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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成19年第5回定例会会議録 議事日程第4号

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沼田市議会平成19年第5回定例会会議録
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議事日程 第4号
平成19年12月13日(木曜日)午前10時開議
第  1  請願第  9号 全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願書
第 2 請願第 10号 難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現を求める請願
第  3 請願第 11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願
第 4 議案第 94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第 5 議案第 95号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第 6 議案第 96号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第 7 議案第 97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第 8 閉会中の継続調査申出について
第 9 字句等の整理委任について
     ──────────────────────────────          
本日の会議に付した事件
第  1  請願第  9号 全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願
            書
第 2 請願第 10号 難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期
            実現を求める請願
第 3 日程追加 議案第106号 「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合
                 的対策の早期実現」を要望する意見書案について
第  4 請願第 11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願
第 5 議案第 94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第 6 議案第 95号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第 7 議案第 96号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第 8 議案第 97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2
            号)
第 9 日程追加 議案第 98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条
                 例について
    議案第 99号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第4号)
    議案第100号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第101号 平成19年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第102号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第103号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
            号)
    議案第104号 平成19年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
                                              以上8件一括上程
第10 閉会中の継続調査申出について
第11 字句等の整理委任について
第12 市長閉会あいさつ
第13 閉  会
     ──────────────────────────────          
出席議員(27人)
       1番  真下 恭嗣君      2番  田村喜久子君
       3番  坂庭 直治君      4番  石井 紘一君
       5番  鈴木 圭子君      6番  金子 一弥君
       7番  小野 要二君          8番  井上 正文君
       9番  高柳 勝巳君     10番  布施辰二郎君
      11番  片野 彦一君     12番  宇敷 和也君
      13番  相田 昌夫君     14番  久保 健二君
      15番  星野  稔君     16番  大島 崇行君
      17番  山ア 義朗君     18番  大竹 政雄君
      19番  井之川博幸君     20番  大東 宣之君
      21番  橋 襄典君     22番  石田 宇平君
      23番  星川嘉一郎君     24番  牧野 保好君
      25番  星野佐善太君     26番  井田 孝一君
      27番  金井 康夫君     
欠席議員(なし)
     ──────────────────────────────
説明のため出席した者
  市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
  白沢町振興局長    根岸 恒雄君   利根町振興局長    郷原 重雄君
  総務部長       田島  護君   民生部長       田村 澄夫君
  経済部長       大嶋 政美君   建設部長       小池 大介君
  街なか対策部長    松井完一郎君   白沢町振興局次長   小林  守君
  利根町振興局次長   繻エ 勇二君   総務課長       栃原 豊彦君
  会計管理者兼会計局長 町田 哲男君   教 育 長            津久井 勲君
  教育部長       宮澤 満夫君   庶務課長       水田  修君
  監査委員事務局長   小池 一夫君
     ─────────────────────────────
議会事務局出席者
  事務局長       小林有一郎    次長兼庶務係長    繻エ 正美
  議事係長       茂木 敏昭    主  査       地野 裕一
     ──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(金井康夫君) これより本日の会議を開きます。
     ──────────────◇──────────────
    第1 請願第9号 全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請
