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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成22年第4回沼田市議会臨時会会議録 議事日程第1号

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平成22年第4回沼田市議会臨時会会議録 議事日程第1号
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議事日程 第1号
平成22年11月29日(月曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
           する条例について
第 4 議案第64号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
           る条例について
第 5 議案第65号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
第 6 議案第66号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第4号)
第 7 議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第 8 議案第68号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
第 9 議案第69号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第10 議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
第11 議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
第12 字句等の整理委任について
        ―――――――――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
           する条例について
    議案第64号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
           る条例について
    議案第65号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
    議案第66号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第4号)
    議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第68号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第69号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
                              以上9件一括上程
第 5 字句等の整理委任について
第 6 閉  会
        ―――――――――――――――――――――――――――――
出席議員(26人)
       1番  真下 恭嗣君      2番  田村喜久子君
       3番  坂庭 直治君      4番  石井 紘一君
       5番  鈴木 圭子君      6番  金子 一弥君
       7番  小野 要二君      8番  星野 初男君
       9番  高柳 勝巳君     10番  布施辰二郎君
      11番  片野 彦一君     12番  宇敷 和也君
      13番  相田 昌夫君     14番  久保 健二君
      15番  星野  稔君     16番  大島 崇行君
      17番  山ア 義朗君     18番  大竹 政雄君
      19番  井之川博幸君     20番  大東 宣之君
      21番  橋 襄典君     22番  石田 宇平君
      23番  星川嘉一郎君     24番  牧野 保好君
      25番  星野佐善太君     27番  金井 康夫君
欠席議員(なし)
        ―――――――――――――――――――――――――――――
市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
白沢町振興局長    根岸 恒雄君   利根町振興局長    郷原 重雄君
総務部長       町田 哲男君   民生部長       田辺 昇利君
経済部長       飯田 敏夫君   建設部長       須藤 一夫君
街なか対策部長    生方 秀二君   白沢町振興局次長   木暮  茂君
利根町振興局次長   山口 芳久君   総務課長       栃原 豊彦君
教 育 長            津久井 勲君    教育部長       水田  修君
庶務課長       金子  朗君   監査委員事務局長   茂木 一夫君
        ─────────────────────────────
議会事務局出席者
事務局長       小林有一郎    次長兼庶務係長    諸田  裕 
議事係長       加藤 英臣    主  査       安原 和宏 
        ──────────────◇──────────────
    午前10時開会
◇議長(布施辰二郎君) ただいまから平成22年第4回沼田市議会臨時会を開会いたします。
  これより本日の会議を開きます。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第1 諸般の報告
◇議長(布施辰二郎君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(小林有一郎君) 命によりご報告申し上げます。
 沼田市監査委員鴻田武夫、星川嘉一郎の両氏から、例月出納検査結果報告書並びに定期監査
等結果報告書が、地方自治法の規定に基づき議長あてに寄せられております。
 本日、その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、公用車による物損事故
に係る和解及び損害賠償額等の決定3件、同じく人身事故に係る和解及び損害賠償額の決定1
件の報告がありました。
 以上でございます。
◇議長(布施辰二郎君) 以上で諸般の報告を終わります。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第2 会期の決定
◇議長(布施辰二郎君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と
決定いたしました。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(布施辰二郎君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、星野稔議員、大島崇行
議員、山ア義朗議員の以上3名を指名いたします。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第4 議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部
              を改正する条例についてから
       議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)まで
                     以上9件一括上程
◇議長(布施辰二郎君) 日程第3、議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償
等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第11、議案第71号 平成22年度
沼田市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上9件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第63号 沼田市議会議員の議員報
酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてから、議案第71号 平成22
年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上9件につきまして一括してご説明申し
上げます。
 人事院は、去る8月10日に国家公務員の一般職の職員の給与に関して国会及び内閣に勧告
を行いましたが、これに基づく「一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律」
案が、11月1日第176回国会に提出され、11月26日に可決成立し、国家公務員につい
ては人事院勧告のとおり給与改定が実施されることになりました。
 本市におきましても、人事院勧告制度及び現行給与制度の趣旨に沿って国に準じた改定を行
うため、関係条例について所要の改正を行うものであります。
 まず、議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例についてご説明申し上げます。
  改正の内容は、議員の期末手当について、平成22年12月期の期末手当の支給割合を現行
の「100分の217.5」から「100分の197.5」に引き下げ、平成23年度からは、
6月期の期末手当の支給割合を「100分の187.5」に、12月期の支給割合を「100
分の202.5」とし、年間の支給割合を「100分の390」とするものであります。
  続きまして、議案第64号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を
改正する条例についてご説明申し上げます。
  改正の内容は、市長、副市長及び振興局長の期末手当の支給割合について議員と同様の内容
で改定を行うものであります。
 続きまして、議案第65号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につい
てご説明申し上げます。
  本年の人事院勧告は、官民格差の是正を図るために、月例給及び期末・勤勉手当の引下げと
いう勧告がなされたわけでありますが、本市職員の給与についても、所要の改定を行うもので
あります。
 改正の第1は、別表に定める行政職給料表の改定で、中高齢層が受ける給料月額に限り、平
均0.1パーセントの引き下げを行うものであります。
 なお、平成18年4月1日の給与構造改革における給与水準の引き下げに伴う経過措置額、
いわゆる現給保障額の算定基礎となる額についても引き下げを行うものであります。
 第2は、期末・勤勉手当の改定でありますが、平成22年12月期の期末手当の支給割合を
現行の「100分の150」から「100分の135」に、勤勉手当の支給割合を現行の「1
00分の70」から「100分の65」にそれぞれ引き下げ、平成23年度からは、6月期の
期末手当の支給割合を「100分の122.5」、12月期の期末手当の支給割合を「100
分の137.5」とし、勤勉手当の支給割合は、6月期及び12月期とも「100分の67.
