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平成25年第1回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
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平成25年第1回沼田市議会定例会会議録

平成25年3月1日(金曜日)

議事日程 第1号
平成25年 3月 1日(金曜日)午前10時06分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第 1号 市道路線の認定について
第 5 議案第 2号 市道路線の変更について
第 6 議案第 3号 市道路線の廃止について
第 7 議案第 4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の変更につ
                      いて
第 8 議案第 5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事請負契約の変更につ
                      いて
第 9 議案第 6号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
                      基準を定める条例の制定について
第10 議案第 7号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
                      並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
                      的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について
第11 議案第 8号 沼田市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
第12 議案第 9号 沼田市くらしの環境美化条例の制定について
第13 議案第10号 沼田市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定について
第14 議案第11号 沼田市道路標識の寸法を定める条例の制定について
第15 議案第12号 沼田市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める
                      条例の制定について
第16 議案第13号 沼田市準用河川における管理施設等の構造に関する条例の制定につい
                      て
第17 議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定める条例の制定について
第18 議案第15号 沼田市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部
                      を改正する条例について
第19 議案第16号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
                      する条例について
第20 議案第17号 沼田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につ
                      いて
第21 議案第18号 沼田市企業誘致推進条例の一部を改正する条例について
第22 議案第19号 沼田市公民館設置条例の一部を改正する条例について
第23 議案第20号 沼田市民体育館の設置及び管理条例の一部を改正する条例について
第24 議案第21号 旧退隠料条例の規定による退隠料の年額改定等に関する条例を廃止す
                      る条例について
第25 議案第22号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
第26 議案第23号 平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第27 議案第24号 平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第28 議案第25号 平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第29 議案第26号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 
第30 議案第27号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 
第31 議案第28号 平成24年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 
第32 議案第29号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
第33 議案第30号 沼田市小水道条例の制定について
第34 議案第31号 沼田市鳥獣被害対策実施隊に関する条例の制定について
第35 議案第32号 沼田市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の制定につ
                      いて
第36 議案第33号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
                      の一部を改正する条例について
第37 議案第34号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
                      る条例について
第38 議案第35号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
                      を改正する条例について
第39 議案第36号 平成25年度沼田市一般会計予算
第40 議案第37号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第41 議案第38号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第42 議案第39号 平成25年度沼田市介護保険特別会計予算
第43 議案第40号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第44 議案第41号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計予算
第45 議案第42号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第46 議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 議案第 1号 市道路線の認定について
    議案第 2号 市道路線の変更について
    議案第 3号 市道路線の廃止について
               以上3件一括上程
第 6 議案第 4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の変更につ
                      いて
    議案第 5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事請負契約の変更につ
                      いて
               以上2件一括上程
第 7 議案第 6号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
                      基準を定める条例の制定について
    議案第 7号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
                      並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
                      的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について
    議案第 8号 沼田市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
    議案第 9号 沼田市くらしの環境美化条例の制定について
               以上4件一括上程
第 8 議案第10号 沼田市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定について
    議案第11号 沼田市道路標識の寸法を定める条例の制定について
    議案第12号 沼田市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める
                      条例の制定について
    議案第13号 沼田市準用河川における管理施設等の構造に関する条例の制定につい
                      て
    議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定める条例の制定について
               以上5件一括上程
第 9 議案第15号 沼田市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部
                      を改正する条例について
    議案第16号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
                      する条例について
    議案第17号 沼田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例につ
                      いて
    議案第18号 沼田市企業誘致推進条例の一部を改正する条例について
    議案第19号 沼田市公民館設置条例の一部を改正する条例について
    議案第20号 沼田市民体育館の設置及び管理条例の一部を改正する条例について
    議案第21号 旧退隠料条例の規定による退隠料の年額改定等に関する条例を廃止す
                      る条例について
    議案第22号 平成24年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
    議案第23号 平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第24号 平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
    議案第25号 平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
    議案第26号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号) 
    議案第27号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号) 
    議案第28号 平成24年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) 
    議案第29号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
               以上15件一括上程
第10 議案第30号 沼田市小水道条例の制定について
    議案第31号 沼田市鳥獣被害対策実施隊に関する条例の制定について
    議案第32号 沼田市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の制定につ
                      いて
    議案第33号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
                      の一部を改正する条例について
    議案第34号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
                      る条例について
    議案第35号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
                      を改正する条例について
    議案第36号 平成25年度沼田市一般会計予算
    議案第37号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計予算
    議案第38号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
    議案第39号 平成25年度沼田市介護保険特別会計予算
    議案第40号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
    議案第41号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計予算
    議案第42号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
    議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算
               以上14件一括上程
第11 散  会
    ────―――――――─────────────────────────
出席議員(20人)
    1番        大島 崇行君    3番        石川 初雄君
    4番        島田 富造君    5番        野村 洋一君
    6番        坂庭 直治君    7番        石井 紘一君
    8番        高柳 勝巳君    9番        井之川博幸君
   10番        大東 宣之君   11番        星野  稔君
   12番        金子 一弥君   14番        片野 彦一君
   15番        大竹 政雄君   16番        星川嘉一郎君
