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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成17年第3回定例会 議事日程第1号

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沼田市議会平成17年第3回定例会会議録
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議事日程 第1号
平成17年3月2日(水曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第39号  字の区域の変更について
第 5 議案第40号  利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議について
第 6 議案第41号  群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 7 議案第42号  沼田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
            を廃止する条例について
第 8 議案第43号  沼田市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例を廃止する条例
            について
第 9 議案第44号  沼田市災害弔慰金の支給等に関する条例を廃止する条例について
第10 議案第45号  沼田市総合保養地域における市税(固定資産税)の課税の特例に関す
            る条例を廃止する条例について
第11 議案第46号  沼田市市街地再開発に伴う市税(固定資産税)の課税の特例に関する
            条例を廃止する条例について
第12 議案第47号  沼田市固定資産税及び都市計画税の納期に関する特例条例を廃止する
            条例について
第13 議案第48号  林道迦葉線改修事業分担金徴収条例を廃止する条例について
第14 議案第49号  沼田市林業経営作業道作設事業分担金徴収条例を廃止する条例につい
            て
第15 議案第50号  沼田市監査委員条例の一部を改正する条例について
第16 議案第51号  沼田市農村公園条例の一部を改正する条例について
第17 議案第52号  沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
第18 議案第53号  沼田市文化財保護条例の一部を改正する条例について
第19 議案第54号  平成16年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
第20 議案第55号  平成16年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
第21 議案第56号  平成16年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)
第22 議案第57号  平成16年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第23 議案第58号  平成16年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第24 議案第59号  平成16年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
第25 議案第60号  平成16年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
第26 議案第61号  平成16年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
第27 議案第62号  沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について
第28 議案第63号  沼田市合併振興基金条例の制定について
第29 議案第64号  沼田市中心市街地土地区画整理事業特別融資条例の制定について
第30 議案第65号  沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
            る条例について
第31 議案第66号  沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
            を改正する条例について
第32 議案第67号  沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
第33 議案第68号  沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
第34 議案第69号  沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
第35 議案第70号  沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
第36 議案第71号  沼田市「食」の自立支援事業費用徴収条例の一部を改正する条例につ
            いて
第37 議案第72号  沼田市老人福祉センター条例の一部を改正する条例について
第38 議案第73号  独立行政法人日本スポーツ振興センター共済掛金保護者負担金徴収条
            例の一部を改正する条例について
第39 議案第74号  平成17年度沼田市一般会計予算
第40 議案第75号  平成17年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第41 議案第76号  平成17年度沼田市老人保健特別会計予算
第42 議案第77号  平成17年度沼田市介護保険特別会計予算
第43 議案第78号  平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第44 議案第79号  平成17年度沼田市下水道事業特別会計予算
第45 議案第80号  平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第46 議案第81号  平成17年度沼田市温泉事業特別会計予算
第47 議案第82号  平成17年度沼田市水道事業会計予算
──────────────────────────────           
本日の会議に付した事件
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第39号  字の区域の変更について
第 5 議案第40号  利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議について
第 6 議案第41号  群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
    議案第42号  沼田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例
            を廃止する条例について
    議案第43号  沼田市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例を廃止する条例
            について
    議案第44号  沼田市災害弔慰金の支給等に関する条例を廃止する条例について
    議案第45号  沼田市総合保養地域における市税(固定資産税)の課税の特例に関す
            る条例を廃止する条例について
    議案第46号  沼田市市街地再開発に伴う市税(固定資産税)の課税の特例に関する
            条例を廃止する条例について
    議案第47号  沼田市固定資産税及び都市計画税の納期に関する特例条例を廃止する
            条例について
    議案第48号  林道迦葉線改修事業分担金徴収条例を廃止する条例について
    議案第49号  沼田市林業経営作業道作設事業分担金徴収条例を廃止する条例につい
            て
    議案第50号  沼田市監査委員条例の一部を改正する条例について
    議案第51号  沼田市農村公園条例の一部を改正する条例について
    議案第52号  沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
    議案第53号  沼田市文化財保護条例の一部を改正する条例について
    議案第54号  平成16年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
    議案第55号  平成16年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
    議案第56号  平成16年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)
    議案第57号  平成16年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
    議案第58号  平成16年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第59号  平成16年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第60号  平成16年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第61号  平成16年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
                  以上21件一括上程
第 7 議案第62号  沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について
    議案第63号  沼田市合併振興基金条例の制定について
    議案第64号  沼田市中心市街地土地区画整理事業特別融資条例の制定について
    議案第65号  沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
            る条例について
    議案第66号  沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
            を改正する条例について
    議案第67号  沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
    議案第68号  沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
    議案第69号  沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
    議案第70号  沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
    議案第71号  沼田市「食」の自立支援事業費用徴収条例の一部を改正する条例につ
            いて
    議案第72号  沼田市老人福祉センター条例の一部を改正する条例について
    議案第73号  独立行政法人日本スポーツ振興センター共済掛金保護者負担金徴収条
            例の一部を改正する条例について
    議案第74号  平成17年度沼田市一般会計予算
    議案第75号  平成17年度沼田市国民健康保険特別会計予算
    議案第76号  平成17年度沼田市老人保健特別会計予算
    議案第77号  平成17年度沼田市介護保険特別会計予算
    議案第78号  平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
    議案第79号  平成17年度沼田市下水道事業特別会計予算
    議案第80号  平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
    議案第81号  平成17年度沼田市温泉事業特別会計予算
    議案第82号  平成17年度沼田市水道事業会計予算
                  以上21件一括上程
第 8 散  会
──────────────────────────────           
出席議員(46人)
       1番  小野 広樹君      2番  南 美喜雄君
       3番  小林 克郎君      4番  角田  博君
       5番  中村 光孝君      6番  小野 要二君
       7番  小林  猛君      8番  繻エ冨士夫君
       9番  真下 恭嗣君     10番  布施辰二郎君
      11番  角田 泰夫君     12番  高柳 勝巳君
      13番  久保 健二君     14番  星野  稔君
      15番  鈴木 圭子君     16番  金子 一弥君
      17番  金子 千明君     18番  長谷川信次君
      19番  宮田 和夫君     20番  小林 玉男君
      21番  小野 正純君     22番  大島 崇行君
      23番  山ア 義朗君     24番  大竹 政雄君
      25番  井之川博幸君     26番  大東 宣之君
      27番  片野 彦一君     28番  星川嘉一郎君
      29番  金井 康夫君     30番  井上 正文君
      31番  小尾 孝男君     32番  相田 昌夫君
      33番  宇敷 和也君     34番  小林 次夫君
