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議事日程 第1号
平成18年3月1日(水曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 諸般の報告
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 報告第 1号 専決処分報告について
第 5 報告第 2号 専決処分報告について
第 6 議案第 1号 市道路線の認定について
第 7 議案第 2号 市町の境界変更について
第 8 議案第 3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について
第 9 議案第 4号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議について
第10 議案第 5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第11 議案第 6号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する条
の一部を改正する条例について
第12 議案第 7号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について
第13 議案第 8号 平成17年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
第14 議案第 9号 平成17年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第15 議案第 10号 平成17年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)
第16 議案第 11号 平成17年沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第17 議案第 12号 平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第18 議案第 13号 平成17年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
第19 議案第 14号 平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会補正予算(第3号)
第20 議案第 15号 平成17年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
第21 議案第 16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定について
第22 議案第 17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定について
第23 議案第 18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
第24 議案第 19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
条例について
第25 議案第 20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
改正する条例について
第26 議案第 21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第27 議案第 22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について
第28 議案第 23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
第29 議案第 24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
第30 議案第 25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例について
第31 議案第 26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
第32 議案第 27号 沼田市白沢高齢者多目的室内運動場の設置及び管理に関する条例等の
部を改正する条例について
第33 議案第 28号 指定管理者の指定について
第34 議案第 29号 指定管理者の指定について
第35 議案第 30号 指定管理者の指定について
第36 議案第 31号 指定管理者の指定について
第37 議案第 32号 指定管理者の指定について
第38 議案第 33号 指定管理者の指定について
第39 議案第 34号 指定管理者の指定について
第40 議案第 35号 指定管理者の指定について
第41 議案第 36号 指定管理者の指定について
第42 議案第 37号 指定管理者の指定について
第43 議案第 38号 指定管理者の指定について
第44 議案第 39号 指定管理者の指定について
第45 議案第 40号 平成18年度沼田市一般会計予算
第46 議案第 41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第47 議案第 42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算
第48 議案第 43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算
第49 議案第 44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第50 議案第 45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算
第51 議案第 46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第52 議案第 47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算
第53 議案第 48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算
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本日の会議に付した事件
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 報告第 1号 専決処分報告について
報告第 2号 専決処分報告について
以上2件一括上程
第 5 議案第 1号 市道路線の認定について
第 6 議案第 2号 市町の境界変更について
議案第 3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について
以上2件一括上程
第 8 議案第 4号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議について
第 9 議案第 5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第10 議案第 6号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する
条例の一部を改正する条例について
議案第 7号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について
議案第 8号 平成17年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
議案第 9号 平成17年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
議案第 10号 平成17年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)
議案第 11号 平成17年沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
議案第 12号 平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第 13号 平成17年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第 14号 平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会補正予算(第3号)
議案第 15号 平成17年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
議案第 27号 沼田市白沢高齢者多目的室内運動場の設置及び管理に関する条例等
の一部を改正する条例について
以上11件一括上程
第11 議案第 16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定について
議案第 17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定について
議案第 18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
議案第 19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正
する条例について
議案第 20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一
部を改正する条例について
議案第 21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について
議案第 23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
議案第 25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例について
議案第 26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 28号 指定管理者の指定について
議案第 29号 指定管理者の指定について
議案第 30号 指定管理者の指定について
議案第 31号 指定管理者の指定について
議案第 32号 指定管理者の指定について
議案第 33号 指定管理者の指定について
議案第 34号 指定管理者の指定について
議案第 35号 指定管理者の指定について
議案第 36号 指定管理者の指定について
議案第 37号 指定管理者の指定について
議案第 38号 指定管理者の指定について
議案第 39号 指定管理者の指定について
議案第 40号 平成18年度沼田市一般会計予算
議案第 41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算
議案第 42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算
議案第 43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算
議案第 44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
議案第 45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算
議案第 46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算
議案第 48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算
以上32件一括上程
第 8 散 会
──────────────────────────────
出席議員(44人)
1番 小野 広樹君 2番 南 美喜雄君
3番 小林 克郎君 4番 角田 博君
5番 中村 光孝君 6番 小野 要二君
7番 小林 猛君 8番 桑原冨士夫君
9番 真下 恭嗣君 10番 布施辰二郎君
12番 高柳 勝巳君 13番 久保 健二君
14番 星野 稔君 15番 鈴木 圭子君
16番 金子 一弥君 17番 金子 千明君
18番 長谷川信次君 19番 宮田 和夫君
20番 小林 玉男君 21番 小野 正純君
22番 大島 崇行君 23番 山ア 義朗君
24番 大竹 政雄君 25番 井之川博幸君
26番 大東 宣之君 27番 片野 彦一君
28番 星川嘉一郎君 29番 金井 康夫君
30番 井上 正文君 31番 小尾 孝男君
32番 相田 昌夫君 33番 宇敷 和也君
34番 小林 次夫君 35番 高橋 襄典君
36番 牧野 保好君 37番 石田 宇平君
39番 井上健太郎君 40番 田村 博美君
41番 井田 孝一君 42番 小林 照夫君
43番 星野佐善太君 44番 郷原 重雄君
45番 横坂 泰次君 46番 井上 幾雄君
欠席議員(2名)
11番 角田 泰夫君 38番 松井 敏員君
──────────────────────────────
説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 助 役 丸岡 祐一君
白沢町振興局長 根岸 恒雄君 利根町振興局長 星野 健一君
収 入 役 林 義夫君 市長公室長 田村 澄夫君
総務部長 村山 博明君 民生部長 田島 護君
経済部長 大嶋 政美君 建設部長 松井完一郎君
街なか対策部長 見城 厚男君 白沢町振興局次長 中村 弘志君
利根町振興局次長 中澤 和義君 総務課長 村沢 博行君
教 育 長 津久井 勲君 教育部長 増田 幸男君
庶務課長 水田 修君 監査委員事務局長 原 明弘君
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議会事務局出席者
事務局長 茂木 愛 次長兼庶務係長 下 宏一
議事係長 茂木 敏昭 主 任 地野 裕一
──────────────◇──────────────
午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) ただ今から、平成18年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
第1 諸般の報告
◇議長(星野佐善太君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木 愛君)命によりご報告申し上げます。
沼田市監査委員高橋政次、井田孝一の両氏から定期監査等結果報告書並びに例月出納検査結果
報告書が地方自治法の規定に基づき議長あてに寄せられております。
本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ご覧いただきたいと思います。
以上でございます。
──────────────◇──────────────
第2 会期の決定
◇議長(星野佐善太君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
おはかりいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月27日までの27日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月
27日までの27日間と決定いたしました。
──────────────◇──────────────
第3 会議録署名議員の指名
