議事日程 第1号
平成21年 3月 2日(月曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 報告第 1号 専決処分報告について
第 4 報告第 2号 専決処分報告について
第 5 報告第 3号 専決処分報告について
第 6 報告第 4号 専決処分報告について
第 7 報告第 5号 専決処分報告について
第 8 議案第 1号 市道路線の認定について
第 9 議案第 2号 市道路線の変更について
第10 議案第 3号 市道路線の廃止について
第11 議案第 4号 字の区域の変更及び廃止について
第12 議案第 5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第13 議案第 6号 群馬県後期高齢者医療広域連合の規約変更に関する協議について
第14 議案第 7号 沼田市ふるさと水と土保全対策基金条例を廃止する条例について
第15 議案第 8号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
第16 議案第 9号 沼田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に
ついて
第17 議案第10号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第18 議案第11号 沼田市特別会計条例の一部を改正する条例について
第19 議案第12号 沼田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性
化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一
部を改正する条例について
第20 議案第13号 沼田市保育児童委託条例の一部を改正する条例について
第21 議案第14号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
第22 議案第15号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
第23 議案第16号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第24 議案第17号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第25 議案第18号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第26 議案第19号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第27 議案第20号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第28 議案第21号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
第29 議案第22号 平成20年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)
第30 議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
第31 議案第24号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の制定
について
第32 議案第25号 沼田市地区計画等の案の作成手続に関する条例の制定について
第33 議案第26号 沼田市教育研究所設置条例の制定について
第34 議案第27号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第35 議案第28号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
第36 議案第29号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
第37 議案第30号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
第38 議案第31号 沼田市温泉事業基金条例の一部を改正する条例について
第39 議案第32号 沼田市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例について
第40 議案第33号 指定管理者の指定について
第41 議案第34号 平成21年度沼田市一般会計予算
第42 議案第35号 平成21年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第43 議案第36号 平成21年度沼田市老人保健特別会計予算
第44 議案第37号 平成21年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第45 議案第38号 平成21年度沼田市介護保険特別会計予算
第46 議案第39号 平成21年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第47 議案第40号 平成21年度沼田市下水道事業特別会計予算
第48 議案第41号 平成21年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第49 議案第42号 平成21年度沼田市水道事業会計予算
―――――――――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 報告第 1号 専決処分報告について
報告第 2号 専決処分報告について
報告第 3号 専決処分報告について
報告第 4号 専決処分報告について
報告第 5号 専決処分報告について
以上5件一括上程
第 5 議案第 1号 市道路線の認定について
議案第 2号 市道路線の変更について
議案第 3号 市道路線の廃止について
以上3件一括上程
第 6 議案第 4号 字の区域の変更及び廃止について
第 7 議案第 5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 8 議案第 6号 群馬県後期高齢者医療広域連合の規約変更に関する協議について
第 9 議案第 7号 沼田市ふるさと水と土保全対策基金条例を廃止する条例について
議案第 8号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
議案第 9号 沼田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例に
ついて
議案第10号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
議案第11号 沼田市特別会計条例の一部を改正する条例について
議案第12号 沼田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性
化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一
部を改正する条例について
議案第13号 沼田市保育児童委託条例の一部を改正する条例について
議案第14号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
議案第15号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
議案第16号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第17号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
議案第18号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第19号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第20号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第21号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
議案第22号 平成20年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)
議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
以上17件一括上程
第10 議案第24号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の制定
について
議案第25号 沼田市地区計画等の案の作成手続に関する条例の制定について
議案第26号 沼田市教育研究所設置条例の制定について
議案第27号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
議案第28号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
議案第29号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
議案第30号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
議案第31号 沼田市温泉事業基金条例の一部を改正する条例について
議案第32号 沼田市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例について
議案第33号 指定管理者の指定について
議案第34号 平成21年度沼田市一般会計予算
議案第35号 平成21年度沼田市国民健康保険特別会計予算
議案第36号 平成21年度沼田市老人保健特別会計予算
議案第37号 平成21年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
議案第38号 平成21年度沼田市介護保険特別会計予算
議案第39号 平成21年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
議案第40号 平成21年度沼田市下水道事業特別会計予算
議案第41号 平成21年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
議案第42号 平成21年度沼田市水道事業会計予算
以上19件一括上程
第11 散 会
―――――――――――――――――――――――――――――
出席議員(27人)
1番 真下 恭嗣君 2番 田村喜久子君
3番 坂庭 直治君 4番 石井 紘一君
5番 鈴木 圭子君 6番 金子 一弥君
7番 小野 要二君 8番 井上 正文君
9番 高柳 勝巳君 10番 布施辰二郎君
11番 片野 彦一君 12番 宇敷 和也君
13番 相田 昌夫君 14番 久保 健二君
15番 星野 稔君 16番 大島 崇行君
17番 山ア 義朗君 18番 大竹 政雄君
19番 井之川博幸君 20番 大東 宣之君
21番 橋 襄典君 22番 石田 宇平君
23番 星川嘉一郎君 24番 牧野 保好君
25番 星野佐善太君 26番 井田 孝一君
27番 金井 康夫君
欠席議員(なし)
―――――――――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 副 市 長 林 義夫君
白沢町振興局長 根岸 恒雄君 利根町振興局長 郷原 重雄君
総務部長 大嶋 政美君 民生部長 田村 澄夫君
経済部長 小池 一夫君 建設部長 小池 大介君
街なか対策部長 松井完一郎君 白沢町振興局次長 小林 守君
利根町振興局次長 繻エ 勇二君 総務課長 栃原 豊彦君
会計管理者兼会計局長 村沢 博行君 教 育 長 津久井 勲君
教育部長 町田 哲男君 庶務課長 水田 修君
監査委員事務局長 須藤 一夫君
―――――――――――――――――――――――――――――
議会事務局出席者
事務局長 小林有一郎 次長兼庶務係長 繻エ 正美
議事係長 茂木 敏昭 副 主 幹 地野 裕一
――――――――――――――◇――――――――――――――
午前10時開会
◇議長(金井康夫君) ただいまから平成21年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第1 諸般の報告
◇議長(金井康夫君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(小林有一郎君) 命により、ご報告申し上げます。
沼田市監査委員高橋政次、星野佐善太の両氏から、例月出納検査結果報告書並びに定期監査
等結果報告書が地方自治法の規定に基づき、議長あてに寄せられております。
また、沼田市教育委員会から沼田市教育委員会の事務に関する点検評価報告書が地方教育行
政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議長あてに寄せられております。
本日、その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
以上であります。
◇議長(金井康夫君) 以上で諸般の報告を終わります。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第2 会期の決定
◇議長(金井康夫君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月24日までの23日間といたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から3月2
4日までの23日間と決定いたしました。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第3 会議録署名議員の指名
◇議長(金井康夫君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、石井紘一議員、鈴木圭
子議員、金子一弥議員の以上3名を指名いたします。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第4 報告第1号 専決処分報告についてから
報告第5号 専決処分報告についてまで
以上5件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第3、報告第1号 専決処分報告についてから日程第7、報告第
5号 専決処分報告についてまでの以上5件を一括議題といたします。
