議事日程 第1号
平成24年 9月 4日(火曜日)午前10時07分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第45号 市道路線の認定について
第 5 議案第46号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
第 6 議案第47号 沼田市暴力団排除条例の制定について
第 7 議案第48号 平成23年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定
について
第 8 議案第49号 平成23年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
第 9 議案第50号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第2号)
第10 議案第51号 平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第11 議案第52号 平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第12 議案第53号 平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第13 議案第54号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
第14 議案第55号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第15 議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
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本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 議案第45号 市道路線の認定について
第 6 議案第46号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
第 7 議案第47号 沼田市暴力団排除条例の制定について
第 8 議案第48号 平成23年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定
について
議案第49号 平成23年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
以上2件一括上程
第 9 議案第50号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第2号)
議案第51号 平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第52号 平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第53号 平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第54号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第55号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
以上7件一括上程
第10 散 会
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出席議員(21人)
1番 大島 崇行君 3番 石川 初雄君
4番 島田 富造君 5番 野村 洋一君
6番 坂庭 直治君 7番 石井 紘一君
8番 高柳 勝巳君 9番 井之川博幸君
10番 大東 宣之君 11番 星野 稔君
12番 金子 一弥君 13番 山ア 義朗君
14番 片野 彦一君 15番 大竹 政雄君
16番 星川嘉一郎君 17番 小野 要二君
18番 宇敷 和也君 19番 石田 宇平君
20番 布施辰二郎君 21番 星野佐善太君
22番 牧野 保好君
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
市 長 星野已喜雄君 副 市 長 林 義夫君
白沢町振興局長 木暮 茂君 利根町振興局長 山口 芳久君
総務部長 生方 秀二君 市民部長 田辺 昇利君
健康福祉部長 村沢 博行君 経済部長 飯田 敏夫君
都市建設部長 石坂 コ三君 総務課長 田村 博史君
会計管理者兼会計局長 松井 玲子君 教 育 長 津久井 勲君
教育部長 細野 文男君 庶務課長 小池 龍実君
監査委員事務局長 茂木 一夫君
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議会事務局出席者
事務局長 中嶋 一也 次長兼庶務係長 木暮 保夫
議事係長 松井 克人 副 主 幹 安原 和宏
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午前10時07分開会
◇議長(大島崇行君) ただいまから平成24年第3回沼田市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
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第1 諸般の報告
◇議長(大島崇行君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(中嶋一也君) 命によりご報告申し上げます。
沼田市監査委員鴻田武夫、石田宇平の両氏から、随時監査等結果報告書並びに例月出納検査
結果報告書が、地方自治法の規定に基づき、議長あてに寄せられております。
また、6月定例会で配付いたしました沼田都市開発株式会社の経営状況について、説明書の
一部修正についてが提出されました。
本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
次に、地方自治法第180条第1項の規定に基づく専決処分として、公用車による物損事故
に係る和解及び損害賠償額の決定等3件及び公有地管理の瑕疵による物損事故に係る損害賠償
額の決定1件の報告がありました
以上でございます。
◇議長(大島崇行君) 以上で諸般の報告を終わります。
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第2 会期の決定
◇議長(大島崇行君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から9月24日までの21日間といたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月
24日までの21日間と決定いたしました。
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第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大島崇行君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、牧野保好議員、島田富
造議員、野村洋一議員の以上3名を指名いたします。
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第4 請願の付託
◇議長(大島崇行君) 日程第3、請願の付託を行います。
本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
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第5 議案第45号 市道路線の認定について
◇議長(大島崇行君) 日程第4、議案第45号 市道路線の認定についてを議題といたしま
す。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第45号 市道路線の認定について
御説明申し上げます。
今回認定する下原支9号線及び手古又14号線につきましては、いずれも宅地造成に伴い新
設された道路を市民の方から御寄附をいただき、市道認定するものであります。
以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第45号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
これより議案第45号 市道路線の認定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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第6 議案第46号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
◇議長(大島崇行君) 日程第5、議案第46号 沼田市税条例の一部を改正する条例につい
てを議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第46号 沼田市税条例の一部を改
正する条例について御説明申し上げます。
今回の改正は、「地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律」の施
行に伴い、関連する沼田市税条例の一部を改正するものであります。
改正の内容は、市民税に係る所得の申告手続に係る見直し、及び固定資産税において、従来、
