の追加で
あります。
第17款 諸収入は、847万9,000円の追加でありますが、財団法人自治総合センター
コミュニティ助成金及び財団法人市町村振興協会魅力あるコミュニティづくり助成金の計上、関
越自動車道の救急業務に係る負担金、老人保護措置費国庫負担金清算金の追加であります。
第18款 市債は、6,230万円の追加でありますが、減税補てん債及び臨時財政対策債を
減額、道路整備事業債及び街路整備事業債を追加し、差し引き追加であります。
予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、沼田市土
地開発公社の借入金及び利子に対する債務保証で奈良古墳公園整備事業分であります。
予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、道路整備事業外3件の
起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第63号 平成15年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算第1号につい
てご説明申し上げます。
今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億769万7,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ40億6,416万1,000円とするものであ
ります。
補正の概要につきまして、歳出からご説明申し上げます。
第3款 老人保健拠出金では、拠出金額の確定通知により追加するものであります。
第4款 介護納付金では、介護納付金確定通知に基づき減額するものであります。
第5款 共同事業拠出金では、高額医療費拠出金を減額するものであります。
第9款 諸支出金では、平成14年度療養給付費等事業実績により、超過交付分を返還するた
めの追加であります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
第2款 国庫支出金では、13年度の精算による老人保健医療費拠出負担金の増額・介護納付
金拠出負担金の減額及び過年度分療養給付費負担金・高額医療費共同事業負担金の増額でありま
す。
第7款 繰入金は、歳入歳出の調整による国民健康保険基金の繰入れを増額するものでありま
す。
第8款 繰越金は、前年度繰越金の増額であります。
続きまして、議案第64号 平成15年度介護保険特別会計補正予算第1号についてご説明申
し上げます。
今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,034万円4,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,905万2,000円とするもので
あります。
補正の概要つきまして、歳出からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、人事異動に伴う人件費の減額、介護認定審査費で介護費用適正化特別対策
事業として介護支援計画調査事業費の計上であります。
第4款 基金積立金は平成14年度精算に伴い、剰余金を積立てるものであります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
第3款 国庫支出金は、精算確定による介護給付費負担金及び要介護認定事務費交付金の追加
と介護費用適正化特別対策給付金の計上であります。
第8款 繰入金につきましては、人事異動に伴う職員給与費及び事務費繰入金の減額並びに介
護給付費準備基金繰入金の減額であります。
第9款 繰越金は、平成14年度決算に伴う繰越金の追加であります。
続きまして、議案第65号 平成15年度沼田市下水道事業特別会計補正予算第2号について
ご説明申し上げます。
今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ380万8,000円を減額
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億7,720万6,000円とするものであり
ます。
補正の概要につきまして、歳出からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、3万5,000円の減額であります。
第2款 事業費は、377万3,000円の減額でありますが、公共下水道事業費、建設事業
費の減額及び維持管理費の増額であります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
第4款 県支出金は、10万円の減額であります。
第5款 繰入金は、歳入歳出各款の増減の結果生じた一般会計繰入金10万8,000円を減
額するものであります。
第7款 市債は、360万円の減額で、公共下水道事業債であります。
続きまして、議案第66号 平成15年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算第1号に
ついてご説明申し上げます。
今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ386万6,000円を減額
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,635万4,000円とするものでありま
す。
補正の概要についきまして、歳出からご説明申し上げます。
第2款 事業費では386万6,000円の減額であります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金では22万円、第3款 県支出金で14万6,000円、第6款
市債で350万円をそれぞれ減額するものであります。
続きまして、議案第67号 平成15年度沼田市水道事業会計補正予算第1号についてご説明
申し上げます。
今回の補正は、予算第3条 収益的収入及び支出において、収益的支出を101万6,000
円減額し、収益的支出の予定額を4億4,895万8,000円とするものであります。
補正の内容は、第1款 水道事業費用において、人事異動に伴う人件費の減額と修繕費の増額
であります。
以上6件につきまして、一括して提案理由を申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に
応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定ください
ますようお願い申し上げます。
以上であります。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
ただいま議題になっております議案第62号から、議案第67号までの以上6件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
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第 9 散 会
◇議長(星野佐善太君) この際、お諮りいたします。明9日及び10日は、議案調査のため休
会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、明9日及び10日は休会することに
決しました。
続いてお諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。これ
にご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
本日はこれにて散会いたします。
次の会議は、11日午前10時に開きますからご参集願います。
本日は大変ご苦労さまでございました。
午前11時37分散会
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