議事日程 第4号
平成22年12月17日(金曜日)午前10時開議
第 1 請願第 3号 請願書 有害鳥獣対策について
第 2 請願第 5号 地域住民への危害を防止し、農林作物を保護するため、有害鳥獣の駆
除に関し必要な関連法令を関係各機関に定めることを提案することを
求める請願
第 3 請願第 4号 TPP交渉参加反対に関する請願
第 4 請願第 6号 TPP参加に反対する請願
第 5 議案第73号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
第 6 議案第74号 指定管理者の指定について
第 7 議案第75号 指定管理者の指定について
第 8 議案第76号 指定管理者の指定について
第 9 議案第77号 指定管理者の指定について
第10 議案第78号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
第11 議案第79号 平成22年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第12 議案第80号 平成22年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第13 議案第81号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第14 議案第82号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第15 議案第83号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
第16 議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)
第17 議案第85号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第18 議案第86号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
第19 議案第87号 シルバー人材センターへの補助のさらなる縮減を行わないよう求める
意見書案について
第20 閉会中の継続調査及び審査申出について
第21 字句等の整理委任について
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本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 請願第 3号 請願書 有害鳥獣対策について
第 3 請願第 5号 地域住民への危害を防止し、農林作物を保護するため、有害鳥獣の駆
除に関し必要な関連法令を関係各機関に定めることを提案することを
求める請願
第 4 請願第 4号 TPP交渉参加反対に関する請願
第 5 日程追加 議案第88号 TPP交渉参加反対に関する意見書案について
第 6 請願第 6号 TPP参加に反対する請願
第 7 議案第73号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
第 8 議案第74号 指定管理者の指定について
議案第75号 指定管理者の指定について
議案第76号 指定管理者の指定について
議案第77号 指定管理者の指定について
議案第78号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
議案第79号 平成22年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第80号 平成22年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第81号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
議案第82号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第83号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)
以上11件一括上程
第 9 議案第85号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第10 議案第86号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
第11 議案第87号 シルバー人材センターへの補助のさらなる縮減を行わないよう求める
意見書案について
第12 閉会中の継続調査及び審査申出について
第13 字句等の整理委任について
第14 市長閉会あいさつ
第15 閉 会
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出席議員(26人)
1番 真下 恭嗣君 2番 田村喜久子君
3番 坂庭 直治君 4番 石井 紘一君
5番 鈴木 圭子君 6番 金子 一弥君
7番 小野 要二君 8番 星野 初男君
9番 高柳 勝巳君 10番 布施辰二郎君
11番 片野 彦一君 12番 宇敷 和也君
13番 相田 昌夫君 14番 久保 健二君
15番 星野 稔君 16番 大島 崇行君
17番 山ア 義朗君 18番 大竹 政雄君
19番 井之川博幸君 20番 大東 宣之君
21番 橋 襄典君 22番 石田 宇平君
23番 星川嘉一郎君 24番 牧野 保好君
25番 星野佐善太君 27番 金井 康夫君
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 副 市 長 林 義夫君
白沢町振興局長 根岸 恒雄君 利根町振興局長 郷原 重雄君
総務部長 町田 哲男君 民生部長 田辺 昇利君
経済部長 飯田 敏夫君 建設部長 須藤 一夫君
街なか対策部長 生方 秀二君 白沢町振興局次長 木暮 茂君
利根町振興局次長 山口 芳久君 総務課長 栃原 豊彦君
会計管理者兼会計局長 中村 浩二君 教 育 長 津久井 勲君
教育部長 水田 修君 庶務課長 金子 朗君
監査委員事務局長 茂木 一夫君
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議会事務局出席者
事務局長 小林有一郎 次長兼庶務係長 諸田 裕
議事係長 加藤 英臣 主 査 安原 和宏
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午前10時開議
◇議長(布施辰二郎君) これより本日の会議を開きます。
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第1 諸般の報告
◇議長(布施辰二郎君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
事務局長。
◇事務局長(小林有一郎君) 命によりご報告申し上げます。
沼田市監査委員 鴻田武夫、星川嘉一郎の両氏から、定期監査等結果報告書が地方自治法の
規定に基づき議長あてに寄せられております。
本日、その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
以上でございます。
◇議長(布施辰二郎君) 以上で諸般の報告を終わります。
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第2 請願第3号 請願書 有害鳥獣対策について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第1、請願第3号 請願書 有害鳥獣対策についてを議題とい
たします。
本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 久保健二議員。
〔経済建設常任委員長 久保健二君登壇〕
◇14番(久保健二君) 経済建設常任委員会に付託されました請願第3号 請願書 有害鳥
獣対策について、審査の結果をご報告いたします。
本請願は、本年のクマ、イノシシ等の出没により、農作物に甚大な被害が発生していること。
また、民家の柿への被害も深刻であり市民の安全が脅かされていることから、現時点で最も有
効と言われる電気さくの設置への補助拡充を国・県へ働きかけるよう要望するとともに、高齢
化による猟友会会員の減少に対し、会員の育成支援並びに組織の活動支援を強く要望するもの
です。
本委員会は、12月15日、全委員出席のもと、執行部より詳細な説明を受け、慎重な審査
を行った結果、全会一致により採択すべきものと決定した次第であります。
