議事日程 第6号
平成18年3月27日(月曜日)午前10時開議
第 1 議案第 16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定について
第 2 議案第 17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定について
第 3 議案第 18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
第 4 議案第 19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第 6 議案第 20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
第 8 議案第 21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第 22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について
第10 議案第 23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
第11 議案第 24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
第12 議案第 25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例について
第13 議案第 26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
第14 議案第 28号 指定管理者の指定について
第15 議案第 29号 指定管理者の指定について
第16 議案第 30号 指定管理者の指定について
第17 議案第 31号 指定管理者の指定について
第18 議案第 32号 指定管理者の指定について
第19 議案第 33号 指定管理者の指定について
第20 議案第 34号 指定管理者の指定について
第21 議案第 35号 指定管理者の指定について
第22 議案第 36号 指定管理者の指定について
第23 議案第 37号 指定管理者の指定について
第24 議案第 38号 指定管理者の指定について
第25 議案第 39号 指定管理者の指定について
第26 議案第 40号 平成18年度沼田市一般会計予算
第27 議案第 41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第28 議案第 42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算
第29 議案第 43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算
第30 議案第 44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第31 議案第 45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算
第32 議案第 46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第33 議案第 47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算
第34 議案第 48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算
第35 議案第 49号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
第36 閉会中の継続調査申し出について
第37 字句等の整理委任について
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本日の会議に付した事件
第 1 議案第 16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定について
議案第 17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定について
議案第 18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
議案第 19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
議案第 20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
議案第 21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について
議案第 23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
議案第 25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例について
議案第 26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例について
議案第 28号 指定管理者の指定について
議案第 29号 指定管理者の指定について
議案第 30号 指定管理者の指定について
議案第 31号 指定管理者の指定について
議案第 32号 指定管理者の指定について
