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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成19年第3回定例会会議録 議事日程第4号

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沼田市議会平成19年第3回定例会会議録
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議事日程 第4号
平成19年6月15日(金曜日)午前10時開議
第 1 請願第 3号 日豪EPA・FTA交渉に対する請願書
第 2 議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
           例の一部を改正する条例について
第 3 議案第65号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する
           条例の一部を改正する条例について
第 4 議案第66号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について
第 5 議案第67号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1号)
第 6 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について
第 7  議案第68号 飲酒運転撲滅に関する決議案について
第 8  議案第69号 義務教育費国庫負担制度の維持と教育予算の拡充に関する意見書案
           について
第 9 閉会中の継続調査及び審査申出について
第10 字句等整理委任について
      ──────────────────────────────   
本日の会議に付した事件
第 1 請願第 3号 日豪EPA・FTA交渉に対する請願書
第 2 日程追加 議案第70号 日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)
                交渉に対する意見書案について
第 3 議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
           例の一部を改正する条例について
第 4 議案第65号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する
           条例の一部を改正する条例について
第 5 議案第66号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を改正する条例について
第 6 議案第67号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1号)
第 7 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について
第 8  議案第68号 飲酒運転撲滅に関する決議案について
第 9  議案第69号 義務教育費国庫負担制度の維持と教育予算の拡充に関する意見書案
           について
第10 閉会中の継続調査及び審査申出について
第11 字句等整理委任について
第12 散  会
      ──────────────────────────────
出席議員(27人)
       1番  真下 恭嗣君      2番  田村喜久子君
       3番  坂庭 直治君      4番  石井 紘一君
       5番  鈴木 圭子君      6番  金子 一弥君
       7番  小野 要二君          8番  井上 正文君
       9番  高柳 勝巳君     10番  布施辰二郎君
      11番  片野 彦一君     12番  宇敷 和也君
      13番  相田 昌夫君     14番  久保 健二君
      15番  星野  稔君     16番  大島 崇行君
      17番  山ア 義朗君     18番  大竹 政雄君
      19番  井之川博幸君     20番  大東 宣之君
      21番  橋 襄典君     22番  石田 宇平君
      23番  星川嘉一郎君     24番  牧野 保好君
      25番  星野佐善太君     26番  井田 孝一君
      27番  金井 康夫君     
欠席議員(なし)
      ──────────────────────────────
説明のため出席した者
  市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
  白沢町振興局長    根岸 恒雄君   利根町振興局長    郷原 重雄君
  総務部長       田島  護君   民生部長       田村 澄夫君
  経済部長       大嶋 政美君   建設部長       小池 大介君
  街なか対策部長    松井完一郎君   白沢町振興局次長   小林  守君
  利根町振興局次長   繻エ 勇二君   総務課長       栃原 豊彦君
  会計管理者兼会計局長 町田 哲男君   教 育 長       津久井 勲君
  教育部長       宮澤 満夫君   庶務課長       水田  修君
  監査委員事務局長   小池 一夫君
      ──────────────────────────────
議会事務局出席者
  事務局長     小林有一郎       次長兼庶務係長  繻エ 正美
  議事係長     茂木 敏昭       主  査     地野 裕一
      ──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(金井康夫君) これより本日の会議を開きます。
      ──────────────◇────────────── 
        第1 請願第3号 日豪EPA・FTA交渉に対する請願書
◇議長(金井康夫君)  日程第1、請願第3号 日豪EPA・FTA交渉に対する請願書を
議題といたします。
  本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 石田宇平議員。
           〔経済建設常任委員長 石田宇平君登壇〕
◇22番(石田宇平君) 経済建設常任委員会に付託されました、請願第3号 日豪EPA
・FTA交渉に対する請願書について、審査の結果をご報告いたします。
 本請願は日豪EPA・FTA交渉にあたり、米、小麦、牛肉、乳製品などの農林水産物の
重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合、交渉を中断すること。
 また、農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食糧安全保障
の確保を基本とする、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールの確立を求める意見書を提
出いただきたいというものであります。
 本委員会は、全委員出席のもと、慎重な審査を行った結果、全会一致で採択すべきものと
決定いたしました。
 これより審査の経過を申し上げます。
 委員からは、オーストラリア政府の要求どおり関税撤廃が行われることになれば、日本の
農業に与える影響は甚大である。採択し、意見書を提出すべきといった意見や、耕作放棄地
の増大が予測され、農山村の崩壊が危惧される。また、食糧自給率のますますの低下が懸念
されるといった意見などが示されました。
 よって、本請願の願意を理解し、採択すべきものと決定した次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(金井康夫君)  委員長の報告が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより請願第3号 日豪EPA・FTA交渉に対する請願書を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は、採択であります。
  本請願は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しました。
      ─────────────────────────── 
◇議長(金井康夫君) 休憩いたします。
午前10時05分休憩
      ─────────────────────────── 
午前10時06分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
      ─────────────────────────── 
○日程追加
◇議長(金井康夫君)  この際、おはかりいたします。
  ただいま、石田宇平議員外8名から議案第70号 日豪EPA(経済連携協定)・FTA
(自由貿易協定)交渉に対する意見書案についてが、提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第2を日程第3とし、以下順次繰り下げ、ただちに議
題といたしたいと思います。
 これに、ご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第70号 日豪EPA(経済連携
協定)・FTA(自由貿易協定)交渉に対する意見書案についてを日程に追加し、ただちに議題
とすることに決しました。
      ──────────────◇────────────── 
    第2 議案第70号 日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)交渉
              に対する意見書案について
◇議長(金井康夫君)  日程第2、議案第70号 日豪EPA(経済連携協定)・FTA
(自由貿易協定)交渉に対する意見書案についてを議題といたします。
  議案の朗読を省略し、ただちに提出者から提案理由の説明を求めます。石田宇平議員。
              〔22番 石田宇平君登壇〕
◇22番(石田宇平君)  意見書案の朗読をもって、提案理由に代えさせていただきます。

