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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成21年第6回沼田市議会臨時会会議録

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平成21年第6回沼田市議会臨時会会議録
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議事日程 第1号
平成21年 7月17日(金曜日)午前10時開会
第  1  会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 議案第64号 群馬県市町村会館管理組合の規約変更に関する協議について
第 4 議案第65号 平成21年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第 5 字句等の整理委任について
          ──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第  3  会議録署名議員の指名
第 4 議案第64号 群馬県市町村会館管理組合の規約変更に関する協議について
第 5 議案第65号 平成21年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第 6 字句等の整理委任について
第 7  閉  会
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出席議員(26人)
         1番  真下 恭嗣君      2番  田村喜久子君
         3番  坂庭 直治君      4番  石井 紘一君
         5番  鈴木 圭子君      6番  金子 一弥君
         7番  小野 要二君          8番  井上 正文君
         9番  高柳 勝巳君     10番  布施辰二郎君
             11番  片野 彦一君     12番  宇敷 和也君
        13番  相田 昌夫君     14番  久保 健二君
         15番  星野  稔君     16番  大島 崇行君
         17番  山ア 義朗君     18番  大竹 政雄君
         19番  井之川博幸君     20番  大東 宣之君
         21番  橋 襄典君     22番  石田 宇平君
         23番  星川嘉一郎君     24番  牧野 保好君
         25番  星野佐善太君     27番  金井 康夫君
欠席議員(1名)
        26番  井田 孝一君
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説明のため出席した者
  市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    根岸 恒雄君   利根町振興局長    郷原 重雄君
   総務部長       大嶋 政美君   民生部長       田村 澄夫君
   経済部長       小池 一夫君   建設部長       須藤 一夫君
   街なか対策部長    松井完一郎君   白沢町振興局次長   入澤 完司君
   利根町振興局次長   山口 芳久君   総務課長       栃原 豊彦君
   会計管理者兼会計局長 村沢 博行君    教 育 長            津久井 勲君
   教育部長       町田 哲男君   庶務課長       金子  朗君
   監査委員事務局長   水田  修君
─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       小林有一郎    次長兼庶務係長    繻エ 正美
   議事係長       加藤 英臣    副 主 幹       地野 裕一
──────────────◇──────────────
    午前10時開会
◇議長(布施辰二郎君) ただいまから、平成21年第6回沼田市議会臨時会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(布施辰二郎君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(小林有一郎君) 命によりご報告申し上げます。
 沼田市監査委員 高橋政次、星川嘉一郎の両氏から、随時監査等結果報告書が地方自治法の規定
に基づき議長宛に寄せられております。
 本日、その写しをお手元に配布しておきましたので、ご覧いただきたいと思います。
 以上であります。
◇議長(布施辰二郎君) 以上で諸般の報告を終わります。
──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(布施辰二郎君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と決定
いたしました。
──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(布施辰二郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、井之川博幸議員、大東宣之
議員、橋襄典議員の以上3名を指名いたします。
──────────────◇──────────────
    第4 議案第64号 群馬県市町村会館管理組合の規約変更に関する協議について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第3、議案第64号 群馬県市町村会館管理組合の規約変更に関す
る協議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました、議案第64号 群馬県市町村会館管理組合
の規約変更に関する協議について、ご説明申し上げます。
 今回の規約変更は、本年5月5日に富士見村が前橋市に編入されたこと、及び6月1日に吉井町
が高崎市に編入されたことに伴い、組合を組織する地方公共団体から除くことによるものでありま
す。
 以上について、群馬県市町村会館管理組合から地方自治法第286条第1項及び市町村の合併の
特例等に関する法律第14条第1項の規定により協議がありましたので、地方自治法第290条の
規定により議決をお願いするものであります。
 以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ所管の部長に説
明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げ
ます。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君)  質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第64号については、会議規則第36条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第64号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君)  討論を終結いたします。
  これより議案第64号 群馬県市町村会館管理組合の規約変更に関する協議についてを採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第5 議案第65号 平成21年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
◇議長(布施辰二郎君) 日程第4、議案第65号 平成21年度沼田市一般会計補正予算(第3
号)を議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました 議案第65号 平成21年度沼田市一般会
計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、国の補正予算における「地域活性化・経済危機対策事業」に対応する事業等
