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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成23年第4回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号

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平成23年第4回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
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議事日程 第1号
平成23年 9月 6日(火曜日)午前10時開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 報告第12号 専決処分報告について
第 5 報告第13号 専決処分報告について
第 6 議案第44号 市道路線の認定について
第 7 議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例について
第 8 議案第46号 サラダパークぬまた設置及び管理条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正する条例について
第10 議案第48号 平成22年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認定に
           ついて
第11 議案第49号 平成22年度沼田市水道事業決算認定について
第12 議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を
           改正する条例について
第13 議案第51号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第14 議案第52号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第15 議案第53号 平成23年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第16 議案第54号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第17 議案第55号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
第18 議案第56号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第19 議案第57号 平成23年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
       ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 報告第12号 専決処分報告について
    報告第13号 専決処分報告について
               以上2件一括上程
第 6 議案第44号 市道路線の認定について
第 7 議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例について
    議案第46号 サラダパークぬまた設置及び管理条例の一部を改正する条例について
    議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正する条例について
               以上3件一括上程
第 8 議案第48号 平成22年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認定に
           ついて
    議案第49号 平成22年度沼田市水道事業決算認定について
               以上2件一括上程
第 9 議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を
           改正する条例について
    議案第51号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
    議案第52号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第53号 平成23年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    議案第54号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第55号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第56号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第57号 平成23年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
               以上8件一括上程
第10 散  会
       ─────────────────────────────
出席議員(21人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       4番  島田 富造君      5番  野村 洋一君
       6番  坂庭 直治君      7番  石井 紘一君
       8番  高柳 勝巳君      9番  井之川博幸君
      10番  大東 宣之君     11番  星野  稔君
      12番  金子 一弥君     13番  山ア 義朗君
      14番  片野 彦一君     15番  大竹 政雄君
      16番  星川嘉一郎君     17番  小野 要二君
      18番  宇敷 和也君     19番  石田 宇平君
      20番  布施辰二郎君     21番  星野佐善太君
      22番  牧野 保好君
欠席議員(なし)
       ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       須藤 一夫君   市民部長       田辺 昇利君
   健康福祉部長     黒岩  勉君   経済部長       飯田 敏夫君
   都市建設部長     生方 秀二君   総務課長       田村 博史君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長            津久井 勲君
   教育部長       水田  修君   庶務課長       増田 雄二君
   監査委員事務局長   茂木 一夫君                    
       ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       星野 喜一    次長兼庶務係長    加藤 英臣
   議事係長       木暮 保夫    副 主 幹       木榑 聖子
       ──────────────◇──────────────
    午前10時開会
◇議長(大島崇行君) ただいまから平成23年第4回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
       ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大島崇行君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(星野喜一君) 命によりご報告申し上げます。
 去る8月11日、八須賀一男議員から議員の辞職願が提出されました。
 閉会中の届け出であり、地方自治法第126条但し書きの規定により議長において受理し、
同日付で許可通知を直接交付いたしました。
 沼田市議会会議規則第143条第2項の規定によりご報告申し上げます。
 次に、沼田市監査委員鴻田武夫、石田宇平の両氏から、随時監査等結果報告書並びに例月出
納検査結果報告書が、地方自治法の規定に基づき、議長あてに寄せられております。
 本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、交通安全施設管理及び
市営住宅管理の瑕疵による物損事故に係る損害賠償額の決定2件の報告がありました。
 以上でございます。
◇議長(大島崇行君) 以上で諸般の報告を終わります。
       ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(大島崇行君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から9月27日までの22日間といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月
27日までの22日間と決定いたしました。
       ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大島崇行君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、高柳勝巳議員、井之川
博幸議員、大東宣之議員の以上3名を指名いたします。
       ──────────────◇──────────────
    第4 請願の付託
◇議長(大島崇行君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
       ──────────────◇──────────────
    第5 報告第12号 専決処分報告について及び
       報告第13号 専決処分報告について
                     以上2件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第4、報告第12号 専決処分報告について、及び日程第5、報