国が一律に定めていた地方税の政策減税について、法律の範囲内で課税標準の軽減程度を条例
で決定できるようにする「地域決定型地方税制特例措置」、いわゆる「わがまち特例」が創設
されたことを受けて、その対象とされた下水道法に定める除害施設について、償却資産の軽減
率を設定するものであります。
以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第46号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
これより議案第46号 沼田市税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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第7 議案第47号 沼田市暴力団排除条例の制定について
◇議長(大島崇行君) 日程第6、議案第47号 沼田市暴力団排除条例の制定についてを議
題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第47号 沼田市暴力団排除条例の
制定について御説明申し上げます。
暴力団が市民の生活や事業活動に介入し、暴力及びこれを背景とした資金獲得活動によって、
市民に多大な脅威を与えていることから、昨年4月に群馬県暴力団排除条例が施行されたこと
を踏まえ、本市においても市民生活の安全と平穏を確保するため、本条例を制定するものであ
ります。
条例の内容は、第1条から第3条で「目的」、「定義」及び「基本理念」を、第4条及び第
5条で「市の責務」及び「市民等の責務」を、第6条から第8条で「市の事務及び事業におけ
る措置」、「公の施設における措置」及び「市への不当要求行為に対する措置」を、第9条で
「市民等に対する支援等」を、第10条で「青少年に対する教育等のための措置」を、第11
条及び第12条で「暴力団の威力を利用することの禁止」及び「利益の供与の禁止」を、第1
3条で「委任」を規定するものであります。
以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
◇9番(井之川博幸君) ただいま市長から本条例の制定は、昨年4月県条例が制定したこと
により、市でも制定をしたいというような理由が述べられましたけれども、国においては、暴
力団員による不当な行為の防止等に関する法律というのが制定されております。また、先ほど
申し上げたように、群馬県暴力団排除条例というのが、昨年県において制定をされております。
改めて、沼田市で制定をするということについて、もう少しその必要性等についてありました
ら詳しく教えていただきたいというふうに思います。
それから、県の条例は少し、暴力団が行う不当な行為の禁止が含まれておりますけれども、
ほとんどは法律で暴力団が行う不当な行為の禁止が定められておりまして、罰則も定められて
おります。
しかし、本市の今回の条例は、暴力団が行う不当な行為の禁止というような内容は含まれて
ないわけなんですけども、そういう内容で市と市民の行う行為について定めているということ
でありますから、その辺の定め方と言いますか、禁止行為は法律等できちんと網羅されている
からほとんど市の条例では必要ないという判断で、ないのかどうかその辺についてお伺いをし
たいと思います。
それから、県の条例では、県暴力追放運動推進センターの職員の秘密漏えいについて罰則規
定があるというふうに承知しておりますけれども、沼田市においては、そういう内容のものは
ないというふうに思うのですが、それについてはどうなっているのかお伺いしたいと思います。
以上です。
◇総務部長(生方秀二君) 質疑にお答えいたします。
まず、1点目の沼田での必要性ということでございますけれども、この暴力団排除条例につ
きましては、全県下を挙げて各市町村で条例を定めていくというような内容で今指導も受けて
おるところでございまして、県下一斉にと言いますか、条例を定めていって市民あるいは県民
に対してもそういった暴力団の排除を明確にさせるということでございまして、今回制定に向
けて皆様にこの議会で上程させていただいたところでございます。
それから、市民に対してでございますけども、先ほど申し上げましたとおり、国民に対して、
市民に対してでもですね、暴力団を排除したいという明確な意思を市としても市民に対して発
表したいということで上程しているものでございます。
3点目の秘密漏えいの罰則の件でございますが、これについては条例等に定めがないという
ふうに認識しております。以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) 今、各市町村で策定しているということで、それは了解いたしまし
たが、市の暴力団を排除する姿勢を明確にしたいということで、そうなりますとこの条例でき
ますと、今までと違って、今までも当然こういう不当な行為に対しては、防犯の担当で警察と
連携をしたりして、関係団体との連携というのは当然行ってきたというふうに思いますけれど
も、この条例が制定されてどのような、市としては組織的な強化が行われるのか、その辺をお
伺いしたいと思います。
それから、6条や7条は市が行う行為に対して暴力団との癒着等をなくすための条例だと思
いますけれども、こういう問題を市の内部で監査と言いますか、普段監視と言いますか、そう
いうことをしていかないとこの6条や7条がうまく機能しないのではないかというふうに思う
のですけど、そういう担当と言いますか、そういう部署ができるのかどうかお伺いしたいと思
います。
それから、6条や7条の関係なんですけど、市民が暴力団の威力を利用することの禁止とい
うことで、11条や12条ができているわけですけども、こういう禁止条項、市民の禁止です
ね。
それから市の方で事業における措置等にもし違反があった場合ですね、罰則がないわけですよ
ね。罰則がないから努力目標ということになると思うのですけど、その辺は、市としてはどの
ように取り組んでいくのか、その辺をお伺いしたいと思います。
それから、先ほど言った県の暴力追放運動推進センター職員の関係なんですけど、沼田市は
そういう暴力団に関して、一般職員はもともと守秘義務というのがあって誰に対してもいろい
ろな問題は、秘密は守らなければならないのですけど、今回のこの暴力団の関係で、関連団体
等でそういう守秘義務がない市民ですか、そういう人たちが市との行動の中で知り得た秘密を
ですね、漏えいするのを禁止するという必要があるのではないかと思うのですけど、今回ない
ので、その心配はないということでないのかどうか、その辺のどうしてないのかというところ
を教えてもらいたいと思います。
◇総務部長(生方秀二君) まず、1点目のどのような強化をされるのかということでござい
ますけど、当然警察署、沼田警察署と連携をとってこの暴力団排除に向けた施策をしていくと
いうことになりますので、密接な関係を今後行いながら、今も行っておるわけでございますけ
ども、今後密接な連携を図りながら強化を図りたいという考えでございます。
それから、担当の部署等でございますが、6条・7条関係でございますが、以前から市も不
当要求等のは定めてあったわけでございますけれども、今回こういうことでございますので担
当部署としては防災対策課ということで、市の方では担当部署を設けてございます。
それから、市として守秘義務がないか、その理由ということでございますけれども、1番目
に申し上げたとおり、警察署と連携を密にしながら市民の安全を図っていきたいということが
この基本理念でございますので、そういったことから市民に脅威を与える、例えば脅威を与え
たり、そういうことのないように密接にかかわりを持っていきたいということでございますの
で御理解賜りたいと思います。以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) おおむね理解ができましたけれども、一番最後の秘密漏えいの関係
なんですけど、もちろん条例で定めなくてもいろいろな活動の場で知り得た秘密をほかのとこ
ろで話してしまうというか、秘密を漏えいしてしまうということは、条例で定めなくても社会
的にはいけないことであることは当たり前のことなんですけど、県がわざわざ暴力追放運動推
進センター職員の秘密漏えいの問題に関して罰則を制定しているということは、相当その辺は
重要なことだと捉えてやっているのだと思います。そういう点で沼田市は、先ほど言いました
が職員は公務員ですから、公務員はもともと守秘義務というのがありますけども、市の職員と
一緒にいろいろな活動をすると、関連団体と一緒に連携して運動をやっていくということにな
ってますから、一般市民でそういう暴力団の追放の関係等々で活動している方たちが一般市民
でおられるわけで、そういう方たちと一緒に活動している中でいろんな秘密は、もちろん知り
得る立場にあると思うんです。従来から当然そういう団体で活動している方たちは、その活動
の中で知り得た情報はほかに話してはいけないとなっているのは当然だと思いますけれど、わ
ざわざ県が暴力団排除条例の中でそういうふうに規定しているものですから、沼田市の場合は
そういう規定をしなくても大丈夫なのかというふうに思うわけでありまして、素朴な疑問なん
ですけど、そういう点で条例では定めないけれども今までももちろんそうにやってきたとか、
徹底をしていただけるとか、そういう取り組みはきちんとしていただけるのかどうか、最後に
お伺いをしたいと思います。
◇総務部長(生方秀二君) 御質疑の件でございますけれども、冒頭、1点目の御質疑にお答
えしましたとおり、この条例につきましては、これから密接に警察と連携を取り合って暴力団
の排除に努めていきたいということでございますので、そういった観点も含めまして、警察と
