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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成16年第4回定例会継続会 議事日程第5号

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沼田市議会平成16年第4回定例会継続会会議録
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議事日程 第5号
平成16年9月27日(月曜日)午前10時開議
第 1 議案第59号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担金
等徴収条例の制定について
第 2 議案第60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定につ
いて
第 3 議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算認定について
第 4 請願第 1号 議会便り発行に関する請願書
第 5 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第 6 議案第69号 沼田市公平委員会の委員選任の同意について
第 7 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について
第 8 議案第70号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書
案について
第 9 議案第71号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書案
について
第10 閉会中の継続調査及び審査申出について
第11 字句及び数字等の整理委任について
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 議案第59号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担金
等徴収条例の制定について
第 2 議案第60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定につ
いて
    議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算認定について
             以上2件一括上程
第 3 請願第 1号 議会便り発行に関する請願書
第 4 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第 5 議案第69号 沼田市公平委員会の委員選任の同意について
第 6 諮問第 2号 人権擁護委員の推薦について
第 7 議案第70号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書
案について
第 8 議案第71号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書案
について
第 9 閉会中の継続調査及び審査申出について
第10 字句及び数字等の整理委任について
第11 市長閉会あいさつ
第12 閉  会
─────────────────────────────
出席議員(22人)
      1番   大島 崇行君          2番   大竹 政雄君
      3番   山崎 義朗君          4番   真下 恭嗣君
      5番   布施辰二郎君          6番   角田 泰夫君   
      7番   久保 健二君          8番   星野  稔君   
      9番   井之川博幸君         10番   大東 宣之君   
     11番   高柳 勝巳君         12番   石田 宇平君   
     13番   片野 彦一君         14番   星川嘉一郎君   
     15番   田村 博美君         16番   金井 康夫君   
     17番   牧野 保好君         18番   松井 敏員君   
     19番   高橋 襄典君         20番   井田 孝一君
     21番   小林 照夫君         22番   星野佐善太君
欠席議員(なし)
─────────────────────────────
説明のため出席した者
  市  長     星野已喜雄君      助  役     金井可佐夫君
  収 入 役     武井  博君      総務部長     村山 博明君
  民生部長     斎藤 一章君      経済部長     武井善太郎君
  建設部長     野田 敏夫君      街なか対策部長  兼弘 武久君
  総務課長     村沢 博行君      教 育 長     角田利喜雄君
  教育部長     増田 幸男君      庶務課長     水田  修君
  監査委員事務局長 茂木  愛君
─────────────────────────────
議会事務局出席者
  事務局長     林  義夫       次長兼庶務係長  下  宏一
  議事係長     茂木 敏昭       主  任     地野 裕一
──────────────◇──────────────
    午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 議案第59号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する
負担金等徴収条例の制定について
◇議長(星野佐善太君) 日程第1 議案第59号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の
費用の一部を負担する負担金等徴収条例の制定についてを議題といたします。
 本案に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長、高橋襄典議員。19番。