      日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)交渉に対する意見書(案)

 本年から開始するとされている日豪EPA・FTA交渉に対し、オーストラリア政府は、
農産物も含む関税撤廃を強く主張すると見られています。オーストラリア政府の要求どおり、
農産物の輸入関税が全面的に撤廃されるようなことになれば、政府試算でも肉牛・酪農・小
麦・砂糖の主要4分野において、約8,000億円もの打撃を受け、関連産業や地域経済へ
の影響を含めると2兆〜3兆円規模になるとされています。
 本県でも県の試算によると小麦・牛肉・乳製品で353億円もの影響額が予測されていま
す。
 また、食糧自給率は30%台に低下するなど、日本の農業と食糧は、壊滅的な打撃を受け
ることとなり、農林業の持つ多面的機能が失われ、農山村の崩壊、国土の荒廃、環境の悪化
等を招くことになります。
 さらに、昨年、干ばつによって大減産となったように、オーストラリアの農業生産条件は
極めて不安定であり、これに安易に依存することは、世界的な食糧不足、危機が心配されて
いる中で、日本の食糧安全保障を危うくする結果を招きかねません。
 日豪EPA・FTA交渉にあたり、日本農業に多大な影響を与える重要品目を交渉から除
外するなどの対策を求めます。
 ついては、下記事項の実現に向け、対策を講じるよう要請します。

                    記

1.日豪EPA・FTA交渉にあたっては、米・小麦・牛肉・乳製品・砂糖などの農林水産
  物の重要品目を除外するとともに、万一、これが受け入れられない場合は、交渉を中断
  することを求めます。

2.農産物貿易交渉は、農業・農村の多面的機能の発揮と国内自給による食糧安全保障の確
  保を基本とし、各国の多様な農業が共存できる貿易ルールを確立することを求めます。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