告第13号 専決処分報告についての以上2件を一括議題といたします。
 報告書の朗読を省略し、ただちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました報告第12号 専決処分報告、沼田市税
条例の一部を改正する条例について、及び報告第13号 専決処分報告、沼田市都市計画税条
例の一部を改正する条例についての2件を一括してご説明申し上げます。
まず、報告第12号 専決処分報告、沼田市税条例の一部を改正する条例について、ご説明申
し上げます。
 今回の改正は、「現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地
方税法等の一部を改正する法律」が、6月22日に成立し、6月30日に公布、同日一部が施
行されたことに伴い、関連する沼田市税条例の一部改正を行ったものであります。
 改正の内容は、国税の改正に合わせた市税各税目の不申告等に係る過料の新設又は引上げ、
及び条文の整備等であります。
続きまして、報告第13号 専決処分報告、沼田市都市計画税条例の一部を改正する条例につ
いてご説明申し上げます。
今回の改正は、ただいまご説明申し上げました沼田市税条例の一部を改正する条例と同様に、
「現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための地方税法等の一部を
改正する法律」の公布施行に伴うものでありまして、改正の内容は、適用条文の整備でありま
す。
 以上2件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、期間的な制約から、
やむを得ず専決処分として措置させていただいたものであります。
 細部につきましては、ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議
の上、報告のとおりご承認賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
  まず、報告第12号について願います。9番。
◇9番(井之川博幸君) 今市長の説明を受けましたが、少し詳細にお聞きをしたいと思いま
す。
 26条関係では、たしか前条に市民税の納税義務者で市内に住所、居所、事務所、事業所又
は寮等を有しないものは、納税管理人を定める、というようなことが示されていると思います
が、実際に、こういう場合、これだけのことを見ると、住所を有しないものというのがちょっ
と思い浮かばないわけなんですが、これ以外にどういう場合に住所を有しないということにな
るのか、教えてもらいたいと思います。
 それから、26条関係で実際に沼田市では対象者がいるのかということと、次にたばこ税と
鉱産税と特別土地保有税にかかわって改正されるわけなんですが、この辺も、沼田市で該当者
がいるのかどうか、お伺いをしたいと思います。
 それから、附則の中に高齢者の居住の安定確保に関する法律等の一部を改正する法律の関係
が示されているわけなんですが、この関係について、どういうものなのかお伺いしたいと思い
ます。以上です。
◇市民部長(田辺昇利君) 納税管理人の関係につきましては、沼田に住所がない方が土地と
かを持っていて市外に住所を持っている方について、そういう納税管理人を設けなさいという
ことですけれども、それをしない場合は、その報告をしなさいということですけれども、そう
いう関係であります。
 また、その該当者がいるかということですけれども、今3万円から10万円に罰則が引き上
げられましたけれども、今までの該当者はおりません。
 また、納税管理人については何人かいますけれども、現状では把握してない状況であります。
               (休憩を求める者あり)
       ─────────────────────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩いたします。
午前10時19分休憩
       ─────────────────────────────
午前10時26分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
       ─────────────────────────────
◇市民部長(田辺昇利君) 3番目の高齢者向けの優良住宅である住宅については、従前の例
によるということですけれども、その関係につきましては、住宅特定改修特別控除ということ
で租税特別措置法の関係でありますけれども、高齢者住宅改修工事に係る税控除等の上限額、
改正前20万円が、その適用を受ける年分に応じ、平成23年分は20万円、平成25年度は
15万円に引き下げるということであります。つきましては、高齢者の住宅の家屋に関する法
律で、そのつくられた日までについては20万円の控除がきくという改正であります。以上で
あります。
◇9番(井之川博幸君) おおむねわかりました。それで、不申告の関係は、期日まで申告し
なければ不申告になるということになってるんですけれども、実際の対応とすれば、どのよう
な対応が、要するに期日が来た後、当局がどのような不申告者に対応するのか、その辺をお聞
かせ願いたいと思います。
◇市民部長(田辺昇利君) 現状の把握ができたところで対応するんだと思いますけれども、
今のところは沼田市では該当はありません。
◇9番(井之川博幸君) 条例で決めているわけなんで、一般的にそういうものが発生した時
にどういう対応をするという方針を出しておかなければ事業事務はできないと思うんです。方
針として、不申告が発生した場合、例えば年度末3月31日が期日だとすれば、3月31日を
過ぎれば、4月1日になれば不申告ということなんですけれども、現実の対応として、一般的
な市民税とか国保税とかの対応をしてることもあるんですけれども、そういうものと同じよう
な対応をされるのかどうか、その辺の方針としての考え方を最後にお伺いしたいと思います。
◇市民部長(田辺昇利君) そのとおり、市民税とかの対応と同様な対応をすることになって
おります。
◇議長(大島崇行君) ほかにございませんか。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、報告第13号について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております報告第12号及び報告第13号の以上2件については、会議
規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、報告第12号及び報告第13号の以
上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより報告第12号 専決処分報告についてを採決いたします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
 次に、報告第13号 専決処分報告についてを採決いたします。
 本案は、承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
       ──────────────◇──────────────
    第6 議案第44号 市道路線の認定について
◇議長(大島崇行君) 日程第6、議案第44号 市道路線の認定についてを議題といたしま
す。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第44号 市道路線の認定について
ご説明申し上げます。
 今回認定する南明支8号線及び稲荷平3号線につきましては、いずれも宅地造成に伴い新設
された道路を市民の方からご寄付をいただき市道認定するものであります。
 以上、その概要をご説明申し上げましたが、細部につきましてはご質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決定くださいますようお願い
申し上げます。 
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第44号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、議案第44号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第44号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
       ──────────────◇──────────────
    第7 議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例について
              から
       議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正する条例に
              ついてまで
                                    以上3件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第7、議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正す
る条例についてから日程第9、議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正
する条例についてまでの以上3件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第45号 沼田市交通指導員設置条
例の一部を改正する条例についてから議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部
を改正する条例についてまでの以上3件につきまして、一括してご説明申し上げます。
 まず、議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し
上げます。
 今回の改正は、交通指導員の選定要件を拡大することに伴うものであります。
 改正の内容は、交通指導員の選定要件から年齢の上限を定めた規定を排除するものでありま
す。
 続きまして、議案第46号 サラダパークぬまた設置及び管理条例の一部を改正する条例に
