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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成16年第2回定例会継続会 議事日程第3号

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沼田市議会平成16年第2回定例会継続会会議録
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議事日程 第3号
平成16年6月11日(金曜日)午前10時
第 1 一般質問
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本日の会議に付した事件
第 1 一般質問
第 2 散  会
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出席議員(22人)
      1番   大島 崇行君          2番   大竹 政雄君
      3番   山崎 義朗君          4番   真下 恭嗣君
      5番   布施辰二郎君          6番   角田 泰夫君
      7番   久保 健二君          8番   星野  稔君
      9番   井之川博幸君         10番   大東 宣之君
     11番   高柳 勝巳君         12番   石田 宇平君
     13番   片野 彦一君         14番   星川嘉一郎君
     15番   田村 博美君         16番   金井 康夫君
     17番   牧野 保好君         18番   松井 敏員君
     19番   高橋 襄典君         20番   井田 孝一君
     21番   小林 照夫君         22番   星野佐善太君
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
  市  長     星野已喜雄君      助  役     金井可佐夫君
  収 入 役     武井  博君      総務部長     村山 博明君
  民生部長     斎藤 一章君      経済部長     武井善太郎君
  建設部長     野田 敏夫君      街なか対策部長  兼弘 武久君
  総務課長     村沢 博行君      教 育 長     角田利喜雄君
  教育部長     増田 幸男君      庶務課長     水田  修君
  監査委員事務局長 茂木  愛君
─────────────────────────────
議会事務局出席者
  事務局長     林  義夫       次長兼庶務係長  下  宏一
  議事係長     茂木 敏昭       主  任     地野 裕一
──────────────◇──────────────
    午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 一般質問
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
 日程第一、一般質問を行います。
 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。最初に、大島崇行議員。1番。
〔1番 大島崇行君登壇〕
◇1番(大島崇行君) 通告に従い一般質問を行います。
 質問の趣旨から一部所管にふれる部分もありますが、政策に係わるものであり、ご了承願いた
いと思います。
 ねんりんピック開催に伴う環境整備について、会場施設のあり方について、公共施設のあり方
について、青少年のスポーツ活動に対する助成制度について、スポーツ大会の開催と観光の連帯
についてお伺いいたします。
 はじめに、会場施設のあり方についてお伺いいたします。
 本格的な高齢化社会を迎えようとする中で、沼田市では、高齢者保健福祉計画に基づいて、総
合的な施策を進めていると承知をしているところであります。
 人生80年代を迎えた今日、従来にもまして生きがいづくり、健康づくり、そして介護予防事
業など、元気な高齢者に関する事業を積極的に展開すべきであると思います。
 こうした中、沼田市において高齢者の方々を主役としたスポーツと文化の祭典である「ねんり
んピック」が開催されることは、大変意義深く、一人でも多くの方々の来場を期待するところで
もあります。また、地域や世代を超えた交流が生まれることを念願するところであります。選手、
役員等関係者は、大会参加もさることながら、会場の人情、歴史などに期待を膨らませて、遠く
は九州、北海道と全国津々浦々の多くの人達が訪れるものと思います。
 そこで、沼田市においては、なぎなた競技者の中に、かつては日本一に輝いた旧姓大平恭子さ
んがおりますが、会場に写真やプロフィールを展示して競技者の人達や市民の人達に知っていた
だくことも、大会を盛り上げる一環となると思います。
 そこで、会場までの案内板や会場周辺の駐車場、そしてトイレ等、選手役員、来場者等に対し
て会場整備はどのような配慮がされているのかお伺いします。
 また、試合後、市内散策をする選手役員もおられると思います。春に、市制50周年記念事業
としてモダン懐古博を開催したが、秋にも予定され、この大会の開催に合わせた企画もあると思
います。
 そこで、通告いたしました、市内公共施設のあり方についてお伺いいたします。
 今回、ねんりんピック開催地になりましたが、公園に訪れる選手役員もいることと思いますが、
沼田市の顔とも言える城址公園であり、四季の変化に富み、桜の季節には関東一円から来訪客が
あります。観光客の方から、公園の桜のすばらしさに感嘆の声を聞くと沼田市民として誇りに思
っているわけでございます。
 特に今年はですね、桜まつりの開催日が、満開と天候と土曜、日曜とあって、三拍子揃い、近
年になく大変なにぎわいとなったのはご承知のことと思います。ところが、トイレ利用者が大変
苦労されていることが、一般市民の人達から聞かされております。テニスコート西のトイレ、環
状線側にあるトイレは2カ所きりなく、長い列ができたようでございます。またテニスコートの
横はですね、ユニバーサルのトイレが1カ所ということでございます。
 桜100選にも選ばれている城址公園、観光客にすればトイレ、駐車場の整備の遅れに落胆し
ていたのではと危惧しているところでもあり、せっかくの桜もこんなことで評価が落ちるような
ことになれば、二度と訪れてくれないのではないかと心配しているところでもあります。また、
市民の憩いの場としても親しまれている公園内のトイレの整備は、沼田市の差し迫った責務であ
ると感じていますが、市長の見解をお伺いいたします。
 次に、青少年のスポーツ活動に対する助成制度についてお伺いいたします。
 近年、沼田市におきましては、学校のクラブ活動とは別に、地域における青少年のスポーツ活
動が盛んになってきております。沼田市の各青少年スポーツ団体または個人の選手がさまざまな
大会におきまして、活躍されていることは皆さんご承知かと思います。
 先日も、全日本学童軟式野球大会の群馬県大会において、升形ビクトリーズが昭和52年7月
に誕生してから27年目にして初優勝し、8月に水戸市で開催される高円宮腸杯全日本学童野球
大会に出場することになりました。
 また、群馬県スポーツ少年団軟式野球大会においては、沼田北小リトルが優勝し、7月に千葉
で開催される関東ブロック大会に出場することになりました。関係者はお喜びのことと思います。
しかし、全国大会や関東大会などに参加するに当たり、現在、市体協からは助成金はありますが、
その額は個人には5,000円、団体には2万円ということで支給されているようですが、地域
や父兄の費用負担は大変な負担になると思います。
 そこで、沼田市の宝でもある子ども達の健全育成は、私たち総ての大人達の責務であると思い
ます。このような全国大会などに出場するなど、活躍されている各青少年スポーツ団体について、
参加費や遠征費などの助成制度ができないものか、教育長にお伺いいたします。
 次に、スポーツ大会の開催と観光との連帯についてお伺いいたします。
 山紫水明、風光明媚な沼田市には、玉原や迦葉山をはじめ、多くの観光客が訪れております。
初夏には、サクランボ、秋には、リンゴやブドウなどの観光農園も盛んになり、このような観光
時期に市外から青少年スポーツ団体を招聘し、沼田市が後援になり「アップル杯」などと銘打っ
た大会を開催し、試合の合間や終了後の時間帯を利用し、リンゴ狩り、ブドウ狩りなどできる観
光とスポーツを連帯したものができないかお伺いします。
 なお、沼田の産業の一つである観光果樹園とスポーツをドッキングさせ、地域経済の発展につ
ながるような施策が必要と考えますが、見解をお伺いし、以上、私の考えている一端を申し上げ、
関係部署のご答弁をよろしくお願い申し上げ、1回目の質問とさせていただきます。
◇議長(星野佐善太君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) 大島議員のご質問にお答えをいたします。
 あらかじめご了解をいただきたいのは、青少年のスポーツ振興について、地域における青少年
スポーツ振興について、活動に対する助成制度についての答弁につきましては、私の答弁が終了
した後、教育長から答弁をいたさせますので、あらかじめご了解を賜りたいと思っております。
 それでは、改めまして、大島議員のご質問にお答えを申し上げます。
 ねんりんピックについて、環境整備について、高齢者に配慮した会場施設及び市内公共施設の
あり方についてでありますが、本大会は、高齢者が存分に元気を発揮し、それを全国に向けて情
報発信できる、力強い大会にしたいと考えております。選手、役員の皆様には、沼田市の魅力を
十分に満喫して、沼田に来てよかった、もう一度沼田に行ってみたい。こういう印象を持つよう
に沼田市の自然や文化をはじめとする貴重な財産を生かし、人情味溢れる温かいもてなしを行っ
ていきたいと考えております。
 沼田は、真田、本多、黒田、土岐の城下町として栄え、古くは小松姫から、近くは日本一の選
手を輩出しているなど、今日の武道交流の歴史的基盤があります。58国体の剣道会場について、
なぎなた交流大会も盛会のため、議員おっしゃっる展示等、ただいま検討中であります。
