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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成23年第6回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第3号

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平成23年第6回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第3号
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議事日程 第3号
平成23年12月14日(水曜日)午前10時開議
第 1 請願第 8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願
第 2 請願第11号 子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求
                      める意見書提出を求める請願
第 3 議案第74号 指定管理者の指定について
第 4 議案第75号 指定管理者の指定について
第 5 議案第76号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
第 6 議案第77号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第 7 議案第78号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第 8 議案第79号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第 9 議案第80号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第10 議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第11 閉会中の継続調査及び審査申出について
第12 字句等の整理委任について
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 請願第 8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願
第 3 請願第11号 子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求
                      める意見書提出を求める請願
第 4 日程追加 議案第82号 子ども・子育て新システムに基づく保育制度改革に反対し、
                現行保育制度の拡充を求める意見書案について
第 5 議案第74号 指定管理者の指定について
議案第75号 指定管理者の指定について
    議案第76号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
    議案第77号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
    議案第78号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第79号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第80号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
               以上8件一括上程
第 6 閉会中の継続調査及び審査申出について
第 7 字句等の整理委任について
第 8 市長閉会あいさつ
第 9 閉  会
─────────────────────────────
出席議員(21人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       4番  島田 富造君      5番  野村 洋一君
       6番  坂庭 直治君      7番  石井 紘一君
       8番  高柳 勝巳君      9番  井之川博幸君
      10番  大東 宣之君     11番  星野  稔君
      12番  金子 一弥君     13番  山ア 義朗君
      14番  片野 彦一君     15番  大竹 政雄君
      16番  星川嘉一郎君     17番  小野 要二君
      18番  宇敷 和也君     19番  石田 宇平君
      20番  布施辰二郎君     21番  星野佐善太君
      22番  牧野 保好君
欠席議員(なし)
─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       須藤 一夫君   市民部長       田辺 昇利君
   健康福祉部長     黒岩  勉君   経済部長       飯田 敏夫君
   都市建設部長     生方 秀二君   総務課長       田村 博史君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長            津久井 勲君
   教育部長       水田  修君   庶務課長       増田 雄二君
   監査委員事務局長   茂木 一夫君                    
─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       星野 喜一    次長兼庶務係長    加藤 英臣
   議事係長       木暮 保夫    副 主 幹       木榑 聖子
──────────────◇──────────────

    午前10時開議