             願書
◇議長(金井康夫君)  日程第1、請願第9号 全額国庫負担の「最低保障年金制度」創
設を政府に求める請願書を議題といたします。
  本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 山ア義朗議員。
          〔民生福祉常任委員長 山ア義朗君登壇〕
◇17番(山ア義朗君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第9号『全額国庫負
担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願書』について、審査の結果をご報告い
たします。
 請願の趣旨は、年金課税の強化、低所得高齢者への非課税措置の廃止、定率減税の廃止
に加え、介護保険料や国民健康保険料の負担が増大し、高齢者の生活は苦しく、社会の「格
差」が広がっている現在、すべての国民の経済的基盤を支える全額国庫負担の「最低保障
年金制度」の創設を求めるものであります。
  審査の結果、本委員会では不採択とすることに決定いたしました。
  これよりその理由と審査の経過を申し上げます。
 審査の課程では、無拠出で8万円を支給するのは、公平性の観点からも無理があるとの
意見や、国の財政状況を考えるとかけ離れている制度であるとの意見が示されました。
  一方では、将来、生活保護世帯の増加に繋がっていく虞があり、国が年金制度を支えて
いくという意味では、国が全額救出する制度、誰もが安心して老後を過ごしていく上でも
制度を確立することが必要ではないかとの意見も示されましたが、国民年金をはじめとす
る公的年金制度は、現役世代が納めている保険料を高齢者世代の年金として支給する「世
代間扶養」で成り立つことが基本であり、年金の不払い、未納といった無年金者に対して
も、公平に支給することは妥当ではないとの意見が多数を占め不採択すべきものと決定し
た次第であります。
◇議長(金井康夫君)  委員長の報告が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  なお、討論は本請願に対し、賛成、反対の順に願います。19番。
             〔19番 井之川博幸君登壇〕
◇19番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております請願第9号 『全額国庫
負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願書』について、委員長報告に反対し、
請願に賛成の立場から討論を行います。
 請願者の願意は、高齢者が安心して暮らせるように、全額国庫負担による「最低保障年
金制度」の創設を政府に求める意見書を提出してくださいというものであります。
 今、多くの国民にとって「健康で文化的な最低限度の」生活を送っていくのが大変困難
な状態になってきています。多くの面で「格差」が広がっています。この中で長い間働き、
社会の発展に貢献してきた高齢者が尊敬されるどころか、社会のお荷物のような政策を押
しつけられ、生活が一層困難になっています。
 年金制度の現在の状況の中でも基礎年金に国庫負担は3分の1が投入されております。
国会でも全会一致で、また、政府もこれを2分の1に引き上げるということは政策として
決めております。そうしますと、8兆円ほどの国庫負担が年金制度に投入されることにな
ります。この8兆円で、もし最低保障年金を行えば1人当たり約3万5,000円の最低
保障年金が実現できます。ですから、この最低保障年金制度を創設するということは、新
しく全ての財源が必要だということではありません。そういう中で、全国市長会でも昨年
に続き、今年度もこの最低保障年金の議論をするように国に対して要望しております。全
国政令指定都市市長会では、「結局、年金制度が崩壊していけば、無年金者が出れば生活
保護として地方自治体の財源も使って保障していかなければならない。こういう事態にな
るので、この最低保障年金はどうしても作って欲しい」と提言をしております。
 よって、今、各経済団体、労働団体、各政党などもこの最低保障年金制度を主張してお
ります。この様な状況の中で、最低保障年金制度創設を求める意見書の提出を求める請願
者の願意は妥当なことと認め、委員長報告に反対し、請願に賛成するものであります。以
上です。
◇議長(金井康夫君) 他に。3番。
             〔3番 坂庭直治君登壇〕
◇3番(坂庭直治君) 私は、請願第9号『全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を
政府に求める請願書』について、反対の立場から討論いたします。
 これよりその理由を申し上げます。
 本請願は、すべての国民に全額国庫負担で一定の額を支給する「最低保障年金制度」創
設を求めるものであります。
 国民年金をはじめとする公的年金制度は、一定の負担をし給付を受けることが原点であ
り、年金の不払い、未納といった無年金者に対しても支給することは公平性の観点から問
題であります。
 また、現在の国の財政状況を考えると、現役世代の負担増は避けられず、社会保障を充
実させ、その中で年金制度を確立させることが最も健全な運営であると認識しております。
 なお、沼田市議会は、昨年、同一内容の請願を審議し、不採択とした経過を申し上げ反
対討論といたします。
◇議長(金井康夫君) 他に。
             (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
  これより請願第9号 『全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願
書』を採決いたします。
  本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。
 請願第9号 『全額国庫負担の「最低保障年金制度」創設を政府に求める請願書』を採
択することに賛成の諸君の起立を求めます。
              (賛 成 者 起 立)
◇議長(金井康夫君)  起立少数であります。よって、本請願は不採択することに決しま
した。
     ──────────────◇──────────────
    第2 請願第10号 難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の
              早期実現を求める請願
◇議長(金井康夫君) 日程第2、『請願第10号 難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患
に対する総合的対策の早期実現を求める請願』を議題といたします。
  本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 山ア義朗議員。
          〔民生福祉常任委員長 山ア義朗君登壇〕
◇17番(山ア義朗君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第10号『難病、長
期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現を求める請願』について、審査
の結果をご報告いたします。
 請願の趣旨は、難病患者や長期慢性疾患患者・家族は、「応益負担」の名のもとに、医