◇議長(星野佐善太君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において大島崇行議員、山ア義朗議
員、大竹政雄議員の以上3名を指名いたします。
──────────────◇──────────────
第4 報告第1号 専決処分報告についてから
報告第2号 専決処分報告についてまで
以上2件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第3、報告第1号 専決処分報告について、及び日程第4、報告
第2号 専決処分報告についての以上2件を一括議題といたします。
報告書の朗読を省略し、ただちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 報告第1号 専決処分報告 和解及び損
害賠償額の決定について及び 報告第2号 専決処分報告 和解及び損害賠償額の決定について
の以上2件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、報告第1号 専決処分報告 和解及び損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成17年12月28日午後0時15分頃、沼田市利根町輪組235番地の
沼田市利根町振興局出張所駐車場内において、野猿動向調査等業務委託の受託者である沼田市利
根町●●●● ●●●●の運転する市有車(群馬41た251)が調査終了後に駐車するため後
退した際、沼田市利根町●●●● ●●●●氏が所有する普通自動車(群馬50ら7643)に
接触し、双方の車両の一部が破損した事故について、沼田市が●●●●氏に車両の修理代として、
124,320円、代車代として9,000円の合計133,320円を支払うことを条件に和
解するとともに、市の損害賠償額を133,320円と定めたものであります。
続きまして、報告第2号 和解及び損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成18年1月16日午前11時30分頃、沼田市中町867番地2の駐車
場に駐車してあった沼田市中町●●●● ●●●●氏が所有する普通自動車(群馬533な17
17)及び沼田市上沼須町●●●● ●●●●氏が所有する普通自動車(群馬33の2478)
に、隣接する市所有の土蔵の屋根から瓦及び雪が落下して、当該車両の一部が破損した事故につ
いて、沼田市が当該車両の修理代として、●●●●氏に80,856円、●●●●氏に168,
052円を支払うことを条件に和解するとともに、市の損害賠償額を248,908円と定めた
ものであります。
以上2件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、期間的な制約からやむ
を得ず専決処分として措置させていただいたものであります。よろしくご審議の上、報告のとお
りご承認くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、報告第1号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、報告第2号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第1号及び報告第2号の以上2件につ
いては、会議規則第36条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。こ
れにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
よって、報告第1号及び報告第2号の以上2件については、委員会の付託を省略することに決
しました。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより報告第1号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第2号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
──────────────◇──────────────
第6 議案第1号 市道路線の認定について
◇議長(星野佐善太君) 日程第5、議案第1号 市道路線の認定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第1号 市道路線の認定についてご
説明申し上げます。
今回認定する 末広通り南線、桜町中央通り支2号線、旧専売公社線及び白清水南5号線の4
路線につきましては、宅地開発に伴う宅内道路として整備され、道路敷地として地権者の方から
ご寄附いただいたものであります。
北小正門前通り支線につきましては、北回り環状線の地権者の方への代替え用地として既に道
路整備が完了していたものを今回市道路線として認定を行うものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申
し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
◇42番(小林照夫君) 末広通り南線、この路線名がどういう名前、どういう経緯でこの路線
名になったか。この経緯がわかったら教えてもらいたいと思います。
◇建設部長(松井完一郎君) お答えいたします。
末広通り南線、確か市道名があったかと思います。それを用いましてそのような名前、南線と
いうふうな名前にいたしました。
以上でございます。
◇42番(小林照夫君) 末広通りというのは、ここでなく別の所に末広通りという名前があっ
たと私は記憶していたのですよ。それでお互いに近い場所だから末広通りでもいいのかなと。た
だここへ1521という号線が入っているから、それでもわかるわけなのですが、ただこの名称
を本当に付けてもらうのはありがたいのだけれども、この路線の他に末広通りというのがこの近
くに確か私はあったような気がするので、それと一括してこういう名前にしたというなら理解で
きるのですが、それをちょっと確認したかったということです。再度お願いします。
◇建設部長(松井完一郎君) ご指摘のとおり近くに末広通りというのがございます。その関係
からこのような名前にいたしました。
以上でございます。
◇議長(星野佐善太君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第1号については、会議規則第36条第2項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第1号 市道路線の認定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第7 議案第2号 市町の境界変更についてから
議案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についてまで
以上2件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第6、議案第2号 市町の境界変更について、及び日程第7、議
案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についての以上2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第2号 市町の境界変更について及
び議案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についての以上2件につきまして、一括し
てご説明申し上げます。
まず、議案第2号 市町の境界変更についてご説明申し上げます。
本件は、滝合土地改良事業の共同施行に伴い、従来の地形が変更され、新たな区画に合わせ市
町の境界を変更するものでありますので地方自治法第7条第6項の規定により議会の議決をお願
いするものであります。
続きまして、議案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についてご説明申し上げます。
本件は、滝合土地改良事業の共同施行による市町の境界変更に伴い、道路、水路の財産処分が
必要となることから、地方自治法第7条第6項の規定により議会の議決をお願いするものであり
ます。
以上2件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定
くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、議案第2号 市町の境界変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 次に、議案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について願
います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第2号及び議案第3号の以上2件については、会議規則第
36条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第2号及び議案第3号の以上2件については、委員会の付託を省略することに決
しました。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括で願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第2号 市町の境界変更についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第8 議案第4号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議につ
いて
◇議長(星野佐善太君)日程第8、議案第4号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更
に関する協議についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第4号 利根沼田広域市町村圏振興
整備組合の規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。
今回の規約変更は、利根沼田広域市町村圏振興整備組合規約第3条に規定する共同処理する事
務に、障害者自立支援法に基づく「障害程度区分認定審査会の設置及び運営に関する事務」を追
加するものであります。
また、規約第5条の議員定数については、みなかみ町の議会議員の特例期間が満了する平成1
8年5月1日から議員選出の方法を、各市町村の議長職と市町村人口数を2万人規模で除した整
数を加え8人体制とするとの合意に基づき、現行の定数22人を8人とするものであります。
また、規約第7条の理事会組織については、理事数が5人になったことに伴い、副理事長2人
を1人とするものであります。
以上につきまして、利根沼田広域市町村圏振興整備組合から地方自治法第286条第1項の規
定により協議がありましたので、同法第290条の規定により議会の議決をお願いするものであ
ります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申
し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第4号については、会議規則第36条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第4号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第4号 利根沼田広域市町村圏振興整備組合の規約変更に関する協議についてを
採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第9 議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
◇議長(星野佐善太君) 議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議につ
いてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第5号 群馬県市町村総合事務組合
の規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。
今回の規約変更は、群馬県市町村総合事務組合の組織団体である烏帽子山植林町村組合の名称
が、平成18年2月20日から、同組合の組織団体変更に伴い、烏帽子山植林組合に改められる
ための規約変更であります。
以上につきまして、群馬県市町村総合事務組合から地方自治法第286条第1項の規定により
協議がありましたので、同法第290条の規定により議会の議決をお願いするものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申
し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第5号については、会議規則第36条第2項の規定により
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第五号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてを採決いた
します。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第10 議案第 6号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関
する条例の一部を改正する条例についてから
議案第15号 平成17年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)及び
議案第27号 沼田市白沢高齢者多目的室内運動場の設置及び管理に関する条
例等の一部を改正する条例について
以上11件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第10、議案第6号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)
の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例について、から日程第20、議案第15号 平
成17年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)までの以上11件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第6号 沼田市過疎対策のための市
税(固定資産税)の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例について、議案第7号 沼田
市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について、議案第27号 沼田市白沢高齢
者多目的室内運動場の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例について及び議案第8
号 平成17年度沼田市一般会計補正予算(第6号)から 議案第15号 平成17年度沼田市
水道事業会計補正予算(第4号)までの以上11件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、議案第6号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の 課税の特例に関する条例