◇議長(大島崇行君) これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大島崇行君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(星野喜一君) 命によりご報告申し上げます。
 沼田市監査委員鴻田武夫、石田宇平の両氏から、定期監査等結果報告書が、地方自治法の規
定に基づき、議長あてに寄せられております。
 本日、その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
 以上でございます。
◇議長(大島崇行君) 以上で諸般の報告を終わります。
──────────────◇──────────────
    第2 請願第 8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての
              請願
◇議長(大島崇行君) 日程第1、請願第8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存
続についての請願を議題といたします。
 本請願に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 金子一弥議員。
〔総務文教常任委員長 金子一弥君登壇〕
◇12番(金子一弥君) 平成23年9月第4回沼田市議会定例会において、本委員会に付託
され、継続審査となっていた請願第8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続につ
いての請願について、審査の結果をご報告いたします。
 本請願は、群馬県立沼田高等学校と群馬県立沼田女子高等学校を統合することなく、両校を
現在のまま存続するよう求めるものであります。
 去る12月9日、全委員出席のもと、慎重な審査の結果、本委員会では不採択とすることに
決定いたしました。
 これより審査の経過を申し上げます。
 審査の過程では、平成18年、19年と相次いで県知事、県教育長への市議会意見書、利根
沼田市町村長による要望書が提出されたにもかかわらず、これまでの県当局の対応は関係者と
の十分な協議、地元の合意形成にはほど遠く、議会として両校存続の意思を明確に示すべきで
あるといった意見の一方で、生徒数の減少や利根沼田からの生徒流失という問題を抱え、平成
17年当時のまず統廃合ありきという姿勢から、複数の選択肢の提示、関係各方面への説明会
など、県当局が柔軟な姿勢をとっている現在、あくまで両校存続を求める本請願には賛成しが
たいという意見が多数を占め、不採択すべきものと決定した次第であります。
◇議長(大島崇行君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は本請願に対し賛成・反対の順に願います。11番。
〔11番 星野 稔君登壇〕
◇11番(星野 稔君) 私は、ただいま上程になりました継続審査となっていた請願第8号
 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願について、委員長報告に反対
の立場で討論を行います。
 まず、本問題の経過を振り返りますと、県教育委員会は、平成17年3月24日、上毛新聞
紙上に沼高・沼女両校を廃校にして新しい高校を設置することを発表しました。地元自治体や
両校関係者に対して何の説明もなかったために、その衝撃は大きく、反対運動も1万8,86
0人の署名を集める大きなうねりとなりました。両校同窓会関係者と地元の大きな反対の声を
受けて、県教育委員会は白紙に戻すことを表明いたしました。しかし、再度県教育委員会が示
した利根沼田地区の高等学校のあり方についての構想案でも、沼高・沼女を対象とした3案で
あり、県教育委員会と両校関係者との感情の溝はかえって深まってしまったと思います。
 今、我々市議会が冷静に受けとめなければならないことは、1点目として、沼高・沼女両校
同窓会関係者の活動は1万8,860人の代表としての声であり、決して一部の声ではないこ
と。
 2点目として、沼高・沼女両同窓会関係者の感情を取り除いてやらなければ、高校再編協議
に入ることはできないこと。すなわち、再度白紙に戻すということであります。
 3点目として、本年10月21日に開催された県教育長と沼高・沼女同窓会との懇談会の席
で、県教育長は、地元から提案がないから県教育委員会から構想案を示しただけで、皆さんに
考えがあるのなら提案してほしいという発言がありました。その発言には、5高の同窓会関係
者だけでなく地元自治体と議会からも提案がないではないかと言っているように受け取れまし
た。それに対して、出席者から、利根実業、利根商業、尾瀬高校の同窓会関係者がいるところ
で、他の学校の統廃合について発言ができるわけがないではないですかという意見を聞いたと
きに、胸が締めつけられる思いでありました。高校再編問題は、群馬県が所管する問題ではあ
りますが、同窓会関係者だけに任せておくのは酷な話ではないでしょうか。地元市議会として
も請願者の思いを受けとめ、利根沼田地区の高校教育の課題と言われてきた高卒者の就職に必
要とされる機械科の拡充を求めていくときであると思います。
 私は、今日に至るまで、両校同窓会関係者の考え方や意見を伺ってまいりましたが、男女別
学が持つ意義、両校の歴史と伝統、高校教育からはぐくまれる郷土愛など、実に奥深いもので、
考えのもとで高校再編問題に取り組んでおられる姿に感銘を受けました。ぜひ所管委員会でも
両校同窓会関係者の方々と意見交換の機会を持っていただければ、ただ単に反対をしているの
ではなく、深い考えのもとに意見を言われていることを理解していただけると思います。
 また、あくまで両校の存続を求める本請願には賛同しがたいという反対意見でありますが、
前述の経過からあくまで両校の存続を求める願意は当然のことであることを申し上げ、反対討
論といたします。
◇議長(大島崇行君) ほかに。17番。
〔17番 小野要二君登壇〕
◇17番(小野要二君) 私は、請願第8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続
についての請願について、委員長報告に賛成し、請願に反対の立場で討論いたします。
 県立沼田高校並びに沼田女子高校は、利根沼田北毛地区において長い歴史と伝統を持ち、地