議案第 33号 指定管理者の指定について
議案第 34号 指定管理者の指定について
議案第 35号 指定管理者の指定について
議案第 36号 指定管理者の指定について
議案第 37号 指定管理者の指定について
議案第 38号 指定管理者の指定について
議案第 39号 指定管理者の指定について
議案第 40号 平成18年度沼田市一般会計予算
議案第 41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算
議案第 42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算
議案第 43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算
議案第 44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
議案第 45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算
議案第 46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
議案第 47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算
議案第 48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算
以上32件一括上程
第 2 議案第 49号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
第 3 閉会中の継続調査申し出について
第 4 字句等の整理委任について
第 5 市長閉会あいさつ
第 6 閉 会
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出席議員(45人)
1番 小野 広樹君 2番 南 美喜雄君
3番 小林 克郎君 4番 角田 博君
5番 中村 光孝君 6番 小野 要二君
7番 小林 猛君 8番 原冨士夫君
9番 真下 恭嗣君 10番 布施辰二郎君
12番 高柳 勝巳君 13番 久保 健二君
14番 星野 稔君 15番 鈴木 圭子君
16番 金子 一弥君 17番 金子 千明君
18番 長谷川信次君 19番 宮田 和夫君
20番 小林 玉男君 21番 小野 正純君
22番 大島 崇行君 23番 山 義朗君
24番 大竹 政雄君 25番 井之川博幸君
26番 大東 宣之君 27番 片野 彦一君
28番 星川嘉一郎君 29番 金井 康夫君
30番 井上 正文君 31番 小尾 孝男君
32番 相田 昌夫君 33番 宇敷 和也君
34番 小林 次夫君 35番 橋 襄典君
36番 牧野 保好君 37番 石田 宇平君
39番 井上健太郎君 40番 田村 博美君
41番 井田 孝一君 42番 小林 照夫君
43番 星野佐善太君 44番 郷原 重雄君
45番 横坂 泰次君 46番 井上 幾雄君
欠席議員(2人)
11番 角田 泰夫君 38番 松井 敏員君
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 白沢町振興局長 根岸 恒雄君
利根町振興局長 星野 健一君 収 入 役 林 義夫君
市長公室長 田村 澄夫君 総務部長 村山 博明君
民生部長 田島 護君 経済部長 大嶋 政美君
建設部長 松井完一郎君 街なか対策部長 見城 厚男君
白沢町振興局次長 中村 弘志君 総務課長 村沢 博行君
教 育 長 津久井 勲君 教育部長 増田 幸男君
庶務課長 水田 修君 監査委員事務局長 原 明弘君
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議会事務局出席者
事務局長 茂木 愛 次長兼庶務係長 下 宏一
議事係長 茂木 敏昭 主 任 地野 裕一
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午前10時開会
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
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第1 諸般の報告
◇議長(星野佐善太君) これより本日の会議を開きます。
日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木 愛君) 命により、ご報告申し上げます。
沼田市監査委員高橋政次、井田孝一の両氏から定期監査等結果報告書が、地方自治法の規定に
基づき議長あて寄せられております。本日、その写しをお手元に配付しておきましたのでご覧い
ただきたいと思います。
以上でございます。
◇議長(星野佐善太君) 以上で諸般の報告を終わります。
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第2 議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定についてから
議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算まで
以上32件一括上程
◇議長(星野佐善太君) 日程第1、議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定に