 次に、会場施設の整備等については、沼田インターチェンジ等からの来訪の方々に対しては、
会場への案内板を要所に設置し、駐車場につきましては、沼田中学校校庭を中心に周辺駐車場を
確保し、車での来訪に備えます。トイレは、市民体育館等既存施設内のほか屋外にも身障者用も
含め仮設トイレを設置する予定であります。
 また、会場等での段差につきましては、スロープ化するなど段差の解消を図り、高齢者使用に
配慮し、選手、役員が大会に集中できるよう努めます。ねんりんピックの、選手等の市内観光物
産案内でありますが、リンゴ狩りや迦葉山をはじめ名所旧跡を、来訪する選手、役員に事前にパ
ンフレット等を送り積極的にPRする予定です。
 沼田公園は、観光、スポーツ、文化の拠点として、沼田のシンボルとも言える歴史を刻んでま
いりました。なぎなたの選手、役員には、足を運んでいただきたい場所の一つであり、駐車場及
びトイレにつきましては、時間的、予算的なことから、既存の範囲でお迎えをすることとし、公
園本来の歴史、文化や、自然にふれていただきたいと考えております。
 なお、トイレにつきましては、大変私どもも憂慮しておりまして、今日ご指摘をいただきまし
たけれども、十二分にその趣旨を踏まえて、これから対応していきたいと考えておるところでご
ざいます。
 次に、青少年のスポーツ振興について、地域における青少年スポーツ振興について、スポーツ
大会の開催と観光との連携についてでありますが、これまでも沼田市で各種大会が開催された際
には、観光協会や物産振興会などの関係団体や体育団体と連携を取りながら沼田市の観光PRや
地元物産の紹介などを行い、地域の活性化に努めてまいりましたので、今後も機会をとらえて一
層の推進を図りたいと考えております。
 以上申し上げまして、大島議員のご質問に対する答弁とさせていただきますが、活動に対する
助成制度につきましては、教育長から答弁を申し上げますので、よろしくお願いをしたいと思い
ます。
◇議長(星野佐善太君) 教育長。
[教育長 角田利喜雄君登壇]
◇教育長(角田利喜雄君) 先ほどの大島議員のご質問にお答え申し上げます。
 青少年のスポーツ振興についての、地域における青少年スポーツ振興についてのうち、活動に
対する助成制度についてでありますが、スポーツ少年団などを始めとする活動助成につきまして
は、市としては、沼田市スポーツ競技大会参加激励金を支給要綱に基づき支給をしております。
その他、沼田市体育協会、沼田市スポーツ少年団を通じて、できる限りその活動を促進できるよ
う配慮しているところであります。競技によっては、十分でないとのご意見もあるようですが、
市としては、限られた範囲の中でできる限りの支援を行っているところでありますので、ご理解
をいただきたいと思います。
 以上申し上げまして、大島議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
◇1番(大島崇行君) ご答弁ありがとうございました。
 いま市長の答弁の中にありましたとおり、沼田市が昔から武道が大変盛んな所で、伝統的な地
域でありまして、ねんりんピックはまさに沼田市の会場にふさわしいと思うわけでございますが、
現在、沼田の団体になぎなたがないというのが本当にさみしい次第でございます。かつては日本
一の選手を生み出した場所でございます。生き生き長寿のまちづくりの計画にも掲げております、
スポーツや趣味や健康維持、楽しさを共有できる活動の推進ということですね。例えば大平さん
をコーチに招いてご指導してもらい、高齢者はじめ多くの市民の育成を奨励したいと思いますが、
そんなためにもですね、できればなぎなたの道場施設っていうんですか、を整備し、練習場が私
は必要ではないかなと思うわけでございますが、市長の考えをお伺いしたいと思います。
◇市長(星野已喜雄君) 議員は、自らも大変武道に親しみ、その造詣に深い観点からご質問さ
れておられまして、日々のそういった自らのご活躍に対するところの錬磨の中で、今回、なぎな
たの問題でご質問をいただきました。大変、時機を得たご質問でございまして、大変真摯に拝聴
させていただきました。特に、大平恭子さんのご紹介やあるいはまた野沢喜恵子さんですか、こ
の方も大活躍をされた経過があるようでございます。特に振り返りますると、まず高校の部で、
沼田女子高等学校が昭和40年に優勝され、その後、昭和41年に大平恭子さんが、個人有段者
の部で、第8回の東京都のなぎなた大会で優勝され、41年に第6回の東日本なぎなた選手権大
会でこれまた優勝され、県民体育大会では準優勝され、昭和41年には、第19回東京都なぎな
た大会で沼田チームが団体で優勝され、個人では、これまた大平さんが優勝、野沢さんが第3位。
さらにその後、第7回の東日本のなぎなた大会で沼田チームが団体で優勝し、これまた大平さん
が個人で優勝、野沢さんが第3位。さらに昭和43年には、いよいよ全国のなぎなた選手権大会
で大平さんが個人優勝されるというような金字塔を高々に掲げられております。加えるに、第2
回の東日本の大学、高校のなぎなた大会で、中学校の部で沼田中学校が優勝されるというような
ことで、昭和44年には、第14回全日本なぎなた選手権大会で、大平さんが選手権試合で第3
位に入るなど、華々しい成果を挙げられていた経過があるようでございます。昭和45年に、第
12回の東京都のなぎなた大会で、沼田女子高等学校が、高校の部で第3位になるなど、まさに
大平恭子さんを中心といたしまして、沼田中学校、沼田女子高等学校、あるいはまた野沢さん等
をはじめといたしまして、すばらしい実績があったということでございます。大平さんは、もう
嫁いで32年余りになり、浦和市の方にお住まいのようでございます。また、野沢さんにつきま
しては、西倉内町の出身でありますが、群馬町の方にお住まいのようでございまして、現在、県
のなぎなた連盟の役員も務められておるようでございます。こういった大先輩の金字塔をやはり
讃えていくということは、今回のいわゆるなぎなたの大会では、大変時機を得ているのではない
かというふうに思いまして、先ほど申し上げましたように積極的にこれを検討させていただいて
いるところでございます。
 ただ議員ご指摘の、いわゆるなぎなたの道場であるとか、あるいはまたそういったものの施設
であるとかということになりますると、武道の関係者等々の関係もございまするし、やはりいま
地元に、なぎなたのいわゆる選手というか、愛好者というか、そのところが、率直なところを申
し上げまして、決して多いとは言えないという状況にもあるわけでございまして、しかるべき道
場なり、あるいは練習場の確保につきましては、やはり施設の問題に絡まってきますので、ここ
で前向きな発言がなかなかし得ない状況にございますけれども、ご提案のことを踏まえて、いろ
いろ武道関係者等々のご指導もいただきながら、今後、対応に処してまいりたいと思っておりま
すので、ご理解をいただければと思っております。
◇1番(大島崇行君) 大体わかりました。でも今の市長の説明の中にありましたとおり、かつ
てはすばらしい成績を残したなぎなたの競技であります。また、数々の選手等もおりますし、そ
ういう人を忘れるという言い方はおかしいのですけれども、埋もれては本当に失礼なことであり
まして、それがやはり伝統、歴史につながると思いますので、施設の方はおいおいそういうふう
にしていただければありがたいと思います。
 会場周辺の整備で、いま市長からご答弁がありましたとおりでございますけれども、私が心配
しているのは、駐車場からですね会場までの、高齢者の方結構来ると思いますので、その辺の交
通の問題というのですか、駐車場は隣らしいですけれども、それでもあの辺、車は来ますので、
その辺のガードの面とか、そういうところを心配しているところであります。それは、あとは体
育館、非常に古い体育館でございますけれども、いまバリアフリーの方はだいぶやるということ
で心配ないんですけれども、トイレの数なのですけれども、外にも簡易トイレというのですか、
置く予定であると聞いておりますが、ユニバーサルデザインというのですか、車椅子用のも外に
置くつもりがあるかどうか聞きたいのですけれども。よろしくお願いします。
◇市長(星野已喜雄君) いま街づくりの大きなキーワード、議員ご指摘のユニバーサルデザイ
ンということが大きく取り上げられております。これは先般、車椅子の生活を余儀なくされてい
る方々であるとか、体にハンディを持つ方々が、私に対する見解を求められまして、10日ほど
前でありますが、約1時間くらいいろいろと話の意見交換する機会がございました。結局、私ど
もが見ている目線とは違った非常に鋭い視点がございまして、例えば端的に、道路の歩道と道路
のわずかな5センチなりの段差でもって、結局、車椅子の行き来ができないとか、あるいはまた、
点字ブロックがいわゆる崩壊してしまってそれが使えないとか、よかれと思って作った立派なエ
レベーターがですね、なかなか車椅子が入らない。非常にそういうところが、私たちが見ている
目線でないところに非常な鋭い指摘がありまして、結局それは何十項目にわたるところの指摘が
ございました。早速、関係課に指示をし、そういうことが実はソフトポリティークというか、い
わゆるやさしい政治というか、行政というか、そこのところを突っ込んでいくと非常に地域の民
度が高まってくるのだという、そういうことが感じられまして、幹部の方々にそういったことを
申し上げさせていただきました。ですから今回はねんりんピックでありますから、当然ご年配の
方々がみえられるわけでありまして、健常者の立場から、あるいはまたそういった視点のところ
だけでなくて、やはりお年寄りなり体のハンディのある方がみえられるであろうということが、
いわゆる意識をしない中でもそういった人が当たり前に来れるような、いわゆる今議員がおっし
ゃっるような環境を整えてやることが、沼田というのはいろいろな意味でやさしい配慮がなされ
ているな、ハンディがある人でも普通に、自由に行き来ができるのだなというような状況を、で
きるだけ作ってやるということが大切な事ではないかと、こういうふうに思っておりまして、議
員が言われるような趣旨を踏まえて対応していかなければならない。こういうふうに思っており
ます。
 繰り返し申し上げたいと思いますけれども、どうしても少子高齢社会を迎えて、今回のように
ねんりんピックはご案内のとおりご年配の方々を中心とした会にはありますが、当然、来客は、
これはもう当然壮年の方であっても、子どもの方々であってもみえるわけでありますけれども、
