議事日程 第4号
平成15年9月25日(木曜日)午前10時
第 1 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定
について
第 2 議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定について
第 3 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第 4 閉会中の継続調査申出について
第 5 字句等の整理委任について
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本日の会議に付した事件
第 1 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定
について
議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定について
以上2件一括上程
第 2 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第 3 閉会中の継続調査申出について
第 4 字句等の整理委任について
第 5 閉 会
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出席議員(22人)
1番 大島 崇行君 2番 大竹 政雄君
3番 山崎 義朗君 4番 真下 恭嗣君
5番 布施辰二郎君 6番 角田 泰夫君
7番 久保 健二君 8番 星野 稔君
9番 井之川博幸君 10番 大東 宣之君
11番 高柳 勝巳君 12番 石田 宇平君
13番 片野 彦一君 14番 星川嘉一郎君
15番 田村 博美君 16番 金井 康夫君
17番 牧野 保好君 19番 高橋 襄典君
20番 井田 孝一君 21番 小林 照夫君
21番 星野佐善太君
欠席議員(1人)
18番 松井 敏員君
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 助 役 金井可佐夫君
収 入 役 武井 博君 総務部長 青木 忠昭君
民生部長 村山 博明君 経済部長 武井善太郎君
建設部長 野田 敏夫君 街なか対策部長 兼弘 武久君
総務課長 増田 幸男君 教 育 長 角田利喜雄君
教育部長 新井 康裕君 庶務課長 宮澤 満夫君
監査委員事務局長 茂木 愛君
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議会事務局出席者
事務局長 林 義夫 次長兼庶務係長 水田 修
議事係長 下 宏一 主 任 松井 克人
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午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
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第1 議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算
認定についてから
議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定認定についてまで
以上2件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第1、議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計
6件の歳入歳出決算認定について及び日程第2、議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決
算認定認定についての以上2件を一括議題といたします。
本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。
委員長 星川嘉一郎議員。
〔決算審査特別委員長 星川嘉一郎君登壇〕
◇14番(星川嘉一郎君) 決算審査特別委員会に付託されました議案第60号平成14年度沼
田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定について、及び議案第61号平成14年度沼
田市水道事業決算認定について、審査の結果とその経過をご報告申し上げます。
本特別委員会は、事務概要書、監査委員の審査意見書及び主要な施策の成果報告書などを参考
に、9月16日から4日間にわたり、今回から本格導入となった通告制に基づく質疑を中心に、
慎重な審査を行った結果、一般会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別
会計、簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計及び水道事業会
計の以上8件の決算について、賛成多数により、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
これより、本特別委員会において決算を認定すべきものと決定した理由について申し上げます。
わが国の財政状況は、景気の低迷が長期化し、税収が落ち込む中で、国・地方ともに巨額の債
務残高を抱えるなど、極めて厳しい状況にあります。
本市における平成14年度の状況も、市税、地方交付税等の経常一般財源の減収に加え、不況を
背景に、市税及び税外収入の未収金の増加や、生活保護費等の扶助費の増加などにより、財政調
整基金から多額な繰り入れを行い決算が収束されたものであり、実質単年度収支は大幅なマイナ
スとなっております。
本決算における財政指標をみますと、自主財源比率及び財政力指数はそれぞれ前年度を上回っ
たとは言え、自主財源比率については繰入金の大幅な増加によるものであり、財政力指数は交付
税算定方式の改正により、分母となる基準財政需要額が減少したことによるもので、財政力の脆
弱さは変わりがないのであります。経常収支比率については、88.1%と前年度に比較し
2.6ポイント上昇し、公債費負担比率も16.9%と警戒値である15%を上回るなど、財政
の硬直化が進行しつつあり、依然として財政構造は厳しい状況にあります。
このような財政状況の中で、行政改革に取組み、人件費の抑制とごみ収集業務や道路等施設維
持業務の民間委託を進め経常経費の節減を図り、第4次総合計画に掲げた主要事務事業を中心に市
政各般にわたり諸施策が推進されたものと認めるものであります。
今後も引き続き厳しい財政状況が予測されますが、少子・高齢化社会に向けた総合的な地域福
祉施策や資源循環型社会の構築等の環境施策、生活関連社会資本の整備等の重要政策課題の一層
の推進を図り、分権型社会の進展に伴う自主的・主体的なまちづくりを行わなければならないも
のと考える次第であります。
そのためには、行財政改革をより一層推進し、事務事業評価と見直しを常に行い、創意工夫を
しながら財源の有効活用を図る必要があります。
審査の過程で、質疑を通じ様々な意見等が出されましたが、本特別委員会としては、総体的に
その成果を是とし、一般会計決算、特別会計決算6件及び水道事業決算について、賛成多数によ
り、いずれも認定すべきものと決定した次第であります。
以上申し上げ委員長報告といたします。
◇議長(星野佐善太君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論は一括して願います。