への取り組みを中心に、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14億2,045万6,0
00円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ212億4,186万4,000円とす
るものであります。
 本年度、市政の運営に当たりましては、行財政改革を基軸に据え、「安心と安全」「教育と子育
て」「環境と健康」及び「地域振興と交流」の4つの柱を立て、市民生活に直結する事業に重点を
おいて取り組んでいるところでありますが、本補正予算につきましても、国の「経済危機対策」と
の整合を図りつつ、本市の実情に応じたきめ細かな事業を積極的に実施すべく、4つの柱に沿って
編成を行ったものであります。
 この中では、小中学校の耐震診断・耐震補強事業をはじめ、老朽化施設の解体撤去、児童福祉施
設への自動体外式除細動器(AED)整備、学校や保育園への地上デジタルテレビ放送に対応した
テレビの配置など、市民の「安心と安全」の確保と「教育と子育て」の環境整備に意を用いたとこ
ろであります。
 また、環境への関心の高まりは世界的な潮流となっており、「環境との共生」を目指す本市とい
たしましても、積極的に低公害公用車の導入を推進することとし、各種検診・相談事業の充実、さ
らには冬の流行期に備えた新型インフルエンザ対策に万全を期し、市民にとってかけがえのない
「環境と健康」をしっかりと守っていきたいと考えているところであります。
 一方、現下の厳しい経済情勢の中にあって、利根沼田地域の中核を担ってきた中心市街地の活性
化は、喫緊の課題であります。グリーンベル21空床部分の積極的な活用により、市民各層が世代
を超えて街なかに集い、中心市街地が賑わいを取り戻し、求心力を高めていけるよう、「地域振興と
交流」の施策を展開していくことといたしました。
 これより、補正予算のうち、主なものについてその概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第2款 総務費は、6億936万7,000円の追加でありますが、総務管理費では、一般管理
費で、安心・安全のまちづくりを推進するため、防犯灯新設工事などを追加、財産管理費で、低公
害公用車の導入費用及び地上デジタル放送に対応したテレビ購入費用を追加するとともに、老朽化
が進む旧沼田警察署の解体撤去工事費などを追加、企画費で、都市間交流事業開催委託料などを追
加、光ファイバー網整備による条件不利地域の解消に向けた地域情報通信基盤整備事業の計上であ
ります。
 第3款 民生費は、4,369万7,000円の追加でありますが、社会福祉費では、社会福祉
総務費で、児童虐待防止講演会事業などを追加、老人福祉費で、新型インフルエンザ対策事業、高
齢者見守り支援マップ整備事業などを追加、保健福祉センター費で、施設用備品を追加、児童福祉
費では、児童福祉総務費で、児童福祉施設における自動体外式除細動器(AED)整備事業を追加、
公立・私立保育園における地上デジタル放送対応テレビの購入費用等を追加、児童措置費で、学童
クラブ運営補助事業を追加、母子生活支援施設費で、浴室等の施設改修費を追加、保育園費で、非
常通報装置の更新費及び利根保育園舎の屋根塗装改修費の追加であります。
 第4款 衛生費は、3,436万6,000円の追加でありますが、保健衛生費では、予防費で、
インフルエンザ予防接種委託料等を追加、保健衛生普及費及び保健事業費で、各種相談事業の充実
を図るとともに、全額国庫補助によるがん検診委託料を追加、公害対策費で、環境啓発展の開催、
住宅用太陽光発電システム設置補助金及び住宅用太陽熱利用システム設置費補助金を追加、清掃費
では、清掃総務費で、低公害公用車の導入費用等を追加、し尿処理費で汚水啓発事業展の開催費用
の追加、上水道費では、簡易水道指導費で、水道啓発事業展の開催費用等の追加であります。
 第5款 労働費は32万2,000円の追加であります。
 第6款 農林水産業費は、6,484万1,000円の追加でありますが、農業費では農業振興
費で、獣害対策等の講演会の開催費用を追加、農地費で、小規模土地改良事業猪掛地区ほかの農道
及び排水路整備事業費を追加、林業費では、林業振興費で、第34回全国育樹祭開催記念事業を計
上、林道事業費で、全国育樹祭に向けた林道富士見線の側溝改修費の追加であります。
 第7款 商工費は、436万1,000円の追加でありますが、商業振興費で、商店街空き店舗
の活用策として、沼田まつりのみこし、まんど等の展示費用を追加、観光リゾート費で、観光案内
看板の整備費等の追加であります。
 第8款 土木費は、1億3,908万8,000円の追加でありますが、道路橋りょう費では、
道路維持費で、降雪期の安全確保のための除雪費を追加、白沢町振興局及び利根町振興局管内の道
路補修事業を追加、道路新設改良費で、市道中原茂木線改良工事費を追加、橋りょう維持費で、老
朽化により落下等の危険性がある西中通学橋の解体撤去費を追加、都市計画費では、公園費で、公
園緑地ふれあい事業等を追加、都市整備費で、中心市街地街なか再生関連事業を追加し、住宅費で
は、住宅管理費で、東下原団地の地上デジタル放送受信対応工事費の追加であります。
 第9款 消防費は、2,527万5,000円の追加でありますが、非常備消防費で、団員貸与
品整備事業として消防団員活動服の購入費を追加、消防施設費で、消火栓用消火用具の整備費等の
追加であります。
 第10款 教育費は、4億9,913万9,000円の追加でありますが、小学校費及び中学校
費では、学校管理費で、小中学校耐震診断・耐震補強事業費などを追加するとともに各校への校務
用パーソナルコンピュータ、地上デジタル放送に対応したテレビ及び電子黒板など配置する学校情
報通信技術環境整備事業を計上、教育振興費で、実験用理科教育備品を追加、幼稚園費では、各幼
稚園の地上デジタル放送対応テレビ購入費用などを追加、社会教育費では、社会教育総務費で、生
涯学習フェスティバルに合わせた記念講演会の開催、伝統芸能発表会事業を追加、公民館費及び図
書館費で、地上デジタル放送対応テレビ購入費用を追加、文化財保護費で、指定文化財説明板作製
委託料を追加、保健体育費では、運動公園管理費で、市民プールの改修事業を追加、給食管理費で、
厨房機器類等買替事業等の追加であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第12款 分担金及び負担金は、22万8,000円の追加でありますが、農林水産業費分担金
で、小規模土地改良事業費分担金の追加であります。
 第14款  国庫支出金は、12億2,167万5,000円の追加でありますが、国庫補助金で
は、衛生費国庫補助金で、がん検診による疾病予防対策事業費等補助金を追加、教育費国庫補助金
で、学校耐震化事業にかかる安全・安心な学校づくり交付金等、学校情報通信技術環境整備事業費
補助金を追加、総務費国庫補助金で、今回の国の補正予算に関連する地域活性化・経済危機対策臨
時交付金、地域情報通信基盤整備推進交付金等の計上であります。
 第15款  県支出金は、474万3,000円の追加でありますが、県補助金では、農林水産業
費県補助金で、小規模土地改良事業費補助金の追加であります。
 第18款  繰入金は、1億9,761万円の追加でありますが、財政調整基金繰入金の追加であ
ります。
 第21款  市債は、380万円の減額でありますが、国庫補助金の追加に伴う財源の変更であり
ます。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、国庫補助金の増額に伴う
小学校施設耐震化事業の起債限度額の変更であります。
 以上、その概要を説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長に説
明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い申し上げ
ます。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、議案第65号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第2款 総務費について願います。19番。
◇19番(井之川博幸君) まず、8目の財産管理費、地上デジタル放送対応テレビとなっており