連携を組んで、市民の安全とそういった方の安全も含めて安全を図っていきたいと、こういう
ことでございますので御理解賜りたいと思います。以上でございます。
◇議長(大島崇行君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第47号については、総務文教常任委員会へ付託いたし
ます。
──────────────◇──────────────
第8 議案第48号 平成23年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出
決算の認定について及び
議案第49号 平成23年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定
について
以上2件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第7、議案第48号 平成23年度沼田市一般会計及び特別会計
6件の歳入歳出決算の認定について及び日程第8、議案第49号 平成23年度沼田市水道事
業剰余金の処分及び決算の認定についての以上2件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第48号 平成23年度沼田市一般
会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について、及び議案第49号 平成23年度沼田
市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についての2件につきまして、一括して御説明申し上
げます。
平成23年度は、東日本大震災による千年に一度といわれる津波被害と、東京電力福島第一
原子力発電所事故からの復旧・復興に向けて、国と自治体が取り組みを始めた年でありました。
一方、リーマンショックに続くヨーロッパの金融財政危機等、世界経済を取り巻く環境は依
然として厳しい状態が続く中、我が国においてもその影響は深く、円高の進行により深刻な経
済危機に陥り、さらには雇用問題など、様々な面での先行き不透明感が一層増してきました。
このような中、国においては、東日本大震災からの復旧の基本方針を策定するとともに、第
1次から第3次までの補正予算を編成するなど財政措置を講じてきたのであります。
こうした状況の中、本市においては、沼田市災害支援本部総合相談窓口を設置し、避難者の
受け入れや各種相談・情報提供などの窓口を一本化して対応してまいりました。また、沼田市
第五次総合計画の前期実施計画の最終年次として、将来像である「水と緑の大地 田園空間都
市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「環境・交流」、「教育・文化」、「健
康・福祉」、「産業・観光」及び「安全・安心」を5つの柱とし、市民生活に直結する事業を
重点に、市民との連携・協働を推し進め、創造性豊かで明るく元気なまちづくりをめざし、諸
施策を進めてきたところであります。
また、中山間地域に位置し財政力の乏しい本市にとって、簡素で効率的な行政運営と財政の
健全化は重要な課題であり、現在も厳しい財政状況ではありますが、市民の皆さんにも御協力
をいただきながら、誇りと愛着を持てる「明日の沼田市」を実現するため、行財政改革を進め
てきたところであり、今後も、引き続き推進していかなければならないと考えております。
それでは、議案第48号 平成23年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の
認定について御説明申し上げます。
本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から別冊決
算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したものであり
ます。
監査委員におかれましては、綿密なご審査をいただき、この間の御労苦に対し、心から感謝
申し上げる次第であります。
このたび、8月16日付をもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をい
ただきましたので、同条第3項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであ
ります。
なお、平成23年度の決算書とともに、同条第5項の規定により、主要な施策の成果報告書
を、また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定
により、健全化判断比率等報告書をあわせて提出させていただきます。
平成23年度の一般会計歳入決算額は208億9,290万3,305円、歳出決算額は2
03億4,484万5,471円でありまして、歳入歳出差引額は、5億4,805万7,8
34円で収束したのであります。
まず、歳出決算について御説明申し上げます。
平成23年度の歳出決算額は、前年度決算対比で9億6,891万2,652円、4.5%
の減となっております。
コミュニティー活動の推進につきましては、各町と一般行政事務の委託契約を締結し、行政
情報の周知徹底を図るとともに、コミュニティー活動の拠点である住民センターの改修及び各
種コミュニティー事業への助成を行ったのであります。
防犯対策につきましては、防犯灯の新設・交換及び電気料の補助などを行い、地域住民の夜
間の安全確保と犯罪の防止に努めたのであります。
職員研修につきましては、公務員としての基本的な心構えや知識の修得、法的・実務的な各
分野の研修及び企画力・政策形成能力を高める研修を行い、職員一人一人の意識改革と資質の
向上に努めたのであります。
文書管理につきましては、情報公開や個人情報保護に対応する統一的な文書管理を推進する
とともに、文書・情報の共有を進め、事務処理の効率化に努めたのであります。
広報広聴活動につきましては、広報ぬまたの発行、沼田エフエム放送の活用、市ホームペー
ジによる行政情報の積極的な提供に努めるとともに、市政に対する理解を深めていただくため
の公有施設見学会や未来を担う小中学生の行政に対する関心を高めてもらうための「子ども議
会」を開催したのであります。
準市民交流につきましては、本市出身者などとの情報交換や交流を行うことにより「ふるさ
と沼田」の振興・発展につなげるべく、準市民交流会を開催したのであります。
会計管理につきましては、適切な出納事務の執行を図るとともに、県税のうち自動車税を初
めとする4税の徴収事務を行い、住民の利便性向上に努めたのであります。
交通安全対策につきましては、各季の交通安全運動での関係団体と連携した啓発活動に加え、
高齢者や幼児・児童生徒に対する交通安全教室等の実施により安全教育の徹底を図るとともに、
道路標示整備、チャイルドシート購入補助事業に取り組み、市民の交通安全の確保と意識の高
揚に努めたのであります。
消費行政推進につきましては、消費生活センターでの相談事業の対象を利根郡内に拡大する
とともに、消費生活に係る情報提供や啓発活動を行ったのであります。
生活行政につきましては、市町村乗合バスの運行やアップル号の運行支援により、市民の移
動手段として公共交通を確保するほか、テレビの地上デジタル放送への円滑な移行に努めると
ともに、人権相談及び行政相談事業を実施したのであります。
契約検査業務につきましては、工事、物品等における入札・契約及び検査を実施し、透明性、
経済性、効率性及び品質などの確保に努めたのであります。
市民協働推進につきましては、市民活動センターの運営と自主事業等の開催により、市民活
動の活性化と協働のまちづくりを推進したのであります。
男女共同参画の推進につきましては、講演会や講座の開催により意識啓発を行うとともに、
第2次計画の策定に伴い、基本的な考え方などへの理解を深め、共通の認識をもって計画を推
進していくために全職員への研修を実施したのであります。
選挙関係につきましては、群馬県議会議員選挙、沼田市議会議員選挙、群馬県知事選挙及び
沼田市農業委員会委員選挙の適正な執行管理に努めたのであります。
社会福祉対策につきましては、少子・高齢社会に対応した施策の充実・推進を目指し、国・
県の施策に相まって、社会福祉協議会、民生児童委員協議会など関係機関や諸団体の協力を得
て、事業の推進に努めたのであります。
老人福祉対策につきましては、「生き生き長寿のまちづくり計画」に基づき、生きがい対策
事業で、従来からの敬老バスカード助成事業などを実施するとともに、ふれあい福祉センター
などの老人福祉施設管理運営事業を実施、介護予防・生活支援事業では、在宅介護支援センタ
ー運営事業などを継続実施、また、社会福祉法人等助成事業では、介護基盤の整備のための地
域介護・福祉空間等補助事業などを実施するとともに、介護保険特別会計へ所要の繰り出しを
行い、事業の推進を図ったのであります。
障害者福祉対策につきましては、障害者自立支援法に基づく自立支援給付としての介護給付
事業及び訓練等給付事業、また、地域生活支援事業としての地域活動支援センター事業や各種
事業の継続、充実により障害福祉の向上に努めたのであります。
福祉医療につきましては、中学校卒業までの子供、重度心身障害者、高齢重度障害者及び母
子・父子家庭等を対象に医療費の自己負担分を公費により支給し、負担軽減を図るとともに、
早期治療による重篤化の防止等を図ったのであります。
国民年金業務につきましては、市民の老後の安心を確保するため裁定請求等の届出の受付を
初め、免除勧奨や制度の啓発活動に努めたのであります。
児童福祉対策につきましては、子ども手当支給事業、児童の安全確保及び保育の体制整備と
充実を図るために民間保育所の施設整備や運営に対する補助、また、一時預かりなどの多様な