5」とするものであります。
 なお、部課長にあっては、平成22年12月期の期末手当の支給割合を現行の「100分の
130」から「100分の115」に、勤勉手当の支給割合を現行の「100分の90」から
「100分の85」にそれぞれ引き下げ、23年度からは、6月期の期末手当の支給割合を
「100分の102.5」、12月期の期末手当の支給割合を「100分の117.5」とし、
勤勉手当の支給割合は、6月期及び12月期とも「100分の87.5」とするものでありま
す。
 これらによりまして、期末・勤勉手当を合わせた年間の支給割合を、いずれも「100分の
395」とするものであります。
 また、行政職給料表6級以上、いわゆる部課長の職員で55歳を超える職員については、給
料月額、期末・勤勉手当等の支給額を1.5%減額するものであります。
 主な改正点につきましては、以上申し上げたとおりでありますが、本年4月から給与改定ま
での期間に係る官民較差相当分の解消を図るため、国と同様の方法による減額措置を講じるも
のであります。
 なお、改正条例第1条、第3条及び第4条の規定は施行日を平成22年12月1日とし、第
2条の規定の施行日は平成23年4月1日とするものであります。
 続きまして、議案第66号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第4号)についてご説
明申し上げます。
 今回の補正予算は、本年の人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じた措置に伴う給
与費等の補正で、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,625万7,000円
を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ205億8,254万9,000円とする
ものであります。
 その内容を、歳出予算からご説明申し上げます。
 議員につきましては、第1款議会費において、期末手当で209万4,000円の減額であ
ります。
 市長等常勤の特別職の職員につきましては、第2款総務費において、期末手当で56万4,
000円を減額、共済費で6万7,000円の減額であります。
 一般職の職員につきましては、各款で措置する人員に応じてそれぞれ減額するものでありま
すが、給料で117万9,000円を減額、職員手当で3,395万2,000円を減額、共
済費で563万8,000円の減額であります。
 以上のほか、一般会計で措置する特別会計への人件費相当額の繰出金、276万3,000
円を減額するものであります。
 歳入予算では、第18款 繰入金で、財政調整基金繰入金4,625万7,000円の減額
であります。
 続きまして、議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ
いてご説明申し上げます。
 本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正であります。
 歳出では、給与改定に伴う所要額の減額、歳入では、繰入金を減額するもので、既決の歳入
歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ136万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ36億8,825万1,000円とするものであります。
 続きまして、議案第68号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
についてご説明申し上げます。
 本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正であります。
 歳出では、給与改定に伴う所要額の減額、歳入では、繰入金を減額するもので、既決の歳入
歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ20万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳
入歳出それぞれ3億4,766万5,000円とするものであります。
 続きまして、議案第69号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に
ついてご説明申し上げます。
 本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正であります。
 歳出では、給与改定に伴う所要額の減額、歳入では、繰入金を減額するもので、既決の歳入
歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ110万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ17億3,065万5,000円とするものであります。
 続きまして、議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)についてご説明申し上げます。
 本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正であります。
 歳出では、給与改定に伴う所要額の減額、歳入では、繰入金を減額するもので、既決の歳入
歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入
歳出それぞれ1億5,987万2,000円とするものであります。
 続きまして、議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)について
ご説明申し上げます。
 本件につきましても、職員の給与改定に伴う給与費の補正であります。
 予算第3条 収益的収入及び支出において、第1款 水道事業費用を125万7,000円
減額し、収益的支出の予定額を3億5,185万円とするものであります。
 以上9件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決
定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は一件ごとに願います。
 まず、議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第64号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関
する条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第65号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改
正する条例について願います。19番。
◇19番(井之川博幸君) 先ほど市長から説明がありましたけれども、もう少し詳しくお伺
いしたいと思います。
 特に今回の総務副大臣の鈴木さんから「地方公務員の給与改定に関する取扱い等について」
という通知が各地方にされておりまして、その中に「議会で十分審議を行い、適切に対処され
るよう期待いたします」というふうに書いてありまして、審議をきちんとするという期待に応
えて質疑したいと思います。
 国家公務員は、平均で1人あたり9万4,000円、1.5%の引き下げになるということ