報告書の朗読を省略し、直ちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました報告第1号 専決処分報告 沼田市税条
例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてから報告第5号 専決処分報告 損害
賠償額の決定についてまでの5件を一括してご説明申し上げます。
まず、報告第1号 専決処分報告 沼田市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条
例についてご説明申し上げます。
今回の改正は、地方税法の一部改正により、平成21年度以降の各年度分の個人住民税につ
いて、住民の福祉の増進に寄与する寄附金として、都道府県または市町村が条例で定めるもの
を税額控除の対象とする寄附金税制の拡充が行われたことに伴い、所要の改正を行うとともに、
市県民税の申告相談に備え、群馬県が指定した寄附金のうち、市内に事業所を有する独立行政
法人、学校法人及び社会福祉法人に対する寄附金について指定を行ったものであります。
続きまして、報告第2号 専決処分報告 損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成20年10月11日午後7時30分ごろ、沼田市利根町輪組501番
9地先の市道T109号線において、●●●●氏が運転する普通自動車が多那方面に向かって
走行していたところ、左側斜面から落石があり、フロントガラスを破損した事故について、沼
田市が●●●●氏に支払う車両の修理代19万2,853円を市の損害賠償額と定めたもので
あります。
続きまして、報告第3号 専決処分報告 和解及び損害賠償額の決定についてご説明申し上
げます。
処分書のとおり、平成20年9月5日午後1時50分ごろ、沼田市東原新町1550番6地
先の交差点において、定期連絡のため市役所に向かって交差点を青信号で直進していた沼田市
立沼田東中学校主任用務員●●●●の運転する公用車の右側面に、右折しようとしたみなかみ
町●●●●、●●●●氏の運転する車両が衝突し、双方車両の一部を損傷した事故について、
●●●●氏が公用車修理代の85%に相当する4万9,943円を、沼田市が●●●●氏の車
両修理代の15%に相当する2万2,166円をそれぞれ相手方に支払うことを条件に和解す
るとともに、沼田市の損害賠償額を2万2,166円と定めたものであります。
続きまして、報告第4号 専決処分報告 損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成21年1月25日午後0時20分ごろ、沼田市西倉内町746番地の
沼田小学校内駐車場において、沼田市上毛かるた大会の後片づけ作業を行っていた教育部社会
教育課副主幹●●●●の運転する公用車が後退した際に、沼田市東原新町●●●●、●●●●
の車両に接触し、当該車両の一部が損傷した事故について、沼田市が●●●●に支払う車両の
修理代13万944円を市の損害賠償額と定めたものであります。
続きまして、報告第5号 専決処分報告 損害賠償額の決定についてご説明申し上げます。
処分書のとおり、平成20年7月14日午後2時35分ごろ、沼田市下久屋町915番地先
の国道120号線において、水道事業再検針業務のため、建設部上下水道課主査●●●●の運
転する公用車が水道会館から右折しようとした際、利根郡片品村●●●●、●●●●氏の運転
する軽自動車と衝突し、●●●●氏が負傷した事故について、沼田市が●●●●氏に支払う治
療代等112万246円を市の損害賠償額と定めたものであります。
以上5件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、いずれも期間的な制
約から、やむを得ず専決処分として措置させていただいたものであります。
細部につきましては、ご質疑に応じ所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の
上、報告のとおりご承認くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、報告第1号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、報告第2号について願います。21番。
◇21番(橋襄典君) 落石事故でこういう箇所が結構あると思うんですけれども、幸いに
して軽傷で済んだということで、沼田地域内でこういう場所というのがかなりあると思うんで
すけれども、この事故を契機にして検証された部分とか、今後どのような形で対応していくか、
その辺についてお伺いします。
◇議長(金井康夫君) 利根町振興局次長。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) ただいまの質疑にお答えしたいと思います。
この沿線は、ここに掲げてありますようにT109号線でございまして、総延長約2.2キ
ロぐらいのところで起きた内容のものでございます。場所的には輪組から輪久原に向かう途中
でございますけれども、県代行の事業を実施しておるところを右に見まして、輪組、輪久原の
方に上るわけでございますが、ヘアピンカーブが左の方に曲がっていくわけでございますが、
しばらく行きますと、今度は右へのヘアピンカーブがあるわけでございますが、それを過ぎた
ところの約10メートル程度のところで山の方から、小さな石でありましたが、幸い大きい事
故にはならなかったわけでございますけれども、崩落があって事故が起きてしまったという内
容でございます。早速、担当の職員が現場検証に行ったわけでございますが、なかなかその原
因というのがつかめないのが実態でございます。
今後、寒さも緩み、崩落する危険性があるわけでございますけれども、それらを注視しなが
ら、立看板等で喚起等しながら、それらを検証して今後対応していきたいと考えております。
◇21番(橋襄典君) 内容はわかっているんですけれども、そういう箇所とか、今回の場
合はなかなか察知できなかったということなんですが、それ以上に危険な箇所があると思うん
ですけれども、そういった実態を掴んでおくことが必要かなと思うんですけれども、この機会
に、今後検討していくということなんですけれども、そういう箇所の検証というのが必要かと
思うんですが、それらの考え方についてお伺いいたします。
◇利根町振興局次長(繻エ勇二君) ただいまの質疑にお答えしたいと思います。
今後、どう検証していくのかという内容でございますけれども、昨年も本庁と連絡をとりま
して、これら落石もさることながら、道路状況、グレーチング等がはね上がるような危険性が
ないかとか、パトロールも昨年は実施しております。今後もそれらをさらに磨きをかけて安全
対策に努力していきたいと考えております。以上です。
◇議長(金井康夫君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、報告第3号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、報告第4号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、報告第5号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております報告第1号から報告第5号までの以上5件については、会議
規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、報告第1号から報告第5号までの以
上5件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより報告第1号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第2号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第3号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第4号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
次に、報告第5号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本案は承認することに決しました。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第5 議案第1号 市道路線の認定についてから
議案第3号 市道路線の廃止についてまで
以上3件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第8、議案第1号 市道路線の認定についてから日程第10、議
案第3号 市道路線の廃止についてまでの以上3件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第1号 市道路線の認定についてか
ら議案第3号 市道路線の廃止についてまでの以上3件につきまして、一括してご説明申し上
げます。
まず、議案第1号 市道路線の認定についてご説明申し上げます。
今回認定する35路線のうち、滝1号線につきましては、宅地造成に伴い新設された道路を
ご寄附いただき認定するものであります。また、沼須土地改良幹線外29路線につきましては
県営畑地帯総合整備事業沼須地区により整備された道路を、発知幹線外2路線につきましては
県営ふるさと農道緊急整備事業発知地区により整備された道路をそれぞれ認定するものであり
ます。高橋場町通学路支線につきましては、道路整備を行うに当たり、道路法第91条に基づ
く道路予定区域として管理するため、認定するものであります。
続きまして、議案第2号 市道路線の変更についてご説明申し上げます。
今回変更する18路線のうち銀杏の木線外13路線につきましては、県営畑地帯総合整備事
業沼須地区の事業完了により、また発知稲荷線外3路線につきましては、県営ふるさと農道緊
急整備事業発知地区の事業完了により既存市道の起点及び終点を変更するものであります。
続きまして、議案第3号 市道路線の廃止についてご説明申し上げます。
今回廃止する38路線のうち西線外33路線につきましては、県営畑地帯総合整備事業沼須
地区により従前の市道がなくなったこと、また発知新田幹線外3路線につきましては、県営ふ
るさと農道緊急整備事業発知地区による道路整備に合わせて市道路線の見直しを行い、それぞ
れ廃止するものであります。
以上3件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定
くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
まず、議案第1号 市道路線の認定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、議案第2号 市道路線の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 次に、議案第3号 市道路線の廃止について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第1号から議案第3号までの以上3件については、会議
規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号までの以
上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第1号 市道路線の認定についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第2号 市道路線の変更についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号 市道路線の廃止についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第6 議案第4号 字の区域の変更及び廃止について
◇議長(金井康夫君) 日程第11、議案第4号 字の区域の変更及び廃止についてを議題と
いたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第4号 字の区域の変更及び廃止に
ついてご説明申し上げます。
本件は、県営赤城西麓利根土地改良事業第1換地区の施工に伴い、地区内の土地の区画及び
形状を改めた結果、字の地域を変更及び廃止する必要が生じたもので、地方自治法第260条
第1項の規定により、議会の議決をお願いするものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ所管の部長
に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第4号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第4号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第4号 字の区域の変更及び廃止についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第7 議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
◇議長(金井康夫君) 日程第12、議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関
する協議についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第5号 群馬県市町村総合事務組合
の規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。
今回の規約変更は、平成21年3月31日をもって、群馬県市町村総合事務組合の組織団体
であり、前橋市、高崎市、榛東村及び吉岡町で組織する榛名興産市町村組合が解散することに
伴うものであります。
以上について、群馬県市町村総合事務組合から地方自治法第286条第1項の規定により協
議がありましたので、同法第290条の規定により議決をお願いするものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ所管の部長
に説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第5号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第5号については委員会の付託