      35番  橋 襄典君     36番  牧野 保好君
      37番  石田 宇平君     38番  松井 敏員君
      39番  井上健太郎君     40番  田村 博美君
      41番  井田 孝一君     42番  小林 照夫君
      43番  星野佐善太君     44番  郷原 重雄君
      45番  横坂 泰次君     46番  井上 幾雄君    
欠席議員(なし)
──────────────────────────────
説明のため出席した者
  市  長     星野已喜雄君      助  役     金井可佐夫君
  白沢町振興局長  根岸 恒雄君      利根町振興局長  星野 健一君
  収 入 役     武井  博君      市長公室長    田村 澄夫君
  総務部長     村山 博明君      民生部長     斎藤 一章君
  経済部長     武井善太郎君      建設部長     野田 敏夫君
  街なか対策部長  見城 厚男君      白沢町振興局次長 中村 弘志君
  利根町振興局次長 中澤 和義君      総務課長     村沢 博行君
  教 育 長     角田利喜雄君      教育部長     増田 幸男君
  庶務課長     水田  修君      監査委員事務局長 茂木  愛君
──────────────────────────────
議会事務局出席者
  事務局長     林  義夫       次長兼庶務係長  下  宏一
  議事係長     茂木 敏昭       主  任     地野 裕一
──────────────◇────────────── 
    午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) ただいまから平成17年第3回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
──────────────◇────────────── 
    第1 会期の決定
◇議長(星野佐善太君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 おはかりいたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月29日までの28日間といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、今期定例会の会期は、本日から3月29日までの28日間と決定いたしました。
──────────────◇────────────── 
    第2 会議録署名議員の指名
◇議長(星野佐善太君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において 角田 博議員、中村光孝
議員、小野要二議員の以上3名を指名いたします。
──────────────◇────────────── 
    第3 請願の付託
◇議長(星野佐善太君) 日程第3、請願の付託を行います。本日までに受理した請願は、お手
元に配付いたしました請願文書表のとおり、議会運営委員会に付託いたします。
──────────────◇────────────── 
    第4 議案第39号 字の区域の変更について
◇議長(星野佐善太君) 日程第4、議案第39号 字の区域の変更についてを議題といたしま
す。
 議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第39号 字の区域の変更についてご
説明申し上げます。
 本件は、下久屋第2土地改良事業共同施行に伴い、地区内の土地の区画及び形状を改めた結果、
字の地域を変更する必要が生じたもので、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議
決をお願いするものであります。
 以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に応じ、所管の部長に
説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申
し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
 おはかりいたします。
 ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第36条第2項の規定によ
り、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第39号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
 これより議案第39号 字の区域の変更についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇────────────── 
    第5 議案第40号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議
に              ついて
◇議長(星野佐善太君) 日程第5、議案第40号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約
変更に関する協議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第40号 利根沼田広域市町村圏振
興整備組合の規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。
 今回の規約の変更は、利根沼田振興整備組合規約第2条に規定する組織市町村のうち、月夜野
町、水上町及び新治村が、平成17年9月30日をもって同組合を脱退し、同年、10月1日に
みなかみ町として新規加入するためのものであります。
 組織町村の脱退及び加入に伴い、利根沼田広域市町村圏振興整備組合が規約第3条第10号に
定める共同処理する事務のうち火葬場、斎場の設置及び管理について、水上町及び新治村に係わ
る例外規定を削除するとともに、規約第12条に定める負担金の分賦の方法についても旧月夜野
町区域における火葬場、斎場に係わる事務費を水上町が負担することから、例外規定を削除する
ものであります。
 また、規約第5条に規定する組合の、議会の議員の定数は変更せず、選出区分について月夜野
町2人、水上町2人及び新治村2人を、みなかみ町6人に改めるものであります。
 以上について、本市が加入する利根沼田広域市町村圏振興整備組合から市町村の合併の特例に
関する法律第9条の2第1項の規定に基づき協議がありましたので、同条第2項の規定により議
会の議決をお願いするものであります。
 以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に応じ、所管の部長に
説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申
し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終りました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
 おはかりいたします。
 ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第36条第2項の規定によ
り、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第40号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
 これより議案第40号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議について
を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇────────────── 
    第6 議案第41号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
              から
       議案第61号 平成16年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)まで
                      以上21件一括上程
◇議長(星野佐善太君)日程第6、議案第41号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関す
る協議についてから、日程第26、議案第61号 平成16年度沼田市水道事業会計補正予算
(第4号)までの以上21件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第41号 群馬県市町村総合事務組
合の規約変更に関する協議についてから、議案第61号 平成16年度沼田市水道事業会計補正
予算(第4号)までの21件につきまして一括してご説明申し上げます。
 まず、議案第41号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてご説明申し
上げます。
 今回の規約変更は、平成17年3月28日から群馬県市町村総合事務組合の組織団体以外の団
体である太田市、並びに組合の組織団体である尾島町、新田町及び藪塚本町が廃され、その区域
が太田市になったことにより、同日から消防団員等に対する公務災害補償事務等を同じく渋川市
が新たに組合に加入し、常勤の職員に対する退職手当支給事務を同じく組合の組織団体である大
泉町が消防団員等に対する公務災害補償事務等をそれぞれ本組合において共同処理するものであ
ります。
 また、平成17年4月1日から、組合の組織団体である本市においても、消防団員または消防
吏員に対する賞じゅつ金支給事務、災害弔慰金の支給等に関する法律の規定に基づく災害弔意金
の支給等に関する事務及び議会の議員、その他非常勤の職員等の公務災害補償事務を、本組合に
おいて共同処理するため変更するものであります。
 さらに、平成17年3月31日限りで組合の組織団体である大間々町ほか4か町村火葬場組合、
及び館林邑楽交通災害共済組合が解散するため所要の変更をするものであります。
 以上につきまして、地方自治法第286条第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第9条
の2第1項の規定により、群馬県市町村総合事務組合から協議がありましたので、地方自治法第
290条及び市町村の合併の特例に関する法律第9条の2第2項の規定に基づき、議会の議決を
お願いするものであります。
 続きまして、議案第42号 沼田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する
条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。
 この条例は、地方公務員災害補償法の規定に基づき、議員その他の非常勤の職員に対する公務
上の災害または通勤による災害に対して補償するため制定したものでありますが、同補償事務を
平成17年度から、群馬県市町村総合事務組合において共同処理することに伴い、今年度限りで
廃止するものであります。
 続きまして、議案第43号 沼田市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例を廃止する
条例についてご説明申し上げます。
 この条例は、消防団員に賞じゅつ金または殉職者特別賞じゅつ金を授与するため制定したもの
でありますが、同支給事務を平成17年度から、群馬県市町村総合事務組合において共同処理す
ることに伴い、今年度限りで廃止するものであります。
 続きまして、議案第44号 沼田市災害弔慰金の支給等に関する条例を廃止する条例について
ご説明申し上げます。
 この条例は、暴風や豪雨等の自然災害により死亡した市民の遺族に対し災害弔慰金を、自然災
害により精神または身体に著しい災害を受けた市民に災害障害見舞金を支給するため、及び自然
災害により被害を受けた世帯の世帯主に対し、災害援護資金を貸し付けるため制定したものであ
りますが、災害弔慰金等の支給事務を、平成17年度から群馬県市町村総合事務組合において共
同処理することに伴い今年度限りで廃止するものであります。
 続きまして、議案第45号 沼田市総合保養地域における市税(固定資産税)の課税の特例に
関する条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。
 この条例は、総合保養地域整備法に基づく重点整備地区内において、特定民間施設を設置した
者に対する固定資産税の課税の特例について規定したものでありますが、その特例措置期限が切
れ、失効となったため廃止するものであります。
 続きまして、議案第46号 沼田市市街地再開発に伴う市税(固定資産税)の課税の特例に関
する条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。
 この条例は、都市再開発法に規定する耐火建築物に課する固定資産税の不均一課税について規
定したものでありますが、該当施設における適用年限が切れ、失効となったため廃止するもので
あります。
 続きまして、議案第47号 沼田市固定資産税及び都市計画税の納期に関する特例条例を廃止
する条例についてご説明申し上げます。
 この条例は、平成6年における固定資産税及び都市計画税の納期に関する特例を定めたもので
ありますが、失効のため廃止するものであります。
 続きまして、議案第48号 林道迦葉線改修事業分担金徴収条例を廃止する条例についてご説
明申し上げます。
 この条例は、現在の迦葉山の登り線、市道吹掛舟木線及び下り線、市道迦葉舟木線を当時、林
道迦葉線として整備するための経費について、地方自治法第224条の規定に基づき受益者から
分担金を徴収するため制定したものでありますが、本線が併用林道から市道に用途変更したこと
に伴い廃止するものであります。