ますけれども、ここだけではなくて、各部課全てに地上デジタルテレビに買い替えるという予算が
ついておりますけれども、今回、地域活性化ということで補正予算を組んだわけでございまして、
その点で、地上デジタルテレビ等に買い替える中で、地域活性化のための方策としてどのように具
体的に取り組んでいくのか、お伺いしたいと思います。
 それから、企画費でありますけれども、先ほど、市長の説明の中にありましたが、グリーンベル
21の空床を活用するということで、都市間交流推進事業というのが組まれておりますが、おそら
くこの対応だと思います。この辺をもう少し詳しい内容を教えてもらいたいと思います。
 その下の、地域情報通信基盤整備事業。これは先ほど説明がありましたように、光ファイバーを
整備するということになりますけれども、国では2年前からこういう事業をやっているわけであり
まして、今回、沼田市は今回の補正でこの事業に取り組むということになったのは、どのような理
由か教えていただきたいと思います。また、そういう整備が遅れている地域ということになるので、
沼田市内のどのような地域をどういうふうにするのかというような内容も教えていただきたいと思
います。また、これも地域の活性化に役立つようにするには、どのような手立てをとるかという内
容がありましたら教えてもらいたいと思います。
◇議長(布施辰二郎君) 総務部長。
◇総務部長(大嶋政美君) 命により、お答え申し上げます。
 まず、1点目の地上デジタルテレビの整備についてでありますけれども、ご案内のとおり、20
11年7月のアナログ放送からデジタル放送への完全移行に備えての公共施設における地上デジタ
ル放送に対応したテレビの配置を行うものでございまして、ちなみに私の所管しておりますところ
の財産管理費の中では、庁舎、いわゆる本庁舎等があるわけでございますが、この内の10台のテ
レビの買い替えを計上しておる内容でございます。基本的にはデジタル化へ向けての機種の入れ替
えということになりますけれども、こういったことをすることによって、経済波及効果はそれなり
のものを目指していくという形でご理解をいただければと思います。
 2点目でございますけれども、都市間交流推進事業についての内容でございますけれども、ここ
に計上されております都市間交流事業の内容につきましては、先ほど市長から申し上げましたとお
り、グリーンベル21の空床の対策を複合的に考えまして、いくつかの事業をリレー的に事業展開
をするということで計画された内容でございます。8月以降、3月までの間にリレー事業として都
市間交流に資するような事業を展開していくものが内容でございます。
 3点目の地域情報通信基盤整備事業についてでございますけれども、これは通信システムの未整
備地域に対する整備を図るもので、基本的には、NTTの回線が現在光ファイバー化されている区
域と、従来の銅線によって対応している区域がございます。光ファイバーが整備されますと、高速
的な容量での対応ができるわけでございますけれども、銅線でこの機能を果たしている地域という
のは、非常に情報の速度容量というのが減じている部分がございます。地区的に申し上げますと、
現在、光ファイバー未整備地域である池田地区の佐山、上発知、中発知、発知新田、下発知地区。
白沢町全域、利根町全域については全域にわたっておりません。これらの対象世帯をNTTの顧客
数から把握しますと3,400世帯ほどあるわけですが、これらの対応として光ケーブルの敷設等
の工事をいたしまして、情報基盤の整備を図るもので、これらに基づいて情報格差の解消と地域及
び産業の活性化に資するための計上を図ったものでございます。また、これらの活性化の手立てで
ございますけれども、これらを整備することによって、その地域にある企業を初めとする住民の方
々がいわゆる速い容量でもっての需要にこたえられることと、それらを活用して、一つの例でござ
いますが、地産地消などにも役立てていけるという一面もあることを申し添えて、活性化施策とし
たいと存じます。
◇19番(井之川博幸君) 答弁いただきましたので、再質疑をさせていただきます。
 たまたまなんですけれども、今日の上毛新聞に「高崎で教育委員会が整備をする地デジテレビ1,
190台を地域の高崎の電気店組合が落札した」という記事が報道されております。こういう記事
を見ますと、今回の高崎の、これは教育委員会の部分だけですけれども、地域の電気屋さん等に経
済効果があるのだなと受け止められるわけでございますが、そういう点で沼田市は、総務の関係は
10台ということだったんですが、入札の方法とかになると、総務の関係で全体に関係してくると
思うんです。そういう入札方法等も含めて地域の電気屋さん等にどんな経済効果を波及させていく
のか、その辺のお考え、取り組み方向がありましたら教えていただきたいと思います。
 それから、グリーンベル21の空床利用の関係ですが、やり方はわかりました。ただ、具体的に
都市間交流推進事業をそういう場所でどう行うのかというところをもう少し教えていただきたいと
思います。また、そのような事業を展開して、例えば利用者というのかをどのくらい予定している
のかという内容もわかれば教えていただきたいと思います。
 また、地域情報通信基盤整備事業は、光ファイバーの関係で国がやっている事業を沼田市が受け
てやるということで、内容的にはわかるんですが、この整備にかかる5億3,200万という多額
な税金がかかるわけなんですが、これがどう地域の事業者等に経済的な波及があるのかと。要する
に、こういう工事等に地域業者がどれだけ取り組めるのかということがわかりましたら、教えてい
ただきたいと思います。以上です。
◇総務部長(大嶋政美君) 続けてのご質疑にお答えを申し上げます。
 高崎市の例を披瀝されまして、地域での電気屋さんの参入という形のお話があったわけですが、
今回、この購入に当たっては、非常に全庁にまたがっている内容もございますことから、それらを
勘案して、できるかぎり地元の業者等が参画できるような執行方法等について、検討してまいりた
いと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それから、都市間交流事業等で申し上げました事業の具体的な例でございますが、計画している
事業のいくつかを申し上げてみたいと思いますが、会場は、いずれもグリーンベル21の空床を活
用しての事業でございますが、一つとして板橋区学童疎開の写真展、ミュージカル「火の鳥」のプ
レ・イベント、新時代の防災を考える講演会、真田の城下町交流企画展、地域パフォーマーを集合
させての事業、姉妹都市交流の事業、市民を巻き込んでの音楽祭の交流事業、大道芸等を取り扱う
事業、ふるさとの道を考える意味からの活性化事業、沼田に関連のある山田寅次郎展と宗偏流の茶
会等をリレー事業として取り組むという内容でございます。
 3点目の地域場通信基盤整備事業についてでございますが、この事業そのものは、現在考えてい
るところでは、具体的な光ケーブル敷設工事そのものは総延長で260キロに及びます。こういっ
た事業をどういった形で執行するかについては、現在、NTTの光ファイバーによるブロードバン
ドの提供につきましては、特別な契約形態をとらざるを得ないことから、どういう形での予算執行
を図るかにつきましては、検討中でございます。それらの中からはいずれにしましても、それら工
事が発注の運びとなれば、それらのものが地域雇用、あるいは工事の受注機会の地元としての形も
発生するやに確認されていますので、そういう経済対策に資するものということでの状況でござい
ます。以上でございます。
◇19番(井之川博幸君) おおむねわかりました。また、市の考えている方向性もわかりました
けれども、最後に確認の意味も含めて質疑をしたいと思います。
 まず、テレビの関係ですけれども、これは車もそうですけれども、できるだけ当局としては地元
の業者が参入できるようにしたいということで、それで結構ですけれども、その方法としては、高
崎は入札方法として総合評価方式、今までも沼田市でも取り組んできていると思うんですけれども、
金額だけではなくて、色々な面から評価をするという点で地元の電器商組合が落札しているわけで
すが、沼田市も入札の中において、そのようなことを考えているのかどうか、最後に確認をさせて
いただきたいと思います。
 また、都市間交流推進事業の内容はわかりました。先ほども聞いたんですが、これでどのくらい