[19番 高橋襄典君登壇]
◇19番(高橋襄典君) 経済建設常任委員会に付託されました、議案第59号 沼田市利根沼
田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担金等徴収条例について、審査の結果をご
報告いたします。本委員会は、9月22日全委員出席のもとに慎重に審議を行った結果、全会一
致で可決すべきものと決定いたしました。本事業により本市では区画整理と農業用道路の整備が
行われ、区画整理では佐山南部地区と発知南部地区の2つの団地で183戸の受益農家の方の農
地、68ヘクタールが整備され、農業用道路では延長8.3kmが整備され、また農業用道路に
は2本のトンネルと4つの橋が設置されてきたところであります。本条例は、独立行政法人緑資
源機構、元の緑資源公団が事業主体で進めてまいりました。利根沼田区域農用地整備事業が平成
15年度末をもって完了し、一連の事業費が確定したことを受け、受益者負担を徴収するための
根拠条例を制定するものであります。よって本委員会では、本条例の制定は必要不可欠のものと
認め、可決すべきものと決定した次第であります。以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(星野佐善太君) 委員長の報告が終わりました。これより委員長の報告に対する質疑を
おこないます。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。これより議案第59号 沼田市利根沼田区域
農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担金等徴収条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。本案は委員長の報告のとおり決することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第2 議案第60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認
定についてから
    第3 議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算認定についてまで
                          以上2件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第2 議案60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6
件の歳入歳出決算認定について及び日程第3 議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算
認定についての以上2件を一括議題といたします。本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求
めます。委員長、大竹政雄議員。2番。
[2番 大竹政雄君登壇]
◇2番(大竹政雄君) 決算審査特別委員会に付託されました議案第60号 平成15年度沼田
市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定について及び議案第61号 平成15年度沼田
市水道事業決算認定について、審査の結果とその経過をご報告申し上げます。本特別委員会は、
事務概要書、監査委員の審査意見書及び主要な施策の成果報告書などを参考に、9月15日から
4日間にわたり質疑を中心に慎重な審査を行った結果、一般会計ほか6件の特別会計及び水道事
業会計決算について、賛成多数によりいずれも認定すべきものと決定いたしました。これより本
特別委員会において決算を認定すべきものと決定した理由について申し上げます。我が国の財政
状況は、景気の低迷が長期化する中で税収が落ち込み、国、地方共に巨額の債務残高を抱えるな
ど、極めて厳しい状況にあります。本市においても市税、地方交付税等の一般財源の減収に加え、
不況を背景になお一層厳しくなっているのが実態であります。監査委員の決算意見書からもわか
るとおり、財政状況から総合的に判断して財政力の脆弱さに変わりは無く、経常収支比率、公債
費負担比率も依然として厳しい状況にあります。このような財政状況の中、第四次総合計画に掲
げた主要事務事業を中心に、各般にわたって諸施策が推進され、行政改革大綱に基づく実施計画
の取り組みも、各種の事業を推進されたと認めるものであります。今後とも引続き厳しい財政状
況が予測される中、市民要望などを考慮し、事務事業評価と見直しを常に行い、さらなる財源の
有効活用を図りながら財政運営に努め、一層の創意工夫による新たな施策展開の必要性と情報公
開の推進を図ると共に、地方分権型社会の進展に伴う自主的・主体的なまちづくりを行うことが
望まれるところであります。これからは白沢村、利根村との合併に伴う生活圏の拡大に応じた住
民サービスの展開や、都市基盤の整備を行うことが必要であります。3市村が共に発展し、住民
福祉の向上を図っていくためにはしっかりとした財政基盤の上に立って、地方自治体としての役
割を果たす義務があると考えます。地方交付税などの一般財源が減少する中、税負担の公平の原
則を期す観点から、年々増加傾向にある収入未済額について、積極的な対策を講ずる必要性など、
審査の過程でさまざまな質疑等がありましたが、本特別委員会としては総体的にその成果を是と
し、一般会計外6件の特別会計決算及び水道事業決算について、賛成多数によりいずれも認定す
べきものと決定した次第であります。以上申し上げ委員長報告といたします。
◇議長(星野佐善太君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は一括で願います。
 なお討論は、反対、賛成の順に願います。9番。
[9番 井之川博幸君登壇]
◇9番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第60号 平成15年度沼田
市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算認定について及び議案第61号 平成15年度水道
事業決算認定について、委員長報告に反対の立場から討論をおこないます。今回は、星野市政に