療費の公費負担の縮小により重症患者や長期療養者の増加が懸念されており、本年6月の
通常国会において難病の原因究明、治療法確立のため、難病対策の一層の拡充を求めるこ
となど7項目が採択されましたが、難病患者や家族が生涯にわたり安心、信頼して医療を
受けながら暮らせる生活を保障するため、「総合的対策」の早期実現を求めるものであり
ます。
 審査の結果、本委員会では採択とすることに決定いたしました。
  これよりその理由と審査の経過を申し上げます。
 難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の患者・家族は、厳しい療養生活を支えるものとし
て、医療保険、公費医療、年金、介護保障、生活保護など社会制度の拡充に心から期待を
寄せています。
  審査の過程では、難病など様々な疾病に苦しむ患者や家族が、安心して必要な医療が受
けられ、希望と生きがいを持って生活できる社会を早期に実現を図るべきとの意見が示さ
れ、全会一致で採択すべきものと決定した次第であります。
◇議長(金井康夫君)  委員長の報告が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより請願第10号 『難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早
期実現を求める請願』を採決いたします。
  本請願に対する委員長の報告は、採択であります。
  請願第10号 『難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現を
求める請願』を採択することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
     ──────────────────────────────
◇議長(金井康夫君) 休憩いたします。
午前10時12分休憩
     ──────────────────────────────
午前10時13分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ──────────────────────────────
○日程追加
◇議長(金井康夫君) この際、おはかりいたします。
  ただいま、山ア義朗議員外8名から議案第106号 「難病、長期慢性疾患、小児慢性
疾患に対する総合的対策の早期実現」を要望する意見書案についてが提出されました。
  この際、これを日程に追加し、日程第3を日程第4とし、以下順次繰り下げ、ただちに
議題といたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第106号 「難病、長期
慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現」を要望する意見書案についてを
日程に追加し、ただちに議題といたします。
     ──────────────◇────────────── 
    第3 議案第106号 「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対
               策の早期実現」を要望する意見書案について
◇議長(金井康夫君) 日程第3、議案第106号 「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾
患に対する総合的対策の早期実現」を要望する意見書案についてを議題といたします。
  議案の朗読を省略し、ただちに提出者から提案理由の説明を求めます。山ア義朗議員。
             〔17番 山ア義朗君登壇〕
◇17番(山ア義朗君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明に代えさせていただ
きます。

      「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現」
      を要望する意見書(案)

 平成19年6月の第166回通常国会において、衆議院、参議院の本会議において「難
病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の早期実現を求める請願」が全会一
致で採択され、内閣に送付された。
 いま、「応益負担」の名のもとに、患者や家族に過酷な負担を強いていることが大きな
問題になっている。原因が不明で治療方法も確立していない難病患者や慢性疾患患者や家
族は、長期療養を余儀なくされ、そのために正規の就労につくこともできない状況にある。
 また、医療費の公費負担の縮小により重症患者の増加も懸念される。
 難病対策は、患者の医療費負担を軽減することで治療に結びつけ、難病研究に生かすと
して始まったものである。現在、難病医療費補助事業の予算は僅か240億円である。全
会一致で採択された難病対策の拡充強化を求める国会請願を、実効あるものとして難病対
策の予算を大幅に増額し患者の経済的負担を軽減し、国が指定している123疾患に限ら
ず治療法もなく対症療法に頼る疾病についても難病対策に取り入れることなど、抜本的改
革を行うことが必要である。
よって本議会は、国において難病患者等が、生涯にわたり安心、信頼して医療を受けなが
ら暮らせる生活を保障するため、下記の事項について強く要望する。

                   記

 第166回通常国会において採択された「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する
総合的対策」を早期に実現すること。

 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
  平成19年12月  日

    内閣総理大臣
    総務大臣   様
    厚生労働大臣

                      沼田市議会議長 金 井 康 夫

◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより議案第106号 「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患に対する総合的対策の
早期実現」を要望する意見書案についてを採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
     ──────────────◇──────────────
    第4 請願第11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願
◇議長(金井康夫君)  日程第4、請願第11号 『後期高齢者医療保険制度の中止・撤
回を求める請願』を議題といたします。
  本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 山ア義朗議員。
          〔民生福祉常任委員長 山ア義朗君登壇〕
◇17番(山ア義朗君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第11号『後期高齢
者医療保険制度の中止・撤回を求める請願』について、審査の結果をご報告いたします。
 請願の趣旨は、来年4月にスタートする後期高齢者医療保険制度は、高い保険料など高
齢者の生活に深刻な影響を及ぼすため、国は医療費の予算を増額し、高齢者・国民が安心