   17番        小野 要二君   18番        宇敷 和也君
   19番        石田 宇平君   20番        布施辰二郎君
   21番        星野佐善太君   22番        牧野 保好君
欠席議員(なし)
    ────―――――――─────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長           林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       生方 秀二君   市民部長       田辺 昇利君
   健康福祉部長     村沢 博行君   経済部長       飯田 敏夫君
   都市建設部長     石坂 コ三君   総務課長       田村 博史君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       細野 文男君   庶務課長       小池 龍実君
   監査委員事務局長   茂木 一夫君
    ────―――――――─────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       中嶋 一也    次長兼庶務係長    木暮 保夫
   議事係長       松井 克人    副 主 幹       安原 和宏
    ─────────────―――─―◇─―――─────────────
    午前10時07分開会
◇議長(大島崇行君) ただいまから平成25年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ────────――――──────◇─―――─────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大島崇行君) 日程に入るに先立ち、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(中嶋一也君) 命により御報告申し上げます。
 沼田市監査委員鴻田武夫、石田宇平の両氏から、例月出納検査結果報告書並びに定期監査等
結果報告書が、地方自治法の規定に基づき、議長宛てに寄せられております。
 また、沼田市教育委員会から、平成24年度教育委員会の事務に関する点検評価報告書が、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議長宛てに寄せられております。
 本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
 以上であります。
◇議長(大島崇行君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ────――――──────────◇─―――─────────────
    第2 会期の決定
◇議長(大島崇行君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月22日までの22日間といたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月
22日までの22日間と決定いたしました。
    ──────――――────────◇―――──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大島崇行君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、井之川博幸議員、大東
宣之議員、星野稔議員の以上3名を指名いたします。
    ────────――――──────◇─―――─────────────
    第4 請願の付託
◇議長(大島崇行君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
    ────────――――──────◇─―――─────────────
    第5 議案第1号 市道路線の認定についてから
       議案第3号 市道路線の廃止についてまで
                     以上3件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第4、議案第1号 市道路線の認定についてから日程第6、議案
第3号市道路線の廃止についてまでの以上3件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第1号 市道路線の認定についてか
ら議案第3号 市道路線の廃止についてまでの以上3件につきまして、一括して御説明申し上
げます。
 まず、議案第1号 市道路線の認定について御説明申し上げます。
 今回認定する3路線のうち、上原14号線及び道祖神27号線につきましては、宅地造成に
伴い新設された道路を市民の方から御寄付をいただき、市道認定するものであります。
 また、横塚中央線につきましては、県道富士山横塚線のバイパス工事が完了した後も旧道部
分が二重認定されていましたが、県の道路管理見直しに伴い、横塚中央線として市道認定する
ものであります。
 続きまして、議案第2号 市道路線の変更について御説明申し上げます。
 今回変更する輪組198号線につきましては、利根町輪組地内で行われている県代行事業市
道輪組輪久原線道路改良工事の整備に伴い、起点の変更を行うものであります。
 続きまして、議案第3号 市道路線の廃止について御説明申し上げます。
 今回廃止する輪組199号線につきましては、変更路線と同じく利根町輪組地内で行われて
いる県代行事業市道輪組輪久原線道路改良工事の整備に伴い、路線区域が重複するため廃止す
るものであります。
 以上3件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては
、御質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり
御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第1号 市道路線の認定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第2号 市道路線の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第3号 市道路線の廃止について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号から議案第3号までの以上3件については、会議
規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第3号までの以
上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第1号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号 市道路線の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第3号 市道路線の廃止についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の
             変更について及び
       議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事請負契約の
             変更について
                     以上2件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第7、議案第4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築
工事請負契約の変更について及び日程第8、議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・
D棟建築工事請負契約の変更についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第4号 沼田中学校改築事業第1期
校舎A・C棟建築工事請負契約の変更について及び議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校
舎B・D棟建築工事請負契約の変更についての2件につきまして、一括して御説明申し上げま
す。
 まず、議案第4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の変更につい
て御説明申し上げます。
 今回の契約変更は、建築工事の施工を進める中で、土工事及び内部造作工事等に関し、設計
変更が生じたため、その工事費について追加の変更をするものであります。
 この変更に伴い、既定の契約金額に202万6,500円を追加し、契約金額を2億2,1
47万6,500円とするものであります。
 続きまして、議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事請負契約の変更
について、御説明申し上げます。
 今回の契約変更は、ただいま御説明申し上げました議案第4号と同様に、建築工事の施工を
進める中で、土工事及び内部造作工事等に関し、設計変更が生じたため、その工事費について
追加の変更をするものであります。
 この変更に伴い、既定の契約金額に6万3,000円を追加し、契約金額を2億586万3
,000円とするものであります。
 以上2件につきまして、一括してその概要を申し上げましたが、細部につきましては御質疑
に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定賜り
ますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の変更につい
て願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事
請負契約の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第4号及び議案第5号の以上2件については、会議規則
第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第4号及び議案第5号の以上2
件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 討論を終結いたします。
 これより議案第4号 沼田中学校改築事業第1期校舎A・C棟建築工事請負契約の変更につ
いてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号 沼田中学校改築事業第1期校舎B・D棟建築工事請負契約の変更につい
てを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第6号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営
             に関する基準を定める条例の制定についてから
       議案第9号 沼田市くらしの環境美化条例の制定についてまで
                     以上4件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第9、議案第6号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、
設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから日程第12、議案第9号 沼田市
くらしの環境美化条例の制定についてまでの以上4件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第6号 沼田市指定地域密着型サー
ビスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第9号沼
田市くらしの環境美化条例の制定についてまでの以上4件につきまして、一括して御説明申し
上げます。
 まず、議案第6号  沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基
準を定める条例の制定について御説明申し上げます。
 「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する
法律」、いわゆる第2次地域主権一括法の施行に伴い、「介護保険法」の一部が改正されたこ
とにより、これまで国が一律に定めていた地域密着型サ−ビス事業の基準等を地方自治体の条
例で定めることとなったため、本条例を制定するものであります。
 続きまして、議案第7号  沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び
運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準を定める条例の制定について御説明申し上げます。
 ただいま、御説明申し上げました議案第6号と同様に、第2次地域主権一括法の施行に伴い、
「介護保険法」の一部が改正されたことにより、これまで国が一律に定めていた地域密着型介
護予防サ−ビス事業の基準等を地方自治体の条例で定めることとなったため、本条例を制定す
るものであります。
 続きまして、議案第8号 沼田市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について御説明
申し上げます。
 病原性が高い新型インフルエンザや同様の危険性のある新感染症が発生したときに、国民の
生命及び健康を保護し、国民生活や国民経済に及ぼす影響を最小限に抑えることを目的として、
平成24年5月11日に新型インフルエンザ等特別措置法が公布されたことに伴い、同法の規
定に基づき、本条例を制定するものであります。
 続きまして、議案第9号  沼田市くらしの環境美化条例の制定について御説明申し上げます。
 一部の場所でポイ捨てや犬猫のふんが放置され、良好な生活環境が損なわれている実情があ
ることから、市、市民、事業者等が連携・協力して市内の環境美化に取り組むことで良好な生
活環境の保全を推進することを目的として、本条例を制定するものであります。
 条例の主な内容は、第1条及び第2条で「目的」、「定義」を、第3条、第4条及び第5条
で「市」、「市民等」及び「事業者」の責務を、第6条、第7条及び第8条で「ポイ捨ての禁
止」、「ふんの放置の禁止」及び「空き地の適正な管理」を、第9条から第13条で、「指導」
、「勧告」、「命令」、「立入検査」及び「公表」を、第14条で「関係団体への協力要請」
を、第15条で「委任」を、第16条で「罰則」を規定するものであります。
 なお、施行期日につきましては、平成25年10月1日とするものであります。
