議事日程 第1号
平成20年 9月 2日(火曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 報告第15号 専決処分報告について
第 5 報告第16号 専決処分報告について
第 6 報告第17号 専決処分報告について
第 7 議案第65号 市道路線の認定について
第 8 議案第66号 訴えの提起について
第 9 議案第67号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等
に関する条例の制定について
第10 議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例について
第11 議案第69号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する
負担金等徴収条例の一部を改正する条例について
第12 議案第70号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担す
る負担金等徴収条例の一部を改正する条例について
第13 議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
第14 議案第72号 沼田市南郷の曲屋の設置及び管理に関する条例の制定について
第15 議案第73号 平成19年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認
定について
第16 議案第74号 平成19年度沼田市水道事業決算認定について
第17 議案第75号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第18 議案第76号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第19 議案第77号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第20 議案第78号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第21 議案第79号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
第22 議案第80号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第23 議案第81号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第24 議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
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本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 報告第15号 専決処分報告について
報告第16号 専決処分報告について
第 6 報告第17号 専決処分報告について
第 7 議案第65号 市道路線の認定について
第 8 議案第66号 訴えの提起について
第 9 議案第67号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等
に関する条例の制定について
第10 議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例について
議案第69号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する
負担金等徴収条例の一部を改正する条例について
議案第70号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担す
る負担金等徴収条例の一部を改正する条例について
議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例について
以上4件一括上程
第11 議案第72号 沼田市南郷の曲屋の設置及び管理に関する条例の制定について
第12 議案第73号 平成19年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認
定について
議案第74号 平成19年度沼田市水道事業決算認定について
以上2件一括上程
第13 議案第75号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
議案第76号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第77号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第78号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第79号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第80号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第81号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
以上8件一括上程
第14 散 会
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出席議員(27人)
1番 真下 恭嗣君 2番 田村喜久子君
3番 坂庭 直治君 4番 石井 紘一君
5番 鈴木 圭子君 6番 金子 一弥君
7番 小野 要二君 8番 井上 正文君
9番 高柳 勝巳君 10番 布施辰二郎君
11番 片野 彦一君 12番 宇敷 和也君
13番 相田 昌夫君 14番 久保 健二君
15番 星野 稔君 16番 大島 崇行君
17番 山ア 義朗君 18番 大竹 政雄君
19番 井之川博幸君 20番 大東 宣之君
21番 橋 襄典君 22番 石田 宇平君
23番 星川嘉一郎君 24番 牧野 保好君
25番 星野佐善太君 26番 井田 孝一君
27番 金井 康夫君
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 副 市 長 林 義夫君
白沢町振興局長 根岸 恒雄君 利根町振興局長 郷原 重雄君
総務部長 大嶋 政美君 民生部長 田村 澄夫君
経済部長 小池 一夫君 建設部長 小池 大介君
街なか対策部長 松井完一郎君 白沢町振興局次長 小林 守君
利根町振興局次長 繻エ 勇二君 総務課長 栃原 豊彦君
会計管理者兼会計局長 村沢 博行君 教 育 長 津久井 勲君
教育部長 町田 哲男君 庶務課長 水田 修君
監査委員事務局長 須藤 一夫君
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議会事務局出席者
事務局長 小林有一郎 次長兼庶務係長 繻エ 正美
議事係長 茂木 敏昭 副主幹 地野 裕一
──────────────◇──────────────
午前10時開会
◇議長(金井康夫君) ただ今から、平成20年第4回沼田市議会定例会を開会いたしま
す。
これより本日の会議を開きます。
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第1 諸般の報告
◇議長(金井康夫君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(小林有一郎君) 命によりご報告申し上げます。
沼田市監査委員 高橋政次、星野佐善太の両氏から、例月出納検査結果報告書が、地方
自治法の規定に基づき、議長あてに寄せられております。
本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ご覧いただきたいと思います。
以上でございます。
◇議長(金井康夫君) 以上で諸般の報告を終わります。
──────────────◇──────────────
第2 会期の決定
◇議長(金井康夫君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
おはかりいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月22日までの21日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から
9月22日までの21日間と決定いたしました。
──────────────◇──────────────
第3 会議録署名議員の指名
◇議長(金井康夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、星川嘉一郎議員、
牧野保好議員、星野佐善太議員の以上3名を指名いたします。
──────────────◇──────────────
第4 請願の付託
◇議長(金井康夫君) 日程第3、請願の付託を行います。
本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常
任委員会に付託いたします。
──────────────◇──────────────
第5 報告第15号 専決処分報告について及び
報告第16号 専決処分報告について
以上2件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第4、報告第15号 専決処分報告について及び日程第5、
報告第16号 専決処分報告についての以上2件を一括議題といたします。
報告書の朗読を省略し、ただちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 報告第15号 専決処分報告 平成
20年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第3号)について、及び報告第16号 専決
処分報告 損害賠償額の決定についての2件を、一括してご説明申し上げます。
まず、報告第15号 専決処分報告 平成20年度沼田市老人保健特別会計補正予算(第
3号)についてご説明申し上げます。
本補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,656万8,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億6,077万4,000円とし
たものであります。
歳出では、第2款 医療諸費で、医療給付費及び医療費支給費656万8,000円を
追加、第4款 予備費で、今後の医療給付費等の支払いに備え、2,000万円の追加で
あります。
歳入では、第1款 支払基金交付金で、医療費交付金現年度分1,328万4,000
円を追加、第2款 国庫支出金で、医療費負担金現年度分885万5,000円を追加、
第3款 県支出金で、医療費負担金現年度分442万9,000円の追加であります。
続きまして、報告第16号 専決処分報告 損害賠償額の決定についてご説明申し上げ
ます。
処分書のとおり、平成20年5月23日午後3時30分頃、沼田市利根町大楊1078
番地2 利根保育園駐車場内において、利根町振興局総務課主任技術員 ●●●●の運転
する園児送迎用の市有バスが車庫から出庫する際に、右後方に駐車中の沼田市利根町多那
●●●● ●●●●氏所有の普通乗用車に接触し、当該車両の一部を損傷した事故につい
て、●●●●氏に支払う車両の修理代10万4,760円、代車代1万2,600円の計
11万7,360円を、沼田市の損害賠償額として定めたものであります。
以上2件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、いずれも期間的
な制約からやむを得ず専決処分として措置させていただいたものであります。
細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご
審議の上、報告のとおりご承認くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、報告第15号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、報告第16号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております報告第15号及び報告第16号の以上2件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、報告第15号及び報告第16号
の以上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより報告第15号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第16号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました
──────────────◇──────────────
第6 報告第17号 専決処分報告について
◇議長(金井康夫君) 日程第6、報告第17号 専決処分報告についてを議題といたし
ます。
報告書の朗読を省略し、ただちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 報告第17号 専決処分報告 損
害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成20年7月4日 午後3時30分頃、沼田市西倉内町780番地、
沼田市役所駐車場において、利根町振興局建設上下水道課課長補佐 ●●●●の運転する
市有車が、駐車中の沼田市上原町●●●● ●●●●氏の軽自動車に接触し、その一部を
損傷した事故について、●●●●氏に支払う車両の修理代9万4,199円を、沼田市の
損害賠償額として定めたものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、期間的な制約からやむを得ず専決処分とし
て措置させていただいたものであります。
細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご
審議の上、報告のとおりご承認くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております報告第17号については、会議規則第36条第3項の規
定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、報告第17号については、委員
会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより報告第17号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
──────────────◇──────────────
第7 議案第65号 市道路線の認定について
◇議長(金井康夫君) 日程第7、議案第65号 市道路線の認定についてを議題といた
します。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第65号 市道路線の認定に
ついてご説明申し上げます。
今回認定する路線は、電車道東支線、善桂寺前原3号線の2路線でありますが、いずれ
も宅地造成に伴い新設された道路を市民の方からご寄附いただき市道認定するものであり
ます。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管
の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいます
ようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております議案第65号については、会議規則第36条第3項の規
定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第65号については、委員
会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第65号 市道路線の認定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
──────────────◇──────────────
第8 議案第66号 訴えの提起について
◇議長(金井康夫君) 日程第8、議案第66号 訴えの提起についてを議題といたしま
す。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第66号 訴えの提起につい
てご説明申し上げます。
今回提起いたします訴えは、市営住宅の明渡し等を求める民事訴訟であります。
訴えの相手方である●●●●氏は、沼田市営住宅滝下団地D−4号に入居をしています
が、本市の再三にわたる家賃の請求にもかかわらず滞納を続け、未払い家賃を分納する
との誓約も守らず、条例に基づく収入申告も提出しないため、平成20年7月18日をも
って入居許可を取り消し、明渡請求を行いましたが、これに応じず、依然として入居し続
けている状況にあります。
今後は、民事訴訟の手続きに移行し、市営住宅の明渡し等を法的手段により求めていく
考えであります。
つきましては、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき議会の議決を求める
ものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管
の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいます
ようお願い申しあげます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております議案第66号については、会議規則第36条第3項の規
定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第66号については、委員
会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第66号 訴えの提起についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
──────────────◇──────────────
第9 議案第67号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の
整理等に関する条例の制定について
◇議長(金井康夫君) 日程第9、議案第67号 地方自治法の一部を改正する法律の施
行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第67号 地方自治法の一部
を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例の制定についてご説明申し上
げます。
本条例は、普通地方公共団体の議会の実態等を踏まえ、議会活動の範囲を明確化するこ
と、及び議員の報酬の支給方法等に関する規定を他の行政委員会の委員等の報酬の支給方
法等に関する規定から分離するとともに、「報酬」を「議員報酬」とする地方自治法の改
正が行われ、本年9月1日から施行されたことに伴い、関係する5つの条例について、一
括して所要の改正を行うものであります。
改正の内容でありますが、第1条 「沼田市議会政務調査費の交付に関する条例の一部
改正」では、地方自治法の改正に伴う引用条文の繰り下げを行うものであります。
第2条 「沼田市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正」では、「報
酬」を「議員報酬」に改めるものであります。
第3条 「沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部
改正」では、法改正に伴う引用条文の整理を行うものであります。
第4条 「沼田市特別職報酬等審議会条例の一部改正」では、「報酬」を「議員報酬」
に改めるものであります。
第5条 「沼田市職員等の旅費に関する条例の一部改正」では、法改正に伴う適用条文
の整理を行うものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管
の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいます
ようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております議案第67号については、会議規則第36条第3項の規
定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第67号については、委員
会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第67号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理
等に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
──────────────◇──────────────
第10 議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例についてから
議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてま
で
以上4件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第10、議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正す
る条例についてから日程第13、議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する
条例についてまでの以上4件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第68号 沼田市情報公開条
例の一部を改正する条例についてから、議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改
正する条例についてまでの4件を、一括してご説明申し上げます。
まず、議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例について、ご説明申し
上げます。
今回の改正は、平成10年10月に本条例が施行されてから間もなく10年が経過しよ
うとしており、平成17年には沼田市個人情報保護条例が施行される中で、情報公開や個
人情報の保護に対する市民意識の成熟などを受け、非公開とすることができる個人情報の
範囲及び行政情報が存在しない場合の取り扱いについて必要な改正を行うとともに、附則
において、個人情報保護審査会委員と任期を一致させるため、情報公開審査会委員の任期
の特例を規定するものであります。
続きまして、議案第69号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負
担する負担金等徴収条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、「独立行政法人緑資源機構」が、本年3月31日付で廃止され、利根沼
田区域農用地総合整備事業に係る業務を「独立行政法人森林総合研究所」が継承したこと
に伴い、関係する条文の整備を行うものであります。
続きまして、議案第70号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を
負担する負担金等徴収条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
本条例につきましても、「独立行政法人緑資源機構」から「独立行政法人森林総合研究
所」に業務が継承されたことに伴い、関係する条文の整備を行うものであります。
続きまして、議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてご説
明申し上げます。
改正の内容は、公営住宅に入居する暴力団員による事件が多発している現状から、国・
県はもとより、「公営住宅からの暴力団排除」の社会的要請が高まっており、本市におい
ても市民生活の安寧を最優先に、市営住宅への暴力団員の入居を禁止するため、関係する
条文の整備を行うものであります。
以上4件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきまし
ては、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案の
とおりご決定くださいますようお願い申しあげます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、議案第69号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の
費用の一部を負担する負担金等徴収条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、議案第70号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業
の費用の一部を負担する負担金等徴収条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条
例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第68号 沼田市情報公開条例の一部を改正する条例についてを採決いた
します。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
次に、議案第69号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する