ついてから、日程第32、議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算までの、以上3
2件を一括議題といたします。
以上、32件に関し、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長 金井康夫議員。
〔予算審査特別委員長 金井康夫君登壇〕
◇29番(金井康夫君) 予算審査特別委員会に付託を受けました議案第16号 沼田市安全な
まちづくり推進条例の制定について外22件の条例等、及び議案第40号 平成18年度沼田市
一般会計予算他8件の予算について、その審査の結果と経過をご報告申し上げます。
本特別委員会は、3月14日から4日間にわたり、市長の施政方針及び提案理由の説明に基づ
き、各部課ごとに質疑を中心に審査を行い、3月17日、採決の結果、議案第21号 沼田市職
員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第24号 沼田市介護保険条例の一
部を改正する条例について及び議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予算外8件の予算に
ついて、賛成多数、2件の制定条例及び改正条例等19件については、全会一致によりいずれも
原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
本年1月、沼田市行政改革大綱が策定され、実施計画に基づき平成21年度までの5カ年間を
計画期間とした改革に着手しておりますが、簡素で効率的な行政運営、つまり持続可能な自治体
運営を実現するため地域自治区制度を採用した本市の個性を活かしつつ、積極的かつ計画的な組
織の見直しと、財政の健全化が急務と考えます。
また平行して、平成19年度から10カ年を計画期間とする第五次総合計画を策定中でありま
すが、本市の将来像を形付ける大変重要な計画でありますので、行政改革大綱の趣旨を反映させ、
議会意見に配慮しつつ、持続可能で具体性に富み、住民の納得を得られるような総合計画の策定
が望まれます。
今回の制定条例2件のうち、安全で安心なまちづくり推進条例は、市民が安全で、安心して暮
せる地域社会の実現を図ることを目的とするものであり、昨今の社会情勢に取り組む積極的な姿
勢は時宜を得たものであります。
さて、18年度予算では、新たな課題や多岐にわたる市民要望に極力対応するよう努めたほか、
特に、「未来を担う子どもたち」に重点をおき、「ファミリーサポートセンター事業」や「2歳
児歯科保健事業」の立ち上げなど、少子化対策、子育て支援等の施策を展開するとしたことは、
本市がおかれている状況を的確に把握した、将来を見据えた政策であると考えるものであります。
ただし、財源の有効活用と新市の均衡ある発展を図るため、合併振興基金積立事業をはじめ防災
基盤整備事業や学校施設整備事業等に約4億7,000万円の合併特例債対象事業を計上してい
ることについては、後年度負担に極力留意する必要があると考えるところであります。
審査の過程では、群馬県企業局の沼須地区住宅団地事業から撤退表明以降、その跡地利用につ
いて庁内で研究会を立ち上げ、市、県、企業局及び県農業局の三者で協議、検討を重ねた結果、
5.2ヘクタールの住宅団地用地と3ヘクタールの運動公園用地を交換し、(仮称)利南運動広
場整備事業として立ち上げるということでありますが、市の負担が増大するという視点から、交
換根拠に異議をとなえる意見や県企業局との関係を踏まえて分担を明確にするとともに、企業誘
致を含めた同用地の買収については、県が責任を持って行うべきという意見、さらに、地元地権
者のために事業の一日も早い進捗を求めるという意見もありました。
また、本市のごみ対策において最終処分の現状を踏まえると、用地選定を含めた早急な対応を
求める意見がありました。
この他、細部にわたって質疑が行われましたが、本特別委員会としては、厳しい財政状況下で
の予算編成の努力を認め、各会計予算並びに予算に関連する条例についてそれぞれ可決すべきも
のと認めた次第であります。
最後に、「自主・自立による効率的な持続可能な行政運営」は、すべての自治体が目指す姿で
ありますが、実質的な改革に至ってないケースが少なくないのが実情であります。事務事業の見
直しは改革の一番手であり、身の丈に合った総合計画の策定は、まさに事務事業の見直しであり、
自治体改革そのものでありますので、子々孫々の世代まで見通した地域社会の持続可能性を視野
におきつつ、地域内分権を実現するために地域自治区を採用した本市として、真の行財政改革と
併せて手本となるような総合計画を策定する必要があることを申し上げ、委員長報告といたしま
す。
◇議長(星野佐善太君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
なお、討論は反対、賛成の順に願います。26番。
〔26番 大東宣之君登壇〕
◇26番(大東宣之君) 私は、ただいま上程されている議案第16号 沼田市安全なまちづく
り推進条例の制定外22件の条例と、そして、議案第18号 平成18年度沼田市一般会計予算
他7件の特別会計予算、議案第48号 平成18年度 沼田市水道事業会計予算について、議案
第21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、議案第24号 沼田
市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予