これより審査の経過を申し上げます。
各委員からは、現在の状況から、電気さくは、設置期間や予算面でも有効であるといった意
見や駆除の観点から猟友会に対しても、支援できるものは支援するといった意見が出されまし
た。
当委員会としては、この請願を農家の方の切実な声として受けとめ、最良な方法で対応して
ほしいという思いも込めて採択すべきものと決定した次第であります。
以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(布施辰二郎君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより請願第3号 請願書 有害鳥獣対策についてを採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しま
した。
──────────────◇──────────────
第3 請願第5号 地域住民への危害を防止し、農林作物を保護するため、有害
鳥獣の駆除に関し必要な関連法令を関係各機関に定めること
を提案することを求める請願
◇議長(布施辰二郎君) 日程第2、請願第5号 地域住民への危害を防止し、農林作物を保
護するため、有害鳥獣の駆除に関し必要な関連法令を関係各機関に定めることを提案すること
を求める請願を議題といたします。
本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 久保健二議員。
〔経済建設常任委員長 久保健二君登壇〕
◇14番(久保健二君) 経済建設常任委員会に付託されました、請願第5号 地域住民への
危害を防止し、農林作物を保護するため、有害鳥獣の駆除に関し必要な関連法令を関係各機関
に定めることを提案することを求める請願について、審査の結果をご報告いたします。
本請願は、クマ、イノシシ、シカ、サル、カラスといった有害鳥獣による農作物被害が深刻
化し、農業経営に打撃を与え、農業者の生産意欲の減退、耕作放棄地の拡大につながっている
こと、さらには、子供やお年寄りの安全面等、住民生活にも甚大な影響を及ぼしていることに
対し、その防止対策として実効性が高いと思われる狩猟について、免許手続の簡素化や免許に
係る費用軽減など、有害鳥獣駆除の狩猟体制の合理化を図ることと、地域住民の安心・安全な
生活を確保するために関係各機関へ関連法令を定めることを提案することを強く要望するもの
です。
本委員会は、12月15日、全委員出席のもと、執行部より詳細な説明を受け、慎重な審査
を行った結果、全会一致により採択すべきものと決定した次第であります。
なお、委員からは、地元の市町村の対応が問題であり、独自の条例制定が急務であるといっ
た意見や、簡素化や合理化が図られる余り安全対策がおろそかにならないことなどの意見も示
されたことを申し添え、委員長報告といたします。
◇議長(布施辰二郎君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより請願第5号 地域住民への危害を防止し、農林作物を保護するため、有害鳥獣の駆
除に関し必要な関連法令を関係各機関に定めることを提案することを求める請願を採決いたし
ます。
本請願に対する委員長の報告は、採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しま
した。
──────────────◇──────────────
第4 請願第4号 TPP交渉参加反対に関する請願
◇議長(布施辰二郎君) 日程第3、請願第4号 TPP交渉参加反対に関する請願を議題と
いたします。
本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 久保健二議員。
〔経済建設常任委員長 久保健二君登壇〕
◇14番(久保健二君) 経済建設常任委員会に付託されました請願第4号 TPP交渉参加
反対に関する請願について、審査の結果をご報告いたします。
本請願は、TPP締結による関税撤廃を行えば、日本農業及び関連産業の壊滅、農業が守っ
てきた多面的機能の喪失、国民・県民の圧倒的多数が望む食料自給率向上など、安全・安心な
暮らしの実現が不可能となることから、TPP交渉への参加に反対し、政府・国会に意見書を
提出していただきたいというものです。
本委員会は、12月15日、全委員出席のもと、執行部より国における現在の状況等の説明
を受け、慎重な審査を行った結果、全会一致により採択すべきものと決定した次第であります。
これより審査の経過を申し上げます。
各委員からは、農業県であり、本地域は農業が基本なので支援しなければならないといった
意見や、食料自給率、食糧問題を考え直さなければならないといった意見が出され、採択すべ
きものと決定した次第であります。
以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(布施辰二郎君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより請願第4号 TPP交渉参加反対に関する請願を採決いたします。
本請願に対する委員長の報告は、採択であります。
本請願は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しま
した。
─────────────────────────────
◇議長(布施辰二郎君) 休憩いたします。
午前10時11分休憩
─────────────────────────────
午前10時12分再開
◇議長(布施辰二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(布施辰二郎君) お諮りいたします。
ただいま、久保健二議員外8名から、TPP交渉参加反対に関する意見書案についてが提出
されました。
この際、これを日程に追加し、日程第4を日程第5とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第88号 TPP交渉参加反
対に関する意見書案についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
──────────────◇──────────────
第5 議案第88号 TPP交渉参加反対に関する意見書案について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第4、議案第88号 TPP交渉参加反対に関する意見書案に
ついてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。久保健二議員。14番。
〔14番 久保健二君登壇〕
◇14番(久保健二君) それでは、意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせて
いただきます。
TPP交渉参加反対に関する意見書(案)
我が国はWTOドーハ・ラウンド交渉において、世界の国々において多様な農業が存在しう
る貿易ルールの確立を国の方針として主張してきました。
しかしながら、菅首相は、10月1日突如として米国、豪州など9カ国が行うTPP(環太
平洋経済連携協定)への参加について言及しました。
去る11月9日には、「包括的経済連携に関する基本方針」を政府は閣議決定しました。こ
の中でTPPについて交渉の参加・不参加を先送りしたものの「関係国との協議を開始する」
と決定しました。
TPPは、関税撤廃の例外措置を認めない完全な貿易自由化を目指した交渉です。TPPは、
関税撤廃の例外措置を認めない完全な貿易自由化を目指すものであり、TPPへの参加は日本
の農業・農村を崩壊させる恐れがあり、断じて認められません。
我々は、工業製品の輸出拡大や資源の安定確保を否定するものではありません。しかし、こ
の国が貿易立国として発展してきた結果、我が国は世界で最も開かれた農産物純輸入国となり、
食料自給率は40%と著しく低下しました。さらに例外を認めないTPPを締結すれば、農畜
産物輸入が激増し日本農業は壊滅します。
さらに関連産業は壊滅し、地方経済・雇用、農業が守ってきた多面的機能も失われます。こ
れでは、国民・県民の圧倒的多数が望む食料自給率の向上、安全・安心なくらしの実現は到底
不可能です。
農山漁村は、現在、疲弊の度を極め、我々は、農林水産業などの地域産業の振興に日夜全力
を傾けており、食料自給率の向上、農業の多面的機能の発揮、世界の食料問題の解決と両立で
きないTPP交渉への参加に反対であり、断じて認めることはできません。
つきましては、この趣旨を十分ご理解いただき、政府・国会においては適切な対応をとるよ