を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第5号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてを採決い
たします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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第8 議案第6号 群馬県後期高齢者医療広域連合の規約変更に関する協議について
◇議長(金井康夫君) 日程第13、議案第6号 群馬県後期高齢者医療広域連合の規約変更
に関する協議についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第6号 群馬県後期高齢者医療広域
連合の規約変更に関する協議についてご説明申し上げます。
今回の規約変更は、平成21年5月5日をもって群馬県後期高齢者医療広域連合の構成市町
村である富士見村が前橋市に、平成21年6月1日をもって吉井町が高崎市にそれぞれ編入す
ることに伴うものであります。
以上について、群馬県後期高齢者医療広域連合から地方自治法第291条の3第1項の規定
により協議がありましたので、同法第291条の11の規定により議決をお願いするものであ
ります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ所管の部長
に説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第6号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第6号については委員会の付託
を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 討論を終結いたします。
これより議案第6号 群馬県後期高齢者医療広域連合の規約変更に関する協議についてを採
決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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第9 議案第 7号 沼田市ふるさと水と土保全対策基金条例を廃止する条例につい
てから
議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)まで
以上17件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第14、議案第7号 沼田市ふるさと水と土保全対策基金条例を
廃止する条例についてから日程第30、議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補正
予算(第2号)までの以上17件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第7号 沼田市ふるさと水と土保全
対策基金条例を廃止する条例についてから議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補
正予算(第2号)までの17件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、議案第7号 沼田市ふるさと水と土保全対策基金条例を廃止する条例について、ご説
明申し上げます。
本条例は、1,000万円の基金を設置し、その運用益金により農村の環境保全に資する事
業の財源に充てることとして平成5年9月に制定したものありますが、近年における著しい利
率の低下により運用益金のみでは事業実施が困難な状況にあることから、基金の全部を処分し、
現在進めている農地・水・農村環境向上対策事業など、所期の目的に合致する事業に充当し、
活用を図るものであります。
続きまして、議案第8号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてご説明申
し上げます。
今回の改正は、公的統計の体系的かつ効率的な整備及びその有用性の確保を図ることとして
統計法の全部改正が行われ、平成19年5月23日に法律第53号として公布され、平成21
年4月1日から全面施行されること及びこのことを受けて群馬県統計調査条例の全部改正が行
われたことに伴い、該当する引用条文及び用語の整理を行うものであります。
続きまして、議案第9号 沼田市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条
例についてご説明申し上げます。
改正内容の1点目は、本年4月1日から職員の1日の勤務時間を「8時間」から「7時間4
5分」、1週間の勤務時間を「40時間」から「38時間45分」に改めるものであります。
職員の勤務時間は、給与と同様に基本的な勤務条件であり、昨年の人事院勧告に基づき改正
が行われた国家公務員の勤務時間を踏まえ、これまでの行政サービスを維持し、かつ行政コス
トの増加を招くことのないよう十分留意し改正を行うものであり、職員一人一人が仕事の進め
方を再点検し、公務能率の一層の向上に努め、業務遂行に影響を与えることのないよう対応し
てまいりたいと考えております。
改正の2点目は、登録職員団体の業務または活動に従事する場合の組合休暇を新たに規定す
るものでありますが、組合活動の透明化をより一層確保するため、その手続を明確にするもの
であります。
続きまして、議案第10号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
ご説明申し上げます。
改正の内容は、ただいまご説明申し上げました議案第9号による勤務務時間の改正に伴い、
条文の整備を行うものであります。
続きまして、議案第11号 沼田市特別会計条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
改正の内容は、白沢高原温泉望郷の湯及び南郷温泉しゃくなげの湯の両温泉休養施設につい
て、平成21年4月1日から指定管理者による利用料金制へ移行することに伴い、温泉事業特
別会計を廃止するものであります。
続きまして、議案第12号 沼田市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及
び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の一部を改正する条例
についてご説明申し上げます。
改正の内容は、平成20年12月、新たに企業立地重点促進区域として国の同意を得ました
沼田沼須産業団地を適用区域に追加するものであります。
続きまして、議案第13号 沼田市保育児童委託条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
改正の内容は、学校保健法等の一部を改正する法律が平成20年6月18日、法律第73号
として公布され、平成21年4月1日から施行されることに伴い、「伝染病」の用語が「感染
症」に改められることから、条例中の用語を改正するものであります。
続きまして、議案第14号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
今回の改正は、新たに整備された「南原ふれあい公園」を都市公園に、「駅前フラワー広場」
をその他公園にそれぞれ加えるものであります。
続きまして、議案第15号 平成20年度沼田市一般会計補正予算(第5号)についてご説
明申し上げます。
今回の補正予算は、国県支出金の確定または制度改正等により既定の予算に増減を生じるも
の、特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成20
年度における最終補正として歳入歳出予算の整理を行うものでありまして、各事業を精査した
結果、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億9,776万4,000円を減額
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ200億7,716万4,000円とするもので
あります。
補正予算のうち、人件費に係るものを除く主なものについて、その概要を歳出予算からご説
明申し上げます。
第1款 議会費は、497万6,000円の減額であります。
第2款 総務費は、4,367万4,000円の減額であります。
総務管理費では、一般管理費で事業の確定による防犯灯新設工事費などを減額、財産管理費
で庁舎などの維持管理経費を減額、交通安全対策費で道路標示整備事業費などの減額でありま
す。
徴税費では、所得変動減額措置還付金などの減額であります。
選挙費では、衆議院議員総選挙費を追加し、統計調査費では、住宅・土地統計調査などの減
額であります。
第3款 民生費は、1億2,859万2,000円の減額であります。
社会福祉費では、社会福祉総務費で過年度国庫支出金ほか歳入過誤納還付金を追加、老人福
祉費で実績見込みにより地域介護・福祉空間整備等補助事業費、介護予防サービス計画作成事
業費及び介護保険特別会計繰出金などを減額、障害福祉費で利用実績による訓練等給付費など
の減額であります。
児童福祉費では、児童福祉総務費で対象者数の変動による児童手当支給事業費などを減額、
児童措置費で保育所運営委託事業費、広域入所児童委託事業費などの減額であります。
第4款 衛生費は、6,081万2,000円の減額であります。
保健衛生費では、保健衛生普及費で実績により母子保健相談指導事業費などを減額、保健事
業費でがん検診事業費及び群馬県後期高齢者医療事業費を減額、後期高齢者医療特別会計繰出
金の追加などにより、差し引き減額であります。
清掃費では、し尿処理費で沼田市外二箇村清掃施設組合負担金などの減額、上水道費では、
簡易水道事業特別会計繰出金などの減額であります。
第5款 労働費は、305万9,000円の減額でありますが、労働金融対策費で実績によ
り勤労者住宅建設資金預託事業費などの減額であります。
第6款 農林水産業費は、5,017万5,000円の減額であります。
農業費では、園芸特産振興費で事業中止によりこんにゃく経営安定対策事業費補助金、大規
模野菜経営体育成事業費補助金などを減額、農地費で県の事業費の確定による赤城西麓土地改
良事業費などを減額、農村環境整備費で農業集落排水事業特別会計繰出金などの減額でありま
す。
林業費では、林道事業費で事業費の確定による林道改良事業青木輪久原線などの減額であり
ます。
第7款 商工費は、52万円の減額でありますが、商業振興費で商店街活性化対策補助事業
費などを減額、金融対策費で制度融資代位弁済補てん事業費などを追加、観光リゾート費で玉
原高原内諸施設維持管理事業費などを減額し、差し引き減額であります。
第8款 土木費は、2,386万6,000円の減額であります。
道路橋りょう費では、道路維持費で事業費の確定により道路補修工事費などを減額、基幹道
路新設改良費で市道T105号線道路改良事業費の減額であります。
都市計画費では、下水道費で下水道事業特別会計繰出金を追加、都市整備費で実績見込みに
よる中心市街地街なか再生関連推進事業費などの減額であります。
第9款 消防費は、1,929万9,000円の減額でありますが、常備消防費で広域消防
費負担金を減額、消防施設費で事業費の確定による40立方メートル級防火水槽新設事業費及
び小型動力ポンプ付積載車整備事業費などの減額であります。
第10款 教育費は、6,066万円の減額であります。
小学校費では、学校管理費で教育用コンピューター管理事業費などを減額、中学校費では、
学校管理費で事業費の確定による教育用コンピューター管理事業費及び校舎耐震補強工事費な
どの減額であります。
社会教育費では、社会教育総務費で生涯学習推進事業費を減額、図書館費で図書資料購入事
業費を追加、文化財保護費で文化財保全事業費などを減額し、保健体育費では、体育施設費で
社会体育諸施設における管理運営経費などの減額であります。
第11款 災害復旧費は、63万1,000円の減額であります。
第12款 公債費は、9,850万円の追加でありますが、群馬県市町村建設事業資金貸付
金について繰り上げ償還を行うための長期債元金の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 市税は、1,650万円の減額でありますが、調定状況などから、個人市民税、軽
自動車税を追加、法人市民税、入湯税を減額し、差し引き減額であります。
第10款 地方交付税は、1億円の減額でありますが、特別交付税であります。
第12款 分担金及び負担金は、166万7,000円の減額でありますが、民生費負担金
で老人保護措置費負担金の減額などであります。
第13款 使用料及び手数料は、1万円の減額であります。
第14款 国庫支出金は、3,472万1,000円の減額であります。
国庫負担金では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金などを減額、国庫補助金
では、民生費国庫補助金で地域介護・福祉空間整備等交付金などを減額、総務費国庫補助金で
地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金などを追加し、差し引き減額であります。
第15款 県支出金は、1,433万6,000円の減額であります。
県負担金では、衛生費県負担金で後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の追加などであり
ます。
県補助金では、民生費県補助金で心身障害児集団活動・訓練事業補助金などを減額、農林水
産業費県補助金で中山間地域等直接支払事業費補助金などの減額であります。
委託金では、県税徴収取扱委託金の減額などであります。
第16款 財産収入は、199万1,000円の追加でありますが、財産売払収入で、市有
土地売払収入などの追加であります。
第17款 寄附金は、259万4,000円の追加でありますが、本年度新たに設けられま
した「水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金」にはこれまでに市外26名の方から篤志が寄せら
れております。また、福祉振興事業基金寄附金として、土田喜八様、北川大介応援団様、利根
沼田建築相互組合様及び角田芳雄様からの寄附金を、図書購入費寄附金として匿名の個人1名
様及び日中友好協会利根沼田支部様からの寄附金をそれぞれ寄附者の意志に沿って計上するも
のであります。
第18款 繰入金は、1億7,020万2,000円の減額でありますが、財政調整基金繰
入金の減額であります。
第20款 諸収入は、2,091万3,000円の減額であります。
貸付金元利収入では、勤労者住宅建設資金預託金及び中心市街地土地区画整理事業特別制度