算、議案第41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算、議案第42号 平成18年
度沼田市老人保健特別会計予算、議案第43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算、議
案第44号 平成18年度沼田市簡易水道特別会計予算、議案第45号 平成18年度沼田市下
水道事業特別会計予算、議案第46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算、議
案第47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算、議案第48号、平成18年度沼田市水
道事業会計予算について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。
はじめに、議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予算についてからその見解を述べさせ
ていただきます。
合併後2年目を迎え本格的に新しいまちづくりに踏み出そうとしているときにありますが、長
引く景気の低迷や三位一体改革により地方を取り巻く状況はますます厳しくなるばかりです。こ
うしたときだからこそ市民の暮らしを支え、財政問題に立ち向かうことが求められています。障
害者自立支援法の成立によって利用料の1割負担が導入されてしまいますが、こうしたことによ
って生活の基盤さえ崩れ兼ねない事態が懸念されていますが、特別の対策など万全な対策を急ぐ
ことが必要です。
社会環境の変化や子どもを取り巻く環境の悪化などにより、保育園の待機児童の解消、学童保
育所の増設など、子育て支援の充実は急がなくてはならない課題であり、しっかりとした方向性
をただちに示していかなくてはなりません。高齢者控除の廃止や年金の減額などにより、高齢者
の暮らしはますます厳しくなってきていますが、こうしたときに介護保険料を引き上げることは、
さらに大きな負担を高齢者に覆いかぶせるだけであり、こうしたときにこそ低所得者の介護保険
利用者の居宅サービス利用者負担助成事業を拡充するなど、だれもが不安なく安心して介護が受
けられるようにすることが必要です。
さらに、厳しくなった減反、転作の補助も減らされるなど、食糧自給率を高め、安全でおいし
い農作物を作るといった基本的な国の政策もなく、減反をさらに押しつけるなど全く許される話
ではなく、沼田市として減反から手を引くべきです。
沼須の土地改良における非農用地の活用について、県企業局が撤退し、当初の計画を大きく変
更しなければならない事態となってしまいましたが、あくまでも県企業局の責任を明確にし、少
なくとも応分の負担を求めていくべきであり、さらに市の負担が増えることのないよう最大限の
取り組みが必要です。
グリーンベル21の空店舗対策として取り組まれた沼田ふるさと館ですが、その投資効果が上
がるよう抜本的な対策が求められています。
中心市街地活性化事業の基盤となる土地区画整理事業は、8街区での建物移転が始められまし
たが、当初の計画より大幅に遅れることはすでに明らかであり、土地区画整理事業については見
直すことが必要です。
意見の分かれている日の丸、君が代について、子どもたちに強要することはキラッとした輝き
をなくしかねません。40年の歴史があり、地域にも根ざしている後期、冬期休業の廃止につい
ては、突然の発表であり、子どもや保護者の理解を得られていないままに実施されようとしてい
ると思わざるを得ません。
議案第41号 平成18年度沼田市国民健康保険特別会計予算、議案第42号 平成18年度
沼田市老人保健特別会計予算については、国民健康保険税の引き下げを行い、資格証明書の発行
をやめるとともに、高齢者の患者負担を増大する国のやり方から保険証1枚で医療が受けられる
よう安心できる高齢者医療制度の独自な取り組みが求められています。
議案第43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算については、所得が増えなくても増
税となり、年金の支給額が減額されているときに、介護保険料を引き上げるのではなく、介護保
険料の引き下げや減免制度を作るなど、安心して介護が受けられるようにすることこそ必要です。
議案第44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算、議案第45号 平成18年度
沼田市下水道事業特別会計予算、議案第46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計
予算、議案第47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算、議案第48号 平成18年度
沼田市水道事業会計予算については、消費税等が転嫁されていることから認められません。
議案第21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、職員のやる
気と元気をなくすおそれがあるだけでなく、地域経済への影響も少なからずあるとともに、勤務
評定を導入することは、職場内に分断と不振を持ち込むだけでしかありません。
議案第24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例については、先にも述べたように厳
しい生活を強いられている高齢者に、さらに介護保険料を引き上げるようなことはするべきでは