う強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成22年12月 日
内閣総理大臣
農林水産大臣
外務大臣 様
衆議院議長
参議院議長
沼田市議会議長 布 施 辰二郎
以上です。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第88号 TPP交渉参加反対に関する意見書案についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
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第6 請願第6号 TPP参加に反対する請願
◇議長(布施辰二郎君) 日程第5、請願第6号 TPP参加に反対する請願を議題といたし
ます。
本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 久保健二議員。
〔経済建設常任委員長 久保健二君登壇〕
◇14番(久保健二君) 経済建設常任委員会に付託されました請願第6号 TPP参加に反
対する請願について、審査の結果をご報告いたします。
本請願は、TPP締結による関税撤廃を行えば、日本農業、地域経済及び国民生活に甚大な
影響を及ぼすことや、国民の圧倒的多数が望む食料自給率向上に向けて、TPPへ参加しない
よう政府関係機関に意見書を提出していただきたいというものです。
本委員会は、12月15日、全委員出席のもと、慎重な審査を行った結果、請願第4号と同
趣旨のものと判断し、全会一致により採択すべきものと決定した次第であります。
以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(布施辰二郎君) 委員長の報告が終わりました。
請願第6号 TPP参加に反対する請願については、既に同じ内容による意見書案が可決さ
れておりますので、採択されたものとみなします。
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第7 議案第73号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第6、議案第73号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定につ
いてを議題といたします。
本件に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 星野 稔議員。
〔総務文教常任委員長 星野 稔君登壇〕
◇15番(星野 稔君) 総務文教常任委員会に付託された議案第73号 沼田市過疎地域自
立促進計画の策定について、審査の結果をご報告いたします。
本委員会は、12月13日、全委員出席のもと、本件の提案理由及び当局からの説明に基づ
いて審査を行った結果、全会一致で本計画を可決すべきものと決定いたしました。
本計画は、時限立法である過疎地域自立促進特別措置法の一部改正に伴い、期間の延長及び
起債のソフト事業への拡充などが行われることを受けて、地域指定を受けている旧利根村地域
を対象として、引き続き過疎地域の振興を図るための6カ年計画を策定したものであります。
その内容は、旧利根村地域の住民福祉の向上や雇用の増大など、地域の自立と格差の是正を
目的としたハード・ソフトの両面からの事業計画であり、平成22年度から27年度までの計
画期間中の実施に対して、国庫補助金のかさ上げや地方債の特例など、財政措置が講じられる
ものであります。
財政事情が深刻化している本市としては、これら財政支援措置を活用すべきことは論をまち
ませんが、公債費負担適正化計画との整合を図るとともに、地域協議会との連携及び適正な事
業の進捗管理を行いながら、計画的かつ効率的に事業を選択しなければならないということは
言うまでもないことであります。
したがって、本委員会は、沼田市第五次総合計画との兼ね合いを踏まえた上で、選択実施す
るための有益な事業であるという見解で一致したものであります。
以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(布施辰二郎君) 委員長の報告が終わりました。
これより質疑に入ります。
なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第73号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、可決であります。
本案は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
──────────────◇──────────────
第8 議案第74号 指定管理者の指定についてから
議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算
(第4号)まで
以上11件一括上程
◇議長(布施辰二郎君) 日程第7、議案第74号 指定管理者の指定についてから、日程第
17、議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)まで
の以上11件を一括議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑は1件ごとに願います。
まず、議案第74号 指定管理者の指定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第75号 指定管理者の指定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第76号 指定管理者の指定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第77号 指定管理者の指定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第78号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第5
号)について願います。
なお、議案第78号については、歳出より各款ごとに願います。
まず、第2款 総務費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第11款 災害復旧費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、歳入について願います。
まず、第9款 地方特例交付金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第12款 分担金及び負担金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第13款 使用料及び手数料について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第16款 財産収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第17款 寄附金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、第2条 債務負担行為の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第79号 平成22年度沼田市国民健康保険特別会計補
正予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第80号 平成22年度沼田市後期高齢者医療特別会計
補正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第81号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予
算(第4号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第82号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補
正予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第83号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正
予算(第4号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 次に、議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会