の入場者というか、利用者を想定しているのかということがわかりましたら最後に教えていただき
たいと思います。
 それから、情報通信基盤の関係もおおむねわかりました。特殊な技術を持ったところの工事にな
るというのは理解できますが、できるだけ地元の業者が少しでもこういう予算が配分されるように
努力をしていただくように求めて質疑を終わりたいと思います。
◇総務部長(大嶋政美君) 重ねての質疑にお答えいたします。
 まず1点目のテレビ、車両等の地元業者の参入を進める意味から、総合評価方式による取り組み
がなされていくのかというお話でありますが、現在、工事等においては総合評価方式を採用してお
りますけれども、物品の購入については、実施した経過は少ないところでございますので、これに
つきましては検討させていただきたいと思います。
 都市間交流の入場想定は、というご質疑でございますが、これら個々の事業についてどのくらい
の入場があるかというようなものは把握しきれていない状態でありますが、仮に1事業100人の
入場があった場合については、ちょうど10事業を数えていることから、1,000名程度の入場
が想定されるという形での答弁にならざるを得ない状態でありますので、ご理解賜りたいと思いま
す。
 それから、最後の地域情報通信基盤整備事業についてでございますが、これらにつきましては、
冒頭の説明から少々付け加えさせていただきますが、この事業そのものは地域情報通信基盤整備事
業交付金、これが国でございますが、総事業費のうちの大体3分の1がこの補助金が該当になりま
す。残った総事業の3分の2の90%が同事業の臨時交付金という形で交付されます。残りの総体
事業の3分の2の10%に相当する部分に今般、地域活性化経済危機対策臨時交付金が充当できる
ような財源構造での予算配置が示されているわけで、これらの財政構造を基本といたしまして今般
の予算、ましてやこの国の政策に基づく有利な制度を活用しての整備に踏み切ったという経過がご
ざいます。今後はこの補助金等を十二分に確保できるよう、施策を進めてまいりたいというのが1
点、そして、でき得ればどういった形で執行するかは現在検討中でございますが、努めて地元に恩
恵が図られるような執行方法につきましても研究させていただくことでご答弁とさせていただきた
いと存じます。以上でございます。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。27番。
◇27番(金井康夫君) 先ほどの都市間交流事業につきまして、若干お聞きしたいことがありま
して、先ほどの説明でグリーンベル21について空床対策だというような説明でありますけれども、
3月議会において、市長はそれらの活用について支援を行うという答弁をしているわけですが、今
回の補正予算において、都市間交流だけがグリーンベル21の空床対策に充てられるのだと理解し
ていいのかお聞きしたいと思います。
 また、今回のグリーンベル21についての空床対策について、今、総務部長が担当ですので、総
額がわかれば、いくらくらい予算措置をしたのかお聞かせいただきたいと思います。
◇総務部長(大嶋政美君) 他の部局にわたる部分もございますけれども、私から答えられる範囲
での答弁をさせていただきたいと存じます。
 まず、今回の都市間交流事業は、総務部の交流推進課の所管ということで計上させていただきま
したが、今般の補正予算に伴うグリーンベル21の空床対策を含む事業の総体について、申し上げ
てみたいと存じます。7月の今般の補正予算に含まれる事業の内容は、総体で15課にわたってお
ります。その事業の中から積算いたしますと、総計で33事業、金額にいたしまして予算計上額は
2,062万6,000円の計上となっておるところでございます。
◇27番(金井康夫君) 今回のグリーンベルについては積極的に予算措置をしたなという感じが
します。そのような中、先ほど同僚議員から質疑の中で出ましたが、想定の入場者数を大体1事業
100人だとすれば、1,000人を想定しているというお話でありますが、総額2,000万の
予算を措置することによってですね、今回のグリーンベル21にとって、それぞれの費用を充てる
ことによっての効果をどのように想定しているのか、お聞かせいただきたいと思います。
◇総務部長(大嶋政美君) グリーンベル21に対しましての効果をどのように想定しているかと
いうことでございますけれども、計上段階での人数につきましては仮の数値ということでご確認い
ただきたいと思いますし、先ほど10事業に対する想定を仮に100人とすれば1,000人とい
う形でございます。今回の補正予算総体は、33事業取り組むという形の状態でございますが、ち
なみに、これらの会場使用料そのものは、それらを足し上げますと、概算で180万ほどの会場使
用料等が支出される計画となっております。ましてや、これらの事業を展開することによって、中
心市街地に多くの方々が回遊することが一番の経済効果という形で捉まえております。以上であり
ます。
◇27番(金井康夫君) 大体180万の会場使用料が想定されるというような話なんですが、都
市開発株式会社にとってはですね、それは効果が出ると思うんですよね。グリーンベル21という
のは、地権者プラステナント出店者がいるわけですから、今回、それだけの事業をやることによっ
て人が相当集まると思うんです。ですから、そういうことで大体これくらいの効果があるというこ
とを掴んでいただくと、我々議員とすれば、今回のこのグリーンベル21について補正予算で2,
000万円ほどの予算措置をしたんだと、また、その2,000万の補正予算を措置したことによ
って、効果がこのくらい生まれるんだということを当局で想定していただけると市民に説明しやす
いわけです。今回のこのグリーンベル21について、いろいろな方々に話を聞きますと、今回の予
算措置は非常に期待しているところがあると思います。先ほど来、いろいろ事業を組んでいるとい
うことですが、質疑ではありますが、大変積極的で頑張っているなという気がしています。是非と
も今後において、これらの事業を有効に活用して市民の方々にこれだけ効果があったんだというこ
とを周知していただきたいと思います。
 最後に、先ほど効果がいろいろなところで考えているということですが、是非ともその数値につ
いてもですね、担当の所管、あるいは議員に対して近々説明をしていただきたいと思いますので、
よろしくお願い申し上げます。以上です。
◇総務部長(大嶋政美君) 取り組みます担当課が各課にわたっておりますので、議員のご意見を
体して検討してまいりたいということで答弁とさせていただきたいと存じます。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。16番。
◇16番(大島崇行君) 財産管理ですけれども、市長が最初の議案の説明の中にですね、環境を
重視したということで、エコカーの導入を各課で考えていると思いますが、総体で何台利用するの
か、金額等がわかりましたらお願いいたします。
◇総務部長(大嶋政美君) ご質疑にお答え申し上げます。
 今回計上いたしましたエコカーの台数についてでございますが、総体で7台、金額を足し上げま
すと1,454万8,030円の計上でございます。以上でございます。
◇16番(大島崇行君) 7台で1,400万ということでございますけれども、エコカーという
のは、基本的には四駆はないわけですよね。部署をこう見ますと、白沢の振興局も1台入ると、あ
とは農政なども入りますよね。そうすると、四駆がないのに利活用がうまくいくかどうかと。それ
と、今の時代はですね、ナビ、ETCが付いているかどうか確認いたします。
◇総務部長(大嶋政美君) 議員ご指摘のとおり、現在、エコカーの中には特に四輪駆動の車両の
整備というのはなされていない現状と私の方でも確認しております。したがいまして、購入しよう
とする車両そのものは、FFの車にならざるを得ないという形で把握をしております。雪の深い当
地でございますから四輪駆動に越したことはないんですけれども、そういった意味からの選択でご
ざいますので、FFの車の選択で対応していきたい。また、それらの地域の不都合さも現実にはあ
ろうかと思いますけれども、今回はそういった形での取り組みをさせていただくということでござ
います。
 それから、ナビとETCを備えているかということでございますけれども、現在手許では確認で