おいて初めて組んだ予算を執行した決算認定でありますが、長期の不況の続く状況において、財
政状況もきわめて厳しいなかで編成された予算でありました。しかし、市長が施政方針で強調し
たように、市政の主役である市民の参加による「まちづくり」につながる事業執行もみられまし
た。前年度に引き続くまちづくり市民参加推進検討事業、環境基本条例の制定とそれにそった環
境基本計画の策定、市役所におけるISO14001認証取得を推進する市役所環境マネジメン
トシステム運営事業、介護保険居宅サービス利用者負担助成事業などに市民本位の片鱗を見るこ
とはできました。しかしながら、当該年度の決算認定においても、今までのようにいくつかの問
題点を指摘せざるを得ないものであります。議案第60号におきましては、市町村合併について
指摘しないわけにはいきません。本市は平成15年1月に設置された利根沼田の任意合併協議会
に参加をし、利根沼田の大同合併を目指していましたが、9月30日に任意合併協議会が解散す
るときに法定協に参加を表明したのは、本市、月夜野町、水上町、新治村の1市2町1村だけで
した。この時点で利根沼田合併の協議は打ち切るというのが本来のとるべき道だったと思います。
しかし、西部4市町村だけで10月に法定協を設置して協議を進めようとするも、なかなかうま
くいかないところに、9月時点では法定協に参加しないと表明していた白沢村、利根村が一転し
て参加を表明しましたが、西部3町村が当面の参加を認めず、本市と白沢村、利根村の1市2村
で、別に法定協を立ち上げるという強行手段を執り、これに西部3町村が反発し、4市町村にお
ける西部法定協は休止ということになりました。当該年度においては、行政主導で一部の市民代
表を加えての短期間での協議の推進にもかかわらず、右往左往し、本市、月夜野町、水上町、新
治村の4市町村合併が前提での市民への説明会、パンフレット配付、アンケートなど実施されま
したが、大部分はムダになりました。参加者も少なく、市長のいう市民が主役の市政としての合
併問題の協議・検討がおこなわれなかったといえます。そのような状況の中で、当該年度の今年
2月には、本市、白沢村、利根村の合併研究会を設置し、東部法定協設置の準備がされました。
さらに、何といっても問題なのは、最大の民主的手段のひとつである「住民投票」を行い、その
結果にしたがうという姿勢をとれなかったことです。協議や議論の過程で多少の問題があったと
しても、全市民的な住民投票によって最終結論を決定するという方針を持っていたならば、市長
がいつも言っている「市民が主役」「市民参加」という方針が、この課題において実践されたと
考えます。それさえも許さなかった、そして国の押しつける今回の合併そのものにも、財界の経
済活動や国の財政再建を優先し、地方自治体の形骸化や住民福祉の切り捨てなどにつながる問題
点も多くみられる状況において、住民が納得するまでの十分な時間をかけた議論が必要であるに
もかかわらず、2005年3月の特例法期限に間に合わせることを至上命題として「合併ありき
」で推進したところに、今回の合併推進が出だしから間違っていたと言わざるを得ません。住民
基本台帳ネットワークシステム整備事業は3ヵ年計画の最後の年であり、カードの交付もされた
が、利用者は少数にとどまり、整備事業に投入された約3,000万円に見合う成果があったと
は認められません。また、全国的には、セキュリティ問題や、国民総背番号制につながるなどの
問題も指摘され、参加しない自治体も出るなど、本市での参加も時期尚早であったと思われます。
障害者福祉では、利用者の選択の幅が広がるなどの前宣伝がおこなわれ、措置制度を廃止して、
支援費制度に移行されましたが、利用者にとっての恩恵はなく、逆に一部の施設で利用者送迎バ
ス料金を徴収さざるを得なくなるなど、利用者負担が増大した例が出ているなど、措置制度の廃
止は、国と自治体、特に国の責任を軽減するだけであり、補助の内容の改悪につながるおそれが
心配されます。米の生産調整については、当局自身が厳しいと言わざるを得ない状況まで来てい
るということです。社会情勢にあわせて生産調整することは当然必要なことではありますが、そ
れは農業者自身が選択するものであります。しかし、国は減反・転作などの目標を押し付け強制
的な生産調整を進めているばかりか、外国産米の輸入も拡大しています。当該年度には、食糧庁
を廃止し、「米政策改革大綱」によって、国の責任とされている受給と価格の安定を生産者の努
力で行い、国の責任は放棄するという、国民の主食である「米」の管理を放り出すという無責任
きわまりない方針を推進しています。本来国がやるべきことは、自給率の向上のために、国民の
主食である「米」の流通・管理に責任を持ち、「米」の消費拡大に本格的に取組むとともに、外
国産米の輸入もやめ、ODAの主流として食糧援助を米で行うべきです。それでも生産調整をし
なければならない生産者には手厚い補助をおこない、再生産を保証すべきであります。財界での
経済活動を優先し、国内農業を犠牲にする国の方針はきっぱりと批判し、米作農業を守る立場に
立つべきであります。中心市街地地区区画整理事業については、計画地内に反対者がいることは
明らかであり、施行責任者の市として早期に同意が得ることができないならば、基盤整備は買収
方式などに転換し、住民合意で見直しを行いながら街なか再生事業をできるところから早急に推
進すべきであります。計画地内を街区に分け、熟度が高まった街区から現計画での事業を推進し
ていくという当局の方針を強行すれば、事業ができたところとできないところがまだらのように
なった状態が、長期に続くという、今の空き地が目立つよりもひどい状況が推測されます。その
ような状況は絶対に避けなければなりません。国旗・国歌の学校教育等への押しつけについては、
アメリカの目下の同盟者として世界で戦争ができる国に復活させようという動きが、総理大臣の
靖国神社参拝、有事法制の策定、イラクへの自衛隊の派兵、教育基本法の改定などの一連の流れ
になっており、その流れの中の一つであります。法制化のときの国論が二分する状況での国会審
議の中で、内心の自由は認められており、日の丸・君が代の学校教育現場等での押しつけの方針
は、認めるわけにはいきません。学校後援会の全戸を対象とした寄付集めについては、当該年度
におきましても従来通りおこなわれており、義務教育無償の原則をふまえて、学校への寄付内容