の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、租税特別措置法の一部改正に伴い、特別償却の関係で引用している箇所の改正
を行うものであります。
続きまして、議案第7号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について
ご説明申し上げます。
改正の内容は、国際姉妹都市であるドイツフュッセン市 ヴィルヘルム・シュベッケ氏から青
少年健全育成に役立ててほしいという趣旨のもとに29万9,771円のご寄附がありましたの
で、基金の額を329万9,771円に改めるものであります。
続きまして、議案第27号 沼田市白沢高齢者多目的室内運動場の設置及び管理に関する条例
等の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本条例は、指定管理者制度が導入され、公の施設の管理委託制度が廃止されたことに伴う関係
条例の改正でありまして、指定管理者制度導入後も、直営管理を行うこととなる公の施設に関す
る条例について、管理委託に関する規定を削除するもので「沼田市白沢高齢者多目的室内運動場
の設置及び管理に関する条例」ほか12件の条例をそれぞれ改正するものであります。
続きまして、議案第8号 平成17年度沼田市一般会計補正予算(第6号)についてご説明申
し上げます。
今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正等により既定の予算に増減を生じるもの、
特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成17年度に
おける最終補正として、歳入歳出予算の整理を行うものであり、各事業を精査した結果、既決の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億6,148万9,000円を減額し、歳入歳出予
算の総額を歳入歳出それぞれ222億75万2,000円とするものであります。
補正予算のうち、人件費に係るものを除き主なものについて、その概要を歳出予算からご説明
申し上げます。
第2款 総務費は、8,253万7,000円の減額であります。
総務管理費では、一般管理費で事業の確定による下田市姉妹都市交流事業及びフュッセン市姉
妹都市交流事業などの減額、人事管理費で産休病休等代替臨時雇上賃金を追加。企画費で事業の
確定により行政情報化推進事業などを減額し、差し引き減額であります。
徴税費では、電算業務委託料などの執行残の減額であります。
選挙費及び統計調査費では、執行残の減額であります。
第3款 民生費は、8,902万1,000円の減額であります。
社会福祉費では、老人福祉費で実績により利根沼田広域市町村圏振興整備組合老人ホーム管理
費負担金及び老人保護措置事業を減額、事業の確定などにより(仮称)沼田市ワークプラザ建設
事業の減額などであります。
児童福祉費では、児童福祉総務費で定期支払の確定による児童扶養手当支給管理事業などの減
額、児童措置費で事業の確定に伴う乳児保育促進対策費等補助事業などの減額であります。
第4款 衛生費は、1億2,184万円の減額であります。
保健衛生費では、国民健康保険総務費で国民健康保険特別会計繰出金を実績により減額、予防
費で実績により予防接種事業などの減額、保健事業費で実績による健康診査事業などの減額であ
ります。
清掃費では、塵芥処理費で実績による指定ごみ袋購入事業などの減額、し尿処理費は、実績に
よる合併処理浄化槽設置整備事業の減額、上水道費では、簡易水道事業特別会計繰出金などの減
額であります。
第5款 労働費は、2,650万2,000円の減額でありますが、労働金融対策費で勤労者
住宅建設資金預託事業及び勤労者生活資金預託事業などの実績に基づく減額であります。
第6款 農林水産業費は、9,417万5,000円の減額であります。
農業費では、園芸特産振興費で事業の確定により農業農村応援事業を減額、農地費で県の事業
予算の確定による市負担金の変更により県営畑地帯総合土地改良事業沼須地区の減額、山村振興
費で実績見込による中山間地域等直接支払事業の減額、農村環境整備費で実績により農業集落排
水事業特別会計繰出金などの減額であります。
第7款 商工費は、4,692万6,000円の減額でありますが、金融対策費で実績により
制度融資保証料補助事業などの減額、観光リゾート費で観光リゾート管理費などの減額でありま
す。
第8款 土木費は、4,225万8,000円の減額であります。
道路橋りょう費では、道路維持費で道路除雪作業委託料を追加、都市計画費では、公園費で事
業費の確定による南原ふれあい公園整備事業を減額、下水道費で実績により下水道事業特別会計
繰出金を減額、都市整備費で事業費確定により中心市街地土地区画整理事業を減額し、差し引き
減額であります。
第9款 消防費は、2,773万円の減額でありますが、常備消防費で実績により広域消防費
負担金の確定による減額、消防施設費で40立方メートル級防火水槽新設事業などの減額であり
ます。
第10款 教育費は、1億3,039万5,000円の減額であります。
教育総務費では、事務局費でスクールバス等運行事業の減額、幼稚園費では、実績により私立
幼稚園就園奨励費補助金などの減額であります。
社会教育費では、公民館費で事業の確定により薄根公民館改修事業を減額、文化財保護費で国
庫補助の翌年度見送りによる国指定文化財保存事業などの減額であります。
第11款 災害復旧費は、10万5,000円の減額でありますが、事業費の確定による減額
であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 市税は、3億6,879万1,000円の追加でありますが、調定状況の精査により、
市民税、固定資産税、軽自動車税、入湯税などの追加であります。
第10款 地方交付税は1,945万1,000円の追加でありますが、普通交付税の追加で
あります。
第12款 分担金及び負担金は、492万7,000円の減額でありますが、負担金で「食」
の自立支援事業費負担金などの減額であります。
第13款 使用料及び手数料は、235万8,000円の減額であります。
使用料では、白沢健康福祉センター使用料などを追加、手数料では、一般廃棄物処理手数料な
どを減額し、差し引き減額であります。
第14款 国庫支出金は、2,502万2,000円の追加であります。
国庫負担金では、保険基盤安定制度負担金を追加、児童扶養手当負担金、保健事業費等負担金
などを減額し、差し引き追加であります。
国庫補助金では、次世代育成支援対策交付金、土地区画整理事業費補助金などを追加、幼稚園
就園奨励費補助金、旧生方家住宅保存修理事業補助金などを減額し、差し引き追加であります。
第15款 県支出金は、1億1,934万9,000円の減額であります。
県負担金では、保育所運営費負担金、保険基盤安定制度負担金などを減額、生活保護費負担金
を追加し、差し引き減額であります。
県補助金では、特別保育事業費補助金、中山間地域等直接支払事業費補助金及び農業農村応援
事業費補助金などの減額であります。
委託金では、国勢調査委託金、衆議院議員総選挙委託金、沼須地区遺跡群発掘調査委託金(県
営畑地帯総合整備事業分)などの減額であります。
第16款 財産収入は、186万2,000円の追加でありますが、財産運用収入では、施設
賃貸料などを減額、財産売払収入では、市有土地売払収入を追加し、差し引き追加であります。
第17款 寄附金は、448万円の追加でありますが、福祉振興事業基金寄附金として、材木
町の塚越一貴様、同じく有限会社 有楽商事様からの寄附金を追加、教育費寄附金として、フュ
ッセン市のヴィルヘルム・シュヴェッケ様、みなかみ町の杉木八重子様からの寄附金をそれぞれ
寄附者のご意志に沿っての計上であります。
第18款 繰入金は、9億1,324万4,000円の減額でありますが、基金繰入金で財政
調整基金繰入金の減額であります。
第20款 諸収入は、4,531万7,000円の減額であります。
貸付金元利収入では、商業活性化資金貸付金、勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金
預託金などの減額、雑入では、指定ごみ袋売払収入などの減額であります。
第21款 市債は、410万円の追加でありますが、民生債で(仮称)ワークプラザ建設事業
債、農林水産業債で農業基盤整備事業債、教育債で川田小学校校庭造成事業債などを追加、土木
債で道路整備事業債、公園整備事業債及び土地区画整理事業債を減額し、差し引き追加でありま
す。
予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、(仮称)ワークプラザ
建設事業ほか11事業の起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第9号 平成17年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につ
いてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ、5,675万3,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ54億5,601万7,000円とするも
のであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、124万8,000円の減額でありますが、一般管理費で共同電算処理手
数料などを追加、賦課徴税費で保険税計算業務委託料などを減額、運営協議会費で旅費を減額、
特別対策事業費で通信運搬費を減額し、差し引き減額であります。
第2款 保険給付費は、5,632万4,000円の追加でありますが、退職被保険者等療養
給付費の追加であります。
第5款 共同事業拠出金は、205万2,000円の追加でありますが、高額医療費拠出金の
追加であります。
第6款 保健事業費は、37万5,000円の減額でありますが、保健衛生普及費で通信運搬
費を減額、疾病予防費で人間ドック検診費補助金を追加し、差し引き減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第2款 国庫支出金は、701万5,000円の追加でありますが、交付決定による療養給付
費等負担金及び高額医療費共同事業負担金の追加であります。
第3款 療養給付費等交付金は、4,044万円の追加でありますが、変更通知による追加で
あります。
第4款 県支出金は、3,877万3,000円の減額でありますが、高額医療費共同事業負
担金を追加、財政健全化補助金及び県調整交付金を減額し、差し引き減額であります。
第5款 共同事業交付金は、1,470万6,000円の追加でありますが、高額医療費共同
事業交付金の追加であります。
第7款 繰入金は、3,407万円の追加でありますが、一般会計繰入金を減額、国民健康保
険基金繰入金を追加し、差し引き追加であります。
第9款 諸収入は、70万5,000円の減額でありますが、一般被保険者延滞金を追加、雑
入で一般被保険者第三者納付金を減額、退職被保険者等第三者納付金などを追加し、差し引き減
額であります。
続きまして、議案第10号 平成17年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第4号)につい
てご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ、50万4,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ56億2,630万円とするものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、55万7,000円の減額でありますが、一般管理費で実績による老人医
療電算システム変更委託料を減額、臨時職員の人件費を追加し、差し引き減額であります。
第3款 諸支出金は、5万3,000円の追加でありますが、償還金の追加であります
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 支払基金交付金は、1億5,205万8,000円の減額でありますが、医療費交付
金及び審査支払手数料交付金の減額であります。
第2款 国庫支出金は、9,306万円の追加でありますが、医療費負担金、老人医療費適正
化対策事業費補助金の追加であります。
第3款 県支出金は、2,321万3,000円の追加でありますが、医療費負担金現年度分
の追加であります。
第4款 繰入金は、3,245万8,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加で
あります。
第6款 諸収入は、282万3,000円の追加でありますが、第三者納付金等の追加であり
ます。
続きまして、議案第11号 平成17年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につい
てご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,652万7,000円
を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億4,338万7,000円とするもの
であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、405万3,000円の減額でありますが、一般管理事業等を実績見込み
により減額、介護保険認定事業費負担金を追加し、差し引き減額であります。
第2款 保険給付費は、7,058万円の追加でありますが、介護サービス等諸費で実績によ
り居宅介護サービス給付費などを追加、施設介護サービス給付費を減額、支援サービス等諸費で
居宅支援サービス給付費などを追加し、差し引き追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第3款 国庫支出金は、207万9,000円の減額でありますが、介護保険システム改修費
補助金の交付額の変更に伴う減額、介護費用適正化緊急対策給付金の交付額の確定による追加で、
差し引き減額であります。
第8款 繰入金は、実績見込みによる職員給与費等繰入金等の減額、介護給付費の実績見込み
による介護給付費準備基金繰入金の追加で、差し引き追加であります。
続きまして、議案第12号 平成17年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)に
ついてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ632万6,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,456万3,000円とするものであ
ります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、208万円の減額でありますが、一般管理費の追加、簡易水道管理費で維
持管理事業費を減額し、差し引き減額であります。
第2款 事業費は、424万6,000円の減額でありますが、簡易水道整備事業費の減額で
あります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第2款 使用料及び手数料は、297万5,000円の減額でありますが、水道使用料の減額、
水道手数料を追加し、差し引き減額であります。
第3款 繰入金は、2,240万1,000円の減額でありますが、事業費の確定に伴う一般