なお、討論は反対、賛成の順に願います。
〔10番 大東宣之君登壇〕
◇10番(大東宣之君) 私は、ただいま上程された議案第60号 平成14年度沼田市一般会
計及び特別会計6件の歳入歳出認定について、議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算
認定について、反対の立場より討論いたします。
まずはじめに、平成14年度沼田市一般会計決算よりその見解を述べさせていただきます。政
府は、地方分権を求める地方の声に応えるようなふりをしながら、いつの間にか現在の市町村を
1,000程度にすることを目的に、飴とムチを使い、2005年3月までと期限を区切りなが
ら、なりふりかまわず市町村合併を進めています。しかし、この市町村合併には、何の理念もな
く、国の財政破綻のつけを国民と地方自治体に押しつけるものでしかなく、十分な情報公開も、
これからの街づくりについてのビジョンもなく、市民の中でも市町村合併についての認識が深ま
っていないままに、市町村合併についての組織を立ち上げたことは、何が何でも法期限内に合併
をさせようとしているものであり、全くの市民不在です。
基金を積み立てることの必要性は理解できますが、お金がないと言っては市民要望を先送りし
ておきながら、その計画の具体性もないままに1億円もの市庁舎整備基金を積み立てたことは問
題であり、市民の理解を得ることはできません。
市民の参加した検討委員会で、循環バスの運行を含めた路線バスの充実を求める意見がまとめ
られていたにもかかわらず、循環バスの運行を見ることができなかったことは、市民の願いに答
えようとする姿勢が感じられません。
沼田の米は人気が高いのにもかかわらず、市内の半分の田んぼで米を作るなという減反につい
て、ペナルティを課してまで達成させようとする姿勢は、農家の方々のやる気、元気を削ぐだけ
であり、こうした減反から行政として手を引き、農家の方々の自主的な取り組みに任せるべきで
す。
サラダパークをはじめとして、森林の館、仮称おとぎの森の活用については、地域の方々と協
議し、活用方法などの検討は進められていますが、これらの施設の役割を明確にするとともに、
必要な手立てを講ずるべきです。
長引く不況の中で、市内中小企業や商店は苦戦を強いられ、とりわけ大型店の野放し的出店は、
商店の経営をさらに悪化させるなど、地域経済を支えてきた市内商業の抜本的再生に取り組むこ
とが必要であり、BSE問題でさらに深刻な打撃を被った業種の商店などには、特別な、機敏な
対応が必要です。
中心市街地活性化事業の土地区画整理事業の換地作業が進められてきましたが、施設や街づく
りの基本的な方向性が定まっていないことなど、この事業についての不安は募るばかりであり、
抜本的な見直しが必要です。
学校行事での日の丸、君が代の対応、全戸を対象とした学校後援会の寄附集めについての改善
が図られなかったことは残念です。
公共料金への消費税転嫁は、国の消費税定着に手を貸すだけのものであり、直ちに取り止める
ことが求められています。
沼田市は以前、市民プールの利用料に消費税を転嫁してこなかったのですから、公共料金への
消費税転嫁をやめることは十分可能ではないでしょうか。
平成14年度沼田市国民健康保険特別会計決算と平成14年度沼田市老人保健特別会計決算に
ついては、国民健康保険証を全世帯に交付するとともに、国保税の負担軽減を行うなど、市民の
暮らしを守る施策を講ずるべきであり、高齢者医療の負担増大をただ容認するだけでなく、政府
にその中止を求めるとともに、高齢者医療の負担軽減に努めるべきです。
平成14年度沼田市介護保険特別会計決算については、すでに県内他市のほとんどが保険料の
減免や利用料の軽減などを実施していたにもかかわらず、沼田市では何らの策も講じられてこな
かったことは、不安なく介護サービスを受けることができたかどうか疑問が残ります。
平成14年度沼田市簡易水道事業特別会計決算、平成14年度沼田市下水道事業特別会計決算、
平成14年度沼田市農業集落排水事業特別会計決算、議案第61号 平成14年度沼田市水道事
業決算については、消費税が転嫁されていることから認められません。
以上の見解を表明し、反対討論といたします。
〔21番 小林照夫君登壇〕
◇21番(小林照夫君) 私は、議案第60号 平成14年度沼田市一般会計決算他特別会計決
算6件、及び議案第61号 沼田市水道事業決算認定について、委員長報告に対し賛成の立場で
討論を行います。
決算審査については、議会が議決した歳入歳出予算の執行の実績、結果について、改めて議会
に批判、監視の機会を与え、市財政運営の適正を期すためのものであります。
法令、条例、規則等、関係法規に適合しているか、計数等に誤りがないかなどにとどまらず、
過去の財政運営を通じて問題点を発見し、今後の財政運営にこれを反映させようとするものであ
ります。
本議案は、今回から本格導入となった、通告制に基づき各委員から多くの質疑がなされ、その
結果において、法令等の違反など重大な問題も発見されなかったわけであります。
重大な不適事項がない以上、決算は認定すべきもので、委員長報告のとおり認定すべきものと
考える次第であります。
消費税については、国策として法律で定められているもので、法を遵守することは、議員とし
て当然のことであり、本議案に反対する理由にならないものであります。
平成14年度市政運営は、厳しい財政状況のなか、行財政改革に取り組みながら、第4次総合
計画に掲げた主要事務事業を中心に事業の推進が図られており、当局の努力を評価するとともに、
審査の過程において出された意見、要望等々を今後の市政運営に生かし、より一層市民福祉の向
上に資していただくことを望みながら、賛成討論といたします。
◇議長(星野佐善太君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第60号 平成14年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定につ
いてを採決いたします。
なお、採決は各会計ごとに願います。
まず、平成14年度沼田市一般会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市一般会計歳入歳出
決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市国民健康保険特別
会計歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市老人保健特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市老人保健特別会計
歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市介護保険特別会計
歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市簡易水道事業特別
会計歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市下水道事業特別会
計歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、平成14年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算を採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市農業集落排水事業