きませんので、後ほどの答弁とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◇16番(大島崇行君) 安心安全ということで、四駆じゃなくFFでも今の車はいいわけですが、
雪道等々では気をつけて運転するようお願いいたします。
 それと、今の部長の答弁によりますと、ETCとナビは確認していないということでございます
が、今の時代は、他の車の現状を見ると、市で出張などに行くときにナビがあればスムーズに時間
どおり行くわけですよね。例えば太田のどこどこならば、高速を使って1時間ちょっとで行きます
よと。その方が間違いなくその時間に着くわけです。ロスは出るし、燃料も道を間違えてしまえば
その分使ってしまうわけだし、そういう利便性、時間等を考えればそういうのも今回の予算に本当
は、役所の車に何台かナビを設置した方がいいかとか、ETCもほとんど入っていないですよね。
ETCだって今は割引になるわけですよ。土日は1,000円の時代ですから、役所も土日の出張
がイベントなどがあるわけです。そういうことを加味しますと、財源の節減にもなると思いますの
で、それについて今後どのように考えているのか、最後にお聞きいたします。
◇総務部長(大嶋政美君) 先ほど答弁を保留した点について、現在、計上状態ということで披瀝
させていただきたいと思いますが、ナビは付ける計画にはなっておりません。ETCについては付
ける計画で計上されている確認で報告させていただきます。
 それから、現在車にナビを付けることについては、目的地に最短距離、最短時間で向かうことに
ついてのご指摘は理解できますので、今後の取り組みに生かしてまいりたいと考えておりますので、
よろしくお願いいたします。以上です。
◇議長(布施辰二郎君) 他に。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第3款 民生費について願います。20番。
◇20番(大東宣之君) 児童福祉費の中の放課後児童育成事業、学童クラブ運営補助事業が今回
計上されていますが、この事業の内容、どういった事業を行うのかお聞かせいただきたいと思いま
す。
◇議長(布施辰二郎君) 民生部長。
◇民生部長(田村澄夫君) 命により、お答えをさせていただきます。
 学童クラブの運営費の補助金の内容でございますが、学童クラブの利用者が安全かつ快適に過ご
すことができるよう、市が委託をしております民設学童クラブの施設の修繕、備品関係、また、冷
暖房設備等の費用について補助するものでありまして、補助対象経費を75万円と設定して、その
補助率3分の2で、補助限度額50万円として対応する事業であります。以上であります。
◇20番(大東宣之君) 今回、そうした学童保育所の修繕、冷暖房施設というようなことですが、
いくつの施設でこれを対応していくのかお聞かせいただきたいと思います。今回、この財源として
は、国からの交付金等を充てられているのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) 再質疑にお答えさせていただきます。
 補助限度額50万円でございまして、6施設。合計で300万円を予定をしております。なお、
ご質疑にありましたように、今回の臨時交付金の財源を充当しているものでございます。
以上であります。
◇20番(大東宣之君) 以前は学童保育所のトイレの水洗化等について、全額市が対応したとい
うこともあったのではないかと記憶をしております。今回は頭打ちで対応するということになって
おりますが、その理由をお聞かせいただきたいのと、今回、国の交付金が充てられるわけですから、
こうしたときにこそ全額公費で対応して、それぞれの施設の要望に対応していく、安全快適に学童
保育所で子どもたちが過ごせるようにしていく必要性があったのではないかと感ずるわけですが、
そういったことへの考え、どうしてこういうふうになったのかお聞かせいただければと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 補助率を3分の2とした理由でございますが、かつて民生部で行いました事業の関係のときも3
分の2で対応してきております。したがいまして、前回に準じて対応させていただいたということ
でございます。なお、議員のお話にありましたように、以前には全額を支出をして対応した経過は
認識をしております。以上であります。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。9番。
◇9番(高柳勝巳君) 老人福祉費の介護予防・生活支援事業、高齢者見守り支援マップ整備事業
について、内容と目的についてお伺いしたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 高齢者見守り支援マップの支援事業の目的、内容でございますが、すでに市役所では、地図情報
を利用した業務を展開しております。その地図情報を利用いたしまして、要援護高齢者、認知症高
齢者、一人暮らし高齢者の情報などを地図に落として緊急時、災害時に迅速的な対応が図られるた
めの準備を進めるものでございます。なお、基本業務としては、高齢者の総合相談窓口であります
地域包括支援センターのケアプランの業務をメイン業務として、リンクをした連携を図っていきた
いと考えております。以上であります。
◇9番(高柳勝巳君) 緊急情報対応としての位置付けということですが、具体的に緊急にどうい
うふうに生かしていくのかを聞かせていただければと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 まず、緊急時ということになりますと、災害等が考えられます。そのような際には端末として消
防防災の方に端末機、クライアントと呼んでいるようですが、それを1台設置しておいて、そちら
との情報交換により、先ほど申し上げました高齢者、ゆくゆくは障害者なりもこの中に取り組んで
全庁的、全体的に対応していきたいと考えております。当然、災害が起きたときに災害対策本部、
それから、消防関係、警察関係、民生委員さんらにできるだけ新しい情報を即時に提供し、全体で
高齢者の方を見守っていきたいと考えております。以上であります。
◇9番(高柳勝巳君) 着眼とすればいいことですし、進めていただきたいとは思うんですが、プ
ライバシー等の問題が課題だろうなと思うんです。作ったら、一般の方でもパッと見られるように
するのかということになると、今度は情報の漏えいというのか、それの心配があるわけです。犯罪
と情報のネットワーク化というのは、棲み分けが非常に難しいと思うんですけれども、まず、一般
の方がパッと見てわかるものなのかどうかということが1点です。それと、今言った、情報の公開
とプライバシーの問題との整合性をどのようにお考えなのかお伺いしたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 まず、一般の方が見られるのかということでございますが、一般の方につきましては、ケアプラ
ン等の個人情報もメイン業務として入っておりますので公開は考えていません。
 それから、プライバシーの保護と情報提供の問題につきましては本件のみにかかわらず、全般の
ところで総体的に検討しなければならないところでありますが、まずは緊急災害時等、現在一人暮
らしの高齢者の方についてもそうなんですが、「非常時に情報提供をしてよろしいでしょうか」と
いう確認をとっておる作業を現在進めておりますので、それらの確認等をとりながら情報を中に入
れていきたいと考えております。なお、内うちでの情報管理ということになれば、全体のものも入
れて全体を把握していくということも合わせて考えていかなければならないと考えております。
─────────────────────────────
◇議長(布施辰二郎君) 休憩いたします。
午前10時59分休憩
─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(布施辰二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇議長(布施辰二郎君) 引き続き、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第4款 衛生費について願います。20番。