ついてご説明申し上げます。
 今回の改正は、サラダパークぬまたの管理運営を指定管理者に委任することに伴うものであ
ります。
 主な改正の内容は、指定管理者が選定された場合において、使用許可等の事務を円滑に行え
るよう読みかえ規定を定めるとともに、同敷地内に設置している森林の館をサラダパークぬま
たの一施設として管理運営を行うことを定めるもので、それに伴い、附則において森林の館設
置及び管理に関する条例を廃止するものであります。
 続きまして、議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正する条例につい
てご説明申し上げます。
 今回の改正は、「スポーツ振興法」が「スポーツ基本法」として全部改正されたことに伴う
ものであります。
 主な改正の内容は、「沼田市スポーツ振興審議会条例」の題名を改めるなど所要の改正を行
うとともに、「沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」別表第
1中の「沼田市スポーツ振興審議会委員」を「沼田市スポーツ推進審議会委員」に、また「体
育指導委員」を「スポーツ推進委員」に改めるものであります。
 以上3件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご決
定くださいますようお願い申し上げます
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
  まず、議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第46号 サラダパークぬまた設置及び管理条例の一部を
改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正
する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第45号から議案第47号までの以上3件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、議案第45号から議案第47号まで
の以上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第45号 沼田市交通指導員設置条例の一部を改正する条例についてを採決い
たします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第46号 サラダパークぬまた設置及び管理条例の一部を改正する条例について
を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第47号 沼田市スポーツ振興審議会条例等の一部を改正する条例についてを採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
       ──────────────◇──────────────
    第8 議案第48号 平成22年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出
              決算認定について及び
       議案第49号 平成22年度沼田市水道事業決算認定について
                                    以上2件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第10、議案第48号 平成22年度沼田市一般会計及び特別会
計7件の歳入歳出決算認定について及び日程第11、議案第49号 平成22年度沼田市水道
事業決算認定についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第48号 平成22年度沼田市一般
会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認定について及び議案第49号 平成22年度沼田市水
道事業決算認定についての2件につきまして一括してご説明申し上げます。
 平成22年度は、歴史的政権交代がなされて半年が経過し、新政権において掲げられたマニ
フェストの実現に向け、大きな期待が寄せられた年でありました。
 一方、リーマンショック以降、世界経済を取り巻く環境は依然として厳しい状態が続く中、
我が国においてもその影響は深く、円高やデフレスパイラルなどによる景気の低迷、さらには
雇用問題など、さまざまな面で先行き不透明な状況が続いてきました。
 国においては、円高、デフレに対する緊急総合経済対策として、地域活性化を図り地域から
日本を元気にするための緊急的な措置を講じてきたのであります。
 こうした状況の中、本市においては、「樹の息吹 育ててつなぐ地球の未来」をテーマに、
皇太子殿下をお迎えし、「第34回全国育樹祭」が県立森林公園21世紀の森で開催され、本
市の特徴である、森林と田園が織りなす素晴らしい環境と、この地で育まれた歴史や文化、伝
統などを内外に大きくアピールすることができたものと考えております。
 また、沼田市第五次総合計画の第4年次として、将来像である「水と緑の大地  田園空間都
市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「環境・共生」、「交流・地域振興」、
「子育て・教育」「健康・福祉」及び「安心と安全」の5つの柱を基軸に、市民生活に直結す
る事業を重点に、市民との協働事業を推進し創造性豊かな明るく元気なまちづくりを目指し、
諸施策を進めてきたところであります。
 しかしながら、依然として大変厳しい財政状況の中、市民の皆さんにもご協力をいただきな
がら、今後も引き続き行財政改革を推し進め、財政の健全化を図らなければならないと考えて
おります。
 本年3月に発生いたしました東日本大震災においてとうとい生命を奪われた多くの方々、家
屋の倒壊、原発放射能漏れなどにより被災された皆様に改めて心から哀悼の意とお見舞いを申
し上げるとともに、「安全・安心」のまちづくりの重要性を深く認識し、誇りと愛着を持てる
「明日の沼田市」の実現に向け、努力してまいりたいと考えております。
 それでは、議案第48号 平成22年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算認
定についてご説明申し上げます。
 本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から別冊決
算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したものであり
ます。以来、監査委員におかれましては綿密なご審査をいただき、この間のご労苦に対し心か
ら感謝申し上げる次第であります。
 このたび、8月16日付をもちまして監査委員から別冊のとおり審査意見書のご提出をいた
だきましたので、同条第3項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであり
ます。
 なお、平成22年度の決算書とともに、同条第5項の規定により、主要な施策の成果報告書
を、また地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に
より、健全化判断比率等報告書をあわせて提出させていただきます。
 平成22年度の一般会計歳入決算額は219億1,333万8,163円、歳出決算額は2
13億1,375万8,123円でありまして、歳入歳出差引額は5億9,958万40円で
収束したのであります。
 まず、歳出決算についてご説明申し上げます。
 平成22年度の歳出決算額は、前年度決算対比で2,803万7,939円、0.1%の減
となっております。
 国際姉妹都市交流につきましては、第34回全国育樹祭にフュッセン市関係者を招待すると
ともに、フュッセン市との国際姉妹都市提携15周年を記念し、国際交流協会による交流団及
び沼田市文化協会による姉妹都市文化交流事業派遣団のフュッセン市訪問など、市民による交
流の推進により両市の友好関係を深めたのであります。
 コミュニティー活動の推進につきましては、各町と一般行政事務の委託契約を締結し、行政
事務の周知徹底を図るとともに、コミュニティー活動の拠点である住民センターの改修及び各
種コミュニティー事業への助成を行ったのであります。
 防犯対策につきましては、防犯灯の新設・交換及び電気料の補助などを行い、地域住民の夜
間の安全確保と犯罪の防止に努めたのであります。
 職員研修につきましては、公務員としての心構えや基本的知識の修得、法的・実務的な各分
野の研修及び企画力・政策形成能力を高める研修を行い、職員一人一人の意識改革と資質の向
上に努めたのであります。
 文書管理につきましては、情報公開や個人情報保護に対応する統一的な文書管理を推進する
とともに、文書・情報の共有を進め、事務処理の効率化に努めたのであります。
 広報広聴活動につきましては、「広報ぬまた」の発行、沼田エフエム放送の活用、市ホーム
ページによる行政情報の積極的な提供と、市政モニターによる建設的な意見、要望等の把握に
努めるとともに、市政に対する理解を深めていただくための公有施設見学会や未来を担う小中
学生の行政に対する関心を高めてもらうための子ども議会を開催したのであります。
 準市民交流につきましては、本市出身者などとの情報交換や交流を行うことにより「ふるさ
と沼田」の振興・発展につなげるべく、「準市民交流会」を開催したのであります。
 都市間交流につきましては、新宿区と「『新宿の森 沼田』の森林整備実施に関する協定書」
を、港区と「間伐材を始めとした国産材の活用促進に関する協定書」を締結し、環境面での都
市間連携をより深めたのであります。また、板橋区や県内の太田市、館林市のイベントに出展
し、物産や観光などのPRにも努めたのであります。さらに、市民の協力を得ながら、田舎体
験ツアーを拡充し、農業体験を通じた沼田市の魅力発信を積極的に行ったのであります。
 市民協働推進につきましては、市民活動センターの運営と自主事業等の開催により、市民活
動の活性化と協働によるまちづくりの推進に努めたのであります。
 男女共同参画の推進につきましては、講演会や講座の開催により意識啓発を行うとともに、