会計繰入金の減額であります。
第4款 繰越金は、2,008万8,000円の追加でありますが、前年度繰越金であります。
第5款 諸収入は、103万8,000円の減額でありますが、下水道工事に伴う受入金等の
減額であります。
続きまして、議案第13号 平成17年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)につ
いてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,967万6,000
円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億1,956万3,000円とするも
のであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、154万7,000円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
第2款 事業費は、3,812万9,000円の減額でありますが、公共下水道事業及び特定
環境保全公共下水道事業白沢処理区の事業精算に伴う減額並びに流域下水道事業費の維持管理費
の減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、58万1,000円の追加でありますが、公共下水道負担金の
追加と特環下水道負担金の減額との差し引き追加であります。
第2款 使用料及び手数料は、32万5,000円の減額でありますが、公共下水道使用料及
び公共下水道手数料の追加と特環下水道使用料の減額との差し引き減額であります。
第3款 国庫支出金は、170万円の追加でありますが、下水道事業費国庫補助金の追加であ
ります。
第4款 県支出金は、30万円の追加でありますが、下水道事業費県補助金の追加であります。
第5款 繰入金は、1,863万2,000円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額で
あります。
第6款 諸収入は、40万円の減額でありますが、下水管移設補償費受入金の減額であります。
第7款 市債は、2,290万円の減額でありますが、公共下水道事業費及び特環公共下水道
事業費の減額に伴う下水道債の減額であります。
続きまして、議案第14号 平成17年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,359万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,881万7,000円とするものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、28万円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
第2款 事業費は、1,331万円の減額でありますが、建設事業費及び維持管理費の減額で
あります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、40万7,000円の減額でありますが、農業集落排水分担金
の減額であります。
第2款 使用料及び手数料は、43万4,000円の追加でありますが、農業集落排水使用料
の追加と農業集落排水手数料の減額との差し引き追加であります。
第3款 県支出金は、24万6,000円の追加でありますが、農業集落排水事業費県補助金
の追加であります。
第4款 繰入金は、323万円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額であります。
第5款 諸収入は、133万3,000円の減額でありますが、消費税還付金の減額でありま
す。
第6款 市債は、930万円の減額でありますが、下水道事業費の減額に伴う下水道債の減額
であります。
続きまして、議案第15号 平成17年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)についてご
説明申し上げます。
今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出を1,59
7万7,000円減額し、支出予定額を4億1,982万7,000円とするものであります。
また、予算第4条 資本的収入及び支出において、資本的収入を913万2,000円減額し、
資本的収入の予定額を6,258万円とするとともに、資本的支出では、6,038万6,00
0円減額し、資本的支出の予定額を1億9,936万2,000円とするものであります。
その概要を収益的支出からご説明申し上げます。
第1款 水道事業費用は、営業費用の原水及び浄水費で修繕費等を追加、減価償却費を減額、
特別損失で過年度損益修正損を追加し、差し引き減額であります。
次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
第1款 資本的支出は、公共下水道工事に係わる配水管布設替工事等の事業費確定による減額
であります。
次に、第1款 資本的収入は、公共下水道関連工事等の事業費の確定に伴う工事負担金及び一
般会計からの出資金の減額、企業債を追加し、差し引き減額であります。
以上11件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定
くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第6号から議案第15号及び議案第27号の以上11件に
ついては、本日は提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
──────────────◇──────────────
◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時01分休憩
─────────────────────────────
午前11時10分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────◇──────────────
第11 議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定についてから
議案第26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例についてまで
及び
議案第28号 指定管理者の指定についてから
議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算まで
以上32件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第21、議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定
について、から日程第52、議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算までの以上3
2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第16号 沼田市安全なまちづくり
推進条例の制定についてから 議案第26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例
について及び 議案第28号 指定管理者の指定についてから 議案第48号 平成18年度沼
田市水道事業会計予算までの以上32件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、施政の方針について申し上げます。
平成18年第1回沼田市議会定例会の開会に当たりまして、平成18年度各会計予算並びに関
係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民皆様方のご理解と
ご協力を賜りたいと存じます。
時代の要請は、地方分権による「自立と再生」であります。
平成17年2月13日に旧白沢村及び旧利根村と合併し早くも1年が経過いたしました。この
機会に改めて合併時の思いを新たに自己の中心に据え、市民と協働して「新生沼田市」の飛躍を
希求し、大自然と輝ける文化の鼓動が息づくまちづくりに応えていきたいと考えております。
これまでの間、議員各位をはじめ市民皆様の熱きご支援、ご協力を賜りましたことに敬意と深
甚なる感謝の誠を捧げる次第であります。
さて、新生沼田市の将来像、「水と緑の大地・田園空間都市」を目指し、歴史の深さと連綿と
息づく文化、そして、多彩で豊かな自然環境に抱かれた人口5万5千有余人の市民とともに、こ
の大きな歴史的転換期を的確に捉え、心豊かで活気と希望に満ちた元気で誇りの持てる「新生沼
田市」の建設に最善の努力を払う決意であります。
合併後、1年を経過し、ここに改めて「初心忘るべからず」を心底に、原点に立ち返り市政の
執行に全身全霊を傾注してまいりたいと存じます。
さて、我が国の経済は、これまでの輸出・生産などに見られた弱い動きを脱し、景気は緩やか
な回復を続けており、今後も消費や設備投資は引き続き増加し、民間需要中心の緩やかな回復を
続けると見込まれているところでありますが、地域経済においては、景気回復の実感をなかなか
つかめないのが現実であり、依然として厳しい状況が続いているところであります。
また、今次の時代背景は、少子高齢化の進行と人口減少社会の到来、急速な高度情報化や国際
化の進展、地球的な環境問題と循環型経済社会構築の要請、社会の成熟による国民の価値観の多
様化など、様々な面で社会的構造の大きな転換期に直面しており、行政ニーズについても、より
高度かつ多様で、しかも専門性を有する総合的な対応が求められております。
こうした中にあって、国の新年度一般会計予算は、総額79兆6,860億円と前年度に比較
して3パーセントの減となっており、国債発行額についても、景気回復による税収増の影響もあ
り29兆9,730億円と本年度の34兆3,900億円から12.8パーセントの減となりま
したが、国の平成18年度末の公債残高は、約605兆円に達する見込みであり、深刻な財政赤
字が累増する極めて厳しい状況が続いております。
一方、地方財政につきましては、新年度の地方財政計画による歳入歳出規模が83兆1,50
8億円であり、前年度に比較して0.7パーセントの減となっており、このうち主要な歳入であ
る地方交付税は、15兆9,073億円で前年度対比5.9パーセントの減、地方債につきまし
ても、10兆8,174億円で、同じく前年度対比11.8パーセントの減であり、地方債依存
度という観点からは13.0パーセントと前年度に比較いたしますと若干改善はされているもの
の、平成18年度末の地方債残高は、約204兆円に達する見込みであるなど、一段と厳しさを
増していると言わざるを得ない状況にあります。
国と地方の関係におきましては、地方分権が時代のすう勢として更に進展していく中で、その
理念に沿った財政面の改革とされる三位一体の改革が、今般、当面の収束を見たところでありま
すが、本市のように中山間地域に位置し、財政力の弱い自治体にとっては、今後更に難しい行財
政運営を迫られる極めて厳しい側面があることは否めないところであります。とりわけ都市と中
山間地域の二極化現象は、誠に憂慮に耐えない実態であると言わざるを得ません。本市におきま
しては、かかる事態に対応するため「行政改革大綱」を策定したところであり、今後は、その具
体的な取組みを進めていくことになるわけでありますが、新生沼田市が将来にわたって持続可能
な行財政運営を展開していくためには、聖域のないあらゆる角度からの行政改革を断行していか
なければならないことを肝に銘じ、市政執行に当たってまいりたいと存じます。
このような情勢下にあって、本市の平成18年度予算につきましては、「水と緑の大地・田園
空間都市」を目指す新市建設計画に沿って、その具体的推進を図っていくため、市議会はもとよ
り、市民要望につきましても、財源の許す限り、最大限の意を用いて編成に取り組んでまいりま
した。
予算編成の方針につきましては、昨年10月27日に予算編成会議を開催し、最近の社会情勢
と国の予算の展望、地方財政の現状と課題、本市の財政見通し等の周知をはじめ、優先すべき主
要事務事業の適切な予算への反映及び経常経費の節減・抑制等の具体的留意事項の徹底を図ると
ともに、今回の予算編成から、年々硬直化の度合いを深めている厳しい財政状況を踏まえ、各部
局の創意工夫による自主的・自律的な取組みを重視し、一般財源について、原則として一般事業
は95パーセント以内、建設事業は80パーセント以内を要求限度額として配分する方式を試行
的に導入することとし、これらの方針をもって予算見積りを行い、その後、事務レベルの調整を
経て1月19日から市長査定を行い、2月3日に最終的にとりまとめ、2月15日の市議会への
内示を経て、本日予算案として上程いたしたものであります。
編成作業の過程におきましては、国の一般会計予算、財政投融資計画及び地方財政の新年度の
全体像を示す地方財政対策が明らかにされましたが、本市予算の最終的な調整に当たりましては、
国の予算及び地方財政対策等との整合性に十分留意するとともに、優先すべきものと選定した主
要事務事業について十分精査の上、これを着実に推進するとともに、今後の持続可能な財政構造
の維持を念頭に、事業の重点的な選択と財源の的確な把握及びその重点的かつ効果的な配分を行
い、最小の経費で最大の効果を上げるよう努めるものであります。
以上のような方針の下に編成いたしました一般会計予算は、222億6,894万2,000
円で、前年度当初予算と比較して3億6,593万6,000円、1.6パーセントの減となっ
たのであります。
また、各特別会計を含めた予算規模につきましては、404億3,837万8,000円で、
対前年度比で3億5,080万7,000円、0.9パーセントの減となったのであります。
これより、予算の特徴と主要施策について申し上げます。
まず、一般会計につきましては、合併後2年目を迎え、新市の一体感の醸成と均衡ある発展に
資するため、新市建設計画を踏まえた事務事業の推進を図り、特に「未来を担う子供たち」に視
点を置くとともに、新たな課題や多岐にわたる市民要望に極力対応すべく意を用い、財源につき
ましては、より厳しさが増している状況ではありますが、市税、地方交付税等の一般財源を可能
な限り見込むとともに、特定財源では、国・県支出金の制度改正等に留意のうえ、また、市債で
は、後年度負担に十分留意しながら、適債性と財源の有効性を勘案のうえ計上し、更に不足をき
たす財源については、財政調整基金ほか3基金から多額の繰入れを行い収支の均衡を図ったので
あります。
それでは、平成18年度の主要施策について、ご説明申し上げます。
第1は、「明るい教育文化・スポーツの振興」であります。
義務教育の充実では、新たに沼田小学校管理棟増改築事業、小中学校耐震診断・耐震補強事業
及びスクールバス購入事業を行うとともに児童姉妹都市交流事業、奨学資金貸付事業及び川田小
学校校庭造成事業の推進拡充を図り、教育環境の充実に努め、安心で安全な環境の確保に努めま
す。
生涯学習推進事業では、生涯学習推進協議会を中心とした各種事業の推進、家庭教育講座の開
設等を行い、公民館活動推進事業では、特色ある各種教室や講座の開催等を推進するとともに、
池田公民館改修事業を実施します。
文化活動の推進につきましては、新たに文化財ガイドブック作成事業及び郷土史等資料整備保
存事業を行い、継続して文化祭・音楽祭開催事業や民俗芸能保存事業を推進します。
生涯スポーツの推進では、市民体育館改修事業及び(仮称)利南運動広場整備事業の推進を図
り、施設環境の整備を行うとともに地域間の体育施設を有機的に活用し、市民スポーツの拡充と