保育ニーズに対応するため各種特別保育を実施するとともに、放課後児童健全育成事業やファ
ミリー・サポート・センター事業などの実施により、保護者の就労支援と児童の健全育成に努め
たのであります。
母子福祉対策につきましては、母子生活支援施設による母子生活の支援と自立支援給付事業
の実施により母子家庭の自立支援に努めたのであります。
生活保護対策につきましては、年々増加する要保護者の生活維持と可能な自立を目的として、
必要な給付と指導に努めたのであります。
疾病予防対策につきましては、結核健康診断、定期予防接種、子宮頸がん等の任意予防接種
を実施したのであります。
母子保健事業につきましては、不妊治療費助成、妊婦及び乳幼児の健康診査、訪問指導など
を効果的に実施したのであります。
健康増進事業につきましては、肝炎ウイルス検診を初め、がん検診推進事業などの各種がん
検診及び受診率の向上を図るとともに、保健推進員、食生活改善推進員など地区組織の活動を
通じ、健康教室、健康相談等を実施し、市民の健康意識の高揚に努めたのであります。
環境衛生事業につきましては、市有墓地の維持管理と広域火葬場・斎場の円滑な運営に努め
たのであります。
公害対策につきましては、河川の水質や道路騒音等の測定調査により生活環境の監視に努め
るとともに、地球温暖化対策及びエネルギー対策として、住宅用太陽光発電及び太陽熱利用の
普及促進や、電気自動車に必要不可欠なインフラ整備として電気自動車用急速充電器を設置し
て環境啓発事業を展開、さらに、市内の空間放射線量の測定を実施し、原子力発電所の事故に
伴う放射性物質の環境汚染対策に取り組んだのであります。
じんかい処理につきましては、循環型社会の構築に向けて、沼田市環境保健協議会の協力を
得て、家庭ごみ減量化の推進、有価物集団回収奨励事業、容器包装リサイクル法に基づく分別
回収により資源リサイクルに取り組んだほか、最終処分場の適切な管理に努めたのであります。
収集業務につきましては、ステーション収集は民間委託により経費削減を図るとともに、ご
み搬出が困難な家庭に対しては直営で戸別収集を行ったのであります。また、焼却処理業務に
つきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合清掃工場及び利根東部衛生施設組合尾瀬クリーン
センターでの適切な処理の確保に努めたのであります。
し尿処理につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合衛生センターにおける円滑な運営と
公衆便所の衛生保持に努めたほか、生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止するため、合
併処理浄化槽設置補助事業を引き続き実施したのであります。
水道事業につきましては、水道事業会計に対して所要の出資を行うとともに、簡易水道事業
における安全・安心な給水を維持するため、簡易水道事業特別会計に繰り出しを行い、主要な
ライフラインの確保に努めたのであります。
労働対策につきましては、新規学卒就職者研修会、激励親睦のつどい及び就業支援講座の開
催並びに優良従業員・技術者の表彰、緊急雇用創出基金事業などに取り組み、優秀な人材と労
働力の確保を図るとともに、地域への定着化を促し、雇用の安定に努めたのであります。さら
に、勤労福祉の向上を図るため、勤労者生活資金などの融資を実施するとともに、勤労青少年
ホーム・同体育センターの運営の充実、利用促進に努めたのであります。
農業振興につきましては、農業委員会等との連携を図りながら、優良農地の確保及び農地の
流動化の推進に努めるとともに、認定農業者等を初めとする各種団体が、基盤強化や経営能力
の向上を図るための農業近代化資金利子補給事業などを実施したのであります。また、米の生
産調整推進のため、戸別所得補償制度等推進事業を実施したのであります。
園芸振興につきましては、環境保全型農業の推進として園芸用廃プラスチック等適正処理推
進協議会を通じて、農業用廃ビニールやプラスチック等の適正処理に努めるとともに、農業農
村応援事業、野菜王国ぐんま強化総合対策事業による雨除けホウレンソウのためのパイプハウ
ス導入や、ぐんまのこんにゃく国際競争力強化対策事業等により園芸振興を図ったのでありま
す。
畜産振興につきましては、畜産公害の防止や家畜の優良品種導入を実施するとともに、家畜
飼養技術向上を図り、畜産経営の安定化に向けた事業を行ったのであります。
農業基盤整備につきましては、県営事業で施行した屋形原南部地区土地改良事業や老朽化し
た堀廻町のため池改修事業に対し、事業費負担を行うとともに、県単独事業では小規模土地改
良事業で上発知地区、上久屋地区、奈良地区の水路整備を実施し、下発知地区の農道舗装を実
施したほか、日ヶ久保地区において鳥獣害防護柵整備を実施したのであります。また、市単独
事業として各地区からの要望による農道、用排水路等の整備を実施したのであります。
山村振興につきましては、中山間地域等直接支払事業の実施及び南郷の曲屋の管理運営に努
めるとともに、農村と都市の交流を通して地域の活性化を図り、農村環境整備につきましては、
農地・水・農村環境向上対策事業を実施し農地や農業用施設、農村環境の保全に努めたのであ
ります。また、農業集落排水事業を推進するため、農業集落排水事業特別会計に対して所要の
繰り出しを行ったのであります。
林業振興につきましては、森林整備担い手対策事業により林業従事者の確保と森林整備の推
進を図るとともに、21世紀の森でのイベント支援や森林保護育成の啓発を推進したほか、有
害鳥獣による農林業被害の防止に努めたのであります。
林道整備につきましては、石戸線や小沢線の改良工事を実施するとともに、林道の維持管理
を行い林業基盤の保全に努めたのであります。
商業振興につきましては、沼田商工会議所、沼田市東部商工会などの各種団体で実施した事
業及び運営に対する援助を行うとともに、商店街の活性化を図るため各種イベント及び街路灯
の電気料に対し補助を行ったのであります。
また、「沼田ふるさと館」において、地場産品の展示・販売及び観光イベントなどの各種情
報を発信し、物産振興並びに観光客の誘客促進を図ったのであります。
工業振興につきましては、工業経営合理化促進事業及び木材需要奨励事業を初めとする工業
関係団体の事業及び運営に対し援助を行うとともに、中小企業者による新製品・新技術等の開
発に補助を行い、地域産業の育成振興に取り組んだのであります。また、産業集積による地域
経済の活性化と雇用の拡大を図るため、企業誘致に努めたのであります。
金融対策につきましては、中小企業の健全な育成を図るため、小口資金を初めとする各種制
度融資の充実に努めるとともに、利用者への保証料補助及び利子補給を行ったほか、制度融資
利率の軽減を図るため、市内の金融機関に預託を行い、中小企業の経営安定に努めたのであり
ます。
観光振興につきましては、玉原高原、道の駅「白沢」、老神温泉及び吹割の滝などにおける
観光リゾート施設の整備や維持管理により、観光客の利便性の向上を図るとともに、これら観
光資源を紹介する各種パンフレットの作成、インターネットを初めとする各種メディアの活用
により、本市の魅力を幅広くPRすることに努めたのであります。
さらに、7月から9月に開催された群馬デスティネーションキャンペーンの一環として、揚
げ上げフェスティバル等のイベントを開催し、新たな沼田市の魅力を内外に発信し観光客の誘
客に努めたのであります。
また、観光協会を初めとする各種団体への補助を行うとともに、観光関連団体などとの連携
により各種キャンペーン及びイベントなどへの参加、さらには大宮駅などでの市独自の観光キ
ャラバンの回数を増加し誘客に努めたのであります。
都市間交流につきましては、新宿区や港区と環境面で連携を深めたほか、本年は特に、各交
流都市で開催された東日本大震災による風評被害対策イベントに参加し、沼田市の農産物が安
全・安心であることをPRしたものであります。また、市民の協力を得ながら、田舎体験ツア
ーを拡充し、農業体験を通じた沼田市の魅力発信を積極的に行ったのであります。さらに、真
田氏を軸とした沼田市の歴史的魅力の発信に努めたのであります。
建築指導につきましては、限定特定行政庁として建築確認事務等を行い安全・安心なまちづ
くりに努めるとともに、狭あい道路整備事業により、狭隘道路の解消に努めたのであります。
また、木造戸建て住宅の耐震診断を行い、耐震性能の低い住宅の所有者に耐震改修の指導に努
めたのであります。
道路橋梁管理につきましては、道路台帳の補正業務委託により、移管・寄附などによる市道
認定に伴う道路台帳の整備などを行ったのであります。
道路維持補修につきましては、市道中原茂木線ほか27路線の維持補修工事を実施、白沢町
では、市道高平・平出線ほか20路線、利根町では市道T202号線ほか14路線の道路補修
工事を実施し、電源立地地域対策交付金事業として市道高橋場善桂寺線ほか1路線、白沢町の
市道上古語父10号線、利根町の市道T220号線の舗装補修工事を実施し、市道の整備に努
めたものであります。
道路除雪・消雪につきましては、冬季の道路除雪・消雪について、委託及び直営により生活
道路の安全確保に努めたのであります。
交通安全施設整備事業につきましては、市道追墓坂線ほか8路線、白沢町では、市道白沢・
川場線ほか1路線、利根町では、市道T108号線ほか1路線にガードレール等を設置し、交
通安全の確保に努めたのであります。
道路新設改良事業につきましては、白沢町の市道根岸・小芝線、利根町の市道T106号線、
また、前年度からの繰り越しにより市道農政通り線の道路改良工事を実施し、市道の整備に努
めたのであります。
橋りょう維持補修事業につきましては、橋梁長寿命化修繕計画策定業務委託を実施し、安全