なく、一般会計からの繰入れによって介護保険料の引き下げなどによって高齢者の暮らしを守る
ことこそ必要です。
以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(星野佐善太君) 他に。27番。
〔27番 片野彦一君登壇〕
◇27番(片野彦一君) 私は、議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定につい
て外22件の条例等、及び議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予算外8件の予算につき
まして、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。
平成18年度予算では、新たな課題や多種多様な市民要望に配慮しつつ、ファミリーサポート
センター事業や2歳児歯科保健事業などに代表されるような、未来を担う子どもたちに主眼をお
く施策を据えており、少子高齢化が喫緊の課題である本市の将来を展望した政策であると評価す
るものであります。
また、三位一体改革の影響により、危機的な財政状況にある中、後年度負担に極力留意したう
えで、財源の有効活用と新市の均衡発展を図ることを目的として、合併振興基金積立事業や防災
基盤整備事業などを対象に、合併特例債対象事業を計上していることについても、市長をはじめ
予算編成に係わった執行部各位に敬意を表するものであります。本市には、一般廃棄物最終処分
場をはじめ合併にかかわる調整事項など数々の課題があると思われますが、まずは事務事業の見
直しにより行財政改革を進め、身の丈に合った総合計画の策定が望まれるところであります。
厳しい財政下では、限られた財源の中で創意工夫によって最善の施策を展開することが必要で
あります。財政調整基金の大幅な取崩しによるものでありますが、知恵と工夫と職員の意識改革
をさらに進めようとする予算内容と理解いたしました。
新市の均衡ある発展を図るべく、編成された今年度予算は、市民生活の安定と厳しい財政事情
に適切に対応するものであると考える次第であります。
以上申し上げ、賛成討論といたします。
◇議長(星野佐善太君) 他に。35番。
〔35番 橋襄典君登壇〕
◇35番(橋襄典君) 私は、予算審査特別委員会に付託された議案第40号 平成18年度沼
田市一般会計予算の認定について、反対の立場から討論をいたします。
その理由について、見解を申し上げます。
市長の施政方針及び提案理由の説明を参考に、平成18年度一般会計予算規模は、222億6,
890万円で、前年度対比1.6パーセントの減で、しかも特別会計の繰入れ及び地方債残高を
合わせたとき、予断は許されない財政状況、さらに厳しい予算編成について、幅広い見地から質
疑をしてまいりました。
日銀は、3月9日に、業績緩和の金融政策大転換は、長低金利の終焉を告げるものか。今後の
金利動向は一時も目を離すことはできない。国の財政は危機的状況で、地方自治体の財政状況の
悪いところは、起債も認めない構えを示している。
18年度は、自立再生を目指したまちづくりを公平、公正、公開を原則に、不退転の決意をも
って現場主義に徹し、就任以来、その思いを貫いてきた。今後も、一日一生涯の精神で、元気で
誇りの持てる沼田市再生のために市政に取り組んでいきたいと言われている。
さらには、ローカルマニフェストによる不偏不党の考え方は掛け声倒れ。しかし住民参加、事
業運営について光り輝くものはない。なぜなのだ。行財政改革大綱のスローガンは、時代の変化
に対応した市民協働による自立を目指したまちづくり、新市の出発は、新市民一丸となって苦楽
を共にして着実に歩むべきこと。現実は、簡素で効率的な行政運営にはほど遠い。平成11年2
月の市民参加の主体的な行政運営を目指して、補強編以前に戻って、これが本当に住民主体の血
流が隅々まで行き渡ると市長が訴えている新市の事務行政組織なのか不思議でならない。本当に
考えられない。質問しても答えない、改めない、聞く耳を持たない、最悪と言わざるを得ない。
沼田市の景気回復はほど遠く、市民一人当たり年間所得は265万円と、現状は非常に厳しい
ものだ。行政執行はつま先立ちでなく、身の丈に合った行政運営であるべき。
過日の第五次総合計画特別委員会、総務文教第一小委員会では、想像と協働で子どもたちの輝
きとお年寄りの笑顔の見える沼田を提案いたしました。もっと市民を身近にとらえた行財政運営
を図ることが望まれる。
県営畑地帯総合整備事業沼須地区、(仮称)利南運動広場整備事業について、所管の経済建設
委員協議会への説明はほとんどない。また、総務文教委員協議会には説明は全くない。議会軽視
も甚だしい。改める姿勢は全くなく、さらに数億円と言える多額の費用が市民の血税によって賄
えること。
平成17年1月27日の上毛新聞の記事によると、沼田市は18日、県の企業局、農業局と対
策を協議し、県の事業だが市民の利害が絡む市政の重要案件でもあり、市も主体的に動くとコメ
ントしている。さらに、昨年の2月1日の全員協議会の市長説明では、平成3年度より取り組ん
できた県営畑地帯総合整備事業沼須地区の地権者の合意形成の条件とも言える住宅団地構想につ
いては、当時、群馬県企業局に事業主体を要請し、面積5.2ヘクタールの住宅団地開発につい
て内諾を得て、平成5年度には、運動公園用地を含めた関係権利者68名から用地提案の同意を
得たところである、と星野市長は説明されている。5.2ヘクタールについては、県が進めてい
ることについて、市長自身が認めたことを述べている。そして2月の15日の全員協議会で、2.