  平成19年6月  日

   内閣総理大臣
   外 務  大 臣   様
   農林水産大臣 

                       沼田市議会議長 金 井 康 夫

 以上であります。 
◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
  これより議案第70号 日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)交渉に対
する意見書案についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
      ──────────────◇────────────── 
    第3 議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関
              する条例の一部を改正する条例についてから
       議案第67号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1号)まで
                       以上4件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第3、議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報
酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、から日程第6、議案第67号
平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1号)までの以上4件を一括議題といたします。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は1件ごとに願います。
  まず、議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
例の一部を改正する条例について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第65号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)
の課税の特例に関する条例の一部を改正する条例について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第66号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を
改正する条例について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第67号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1
号)について願います。
  なお、議案第67号については、歳出より各款ごとに願います。
  まず、第2款 総務費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第3款 民生費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第7款 商工費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第10款 教育費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、歳入について願います。
  まず、第14款 国庫支出金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第15款 県支出金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第16款 財産収入について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第17款 寄附金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第18款 繰入金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第20款 諸収入について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  おはかりいたします。
  ただいま議題となっております議案第64号から議案第67号までの以上4件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第64号から議案第67号ま
での以上4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
  なお、討論は一括して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより議案第64号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する
条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
  次に、議案第65号 沼田市過疎対策のための市税(固定資産税)の課税の特例に関する
条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第66号 沼田市善行青少年顕彰基金管理条例の一部を
改正する条例についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
  次に、議案第67号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
      ──────────────◇────────────── 
    第4  諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
◇議長(金井康夫君)  日程第7、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題といた
します。
  職員をして議案を朗読いたさせます。
                (職 員 朗 読)
◇議長(金井康夫君)  朗読が終わりました。
  ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
              〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、諮問第1号 人権擁護委員の推薦に
ついてご説明申し上げます。
 現在、本市の人権擁護委員につきましては、9名の方々が法務大臣の委嘱を受け、ご活躍
をいただいております。その内、丸岡昌舜さん、川田正江さんの2名が平成19年9月30
日に任期満了となることから、前橋地方法務局長よりその後任候補者の推薦依頼があったも
のであります。
 丸岡昌舜さん、川田正江さんにつきましては、多年にわたり人権擁護委員としてご活躍い
ただいておりますので、引き続きお願いをいたしたく提案申し上げる次第であります。
 お二人の経歴につきましては、参考資料として配布の経歴概要書のとおりでありますので、
よろしくご審議の上、ご意見を賜りますようお願い申し上げます。 
◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  おはかりいたします。
  ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。
  本件は諮問のとおり推薦することに異議ない旨回答することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本件は異議ない旨回答することに
決しました。
      ──────────────◇────────────── 
    第5  議案第68号 飲酒運転撲滅に関する決議案について
◇議長(金井康夫君) 日程第8、議案第68号 飲酒運転撲滅に関する決議案についてを
議題といたします。
  議案の朗読を省略し、ただちに提出者から提案理由の説明を求めます。牧野保好議員。
              〔24番 牧野保好君登壇〕
◇24番(牧野保好君) 決議案の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただきま
す。

                          飲酒運転撲滅に関する決議(案)

 交通事故のない、安全で安心して暮らせる社会の実現は、市民すべての切実な願いである。
 しかしながら、関係機関、団体の懸命な努力にもかかわらず、多くの方が交通事故の犠牲
者となり、悲しみや苦しみを抱えての生活を余儀なくされている。
 こうした中、飲酒運転に対しては、平成13年12月に刑法における「危険運転致死傷
罪」の新設、翌14年6月には改正道路交通法による酒酔い・酒気帯び運転の厳罰化が図ら
れたところであるが、依然として飲酒運転による痛ましい事故があとを絶たず、社会全体と
してその撲滅に取り組まなければならない事態となっており、本年5月、飲酒などによる悪
質な人身事故を厳罰化するため、新たに「自動車運転過失致死傷罪」を創設することなどを
柱とする改正刑法が衆議院本会議で可決、成立された。
 飲酒運転の撲滅には、運転者並びに同乗者の交通安全意識の向上はもとより、家庭、職場、
さらには地域が一体となって、「飲酒運転は絶対にしない、させない、許さない」という社
会環境を醸成していくことが重要である。
 よって、本市議会は、ここに改めて交通安全意識の徹底を強く呼びかけるとともに、市当
局をはじめ関係機関、団体との連携を強化し、市民と一体となって飲酒運転の撲滅に向けて
全力を挙げて取り組むことを決議する。

   平成19年6月  日

                                         沼田市議会

 以上であります。
◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより議案第68号 飲酒運転撲滅に関する決議案についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
      ──────────────◇──────────────
    第6 議案第69号 義務教育費国庫負担制度の維持と教育予算の拡充に関する意
              見書案について
◇議長(金井康夫君)  日程第9、議案第69号 義務教育費国庫負担制度の維持と教育予
算の拡充に関する意見書案についてを議題といたします。
  議案の朗読を省略し、ただちに提出者から提案理由の説明を求めます。星川嘉一郎議員。
              〔23番 星川嘉一郎君登壇〕
◇23番(星川嘉一郎君) ただいま上程されました 議案第69号 義務教育費国庫負担
制度の維持と教育予算の拡充に関する意見書案について、意見書案を朗読し、提案理由の説
明に代えさせていただきます。

     義務教育費国庫負担制度の維持と教育予算の拡充に関する意見書(案)