やはり多くは、お年寄りの方が見えられるのではないかと、こういうふうに思っております。そ
ういった意味からユニバーサルデザイン、これはもう大きな時代の流れでもありまするし、そう
いったハンディを持つ方が、そういったハンディではない、普通の自然体の中で地域に溶け込め
るような環境整備に一つでも、二つでも近づけていくということが、これからの基礎的自治体の
大きな課題であると思っておりますので、今回、ねんりんピック、せっかくの機会でございます
ので、ご提案の趣旨をよく踏まえて対応していきたいと、こんなふうに思っております。
◇1番(大島崇行君) いまの市長の説明の中にありましたとおり、物事は何でもそうなのです
けれども、利用者の意見をよく聞いて、建物の整備とかしないと、やはりそういう失敗というの
ですか、自分たちが気がつかないところを専門家だけでよく設計する人がいますけれども、設計
士だけの話を聞くとそれだけの絵になってしまう。やはり利用する人の話などよく聞くと、細か
い点が出てくると思いますが、その辺よろしくお願いいたします。
 それと、先ほど会場に応援に来る一般の方と言いますか、インターからの案内板はあるという
ことでございますけれども、高速でばかり来ないで17号とか、他の道路で来る人もいると思い
ますので、その辺も案内板の方の設置の方もよろしくお願いしたいと思います。
 それと、開催日があと4カ月後ですよね。ちょっと大会のPRが何か少なくて、市民が認知し
てないようなところがあるのですけれども、その辺これからどういうPRのし方を、どのように
考えているかお伺いします。
◇市長(星野已喜雄君) 私自身はですね、やはりあらゆる関係機関を通していろいろとPRを
していくということになると思いまするし、また先ほど冒頭の答弁で申し上げましたようにです
ね、いろいろな観光客がみえられるようなところを拠点としたり、あるいはできるだけ市の職員
にもそういうようなことでパンフレットをご自宅に持って帰ってもらって、そして近在の人にお
つなぎしてもらったり、あらゆる手立てを講じていきたいというふうに思っております。いずれ
にいたしましても、盛り上がりが大事なことでございますので、そういった努力は怠りなきよう
展開してまいりたいと思っております。
 ただ今回、議員の質問にはありませんでしたけれども、お正月が明けてまもなくですね、老人
会の会長さんや副会長さんがみえられまして、沼田市の花がキキョウなので、何とか今回、ねん
りんピックにキキョウの花を咲かせて、そして各方面にレイアウトしていきたいということがご
ざいまして、たまたま私自身にも相談があって、特にそういったことの、かなり専門的なノウハ
ウを持っているのは利根実業高校でございまして、そちらの方のご紹介もさせていただいたりし
て、先般も老人会の連合会の総会にですね、会長がそういった趣旨を強く述べておられましたの
で、そういったお力もいただいているということもこの際申し上げさせていただくと同時に、感
謝をしているという気持ちを議会の皆様方にお示しをしておきたいと思っております。
◇1番(大島崇行君) はい、おおむねわかりました。質問以外の答えもしていただきありがと
うございます。そういうふうに周りから皆さんが協力して大会を盛り上げる、非常にいいことで
ございます。そういった昨年の、前回の徳島の会場ですか、ここに行った人達に聞いたところに
よりますとですね、来場者、選手と役員に餅をついて振る舞ったという話を聞いております。沼
田市も、先ほど沼田市のいい所を見せていただいたり、沼田市の伝統だとか、食文化、いろいろ
あると思いますけれども、昨年、観光協会の青年部が、沼田の食文化の一つ、団子汁をやったわ
けでございますけれども、できれば沼田もここでPRがてら団子汁、そんなのを来訪者の方に食
べさせて、ただ食べさせるだけでなく場所も要だと思いますけれども、その施設というか、仮設
も考えているかどうか聞きたいのですけれども。
(休憩を求める者あり)
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◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前10時32分休憩
─────────────────────────────
午前10時32分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 地域の振興ということを、せっかく全国から集まるからこの際、そう
いったところを使わない手はないのではないかということと同時に、沼田の人情にふれてもらい
たいというご趣旨のご質問かと思っております。大変結構な提案かと思っておりますので、ぜひ
そういったことに造詣の深い議員のご意見もいただきながら、遺憾なきよう対応していきたいと
思っております。
◇1番(大島崇行君) ありがとうございます。先ほどの質問の中にありましたが懐古博等がご
ざいます。参加される選手はおそらく60代以上ですので、懐古博を沼田で企画すればですね、
20代、30代の青春時代にタイムスリップではないですけれども思い出して、沼田の大会の良
い思い出になるのではないかと思いますので、よろしくご配慮のほどお願いします。
 続きまして、公共施設のあり方についてなのですけれども。全国から選手等が集まりまして、
ここにも沼田のなぎなたの開催要領がありますけれども、ここにですね、最後のページ、沼田公
園、沼田まつり、玉原高原と、沼田のことが紹介されておりますが、沼田の公園のトイレのこと
なのですけれども、日々管理に当っているので、関係者のご苦労で整備はされてきれいになって
おります。ただ、外から見てですね、トイレが老朽化もしているので、トイレに寄ろうかなとい
う気にはなかなかならないような気もいたしますので、その辺ですね、先ほどの老人会の方で花
をするとか、そういうことがあったので、私は、回りにプランターなどを置いて、ボロを隠すと
いってはおかしいのですけれども、そんなようなことを考えているかどうかお聞かせ願いたいの
ですけれども。
◇市長(星野已喜雄君) トイレの問題というのは、以外と今までの経過から見て、先ほどのバ
リアフリーの問題とか、ユニバーサルデザインから考えたときに、かなり政治課題としての、私
は熟度の高い問題であると前から認識をしておりました。そういったことからトイレの問題は、
ご案内のとおり、この1、2年、私が市長になってから、西倉内の交番の後であるとか、あるい
は利根川のスポーツ広場ですか、これの関係だとか、あるいはいま一生懸命努力しております石
墨の大桑のところであるとか、こういうようなことについて非常に関心を寄せ、できるだけそれ
も城下町にふさわしい景観のものにしていくことによって、街の総体の、いわゆるグレードが高
まってくるというような認識を持ちながら、私が市長になったときには、例えば迦葉山のところ
のトイレなども出てきた絵が、どちらかと言うとヨーロピアンスタイルのものが出てきたのでね、
曹洞宗の三大寺の一つのところにヨーロピアンスタイルはいかがなものかと思って、切り妻の方
に変えてもらったような経過もあったり、ですから、私がこの2年間で4本ほどトイレには係わ
ってきた経緯がございます。
 ご提案の公園のトイレ、入って左側でございますが、確かにあそこを使う頻度が高いのですね。
同時に私も、前々からジョギングしたりしておりましたので、公園の周辺はよく存じあげておる
のですが、公園の東側のトイレもやはりちょっと狭いかなという感じは持たざるを得ません。同
時に、入って左側のトイレが健康的かというと、これもできれば少し参って掃除をしなければま
ずいなというふうに思う感じを率直に持っております。ですから冒頭申し上げたとおり、今回の
予算措置だとちょっと議員が言われるように改修しろというところまで、すでに予算が動いてお
りますので、ここまではちょっとなんともあれなんですけれども、言われるような方法を講じた
りして、できるだけ快適な状況を、でき得る限り努力をしていくと、こういうことで今回はご理
解いただきたいというふうに思っております。
 ただ、間違いなく城下町としてのシンボリックな場所というのは、やはり沼田公園ということ
は、これは誰もが考えるところでありまして、鐘楼もあり、いろいろとそういう環境もあります
ので、そういった観点を踏まえた形のトイレのとらまえ方を、公園のトイレはしていく必要があ
るのではないか。こんなふうに認識をしております。
◇1番(大島崇行君) はいわかりました。西倉内のトイレ等も、大変市長も言っておりますが、
森林文化都市にふさわしい、和を構築した建物ということで、沼田市にふさわしい、その景観に
合ったトイレですか、それから予算も計上していないことですから、早急に、そういう前向きの
姿勢でやっていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと最後に、ねんりんピックの方なのですけれども、前回の徳島の開催地に視察に行った役
員関係者の話を聞きますと、フィナーレのときはみな感激し、感動したという、涙を流したと聞
いております。沼田をこの開催地の皆さんに負けない心の通じた思いやりを持ってですね、ぜひ
沼田がすばらしい、徳島に負けない大会になるよう、そして次の開催地であります福岡大会に気
持ちよくバトンタッチができるような大会にしたいと思いますので、もう一度市長の見解をお伺
いします。
◇市長(星野已喜雄君) いま私が、場面、場面で、部長、課長に申し上げる機会があると言っ
ていることの一つにですね、集会というか、いわゆる式典と言ったらいいか、これを大切にしよ
うということを言っているんです。そのいちばんのポイントは、まずは、マイクだというふうに
言っているんです。マイクがご案内のとおり、ワイヤレスマイクでは電池がなくなってしまう。
大きな大会でもそれによって一気にムードが壊れてしまうのですね。どうしても人との脈略が音
によってしかなされないと。大きな会場ならそういうことなのです。ですので、大変そういった
意味の式典とか、しかるべき会のときには、まず基本的なそこを大切にしようというようなこと
を言ってまいりました。それは議員が言われるように、感動を言わさせるまず第一歩なのですね。
そういうようなことを実は私どもの助役も、県の方から私ども沼田に来てもらって、いま奮闘し
てくれているのですが、群馬県知事もそういったところには非常に気をつかっていたということ
を私はよく認識をしております。例えば、できるだけ子どもさんを表に出して、いわゆるテープ