域の高校教育を担ってまいりました。平成17年、唐突に統廃合が持ち出されたことは拙速な
感が否めず、両校に愛着を持つ同窓会の皆さんにとってはさぞかし衝撃であったことでしょう。
本市議会でも平成18年12月に県立高校再編整備中期計画に関する意見書(案)を可決、利
根沼田5市町村長連名による高校再編整備計画に伴う沼田高等学校、沼田女子高等学校の統合
計画に対する対応についての要望書があわせて県知事並びに県教育長あてに提出されました。
この中では、地域の合意形成を最重点課題と位置づけ、地元関係者の情報提供、十分な協議に
よる理解とコンセンサスを求めたところであります。
 これらに沿って、県当局では、これまでに統廃合は一たん白紙に戻し、存続の道も含めた複
数の選択肢を示し、PTAなど関係各方面に対する説明会を実施するなど柔軟な対応に転換し
てまいりました。近年では、利根沼田地域から渋川、高崎といった他の地域の高校に進学する
生徒も少なくなく、今後さらに少子化による学校運営への悪影響、高校教育水準の低下といっ
た問題点が考えられます。よりよい教育環境の整備促進を望むことに変わりはないものの、選
択肢を狭めることになる本請願に反対の討論といたします。
◇議長(大島崇行君) ほかに。8番。
〔8番 高柳勝巳君登壇〕
◇8番(高柳勝巳君) 私は、ただいま上程になっております請願第8号 高等学校再編整備
計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願について、請願者の願意に賛成、委員長報告に対
し反対の立場で討論させていただきます。
 近年、価値観がますます多様化、グローバル化し、急加速する少子化の流れの中にあって、
教育問題もこのらち外ではなく、高等学校再編問題は避けて通ることのできないまことに重要
かつシビアな課題と受けとめています。
 こうした情勢を利根沼田地域全体がしっかりと受けとめ、未来志向で議論を展開する流れを
つくり出さなければならないと考えているのは、私一人ではないはずです。本件の問題の発端
は、県教委による地元軽視とも受け取れる取り扱いの経過が地元の、とりわけ沼高・沼女の同
窓会を中心とした方々を刺激してかたくなな姿勢をつくらせてしまったことにあろうと考えま
す。ボタンのかけ違いや感情のすれ違いから現在のような状態を招いてしまったことは、まこ
とに残念であります。
 県教委は、この間の地元の意思表示に対して、姿勢や態度を軟化させてきているようにも感
じられますが、利根沼田における高等学校5高による将来ビジョンを地元と県が一緒に汗をか
く土壌が整った状態とは言いがたく、一度この状態をリセットする必要性が大いにあると思料
いたします。
 そして、再び議論や検討に際しては、初めに結論ありきの形式ではなく、まさに一からのス
タートを基本としたものとして、すべての地元関係者の参加と協力が得られることを切に望み
ながら討論といたします。
◇議長(大島崇行君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより請願第8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願を採決
いたします。
 本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
 請願第8号 高等学校再編整備計画に伴う沼高・沼女の存続についての請願を採択すること
に賛成諸君の起立を求めます。
(賛成者起立)
◇議長(大島崇行君) 起立多数であります。よって、本請願は、採択することに決しました。
       ──────────────◇──────────────
    第3 請願第11号 子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度
              の拡充を求める意見書提出を求める請願
◇議長(大島崇行君) 日程第2、請願第11号 子ども・子育て新システムの導入に反対し、
現行保育制度の拡充を求める意見書提出を求める請願を議題といたします。
 本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 高柳勝巳議員。
〔民生福祉常任委員長 高柳勝巳君登壇〕
◇8番(高柳勝巳君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第11号 子ども・子育て
新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書提出を求める請願について、
審査の結果をご報告いたします。 
 本請願は、1 児童福祉法第2条、第24条に基づく現行保育制度を堅持・拡充すること、
2 直接契約・直接補助、応益負担を原則とする「子ども・子育て新システム」を撤回するこ
と、3 待機児童の解消のための必要な支援と財政措置を行うこと、4 保育所、幼稚園、学
童保育及び子育て支援施策関連予算を大幅に増額し、子育てにかかわる経済的負担の軽減を図
ること、5 保育の質の低下につながる保育所の国の基準の引き下げを行わず、国の責任にお
いて維持改善すること、6 保育・幼児教育の制度設計に当たっては、地方自治体、保育・幼
児教育関係団体及び保護者等から充分な意見聴取を行い、慎重な検討を行うことの6点につい
て国への意見書提出を求めるものであります。
 審査の結果、本委員会では採択とすることに決定いたしました。
 これより、その理由と審査の経過を申し上げます。
 審査において、「子ども・子育て新システム」が子育てにおける都市型経営による自由競争
のメリットが強調されているが、とりわけ本市のような地方においては直接契約・直接補助方
式の導入に伴う保育所利用者、保育事業者の双方にデメリットが懸念されること。
 さらに、保育所運営面における地域間のバランスの問題点や保育所設置基準の緩和による児
童への悪影響などを考慮すると、願意は妥当であり、時宜を得ていることとして、全会一致で
採択すべきと決定した次第であります。
◇議長(大島崇行君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより請願第11号 子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を