◇20番(大東宣之君) 公害対策費の中の住宅用太陽光発電普及事業。今回、増額になっており
ますが、これは当初予算でも計上されておりましたから、追加ということで、多分利用者が多かっ
たのではないかというふうに感ずるわけですが、これまでの利用状況と今回の補正でどれくらい対
応していくのか、お聞かせいただきたいと思います。
 続いて、住宅用太陽熱利用促進事業について、新たに補助金が設けられたわけですが、この事業
の内容についてお聞かせいただきたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) 命により、お答えをさせていただきます。
 まず、1点目の太陽光発電システム事業の関係でございます。当初予算では200万円を予定し
ておりましたが、6月末現在で22件、約180万円の申請が出ている状況であります。このよう
な状況で今後の推移を想定いたしますと、年間で60件、500万円ほどの申請が見込まれるとい
う状況から、その差額300万円を今回増額補正要求をさせていただいたところでございます。
 次に、2点目の太陽熱の利用促進事業の関係でございます。目的、内容といたしましては、地球
温暖化対策への取り組み推進のため、自ら居住する住宅に太陽熱利用システム、これは太陽熱温水
器、またはソーラーシステムの双方がございますが、それらを設置する方に対して、設置費用の一
部を助成するというものでありまして、補助金額は機器購入費及び据付工事費の10%以内で、自
然循環型、これは俗に言う太陽熱温水器の方でございますが、上限額を2万円で30件分、ソーラ
ーシステムの方につきましては、上限額を4万円で10件分を予定して計上させていただいたとこ
ろございます。以上であります。
◇20番(大東宣之君) 太陽光発電については、利用者がかなりあったということで追加をして
いくということですが、今後の対応の仕方としては、こうした推移を見て予算措置を新年度に向か
ってしていくお考えなのかどうかお聞かせいただきたいと思います。
 また、住宅用太陽熱利用システムの補助金が新たに設けられたわけですが、これらに対する市民
への周知、利用促進に向けてどのような取り組みをお考えなのか、お聞かせいただければと思いま
す。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 太陽光発電システム事業の今後の対応についてでありますが、関連で県の臨時交付金の関係で同
制度を可決をしたという情報が入っておりますことから、今後さらに本事業の普及が加速されてい
くのではないかということでありますので、新年度に向けてはですね、本事業の継続実施について
の協議・調整を財政当局と行って対応を図ってまいりたいと考えております。
 2点目の太陽熱利用の促進事業の関係ですが、市民への周知といたしましては、今回決定をいた
だきました後、広報、ホームページ等で周知を図って、本事業の効果が上がるように対応をしてい
きたいというふうに考えております。以上であります。
◇20番(大東宣之君) 太陽熱利用促進事業について、最後にお聞かせいただきたいと思います。
この温水器、さらにはソーラーシステムの設置導入をされる際の事業者を市内に限定するのかどう
か。例えば、全国どこの業者がきても構わないのかどうかお聞かせいただきたいと思います。今回
の交付金の一つの理由としては、地域の経済の活性化ということが言われているわけですから、こ
うした太陽熱利用システムの温水器、さらにはソーラーシステム等の設置について、地域の経済活
性化に資するような対応が必要ではないかと思いますが、その点についてはどのような対応がされ
るのかお聞かせいただければと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 施工業者は地元業者であるというのは、これは当然経済効果がより高いということが想定されま
す。しかしながら、住宅関連で同時に一括発注をするという形態等を考えますと、最終的には施工
者の利益によるということが第一原則と考えられることから、業者につきましては地元業者でなけ
ればならないと限定する考えはございません。以上であります。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。21番。
◇21番(橋襄典君) 環境啓発事業、環境基本計画等策定事業について説明をお願いいたしま
す。それと、ただいまの同僚議員の質疑の中で、非常に太陽光の普及事業については希望者が多い
ということで、非常にいいことだと思っております。そこで大事なのは、この方々がどのくらいの
所得層であるのか、一般的な市民の方々が導入を図ろうと思っても、収入減のために導入できない
ということがあろうと思いますが、その辺についてはどのように見ているのか。それと、10%以
内、2万円と4万円を限度ということがあるわけですが、これを上げて、持続的エネルギーの策を
していくということについては、そういった部分を先行でやっていくということが必要だと思うん
です。それと同時に今度の地域経済対策は、今年度かぎりということだと思うんですが、先ほどの
同僚議員への答弁には、継続していくというような考え方を持ちながら財政当局とやっていくとい
うことなんですが、是非、これはCO2対策の一環でもあるわけですから、これらについては先行
するべきだと思いますが、その点について今度の予算措置をするときの考え方というのがどこにあ
ったかということを披瀝願いたいと思います。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 まず、1点目の環境啓発事業の内容でございますが、会場をグリーンベル21といたしまして、
市内の小中児童生徒のポスター展、環境標語等の募集も併せて行いますので、それらの作品展示等
を行っていく考えでございます。
 次の、環境基本計画等の策定事業でございますが、これにつきましてもグリーンベル21を会場
といたしまして、現在、年度当初から進めております環境基本計画の改定、地球温暖化対策への策
定についてのワークショップを開催する内容となっております。
 次に、住宅用の太陽光発電システムの関係でございます。確かにご意見のように設置費用は非常
に高額となっております。しかしながら、今年度当初からスタートした事業で、すでに22件の申
し込みがあること。これについては住民の方も環境に対する考え、意識、認識が非常に高くなって
いるのではないかということ、それから世界レベル、日本での環境対策問題、エコに関する対応等、
非常に認識が進んでいるということから、本事業への対応策が増えているのではないかということ
で、収入関連のところまで把握はしていませんが、あくまでもメインのポイントを環境に絞った上
での決断をして対応してもらっているのではないかという認識であります。
 4点目の太陽熱の関係でございますが、ご意見にありましたように、現在、今回の制度は2万円
と4万円ということでスタートさせていただく考えでございます。本事業がさらにこれらの効果、
利用度等を今後見定めながら、関係先進都市での対応方等を配意をしながらそれらの引き上げにつ
いても今後検討する必要があるのではないかというふうに認識をしております。
 最後になりますが、今年度限りという考え方につきましては、先ほど説明させていただきました
が、環境等を所管しております民生部といたしましては、これらの制度、要綱を立ち上げた以上は
継続して実施をしてもらいたいという考えが根底にございまして、今回の計上をさせていただいた
ということから、来年度に向けても財政当局との協議・調整をさらに図っていきたいと考えており
ます。以上であります。
◇21番(橋襄典君) 内容はわかりました。1点目の環境啓発事業の内容については、先ほど
の同僚議員の質疑の中にありましたように、グリーンベル21の支援策の一助ということで会場を
利用していくと。
 そこで、2点目の環境基本計画等策定事業のワークショップは、わざわざここでやらなくてもい
いんじゃないですか。1回、2万1,000円ということなんですけれども、庁舎内でも全て足り
るということで、違った視点で活性化支援事業とするならば、そういう部分というのは考えられな
かったのか。何でもかんでも小手先でやっていることがあるわけですよね。先ほどの質疑を聞いて
いると、「3月いっぱいでこういう支援はないから、この次はここじゃないよ」ということなんで