負担金等徴収条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
次に、議案第70号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担す
る負担金等徴収条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
次に、議案第71号 沼田市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてを採決いた
します。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されま
した。
──────────────◇──────────────
第11 議案第72号 沼田市南郷の曲屋の設置及び管理に関する条例の制定に
ついて
◇議長(金井康夫君) 日程第14、議案第72号 沼田市南郷の曲屋の設置及び管理に
関する条例の制定についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第72号 沼田市南郷の曲屋
の設置及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。
南郷の曲屋につきましては、平成15年度から5カ年の計画により「田園空間整備事業
利根南部地区」として、茅葺き、入母屋造りの南限に位置する曲屋として貴重な旧鈴木
家住宅を、地元の方々のご協力をいただきながら修復・整備し、平成19年度をもって周
辺施設整備とともに事業が完了したところであります。
今後、本市における農林業の振興と地域活性化を図るため、農村文化の伝承及び交流拠
点として曲屋を活用していくため、沼田市南郷の曲屋の設置及び管理に関する条例を制定
するものであります。
条例の内容でありますが、第1条から第4条で、条例の趣旨及び目的などを、第5条か
ら第11条、及び第16条から第22条で、指定管理者による管理を、第12条から第1
5条で、入館の制限及び入館料の取り扱いなどについてを規定するものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管
の部長に説明させますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますよう
お願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。20番。
◇20番(大東宣之君) 第4条で曲屋で行う事業が記されております。そして、第6条
で指定管理者がこの事業を行うということが書かれておりますので、指定管理者の条件と
して、こうした事業を行うと。4条に書かれているような事業を行うということが条件の
一つになっているのかどうか、教えていただければと思います。それから、指定管理者を
公募で行うということですが、すでにしゃくなげの湯の指定管理者の公募が行われている
はずですが、結果としてすぐ道路を挟んで相向かいにあるこの曲屋が後から指定管理者の
公募になってしまうと。そうすると結果としてですね、別々な業者がこの指定管理者を受
けるということになるということがあり得るんではないかと思いますが、そうしたことに
なったときにですね、あの二つの施設を一体となって管理運営をしていく、お互いがです
ね、相互協力をしながらですね、あの地域の活性化、それぞれの施設の活性化につなげて
いくということが別々の業者が指定を受けた場合は難しくなってくるのではないかと感ず
るわけですが、そういったことについてどのようにお考えなのかお聞かせいただければと
思います。
◇議長(金井康夫君) 利根町振興局次長。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) ただいまのご質疑にお答えしたいと思います。
まず最初、第4条と第6条の事業内容でございますが、議員ご指摘のとおり、曲屋の事
業につきましては第4条3項、曲屋の公開に関する業務、民族資料の収集及び展示に関す
ること。また、農村文化の体験学習に関することを含めまして、管理者、指定管理者に行
っていっていただきたいという内容のものでございます。
次に、指定管理者の関係でございますけれども、もう、すでにしゃくなげの湯で公募を
行っており、これから曲屋の設置管理に基づきまして指定管理が後から追いかけるような
形になっていくわけではないかと。それにつきましては、業者といいますか、指定管理の
方が曲屋の指定管理の業者と、しゃくなげの湯で別々になった場合は、要するに地域一帯
となった活性化が図れないのではないかという内容の質疑かと思われますが、議員ご案内
のとおり、この条例は公募が原則でございます。要するに公平、公正に基づきまして、公
の施設を運営していくわけでございますけれども、仕様書に基づきまして細部にはそれら
の内容も、一体となった地域活性化を含めてですね、仕様書に細かくうたって、そのよう
なことのないように協力し合って地域活性化に向けてお願いしたいという内容でございま
す。以上です。
◇20番(大東宣之君) まず、第4条の関係でですね、行う事業の中で(3)の中に「農
村文化の体験・学習に関すること」ということがありますが、これは大体年何回程度行う
というふうにお考えなのか、お聞かせいただければと思います。それからですね、しゃく
なげの湯、この曲屋もですね、あの南郷地域の活性化に役立てるためにですね、作ってこ
られて、これまで様々な努力をされてきたのではなかったと。ですから、本来であればで
すね、この地域の活性化、そのための一つの方法としてのしゃくなげの湯であり、この曲
屋であるというふうに考えるわけですが、そうしたことから考えてみれば、一つの同じ業
者がですね、指定管理者となってそれぞれの相互関連の中でこそ、そうした連携の中でこ
そあの地域、あの施設の活性化が図れてくるのではないかと。ですから、そもそもこの設
置及び管理条例の制定自体が遅れたことがですね、問題ではないかと。本来、オープンし
たときにこうした条例を制定しなくてはならないものが遅れたことによって、そうした指
定管理者の公募の時期がずれると。それによって、もしかしたらそれぞれの施設の指定管
理者が違ってくる。そうなったときにですね、本当にあの施設一体、その施設が一体とな
って活用できるのか。地域の活性化に役立っていくのかということが非常に疑問ではない
かと。疑問が持たれるわけですが、そうした遅れた理由がですね、条例制定の遅れた理由
がどこにあったのかお聞かせいただきたいのと、仮にそうした別々の業者がですね、指定
管理者となった場合、どのような形で連携をさせて、それぞれの施設の活性化、地域の活
性化に役立てていくのか、お考えがあればお聞かせいただきたいと思います。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) まず第1点で、体験学習の関係でございますが、年
6回予定してございます。
それと、条例制定が遅れた理由はどこにあったのかということでございますが、今回条
例制定につまずきをいたしましたことに対しましては、3月の議会の特別委員会の中で説
明をさせていただいたところでございますけれども、条例整備が滞ったことに対しまして、
責任を重く受け止めておりまして、早い条例制定が必要と思いつつ、前に進めることがで
きなかったことに対しまして、深く反省とお詫びをいたすところでございます。
今後、曲屋の管理運営を進めていく上で、一体となった運営が望ましいという質疑かと
思われますが、南部活性計画が策定された趣旨を十分踏まえまして、それらに向けて条例
制定をして進めていきたいというところでございます。以上です。
◇20番(大東宣之君) 条例のですね、17条に「定期に又は臨時に報告を求め、実地
に調査し、又は必要な指示をすることができる」ということがありますから、この曲屋の
指定管理を受けた業者から1年間の事業報告等を受けることになるんではないかと。また、
必要に応じてその報告を求めることができることになっているわけですから、やはり、そ
うした中でですね、この管理の状況をしっかりと把握をしながら、1年間利用状況がどう
だったのか、活性化に向けてどのように取り組んできたのか、成果がどうだったのか、問
題点がどうだったのかということがこの中で検討されるんではないかと思いますが、そう
いったことでよろしいのかどうかお考えをお聞かせいただきたいのと、そうした経過を踏
まえた中で新しい年度に向かってこの指定管理者の業者とですね、どのような協議をして
いくのか、そうした場所がですね、一体年どの位もたれることになっているのかお聞かせ
いただければと思います。
それから、この条例制定が遅れた理由についてですね、今次長からご答弁をいただきま
したが、よく解らないというのが率直な感想です。要するに何で遅れたのかというのが良
く解らない。反省はしておられるようですが、しかし、そうした遅れたことによって、先
ほど指摘したようにですね、しゃくなげの湯との指定管理者の業者が違ってくる可能性が
あると。多分一緒になるんではないかという気がするわけですけれども、結果としてどう
なるか解らない。そうした運営自体がですね、本当に良かったのかどうか、問題がそれだ
けで済まされるのかどうかということは、深く検討する必要性があるのではないかと思い
ます。やはり、これからの中で指定管理者業者と色々と運営等について相談をされていく
ようですけれども、やはり当局としてもですね、どうであったのかということはしっかり
と反省をしていく必要性があると思いますが、これからの取り組みを含めてですね、お考
えがあればお聞かせいただければと思います。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) まず、事業の報告の検証方法でございますが、議員
が指摘されているように17条に基づきまして検証していきたい。報告を受けて検証して
いきたいというふうに考えてございます。
それと、会議の内容等は何回程度考えているのかということでございます。回数は決め
てございませんけれども、地域活性化、所期の目的を達成するために絶えず見届けながら、
必要に応じて会議を開催していきたいと思います。
それと、遅れた理由がよく解らないという内容でございますが、先ほど申し上げました
が、3月の特別委員会の中で課長がここで答弁させていただきました。それを要約いたし
ますと、従前から南郷地域の活性化のために曲屋を整備するために地域で立ち上げた団体
がございます。それと現にしゃくなげの湯を運営しております振興公社があるわけでござ
いますが、それらとの足並みを揃えるがために相談または協力等を説明する説明責任が、
説明の方法が足りなかったのか、そういった形で3月までずるずると来てしまって、目的
を達成することができず、条例制定が遅れてしまったということでございます。
先ほど申しましたとおり、今後これを有効活用し、多大な費用を費やしたわけでござい
ます。その費用に、住民に応えるように検証して進めていきたいと思っております。以上
です。
◇議長(金井康夫君) 他に。21番。
◇21番(橋襄典君) 関連でお伺いいたします。
今、同僚議員から質疑の中であったとおり、南郷地域、次長の答弁と同様にですね、あ
の地域一帯で活性化をしていくということが基本にあったはずなんですね。ですから、今
度の条例制定の前にそういった議論がどんなような形でとれたのか。もし、指定管理者が
別々な指定管理者が入ったときに非常にやりにくいと思うんです。いい点は切磋琢磨だと
思うんです。今、地元でもいわゆるあそこを一体化でやっていかなければならない。それ
にはどうしたらいいか。新しい消費者の目線というのは変わってきていますので、それを
生かすためにはという懸念がされている部分が多分にあるわけです。それが根本的に今言
った内容によって、本当にそれが大丈夫なのかどうか。その点を含めてですね、この条例
制定する以前についても含めた中で説明をお願いしたいと思います。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) 条例前にどんな議論がなされたのかということでご
ざいますけれども、順を追って説明しますと、平成10年に旧利根村の南部地域の振興計
画が策定されたわけでございます。その中で南郷温泉のしゃくなげの湯と現在の曲屋を復
元・整備をいたしまして、この二つの施設を核をいたしまして地域の活性化を図りたいと
いう大きな目標を掲げまして、それらを重く受け止めて現在まで会議を進めてまいったと
ころでございます。3月の議会の中でも、また、先ほども申しましたとおり、それらの会
議を進めてきたわけでございますけれども、説明不足、またお互いの認識不足等もありま
して、今年の3月まで条例制定ができなかったということでご理解をいただきたいと思い
ます。以上です。
◇21番(橋襄典君) それは先ほど大東議員に答弁した内容です。ただですね、今多
額な投資をしているということですから、当然それに見合った民的発想というのが必要だ
と思うんです。ですから、この条例を制定する前にそういった部分の所期の目的、要する