確保に努めたのであります。
都市計画総務事業につきましては、都市計画事業の施行に伴い移転等が必要となり、金融機
関からその資金の融資を受けた者に対し、利子補給を行ったのであります。
都市計画街路事業につきましては、環状線南回りの栄町工区において、用地買収などに取り
組んだのであります。
公園事業につきましては、17都市公園・11緑地等の維持管理及び施設の補修工事を行っ
たのであります。また、地元住民との協働作業による緑地整備を目的に、駅前フラワー広場に
おいて、幼稚園児など約100人の参加者により、花苗の植えつけイベントを実施したのであ
ります。
都市緑化事業につきましては、市民の緑化活動に対し、「緑と花のあるまちづくり事業」と
して樹木・花等の植栽活動を行う20団体に、また、「生け垣奨励事業」として生け垣の設置
5件に対し、補助金を交付したのであります。
下水道事業につきましては、水洗化促進のための資金貸付、公共下水道及び特定環境保全公
共下水道事業を推進するため、下水道事業特別会計に対して所要の繰り出しを行ったのであり
ます。
街なか再生関連事業につきましては、商店街にぎわい創出事業を初めとする各種の調査研究
やイベント支援を行い、中心市街地の活性化を図るための取り組みを行ったのであります。
中心市街地土地区画整理事業につきましては、上之町地内の建築物等移転補償、建物移転に
伴う歩道部分の仮舗装工事及び下之町交差点の舗装復旧工事を行ったのであります。
市営住宅管理事業につきましては、市営住宅22団地・408戸の維持修繕、入退居管理及
び家賃徴収などの管理業務に努めたのであります。
消防・防災体制の充実につきましては、防火水槽及び消火栓の新設などの消防施設の整備、
小型動力ポンプの更新、防災用備品及び非常用備蓄食料の整備を行ったほか、災害支援事業と
して、東日本大震災における被災地への支援物資の搬送、職員派遣及び福島原子力発電所の事
故による本市への避難者受け入れなどを実施したのであります。
教育行政につきましては、平成23年度沼田市教育行政方針に基づき、教育環境の整備・充
実、学校教育の改善・充実並びに生涯学習、社会教育及び地域スポーツの振興・充実を図るた
め、諸事業を実施したのであります。
学校施設整備につきましては、耐震化対策及び老朽化対策として沼田小学校屋内運動場の耐
震改修と大規模改修を実施したのであります。また、経済対策関係の交付金等を活用して、沼
田小学校東校舎及び利南東小学校西校舎の屋根改修工事を初め、升形小学校木造校舎外壁塗装
工事を実施し、児童生徒の安全・安心の確保と教育環境の向上に努めたのであります。
学校教育につきましては、「第9次沼田市教育水準向上研究」3カ年計画の初年次に当たり、
基本方針や重点施策の充実を図るべく、「沼田市・先生の日」での教職員全体研修会を初め、
教科別研修会や授業研究会及びコンピュータ研修等を実施するとともに、指導主事学校訪問を
全校年2回実施して全教員等を個別指導し、教職員の資質向上に努めたのであります。また、
児童生徒が基礎・基本を確実に身につけ、豊かな心の育成や生徒指導の充実が図られるよう、
サマースクール沼田などの「振り返り学習」や「相互乗り入れ型学級担任制」、「教育部活」
の充実に努めたのであります。また、小学校学習指導要領改訂に伴い、指導書等を整備し指導
の充実に努めたのであります。このほか、学校支援地域本部事業として文部科学省の委託を受
けた沼田東小学校では、学校支援や環境整備等に地域のボランティアを活用するなど学校と地
域との連携に努めたのであります。さらに、心の教室相談員、小学校生活相談員、介助員及び
多動児支援員を配置し、授業の支援体制を強化するとともに、外国語指導助手を引き続き配置
し、外国語によるコミュニケーション能力やその活用力の向上に努めたのであります。
社会教育につきましては、生涯学習を推進するため生涯学習フェスティバルの開催、芸術文
化振興事業として文化祭、柳波賞、ふるさと文学賞、全国ふきわれ俳句大会などを実施すると
ともに、それぞれの地域で受け継がれ、子供たちにより伝承されている伝統文化の発表を通し
て郷土の歴史や文化、伝統に関心や理解を深めてもらう伝統芸能発表会の開催、各種文化、学
術団体の育成にも努めたのであります。
公民館活動につきましては、生涯学習の拠点としての施設の管理、運営に努めるとともに、
市民のニーズに応じた各種教室を初め、市民ハイキング、史跡めぐり、公民館まつり等を実施
し生涯学習の推進に努めたのであります。
図書館につきましては、一般・児童図書、視聴覚資料を収集・整備し、団体貸出の利用促進
などに努め、優良読書児童の表彰や著者を囲む会など諸事業を実施し、読書活動の推進に努め
たのであります。
文化財につきましては、国指定重要文化財の旧生方家住宅を初め、旧土岐邸洋館などの公開
・展示を行うとともに、新たな文化財ガイドの作成や民俗芸能保存事業などを実施し文化財の
保存継承と活用を進めたのであります。また、市内の各種開発事業予定地における試掘確認調
査や本調査を行い、埋蔵文化財の保護・調整に努めるとともに、生方記念文庫移転に伴う建設
基本設計に取り組み、事業の進捗に努めたのであります。
青少年対策につきましては、指導者養成事業を初め、青少年の社会参加活動を促進するため
の各種講座の開催、自然体験活動推進事業である沼田ネイチャーキッズを実施するとともに、
上毛かるた大会やボランティア活動の日などの子ども会行事の実施により、地域の一員として
の自覚を持った心豊かでたくましい青少年の育成に努めたのであります。
体育につきましては、各種スポーツ教室、市民体育大会、市民大運動会等諸行事を実施し、
生涯スポーツの普及と市民の体力向上に努めるとともに、沼田武道場屋根外壁等補修事業、利
根農業者トレーニングセンター屋根改修工事の実施など、スポーツ施設の整備・充実を図った
のであります。
給食につきましては、沼田、白沢、利根の3施設のうち沼田給食センターの調理業務の民間
委託を実施して、民間のノウハウを活用しながら、安定した給食の提供に努めたのであります。
また、食育を基本に健康・体力増進を目指した給食内容及び栄養指導の充実、安全・安心の確
保、地場産品の活用を図るとともに、より一層の衛生管理に努めたのであります。
災害復旧につきましては、前年度からの繰り越しにより農林水産施設で農地、用排水路及び
林道など、土木施設で、昨年7月の局地的な降雨による利根町の市道T1063号線道路災害
復旧工事を実施し、道路利用などの安全確保に努めたのであります。
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◇議長(大島崇行君) 休憩いたします。
午前10時58分休憩
─────────────────────────────
午前11時04分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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◇市長(星野已喜雄君) 次に、歳入決算について御説明申し上げます。
平成23年度の歳入決算額につきましては、前年度決算対比で10億2,043万4,85
8円、4.7%の減となっております。
市税収入につきましては、65億1,790万9,606円で、前年度対比3,791万4
,788円、0.6%の減でありました。
この主な要因は、個人所得が減少する中で、一部法人では業績改善の兆しが見られたものの、
地域経済の低迷などに伴う固定資産税の大口滞納の発生により、市税の総体においては、収入
額が減少となったのであります。
各税目別の前年度決算額との比較増減額などについて御説明申し上げます。
市民税は、390万397円、0.2%の増であります。この内訳は、個人市民税が1,2
31万2,401円、0.6%の減、法人市民税が1,621万2,798円、4.0%の増
であります。
固定資産税は、8,421万7,752円、2.5%の減であります。
軽自動車税は、158万5,774円、1.2%の増、市たばこ税は、前年の税率改正によ
り、5,169万6,051円、13.4%の増であります。
特別土地保有税は、滞納繰越分の収入でありまして162万6,000円、67.8%の減、
入湯税は342万325円、8.9%の減、都市計画税につきましては固定資産税に連動して
583万2,933円、2.9%の減であります。
徴収率につきましては、滞納繰越分を含め93.7%で、前年度と同率でありました。
地方譲与税につきましては、14.9%の減であります。
利子割交付金につきましては、37.0%の減であります。
配当割交付金につきましては、14.1%の増であります。
株式等譲渡所得割交付金につきましては、9.7%の減であります。
地方消費税交付金につきましては、2.1%の減であります。
ゴルフ場利用税交付金につきましては、15.4%の減であります。
自動車取得税交付金につきましては、31.6%の減であります。
地方特例交付金につきましては、17.5%の減であります。
地方交付税につきましては、0.7%の減であります。この内訳は、普通交付税が0.3%
の減、特別交付税が4.9%の減であります。また、平成23年度は、震災復興特別交付税が
創設され、本市においては自動車取得税減収見込額が交付されました。
交通安全対策特別交付金につきましては、1.6%の減であります。
分担金及び負担金につきましては、9.2%の減であります。
使用料及び手数料につきましては、2.1%の減であります。
国庫支出金につきましては、27.2%の減であります。この内訳は、国庫負担金が子ども
手当負担金などの増により5.6%の増、国庫補助金が国の経済対策による地域活性化・経済
危機対策臨時交付金、地域活性化・きめ細かな臨時交付金及び地域活性化・公共投資臨時交付