融資預託金収入などを減額、受託事業収入では後期高齢者医療広域連合受託事業収入を減額、
雑入では指定ごみ袋売払収入及び介護予防サービス計画費収入などの減額であります。
第21款 市債は、5,600万円の追加でありますが、農林水産業債で林道整備事業債な
どを減額、土木債で道路整備事業債及び街路整備事業債などを減額、消防債で消防施設整備事
業債を減額したほか、農林水産業債、土木債及び民生債でそれぞれ公債費負担対策借換債を追
加し、差し引き追加であります。
予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、電子入
札等システム共同化負担金外1件の追加であります。
予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、農道整備事業外11
事業の起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第16号 平成20年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
について、ご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,955万6,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ64億8,661万8,000円とす
るものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、66万円の減額でありますが、連合会負担金の減額であります。
第2款 保険給付費は、財源振替であります。
第7款 共同事業拠出金は、1,875万9,000円の追加でありますが、高額医療費拠
出金、保険財政共同安定化事業拠出金の追加であります。
第8款 保健事業費は、1,323万3,000円の減額でありますが、特定健康診査等事
業費の減額であります。
第9款 基金積立金は、47万1,000円の追加でありますが、国民健康保険基金積立金
の追加であります。
第11款 諸支出金は、930万7,000円の追加でありますが、償還金の追加でありま
す。
第12款 予備費は、3,420万円の減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第2款 国庫支出金は、4,910万5,000円の追加でありますが、療養給付費負担金、
特定健康診査等負担金の追加であります。
第5款 県支出金は、110万5,000円の追加でありますが、特定健康診査等負担金の
追加であります。
第6款 共同事業交付金は、1億9,654万2,000円の減額でありますが、高額医療
費共同事業交付金、保険財政共同安定化事業交付金の減額であります。
第7款 財産収入は、47万円の追加でありますが、基金積立金利子の追加であります。
第8款 繰入金は、1億2,630万6,000円の追加でありますが、国民健康保険基金
繰入金の追加であります。
続きまして、議案第17号 平成20年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,075万2,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億8,399万9,000円とするも
のであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、111万8,000円の追加でありますが、一般管理費の追加でありま
す。
第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、1,961万9,000円の追加でありますが、
広域連合事務費等負担金、保険料等負担金の追加であります。
第3款 諸支出金は1万5,000円の追加でありますが、延滞金の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 後期高齢者医療保険料は、498万9,000円の追加でありますが、後期高齢者
医療普通徴収保険料の追加であります。
第2款 繰入金は、1,574万8,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加
であります。
第3款 諸収入は、1万5,000円の追加でありますが、保険料延滞金の追加であります。
続きまして、議案第18号 平成20年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ
いてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,515万7,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億3,544万6,000円とす
るものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、198万3,000円の減額でありますが、実績見込みによる総務管理
費及び介護認定審査費の減額であります。
第2款 保険給付費は、498万円の追加でありますが、介護サービス等諸費を追加、介護
予防サービス等諸費を減額、高額介護サービス等費及び特定入所者介護サービス等費を追加し、
差し引き追加であります。
第4款 地域支援事業費は、2,815万4,000円の減額でありますが、介護予防事業
費及び包括的支援事業・任意事業費の減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第2款 分担金及び負担金は、162万円の減額でありますが、地域支援事業負担金の減額
であります。
第4款 国庫支出金は、1,567万8,000円の減額でありますが、介護給付費負担金
及び地域支援事業交付金を減額、事務費補助金を追加し、差し引き減額であります。
第5款 支払基金交付金は、28万1,000円の減額でありますが、地域支援事業支援交
付金の減額であります。
第6款 県支出金は、126万6,000円の減額でありますが、地域支援事業交付金及び
包括的支援事業・任意事業交付金の減額であります。
第7款 財産収入は、5万6,000円の減額でありますが、利子及び配当金の減額であり
ます。
第9款 繰入金は、604万2,000円の減額でありますが、介護給付費繰入金を追加、
地域支援事業繰入金を減額、その他一般会計繰入金及び介護給付費準備基金繰入金を追加し、
差し引き減額であります。
第11款 諸収入は、21万4,000円の減額であります。
続きまして、議案第19号 平成20年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,118万4,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億2,350万8,000円とする
ものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、559万7,000円の追加でありますが、一般管理費で簡易水道指定
管理料を追加、消費税納付金を減額、簡易水道管理費で維持管理事業費を減額し、差し引き追
加であります。
第2款 事業費は、3,773万1,000円の減額でありますが、簡易水道事業費で硯田
簡易水道、白沢簡易水道及び利根北部簡易水道事業費の減額であります。
第3款 公債費は、95万円の追加であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、208万円の追加でありますが、水道加入金の追加でありま
す。
第2款 使用料及び手数料は、762万9,000円の追加でありますが、水道使用料及び
水道手数料の追加であります。
第3款 繰入金は、1,749万7,000円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額
であります。
第4款 繰越金は、1,000円の減額であります。
第5款 諸収入は、1,329万5,000円の減額でありますが、下水道工事等に伴う受
入金などの減額であります。
第6款 市債は、1,010万円の減額でありますが、簡易水道事業債及び公債費負担対策
借換債の減額であります。
また、予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、簡易水道事業
債などの起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第20号 平成20年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に
ついてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ439万円を減額し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ22億9,448万6,000円とするものでありま
す。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、19万3,000円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
第2款 事業費は、8,299万8,000円の減額でありますが、公共下水道事業費及び
特定環境保全公共下水道事業費では、建設事業費及び維持管理費を減額、流域下水道事業費で
は、流域下水道奥利根処理区の建設事業費負担金及び維持管理負担金の減額であります。
第3款 公債費は、7,880万1,000円の追加でありますが、高金利債の借りかえに
伴う元金の追加及び利子の減額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、400万2,000円の追加でありますが、公共下水道負担
金及び特環下水道負担金の追加であります。
第2款 使用料及び手数料は、89万8,000円の追加でありますが、公共下水道使用料
などを減額、特環下水道使用料を追加し、差し引き追加であります。
第3款 国庫支出金は、5万9,000円の追加でありますが、公共下水道建設事業費補助
金などを追加、特定環境保全公共下水道建設事業費補助金を減額し、差し引き追加であります。
第4款 繰入金は、4,716万3,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加
であります。
第5款 諸収入は、551万2,000円の減額でありますが、消費税還付金の減額などで
あります。
第6款 市債は、5,100万円の減額でありますが、公共下水道事業債、特定環境保全公
共下水道事業債及び流域下水道事業債の減額であります。
また、予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、公共下水道事
業債などの起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第21号 平成20年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,864万9,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億5,337万9,000円とする
ものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、3,000円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
第2款 事業費は、1,808万5,000円の減額でありますが、下水道事業費で農業集
落排水資源循環統合補助事業(利根町振興局)の事業費の決定などによる減額であります。
第3款 公債費は、56万1,000円の減額でありますが、長期債の利子の確定に伴う減
額であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、68万7,000円の減額でありますが、農業集落排水分担
金の減額であります。
第2款 使用料及び手数料は、13万4,000円の追加であります。
第3款 国庫支出金は、76万8,000円の減額、第4款 県支出金は、17万8,00
0円の減額でありますが、それぞれ農業集落排水事業費補助金の減額であります。
第5款 繰入金は、300万1,000円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額であ
ります。
第6款 諸収入は、85万1,000円の追加でありますが、消費税還付金の追加でありま
す。
第7款 市債は、1,500万円の減額でありますが、農業集落排水事業債の減額でありま
す。
また、予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、農業集落排水
事業債の起債限度額の変更であります。
続きまして、議案第22号 平成20年度沼田市温泉事業特別会計補正予算(第2号)につ
いてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ544万7,000円
を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億8,378万2,000円とするもの
であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、99万8,000円の減額でありますが、消費税納付金の確定によるも
のであります。
第2款 事業費は、444万9,000円の減額でありますが、望郷の湯及びしゃくなげの
湯の管理運営費をそれぞれ実績見込により減額するものであります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 使用料及び手数料は、363万5,000円の減額でありますが、両温泉施設及び
直売施設の使用料をそれぞれ実績見込により減額するものであります。
第2款 財産収入は、34万5,000円の減額でありますが、財産貸付収入を減額、物品
売払収入を追加し、差し引き減額であります。
第3款 繰入金は、歳入歳出の調整により温泉事業基金繰入金107万6,000円を減額
するものであります。
第5款 諸収入は、39万1,000円の減額でありますが、健康器具売上金の減額が主な
ものであります。
続きまして、議案第23号 平成20年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)について
ご説明申し上げます。
今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的収入に5万9,
000円を追加し、収益的収入の予定額を4億3,454万2,000円とし、既決の収益的