 続きまして、議案第49号 沼田市林業経営作業道作設事業分担金徴収条例を廃止する条例に
ついてご説明申し上げます。この条例は、市が施行する林業経営作業道作設事業に要する経費に
ついて、地方自治法第224条の規定に基づき、受益者から分担金を徴収するため制定したもの
でありますが、民有林内における作業道の作設につきましては、現在、森林所有者が事業主体で
実施することとなっていることから廃止するものであります。
 続きまして、議案第50号 沼田市監査委員条例の一部を改正する条例についてご説明申し上
げます。
 今回の改正は、本条例の第1条趣旨において、制定の根拠法令を明記するとともに、字句の修
正等を行うものであります。
 続きまして、議案第51号 沼田市農村公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上
げます。
 今回の改正は、本条例の第5条、使用の許可等及び第6条、使用料において農村公園内を占用
的に使用する者の規定を明記するものであります。
 続きまして、議案第52号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し上
げます。
 今回の改正は、都市公園法の一部改正に伴い、都市公園内における所有者不明の自動車や自転
車等の放置物件に関する処理の手続きが明確に定められ、地方公共団体におきましても条例で定
めるものとされたことにより、一部改正を行うものであります。
 続きまして、議案第53号 沼田市文化財保護条例の一部を改正する条例についてご説明を申
し上げます。
 今回の改正は、文化財保護法の一部が改正され、平成17年4月1日から施行されることに伴
い、第1条趣旨で引用している条文について改正するものであります。
 続きまして、議案第54号 平成16年度沼田市一般会計補正予算(第7号)についてご説明
申し上げます。
 今回の補正予算は、国、県支出金の確定または制度改正等により、既定の予算に増減を生じる
もの、特別な理由により緊急に措置しなければならないもの等に限定しましたが、限られた財源
を有効に充当することに努め、また、平成16年度における最終補正として、歳入歳出予算の整
理を行うものでありまして、各事業を精査した結果、既決の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出
それぞれ1億6,195万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ20
1億691万3,000円としたものであります。
 補正予算のうち、人件費に係るものを除き主なものについて、その概要を歳出予算からご説明
申し上げます。
 第1款 議会費は、292万1,000円の減額でありますが、行政調査旅費などの減額であ
ります。
 第2款 総務費は、5,765万7,000円の減額であります。
 総務管理費では、一般管理費で、事業の確定により行政史刊行事業費などを減額、企画費では、
事業の確定により合併統合に伴う電算業務委託料などの減額であります。
 徴税費では、執行残の減額であります。
 選挙費も、執行残の減額であります。
 第3款 民生費は、8,778万4,000円の減額であります。
 社会福祉費では、老人福祉費で実績により利根沼田広域市町村圏振興整備組合老人ホーム管理
費負担金を減額、事業費の確定などにより老人福祉センター改築事業費の減額、障害者福祉費で、
実績により身体障害者施設訓練等新事業費などの減額であります。
 児童福祉費では、児童措置費で保育所運営費単価の引き下げ及び入所児童数の減による保育所
入所委託料などの減額であります。生活保護費では、実績による扶助費の減額であります。
 第4款 衛生費は、1億1,697万7,000円の追加であります。
 保健衛生費では、国民健康保険総務費で国民健康保険特別会計繰出金を実績により追加、保健
事業費で同じく老人保健特別会計繰出金の追加であります。
 清掃費では、塵芥処理費で有価物回収作業委託料及び最終処分場施設用備品費などを減額、沼
田市外二箇村清掃施設組合負担金を確定により追加し、差引減額であります。
 第5款 労働費は、3,093万6,000円の減額でありますが、労働金融対策管理費で勤
労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預託金などの実績に基づく減額であります。
 第6款 農林水産業費は、4,120万1,000円の減額であります。
 農業費では、園芸特産振興費で、事業の確定により農業農村応援事業費補助金を減額、農地費
で、事業費の確定による県営緊急畑地帯総合整備事業上野地区負担金の減額、農村環境整備費で
実績により農業集落排水事業特別会計繰出金などの減額であります。
 第7款 商工費は、1,227万円の減額でありますが、商工総務費で、群馬県六市自転車競
走組合構成団体分担金を追加、商業振興費で、グリーンベル21駐車場管理運営費補助金などを
減額し、差引減額であります。
 第8款 土木費は、4,246万9,000円の減額であります。
 道路橋りょう費では、道路維持費で道路除雪作業委託料を追加、道路新設改良費では、市道下
原線ほか1路線交差点改良事業費を追加、都市計画費では、街路事業費で実績により3・3・1
環状線(栄町工区)事業費を減額、下水道費で実績により下水道事業特別会計繰出金を減額、都
市整備費で事業費確定により中心市街地土地区画整理事業費を減額し、差引減額であります。
 第9款 消防費は、46万円の減額でありますが、広域消防費負担事業の確定による追加、消
防施設費で同じく40立方メートル級防火水槽新設事業費などを減額し、差引減額であります。
 第10款 教育費は、5,636万5,000円の減額であります。
 幼稚園費は、実績により私立幼稚園就園奨励費補助金などの減額であります。社会教育費では、
事業確定による川田公民館改修事業費を減額、文化財保護費では、国庫補助の翌年度見送りによ
る国指定文化財保護事業費の減額であります。
 第12款 公債費は、5,312万7,000円の追加でありますが、国の補正予算より平成
13年度に借り入れた3・3・1環状線街路事業資金貸付金などの繰上一括償還分の追加であり
ます。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 市税は、1億5,104万6,000円の追加でありますが、認定状況の精査により、
個人市民税及び法人市民税、固定資産税、軽自動車税などのほか滞納繰越分の追加であります。
 第9款 地方交付税は、1億2,349万5,000円の追加でありますが、地方交付税及び
特別交付税の追加であります。
 第11款 分担金及び負担金は、478万7,000円の減額でありますが、負担金で、保育
所運営費負担金などの減額であります。
 第12款 使用料及び手数料は、578万2,000円の減額でありますが、使用料で市営住
宅等使用料、幼稚園保育料などの減額であります。
 第13款 国庫支出金は、3,392万9,000円の追加であります。国庫負担金では、保
険基盤安定制度負担金などを追加、身体障害者施設訓練等支援費負担金、保育所運営費負担金な
どを減額し、差し引き追加であります。
 国庫補助金では、3・3・1環状線街路事業資金貸付金などの償還時補助金を追加、要保護及
び準要保護児童生徒援助費補助金、旧生方家住宅保存修理事業補助金などを減額し、差し引き追
加であります。
 第14款 県支出金は、2,680万5,000円の減額であります。
 県負担金では、保育所運営費負担金を減額、保険基盤安定制度負担金などを追加し、差し引き
追加であります。
 県補助金では、乳児保育促進対策費等補助金、農業農村応援事業費補助金などの減額でありま
す。
 委託金では、参議院議員通常選挙委託金を減額、母子生活支援施設措置費委託金を追加し、差
し引き減額であります。
 第16款 寄附金は、76万8,000円の追加であります。
 福祉振興事業基金寄附金として、下久屋町富三扇会様及び有限会社有楽商事様からの寄附金を
追加、教育費寄附金として、沼田利根ライオンズクラブ様からの寄附金を追加、除雪費寄附金と
して、迦葉山弥勒寺様からの寄附金をそれぞれ寄附者のご意志に沿っての計上であります。
 第17款 繰入金は、9億2,808万2,000円の減額でありますが、基金繰入金で財政
調整基金繰入金等の減額であります。
 第19款 諸収入は、2億2,535万7,000円の追加であります。
 貸付金元利収入では、商業活性化資金貸付金、勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金
預託金などの減額、雑入では、沼田市発注工事契約に係わる損害賠償金などを追加し、差し引き
追加であります。
 第20款 市債は、2億6,890万円の追加でありますが、民生費では、老人福祉センター
整備事業債、農林水産業債では、農道整備事業債及び農業基盤整備事業債、土木債では、道路整
備事業債、教育債では、川田小学校校庭造成事業債などを追加であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、(仮称)ワークプラザ
建設事業債ほか11事業を追加し、市町村合併対策事業ほか8事業の起債限度額の変更でありま
す。
 続きまして、議案第55号 平成16年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に
ついてご説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,858万6,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億8,149万1,000円とするものであ
ります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費等の減額であります。
 第2款 保険給付費は、6,743万9,000円の追加でありますが、退職被保険者等療養
給付費の追加であります。
 第6款 保険事業費は、人間ドック検診費補助金の追加であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第3款 療養給付費等交付金は、2,754万1,000円の追加であります。
 第4款 県支出金は、財政健全化補助金の追加であります。
 第6款 財産収入は、基金積立金利子を減額するものであります。
 第7款 繰入金は、3,979万6,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加で
あります。
 第9款 諸収入は、退職被保険者等第三者納付金及び一般被保険者返納金の追加であります。
 続きまして、議案第56号 平成16年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)につい
てご説明申し上げます。
 今回の補正は、医療諸費の増額による予算措置でありまして、既決の歳入歳出予算の総額に歳
入歳出それぞれ1億4,313万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞ
れ48億7,417万円とするものであります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第2款 医療諸費は、1億4,313万8,000円の追加でありますが、医療給付費の追加
であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 支払基金交付金は、5,644万2,000円の減額でありますが、医療費交付金及
び審査支払手数料交付金の減額であります。
 第2款 国庫支出金は、6,008万3,000円の追加でありますが、医療費負担金の追加
であります。
 第3款 県支出金は、医療費負担金の追加であります。
 第4款 繰入金は、1億1,594万9,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追
加であります。
 第6款 諸収入は、第三者納付金の追加であります。
 続きまして、議案第57号 平成16年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につい
てご説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,135万1,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ26億2,413万9,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、育児休業職員の人件費及び介護保険認定事業費負担金等の減額であります。
 第2款 保険給付費では、介護サービス等諸費で、実績により居宅介護サービス給付費の追加、
施設介護サービス給付費を減額し、差し引き減額であります。
 第4款 基金積立金は、今後の推計に基づき介護給付費準備基金積立金を追加するものであり
ます。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 保険料は、第1号被保険者の増加に伴う追加であります。
 第8款 繰入金は、1,645万9,000円の減額でありますが、介護給付費の実績見込み
により減額するものであります。
 第10款 諸収入は、実績により第1号被保険者延滞金などを追加するものであります。
 続きまして、議案第58号 平成16年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)に
ついてご説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ455万2,000円を減額
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億3,662万4,000円とするものでありま
す。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 簡易水道費は、455万2,000円の減額でありますが、簡易水道管理運営委託料