金などの減により67.6%の減、委託金が18.3%の減であります。
県支出金につきましては、9.7%の増であります。この内訳は、県負担金が障害者自立支
援給付費負担金などの増により3.5%の増、県補助金が介護基盤緊急整備事業費補助金及び
子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時県補助金などの増により21.6%の増、委託金が国
勢調査委託金などの減により13.1%の減であります。
財産収入につきましては、43.5%の増でありますが、光ファイバーケーブル賃貸料の増
などであります。
寄附金につきましては、90.1%の増であります。災害支援費寄附金など、多くの方々か
ら篤志をお寄せいただいたもので、心から感謝申し上げるとともにありがたく受け入れさせて
いただき、御意思に沿うよう配慮し、それぞれの措置をさせていただきました。
繰入金につきましては、43.0%の増でありますが、水と緑の大地ふるさとぬまた基金繰
入金、玉原環境整備基金繰入金及び老神温泉施設建設基金繰入金などの特定目的基金からの繰
入金の増であります。
繰越金につきましては、6.9%の減でありますが、前年度繰越金のほか、繰越明許費の繰
越財源として、財産管理費外15事業の繰越金を受け入れたものであります。
諸収入につきましては、6.5%の減でありますが、取り扱いを変更した指定ごみ袋売払収
入の減、学校給食費納入金、沼田市外二箇村清掃施設組合負担金の確定による精算金及び関越
自動車道の救急業務に係る負担金の減などによるものであります。
市債につきましては、6.9%の減であります。市町村合併振興事業債、小学校施設耐震化
事業債及び中学校施設耐震化事業債の増、臨時財政対策債の減によるものであります。
市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、反面、その償還に要
する経費が将来の市財政のさらなる負担とならないよう健全財政の維持に引き続き努力を傾注
する所存であります。
以上が、一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
続きまして、平成23年度沼田市国民健康保険特別会計決算について御説明申し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額66億3,853万4,510円、歳出決算額64億8
,061万3,982円で、歳入歳出差引額は1億5,792万528円であります。
歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金及び介護納付金などであります。
歳入につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付
金、県支出金及び繰入金などであります。
国保事業につきましては、特定健康診査、特定保健指導により生活習慣病の予防に努めると
ともに、市単独事業で収納率向上特別対策事業を実施したほか、人間ドック検診費の補助等に
取り組み、被保険者の健康保持に努めたのであります。
続きまして、平成23年度沼田市後期高齢者医療特別会計決算について御説明申し上げます。
本決算につきましては、歳入決算額5億390万6,799円、歳出決算額5億349万5
,900円で、歳入歳出差引額は41万899円であります。
歳出につきましては、主に後期高齢者医療広域連合納付金であります。
歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などであり、75歳以上の
被保険者の健康保持を図ったのであります。
続きまして、平成23年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げま
す。
本決算につきましては、歳入決算額38億9,318万3,115円、歳出決算額38億4
,385万7,814円でありまして、歳入歳出差引額4,932万5,301円は、翌年度
において精算措置するものであります。
歳出につきましては、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に要する事務
的経費及び介護保険サービスに要する保険給付費並びに介護予防事業などに要する地域支援事
業費などであります。
歳入につきましては、介護給付費などを賄うため財源分担により国庫支出金、県支出金及び
繰入金並びに保険料、支払基金交付金などであります。
続きまして、平成23年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上
げます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに3億4,922万361円であります。
歳出につきましては、指定管理委託、水質検査の実施により簡易水道の適切な維持管理及び
安定経営に努めるとともに、施設整備では、硯田及び白沢簡易水道において配水施設整備工事
を実施し、安全・安心な水道水の安定供給を図ったのであります。
歳入につきましては、水道加入金及び水道使用料などでありますが、歳出に対する不足額6
,857万4,341円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったのであります。
続きまして、平成23年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げ
ます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに16億343万1,418円であります。
歳出につきましては、公共下水道、特定環境保全公共下水道を合わせて1,320メートル
の管渠埋設工事を実施するとともに、施設の適切な維持管理に努め、公衆衛生の向上と公共用
水域の水質保全を図ったのであります。
歳入につきましては、受益者負担金、下水道使用料、建設事業に係る国庫補助金、県補助金
及び市債などでありますが、歳出に対する不足額9億2,271万1,598円は、一般会計
からの繰入金により収支の均衡を図ったのであります。
続きまして、平成23年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について御説明申
し上げます。
本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに1億5,909万8,697円であります。
歳出につきましては、供用中の奈良地区ほか10地区において水洗化の接続促進及び施設の
適切な維持管理に努め、農業集落における生活環境の改善を図ったのであります。
歳入につきましては、受益者分担金及び農業集落排水使用料などでありますが、歳出に対す
る不足額1億3,290万1,917円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図った
のであります。
続きまして、議案第49号 平成23年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定につ
いて御説明申し上げます。
まず、剰余金の処分につきましては、決算により生じた未処分利益剰余金7,205万3,
141円のうち7,200万円を建設改良積立金に積立て、残余を繰り越すものでありまして、
地方公営企業法第32条第2項の規定により議決をお願いするものであります。
次に、本決算につきましては、決算書を調製し、地方公営企業法第30条第2項の規定によ
り、監査委員の審査に付したものであります。監査委員におかれましては綿密な御審査をいた
だき、この間の御苦労に対し心から感謝申し上げる次第であります。
このたび、8月16日付をもちまして監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をいた
だきましたので、同条第4項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであり
ます。
なお、平成23年度の決算書とともに、同条第6項の規定により、財務諸表附属明細書及び
事業報告書をあわせて提出させていただきます。
まず、収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入決算額は3億9,585万1,366円で、前年度に比較して1,526万8,056
円、3.7%の減であります。
支出決算額は、3億2,784万7,356円で、前年度に比較して42万3,281円、
0.1%の増であります。
次に、資本的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入決算額は2,266万9,500円で、前年度に比較して324万4,500円、12
.5%の減であります。
支出決算額は1億6,313万7,443円で、前年度に比較して4,180万3,807
円、34.5%の増であります。
なお、資本的支出額に対して資本的収入額が不足する額1億4,046万7,943円につ
いては、損益勘定留保資金及び消費税資本的収支調整額で補Jし、収支の均衡を図ったのであ
ります。
次に、業務及び事業の概況について御説明申し上げます。
業務量では、決算年度末の給水人口は2万6,946人、給水戸数は1万1,449戸であ
り、年間配水量は354万4,026立方メートルで、前年度に比較して5万9,533立方
メートルの減、年間有収水量は298万5,188立方メートルで有収水量率は84.2%で
ありました。
事業関係では、浄水関連施設整備として、浄水場ろ過池補修工事ほか2件、また、配水施設