 以上4件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、
御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決
定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第6号  沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基
準を定める条例の制定についてを願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第7号  沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の
人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてを願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第8号 沼田市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定
についてを願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 続きまして、議案第9号  沼田市くらしの環境美化条例の制定につい
て願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第6号から議案第9号までの以上4件については、民生
福祉常任委員会へ付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第10号 沼田市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定につい
              てから
       議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定める条例の制定に
              ついてまで
                     以上4件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第13、議案第10号 沼田市道路の構造の技術的基準に関する
条例の制定についてから日程第17、議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定
める条例の制定についてまでの以上5件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第10号 沼田市道路の構造の技術
的基準に関する条例の制定についてから議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を
定める条例の制定についてまでの以上5件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第10号  沼田市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定について御説明申
し上げます。
 本条例は、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「道路法」の一部が改正されたことにより、
市道の構造の一般的技術的基準については、道路管理者が条例で定めることとなったため、制
定するものであります。
 続きまして、議案第11号 沼田市道路標識の寸法を定める条例の制定について御説明申し
上げます。
 本条例につきましても、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「道路法」の一部が改正され
たことにより、市道に設ける道路標識のうちの案内標識及び警戒標識並びにこれらに附置され
る補助標識の寸法については、道路管理者が条例で定めることとなったため、制定するもので
あります。
 続きまして、議案第12号 沼田市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を
定める条例の制定について御説明申し上げます。
 本条例につきましても、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「高齢者、障害者等の移動等
の円滑化に関する法律」の一部が改正されたことにより、移動等円滑化のために必要な道路の
構造に関する基準のうち、市道に係る基準については、道路管理者が条例で定めることとなっ
たため、制定するものであります。
 続きまして、議案第13号 沼田市準用河川における管理施設等の構造に関する条例の制定
について御説明申し上げます。
 本条例につきましても、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「河川法」の一部が改正され
たことにより、河川管理施設等の構造について河川管理上必要とされる技術的基準については、
河川管理者が条例で定めることとなったため、制定するものであります。
 続きまして、議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定める条例の制定につい
て御説明申し上げます。
 本条例につきましても、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「公営住宅法」の一部が改正
されたことにより、市営住宅等の整備基準については、事業主体である地方公共団体が条例で
定めることとなったため、制定するものであります。
 以上5件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、
御質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御
決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第10号  沼田市道路の構造の技術的基準に関する条例の制定について願います。
を願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第11号 沼田市道路標識の寸法を定める条例の制定につ
いて願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第12号 沼田市移動等円滑化のために必要な道路の構造
に関する基準を定める条例の制定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第13号 沼田市準用河川における管理施設等の構造に関
する条例の制定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 次に、議案第14号 沼田市営住宅等の整備に関する基準を定める条
例の制定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第10号から議案第14号までの以上5件については、
経済建設常任委員会へ付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第15号 沼田市長期継続契約を締結することができる契約を定める
              条例の一部を改正する条例についてから
       議案第29号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)まで
                     以上15件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第18、議案第15号 沼田市長期継続契約を締結することがで
きる契約を定める条例の一部を改正する条例についてから日程第32、議案第29号 平成2
4年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上15件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第15号 沼田市長期継続契約を締
結することができる契約を定める条例の一部を改正する条例についてから議案第29号平成2
4年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上15件につきまして、一括して御説
明申し上げます。
 まず、議案第15号  沼田市長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の一部
を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、長期継続契約を締結できる対象として公用車を追加するため、改めるもので
あります。
 続きまして、議案第16号  沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部
を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、「障害者自立支援法」の一部改正に伴い、語句及び引用条項の整備を行うも
のであります。
 第1条で沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例を、第2条で沼田市福祉医療
費支給に関する条例を、第3条で沼田市白沢福祉作業所の設置及び管理に関する条例を、第4
条で沼田市あおぞら作業所の設置及び管理に関する条例を改正するものであります。
 続きまして、議案17号  沼田市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例
について御説明申し上げます。
 第2次地域主権一括法の施行に伴い、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の一部が改正
されたことにより、一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格に関する基準については、地
方公共団体が条例で定めることとなったため、改めるものであります。
 続きまして、議案第18号  沼田市企業誘致推進条例の一部を改正する条例について御説明
申し上げます。
 今回の改正は、低開発地域工業開発地区及び農村地域工業等導入地区における固定資産税の
課税免除について、租税特別措置法の規定を引用していたものから、条文中に要件等を明記す
る形に改めるものであります。
 続きまして、議案第19号  沼田市公民館設置条例の一部を改正する条例について御説明申
し上げます。
 今回の改正は、沼田市利根公民館を利根町振興局庁舎へ移転することに伴い、沼田市利根公
民館の位置の表示について、改めるものであります。
 続きまして、議案第20号  沼田市民体育館の設置及び管理条例の一部を改正する条例につ
いて御説明申し上げます。
 今回の改正は、プロスポーツによる市民体育館の使用を可能とするため、営利を図る目的で
の使用の制限に係る条項を削除し、使用者が入場料を徴収し、または営利目的で利用する際の
使用料を新たに設定するため、改めるものであります。
 続きまして、議案第21号 旧退隠料条例の規定による退隠料の年額改定等に関する条例を
廃止する条例について御説明申し上げます。
 遺族扶助料受給者の死亡により、平成24年度から受給対象者がいなくなったことから、廃
止するものであります。
 続きまして、議案第22号  平成24年度沼田市一般会計補正予算(第5号)について御説
明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定又は制度改正等により既定の予算に増減を生じるもの、
特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成24年度
における最終補正として各事業を精査し、事業費の確定等による歳入歳出予算の整理を行った
ものでありまして、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億8,833万1,0
00円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ218億5,385万6,000円
とするものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
 第1款  議会費は、423万5,000円の減額でありますが、旅費及び政務調査費などの
減額であります。
 第2款  総務費は、2,293万6,000円の減額でありますが、総務管理費では、人事
管理費で産休病休等代替臨時雇上賃金の減額、財産管理費で光熱水費などの減額、企画費で水
と緑の大地ふるさとぬまた基金積立金の追加、生活行政費で高速バス運行費補助金などの追加、
徴税費では、賦課徴収費でデジタル地番図データ修正作業委託料などの減額、戸籍住民基本台
帳費では、システム保守料の減額などであります。
 第3款 民生費は、1億62万7,000円の減額でありますが、社会福祉費では、老人福
祉費で敬老会事業の減額、利根沼田広域市町村圏振興整備組合老人ホーム管理費負担金の追加、
緊急通報体制等整備事業委託料、老人保護措置費委託料、介護保険特別会計繰出金などの減額、
障害者福祉費で身体障害者更生医療高額医療費本人負担分給付費及び特別障害者手当等給付費
などの減額、特定疾患等患者見舞金及び日常生活用具給付扶助費などの追加、児童福祉費では、
児童福祉総務費で対象者数の変動により子ども手当及び児童手当などの減額、児童措置費で保
育所入所委託料及び広域入所児童委託料などの追加、生活保護費では、扶助費で医療扶助費の
追加などであります。
 第4款 衛生費は、2億6,023万9,000円の減額でありますが、保健衛生費では、
保健衛生総務費で利根沼田広域市町村圏振興整備組合の看護師修学資金貸付事業費負担金の減
額、予防費でポリオ予防接種委託料などの減額、保健衛生普及費で妊婦健康診査委託料などの
減額、保健事業費でがん検診委託料及び後期高齢者医療特別会計繰出金などの減額、放射性物
質汚染対策費で放射性物質除染作業委託料などの減額、清掃費では、塵芥処理費で有価物集団
回収奨励金などの減額、上水道費では、上水道施設費で水道事業会計出資金の減額、簡易水道
指導費で簡易水道事業特別会計繰出金の減額などであります。
 第5款 労働費は、661万円の減額でありますが、労働金融対策費で勤労者住宅建設資金
預託金及び勤労者生活資金預託金などの減額であります。
 第6款  農林水産業費は、3,077万7,000円の減額でありますが、農業費では、農
業振興費で農業者戸別所得補償制度推進事業補助金などの減額、園芸特産振興費で園芸用廃プ
ラスチック等適正処理推進事業補助金の減額など、農地費で地籍調査測量業務委託料及びため
池等整備事業堀廻地区の県営事業負担金などの減額、農村環境整備費で農業集落排水事業特別
会計繰出金などの減額、林業費では、林業振興費で林業作業道総合整備事業補助金の減額など、