計補正予算(第4号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第74号から議案第84号までの以上11件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第84号ま
での以上11件については、委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第74号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第75号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第76号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第77号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第78号 平成22年度沼田市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第79号 平成22年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決
いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第80号 平成22年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採
決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第81号 平成22年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)を採決いた
します。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第82号 平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決
いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第83号 平成22年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決い
たします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
次に、議案第84号 平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)を
採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
──────────────◇──────────────
第9 議案第85号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一
部を改正する条例について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第18、議案第85号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給
与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第85号 沼田市特別職の職員で常
勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、振興局長制度の今後のあり方に関しての方針に基づき、振興局長の給料額に
ついて、年収額において一般職の部長級相当額まで引き下げるべく、第3条に規定する給料月
額63万円を50万円に改めるとともに、振興局長の給料額の特例措置を定めている附則の規
定を削除するものであります。
なお、施行日につきましては、平成23年1月1日とするものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部
長に説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお
願い申し上げます。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。13番。
◇13番(相田昌夫君) 二、三、聞きたいことがあるので質疑をいたします。
とりあえず合併がなされて約6年という形で進んできたわけでありますが、合併のときに三
者が、地方交付税などが減らされて今後やっていくのに大変であるというところから合併論に
入りまして、しかしながら、すり合わせの部分で未成熟の部分があり、利根村から提案された
自治区制度というものを三者で受け入れて6年間が経過をしてきたところであります。
今までの議会等の質問の中で三者が納得をしていると、この合併に納得をしているんだとい
うところの見解が聞こえたわけでありますが、ならば、これはあくまでも10年というのは目
安であり、それ以前にそれなりの納得がいくならば、この自治区の廃止ということも考えてよ
ろしいわけであります。
それで、ここに来て、今の説明の中では財政上で下げるというところの見解はありませんで
したが、あり方というところの見解でありますればそういう検討をしたのか、あくまでも合併
をしなければ今後容易じゃない。その中でも違った形でやってきたものが一緒になり、それを
早く一元化というか、話し合いの中で決めていかなければならないことがまだ残っているとい
うことでやったのでありまして、満足ができる、ある程度、もうほとんど統一化されてるとい
う見解ならば、この自治区というものが意味をなさないということで、ある程度のつくったも
のを果たしたという結果になろうかと思いますが、その辺のところでこの給料を下げるという
ところの内容的に使命を受けてやったところがどれほどになっているのかというところをお聞
かせ願いたいと思います。
◇総務部長(町田哲男君) 相田議員のご質疑にお答え申し上げます。
今回の提案につきましては、振興局長の給料月額の削減の提案でございますが、それに際し
ましてのさまざまな検討内容につきましては、過日、市長の方から全員協議会でご説明申し上
げましたとおりでございまして、また、両振興局長からも説明をさせていただいたところでご
ざいます。
その金額を下げるという部分につきましては、従前につきましては、その決定の過程の中で
従前の収入役と同額ということで決めてきたわけでございますが、収入役制度が廃止になって
独自に振興局長の給料額ということでございますが、今回につきましては、年額において部長
相当の額とするという提案でございます。したがいまして、提案の内容はそういうことでござ
います。
地域自治区制度につきましては、今までご説明申し上げてきたとおり、今後の4年間という
ことでございますが、振興局制度は協定書の内容どおり続けていくということで説明を申し上
げてきたところでございますのでご理解いただきたいと存じます。以上でございます。
◇13番(相田昌夫君) 部長、聞きたいのは、合併当時、とりあえず未調整の部分がある、
合意を得られないところがある、調整し切れないところがあるということでこの自治区制度を
三者で受け入れて、それで合併した後、直ちにその調整に入る。それには、自治区制度がいい
んじゃないかということで三者が認めたわけであります。そういったところが済んでいれば、
言葉は悪いですけど用なしのはずであります。ですから、三者が納得できる見解、あるいは一
体的なものが図られればここの仕事がなくなるという理解をしてたんですが、その辺はいかが
なのでしょうか、6年経過した中で。
今自分が見る限りは、ほとんどが旧沼田市で合わせたところの見解で、合併して2年、3年
目にはいろいろな変化があって、住民も受け入れない部分もあったが、今はなれてそんなに文
句もなくやってきた。それをもって、局長さん、あるいは市長さんからうまくいっているとい
う見解が出ておるわけでありますので、その度合いは非常に大切なところであります。ですか
ら、その辺をどう見て、10年間というものを言うんならば最初の条件のとおり、ずっといけ
ばいいはずじゃないですか。なぜここで変えてくるというものの理由は、さっき財政のことと
か出てこないであり方ということで提案されたということでありますので、自治区のあり方と
すれば、合併のときにそういう大きな目的を持って自治区制度というものを三者で受け入れた
わけでありますから、その内容についての進行が分からなければ、自分たちはこの自治区制度