生涯スポーツ参加への誘導・推進を図ります。
男女共同参画社会の形成では、基本計画に沿って沼田市における男女共同参画社会づくりを推
進します。
地域間交流の推進につきましては、下田市姉妹都市40周年記念事業、フュッセン市姉妹都市
文化交流事業及び市民交流検討事業を新たに実施し、姉妹都市の絆を深め、更には異文化交流を
図るとともに、継続して準市民交流事業及び中学生国際交流事業など都市交流、地域交流・地域
づくり及び国際交流の推進を図ります。
第2は、「人を大切にする健全な福祉医療の推進」であります。
まず、国民健康保険では、医療費の動向に注視し運営の安定化を図るため、繰入れを行うもの
であります。
健康事業の推進では、引き続き健康情報システムの活用、予防接種事業、健康診査事業、がん
検診事業及び健康教育事業の推進を図るとともに新たに歯科保健事業を加え、保健予防対策に積
極的に取り組み住民参加による市民の健康づくりの確立に努めます。
子育て支援、保育環境の推進では、新たにファミリーサポートセンター事業を行い子育て支援
を推進します。また、継続して福祉医療費における医療費扶助を入院、入院外を問わず小学校6
年生まで実施するほか、保育支援の充実のため、広域入所児童委託事業、保育児童の病気等に対
応した乳幼児健康支援一時預かり事業、不妊治療費助成事業及び出産祝金支給事業を引き続き実
施し、待機児童解消のため川田保育所入所定数を拡充するとともに私立幼稚園運営費助成事業を
行います。
いきいき長寿のまちづくりでは、高齢社会の進展に対応し従来の福祉施策の利用方法に改善工
夫を加えて継続し、また、介護保険制度の改正に伴い地域包括支援センターを設置して介護予防
サービス計画作成事業を行い介護予防の推進に努めます。また、高齢者の生きがい対策としてふ
れあい福祉センターの管理事業をはじめ、各種事業に取り組むとともに、敬老バスカードの助成
事業を継続し高齢者の足の確保と経済負担の軽減に努めます。
障害者の明るく楽しい生活づくりでは、従来の施設入所、生活支援の施策を継続するとともに、
バリアフリーの推進を図ります。
第3は、「活力と個性ある産業の振興」であります。
農業農村の振興では、畜産経営環境改善事業、中山間地域等直接支払事業及び観光農業を推進
するため農業農村応援事業を継続して実施します。
農業基盤整備では、赤城西麓土地改良事業、県営畑地帯総合土地改良事業(沼須地区)、ため
池等整備事業(沼田平土地改良区)、元気な地域づくり交付金事業(十二越地区・高平前反地区)、
小規模土地改良事業(関口地区、中発知地区、横子地区、原田地区、原下地区、上原地区、平原
牧野地区)、ふるさと農道緊急整備事業(広瀬・上沢地区)、農道整備事業(駒寄追貝原地区)、
小規模農道かんがい排水路整備事業及び農村総合整備事業(川田地区)のほか、農村環境整備で、
田園整備事業(佐山地区)及び田園空間整備事業(利根南部地区)を実施するとともに、自然循
環機能を生かした環境保全型農業の推進を図ります。
林業の振興では、森林整備事業、有害鳥獣捕獲事業及び市民植樹祭事業を、また林道整備を図
るため林道舗装事業(三峰線)及び林道改良事業石戸線ほか4路線の林道整備事業を引き続き推
進します。
商工業の振興では、地域経済を取り巻く環境が依然として厳しい状況にある中で、地域産業の
振興と雇用の創出は喫緊の課題となっております。具体的な施策として、商店街活性化対策事業、
金融対策事業、イベント開催事業、横塚生品農工地区整備事業及び市内企業と高等教育機関をは
じめとした研究機関との連携を図り、新技術・新製品の開発と創出を図るための産学連携支援事
業を推進します。
観光対策では、従来の事業を更に工夫し推進を図るとともに、指定管理者制度の導入に伴い、
玉原高原内諸施設維持管理事業、利根町観光施設維持管理事業及び道の駅管理運営事業など効率
的・効果的な施設の活用を推進し、観光事業への波及を図るものであります。
労働対策では、雇用の安定を図るため、雇用対策事業をはじめ、勤労者住宅建設資金及び勤労
者生活資金の預託事業を継続して行います。
第4は、「新時代にふさわしい環境整備の推進」であります。
交通ネットワークの形成では、3・3・1環状線南回りの開通に向け引き続き事業を推進する
とともに、基幹道路改良事業(上原横塚線、沼田川田線、根岸小芝線、T105号線、T108
号線)等を計画的に推進します。
河川では、新たに沼田平用水路整備事業を、及びハイドロバレー計画調査を推進します。また
公営住宅対策では、市営住宅建替基本計画策定事業及び住宅用防災警報器等設置事業を新たに加
え、住環境の整備の推進に努めます。
市街地の整備につきましては、沼田駅前広場整備事業を引き続き推進するとともに、重点施策
として進めております中心市街地土地区画整理事業につきましては、商業等の活性化を視野に、
実行性の高い区域を絞り込み、具体的換地計画を進めるとともに、中心市街地街なか再生関連事
業の着実な推進を図るため、やさしさ・にぎわいの核の調査研究組織の充実に努めます。
公園・緑地の整備につきましては、その基本となる「みどり」は生活環境の創造に当たり不可
欠なものであると同時に、みどり豊かな都市環境を形成していくためには最も重要な要素であり
ますので、その視点に立って、南原ふれあい公園整備事業、城堀川緑地整備事業及び沼田公園整
備事業を実施し施設整備を進めてまいります。
生活排水処理対策の推進では、快適な生活環境づくりに向けて引き続き公共下水道の管渠整備
により処理区域の拡大を図るとともに、供用区域内において接続の推進に努めるほか、沼田南部
地域の排水対策及び合併処理浄化槽の設置事業を引き続き推進します。
環境衛生の向上では、廃棄物再生利用促進事業及びゴミ減量化・資源化をさらに推進するとと
もに、一般廃棄物最終処分場の延命化への根幹的対策を行うため、一般廃棄物処理基本計画に基
づきその対応を進めます。
環境衛生行政の充実では、環境基本条例及び環境基本計画に基づき、豊かな自然環境の保全に
努めてまいります。
また、市役所は、その率先行動として平成16年4月21日、環境管理システム国際規格IS
O14001を認証取得し、環境に優しい職場づくりに努めているところであります。
安全なまちづくりの推進では、「沼田市安全なまちづくり推進条例」を制定し、自助・共助・
公助を基本とし、誰もが安心して生活できるまちを目指します。また、白沢町振興局防災システ
ム整備事業及び利根町振興局地域の防災避難所標示整備事業を実施して防災体制の強化を図ると
ともに、小型動力ポンプ付積載車整備事業及び防火水槽等の整備を行い消防力の強化を図り、有
事の際の対応のため、地域防災訓練を順次実施します。
第5は、「地についた地方分権の推進」であります。
市民参加の充実では、市民自らが行う市民実践参加型地域づくり・人づくり事業、ふれあい広
場、市長への意見箱を引き続き実施するとともに、市民協働を積極的に進めてまいります。
行政の運営では、引き続き効率的な運用に努めます。また、組織は人なりといわれております
が、市民との協働はそのスタッフが必要であり、知恵とスピードを重視し、県の派遣研修をはじ
め、新時代を視野に入れ進取の気概を持つ人材の育成、職員の資質の向上に全力で取り組みます。
地方分権の推進につきましては、権限委譲をはじめとする中央・地方における変革等に対応で
きる体制の整備に留意するとともに、地方自治体が自立し、真の地方自治を実現していくために
は、自治体の行財政基盤を更に強化していく必要があります。
これからは、地方分権の進展に的確に対応できる行政運営の体制整備を図りながら「新生沼田
市」の未来を見据え、輝かしい展望を持って諸施策を進めてまいりたいと存じます。
以上が基本的な予算内容でありますが、平成18年度も時代の厳しさがいよいよ市町村行政に
本格的に押し寄せて来る年であると考えております。本市もその例外ではなく、極めて厳しい状
況下にあることは否めない事実であり、必ずしも平坦な道ばかりでなく、多くの苦難が待ち受け
ていると思います。
しかし、そのような時であればこそ、5万5千有余人の市民とともに夢と未来に向かって、こ
の現状を打開し、「元気で誇りの持てる沼田」として発展・飛躍していくために、市民の英知と
エネルギーを結集し、市民参加と協働により信頼の絆を深め、一歩一歩着実に進めていくことが
「水と緑の大地・田園空間都市」構想実現への道と確信をしているところであります。
そのためにも、新生沼田市にとって今何が必要であるのかを真剣に考え、現在の社会を取り巻
く不安を一つずつ着実に解消していく責任を行政が負っていることを深く認識し、予算執行に当
たりましては、従来にも増して行政改革を積極的に推し進め、さらに施策の効果を吟味しながら、
費用対効果にも十分意を用い、あらゆる問題に緊張感を持って迅速な対応を図り、総合力を発揮
して市政の諸課題に真摯に対応してまいりたいと存じます。
今次、本市の大きな課題に「第五次総合計画」の策定があります。
その根底に流れる哲学は、地方分権であり、地域主権の確立であります。まさに21世紀は、
地方が国を動かす時代といわれ、今こそ主役は地方であり、その主体は住民であることは申すま
でもありません。中央から地方の時代といわれる中、行政と市民が連携し、知恵と工夫で生きい
きとした創造性豊かな新生沼田市建設のため粉骨砕身、元気よく頑張ってまいりたいと存じます。
今この場に立ち4年という月日の重さを改めて感じております。
4年前初登庁の際、公平・公正・公開を原則に不退転の決意をもって現場主義に徹し、一日一
生涯の精神で元気で誇りの持てる沼田市再生のために市政に取り組んでいきたいと述べさせてい
ただいてまいりました。
今どういう時代か。市民が真に求めるものは何か。その中で行政はどのように動くべきなのか。
自問自答を繰り返しながら寝食を忘れるほどの毎日でありました。平成18年度も引き続き原
点に立ち返り、初心忘ることなく職員の意識改革を一層図り、市民のご理解とご協力のもと公平、
公正、公開を原則に「現場主義」に徹し、市政執行の先頭に立ち最大限の努力を傾注してまいる
所存でありますので、議員各位のご指導とご支援を衷心よりお願い申し上げ、当初予算の方針と
内容の説明といたします。
引き続きまして、条例及び指定管理者に関する議案につきましてご説明申し上げます。
まず、議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定についてご説明申し上げます。
本条例は、現下の社会情勢に鑑み、市全体で犯罪のない安全で安心な地域社会をつくることを
目的に制定するものであります。
条例の主な内容は、第1条で条例の目的、第2条で用語の定義、第3条から第5条において、
市、市民及び事業者の責務を、第6条で広報活動等を、第7条で市民等に対する支援を、第8条
で推進体制の整備を、第9条で委任を規定するものであります。
続きまして、議案第17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定についてご説
明申し上げます。
本条例は、地方自治法第244条の2の規定に基づき、特定公共賃貸住宅の設置及び管理に関
する事項を定めるものであります。
特定公共賃貸住宅は、中堅所得者向けに賃貸される公的な住宅であり、低所得者向けの市営住
宅に対し、その供給の対象者が異なるものであり、現在、利根町に1団地2戸が供給されており
ます。
この特定公共賃貸住宅の設置と管理に関しては、現在、沼田市営住宅設置条例及び沼田市営住
宅管理条例において規定しておりますが、市営住宅とは根拠法令が異なることから、特定公共賃
貸住宅が規定されている箇所を区分し、新たに条例を制定するものであります。
条例の主な内容は、第1章で趣旨、設置及び用語の定義を、第2章で入居者の公募方法、入居
の手続き、家賃のほか、特定公共賃貸住宅の管理に必要となる事項を、第3章で駐車場の管理を、
第4章で住宅管理人、立入検査及び罰則などについて規定するものであります。
なお、附則において、本条例の制定に伴う条文整備を行うため、沼田市営住宅設置条例の一部
改正を行うものであります。
続きまして、議案第18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
改正の内容は、沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定に伴い、これまで本条例に
おいて規定していた特定公共賃貸住宅に関する箇所を削除するとともに、公営住宅法の改正によ
り障害者や配偶者からの暴力被害者などで住宅に困窮している方に対する入居要件の緩和等が行
われたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
続きまして、議案第19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改
正する条例についてご説明申し上げます。
常勤特別職の給与額につきましては、平成16年1月30日の沼田市特別職報酬等審議会の答
申に基づき3.1パーセントの引下げ改定を行い、平成16年4月1日から適用したところであ
りますが、諸般の状況に鑑み、実質5パーセントの引下げを行うため、附則に特例規定を設けて
平成16年度から減額支給をしてきたところであります。 今回の改正は、平成18年度におい
ても引き続きこの特例措置を適用するため、附則第5項に規定する特例措置の適用期間を平成1
9年3月31日に改めるものであります。
続きまして、議案第20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の
一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
教育委員会教育長の給与額につきましても、ただいまご説明申し上げました常勤特別職の特例
措置と同様に、附則第2項に規定する特例措置の適用期間を平成19年3月31日に改めるもの
であります。
続きまして、議案第21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご
説明申し上げます。
改正の内容は、昨年8月の人事院勧告で示された、給与構造改革に伴う国家公務員の給与改定
に準じて、本市における給与改定を行うため所定の改正を行うものであります。
改正の主な内容は、国家公務員の行政職俸給表(一)に準じた給料表の切り替えを行うほか、
昇給に関する規定を整備するものであります。
また、附則において職務の級の切替え、新給料表への格付け、給料の切替えに伴う経過措置な
どを規定するとともに、関係条例の条文整備を行うものであります。
続きまして、議案第22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
改正の内容は、現在、白沢町振興局庁舎駐車場内及び利根町振興局庁舎駐車場内に金融機関が
設置している現金自動預入支払機について、本庁との均衡を図り、使用料を徴収するため、地方
自治法第228条の規定に基づき使用料の額を別表にそれぞれ追加するものであります。
続きまして、議案第23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につい
てご説明申し上げます。
改正の内容は、平成18年4月1日からの障害者自立支援法の施行に伴い、身体障害者福祉法
による更生医療及び児童福祉法による育成医療が自立支援医療として規定されることから、福祉
医療費の支給除外に係る関係条文の整備を行うものであります。
この改正により福祉医療対象者の自立支援医療費については、3割の個人負担のうち2割の公
費負担を除いた1割分を福祉医療費で負担することになります。
続きまして、議案第24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し上
げます。
改正の内容は、介護保険事業計画が3年を1期とし3年ごとに見直しを行うこととされている