2ヘクタールの責任所在について、各議員から意見が出された。その費用はおよそ3億円を沼田
市が負担するのかについて、さらに16日の予算審査では、道路整備にかかわる1億円の沼田市
負担についても明らかになり、企業誘致ができなければ1億円は捨て金となってしまうおそれが
ある。近々、好適地としていて企業誘致がされるだろうか。また、今議会の予算化への優先度は
どこにも見当たらない。3ヘクタールについてもあやふやな答弁がされ、また過日の地元説明会
では8.2ヘクタールについて最終的には沼田市が責任を持って用地取得するという驚くべき約
束が確認された。毎回説明内容が二転三転していることについて、一体どこを信じたらよいので
あろうか。約10億円にも及ぶお金の市民負担が考えられる。
先にも申し上げましたが、公平、公正、公開が原則に、不退転の決意でもって、現場主義に徹
し、一日一生涯の精神で、元気で誇りの持てる沼田市再生と住民の目線で行政運営を図ろうとし
ている星野市政からは到底考えられない。何を信じたらいいのだろうか。
アカンタビリティの欠如、いきなりの提案、経過が不明確、それは霧の中、透明性の欠如と質
的向上が求められる。本当にこの選択が市民にとって最良だったのか。市民の目線で納税者は2
番目か。主権在民、果たして最適の努力はされたのか。議会も執行者も本当に最善なのか。悪夢
を見ているようである。少子化と高齢社会の対応策は甘く、更には、遊休農地の活用と人にやさ
しい安全で観光農業を含めた循環型社会への対応が不可欠なものに。掲げた政策による自立と再
生の力強さは感じられない。
以上の見解を表明し、反対討論といたします。
なお過日、平成18年度当初予算に係わる委員会の見解について、議長をとおして申し入れて、
何の答えもなく、なしのつぶて。誠実のなさが現在の行政運営を象徴している。
◇議長(星野佐善太君) 他に。33番。
〔33番 宇敷和也君登壇〕
◇33番(宇敷和也君) 私は、沼田市安全なまちづくり推進条例の制定について外22件の条
例等、及び平成18年度沼田市一般会計予算外8件の予算につきまして、委員長報告に賛成の立
場で討論いたします。
我が国経済は、緩やかな回復傾向を保っているとは言われますが、国が推進している三位一体
改革の影響により、地方は依然として厳しい状況に置かれています。したがって、平成18年度
予算の編成は、自主財源の乏しい本市にとって地方財政対策との整合や、事業の優先性の面で難
題があったであろうことは想像するに硬くないと思うのであります。
多種多様な市民要望を盛り込んだうえで、後年度財政事情にも対応し得るよう配慮しながら合
併特例債を活用し、財政調整基金他の基金の取崩しにより収支の均衡が図られたこの度の予算は、
創意工夫の賜物であると考えます。
平成18年度予算で特質すべきは、2歳児歯科保健事業など将来を担う子どもたちに主眼をお
いた事業が盛り込まれていることであり、市の将来を見据えた姿勢が具現化されていると評価す
るものであります。
また、市民が、安全で、安心して暮せる地域社会の実現を目的とした安全で、安心なまちづく
り推進条例の制定には、社会情勢に積極的に取り組む姿勢が伺えるのであります。
委員長報告で課題とされた一般廃棄物最終処分場の問題などのように、解決すべき内容はあり
ますが、市域の一体感の醸成と均衡ある発展とともに、一層の住民福祉の向上を願いつつ、今後
とも市域の発展に寄与すべき姿勢で望まなければならないことを申し上げ、賛成討論といたしま
す。
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより、採決に入ります。
まず、議案第16号 沼田市安全なまちづくり推進条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例の制定についてを採決いた
します。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する
条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部を
改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを採決い
たします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号 沼田市行政財産使用料条例の一部を改正する条例についてを採決いたし
ます。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例についてを採
決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号 沼田市営墓地管理条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号 沼田市消防団に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたし
ます。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第33号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第34号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第35号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第36号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第37号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第40号 平成18年度沼田市一般会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第41号 平成18年度沼田市国民健康保健特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第42号 平成18年度沼田市老人保健特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第43号 平成18年度沼田市介護保険特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第44号 平成18年度沼田市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第45号 平成18年度沼田市下水道事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第46号 平成18年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第47号 平成18年度沼田市温泉事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第48号 平成18年度沼田市水道事業会計予算を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
◇議長(星野佐善太君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