に南郷地域の活性化ということが一つにあるわけですから、そういった部分に対して十分
対応できるということでよろしいんですか。その点についてお伺いいたします。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) ご質疑にお答えしたいと思います。
当然南郷の活性化をするのには、趣旨は先ほど申しましたとおり、十分ご理解いただき
たいと思います。では、その手法といたしまして今ここで言われている指定管理業者、民
間の力を借りてノウハウを生かしていただいて活性化を図るのか、または市直営で行って
いくのかということも含めまして地域の業者・団体等に説明もしてきたという内容でござ
います。以上です。
◇21番(橋襄典君) しつこいようなんですけれども、そのときにですね、民間的発
想というと良く「魚の骨」を例に出します。色々な要因を出してですね、そしてその目的
を達成するために一つずつ削っていくと。当然指定管理者、民間ですからそういった部分
が出てくるというふうに思うんですけれども、それらについて以降良く追求をして、「何
故良かったのか、何故悪かったのか」という考え方をですね、この条例に基づいてやって
いく必要性があると思うんです。それについていかがでしょうか。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) 今ご指摘のとおり、今後の運営方法でございますけ
れども、民間に任せて、民間の力を借りて良かったというような内容を検証しつつ進めて
いきたいと思います。
◇議長(金井康夫君) 他に。13番。
◇13番(相田昌夫君) 関連であります。
今までの話を聞いていると、別にこれはしゃくなげの湯と曲屋が同一の指定管理者じゃ
なくても、単独単独でも、むしろ単独単独でやっていっても旧南部地区の活性化が図れる
んだというものが基本的にあるんだというところの解釈でよろしいのか、まずお願いをい
たします。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) 今議員が言われたとおり、単独でいっても活性化は
達成できるという認識の下でこの条例整備をさせていただきました。以上です。
◇13番(相田昌夫君) 大体解りました。
そうなると、行く将来のことを前の2名の議員さんが心配をして質疑をしておるところ
であります。転ばぬ先の杖というところで、多分伺ったんだと思いますけれども。単独で
と、当初からそういう計画があるならば、やはり独自独自で成り立つように、こういった
条例ごとをしてやるというのはよく解る話であります。ただ、行く将来を見たときには前
の議員さんが心配をするとおりと思うところでもあります。
もし、そうなった場合、また新たな考え方があるのが指定管理者で、単独でやってくれ
てもまた期限が来るということになると、ある程度の結論、あるいは見解が出ると思うん
です。一回渡したんだから行政に関係はないと、経営的にはね。けれども目的は二つがう
まく機能して、あそこの活性化につながっていかなければならないという目的があるわけ
なので、管理監督、あるいは次の手も打っていかなければならないというところで前も質
疑があったと思うんですけれども、その辺の見解を今ここではっきりしてもらいたい。と
りあえずは二つで行くと。単独のもので行くと。
これがうまくいって、1業者が両方取ってくれるという可能性もなきにしもあらずなの
で、その辺は結果を見なければ解らないけれども、二つでやらせていくと将来心配事がい
っぱいあるよというところで質疑をしているわけでありますので、その辺は何年か経過を
しないと結論が出せないということも解るんですけれども、その辺の対応策というか考え
があったらお聞かせを。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) 先ほどのご質疑にお答えしますけれども、単独単独
というふうに固執しているわけでございますけれども、条例制定はあくまでも公募をかけ
て、大前提は公募をかけてという形は単独だということに理解ができるわけですけれども。
ただし、10条だったと思いますけれども、公募をしても応募者がいなかったと。また、
公募はしたんだけれどもこの施設を運営するのに適格な団体ではなかったという場合に
は、これは公募をしたからすぐそこでその人を指定するというわけにはいきませんので、
そこで条例の内容とすれば、そういう形でご理解していただきたいと。結果として、今議
員さんがおっしゃったとおりにしゃくなげの湯と同じ業者になるということもあり得ると
いうことをご理解していただきたいと思います。
ただ、条例はあくまでも公募をしていくんだという内容でご理解いただきたいと思いま
す。
◇13番(相田昌夫君) 先のことを心配すると色々なことがあるわけです。ただ、いず
れにしても単独単独で成功してくれるのが一番いい。それだけお互いに切磋琢磨し、また、
違った観点での進み方をしながら活性化にもつながると。ただ、今の現状を見るとなかな
か両方が成り立つのは難しいのではないかというものを前提とした質疑が今まで出ておる
わけであります。是が非でもそうならないように色々勉強をし、活性化につながるように
してもらいたいというのがみんなの気持ちであります。ですから、管理監督の方はしっか
りやっていくというところの決意をお願いをしたいと思います。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) やはり、地域の活性化、南部地域の活性化というこ
とを考えればロケーション的にも10メートル前後に同じような施設が建っているわけで
ございます。当然、同じ業者で効率よく運営していっていただけるという内容も含めまし
て、条例制定の前に3年、4年をかけまして、それらを協議してきた経過もございます。
ただ、先ほど申しましたように条例上は一般公募をかけまして実施していくんだと。そ
して一体性をどうこれから加味していくんだという内容になりますけれども、それらも要
するに公募をかけ、精査をして運営していくということでご理解いただきたいと思います。
◇議長(金井康夫君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第72号については、経済建設常任委員会に付託い
たします。
──────────────◇──────────────
◇議長(金井康夫君) 休憩します。
午前10時59分休憩
─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────◇──────────────
第12 議案第73号 平成19年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳
出決算認定について及び
議案第74号 平成19年度沼田市水道事業決算認定について
以上2件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第15、議案第73号 平成19年度沼田市一般会計及び特
別会計7件の歳入歳出決算認定について及び日程第16、議案第74号 平成19年度沼
田市水道事業決算認定についての以上2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第73号 平成19年度沼田
市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認定について、及び議案第74号 平成19
年度沼田市水道事業決算認定についての2件を、一括してご説明申し上げます。
平成19年度は、新潟県中越沖地震や記録的な猛暑、食品偽装の発覚など、生活への不
安が増大する一方、実感は乏しいものの、好調な企業業績に牽引される形で戦後最長の景
気拡大期が続いているとされておりました。
本市においては、平成22年に行われる「全国育樹祭」の開催地が上発知町・県立森林
公園21世紀の森に決定されたほか、中学生や高校生の文化・スポーツ面での活躍など、
将来への飛躍を期待させる年となり、「水と緑の大地 田園空間都市」を将来像とする第
五次総合計画の初年次として、市民生活に直結する予算を優先的に確保しつつ、新たな課
題に対応し、地域固有の資源を最大限に活かしながら新しいまちづくりを展開すべく、諸
施策を進めてきたところであります。
現在、原油高に端を発する原材料など輸入価格の高騰により、企業収益は大幅な減少に
転じ、各種経済指標も下方修正を余儀なくされ、景気はすでに後退局面に入ったとの見方
が強くなり、生活必需品をはじめとする物価の高騰は市民生活を直撃し、地方に目を転じ
れば、歯止めのかからない人口減少や少子高齢化、地方分権への対応と財源の確保などに
迫られております。
中山間地域に位置し財政力の乏しい本市にとって、簡素で効率的な行政運営と財政の健
全化は待ったなしの課題であり、市民の皆さんにもご協力をいただきながら、誇りと愛着
を持てる「明日の沼田市」を実現するため、今こそ、行財政改革を強力に押し進めていか
なければならないと考えております。
それでは、議案第73号 平成19年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決
算認定についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から別
冊決算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したも
のであります。以来、監査委員におかれましては、綿密なご審査をいただき、この間のご
苦労に対し、心から感謝申し上げる次第であります。
このたび、8月18日付けをもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書のご提
出をいただきましたので、同条第3項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付す
るものであります。
なお、平成19年度の決算書とともに、同条第5項の規定により、主要な施策の成果報
告書を、また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1
項の規定により、健全化判断比率等報告書を併せて提出させていただきます。
平成19年度の一般会計歳入決算額は216億1,408万383円、歳出決算額は2
09億
3,999 万1,414円でありまして、歳入歳出差引額は、6億7,408万8,9
69円で収束したのであります。
まず、歳出決算についてご説明申し上げます。
平成19年度の歳出決算額は、前年度決算対比で1億3,479万317円、0.6パ
ーセントの増となっております。
コミュニティ活動の推進につきましては、区長を中心とした住民自治組織との連携強化
を図り、一般行政事務の委託を行うとともに、住民センターの改修及び各種コミュニティ
事業への助成を行ったのであります。
防犯対策につきましては、防犯灯の新設及び電気料の補助などを行い、地域住民の安全
確保を図ったのであります。
職員研修につきましては、法的・実務的な各分野の研修をはじめ、企画力・政策形成能
力などを高める研修を行い、職員一人一人の意識改革と資質の向上に努めたのであります。
文書管理につきましては、情報公開や個人情報保護に対応する統一的な文書管理を推進
するとともに、文書・情報の共有を進め、事務処理の効率化に努めたのであります。
広報活動につきましては、市ホームページの充実に努めたほか、未来を担う子どもたち
に市政やまちづくりへの関心を高めてもらうため、市内小中学校の代表による子ども議会
を開催したところであります。
市民協働推進事業につきましては、沼田市市民協働推進基本方針を策定し、シンポジウ
ムの開催などにより市民への周知を図るとともに、沼田市市民協働推進会議を設置し、協
働のまちづくりを推進するための具体的な施策や取組について検討を重ね、さらに、市民
協働によるまちづくり事業補助金制度を創設し、市民と行政とのパートナーシップによる
魅力あるまちづくりの推進に努めたのであります。
市民交流推進事業につきましては、都市部との交流の促進、地域の活性化を目的として、
沼田市交流促進協議会を設置し、田舎体験ツアーの実施、ふるさと便の試行などを通して
都市部への情報発信の研究を進め、新宿区や東毛地区への物産を中心としたイベント参加
で都市間交流の充実に努めたのであります。
会計管理につきましては、会計管理者のもと、集中した会計事務を正確かつ迅速に処理
するため、県税徴収取扱事務とともに、出納及び保管事務の適正化に努めたのであります。
交通安全対策につきましては、各季の交通安全運動における関係団体と連携した啓発活
動に加え、高齢者や幼児・児童に対する各種交通安全教室等の実施により、安全教育の徹
底を図るとともに、道路標示整備、チャイルドシート購入補助事業に取組み、市民の交通
安全の確保と意識の高揚に努めたのであります。
消費行政推進につきましては、消費生活センターにおける相談事業の実施とともに生活
情報などの周知、啓発を行ったのであります。
生活行政につきましては、市町村乗合バスの運行などにより、市民の交通手段として路
線バス確保及び交通空白地域対策を図るとともに、テレビ電波の地上デジタル放送化に対