第2次計画の策定と計画策定にかかわる市民意識調査を実施したのであります。
 真田街道連携につきましては、真田氏が利根沼田地域を統治していた約1世紀について、市
民が歴史への理解を深めるイベント「ぬまた歴史探訪〜真田編〜」を開催したのであります。
 地域情報通信基盤整備事業につきましては、民間事業者による光ファイバーケーブルの整備
が見込めない地域への同ケーブルの布設を行い、市内全域で超高速インターネット接続サービ
スが提供可能な環境整備を実施したのであります。
 会計管理につきましては、適切な出納事務の執行を図るとともに、県税のうち自動車税を初
めとする4税の徴収事務を行い、住民の利便性向上に努めたのであります。
 交通安全対策につきましては、各季の交通安全運動での関係団体と連携した啓発活動に加え、
高齢者や幼児・児童生徒に対する交通安全教室等の実施により安全教育の徹底を図るとともに、
道路標示整備、チャイルドシート購入補助事業に取り組み、市民の交通安全の確保と意識の高
揚に努めたのであります。
 消費行政推進につきましては、消費生活センターでの相談事業とともに消費生活に係る情報
提供や啓発活動を行ったのであります。
 生活行政につきましては、市町村乗り合いバスの運行などにより、市民の移動手段として公
共交通を確保するほか、テレビ電波の地上デジタル放送移行に対応した共聴施設の整備を促進
するとともに、人権相談及び行政相談事業を実施したのであります。
 契約検査業務につきましては、工事、物品等における入札・契約及び検査を実施し、透明性、
経済性、効率性及び品質などの確保に努めたのであります。
 選挙関係につきましては、第22回参議院議員通常選挙、沼田市議会議員補欠選挙及び沼田
市長選挙の適正な執行管理に努めたのであります。
 社会福祉対策につきましては、少子・高齢社会に対応した施策の充実・推進を目指し、国・
県の施策に相まって、社会福祉協議会、民生児童委員協議会など関係機関や諸団体の協力を得
て、事業の推進に努めたのであります。
 老人福祉対策につきましては、「生き生き長寿のまちづくり計画」に基づき、生きがい対策
事業で、従来からの敬老バスカード助成事業などを実施するとともに、ふれあい福祉センター
などの老人福祉施設管理運営事業を実施、また介護予防・生活支援事業では、在宅介護支援セ
ンター運営事業などを継続実施するとともに、介護保険特別会計へ所要の繰り出しを行い、事
業の推進を図ったのであります。
 障害者福祉対策につきましては、障害者自立支援法に基づく自立支援給付としての介護給付
事業及び訓練等給付事業、また地域生活支援事業としての地域活動支援センター事業や新制度
に引き継がれた各種事業の継続、充実により、障害福祉の向上に努めたのであります。
 福祉医療につきましては、中学校卒業までの子供、重度心身障害者、高齢重度障害者及び母
子・父子家庭等を対象に医療費の自己負担分を公費により支給し、その負担軽減を図ったので
あります。
 国民年金業務につきましては、市民の老後の安心を確保するため、裁定請求等の届け出の受
け付けを初め、免除勧奨や制度の啓発活動に努めたのであります。
 児童福祉対策につきましては、子ども手当、出産祝い金の支給事業のほか、児童の安全確保
及び保育の体制整備と充実を図るために民間保育所の施設整備や運営に対する補助、また、一
時預かりなどの多様なニーズに対応するため各種特別保育を実施するとともに、放課後児童の
健全育成のための学童保育やファミリー・サポート・センター事業などの実施により、保護者の
就労支援と児童の健全育成に努めたのであります。
 母子福祉対策につきましては、母子生活支援施設による母子生活の支援と自立支援給付事業
の実施により母子家庭の自立支援に努めたのであります。
 生活保護対策につきましては、年々増加する要保護者の生活維持と可能な自立を目的として、
必要な給付と指導に努めたのであります。
 疾病予防対策につきましては、結核健康診断、定期予防接種、新型インフルエンザの感染防
止対策のほか、子宮頸がん等の任意予防接種を実施したのであります。
 母子保健事業につきましては、不妊治療費助成、妊婦及び乳幼児の健康診査、訪問指導など
を効果的に実施したのであります。
 健康増進事業につきましては、肝炎ウイルス検診をはじめ、女性特有のがん検診などの各種
がん検診及び受診率の向上を図るとともに、保健推進員、食生活改善推進員など地区組織の活
動を通じ、健康教室、健康相談等を実施し、市民の健康意識の高揚に努めたのであります。
 環境衛生事業につきましては、市有墓地の適切な管理と広域火葬場斎場の円滑な運営に努め
たのであります。
 公害対策につきましては、河川の水質や道路騒音等の測定調査により生活環境の監視に努め
る一方、地球温暖化対策の一環として、温室効果ガスの排出削減のため住宅用太陽光発電、太
陽熱利用の普及促進を図るなど、環境対策の推進と啓発活動に取り組んだのであります。
 塵芥処理につきましては、循環型社会の構築に向けて、沼田市環境保健協議会の協力を得て
家庭ごみの減量化を推進するとともに、有価物集団回収奨励事業、容器包装リサイクル法に基
づく分別回収により資源リサイクルに取り組むほか、最終処分場の適切な管理に努めたのであ
ります。
 収集業務につきましては、ステーション収集は民間委託により経費削減を図るとともに、ご
み搬出が困難な家庭に対しては直営で戸別収集を行ったのであります。また、焼却処理業務に
つきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合清掃工場及び利根東部衛生施設組合尾瀬クリーン
センターでの適切な処理の確保に努めたのであります。
 し尿処理につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合衛生センターにおける円滑な運営と
公衆便所の衛生保持に努めたほか、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止するため、合
併処理浄化槽設置補助事業を引き続き実施したのであります。
 水道事業につきましては、水道事業会計に対して所要の出資を行うとともに、簡易水道事業
における安全・安心な給水を維持するため、簡易水道事業特別会計に繰り出しを行い、主要な
ライフラインの確保に努めたのであります。
 労働対策につきましては、新規学卒就職者研修会・激励会及び就業支援講座の開催並びに優
良従業員・技術者の表彰などを行い、優秀な人材と労働力の確保を図るとともに、地域への定
着化を促し、雇用の安定に努めたのであります。さらに、勤労福祉の向上を図るため、勤労者
生活資金などの融資を実施するとともに、勤労青少年ホーム・同体育センターの運営充実、利
用促進に努めたのであります。
 農業振興につきましては、農業委員会等との連携を図りながら、優良農地の確保及び農地の
流動化の推進に努めるとともに、認定農業者等を初めとする各種団体が基盤強化や経営能力の
向上を図るための農業近代化資金利子補給事業などを実施したのであります。また、米の生産
調整推進のため、戸別所得補償制度等推進事業を実施したのであります。
 園芸振興につきましては、環境保全型農業の推進として園芸用廃プラスチック等適正処理推
進協議会を通じて農業用廃ビニールやプラスチック等の適正処理に努めるとともに、野菜王国
ぐんま強化総合対策事業による雨除けホウレンソウのためのパイプハウス導入や、ぐんまのこ
んにゃく国際競争力強化対策事業により、農業の近代化を図ったのであります。
 畜産振興につきましては、畜産公害の防止や家畜の優良品種導入を実施するとともに、家畜
飼養技術向上を図り、畜産経営の安定化に向けた事業を行ったのであります。
 農業基盤整備につきましては、県営事業で施行した屋形原南部地区土地改良事業や老朽化し
た堀廻町のため池改修事業に対し事業費負担を行うとともに、県単独事業では小規模土地改良
事業で四釜第一地区、岡谷地区、高平十二峯地区の水路整備を実施したほか、菅沢地区におい
て鳥獣害防護柵整備を実施したのであります。また、市単独事業として各地区からの要望によ
る農道、用排水路等の整備を実施したのであります。
 山村振興につきましては、中山間地域等直接支払事業を実施するとともに、南郷の曲屋の管
理運営に努め、農村と都市の交流を通して地域の活性化を図るとともに、農村環境整備につき
ましては、農地・水・農村環境向上対策事業を実施し、農地や農業用施設、農村環境の保全に
努めたのであります。また、農業集落排水事業を推進するため、農業集落排水事業特別会計に
対して所要の繰り出しを行ったのであります。
 林業振興につきましては、森林整備担い手対策事業により林業従事者の確保と森林整備の推
進を図るとともに、21世紀の森でのイベント支援や全国育樹祭の開催による森林保護育成の
啓発を推進したほか、特用林産物であるきのこ生産に対する支援、野生鳥獣による農林業被害
の防止に努めたのであります。
 林道整備につきましては、石戸線や小沢線の改良工事を実施するとともに、林道の維持管理
を行い、林業基盤の保全に努めたのであります。
 商業振興につきましては、沼田商工会議所、沼田市東部商工会を初め各種団体で実施した事
業及び運営への援助を行うとともに、本市の物産・観光などを広くPRするため、埼玉県川口
市において「上州ぬまたの物産展」を実施したほか、商店街の活性化を図るため各種イベント
事業及び街路灯電気料への補助を行ったのであります。また、「沼田ふるさと館」では、各種
地場産品の展示・販売及び観光イベントなどの各種情報を発信し、物産振興並びに観光客の誘
客促進を図ったのであります。
 工業振興につきましては、工業関係団体の運営及び事業に対し援助を行い、技術改善や技術
向上を図ったのを初め、木材需要奨励事業などの補助を行い、地場産業の育成振興に努めたの
であります。
 金融対策につきましては、中小企業の健全な育成を図るため、小口資金を初めとする各種制
度融資の充実に努めるとともに、利用者への保証料補助及び利子補給を行ったほか、制度融資
利率の軽減を図るため、市内の金融機関に預託を行い、中小企業の経営安定に努めたのであり
ます。
 観光振興につきましては、玉原高原、道の駅「白沢」、老神温泉及び吹割の滝などにおける
観光リゾート施設の整備や維持管理により観光客の利便性の向上を図るとともに、これら観光
資源を紹介する各種パンフレットの作成、インターネットを初めとする各種メディアの活用に