特別会計歳入歳出決算は、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
次に、議案第61号 平成14年度沼田市水道事業決算認定についてを採決いたします。
本決算に対する委員長の報告は認定すべきであるものとするものであります。
本決算は、委員長の報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
「 賛 成 者 起 立 」
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、平成14年度沼田市水道事業決算は、
委員長の報告のとおり認定することに決しました。
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第2 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
◇議長(星野佐善太君) 日程第3、議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意につい
てを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第68号 沼田市教育委員会の委員
任命の同意について、ご説明申し上げます。
教育委員会の委員である角田和子さんの任期が9月30日をもって満了となりますので、後任
の委員について慎重に選考した結果、根岸明宏さんを適任と認め任命いたしたいので、ご同意い
ただきたく提案申し上げる次第であります。
根岸明宏さんの経歴概要は議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりであります。以上、
よろしくご審議の上、ご同意いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議案となっております議案第68号については、会議規則第36
条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第68号については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意についてを採決いたします。
本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
第3 閉会中の継続調査申出について
◇議長(星野佐善太君) 日程第4、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委委員長から、
会議規則第104条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調
査の申出がありました。
お諮りいたします。それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付すること
にご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり閉会中の継続調査に付することに決しました。
──────────────◇──────────────
第4 字句等の整理委任について
◇議長(星野佐善太君) 日程第5、字句等の整理委任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会議
規則第42条の規定により、この整理を議長に委任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
よって、そのとおり決しました。
以上で、今期定例会に付議された事件は、すべて議了いたしました。
この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、ひとことお礼のごあいさつを申し上げ
ます。
今期定例市議会は、9月8日から本日まで18日間にわたり開会され、この間、議員各位には
議案調査をもとに慎重なご審議を賜り、提案申し上げました17件につきましてはすべて可決、
同意、承認及び認定をいただき、誠にありがとうございました。
厚くお礼申し上げる次第でございます。
特に、平成14年度一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに水道事業歳入歳出決算に
つきましては、決算審査特別委員会を設置され、長きにわたり、綿密な審査の上、認定をいただ
きましたことを併せてお礼を申し上げる次第であります。
また、同委員会の円滑な運営に尽力をされましたところの正副委員長さんのご労苦並びに委員
各位の熱心なご審査に対して、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。決算認定に当
って付されましたご意見・ご要望につきましては、今後、十分留意・検討して参りたいというふ
うに思っておるところでございます。
また、一般質問におきましては、6人の議員の中から現下の問題を中心にご質問賜り、それぞ
れ答弁を申し上げましたが、検討課題とさせていただきました事項につきましては、今後、十分
留意をしてまいりたいと存じます。
なお、開会に先立ち、長年にわたり市政の振興に貢献されたご功績により、全国市議会議長会
から20年勤続の表彰を受けられました高橋議員に表彰状が伝達されましたが、改めて議員に対
しまして敬意と感謝を申し上げる次第であります。
さて、平成15年度もこれから後期を迎えるわけでありますが、前期に引き続き第4次総合計
画の第3年次の主要事務事業を中心に、事業の進捗を図ってまいりたいと考えております。
また、合併問題につきましては、一般質問の中で様々なご意見及びご示唆をいただくとともに、
市町村合併に関する市民意向調査において、市民各位の意向が示されたことから、これらを踏ま
え熟慮した結果、先般9月22日、片品村役場で開催されました第7回任意合併協議会におきま
して、法定合併協議会への参加の意思を表明をしてきたところでございます。
今後は、法定合併協議会の場へ移る手続きを進めていくわけでありますが、これからが本当の
正念場であり、合併に向けて様々な問題を議論し、クリアをしていかなければならないと考えて
いるところでございます。
問題は山積をしておりますけれども、沼田市の将来を見据えるとともに、市民皆様の福祉向上
を図ることを念頭に、身を粉にし、誠心誠意がんばる所存でありますので、沼田市議会におかれ
ましても、より一層のご高配とご支援を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
結びに当りまして、議員各位には、今後とも特段のご指導とご鞭撻を賜りますことをお願いを
申し上げまして、お礼のございさつとさせていただきたいと存じます。
誠にありがとうございました。
──────────────◇──────────────
第 5 閉 会
◇議長(星野佐善太君) 以上をもちまして、平成15年第4回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
議員各位並びに執行部各位には、大変ご苦労さまでございました。
午前10時28分散会
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