応した中継局整備を推進したほか、人権相談や行政相談事業を推進したのであります。
契約検査業務につきましては、工事、物品等における入札・契約及び検査を実施し、透
明性、経済性、効率性及び品質等の確保に努めたのであります。
選挙関係につきましては、群馬県議会議員選挙、沼田市議会議員選挙、群馬県知事選挙
及び参議院議員通常選挙の適正な執行管理に努めたのであります。
社会福祉対策につきましては、少子・高齢社会に対応した施策の充実・推進を目指し、
国・県の施策に相まって、社会福祉協議会、民生児童委員協議会など関係機関や諸団体の
協力を得て、事業の推進に努めたのであります。
老人福祉対策につきましては、「生き生き長寿のまちづくり計画」に基づき、生きがい
対策事業では、従来からの敬老会事業、敬老バスカード助成事業などを継続実施し、高齢
者福祉の増進に努めたのであります。このほか、在宅福祉事業では、在宅介護支援センタ
ー運営事業、介護慰労金事業などを実施するとともに、介護保険特別会計へ所要の繰出し
を行い、事業の推進を図ったのであります。
障害者福祉対策につきましては、白沢福祉作業所の移転を実施したほか、障害者自立支
援法に基づく地域生活支援事業としての相談支援事業や新制度に引き継がれた各種事業の
継続、充実により障害者福祉の向上に努めたのであります。
福祉医療対策につきましては、小学校卒業までの乳幼児・児童、重度心身障害者、高齢
重度障害者及び母子・父子家庭を対象に医療費の自己負担分を公費により支給し、福祉医
療対象者の負担の軽減を図ったのであります。
国民年金業務につきましては、市民の老後の安心を確保するため裁定請求、再取得等の
届出の受付をはじめ、免除勧奨や制度の啓発活動に努めたのであります。
児童福祉対策につきましては、児童手当、出産祝金の支給事業のほか、待機児童減少の
ための民間保育所新設補助や保育所定員の拡大、多様な保育ニーズに対応するため各種特
別保育を実施するとともに、放課後児童の健全育成のため学童保育やファミリーサポート
センター事業などの実施により、保護者の就労支援と児童の健全育成を図り、次世代育成
支援に努めたのであります。
母子福祉対策につきましては、母子生活支援施設による母子生活の支援と自立支援給付
の実施により、母子家庭の自立支援に努めたのであります。
生活保護対策につきましては、要保護者の生活維持と可能な自立を目的として必要な給
付と指導に努めたのであります。
疾病予防対策につきましては、結核健康診断をはじめ、乳幼児及び児童生徒を対象とし
た各種予防接種や高齢者インフルエンザ予防接種を実施したのであります。
母子保健事業につきましては、乳幼児健康診査、訪問指導などを効果的に実施したので
あります。
老人保健事業につきましては、各種がん検診をはじめ、あおばの健診などの実施、各種
検診の受診率の向上と事後指導の充実を図るとともに、保健推進員、食生活改善推進員な
ど地区組織の活動を通じ、健康教室、健康相談などを実施し、市民の健康意識の高揚に努
めたのであります。
環境衛生につきましては、市有墓地の適切な管理と広域火葬場斎場への負担金支出など
によりその運営の円滑化に努めたのであります。
公害対策につきましては、河川の水質測定や道路などの騒音測定調査を実施し、生活環
境の保全に努めるとともに、環境啓発イベントの開催など、啓発活動に取り組んだのであ
ります。
塵芥処理につきましては、循環型社会の確立に向けて、沼田市環境保健協議会の協力を
得て、家庭ごみの減量化と資源リサイクルに取り組むほか、有価物集団回収奨励事業、容
器包装リサイクル法に基づく資源の分別回収を推進するととともに、最終処分場の適切な
管理に努めたのであります。このほか、収集業務におきましては、民間活力の活用と経費
節減のためステーション収集業務を全面委託するとともに、ごみの搬出困難家庭に対して
は戸別収集を行ったのであります。
また、焼却処理業務につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合並びに利根東部衛生
施設組合の清掃工場及びリサイクルプラザにおける適切な処理に努めたのであります。
し尿処理につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合衛生センター及び利根東部衛生
施設組合し尿処理施設の適切な管理と公衆便所の衛生環境保持に努めたのであります。こ
のほか、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止するため、合併処理浄化槽設置補助
事業を引続き実施したのであります。
水道事業につきましては、水道事業会計に対して所要の出資を行うとともに、簡易水道
事業における安全な給水を維持するため、簡易水道事業特別会計に繰出しを行い、主要な
ライフラインの確保に努めたのであります。
労働対策につきましては、失業中の若年者やリストラによる離職者などを受け入れた企
業への補助制度、失業者への就業支援講座及び就業援助相談などによる雇用支援事業を行
ったほか、技術の取得を目的とする各種団体の事業並びに運営に対して支援を行い、労働
力の確保と雇用の安定を図ったのであります。さらに、勤労福祉の向上を図るため、勤労
者生活資金などの融資を実施するとともに、勤労青少年ホーム・同体育センターの運営充
実、利用促進に努めたのであります。
農業振興につきましては、農業委員会等と連携を図りながら、優良農地の確保及び農地
の利用増進に努めるとともに、屋形原地区のほ場整備事業に向けての調査を実施したほか、
米の生産調整達成のため、水田農業推進協議会、利根沼田農業協同組合と連携し、水田農
業総合推進事業を実施したのであります。
園芸振興につきましては、環境に配慮した農業の推進を図るため、県補助事業によりリ
ンゴ栽培における「性フェロモン剤」の活用による害虫防除や、園芸用廃プラスチックな
どの適正処理に努めたほか、学校給食地場産農産物等利用促進事業による地産地消の推進
を図ったのであります。さらに、畜産振興につきましては、畜産経営安定のため畜産公害
の予防や家畜の優良品種の導入事業を実施したのであります。
農業生産基盤整備につきましては、県営区画整理事業による沼須地区土地改良をはじめ、
農道整備事業では、地方単独事業による沼田北部地区、広瀬・上沢地区、県単独事業によ
る小規模土地改良事業で寺久保地区、宇楚井地区、栗生地区、市単独事業で農道かんがい
排水路整備事業、県営農業農村整備事業で沼田平土地改良区ため池等整備事業、赤城西麓
土地改良事業の実施により、生産基盤の整備改良に努めたのであります。
山村振興につきましては、中山間地域直接支払事業の実施により農村の環境保全に努め、
農村環境整備につきましては、佐山地区、白沢地区、利根南部地区における田園空間整備
事業、農地・水・農村環境向上対策事業を実施したほか、農業集落排水事業特別会計へ所
要の繰出しを行うとともに、水洗化促進のための資金を貸付け、事業の推進に努めたので
あります。
林業振興につきましては、林業従事者の確保対策を講じながら、間伐の推進、松食い虫
被害木の伐倒駆除、21世紀の森イベントの支援、市民植樹祭の開催、緑の少年団活動支
援及び民有林治山事業、(仮称)ふれあいの森用地購入などを実施したほか、クマ、イノ
シシ、サル、ニホンジカ等の農林業被害防止のため駆除対策を行ったのであります。
また、林道整備として石戸線及び青木輪久原線の改良工事を実施するとともに、林道の
維持管理により林業基盤の保全に努めたのであります。
商業振興につきましては、商工会議所、商工会をはじめ各種団体で実施した事業及び運
営への援助をはじめ、本市の物産・観光などを広くPRするため、埼玉県川口市において
「上州ぬまたの物産展」を実施したほか、商店街の活性化を図るためのイルミネーション
事業及び各種イベント事業、商店街の街路灯電気料の補助を行ったのであります。
また、中心市街地の核施設であるグリーンベル21内の「沼田ふるさと館」において、
各種地場産品の展示・販売及び観光イベントなど沼田の各種情報を発信し、施設の活性化
及び地域物産振興並びに観光客の誘客促進を図るための支援を行ったのであります。
工業振興につきましては、工業関係団体が実施した事業及び運営に対して援助を行い、
技術改善や技術向上を図ったのをはじめ、工業経営合理化促進事業及び木材需要奨励事業
などの事業実施に補助を行い、地場産業の育成振興に努めたのであります。
金融対策につきましては、中小企業の健全な育成を図るため、小口資金をはじめとする
各種制度融資の充実に努めるとともに、利用者への保証料補助及び利子補給を行ったほか、
制度融資利率の軽減を図るため、市内の金融機関に預託を行い、中小企業の経営安定に努
めたのであります。
観光振興につきましては、玉原高原、道の駅「白沢」、老神温泉及び吹割の滝などの観
光リゾート施設の整備や維持管理を行い、観光客の利便性の向上を図ったほか、観光パン
フレットやポスターを作成するとともに、メディアの活用により「森林文化都市…沼田」
のPRに努めたのであります。加えて、観光協会、観光りんご組合をはじめとする各種団
体への補助を行うとともに、観光関連団体などとの連携により各種キャンペーン及びイベ
ントへの参加、さらには市独自の観光キャラバンを実施し誘客に努めたのであります。
道路橋りょう管理事業につきましては、道路台帳の補正業務委託を実施したほか、県へ
の負担金により利根町地内の伊香原地区並びに砂川地区の急傾斜地崩壊対策事業を実施し
たのであります。
道路維持補修事業につきましては、市道駅前通り線外33路線の維持補修工事を実施、
白沢町では、市道月夜野4号線外13路線を実施したほか、電源立地地域対策交付金事業
として市道生枝・岩室線舗装打換工事を実施、利根町においては、市道T201号線外8
路線の道路補修工事を実施し、市道の整備に努めたのであります。
道路除雪消雪事業につきましては、冬季の道路除雪・消雪を委託により実施するととも
に、除雪機械購入事業で除雪機械の買い換えを行い、直営による除雪により生活道路の通
行確保に努めたのであります。
交通安全施設整備事業につきましては、市道砂押塚田線外9路線、利根町では、市道T
208号線外1路線にガードレールなどを設置したほか、市道T108号線歩道整備事業
を実施し、交通安全の確保に努めたのであります。
道路新設改良事業につきましては、市道桜町中央通り線外2路線、白沢町では、市道根
岸・小芝線、利根町においては、市道T102号線外2路線の道路改良工事を実施し、市
道の改良整備に努めたのであります。
橋りょう維持補修事業につきましては、生品橋の補修工事を実施したのであります。
基幹道路新設改良事業につきましては、市道沼田川田線の用地購入及び補償、利根町に
おいては、市道T108号線の道路改良工事を実施し、基幹道路の改良整備に努めたので
あります。
河川公園整備事業につきましては、発知南部ふれあい広場の用地購入及び整備工事を実
施したのであります。
都市計画総務事業につきましては、都市計画事業の施行に伴い移転などが必要となり、
金融機関からその資金の融資を受けた者に対して利子補給を行ったのであります。
都市計画街路事業につきましては、環状線南回りの栄町工区において、439平方メー
トルの用地購入などに取組み、関係地権者の生活再建及び事業進捗を図るとともに、道路
改良工事を一部実施したのであります。このほか、沼田駅前広場整備事業につきましては、
周辺住民や駅利用者が安らぎと潤いを感じられるよう、多目的広場に植栽工事などを実施
したのであります。
公園事業につきましては、16都市公園及びその他公園10箇所の清掃を始めとする施
設や樹木等の維持管理、補修工事及び運動公園敷地購入を実施するとともに、沼田駅周辺
のフラワー広場において公園緑地ふれあいイベントを実施したのであります。
都市緑化事業につきましては、市民の緑化活動に対して補助金を交付し緑化推進に努め
たほか、公園緑地等整備事業につきましては、城堀川緑地(第二管理区)の整備工事を行
ったのであります。
下水道事業につきましては、水洗化促進のための資金貸付、公共下水道及び特定環境保
全公共下水道事業を推進するため下水道事業特別会計に対して所要の繰出しを行ったので
あります。
街なか再生関連事業につきましては、商店街にぎわい創出事業をはじめとする各種支援
を行い、中心市街地の活性化を図るための取り組みを行うとともに、先行買収地等管理工
事を行ったのであります。
中心市街地土地区画整理事業につきましては、中心市街地の設計等業務及び建物等調査
業務を実施し、さらに一部建物の移転を行ったのであります。
市営住宅管理事業につきましては、市営住宅22団地416戸の入退居及び家賃収入な
どの日常管理業務に努めたのであります。
市営住宅維持補修事業につきましては、東下原団地下水道接続工事などの維持補修工事
を実施したのであります。
消防・防災体制の充実につきましては、防火水槽の新設及び消防団機械器具置場の建替
えなどの消防施設整備や、小型動力ポンプ付積載車や消防団装備などの整備を図り、消防
力の強化に努めるとともに、災害時における迅速、的確な情報収集・伝達を図るため、防
災情報等伝達システムの整備を行ったのであります。
教育行政につきましては、教育行政方針に基づき、教育環境の整備・充実、学校教育の