林道事業費で修景美化事業委託料などの減額であります。
 第7款 商工費は、2,721万2,000円の減額でありますが、商業振興費で沼田ふる
さと館運営委託料の減額、工業振興費で企業立地助成金などの減額、金融対策費で制度融資代
位弁済補填金などの減額、観光交流費で観光交流管理費及び玉原高原内諸施設維持管理事業費
の減額などであります。
 第8款 土木費は、5,853万9,000円の減額でありますが、土木管理費では、建築
指導費でがけ地近接等危険住宅移転補助金の減額、道路橋りょう費では、道路橋りょう総務費
で道路台帳補正業務委託料の減額、道路維持費で道路補修工事費などの減額、道路除雪作業委
託料の追加、橋りょう維持費で橋りょう長寿命化修繕計画策定業務委託料の減額、都市計画費
では、都市計画総務費で都市計画事業の施行に伴う移転等資金の利子補給の減額、街路事業費
で3・3・1環状線(栄町工区)事業費の減額、公園費で施設整備工事などの減額、下水道費
で下水道事業特別会計繰出金の減額、都市整備費で中心市街地土地区画整理事業費の減額など
であります。
 第9款 消防費は、358万円の減額でありますが、常備消防費で広域消防費負担金の減額、
消防施設費で消防ホース乾燥施設等設置工事の追加などであります。
 第10款  教育費は、3億2,916万5,000円の追加でありますが、教育総務費では、
学校教育指導費で臨時雇上賃金などの減額、小学校費では、学校管理費で川田小学校東校舎に
係る耐震診断・耐震補強事業費などの追加、教育振興費で要保護及び準要保護児童援助費など
の減額、中学校費では、学校管理費で防球ネット設置工事などの減額、教育振興費で要保護及
び準要保護生徒援助費などの減額、幼稚園費では、私立幼稚園就園奨励費補助金などの減額、
社会教育費では、公民館費で各公民館の公民館運営及び維持管理事業費の減額、図書館費で図
書館管理費の減額、文化財保護費で県指定重要文化財沼田貯蓄銀行保存整備事業費の減額、青
少年対策費で善行青少年顕彰基金積立金の計上、保健体育費では、運動公園管理費で市民プー
ル管理事業費などの減額、給食管理費で光熱水費の追加などであります。
 第11款  災害復旧費は、274万1,000円の減額でありますが、土木施設災害復旧費
では、7月28日の豪雨による災害復旧工事費確定に伴う減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 市税は、1億1,558万1,000円の追加でありますが、市民税、軽自動車税、
市たばこ税、入湯税の追加、固定資産税の減額であります。
 第12款 分担金及び負担金は、682万4,000円の追加でありますが、分担金では、
農林水産業費分担金で県営畑地帯総合整備事業費分担金の減額などであります。負担金では、
民生費負担金で保育所運営費負担金及び広域入所児童負担金の追加などであります。
 第13款  使用料及び手数料は、529万2,000円の減額でありますが、使用料では衛
生使用料の追加、土木使用料、教育使用料の減額などであります。手数料では総務手数料、衛
生手数料の減額などであります。
 第14款  国庫支出金は、1億8,406万9,000円の減額でありますが、国庫負担金
では、民生費国庫負担金で特別障害者手当等給付費負担金、児童手当負担金などの減額、保育
所運営費負担金、生活保護費負担金の追加、国庫補助金では、民生費国庫補助金で認知症施策
総合推進事業費補助金、母子家庭等対策総合支援事業補助金の減額など、衛生費国庫補助金で
放射線量低減対策特別緊急事業費補助金などの減額、農林水産業費国庫補助金で美しい森林づ
くり基盤整備交付金の減額、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金などの減額、教育費
国庫補助金で学校施設環境改善交付金の追加などであります。
 第15款  県支出金は、3,285万5,000円の減額でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で保育所運営費負担金の追加、児童手当負担金の減額など、衛生費県負担金で後
期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の減額、農林水産業費県負担金で地籍調査事業費負担金
の減額、消防費県負担金で災害救助費負担金の減額、県補助金では、総務費県補助金で交通指
導員活動促進費補助金の追加など、民生費県補助金で老人福祉施設等スプリンクラー整備事業
費補助金の減額、障害者自立支援対策臨時特例交付金特別対策事業補助金の追加など、衛生費
県補助金で健康増進事業費補助金などの減額、労働費県補助金で群馬県緊急雇用創出基金事業
市町村補助金の減額、農林水産業費県補助金で農業者戸別所得補償制度推進事業補助金、林業
作業道総合整備事業費補助金の減額など、土木費県補助金でがけ地近接等危険住宅移転事業補
助金の減額、教育費県補助金で被災幼児児童生徒就学支援事業市町村補助金などの減額、委託
金では、総務費委託金で県税徴収取扱委託金の追加など、民生費委託金で国民生活基礎調査委
託金の減額であります。
 第16款 財産収入は、595万1,000円の追加でありますが、財産運用収入では、財
産貸付収入で市有土地貸付料の減額など、利子及び配当金で合併振興基金積立金利子収入の減
額など、財産売払収入では、不動産売払収入で市有土地売払収入の追加などであります。
 第17款 寄附金は、600万円の追加でありますが、総務費寄附金で、沼田市を思うふる
さと納税による寄附金を、その意志に沿って、水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金として追加、
教育費寄附金で、前教育長の津久井勲様からの寄附金を、その意志に沿って、善行青少年顕彰
基金寄附金として計上するものであります。
 第18款  繰入金は、2億8,848万円の減額で、財政調整基金繰入金などの減額であり
ます。
 第20款  諸収入は、9,000円の追加でありますが、延滞金、加算金及び過料では市税
延滞金の追加、貸付金元利収入では勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預託金の減
額、下水道事業水洗便所改造資金貸付金元利収入の追加、受託事業収入では後期高齢者医療広
域連合受託事業収入の減額、雑入では市税滞納処分費、路線バスカード売捌収入などの減額、
介護予防サービス計画費収入、有価物回収売払収入、老人保健分返還金などの追加であります。
 第21款 市債は、1億8,800万円の追加でありますが、農林水産業債で農用地総合整
備事業債の減額、土木債で土地区画整理事業債などの減額、教育債で小学校施設耐震化事業債
の追加、中学校施設整備事業債の減額であります。
 続きまして、議案第23号  平成24年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,099万9,0
00円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億7,285万5,000円と
するものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2万9,000円の減額でありますが、総務管理費では、一般管理費の
追加、連合会負担金の減額、賦課徴税費及び運営協議会費の減額であります。
 第2款 保険給付費は、4,665万円の追加でありますが、療養諸費では、一般被保険者
療養費、退職被保険者等療養費及び審査支払手数料の減額、高額療養費では、一般被保険者高
額療養費の追加、退職被保険者等高額療養費の減額、出産育児一時金及び葬祭費の減額であり
ます。
 第4款 前期高齢者納付金等は、207万6,000円の減額でありますが、前期高齢者関
係事務費拠出金及び前期高齢者納付金の減額であります。
 第5款 老人保健拠出金は、26万7,000円の減額でありますが、老人保健医療費拠出
金及び老人保健事務費拠出金の減額であります。
 第7款 共同事業拠出金は、1,163万8,000円の減額でありますが、高額医療費拠
出金の追加、保険財政共同安定化事業拠出金の減額であります。
 第8款 保健事業費は、特定健康診査等事業費214万3,000円の減額であります。
 第9款 基金積立金は、1万5,000円の追加であります。
 第11款 諸支出金は、償還金8,048万7,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 国庫支出金は4,278万4,000円の減額でありますが、国庫負担金で療養給
付費等負担金及び高額医療費共同事業負担金の追加、特定健康診査等負担金の減額、国庫補助
金で財政調整交付金及び出産育児一時金補助金の減額であります。
 第3款 療養給付費等交付金は、500万円の減額でありますが、現年度分療養給付費等交
付金の減額、過年度分療養給付費等交付金の追加であります。
 第5款 県支出金は、4,071万4,000円の追加でありますが、県負担金で高額医療
費共同事業負担金の追加、特定健康診査等負担金の減額、県補助金で財政健全化補助金の減額、
県調整交付金の追加であります。
 第6款 共同事業交付金は、2,927万円の追加でありますが、高額医療費共同事業交付
金及び保険財政共同安定化事業交付金の追加であります。
 第7款 財産収入は、利子及び配当金1万5,000円の追加であります。
 第8款 繰入金は、8,088万4,000円の追加でありますが、一般会計繰入金及び国
民健康保険基金繰入金の追加であります。
 第10款 諸収入は、790万円の追加でありますが、一般被保険者延滞金及び一般被保険
者第三者納付金の追加であります。
 続きまして、議案第24号  平成24年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,383万7,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,028万円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費89万5,000円の減額であります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、2,234万2,000円の減額であります。
 第3款 諸支出金は、保険料還付金60万円の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、1,363万9,000円の減額であります。
 第2款 繰入金は、969万8,000円の減額でありますが、一般会計繰入金で事務費繰
入金及び保険基盤安定繰入金の減額であります。
 第4款 諸収入は、50万円の減額でありますが、延滞金の追加、保険料還付金の減額であ
ります。
 続きまして、議案第25号  平成24年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につ
いて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,380万2,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億622万円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、788万2,000円の減額でありますが、総務管理費では職員人件費
の減額及び電算業務委託料の追加、介護認定審査費では、利根沼田広域市町村圏振興整備組合
介護保険認定事業費負担金の追加、嘱託職員報酬及び訪問調査委託料の減額、共済費の追加で
あります。
 第2款 保険給付費は、3,460万円の追加でありますが、介護サービス等諸費、高額介
護サービス費及び特定入所者介護サービス費の追加並びに介護予防サービス等諸費及び高額医
療合算介護サービス費の財源振替であります。
 第3款 地域支援事業費は、1,301万9,000円の減額でありますが、介護予防事業
費の減額、包括的支援事業・任意事業費の減額並びに財源振替であります。
 第6款 諸支出金は、介護従事者処遇改善基金精算による返還金10万3,000円の追加
であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 分担金及び負担金は、「食」の自立支援事業費負担金34万円の減額であります。
 第4款 国庫支出金は、565万6,000円の追加でありますが、介護給付費負担金及び
調整交付金の追加、地域支援事業交付金の減額であります。
 第5款 支払基金交付金は、786万円の追加でありますが、支払基金交付金の追加、地域
支援事業支援交付金の減額であります。
 第6款 県支出金は、347万9,000円の追加でありますが、介護給付費負担金の追加
、地域支援事業交付金及び包括的支援事業・任意事業交付金の減額であります。
 第9款 繰入金は、285万3,000円の減額でありますが、一般会計繰入金では、介護
給付費繰入金及び事務費繰入金の追加、地域支援事業繰入金及び職員給与費等繰入金の減額、
基金繰入金では、介護給付費準備基金繰入金の追加であります。
 続きまして、議案第26号 平成24年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,022万3,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億4,706万円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、403万3,000円の減額でありますが、一般管理費及び簡易水道管
理費の減額であります。
 第2款 事業費は、619万円の減額でありますが、簡易水道事業費の減額であります。
 第3款 公債費は、財源振替であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、45万円の減額でありますが、水道加入金の減額であります。
 第2款 使用料及び手数料は、172万円の減額でありますが、水道使用料及び水道手数料
の減額であります。
 第3款 繰入金は、一般会計繰入金623万円の減額であります。
 第4款 諸収入は、雑入72万3,000円の減額であります。
 第5款 市債は、簡易水道債110万円の減額であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、簡易水道事業債の起
債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第27号 平成24年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ8,988万1,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億8,685万5,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、64万8,000円の追加でありますが、一般管理費の追加であります。