の追加及び硯田簡易水道工事費の減額で、差し引き減額であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 水道事業収入は、水道料金と加入金の追加であります。
 第2款 繰入金は、事業費等の確定に伴う一般会計繰入金の減額であります。
 第4款 諸収入は、公共下水道工事等に伴う受入金の減額等であります。
 続きまして、議案第59号 平成16年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につ
いてご説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,220万4,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億4,517万円とするものであります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、168万9,000円の減額でありますが、総務管理費の減額であります。
 第2款 事業費は、6,051万5,000円の減額でありますが、公共下水道事業費、特定
環境保全公共下水道事業費及び流域下水道事業費の減額であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、受益者負担金の増加に伴い26万5,000円の追加でありま
す。
 第2款 使用料及び手数料は、441万7,000円の追加であります。
 第4款 県支出金は、補助対象事業確定に伴い20万円の減額であります。
 第5款 繰入金は、事業費の確定に伴い3,693万6,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、消費税還付金の増額に伴い365万円の追加であります。
 第7款 市債は、下水道事業費の減額に伴い3,340万円の減額であります。
 続きまして、議案第60号 平成16年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
についてご説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ260万円を減額し、歳入歳
出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,321万4,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、43万6,000円の減額でありますが、総務管理費の減額であります。
 第2款 事業費は、210万3,000円の減額であります。
 第3款 公債費は、6万1,000円の減額であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、受益者負担金の増加に伴い21万1,000円の追加でありま
す。
 第2款 使用料及び手数料は、4万6,000円の追加であります。
 第3款 繰入金は、事業確定に伴う一般会計繰入金285万7,000円の減額であります。
 続きまして、議案第61号 平成16年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)についてご
説明申し上げます。
 今回の補正は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出を332万5,
000円減額し、支出予定額を4億3,733万2,000円とするものであります。
 また、予算第4条 資本的収入及び支出において、資本的収入を4,874万5,000円減
額し、資本的収入の予定額を2,578万8,000円とするとともに、資本的支出では、5,
029万9,000円減額し、資本的支出の予定額を1億6,278万3,000円とするもの
であります。
 その概要を収益的支出からご説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、営業費用では、配水及び給水費で路面復旧費及び減価償却費などを
減額、特別損失では過年度損益修正損を追加し、差し引き減額であります。
 次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、資本的支出からご説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、公共下水道工事等に係わる配水管布設替工事等の事業費確定に伴う減
額であります。
 次に、第1款 資本的収入は、公共下水道関連工事等の事業費の確定に伴う工事負担金及び一
般会計からの出資金の減額であります。
 以上21件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては
ご質疑に応じ、所管の部長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決
定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終りました。
 ただいま議題となっております議案第41号から議案第61号までの以上21件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
──────────────◇────────────── 
    第7 議案第62号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定に
              ついてから
       議案第82号 平成17年度沼田市水道事業会計予算まで
                      以上21件一括上程
◇議長(星野佐善太君)日程第27、議案第62号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関
する条例の制定についてから、日程第47、議案第82号 平成17年度沼田市水道事業会計予
算までの以上21件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第62号 沼田市人事行政の運営等
の状況の公表に関する条例の制定についてから、議案第82号 平成17年度沼田市水道事業会
計予算までの21件につきまして一括してご説明申し上げます。
 まず、施政の方針について申し上げます。
 平成17年沼田市議会3月定例会の開会に当りまして、平成17年度各会計予算並びに関係諸
議案の対応と新生沼田市の市政運営に望む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方
のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 2月13日に、旧白沢村及び旧利根村と合併し、新市の将来像であります「水と緑の大地 田
園空間都市」を目指し、歴史と文化、そして多彩で豊かな自然環境に抱かれた人口5万5,00
0有余人の新生沼田市が誕生いたしました。
 新しい時代に向かって大きな歴史的転換期であるこの機にあって、心豊かで、活気と希望に満
ちた、元気で誇りの持てる新生沼田市の建設に向かって最善の努力を払う決意であります。合併
後、最初の市政執行にたずさわる者といたしまして、まさに身の引き締まる思いであります。こ
れを機会に改めて原点に立ち返り、市政の執行に全身全霊を傾注してまいりたいと存じます。
 さて、昨今の世界経済情勢を見ますると、生産や設備投資が増加するなど、企業部門が引き続
き改善することを背景に、景気回復が雇用、所得環境の改善を通じて家計部門を波及する動きが
伺えるところでありますが、アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の抱える経済問題等諸情勢等か
ら、先行きの不透明感は払拭できない状況であります。
 一方、我が国の経済も世界経済に呼応して個人消費は鈍化の傾向にあるものの、生産や設備投
資など民間需要を中心にゆるやかな回復傾向を保っているところであります。
 しかし我が国は、急激な情報社会の進展、少子・高齢化の進行、経済構造の変化、国民の価値
観や生活様式など、様々な分野において構造的変化に直面をしております。国の経済財産運営と
構造改革に関する基本方針2004では、事務事業及び国庫補助負担事業の在り方の抜本的な改
革に取り組むとともに、地方分権の理念に沿って国の関与を縮小し、国庫補助・負担金の廃止、
または縮減、税源移譲、地方交付税の改革を一体的に行う三位一体改革の推進により、歳入・歳
出両面で、地方自治体の自由度を高めることで真に住民に必要な行政サービスを、地方が自らの
責任において自主的、効率的に選択するなど、国、地方を通じて、簡素で効率的な行政システム
の構築を図るとされております。
 こうした状況の中にございまして、国の新年度予算は、総額82兆1,829億円と前年度予
算に比較し0.1%の増となっておりますが、公共投資は4.0%の減であります。歳入では、
国債6.0%の減で、34兆3,900億円でありますが、国債依存度は41.8%になってお
り、依然として厳しい状況にあるといわざるを得ません。
 また、地方公共団体におきましても、地域における行政を自主的かつ総合的に担うこととされ
ており、少子・高齢社会に向けた総合的な地域福祉施策、資源循環型社会の構築等の環境施策、
生活関連社会資本の整備などの重要政策課題を推進していく上で、ますます大きな役割を果たし
ていくことが強く求められているところであります。
 こうした中にあって、群馬県の新年度予算を見ますると、対前年度比0.4%の増であり、6
年ぶりのプラス編成となっております。しかしながら大変厳しい財政運営は依然として変わらず、
当面の課題とされている防災対策、治安回復及び福祉施策に重点的に配分されております。
 このような状況にあって、本市の17年度予算につきましては、1市2村の合併による新生沼
田市の初年度として、また、明るく元気な21世紀の沼田市を創ることを目指す第四次総合計画
に沿った主要事務事業の推進を意図し、議会はもとより市民要望につきましても、財源の許す限
り最大限配慮をして取り組んでいくことといたしました。
 平成17年度予算の編成につきましては、昨年10月27日に予算編成会議を開催し、最近の
社会情勢と国の予算の展望、地方財政の現状と課題、本市の財政見通しを周知するとともに、優
先すべき主要事務事業につきましては、適切な対応をすること等を内容とした全般的な事項及び
経常経費の抑制等具体的な事項を盛り込んだ予算編成方針に基づき的確な予算見積りをすること
を徹底し、以来、見積書の取りまとめとその調整を図らせ、1月21日から市長査定を行い、2
月5日に最終的な取りまとめをいたしました。
 この調整作業の過程で、国の一般会計予算並びに財政投融資計画について政府原案が決定され
ましたが、一般会計にありましては対前年度比では0.1%の増でありますが、その後示された
地方財政計画では、83兆7,700億円で、1.1%の減となっており、地方交付税は0.1
%の増でありますが、地方交付税の振り替えである臨時財政対策債は23.1%の大幅な減とな
っております。
 従いまして、予算の最終的な調整につきましては、国の予算と地方財政対策との整合性につい
て十分留意し、優先すべきものと選定したハード・ソフト両面にわたる主要事務事業について十
分精査の上、これを着実に推進することとし、事業の重点的な選択と財源の的確な把握、その重
点的かつ効果的な配分を行い、最小の経費で最大の効果を上げるよう努めるものであります。
 以上のような方針の基に編成いたしました一般会計につきましては、226億3,487万8,
000円で、合併前の1市2村の前年度当初予算と比較して、6億1,394万8,000円の
減でありますが、前年度当初予算で計上いたしました減税補てん債の借換債7億3,850万円
を除きますると実質0.5%増の予算規模となったのであります。
 また、各特別会計を含めた予算規模は、407億8,918万5,000円で、対前年度比で
6億679万6,000円、1.5%の増となったのであります。
 これより予算の特徴と重点施策について申し述べます。
 まず、一般会計につきましては、第四次総合計画の最終年次に当たり、事業の精査を行い、着
実に推進することとしたほか、旧2村の事務事業を加え、新たな課題や多岐にわたる市民要望を
極力盛り込んだことから、財源につきましては、市税、地方交付税等可能な限り見込むとともに、
国・県補助金についても同様の対応を行い、市債についても後年度負担を考慮しながら適債性と
財源の有効性からその活用を図り、最終的には後年度財政需要にも対応し得るよう配慮し、不足
する財源については、財政調整基金ほか6基金を取崩し財源の調整を行い収支の均衡を図ったの
であります。
 次に、特別会計ほかにつきましては、まず国民健康保険については、運営の安定化のため税の
改定を、老人保健及び介護保険にありましては運営の安定化を図り、簡易水道事業にありまして
は、経営の安定化に努め、下水道事業にありましては、国の公共事業の施策に沿って事業化を図
り、農業集落排水事業にありましては、後年度事業の準備期間として、温泉事業特別会計にあり
ましては、望郷の湯、しゃくなげの湯の2施設を一体化し、事業の合理化を、水道事業にありま
しては、生活用水の安定供給を図るなど、それぞれ特別会計の設置目的・趣旨を踏まえ、適切な
予算計上に鋭意努めたところであります。
 その特徴を一言で申し上げますると、子育て支援対策、福祉重視型予算であります。
 それでは、平成17年度の主要施策についてご説明申し上げます。
 第1は、「明るい教育文化・スポーツの振興」であります。
 義務教育の充実では、小中学校において引き続きインターネット及びパソコンの整備を行い、
情報教育の推進を図るほか、英語教育事業の推進及び奨学金貸付事業の拡大等行います。
 施設整備では、沼田小学校中央校舎解体整備ほか4校の整備改修工事及び川田小学校校庭造成
事業の継続事業を実施します。
 生涯学習推進事業では、生涯学習推進協議会を中心とした各種事業の推進、家庭教育講座の開
設等行い、公民館活動推進事業では、各種教室・講座の開催等を推進します。
 文化活動の推進につきましては、文化祭・音楽祭開催事業、民俗芸能保存事業として、後継者