求める意見書提出を求める請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
─────────────────────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩します。
午前10時16分休憩
─────────────────────────────
午前10時18分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
○日程追加
◇議長(大島崇行君) お諮りいたします。
 ただいま、高柳勝巳議員外6名から、子ども・子育て新システムに基づく保育制度改革に反
対し、現行保育制度の拡充を求める意見書案についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第3を日程第4とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、議案第82号 子ども・子育て新シ
ステムに基づく保育制度改革に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書案についてを日程
に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
──────────────◇──────────────
第4 議案第82号 子ども・子育て新システムに基づく保育制度改革に反対し、
          現行保育制度の拡充を求める意見書案について
◇議長(大島崇行君) 日程第3、議案第82号 子ども・子育て新システムに基づく保育制
度改革に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。高柳勝巳議員、8番。
〔8番 高柳勝巳君登壇〕
◇8番(高柳勝巳君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。

子ども・子育て新システムに基づく保育制度改革に反対し、現行保育制度の
   拡充を求める意見書(案)
    
 国は、少子化社会対策会議において「子ども・子育て新システムの中間とりまとめについて」
を決定しました。今後必要な検討をふまえて、社会保障・税一体改革とともに2011年の通
常国会で法改正を行い、2013年度から新制度の施行をめざすとしています。
 この「子ども・子育て新システム」は、直接契約、利用者補助、保育料の応益負担などを柱
とするしくみであり、待機児童解消を名目に、多様な事業者の参入を図るとして事業者指定制
度を導入し、保育の市場化、産業化をすすめるものです。
 現行保育制度は、国と自治体の公的責任、最低基準の遵守、公費による財源保障と応能負担
を制度の柱にしており、すべての子どもの保育を受ける権利を保障してきました。しかし、
「子ども・子育て新システム」は、国の責任を市町村に委ねるだけでなく、児童福祉法第24
条にもとづく市町村の保育実施責任を大幅に後退させるものです。子どもの福祉よりも経済効
率が優先され、保育の地域格差が広がるだけでなく、家庭の経済状況により子どもが受ける保
育のレベルにも格差が生じることになりかねません。
 子どもの貧困や子育て困難が広がるなかで都市部では保育所の待機児童が急増しており、過
疎地では保育の場の確保が困難になっています。被災地の保育所の復旧・整備も遅々として進
んでいません。いま必要なことは、新システムの導入ではなく、国と自治体の責任で保育・子
育て支援施策を拡充し、充分な財源を確保することなど、すべての子どもに質の高い保育と支
援を保障するための公的保育制度の拡充です。
 よって国及び国会におかれては、子どもの権利を最優先に、地方自治体の実情を踏まえたう
えで、国と地方自治体の責任のもとに保育制度の拡充を図られるよう、以下の事項について強
く要望します。
 1 国及び市町村の公的保育責任を後退させる「子ども・子育て新システム」に基づく保育
  制度改革ではなく、すべての子どもの健やかな育ちを保障するために、児童福祉法第2条、
  第24条に基づく現行保育制度を堅持・拡充すること。
 2 市町村の保育実施責任をなくし、直接契約、直接補助、応益負担を原則にする「子ども
  ・子育て新システム」は撤回すること。
 3 国の責任において緊急に認可保育所の整備を行い待機児童の解消を図ること。地方自治
  体が待機児童解消に向けた取り組みができるよう、国が必要な支援と財政措置を行うこと。
 4 保育所・幼稚園・学童保育及び子育て支援関連予算を大幅に増やし、子育てにかかわる
  経済的負担の軽減を図ること。
 5 保育の質の低下につながる保育所の国の基準の引き下げは行わず、国の責任において維
  持、改善すること。
 6 幼保一体化など保育・幼児教育の制度設計に当たっては、地方自治体、保育・幼児教育
  関係団体、保護者等から充分な意見聴取を行い、慎重な検討を行うこと。
   以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

   平成23年12月  日

  衆議院議長
  参議院議長
  内閣総理大臣
  財務大臣
  厚生労働大臣      様
  文部科学大臣
  総務大臣
  少子化対策担当大臣
  国家戦略担当大臣
                       沼田市議会議長 大 島 崇 行
 
 以上であります。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第82号 子ども・子育て新システムに基づく保育制度改革に反対し、現行保
育制度の拡充を求める意見書案についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。本案は原案のとおり可決されました。
      ──────────────◇──────────────
    第5 議案第74号 指定管理者の指定についてから
              議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算