ため、来年度からの第3期介護保険事業計画に合わせ、現行の介護保険料の基準額を年額34,
700円から41,700円に引き上げるとともに、介護保険法施行令の改正に合わせ、年額保
険料率を現行の5段階から6段階とするものであります。
また、附則において、税制改正による保険料額の個人負担の急激な高騰を防ぐため、地方税法
上の個人住民税に係る高齢者の非課税限度額の廃止に係る経過措置対象者及びその者と同一世帯
に属する者の平成18年度及び平成19年度における保険料の特例を定めるものであります。
続きまして、議案第25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
改正の内容は、平成17年1月に旧利根村が寄附により所有権を取得した園原地内諏訪平共同
墓地を市営墓地として管理するため、新たに園原墓地として加えるものであります。
続きまして、議案第26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
改正の内容は、消防団員の報酬額を統一するため所要の改正を行うものであります。
消防団員の報酬額につきましては、合併協議の中で、団組織の再編と合わせて調整を図るとこ
ととし、合併時に新設した第6分団及び第7分団の団員の報酬額は、当分の間、合併前の各村消
防団の報酬額を一部適用してきましたが、団員の士気の高揚を図り、団の一体感を深めることに
より、消防団活動の一層の充実を図るため、報酬額の統一を行うものであります。
続きまして、議案第28号 指定管理者の指定についてから 議案第39号 指定管理者の指
定についてまでの12件につきましては、公の施設の運営管理を効果的かつ効率的に行うため、
指定管理者を指定するものであり、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を
お願いするものであります。
議案第28号は、「沼田市白沢福祉作業所」の指定管理者として「社会福祉法人沼田市社会福
祉協議会」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成21年3月31日までとするもの
であります。
議案第29号は、「沼田市ふれあい福祉センター」及び「沼田市屋内ゲートボール場」の指定
管理者として「社会福祉法人沼田市社会福祉協議会」を指定し、指定期間を平成18年4月1日
から平成19年3月31日までとするものであります。
議案第30号は、「沼田市保健福祉センター」の指定管理者として「社会福祉法人沼田市社会
福祉協議会」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成21年3月31日までとするも
のであります。
議案第31号は、「サラダパークぬまた」の指定管理者として「池田地区地域農政推進委員会」
を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成23年3月31日までとするものであります。
議案第32号は、「沼田市玉原野外活動施設センターハウス」の指定管理者として、「有限会
社玉原観光開発」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成23年3月31日までとす
るものであります。
議案第33号は、「沼田市玉原野外活動施設テニスコート及び管理棟、ソフトボール場、野外
ステージ、キャンプ場、総合案内所」の指定管理者として、「玉原東急リゾート株式会社」を指
定し、指定期間を平成18年4月1日から平成23年3月31日までとするものであります。
議案第34号は、「沼田市玉原野外活動施設ロッジ玉原」の指定管理者として、「有限会社ロ
ッジ玉原」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成23年3月31日までとするもの
であります。
議案第35号は、下久屋上簡易水道をはじめとする13の沼田市簡易水道施設の指定管理者と
して、現在、管理委託を行っている各簡易水道組合を指定し、指定期間をいずれも平成18年4
月1日から平成23年3月31日までとするものであります。
議案第36号は、「沼田市白沢健康福祉センター」の指定管理者として、「社会福祉法人沼田
市社会福祉協議会」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成21年3月31日までと
するものであります。
議案第37号は、「沼田市温泉休養施設(白沢高原温泉望郷の湯)」及び「沼田市白沢地域特産
物展示即売施設」の指定管理者として、「株式会社白沢振興公社」を指定し、指定期間を平成1
8年4月1日から平成21年3月31日までとするものであります。
議案第38号は、「沼田市利根保健福祉センター」の指定管理者として、「社会福祉法人沼田
市社会福祉協議会」を指定し、指定期間を平成18年4月1日から平成21年3月31日までと
するものであります。
議案第39号は、「沼田市温泉休養施設(南郷温泉しゃくなげの湯)」及び「沼田市利根南部
総合交流促進施設」の指定管理者として、「株式会社利根町振興公社」を指定し、指定期間を平
成18年4月1日から平成21年3月31日までとするものであります。
これをもちまして、条例及び指定管理者に関する議案23件につきましての説明を終わらせて
いただきます。
平成18年度沼田市一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、助役より説明いたさせ
ますので、ご了解を賜りたいと存じます。
〔助役 丸岡祐一君登壇〕
◇助役(丸岡祐一君) それでは、私から平成18年度沼田市一般会計予算ほか特別会計予算7
件及び水道事業会計予算につきましてご説明申し上げます。
平成18年度の一般会計の予算総額は、222億6,894万2,000円で、前年度当初予
算と比較して1.6パーセント、3億6,593万6,000円の減であります。
なお、これに各特別会計等8件の予算を加えますと、総額404億3,837万8,000円
でありまして、前年度と比較して0.9パーセント、3億5,080万7,000円の減であり
ます。
議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予算より、歳出からその概要について、ご説明申
し上げます。
第1款 議会費は、2億7,882万4,000円の計上でありますが、議会運営に必要な経
費の計上であります。
第2款 総務費は、26億5,837万9,000円の計上であります。
総務管理費では、一般管理費で秘書管理事業として下田市姉妹都市締結40周年記念事業費を
計上、住民自治振興事業として一般行政事務委託料、安全なまちづくりを推進するための防犯対
策事業として防犯灯設置費及び防犯灯電気料補助金などを計上、人事管理費で群馬県市町村総合
事務組合負担金を退職手当として計上、文書費で文書管理事業として文書発送の通信運搬費及び
情報化に対応したファイリングシステム導入のための文書管理改善事業費などを計上、広報費で
市全域の情報の共有化を図る観点から沼田エフエム放送聴取エリア拡大事業補助金などを計上、
財産管理費で本庁舎のほか白沢町及び利根町両振興局庁舎管理費及び市役所環境マネジメントシ
ステム構築委託料を計上、企画費で、第五次総合計画策定に向けた総合計画策定調査事業費のほ
か、市民交流検討事業費、市民協働の推進を図る市民協働推進事業費、行政情報化推進事業費な
どを計上、白沢町地域振興事業で地域協議会運営事業費及びふるさとまつり運営委託料を計上、
利根町地域振興事業で地域協議会運営事業費及び地域振興推進事業費を計上、交通安全対策費で
交通指導員活動事業費、交通安全対策啓発事業費及び道路標示整備事業費のほか、継続事業とし
てチャイルドシート購入補助金を計上、消費行政推進費で消費者への啓発と消費生活センター業
務及び相談事業の充実を図るための経費を計上、生活行政費で市町村乗合バス運行事業費及び乗
合タクシー試行運行事業費を計上、契約検査管理費で電子入札等システム共同化負担金、契約管
理システム及び備品管理システム経費の計上であります。
徴税費では、市税の賦課徴収に要する経費のほか、徴収対策のための経費などの計上でありま
す。
戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳、戸籍、外国人登録に係る各種システムの保守委託料
等を計上、選挙費では、選挙管理委員会の運営経費及び沼田市長選挙費ほかを計上、統計調査費
では、事業所・企業統計調査費などの計上であります。
民生費は、41億9,442万円の計上であります。
社会福祉費では、社会福祉総務費で社会福祉協議会補助金、民生児童委員協議会補助金などを
計上、老人福祉費で従来からの生きがい対策事業費、敬老バスカード助成事業費、老人福祉施設
管理運営事業費、生きがい対応型デイサービス事業費及び老人保護措置事業費を計上、介護保険
制度の改正による地域包括支援センター設置に伴う介護予防サービス計画作成事業費並びに介護
保険特別会計繰出金の計上、障害者福祉費で心身障害児通園事業費、心身障害者居宅介護支援事
業費などを計上するほか、知的障害者、精神障害者対策に係る事業費などの計上であります。福
祉医療費で少子化対策として小学校卒業までの乳幼児医療分及び身体障害者、母子・父子家庭の
医療分の助成費を計上、国民年金費で年金制度の普及啓発を行う国民年金協力連携事業費などの
計上であります。
児童福祉費では、児童福祉総務費で児童手当支給事業費及び母子福祉事業として児童扶養手当
支給管理事業費のほか、出産祝金支給事業費等を計上、児童措置費で民間保育所運営委託事業費、
学童クラブ運営委託に係る放課後児童育成事業費のほか、子育て支援対策として新たにファミリー・
サポート・センター事業費の計上であります。
生活保護費では、扶助費で生活扶助費、医療扶助費及び介護扶助費などの計上であります。
災害救助費では、災害時における弔慰金等の支給を行うため、群馬県総合事務組合に加入する
ための負担金の新規計上であります。
第4款 衛生費は、30億7,369万7,000円の計上であります。
保健衛生費では、保健衛生総務費で健康情報システム保守管理業務の経費などを計上、国民健
康保険総務費で国民健康保険特別会計への繰出金を計上、予防費で高齢者インフルエンザ予防接
種などをはじめ各種予防接種事業費を計上、保健衛生普及費で乳幼児健康診査費、不妊治療費助
成事業費のほか、新規事業として幼児期からの歯科健康の推進を図るため2歳児歯科保健事業費
を計上、保健事業費で各種検診事業や健康づくり事業推進のための経費を計上するとともに、老
人保健特別会計への繰出金を計上、環境衛生費で広域火葬場斎場特別会計負担金を計上、公害対
策費で環境啓発事業費の計上であります。
清掃費では、塵芥処理事業として不法投棄清掃事業費、ごみ収集作業委託料、ごみ減量化対策
事業として資源リサイクルを推進するための廃棄物再生利用推進事業費、指定ごみ袋購入費、有
価物回収作業に係る経費を計上するとともに、最終処分場の適正管理を図るための埋立処分事業
費の計上であります。また、沼田市外二箇村清掃施設組合並びに利根東部衛生施設組合のごみ処
理に係る負担金及び施設整備事業に係る負担金を計上、し尿処理費で公衆便所の管理清掃を図る
ための経費及び沼田市外二箇村清掃施設組合並びに利根東部衛生施設組合のし尿処理に係る負担
金等及び合併処理浄化槽設置整備補助金などの計上であります。
上水道費では、水道事業会計出資金及び簡易水道事業特別会計への繰出金などの計上でありま
す。
第5款 労働費は、1億2,028万7,000円の計上であります。 労働諸費で新規学卒
就職者激励会委託料、労働団体補助金のほか、雇用支援対策事業として、就業支援委託料、離職
者等雇用企業奨励金及び若年層トライアル雇用支援奨励金を計上、労働金融対策費では労働環境
整備資金貸付金、勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預託金の計上であります。
第6款 農林水産業費は、16億7,721万8,000円の計上であります。
農業費では、農業委員会費で委員会の運営に係る経費を計上、農業振興費で農用地利用集積促
進奨励金交付事業、環境保全型農業推進事業費、屋形原地区農業農村整備調査計画事業費及び三
沢交流広場管理事業費などを計上、水田営農等振興事業として数量調整円滑化推進事業及び水田
農業総合推進事業を計上するとともに、園芸特産振興費で、さくらんぼ等の生産施設整備の農業
農村応援事業費補助金を計上、畜産業費で畜産振興対策事業と畜産経営環境改善事業を計上、農
地費で生産基盤の整備を引き続き推進するため、県営区画整理事業として、継続の県営事業沼須
地区、団体営農道等整備事業で十二越地区及び高平前反地区の継続と地方単独事業1地区、県単
独事業で農道及び用水路整備等を7地区、市単独7事業、県営農業農村整備事業で沼田平土地改
良区隧道補修に伴う経費のほか赤城西麓土地改良事業及び両振興局内の地籍調査費を計上、山村
振興費で継続してサラダパークぬまた管理運営事業費及び中山間地域等直接支払事業費を計上、
農村環境整備費で農村集落環境整備を図るため引き続き農村総合整備事業1地区の経費のほか、
地域資源活用による活性化を図るため田園整備事業2地区、利根沼田区域農用地総合整備事業負
担金を計上するとともに農業集落排水事業特別会計への繰出金のほか、水洗便所改造資金貸付金
の計上であります。
林業費では、林業振興費で引き続き森林の館管理運営事業費、松くい虫防除対策事業費、森林
整備事業費、森林整備強化促進事業費のほか、有害鳥獣捕獲事業費を計上し農作物被害の抑制を
図るものであります。
林道事業費では、引き続き林道舗装事業として三峰線を計上、林道改良事業として5路線の改
良費の計上であります。
第7款 商工費は、5億1,728万1,000円の計上であります。
商工総務費で競輪事業撤退補償負担金を計上、商業振興費で沼田まつり負担金、商工会議所及
び商工会補助金、商店街活性化対策補助事業費を計上、まちづくり支援事業として、グリーンベ
ル21テナント出店促進事業費補助金などを計上、工業振興費で工業関係団体の運営や事業に対
する補助金、横塚生品農工地区整備事業費、産業技術改善費補助金、産学連携支援事業費などを
計上、金融対策費で各資金融資に係る保証料補助と利子補給金、低利な融資制度とするための市
内金融機関への預託金及び制度融資代位弁済補填金などを計上、観光リゾート費で玉原高原をは
じめとする観光リゾート施設の維持管理費のほか、観光イベント事業及び観光宣伝事業の充実を
図るとともに観光関係団体への補助金などの計上であります。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 休憩いたします。
午前11時59分休憩
─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(星野佐善太君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇議長(星野佐善太君) 助役。
[助役 丸岡祐一君登壇]
◇助役(丸岡祐一君) 引き続きまして、第8款 土木費は、27億2,110万8,000円
の計上であります。
道路橋りょう費では、道路橋りょう総務費で道路台帳補正業務委託料を計上、道路維持費で道
路維持事業費、電源立地地域対策交付金事業費、除雪事業費及び消雪施設維持管理事業費のほか、
防護柵・標識等設置事業費を計上、道路新設改良費で市道西中南通り線外3路線、白沢町地内の
根岸・小芝線、利根町地内のT102号線外6路線の事業費を計上、基幹道路新設改良費で市道
上原横塚線外1路線、利根町地内で市道T108号線外1路線の道路改良事業費の計上でありま
す。
河川費では、河川管理費、沼田平用水路整備事業費、水力エネルギーの有効利用を推進するハ