より、本市の魅力を幅広くPRすることに努めたのであります。また、観光協会を初めとする
各種団体への補助を行うとともに、観光関連団体などとの連携により各種キャンペーン及びイ
ベントなどへの参加、さらには市独自の観光キャラバンを実施し、誘客に努めたのであります。
 建築指導につきましては、限定特定行政庁として建築確認事務等を行い、安全・安心なまち
づくりに努めるとともに、狭あい道路整備事業により、狭隘道路の解消に努めたのであります。
また、木造戸建て住宅の耐震診断を行い、耐震性能の低い住宅の所有者に耐震改修の指導に努
めたのであります。
 道路橋りょう管理につきましては、道路台帳の補正業務委託により、移管・寄附などによる
市道認定に伴う道路台帳の整備などを行ったのであります。
 道路維持補修につきましては、市道高橋場善桂寺線ほか17路線、白沢町では市道高平・尾
合線ほか13路線、利根町では市道T209号線ほか8路線の道路補修工事、電源立地地域対
策交付金事業として市道沼田中央線ほか1路線、白沢町の市道高平・平出線、利根町の市道T
108号線の舗装補修工事を実施し、市道の整備に努めたのであります。
 道路除雪消雪につきましては、冬期の道路除雪・消雪について委託及び直営により、生活道
路の安全確保に努めたのであります。
 交通安全施設整備事業につきましては、市道曲尺手城堀北添線ほか14路線、白沢町では市
道道祖神19号線ほか2路線、利根町では市道T1010号線にガードレールを設置し、交通
安全の確保に努めたのであります。
 道路新設改良事業につきましては、市道高橋場通学路支線ほか1路線、白沢町では市道根岸
・小芝線、利根町では市道T106号線の道路改良工事を実施し、市道の整備に努めたのであ
ります。
 橋りょう維持補修事業につきましては、西中通学橋の基礎部撤去工事及び橋りょう点検調査
業務委託2件を実施し、環境保全・安全確保に努めたのであります。
 都市計画総務事業につきましては、都市計画事業の施行に伴い移転等が必要となり、金融機
関からその資金の融資を受けた者に対し、利子補給を行ったのであります。
 都市計画街路事業につきましては、環状線南回りの栄町工区において、建物移転補償などに
取り組み、関係地権者の生活再建及び事業進捗を図るための道路改良工事を一部実施したので
あります。
 公園事業につきましては、17都市公園、11緑地等の維持管理及び施設の補修工事を行っ
たのであります。また地元住民との協働作業による緑地整備を目的に、駅前フラワー広場にお
いて、幼稚園児など約80人の参加者により、花苗の植えつけイベントを実施したのでありま
す。
 都市緑化事業につきましては、市民の緑化活動に対し、「緑と花のあるまちづくり事業」と
して樹木・花等の植栽活動を行う20団体に、また、「生け垣奨励事業」として生け垣の設置
3件に対し、補助金を交付したのであります。
 また、やすらぎの空間整備事業につきましては、河岸段丘の形態を残す沼田公園西側斜面に
おいて、冬から春にかけて咲く花木の植栽工事を行ったのであります。
 下水道事業につきましては、水洗化促進のための資金貸し付け、公共下水道及び特定環境保
全公共下水道事業を推進するため、下水道事業特別会計に対して所要の繰り出しを行ったので
あります。
 街なか再生関連事業につきましては、商店街にぎわい創出事業を初めとする各種の調査研究
やイベント支援を行い、中心市街地の活性化を図るための取り組みを行ったのであります。
 中心市街地土地区画整理事業につきましては、上之町地内の建築物等移転補償、生方記念文
庫解体工事、区画道路の整備工事及び下之町交差点の道路改良工事を行ったのであります。
 市営住宅管理事業につきましては、市営住宅22団地413戸の維持修繕、入退居管理及び
家賃徴収などの日常管理業務に努めたのであります。
 消防・防災体制の充実につきましては、防火水槽及び消火栓の新設などの消防施設の整備、
小型動力ポンプ付積載車や消防団装備などの整備を図り、消防力の強化に努めるとともに、災
害時に迅速な情報収集・伝達を図るため、Jアラート(全国瞬時警報システム)の整備や防災
用備品及び非常用備蓄食料の整備を行ったのであります。
       ─────────────────────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩いたします。
午前11時01分休憩
       ─────────────────────────────
午前11時09分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
       ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 教育行政につきましては、平成22年度沼田市教育行政方針に基づ
き、教育環境の整備・充実、学校教育の改善・充実並びに生涯学習、社会教育及び地域スポー
ツの振興・充実を図るため、諸事業を実施したのであります。
 学校施設整備につきましては、耐震化対策として川田小学校西校舎ほか3施設の耐震化工事
を初め、沼田西中学校屋内運動場ほか3施設の耐震改修等に向けた耐震2次診断を実施したの
であります。また、老朽化対策として沼田東小学校屋内運動場の改修工事を実施するとともに、
経済対策関係の交付金等を活用して、児童生徒の安全・安心の確保と教育環境の向上に努めた
のであります。
 学校教育につきましては、「第8次沼田市教育水準向上研究」が3カ年計画の最終年次に当
たり、基本方針や重点施策の充実を図るべく、「沼田市・先生の日」での教職員全体研修会を
初め、教科別研修会や授業研究会及びコンピューター研修等を実施し、教職員の資質向上に努
めたのであります。児童生徒が基礎・基本を確実に身につけ、豊かな心の育成や生徒指導の充
実が図られるよう、サマースクール沼田などの「振り返り学習」や「相互乗り入れ型学級担任
制」、「教育部活」の充実に努めたのであります。また、学校支援地域本部事業として文部科
学省の委託を受けた沼田東小学校では、学校支援や環境整備等に地域のボランティアを活用す
るなど、学校と地域との連携に努めたのであります。さらに、心の教室相談員、小学校生活相
談員、介助員及び多動児支援員を配置し、授業の支援体制を強化するとともに、外国語指導助
手を引き続き配置し、外国語によるコミュニケーション能力やその活用力の向上に努めたので
あります。
 社会教育につきましては、生涯学習を推進するため生涯学習フェスティバルの開催、芸術文
化振興事業として文化祭、柳波賞、ふるさと文学賞、全国ふきわれ俳句大会などを実施すると
ともに、それぞれの地域で受け継がれ子供たちにより伝承されている伝統文化の発表を通して
郷土の歴史や文化、伝統に関心や理解を深めてもらう伝統芸能発表会の開催、各種文化・学術
団体の育成にも努めたのであります。
 公民館活動につきましては、生涯学習の拠点としての施設の管理・運営に努めるとともに、
市民のニーズに応じた各種教室を初め、市民ハイキング、史跡めぐり、公民館まつり等を実施
し、生涯学習の推進に努めたのであります。
 図書館につきましては、外壁改修工事などの施設整備を行うとともに、一般・児童図書、視
聴覚資料を収集・整備し、団体貸出の利用促進などに努め、優良読書児童の表彰や著者を囲む
会など諸事業を実施し、読書活動の推進に努めたのであります。
 文化財につきましては、国指定重要文化財の旧生方家住宅を初め、旧土岐邸洋館、生方記念
文庫などにおいて建物の公開・展示を行うとともに、民俗芸能保存事業や茶会開催事業などを
実施し、文化財の保存継承と活用を進めるとともに、市内の各種開発事業予定地における試掘
確認調査や本調査を行い、埋蔵文化財の保護・調整に努めたのであります。
 青少年対策につきましては、指導者養成事業を初め、青少年の社会参加活動を促進するため
の各種講座の開催、自然体験活動推進事業である沼田ネイチャーキッズを実施するとともに、
上毛かるた大会やボランティア活動の日などの子ども会行事の実施により、地域の一員として
の自覚を持った心豊かでたくましい青少年の育成に努めたのであります。
 体育につきましては、各種スポーツ教室、市民体育大会等諸行事を実施し、生涯スポーツの
普及と市民の体力向上に努めるとともに、沼小講堂記念体育館改修事業、旧利南中学校トイレ
改修工事及び利根温水プール改修工事等の施設修繕を行うなど、スポーツ施設の整備・充実を
図ったのであります。
 給食につきましては、調理業務の民間委託への移行準備を実施するとともに、食育を基本に、
健康・体力増進を目指した給食内容及び栄養指導の充実、安全・安心の確保、地場産品の活用
を図り、より一層の衛生管理に努めたのであります。
 災害復旧につきましては、昨年7月に発生した集中豪雨により、農林水産施設で農地及び用
排水路など、土木施設で市道大倉線道路災害復旧工事ほか12件、白沢町では市道下古・尾合
線道路災害復旧工事ほか2路線の災害復旧工事を実施し、道路利用などの安全確保に努めたの
であります。
 次に、歳入決算についてご説明申し上げます。
 平成22年度の歳入決算額につきましては、前年度決算対比で5,231万2,314円、
0.2%の増となっております。
 市税収入につきましては65億5,582万4,394円で、前年度対比5,489万2,
740円、0.8%の減でありました。
 この主な要因は、低迷していた景気にやや上向き感が見えてきたものの、団塊世代の退職に
よる個人所得の落ち込みによるものであります。
 各税目別の前年度決算額との比較増減額などについてご説明申し上げます。
 市民税は、5,650万2,194円、2.3%の減であります。この内訳は、個人市民税
が1億2,168万4,051円、5.8%の減、法人市民税が6,518万1,857円、
19.0%の増であります。
 固定資産税は、304万8,739円、0.1%の減であります。
 軽自動車税は、255万4,425円、2.0%の増、市たばこ税は、889万3,968
円、2.4%の増であります。
 特別土地保有税は、滞納繰越分の収入でありまして、200万7,062円、45.5%の
減、入湯税は、15万4,775円、0.4%の増、都市計画税につきましては、493万
7,913円、2.4%の減であります。
 徴収率につきましては、滞納繰越分を含め93.7%で、前年度を1.2ポイント上回る成
果を上げることができました。
 地方譲与税につきましては、1.7%の減であります。
 利子割交付金につきましては、8.4%の減であります。