育成も継続実施、国指定文化財保存事業、旧土岐邸洋館保存事業、薄根公民館改修事業を推進し
ます。
 生涯スポーツの推進では、振興局内施設の有効活用を図り、市民スポーツの拡充、生涯スポー
ツへの誘導・推進も図ります。
 男女共同参画社会の形成では、基本計画に沿って沼田市における男女共同参画社会づくりを進
めます。地域間交流の推進につきましては、国際交流事業及び中学生国際交流事業、都市との交
流、地域交流・地域づくりに引き続き推進します。
 第2は、「人を大切にする健全な福祉医療の推進」であります。
 まず、国民健康保険では、医療費の動向をみて運営の安定化のための税の改定を行うものであ
ります。
 疾病予防の推進では、健康情報システムの更新、あおばの検診及びがん検診等、検診率の向上
に引き続き努めるとともに保健予防に積極的に取り組み、住民参加による市民の健康づくりを進
めます。
 子育て支援、保育環境の推進では、福祉医療費における医療費扶助を小学校6年生までに拡充
するとともに、保育園運営の充実、広域入所児童委託事業の実施、保育児童の病気等に対応した
乳幼児健康支援一時預かり事業を継続し、不妊治療費助成事業、出産祝金支給事業を実施、私立
幼稚園運営費助成事業の拡充等を行います。
 いきいき長寿のまちづくりでは、高齢化社会の進展に対応し、従来の福祉施策の継続のほか、
ふれあい福祉センター完成に伴い、高齢者に対する更なる健康増進に努めるほか、(仮称)沼田
市ワークプラザ建設事業を実施します。
 障害者の明るく楽しい生活づくりでは、従来の施設入所、生活支援の施策を継続するとともに、
市民農園バリアフリー事業を実施します。
 第3は、「活力と個性ある産業の振興」であります。
 農業農村の振興では、赤城西麓土地改良事業、畑地帯総合土地改良事業(沼須地区)、ため池
等整備事業(沼田平土地改良区)、市営といたしまして、基盤整備促進事業(十二越地区、高平
前反地区)、ふるさと農道緊急整備事業(発知地区、沼田北部地区、広瀬・上沢地区)、農村総
合整備事業(川田地区)、小規模土地改良事業(関口地区、白岩地区、天神堰地区、追貝上原地
区、平間地区、二本松地区、矢ノ口地区、平原地区)、農村環境整備で、田園整備事業(佐山地
区、利根南部地区)を実施するとともに、通年型観光農業の推進を図るための  果樹生産基盤
強化事業のほか、自然循環機能を生かした環境保全型農業モデル事業等の助成を引き続き行いま
す。
 林業の振興では、三峰線及び赤坂線ほか4路線の林道整備事業を引き続き推進するとともに、
近年、被害の多くなっている有害鳥獣捕獲事業の拡充を図ります。
 商工業の振興では、長引く不況やデフレ状況の中にございまして、国内消費動向の低迷や雇用
環境の鈍化など、地域産業を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあり、地域産業の振興と雇用の
創出は喫緊の課題となっております。具体的な施策として、商店街の活性化対策事業、金融対策
事業、まちづくり支援事業、イベント開催支援事業、横塚生品農工地区整備事業及び市内企業と
高等教育機関をはじめとした研究機関との連携を図り、新技術・新製品の開発と創出を図るため
の産学連携事業を実施します。
 観光対策におきましては、従来の事業の推進を図るとともに、総合観光パンフレットの作成を
行うとともに、観光事業を進めるものであります。
 労働対策では、雇用の安定を図るため雇用対策事業をはじめ勤労者住宅建設資金及び勤労者生
活資金の預託事業を継続して行います。
 第4は、「新時代にふさわしい環境整備の推進」であります。
 交通ネットワークの形成では、3・3・1環状線の開通に向け、引き続き事業を実施するとと
もに、市道沼田川田線道路改良事業ほか白沢、利根両振興局内の道路新設改良事業等を計画的に
推進します。
 市街地の整備につきましては、沼田駅前広場整備事業を引き続き推進するとともに、重点施策
として進めておりますところの中心市街地土地区画整理事業につきましては、商業等の活性化を
視野に入れながら、実行性の高い区域を絞り込み具体的換地計画を進めるとともに、中心市街地、
街なか再生関連事業の着実な推進に努めます。
 公園・緑地の整備につきましては、その基本となる緑は生活環境の創造にあたり不可欠なもの
であると同時に、緑豊かな都市環境をなしていくために最も重要な要素であります。その緑を基
本に城堀川緑地整備事業の実施、さらに沼田公園整備事業の実施、施設整備を進めてまいります。
 生活排水処理対策の推進では、快適な生活環境づくりに向けて引き続き公共下水道の管渠整備
により処理区域の拡大を図るとともに、供用区域内において接続の推進に努めるほか、沼田南部
地域の排水対策及び合併処理浄化槽の設置事業を引き続き推進します。
 環境衛生の向上では、廃棄物再生利用促進事業及びごみ減量化・資源化をさらに推進するとと
もに、一般廃棄物最終処分場の延命化への根幹的対策を行うため一般廃棄物処理基本計画の策定
を行います。環境衛生行政の充実では、環境条例及び環境計画に基づき、豊かな自然環境の保全
に努めてまいります。
 また、市役所は、その率先行動といたしまして、昨年4月21日、環境管理システム国際規格
ISO14001を認証取得し、環境にやさしい職場づくりに努めているところであります。
 安全なまちづくりの推進では、自助、共助、公助を基本とし、誰もが安心して生活できる街を
目指し、防災体制の強化や消防団の防災無線機拡充、小型動力ポンプ付積載車整備事業及び防火
水槽等の整備を図るとともに、地域防災訓練を実施します。
 第5は、「地についた地方分権の推進」であります。
 市民参加の充実では、市民自らが行う市民実践参加型地域づくり・人づくり事業、準市民交流
事業、ふれあい広場、市長への意見箱を引き続き実施してまいります。
 行政の運営では、引き続き効率的な運営に努めます。また、組織は人なりと言われております
が、市民との協働はそのスタッフが必要であり、知恵とスピードを重視し、県の派遣研修をはじ
め、新時代を視野に入れ進取の気概を持つ人材の育成、職員の資質の向上に取り組みます。
 地方分権の推進につきましては、権限移譲をはじめとする中央・地方における変革等に対応で
きる体制の整備に留意するとともに、地方自治体が自立し、真の地方自治を実現していくために
は、自治体の行財政基盤を強化していく必要があります。モータリゼーションや情報通信網の発
達による日常生活圏の拡大、急速に進展する少子・高齢化、地方分権の推進を的確にとらえて対
応していくためには、市町村合併は避けて通れない道であり、また多くの論議と理解が必要であ
ります。
 平成15年1月には、利根沼田は一つであるとの認識のもと、1市2町6村の任意合併協議会
を立ち上げ、協議を重ね、幾多の紆余曲折を経まして、その一里塚として、本年2月13日1市
2村が大同団結して合併したのであります。これからは、新生沼田市の輝かしい未来展望をもっ
て進めてまいりたいと思っております。
 以上が、基本的な予算内容でありますが、17年度も時代の厳しさがいよいよ市町村行政に本
格的に押し寄せてくる年であると考えております。本市もその例外ではなく、極めて厳しい状況
下にあることは否めない事実であります。必ずしも平坦な道ばかりではなく、多くの苦難が待ち
受けていると思います。
 しかし、そのような時代であればこそ、5万5,000有余の市民のともに夢と未来に向かっ
てこの現状を打開し、元気で誇りの持てる沼田として発展していくために、市民の英知とエネル
ギーを結集し、市民参加と協働により、信頼と絆を深め、一歩、一歩着実に進めていくことが、
「水と緑の大地・田園空間都市」実現への道と確信をしているところであります。
 そのためにも、新生沼田市にとって今何が必要であるのかを真剣に考え、現在の社会を取り巻
く不安を一つずつ確実に解消していく責任を行政が負っていることを認識し、予算執行に当りま
しては、従来にも増して行政改革を積極的に推し進め、さらに施策の効果を吟味しながら費用対
効果にも十分意を用い、あらゆる問題に緊張感を持って迅速な対応を図り、総合力を発揮して市
政の諸課題に対応してまいりたいと存じます。
 まさに21世紀は、地方が国を動かす時代と言われ、今こそ主役は地方であり、その主体は住
民であることは申すまでもありません。中央から地方の時代と言われる中にあって、行政と市民
が連携し、知恵と工夫で生き生きとした創造性豊かな新生沼田市建設のため、粉骨砕身、元気よ
くがんばってまいりたいと考えております。
 最後に、平成17年度も、職員の意識改革を一層図りながら、市民のご理解とご協力のもと、
公平、公正、公開を原則に、「現場主義」に徹して市政執行の先頭に立ち最大限の努力を傾注し
ていく所存でありますので、議員各位のご指導とご支援を衷心よりお願い申し上げ、当初予算の
方針と内容の説明とさせていただきたいと存じます。
 引き続きまして、条例関係についてご説明申し上げます。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時04分休憩
─────────────────────────────
午前11時16分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 市長。
[市長 星野已喜雄君登壇]
◇市長(星野已喜雄君) 引き続きまして、条例関係につきましてご説明申し上げます。
 まず、議案第62号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定についてご説
明申し上げます。
 昨年6月5日に公布されました「地方公務員法及び地方公共団体の一般職の任期付職員の採用
に関する法律の一部を改正する法律」による地方公務員法の改正により、地方公共団体の人事行
政の公平かつ透明な運営を確保するため、人事行政の運営状況についての公表制度が法律上明記
されました。これに伴い地方公共団体におきまして、公表について条例を定めるものであります。
 条例の主な内容は、人事行政運営の状況に係わる各任命権者から市長へ報告する時期や、公表
の対象となっている職員の任免、給与、その他人事行政運営の事項、さらに公表の時期などを想
定したものであります。
 続きまして、議案第63号 沼田市合併振興基金条例の制定についてご説明申し上げます。
 この条例は、沼田市、白沢村及び利根村の合併に伴う住民の一体感の醸成と地域ごとの個性あ
る振興を図る事業の財源に充てるため、合併特例債を財源として基金を設置するものであります。
 続きまして、議案第64号 沼田市中心市街地土地区画整理事業特別融資条例の制定について
ご説明申し上げます。
 この条例は、沼田市中心市街地土地区画整理事業の施行により、平成17年度から一部仮換地
指定の開始に伴い事業の施行区域内において建物の移転を行う者、土地を購入する者、及び換地
前後で土地の価格差が生じた場合の清算金の支払いを行う者に対して、特別融資制度を創設し、
必要な資金の融資を行うことにより、事業の円滑な推進を図るものであります。融資の条件等に
ついてご説明申し上げます。融資限度額は、1,200万円で、融資期間は1年以内の据え置き
期間を含む15年以内とし、償還方法は、割賦償還とするものであります。
 なお、融資利率につきましては、市が金融機関と協議して定めることとし、利率引き下げのた
め、予算の範囲内において金融機関が行った融資額の2分の1以内を限度として、当該金融機関
に対し市が資金を預託するものであります。
 続きまして、議案第60号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改
正する条例についてご説明申し上げます。
 常勤特別職の給与額につきましては、平成16年1月30日の沼田市特別職報酬等審議会の答
申に基づき3.1%の引き下げ改定を行い、平成16年4月1日から適用したところであります
が、平成16年度において諸般の状況に鑑み実質5%の引き下げを行うため附則に条例規定を設
けて減額支給をしてきたところであります。
 今回の改正は、平成17年度においても引き続きこの特例措置を適用することとし、附則第5
項に規定する市長、助役、振興局長及び収入役の給与額の特例に関する規定の適用期間を、平成
17年3月31日を平成18年3月31日に改め1年間延長するものであります。
 なお、特例措置後の給与額は、市長にありましては月額83万6,000円、助役にありまし
ては、月額68万4,000円、振興局長及び収入役にありましては、月額61万8,000円
とするものであります。
 続きまして、議案第66号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の
一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 この条例の改正につきましても、教育委員会教育長の給料額について、ただいま申し上げまし
た常勤特別職の特例措置と同様に平成17年度におきましても引き続き適用することとし、附則
第2項に規定する教育長の給与額の特例に関する規定の適用期間、平成17年3月31日を平成
18年3月31日に改め、1年間延長するものであります。
 なお、特例措置後の教育長の給与額は、月額61万8,000円とするものであります。
 続きまして、議案第67号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
 今回の改正は、沼田市消防団第1分団から第5分団の部の統廃合及び見直し等の改組により、
団員の定員930人を887人に改めるものであります。
 続きまして、議案第68号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げ
ます。
 今回の改正は、条例第5条 手数料の免除及び軽減規定のうち第1項を整備するものでありま
す。
 改正の主な内容は、第5条第1項第2号で、官公署及び公用の定義を明確にし、第3号で、生
活保護法の規定を根拠として記載し、第4号で、軽自動車の継続検査に使用する納税証明につい
て定め、第5号で、土地及び家屋価格等縦覧帳簿の縦覧期間中は固定資産税課税台帳閲覧手数料
を免除するものであります。
 続きまして、議案第69号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