第3 議案第49号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
◇議長(星野佐善太君) 日程第33、議案第49号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選
任の同意についてを議題といたします。
職員をして議案を朗読いたさせます。
(職 員 朗 読)
◇議長(星野佐善太君) 朗読が終わりました。
ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第49号 沼田市固定資産評価審査
委員会の委員選任の同意についてご説明申し上げます。
固定資産評価審査委員会の委員であります金子吉志さんの任期が平成18年3月31日をもっ
て満了となりますので、後任の委員について慎重に選考してまいりました結果、土田喜八さんを
適任と認め選任したいので、ご同意いただきたく提案申し上げる次第であります。
土田喜八さんの経歴概要につきましては、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりであ
りますので、よろしくご審議の上、ご同意いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(星野佐善太君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第49号については、会議規則第36条第2項の規定によ
り、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、議案第49号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) 討論を終結いたします。
これより議案第49号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意についてを採決いた
します。
本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
第4 閉会中の継続調査申し出について
◇議長(星野佐善太君) 日程第34、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長、及び議会運営委員長から、
会議規則第百四条の規定によりお手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査申
出がありました。
それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに、ご異議ありませ
んか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
──────────────◇──────────────
第5 字句等の整理委任について
◇議長(星野佐善太君) 日程第35、字句等の整理委任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会議
規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野佐善太君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
以上で今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。
──────────────◇──────────────
第6 市長閉会あいさつ
◇議長(星野佐善太君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
今期定例会は、去る3月1日から本日までの27日間の長きにわたって開催されましたが、こ
の間、議員各位におかれましては、51件という数多くの案件につきまして、連日、慎重なご審
議とご審査を賜り、ご提案申し上げました全ての案件につきまして、原案のとおり可決、承認又
はご同意をいただきまして、誠にありがとうございました。心より厚く御礼申し上げる次第であ
ります。
特に、平成18年度予算並びに関連する議案につきましては、予算審査特別委員会において綿
密なるご審査をいただきましたが、この間における金井委員長、井上副委員長さんのご労苦と委
員各位のご熱心なご審査に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げます。
また、一般質問におきましては、13名の方々から現下の諸問題を中心に、幅広くご示唆に富
んだご質問を賜り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討課題とさせていただきました事項に
つきましては、今後、十分留意をしてまいりたいと存じます。
さて、私も平成14年5月10日、市民の皆様方のご支援をいただき、市長に就任して以来、
間もなく4年の任期を満了することとなります。
就任当初から「市民参加」を基本姿勢とし、市民のための市政、市民本位の市政を基軸に、公
平、公正、公開を原則に市民の英知とエネルギーの結集による「元気で誇りの持てる沼田」の創
造に向け、現場主義に徹して、今日まで市民の視点に立った市政運営に全身全霊を傾注してまい
りました。
この間、第四次総合計画の着実な推進に努めるとともに、山積する懸案事項に精力的に対応し
てまいりました。
特に、市町村合併への取り組みにつきましては、様々な問題を乗り越えて、昨年2月13日に
白沢村及び利根村と合併し、新生「沼田市」が誕生し、その第一歩を踏み出したことは、大きな
意義があったものと理解をしているところであります。
今後も市町村行政を取り巻く環境は極めて厳しい状況にありますが、地方分権の進展に的確に
対応できる行政運営の体制整備を図りながら、新生沼田市の将来像である「水と緑の大地・田園
空間都市」の実現を目指していかなければならないと考えているところでございます。
今定例会におきましては、今後の市政運営に臨む所信の一端を申し述べましたが、議員各位を
はじめ、市民皆様方のご理解とご支援が得られるならば、引き続き市政を担わせていただき、初
心に返って、更なる情熱と努力を傾注し、新生「沼田市」に託された5万5千市民の夢と希望の
実現に向け、全力を尽くしたいと決意している次第でありますので、何とぞ、倍旧のご指導、ご
支援を賜りますようお願い申し上げる次第であります。
いずれにいたしましても、これまでの4年間にわたりますところの議員各位の温かいご指導と
市民皆さまの深いご理解・ご協力に対しまして、敬意と深甚なる感謝の誠を捧げる次第でありま
す。
以上申し上げまして、平成18年第1回定例会の閉会に当たっての御礼のごあいさつとさせて
いただきます。
誠にありがとうございました。
──────────────◇──────────────
第7 閉 会
◇議長(星野佐善太君) 以上をもちまして、平成18年第1回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
議員各位、並びに執行部各位には、長期間にわたりまして誠にご苦労さまでした。
午前10時51分閉会
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