して医療を受けられるように制度の中止・撤回を求めるものであります。
  審査の結果、本委員会では不採択とすることに決定いたしました。
  これよりその理由と審査の経過を申し上げます。
 本制度は、老人医療を中心に国民医療費が増大するなか、国民皆保険を維持し、医療保
険を将来にわたり持続可能なものとしていくため、高齢社会に対応した仕組みとして、世
代の負担を明確化し、公平でわかりやすい独立した医療制度として創設されたものであり
ます。
 審査の課程では、老人保健制度が危機的状況にある中にあって、スケールメリットを生
かし持続的な医療を受けるためには必要な制度であり、先月には保険料が決定され中止・
撤回には至らないなどの意見が示されました。
 また、一方で本制度は、介護保険料と合わせると高齢者に多大の負担となり、滞納する
と資格証明書が発行され、負担と痛みだけを押しつける制度であるとの意見も示されまし
たが反対多数により不採択すべきものと決定した次第であります。
◇議長(金井康夫君)  委員長の報告が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。
  なお、討論は本請願に対し、賛成、反対の順で願います。19番。
             〔19番 井之川博幸君登壇〕
◇19番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております請願第11号 『後期高
齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願』について、委員長報告に反対し、請願に賛
成の立場から討論を行います。
 請願の願意は、高齢者の命と健康、生活に深刻な影響を及ぼそうとしている「後期高齢
者医療制度」の中止・撤回及び医療に使う国の予算を増やして、高齢者・国民が安心して
医療を受けられるようにすることを求める意見書を国に提出して欲しいというものであり
ます。
ご承知のように「後期高齢者医療制度」は、来年4月から県単位の広域連合で実施されよ
うとしていますが、多くの問題点が指摘されています。
 第1に、家族に扶養されている人を含め、全ての後期高齢者から保険料が徴収されるこ
とになります。群馬県では、平均で年間8万円、年金がある人は年金から天引きされ、死
ぬまで払うことになります。
 第2に、今まで老人医療の対象者は、「資格証明書発行の対象ではない」とされてきま
したが、新制度では保険料の滞納者に資格証明書の発行を取り入れました。
 第3に、医療費が増えると保険料が増えるか医療給付を減らすかという中身であり、介
護保険制度と同じ道を歩むことになります。
 第4に、診療報酬は他の健康保険とは別建てになり、後期高齢者が受けられる医療に制
限を設ける方向で検討されています。
 第5に、各保険者に義務づけされる「特定健診」の受診率や「特定保健指導」の実施率、
有病率の減少などの改善率で、後期高齢者医療に対する「支援金」の加算というペナルテ
ィが課せられます。
 以上のような問題点があり、よって、「中止・撤回を求める意見書」提出を求める請願
者の願意は妥当なことと認め、委員長報告に反対し、請願に賛成するものであります。
◇議長(金井康夫君) 他に。6番。
             〔6番 金子一弥君登壇〕
◇6番(金子一弥君) 私は、請願第11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求
める請願について、反対の立場から討論いたします。
 これよりその理由を申し上げます。
 本請願は、後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求めるものであります。
 本制度の創設に当たり、本市では昨年12月定例市議会において、群馬県後期高齢者医
療広域連合の設立の議決を受け、本年2月、運営主体である群馬県後期高齢者医療広域連
合が設立、先月には保険料が決定され、来年4月の施行に向け準備が進められております。
  委員長報告にありましたように、急速な高齢化の進展により、今後も老人医療費の増加
が見込まれるため、国民皆保険を堅持し、医療制度を将来にわたり持続可能なものにして
いくためには、保険制度の構造改革が急務であります。
 よって、本制度は都道府県単位で全市町村が加入する広域連合で、スケールメリットに
よる安定的な保険運営を図り、生活習慣病予防のための特定健診、特定保健指導の義務化
と併せ医療制度改革に必要な制度であることを申し上げ反対討論といたします。
◇議長(金井康夫君) 他に。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
  これより請願第11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願を採決いた
します。
  本請願に対する委員長の報告は、不採択であります。
  請願第11号 後期高齢者医療保険制度の中止・撤回を求める請願を採択することに賛
成の諸君の起立を求めます。
               (賛 成 者 起 立)
◇議長(金井康夫君)  起立少数であります。よって、本請願は不採択することに決しま
した。
     ──────────────◇──────────────
    第5 議案第94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第3号)から
       議案第97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算
              (第2号)まで
                      以上4件一括上程
◇議長(金井康夫君)  日程第5、議案第94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算
(第3号)から日程第8、議案第97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第2号)までの以上4件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
  なお、質疑は1件ごとに願います。
  まず、議案第94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第3号)について願いま
す。
  なお、議案第94号については、歳出より各款ごとに願います。
  まず、第1款 議会費について願います。
             (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第2款 総務費について願います。
             (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第3款 民生費について願います。19番。
◇19番(井之川博幸君) 25ページの保健事業費、後期高齢者医療事業についてお伺
いいたします。
 後期高齢者医療事業の運営は、群馬県広域連合で行い、保険料の徴収については各自治
体で行うと聞いております。今回の補正予算の説明では、準備のための予算計上という風
な説明がありましたが、この印刷製本費、通信運搬費、管理運営委託料、後期高齢者医療
システム使用料、庁用備品となっておりますけれども、それぞれの内容についてまず教え
ていただきたいと思います。それと、この後期高齢者医療については既に当初予算で約1,