についても一層の目配りを含めて、改善指導を望むものであります。テニスコート整備事業につ
いては、前年度の経過の中で当局の不手際があったことが確認されており、当該年度で、結局建
設の凍結となったことは、沼田公園長期整備構想などに悪影響を与えることとなりました。公共
料金への消費税の転嫁については、消費税は逆進性が強く、低所得者ほど重い負担となるもので
あり、料金等への転嫁はただちに中止すべきであります。国民健康保険については、市民の命と
健康を守るためにある施策が、1年間滞納すると保険証を発行しないという制裁措置によって、
逆に危険に陥れようとしています。資格証明書の発行はただちに取りやめ、国保保険証を発行す
べきです。また、厳しい不況のなか、所得の1割を超えるような被保険者の保険税の納入は限界
に来ています。一般会計から繰り入れをしても低所得者層を中心に国保税は引き下げるべきです。
老人保健については、対象者年齢を引き上げるなどの小泉内閣がおこなっている高齢者いじめの
医療改悪・医療費値上げに異議を唱えるとともに、高齢者医療を支援する市独自の施策を展開す
べきです。介護保険については、保険料が引き上げられましたが、高齢者及び障害者を取り巻く
状況は、小泉内閣が強行した医療費の引き上げや経済不況の影響などにより、近年において最も
厳しいものであり、それに追い打ちをかけるものでありました。さらに、低所得者にとっては、
県内の他の自治体で実施が増えている保険料の「減免制度」を実施していない本市におきまして
は、より厳しいものと受け止めざるを得ません。当該年度においては、保険料の減免制度や値下
げの実施こそが求められていたのではないでしょうか。議案第61号におきましては、水道料金
等に消費税が転嫁されていたことは認められません。以上の見解を表明し、反対討論といたしま
す。
◇議長(星野佐善太君) 他に。1番。
[1番 大島崇行君登壇]
◇1番(大島崇行君) 私は議案第60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳
入歳出決算認定について及び議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算認定について、委
員長報告に対し賛成の立場で討論を行います。決算認定は議会が1会計年度の歳入歳出予算の内
容を審査した上で収入、支出が適法かつ正当に行われたかどうかを確認することであり、財政運
営の適正を期するものであります。本議案の審査の過程では多くの委員から質疑が行われました
が、結果として計数的にも内容的にも不適事項は認められず、反対する理由は見当たらないと考
えます。また委員長の報告にありましたように、厳しい財政状況の中、行政改革に取組んでいる
ほか第四次総合計画に掲げた主要事務事業を中心に事業の推進が図られており、よって平成15
年度の行政運営に対する当局の努力を評価するとともに、審査過程で示された指摘事項等が今後
の市政に生かされることを望み、賛成討論といたします。なお、消費税を理由に反対することは
法律を遵守すべき議員の責務をないがしろにするに等しいものであり、本議案に反対する理由に
はあたらないことを申し述べておきたいと思います。以上であります。
◇議長(星野佐善太君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。先ず議案第60号 平成15年度沼田市一般会計及び特別会計6件
の歳入歳出決算認定についてを採決いたします。本決算に対する委員長の報告は、認定すべきで
あるとするものであります。本決算は委員長の報告のとおり認定することに賛成諸君の起立を求
めます。
(賛成者起立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって平成15年度沼田市一般会計及び特別会
計6件の歳入歳出決算認定については、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
 次に議案第61号 平成15年度沼田市水道事業決算認定についてを採決いたします。本決算
に対する委員長の報告は、認定すべきであるとするものであります。本決算は委員長の報告のと
おり認定することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって平成15年度沼田市水道事業決算認定に
ついては、委員長の報告のとおり認定することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第4 請願第1号 議会便り発行に関する請願書について
◇議長(星野佐善太君) 日程第4 請願第1号 議会便り発行に関する請願書を議題といたし
ます。本件に対し、議会運営委員長の報告を求めます。委員長、井田孝一議員。20番。
[20番 井田孝一君登壇]
◇20番(井田孝一君) 議会運営委員会に付託されました請願第1号 議会便り発行に関する
請願書について、審査の結果をご報告いたします。請願の趣旨は、地方分権の時代の中でますま
す市民参加のまちづくりが重要になってきており、議会の中でどのようなことが審議され、何が
問題になっているかを知ることは市民にとって必要なことであり、1日でも早く議会便りの発行
を求めるものであります。審査の結果、本委員会では趣旨採択とすることに決定しました。これ
よりその理由と審査の経過を報告申し上げます。委員からは採択の上で早急に発行すべきという
意見もありましたが、趣旨は理解できるものの協議を必要とする項目がある上、合併を目前に控
えた今、掲載方法と議論を待たずに発行を急ぐべきではないなどの意見が多く出されました。ま
た、今後、協議を行う際には、本会議のテレビ中継など他のメディアの研究も必要であるとの意
見もあり、趣旨採択と決定した次第であります。以上申し上げ委員長報告といたします。
◇議長(星野佐善太君) 委員長の報告が終わりました。これより委員長報告に対する質疑をお
こないます。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
 これより請願第1号 議会便り発行に関する請願書を採決いたします。本請願に対する委員長
の報告は趣旨採択であります。本請願は委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本請願は趣旨採択にすることに決しま