整備として、国道120号線外1路線老朽管布設替工事ほか8件の工事を実施するとともに、
水道メーターの取りかえなどを行い、経営の効率化と安全・安心な水道水の安定供給に努めた
のであります。
以上が平成23年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに平成23年度沼
田市水道事業剰余金の処分及び決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては、
「沼田市決算に係る報告書」及び「沼田市水道事業報告書」のとおりでありますので、よろし
く御審議の上、原案のとおり御決定及び御認定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第48号及び議案第49号の以上2件については、議長
を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにい
たしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号及び議案第49号の以
上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託
の上、審査することに決しました。
決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
──────────────◇──────────────
第9 議案第50号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第2号)から
議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで
以上7件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第9、議案第50号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第
2号)から日程第15、議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
までの以上7件を一括議題といたします。
議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第50号 平成24年度沼田市一般
会計補正予算(第2号)から議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1
号)までの以上7件につきまして、一括して御説明申し上げます。
まず、議案第50号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第2号)について、御説明申
し上げます。
今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既決の予算に増減を生じるも
の、緊急に措置しなければならないもの、職員の人事異動に伴う現員現給の人件費及び、普通
交付税の交付額決定に伴う財源措置などにより、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞ
れ6億6,351万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ218億
4,099万6,000円とするものであります。
補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
第1款 議会費は、478万6,000円の減額であります。
第2款 総務費は、1億4,547万8,000円の追加でありますが、総務管理費では、
財産管理費で庁舎整備基金積立金の追加、企画費で合併振興基金積立金の追加、消費行政推進
費で放射性物質検査業務委託料の追加、生活行政費で市町村乗合バス運行費補助金の追加及び
協働推進費で地域づくり協働モデル事業交付金の減額、徴税費では、賦課徴収費で過年度市税
過誤納還付金の追加などであります。
第3款 民生費は、3億2,349万円の追加でありますが、社会福祉費では、社会福祉総
務費で過年度国庫支出金ほか歳入過誤納還付金の追加、老人福祉費で生きがい対応型デイサー
ビス事業委託料の追加、地域介護・福祉空間整備等補助金の計上、介護保険特別会計繰出金の
減額、障害者福祉費で介護給付費及び訓練等給付費の追加、通所サービス等利用促進事業費補
助金の減額、児童福祉費では、児童福祉総務費で児童扶養手当の追加、児童措置費で民間保育
所施設整備補助金の計上、家庭児童相談室費で家庭児童相談事業の追加、生活保護費では、扶
助費で医療扶助費等の追加などであります。
第4款 衛生費は、1億2,141万6,000円の追加でありますが、保健衛生費では、
保健事業費で精算によるがん検診推進事業国庫補助金返還金の追加、公害対策費で住宅用太陽
光発電システム設置補助金及び住宅用太陽熱利用システム設置補助金の追加、清掃費では、塵
芥処理費及びし尿処理費で沼田市外二箇村清掃施設組合負担金の追加、上水道費では、簡易水
道事業特別会計繰出金の追加などであります。
第5款 労働費は、4万6,000円の追加であります。
第6款 農林水産業費は、2,331万4,000円の追加でありますが、農業費では、園
芸特産振興費で県の事業廃止に伴う農業農村応援事業費補助金の減額、野菜王国ぐんま総合対
策事業費補助金の計上、農地費で県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区の県営事業負担金の
追加、小規模土地改良事業改修工事の追加、小規模農道かんがい排水路整備事業市内全域の追
加、山村振興費でサラダパークぬまた管理運営事業の追加、林業費では、林業振興費で特用林
産物生産活力アップ事業費補助金及び特定環境緑化整備事業委託料の計上、有害鳥獣対策事業
費補助金の追加などであります。
第7款 商工費は、741万8,000円の減額でありますが、観光交流費で県の緊急雇用
創出基金事業による臨時雇上賃金の追加及びB級グルメ研究事業イベント開催委託料の追加な
どであります。
第8款 土木費は、1,763万5,000円の追加でありますが、土木管理費では、建築
指導費で住宅リフォーム促進事業補助金の追加、都市計画費では、街路事業費で土地開発公社
保有地売却処分に伴う地価下落分の補填金の計上、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の減
額などであります。
第9款 消防費は、584万5,000円の追加でありますが、常備消防費で関越自動車道
の救急業務に係る負担金の追加、防災費で特殊無線技士受験料の計上などであります。
第10款 教育費は、890万3,000円の追加でありますが、教育総務費では、学校教
育指導費で関東甲信越地区公立学校教頭会研究大会負担金の計上、小学校費では、学校管理費
で修繕料の追加、中学校費では、学校管理費で池田中学校プール更衣室改修工事の追加、社会
教育費では、図書館費で図書資料の追加、埋蔵文化財調査費で発掘調査資料整理業務委託料の
計上、保健体育費では、運動公園管理費で修繕料の追加、給食管理費で沼田給食センター及び
白沢調理場の修繕料の追加などであります。
第11款 災害復旧費は、2,959万6,000円の追加でありますが、農林水産施設災
害復旧費では、7月28日の集中豪雨によります上川田町を中心とした農地及び農業用施設、
29の被災箇所に対する災害復旧費であります。
土木施設災害復旧費では、同じく上川田町を中心として、27カ所で発生した道路の流出、
水路の災害等に対する災害復旧費であります。
次に、歳入予算についてご説明申し上げます。
第9款 地方特例交付金は、929万円の減額でありますが、減収補てん特例交付金の決定
によるものであります。
第10款 地方交付税は、5億2,530万3,000円の追加でありますが、普通交付税
の決定によるものであります。
第12款 分担金及び負担金は、498万1,000円の追加でありますが、分担金で、三
峰山トンネル維持管理費分担金及び県営畑地帯総合整備事業費分担金の追加、災害復旧事業に
係る土地改良事業費分担金の計上、負担金で、生きがい対応型デイサービス事業負担金の追加
であります。
第14款 国庫支出金は、1億5,607万2,000円の追加でありますが、国庫負担金
では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、児童扶養手当負担金及び生活保護費
負担金の追加、国庫補助金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金及びセーフ
ティネット支援対策等事業費補助金の追加、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金の減
額、教育費国庫補助金で屋形原南部地区遺跡群発掘調査補助金の追加、委託金では、総務費委
託金で中長期在留者住居地届出等事務委託費交付金の計上であります。
第15款 県支出金は、7,993万8,000円の追加でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金の追加、県補助金では、総務費県補助金で消費者
行政活性化補助金及び地域づくり協働モデル事業交付金の減額、民生費県補助金で老人福祉施
設等スプリンクラー整備事業費補助金及び老人福祉施設等防災補強等改修整備事業費補助金の
計上、地域生活支援事業費等補助金の追加、障害者自立支援対策臨時特例交付金特別対策事業
補助金の減額、児童虐待防止対策補助金及び保育所等緊急整備事業費補助金の追加、労働費県
補助金で群馬県緊急雇用創出基金事業市町村補助金の追加、農林水産業費県補助金で小規模土