 今回の改正は、白沢村及び利根村の編入に伴い国民健康保険事業の安定した運営を図るため国
保税賦課割合を均一課税とし、地方税法で定める4方式で、応能応益率を50対50の法定割合
としたほか、低所得者に対しては、7割、5割、2割の軽減措置を行うものであります。これら
旧3市村の被保険者数、保険給付費等の実績を推計し、健全な運営に必要な税率に改めるもので
あります。
 具体的には、国保運営協議会に諮問し、その答申に基づき基礎課税額の所得割「100分の7.
70」を「100分の6.40」に、資産割「100分の27.10」を「100分の27.8
0」に、均等割「2万2,300円」を「3万400円」に、平等割「2万7,000円」を
「2万8,800円」に、介護納付金課税額の所得割「100分の1.50」を「100分の1.
20」に、資産割「100分の6.50」を「100分の6.70」に、均等割「6,100円」
を「9,300円」に、平均割「4,600円」を「5,600円」にそれぞれ改めるものであ
ります。
 続きまして、議案第70号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上
げます。
 今回の改正は、白沢村及び利根村の編入に伴い策定した沼田市介護保険計画に基づき、市、村
におけるそれぞれの合併前の第1号被保険者保険料を統一し、平成17年4月1日から年額の基
準保険料率を3万4,700円に改めるものであります。
 続きまして、議案第71号 沼田市「食」の自立支援事業費用徴収条例の一部を改正する条例
についてご説明申し上げます。
 今回の改正は、配食サービスの利用者負担額を現行の利用世帯の所得階層区分によるものから
一律に一食当たり250円に改めるものであります。「食」の自立支援事業は、支援を得ながら
でも可能な限り食事を作る機能を維持していけるようサービスの調整を行い、在宅の高齢者は、
健康で自立した生活が送れるようにすることを目的としており、介護保険の対象サービスの利用
料との均衡を考慮しつつ、事業の趣旨の徹底と公平の見地から、食材料費等の実費の一部として
一律に費用負担額を徴収するものであります。
 なお、施行日につきましては、食生活に関わることから、改正内容の周知期間を設け、平成1
7年7月1日とするものであります。
 続きまして、議案第72号 沼田市老人福祉センター条例の一部を改正する条例についてご説
明申し上げます。
 今回の改正は、老朽化した沼田市老人福祉センターを改築し、平成17年度から開館するに当
たり、現行条例の一部を改正するものであります。
 改正の内容は、施設の名称を、施設建設の基本テーマとした「人が集いふれあいや生きがいを
見いだせる場所づくり」に対応し、沼田市ふれあい福祉センターに改め、使用料、厨房使用料、
売店使用料及び陶芸室等の設定金額にありましては、類似施設との均衡及び面積基準等を勘案し、
所要の使用料を設定し、高齢化福祉の拠点として適正な施設管理運営を図るものであります。
 続きまして、議案第73号 独立行政法人日本スポーツ振興センター共済掛金保護者負担金徴
収条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 今回の改正は、独立行政法人日本スポーツ振興センターが行う災害共済給付事業の共済掛金に
ついて、独立行政法人日本スポーツ振興センター法施行令の改正により、共済掛金額及び死亡障
害見舞金が改定されるに伴い、条例第2条に規定する共済掛金の保護者負担額を、小中学校児童
生徒340円を370円に、幼稚園幼児160円を170円に改めるものであります。
 これをもちまして、条例の議案12件につきましての説明を終らせていただきます。
 平成17年度沼田市一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、助役より説明をいたさ
せますので、ご了解を賜りたいと存じます。
◇議長(星野佐善太君) 助役。
[助役 金井可佐夫君登壇]
◇助役(金井可佐夫君) それでは私から、平成17年度沼田市一般会計予算ほか特別会計予算
7件及び水道事業会計予算につきまして、ご説明申し上げます。
 平成17年度の一般会計の予算総額は、226億3,487万8,000円でありまして、前
年度に比較して33.3%、56億5,882万7,000円の増でありますが、前年度の1市
2村の総額と比較すると2.6%、6億1,394万8,000円の減であります。
 なお、これに各特別会計等8件の予算を加えますと、総額407億8,918万5,000円
でありまして、前年度1市2村の総額と比較して1.5%、6億679万6,000円の増であ
ります。
 議案第74号 平成17年度沼田市一般会計予算より、歳出からその概要についてご説明申し
上げます。
 第1款 議会費は、3億197万4,000円の計上でありますが、議会運営上の必要な経費
の計上であります。
 第2款 総務費は、26億7,763万4,000円の計上であります。
 総務管理費では、一般管理費で秘書管理事業としてフュッセン市との姉妹都市提携10周年記
念の交流事業を計上、住民自治振興事業として一般行政事務委託料、防犯灯設置費及び電気料補
助金などを計上、人事管理費で群馬県市町村総合事務組合負担金を退職手当として計上、文書費
で文書発送の通信運搬費及び法規管理事業として例規集に係る経費などを計上、広報費でホーム
ページ運営事業費及び市勢要覧発行事業などを計上、財産管理費で本庁舎のほか白沢町及び利根
町振興局庁舎管理費の計上、合併に伴う振興局内の公共施設等案内看板、表示変更等標識設置費
の計上、企画費では総合計画策定調査事業費のほか行政情報化推進事業費、合併振興基金積立金
などを計上、白沢町地域振興事業でふるさとまつり運営委託料を計上、利根町振興事業で都市と
農山村交流事業を計上、交通安全対策費で交通指導員活動事業費、交通安全対策啓発事業費及び
道路標示整備事業費のほか継続事業としてチャイルドシート購入補助金を計上、消費行政推進費
で消費生活センター業務及び相談事業の充実を図るための経費を計上、生活行政費で市町村乗合
バス運行事業費及び乗合タクシー試行運行事業費の計上、契約検査管理費で電子入札等システム
共同化負担金、契約管理システム及び備品管理システムの経費の計上であります。
 徴税費では賦課徴収に要する経費のほか平成18年度固定資産評価替えに向けての課税客体調
査委託料などの計上であります。
 戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳ネットワークシステム整備委託料等の計上、選挙費で
は、選挙管理委員会の運営経費のほか、沼田市農業委員会委員選挙費の計上、統計調査費では、
国勢調査事業費等の計上であります。
 第3款 民生費は、42億4,681万1,000円の計上であります。
 社会福祉費では、社会福祉総務費で社会福祉協議会補助金などを計上したほか、東原庁舎管理
のための経費を新規に計上、白沢町振興局経費で花いっぱい推進運動事業費を計上、老人福祉費
で、従来からの介護家庭支援事業費、敬老バスカード助成事業費、在宅介護支援センター運営事
業費及び「食」の自立支援事業費などの在宅福祉サービス事業費、老人福祉施設管理運営事業費
及び(仮称)沼田市ワークプラザ建設事業費並びに介護保険特別会計繰出金を計上するとともに、
新規事業として高齢者筋力向上トレーニング事業費及び認知症にやさしい地域づくりネットワー
ク形成事業費を計上、障害者福祉費で心身障害児通園事業費、心身障害者居宅介護支援事業費な
どを計上するほか、身体障害者施設訓練等支援事業費、在宅重度心身障害者等デイサービス事業
費などを計上したほか、精神障害者地域生活援助事業費などの計上であります。福祉医療費で少
子化対策として乳幼児の健やかな成長と保護者の医療費負担を軽減すべく、乳幼児医療費につい
て小学校卒業までの一部負担金を計上、並びに、障害者家庭の経済的負担の軽減を併せて図るた
めの計上であります。国民年金費では、年金制度の普及啓発を行う国民年金協力連携事業費の計
上であります。
 児童福祉費では、児童福祉総務費で児童扶養手当支給管理事業費を計上したほか、少子化対策
として出産祝金支給事業費を新たに計上、児童措置費で保育所運営委託事業費及び広域入所児童
委託事業費などの計上であります。
 生活保護費では、扶助費で生活扶助費、医療扶助費及び介護扶助費などの計上であります。災
害救助費では、災害時における弔慰金等の支給を行うため群馬県市町村総合事務組合に加入する
ための負担金の新規計上であります。
 第4款 衛生費は、29億9,529万1,000円の計上であります。
 保健衛生費では、保健衛生総務費で健康情報システム保守管理業務委託料、公衆浴場利用者補
助金の経費などを計上、国民健康保険総務費で国民健康保険特別会計への繰出金を計上、予防費
で高齢者インフルエンザほか各種予防接種事業の経費などを計上、保健衛生普及費で乳幼児健康
診査、母子保健相談指導事業のほか新規事業として、不妊治療費助成事業の経費を計上、保健事
業費は、あおばの健診、がん健診、健康まつりほか乳幼児から高齢者までの健康づくり事業推進
のための経費を計上するとともに、老人保健特別会計への繰出金を計上、環境衛生費で広域火葬
場斎場特別会計負担金の計上であります。
 清掃費では、塵芥処理事業としてごみ収集作業委託料、不法投棄清掃作業費を計上し、ごみ減
量化対策事業として資源リサイクルを推進するための分別回収業務委託料、指定ごみ袋購入費、
有価物回収作業に係る経費を計上するとともに、最終処分場の適正管理を図るための経費及び一
般廃棄物処理基本計画策定に係る事業を計上するものであります。また、沼田市外二箇村清掃施
設組合並びに利根東部衛生施設組合のごみ処理に係る負担金及び施設整備事業に係る負担金を計
上、し尿処理費で公衆便所清掃委託料、沼田市外二箇村清掃施設組合並びに利根東部衛生施設組
合のし尿処理に係る負担金等及び合併処理浄化槽設置整備補助金などの計上であります。
 上水道費では、水道事業会計出資金及び簡易水道事業特別会計への繰出金などの計上でありま
す。
 第5款 労働費は、1億3,419万8,000円の計上であります。
 労働諸費では、新規学卒就職者激励会委託料、労働団体補助金のほか、雇用支援対策事業とし
て、就業支援講座の経費、離職者等雇用企業奨励金及び若年層トライアル雇用支援奨励金を計上、
労働金融対策費では労働環境整備資金貸付金、勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預
託金の計上であります。
 第6款 農林水産業費は、16億7,368万4,000円の計上であります。
 農業費では、農業委員会費で委員会の運営に係る経費を計上、農業振興費として農用地利用集
積促進奨励金交付事業費、環境保全型農業推進事業費を計上、水田営農振興事業として数量調整
円滑化推進事業費及び水田農業総合推進事業費を計上するとともに、園芸特産振興費で、さくら
んぼ等の生産施設整備の農業農村対応事業費補助金を計上、畜産業費で畜産振興対策事業費及び
畜産経営環境改善事業費を計上、農地費で生産基盤の整備を引き続き推進するため、土地区画整
理事業費として、継続の県営事業沼須地区ほか農道等整備事業で県営事業1地区の継続と団体営
事業高平前反地区ほか1地区及び地方単独事業2地区、県単事業で農道及び用水整備を8地区、
市単独事業5地区、県営農業農村整備事業で沼田平土地改良区隧道補修に伴う経費のほか赤城西
麓土地改良事業及び両振興局内の地籍調査費を計上、山村振興費で継続してサラダパークぬまた
の維持管理費及び中山間地域等直接支払事業費を計上、農村環境整備費で農村集落環境整備を図
るため引き続き農村総合整備事業1地区のほか、地域資源活用による活性化を図るため田園整備
事業2地区を計上するとともに農業集落排水事業特別会計への繰出金のほか、水洗便所改造資金
貸付金の計上であります。
 林業費では、林業振興費で引き続き森林の館管理運営事業費、松くい虫防除対策事業費の計上、
森林環境事業では、森林整備強化促進事業費のほか有害鳥獣捕獲事業費を計上し農産物被害の抑
制を図るものであります。林道事業費で引き続き林道舗装事業として三峰線を計上、林道改良事
業として6路線の改良費の計上であります。
 第7款 商工費は、5億3,520万円の計上であります。
 商業振興費で沼田まつり負担金、沼田商工会議所及び商工会補助金、商店街活性化対策事業費
補助金、物産振興のための電気のふるさとじまん市参加費を計上。まちづくり支援事業としてグ
リーンベル21に対する補助金などを計上、工業振興費で工業関係団体の運営や事業に対する補
助金、産業技術改善費補助金、産学連携支援事業費を計上、金融対策費で、各資金融資に係る保
証料補助及び利子補給金、商業活性化資金貸付金、低利な融資制度とするための市内金融機関へ
の預託金及び制度融資代位弁済補填金などを計上、観光リゾート費で観光リゾート施設及び道の
駅などの維持管理費のほか、観光イベント事業及び観光宣伝事業の充実を図るために、観光団体
への補助金、玉原高原センターハウス屋根改修工事費などの計上であります。
 第8款 土木費は、30億7,326万5,000円の計上であります。
 道路橋りょう費では、道路橋りょう総務費で道路台帳補正業務委託料を計上、道路維持費で道
路維持補修事業費、道路除雪事業費及び消雪施設維持管理事業費のほか防護柵・標識等設置事業
費を計上、道路新設改良費で、市道新町西線ほか3路線、白沢町地内の根岸小芝線、利根町地内
のT102号線ほか4路線を計上、基幹道路新設改良費で、市道沼田川田線ほか3路線の事業費
の計上であります。
 河川費では、河川等補修事業費、川場滝田堰用水路整備事業費の計上であります。
 都市計画費では、街路事業費で3・3・1環状線事業として南回り栄町工区の道路改良工事及
び用地購入費のほか、沼田駅前広場整備事業費を計上するとともに、公園費で城堀川緑地整備工
事費、都市緑化推進事業費の補助金及び沼田公園整備事業のトイレ新築工事費を計上、下水道費
で、水洗便所改造資金貸付金及び下水道事業特別会計への繰出金を計上、都市整備費で中心市街
地街なか再生関連推進事業として、中心市街地の活性化を図るため、街なかイベント開催委託料、
TMO活動事業費補助金、商店街商業集積モデル支援事業補助金などの計上のほか、商店街の店