なんですけど、沼田市の場合は、その点はどうなるのか。
 それから先ほど、議案の補正予算の説明のときに、一般会計のときの総額で3,395万円
と市長が説明したと思うんですけど、これが全部なのかわからないので、職員に関係する影響
額ですね。今回減額になって、それに伴って共済組合の負担金も減額になるということで、今
回の影響額は職員に限ってどのくらいになるのか、総額を教えてもらいたいと思います。
 それから特別職、議員も入れて総額がいくらになるのかということを教えてもらいたいと思
います。
 まず、その点をお伺いしたいというふうに思います。
◇総務部長(町田哲男君) 井之川議員のご質疑にお答え申し上げます。
 まず、第1点目の国家公務員は9万4,000円の減額ということでございますが、本市に
おける一般職の減額の数値でございます。平均では8万1,800円でございます。
 次に、今回の補正の総額の中で職員の減額の数値でございますけども、一般職の職員の給料
部分におきましては、124万9,000円でございます。
 それから、期末・勤勉手当分でございますが、この分につきましては一般会計分が3,66
1万円でございまして、それと特別会計分がさらに342万2,000円でございます。
 それから、共済費につきましては、一般職分の共済費減額が563万8,000円、特別会
計分で52万8,000円でございます。
 さらに、常勤特別職、議員も含めました総額の部分でございますけども、給料は一般職だけ
でございまして、期末・勤勉手当につきましては、合計で4,003万2,000円でござい
ます。
 共済費につきましては、合計で623万3,000円でございます。
 以上でございます。
◇19番(井之川博幸君) わかりました。それでこういう影響が出てくるわけなんですけど
も、最初に市長が人勧の決定に準じて改定をするというお話があったわけなんですけど、地方
の時代と言われて久しいわけなんですけど、今回もこの通知の中にそういう地方のことも配慮
いたしまして、人事委員会で地域の官民較差等も調査をして、それらも勘案して検討するよう
にというふうになっております。「人事委員会を置いていない市及び町村については、都道府
県人事委員会における公民給与の調査結果等も参考に、地域の民間給与を反映させた適切な改
定を行うことが重要である」となっておりますが、こういう点はどのように検討されたのかお
伺いしたいと思います。
 それからもう1点その他の事項で、給与及び定員の公表についてということで「給与情報等
公表システムにより、住民等が団体間の比較分析を十分行えるよう公表様式に沿った情報開示
を徹底すること」と。その際、住民が分かりやすいように工夫を積極的に行うべきだという内
容も入っておりますけども、この点についてはどのような検討がされたかお伺いしたいと思い
ます。
 以上、2点お願いします。
◇総務部長(町田哲男君) 再質疑にお答え申し上げます。
 まず給与の決定に際しての沼田市の今までの形といたしますと、人事院勧告に準じて国家公
務員給与が改定されますとそれにあわせてという形で今までも実施してきたところでございま
す。あわせて群馬県人事委員会におきましても、給与勧告が実施されましてほぼ国家公務員に
準じた形での給与改定が毎年されているところでございます。
 この公務員給与につきましては、一定の水準を確保する必要があるというところと、さらに
地方についてということでございますので、県の人事委員会の給与勧告の内容も十分に精査し
たうえで、基本的には国家公務員の給料表の改定に準じた形での改定をしてきているのが実態
でございます。
 次の2点目の給与の公表につきましては、従前から広報紙並びにホームページで公表してき
ているわけでございますけども、この公表の内容でございますが、国の指導では国家公務員の
給与との比較ということでございますが、本市におきましては、県の職員給与に比較してとい
うことで公表をさせていただいてございます。この公表につきましては、毎年1月の広報紙並
びに1月から新たな給与の年度ごとの内容ということで、できるだけ分かりやすく市民の皆様
にもごらんいただけるようにということで考えているところでございます。
 以上でございます。
◇19番(井之川博幸君) 検討はきちんとしてきているということはおおむねわかりました
けども、内容的に県の人事委員会の関係でやるわけなんですけども、地方の時代ということで
沼田市の職員にとってどの辺が公平な給与なのかという点では、市独自でこの地域の情報等を
調査をして、そういうものをひとつの検討資料として持っていくことが必要ではないかと思い
ますので、今後の対応としてどのようなことを考えているのか、まず1点お伺いしたいと思い
ます。
 それから、人勧の関係は毎回お伺いしておりますけれども、公務員の争議権が奪われている
と、禁止されているということの中で人勧決定ということが行われるわけなんですけども、こ
このところずっとマイナスで公務員労働者にとってその辺もあると思いますが、争議ができな
いということでありますので、その辺のずっとマイナスが続いているような状況の中でこうい
う決め方でいいのかという意見もあるわけなんで、その辺に対する当局の見解をまずお伺いを
したいと思います。
 それから、市職との、団体交渉権というのは市職にも認められているわけでありまして、組
合と交渉されたと思うんですが、今回はどのような交渉が行われたのかお伺いしたいと思いま
す。
 最後に、結局地域経済にかなり影響が出てくるわけでありまして、いつも聞いているわけな
んですけど、影響の内容はよく分からないということなんでありますけども、これだけ毎年毎
年給与が下がってくるということは、実際民間も下がっているということでありますから悪循
環が続いているということになります。その地域経済に対してこういう悪循環、悪影響が出る
ということに対してどのようなご見解を持っているのか最後にお伺いをしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(町田哲男君) お答え申し上げます。
 市独自での給料表というのは、沼田市の技術的な面もありまして国家公務員の給料表をほぼ
7級までという形で適用させていただいているところでございます。ただ、その運用につきま
しては、市独自での運用を行っているというのが条例あるいは規則の中で定めているところで
ございます。
 また、ずっとマイナスでいいのかどうかという部分につきましては、今回の人事院勧告につ
きましても民間給与が、あるいはボーナスが引き下げになったというところでの勧告による改
定ということでございますので、民間準拠で行っているという実態であります。
 また、市職員労働組合との交渉ということでございますが、職員組合からの当然の要求とい
う事項もございまして、その中では人事院勧告を尊重して欲しいという要求等がございます。
それに沿った形で組合とも交渉、妥結という形で実施しているものでございます。
 地域経済に与える影響という部分につきましては、これは民間も下がって職員も下げざるを
得ないというのはやむを得ないところでもございまして、これは別の面での地域経済の活性化
については、職員としても一生懸命努めていかなければならないというところかと存じます。
 また、国家公務員の争議権の関係につきましては、今回は断念という状況であるということ
でございますけれども、来年1月召集の通常国会に「自律的労使関係制度を措置するための法
案」を国では提出する予定であるということでございますので、その辺は注視してまいりたい
と考えております。