カットをするとか、そういうのをつぶさに見ていました。私どももそういうところから、式典と
かしかるべきセレモニーの感動を誘発というか、対外からお客さんが来るので、なるほどな、立
派だな、地域の実情がよく出ているぞという状況を作っていくということは、これはもう行政に
与えられた基本でもあるし、かなり大きな問題なのですね。だからきちんとした対応で、きちん
としたおもてなしをして、きちんとした気持ちでまたお帰りになっていただく。来る方にやすら
ぎを。去りゆく人に思い出をというような、草津に行くと、ロマンチック街道の所の言葉が出て
おりますけれども、こんな気持ちでかかっていかないとらないと思っております。ですから、何
とかそういうふうな感動が誘発されるような、そういう大会になっていくように職員一丸となっ
て努力していきたいと思っておりますし、そのためには、議会を始めといたしまして、市民の皆
様方の特段のご指導とご支援をお願いをしておきたいと思っております。
◇1番(大島崇行君) ありがとうございました。それでは今度、スポーツの方の質問を幾つか
したいと思いますので、よろしくお願いします。
 沼田市にとっては、今年は5月のうちに少年野球2チームが全国大会、関東大会出場というこ
とで、非常に明るいニュースで、上毛新聞のスポーツ版のトップに出ている。大変沼田市にとっ
てもよいイメージを与えていることだと思います。日頃、監督、コーチ、父兄の皆さんの努力に
頭が下がる思いでございます。また、他のスポーツも、目標を持って子ども達が頑張っていると
思いますが、子どもたちがすばらしい汗を流して勝ち取った栄光でございます。今度、大人達が
きちんと、その大会に臨むに当たり環境をきちんと作ってやらなければいけないと思うわけでご
ざいます。先ほど教育長の方からご答弁がありました。助成はいろいろ出ておりますが、開催地
が、仮に今回は水戸ですけれども、遠く九州だ、北海道になったときには、これはえらい負担に
なると思いますけれども。せめて交通費くらいは何とか負担ができればと思うんですけれども。
その辺はどうお考えか聞きたいのですけれども。よろしくお願いします。
◇教育長(角田利喜雄君) ご質問にお答え申し上げます。
 議員さんおっしゃっるとおり、大変子どもたちのために健全育成を含めまして、生涯スポーツ
の基礎を培っていただいている。指導者の皆さんには感謝を申し上げているところでございます。
 さて、その助成金の件ですけれども、いろいろとですね先ほど、第一次の答弁で申し上げまし
たように、限られた範囲の中で努力はしているわけですけれども、その一つの基準に考えている
ことを申し上げます。多ければ多いほどいいということは当然でございますが、一人よがりにな
ったり、自己満足ではいけないというふうなことで、県内11市のそれぞれの助成につきまして
比較をしたりする中で、できる限りの努力をしているわけですが、県内11市を比較をしてみま
すと、大体3つに分けて考えられます。一つが、前橋市、伊勢崎市、館林市、富岡市、沼田市、
これが大体同じような助成のものです。ちょっと長くなって恐縮でございますけれども、前橋市
は、一人4,000円が全国大会、関東大会は2,000円、伊勢崎市は、全国大会が
4,000円、関東大会は3,500円、なお、伊勢崎の場合には、体協から団体へというふう
なことで5万円が出ると。それから館林は、全国大会一人5,000円、関東が3,000円、
スポ少から団体へということで、全国が2万円、関東が1万円、こんなふうなところです。それ
から富岡市は、全国5,000円、関東2,000円で、体協が、全国大会は一人3,000円、
こういうふうな状況であります。沼田市は、全国大会が5,000円で、関東大会が3,000
円。なお、その他に、体協からも同じように個人の場合は考えますし、団体には、全国大会2万
円、関東大会1万円、それからスポ少からも、同じように2万円、1万円と、こんなふうに考え
ておりますので、大体11市のうち5市は同じような考え方でいるというふうなことから沼田市
も限られた範囲の中ですので、ここでというふうなことで努力をしているところです。
 この他を見て見ますと、いちばん助成が少ないのが安中市のようです。全国大会が5,000
円の関東3,000円のみですね。体育協会からのみ、それだけ出ているというふうなものがあ
ります。あとのグループが残った、高崎、太田、渋川、藤岡、桐生等ですが、ここはですね旅費
や宿泊費の3分の2とか、あるいは2分の1×0.8とか、ただ上限を決めているところがあり
ます。藤岡市の場合は3分の1なんですが、上限は一人8,000円と、こういうふうなことで
決めてあるようです。したがって、高崎市は、ここは金額が多いんですが、上限が40万円と、
こういうふうなことで、大体ご理解をいただいたと思うのですが、沼田市とするとこれくらいの
ところが精一杯というふうなことで、現状が進んでいるところでございます。
 また、議員さんご指摘のとおり、大会の会場が近いか、遠いか、これが大変だと思います。そ
のとおりだと思いますので、また今後、その辺につきましては研究をさせていただきたいと思い
ます。
 以上です。
◇1番(大島崇行君) わかりました。県内比較すると沼田は真ん中ということで、それ相応だ
と思いますけれども。子どもたちが気持ちよく大会に臨むに当ってですね、金銭的なことよりも、
その他にもですね、気持ちよく皆さんで応援するような、励みになるようなことをですね、これ
から垂れ幕でも、横断幕でも、何かそんなようなことをしていき、市民に知らしめる意味で庁舎
の前に垂れ幕で「優勝お祝い」とか何かそのようなことができるのではないかと思いますけれど
も。そのような形でして、気持ちよく全国大会に送っていただいて、すばらしい成績を残して、
沼田といういいイメージを飾ってきていただければありがたいと思います。いま教育長の苦しい
内容かと思いますけれども、前向きの姿勢で、少しでも助成の方でアップできればありがたいと
思いますので、よろしくお願いします。
 それと、その子どもたちを育てた指導者、監督とか、そういう人達にも何か労いのあれは今ま
でにあったのかどうか聞きたいのですけれども。よろしくお願いします。
◇教育長(角田利喜雄君) ご質問にお答え申し上げます。
 まず、あの1点目の、子どもたちが大変頑張って全国大会等に出場すると。それに対する金銭
外の応援というふうなことでございますが、できるだけ、そんなふうなことができればよいと思
っております。
 なお、中学校等では、後援会、あるいは保護者会がですね、学校に垂れ幕を垂らす、こういう
ふうなことをやっているケースがございます。ただ市の場合ですので、その辺のところもあると
思いますので、どこに、どういうふうにということもあると思いますので、またその辺につきま
しては、いろいろ研究をさせていただければありがたいと思います。
 なお、指導者の表彰制度というのもございますので、そのことにつきましては、県は県で、例
えばスポーツ少年団の指導者の表彰規定とか、沼田市は沼田市で体協の表彰規定等ございます。
そういうことにしたがって現在のところは敬意を表し、栄誉を讃えていると、こういうふうなこ
とをやっております。
 それからあとはですね、優秀な選手には、市民大運動会のときに優秀選手賞ということで栄誉
を讃えているということでございますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
◇1番(大島崇行君) どうもありがとうございました。指導者の人は、本当に自分の仕事まで
犠牲にしてやっている人ですから、金銭的に云々というのではなくて、やはりそういう労いとい
うのですか、感謝状1枚でもやっていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
 それと、スポーツと観光ですか、ドッキングのことなのですけれども。先日、リンゴ組合の人
達と話し合いまして、非常におもしろい話だということでございます。まあ、あの例えばの話な
のですけれども、何チームか呼んでですね、先も質問の中にもありましたけれども、そのような
形で沼田市としてアップル杯と銘打ってですね、沼田市の観光と地域の活性にもつながるのでで
すね、そのような大会の冠みたいのを考えているかどうか市長に聞きたいのですけれども。市長
に。よろしくお願いします。
◇市長(星野已喜雄君) 大変これもですね、傾聴に値するご質問だというふうに思っておりま
すが、玉原のマラソンがここに来て中止になったのですね。私も選手として出たことなどもある
のですけれども。それから、片品の方で確かもみじマラソンというのが、片品になるのかな、藤
原マラソン、片品などのもみじマラソンは、とうもろこしか何かを表彰で出したりするのですね。
非常にイベントとしては大変おもしろいなと、こういうふうに思っているわけです。これはたま
たまマラソン大会の関係で申し上げたわけですが、他にもそれは冠を着ける大会があって、いろ
いろなものが考えられるわけですけれども。いまの沼田の春から秋のいろいろなスポーツイベン
ト等見ていても、どれも、これも本当によく、体育協会、各体育団体がよく本当にがんばってい
ろいろな大会がされているのですね。土日になるとしょっちゅうそれに呼ばれているのでですね。
いちばんここに来て市長が、これはなかなかおもしろいなと思っているのは、駅伝大会なのです
ね。3月に行われておりますが。これはずいぶん各方面からいろいろなグループが来て、公園を
使って、そんなに長い距離ではないのですけれども大変な賑わいを実際見せております。大変こ
れは関心がありまして、いろいろと水面下では、いろいろなことを各関係方面にちょっと相談も
させてもらっております。ただアップル杯でも、サクランボ杯でも、ブドウ杯でもいろいろなこ
とがあると思うのですけれども。やはり民間のレベルから上がってきたことをできるだけ行政側
がこうサポートするというスタンスがいいのかなという感じは率直なところ持っております。
 で、あの現実にこの観光リンゴの関係については、青森、あるいは長野がリンゴのメッカだっ
たわけでございますが、品質そのものは、中山間支場のがんばりもあって、私どもの沼田市は、
全国にもう冠たるものだと認識をしておりますし、ただ青森で先般、確か中国に持って行って、
陽光か何かが1個800円もするようなすごいものを開発したようでございますけれども。ただ
一般的に、沼田のリンゴはすごいという評判でありますので、そういう意味では大変、将来検討
していく課題かなと、こんなふうに思っております。