支出から68万9,000円を減額し、収益的支出の予定額を4億616万5,000円とす
るものであります。
また、予算第4条 資本的収入及び支出において、既決の資本的収入から2,324万2,
000円を減額し、資本的収入の予定額を1億4,085万1,000円とし、既決の資本的
支出から2,460万円を減額し、資本的支出の予定額を2億4,348万2,000円とす
るものであります。
その概要を収益的収入及び支出について、収益的支出からご説明申し上げます。
第1款 水道事業費用は、営業外費用で企業債利息、消費税及び地方消費税を減額、特別損
失で過年度損益修正損の追加であります。
次に、収益的収入についてでありますが、第1款 水道事業収益で国庫補助金の追加であり
ます。
次に、資本的収入及び支出について、資本的支出からご説明申し上げます。
第1款 資本的支出は、大正池防水工事等の事業費の決定などにより建設改良費を減額する
とともに、企業債償還金の追加であります。
次に、資本的収入についてでありますが、第1款 資本的収入は、公共下水道工事等の事業
費の確定に伴い、工事負担金及び一般会計出資金を追加、事業費確定による企業債の減額によ
り、差し引き減額であります。
また、予算第5条 企業債において、既決の上下水道事業債の起債限度額を変更するもので
あります。
以上17件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきまして
は、ご質疑に応じ所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご
決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第7号から議案第23号までの以上17件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
――――――――――――――◇――――――――――――――
◇議長(金井康夫君) 休憩いたします。
午前11時11分休憩
―――――――――――――――――――――――――――――
午前11時19分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第10 議案第24号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条
例の制定についてから
議案第42号 平成21年度沼田市水道事業会計予算まで
以上19件一括上程
◇議長(金井康夫君) 日程第31、議案第24号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関す
る法律関係手数料条例の制定についてから日程第49、議案第42号 平成21年度沼田市水
道事業会計予算までの以上19件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第24号 沼田市長期優良住宅の普
及の促進に関する法律関係手数料条例の制定についてから議案第42号 平成21年度沼田市
水道事業会計予算までの以上19件につきまして、一括してご説明申し上げます。
まず、平成21年度各会計予算並びに関係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し
述べ、議員各位並びに市民皆様方の深いご理解とご協力を賜りたいと存じます。
平成21年度は、合併後5年目、第五次総合計画の推進3年目を迎える年であり、新生沼田
市として、より一層の一体感の醸成と地域づくりの推進を図るとともに、将来像とする「水と
緑の大地 田園空間都市」の構築に向け一層の努力を傾注する所存であります。
今次の地方財政は、国の三位一体改革の影響とともに、地域経済動向を反映して財源の伸び
が期待できず、予断を許さない危機的状況と強く認識をするものであります。将来に向かって
持続可能な行財政基盤の構築を基本として、簡素で効率的な行政運営により財政の健全化に向
けた取り組みを市長先頭に全職員一丸となって進めていかなければなりません。
沼田市が自立した地方自治体として、地域の課題に主体的、自立的に取り組み、市民に対す
る責任を果たしていくことこそが地方分権の目指すところであり、「まちづくりは人づくり」
の原点に立ち返って、市民との協働による創造性豊かで明るく元気なまちづくりをさらに進め
ていかなければならないと考えております。また、「樹の息吹 育ててつなぐ 地球(ほし)
の未来」をテーマとする全国育樹祭を目前に控え、実効性のある環境政策の充実と、地域の特
性を生かした活力あふれる交流事業を積極的に展開してまいります。
さて、我が国経済は、米国の金融資本市場の危機を契機として世界的な景気後退が進む中、
自動車を中心とする輸出産業の落ち込みに加え、国内需要も停滞し、景気は一気に下降局面に
入り、雇用情勢が急速に悪化しており、企業の資金繰りも厳しい状況となっております。物価
の動向を見ても、高騰を続けていた原油価格が急速に下落したにもかかわらず、消費者物価が
沈静化する兆しはなく、国民生活に大きな陰を投げかけており憂慮にたえません。
国の財政見通しも、景気後退に伴い地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が落ち込
む中で、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により、財源不足が
大幅に拡大するものと見込まれております。
このため、地方財政対策においては、安定的な財政運営に必要な地方交付税及び一般財源の
総額を確保することを基本として、「基本方針2006」等に沿って、国の歳出予算と歩みを
一にして、定員の純減・給与構造改革等による給与関係経費の抑制や、地方単独事業費の抑制
を図り、引き続き地方財政の健全化を推進するとしております。
一方、極めて厳しい財政運営を強いられている地方の声を踏まえた地方交付税の増額と、地
方6団体の要望を踏まえた地方財政計画の歳入歳出の適切な積み上げに取り組むこととし、生
活防衛のための緊急対策に基づき、雇用創出等のため地方交付税を1兆円増額するとともに、
地方財政計画の歳出を増額することとしております。
本県におきましては、景気対策や雇用対策を中心に、県民が安心で安全に暮らせるよう、積
極的な自主財源の増額・確保と事業の見直しの徹底による新たな取り組みを行うこととして、
「県政改革の一層の推進」「県民生活の安心・安全の確保」「県内経済の活力向上」を三つの柱
とする対前年度比1.1%増、総額6,610億円余の予算により、子供医療費の補助対象の
拡大等を掲げて内示がなされたところであります。
本市におきましては、内外の動向を注視しつつ、国から示された地方財政計画に沿って、機
動性のある予算の編成を進めてまいりました。行財政改革を始め、椎坂バイパス、全国育樹祭
など国や県との連携を抜きにしてはなし得ない事業がある中、地方分権の命題とされる対等補
完関係の推進を再認識し、これら対応に遺憾なきよう処していく所存であります。
このような状況を踏まえ、新年度予算編成に当たっては、行財政改革を基軸に据え、第五次
総合計画に掲げる施策の大綱に沿って、「安心と安全」「教育と子育て」「環境と健康」及び
「地域振興と交流」の「4つの柱」を立て、福祉を始めとする市民生活の確保を重点に取り組
み、活発な協働事業を推進し、創造性豊かな明るく元気なまちづくりを目指すものであります。
しかしながら、歳入の根幹をなす市税は、地域経済動向を反映して伸びが期待できず、一方
の柱である地方交付税及びその振替財源である臨時財政対策債についても、前年度に比し増額
が見込まれるものの、必然的に増加する行政需要を支えるには甚だ乏しいと言わざるを得ませ
ん。
こうした中、歳入においては、市有財産の有効活用や有料広告の掲載、特定目的基金の活用
などにより、新たな財源の確保に努めてきたのであります。一方、歳出においては、事務事業
の再編整理、人件費の見直し、行政目標の明確化と事務事業評価システムの運用により、年度
をもって終了または休止する事業を決定するなど予算総体のスリム化を図りつつ、市民生活に
直結する事業に重点を置いて選択してまいりました。
また、財政運営の指針となる経常収支比率を念頭に、物件費などの消費的経費はもちろんの
こと、人件費を含む事務的経費など、歳出全般についての徹底した見直しを行い、さらなる経
常経費の抑制に努め、市債についても公債費負担適正化計画に基づき全庁的な起債発行の抑制
に努めてきたところであります。
予算編成の基本方針のもと編成をした一般会計予算の規模は197億7,526万1,00
0円で、前年度当初予算と比較して6,712万円、0.3%の減とし、特別会計等を含めた
総体の予算規模については337億9,003万9,000円で、前年度に比較して9億8,
124万4,000円、2.8%の減としたところであります。
なお、老人保健特別会計にあっては、平成20年度から医療保険制度の仕組みが変わり、後
期高齢者医療特別会計へ移行したことから減額となっており、温泉事業特別会計にあっては、
望郷の湯、しゃくなげの湯の両温泉施設について、利用料金制による指定管理者の管理に移行
することから、特別会計を廃止するものであります。
これより、平成21年度の主要な施策について、「4つの柱」に沿ってご説明申し上げます。
一つ目の柱である「安心と安全」に関しましては、防犯対策事業、緊急通報体制等整備事業
及び地域防災スクール事業などにより、地域における市民の暮らしの安心と安全を高め、民有
林治山事業、住宅・建築物耐震改修等事業及び小中学校の耐震診断・耐震補強事業などにより、
災害に強いまちづくりを進めるものであります。
二つ目の柱である「教育と子育て」に関しましては、児童健全育成事業、次世代育成支援対
策事業及び放課後児童育成委託事業などにより、地域の中で安心して子育てができる環境づく
りを進め、学校支援地域本部事業、沼田市中学生国際交流事業及び芸術文化交流都市連携事業
などにより、未来を担う子供たちの育成と市民文化の高揚を図るものであります。
三つ目の柱である「環境と健康」に関しましては、障害者福祉計画策定事業、福祉医療費及
び不妊治療費助成事業などにより、健康で生きがいを感じながら暮らせるまちづくりを進め、
環境基本計画等策定事業、住宅用太陽光発電普及事業、水道振興事業、群馬県植樹祭事業、全
国育樹祭事業などにより環境と共生するまちづくりを進め、3・3・1環状線(栄町工区)事
業及び沼田市住宅マスタープラン等策定事業などにより、だれもが暮らしやすい居住環境・都
市環境づくりを進めるものであります。
四つ目の柱である「地域振興と交流」に関しましては、都市間交流推進事業、市民活動支援
センター管理運営事業、真田街道連携事業、市町村合併5周年事業及び地域活動支援センター
事業などにより、地域間、世代間の交流を進め、県営畑地帯総合整備事業(屋形原南部地区)、
望郷ライン活性化事業、しゃくなげの湯・交流施設管理運営事業及び望郷の湯・展示即売施設
管理運営事業などにより地域の基幹産業である農業と観光の振興を、まちづくり支援事業、沼
田都市計画マスタープラン策定事業及び中心市街地土地区画整理事業などにより利根沼田広域
圏中核都市としての機能整備と商工業の振興を図るものであります
これら「4つの柱」を基軸として、大変厳しい財政状況でありますが、福祉を始めとする市
民生活に直結する事業を優先しながら、事業の緊急性、財源の効率性等を勘案の上、事業の選
択をして予算計上を図ったものであります。
目まぐるしく変化の激しい世界の動向を見るとき、地方自治体にあってもこれまでのような
概念が通用しなくなったと言っても過言ではない昨今の状況であると思料しているところであ
ります。
平成21年度におきましても、引き続き財源の柱である市税の減少、三位一体改革による地
方交付税と国庫補助金の見直し、さらには国と地方の税源配分の見直しなど、本市を取り巻く
状況は、これまでに経験したことがないほど厳しいものであると言わざるを得ません。
今次の極めて難しい行財政運営を迫られる本市にありましては、一日たりとも市政の停滞が
許されないことは論をまちません。幸い、本市の将来を担う若人の教育力と人間力は大きな誇
りとするところであり、古今東西を問わず、知・徳・体に立脚した健康で明るい青少年の育成
は最重要課題であります。
安心で安全な沼田市の構築を図るためには、市民参加はもとより、地域コミュニティーを始
めボランティア団体やNPO法人などとの市民協働を一層進めることによって、市民の英知を
結集する必要が求められ、創造性豊かな市民協働の推進は活力ある地域社会の源泉であります。
また、本市はもとより国内外の大きな問題として避けて通ることのできない環境政策の充実
と明るく平和な多文化共生社会実現のため、地域の特性を生かした幅広い闊達な交流事業の展
開が望まれるものであります。
21世紀の要請にこたえ得る本市の将来像「水と緑の大地 田園空間都市」構想は道半ばで
あり、その実現に向けての道のりは決して平坦なものではないと考えておりますが、市民の深
いご理解と総力を結集し、これが実現のため一歩ずつ前進していかなければなりません。その
ためにも、本市が置かれている現状を的確に把握し、今、何に取り組むべきであるかを真摯に
考え、その対応を実直に進めていく必要があります。時代に即応した効率的な行政組織機構の
見直しは日々の大きな課題であり、組織・職員配置には機動性のあるシステムづくりに鋭意取
り組み、また予算執行に当たりましては市民の目線に立った事業選択と事業効果に意を十二分
に払わなければならないと考えております。
中国の儒学者であり、性善説を基本とする孟子は、「天地人」を唱え、「天の時は地の利に
しかず、地の利は人の和にしかず」と人々の団結を最優先にしているところであり、新生沼田
市が合併後5年次に向かう平成21年度は、活力ある北毛の交流拠点都市を目指した将来へ向
かうたび立ちの年であると位置づけています。
大自然にはぐくまれ、歴史と伝統のある個性輝く沼田市の建設に向かって、市長みずからが
市政執行の先頭に立ち、職員とともに一丸となり全身全霊を傾注する所存でありますので、議
員各位のご指導とご支援を衷心よりお願い申し上げ、当初予算の方針と内容の説明といたしま
す。
続きまして、条例の制定等についてご説明申し上げます。
まず、議案第24号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の制定
についてご説明申し上げます。
持続可能な社会の実現を目指し、良質な住宅を長く大切に使うことによる地球環境への負荷
の低減を図るとともに、建てかえコストの削減による国民の住宅負荷の軽減を図るため、一定
の基準に適合する認定を受けた長期優良住宅、いわゆる200年住宅について、税負担の軽減
や長期住宅ローンの導入などの特別措置を講ずることとして、平成20年12月5日、長期優