した。
──────────────◇──────────────
    第5 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
◇議長(星野佐善太君) 日程第5 議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命の同意につい
てを議題といたします。議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市
長。
[市長 星野已喜雄君登壇]
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第68号 沼田市教育委員会の委員任
命の同意について、ご説明申し上げます。教育委員会の委員であります須田初雄さんの任期が9
月30日をもって満了となりますので、後任の委員について慎重に選考した結果、須田初雄さん
を適任と認め、引き続き任命いたしたいので、ご同意いただきたくご提案を申し上げる次第であ
ります。須田初雄さんの経歴概要は、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりであります。
次に教育委員会の委員であり、教育長であります角田利喜雄さんの任期が9月30日をもって満
了となりますので、後任の委員について慎重に選考した結果、角田利喜雄さんを適任と認め、引
き続き任命いたしたいので、ご同意いただきたく提案を申し上げる次第であります。角田利喜雄
さんの経歴概要は、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりであります。以上お二人につ
きましてよろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願いを申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となってお
ります議案第68号については会議規則第36条第2項の規定により、委員会付託を省略したい
と思います。これにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって議案第68号については、委員会付託
を省略することに決しました。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。議案第68号 沼田市教育委員会の委員任命
の同意についてを採決いたします。本案は同意することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第6 議案第69号 沼田市公平委員会の委員選任の同意について
◇議長(星野佐善太君) 日程第6 議案第69号 沼田市公平委員会の委員選任の同意につい
てを議題といたします。議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市
長。
[市長 星野已喜雄君登壇]
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第69号 沼田市公平委員会の委員選
任の同意についてご説明申し上げます。公平委員会の委員であります松井三郎さんの任期が9月
30日をもって満了となりますが、その後任について慎重に選考した結果、武井恒雄さんを適任
と認め選任いたしたいので、ご同意いただきたく提案申し上げる次第であります。武井恒雄さん
の経歴概要は、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりでありますので、よろしくご審議
の上ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となってお
ります議案第69号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付託を省略した
いと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって議案第69号については、委員会の付
託を省略することに決しました。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。これより議案第69号 沼田市公平委員会の
委員選任の同意についてを採決いたします。本案は同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第7 諮問第2号 人権擁護委員の推薦について
◇議長(星野佐善太君) 日程第7 諮問第2号 人権擁護委員の推薦についてを議題といたし
ます。議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
[市長 星野已喜雄君登壇]
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました諮問第2号 人権擁護委員の推薦について、
ご説明申し上げます。現在本市の人権擁護委員につきましては、7名の方々が法務大臣の委嘱を
受けご活躍をいたしております。そのうち井上正吉さんが平成16年11月30日に任期満了と
なることから、前橋地方法務局長から新任候補者の推薦依頼があったものであります。井上委員
さんには多年にわたり人権擁護委員としてご活躍をいただいておりますので、引き続きお願いを
したいと考えておりましたが、ご都合により今期限りとのお申出がございましたので、後任とし
て社会的信望の厚い野上文子さんを推薦いたしたく、提案申し上げる次第であります。野上文子
さんの経歴は、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりでありますので、よろしくご審議
の上ご意見を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となってお
ります諮問第2号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略したいと
思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって諮問第2号については、委員会付託を