 ただ繰り返し申し上げたいと思いますけれども、やはり民間のレベルでもって盛り上げていた
だく形の方が、いろいろと事がやりやすいのかなと、こんふうに感じております。
◇1番(大島崇行君) やはり盛り上げが必要だと思いますし、ただ民間の方の話が出たのです
けれども、先日、市の総合グランドですか、在日ドイツ人の子どもたちが、私は知らなかったの
ですけれども、日独交流の少年サッカー大会ということがあったらしいのですけれども、今年4
回目ということで、これも一つの交流でございまして、こういう子どもたちが来たら、そういう
ような関係で観光リンゴとか、ブドウとか、そういうところに連れていって、沼田の良さを、沼
田の味を知っていただければありがたいと思いますので、その辺のことも市長もよく頭に入れて
おいていただきたいと思います。
 そこで先から、スポーツ団体を奨励して、沼田に来ていただいて、観光とドッキングという話
をしておりますけれども、その土俵というのですか、それが沼田の場合はちょっと遅れているよ
うな気がいたします。昨年の視察で潮来に行きまして、観光協会の人と話をしたのですけれども。
鹿島の隣に波崎という町があるのですね。あそこを聞いたら、町おこしで、サッカー場50面作
ってしまって、今はすばらしい経済波及ということを聞いております。何か合宿等でいっぱいだ
そうですけれども。
 沼田もですね、これからスポーツのそういう団体を奨励してですね、観光と結びつける意味で
はちょっと土俵が少ないのではないかということと、整備するようなことも必要ではないかと思
うわけでございます。それと、剣道のある沼田の団体なのですけれども。ここは10年くらい、
11年目かな、今年で。水上で1,000人から1,500人集まるそうでございます。それは
水上の観光協会は、沼田でやりたいなどと、とんでもない、放さないで大事にしているわけでご
ざいます。そういう意味で、子ども達が来れば親も一緒に来るわけでございますので、ぜひ地元
の経済波及にもつながることと思いますのでですね、その辺を、最初の大会はどうせ1人、2人
だったと思いますけれども、こうやって10年もやっていれば1,000人、1,500人集ま
るような大会になるわけでございます。そういう人達が、地元の経済波及にも大変いいことにな
りますので、今後とも取り入れたいと思いますので、もう一度、最後に市長の見解をお聞きして、
質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。
◇市長(星野已喜雄君) まあ、あの私はですね、いま非常に体育協会であるとか、体育の方々
の場所に行って挨拶するときに、非常によくがんばっていただいていますと讃えさせていただい
ております。それは先般も申し上げたかもわかりませんが、昨年の県民体育大会で5番に入った
のですね。この5番に入ったというのは、これは人口の数から言うと、少なくとも新6市と言わ
れているところの部分と、いわゆる5市、この5市は人口はどこも、どこも、ここもすべて10
万以上なのです。新6市は、藤岡、館林が、館林が7万5,000くらいあるかな。結局、我が
沼田市は、人口ではいちばん後塵に甘んじているわけです。それが5番に入ったということは、
少なくとも旧5市というか、5市の一角を崩したということになりますね。これは沼田の体育の
土壌がすばらしいのだということを示した何物でもないし、人口動態から考えてもこれはものす
ごく私は金字塔だと思っております。ヨーロッパでは、ご案内のとおりスポーツの力が国力のバ
ロメーターだと言われておりまして、ですからこのスポーツの振興というのは、もう議員さん皆
さん造詣が深いので、例えばスポーツを振興して健康ならば、医者に罹ることもなくなるから国
保税はあまりかからなくなるとか、そういう相乗効果というのはたくさんあって、しかも最近の
ですね、青少年のいろいろな非行問題等に対する対応についても、やはりいちばん良い方法とす
るとスポーツがあげられます。ですから私は、議員が言われるように、スポーツを使った地域づ
くりというのは大賛成でありますし、まったく何て言うんですかそういうふうに思っております。
 将来ですね、白沢村、利根村が、今の協議が順調に行って合併を仮にするとします。そうする
とですね、やはり利根村等の、沼田も少年野球は強いのですが、利根村も非常に野球が強いとこ
ろで、あそこは平川メッツというのと利根ジュニアというのが、利根沼田の少年野球では大変が
んばってきたとこでございます。ご承知のとおり、いよいよ尾瀬高校が同じ沼田市の範疇になっ
てきますと、ノルディックのスキーが、そういう意味では何と言っても群馬県のみならず、全国
でもこれはNO.1クラスになってくるわけですね。同時に、白沢村が、伝統的に私が承知して
いるところでは、サッカーが強かったと思いまするし、剣道がここのところ中学校ががんばって
おられるというような状況もあって、そうなってくると議員がおっしゃられるスポーツのイベン
トはやりやすくなるのではないか、こういうふうに思っております。当然宿泊も、今までの沼田
の範疇だとどうしても、イベントをやった後の宿泊は水上とか、あるいは猿ヶ京とか老神になっ
たわけでございますが、合併をするとすればですね、老神温泉というのが現実に同じ市の範疇に
入ってきますので、そういうようなことの対応もできるだろうというようなことになるのではな
いかというふうに思っております。
 ですから、先ほどの水上のイベントの関係で、1,000人もの方が来ると言われておりまし
たけれども、全くこれは、若干横道に逸れますけれども、野菜の研究大会が、技術の研究大会が
7月の中旬に行われますが、1,000人やはり全国から来るのですね。残念ながら沼田でそれ
を開催することができなくて、結局、水上で開催をせざるを得ないというようなこともある。こ
れも先般、利根沼田の消防の大会があって、実は見学者が大変多い。ですからそういう意味では、
スポーツを持っているイベントでもって人が集まって来るということは、大変重要なのではない
か。こういうふうに思っておりますので、ひとつ今後ともご指導いただきたい。このように思っ
ております。
──────────────◇──────────────
◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時05分休憩
─────────────────────────────
午前11時13分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────◇──────────────
◇議長(星野佐善太君)次に、山崎義朗議員。3番。
〔3番 山崎義朗君登壇〕
◇3番(山崎義朗君) 通告に従い一般質問をさせていただきます。
 私の質問は、県有施設等の有効活用による地域の活性化についてであります。細かくは、第四
次総合計画の活力ある産業づくりの中にある観光の振興についてであります。
 はじめに、アニマルプラザ整備事業についてお伺いいたします。このことについては、昨年、
同僚議員より質問がなされておりますが、当時においては、換地処分が終了していないために事
業説明がされておりませんでした。群馬県と協調しながら対応していくとの答弁でありましたの
で、今般、換地も終わりまして、地元説明が開催されたと聞いておりますので、再度質問をさせ
ていただきます。
 この事業の経緯につきましては、市長もご承知だと思いますが、平成元年に基本構想が作成さ
れ、それを受けて沼田市においても平成2年に作成された「魅力ある沼田地域基本構想策定調査
」の計画図にも総合動物自然公園として位置図が記されております。そして、平成4年にアニマ
ルプラザとして事業着手の決定がなされました。群馬県の当初事業計画では、施設としては動物
愛護館、ちびっこ広場、ドッグラン、運動広場が載っており、目的としては、動物とのふれあい
や動物に対する学習を通じて動物に対する知識と命あるものへの思いやりを育てる場とするとあ
ります。動物愛護精神の普及を図り、こういったことが地元の子供たちの情操教育にもつながり、
ひいては、観光振興にもつながるということで、沼田市としては、県有施設の誘致として市民も
大変期待しておりました。建設予定地が農用地総合整備事業の対象となり、事業計画が大きく遅
れてしまいました。そのため県は、当初計画の見直しをするという意見も出ておりましたようで
ございます。しかし沼田市としては、観光施設の整備事業とし、第四次総合計画において、県有
施設の誘致として載せております。そしてこれを捉えて、この事業計画を進めていくわけでござ
いますが、どうも群馬県と沼田市の事業計画に対する考え方の中にギャップがあるように感じら
れるわけで、こうしたギャップをどうやって埋めて観光振興につなげていくか、市長のお考えを
お聞かせいただきたいと思います。また、沼田市計画といたしまして、運動公園予定地がありま
す。こちらも地元の期待が大変高いことから、推進方をよろしく望むところでございます。
 次に、21世紀の森についてお伺いいたします。
 まず、事業計画についてですが、本年も野外音楽祭が計画され、沼田市長が実行委員長となっ
て盛大に実施されることが決定されております。このイベントも第6回を迎え、地元沼田市を始
め県内に広く知られ、森林に対する意識向上に貢献しております。将来皇太子ご夫妻をお招きし
て行われる育樹祭につながるものと確信しております。しかしながら、通常時におきましては来
訪者も少なく、現状のままでは地域活性化の核となるには難しいという意見も出ております。1
4年度には新しい計画に基づき事業を展開してビジターハウスの建設、キャンプ場やバーベキュ
ー炉等の建設計画があるということを聞いておりますが、県の施策に大変精通しております市長
のことです、こちらの内容についてもお聞かせいただければと思います。
 また、県と沼田市の協議連携についてでありますが、群馬県立森林公園の設置及び管理に関す
る条例の第13条の中に管理の委託についてがございます。その中で伊香保町森林公園それから
みかぼ森林公園とが伊香保町、それから藤岡市等々あかぎ森林公園については、富士見村そうい
った形で一部地元自治体が管理を請け負っているところもあるわけでございます。こうした中で
21世紀の森の管理運営を沼田市が行うことが可能であるのかどうか。また、受けた場合には観
光事業と結びつけた地域活性化につながるのかどうか。この件について市長のお考えをお聞かせ
いただきたいと思います。と申しますのも、これは私のまったく独自の考え方でございますけれ