良住宅の普及の促進に関する法律が公布され、本年6月4日に施行されることとなりました。
条例の内容は、沼田市が特定行政庁として長期優良住宅建築等計画の認定をする際に徴収す
る手数料について、必要な事項を定めるものであります。
続きまして、議案第25号 沼田市地区計画等の案の作成手続に関する条例の制定について
ご説明申し上げます。
本条例は、都市計画法第16条第2項及び第3項の規定に基づき、都市計画に地区計画等を
定める場合における原案の提示方法、意見の提出方法、地区計画等に関して住民または利害関
係人からの申し出方法について定めるものであります。
条例の内容でありますが、第1条で制定の趣旨を、第2条から4条で地区計画等の案の作成
手続についてを、第5条で地区計画等に関する申し出方法を規定するものであります。
続きまして、議案第26号 沼田市教育研究所設置条例の制定についてご説明申し上げます。
本条例は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第30条の規定により、教育に関する
研究及び教育関係職員の研修等を行う教育機関として、沼田市教育研究所の設置について必要
な事項を定めるものであります。
続きまして、議案第27号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を
改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、現下の厳しい財政状況を踏まえ、前年度に引き続き、平成21年4月1日か
ら平成22年3月31日の間、市長、副市長及び振興局長の給料を現行の給料額から市長にあ
っては16%、副市長にあっては13%、振興局長にあっては10%引き下げ、それぞれ71
万5,000円、60万6,000円、56万7,000円とするものであります。
続きまして、議案第28号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例
の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、ただいまご説明申し上げました議案第27号と同様、教育長の給与について、
現行の給料額を前年度に引き続き10%引き下げ、56万7,000円とするものであります。
続きまして、議案第29号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につ
いてご説明申し上げます
今回の改正は、群馬県における福祉医療費補助対象の拡大に合わせて、中学生以下の子供が
受けるすべての診療を福祉医療の対象とするものであります。
続きまして、議案第30号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
今回の改正は、新年度からスタートする第4期介護保険事業計画に合わせ、介護保険料の基
準額を現行の年額4万1,700円から段階的に4万3,000円に改定するものであります
が、被保険者の負担能力に応じた軽減措置を設けるとともに、保険料率を現行の6段階から7
段階とし、附則において、平成21年度及び平成22年度における保険料負担の上昇を緩和す
る措置を定めるものであります。あわせて、地域密着型サービスなど事業の拡大をかんがみ、
介護保険運営協議会の規定を改めるものであります。
続きまして、議案第31号 沼田市温泉事業基金条例の一部を改正する条例についてご説明
申し上げます。
今回の改正は、温泉事業特別会計の廃止に伴い、基金設置の目的を改めるとともに、関係す
る条文を整理するものであります。
続きまして、議案第32号 沼田市建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例につい
てご説明申し上げます。
今回の改正は、建築確認・検査の厳格化を柱とする建築基準法の改正により、確認審査等に
関する指針が定められたたことに伴い、確認申請書の審査、中間検査及び完了検査に係る事務
量の増大が顕著であることから、手数料を適正な水準に改定するものであります。
続きまして、議案第33号 指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
本件は、公の施設の運営管理を効果的かつ効率的に行うため、平成21年4月1日から平成
26年3月31日までの5年間について、沼田市南郷の曲屋の指定管理者として利根町振興公
社を指定するもので、地方自治法第244条の第6項の規定により議会の議決をお願いするも
のであります。
これをもちまして、施政方針及び条例の制定など10件の議案につきましての説明を終わら
せていただきます。
平成21年度一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、副市長より説明いたさせま
すので、ご了解を賜りたいと存じます。
◇議長(金井康夫君) 副市長。
〔副市長 林 義夫君登壇〕
◇副市長(林 義夫君) 命によりまして、私から平成21年度沼田市一般会計予算ほか特別
会計7件及び水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
まず、議案第34号 平成21年度沼田市一般会計予算についてご説明申し上げます。
一般会計予算の総額は、197億7,526万1,000円で、前年度当初予算と比較して
0.3%、6,712万円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 議会費は、2億3,564万3,000円の計上でありますが、議会運営上の必要
な経費の計上であります。
第2款 総務費は、23億2,880万円の計上であります。
総務管理費では、一般管理費で住民自治振興事業として一般行政事務委託料、安心安全なま
ちづくりを推進するため防犯対策事業として防犯灯新設工事費及び防犯灯電気料補助金などを
計上、人事管理費で職員研修費などを計上、文書費で文書管理事業として文書発送の通信運搬
費の計上、広報費で「広報ぬまた」発行事業やホームページ運営事業などを計上、財産管理費
で本庁舎のほか白沢町及び利根町振興局庁舎管理費などを計上、企画費で都市部との交流促進、
ふるさと回帰を図るための都市間交流推進事業のほか、市民協働推進事業、市民活動支援セン
ター管理運営事業、長野県上田市との連携による真田街道連携事業、市町村合併5周年事業な
どを計上、白沢町地域振興事業でふるさとまつり運営委託料を計上、利根町地域振興事業で地
域振興等支援事業補助金を計上、交通安全対策費で交通指導員活動事業費、交通安全対策啓発
事業費及び道路標示整備事業費などを計上、消費行政推進費で消費者への啓発と消費生活セン
ター業務の充実を図るための経費を計上、生活行政費で市町村乗合バス運行事業費、テレビ難
視聴対策事業費を計上、契約検査管理費で電子入札等システム共同化負担金などの計上であり
ます。
徴税費では、市税の賦課、収納に要する経費のほか電子申告審査システム使用料などの計上
であります。
戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳、戸籍、外国人登録に係る各種システムの運用経費
などを計上、選挙費では、選挙管理委員会の運営経費のほか衆議院議員総選挙費などを計上、
統計調査費では、農林業センサス、経済センサスなどの経費の計上であります。
第3款 民生費は、41億1,035万4,000円の計上であります。
社会福祉費では、社会福祉総務費で民生児童委員協議会補助金、社会福祉協議会補助金など
を計上、老人福祉費で敬老バスカード助成事業などの生きがい対策事業費、ふれあい福祉セン
ターなどの老人福祉施設管理運営事業費、在宅介護支援センター運営事業などの介護予防・生
活支援事業費及び老人保護措置事業費などを計上するとともに、地域包括支援センター設置に
伴う介護予防サービス計画作成事業費及び介護保険特別会計繰出金を計上、障害者福祉費で心
身障害児通園事業費、身体障害者施設訓練等支援事業費、日常生活用具給付等事業費、地域活
動支援センター事業費、医療的ケア支援事業費、障害者福祉計画策定事業費、利根沼田地域障
害者相談支援事業費及び介護給付事業費などの計上であります。福祉医療費では、少子化対策
として小学校卒業までの通院費に加え、県補助制度に合わせて10月から中学校卒業までの通
院費に助成対象を拡大して計上、国民年金費では国民年金情報システム賃借料などの計上であ
ります。
児童福祉費では、児童福祉総務費で児童健全育成事業費、児童手当支給事業費及び母子福祉
事業として児童扶養手当支給管理事業費のほか、次世代育成支援対策事業費、出産祝金支給事
業費を計上、児童措置費で民間保育所運営委託事業費、地域子育て支援拠点事業費、民間保育
所運営補助事業費、放課後児童育成委託事業費及びファミリー・サポート・センター事業費な
どを計上、保育園費で市立保育園の運営費などの計上であります。
生活保護費では、扶助費で生活扶助費、医療扶助費及び介護扶助費などの計上であります。
第4款 衛生費は、28億9,925万円の計上であります。
保健衛生費では、保健衛生総務費で健康情報システム保守管理業務の経費などを計上、国民
健康保険総務費で国民健康保険特別会計への繰出金を計上、予防費で結核健康診断事業費、各
種予防接種事業費を計上、保健衛生普及費で乳幼児健康診査事業費、母子保健相談指導事業費
及び治療費助成期間拡大を行う不妊治療費助成事業費などを計上、保健事業費で健康診査事業
費、各種がん検診事業費及び生活習慣病予防を重点とした健康づくり事業推進のための経費、
後期高齢者の健康診査受託事業費、後期高齢者医療人間ドック検診費補助金、後期高齢者医療
特別会計及び老人保健特別会計への繰出金を計上、環境衛生費で広域火葬場斎場負担金を計上、
公害対策費で環境保全施策を総合的に推進するための環境基本計画等策定事業費、環境負荷の
少ないエネルギーの利活用のための住宅用太陽光発電普及事業費の計上であります。
清掃費では、塵芥処理費で不法投棄清掃事業費、ごみ収集作業委託事業費、ごみ減量化対策
事業として資源リサイクル推進のための廃棄物再生利用推進事業費、指定ごみ袋購入事業費、
有価物回収に係る経費及び最終処分場の適正管理を図るための経費を計上、沼田市外二箇村清
掃施設組合及び利根東部衛生施設組合のごみ処理、し尿処理及び施設整備事業に係る負担金の
ほか、合併処理浄化槽設置整備補助金などの計上であります。
上水道費では、水道事業会計出資金、簡易水道事業特別会計への繰出金などのほか水源環境
PRのための水道振興事業費の計上であります。
第5款 労働費は、7,941万5,000円の計上であります。
労働諸費では、新規学卒就職者激励会委託料、労働団体補助金のほか、雇用支援対策事業と
して就業支援講座委託料、離職者等雇用企業奨励金及び若年層トライアル雇用支援奨励金を計
上、労働金融対策費で勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預託金などの計上であり
ます。
第6款 農林水産業費は、10億5,470万6,000円の計上であります。
農業費では、農業委員会費で委員会の運営に係る経費を計上、農業振興費で農用地利用集積
促進奨励金交付事業費、農業振興地域整備計画管理事業費、環境保全型農業推進事業費及び三
沢交流広場管理事業費などを計上、水田営農等振興事業として数量調整円滑化推進事業費及び
水田農業総合推進事業費を計上し、園芸特産振興費でこんにゃく経営安定対策事業費補助金及
び野菜王国ぐんま強化総合対策事業費補助金を計上、畜産業費で畜産振興対策事業費及び畜産
経営環境改善事業費を計上、農地費で生産基盤の整備を引き続き推進するため県営区画整理事
業として県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区、地方単独事業としてふるさと農道緊急整備
事業広瀬・上沢地区、県単独事業として小規模土地改良事業中発知地区及び大原栗生地区、県
営農業農村整備事業としてため池等整備事業堀廻地区を計上するとともに、赤城西麓土地改良
事業費を計上、山村振興費でサラダパークぬまた管理運営費、曲屋管理運営事業費及び中山間
地域等直接支払事業費を計上、農村環境整備費で地域の共同活動を支援するため引き続き農地・
水・農村環境向上対策事業費を計上のほか、利根沼田区域農用地総合整備事業負担金、望郷ラ
イン活性化事業、農業集落排水事業特別会計への繰出金の計上であります。
林業費では、林業振興費で森林の館管理運営事業費、森林整備担い手対策事業費、森林整備
事業費、民有林治山事業費のほか、第63回群馬県植樹祭事業費、平成22年度開催に向けて
準備のための全国育樹祭事業費を計上するとともに、有害鳥獣による農作物被害を防止するた
めの事業費を計上、林道事業費で林道維持補修事業費及び林道改良事業石戸線などの計上であ
ります。
第7款 商工費は、4億2,779万7,000円の計上であります。
商業振興費で沼田まつり負担金、商工会議所及び商工会補助金、商店街活性化対策補助事業
費及びまちづくり支援事業費を計上、工業振興費で工業関係団体の運営や事業に対する補助金、
企業誘致推進事業費などを計上、金融対策費で各資金融資に係る保証料補助と利子補給金、低
利な融資制度とするための市内金融機関への預託金及び制度融資代位弁済補てん金を計上、観
光リゾート費で玉原高原を始めとする観光リゾート施設の維持管理費のほか、観光イベント事
業及び観光宣伝事業の充実に係る経費、観光関係団体への補助金などの計上であります。
第8款 土木費は、22億1,103万9,000円の計上であります。
土木管理費では、良好な市街地形成と居住環境の整備を図るため、建築指導費、狭あい道路
整備事業費及び既存の一般住宅の耐震化を図るための住宅・建築物耐震改修等事業費を計上、
道路維持費で冬期間市内幹線の除雪を行い安全な通行を確保するための道路除雪事業費を計上、
道路新設改良費で小規模な改良事業に対応するための市道等改良事業費、白沢町地内の市道根
岸小芝線及び利根町地内のT106号線の道路改良事業費を計上、基幹道路新設改良費で市道
沼田川田線道路改良事業、利根町地内の市道T108号線道路改良事業及び市道T105号線
栗原橋架替事業費の計上であります。
河川費では、河川管理費などの計上であります。
都市計画費では、都市計画総務費で都市計画事業の施行に伴う移転等資金の利子補給金のほ
か沼田都市計画マスタープラン策定事業費を計上、街路事業費で3・3・1環状線事業として栄
町工区の用地買収費及び工事費を計上するとともに、公園費で市民緑化推進事業補助金及び南
原ふれあい公園整備費を計上、下水道費で下水道事業特別会計への繰出金及び水洗便所改造資
金貸付金を計上、都市整備費で中心市街地街なか再生関連推進事業として中心市街地の活性化
を図るため、商店街にぎわい創出事業補助金、中心市街地まちづくり推進事業補助金、商業活