省略することに決しました。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。これより諮問第2号 人権擁護委員の推薦に
ついてを採決いたします。本件は諮問のとおり推薦することに異議ない旨回答することにご異議
ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本件は諮問のとおり異議ない旨回答す
ることに決しました。
──────────────◇──────────────
    第8 議案第70号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める
意見書案について
◇議長(星野佐善太君) 日程第8 議案第70号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改
革案」の実現を求める意見書案についてを議題といたします。議案の朗読を省略し、ただちに提
出者から提案理由の説明を求めます。井田孝一議員。20番。
[20番 井田孝一君登壇]
◇20番(井田孝一君) ただいま上程となりました、議案第70号 地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書案について案文の朗読をし、提案理由の説明とさ
せていただきます。
地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書(案)

 平成16年度における国の予算編成は、三位一体の改革の名の下に本来あるべき国、地方を通
ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ず、著しく
地方の信頼関係を損ねる結果となった。
 こうした中、政府においては去る6月4日に経済財政運営と構造改革に関する基本方針200
4が閣議決定され、三位一体の改革に関連して概ね3兆円規模の税源委譲を前提として、地方公
共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところである。
 地方6団体は、この要請に対し、去る8月24日に国と地方公共団体の信頼関係を確保するた
めの一定条件をもとに、地方分権の理念に基づく行財政改革を進めるため、税源委譲や地方交付
税のあり方、国による関与規制の見直しに関する具体例を含む、国庫補助負担金等に関する改革
案を政府に提出したところである。
 よって国においては、三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方6団体が取り
まとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受け止められ、以下の前提条件を十分
踏まえ、その早期実現を強く求めるものである。
記
1.国と地方の協議機関の設置
 地方の意見が確実に反映することを担保とするため、国と地方6団体との協議機関を設置する
ことを、この改革の前提条件とする。
2.税源委譲との一体的実施
 今回の国庫補助負担金改革のみを優先させることなく、これに伴う税源委譲、地方交付税措置
を一体的同時に実施すること。
3.確実な税源委譲
 今回の国庫補助負担金改革は、確実に税源委譲が担保される改革とすること。
4.地方交付税による確実な財政措置
 税源委譲額が国庫補助負担金廃止に伴い、財源措置すべき額に満たない地方公共団体について
は、地方交付税により確実な財源措置を行うこと。
 また地方交付税の財源調整、財源保障の両機能を強化するとともに、地方財政全体及び個々の
地方公共団体にかかわる地方交付税の所用額を必ず確保すること。
5.施設整備事業に対する財政措置
 廃棄物処理施設、社会福祉施設等は、臨時的かつ巨額の財政負担となる事業であることから、
各地方公共団体の財政規模を考慮しつつ地方債と地方交付税措置の組み合わせにより、万全の財
政措置を講じること。
6.負担転嫁の排除
 税源委譲を伴わない国庫補助負担金の廃止、生活保護費負担等の補助負担率の切り下げ、単な
る地方交付税の削減と地方の一方的な負担転嫁は絶対に認められないこと。
7.新たな類似補助金の創設禁止
 国庫補助負担金改革に意義を損ねる類似の目的、内容を有する新たな国庫補助負担金等の創設
は認められないものであること。
8.地方財政計画作成にあたっての地方公共団体の意見の反映
 地方財政対策。地方財政計画の作成にあたっては、的確かつ迅速に必要な情報提供を行うとと
もに、地方公共団体の意見を反映させる場を設けること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成16年9月 日

衆 議 院 議 長
参 議 院 議 長
内 閣 総 理 大 臣
内 閣 官 房 長 官
金融・経済財政政策担当大臣
総  務  大  臣  様
財  務  大  臣
経 済 産 業 大 臣
文 部 科 学 大 臣
厚 生 労 働 大 臣
農 林 水 産 大 臣
国 土 交 通 大 臣
                   沼田市議会議長  星 野 佐 善 太
 以上であります。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となってお
ります議題第70号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略したい
と思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって議案第70号については委員会付託を
省略することに決しました。これより討論に入ります。なお討論は反対、賛成の順に願います。
10番。
[10番 大東宣之君登壇]
◇10番(大東宣之君) 私はただいま上程されている、議案第70号 地方分権推進のための
「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書案について、反対の立場より討論いたします。
三位一体改革なるものの本質が国から地方への財政支出の削減にあることは、今年度の政府予算
の発表で否が応でも地方自治体の関係者の前に明らかになりました。削減されたのは1兆300
億円の国庫補助負担金と臨時財政対策債を含めた地方交付税2兆8,600億円で、税源委譲は