200万円などの負担金を広域連合に支出をしておりますが、広域連合で運営を行うとい
うことになりますけれども、前期高齢者医療はですね、今までどおり老人保健特別会計で
運営していくということでよろしいんでしょうか。確認をさせていただきたいと思います。
◇議長(金井康夫君) 民生部長。
◇民生部長(田村澄夫君) 命により、お答えをさせていただきます。
 まず、今回の補正予算の内容でございますが、後期高齢者医療保険料の決定に関するチ
ラシをこれから作成をいたしまして、そのチラシの作成の印刷製本。それから、その印刷
をしたチラシを各該当者個人全員の方にお配りをする郵送料。それから、管理運営委託料
といたしまして広域連合の事務局と本庁までは広域連合の経費でコンピューター接続がさ
れますが、本庁から白沢、それから利根の間のコンピューターの接続の業務委託を予定を
してございます。
 なお、保険証を翌年3月に送付をする予定でございますので、それの郵送料も含まれて
おります。
 それから、前期高齢者の関係でございますが、従来どおり国保の方で対応するというこ
とでございます。以上であります。
◇19番(井之川博幸君) はい、内容的には分かりました。再質疑をさせていただきた
いと思いますが、今回の補正予算は、後期高齢者医療制度の立ち上げにはどうしても必要
な予算ということでしょうか。確認をさせていただきたいと思います。
 また、今回の補正予算の計上や広域連合への負担金など前期高齢者医療で今までどおり、
先ほどのお話のように経費がかかるのに、後期高齢者医療制度を運営するために新たな経
費がこういうふうにかかるわけで、財政的に大変厳しく、新年度予算に向けても大幅な経
常経費の削減など、大変な行財政改革をやらなくてはならない本市にとって、この後期高
齢者医療制度は財政的にも非常に困る制度だと思いますけれども、当局の見解をお聞きし
たいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 今回の補正予算につきましては、どうしても必要な費用であり、経常をさせていただい
たものでございます。
 それから、2点目の後期高齢者医療制度の会計を今度新たに設けるわけでございます。
それにつきましては、今までの国保会計等と支出等を絡めまして確かに財政負担は生じる
わけでありますが、スケールメリットを生かした広域連合対応での対応とさせていただく
ということで考えているところでございます。以上であります。
◇19番(井之川博幸君) 新たな財政負担が生まれるということが確認が出来ました。
最後にですね、先ほども請願の議論でやりましたけれども、住民からは中止・撤回して欲
しいという意見が出ております。また、参院選もですね、政府または与党においてもこの
制度の内容はですね、欠陥があるんで見直すという方向も出ております。高齢者の負担を
増やすだけではなく、医療内容の差別もしていくという極めて悪質な制度ではないかとい
うふうに思います。住民の福祉を守ることを仕事にしている地方自治体として、この後期
高齢者医療制度については政府に対し、中止・撤回を求めていくべきだと思うわけですが、
最後に当局の見解を伺いたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君)  お答えをさせていただきます。
 後期高齢者医療保険制度につきましては、昨年の本市の議会の議決を受け、全市町村が
加盟をする広域連合で対応するということが確認され、本年の予算計上をさせていただい
ております。それにつきまして全国同一の対応で進んでおりますので、今までに確認され
ました事項によりまして粛々と進めてまいりたいというふうに考えております。以上であ
ります。
◇議長(金井康夫君)  他に。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、第4款 衛生費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第5款 労働費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第6款 農林水産業費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第7款 商工費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第8款 土木費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第9款 消防費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第10款 教育費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、歳入について願います。
  まず、第12款 分担金及び負担金について願います。 
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第13款 使用料及び手数料について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第14款 国庫支出金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第15款 県支出金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第16款 財産収入について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第18款 繰入金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第20款 諸収入について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第21款 市債について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第2条 地方債の補正について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第95号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正
予算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第96号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補
正予算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別
会計補正予算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  おはかりいたします。
  ただいま議題となっております議案第94号から議案第97号までの以上4件について
は、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第94号から議案第97号
までの以上4件については、委員会の付託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
  討論は一括して願います。
  なお、討論は、反対、賛成の順に願います。19番。
             〔19番 井之川博幸君登壇〕