すね。基本的に、本当に支援ということでのグリーンベル21の空床対策として使うんだったら構
わないと思うんですけれども、ちょっと2点目についてはいかがなものかと思うんです。このワー
クショップをやることは悪いということではないですけれども、空床を利用、無理に使っていると
いうふうに思っています。それについてお答えください。
 3点目、4点目については内容的にはわかりました。ただ、持続可能なエネルギーをということ
でいくわけですから、民生部としては今の部長の答弁でいいと思うんですけれども、今の利用者、
これから申し込む利用者がどのくらいの所得層でいるのか、弱者に対しても、やりたくてもなかな
か日々の生活の中では難しいということが私の近くでもいるんですけれども、なかなかうまくいっ
ていない事例があります。ですから、そういった部分についての考えはないと言ったんですけれど
も、今の申し込んでいる利用者としてはどのくらいの利用者、わかったら教えてもらいたい。それ
によって、さらに普及させるということについての考え方というのが、取り組みの形が変わってく
ると思うんですけれども、その点についてお伺いいたします。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 ワークショップの会場としてグリーンベルで実施をするということにつきましてのご意見でござ
いますが、現在、グリーンベル21の問題につきましては、市としても後押しを全面的にしていく
という流れの中で対応を図っているところであります。したがいまして、実施をする内容につきま
しては、環境問題ということでありますが、民生部の考えとしましては、環境基本計画、地球温暖
化に対する計画策定の内容等をこういう人たちを集めて協議をしているところですというようなP
Rも含めて、なおかつ、あそこに多くの方が集って、相乗効果が双方の部分に現れるということを
期待をして実施をするところでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。
 2点目の太陽光発電の利用者の低所得者としての考え方についてでございますが、現時点ですで
に22件の申し込みがあった方の内容は把握をしておりませんが、ご意見をいただきましたことを
根底にして、今後、さらに研究・検討を重ねてまいりたいと考えております。以上であります。
◇21番(橋襄典君) 1点目のワークショップのメンバーが何人ぐらいで、そのPRは結構な
んですけれども、内容的には別に反対じゃないんですよ。無理にこの会場を使おうとしているわけ
ですよ。それよりもいろいろな問題があると思うんですけれども、その辺の支援策をすることにつ
いては私は反対じゃない。ですから、わざわざこれを、たかが2万1,000円だからいいという
問題じゃないと思います。その辺についてもう1度お願いいたします。
 それから、3点目、4点目の普及については、どの程度普及させようとしているのかというのが
あるわけですよね。それによって、今の沼田市のそれぞれの低所得者、低所得者というと語弊があ
るかも知れませんが、やはり全世帯に普及させるということに対して、今、利用者がどのような人
たちが利用しているかということをまず把握しなければならないんじゃないですか。例えば、質問
的なことになってしまいますが、うちでもやりたいけれども所得の内容からすれば非常に難しい。
しかしながら、どの程度の人をターゲットとしてやれば沼田市全体の30%とか50%とか一つの
目標値が達成できると思うんですよ。ですから、そういう意味で今、現時点では考えていないとい
うことなんですけれども、是非、考えて進めるべきことで、これが公平、公正につながるものだと
思いますので、その点について最後にお答えをお願いいたします。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 ワークショップの開催の件でありますが、先にお答えをさせていただいたことと重複してしまい
ますが、双方の事業ができるだけ相乗効果を現すような形で、内容等を煮詰めて、議員のご意見に
当たるものに対して、できるだけクリアできるような研究・検討を重ねてまいりたいと考えており
ます。
 なお、太陽光発電の関係でございますが、議員のご意見にありますとおり、どの程度の波及をし
て、どの程度の効果が得られるのか、当然、その目標設定をして対応していくのが財政状況厳しい
中での事業選択をしていく際の非常に重要な要素となります。ご意見を踏まえまして、目標設定、
到達度等に配意をしながら今後も対応を図ってまいりたいと考えております。以上であります。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。2番。
◇2番(田村喜久子君) がん検診事業の内容と実施についてお願いいたします。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 がん検診事業の目的、趣旨でありますが、国が今年度の第一次補正におきまして一定の年齢に達
した女性に、女性特有のがん対策として、補助率10分の10で今年度、単年度のみの事業を創設
をいたしました。その内容によりますと、対象年齢は平成20年4月2日から本年4月までの間に
生まれ、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳になられた女性の方の子宮がん検診を無料に、
なおかつ、同じく40歳、45歳、50歳、55歳、60歳になられた女性の方の乳がん検診の自
己負担分を免除する無料クーポン券を配付することにより、検診手帳等の交付をしながら国が目指
しております50%の受診率の向上に向けるための事業でございまして、本市分に関係する経費を
今回計上させていただいたところであります。以上です。
◇2番(田村喜久子君) 乳がん、子宮がんの検診率はアメリカ等に比べて日本は20%前後と聞
いているんですけれども、沼田市の場合は実際的にどのくらいなのかということと、そのクーポン
券を発行していった場合について、その受診率をどのくらいに上げていくことを目的にしているの
かということと、何人くらいの女性が対象となるのかをお願いいたします。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 まずはじめに、がん検診の受診率の関係でございますが、19年度の子宮がん検診が20.8%、
20年度が24.0%。同じく乳がん検診が19年度が22.3%、20年度が22.0%でござ
います。ご意見がございましたように国は計画の中では50%を想定しておるという関係から、現
在この事業が実施されて、何%にという目標は現在設定しておりませんが、できるだけ多くの方が
利用されて、これらの効果が現れることを期待しているところでございます。
 2点目についてでございますが、市の対象者として子宮がん検診が約1,500人、乳がん検診
が1900人の約3,400人を予定をしております。以上であります。
◇2番(田村喜久子君) これを行っていくに当たり、周知、啓発、推進についてお聞きしたいと
思うんですが、それと、働いている女性の方々もたくさんいらっしゃって、その方々が検診に行く
というのは平日になるかと思いますので、そういう休暇をいただいて行くに当たっても職場の雰囲
気とか男性の上司の方の見解なども大切なことだと思いますので、女性に周知徹底するだけでなく、
子宮頸がんとかの場合は若い女性がかかった場合には出産もできなくなるとかということもありま
すので、社会的に推進する雰囲気を作っていっていただきたいと思いますが、その辺も含めて周知
徹底、啓発についてお伺いいたします。
◇民生部長(田村澄夫君) お答えをさせていただきます。
 本事業のがん検診への広報、周知の関係でございます。現時点の考えといたしましては、今回の
事業が5歳ごとに飛んでおります。したがいまして、年齢制限等の措置がひかれているということ
と、従来市が偶数年齢の対象者の自己負担を徴収して実施をしているということがございますので、
受付時の混乱を避けるために、基準日である6月30日での対象者全員に対しまして、個々に郵送
するということで現在考えております。しかしながら、国においてはこれらの事業が実施をされる
ということを積極的にPRをするようにということが入っておりますので、全体的なPRも含めて
できるだけ受けやすいような環境に向けての広報、周知を図ってまいりたいと考えております。以