わずか4,500億円に過ぎませんでしたが、これでは地方に怒りの声が広がるのが当然なこと
でした。こうした批判を前に政府は、三位一体改革を地方を巻き込んで進めようと、国から地方
への税源委譲額を示し、その前提として地方6団体に国庫補助負担金の廃止案の提出を求め、地
方6団体がこれに応ずるなど、事態は複雑な様相を示しました。しかし、政府の経済財政諮問会
議で8月下旬に地方交付税の削減案がこれとは全く別個に論議されるに及んで、三位一体といっ
ても結局は地方交付税削減の突出、地方財政源の削減にあるという懸念が、地方自治体に広がり
つつあります。総務省の三位一体改革についての考え方をまとめた麻生プランでも、地方税、地
方交付税などを合わせた地方の一般財源総額で、2005年度は今年度と同額程度にするとして
います。5月25日の地方6団体による地方財政危機突破総決起大会での緊急決議は05年度の
地方交付税総額について、04年度の大幅削減前の水準を確保できるよう措置することとし、今
年度の削減分を元に戻すことを求めています。意見書案では、国においては三位一体改革の全体
像を早期に明示することを求めていますが、三位一体改革の方針そのものが国から地方への財政
支出の削減を進めようとするものであることは明確であり、そのことは2006年度までの三位
一体改革の全体像づくりのための審議の進め方で明らかとなっています。それは地方にとってみ
れば8割しかこない財源委譲のために、補助負担金の廃止案を提出させられ、その上に個別に地
方交付税の削減が進められるとしているということです。こうした状況の中では、地方交付税の
額や補助金、負担金を元に戻すことを求め、地方財政の安定を政府の責任において、行わせるこ
とこそ必要です。以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(星野佐善太君) 他に。21番。
[21番 小林照夫君登壇]
◇21番(小林照夫君) 私はただいま上程されております、議案第70号 地方分権推進のた
めの「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書案について、賛成の立場で討論いたします。
国庫補助負担金改革案は、骨太方針2004の閣議決定に際し、三位一体の改革で概ね3兆円程
度の税源委譲を行うことを前提として、国庫補助負担金改革の具体案を取りまとめるよう政府か
ら要請されたことを受けて、全国市議会議長会を始めとする地方6団体が作成したものでありま
す。この改革案では主な点は1.税源委譲を確実に行うこと。2.国庫補助負担金改革は、税源
委譲と一体的に検討すること。3.税源委譲額は、国庫補助負担金の廃止に伴い、財源措置すべ
き額に満たない団体には、地方交付税によって税制措置を講ずること。等を前提条件としており、
小異を捨てて大同につくという観点に立って、真の地方分権改革を推進するという強い姿勢を示
しております。国においては地方分権の推進に関する国会決議や地方分権一括法の施行に至った
経緯が、国民の総意に基づいていることを再確認するとともにこの改革案を真摯に受け止め、誠
意をもって地方6団体との協議を行いながら改革を着実に進めるべきあります。よってこの地方
6団体が政府に対して国庫補助負担金改革を要請したことを受け、地方議会が一致団結して本意
見書案を提出することは、真の地方分権を構築する上で誠に有意義なことであります。また、か
つ重要なことであると考える次第であります。以上申し上げ賛成討論といたします。
◇議長(星野佐善太君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。これより議案第70号 地方分権推進のため
の「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書案についてを採決いたします。本案は原案と
おり決することに賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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    第9 議案第71号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意
見書案について
◇議長(星野佐善太君) 日程第9 議案第71号 地球温暖化防止のための森林吸収源対策の
確実な推進を求める意見書案についてを議題といたします。議案の朗読を省略し、ただちに提出
者から提案理由の説明を求めます。高橋襄典議員。19番。
[19番 高橋襄典君登壇]
◇19番(高橋襄典君) 意見書案の朗読をもって説明に替えさせていただきます。

地球温暖化防止のための森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書案

 我が国の森林は、木材の供給はもとより、国土の保全、良質な水の安定的な確保など、豊かな
国民生活を送る上で欠くことのできない多様な機能を有している。
 特に近年では、地球温暖化の主たる要因である二酸化炭素の吸収源として重要な役割が期待さ
れている。
 地球温暖化対策については、京都議定書に定める我が国の温室効果ガス削減目標6%のうち
3.9%を森林による吸収量で確保することとしており、削減約束の達成には森林の健全な育成
が不可欠なものとなっている。
 しかしながら我が国の森林整備を担う林業は、木材価格の長期的な低迷等により採算性が悪化
し、必要な間伐などの手入れや植林がされず、このままでは吸収量の確保を含め、森林の有する
多面的機能が大幅に減退するおそれがある。
 適切な森林整備は、木材の利用を通じて森林、林業の活性化を図るとともに、山村地域の振興
にもつながるものである。このため、森林吸収源対策の着実な推進は極めて重要な政策課題であ
る。
 よって、国におかれては、吸収源対策としての森林整備を強力に進めるため、温暖化対策税の
創設を図り、その税収の活用目的に森林整備、保全を位置づけるよう地方自治法第99条の規定
により意見書を提出する。

 平成16年9月 日

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣 様
財務大臣
農林水産大臣
環境大臣