たるものの意味がわかりません。だからその部分、合併当時、未成熟・未調整、そういったも
のがあったものについてどれだけ進行しているのかというところは大変な重要なところだと思
いますがいかがですか。
◇総務部長(町田哲男君) 合併の未調整事項は現在も確かにございまして、庁内の行政改革
推進委員会の中でも合併班というようなところで議論をしてきております。その中で未調整事
項がいまだ13事業についてはあると認識いたしているところでございます。そのすべてがこ
の10年以内に調整が済んだとしてもこの10年間の地域自治区制度は存続させるということ
でご説明を申し上げてきたとおりでございまして、この地域内分権制度そのものをさらに充実
させていくということで進めたいというのが趣旨でございますので、ご理解いただきたいと存
じます。
◇13番(相田昌夫君) 部長がそこまでの見解を出すのならば、下げるという意味が一向に
わからないんですが、まだ仕事はある、重要な13も残ってる、残された年数はあと4年、こ
れでも調整し切れないからまだ延長は可能である、延長しようと思ってると。今部長がそうい
うふうに言うのはおかしいんじゃないですか。残されてる4年の中で全力投球して13事業の
部分をやるんだという意気込みはないんですか。そういったものが伝わってこないと前から言
ってるでしょう。やっているんだったら、こういうことをやってます。毎週月曜日に合併のと
きに調整のつかなかったものを何とかするために3人で努力をしてるんだったらしてるんで出
てきていいはずじゃないですか。議員には伝わらないように、住民にも伝わらないようにやっ
ているんですか。それじゃやっている意味がわからないじゃないですか。13の中でどうして
も調整のつかないものはつかないで住民に公表して、この部分だけは10年間やったがだめだ
ったらだめだったでいいじゃないですか。何で自治区を継続しなければならないんですか。三
者が将来行政をやるのに容易じゃないかというので三つが一緒になったんでしょう。そこを克
服するために代表者まで出してやってるわけでしょう。その部分が見えてこないというのはど
ういうわけなんですか。本当にお金が足りないんだったら早くそういったものを切りをつけて、
みんな住民に理解できるようにしてもう自分達の仕事は終わった、その方が全然財政的には助
かるんじゃないですか。そのところを教えてくださいよ。
◇総務部長(町田哲男君) 提案の内容を若干オーバーしている部分もあろうかと思いますが、
そもそも地域自治区制度、振興局制度を設置させていただいた趣旨が、3市村の合併に際して、
白沢・利根の主体的な振興を尊重しようということで始まったものでございまして、そのため
に振興局長、あるいは地域協議会の制度を設けてその権限も委任した形で進めてきたところで
ございます。その形につきましては、合併協議書のとおり10年間をやっていきたいというも
のでございます。
その中で、さらにその10年後についても地域協議会の中ではそれも継続という声等もござ
います。そういった声もあるということで過日、地域協議会の記録の中では意見として出され
ているということでございますので、あくまでそれぞれの振興局、地域自治区の考え方を尊重
しながら、最終的には沼田市としての一体感ということでありますが、当初におきましては旧
沼田市においても地域内の分権を進めていくという基本的な考え方で進めてきたと私どもは理
解しているところでございますのでよろしくお願いいたします。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。27番。
◇27番(金井康夫君) 先ほど相田議員とのやりとりの中で振興局長の立場ですね。当初の
合併した当時、収入役と同等ということで部長お答えだったんですが、私の記憶では、当時、
助役と同等だったんじゃないかなという気がするのですが、そちらについて1点確認したいと
思います。
それから、今回この給与に関する条例に関して、当初の合併協議書について合併の趣旨を尊
重し形式・内容を変更しないというような一つの項目があると思うのですが、この給与を変更
することによって当初のこの変更に当たるのではないかなというような気がするのですが、そ
ちらについてもお聞かせいただきたいと思います。
◇総務部長(町田哲男君) まず1点目の振興局長の、先ほどは収入役と同等といいますか、
収入役の給料額と同額ということでご理解いただきたいと存じます。
権限の関係につきましては、確かに金井議員のおっしゃったとおり、専決関係につきまして
は当時の助役専決を基本とするということでその権限移譲をするという約束になってございま
すので、その職務権限といいますか、専決の区分けの中では今の副市長に準じた形での専決に
なってございます。さらに3,000万円までの工事発注、執行権限ということで地域自治区
の振興局長には認めてきたという経過がございます。ただ、給料面については、先ほど申し上
げましたとおり、収入役と同額で定めてきたということでございます。
それと2点目の形式・内容を変更しないということでございまして、この合併協議書の中に
は、振興局長の給料額については全く言及してございません。したがって、これは今回提案の
条例の中に金額を定めて決めさせてきたということでございますので、形式・内容変更には当
たらないという見解でございます。
◇27番(金井康夫君) 先ほどの部長の答弁で、給料については振興局長、言及してないと
いうようなお話なんですが、これに伴って次長制度が来年度、4月1日から廃止されるという
ことも予定されているのですが、こちらの内容についても合併協議書の内容の変更には当たら
ないのかどうか、そちらについてお聞きしたいと思います。
また、今回この特別職の条例の一部を改正する条例によっていろいろ減額されると思うんで
す。減額の総額の金額とその減額された金額についての使途についてお聞かせいただきたいと
思います。
◇総務部長(町田哲男君) 次長制度につきましては、過日、市長からご説明申し上げました
とおり、23年4月1日から廃止していくということでお話しさせていただきました。
この平成17年、合併のスタート時点で市民の皆様に周知させていただいたところでは、振
興局長の下に局長を補佐する役割ということで部長相当職ということで次長制度を設けてきた
ところでございます。この次長制度につきましては、市の規則の中に次長を置くということで
定めてございます。したがって、この協議書の内容そのものを変更するものではないとご理解
いただきたいと存じます。
それと、減額によりまして幾ら削減になるかということでございますが、部長相当職の金額
につきましては、部長級の給与額が最高額で823万円余ということでございます。振興局長
の現行の年収額が934万円余ということでございますので、お一人の振興局長におきますと
1人あたり110万円、お二人でございますので年額で220万円の減額ということになるわ
けでございます。
その減額となった削減費用をどこに充てるかということについては、具体的にどこというこ
とは申し上げようがございませんので、新年度予算の中で対応していくということでご理解い
ただきたいと存じます。以上でございます。
◇27番(金井康夫君) 次長制度につきましては、部長の答弁ですと規則の中でというよう
なことですが、私自身規則の中でうたわれているのであれば、合併協議に関係するのかなとい
うような気がするんですね。これは部長との見解の相違だと思いますので、それはそれで結構
です。
今回次長制度が廃止されるに当たって、よく合併して地域の一体感の醸成というふうに言わ
れてるんですが、これが次長がいなくなることによって今後の4年間の地域自治区制度で地域
の一体感の醸成というものが保たれると思われるのかどうか1点お聞きしたいのと、あともう
1点が、今回のこの給与の関係の条例につきましては、市長と両振興局長、三者で話し合われ
て三者の合意で今回提案されたのかどうか、こちらについてお聞かせいただきたいと思います。
◇総務部長(町田哲男君) 次長廃止によってより一体感の醸成が保たれるかどうかというと
ころでございますが、今回給料額は減額させていただくわけでございますが、振興局長におき
ましては今までの次長の職務も4月以降はやっていただくということでございます。したがっ
て、その地域を代表する立場である特別職の振興局長であるとともに、その事務を統括する立
場の次長の職務もあわせて振興局長にはやっていただくということで、一体感の醸成にはさら
にその振興局長の役割は大きくなるという理解でございます。
それと、市長と両振興局長の協議と合意であるかどうかということでございますが、これに
つきましては何度も腹を割った形での協議をさせていただいたところでございます。