ど、管理をすることによって、沼田市にとって利活用も有利につながっていくかなという考えが
あるからでございます。つづきまして、21世紀の森に入っていくところの進入路の整備でござ
います。こちらには、大山桜を市民の方々を始めとして、有志の方々が記念の植樹をしたわけで
ございますが、現在は雑草に覆われていて自分の植えた桜が何処にあるのか果たして生きている
のか、死んでいるのか確認できないというようなご批判も市民の中から出ておるわけでございま
す。こういった状況ですと植樹をした人達が寂しく感じると。で、これに対して管理をですね、
どこのポジションでどのようにやっているのか、併せてお聞きをしたいと思います。以上をもち
まして1回目の質問とさせていただきます。
◇議長(星野佐善太君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいまの山議員のご質問にお答え申し上げます。
 県有施設等の有効活用による地域活性化について、アニマルプラザ事業について、どのように
して観光振興とつながるのかでありますが、群馬県では、アニマルプラザ整備計画の基本目標と
して、人と動物と自然の調和、保健と福祉の連携をテーマに、動物愛護普及啓発事業の拠点とし
て、県民が自然とふるさとを満喫できる環境の三大整備目標に基づき計画が進められているとこ
ろでありますが、当初の計画から10年以上経過し、計画全体が遅れ、土地改良事業の進捗状況
を見守ってきたところです。この3月で換地処分作業が終了した段階であり、用地交渉や施設内
容等も確定していない状況でありますので、観光振興については今後の課題とさせていただき、
群馬県と協調しながら対応してまいりたいと考えております。
 次に、この事業に関連する沼田市の計画についてでありますが、沼田市の池田地区には玉原高
原や迦葉山等多くの観光資源がある地域でありますが、先ほど説明したとおり、群馬県の事業で
ありますアニマルプラザに関連する沼田市の計画につきましては、直接関連するのではありませ
んけれども、今後の課題としてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 次に、21世紀の森について、県との協議、連携についてでありますが、当時(仮称)富士山
森林公園の整備構想の中で、当市としては、箱ものについては必要最小限度とし、この森林公園
は不伐の森、いわゆる千年の森として手を入れないままにしておくことを要望してきた経過があ
ります。21世紀の森につきましては、群馬県の森林公園であるとともに、平成10年の5月に
は、天皇皇后両陛下をお招きし、第49回全国植樹祭が行われましたことはご案内のとおりであ
ります。この後、平成11年度より21世紀の森野外音楽祭実行委員会による野外音楽祭が毎年
行われており、今年度で第6回を迎えております。他にも冬のソリ大会、自然観察会、炭焼き体
験や写真撮影会等々、幅広く市、県民に利用されているものと認識をしているところであります
が、今後とも県との連携をさらに深め、この公園の利活用の増大と地域の活性化に向け努めてま
いりたいと考えております。
 次に、沿線の整備についてでありますが、市や県で当初予定しておりました沿線の整備につき
ましては、林道整備や修景美化事業等すべて終了しておりますので、ご理解をいただきたいと思
っております。
 以上申し上げまして、山議員のご質問に対する答弁とさせていただきたいと存じます。
◇3番(山崎義朗君) 答弁いただきましてありがとうございました。
 アニマルプラザの現状につきましては、昨年、同僚議員が質問された答弁と大変同じ答弁でご
ざいまして、趣旨につきましては十分理解したわけでございます。私が本日聞きたかったのはで
すね、沼田市として第四次総合計画の中で、あくまでも県有施設の誘致、そして自然動物公園と
してのですね、地域活性化につながる観光施設として、観光振興のために使っていくということ
で、これは第四次総合計画に明確に載っておるわけでございます。前回の質問におきましても、
市長の答弁の中では、具体的な沼田市としての対応はお聞きすることができなかったわけでござ
います。そしてまた、県の機構でございますので、これは問題がちょっとあると思いますけれど
も、致し方ないとしても、県としても担当が、食品監視課生活衛生水道グループという形で、何
かあまり観光振興とは関係ないような感覚であり、また沼田市が目指すところの観光振興とどう
つながるのかというふうに思ったときにイメージがあまり湧いてこないんでございますが。また
沼田市においても、健康課が窓口となっておりまして、当初目的の県有施設を誘致してですね、
観光振興につながるという計画はどこにいってしまうのかなと、ちょっと心配しているわけでご
ざいます。この辺の市長のお考えを聞かせていただきたいのですが、市長県議のときはですね、
機会があるごとに県有施設の誘致として、アニマルプラザ構想をとなえておりました。私も、あ
るいは私を含む市民の方々も、さすが県会議員の力があると。県有施設を持ってこられるのかな
という大変な期待をしておったわけでございます。確かに時間的にはですね、換地等の関係があ
って経過をしてしまいました。したがってですね、当初計画がですね、ずれ込んでいくというこ
とは、これはやむを得ないとしてもですね、当初計画に基づいてですね、沼田市の計画はどんな
形でですね、進んでいくのか。そしてそれを沼田市の要望としてですね、意見を県にどうやって
あげていただけるのか。大変県に対して大きな力を持っている市長であり、また助役さんも付い
ておるわけでございます。この辺のですね、沼田市の事業計画はどういうふうに考えているのか。
市長の答弁をいただきたいと思います。
◇市長(星野已喜雄君) この問題は、議員がご指摘のとおり私も県会議員在任中からいろいろ
と係わってきた問題でもございます。実際にですね、ここではっきりと申し上げておきたいと思
いますが、県は実は当時、ここを買収方式でかかるということで、率直なところお金もいろいろ
な段取りを用意をしておりました。当時、私は県会議員でありましたから、それは大変結構なこ
とだからどんどん進めるべきだというようなことで、当局を当然叱咤、激励をしておりました。
ところが当時の市のいろいろな考え方の中に、やはりこの際、土地改良をやるので、非農用地を
生み出して対応をしていこうという考え方が出てきたことによってですね、結局、今日までずれ
てきたという経過がございます。県会議員在任中の時にはですね、やはり市の考え方がそういう
ふうに思われたときに、やはり市の意向を尊重するという観点から、非農用地を生み出すという
ことから来るところの対応を実は見守るという、こういう経過になったのですね。ですので、ず
ばり言っておくと、よしんばそのときに市の方針が、「いや県でこの際買ってもらいましょう」
ということになっておればですね、議員がご案内のとおりもう今頃しっかりとしたものができた
というふうに確信をしておりますし、予算も十二分に用意をしておりました。ところが時代が変
わってまいりまして、今日に至りまして、大変バブル経済が崩壊の後、県税収入も枯渇をしてき
ている経過もあって、これも県会議員の在任中でありますが、買収等の金は常に用意をしていた
んでございます。ですが、先ほども言うように、換地のことであるとかそういうようなことが終
わらないと入れないというようなことから、今日に至ったという、大変そういう意味では心の奥
底に忸怩したものがございまして、ある意味においては、ここに至るまでの経過については残念
だなというふうに思うと同時に、今後の対応については、今度は市長の立場でこれをどのように
対応していくかと、こういう責任が当然のしかかってくるわけでございます。
 市の立場としてこの問題をどう位置づけるかということのご質問かと思いますが、やはりずば
りそこのものの持っている将来の設計というのは県にございます。群馬県中の犬、猫があそこで
死んでいるわけですね。この世の最後を見届けてもらうという状況になっているわけです。そう
いったことからいろいろな小動物の公園化を図っていこうということで対応してきた経過があっ
て、ですからそういう意味では、今いろいろと言われている青少年の非行の低年齢化も、動物を
愛護することによって、生命の慈しみを図ることによってそういった教育問題にも波及できるで
ありましょうし、小動物ですから決して襲いかかったりするようなことのないものをとらまえて
おりますから、議会でもよく出ているビオトープ的な見方もできてくるであろう。そういうふう
にとらまえております。
 ただ基本的に、どうしてもここの場所は県の食品衛生課が所管をしておりまして、そこのとこ
ろが一つのネックになっております。将来進めていく際にですね、当然、県とすれば沼田市の意
見を尊重するであろうと思いまするし、また当然そういったところと協議がなされると思います。
ただ、そこの糸口は、結局こちら側から、事業主体は県でありますから、申し上げられないとい
う関係にございます。ただ先ほどご提起があったように、私も助役もそういった意味で、この食
品衛生課等々の関係も持っておりますので、今日いただいたご質問の趣旨をよく踏まえてですね、
今後、検討、対応していきたいとこのように思っております。繰り返し申し上げたいのですが、
県の土地であり、県の施設になりますので、やはり私どもが主体となり得ないということだけひ
とつご理解を賜りたいと思っております。
◇3番(山崎義朗君) 経過につきましては概ね理解させていただきました。ただですね、ここ
で一つですね、これも市長も承知おきだと思うのですが、平成5年に管理センターのですね建設
がされたわけですね。この時にですね、これはあくまでも迷惑施設ではなくですね、アニマルプ
ラザ第1期工事として地元の了承を得てですね、先行借地をしているわけですね。したがって県
としては、初めてアニマルプラザに取りかかるのではなくて、すでに先行着手しているわけです。
ただいま市長の方からご答弁いただきましたように、確かに県の施設ではありますけれども、こ
このところにですね、すでにですね、これはかなり前でございますけれども、沼田市長をはじめ
として、地元から陳情及び要請を得たというようなことで県はとらまえておるわけでございます。
したがいまして、過去のことはどういう形で振り返ってみても仕方ないわけでございます。これ
からはですね、沼田市長として、県、あるいは国に太いパイプを持っておられるわけでございま
す。その辺をぜひフル活用していただきまして、何とかこの事業を長年地元の人達、あるいは我