◇19番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第94号 平成19
年度沼田市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論を行います。
 今回の補正には、後期高齢者医療制度を実施していくための予算が組まれております。
後期高齢者医療保険制度については、小泉元内閣が進めた「医療制度改革関連法」に基づ
き、来年4月から実施されようとしています。群馬県においても、群馬県後期高齢者医療
広域連合が立ち上げられていますが、独立した新たな医療制度を制定することで、広域連
合にかかる経費はこれまでの老人保健制度にはなかった新たな負担であり、市町村が一生
懸命進めている「行財政改革」に逆行するものではないでしょうか。そればかりではなく、
後期高齢者医療制度そのものにも、多くの問題点が指摘されています。
 第1に、家族に扶養されている人を含め、全ての後期高齢者から保険料が徴収されるこ
とになります。群馬県では、平均で年間8万円、年金がある人は年金から天引きされ、死
ぬまで払うことになります。
 第2に、今まで老人医療の対象者は、「資格証明書発行の対象ではない」とされてきま
したが、新制度では保険料の滞納者に資格証明書の発行を取り入れました。後期高齢者は
ほとんど病気持ちであり、お金がなくて医者にかかれないということは、死ねといわれて
いるのと同じことではないでしょうか。
 第3に、医療費が増えると保険料が増えるか医療給付を減らすかという中身であり、介
護保険制度と同じ道を歩むことになります。
 第4に、診療報酬は他の健康保険とは別建てになり、後期高齢者が受けられる医療に制
限を設ける方向で検討されています。
 第5に、各保険者に義務づけされる「特定健診」の受診率や「特定保健指導」の実施率、
有病率の減少などの改善率で、後期高齢者医療に対する「支援金」の加算というペナルテ
ィが課せられます。
 以上のような重大な問題点があり、まさに「お年寄りいじめ」そのものであります。地
方自治体の仕事の中心は、「住民の安全、健康及び福祉を保持すること」と定められてい
ます。
 この立場に立って、後期高齢者医療制度の中止・撤回を政府に求めるべきではないでし
ょうか。以上のような問題点を指摘し、反対討論といたします。
◇議長(金井康夫君)  他に。討論を終結いたします。
  これより議案第94号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第3号)を採決いたし
ます。
  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
               (賛 成 者 起 立)
◇議長(金井康夫君)  起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
  次に、議案第95号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決
いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
  次に、議案第96号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採
決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
  次に、議案第97号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
を採決いたします。
  本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
     ──────────────────────────────
◇議長(金井康夫君) 休憩いたします。
午前10時41分休憩
     ──────────────────────────────
午前10時42分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ──────────────────────────────
○日程追加
◇議長(金井康夫君) おはかりいたします。
  ただいま、市長から、議案第98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例についてから、議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
までの以上8件が提出されました。
  この際、これを日程に追加し、日程第9を日程第17とし、以下順次繰り下げ、ただち
に議題といたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第98号 沼田市職員の給
与に関する条例の一部を改正する条例についてから、議案第105号 平成19年度沼田
市水道事業会計補正予算(第2号)までの以上8件を日程に追加し、ただちに議題とする
ことに決しました。
     ──────────────◇──────────────
    第6 議案第 98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に
               ついてから
       議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)ま
               で
                     以上8件一括上程
◇議長(金井康夫君)  日程第9、議案第98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部
を改正する条例についてから、日程第16、議案第105号 平成19年度沼田市水道事
業会計補正予算(第2号)までの以上8件を一括議題といたします。
  議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
             〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第98号 沼田市職員の給与
に関する条例の一部を改正する条例についてから、議案第105号 平成19年度沼田市
水道事業会計補正予算(第2号)までの以上8件につきまして、一括してご説明申し上げ
ます。
 まず、議案第98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてご
説明申し上げます。
  人事院は、本年8月8日に国家公務員の一般職の職員の給与に関して国会及び内閣に勧
告を行いましたが、これを受け「一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法
律」が11月30日に公布され、国家公務員について給与改定が実施されることになりま
した。
 本市におきましても、人事院勧告制度及び現行給与制度の趣旨に沿って、国に準じた改
定を行うため、関係条例について所要の改正を行うものであります。
  改正の第1は、別表に定める行政職給料表の改定で、初任給を中心に若年層に限定した
月例給の引き上げを行うものであります。
 第2は、扶養手当の改定で、子等に係る扶養手当について、現行支給月額6,000円
を6,500円に引き上げるものであります。
  第3は、勤勉手当の改定で、平成19年12月期の支給割合を現行の「100分の72.