改善・充実、生涯学習・社会教育、地域スポーツの振興・充実を図るため諸事業を実施し
たのであります。
学校施設整備につきましては、白沢小学校西校舎の耐震補強改修工事をはじめ、小学校
耐震診断、中学校耐震診断・耐震補強設計などを実施し、施設の整備改善に努めるととも
に、スクールバス購入事業により児童生徒の安全確保と利便性の向上を図ったのでありま
す。
学校教育につきましては、「第7次教育水準向上研究」3カ年計画の第3年次に当たり、
基本方針や重点施策などの充実を図るべく、教職員全体研修会や授業研究会、教科別研修
会を実施するとともに、基礎基本の確実な定着を図るために、サマースクール沼田をはじ
め、振り返り学習の充実に努めたのであります。このほか、幼児指導相談員や生徒指導相
談員、小学校生活相談員、心の教室相談員、介助員などを配置し、教育相談・支援事業の
充実を図ったほか、英語指導員や外国語指導助手を引き続き配置し、英語力のさらなる向
上に努めたのであります。さらに、中学生の国際交流事業を通じて国際的視野を広め、国
際親善の推進に努めるとともに、姉妹都市交流事業として、下田市の児童生徒との交歓絵
画展を実施し、親善交流を図ったのであります。
社会教育につきましては、生涯学習推進のため「生涯学習フェスティバル」の開催、芸
術文化振興事業として「文化祭」、「宮川ひろ展」、「柳波賞」、「おのちゅうこうふるさと
文学賞」、「全国ふきわれ俳句大会」、「太田市沼田市親善交流演奏会」などを開催、実施
するとともに、それぞれの子育て時期に応じ、より多くの親に家庭教育について考える機
会を提供する「子育て講座」の開催や各種文化学術団体の育成に努めたのであります。
公民館活動につきましては、生涯学習の拠点として、施設の管理運営に努めるとともに、
市民のニーズに応じた各種教室や講座の開催をはじめ、パソコン技術の修得と普及を目的
としたIT講習会、市民ハイキング及び「市民ハイキング第100回記念の集い」の開催、
史跡めぐり、公民館まつりなどを実施し、生涯学習の充実に努めたのであります。このほ
か、耐震性をより高めるため利南公民館の改修工事を実施し、施設の安全性を確保したの
であります。
図書館につきましては、一般・児童図書、視聴覚資料を収集・整備するとともに、「沼
田市子ども読書活動推進計画」に基づいた読書活動の推進に努めたほか、団体貸出の利用
促進や小・中学生読書感想文コンクールなどの諸事業を実施したのであります。
文化財につきましては、国指定重要文化財「薄根の大クワ」景観保持のための生け垣設
置や奈良古墳群の試掘調査、生方記念文庫企画展「引札から見た沼田のにぎわい」を実施
したほか、指定文化財の活用や保護を図るとともに、歴史と伝統の継承に努めたのであり
ます。
青少年対策につきましては、奉仕活動・体験活動を促進するための各種講座・研修会の
開催、自然体験活動推進事業である「沼田ネイチャーキッズ」を実施するとともに、指導
者養成や青少年に関する相談・補導活動事業などの実施により、地域の一員としての自覚
を持った21世紀を担う心豊かでたくましい青少年の育成に努めたのであります。
保健体育につきましては、各種スポーツ教室、市民体育大会、市民大運動会など諸行事
を実施し、生涯スポーツの普及と市民の体力向上に努めるとともに、(仮称)利南運動広
場整備事業用地購入をはじめ、市民体育館、陸上競技場など施設の修繕を行い、スポーツ
施設の整備充実を図ったのであります。
学校給食につきましては、健康・体力増進を目指した給食内容、指導の充実、安全安心
の確保、地場産品の活用に努め、なお一層の衛生管理に努めたのであります。
次に、歳入決算についてご説明申し上げます。
平成19年度の歳入決算額につきましては、前年度決算対比で5,927万2,084
円、0.3パーセントの減となっております。
市税収入につきましては、68億5,736万1,404円で、前年度対比4億9,8
10万4,731円、7.8パーセントの増でありますが、この主な要因は、三位一体改
革により平成19年度から税源移譲が実施されたことにより、個人の市民税の収入額が大
幅な増となったことによるものであります。
各税目別の前年度決算額との比較等についてご説明申し上げます。
市民税は、5億13万4,231円、24.1パーセントの増であります。このうち個
人市民税は、4億6,693万799円、29.4パーセントの増であり、法人市民税は、
3,320万3,432円、6.8パーセントの増であります。
固定資産税は、3,013万6,058円、0.9パーセントの増であります。
軽自動車税は、310万4,920円、2.7パーセントの増であり、市たばこ税は、
2,833万8,895円、5.8パーセントの減であります。
特別土地保有税は、滞納繰越分の収入でありまして91万9,100円、49.7パー
セントの増、入湯税は577万8,600円、12.7パーセントの減、都市計画税につ
きましても207万2,083円、1.0パーセントの減であります。
収納率につきましては、滞納繰越分を含め91.3パーセントで、前年度の90.5パ
ーセントと比較して0.8ポイント上回ることができました。税源移譲の実施に伴い税額
が増加したことにより収納率が下落することが懸念されましたが、合併を契機として設置
した徴収対策室を中心に、臨戸訪問による納税交渉や催告、差押えの強化を図り、税収の
確保と収納率の向上に努めた結果であると考えております。
地方譲与税につきましては、所得譲与税が税源移譲に伴い平成18年度をもって廃止さ
れたことから、48.1パーセントの大幅な減であります。
利子割交付金につきましては、42.6パーセントの増であります。
配当割交付金につきましては、19.7パーセントの増であります。
株式等譲渡所得割交付金につきましては、16.1パーセントの減であります。
地方消費税交付金につきましては、3.3パーセントの減であります。
ゴルフ場利用税交付金につきましては、12.4パーセントの増であります。
自動車取得税交付金につきましては、6.1パーセントの減であります。
地方特例交付金につきましては、減税補てん特例交付金の廃止などに伴い68.7パー
セントの大幅な減であります。
地方交付税につきましては、3.0パーセントの減でありますが、その内訳としまして
は、普通交付税は、2.3パーセントの減、特別交付税は、8.4パーセントの減であり
ます。
交通安全対策特別交付金につきましては、微減であります。
分担金及び負担金につきましては、4.0パーセントの増であります。
使用料及び手数料につきましては、4.5パーセントの増であります。
国庫支出金につきましては、6.4パーセントの増であります。国庫負担金は、児童扶
養手当負担金などの増により7.7パーセントの増であります。国庫補助金では、4.1
パーセントの増でありますが、市町村合併推進体制整備費補助金の減、民生費国庫補助金
及び土木費国庫補助金などの増によるものであります。委託金では、1.7パーセントの
減であります。
県支出金につきましては、13.0パーセントの増であります。県負担金は、11.7
パーセントの増でありますが、障害者自立支援給付費負担金などの増によるものでありま
す。県補助金では、5.6パーセントの減でありますが、農林水産業費県補助金などの減
であります。委託金では、157.9パーセントの大幅な増でありますが、県税徴収取扱
委託金及び参議院議員通常選挙委託金などの増であります。
財産収入につきましては、245.5パーセントの大幅な増でありますが、各種基金利
子収入及び市有土地売払収入の増などであります。
寄附金につきましては、55.3パーセントの減であります。多くの方々から篤志をお
寄せいただいたもので、心から感謝申し上げるとともにありがたく受け入れさせていただ
き、ご意志に沿うよう配慮し、それぞれの措置を行いました。
繰入金につきましては、5.7パーセントの減でありますが、財政調整基金などからの
基金繰入れ並びに介護保険特別会計及び温泉事業特別会計からの繰入れであります。
繰越金につきましては、37.8パーセントの減でありますが、前年度繰越金のほか、
繰越明許費の繰越財源として、中心市街地土地区画整理事業外3事業の繰越金を受け入れ
たものであります。
諸収入につきましては、1.7パーセントの減でありますが、勤労者生活資金預託金ほ
か貸付金元利収入の減などによるものであります。
市債につきましては、0.7パーセントの増であります。(仮称)利南運動広場整備事
業債などの増、農道整備事業債、街路整備事業債、公園整備事業債、沼田小学校管理棟増
改築事業債及び減税補てん債などの減のほか、公的資金補償金免除繰上償還に伴う公債費
負担対策借換債の発行によるものであります。
市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、反面、その償還
に要する経費が将来の市財政のさらなる負担とならないよう健全財政の維持に一層の努力
を傾注する所存であります。
以上が、一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
続きまして、平成19年度沼田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申
し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額66億3,326万7,023円、歳出決算額65
億2,744万7,822円で、歳入歳出差引額は、1億581万9,201円でありま
す。
歳出につきましては、保険給付費、老人保健拠出金及び介護納付金などの支出をしたも
のであります。
歳入につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、県支出金及
び繰入金であります。
国保事業につきましては、健康面からの安定を図り、安心な市民生活の確保に努めてま
いりました。
また、市単独事業で収納率向上特別対策を実施するとともに、レセプト点検事業、人間
ドック検査費の補助などに取り組み、国保事業の安定に努めたのであります。
続きまして、平成19年度沼田市老人保健特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上
げます。
本決算につきましては、歳入決算額54億5,778万310円、歳出決算額54億5,
726万8,465円で、歳入歳出差引額51万1,845円は、平成20年度において
精算措置をするものであります。
歳出につきましては、主に医療諸費であります。
歳入につきましては,支払基金交付金、国庫支出金であります。
老人保健制度における医療費の給付を行い、7,300人余の老人医療対象者の健康維
持を図ったものであります。
続きまして、平成19年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上
げます。
本決算につきましては、歳入決算額32億9,510万8,207円、歳出決算額31
億9,431万1,549円で、歳入歳出差引額1億79万6,658円は、平成20年
度において精算措置するものであります。
歳出につきましては、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に要する
事務的経費及び介護保険サービスに要する保険給付費並びに介護予防事業などに要する地
域支援事業費などであります。
歳入につきましては、介護給付費などを賄うため財源分担により国庫支出金、県支出金
及び繰入金並びに保険料、支払基金交付金などであります。
続きまして、平成19年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申
し上げます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに、4億5,183万5,694円であり
ます。
歳出につきましては、前年度決算対比で総務費は224万6,623円の増、事業費は
7,068減、公債費は671万8,193円の増であります。
歳入につきましては、分担金及び負担金、繰入金は増、使用料及び手数料、繰越金、諸
収入及び市債は減であります。歳出に対する歳入不足額7,703万7,127円は、一
般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったもので、693万7,127円の増であり
ます。
事業内容でありますが、指定管理委託及び水質検査を実施し、簡易水道の維持管理及び
安定経営に努めるとともに、施設整備では、硯田、白沢、利根北部及び利根南部簡易水道
において配水施設整備工事を実施し、安定給水に努めたのであります。
続きまして、平成19年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し
上げます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに、24億615万562円であります。
歳出につきましては、前年度決算対比で総務費は390万924円の減、事業費は3億
6,058万8,467円の減、公債費は4億9,443万8,705円の増であります。
歳入につきましては、使用料及び手数料、諸収入、市債は増、分担金及び負担金、国庫