 第2款 事業費は、8,870万7,000円の減額でありますが、公共下水道事業費の減
額、特定環境保全公共下水道事業費では、建設事業費の減額、維持管理費の追加、流域下水道
事業費では、建設負担金及び維持管理負担金の減額であります。
 第3款 公債費は、182万2,000円の減額でありますが、償還金利子の減額でありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、238万9,000円の追加でありますが、特環下水道分担
金及び公共下水道負担金の追加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、670万円の追加でありますが、公共下水道使用料、特環下
水道使用料及び下水道手数料の追加であります。
 第3款 国庫支出金は、下水道事業費国庫補助金540万円の減額であります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金1,630万2,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、雑入593万2,000円の追加であります。
 第7款 市債は、下水道債8,320万円の減額であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、公共下水道事業債な
どの起債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第28号 平成24年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2
号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ144万1,000円
を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,457万9,000円とするもの
であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、10万7,000円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
 第2款 事業費は、133万4,000円の減額でありますが、維持管理費の減額でありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、16万円の減額でありますが、農業集落排水分担金の減額で
あります。
 第2款 使用料及び手数料は、186万4,000円の追加でありますが、農業集落排水使
用料及び滞納繰越分農業集落排水使用料の追加であります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金484万7,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、雑入170万2,000円の追加であります。
 続きまして、議案第29号 平成24年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)について
御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出から1,
023万7,000円を減額し、収益的支出の予定額を3億5,045万9,000円とする
ものであります。
 また、予算第4条 資本的収入及び支出において、既決の資本的収入から1,123万4,
000円を減額し、資本的収入の予定額を2,038万1,000円とし、既決の資本的支出
から2,000万円を減額し、資本的支出の予定額を1億4,233万4,000円とするも
のであります。
 その概要を収益的収入及び支出について、収益的支出から御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、営業費用で原水及び浄水費、配水及び給水費、業務費の減額であ
ります。
 次に、資本的収入及び支出について、資本的支出から御説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、建設改良費の配水施設拡張費の減額であります。
 次に、資本的収入についてでありますが、第1款 資本的収入は、公共下水道工事に係る工
事負担金及び出資金の減額であります。
 以上15件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとお
り御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第15号から議案第29号までの以上15件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩いたします。
午前10時58分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時05分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第10 議案第30号 沼田市小水道条例の制定についてから
        議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算まで
                     以上14件一括上程
◇議長(大島崇行君) 日程第33、議案第30号 沼田市小水道条例の制定についてから日
程第46、議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算までの以上14件を一括議題
といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第30号 沼田市小水道条例の制定
についてから議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算までの以上14件につきま
して、一括して御説明申し上げます。
 まず、平成25年第1回沼田市議会定例会の開会に当たりまして、平成25年度各会計予算
並びに関係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民皆様方
の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 初めに、昨年の12月には衆議院議員選挙の改選に伴い新政権が誕生いたしました。このこ
とによって地方自治体は、また大きな歴史のうねりの中に、好むと好まざるとにかかわらず、
現実に真摯に対応していかなければなりません。どのような状況になろうとも基礎自治体の宿
命は、常に地域住民の目線に立って、地域住民の生活の安全・安心のために努力しなければな
らないことは、古今東西を問わず変わらぬものと考えているところであります。
 また、一昨年3月11日に発生をいたしました東日本大震災によりまして被災された方々や
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
 平成25年度は、合併後9年目を迎えるとともに、「水と緑の大地 田園空間都市」を将来
像とする、沼田市第五次総合計画の後期実施計画の2年次に当たることから、その進捗を図る
ため、市民福祉の向上と行財政基盤の確立を基本とし、将来にわたって持続可能な行財政運営
を確保するものであります。さらに多様化する市民ニーズを的確に把握し、市民一人一人が心
身ともに充実した元気で明るい地域社会の実現に向けて、一層の努力を傾注しなければなりま
せん。
 国の示す平成25年度予算編成の基本方針におきましては、我が国経済を再生させ、「誇り
ある日本」を取り戻すため、東日本大震災からの復興を大きく前進させるとともに、長引く円
高・デフレ不況からの脱却を図るべく、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起
する成長戦略の「三本の矢」を一体として実行していくこととし、平成24年度の緊急経済対
策を盛り込んだ大型補正予算と合わせて「復興・防災対策」、「成長による富の創出」、「暮
らしの安心・地域活性化」の3分野に重点化するとの方針に基づいて、切れ目のない経済対策
を実行し、雇用と所得が拡大していく強い経済を目指すとしております。
 また、地方に対しては「平成25年度地方財政対策」において、いわゆる「15カ月予算」
の考え方に即して、地方が安定的に財政運営を行うことができるよう、平成24年度において
は、補正予算に伴う地方負担について適切な措置を講じるとともに、平成25年度においては、
地方交付税等の一般財源総額について、平成24年度地方財政計画と同水準を確保することと
しております。
 私たちの地域社会は岐路に立っている大きな要因として、本格的な人口減少の始まりが全国
的な傾向である中山間地域において顕著に見られ、しかも、かねてからの高齢化社会の進展と
絡み問題をより深刻化していることは内外が示すとおりであります。新たな戦略は、大きな仕
掛けに偏ることなく、むしろ住民の力を尊重する地域密着型の戦略が必要なのではないでしょ
うか。地域住民が真に自立し、個人が輝く社会を築くために、地域の諸課題に主体的、積極的
に取り組み、市民に対する責任を果たしていくことこそが行政の役割であり、地方自治体の目
指すところであります。
 平成25年度にありましては、中山間地域の抱えている問題を真摯に捉え、市民生活を第一
に、内にあっては人材育成と経費節減を進め、持続可能な効率的行政運営に努力したいと考え
ております。また、組織機構については、市民部環境課に新たに「エネルギー対策室」を設置
して、近時の喫緊の課題である地域エネルギーの重要性を踏まえ、環境課の体制充実を行って
まいります。森林文化都市の特性を生かした、実効性のある環境政策の推進は、事業の主軸と
して捉えていかなければなりません。さらには「歴史と大自然が息づく」活力ある諸事業を積
極的に展開することによって、とみに高まった本市の発進力である都市間交流、観光推進事業
を充実してまいりたいと考えております。また、安全・安心の確保は、国民的課題であり住民
生活の基本でありますので、さらなる充実を図り、市民協働による創造性豊かで明るく元気な
まちづくりへの取り組みを着実に進めるものであります。
 「平成25年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」によれば、日本経済は、世界経
済の緩やかな回復が期待される中で、日本経済再生に向けて、大胆な金融政策、機動的な財政
政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」の施策の推進等により、長引く円高・デフ
レ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指すこととし、そのための取り組みの第一弾として
取りまとめた緊急経済対策を速やかに実施することで、エネルギー・環境、健康・福祉、農林
漁業関連の新たな成長を目指す産業分野に予算の大胆な組みかえを進めつつ、景気の底割れを
回避し、財政健全化と持続的成長を生み出す成長戦略につなげるとしています。
 一方、群馬県においては、財政状況は近年になく厳しい状況のもとではありますが、平成2
3年度から27年度を計画期間とする第14次総合計画「はばたけ群馬プラン」の中間年に当
たることから、3つの基本目標である「地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり」、「
誰もが安全で安心できる暮らしづくり」、「恵まれた立地条件を活かした産業活力の向上・社
会基盤づくり」を推進するための施策に取り組むこととして、一般会計において6,663億
8,700万円、対前年度比0.2%増の議会提案を行ったところであります。
 このような情勢下にあって、平成25年度本市の予算編成に当たっては、歳入に見合った歳
出構造への転換が極めて重要であることから、総体的なスリム化を図り、沼田市第五次総合計
画に掲げる6つの施策の大綱を基本とし、合併10年後を見据えるとともに、後期実施計画に
おける主要事務事業の推進を図るべく5つの施策を柱として掲げ、取り組むことといたしまし
た。
 第1が「安全・安心」、第2に「教育・文化」、第3に「健康・福祉」、第4に「産業・交
流」そして第5が「エネルギー・環境」であります。従前にも増して市民との連携・協働を推
し進め、創造性豊かで明るく元気なまちづくりを目指すものであります。
 平成25年度の予算につきましては、国・県の財政及び施策の動向並びに本市を取り巻く地
域経済動向などを見きわめるとともに、極めて厳しい本市の財政状況を深く認識し、行政経費
の一層の節減合理化を進め、最少の経費で最大の効果を上げられるように努め、さらには、平
成27年度からの合併算定替の縮減を見据えながら、基礎自治体としての責任をしっかりと認
識し、引き続き簡素で効率的な行政システムの構築に向け、財政基盤の強化と持続可能な財政
運営を念頭に予算編成を進めてまいりました。
 具体的には、歳入につきましては、市税を初めとして極力財源の確保に努めるとともに、義
務的経費を含めた歳出全般の抜本的な見直しによる行政経費の節減、事務事業の総点検、行政
目標の明確化などにより、総体的なスリム化と効率的な財源配分に配意をしてまいりました。
また、市債についても合併特例債等の有利な起債を活用するとともに、将来世代への負担を考
慮し、適正な市債の発行に努め、効率的な財源配分に留意したものであります。
 平成25年度予算編成方針のもと、編成をした一般会計予算の規模は、204億3,926
万7,000円で、前年度当初予算と比較して1億2,658万8,000円、0.6%の減
であります。特別会計等を含めた8会計総体の予算規模については、343億6,727万9,
000円で、前年度と比較して5,354万2,000円、0.2%の減としたところであり
ます。
 予算の内容につきましては、現下の地域経済を反映して市税等の伸びが残念ながら厳しい状
況下にあり、地方交付税については減額が見込まれる中、一方において経常経費である介護給
付費や予防接種などの医療関係費及び扶助費などの社会保障関係費が増大しております。また、
国家的課題でもある放射性物質除染対策にも全力で取り組まなければなりません。このような
中で極力その財源の確保を図り、優先主要事務事業を中心に5つの柱に沿った事業を絞り込み、
メリハリのある予算とするべく努めたものであります。
 また、今回国が編成した平成24年度補正予算、いわゆる緊急経済対策につきましては、本
市として最大限の活用をし、新年度からの前倒しとして、追加の補正予算も視野に対応してま
いりたいと考えております。
 それでは、平成25年度予算の施策、5つの柱に沿って、主要事業について御説明申し上げ
ます。
 1つ目の柱である「安全・安心」に関する事業といたしましては、市民生活の安全を確保す
る上で重要な防犯灯についてLED化を図るためのLED防犯灯推進事業、集落を定期的に巡
回して住民の暮らしや集落維持などをサポートする集落支援員事業、道路の安全確保として市