々市民も期待しておった事業でございますので、何とかこれをつなげて継続して、市の要望も入
れていただきたいわけでございます。それで、市の要望が可能かどうかは別といたしまして、あ
えて一つだけ市民からの要望を伝えておきます。
 それはですね、いまご承知のようにですね、ほとんどの家庭と言うと大げさですけれども。高
齢化が進む中、あるいは心の癒しをする中で、各家庭でペットを飼育している方がたくさんおる
わけです。私どもも日常の中で見ておりますと、高齢者の世帯の方が自分の子どもも出ていない
し、心の一つ、拠り所としてペットを飼うわけでございますが、最近いろいろ餌の事情もよくな
ったのだか、何だか、ペットが長生きをするようになりまして、人間の方が先にまいってしまう
ようなことが往々にしてあるわけです。その中で、お子さん達は外に出ていて、葬儀には帰って
くるけれどもペットは連れて帰れないと。それをどうしたらいいかという中で、なかなか自分で
処分するのは忍びないということでございますけれども、沼田市においては、これは大変担当の
方も大変だと思いますけれども、今のところはごみの焼却場で処分していると。そういう中で、
何とかこういったアニマルプラザができるのであればですね、そこで何とかうまく処理という言
い方は失礼ですけれども、弔ってあげられないかという意見を聞いております。で、あの渋川を
中心とした広域圏の中では、子持村にあります斎場の隣接にしらゆり苑と言いますか、これはペ
ットを火葬する場所があるわけですね。ただ、霊園はございませんので、霊園についてはそうい
ったものを踏まえた上で民間で取り計らうなり、隣接の近場でそういったものを作るとかいうこ
とでもいいのではないかということも聞いております。これはあくまで地元として県の方へ意見
が伝わっていければということでございます。この辺についても併せてご答弁いただければと思
います。よろしくお願いします。
◇市長(星野已喜雄君) いま助役の方からも確認をさせてもらいましたが、現在の企業管理者
の関根という方が総務部長のときにですね、私は当時県会議員だったのですが。とにかくずるず
る引っ張るなということを私も強く申し上げてですね、お金は用意をしてありますという形で、
当時、私も県連の幹事長などをしておりましたので、そのようなことを申し上げることは容易に
できたわけでございます。現在でもそういったことがつながっておりまして、用地の関係につい
てのお金は用意をしてあるというふうに認識をしております。用地買収ですね。さらに施設の全
貌についてはですね、いま議員が、心を癒すペットの関係についてですね、ご提起がございまし
たが、これらについては、施設の絵というのが、当初はものすごく大がかりなものであったわけ
でございます。私どももまさに議員が言われるように期待もしておりましたし、そういうつもり
で来た中で、徐々に用地買収方式から非農用地の関係から来るやや縮小の傾向に流れてきた経過
は否定できません。しかし今の、心を癒すペット等の問題については、県の方に早速意見具申を
させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◇3番(山崎義朗君) わかりました。よろしくお願いします。
 続きましてですね、これに絡みまして、沼田市においてもですね、ほ場を整備したところをで
すね、取得をするという計画があったわけでございます。当時、幾つかの計画があったわけでご
ざいますけれども、時間が経過してしまってなかなか難しくなっているということがありますけ
れども、地元の地権者の皆さんにしますと、県が取得するにしても、沼田市が取得するにしても、
何とか取得してくれないかと、こういう意見が大変強いわけでございます。この辺につきまして
も、沼田市としてですね、何とか鋭意努力していただきまして、推進方をよろしくお願いしたい。
このように思っているわけでございます。いかがでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) 繰り返し申し上げたいと思いますが、どうしても県と市と歩調を合わ
せていかないとですね、非常になんて言うんですか権利関係の問題も出てくるわけで、そんなこ
とで考えております。いま経済部長の方から、換地の方は答弁いたさせます。
◇経済部長(武井善太郎君) 命により、換地につきましてご説明申し上げます。この換地につ
きましては、議員ご案内のように農用地総合整備事業利根沼田地区、いわゆる緑資源公団が事業
主体として実施しておりました事業の佐山南部の土地改良から非農用地を創設してすると。それ
をただいまご質問にあるアニマルプラザ、それからもう一つの、通称熊久保と言っているところ
に非農用地を創設するという内容のものでございます。それをそれぞれの事業主体が用地を買収
するということで、アニマルプラザの方の予定地につきましては、権利者18名の方が約1.8
ha非農用地として換地になりました。もう1点の方の、通称熊久保と言っておる方でございま
すけれども、約3.5haのところを20人の方が換地したということでございまして、議員ご
指摘のように、この換地はそれぞれが希望したのではなく、ただ単純面積から割り振って換地し
たということでございますので、換地のことに関して言いますと同じ換地です。ただし、換地し
た後の事業をどうにするかというのは、それぞれ事業主体が別だということでございますので、
ご理解いただきたいと思います。
 以上です。
◇3番(山崎義朗君) 十分に理解をいたしました。
 続きまして、21世紀の森について再質問させていただきます。この事業についても、当時、
県議会議員であった市長が、当時の県の林務部長であった林 弘林務部長さん等々と力を合わせ
ましてですね、全国植樹祭を現在の場所に誘致し、盛大にですね、行われたこと。これは市民等
しく承知しているところでございます。また、21世紀の森野外音楽祭の利根沼田実行委員長と
して第2回から務めておりまして、これにつきましても関係団体から全幅の信頼を得ていると推
察しており、大変ご苦労に対して市民としてお礼を申し上げるわけでございます。そのような立
場からすると、21世紀の森の利活用の活用計画に関しても、県に対しても一定の意見具申がで
きるのではないかと期待して質問と提言をさせていただくわけでございますが、まず、21世紀
の森の基本理念の中の人文・社会条件の中ではですね、これを抜粋して読ませてもらいますと、
関越自動車道沼田インターから8キロという至近距離に位置しているという、来園の容易性を備
えているということから、21世紀の森は首都圏からの入り込みが期待される森林公園であり、
利根沼田地区の活性化の核となり得る条件を備えているというものであります。そしてこの野外
音楽祭実行委員会においても、利根沼田の地域振興につなげるというふうにうたってあるわけで
ございます。そういったことも踏まえて、野外音楽祭に対して沼田市を始めとする広域圏でも応
分の負担をさせていただいているという面もあるのではないかというふうに推察をしているわけ
でございますが、この21世紀の森に対する地域振興対策、要するに音楽祭をやるということで
はなくて、通年型の地域振興対策としてはどのように市長はお考えになっているのか。もしおわ
かりになれば聞かせていただきたい。このようにお願いいたします。
◇市長(星野已喜雄君) 大変いろいろなことが、経過を承知している立場でございますので、
なかなか答弁をするのに非常にどういうふうにご答弁したらいいか非常に神経を使うのですけれ
ども。ずばり言って、冒頭はすごい立派な絵が書かれていたわけです。私どももそれは大変いい
事ではないかというふうに思って、私どもはそれを了としていたわけであります。ただいろいろ
と伺うと、隣村の関係なんかがあったりして、隣村というのは、もうお分かりかと思いますけれ
ども、川場村なんかの関係もあったりして、そういったもともといろいろな設備の絵が書かれて
いたものが、だんだん、だんだんそういったことではない流れに来たという経過があるんですね。
それで例えば、これはあれなんですけれども、あそこに森林列車を走らせたりしてですね、そう
いうような絵がいろいろと書かれていたのです。だけれども徐々にいろいろと地域のご意見だと
か、あるいはまた群馬県知事のいろいろな思いもあったりしてですね、現在のようなロケーショ
ンになってきた。それはご案内のとおり、大きな広い所に芝生がバーッと張りめぐらされている
中でですね、できるだけ柔軟なイベント会場として使われるようにということで、構造物を置く
ことによってそういうものが制限されてしまうのではないかというようなことから、むしろない
方がまったくいろいろな意味で自由闊達に使用方途がうまく柔軟に対応できるということがあっ
て今日に至っているわけです。ただ、まちがいなく言えることは、ある程度、何らかの形で手を
加えていかないとですね、やはりそのものの持っている活性化にはつながらないのではないかと
いうふうに思いますと同時にですね、あれだけの広いロケーションの場所でありますからして、
今日の前段の質問ではありませんけれども、との関連もしてきますが、やはりこのイベントをで
きるだけ頻度を高く設けることによって、そして来場していただくような場面を多く作るという
ようなことが一方においては考えられるのではないか、こういうふうに思っております。
 冒頭は、繰り返し申し上げますけれども、いろいろなロケーションの中に、いろいろなデザイ
ンが散りばめられていたのですけれども。やはりそれも当時の県の財政の力等々から考えるとで
すね、やはり今、今日に至って構造物をどんどん、どんどん突っ込むということは大変難しいけ
れども、ある程度のものはやっぱり整備をしていかなくてはならないのではないか。例えば仮に、
野外の、あるいは野営の青少年のいわゆる活動の場所として提起をしたりする際には、少なくと
も若干の煮炊きができるような場所であるとかですね、そういうようなことから、それらについ
てはやはり考えていかざるを得ないのではないか。こんなふうに思っております。これはもう本
当にいろいろな経路があって今日を迎えておりまして、なかなか慎重に発言をしているのですけ
れども、このことで一つご理解いただければと思っております。
◇3番(山崎義朗君) わかりました。それでですね、今、市長の方からも答弁があったのです
けれども、最低限の施設くらいは作っていかなくてはいけないのではないかというふうな答弁が
あったわけでございますが、この21世紀の森活性化対策協議会と言いますかね、その会がある
ようでございますけれども、その中でもですね、先ほど申し上げましたようにビジターハウス、