舗再建のための中心市街地土地区画整理事業特別制度融資預託金を計上、中心市街地土地区画整
理事業として、中心市街地の設計等業務及び建物等調査業務委託料を計上、一部建物の移転補償
費を計上するものであります。
 住宅費では、市営住宅管理費のほか、原田団地及び金井団地の維持補修事業費の計上でありま
す。
 第9款 消防費は、8億7,500万5,000円の計上であります。
 常備消防費で広域消防費負担金を計上、非常備消防費で団員報酬及び団員貸与品整備事業費を、
本庁及び両振興局分についてそれぞれ計上、消防施設で、防火水槽新設工事のほか消防団機械器
具置場等新築工事費及び小型動力ポンプ付積載車購入費の計上であります。
 第10款 教育費は、31億3,544万6,000円の計上であります。
 教育総務費では、教育委員会及び事務局の運営に要する経費の計上であります。学校教育指導
費では、英語教育指導員設置事業費、外国語指導助手設置事業費のほか、新たに大学生まで貸付
範囲を拡大した奨学資金貸付事業費及び第七次沼田市教育水準向上研究推進事業費の計上であり
ます。
 小学校費では、学校管理費で、川田小学校校庭造成事業費を継続して計上するほか沼田小学校
中央校舎解体等整備事業費、池田小学校屋体床等改修事業費などの計上、教育振興費で、小学校
生活相談支援事業費等の計上であります。
 中学校費では、学校管理費で沼田西中学校屋体附属建物整備事業費などの計上であります。
 幼稚園費では、私立幼稚園運営費補助金及び私立幼稚園就園奨励費補助金などの計上でありま
す。
 社会教育費では、社会教育総務費で、利根沼田文化会館管理費、生涯学習推進費、芸術文化振
興事業費及び柳波賞事業費などを計上、公民館費で各種教室・学級事業費、IT講習推進事業費、
公民館まつり等に要する経費のほか薄根公民館改修事業費などの計上、図書館費で図書整備基金
を活用して図書資料を購入整備するほか、図書館企画事業及び図書館の管理運営に要する経費、
合併に伴う白沢町、利根町公民館図書室とオンライン化並びに同地区への移動図書巡回のための
経費を計上、文化財保護費で、旧生方家住宅保存修理事業費及び鐘楼改修事業費などのほか、利
根町振興局経費で、吹割渓・吹割瀑総合整備計画事業費を計上、青少年対策費で、青少年健全育
成のため各事業経費のほか、青少年育成相談センターの補導員充実、運営経費などの計上であり
ます。
 保健体育費では、保健体育総務費で各種スポーツ大会及びスポーツ教室開催委託料、また、運
動公園管理費では、施設用備品購入費、プール階段塗装工事費のほか、白沢町及び利根町体育施
設管理運営事業費の計上であります。給食管理費では、安全安心な給食を提供するため給食セン
ターの管理運営に要する経費、給食費では、給食賄材料費の計上であります。
 第11款 災害復旧費は、185万5,000円の計上でありますが、災害に備える経費の計
上であります。
 第12款 公債費は、29億6,451万4,000円の計上でありますが、長期債元利償還
金、長期債利子及び一時借入金利子の計上であります。
 第13款 諸支出金は、1,000円の存目計上であります。
 第14款 予備費は、予測しがたい予算の不足に充当するため、2,000万円の計上であり
ます。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 市税全体の歳入予算は、57億5,834万3,000円の計上であります。
 市民税は、個人市民税、法人市民税ともに給与所得はマイナス、中小企業の状況は相変わらず
厳しい状況にありますが、17億6,753万9,000円の計上であります。
 固定資産税は、土地及び家屋については、ともに平成15年度固定資産評価基準によって価格
を決定、特に土地は時点修正を考慮し、償却資産については設備投資の状況を勘案して推計、旧
白沢村及び旧利根村分を合算した結果、32億4,669万円の計上であります。
 軽自動車税は、1億569万7,000円の計上であります。市たばこ税は、4億1,985
万6,000円の計上であります。入湯税は、合併により老神温泉及び日帰り公園入湯施設を新
たに加え、2,753万円の計上であります。
 都市計画税は、土地価格の下落などを考慮した結果、合併前の沼田市区域のみであるため、1
億9,102万9,000円の計上であります。
 第2款 地方譲与税は、5億8,139万1,000円の計上でありますが、所得譲与税を加
えての見込額を推計しての計上であります。
 第3款 利子割交付金は、2,510万円の計上であります。
 第4款 配当割交付金は、410万円の計上であります。
 第5款 株式等譲渡所得割交付金は、480万円の計上であります。
 第6款 地方消費税交付金は、5億200万円の計上であります。
 第7款 ゴルフ場利用税交付金は、1,900万円の計上であります。
 第8款 自動車取得税交付金は、2億1,200万円の計上であります。
 第9款 地方特例交付税は、1億5,000万円の計上であります。
 第10款 地方交付金は、61億5,900万円の計上であります。
 普通交付税につきましては、合併に伴う財政措置支援などを勘案し算定したものであります。
また、特別交付税についても、合併に伴う財政措置支援などを勘案して計上するものであります。
 第11款 交通安全対策特別交付金は、1,340万円の計上であります。
 第12款 分担金及び負担金は、2億4,088万8,000円の計上であります。
 分担金では、農林水産業費分担金で、三峰山トンネル維持管理費分担金などを計上、また負担
金では、民生費負担金で、老人保護措置費負担金、保育所運営費負担金及び広域入所児童負担金
などの計上であります。
 第13款 使用料及び手数料は、1億8,707万1,000円の計上であります。使用料で
は、道路占用料、市営住宅等使用料及び幼稚園保育料などを計上、また手数料では、住民基本台
帳手数料、事務手数料及び一般廃棄物処理手数料などの計上であります。
 第14款 国庫支出金は、15億2,581万1,000円の計上であります。
 国庫負担金では、民生費国庫負担金で、知的障害者施設訓練等支援費負担金、保育所運営費負
担金、児童扶養手当負担金及び生活保護費負担金などの計上であります。
 国庫補助金では、総務費国庫補助金で市町村合併推進体制整備費補助金、衛生費国庫補助金で
合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を計上、土木費国庫補助金で市道沼田川田線工事費補助金
及び市道国立病院市坂線工事費補助金、中心市街地に充当する土地区画整理事業費補助金、沼田
駅前広場整備費補助金などを計上、教育費国庫補助金で旧生方家住宅保存修理事業補助金などの
計上であります。
 第15款 県支出金は、11億6,896万8,000円の計上であります。
 県負担金では、民生費県負担金で保育所運営費負担金などを計上、衛生費県負担金で保健事業
費負担金などの計上であります。
 県補助金では、総務費県補助金で市町村乗合バス運行費補助金及び電源立地地域対策交付金な
どを計上、民生費県補助金で在宅介護支援センター運営事業補助金、福祉医療費補助金などを計
上、衛生費県補助金で合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を計上、農林水産業費県補助金で、
基盤整備促進事業費補助金、農村総合整備事業費補助金、中山間地域等直接支払事業費補助金な
どを計上、商工費県補助金で中心市街地街なか再生関連推進事業などに充当する商店街商業集積
モデル支援事業補助金を計上、土木費県補助金でまちうち再生総合支援事業費補助金などの計上
であります。
 委託金は、総務費委託金で県税徴収取扱委託金、国勢調査委託金を計上、民生費委託金で母子
生活支援施設措置費委託金などの計上であります。
 第16款 財産収入は、1,642万円の計上でありますが、財政調整基金をはじめとする基
金利子収入などの計上であります。
 第17款 寄附金は、32万1,000円の計上であります。
 第18款 繰入金は、32億2,004万5,000円の計上でありますが、諸事業の財源確
保及び収支の均衡を図るため財政調整基金などからの繰入金を計上するものであります。
 第19款 繰越金は、1,000円の存目計上であります。
 第20款 諸収入は、7億641万9,000円の計上であります。
 貸付金元利収入では、商業活性化資金貸付金、制度融資預託金及び下水道事業水洗便所改造資
金貸付金元利収入などの計上であります。
 雑入では、指定ごみ袋売払収入、路線バスカード売捌収入及び学校給食費納入金などの計上で
あります。
 第21款 市債は、21億3,980万円の計上であります。
 総務債では、市町村合併対策事業債を、民生債では、(仮称)ワークプラザ建設事業債を、農
林水産業債では、農道整備事業債及び農業基盤整備事業債などを、土木債で道路整備事業債、街
路整備事業債及び公園整備事業債など、教育債で川田小学校校庭造成事業債及び薄根公民館改修
事業債などを、減税補てん債のほか引き続き地方交付税の減額分を補てんするために、個々の地
方公共団体が発行する臨時財政対策債であります。
 予算第2条 債務負担行為は、「第2表 債務負担行為」に示すとおり、電子入札等システム
共同化負担金ほか7件について債務負担をするものであります。
 予算第3条 地方債は、「第3表 地方債」に示すとおり、市町村合併対策事業ほか13事業
の市債並びに減税補てん債、臨時財政対策債であります。
 予算第4条 一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に、資金の一時
借入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものであります。
 予算第5条 歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予
算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
 続きまして、議案第75号 平成17年度沼田市国民健康保険特別会計予算についてご説明申
し上げます。
 予算の総額は、53億5,668万円でありまして、前年度に比較して32.2%、13億4
10万5,000円の増でありますが、前年度の1市2村の総額と比較すると7.8%、3億8,
551万5,000円の増であります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、3,477万2,000円の計上でありますが、一般管理費及び収納率向
上のための特別対策事業費などの計上であります。
 第2款 保険給付費は、35億5,817万7,000円の計上でありますが、被保険者の医
療に要する経費のほか出産育児一時金等の計上であります。
 第3款 老人保健拠出金は、11億9,935万5,000円の計上でありますが、保険者と
しての義務的拠出金であります。
 第4款 介護納付金は、4億392万円の計上でありますが、介護保険支払基金へ納付するも
のであります。
 第5款 共同事業拠出金は、1億3,528万1,000円の計上でありますが、高額医療に
対応するため共同事業への拠出金であります。
 第6款 保健事業費は、2,316万6,000円の計上でありますが、被保険者の健康づく
りを継続して推進するための経費の計上であります。
 第7款 基金積立金、第8款 公債費は存目計上であります。
 第9款 諸支出金は、200万7,000円の計上でありますが、償還金のほか保険税の還付
に対応するためのものであります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 国民健康保険税は、20億8,038万5,000円の計上でありますが、合併に伴
う均一課税での計上であります。
 第2款 国庫支出金は、19億1,373万円の計上でありますが、療養給付費等負担金及び
財政調整交付金などであります。
 第3款 療養給付費等交付金は、6億1,223万9,000円の計上であります。
 第4款 県支出金は、2億5,517万9,000円の計上でありますが、財政健全化補助金、
高額医療費共同事業負担金及び県調整交付金であります。
 第5款 共同事業交付金は、6,901万2,000円の計上でありますが、高額医療費共同
事業交付金であります。
 第6款 財産収入は、存目計上であります。
 第7款 繰入金は、一般会計繰入金で、4億1,821万4,000円の計上でありますが、
法定分の繰入金であります。
 第8款 繰越金は存目計上であります。
 第9款 諸収入は、791万8,000円の計上でありますが、雑入で第三者納付金等であり
ます。
 続きまして、議案第76号 平成17年度沼田市老人保健特別会計予算についてご説明申し上
げます。
 予算の総額は、56億2,368万6,000円のでありまして、前年度に比較して27.8
%、12億2,229万8,000円の増でありますが、前年度の1市2村の総額と比較すると
4.3%、2億3,412万8,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1,869万8,000円の計上でありますが、一般管理費及び老人医療
費適正化対策事業費等であります。
 第2款 医療諸費は、55億9,387万7,000円の計上でありますが、一般診療負担金
等であります。
 第3款 諸支出金は、111万1,000円の計上でありますが、償還金等であります。
 第4款 予備費は、予測しがたい医療費に対処するため1,000万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 支払基金交付金は、32億9,589万1,000円の計上であります。
 第2款 国庫支出金は、15億3,340万5,000円の計上でありますが、医療費負担金
及び老人医療費適正化対策事業費補助金であります。
 第3款 県支出金は、3億8,318万2,000円の計上であります。
 第4款 繰入金は、4億1,120万2,000円の計上でありますが、義務的負担分であり
ます。
 第5款 繰越金、第6款 諸収入は存目計上であります。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時56分休憩