さらに、施行日につきましても次期の任期からということではなく23年1月1日から施行
したいということで、これは振興局長からのお話もあって市長が了としたというものでござい
ます。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第85号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第85号については、委員会
の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第85号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正
する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
──────────────◇──────────────
第10 議案第86号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例
について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第19、議案第86号 沼田市職員の給与に関する条例等の一
部を改正する条例についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第86号 沼田市職員の給与に関す
る条例等の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
改正の内容は、職員給与の適正化の一環として、本市のラスパイレス指数の是正を図るため、
一般職職員の昇給抑制等を行うものであります。
改正の第1は、昇給号給の2号抑制を行うものであります。
現在の昇給は、毎年1回、1月1日に行うこととしており、勤務成績が良好な場合の昇給号
数は、1級から5級までの職員は4号給、6級以上の職員、部課長は3号給、55歳以上の職
員は2号給となっておりますが、平成23年1月1日の昇給日において、昇給号数をそれぞれ
2号給引き下げるものであります。
改正の第2は、現給保障額の90%削減を行うもので、平成18年度に実施した給与制度改
革に基づく給与水準の引き下げに伴う経過措置額、いわゆる現給保障額について、平成23年
1月以降、90%削減するものであります。
以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部
長に説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお
願い申し上げます。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。19番。
◇19番(井之川博幸君) ご説明をいただきましたので質疑をさせていただきたいと思いま
す。
まず、ラスパイレス指数が100.3ということで県内では2番目に高いということで、今
回、これを引き下げるために昇給抑制をするというようなご説明でありましたが、このラスパ
イレス指数というのは、本市の、沼田市の職員が国家公務員と同じ職員構成であると仮定をし
て算出している指数ですから、実際の給与水準とは違うというふうに感じております。
そういう点で、まず県内の市の、沼田市の職員の平均給料額の金額と12市の中で何番目な
のかということをお伺いしたいと思います。
それから、第1位は太田ということになってますが、ラスパイレス指数で、太田市の職員の
平均給料額と12市の中の順位、わかれば教えてもらいたいと思います。
それから諸手当を含んだ平均給与額、これについても沼田市の平均給与額と12市の中では
何番目なのか教えてもらいたいと思います。
また、今回の措置によって財政的な影響額はどのくらいか教えてもらいたいと思います。
また、来年1月における措置だということなんですが、今回だけの措置になるのかどうか、
その辺も確認をさせていただきたいと思います。
それから、現給保障額の90%削減についての問題でありますが、この削減を行っているの
は、県内12市の中でどの市が実施しているのか教えてもらいたいというふうに思います。
また、関係職員が137人というふうに示されておりますが、この中で一番給料額の高い金
額と今回の影響額、それからこの中で一番低い給料額と今回の影響額がわかれば教えてもらい
たいというふうに思います。以上です。
─────────────────────────────
◇議長(布施辰二郎君) 休憩いたします。
午前11時04分休憩
―────────────────────────────
午前11時12分再開
◇議長(布施辰二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇総務部長(町田哲男君) 井之川議員のご質疑にお答え申し上げます。
まず1点目の沼田市の平均給料月額と12市の中の順位ということでございますが、給料月
額、これはラスパイレス指数算定と同じ総務省から公表の最新数値でございますが、平均給料
月額34万8,500円でございまして、12市中では第4位でございます。その第1位につ
きましては、太田市が35万6,300円で1位となってございます。
さらに期末・勤勉等諸手当をプラスしたところの平均給与月額でございますが、これにつき
ましては沼田市において41万2,819円で、12市のうちでは第5位でございます。太田
市につきましては、42万7,370円で第2位でございます。これは高崎市が1位になって
いるという状況でございます。
次に、2点目の今回の職員の昇給2号抑制と現給保障90%減額による影響額、削減額でご
ざいますが、5,195万円でございます。
それから、3点目の今回の措置は今回だけであるかということでございますが、昇給につき
ましては23年1月1日、今回のみということでございます。
ただし、現給保障の関係につきましては、当分の間という表現をさせていただいてございま
すが、これはそれがいつまでということでなく、このままということも念頭に置いた上で当分
の間ということで表現させていただいているところでございます。したがって、この減額90
%は今回のみの措置でないということでご理解いただきたいと存じます。
それから、4点目の今回の現給保障におきますところの該当職員137人ということでござ
いましたが、実際には1月1日に昇給し現給保障額を超える職員がいまして、実数は131人
になります。そのうちの一番高い給料月額の職員は45万円でございまして、その45万円の
職員が必ずしもその現給保障の最高額ではないわけですけども、一番現給保障を現在もらって
いる職員の金額は3万2,153円でございます。この90%が削減になるということでござ
います。
それから、一番低い給料月額の職員につきましては36万円の職員でございます。
また、現給保障額をもらっている職員につきましての最低額が400円ということになりま
す。この90%が減額ということでご理解いただきたいと存じます。以上でございます。
◇19番(井之川博幸君) 数字的にはご答弁いただきましたのでわかりました。
それで職員の給与を決める場合に、先日の人勧の関係もありましたが、いろいろそのときも
意見を言わせていただきましたが、地方自治体の状況とその地域の状況等もこれからは勘案す
るようにというようなことでありましたが、本市の場合は非常にそういう状況は、今余りよく
ない状況だと思うんです。総生産額は3年前に1,600億円を下回るというようなこと。ま
た総所得も年々減少しておるというようなことで、12市の中では総所得は最低ですよね。そ
れから1人当たりの所得も12市の中で最低ということで、年々下がっていると。12市のう
ちの9市は、下がっていないで上がっているんですね。安中なんかは400万円も1人当たり
の所得があるというような市でありまして、沼田市の250万円台というのは非常に低い。そ
れからこの近隣でも伸びている町村がある中で、沼田市は逆転されてしまったというような状
況です。そういう状況の中でこういう給料も考えていかなくてはならないというように思うの
ですが、本当に本市はこれから立て直さなければならない。市長を先頭に市職員に本当に頑張
ってもらわないとどんどんだめな市になっちゃうわけで、そういうときにこういう給料を下げ
るということはどんな影響があるかということをどのように検討されたのか、その辺について
お伺いをしたいというふうに思います。
それから、そういう点で職員の士気に影響があると思うんですよね。士気が下がるんではな
いかという心配があるわけなんですが、そういう対策はどのように考えられたのかお伺いした