5」から「100分の77.5」に、6級以上の特定幹部職員にあっては「100分の9
2.5」から「100分の97.5」に引き上げ、期末・勤勉手当を合わせた年間の支給
割合を「100分の450」とするものであります。
 また、平成20年度以降の勤勉手当の支給割合を、6月期、12月期ともに「100分
の75」、特定幹部職員にあっては6月期、12月期ともに「100分の95」とするも
のであります。
  なお、給料及び扶養手当の規定の施行日は、平成19年4月1日とし、勤勉手当の規定
の施行日は、平成19年12月1日とするものであります。
 続きまして、議案第99号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第4号)について
ご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、本年8月8日の人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて
措置を図ることとし、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,593万3,0
00円を追加し、歳入歳出予算の総額を216億5,021万3,000円とするもので
あります。
 一般職の給与改定につきましては、本年4月1日から適用するものでありますが、所要
額につきましては、各款で措置する人員においてそれぞれ追加するものであり、その内訳
は給料で120万1,000円、職員手当で1,213万円、共済費で147万円であり
ます。その他、一般会計で措置する特別会計への人件費に相当する繰出金で、113万2,
000円を追加するものであります。
 続きまして、議案第100号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
についてご説明申し上げます。
  本件につきましては、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、歳出におきま
しては、給与改定を行うための所要額を追加し、歳入におきましては、繰入金の追加を行
い、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ42万2,000円を追加し、歳入歳
出予算の総額を、歳入歳出それぞれ34億57万円とするものであります。
 続きまして、議案第101号 平成19年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第
2号)についてご説明申し上げます。
  本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、歳出におきま
しては、給与改定を行うための所要額を追加し、歳入におきましては、繰入金の追加を行
い、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11万円を追加し、歳入歳出予算の総
額を歳入歳出それぞれ5億662万7,000円とするものであります。
 続きまして、議案第102号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3
号)についてご説明申し上げます。
  本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、歳出におきま
しては、給与改定を行うための所要額を追加し、歳入におきましては、繰入金の追加を行
い、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ58万4,000円を追加し、歳入歳
出予算の総額を歳入歳出それぞれ20億4,186万1,000円とするものであります。
 続きまして、議案第103号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算
(第3号)についてご説明申し上げます。
  本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、歳出におきま
しては、給与改定を行うための所要額を追加し、歳入におきましては、繰入金の追加を行
い、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万6,000円を追加し、歳入歳出
予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,809万8,000円とするものであります。
 続きまして、議案第104号 平成19年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)
についてご説明申し上げます。
  本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、歳出におきま
しては、給与改定を行うための所要額を追加し、歳入におきましては、繰入金の追加を行
い、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4万8,000円を追加し、歳入歳出
予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,513万3,000円とするものであります。
 続きまして、議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)に
ついてご説明申し上げます。
  本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正でありまして、予算第3条 
収益的収入及び支出において、第1款 水道事業費用に42万円を追加し、収益的支出の
予定額を4億3,274万8,000円とするものであります。
 以上8件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきまし
ては、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案の
とおりご決定くださいますようお願い申し上げます。
     ──────────────────────────────
◇議長(金井康夫君) 休憩いたします。
午前10時53分休憩
     ──────────────────────────────
午前11時01分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
     ──────────────────────────────
◇議長(金井康夫君)  説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  なお、質疑は1件ごとに願います。
  まず、議案第98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について願
います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第99号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第
4号)について願います。
  なお、議案第99号については、歳出より各款ごとに願います。
  まず、第1款 議会費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第2款 総務費について願います。 
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第3款 民生費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第4款 衛生費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第5款 労働費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第6款  農林水産業費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第7款 商工費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第8款 土木費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第9款 消防費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、第10款 教育費について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、歳入について願います。
  まず、第18款 繰入金について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第100号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補
正予算(第3号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第101号 平成19年度沼田市簡易水道事業特別会
計補正予算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第102号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計
補正予算(第3号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第103号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特