性化支援事業補助金などのほか、商店街の店舗再建のための中心市街地土地区画整理事業特別
制度融資預託金を計上、中心市街地土地区画整理事業として中心市街地建物等調査業務委託料
及び一部建物の移転補償費の計上であります。
住宅費では、谷地端第2団地敷地購入事業費、平成22年度以降の住宅施策計画及び市営住
宅建替管理計画を策定するための沼田市住宅マスタープラン等策定事業費及び金井団地屋根改
修工事など市営住宅の居住環境整備のための経費の計上であります。
第9款 消防費は、7億5,015万円の計上であります。
常備消防費で広域消防費負担金を計上、非常備消防費で消防団員報酬及び消防団装備整備の
ための経費を計上、消防施設費で消火栓などの整備事業費を計上、防災費で小学校区を単位と
して地域の連携を強化する地域防災スクール事業費の計上であります。
第10款 教育費は、23億2,790万7,000円の計上であります。
教育総務費では、教育委員会及び事務局の運営に関する経費を計上、学校教育指導費で外国
語指導助手設置事業を始め奨学資金貸付事業の継続のほか小学校生活相談員配置などの学校教
育支援事業の計上であります。
小学校費では、学校管理費で教育用コンピューター管理事業費を始め、小学校耐震診断・耐
震補強事業費として沼田小学校西校舎などの耐震2次診断委託料及び白沢小学校屋内運動場な
どの耐震設計業務委託料、多那小学校校舎耐震補強工事経費を計上、教育振興費で新たに学校
支援地域本部事業(沼田東小学校)の計上であります。
中学校費では、学校管理費で教育用コンピューター管理事業費、中学校耐震診断・耐震補強
事業費として沼田中学校東校舎などの耐震2次診断委託料及び多那中学校耐震設計業務委託料
を計上、教育振興費で沼田市中学生国際交流事業の計上であります。
幼稚園費では、私立幼稚園運営費補助金及び私立幼稚園就園奨励費補助金などの計上であり
ます。
社会教育費では、社会教育総務費で生涯学習推進費、芸術文化振興事業費及び利根沼田文化
会館負担金などを計上、公民館費で各種教室・学級事業費、公民館まつりなどの開催に要する
経費を計上、図書館費で図書資料購入事業費のほか、子ども読書活動推進事業や文学を語る会
などの図書館企画事業及び図書館の管理運営に要する経費を計上、文化財保護費で旧生方家住
宅等管理費のほか文化財啓発及び保全事業に要する経費を計上、埋蔵文化財調査費で市内遺跡
発掘調査事業に要する経費を計上、青少年対策費で青少年健全育成のための各種事業経費のほ
か青少年育成相談センターの運営経費などの計上であります。
保健体育費では、保健体育総務費で各種スポーツ大会及びスポーツ教室開催委託料などを計
上、市民体育館管理費で市民体育館の管理運営に係る経費を計上、運動公園管理費で市民プー
ル改修事業費などを計上、体育施設費で社会体育諸施設の管理運営に要する経費を計上、給食
管理費で給食センターの管理費を計上、給食費で給食賄材料費の計上であります。
第11款 災害復旧費は、9,000円の計上でありますが、災害に備えての経費の計上で
あります。
第12款 公債費は、33億3,019万1,000円の計上でありますが、長期債元金償
還金、長期債利子及び一時借入金利子の計上であります。
第13款 予備費は、予測しがたい予算の支出に充当するため、2,000万円の計上であ
ります。
―――――――――――――――――――――――――――――
◇議長(金井康夫君) 休憩します。
午後0時03分休憩
―――――――――――――――――――――――――――――
午後1時00分再開
◇議長(金井康夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
―――――――――――――――――――――――――――――
◇副市長(林 義夫君) 休憩前に引き続き、ご説明申し上げます。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 市税は、63億1,413万4,000円の計上であります。
市民税は、法人市民税を中心に、海外金融危機の影響を受け、急速な景気の失速により企業
収益が悪化、本市中小企業の状況も大変厳しい状況にあり、税制改正による中小企業に対する
法人税率の軽減などにより、前年度対比では5.6%の減であります。
固定資産税は、21年が土地及び家屋の評価がえの年でありますが、地価の下落傾向が続い
ており、また景気を反映した設備投資の状況を勘案し、前年度対比6.0%の減であります。
軽自動車税は、実台数を勘案し前年度対比2.5%の増、市たばこ税は喫煙者数の減少など
から前年度対比1.7%の減であります。
入湯税は、老神温泉及び日帰り入湯施設の実績を勘案し、前年度対比3.7%の減でありま
す。
都市計画税は、課税区域の地価動向などを勘案し、前年度対比1.1%の減であります。
第2款 地方譲与税は、4億1,060万円の計上であります。
第3款 利子割交付金は、2,700万円の計上であります。
第4款 配当割交付金は、7,100万円の計上であります。
第5款 株式等譲渡所得割交付金は、1,100万円の計上であります。
第6款 地方消費税交付金は、4億6,390万円の計上であります。
第7款 ゴルフ場利用税交付金は、2,260万円の計上であります。
第8款 自動車取得税交付金は、1億9,770万円の計上であります。
第9款 地方特例交付金は、5,980万円の計上であります。
第10款 地方交付税は、61億円の計上であります。
普通交付税につきましては、地方財政対策との整合、本市の財政需要の実情を勘案したもの
であります。また、特別交付税につきましては、平成20年度の交付見込み及び地方財政対策
の動向などを勘案して計上するものであります。
第11款 交通安全対策特別交付金は、1,120万円の計上であります。
第12款 分担金及び負担金は、2億5,227万7,000円の計上であります。
分担金では、農林水産業費分担金で三峰山トンネル維持管理費分担金などの計上であります。
また、負担金では、民生費負担金で老人保護措置費負担金、福祉作業所負担金及び保育所運営
費負担金などの計上であります。
第13款 使用料及び手数料は、1億7,115万5,000円の計上であります。
使用料では、道路占用料、市営住宅等使用料及び幼稚園保育料などの計上であります。また、
手数料では、戸籍手数料、住民基本台帳手数料、事務手数料及び一般廃棄物処理手数料などの
計上であります。
第14款 国庫支出金は、10億5,404万9,000円の計上であります。
国庫負担金では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、保育所運営費負担金、
児童扶養手当負担金、児童手当負担金及び生活保護費負担金などの計上であります。
国庫補助金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金及び次世代育成支援対策
交付金などを計上、衛生費国庫補助金で合併処理浄化槽設置整備事業費補助金を計上、土木費
国庫補助金で市道T108号線道路改良事業費交付金、中心市街地での土地区画整理事業費補
助金及び住宅・建築物耐震改修等事業補助金などを計上、教育費国庫補助金で安全・安心な学
校づくり交付金などの計上であります。
委託金では、民生費委託金で基礎年金等事務費交付金などの計上であります。
第15款 県支出金は、10億9,053万4,000円の計上であります。
県負担金では、民生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金及び保育所運営費負担金など
を計上、衛生費県負担金で保険基盤安定制度負担金などの計上であります。
県補助金では、総務費補助金で市町村乗合バス運行費補助金及び電源立地地域対策交付金な
どを計上、民生費県補助金で福祉医療費補助金及び放課後児童健全育成事業費補助金などを計
上、農林水産業費県補助金で中山間地域等直接支払事業費補助金及び県単林道改良事業費補助
金などの計上であります。
県委託金では、総務費委託金で県税徴収取扱委託金などを計上、民生費委託金で母子生活支
援施設措置費委託金などの計上であります。
第16款 財産収入は、2,334万6,000円の計上でありますが、市有土地建物の貸
付収入や財政調整基金を始めとする基金利子収入及び市有土地売払収入の計上であります。
第17款 寄附金は、132万3,000円の計上であります。
第18款 繰入金は、12億452万4,000円の計上でありますが、諸事業の財源確保
及び収支の均衡を図るため、財政調整基金などからの繰入金を計上するものであります。
第19款 繰越金は、存目計上であります。
第20款 諸収入は、7億2,851万8,000円の計上であります。
貸付金元利収入では、勤労者生活資金預託金、制度融資預託金及び中心市街地土地区画整理
事業特別制度融資預託金収入などの計上であります。
受託事業収入では、後期高齢者医療広域連合受託事業収入を計上、雑入では、指定ごみ袋売
払収入、学校給食費納入金などのほか、新たに公共施設等駐車場利用料、公用封筒活用CI共
同事業負担金などを計上するものであります。
第21款 市債は、16億2,450万円の計上であります。
総務債で市町村合併振興事業債を、農林水産業債で農道整備事業債及び林道整備事業債を、
土木債で道路整備事業債などを、教育債で公債費負担対策借換債などを計上、また地方交付税
の減額分を補てんするために個々の地方団体が発行する臨時財政対策債の計上であります。
予算第2条 債務負担行為は、第2表 債務負担行為に示すとおり、勤労者住宅建設資金利
子補給金外5件について債務負担をするものであります。
予算第3条 地方債は、第3表 地方債に示すとおり、市町村合併振興事業外6事業の市債
と臨時財政対策債及び公債費負担対策借換債であります。
予算第4条 一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に資金の一時
借り入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものであります。
予算第5条 歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出
予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
続きまして、議案第35号 平成21年度沼田市国民健康保険特別会計予算についてご説明
申し上げます。
予算の総額は、66億6,732万6,000円で、前年度当初予算と比較して0.9%、
5,731万9,000円の増でありますが、老人保健拠出金が大幅に減少したものの、保険
給付費、後期高齢者支援金等が伸びたことによるものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、3,708万3,000円の計上でありますが、一般管理費及び賦課徴
税費などであります。
第2款 保険給付費は、43億7,405万7,000円の計上でありますが、被保険者の
医療に要する経費のほか出産育児一時金などであります。
第3款 後期高齢者支援金等は、8億3,250万6,000円の計上でありますが、後期
高齢者医療への支援金であります。
第4款 前期高齢者納付金等は、101万円の計上でありますが、前期高齢者関係事務費拠
出金、前期高齢者納付金であります。
第5款 老人保健拠出金は、6,930万5,000円の計上でありますが、医療費拠出精
算金の保険者としての義務的拠出分であります。
第6款 介護納付金は、4億316万9,000円の計上でありますが、社会保険診療報酬
支払基金へ納付するものであります。
第7款 共同事業拠出金は、8億5,863万9,000円の計上でありますが、高額医療
費への対応及び保険財政共同安定化事業への拠出金などであります。
第8款 保健事業費は、7,054万8,000円の計上でありますが、特定健康診査等事
業費であります。
第9款 基金積立金、第10款 公債費は、存目計上であります。
第11款 諸支出金は、100万7,000円の計上でありますが、償還金のほか保険税の
還付に対応するためのものであります。
第12款 予備費は、2,000万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 国民健康保険税は、17億1,929万3,000円の計上であります。
第2款 国庫支出金は、19億1,358万5,000円の計上でありますが、療養給付費
等負担金及び財政調整交付金などであります。
第3款 療養給付費等交付金は、2億5,431万2,000円の計上であります。
第4款 前期高齢者交付金は、9億6,335万6,000円の計上であります。
第5款 県支出金は、3億5,136万1,000円の計上でありますが、高額医療費共同
事業負担金、特定健康診査等負担金、財政健全化補助金及び県調整交付金であります。
第6款 共同事業交付金は、9億8,870万8,000円の計上でありますが、高額医療
費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金であります。
第7款 財産収入は、存目計上であります。
第8款 繰入金は、4億6,879万円の計上でありますが、一般会計繰入金及び国民健康
保険基金繰入金であります。
第9款 繰越金は、2,000円の計上であります。
第10款 諸収入は、791万8,000円の計上でありますが、雑入で第三者納付金など
であります。
続きまして、議案第36号 平成21年度沼田市老人保健特別会計予算についてご説明申し
上げます。
予算の総額は、3,092万7,000円であります。これは後期高齢者医療制度が発足す
る以前のもので、沼田市老人保健特別会計で支払わなければならない医療給付費などを計上す
るものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、1万3,000円の計上でありますが、一般管理費の計上であります。
第2款 医療諸費は、2,991万1,000円の計上でありますが、一般診療費負担金な
どであります。
第3款 諸支出金は、3,000円の計上でありますが、償還金などであります。
第4款 予備費は、100万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 支払基金交付金は、414万3,000円の計上であります。
第2款 国庫支出金は、273万3,000円の計上でありますが、医療費負担金でありま
す。
第3款 県支出金は、68万4,000円の計上でありますが、医療費負担金であります。
第4款 繰入金は、169万円の計上でありますが、義務的負担分の一般会計からの繰入金
であります。
第5款 繰越金は、存目計上であります。
第6款 諸収入は、2,167万6,000円の計上でありますが、返納金などであります。