道等改良事業、橋りょう補修事業、40立方メートル級防火水槽新設事業、消防施設整備事業
を計上いたしました。
 2つ目の柱である「教育・文化」に関する事業といたしましては、継続して行う沼田中学校
改築工事を含む小・中学校耐震診断・耐震補強事業、児童生徒の道徳教育の向上を図るための
道徳副読本購入事業、沼田市中学校国際交流事業、(仮称)利南運動広場整備事業、生方記念
文庫移転事業及び生方記念文庫管理事業、屋形原南部地区遺跡群発掘調査事業を計上いたしま
した。
 3つ目の柱である「健康・福祉」に関する事業といたしましては、乳児の入院等の医療費を
公費負担することで乳児の健康管理と健全な育成を図るための養育医療給付事業、児童手当支
給事業、放課後児童の安全・安心な居場所づくりとして学童クラブの充実を図る放課後児童健
全育成事業、地域子育て支援拠点事業、予防接種事業、健康診査事業を計上いたしました。
 4つ目の柱である「産業・交流」に関する事業といたしましては、望郷ライン河岸段丘ビュ
ーポイントの駐車場整備を行う望郷ラインビューポイント駐車場整備事業、新規就農者の定着
促進を図るための新規就農総合支援事業、野菜王国ぐんま総合対策事業、小規模土地改良事業
平出原地区及び小規模土地改良事業高戸谷地区、鳥獣対策事業、花火大会を応援することで誘
客等を図り観光振興を図るための観光イベント開催事業、観光宣伝事業、企業誘致推進事業を
計上いたしました。
 5つ目の柱である「エネルギー・環境」に関する事業といたしましては、県内を持ち回りで
実施する「ふるさとキラキラフェスティバル」を沼田市制60周年記念事業として開催する花
と緑のぐんまづくり推進事業、地球環境に配慮した再生可能エネルギーとして水力発電を開発
するための水力発電推進事業、放射性物質汚染対策事業、住宅用太陽光発電普及事業、廃棄物
再生利用推進事業を計上いたしました。
 これら「5つの柱」の主要施策を軸とし、大変厳しい財政状況でありますが、限られた財源
の中で、市民生活に直結する事業を優先して行政需要に対応する各事業を計上したものであり
ます。
 今次、我が国を取り巻く内外の社会経済情勢が混沌としている中で、昨年末の政権交代によ
り発足した新政権は、長引く円高・デフレ不況からの脱却を掲げて大胆な経済政策を進めてお
ります。しかしながら、欧州の政府債務問題等、海外経済を巡る不確実性や為替市場の動向な
どのリスクも抱え、我が国の経済状況は、不安定で先行き不透明な激動の時代であります。一
方において、基礎自治体にあっては、市民とともに歩み、市民の立場に立って市民福祉の向上
を目指すという市政運営の基本は変わらないものであります。
 このような厳しい社会情勢の中、これからは自然と共生し、循環する社会を目指す時代が来
たと言われています。個人の利益で結びつく社会ではなく、公共の利益のためにお互いに協力
する社会への転換であります。
 そのためには、行政と市民が信頼し合える関係を構築しなければならないことは申すまでも
ありません。市民の知恵は広く深いことを認識し、中央における机上の論議の中のプランと異
なり、生活感や地域の実情を踏まえた重みをまとう貴重な知恵や経験を点から線へ、そして面
に広げていくことが重要であります。小規模でも身近な資源や人材を生かし、奪い合うのでは
なく、分け与え合う精神こそ地域再生の基軸であると考えます。
 久しく続いた混沌の中にあって、その先にある社会の姿は「一人一人が輝く社会」でなけれ
ばなりません。かつてのよき伝統を大切にし、新しい価値を創造し、それが社会の連帯を支え
る。市民や地元企業が個性と才覚を最大限発揮できる環境を整え、強い人が弱い人を助け、若
者と高齢者が知恵と情報を伝え合う、そうした絆を沼田の隅々まで張り巡らせることを目標に
したいと考えています。
 加速度的に進む少子高齢社会の対応は、ひとえに行政と住民の信頼関係であり、団結につき
ると思います。
 中山間地域に位置する本市を取り巻く状況は厳しく、依然として難しい行財政運営を強いら
れる状況下にありますが、将来に安心感を抱けるよう、明るく元気な地域社会を目指しながら、
改善・改良の精神を基本に、一方において、時の情勢を的確に把握して内外に果敢に打って出
る発信力も必要であります。
 市民と行政が連携・協働し、お互いに知恵と工夫を出し合い、「活力」と「交流」のある、
個性輝く沼田市の建設に向け手を携えていかなければなりません。
 江戸時代の地域振興の先駆者と言われる二宮尊徳翁は「百万石の米といえども粒の大なるに
あらず、万町の田を耕すも、そのわざは一鍬ずつの功による。」と言われております。私たち
はこの教えを胸に刻み、努力・研鑽してまいりたいと考えております。
 本市は先人の方々が御苦労され、脈々と築いてこられた輝かしい歴史と伝統を誇る城下町で
あり、森林文化都市であります。今こそ歴史と伝統が息づく本市の魅力を市民と共に創造し、
そして発信していくことが求められている中にあって、市長自ら市政執行の先頭に立ち、職員
と一丸となって対応してまいる所存であります。
 議員各位におかれましては、力強い御指導と御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げ、
当初予算の方針と内容の説明といたします。
 続きまして、条例の制定等について、御説明申し上げます。
 まず、議案第30号 沼田市小水道条例の制定について、御説明申し上げます。
 本条例は、第2次地域主権一括法の施行に伴い、「水道法」の一部が改正され、飲用の井戸、
水道法の規制対象とならない給水人口30人から100人までの小水道の衛生対策に必要な事
務は、市が行うこととなったため、その事務について、必要な事項を定めるものであります。
 続きまして、議案第31号 沼田市鳥獣被害対策実施隊に関する条例の制定について、御説
明申し上げます。
 本条例は、「鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律」第
9条第1項の規定に基づき、沼田市鳥獣被害対策実施隊を設置し、本市における農作物等のさ
らなる被害縮小を図るため、その組織及び運営に必要な事項を定めるものであります。
 また、鳥獣被害対策実施隊員の報酬について定めるため、附則において、沼田市特別職の職
員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を改めるものであります。
 続きまして、議案第32号  沼田市都市の低炭素化の促進に関する法律関係手数料条例の制
定について御説明申し上げます。
 本条例は、「都市の低炭素化の促進に関する法律」の施行に伴い、特定行政庁は「低炭素建
築物新築等計画の認定」をすることができるとされたため、その認定手数料の徴収について、
必要な事項を定めるものであります。
 続きまして、議案第33号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す
る条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。
 改正の内容は、利根町の区域における集落の維持及び活性化対策の推進を図るため設置する
沼田市集落支援員の報酬について定めるため、別表を改めるものであります。
 続きまして、議案第34号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を
改正する条例について、御説明申し上げます。
 現下の厳しい財政状況を踏まえ、今年度に引き続き、平成25年4月1日から平成26年3
月31日の間、市長及び副市長の給料を現行の給料額から市長にあっては16%、副市長にあ
っては13%引き下げ、それぞれ71万5,000円、60万6,000円とするものであり
ます。
 続きまして、議案第35号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例
の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。
 改正の内容は、ただいま御説明申し上げました議案第34号と同様、教育長の給与について、
現行の給料額を今年度に引き続き10%引き下げ、56万7,000円とするものであります。
 これをもちまして、施政方針及び条例の制定など6件の議案につきましての説明を終わらせ
ていただきます。
 平成25年度一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、副市長から説明いたさせま
すので、御了解を賜りたいと存じます。
◇議長(大島崇行君) 副市長。
〔副市長 林 義夫君登壇〕
◇副市長(林 義夫君) 命によりまして、私から平成25年度沼田市一般会計予算ほか特別
会計6件及び水道事業会計予算について御説明申し上げます。
 議案第36号 平成25年度沼田市一般会計予算について御説明申し上げます。
 一般会計予算の総額は、204億3,926万7,000円で、前年度当初予算と比較して
0.6%、1億2,658万8,000円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款  議会費は、2億973万9,000円の計上でありますが、議会運営上の必要な経
費の計上であります。
 第2款  総務費は、22億6,788万8,000円の計上であります。
 総務管理費では、一般管理費で姉妹都市交流を推進するため、下田市及びフュッセン市との
姉妹都市交流事業費、住民自治振興事業として住民センター建設費補助金、安全・安心なまち
づくりを推進するため、防犯対策事業として防犯灯電気料補助金及びLED防犯灯推進事業な
どを計上、人事管理費で職員研修費などを計上、文書費で文書管理事業として通信運搬費及び
一般行政事務委託料などを計上、広報費で「広報ぬまた」発行事業費、沼田エフエム放送活用
事業費及びホームページ運営事業費などを計上、財産管理費で各庁舎管理費のほか庁舎整備基
金積立金などを計上、企画費で行政情報化推進事業費、準市民交流事業費及び国際交流事業費
などを計上、交通安全対策費で交通指導員活動事業費、交通安全対策啓発事業費及び道路標示
整備事業費などを計上、消費行政推進費で消費者行政の向上と推進を図るため、消費生活セン
ター運営経費及び食品等放射性物質検査経費を計上、生活行政費で市町村乗合バス運行事業費
及び高速バス運行支援事業費などを計上、契約検査管理費で電子入札等システム共同化負担金
などを計上、協働推進費で市民協働推進事業費、市民活動センター管理運営事業費及び男女共
同参画推進事業費などの計上であります。
 徴税費では、市税の賦課、収納に要する経費のほか、収納率の向上及び税収確保のための経
費などの計上であります。
 戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳、戸籍及び外国人登録に係る各種システムの運用経
費並びに旅券事務管理費などを計上、選挙費では、選挙管理委員会の運営経費及び参議院議員
通常選挙の執行経費などを計上、統計調査費では、住宅・土地統計調査などの経費の計上であ
ります。
 第3款  民生費は、53億5,880万円の計上であります。
 社会福祉費では、社会福祉総務費で民生児童委員協議会補助金、社会福祉協議会補助金及び
地域福祉計画策定経費などを計上、老人福祉費で敬老バスカード助成事業などの生きがい対策
事業費、ふれあい福祉センターなどの老人福祉施設管理運営事業費、介護慰労金事業などの介
護予防・生活支援事業費のほか、老人保護措置事業費及び介護保険特別会計繰出金を計上、障
害者福祉費で心身障害児通園事業費、更生医療・育成医療事業、特別障害者手当等給付事業、
特定疾患等患者見舞金支給事業、地域活動支援センター事業、心身障害児集団活動・訓練事業、
利根沼田地域障害者相談支援事業、介護給付事業、訓練等給付事業、地域自殺対策緊急強化事
業、障害者虐待防止対策事業費などを計上、福祉医療費で0歳から中学校卒業まで、身体障害
者及び母子・父子家庭の医療分の助成事業費を計上、国民年金費で住民情報システム借上料な
どの計上であります。
 児童福祉費では、児童福祉総務費で母子福祉推進事業費、児童扶養手当支給事業費及び児童
手当支給事業費などを計上、児童措置費で保育所運営委託事業費、地域子育て支援拠点事業費、
民間保育所運営補助事業費、保育充実促進事業費、保育対策等促進事業費補助事業費及び放課
後児童健全育成事業費などを計上、保育園費で公立保育園の運営経費を、家庭児童相談室費で
家庭児童相談室の経費の計上であります。
 生活保護費では、生活保護総務費で生活保護適正化推進事業費などを計上、扶助費で生活扶
助費及び医療扶助費などのほか、住宅手当緊急特別措置事業費及び生活保護就労支援事業費の
計上であります。
 第4款  衛生費は、30億4,108万2,000円の計上であります。
 保健衛生費では、保健衛生総務費で健康情報システム保守管理業務の経費及び環境保健事業
の推進に係る経費などを計上、国民健康保険総務費で国民健康保険特別会計繰出金を計上、予
防費で子宮頸がんワクチンなど各種予防接種事業費を計上、保健衛生普及費で権限移譲に伴い
未熟児の養育医療給付費、乳幼児健康診査事業費、母子保健相談指導事業費及び不妊治療費助
成事業費などを計上、保健事業費で生活習慣病予防を重点とした健康づくり事業推進のための
経費、肝炎ウィルス検診や歯周疾患検診等を含む健康診査事業費、各種がん検診事業費、後期
高齢者の健康診査委託事業費、後期高齢者医療人間ドック検診費補助金及び後期高齢者医療特
別会計繰出金を計上、環境衛生費で広域火葬場斎場負担金などを計上、公害対策費で第二次沼
田市環境基本計画策定に係る基礎調査経費、地球温暖化対策を初めとした環境保全及び循環型
社会形成のための環境啓発事業費、住宅用太陽光発電普及事業費、水力発電の導入に向け環境
教育を目的とした小水力発電施設整備工事費及び売電を視野に入れた小水力発電施設の基本設
計経費などの計上、放射性物質汚染対策費で引き続き市内の除染を進めるための経費の計上で
あります。
 清掃費では、塵芥処理費で不法投棄清掃事業費、ごみ収集作業委託事業費、資源リサイクル
推進のための廃棄物再生利用推進事業費、分別収集再商品化委託事業費、不燃ごみ処理業務委
託事業費、沼田市外二箇村清掃施設組合及び利根東部衛生施設組合のごみ処理経費負担金、施
設整備事業に係る負担金を計上、し尿処理費でし尿収集のための経費、公衆便所の維持管理経
費、沼田市外二箇村清掃施設組合のし尿処理経費負担金、生活排水処理のため合併処理浄化槽
設置整備事業費などの計上であります。
 上水道費では、上水道及び簡易水道の事業経営のため、水道事業会計出資金、簡易水道小水
道施設拡張及び維持修繕事業費及び簡易水道事業特別会計繰出金などの計上であります。
 第5款  労働費は、4,928万7,000円の計上であります。
 労働諸費で新規学卒就職者激励会委託料、労働団体補助金のほか、雇用支援対策事業として
特定求職者雇用企業奨励金などを計上、労働金融対策費で勤労者住宅建設資金預託金及び勤労
者生活資金預託金などの計上であります。
 第6款  農林水産業費は、10億1,375万6,000円の計上であります。
 農業費では、農業委員会費で委員会の運営に係る経費を計上、農業振興費で各種農業振興の