支出金、繰入金は減であります。歳出に対する歳入不足額8億1,632万6,614円
は一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったもので、3,950万3,451円の
減であります。
次に、整備状況でありますが、公共下水道、特定環境保全公共下水道を合わせて、5,
421メートルの管渠埋設工事を実施して事業の進ちょくを図り、この結果、事業着手以
来の管渠総延長は、21万1,835メートルに達し、認可計画管渠延長27万8,38
0メートルに対しての進ちょく率は76パーセントとなります。
面積におきましては、事業認可面積1,157ヘクタールに対して923ヘクタールが
整備され、進ちょく率は80パーセントであり、また、整備済人口は、2万9,523人
となり、行政人口に対する普及率は55パーセントで、下水道を使用している水洗化戸数
は9,357戸に達したところであります。
続きまして、平成19年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説
明申し上げます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに、3億4,789万7,349円であり
ます。
歳出につきましては、前年度決算対比で総務費は5万3,131円、事業費は9,63
7万384円、公債費は879万9,571円の増であります。
歳入につきましては、分担金及び負担金、使用料及び手数料、国庫支出金、市債は増、
県支出金、繰入金、諸収入は減であります。歳出に対する歳入不足額9,169万1,1
17円は一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったもので、236万5,149円
の減であります。
主な事業内容でありますが、既に供用中の奈良地区ほか7地区において、水洗化接続促
進及び施設の維持管理業務に努め、整備中の多那・二本松地区につきましては、処理場建
設を実施したのであります。
続きまして、平成19年度温泉事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額2億9,421万8,041円、歳出決算額2億8,
387万5,680円で、歳入歳出差引額は、1,034万2,361円であります。
歳出につきましては、総務費では、職員人件費及び一般会計繰出金などで2,919万
7,295円、事業費では、望郷の湯及びしゃくなげの湯に係る温泉施設管理運営費2億
5,467万8,385円であります。
歳入につきましては、両施設の使用料1億9,645万6,919円のほか、それぞれ
の施設に併設されているレストラン・売店等の賃貸料などの財産収入3,259万7,9
00円が主なものであります。
続きまして、議案第74号 平成19年度沼田市水道事業決算認定についてご説明申し
上げます。
本決算につきましては、決算書を調製し、地方公営企業法第30条第2項の規定により、
監査委員の審査に付したものであります。以来、監査委員におかれましては、綿密なご審
査をいただき、この間のご苦労に対し、心から感謝申し上げる次第であります。
このたび、8月18日付けをもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書のご提
出をいただきましたので、同条第4項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付す
るものであります。なお、平成19年度の決算書とともに、同条第6項の規定により、財
務諸表附属明細書及び事業報告書を併せて提出させていただきます。
まず、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。
収入決算額は4億3,684万8,072円で、前年度に比較して394万1,591
円、0.9パーセントの増であり、この主なものは、営業収益における加入金の増収によ
るものであります。
支出決算額は3億8,519万1,308円で、前年度に比較して1,292万1,7
13円、3.2パーセントの減であり、この主なものは、営業外費用における支払利息の
減少によるものであります。
この結果、消費税抜きで4,435万4,496円の純利益を計上できたのであります。
次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
収入決算額は2億2,965万8,667円で、前年度に比較して4,182万3,7
41円、22.3パーセントの大幅な増額であり、これは公営企業金融公庫資金に係る高
金利債の借換えに伴う企業債の増加によるものであります。
支出決算額は、6億4,249万6,463円で、前年度に比較して3億522万9,
619円、90.5パーセントの増額であり、補償金免除繰上償還に伴う企業債償還金及
び建設改良費の増加によるものであります。
なお、資本的支出に対して資本的収入が不足する額4億1,283万7,796円につ
いては、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金等で補てんし、収支の
均衡を図ったのであります。
なお、決算年度における未処分利益剰余金5,435万4,496円の処分については、
翌年度繰越利益剰余金、減債積立金及び建設改良積立金への積み立てと考えております。
次に、業務及び事業の概況についてご説明申し上げます。
業務量では、決算年度末の給水人口は2万7,798人、給水戸数は1万1,199戸
であり、年間配水量は365万3,380立方メートルで、前年度に比較して8万7,0
95立方メートルの減少、年間有収水量は313万8,008立方メートルで、有収率は
85.9パーセントでありました。
事業関係では、横塚町に配水管の布設、坊新田町ほかに下水道工事に伴う配水管の布設
替、西倉内町ほかに老朽管の布設替工事を実施するとともに、地上式消火栓の新設や水道
メーターの取り替えなどを行い、安定給水の確保と給水サービスの向上に努めたのであり
ます。
以上が平成19年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算並びに平成19年
度沼田市水道事業決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては、「沼田
市決算に係る報告書」及び「沼田市水道事業報告書」のとおりでありますので、よろしく
ご審議の上、ご認定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
おはかりいたします。
ただいま議題となっております議案第73号及び議案第74号の以上2件については、
議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査する
ことにいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第73号及び議案第74号
の以上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、こ
れに付託の上、審査することに決しました。
決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、
この場所に招集いたします。
──────────────◇──────────────
第13 議案第75号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第3号)から
議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)ま
で
以上8件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第17、議案第75号 平成20年度沼田市一般会計補正予
算(第3号)から日程第24、議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算
(第1号)までの以上8件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、ただちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第75号 平成20年度沼田
市一般会計補正予算(第3号)から、議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補
正予算(第1号)までの8件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、議案第75号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第3号)についてご説明
申し上げます。
今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既定の予算に増減を生じ
るものや緊急に措置しなければならないもの、人事異動に伴う現員現給の人件費などに限
定し、普通交付税の交付額決定に伴う財源措置などを行い、既決の歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ3億1,550万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳
出それぞれ201億8,487万4,000円とするものであります。
歳出予算から、人件費を除く主なものについて、その概要をご説明申し上げます。
第1款 議会費は、14万9,000円の追加であります。
第2款 総務費は、1億250万1,000円の追加でありますが、総務管理費では、
文書費で文書管理経費を追加、企画費で行政情報化推進事業を減額、徴税費では、賦課徴
収費で過年度市税過誤納還付金や電算業務委託料の追加などであります。
第3款 民生費は、2億250万6,000円の追加でありますが、社会福祉費では、
老人福祉費で地域介護・福祉空間整備等補助金を計上し、広域圏老人ホーム管理費負担金
を減額、児童福祉費では、児童手当支給事業費や小学校修了前特例給付費、民間保育所補
助事業費などの追加であります。
第4款 衛生費は、2,451万1,000円の追加でありますが、保健衛生費でイン
フルエンザ予防接種委託料を追加、清掃費でごみ収集作業委託料を追加、上水道費で簡易
水道事業特別会計繰出金などの追加であります。
第5款 労働費は、1,350万1,000円の減額でありますが、労働金融対策費で
勤労者生活資金預託事業費などの減額であります。
第6款 農林水産業費は、2,093万3,000円の減額でありますが、農業費では、
畜産業費で地域飼料資源有効活用整備調査費を計上し、山村振興費で曲屋管理運営事業費、
農村環境整備費で農業集落排水事業特別会計繰出金などを追加するものであります。
第7款 商工費は、904万3,000円の追加でありますが、観光リゾート費で利根
観光会館修繕料の追加であります。
第8款 土木費は、426万2,000円の追加であります。
土木管理費では、建築指導費でがけ地近接等危険住宅移転補助金を計上、道路橋りょう
費では、道路維持費で道路緊急パトロールの実施結果による市道補修及びカーブミラー設
置費のほか、消雪施設設備の修繕料を追加、橋りょう維持費で四釜上橋本体及び四釜下橋
橋脚の撤去費を計上、河川費では、河川改良費で売却が予定される東京電力所有地内の借
地取得費用を計上、都市計画費では、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の減額であり
ます。
第9款 消防費は、731万2,000円の減額でありますが、広域消防費負担金の減
額などであります。
第10款 教育費は、520万2,000円の減額でありますが、中学校費で中学校耐
震診断・耐震補強事業費を減額、保健体育費では、NPO法人沼田市体育協会への事業移
管に伴う予算の組み替えを行うとともに、利根温水プールや沼田給食センターの維持管理
経費などを追加するものであります。
第11款 災害復旧費は、1,948万1,000円の追加でありますが、8月5日か
ら6日にかけて発生した集中豪雨による農林水産施設及び土木施設に係る経費を計上する
ものであります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第10款 地方交付税は、4億5,988万8,000円の追加でありますが、普通交
付税の決定によるものであります。
第12款 分担金及び負担金は、5万円の追加でありますが、農林水産業費分担金で、
土地改良事業費分担金の計上であります。
第14款 国庫支出金は、1億6,156万円の追加でありますが、国庫負担金では、
児童手当負担金などを追加、国庫補助金では、民生費国庫補助金で、地域介護・福祉空間
整備等交付金の計上などであります。
第15款 県支出金は、4,018万8,000円の追加であります。
県負担金では、民生費県負担金で小学校修了前特例給付負担金などを追加、県補助金で