イドロバレー計画調査事業費のほか、河川等補修事業費の計上であります。
都市計画費では、都市計画総務費で群馬県からの委託による都市計画基礎調査事業、街路事業
費で3・3・1環状線栄町工区事業の用地購入費のほか、沼田駅前広場整備事業費を計上するとと
もに、公園費で城堀川緑地整備工事費及び南原ふれあい公園整備工事費並びに沼田公園整備事業
のトイレ新築工事費を計上、下水道費で水洗便所改造資金貸付金及び下水道事業特別会計への繰
出金を計上、都市整備費で中心市街地街なか再生関連推進事業として、中心市街地の活性化を図
るため、商店街にぎわい創出事業補助金、TMO活動事業費補助金などのほか、商店街の店舗再
建のための中心市街地土地区画整理事業特別制度融資預託金を計上、中心市街地土地区画整理事
業として、中心市街地の設計等業務及び建物等調査業務委託料及び一部建物の移転補償費の計上
であります。
住宅費では、所要の維持管理費のほか、谷地端第2団地敷地購入事業費、新たに沼田市営住宅
建替基本計画策定事業費、住宅用防災警報器等設置事業費の計上であります。
第9款 消防費は、8億7,140万5,000円の計上であります。
常備消防費で広域消防費負担金を計上、非常備消防費で団員報酬及び団員貸与品整備事業費を
計上、消防施設費で40立方メートル級防火水槽新設工事のほか、消防団機械器具置場等新築工
事費、小型動力ポンプ付積載車購入費を計上、防災費で防災避難所標示整備事業費の計上であり
ます。
第10款 教育費は、31億3,002万9,000円の計上であります。
教育総務費では、教育委員会及び事務局の運営に要する経費のほか、利根町の遠距離通学児童
生徒の通学支援と安全確保を図るためスクールバス等運行事業費などの計上であります。学校教
育指導費では、英語教育指導員設置事業や外国語指導助手設置事業、奨学資金貸付事業の継続の
ほか、新たに防犯ブザー購入費や危険薬品処理委託事業費の計上であります。
小学校費では、学校管理費で最終年度となる川田小学校校庭造成事業費を計上するほか、沼田
小学校管理棟増改築事業費、川田小学校スクールバス買い替え事業費、白沢小学校屋内運動場整
備事業として基本調査費を計上、多那小学校プール塗装等補修工事費、小学校耐震診断・耐震補
強事業費などを計上、教育振興費で小学校生活相談支援事業費などの計上であります。
中学校費では、学校管理費で中学校耐震診断・耐震補強事業費などの計上であります。
幼稚園費では、私立幼稚園運営費補助金及び私立幼稚園就園奨励費補助金などの計上でありま
す。
社会教育費では、社会教育総務費で利根沼田文化会館管理費、生涯学習推進費、芸術文化振興
事業費及びフュッセン市姉妹都市文化交流事業費などを計上、公民館費で各種教室・学級事業費、
IT講習推進事業費、公民館まつり等に要する経費のほか、池田公民館改修事業費などを計上、
図書館費で図書資料購入事業費のほか、新たに乳幼児対象のブックスタートなど、読書活動を推
進するための図書館企画事業及び図書館の管理運営に要する経費を計上、文化財保護費で新たに
文化財ガイド作成事業費を計上するほか、旧生方家住宅保存修理工事及び吹割渓・吹割瀑総合整
備計画事業費を計上、青少年対策費で青少年健全育成のため各種事業経費のほか、青少年育成相
談センターの補導員充実、運営経費などの計上であります。
保健体育費では、保健体育総務費で各種スポーツ大会及びスポーツ教室開催委託料などを計上、
市民体育館管理費で市民体育館改修事業費などを計上、運動公園管理費でウォータースライダー
滑走面補修修繕費などを計上、体育施設費で(仮称)利南運動広場整備事業費などのほか、白沢
町及び利根町両社会体育施設管理事業費の計上であります。
給食管理費では、安全で安心な給食供給のため、給食センターの管理運営に要する経費、給食
費では、給食賄材料費の計上であります。
第11款 災害復旧費は、227万4,000円の計上でありますが、災害に備える経費の計
上であります。
第12款 公債費は、30億402万円の計上でありますが、長期債元金償還金、長期債利子
及び一時借入金利子の計上であります。
第13款 予備費は、予測しがたい予算の不足に充当するため、2,000万円の計上であり
ます。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 市税全体の歳入予算は、59億2,303万8,000円の計上であります。
市民税は、個人市民税、法人市民税ともに、給与所得は低水準であり、また中小企業の状況は
相変わらず厳しい状況にありますが、税制改正による定率減税の半減、老年者控除の廃止及び公
的年金控除額の改正などにより、19億5,835万1,000円の計上であります。
固定資産税は、土地及び家屋について3年に一度の評価替えにより、平成18年度固定資産評
価基準によって価格を決定し、旧白沢村及び旧利根村との評価方法の統一化を図り、償却資産に
ついては設備投資の状況を勘案して推計した結果、31億1,703万4,000円の計上であ
ります。
軽自動車税は、1億1,025万5,000円の計上であります。
市たばこ税は、平成18年7月からの税制改正を見込み、5億1,745万6,000円の計
上であります。
入湯税は、老神温泉及び日帰り公営入湯施設等の実績を勘案して、3,654万1,000円
の計上であります。
都市計画税は、固定資産税と同様の評価基準により、1億8,339万9,000円の計上で
あります。
第2款 地方譲与税は、7億9,590万3,000円の計上でありますが、三位一体改革に
よる税源移譲までの暫定措置である所得譲与税の見込額を推計しての計上であります。
第3款 利子割交付金は、2,140万円の計上であります。
第4款 配当割交付金は、410万円の計上であります。
第5款 株式等譲渡所得割交付金は、480万円の計上であります。
第6款 地方消費税交付金は、5億1,800万円の計上であります。
第7款 ゴルフ場利用税交付金は、1,900万円の計上であります。
第8款 自動車取得税交付金は、2億2,300万円の計上であります。
第9款 地方特例交付金は、1億2,972万円の計上であります。
第10款 地方交付税は、60億4,200万円の計上であります。
普通交付税につきましては、三位一体改革による影響、地方財政計画の動向、本市の財政需要
の実状、及び平成17年度国勢調査人口の減少などを勘案し算定したものであります。また、特
別交付税については、平成17年度の交付見込み及び地方財政計画の動向などを勘案し計上する
ものであります。
第11款 交通安全対策特別交付金は、1,400万円の計上であります。
第12款 分担金及び負担金は、2億3,806万1,000円の計上であります。
分担金では、農林水産業費分担金で、三峰山トンネル維持管理費分担金などの計上であります。
また、負担金では、民生費負担金で老人保護措置費負担金、保育所運営費負担金及び広域入所児
童負担金などの計上であります。
第13款 使用料及び手数料は、1億8,290万8,000円の計上であります。
使用料では、白沢地域特産物展示即売施設使用料、道路占用料、市営住宅等使用料及び幼稚園
保育料などの計上であります。また、手数料では、戸籍手数料、住民基本台帳手数料、事務手数
料及び一般廃棄物処理手数料などの計上であります。
第14款 国庫支出金は、12億1,040万7,000円の計上であります。
国庫負担金では、民生費国庫負担金で知的障害者施設訓練等支援費負担金、保育所運営費負担
金、児童扶養手当負担金、児童手当負担金及び生活保護費負担金などの計上であります。
国庫補助金では、総務費国庫補助金で市町村合併推進体制整備費補助金、衛生費国庫補助金で
合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を計上、土木費国庫補助金で市道沼田川田線工事費補助金
及び市道T108号線道路改良事業費交付金、中心市街地に充当する土地区画整理事業費補助金
などを計上、教育費国庫補助金で旧生方家住宅保存修理事業補助金などの計上であります。
委託金では、民生費委託金で基礎年金等事務費交付金などの計上であります。
第15款 県支出金は、10億1,576万6,000円の計上であります。
県負担金では、民生費県負担金で保育所運営費負担金などを計上、衛生費県負担金で保健事業
費負担金などの計上であります。
県補助金では、総務費県補助金で市町村乗合バス運行費補助金及び電源立地地域対策交付金な
どを計上、民生費県補助金で、障害者福祉作業所運営費補助金、福祉医療費補助金などを計上、
衛生費県補助金で合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を計上、農林水産業費県補助金で、元気
な地域づくり交付金事業補助金、中山間地域等直接支払事業費補助金、田園整備事業費補助金な
どを計上、教育費県補助金で青少年育成総合推進事業補助金などの計上であります。
委託金は、総務費委託金で県税徴収取扱委託金などを計上、民生費委託金で母子生活支援施設
措置費委託金などを計上、土木費委託金で都市計画基礎調査業務委託金などであります。
第16款 財産収入は、1,485万9,000円の計上でありますが、市有土地建物の貸付
収入や財政調整基金をはじめとする基金利子収入などの計上であります。
第17款 寄附金は、32万3,000円の計上であります。
第18款 繰入金は、30億5,986万5,000円の計上でありますが、諸事業の財源確
保及び収支の均衡を図るため、財政調整基金などからの繰入金を計上するものであります。
第19款 繰越金は、1,000円の存目計上であります。
第20款 諸収入は、7億659万1,000円の計上であります。
貸付金元利収入では、勤労者住宅建設資金預託金、制度融資預託金及び下水道事業水洗便所改
造資金貸付金元利収入などの計上であります。雑入では、指定ごみ袋売払収入、路線バスカード
売捌収入及び学校給食費納入金などの計上であります。
第21款 市債は、21億4,520万円の計上であります。
総務債で市町村合併対策事業債を、農林水産業債で農道整備事業債及び農業基盤整備事業債な
どを、土木債で道路整備事業債、街路整備事業債及び公園整備事業債などを、教育債で沼田小学
校管理棟増改築事業債及び池田公民館改修事業債などを計上、また、減税補てん債のほか、引き
続き地方交付税の減額分を補てんするために個々の地方団体が発行する臨時財政対策債の計上で
あります。
予算第2条 債務負担行為は、「第2表 債務負担行為」に示すとおり、保健福祉センター指
定管理料ほか12件について債務負担をするものであります。
予算第3条 地方債は、「第3表 地方債」に示すとおり、市町村合併対策事業ほか17事業
の市債及び減税補てん債、臨時財政対策債であります。
予算第4条 一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に、資金の一時
借入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものであります。
予算第5条 歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出予
算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
続きまして、議案第41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算についてご説明申
し上げます。
予算の総額は、54億3,557万6,000円で、前年度当初予算と比較して1.5パーセ
ント、7,889万6,000円の増であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、4,041万1,000円の計上でありますが、一般管理費及び収納率向
上のための特別対策事業費などであります。
第2款 保険給付費は、37億5,544万円の計上でありますが、被保険者の医療に要する
経費のほか出産育児一時金などであります。
第3款 老人保健拠出金は、11億691万6,000円の計上でありますが、保険者として
の義務的拠出分であります。
第4款 介護納付金は、3億4,815万3,000円の計上でありますが、社会保険診療報
酬支払基金へ納付するものであります。
第5款 共同事業拠出金は、1億960万2,000円の計上でありますが、高額医療に対応
するための共同事業への拠出金であります。
第6款 保健事業費は、2,404万5,000円の計上でありますが、被保険者の健康づく
りを継続して推進するための経費の計上であります。
第7款 基金積立金及び第8款 公債費は、存目計上であります。
第9款 諸支出金は、100万7,000円の計上でありますが、償還金のほか保険税の還付
に対応するためのものであります。
第10款 予備費は予測しがたい医療費に対処するため5,000万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 国民健康保険税は、21億1,314万2,000円の計上でありますが、対前年度
比1.6%の増であります。
第2款 国庫支出金は、17億6,753万3,000円の計上でありますが、療養給付費等
負担金及び財政調整交付金などであります。
第3款 療養給付費等交付金は、7億2,036万3,000円の計上であります。
第4款 県支出金は、2億8,481万9,000円の計上でありますが、高額医療費共同事
業負担金、財政健全化補助金及び県調整交付金であります。
第5款 共同事業交付金は、6,901万2,000円の計上でありますが、高額医療費共同
事業交付金であります。
第6款 財産収入は、存目計上であります。
第7款 繰入金は、4億7,278万6,000円の計上でありますが、一般会計繰入金及び
国民健康保険基金繰入金であります。
第8款 繰越金は、存目計上であります。
第9款 諸収入は、791万8,000円の計上でありますが、雑入で第三者納付金などであ
ります。
続きまして、議案第42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算についてご説明申し上
げます。
予算の総額は、56億3,280万2,000円で、前年度当初予算と比較して0.2パーセ
ント、911万6,000円の増であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、1,736万5,000円の計上でありますが、一般管理費及び老人医療
費適正化対策事業費であります。
第2款 医療諸費は、56億423万1,000円の計上でありますが、一般診療費負担金な
どであります。
第3款 諸支出金は、120万6,000円の計上でありますが、償還金などであります。
第4款 予備費は、予測しがたい医療費に対処するため1,000万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 支払基金交付金は、30億9,948万1,000円の計上であります。
第2款 国庫支出金は、16億7,219万円の計上でありますが、医療費負担金及び老人医
療費適正化対策事業費補助金であります。
第3款 県支出金は、4億1,765万9,000円の計上であります。
第4款 繰入金は、4億4,346万6,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であ
ります。
第5款 繰越金及び第6款 諸収入は、存目計上であります。
続きまして、議案第43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算についてご説明申し上
げます。
本予算につきましては、18年度からの「第3期介護保険事業計画」に基づき予算の計上を行
ったもので、予算の総額は、31億3,249万1,000円で、前年度当初予算と比較して5.