 以上でございます。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第66号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第4
号)について願います。
 なお、議案第66号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第1款 議会費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第2款 総務費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、歳入について願います。
 第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予
算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第68号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補
正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第69号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正
予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会
計補正予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算
(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第63号から議案第71号までの以上9件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第63号から議案第71号ま
での以上9件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論は一括して願います。
 なお、討論は、反対、賛成の順に願います。19番。
〔19番 井之川博幸君登壇〕
◇19番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第65号 沼田市職員の
給与に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第66号 平成22年度沼田市一般
会計補正予算、議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算、議案第68号
 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算、議案第69号 平成22年度沼田市下
水道事業特別会計補正予算、議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補
正予算及び議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算について、反対の立場か
ら討論を行います。
 今回の条例等の改正は、人事院勧告に基づく国家公務員の一般職職員の給与改定に準じて実
施され、給料の減額、期末手当・勤勉手当の減額になります。特に給料・期末・勤勉手当の引
き下げは、公務員労働者とその家族に犠牲を強いるだけでなく、さらにまた民間賃金にも波及
して「賃下げの悪循環」を招きます。この「悪循環」は、現在の日本の状況を見ると、労働者
の賃金を引き下げて大きな利益を上げ、内部留保をどんどん増やしている大企業のやり方を認
め、大企業だけが繁栄し、地域の経済はますます悪くなるという状況をつくり、世界の先進国
の中で唯一GDPが下がり続けている国をさらに続けていくということになります。また、給
与引き下げの人事院勧告が続くことは、労働基本権を剥奪・制限された公務員の利益を守る代
償措置として大きな問題があり、地方分権の推進が必要な方向にも逆行するものであります。
各補正予算については、条例改正が反映したものであります。
 以上、問題点を指摘し、反対討論といたします。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
 これより議案第63号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改
正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第64号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する
条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第65号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてを採決
いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第66号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第67号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたし
ます。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第68号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決い
たします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第69号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第70号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
 次に議案第71号 平成22年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(布施辰二郎君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されまし
た。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第5 字句等の整理委任について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第12、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会で議決された事件について、その字句及び数字等の整理を要するものにつきまし
ては、会議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。
        ――――――――――――――◇――――――――――――――
    第6 閉  会
◇議長(布施辰二郎君) 以上をもちまして、平成22年第4回沼田市議会臨時会を閉会いた
します。
 議員各位、並びに執行部各位には、大変ご苦労さまでございました。
    午前10時41分閉会
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