別会計補正予算(第3号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第104号 平成19年度沼田市温泉事業特別会計補
正予算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  次に、議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予
算(第2号)について願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  質疑を終結いたします。
  おはかりいたします。
  ただいま議題となっております議案第98号から議案第105号までの以上8件につい
ては、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、議案第98号から議案第105
号までの以上8件については、委員会の付託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
  なお、討論は一括して願います。
              (「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  討論を終結いたします。
  これより議案第98号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
を採決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
  次に、議案第99号 平成19年度沼田市一般会計補正予算(第4号)を採決いたしま
す。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
 次に、議案第100号 平成19年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採
決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
 次に、議案第101号 平成19年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
を採決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
 次に、議案第102号 平成19年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を
採決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
  次に、議案第103号 平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)を採決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
  次に、議案第104号 平成19年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)を採
決いたします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
 次に、議案第105号 平成19年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)を採決い
たします。
  本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
     ──────────────◇──────────────
    第7 閉会中の継続調査申出について
◇議長(金井康夫君)  日程第17、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
  総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長か
ら、会議規則第104条の規定によりお手元に配布いたしました申出書のとおり、閉会中
の継続調査申出がありました。
 それぞれの委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに、ご異議あり
ませんか。
                          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君)  ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長から申出のと
おり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
     ──────────────◇──────────────
    第8 字句等の整理委任について
◇議長(金井康夫君) 日程第18、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 おはかりいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、
会議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期定例会に付議された事件は、すべて議了いたしました。
     ──────────────◇──────────────
    第9 市長閉会あいさつ
◇議長(金井康夫君) この機会に市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
             〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君)  お許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上
げます。
 今期定例会は、去る12月4日から本日までの10日間にわたって開催され、議員各位
には慎重なご審議を賜り、ご提案申し上げました20の案件につきまして、すべて原案の
とおり可決、承認をいただきまして、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げ
る次第でございます。
 また、一般質問におきましては、5名の議員の方々から現下の諸問題を中心に、示唆に
富んだご質問を賜り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討課題とさせていただきまし
た事項につきましては、今後、十二分に留意をしてまいりたいと存じます。
 さて、平成19年も残すところわずかとなりましたが、本年は、統一地方選挙を皮切り
に、群馬県知事選挙、参議院議員通常選挙が行われ、国内の政治状況に大きな変革がもた
らされました。一方、経済のグローバル化によって、アジアを中心として世界的にエネル
ギー需要が急増し、従来の資源産出国が自国での消費のため輸出制限を行うなど、技術立
国を自認する日本にとって資源の確保は大きな課題となっており、原油価格の高騰は、市
民生活にも大きな影響を及ぼしております。
 こうした中、来年は、洞爺湖サミットや北京オリンピックなどが開催され、国際社会に
おける日本の役割や立場を改めて見直す機会になるものと思われます。
 本市におきましても、本年4月から、第五次総合計画がスタートいたしましたが、極め
て厳しい財政状況の中、平成20年度予算編成に当たって、より一層の行財政改革に取り
組み、創意と工夫により、最小の経費で最大の効果を上げるよう、全職員とともに一丸と
なって諸課題の解決に取り組み、本市の将来都市像でありますところの「水と緑の大地 
田園空間都市」の実現に向け邁進してまいりたいと考えております。
 このような折、森林文化都市宣言をしております本市にとりまして、この数年来地道に
誘致のために努力してまいりましたことが実り、平成22年の全国育樹祭候補地として本
市と川場村にまたがる県立森林公園21世紀の森が内定したことは、誠に喜ばしいことで
ありました。今後各方面の動きが予測されますけれども、議員各位におかれましては引き
続き深いご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。また、国道
120号線椎坂バイパスにつきましても、平成17年2月沼田、白沢、利根が合併した際
の新市の一体感を醸成すべく最大の懸案事項でありましたが、この節関係者の深いご理解
とご協力により一定の前進を見たことは、大変喜ばしいことであったと真摯に受け止めて
いるところであります。本問題は、本市のみならず利根沼田圏域の発展にとって、大きな
期待と足がかりとなるものであり、この流れをしっかりととらまえ、今後関係各位のご協
力をいただきながらこれが早期実現のために渾身の力を込めて努力傾注してまいる所存で
あります。
  最後に、改選以来後に、議員各位からご指導、ご鞭撻を賜りましたことに対しまして、
心から感謝と御礼を申し上げます。いよいよ本年も余すところあと僅かとなりましたけれ
ども,寒さがなお一段と厳しくなってまいります折から、議員各位におかれましても、ど
うかお体をご自愛いただき、健やかで、すがすがしい新春を迎えられ、市政発展のため、
なおより一層ご活躍されますことを心からご祈念申し上げ、お礼のごあいさつとさせてい
ただきます。
 誠にありがとうございました。
     ──────────────◇──────────────
    第10 閉  会
◇議長(金井康夫君)  以上をもちまして、平成19年第5回沼田市議会定例会を閉会い
たします。
  議員各位、並びに執行部各位には、大変ご苦労さまでございました。
   午前11時13分閉会


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