              (第1号)まで
                                           以上8件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第4、議案第74号 指定管理者の指定についてから日程第11、
議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの以上
8件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第74号 指定管理者の指定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第75号 指定管理者の指定について願います。11番。
〔11番 星野 稔君登壇〕
◇11番(星野 稔君) サラダパークぬまた指定管理者の指定について伺いたいと思います。
 まず、こちらの指定管理者の指定について、応募業者は何社ぐらいあったのか。書類をとり
に来た業者、また現地説明会に参加した業者、最終的に企画書等を出した選定業者は何社ぐら
いであったかをお伺いをいたします。
 また、最終的に残った業者のうちで何社あったのかと、また業者の所在地は市内にあるのか、
また市外であったのか、その辺をお伺いをしたいと思います。
◇経済部長(飯田敏夫君) ただいまのご質疑にお答え申し上げます。
 まず、指定管理の応募状況でございます。
 本年7月に応募の要綱等を配付し、現地説明会を8月末に実施しておりますけれども、市内
業者が2、県内業者が4、県外業者が1の7業者でございました。
 そして、8月下旬から9月上旬にかけまして応募登録を行った事業所が、市内業者2、県内
業者2の計4業者でございます。
 また、9月末までに提案書を応募した業者につきましては、市内業者が2でございました。
以上でございます。
◇11番(星野 稔君) 応募状況はよくわかりました。
 続いて、サラダパークぬまたの立地条件というのを私も常々見ていて、近隣では川場村等と
対等にアピールができる、沼田市のよさをアピールできる唯一の場所があのサラダパークぬま
たの近辺なのかなというのがいつも感じているところで、ぜひサラダパークぬまたがにぎわっ
て一つの目玉に、核になっていってくれればいいなというのが非常に強い思いがございます。
 それで、今回選定をされた業者がどのようなアピール点があって選定に至ったのか、その辺、
どういう内容のものがあったのかをお伺いをしたいと思います。
◇経済部長(飯田敏夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
 議員ご案内のとおり、サラダパークぬまたにつきましては、地域の特性を生かし、そして農
業の振興等を図るべく設置をされた施設でございます。今回の指定管理の提案書の中では、指
定管理を提案していただいている内容を若干披瀝させていただきますと、やはり施設運営に当
たっては地域との意見交換をしながら十分連携をし、地元に利益の還元を図りたいというよう
な記述でございます。
 また、具体的な自主事業計画の中におきましては、地元でとれた野菜、果物、草花等を市と
して開催をしていきたい。あるいは、子供のためのイベント、それから体験型の教室等も開催
をしていきたいというような自主計画が提案をされてきたところでございます。
 いずれにしましても、地域との連携を重点に置きながら運営を行っていきたいということで
ございます。以上です。
◇11番(星野 稔君) 選定された業者はまだ引き継ぎをしてるわけでなくて、来年度の4
月から運営をしていくわけで、今のアピール点等、ぜひこれ期待をしますので、非常にいい運
営がされることを願ってやみません。
 最後にお伺いをしたいと思うのは、指定管理者制度というのがここ数年間ブームのようなイ
メージがあるんです。何でも指定管理という流れが小泉総理の時代からでしょうか、あったよ
うに思うんですが、必ずしも指定管理ありきで進めるというのは、また違うやり方もあるんで
はないかなというのが感じるところなんですが、当局として指定管理者のあり方についてどの
ような協議がなされてきたか、最後にお伺いをしたいと思います。
◇経済部長(飯田敏夫君) 再度のご質疑にお答え申し上げます。
 ご指摘のとおり、小泉内閣のときにこの指定管理者制度が導入されたと承知をしておりまし
て、その時点で平成18年からサラダパークぬまたにつきましても指定管理者制度が導入され
てきています。
 この指定管理者制度の趣旨につきましては、ご案内のとおりやはり民間の活力、これは当然
民間によります弾力性あるいは柔軟性、そうしたものがこの施設運営をするに当たって建前と
いいますか、そういう力を発揮することによって活性化につながるというようなことで理解を
しているところでございます。
 したがいまして、そうした力が発揮できるような形で行政側もかかわっていきたいというこ
とでございます。以上でございます。
◇議長(大島崇行君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第76号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
について願います。
 なお、議案第76号について、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第1款 議会費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第2款 総務費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第3款 民生費について願います。9番。
◇9番(井之川博幸君) 21ページの子ども手当支給事業についてお伺いをしたいと思いま
す。
 子ども手当については、先般の特別措置法によって10月から支給額が変更されました。そ
れに伴っての補正予算と思いますが、詳細な内容についてまず説明願います。
 それと、もう10月からということで実施をされているわけですが、対象となっている市民
に対してどのような対応をしてきたのか、お伺いをしたいと思います。
 また、子ども手当の財源について、子供に対する扶養控除が廃止をされたわけですが、その