 配当割交付金につきましては、22.2%の増であります。
 株式等譲渡所得割交付金につきましては、15.8%の減であります。
 地方消費税交付金につきましては、0.2%の減であります。
 ゴルフ場利用税交付金につきましては、11.6%の減であります。
 自動車取得税交付金につきましては、13.2%の減であります。
 地方特例交付金につきましては、減収補てん特例交付金の増加を受けて、19.3%の増で
あります。
 地方交付税につきましては、3.9%の増であります。この内訳は、普通交付税が3.6%
の増、特別交付税が7.0%の増であります。
 交通安全対策特別交付金につきましては、5.2%の減であります。
 分担金及び負担金につきましては、5.2%の増であります。
 使用料及び手数料につきましては、0.7%の増であります。
 国庫支出金につきましては、2.4%の増であります。この内訳は、国庫負担金が子ども手
当負担金などの増により61.7%の増、国庫補助金が国の経済対策による地域活性化・生活
対策臨時交付金、地域活性化・経済危機対策臨時交付金、地域活性化・公共投資臨時交付金及
び定額給付金給付事業費補助金などの減により29.3%の減、委託金が5.8%の減であり
ます。
 県支出金につきましては、7.9%の増であります。この内訳は、県負担金が子ども手当負
担金などの増により4.5%の増、県補助金が介護基盤緊急整備事業費補助金及び地域グリー
ンニューディール基金事業補助金などの増により9.2%の増、委託金が衆議院議員総選挙委
託金の減並びに参議院議員通常選挙委託金及び国勢調査委託金などの増により16.1%の増
であります。
 財産収入につきましては、18.2%の増でありますが、市有土地売払収入の増などであり
ます。
 寄附金につきましては、5.9%の減であります。ふるさと納税としての「水と緑の大地ふ
るさとぬまた基金」など多くの方々から篤志をお寄せいただいたもので、心から感謝申し上げ
るとともにありがたく受け入れさせていただき、ご意志に沿うよう配慮し、それぞれの措置を
させていただきました。
 繰入金につきましては、93.0%の減でありますが、財政調整基金繰入金の減、福祉振興
事業基金などの特定目的基金からの繰入金の減、老人保健特別会計の特別会計繰入金の減並び
に介護保険特別会計の特別会計繰入金の増であります。
 繰越金につきましては、11.8%の減でありますが、前年度繰越金のほか、繰越明許費の
繰越財源として地域情報通信基盤整備事業ほか10事業の繰越金を受け入れたものであります。
 諸収入につきましては、0.4%の増でありますが、沼田市外二箇村清掃施設組合負担金の
確定による精算金、関越自動車道の救急業務に係る負担金及び財団法人自治総合センターコミ
ュニティ助成金の増、勤労者住宅建設資金預託金ほか貸付金元利収入の減などによるものであ
ります。
 市債につきましては、7.0%の減であります。市町村合併振興事業債、農道整備事業債、
林道整備事業債、道路整備事業債、公園整備事業債、土地区画整理事業債、公債費負担対策借
換債及び中学校耐震化事業化事業債の減、小学校施設耐震化事業債及び臨時財政対策債の増に
よるものであります。
 市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、反面、その償還に要
する経費が将来の市財政のさらなる負担とならないよう健全財政の維持に一層の努力を傾注す
る所存であります。
 以上が一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
 続きまして、平成22年度沼田市国民健康保険特別会計決算についてご説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額64億1,417万2,773円、歳出決算額62億
9,111万200円で、歳入歳出差引額は1億2,306万2,573円であります。
 歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金及び介護納付金などであります。
 歳入につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付
金、県支出金及び繰入金などであります。
 国保事業につきましては、特定健康診査、特定保健指導により生活習慣病の予防に努めると
ともに、市単独事業で収納率向上特別対策を実施するほか、レセプト点検事業、人間ドック検
診費の補助等に取り組み、国保事業の安定に努めたのであります。
 続きまして、平成22年度沼田市老人保健特別会計決算についてご説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに412万27円であります。
 歳出につきましては、主に諸支出金であります。
 歳入につきましては、主に繰越金などであります。
 老人医療は、後期高齢者医療に移行したことにより、平成20年3月までの老人保健特別会
計で支払わなければならない医療給付費等の支払いを行ったのであります。
 続きまして、平成22年度沼田市後期高齢者医療特別会計決算についてご説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額5億290万8,944円、歳出決算額5億238万
3,644円で、歳入歳出差引額は52万5,300円であります。
 歳出につきましては、主に広域連合納付金であります。
 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金などであります。
 平成20年度から施行された後期高齢者医療制度により、75歳以上の被保険者の健康保持
を図ったのであります。
 続きまして、平成22年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げま
す。
 本決算につきましては、歳入決算額37億4,350万4,692円、歳出決算額36億
5,751万4,851円でありまして、歳入歳出差引額8,598万9,841円は、翌年
度において精算措置するものであります。
 歳出につきましては、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に要する事務
的経費及び介護保険サービスに要する保険給付費並びに介護予防事業などに要する地域支援事
業費などであります。
 歳入につきましては、介護給付費などを賄うため財源分担により国庫支出金、県支出金及び
繰入金並びに保険料、支払基金交付金などであります。
 続きまして、平成22年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上
げます。
 本決算につきましては、歳入決算額3億5,985万4,911円、歳出決算額3億2,8
48万3,911円でありまして、歳入歳出差引額3,137万1,000円は、繰越明許費
繰越金として翌年度へ繰り越すべき財源であります。
 歳出につきましては、指定管理及び水質検査の実施により簡易水道の適切な維持管理及び安
定経営に努めるとともに、施設整備では、硯田、白沢及び利根北部簡易水道において配水施設
整備工事を実施し、安全・安心な水道水の安定供給を図ったのであります。
 歳入につきましては、水道加入金、水道使用料、繰入金及び建設事業に係る市債などであり
ます。
 続きまして、平成22年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申し上げ
ます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに16億9,521万8,763円であります。
 歳出につきましては、公共下水道、特定環境保全公共下水道を合わせて1,794メートル
の管渠埋設工事を実施するとともに、施設の適切な維持管理に努め、公衆衛生の向上と公共用
水域の水質保全を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者負担金、下水道使用料、建設事業に係る国庫・県補助金及び市
債などでありますが、歳出に対する不足額8億7,107万7,558円は、一般会計からの
繰入金により収支の均衡を図ったのであります。
 続きまして、平成22年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてご説明申
し上げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに1億5,662万6,119円であります。
 歳出につきましては、供用中の奈良地区ほか10地区において水洗化の接続促進及び施設の
適切な維持管理に努め、農業集落における生活環境の改善を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者分担金、農業集落排水使用料などでありますが、歳出に対する
不足額1億2,663万5,216円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったの
であります。
 続きまして、議案第49号 平成22年度沼田市水道事業決算認定についてご説明申し上げ
ます。
 本決算につきましては、決算書を調製し、地方公営企業法第30条第2項の規定により、監
査委員の審査に付したものであります。以来、監査委員におかれましては綿密なご審査をいた
だき、この間のご苦労に対し心から感謝申し上げる次第であります。
 このたび、8月16日付をもちまして監査委員から別冊のとおり審査意見書のご提出をいた
だきましたので、同条第4項の規定により、審査意見書を添えて議会の認定に付するものであ
ります。
 なお、平成22年度の決算書とともに、同条第6項の規定により、財務諸表附属明細書及び
事業報告書をあわせて提出させていただきます。
 まず、収益的収入及び支出についてご説明申し上げます。
 収入決算額は4億1,111万9,422円で、前年度に比較して1,195万5,941
円、2.8%の減であります。
 支出決算額は3億2,742万4,075円で、前年度に比較して5,186万7,040
円、13.7%の減であります。
 この結果、消費税抜きで8,038万3,939円の純利益が発生したのであります。
 次に、資本的収入及び支出についてご説明申し上げます。