は、民生費県補助金で保育対策費等促進事業費補助金などを追加、土木費県補助金でがけ
地近接等危険住宅移転事業補助金を計上、災害復旧費県補助金で農林水産施設災害復旧費
補助金を計上、委託金では、総務費委託金で事務処理特例交付金の追加などであります。
第16款 財産収入は、225万円の追加でありますが、合併振興基金積立金利子収入
などの追加と玉原東急リゾート株式会社配当金などの計上であります。
第17款 寄附金は、10万円の追加でありますが、沼田市出身で東京都在住の衣斐さ
ち子さんからの篤志に沿って、広報費寄附金として計上するものであります。
第18款 繰入金は、3億6,615万9,000円の減額でありますが、基金繰入金
では、財政調整基金繰入金を減額し、特別会計繰入金では、介護保険特別会計繰入金を計
上するものであります。
第19款 繰越金は、前年度繰越金5,258万5,000円の追加であります。
第20款 諸収入は、1,369万1,000円の減額でありますが、貸付金元利収入
では、勤労者生活資金預託金などを減額し、雑入では、関越自動車道の救急業務に係る負
担金などの追加であります。
第21款 市債は、2,126万6,000円の減額でありますが、中学校施設耐震化
事業債などの減額と農林水産施設災害復旧債の計上によるものであります。
予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、沼
田市民間社会福祉施設整備資金利子補助金について、債務負担を追加するものであります。
予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、農林水産施設災
害復旧事業を追加し、中学校施設耐震化事業外1件の起債限度額を変更するものでありま
す。
続きまして、議案第76号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1
号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億3,175万
8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億7,824万9,
000円とするものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、55万2,000円の追加でありますが、一般管理費の追加であり
ます。
第2款 保険給付費は、療養諸費で一般被保険者療養給付費、退職被保険者等療養給付
費、一般被保険者療養費、高額療養費で一般被保険者高額療養費の財源振替であります。
第3款 後期高齢者支援金等は、5,632万3,000円の追加でありますが、後期
高齢者支援金の追加、病床転換支援金等の計上であります。
第4款 前期高齢者納付金等は、60万9,000円の計上でありますが、前期高齢者
納付金の計上であります。
第5款 老人保健拠出金は、1億8,274万9,000円の減額でありますが、老人
保健医療費拠出金の確定によるものであります。
第6款 介護納付金は、1億840万7,000円の減額でありますが、介護納付金の
確定によるものであります。
第9款 基金積立金は、100万6,000円の追加でありますが、基金積立金の追加
であります。
第11款 諸支出金は、90万8,000円の追加でありますが、償還金の追加であり
ます。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 国民健康保険税は、1,385万2,000円の減額でありますが、一般被保
険者国民健康保険税及び退職被保険者等国民健康保険税のそれぞれで、医療給付費分現年
課税分及び介護給付費分現年課税分を減額し、後期高齢者支援金分現年課税分を計上する
ものであります。
第3款 療養給付費等交付金は、8,714万1,000円の追加でありますが、療養
給付費等交付金の交付決定によるものであります。
第4款 前期高齢者交付金は、5億2,190万5,000円の減額でありますが、前
期高齢者交付金の交付決定によるものであります。
第8款 繰入金は、1億7,104万円の追加でありますが、国民健康保険基金繰入金
の追加であります。
第9款 繰越金は、4,581万8,000円の追加でありますが、前年度繰越金の追
加であります。
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◇議長(金井康夫君) 休憩します。
午後12時02分休憩
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午後1時00分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきまして、引き続き説明を続けさせていただき
ます。
続きまして、議案第77号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第
1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万8,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,860万7,000円とするも
のであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、9,000円の追加でありますが、一般管理費の追加であります。
第3款 諸支出金は、9,000円の追加でありますが、還付加算金の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第2款 繰入金は、9,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加でありま
す。
第3款 諸収入は、9,000円の追加でありますが、還付加算金の追加であります。
続きまして、議案第78号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,117万3,
000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億5,844万2,00
0円とするものであります。
歳出予算から、人件費を除く主なものについて、その概要をご説明申し上げます。
第1款 総務費は、773万4,000円の追加でありますが、総務管理費で制度改正
に伴う電算業務委託料を追加、徴収費で特別徴収に係る経由事務手数料を追加、介護認定
審査費で利根沼田広域市町村圏振興整備組合介護保険認定事業費負担金の減額でありま
す。
第3款 財政安定化基金拠出金は、群馬県介護保険財政安定化基金条例の基金拠出金率
が改正されたことに伴い、304万9,000円の減額であります。
第5款 基金積立金は、5,987万1,000円の追加でありますが、介護給付費準
備基金積立金の追加であります。
第7款 諸支出金は、4,661万7,000円の追加でありますが、第1号被保険者
保険料過年度還付金及び国庫負担金等の精算による返還金及び一般会計繰出金の追加であ
ります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 保険料は、983万5,000円の追加でありますが、滞納繰越分普通徴収保
険料の追加であります。
第7款 財産収入は、18万円の追加でありますが、介護給付費準備基金積立金利子の
追加であります。
第9款 繰入金は、36万3,000円の追加でありますが、一般会計繰入金で職員給
与費等繰入金を追加、事務費繰入金を減額し、基金繰入金で介護給付費準備基金繰入金の
減額であります。
第10款 繰越金は、1億79万5,000円の追加でありますが、前年度繰越金の追
加であります。
続きまして、議案第79号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1
号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ669万7,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,539万7,000円とす
るものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、455万5,000円の追加でありますが、簡易水道管理費で白沢
・利根両振興局管内における維持管理事業費等の追加であります。
第2款 事業費は、214万2,000円の追加でありますが、簡易水道事業費で、利
根北部簡易水道の配水管布設替工事の追加であります。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
第3款 繰入金は、455万5,000円の追加でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
第5款 諸収入は、214万2,000円の追加でありますが、県土木事業受託に伴う
追加であります。
続きまして、議案第80号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ640万3,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ23億1,544万2,000円
とするものであります。
歳出予算から、人件費を除く主なものについて、その概要をご説明申し上げます。
第1款 総務費は、922万2,000円の減額であります。
第2款 事業費は、281万9,000円の追加でありますが、特定環境保全公共下水
道事業費で維持管理費の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第4款 繰入金は、640万3,000円を減額でありますが、一般会計繰入金の減額
であります。
続きまして、議案第81号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第
1号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ107万2,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億7,210万9,000円とす
るものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第2款 事業費は、職員人件費107万2,000円の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第5款 繰入金は、107万2,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加
であります。
続きまして、議案第82号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)につ
いてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的収入に1
06万円を追加し、収益的収入の予定額を4億3,448万3,000円とし、既決の収
益的支出から597万6,000円を減額し、収益的支出の予定額を4億685万4,0
00円とするとともに、予算第7条の職員給与費を1億1,320万円とするものであり
ます。
収益的支出から、人件費を除く主なものについて、その概要をご説明申し上げます。
第1款 水道事業費用で、窓口受付・収納業務等委託料の追加であります。
次に、収益的収入でありますが、第1款 水道事業収益で、窓口受付・収納業務等に伴
う雑収益の追加であります。
以上8件につきまして、一括してその概要を説明申し上げましたが、細部につきまして
は、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のと
おりご決定くださいますようお願い申しあげます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第75号から議案第82号までの以上8件について
は、本日は、提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
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第14 散 会
◇議長(金井康夫君) おはかりいたします。
明3日及び4日の2日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、明3日及び4日の2日間は議案
調査のため休会することに決しました。
続いておはかりいたします。
本日の会議は、この程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本日は、これにて散会することに
決しました。
本日はこれにて散会いたします。
次の会議は、5日午前10時に開きますからご参集願います。
本日は、大変ご苦労さまでした。
午後1時09分散会
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