影響で対象の世帯は、ことしは所得税、来年からは住民税が増税になっていくわけですけれど
も、そのような説明はこれらの対象世帯にどのようにされていくのか、その辺についてお伺い
したいと思います。以上です。
◇健康福祉部長(黒岩 勉君) お答えを申し上げます。
 子ども手当の補正予算の内容でございますけれども、平成23年度当初におきましては、一
律1万3,000円という形の交付額となったわけでございます。これが3党合意の中で10
月から24年3月までにつきましては、3歳未満児については「1万3,000円」が「1万
5,000円」に、3歳以上小学校修了前の第1子、2子につきましては「1万3,000円」
が「1万円」に、第3子につきましては「1万3,000円」が「1万5,000円」に、中
学生は「1万3,000円」が「1万円」にというふうに改正になったものでございます。こ
れらの改正によります増減を精査する中で、総体的には減という形になりました。
 なお、3歳児未満につきましては、昨年当初予算の段階では2万円というような情報もござ
いましたので、そういった当初予算を組んでおりましたので、その分につきましてもこの中で
調整をさせていただいたということで、この部分の占める割合も金額的には大きいということ
になってございます。
 それから、2点目の子ども手当の対象になった方々への対応でございますけれども、これに
つきましては、市の方からご案内を差し上げ、この改正に伴うことにつきましては新たに申請
をいただかなければならないというようなことになったことから、対象者の方にお見えをいた
だき申請書を提出をしていただいたというようなことでございます。
 それから、扶養控除が切られたことに伴います関係する説明につきましては、具体的なこれ
からの説明の方法等については現時点では検討しておりませんので、今後内容等精査をいたし
まして検討をさせていただきたいというふうに考えております。以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) ご答弁いただきましたので、再質疑をさせていただきたいと思いま
す。
 今説明がありましたように、支給額が変更になりました。対象となっている3歳以上が、例
えば1人の場合は月3,000円、3歳以上が2人の場合は月6,000円の減額ということ
になります。世帯として年間では7万2,000円の減額と。この減額になる世帯数がわかれ
ば教えていただきたいというふうに思います。
 また、このような減額の影響の総額について、総額が1億7,156万5,000円と出て
るんですけれども、先ほどありました2万円も視野に入れたという予算も組んでいたというこ
となんで、今度の制度の改定によって実質的な減額の総額がわかれば教えてもらいたいという
ふうに思います。
 それから、もう一つ、沼田市の財源に対する影響というのはどういうふうにあらわれるのか、
教えてもらいたいと思います。
◇健康福祉部長(黒岩 勉君) ただいまの1点目の関係でございますけれども、1万3,0
00円から1万円に変更になることに伴います影響額でございますけれども、例えば3歳以上
小学校修了前の第1子、2子、1万円でございますけれども、これが1万3,000円という
ことになりますが、それぞれ全体の中での総額につきましてはちょっと積算をしておりません
が、例えばこの部分でございますと、従前1万3,000円の場合ですと「2億3,476万
7,000円」であったものが1万円になりまして「9,000万」というような数字になっ
てきてございます。相当な金額になるというようなことでございます。
 そのほか中学生につきましては、従前、被用者の場合ですけれども「9,915万1,00
0円」出されていたものが、被用者では「3,840万」というような数字で、これも大きな
差が出てきているというふうに考えております。
 個々の差額につきましては積算をしてございません。
 それから、2点目の実質的な影響額でございますけれども、支出見込み額が現時点で9億
5,375万5,000円でございます。当初予算額で11億2,532万円でございまして、
その差額1億7,156万5,000円を今回補正減をさせていただいておりますけれども、
2万円に係る部分では、そのうちの7,700万円ほどであったと思います。これを差し引い
たところでございますので、約1億円強の影響があるというふうに推測をしてございます。
 それから、3点目の沼田市のこの改正に伴う財源への影響でございますけれども、単純に支
出額と、それから子ども手当の特別措置法によります支出額を比較をいたしますと、9月まで
の従前のものにつきましては、一般財源で7,289万6,666円……。
(休憩を求める者あり)
─────────────────────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩します。
午前10時45分休憩
─────────────────────────────
午前10時45分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
◇健康福祉部長(黒岩 勉君) 3点目の沼田市の影響でございますけれども、約3,500
世帯でございまして、減額の世帯数は3,500世帯になってございます。
 それから、沼田市への影響でございますけれども、総額が減ってございますので、沼田市の
一般財源につきましては、今回の補正では602万2,000円という減額になってございま
すけれども、市の負担分につきましても全体で減ってきているというようなことでございます。
以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) 今、減額の影響を受ける世帯が3,500世帯ということで答弁い
ただきました。中には所得税、住民税の増税でもらうよりも結局取られる方が多いというふう
に逆転する世帯も出てくるように思います。そういう点で、この減額をされた世帯に対して、
市としてはどのような対応を考えているのか、お伺いをしたいと思います。
 また、今度の子ども手当について、民主党政府は当初月2万6,000円支給と言っていま