 収入決算額は2,591万4,000円で、前年度に比較して1,267万2,450円、
32.8%の減であります。
 支出決算額は1億2,133万3,636円で、前年度に比較して1,994万5,293
円、14.1%の減であります。
 なお、資本的支出額に対して資本的収入額が不足する額9,541万9,636円について
は、損益勘定留保資金及び消費税資本的収支調整額で補てんし、収支の均衡を図ったのであり
ます。
 決算年度における未処分剰余金9,038万3,939円の処分については、翌年度繰越利
益剰余金、減債積立金及び建設改良積立金への積み立てを考えております。
 次に、業務及び事業の概況についてご説明申し上げます。
 業務量では、決算年度末の給水人口は2万7,160人、給水戸数は1万1,392戸であ
り、年間配水量は360万3,559立方メートルで、前年度に比較して9,275立方メー
トルの増、年間有収水量は304万1,653立方メートルで、有収率は84.4%でありま
した。
 事業関係では、浄水関連施設整備として浄水場水力発電改修工事ほか5件、また、配水施設
整備として、市道榎通り線配水管布設替工事ほか9件の工事を実施するとともに、水道メータ
ーの取りかえなどを行い、経営の効率化と安全・安心な水道水の安定供給に努めたのでありま
す。
 以上が平成22年度沼田市一般会計及び特別会計7件の歳入歳出決算並びに平成22年度沼
田市水道事業決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては、「沼田市決算に
係る報告書」及び「沼田市水道事業報告書」のとおりでありますので、よろしくご審議の上、
ご認定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま、議題となっております議案第48号及び議案第49号の以上2件については、議
長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに
いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、議案第48号及び議案第49号の以
上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託
の上、審査することに決しました。
 決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
       ──────────────◇──────────────
    第9 議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当に関する条例の一部を改正する条
              例の一部を改正する条例についてから
       議案第57号 平成23年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで
                                    以上8件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第12、議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当に関する条例の
一部を改正する条例の一部を改正する条例についてから日程第19、議案第57号 平成23
年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上8件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当
に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてから議案第57号 平成2
3年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上8件につきまして、一括してご説明
申し上げます。
 まず、議案第50号 沼田市職員の寒冷地手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を
改正する条例についてご説明申し上げます。
 平成16年の人事院勧告に基づき、「沼田市職員の寒冷地手当に関する条例」第3条の手当
の支給額について改正を行いましたが、当分の間、改正前の規定による寒冷地手当を支給する
こととしたため、附則に第2項として経過措置を設けたところであります。
 今年度から、条例第3条に基づく寒冷地手当を支給するため、附則第2項を削る改正を行う
ものであります。
 続きまして、議案第51号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第3号)についてご説
明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既決の予算に増減を生じるも
の、緊急に措置しなければならないもの、職員の人事異動に伴う現員現給の人件費及び普通交
付税の交付額決定に伴う財源措置などにより、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ
2億2,249万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ207億
3,203万円とするものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算からご説明申し上げ
ます。
 第1款 議会費は、5,681万3,000円の追加でありますが、議会費で議員共済会給
付費負担金の追加、政務調査費の減額などであります。
 第2款  総務費は、7,944万3,000円の追加でありますが、総務管理費では、一般
管理費で住民センター建設費補助金及び財団法人自治総合センターコミュニティ助成金を追加、
財産管理費で廃用物処理手数料の追加、企画費で電算業務委託料の追加などであります。
 第3款 民生費は、9,967万6,000円の追加でありますが、社会福祉費では、社会
福祉総務費で過年度国庫支出金ほか歳入過誤納還付金の追加、老人福祉費で地域支え合い体制
づくり事業費補助金の計上、介護保険特別会計繰出金の追加、障害者福祉費で身体障害者更生
医療高額医療費本人負担分給付費、知的障害者入所施設支援費及び訓練等給付費の追加、児童
福祉費では、児童福祉総務費で児童扶養手当の追加、児童措置費で学童クラブ運営費補助金の
追加、保育園費で修繕料の追加などであります。
 第4款 衛生費は、4,345万3,000円の追加でありますが、保健衛生費では、保健
事業費でがん検診委託料の追加、公害対策費で放射線量データ評価に伴う協力者謝礼の計上、
住宅用太陽光発電システム設置補助金の追加、電気自動車用急速充電器設置工事の追加、清掃
費では、塵芥処理費でごみ収集作業委託料の追加、上水道費では簡易水道事業特別会計繰出金
の追加などであります。
 第5款 労働費は、110万1,000円の減額であります。
 第6款 農林水産業費は、1,897万5,000円の減額でありますが、農業費では、農
業振興費で農業者戸別所得補償制度推進事業補助金の減額、園芸特産振興費で野菜王国ぐんま
総合対策事業費補助金の計上、農地費で県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区の県営事業負
担金の追加、小規模農道かんがい排水路整備事業市内全域の追加、林業費では、林業振興費で
有害鳥獣対策事業費補助金の追加などであります。
 第7款 商工費は、6,348万8,000円の追加であります。
 第8款 土木費は、2,699万1,000円の減額でありますが、土木管理費では、建築
指導費で狭あい道路整備事業の道路後退測量・分筆業務委託料の追加、道路橋りょう費では、
道路橋りょう総務費で測量登記業務委託料の追加、道路維持費で電源立地地域対策交付金事業
による道路補修工事の計上、都市計画費では、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の減額な
どであります。
 第9款 消防費は、1,090万5,000円の追加でありますが、非常備消防費で団員貸
与品整備事業の消耗品費の追加、消防施設費で消防施設整備事業の修繕料の追加、防災費で防
災用備品の追加などであります。
 第10款 教育費は、8,422万円の減額でありますが、教育総務費では、学校教育指導
費で尾瀬学校事業のガイド料の追加、小学校費では、教育振興費で要保護及び準要保護児童援
助費の追加、中学校費では、教育振興費で要保護及び準要保護生徒援助費の追加、沼田市中学
生国際交流事業委託料の減額、社会教育費では、図書館費で図書購入事業の追加、保健体育費
では、給食管理費で沼田給食センターの燃料費及び修繕料の追加などであります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第9款 地方特例交付金は、86万5,000円の減額でありますが、児童手当及び子ども
手当特例交付金及び減収補てん特例交付金の決定によるものであります。
 第10款 地方交付税は、5億7,791万8,000円の追加でありますが、普通交付税
の決定によるものであります。
 第12款 分担金及び負担金は、500万円の追加でありますが、分担金で、県営畑地帯総
合整備事業費分担金の追加であります。
 第14款 国庫支出金は、2,346万3,000円の追加でありますが、国庫負担金では、
民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、障害者医療費負担金及び児童扶養手当負担
金の追加、国庫補助金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金の追加、衛生費
国庫補助金で疾病予防対策事業費等補助金の追加、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付
金の減額、委託金では、民生費委託金で特別児童扶養手当等事務取扱委託金の減額であります。
 第15款 県支出金は、5,699万6,000円の追加でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金及び障害者医療費県費負担金の追加、県補助金で