地改良事業費補助金及び有害鳥獣対策農業者支援事業補助金の追加、農業農村応援事業費補助
金の減額、野菜王国ぐんま総合対策事業費補助金、特用林産物生産活力アップ事業費補助金及
び特定環境緑化整備事業費補助金の計上、教育費県補助金で尾瀬学校補助金及び屋形原南部地
区遺跡群発掘調査補助金の追加、委託金では、総務費委託金で事務処理特例交付金の追加、人
権啓発活動委託金の減額、民生費委託金で社会保障生計調査委託金の計上、教育費委託金で屋
形原南部地区遺跡群発掘調査委託金の追加であります。
第16款 財産収入は、281万6,000円の追加でありますが、財産運用収入で、光フ
ァイバーケーブル賃貸料及び合併振興基金積立金利子収入の追加、玉原東急リゾート株式会社
配当金の計上であります。
第18款 繰入金は、3億5,401万円の減額でありますが、基金繰入金で、財政調整基
金繰入金の減額、図書整備基金繰入金の追加、特別会計繰入金で、介護保険特別会計繰入金の
追加であります。
第19款 繰越金は、前年度繰越金1億425万7,000円の追加であります。
第20款 諸収入は、508万1,000円の追加でありますが、雑入で、関越自動車道の
救急業務に係る負担金及び市民総合賠償補償保険金の追加であります。
第21款 市債は、1億4,837万1,000円の追加でありますが、農林水産業債で農
業基盤整備事業債の追加、教育債で小学校施設耐震化事業債及び公民館耐震改修事業債の追加、
中学校施設耐震化事業債の減額、臨時財政対策債の追加であります。
予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、農業基盤整備事業債、
小学校施設耐震化事業債、公民館耐震改修事業債及び臨時財政対策債の限度額を追加、中学校
施設耐震化事業債の限度額を減額するものであります。
続きまして、議案第51号 平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
について御説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,760万円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ66億4,895万1,000円とするものでありま
す。
その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
第3款 後期高齢者支援金等は、後期高齢者支援金2,366万1,000円の追加であり
ます。
第6款 介護納付金は、介護納付金739万円の追加であります。
第11款 諸支出金は、償還金119万4,000円の追加であります。
第12款 予備費は、1,535万5,000円の追加であります。
次に、歳入予算について御説明申し上げます。
第4款 前期高齢者交付金は、前期高齢者交付金3,031万9,000円の減額でありま
す。
第9款 繰越金は、前年度繰越金7,791万9,000円の追加であります。
続きまして、議案第52号 平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号
)について御説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万9,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,411万7,000円とするものであ
ります。
歳出予算では、第2款 後期高齢者医療広域連合納付金40万9,000円の追加、歳入予
算では、第3款 繰越金40万9,000円の追加であります。
続きまして、議案第53号 平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)につ
いて御説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,952万8,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億6,256万6,000円とする
ものであります。
その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
第1款 総務費で240万4,000円の減額でありますが、総務管理費の減額などであり
ます。
第2款 保険給付費は、財源振替であります。
第3款 地域支援事業費は、包括的支援事業・任意事業費31万7,000円の追加であり
ます。
第4款 基金積立金は、介護給付費準備基金積立金1,787万5,000円の追加であり
ます。
第6款 諸支出金は、1,374万円の追加でありますが、地域支援事業費支払基金交付金
及び地域支援事業費国庫支出金の精算による返還金並びに一般会計繰出金の追加であります。
次に、歳入予算について御説明申し上げます。
第4款 国庫支出金は、過年度分介護給付費負担金569万5,000円の追加であります。
第5款 支払基金交付金は、過年度分122万1,000円の追加であります。
第6款 県支出金は、財政安定化基金支出金5万4,000円の減額であります。
第9款 繰入金は、2,665万8,000円の減額でありますが、一般会計繰入金で職員
給与費等繰入金の追加、事務費繰入金の減額、基金繰入金で介護給付費準備基金繰入金の減額
であります。
第10款 繰越金は、4,932万4,000円の追加であります。
続きまして、議案第54号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
について御説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8万9,000円を追加
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,728万3,000円とするものであり
ます。
その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
第1款 総務費は、8万9,000円の追加でありますが、職員人件費の追加、一般管理費
の追加であります。
次に、歳入について御説明申し上げます。
第3款 繰入金は、一般会計繰入金8万9,000円の追加であります。
続きまして、議案第55号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に
ついて御説明申し上げます。
今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ347万7,000円
を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億7,673万6,000円とするも
のであります。
その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
第1款 総務費は、280万3,000円の減額でありますが、職員人件費の減額でありま
す。
第2款 事業費は、67万4,000円の減額でありますが、汚水公共下水道建設事業費の
減額、雨水公共下水道建設事業費及び特定環境保全公共下水道建設事業費の追加、維持管理事
業費の減額であります。
次に、歳入予算について御説明申し上げます。
第5款 繰入金は、一般会計繰入金347万7,000円の減額であります。
続きまして、議案第56号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)について
御説明申し上げます。
今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出から64
9万2,000円を減額し、収益的支出の予定額を3億5,989万6,000円とするもの
で、職員人件費の減額、備消品費及び材料費の追加であります。
予算第4条 資本的収入及び支出において、既決の資本的支出に382万2,000円を追
加し、資本的支出の予定額を1億6,233万4,000円とするもので、工事請負費の追加
であります。
また、予算第6条の職員給与費を9,872万7,000円とするものであります。
以上7件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、
御質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御
決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
ただいま議題となっております議案第50号から議案第56号までの以上7件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
──────────────◇──────────────
第10 散 会
◇議長(大島崇行君) お諮りいたします。
5日及び6日の2日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、5日及び6日の2日間は、議案調査
のため休会することに決しました。
続いてお諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、散会いたしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
本日はこれにて散会いたします。
次の会議は7日午前10時に開きますから御参集願います。
本日は大変御苦労さまでした。
午前11時37分散会
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