ための融資資金の利子補給金、地域づくり活性化事業として地域内公園・広場などの維持管理
費、地域農政推進委員会補助金、望郷ラインビューポイント駐車場整備工事、新規就農者の定
着促進を図るための新規就農総合支援事業費交付金などを計上、園芸特産振興費で野菜王国ぐ
んま総合対策事業費補助金、ぐんまのこんにゃく国際競争力強化対策事業費補助金及び園芸用
廃プラスチック等適正処理推進事業費などを計上、畜産業費で畜産経営環境改善事業費を計上、
農地費で県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区の事業費を計上、県単独事業で川田西部地区、
下川田地区、大倉地区、平出原地区、高戸谷地区の小規模土地改良事業費、市単独事業で農道
整備事業駒寄追貝原地区、県営農業農村整備事業でため池等整備事業堀廻地区、農村地域環境
保全整備事業沼田平地区及び赤城西麓土地改良事業費などを計上、山村振興費で、サラダパー
クぬまたの管理運営費、中山間地域等直接支払事業費及び曲屋管理運営事業費などを計上、農
村環境整備費で利根沼田区域農用地総合整備事業負担金を計上するとともに、地域の共同活動
を支援するため、農地・水・農村環境向上対策事業費のほか、農業集落排水事業特別会計繰出
金の計上であります。
 林業費では、林業振興費で「21世紀の森」イベント補助金などを計上、森林整備事業とし
て美しい森林づくり基盤整備費及び林業作業道総合整備事業費を計上するとともに、有害鳥獣
による農作物被害に対応するための鳥獣対策事業費などを計上、林道事業費で小沢線の林道改
良事業費や林道維持補修事業費などの計上であります。
 水産業費では、水産業振興費で「ふるさとの魚」放流促進事業費補助金などの計上でありま
す。
 第7款 商工費は、5億5,545万6,000円の計上であります。
 商業振興費で沼田商工会議所補助金、沼田市東部商工会補助金、沼田まつり負担金、商店街
活性化対策事業費補助金及びまちづくり支援事業費などを計上、工業振興費で工業関係団体の
運営や事業に対する補助金、新技術・新製品開発への補助金のほか、企業の立地を促進するた
めの企業誘致推進事業費などを計上、金融対策費で制度融資利用者の負担軽減を図るための保
証料補助金及び利子補給金のほか、低利で安定した融資を実現するための市内金融機関への預
託金及び制度融資代位弁済補填金などを計上、観光交流費で観光情報の発信を行うための観光
宣伝事業費、食をテーマとする観光資源開発のためのB級グルメ研究事業費、沼田花火大会へ
の支援としての観光イベント開催事業費、物産品の紹介と育成を目的とした物産振興事業費、
歴史的な地域の結びつきを生かした真田街道連携事業費のほか、観光関係団体への補助金など
の計上であります。
 第8款  土木費は、19億7,794万8,000円の計上であります。
 土木管理費では、建築指導費で良好な市街地形成と居住環境の整備を図るため、指定道路管
理などの建築指導費、狭隘道路整備事業費、既存の一般木造住宅の耐震化及び住宅リフォーム
の促進を図るための住宅・建築物耐震改修等事業費の計上であります。
 道路橋りょう費では、道路維持費で市道の安全な通行を確保するための道路維持補修事業費
及び冬期間の市内幹線の除雪対応としての道路除雪事業費を計上、道路新設改良費で市道上川
田今井線道路改良事業費などを計上、橋りょう維持費で長寿命化修繕計画に基づき橋りょう維
持補修事業費の計上であります。
 河川費では、河川改良費で維持管理業務委託費などの計上であります。
 都市計画費では、都市計画総務費で都市計画事業の施行に伴う移転等借入資金の利子補給金
を計上、街路事業費で3・3・1環状線事業として栄町工区の用地買収費を計上、公園費で都市
緑化推進事業として市民緑化推進事業補助金、花と緑のぐんまづくり推進事業として事業実施
の準備に要する経費の計上、下水道費で生活環境の向上を図るため下水道事業特別会計繰出金
及び水洗便所改造資金貸付金を計上、都市整備費で中心市街地街なか再生関連事業として中心
市街地の活性化を図るため、商店街にぎわい創出事業補助金、中心市街地まちづくり推進事業
補助金及び商店街活性化対策事業費補助金などのほか、商店街などの建物再建のための中心市
街地土地区画整理事業特別制度融資預託金を計上、中心市街地土地区画整理事業として建物移
転補償費のほか、建物等調査業務委託料、区画道路新設工事及び建物移転に伴う仮設工事費な
どの計上であります。
 住宅費では、住宅管理費で谷地端第2団地敷地購入事業費及び沼田市市営住宅等長寿命化計
画に基づく市営住宅の維持補修事業として市営住宅長寿命化改善事業費の計上であります。
 第9款  消防費は、7億6,620万2,000円の計上であります。
 常備消防費で広域消防費負担金を計上、非常備消防費で消防団員報酬及び消防団装備の整備
経費を計上、消防施設費で40立方メートル級及び100立方メートル級防火水槽新設工事費、
消火栓設置工事費などを計上、防災費で緊急時の情報伝達手段の確保として、コミュニティー
放送FM−OZEによる緊急告知放送料及び白沢町防災行政無線デジタル化改修経費などを計
上、災害支援費で避難者に対する借家賃借料などの計上であります。
 第10款 教育費は、26億6,397万5,000円の計上であります。
 教育総務費では、教育委員会費及び事務局費で教育委員会及び事務局の運営に関する経費を
計上、学校教育指導費で小学校生活相談員・特別支援学級等介助員などの学校教育支援事業費、
道徳副読本購入事業費、奨学資金貸付事業費などの計上であります。
 小学校費では、学校管理費で教育用コンピュータ管理事業費を初め、小学校耐震診断・耐震
補強事業として、升形小学校管理棟及び池田小学校屋内運動場の耐震改修及び大規模改造工事
実施設計業務委託料などの計上であります。
 中学校費では、学校管理費で教育用コンピュータ管理事業費を初め、中学校耐震診断・耐震
補強事業として、沼田中学校改築事業第2期工事費及び白沢中学校屋内運動場耐震改修工事実
施設計業務委託料などの計上、教育振興費で沼田市中学校国際交流事業費などの計上でありま
す。
 幼稚園費では、市立幼稚園の管理運営経費のほか、私立幼稚園運営費補助金などの計上であ
ります。
 社会教育費では、社会教育総務費で生涯学習推進費、芸術文化振興事業費のほか利根沼田文
化会館負担金などを計上、公民館費では、各種教室・学級事業費や公民館まつりなどの経費を
計上、図書館費では、図書資料購入事業費のほか子ども読書活動推進事業費などを計上、文化
財保護費では、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備事業費、生方記念文庫移転事業費の
ほか民俗芸能保存事業費などを計上、埋蔵文化財調査費では、屋形原南部地区遺跡群発掘調査
事業費などを計上、青少年対策費では、青少年健全育成事業費、青少年自然体験活動推進事業
費などの計上であります。
 保健体育費では、保健体育総務費で各種スポーツ大会及びスポーツ教室開催委託料などを計
上、市民体育館管理費、運動公園管理費及び体育施設費で、それぞれ諸施設の管理運営経費の
ほか、(仮称)利南運動広場の一部用地を多目的運動広場として利活用するための整地等工事
費の計上、給食管理費で白沢調理場及び利根調理場の加熱調理機器借上料のほか、給食センタ
ーで調理・配送業務の民間委託料を含む沼田給食センター管理費を計上、給食費で給食賄材料
費の計上であります。
 第11款  災害復旧費は、9,000円の計上でありますが、災害に備えての経費の計上で
あります。
 第12款  公債費は、25億512万5,000円の計上でありますが、長期債元金償還金、
長期債利子及び一時借入金利子の計上であります。
 第13款  予備費は、予測しがたい予算の支出に充当するため、3,000万円の計上であ
ります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款  市税は、61億2,473万6,000円の計上であります。
 市民税では、課税対象となる平成24年の景気動向は、回復の動きが弱まっていると言われ、
個人所得では給与収入の減少、法人においても収益改善の動きが弱く、加えて法人実効税率の
引き下げに伴う地方税への影響等を勘案して、前年度対比2.4%の減であります。
 固定資産税は、評価がえ2年次でありますが、土地では地価下落の継続に伴う評価の時点修
正、家屋及び償却資産では実績を勘案して、前年度対比で1.4%の減であります。
 軽自動車税は、車両台数に基づき前年度対比で1.9%の増、市たばこ税は、販売実績と法
人税制改正に伴う県たばこ税の市町村への一部移譲を踏まえて、前年度対比9.6%の増、入
湯税は、入湯施設の利用実績を勘案して、前年度対比5.3%の増であります。
 都市計画税は、土地及び家屋に係る固定資産税に連動して、前年度対比1.9%の減であり
ます。
 第2款  地方譲与税は、3億1,000万円の計上であります。
 第3款  利子割交付金は、1,000万円の計上であります。
 第4款  配当割交付金は、800万円の計上であります。
 第5款  株式等譲渡所得割交付金は、250万円の計上であります。
 第6款  地方消費税交付金は、4億7,900万円の計上であります。
 第7款  ゴルフ場利用税交付金は、1,700万円の計上であります。
 第8款  自動車取得税交付金は、9,300万円の計上であります。
 第9款  地方特例交付金は、2,000万円の計上であります。
 第10款  地方交付税は、63億6,000万円の計上であります。
 普通交付税につきましては、地方財政対策との整合及び本市の財政需要の実情を勘案したも
のであります。また、特別交付税につきましては、平成24年度の交付見込み及び地方財政対
策の動向などを勘案し計上するものであります。
 第11款  交通安全対策特別交付金は、1,100万円の計上であります。
 第12款  分担金及び負担金は、2億3,815万7,000円の計上であります。
 分担金では、農林水産業費分担金で三峰山トンネル維持管理費分担金などの計上であります。
また、負担金では、民生費負担金で老人保護措置費負担金、あおぞら作業所負担金及び保育所
運営費負担金などの計上であります。
 第13款  使用料及び手数料は、1億6,285万8,000円の計上であります。
 使用料では、土木使用料で道路占用料及び市営住宅等使用料、教育使用料で幼稚園保育料な
どの計上であります。また、手数料では、総務手数料で戸籍手数料、住民基本台帳手数料及び
事務手数料、衛生手数料で一般廃棄物処理手数料などの計上であります。
 第14款  国庫支出金は、20億3,973万3,000円の計上であります。
 国庫負担金では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、保育所運営費負担金、
児童手当負担金及び生活保護費負担金などの計上であります。
 国庫補助金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金及び子育て支援交付金な
どを計上、衛生費国庫補助金で放射線量低減対策特別緊急事業費補助金及び合併処理浄化槽設
置整備事業費補助金などを計上、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金を計上、教育費
国庫補助金で学校施設環境改善交付金及び社会資本整備総合交付金などの計上であります。
 委託金では、民生費委託金で基礎年金等事務費交付金などの計上であります。
 第15款  県支出金は、12億5,981万2,000円の計上であります。
 県負担金では、民生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金、保育所運営費負担金及び児
童手当負担金などを計上、衛生費県負担金で保険基盤安定制度負担金などの計上であります。
 県補助金では、総務費県補助金で市町村乗合バス運行費補助金及び電源立地地域対策交付金
などを計上、民生費県補助金で地域生活支援事業費等補助金、福祉医療費補助金、放課後児童
健全育成事業費補助金及び保育対策費等促進事業費補助金などを計上、衛生費県補助金で健康
増進事業費補助金などを計上、労働費県補助金で群馬県緊急雇用創出基金事業市町村補助金を
計上、農林水産業費県補助金で中山間地域等直接支払事業費補助金、小規模土地改良事業費補
助金及び野菜王国ぐんま総合対策事業費補助金などの計上であります。
 委託金では、総務費委託金で事務処理特例交付金、県税徴収取扱委託金及び参議院議員通常
選挙委託金などを計上、農林水産業費委託金で屋形原南部地区確定測量業務委託金などの計上
であります。
 第16款  財産収入は、3,302万7,000円の計上でありますが、財産運用収入では、
財産貸付収入で土地建物貸付収入、光ファイバーケーブル賃貸料などを計上、利子及び配当金
で財政調整基金積立金を初めとする利子収入を計上、財産売払収入では、不動産売払収入で市
有土地売払収入などの計上であります。
 第17款  寄附金は、132万3,000円の計上であります。
 第18款  繰入金は、8億422万6,000円の計上でありますが、諸事業の財源確保及
び収支の均衡を図るため、財政調整基金、水と緑の大地ふるさとぬまた基金及び観光施設建設
基金などからの繰入金を計上するものであります。
 第19款  繰越金は、存目計上であります。
 第20款  諸収入は、6億4,729万4,000円の計上であります。
 貸付金元利収入では、勤労者生活資金預託金、制度融資預託金及び中心市街地土地区画整理
事業特別制度融資預託金収入などの計上であります。
 受託事業収入では、後期高齢者医療広域連合受託事業収入を計上、雑入では、路線バスカー
ド売捌収入、介護予防サービス計画費収入、学校給食費納入金などのほか、雑入で指定管理者
固定納入金などを計上するものであります。
 第21款  市債は、18億1,760万円の計上であります。
 総務債で市町村合併振興事業債などを計上、衛生債で小水力発電施設整備事業債を計上、農
林水産業債で農道整備事業債などを計上、土木債で土地区画整理事業債などを計上、消防債で
消防施設整備事業債を計上、教育債で小学校及び中学校の施設耐震化事業債などを計上、また、
地方交付税の減額分を補填するために個々の地方団体が発行する臨時財政対策債の計上であり
ます。
 予算第2条 債務負担行為は、「第2表  債務負担行為」に示すとおり、沼田市民間社会福
祉施設整備資金利子補助金ほか6件について債務負担をするものであります。
 予算第3条  地方債は、「第3表  地方債」に示すとおり、市町村合併振興事業ほか16事
業の市債と臨時財政対策債であります。
 予算第4条  一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に、資金の一
時借り入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものでありま
す。
 予算第5条  歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出
予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