したけれども、そこまで実施できない前に実質児童手当に逆戻りをして増税だけ残っているわ
けでありまして、自治体としても当初は政府は全額国負担と言っておきながら児童手当のとき
の負担を残して、どうも今度は他の財源を含めて自治体負担をふやそうとしているようです。
このような政府のやり方に対する見解をお聞きしたいと思います。そして、どのような抗議と
いいますか、意見を言っていくのか、その点についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。
◇健康福祉部長(黒岩 勉君) 1点目でございますけれども、減額となる世帯が多いわけで
ございますけれども、その世帯について今後どう考えていくのかということでございますけれ
ども、これにつきましては、国の制度でございますし、また翌年度以降についても現在国の中
で協議がされているというような状況でございますので、私どもではそれらを注視してまいら
ざるを得ないというふうに考えております。現時点で市としてそういった方々にどう対応する
かということにつきましては、考えてございません。以上でございます。
◇市長(星野已喜雄君) 井之川議員の再質疑にお答えをしたいと思います。
 実は、大変議員のご質問は重要なことのご提案になっているというように受けとめさせてい
ただいております。
 実は、昨日、市長会長と監事の藤岡の市長と私で市長会という立場で群馬県知事やら、ある
いは県議会の方に、これは毎年恒例になっているわけでありますが、今までは高崎の松浦市長
が中心となって展開しておりましたが、新しくかわりましたので、清水市長が市長会長という
立場でそういったもろもろの各自治体の要望を取りまとめてきのう回ってきたという経過がご
ざいます。
 本問題についても刀水クラブで記者会見をするときに、新聞記者から、報道関係機関の方か
らご質問があったというふうに記憶をしております。
 市長会長は、現在全国のたしか副会長にもなっておりまして、やはりそういう意味では本問
題については、一応市長会を通して物をきちんと申し上げていきたいというふうなことを昨日
市長会長が言っておりました。
 したがいまして、私の立場からいたしますと、この方を補佐する副会長という立場をいただ
いておりますので、清水市長を中心に、私といたしますと、各自治体が大体おおむね同様なこ
とで頭を痛めておりますので、そういったことでいろいろと要望行動等を展開していきたいと、
こういうふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
◇議長(大島崇行君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、歳入について願います。
 まず、第9款 地方特例交付金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第10款 地方交付税について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第12款 分担金及び負担金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、第2条 債務負担行為の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第77号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正
予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第78号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算
(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第79号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正
予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第80号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予
算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第74号から議案第81号までの以上8件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、議案第74号から議案第81号まで
の以上8件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第74号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第75号 指定管理者の指定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第76号 平成23年度沼田市一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第77号 平成23年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決
いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第78号 平成23年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いた
します。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第79号 平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決
いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第80号 平成23年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決い
たします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第81号 平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を