8パーセント、1億7,266万9,000円の増であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、1億1,572万円の計上でありますが、総務管理費、徴収費及び介護認
定審査費など介護保険運営上の経費の計上であります。
第2款 保険給付費は、29億24万1,000円の計上でありますが、介護サービス等諸費、
介護予防サービス等諸費等で、介護保険サービスに要する経費の計上であります。
第3款 財政安定化基金拠出金は、305万円の計上でありますが、不測の事態に対応するた
め、国の基準に従い拠出するものであります。
第4款 地域支援事業費は、1億912万8,000円の計上でありますが、介護保険法の改
正により創設される事業で介護予防事業費及び権利擁護事業などに要する経費の計上であります。
第5款 基金積立金は、2万円の計上でありますが、介護給付費準備基金積立金であります。
第6款 公債費は、232万6,000円の計上でありますが、群馬県介護保険財政安定化基
金償還金などであります。
第7款 諸支出金は、100万6,000円の計上でありますが、第1号被保険者保険料過年
度還付金などであります。
第8款 予備費は、100万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 保険料は、5億2,716万5,000円の計上でありますが、第1号被保険者から
徴収する介護保険料であります。
第2款 分担金及び負担金は、578万2,000円の計上でありますが、地域支援事業負担
金で「食」の自立支援事業費負担金などであります。
第3款 使用料及び手数料は、存目計上であります。
第4款 国庫支出金は、7億1,484万3,000円の計上であります。
第5款 支払基金交付金は、9億356万2,000円の計上でありますが、第2号被保険者
保険料分の計上であります。
第6款 県支出金は、4億3,820万4,000円の計上であります。
第7款 財産収入は、2万円の計上でありますが、基金積立金利子であります。
第8款 寄附金は、存目計上であります。
第9款 繰入金は、5億4,236万8,000円の計上でありますが、一般会計繰入金及び
基金繰入金であります。
第10款 繰越金は、存目計上であります。
第11款 諸収入は、54万4,000円の計上であります。
続きまして、議案第44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算についてご説明申
し上げます。
予算の総額は、5億2,011万4,000円で、前年度当初予算と比較して7.7パーセン
ト、4,361万5,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、2億5,980万6,000円の計上でありますが、一般管理費では、職
員人件費及び指定管理料が主なるものであり、簡易水道管理費では、水質検査手数料及び維持管
理費であります。
第2款 事業費は、1億9,050万3,000円の計上でありますが、各簡易水道における
整備事業費であります。
第3款 公債費は、6,970万5,000円の計上でありますが、簡易水道事業債元利償還
金であります。
第4款 予備費は、10万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、1,835万2,000円の計上でありますが、分担金では、
硯田簡易水道の分担金、負担金では、水道加入金の計上であります。
第2款 使用料及び手数料は、2億5,169万円の計上でありますが、水道使用料及び水道
手数料であります。
第3款 繰入金は、1億871万5,000円の計上でありますが、一般会計繰入金でありま
す。
第4款 繰越金は、存目計上であります。
第5款 諸収入は、3,275万6,000円の計上でありますが、下水道工事等に伴う受入
金及び消火栓設置工事に伴う受入金などであります。
第6款 市債は、1億860万円の計上でありますが、簡易水道事業債であります。
続きまして、議案第45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算についてご説明申し
上げます。
予算の総額は、21億7,004万8,000円で、前年度当初予算と比較して0.1パーセ
ント、230万1,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、9,316万1,000円の計上でありますが、総務管理費では、職員人
件費及び一般管理費などであります。
第2款 事業費は、11億7,060万3,000円の計上であります。
公共下水道事業費では、公共下水道事業の汚水及び雨水事業費の計上であります。
特定環境保全公共下水道事業費では、引き続き管渠の整備促進を図るための建設事業費及び下
水道施設の維持管理費の計上であります。
流域下水道事業費では、流域下水道奥利根処理区建設事業費負担金及び同奥利根処理区維持管
理負担金の計上であります。
第3款 公債費は、9億528万4,000円の計上でありますが、下水道長期債の元金及び
利子であります。
第4款 予備費は、100万円の計上であります。
次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、3,869万3,000円の計上でありますが、受益者負担金
であります。
第2款 使用料及び手数料は、2億6,826万5,000円の計上であります。
第3款 国庫支出金は、1億6,765万円の計上でありますが、下水道事業費国庫補助金で
あります。
第4款 県支出金は、360万円の計上でありますが、下水道事業費県補助金であります。
第5款 繰入金は、8億8,060万3,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であ
ります。
第6款 諸収入は、2,073万7,000円の計上でありますが、消費税還付金などであり
ます。
第7款 市債は、7億9,050万円の計上でありますが、公共下水道事業債、特定環境保全
公共下水道事業債、流域下水道事業債及び資本費平準化債であります。
続きまして、議案第46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算についてご説
明申し上げます。
予算の総額は、2億4,104万5,000円で、前年度当初予算と比較して24.2パーセ
ント、7,712万6,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、148万円の計上でありますが、一般管理費であります。
第2款 事業費は、1億4,434万1,000円の計上でありますが、農業集落排水資源循
環統合補助事業費及び8地区施設の維持管理費などであります。
第3款 公債費は、9,502万4,000円の計上でありますが、長期債の元金及び利子で
あります。
第4款 予備費は、20万円の計上であります。
次に、歳入予算につきましてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、127万8,000円の計上でありますが、受益者分担金であ
ります。
第2款 使用料及び手数料は、1,404万8,000円の計上であります。
第3款 国庫支出金は、4,200万円の計上でありますが、農業集落排水事業費国庫補助金
であります。
第4款 県支出金は、350万2,000円の計上で、農業集落排水事業費県補助金でありま
す。
第5款 繰入金は、1億122万7,000円の計上でありますが、一般会計繰入金でありま
す。
第6款 諸収入は、379万円の計上でありますが、消費税還付金などであります。
第7款 市債は、7,520万円の計上でありますが、農業集落排水事業債などであります。
続きまして、議案第47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算についてご説明申し上
げます。
予算の総額は、2億9,037万3,000円で、前年度当初予算と比較して37.8パーセ
ント、1億7,615万4,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、3,397万円の計上でありますが、職員人件費及び一般管理費でありま
す。
第2款 事業費は、2億5,400万2,000円の計上でありますが、指定管理料など両施
設の管理、運営費であります。
第3款 公債費は、存目計上であります。
第4款 予備費は、240万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 使用料及び手数料は、2億1,038万3,000円の計上でありますが、両温泉施
設の使用料及びしゃくなげの湯に併設されている農林産物直売施設の使用料であります。
第2款 財産収入は、2,884万9,000円の計上でありますが、温泉事業基金利子収入
のほか、自動販売機等の設置料などであります。
第3款 繰入金は、2,017万9,000円の計上でありますが、一般会計繰入金及び温泉
事業基金繰入金であります。
第4款 諸収入は、3,096万2,000円の計上でありますが、共有施設管理費受入金が
主なものであります。
続きまして、議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算についてご説明申し上げま
す。
予算第3条 収益的収入及び支出について、支出からご説明申し上げます。
第1款 水道事業費用は、4億2,760万4,000円の計上であります。
営業費用は、職員人件費のほか経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は企業債支
払利息と消費税等であります。
収益的収入につきましては、第1款 水道事業収益で、4億4,836万7,000円の計上
であります。
営業収益は、水道料金及び加入金が主なるもので、営業外収益は、受取利息及び雑収益であり
ます。
次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、支出からご説明申し上げます。
第1款 資本的支出は、3億1,938万3,000円の計上であります。
公共下水道工事関連配水管布設替及び老朽管布設替工事等の工事請負費、沼田平土地改良区用
水の県営ため池等整備事業負担金並びに企業債償還金が主なるものであります。
資本的収入につきましては、第1款 資本的収入で、3,563万円の計上であります。
公共下水道工事等に伴う工事負担金及び公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減のため、
一般会計からの出資金の計上であります。
予算第4条については、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額2億8,375万3,
000円は、損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額及び建設改良積立金取
りくずし額で補てんし、収支の均衡を図るものであります。
これをもちまして、一般会計予算、7件の特別会計予算及び水道事業会計予算の説明を終わら
せていただきます。
以上32件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、よろしくご審議の上、
原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま、議題となっております議案第16号から議案第26号及び議案第28号から議案第
48号までの以上32件については、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置
し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第26号及び
議案第28号から議案第48号までの以上32件については、議長を除く議員全員で構成する予
算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この場
所に招集いたします。
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第12 散 会
◇議長(星野佐善太君) この際、おはかりいたします。
明2日から3日及び6日の3日間は、議案調査等のため休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、明2日から3日及び6日の3日間は、
議案調査等のため休会することに決しました。
続いてお諮りいたします。
本日の会議は、この程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって本日は、これにて散会することに決し
ました。
本日はこれにて散会いたします。
次の会議は、7日午前10時に開きますからご参集願います。
本日は、たいへんご苦労さまでした。
午後1時14分散会
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