 義務教育費国庫負担制度については、昭和60年度予算において旅費・教材費に対する国
庫負担が廃止され、一般財源化されたことに始まり、以降、恩給費・共済追加費用等の一般
財源化が行われており、平成17年度予算においては中学校教職員給与費相当分が暫定的に
一般財源化された。更に平成18年度からは、国の負担率が2分の1から3分の1に変更さ
れている。
 義務教育費国庫負担制度は、義務教育の機会均等とその水準の維持・向上及び地方財政の
安定のため、国が必要な財源を保障するとの趣旨で確立されたものであり、これまで我が国
の義務教育の水準向上に大きな役割を果たしてきたところである。
 この制度を今後更に縮小・廃止することは、地方における義務教育に必要な財源の確保を
困難にし、義務教育の地域間格差を生じさせることにつながるだけでなく、厳しい財政運営
を余儀なくされている地方自治体の財政に大きな影響を与えるものであり、義務教育行政の
円滑な推進に重大な影響を及ぼすものである。
  義務教育の水準確保と地方教育行政の充実を図るためには、今後も制度を維持するととも
に、一人ひとりの子どもたちにきめ細かな教育とよりよい教育環境を保障するための教育予
算の一層の拡充が必要である。
 よって、沼田市議会は、政府、衆参両院議長に対し、義務教育費国庫負担制度の維持と教
育予算の拡充に向け下記の事項を実現されるよう強く要望する。

                    記

1.義務教育費国庫負担制度について、国の負担率を2分の1に復元することを含め、制度
  を維持すること。
2.きめ細かい教育の充実のために、小中学校の第8次教職員定数改善計画を早期に策定す
  ること。
3.学校施設整備費、就学援助・奨学金など教育予算の充実のため、地方交付税を含む国の
  予算を拡充すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成19年6月15日

   衆議院議長
   参議院議長
   内閣総理大臣   様
   総務大臣
    財務大臣
    文部科学大臣

                           沼田市議会議長 金 井 康 夫

 以上であります。
◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
  これより議案第69号 義務教育費国庫負担制度の維持と教育予算の拡充に関する意見書
案についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
      ──────────────◇──────────────
    第7  閉会中の継続調査及び審査申出について
◇議長(金井康夫君) 日程第10、閉会中の継続調査及び審査申出についてを議題といた
します。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長、及び議会運営委員長か
ら、会議規則第104条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中
の継続調査及び審査の申出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに、ご
異議ありませんか。
              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出の
とおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに決しました。
      ──────────────◇──────────────
    第8  字句等の整理委任について
◇議長(金井康夫君) 日程第11、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 おはかりいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、
会議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。
      ──────────────◇──────────────
    第9 市長閉会あいさつ
◇議長(金井康夫君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
              〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げ
ます。
 今期定例会は、去る6月5日から本日までの11日間にわたり開催され、議員各位には慎
重なご審議を賜り、ご提案申し上げました10の案件につきまして、すべて原案のとおり承
認及び可決をいただき、また、人権擁護委員の推薦につきましてもご配慮賜り、誠にありが
とうございました。厚く御礼申し上げます。
 一般質問におきましては、7名の方々から現下の諸問題について示唆に富んだご質問を賜
り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討課題とさせていただきました事項につきまして
は、今後、十分に留意をしてまいりたいと存じます。
 さて、この夏は、参議院議員と群馬県知事という今後の国政及び県政の方向を決定する2
つの重要な選挙が予定されておりますが、年金や公務員制度改革、景気浮揚策など、市民生
活に直結する諸課題が論点となっており、今後の市政運営にも深く関わるものとして注目し
て参りたいと存じます。
 このような中にあって、第五次総合計画の初年次である平成19年度も、間もなく第1・
四半期を終わろうとしておりますが、主要事務事業を中心に効率的な事業の執行に努め、山
積する課題に積極的かつ柔軟に対応し、市民の皆様とともに本市の将来像である「水と緑の
大地 田園空間都市」の実現に向けて、鋭意努力してまいる所存でございますので、議員各
位のなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、本定例会の閉会に当たって
のお礼のごあいさつとさせていただきます。
 誠にありがとうございました。
      ──────────────◇────────────── 
    第10 閉  会
◇議長(金井康夫君)  以上をもちまして、平成19年第3回沼田市議会定例会を閉会いた
します。
 議員各位、並びに執行部各位には、誠にご苦労さまでした。
   午前10時33分閉会
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