いと思います。
それから、本市は今、市を挙げて少子化対策を推進しているわけでありますから、職員もそ
ういう点では頑張ってもらいたいと。市の職員も子共が2人とか3人いる世帯では、しっかり
子育てをしていただいて高等教育も受けられるというような保障をしていかなければならない
というふうに考えます。そういう点でそのような職員の家庭で子育てがきちんとできる給与水
準といいますか、そういうことはどのような検討がされたのかお伺いしたいというふうに思い
ます。
それから、これからしっかり市を立て直して周りの町村にも負けないようにしなければなら
ないような状況の中で、職員の人材確保というのは大事だと思うんですね。こういう給料を下
げていっていい人材が集まるかということも心配なわけで、その点について人材確保という観
点からすれば、給与のことも考えていかなければならないと思うのです。そういうことはどの
ように検討されたのかお伺いをしたいというふうに思います。以上です。
◇総務部長(町田哲男君) お答え申し上げます。
まず1点目につきましては、職員給与を今回、実際問題は下げるということでございまして、
それによって職員の士気が下がるのではないかということでございます。
今回の職員給与の削減の措置は、あくまで公表されておりますラスパイレス指数が12市の
中で上位にあると。これはやはり給与水準という意味からいって削減は必要であろうという観
点で今回の提案をさせていただいているところでございます。
これにつきましては、当然職員組合とも協議をした結果ということでございますが、職員組
合でも懸念ということは示されているわけですが、この給与を一定の水準を保つというのは当
然でございますが、それとともに職員が、先ほど議員がおっしゃられましたとおり、いかにそ
の士気を下げない形で意欲を持って取り組めるかということを私どもは当然意を用いて進めな
ければならないというところでございます。その部分につきましては、今般、行政改革推進委
員会の中でも人材育成基本方針を策定していくということで過日素案についても検討を進めて
いるところでございます。したがって、職員の意欲の向上策については、給与だけにとどまら
ない形で進めてきているところでございます。
次に、少子化につきましては、やはり職員についても子供の数は多いということではござい
ませんが、職員の今回の措置については、昇給の関係の2号という部分ですと若年層に影響が
ということで、できるだけそこの部分については影響させないということは一つ考慮した上で
の措置であるということでございます。
もう1点は、福利厚生の面で育児休業制度の充実ということで男性も当然育児休業がとれる
というような形で進めているところでございまして、そういった福利厚生面での対応を図って
いるというところでございます。
それと、今回の給与削減によって人材確保について影響があるのかどうかということでござ
いますが、先ほどの平均給料あるいは給与については12市の中で現在は中位にあると。ただ
ラスパイレス指数が高いのでということでございますので、今回の措置によっても目標の
99.1に近づけると、県内のラスパイレス指数の平均のところに持っていくという措置でご
ざいますので、人材面についての今回の給与月額によって影響ということはないというふうに
考えているところでございます。
◇19番(井之川博幸君) 公務員の給与削減は、今、国を挙げて取り組まれているわけであ
りまして、日本経済がこの10年間全然伸びないと、GDPが下がっているような状況で、国
でも国家公務員の給与をどんどん下げているというような状況もあります。それに比較してラ
スパイレス指数というので比べられるわけで、その数字が今回は県下で2位だったのでという
理由なんですが、先ほどご答弁いただいたように、12市の中で平均的な給料とか給与水準は
そんな突出しているわけではないんですね。真ん中よりちょっと上という程度でありまして、
ただラスパイレス指数だけを、それは仮定の数字ですから、実際のことはさっき答弁いただい
たこういう状況ですから、やっぱり実際のところもよく見て職員の給料は決めていく必要があ
るのではないかというふうに思います。ただ、今99.1までというようなことがあったんで
すが、ただそういうことだけでいいのか、その辺の検討はどうされたのかお伺いしたいと思い
ます。
また、今の社会状況の中でこういう数字が出ているわけなんですが、国家公務員よりも地方
公務員は給料が下でなければならないとか、そういうことはないと思うんです。こういう地方
の大変な自治体だからこそ、いい人材を確保して、給料も払ってもいいからこの市をどう発展
させていくかというところに力を発揮してもらうということが大切ではないかというふうに思
うんですね。国家公務員よりも最初から給料が下だというような、そういう考え方はおかしい
んじゃないかというふうに感じるわけなんですが、その点について基本的な問題なんですが、
そういう点でどのようなお考えを持っているのか最後にお聞かせ願いたいと思います。以上で
す。
◇総務部長(町田哲男君) お答え申し上げます。
実際に職員の給料については、先ほど申し上げましたとおり、12市の中では中ほどである
ということでございますが、総務省が公表して新聞等で示されている給料の水準については、
これはラスパイレス指数ということで公表されているところでございまして、これが形式的で
はあっても12市の中で上位にあるということは、やはり問題視しなければならないというふ
うにとらえているところでございます。
ただ、これを是正するに当たっての考え方として、先ほどの昇給を抑制する措置と現給保障
の減額という二つの手段を用いたわけでございまして、これはできるだけ職員間の公平・公正
を図りたいという趣旨からこの二つの手段での削減策を提案申し上げているところでございま
す。
それと2つ目の地方公務員給与が国家公務員と比較してどうかという部分でございますが、
沼田市の今までの方針でありますと、人事院勧告に準じた形で職員給与を決めさせていただい
てきたというのが実際でございまして、議会でもそういった形でご承認をいただいているとこ
ろでございます。
ただ、国で示されるラスパイレス指数の中で100を超えるということが準じるということ
ではなくて超えているので、これはやはり問題であるので是正すべきであるという見解が示さ
れているところでございます。
もう一つ、職員の給与については周辺の自治体、あるいは地域の給与水準等も勘案した上で
ということで自治法にも明記されておりますので、その辺につきましては、今後、人事院勧告
制度を廃止というような動きもございますので、国の動きと合わせて沼田市としての対応策を
考えていかなければならないというふうに考えているところでございます。以上でございます。
(休憩を求める者あり)
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◇議長(布施辰二郎君) 休憩いたします。
午前11時29分休憩
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午前11時30分再開
◇議長(布施辰二郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇総務部長(町田哲男君) 先ほどの第1回目の井之川議員からのご質疑の中で、12市の中
で今回の現給保障削減をやっている市があるかどうかという部分でございますが、今現在12
市の中ではございません。以上でございます。
◇議長(布施辰二郎君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第86号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、議案第86号については、委員会
の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第86号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてを
採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
──────────────◇──────────────
第11 議案第87号 シルバー人材センターへの補助のさらなる縮減を行わな
いよう求める意見書案について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第20、議案第87号 シルバー人材センターへの補助のさら