上です。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。20番。
◇20番(大東宣之君) 森林環境事業について、お聞かせいただきたいと思います。(仮称)森
林のめぐみフェア委託料、森と樹の息吹コンサート委託料というのが計上されておりますが、この
事業の内容と会場使用料が計上されておりますが、これは先ほど来話に出ておりますグリーンベル
21を使うのかどうか確認をさせていただきたいと思います。
◇議長(布施辰二郎君) 経済部長。
◇経済部長(小池一夫君) ご質疑のありました森林のめぐみフェアの関係、または森と樹の息吹
コンサートの関係につきましては、今ご質疑がありましたようにグリーンベル21を活用した形で
イベントを計画させていただいているという内容であります。事業の内容につきましては、森林の
めぐみフェアの関係については子どもを基本的に対象としておりますが、親子で参加をしていただ
くような形で、木工工作等をしながら環境、森林の大切さ等を認識していただくイベント内容でご
ざいます。
 また、森と樹の息吹コンサートについては、先ほど申し上げましたようにグリーンベルを活用し
て行うわけでありますが、これについては、すでに市民植樹祭、県の植樹祭等と緑の少年団に大変
PR活動にご協力をいただいているという経過の中で、市内の小学校5年生を対象とした緑の少年
団約530名ほどを招待しまして、ここでコンサートを実施したいと。また、そういうイベントの
中で森林に関する作文等も書いていただき、そこで発表していただくという内容を予定しておりま
す。以上であります。
◇20番(大東宣之君) 今回の事業は、全国育樹祭に向けた関連事業ではないかと感じておりま
すが、それでよろしいか確認させていただきたいのと、今後、こうした全国的な大きなイベントを
契機にして、森林とのふれあい、また森林の大切さ、自然環境の保護に向けた独自な取り組み等に
ついて継続させていくお考えがあるのかお聞かせいただければと思います。
 それから、今回グリーンベル21を使ってコンサートを行うということがありますが、会場とし
てこの企画に相応しいのか、どういった理由でここを活用することになったのかお聞かせいただけ
ればと思います。
◇経済部長(小池一夫君) 全国育樹祭の関連事業かという内容でありますが、全国育樹祭を盛り
上げるという意味合いも込めて実施するという考え方を持っております。自然環境等への取り組み
についてのこういう事業を今後も継続するのかということについては、これと同じ形で継続という
ことは、次年度以降、具体的な考え方を持っておりませんが、全国育樹祭等の機運を今後も継承し
ながら啓発していくということを考えれば、何かしらの事業も研究していきたいという基本的な考
え方は持っております。
 また、グリーンベル21の会場で行うことが相応しいのかというご質疑については、会場等につ
いては、緑を背景にしたような場所でするのがいいかなどご議論はあるとは感じないわけではあり
ませんが、このグリーンベル21の活性化、または街なかの活性化のため、少しでも多くの人に寄
っていただいて、その経済効果も合わせて期待したいという考え方で実施することでご理解いただ
きたいと思います。
◇20番(大東宣之君) こうしたことが一過性のものでなく、森林文化都市を標榜している本市
としては、森の大切さ、自然環境の問題などを全国に発信していくという根本的な取り組み等が必
要ではないかと。一過性のイベントとして終わらすのではなく、そうしたことについて継続的に取
り組んでいく、全国的にそうした問題を発信していくというようなことのお考えについて、再度お
聞かせいただければと思います。
 それから、コンサートの関係でグリーンベル21を今回は使うということですが、これも国の交
付金を充てて行われるのではないかと思いますが、結果として新年度以降は国の交付金は来ないわ
けですから、こうした事業は終わってしまうと。他にも総務の関係で33事業とおっしゃいました
が、それらが全て新年度以降はグリーンベル21を使って行われなくなってしまうと。先ほどの部
長の答弁では、街なかの活性化、グリーンベル21の活性化とおっしゃいましたが、こうしたこと
についても継続性がなければ意味がないと。単年度、残り半年足らずの間だけで終わらせてしまう
ということになれば、本来の目的であるグリーンベル21の活性化や街なかの活性化につながって
いくのかどうか、どういうお考えなのか、最後にお聞かせいただければと思います。
◇経済部長(小池一夫君) 森林文化都市として森の大切さ、自然の大切さなどの内容について、
一過性でなく考えていくのかということでありますが、ご質疑にあったように沼田市は森林文化都
市、環境を大事にするということを根底に行政を進めていると私自身認識していますので、すでに
今までも全国育樹祭という形でなくても、市民植樹祭、県の植樹祭など機会あるごとに啓発事業、
イベントを実施してきております。今後につきましても形は多少違うことも想定されますが、同じ
考えを根底に持った事業を展開していきたいという基本的な考え方を持っているところであります。
 また、コンサートの関係でありますけれども、今回は交付金事業を背景にした形で実施するわけ
ですが、交付金は単年度、後はどうなのかというご質疑と思いますが、このコンサートについては
今年度事業ということで位置付けております。グリーンベル21の活性化が引き続き実施しなけれ
ば図れないというご質疑と思いますが、財政的な面もありますし、かぎられた予算の中で、今回特
にこういった交付金事業ということで、少しでもそういうことを足がかりに、まずはグリーンベル
の活性化、街なかの活性化につなげる足がかりにできればと考えております。当然、そこでいろい
ろなイベントを行うことによって、経済効果、シャワー効果等を期待しているわけでありますけれ
ども、その部分については都市開発株式会社を中心に、イベントを機に各営業者の方々も商店関係
の活性化も図られるような創意工夫もお願いしたいということで、再三我々の立場でお話をさせて
いただいているという経過の中で経済効果を期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、歳入について願います。
 まず、第12款 分担金及び負担金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第21款 市債について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君)  質疑を終結いたします。
  お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第65号については、会議規則第36条第3項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。
  これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第65号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
  これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君)  討論を終結いたします。
  これより議案第65号 平成21年度沼田市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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    第7  字句等の整理委任について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第5、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会議規
則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。
──────────────◇──────────────
    第8 閉  会
◇議長(布施辰二郎君) 以上をもちまして、平成21年第6回沼田市議会臨時会を閉会いたしま
す。
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