採決いたします。
 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第6 閉会中の継続調査及び審査申出について
◇議長(大島崇行君) 日程第12、閉会中の継続調査及び審査申出についてを議題といたし
ます。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調
査及び審査の申し出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査及び審査に付することに、ご異
議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり、閉会中の継続調査及び審査に付することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第7 字句等の整理委任について
◇議長(大島崇行君) 日程第13、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会
議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で本日の日程は、すべて終了いたしました。
──────────────◇──────────────
    第8 市長閉会あいさつ
◇議長(大島崇行君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言お礼のごあいさつを申し上げま
す。
 今期定例会は、去る12月6日から本日までの9日間にわたって開催され、議員各位におか
れましては慎重なご審議を賜り、ご提案申し上げましたすべての案件につきまして、原案のと
おり可決いただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でございま
す。
 また、一般質問におきましては、3名の議員の方々から現下の諸問題を中心に、示唆に富ん
だご質問を承り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討・研究課題とさせていただきました
事項につきましては、今後、十二分に留意をしてまいりたいと存じます。
 さて、平成23年も残すところあとわずかとなりました。
 昨年は、野党が参議院の主導権を握る、いわゆる「ねじれ国会」となり、不安定な政権下と
なりました。また、大学生の就職内定率が就職氷河期を下回る、大変厳しい雇用環境でもあり
ました。
 そのような中にあって、本市におきましては、昨年の10月3日、県立森林公園21世紀の
森において全国育樹祭が開催をされ、関係各位のご協力のもと、本市の特徴である、森と田園
が織りなすすばらしい環境と、この地で生まれた歴史や文化、伝統などを内外に大きくアピー
ルすることができたところであります。
 平成23年は、何といっても、3月11日に発生をいたしました東日本大震災への対応に明
け暮れした年でありました。
 被災者の受け入れ、被災地への支援物資の輸送などの対応を図るとともに、東京電力福島第
一原子力発電所事故における放射能汚染対策、またそれに伴う風評被害への対応を図ってきた
ところでありますが、いまだ先が見えない状況でございますので、平成24年につきましても、
引き続き緊張感を持って、遺憾なきよう対応を図ってまいりたいと考えております。
 また、群馬デスティネーションキャンペーン(群馬DC)とともに、「真田サミット」や
「戦国ストリートin沼田」など、真田に関連するイベントが、多くの自治体のご協力により成
功裏に収束することができましたことに対し、深く御礼を申し上げますと同時に、今後につな
げていきたいと考えております。
 内閣府が先月の14日に発表した2011年7月から9月期の国内総生産の速報値では、物
価変動の影響を除いた実質で、前期比1.5%の増、年率換算で6.0%の増となり、4四半
期ぶりのプラス成長となったところであります。雇用情勢は、持ち直しの動きも見られますも
のの、東日本大震災の影響もあり依然として厳しい状況にございます。
 また、先般の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)につきましては、先行き不透明な状況
であり、今後の動向をしっかりと見きわめ、遺憾なきよう対応を図ってまいりたいと考えてお
ります。
 平成24年度予算編成に当たりましては、依然として極めて厳しい財政状況の中であります
が、合併後8年目を迎え、また「水と緑の大地 田園空間都市」を将来像として掲げた第五次
総合計画の6年次に当たるため、その実現に向けて、「安全・安心」、「教育・文化」、「健
康・福祉」、「産業・交流」及び「環境・生活」を柱とした市民生活に直結する事業には最大
限配慮するとともに、歳入の確保に努め、創意と工夫により、最少の経費で最大の効果を上げ
られるよう、全職員とともに一丸となって諸課題の解決に取り組み、健全で持続可能な財政構
造の実現に向け邁進をして参りたいと考えております。
 結びに当たりまして、この1年間、議員各位から温かいご指導、ご鞭撻を賜りましたことに
対しまして、心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
 議員各位におかれましては、大変な激職でございます。お体にご留意をいただき、健やかで、
すがすがしい新春を迎えられ、市政発展のためにより一層のご活躍されますことを重ねて心か
らご祈念を申し上げ、御礼のごあいさつとさせていただきます。
 まことにありがとうございました。
──────────────◇──────────────
    第9 閉  会
◇議長(大島崇行君) 以上をもちまして、平成23年第6回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
 議員各位並びに執行部各位には、長期間にわたりまして大変ご苦労さまでございました。
    午前11時04分閉会
. .
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