                   沼田市議会議長  星 野 佐 善 太
 以上であります。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となってお
ります。議案第71号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会付託を省略した
いと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって議案第71号については、委員会付託
を省略することに決しました。これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。これより議案第71号 地球温暖化防止のた
めの森林吸収源対策の確実な推進を求める意見書案についてを採決いたします。
 本案は原案とおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は原案とおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第10 閉会中の継続調査及び審査申出について
◇議長(星野佐善太君) 日程第10 閉会中の継続調査及び審査申出についてを議題といたし
ます。総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から
会議規則第104条の規定により、お手元に配付しました申出書とおり、閉会中の継続審査及び
審査の申出がありました。それぞれの委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査をする
ことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よってそれぞれの委員長から申出たとおり、
閉会中の継続調査及び審査をすることに決しました。
──────────────◇──────────────
    第11 字句及び数字等の整理委任について
◇議長(星野佐善太君) 日程第11 字句及び数字等の整理委任についてを議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会に付議されました事件について、その字句及び数字等の整理を要
するものにつきましては、会議規則第42条の規定によりその整理を議長に委任されたいと思い
ます。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決しました。
──────────────◇──────────────
    第2 閉  会
◇議長(星野佐善太君) 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。この機
会に市長発言の通告がありましたので、許可いたします。市長。
[市長 星野已喜雄君登壇]
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言御礼のごあいさつを申し上げます。
今期定例市議会は、去る9月7日から本日までの21日間にわたり開催され、この間議員各位に
は慎重なご審議とご審査を賜わり、ご提案申し上げました23件の案件につきまして、全て原案
のとおり可決、同意、承認または認定をいただき、誠にありがとうございました。厚く御礼を申
し上げます。特に、平成15年度の一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに水道事業決
算につきましては、決算審査特別委員会を設置され、長きにわたり綿密な審査のうえ認定をいた
だきましたが、円滑な運営に尽力された正、副委員長さんのご労苦並びに委員各位の熱心なご審
査に対して、深甚なる敬意を表する次第であります。決算認定にあたって付されましたご意見、
ご要望につきましては、今後十分留意、検討してまいりたいと存じます。また一般質問におきま
しては、5人の議員から現下の問題を中心にご質問を賜わり、それぞれ答弁を申し上げましたが、
検討課題とさせていただきました事項につきましては、今後十分留意をしてまいりたいと存じま
す。平成16年度もいよいよ後期を迎え、第四次総合計画も第4年次として、主要事務事業の進
捗につきましては心して取組みつつ、第四次総合計画の着実な推進を図るため、次年度の予算編
成に向け、諸般の準備を進めなければなりません。とりわけ来年度は新沼田市のとしての初めて
の予算となりますが、遺漏なきよう対応をしてまいりたいと存じます。合併問題につきましては、
先の臨時会においては白沢村及び利根村との廃置分合などの合併関連議案について、今議会にお
きましては合併に伴う一部事務組合の規約変更について議決をいただき、これを受け現在沼田市、
白沢村、利根村合併協議会で確認された調整方針に基づき、この事務事業について調整を進めて
おり、合併問題は今まさに正念場を迎えているところであります。今後とも新沼田市のまちづく
りに向け、関係者一体となって対応してまいりたいと考えております。また本年は、昭和29年
1町4ヵ村が合併し沼田氏が誕生して以来50周年を迎え、11月21日には記念式典を予定し
ているところであります。昭和の大合併から半世紀の節目を迎えた今、先人、先達が築き上げて
まいりました本市のこの発展と価値ある歴史や文化を受け継ぎ、そしてそれを21世紀にふさわ
しい新沼田市に引き継ごうとしていることを思うとき、感慨深いものがございます。いずれにい
たしましても地方分権の推進、行財政改革や環境問題、さらには中心市街地の活性化等々、重要
課題が山積をしておりますが、議会をはじめ市民皆さまのご意見をを賜わりながら鋭意努力を傾
注してまいりたいと考えております。議員各位におかれましては、今後ともより一層のご指導、
ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げまして、御礼のごあいさつとさせていただきます。
誠にありがとうございました。
◇議長(星野佐善太君) 以上をもちまして平成16年第4回沼田市議会定例会を閉会いたしま
す。議員各位並びに執行部会には、長時間にわたり、大変ご苦労様でございました。
午前11時01分閉会
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