は、総務費県補助金で電源立地地域対策交付金の追加、民生費県補助金で地域支え合い体制づ
くり事業費補助金の計上、重度身体障害者住宅改造費補助金、地域生活支援事業費等補助金、
心身障害児集団活動・訓練事業補助金及び地域子育て創生事業補助金の追加、衛生費県補助金
で地域グリーンニューディール基金事業補助金の計上、農林水産業費県補助金で野菜王国ぐん
ま強化総合対策事業費補助金及びぐんまのこんにゃく国際競争力強化対策事業費補助金の追加、
農業者戸別所得補償制度推進事業補助金の減額、教育費県補助金で昆虫の森・天文台自然学習
教室事業費補助金、尾瀬学校補助金及び被災幼児・児童生徒就学支援事業市町村補助金の追加、
委託金では、総務費委託金で事務処理特例交付金の減額、農林水産業費委託金で国有農地等管
理事務委託金の追加などであります。
 第16款 財産収入は、200万円の追加でありますが、財産運用収入で玉原東急リゾート
株式会社配当金の計上であります。
 第17款 寄附金は、414万8,000円の追加でありますが、消防費寄附金で、市内の
各団体からの寄附金を、そのご意志に沿って災害支援費寄附金として追加するものであります。
 第18款 繰入金は、5億7,813万5,000円の減額でありますが、基金繰入金では、
財政調整基金繰入金の減額、図書整備基金繰入金の追加、特別会計繰入金では、介護保険特別
会計繰入金の追加であります。
 第19款 繰越金は、前年度繰越金4,973万6,000円の追加であります。
 第20款 諸収入は、368万7,000円の追加でありますが、雑入で、財団法人自治総
合センターコミュニティ助成金及び消防設備移設補償費受入金の追加であります。
 第21款 市債は、臨時財政対策債7,854万3,000円の追加であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、臨時財政対策債の限
度額を変更するものであります。
 続きまして、議案第52号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
についてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,306万2,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億5,017万9,000円とする
ものであります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費257万3,000円の追加であります。
 第2款 保険給付費は、406万5,000円の追加でありますが、退職被保険者等療養費
及び退職被保険者等高額療養費の追加であります。
 第3款 後期高齢者支援金等は、後期高齢者支援金6,072万8,000円の追加であり
ます。
 第4款 前期高齢者納付金等は、前期高齢者納付金117万4,000円の追加であります。
 第6款 介護納付金は、介護納付金573万8,000円の減額であります。
 第11款 諸支出金は、償還金26万円の追加であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
  第9款 繰越金は、6,306万2,000円の追加であります。
 続きまして、議案第53号 平成23年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
についてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ82万5,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,205万9,000円とするものであ
ります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、52万5,000円の追加であります。
 第3款 諸支出金は、保険料還付金30万円の追加であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第3款 繰越金は、52万5,000円の追加であります。
 第4款 諸収入は、保険料還付金30万円の追加であります。
 続きまして、議案第54号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ
いてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億440万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億4,027万1,000円とするものでありま
す。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費で、34万6,000円の追加でありますが、総務管理費で、人事異動等に
伴う職員人件費の追加、介護認定審査費で修繕料の追加であります。
 第2款 保険給付費は、介護サービス等諸費7,354万円の追加であります。
 第3款 地域支援事業費で、259万1,000円の追加でありますが、介護予防事業費で
は、訪問指導事業における嘱託職員の報酬及び社会保険等事業主負担金並びに役務費の追加、
包括的支援事業・任意事業費では、役務費の追加であります。
 第4款 基金積立金は、介護給付費準備基金積立金201万9,000円の追加であります。
 第6款 諸支出金は、2,590万4,000円の追加でありますが、国庫負担金等の精算
による返還金及び一般会計操出金の追加であります。
 次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
 第4款 国庫支出金は、1,893万5,000円の追加でありますが、介護給付費負担金、
調整交付金及び地域支援事業交付金の追加であります。
 第5款 支払基金交付金は、2,283万6,000円の追加でありますが、介護給付費交
付金及び地域支援事業支援交付金の追加であります。
 第6款 県支出金は、1,116万9,000円の追加でありますが、介護給付費負担金及
び地域支援事業交付金の追加であります。
 第9款 繰入金は、3,452万8,000円の減額でありますが、一般会計繰入金では、
介護給付費繰入金、地域支援事業繰入金の追加及び人事異動に伴う職員給与費等繰入金の減額
並びに事務費繰入金の減額、基金繰入金では、介護給付費準備基金繰入金の減額であります。
 第10款 繰越金は、8,598万8,000円の追加であります。
 続きまして、議案第55号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
についてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ714万3,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,033万9,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、714万3,000円の追加でありますが、職員人件費の減額及び維持
管理事業(白沢町振興局)の追加であります。
 次に、歳入についてご説明申し上げます。
 第3款 繰入金は、一般会計繰入金714万3,000円の追加であります。
 続きまして、議案第56号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)に
ついてご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,356万2,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億638万5,000円とするも
のであります。
 その概要を歳出予算からご説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1,062万5,000円の減額でありますが、職員人件費の減額であ
ります。
 第2款 事業費は、1,293万7,000円の減額でありますが、公共下水道事業費及び
特定環境保全公共下水道事業費で、職員人件費の減額及び維持管理事業の追加であります。
 次に歳入予算についてご説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金2,356万2,000円の減額であります。
 続きまして、議案第57号 平成23年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)について
ご説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出に167
万4,000円を追加し、収益的支出の予定額を3億5,655万7,000円とするもので、
職員人件費の追加であります。
 また、予算第7条 職員給与費を1億596万4,000円とするものであります。
 以上8件につきまして、一括してその概要をご説明申し上げましたが、細部につきましては、
ご質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしくご審議の上、原案のとおりご
決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第50号から議案第57号までの以上8件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、ご了承願います。
       ──────────────◇──────────────
    第10 散  会
◇議長(大島崇行君) お諮りいたします。
 7日及び8日の2日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、7日及び8日の2日間は、議案調査
のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は9日午前10時に開きますからご参集願います。
 本日は大変ご苦労さまでした。
    午前11時46分散会
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