キャンプ場、あるいは炉と言いますか、そういったものを作っていってもいいのではないかとい
う意見が出ているわけでございます。そうして宿泊ができるような形になればですね、来園され
た方がですね、私ども沼田で目指しているところの農業の体験、あるいは林業体験、そういった
こともできてくるのではないかと。そして農業体験等の場合についてはですね、市長ご承知のよ
うに、あのすぐ下で、富士見開墾においてですね、ミニほ場整備と言いますか、そこを開発して
農家の方々がそれぞれ取得しておるわけでありますが、なかなか全部埋まっているというような
わけにはいかないわけで、そういうところも提供して、来てくれた方々に土に親しんでいただく
というようなこともあるのではないかと。それがいま盛んに言われているところのグリーン・ツ
ーリズムにもつながっていくし、またですね、観光振興としてですね、果樹園をやっている方々
に対してもですね、ゆっくりと観光農園に行っていただくということもできるのではないかと、
そのように思っているわけでございます。
 そしてこの利活用計画の中でですね、一つ過去のことは過去のこととして、ぜひひとつ市長に
お願いして推進していただきたいというのが、地元の市町村、利用者、群馬県が並立する立場に
おいて21世紀の森の管理、運営をやっていこうということで、何か協議会も作るというような
話を聞いておるわけでございますが、こうした中で折にふれて市長の方から沼田市の立場、そし
て沼田市が今後、この施設を活用して地域振興につながるようなことをぜひ一つ提言をしていっ
ていただきたいというふうに思っているわけでございます。
 また、奇しくもですね、先日の県の発表の中で、垣根を乗り越えて市町村、あるいは県が一つ
のプロジェクトを作って、目的に対して進んでいくというような計画も出されているわけでござ
います。そういったものに載せていただいて、何とか市民の期待である21世紀の森を利根沼田、
あるいは沼田市の観光の核として、あるいはリフレッシュの核としてですね、余所から人がたく
さん来るようにお願いをしたいというふうに考えているわけでございます。
 これはちょっとずれてしまうのですけれども、このことにつきましてはですね、先ほど同僚の
大島議員からも言われましたけれども、やはり沼田市の観光についてはですね、池田地区と言い
ますか、沼田市北部の地域がやっぱりそこでいくという形だと思います。その中で、平成11年
に国土交通省が出した第5次首都圏基本計画の趣旨というのがありますが、この中で、関東北部
地区、要するに群馬県沼田方面の位置づけが出ているわけでございまして、そこの関東北部地区
の特徴としてですね、都市的な活力と田園的な魅力を兼ね備えた地域の整備、首都圏における大
環状連携軸の形成、豊かな自然との交流を生かした地域の整備、この3番目が非常に当沼田市と
関係の深い考え方ではないかと思うわけでございます。
 また、群馬県の国土利用計画におきましても、この沼田地区については、北毛地区という地域
の中で、やはりそういった形でとらえておりましてですね、これも披露させていただきますと、
土地利用転換の動きは3地区、要するにこれは北毛、中西毛、東毛と分けた中で、動きは3地区
で最もひ弱いが、本地域には四季それぞれの美しい自然環境、豊富な温泉と言った豊かな観光資
源及び上越新幹線、関越自動車道と言った交通条件にも恵まれておると。今後、本格的な余暇時
代を迎える中で、レクレーション施設の整備や観光を基幹とした地域振興が見込まれるというふ
うにうたっておるわけでございます。また、沼田市としても、この利用計画の中では、地域につ
いてはレクレーション地区、あるいは観光振興地区というふうな形で位置づけしているわけでご
ざいます。
 どうぞその辺を踏まえた上で、今後、望郷ラインも全線開通いたしました。そして、利根沼田
の観光エリアを結ぶ一つの幹線として機能をしていくわけでございます。そのときにやはり沼田
北部の観光スポットとして、アニマルプラザ、あるいは21世紀の森等々を核とした観光振興に
力を入れていただくということが、沼田市の活性化につながるのではないかと期待しておるわけ
でございます。特に市長におきましては、常々観光農業の振興ということに対しまして、これか
ら沼田市が活性化をするためには必要かくべからざることであるというふうなことを常々言って
いるわけでございます。したがいまして、県有施設と沼田ということを線で引くのではなくてで
すね、昔から商法の中で「小判鮫商法」という商法がございまして、でかい所にくっついて少し
儲けさせていただくというようなことでございますが、やはり昨今の沼田の財政状況では、沼田
市が自前で何かを作ったり、何かを計画するということは非常に難しいと思います。したがいま
して、国や県が考え、あるいは建設したものにですね、くっついてですね、活用させていただく
というような形で、何とか活力を見いだしていかなければ先々また大変なことではないかという
ふうに思うわけでございます。その辺のところを踏まえまして、市長の今後の沼田構築に対する、
3つの、県も含めた上での答弁をいただければありがたいと思います。
 これをもちまして、私の質問とさせていただきます。
◇市長(星野已喜雄君) 大変思い入れの深いアニマルプラザ、あるいは21世紀の森の考え方
に基づいた形の中で、ここのところをうまく、市の財政力はないのだから活用して、そして県の
大きな力を、いわゆるタッグを組んで活用していけと、こういうことのご提案でございますけれ
ども。それはもう議員がご提案されていることについては全く同感でございます。
 特に、群馬県の北部の縦軸、横軸の、いわゆる交流の拠点でもございます。これも山議員ご承
知のとおりでございまして、国道145号、国道120号を使ったロマンチック街道沿いの横軸
と縦軸に、関越高速道路、あるいは国道17号ということで、その拠点になっているわけでござ
います。しかも今回、望郷ラインができたこと。その望郷ラインは必然的に21世紀の森やアニ
マルプラザとは大変縁の深い地域でございますので、やはり今後、県のご指導もいただきながら、
私ども助役と二人三脚で、今日いただいたご提案については、つぶさにおつなぎをしていきたい
というふうに思っておりますので、ご理解を賜りたいと思っております。
 なお今回、今のご質問に対してもう少し付け加えておきたいと思うのですが、結局地元が、観
光農業やあるいはまた地場産業の構築の中で、お客さんが来てもらうということ、これはもう大
変重要なことで、各方面でいろいろな宣伝活動がされているわけでございます。それの民間の方
々のご努力に対しまして私は深く感謝をしておりますが、やはり交流ということがどうしても大
きなキーワードになってくるのではないかというふうに思っております。この交流は、自ら市会
議員に昭和54年に出るときに、交流の広場ということをテーマにして市会議員に打って出たこ
とがございますが、このときの私の思いというのは、地域の方々が自由により集って、そしてそ
こから自由発生的な形の中で、自然発生的な中で、創造性の豊かな考え方が構築されるというよ
うな、極めて漠としたところがあったのですが、今になってみて、非常に交流というのは大変大
きなキーワードになるのではないか、このように思っております。たまたま昨日の質問の中で、
合併した形の中の白沢村、あるいは利根村、私ども沼田もすべて交流という言葉が述べられてお
りまして、実は昨年の3月の時点でありましたが、私と助役が国の方にまいりまして、いわゆる
東京大学の現在先生をしている、私ども上原町のご町内の出身の方が、災害対策の大変専門家で
ございまして、そして同時に、私どもが県会議員のときに、助役が当時、財政課でお仕えをして
いたむたいという当時の財政課長、現在は確か国の方の当時消防防災課長だと思いますが、かつ
て戦争中に都会の方々が疎開をしていた。疎開をしていたことは、これから先々東京の方で防災
があったときに逃げる場所が大切だというようなご提案から、大変それは沼田や利根は、そうい
う場所につながるというようなことでもって、実はいろいろと災害関係からくる交流のことの提
案になって、非常にそれはいいことだと思って、内部で認めていた経過がございます。
 たまたまご案内のとおり、坊新田町の笹口さんのいとこが、新宿の区長さんになっておりまし
て、市長会が茨城のまさにこの鹿島の地でございまして、親しくお話し合いをする機会がござい
ました。今月に何とか、新宿の区長のところに訪ねたいと思っております。新宿の区長のところ
に訪ねていった際に、いろいろなところも申し上げたいのですが、結局そこには交流というとこ
ろに一つの、私自身の腹を置いておいて、新宿の区長と親しく、沼田市の出身でございますので
やりとりをしてまいたいと思っております。たまたま全国市長会があったときに、早朝、朝早く、
麹町に宿があったわけでございますが、朝4時半頃起きて、麹町から市ヶ谷の方にまいりまして、
市ヶ谷の方から四ツ谷にまいりまして、四ツ谷から信濃町にまいりまして、信濃町から青山の方
に抜けて、そして赤坂に来て、そうに回って90分なのですね。まあいわゆるウオーキングをし
たのですが、新宿というのはなからいろいろな施設がたくさんあって、これはいろいろな意味で
区長さんにご指導いただけるなと、こんなふうに思っております。ですから当然、新宿区にない
ような施設は私どもの方にあるわけでございまして、何とか今月中には区長さんの所に正式にご
面会に行きたいと、こんなふうに思っております。これも議員がご提案されているようなご質問
の趣旨を踏まえてのことでございますので、この際申し上げておきたいと思います。
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    第2  散  会
◇議長(星野佐善太君)以上で一般質問を終了いたします。
 お諮りいたします。14日及び15日は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君)ご異議なしと認めます。
 よって、14日及び15日は、委員会審査等のため休会することに決しました。
 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
 次の会議は、16日午前10時に開きますからご参集願います。
 本日は大変ご苦労さまでございました。
  午後12時01分散会
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