なる縮減を行わないよう求める意見書案についてを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。片野彦一議員、11番。
〔11番 片野彦一君登壇〕
◇11番(片野彦一君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきま
す。
シルバー人材センターへの補助のさらなる縮減を行わないよう求める意見書(案)
シルバー人材センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に定められた、高年齢者
の就業の機会を確保し、もって高齢者の福祉の増進に資することを目的とした公益法人です。
センターは、これまで目的達成のため地方自治体と連携を図りながら、勤労意欲のある高齢
者に対する就労の支援やセンター会員の知識、経験を生かし、地域の活性化に貢献するための
事業を展開し、本来、国が行うべき高齢者の就労支援施策を担ってきました。また、高齢者の
生きがいの場を築き、会員が働くことによって健康を維持し、地域の医療費の節減にも寄与す
るなど、地域社会にとって欠くことのできない存在となっています。
しかしながら、その財源は事業受託収入の一部である事務費と、国及び地方公共団体からの
補助金によって運営されており、現在の低迷する経済情勢のもとで受注が減少し、さらには近
年の国及び地方自治体における行財政改革の推進も重なって、シルバー人材センターの収入は
大幅に落ち込んでおり、センターみずからが経営改革に取り組んでいますが、厳しさが増大し
ているのが現状です。
このような状況下において、このたびの政府の行政刷新会議における事業仕分けの中で、シ
ルバー人材センター援助事業の見直しが行われ、国庫補助金を3分の1程度縮減するという評
価が出されました。国庫補助金が縮減されれば、シルバー人材センター事業の存続自体に大き
く影響を与えることは必至であり、また、地方自治体へも大きな影響を及ぼすこととなり、憂
慮すべき事態が懸念されます。
よって、政府におかれましては、地方自治体が進めてきた高齢者の就労支援、福祉増進の政
策に支障が生じることのないよう、センターへの補助のさらなる縮減を行わないよう強く要望
します。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
平成22年12月 日
厚生労働大臣 様
沼田市議会議長 布 施 辰二郎
以上です。
◇議長(布施辰二郎君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) 討論を終結いたします。
これより議案第87号 シルバー人材センターへの補助のさらなる縮減を行わないよう求め
る意見書案についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されまし
た。
──────────────◇──────────────
第12 閉会中の継続調査及び審査申出について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第21、閉会中の継続調査及び審査申出についてを議題といた
します。
総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調
査及び審査の申し出がありました。
それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに、ご異
議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出の
とおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに決しました。
──────────────◇──────────────
第13 字句等の整理委任について
◇議長(布施辰二郎君) 日程第22、字句等の整理委任についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会
議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(布施辰二郎君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
──────────────◇──────────────
第14 市長閉会あいさつ
◇議長(布施辰二郎君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げま
す。
今期定例会は、去る12月7日から本日までの11日間にわたって開催され、議員各位にお
かれましては慎重なご審議を賜り、ご提案を申し上げましたすべての案件につきまして、原案
のとおり可決いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でござ
います。
また、一般質問におきましても、5名の議員の方々から現下の諸問題を中心に示唆に富んだ
ご質問を承りそれぞれご答弁を申し上げましたが、検討・研究課題とさせていただきました事
項につきましては、今後、十二分に留意をしてまいりたいと存じます。
さて、平成22年も残すところ、あとわずかとなりました。
昨年は、日本の憲政史上初めてとされる選挙による政権交代によって大きな変革がもたらさ
れましたが、本年の7月11日、政権交代後、初の国政選挙として執行された第22回参議院
議員通常選挙におきまして、野党が参議院の主導権を握る、いわゆる「ねじれ国会」となり、
不安定な政権の中、将来に向けた重要な施策や環太平洋戦略的経済連携協定などについて、今
後の動向をしっかりと見きわめ、遺憾なきよう対応をしてまいりたいと考えております。
我が国の経済は、依然として低迷をしており、来春卒業予定の大学生の就職内定率が就職氷
河期を下回る状況となり、雇用環境は厳しい状況が続いております。
政府は、現下の厳しい経済情勢や先行き悪化懸念を踏まえ、「円高・デフレ対応のための緊
急総合経済対策」を実施するため、平成22年度補正予算を編成したところであります。
また、デフレからの脱却を喫緊の課題と位置づけ、日本銀行と一体となって強力かつ総合的
な政策努力を行っており、日本銀行に対しては、引き続き、政府と緊密な情報交換・連携を保
ちつつ、適切かつ機動的な金融政策の運営によって経済を下支えするよう期待をするところで
あります。
本市におきましては、去る10月3日、県立森林公園21世紀の森において全国育樹祭が開
催をされ、関係各位のご協力のもと、本市の特徴である、森林と田園が織りなすすばらしい環
境と、この地ではぐくまれた歴史や文化、伝統などを内外に大きくアピールすることができた
ものと考えております。
また、平成23年度予算編成に当たりましては、依然として極めて厳しい財政状況の中では
ありますが、合併後7年目を迎え、また、「水と緑の大地 田園空間都市」を将来像として掲
げた第五次総合計画の5年次に当たるため、その実現に向けて、行財政改革を基軸に徹底した
歳出の抑制を行う一方、「環境・交流」、「教育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」、
「安全・安心」を柱とした市民生活に直結する事業には最大限配慮するとともに、将来に対し
て必要な投資を惜しむことなく、歳入の確保に努め、創意と工夫により最小の経費で最大の効
果を上げられるよう、全職員とともに一丸となって諸課題の解決に取り組み、健全で持続可能
な財政構造の実現に向け邁進をしてまいりたいと考えております。
結びに当たりまして、この1年間、議員各位から温かいご指導、ご鞭撻を賜りましたことに
対しまして、心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
また、暮れからお正月にかけて、大変議員の方々におかれましては激職であります。ぜひお
体にご留意をいただきながら十二分のご活躍をいただきまするように心からお祈りを申し上げ
る次第でございます。
なお、明くる年が健やかですがすがしい新春を迎えられ、市政発展のため、より一層のご活
躍をされますることを重ねて心からご祈念を申し上げ、御礼のごあいさつとさせていただきま
す。
まことにありがとうございました。
──────────────◇──────────────
第15 閉 会
◇議長(布施辰二郎君) 以上をもちまして、平成22年第5回沼田市議会定例会を閉会いた
します。
議員各位、並びに執行部各位には、長期間にわたりまして大変ご苦労さまでございました。
午前11時42分閉会
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