─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 助役。
[助役 金井可佐夫君登壇]
◇助役(金井可佐夫君) 続きまして、議案第77号 平成17年度沼田市介護保険特別会計予
算についてご説明申し上げます。
 本予算につきましては、介護保険法により定めた合併対応の沼田市介護保険事業計画に基づき、
予算の設定を行ったもので、予算の総額は、29億5,982万2,000円でありまして、前
年度に比較して26.2%、6億1,372万8,000円の増でありますが、前年度の1市2
村の総額と比較すると4.1%、1億1,523万6,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、総務管理費、徴収費、介護認定診査費など介護保険運営上の経費として1
億3,637万3,000円の計上であります。
 第2款 保険給付費は、介護サービス等諸費、支援サービス等諸費、その他諸費及び高額介護
サービス等費で、介護保険サービスに要する経費として、28億1,738万7,000円の計
上であります。
 第3款 財政安定化基金拠出金は、269万円でありますが、不測の事態に対応するための制
度として、国の基準に従い拠出するものであります。
 第4款 基金積立金は、介護給付費準備基金から発生する利子相当分として2万円の計上であ
ります。
 第5款 公債費は、群馬県介護保険財政安定化基金償還金として134万5,000円及び歳
計現金不足に対応するための一時借入金の利子の存目計上であります。
 第6款 諸支出金は、第1号被保険者保険料還付などに対応するため100万6,000円の
計上であります。
 第7款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 保険料は、第1号被保険者から徴収する介護保険料でありますが、介護保険事業計画
に基づき算出した額4億3,905万2,000円の計上であります。
 第3款 国庫支出金は、7億3,933万4,000円の計上であります。
 国庫負担金では、制度上の負担分として保険給付費総額の20%に相当する額の計上でありま
す。また、国庫補助金では、所得格差等を補正するため調整交付金として保険給付費総額の概ね
5%に相当する額を計上するものであります。
 第4款 支払基金交付金は、第2号被保険者保険料分、9億156万3,000円の計上であ
ります。国民健康保険や健康保険組合等が徴収した保険料が、いったん社会保険診療報酬基金に
集められ、第2号被保険者の保険料相当額として保険給付費総額の32%相当額が制度上交付さ
れるものであります。
 第5款 県支出金は、3億5,217万7,000円の計上であります。
 県負担金では、制度上の県負担分として保険給付費総額の12.5%に相当する額の計上であ
ります。財政安定化基金支出金では、不測の事態に対応するための措置として存目計上し、県補
助金につきましても存目計上であります。
 第8款 繰入金は、5億2,766万2,000円の計上であります。
 一般会計繰入金では、介護給付費繰入金を制度上の市負担分として、保険給付費総額の12.
5%相当額3億5,217万4,000円を計上し、その他一般会計繰入金として、職員給与費
ほか運営上必要な事務費1億3,871万3,000円の計上であります。基金繰入金では、3,
677万5,000円の計上であります。
 続きまして、議案第78号 平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計予算についてご説明申
し上げます。
 予算の総額は、5億6,372万9,000円でありまして、前年度に比較して278.8%、
4億1,492万8,000円の増でありますが、前年度の1市2村の総額と比較すると9.3
%、4,780万9,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2億6,049万5,000円の計上であります。
 一般管理費では、職員人件費及び簡易水道管理運営委託料が主なるものであり、簡易水道管理
費では、水質検査手数料及び維持管理費であります。
 第2款 事業費は、2億3,084万5,000円の計上でありますが、簡易水道事業費で、
硯田簡易水道の工事費等であります。
 第3款 公債費は、7,228万9,000円の計上で、簡易水道事業債元利償還金でありま
す。
 第4款 予備費は、10万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、1,932万4,000円の計上であります。
 分担金は硯田簡易水道の分担金であり、負担金は水道加入金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、2億5,173万4,000円の計上であります。
 使用料では、水道使用料であり、手数料では、水道手数料であります。
 第3款 繰入金は、1億2,439万3,000円の計上であります。
 第4款 繰越金は、存目計上であります。
 第5款 諸収入は、527万7,000円の計上で、消火栓設置工事に伴う受入金などであり
ます。
 第6款 市債は、1億6,300万円の計上で、簡易水道事業債であります。
 続きまして、議案第79号 平成17年度沼田市下水道事業特別会計予算についてご説明申し
上げます。
 予算の総額は、21億7,234万9,000円でありまして、前年度に比較して54.2%、
7億6,326万1,000円の増でありますが、前年度の1市2村の総額に比較すると5.9
%、1億3,636万円の減であります。その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1億828万3,000円の計上であります。
 総務管理費では、職員人件費などの一般管理費であります。
 第2款 事業費は、12億3,292万3,000円の計上であります。
 公共下水道事業の汚水及び雨水事業費並びに特定環境保全公共下水道事業費で、引き続き管渠
の整備促進を図るための建設事業費及び下水道施設の維持管理費の計上であります。
 流域下水道事業では、流域下水道奥利根処理区建設事業費負担金及び同奥利根処理区維持管理
費負担金の計上であります。
 第3款 公債費は、8億3,014万3,000円の計上で、下水道長期債の元金及び利子で
あります。
 第4款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、3,093万3,000円の計上で、受益者負担金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、2億5,635万5,000円の計上であります。
 第3款 国庫支出金は、2億6,500万円の計上で、下水道事業費国庫補助金であります。
 第4款 県支出金は、390万円の計上で、下水道事業費県補助金であります。
 第5款 繰入金は、8億8,107万1,000円の計上で、一般会計繰入金であります。
 第6款 諸収入は、1,419万円の計上で、消費税還付金などであります。
 第7款 市債は、7億2,090万円の計上で、公共下水道事業債、特定環境保全公共下水道
事業債、流域下水道事業債及び資本費平準化債であります。
 続きまして、議案第80号 平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説
明申し上げます。
 予算の総額は、3億1,817万1,000円でありまして、前年度に比較して555.6%、
2億6,964万円の増であります。その内容を歳出予算からご説明申し上げます。
 総務費は、218万円の計上で、総務管理費であります。
 第2款 事業費は、2億2,478万9,000円の計上で、下水道事業費でありまして、農
業集落排水資源循環統合補助事業費及び8地区施設の維持管理費などであります。
 第3款 公債費は、9,100万2,000円の計上で、長期債の元金及び利子であります。
 第4款 予備費は、20万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、142万3,000円の計上で、受益者分担金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、1,285万6,000円の計上であります。
 第3款 県支出金は、1億653万1,000円の計上で、県補助金であります。
 第4款 繰入金は、1億572万7,000円の計上で、一般会計繰入金であります。
 第5款 諸収入は、133万4,000円の計上で、消費税還付金等であります。
 第6款 市債は、9,030万円の計上で、農業集落排水事業債であります。
 続きまして、議案第81号 平成17年度沼田市温泉事業特別会計予算についてご説明申し上
げます。
 予算の総額は、4億6,652万7,000円でありまして、旧白沢村及び旧利根村から引き
継いだ事業であります。その内容を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2,168万5,000円の計上で、職員人件費及び一般管理費の計上で
あります。
 第2款 事業費は、4億4,244万1,000円の計上で、両施設の管理、運営費でありま
す。
 第3款 公債費は、存目計上であります。
 第4款 予備費は、240万円の計上であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第1款 使用料及び手数料は、2億88万8,000円の計上で、両温泉施設の使用料及びし
ゃくなげの湯に併設されている農林産物直売施設の使用料であります。
 第2款 財産収入は、669万4,000円の計上で、温泉事業基金利子収入のほか自動販売
機等の設置料であります。
 第3款 繰入金は、存目計上であります。
 第4款 諸収入は、2億5,894万3,000円の計上で、施設に併設されているレストラ
ン及び売店等の売上金が主なものであります。
 続きまして、議案第82号 平成17年度沼田市水道事業会計予算についてご説明申し上げま
す。
 予算第3条 収益的収入及び支出について、支出の予定額からご説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、4億3,359万5,000円の計上であります。
 営業費用は、職員人件費のほか経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は、企業債
支払利息と消費税等であります。
 次に、収入の予定額についてご説明申し上げます。
 第1款 水道事業収益は、4億5,296万5,000円の計上であります。
 営業収益は、水道料金及び加入金が主なもので、営業外収益は、受取利息及び雑収益でありま
す。
 次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、支出の予定額からご説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、2億5,974万8,000円の計上であります。公共下水道工事関
連配水管布設替工事等の工事請負費、沼田平土地改良区用水の県営ため池等整備事業負担金及び
企業債償還金が主なるものであります。
 次に、収入の予定額についてご説明申し上げます。
 第1款 資本的収入は、7,171万2,000円の計上であります。
 公共下水道工事等に伴う工事負担金及び公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減のため、
一般会計からの出資金の計上であります。
 予算第4条につきましては、資本的収入が資本的支出に対して不足する額1億8,803万6,
000円は、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で
補てんし、収支の均衡を図るものであります。
 これをもちまして、一般会計外7特別会計及び水道事業会計予算の説明を終らせていただきま
す。
 以上21件について、その概要を一括してご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、原
案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終りました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
 ただいま、議題となっております議案第62号から議案第82号までの以上21件につきまし
ては、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査する
ことにいたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第62号から議案第82号までの以上21件については、議長を除く議員全員で
構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
 予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この場
所に招集いたします。
──────────────◇────────────── 
第8 散 会
◇議長(星野佐善太君) この際、おはかりいたします。
 明3日から4日及び7日の3日間は、議案調査等のため休会いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって、明3日から4日及び7日の3日間は、議案調査等のため休会することに決しました。
 続いておはかりいたします。
 本日の会議は、この程度にとどめ、散会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
 よって本日は、これにて散会することに決しました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は、8日午前10時に開きますからご参集願います。
 本日は、たいへんご苦労さまでした。
  午後1時14分散会
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