続きまして、議案第37号 平成21年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算についてご説
明申し上げます。
予算の総額は、5億1,659万3,000円で、前年度当初予算と比較して4.1%、2,
199万6,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、907万9,000円の計上でありますが、一般管理費及び徴収費であ
ります。
第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、5億659万1,000円の計上でありますが、
群馬県後期高齢者医療広域連合への事務費等負担金、保険料等負担金及び保険基盤安定負担金
であります。
第3款 諸支出金は、42万3,000円の計上でありますが、保険料還付金などでありま
す。
第4款 予備費は、50万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 後期高齢者医療保険料は、3億7,194万9,000円の計上であります。
第2款 繰入金は、1億4,421万9,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
第3款 繰越金は、存目計上であります。
第4款 諸収入は、42万4,000円の計上でありますが、保険料還付金などの計上であ
ります。
続きまして、議案第38号 平成21年度沼田市介護保険特別会計予算についてご説明申し
上げます。
予算の総額は、35億4,673万7,000円で、前年度当初予算と比較して6.0%、
1億9,946万8,000円の増でありますが、新年度からスタートする「第4期介護保険
事業計画」を反映したものであります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、1億8,569万円の計上でありますが、職員人件費などの一般管理費、
賦課徴収費、介護認定審査費など介護保険運営に係る経費であります。
第2款 保険給付費は、32億5,095万3,000円の計上でありますが、介護サービ
ス等諸費、審査支払手数料、高額介護サービス費及び特定入所者介護サービス費など、介護保
険サービスに要する経費であります。
第3款 地域支援事業費は、1億773万7,000円の計上でありますが、介護予防特定
高齢者施策事業、包括的支援事業・任意事業、ケアマネジメント事業、総合相談事業、「食」
の自立支援事業などに要する経費であります。
第4款 基金積立金は、35万円の計上でありますが、介護給付費準備基金の利子積立金で
あります。
第5款 公債費は、一時借入金利子の存目計上であります。
第6款 諸支出金は、100万6,000円の計上でありますが、第1号被保険者保険料還
付金などであります。
第7款 予備費は、100万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 保険料は、5億6,857万6,000円の計上でありますが、第1号被保険者の
介護保険料であります。
第2款 分担金及び負担金は、324万円の計上でありますが、「食」の自立支援事業費負
担金であります。
第3款 使用料及び手数料は、存目計上であります。
第4款 国庫支出金は、8億3,050万1,000円の計上でありますが、介護給付費負
担金、調整交付金、介護予防事業等に係る地域支援事業交付金などであります。
第5款 支払基金交付金は、9億9,149万円の計上でありますが、社会保険診療報酬支
払基金から交付される第2号被保険者の保険料相当額であります。
第6款 県支出金は、4億9,698万7,000円の計上でありますが、介護給付費負担
金及び地域支援事業交付金などであります。
第7款 財産収入は、35万円の計上でありますが、介護給付費準備基金積立金利子であり
ます。
第8款 寄附金は、存目計上であります。
第9款 繰入金は、6億5,536万7,000円の計上でありますが、介護給付費、地域
支援事業及び職員給与費等に係る一般会計繰入金及び介護給付費準備基金繰入金であります。
第10款 繰越金は、存目計上であります。
第11款 諸収入は、22万3,000円の計上であります。
続きまして、議案第39号 平成21年度沼田市簡易水道事業特別会計予算についてご説明
申し上げます。
予算の総額は、3億6,161万8,000円で、前年度当初予算と比較して19.4%、
8,708万2,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、2億3,769万4,000円の計上でありますが、一般管理費では、
職員人件費及び一般管理費であり、簡易水道管理費では、各簡易水道に係る維持管理経費であ
ります。
第2款 事業費は、4,947万9,000円の計上でありますが、各簡易水道に係る整備
事業費であります。
第3款 公債費は、7,434万5,000円の計上でありますが、簡易水道事業債元利償
還金であります。
第4款 予備費は、10万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、775万1,000円の計上でありますが、水道加入金であ
ります。
第2款 使用料及び手数料は、2億4,190万5,000円の計上でありますが、水道使
用料及び水道手数料であります。
第3款 繰入金は、8,822万9,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
第4款 諸収入は、1,373万3,000円の計上でありますが、簡易水道事業に伴う受
入金などであります。
第5款 市債は、1,000万円の計上でありますが、簡易水道事業債であります。
続きまして、議案第40号 平成21年度沼田市下水道事業特別会計予算についてご説明申
し上げます。
予算の総額は、20億4,120万2,000円で、前年度当初予算と比較して12.1%、
2億8,064万3,000円の減であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、6,463万7,000円の計上でありますが、総務管理費で職員人件
費などの一般管理費であります。
第2款 事業費は、6億5,926万8,000円の計上でありますが、公共下水道事業費
では、汚水と雨水それぞれの建設事業費及び下水道施設の維持管理費、特定環境保全公共下水
道事業費では、引き続き管渠の整備促進を図るための建設事業費及び維持管理費、流域下水道
事業費では、流域下水道奥利根処理区の建設事業費負担金及び維持管理費負担金の計上であり
ます。
第3款 公債費は、13億1,629万7,000円の計上でありますが、下水道事業債の
元利償還金のほか高金利債の繰上償還に係る元金分であります。
第4款 予備費は、100万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、1,397万3,000円の計上でありますが、受益者負担
金であります。
第2款 使用料及び手数料は、3億2,636万9,000円の計上でありますが、下水道
使用料及び工事検査手数料などであります。
第3款 国庫支出金は、5,350万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金
であります。
第4款 繰入金は、8億4,032万8,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
第5款 諸収入は、303万2,000円の計上でありますが、消費税還付金などでありま
す。
第6款 市債は、8億400万円の計上でありますが、公共下水道事業債、特定環境保全公
共下水道事業債、流域下水道事業債、資本費平準化債及び公債費負担対策借換債であります。
続きまして、議案第41号 平成21年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算についてご
説明申し上げます。
予算の総額は、2億8,536万5,000円で、前年度当初予算と比較して5.3%、1,
432万8,000円の増であります。
その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
第1款 総務費は、155万9,000円の計上でありますが、一般管理費であります。
第2款 事業費は、1億5,628万8,000円の計上でありますが、農業集落排水資源
循環統合補助事業などの建設事業費及び9地区施設の維持管理費などであります。
第3款 公債費は、1億2,731万8,000円の計上でありますが、長期債の元利償還
金のほか高金利債の繰り上げ償還に係る元金分であります。
第4款 予備費は、20万円の計上であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第1款 分担金及び負担金は、353万8,000円の計上でありますが、受益者分担金で
あります。
第2款 使用料及び手数料は、1,919万8,000円の計上でありますが、農業集落排
水使用料及び工事検査手数料などであります。
第3款 国庫支出金は、4,217万5,000円の計上でありますが、農業集落排水事業
費補助金であります。
第4款 県支出金は、169万2,000円の計上でありますが、農業集落排水事業費補助
金であります。
第5款 繰入金は、1億656万1,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
第6款 諸収入は、100万1,000円の計上でありますが、消費税還付金であります。
第7款 市債は、1億1,120万円の計上でありますが、農業集落排水事業債、資本費平
準化債及び公債費負担対策借換債であります。
続きまして、議案第42号 平成21年度沼田市水道事業会計予算についてご説明申し上げ
ます。
まず、第2条 業務の予定量は、当年度の給水戸数や年間給水量などを定めるとともに、主
要な建設改良事業では、浄水施設改良及び配水施設拡張を行う予定であります。
次に、予算第3条 収益的収入及び支出について、支出からご説明申し上げます。
第1款 水道事業費用は、4億384万2,000円の計上でありますが、営業費用では、
職員人件費のほか経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は、企業債支払利息と消
費税などであります。
収益的収入につきましては、第1款 水道事業収益は、4億2,758万6,000円の計
上でありますが、水道料金及び加入金などの営業収益と営業外収益の雑収益が主なるものであ
ります。
次に、第4条 資本的収入及び支出について、支出からご説明申し上げます。
第1款 資本的支出は、1億6,116万8,000円の計上でありますが、ろ過池防水工
事、公共下水道工事関連配水管布設がえ及び老朽管布設替工事などの工事請負費並びに企業債
償還金が主なるものであります。
資本的収入につきましては、第1款 資本的収入は、8,332万9,000円の計上であ
りますが、公共下水道工事に伴う工事負担金、公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減
のため、一般会計からの出資金及び企業債の計上であります。
なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額7,783万9,000円は、損益
勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんし、収支の均衡を図るもので
あります。
次に、第5条 企業債は起債の目的及び限度額等を、第6条 一時借入金はその限度額を、
第7条は議会の議決を経なければ流用することのできない経費を、第8条はたな卸資産購入限
度額について所要額を定めたものであります。
これをもちまして、沼田市一般会計予算、7件の特別会計及び水道事業会計予算の説明を終
わらせていただきます。
◇議長(金井康夫君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいまご提案申し上げました議案第24号 沼田市長期優良住宅
の普及の促進に関する法律関係手数料条例の制定についてから議案第42号 平成21年度沼
田市水道事業会計予算までの以上19件につきまして、よろしくご審議の上、原案のとおりご
決定くださいますようお願い申し上げます。
冒頭、施政の方針でも述べさせていただきましたとおり、本市が置かれている厳しい状況の
中にあって、将来に向かって持続可能な行財政基盤を構築するためには簡素で効率的な行政運
営による財政の健全化は待ったなしの課題でありますが、市民生活の安寧を最優先に、「4つ
の柱」を軸として事業を推進してまいる所存であります。
未来を担う子供たちのためにも、今こそ行財政改革を進め、沼田市が真に活力ある北毛の雄
都として羽ばたけるよう、大きな一歩を踏み出してまいりたいと存じます。
何とぞ議員各位におかれましては深いご理解を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(金井康夫君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第24号から議案第42号までの以上19件については、
議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査すること
にいたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号から議案第42号まで
の以上19件については、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これ
に付託の上、審査することに決しました。
予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
――――――――――――――◇――――――――――――――
第11 散 会
◇議長(金井康夫君) お諮りいたします。
明3日から5日までの3日間は、議案調査等のため休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって、明3日から5日までの3日間は、議
案調査等のため休会することに決しました。
続いてお諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(金井康夫君) ご異議なしと認めます。よって本日はこれにて散会することに決しま
した。
本日はこれにて散会いたします。
次の会議は6日午前10時に開きますからご参集願います。
本日は大変ご苦労さまでした。
午後1時38分散会
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