    ─────────────────────────────
◇議長(大島崇行君) 休憩いたします。
午前11時59分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(大島崇行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇副市長(林 義夫君) 続きまして、議案第37号 平成25年度沼田市国民健康保険特別
会計予算について御説明申し上げます。
 予算の総額は、66億3,762万3,000円で前年度当初予算と比較して0.5%、3,
627万2,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、3,859万2,000円の計上でありますが、一般管理費、賦課徴税
費などであります。
 第2款 保険給付費は、43億4,384万6,000円の計上でありますが、被保険者の
医療に要する経費のほか出産育児一時金などであります。
 第3款 後期高齢者支援金等は、8億9,123万8,000円の計上でありますが、後期
高齢者支援金及び病床転換支援金等であります。
 第4款 前期高齢者納付金等は、157万7,000円の計上でありますが、前期高齢者関
係事務費拠出金及び前期高齢者納付金であります。
 第5款 老人保健拠出金は、28万6,000円の計上でありますが、医療費拠出精算金の
保険者としての義務的拠出分であります。
 第6款 介護納付金は、4億943万6,000円の計上でありますが、社会保険診療報酬
支払基金へ納付するものであります。
 第7款 共同事業拠出金は、8億4,224万9,000円の計上でありますが、高額医療
費拠出金、保険財政共同安定化事業拠出金などであります。
 第8款 保健事業費は、8,494万9,000円の計上でありますが、特定健康診査等事
業費、疾病予防費などであります。
 第9款 基金積立金は、2万円の計上であります。
 第10款 公債費は、存目計上であります。
 第11款 諸支出金は、542万9,000円の計上であります。
 第12款 予備費は、2,000万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 国民健康保険税は、16億866万円の計上であります。
 第2款 国庫支出金は、18億5,429万6,000円の計上でありますが、療養給付費
等負担金、財政調整交付金などであります。
 第3款 療養給付費等交付金は、3億3,985万1,000円の計上であります。
 第4款 前期高齢者交付金は、11億8,406万8,000円の計上であります。
 第5款 県支出金は、4億3,350万2,000円の計上でありますが、高額医療費共同
事業負担金、県調整交付金などであります。
 第6款 共同事業交付金は、8億5,480万3,000円の計上でありますが、高額医療
費共同事業交付金、保険財政共同安定化事業交付金であります。
 第7款 財産収入は、2万円の計上であります。
 第8款 繰入金は、3億5,390万3,000円の計上でありますが、一般会計繰入金な
どであります。
 第9款 繰越金は、2,000円の計上であります。
 第10款 諸収入は、851万8,000円の計上でありますが、一般被保険者延滞金、一
般被保険者第三者納付金などであります。
 続きまして、議案第38号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算について御説
明申し上げます。
 予算の総額は、5億6,828万1,000円で、前年度当初予算と比較して4.3%、2,
542万7,000円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、728万3,000円の計上でありますが、一般管理費及び徴収費であ
ります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、5億5,967万6,000円の計上でありま
すが、後期高齢者医療広域連合への事務費等負担金、保険料等負担金及び保険基盤安定負担金
であります。
 第3款 諸支出金は、82万2,000円の計上でありますが、保険料還付金、還付加算金
などであります。
 第4款 予備費は、50万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、4億685万円の計上であります。
 第2款 繰入金は、1億6,048万7,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 第3款 繰越金は、存目計上であります。
 第4款 諸収入は、94万3,000円の計上でありますが、延滞金、保険料還付金などで
あります。
 続きまして、議案第39号 平成25年度沼田市介護保険特別会計予算について御説明申し
上げます。
 本予算につきましては、平成24年度からの「第5期介護保険事業計画」に基づき予算の設
定を行ったもので、予算の総額は、41億2,569万2,000円で、前年度に比較して4.
9%、1億9,265万4,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1億8,046万7,000円の計上でありますが、総務管理費、徴収
費、介護認定審査費など介護保険運営上の経費であります。
 第2款 保険給付費は、38億4,234万4,000円の計上でありますが、介護サービ
ス等諸費、介護予防サービス等諸費、その他諸費及び高額介護サービス等費などで、介護保険
サービスに要する経費であります。
 第3款 地域支援事業費は、1億83万4,000円の計上でありますが、介護予防事業費、
包括的支援事業・任意事業費で介護予防事業、ケアマネジメント事業及び総合相談事業などに
要する経費であります。
 第4款 基金積立金は、4万円の計上でありますが、介護給付費準備基金から発生する利子
相当分であります。
 第5款 公債費は、一時借入金利子の存目計上であります。
 第6款 諸支出金は、100万6,000円の計上でありますが、第1号被保険者保険料還
付金などであります。
 第7款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 保険料は、7億2,760万6,000円の計上でありますが、第1号被保険者か
ら徴収する介護保険料で、第5期介護保険事業計画に基づき算出したものであります。
 第2款 分担金及び負担金は、300万1,000円の計上でありますが、地域支援事業負
担金で「食」の自立支援事業費負担金であります。
 第3款 使用料及び手数料は、存目計上であります。
 第4款 国庫支出金は、9億5,974万7,000円の計上でありますが、介護給付費負
担金及び調整交付金並びに地域支援事業交付金などの計上であります。
 第5款 支払基金交付金は、11億2,533万6,000円の計上でありますが、第2号
被保険者保険料分であります。
 第6款 県支出金は、5億8,326万9,000円の計上でありますが、介護給付費負担
金及び地域支援事業交付金などの計上であります。
 第7款 財産収入は、4万円の計上でありますが、介護給付費準備基金の積立金利子であり
ます。
 第8款 寄附金は、存目計上であります。
 第9款 繰入金は、7億2,646万7,000円の計上でありますが、一般会計繰入金及
び基金繰入金の計上であります。
 第10款 繰越金は、存目計上であります。
 第11款 諸収入は、22万3,000円の計上であります。
 続きまして、議案第40号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計予算について御説明
申し上げます。
 予算の総額は、3億4,599万4,000円で、前年度当初予算と比較して3.0%、1,
057万円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2億3,224万2,000円の計上でありますが、一般管理費及び簡
易水道管理費で、簡易水道に係る一般管理費と維持管理経費であります。
 第2款 事業費は、2,450万9,000円の計上でありますが、各簡易水道に係る整備
事業費であります。
 第3款 公債費は、8,914万3,000円の計上でありますが、簡易水道事業債元利償
還金であります。
 第4款 予備費は、10万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、716万6,000円の計上でありますが、水道加入金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2億3,474万7,000円の計上でありますが、水道使
用料及び水道手数料であります。
 第3款 繰入金は、8,892万4,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
 第4款 諸収入は、1,005万7,000円の計上でありますが、簡易水道事業に伴う受
入金などであります。
 第5款 市債は、510万円の計上でありますが、簡易水道事業債であります。
 続きまして、議案第41号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計予算について御説明申
し上げます。
 予算の総額は、16億1,352万5,000円で、前年度当初予算と比較して3.9%、
6,628万円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、9,035万5,000円の計上でありますが、総務管理費で、職員人
件費などの一般管理費であります。
 第2款 事業費は、5億2,316万7,000円の計上でありますが、公共下水道事業費
では、汚水と雨水それぞれの建設事業費及び下水道施設の維持管理費、特定環境保全公共下水
道事業費では、引き続き管渠の整備促進を図るための建設事業費及び維持管理費、流域下水道
事業費では、流域下水道奥利根処理区の建設事業費負担金及び維持管理費負担金の計上であり
ます。
 第3款 公債費は、9億9,900万3,000円の計上でありますが、下水道事業債の元
利償還金であります。
 第4款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、996万5,000円の計上でありますが、受益者分担金及
び負担金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、3億7,258万4,000円の計上でありますが、下水道
使用料、特環下水道使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、3,000万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金
であります。
 第4款 県支出金は、60万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金でありま
す。
 第5款 繰入金は、9億2,267万円の計上でありますが、一般会計繰入金であります。
 第6款 諸収入は、6,000円の計上でありますが、排水設備技術者試験事務受入金であ
ります。
 第7款 市債は、2億7,770万円の計上でありますが、公共下水道事業債、特定環境保
全公共下水道事業債、流域下水道事業債及び資本費平準化債であります。
 続きまして、議案第42号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算について御
説明申し上げます。 
 予算の総額は、1億6,259万2,000円で、前年度当初予算と比較して1.8%、3
00万8,000円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、297万9,000円の計上でありますが、一般管理費であります。
 第2款 事業費は、4,263万円の計上でありますが、下水道事業費で市内9地区施設の
維持管理費などであります。
 第3款 公債費は、1億1,678万3,000円の計上でありますが、長期債の元利償還
金であります。
 第4款 予備費は、20万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、56万3,000円の計上でありますが、受益者分担金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2,750万3,000円の計上でありますが、農業集落排
水使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、85万円の計上でありますが、地域自主戦略交付金であります。
 第4款 県支出金は、17万円の計上でありますが、地域自主戦略交付金であります。
 第5款 繰入金は、1億3,350万6,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 続きまして、議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算について御説明申し上げ
ます。
 まず、予算第2条 業務の予定量は、当年度の給水戸数や年間給水量などを定めるとともに、
主要な建設改良事業では、浄水施設改良及び配水施設拡張を行う予定であります。
 次に、予算第3条 収益的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、3億4,239万1,000円の計上でありますが、営業費用で
は、職員人件費のほか経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は、企業債支払利息
と消費税及び地方消費税などであります。
 収益的収入につきましては、第1款 水道事業収益は、3億8,864万9,000円の計
上でありますが、水道料金及び加入金などの営業収益と、営業外収益の雑収益が主なるもので
あります。
 次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、1億3,191万4,000円の計上でありますが、浄水場施設更
新工事、公共下水道工事関連配水管布設替工事、老朽管布設替工事及び導水管布設替工事など
の工事請負費、企業債償還金が主なるものであります。
 資本的収入につきましては、第1款 資本的収入は、2,143万1,000円の計上であ
りますが、公共下水道工事に伴う工事負担金、公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減
のため、一般会計からの出資金の計上であります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億1,048万3,000円は、
損益勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補?し、収支の均衡を図るもの
であります。
 次に、予算第5条 一時借入金は、その限度額を、予算第6条は、議会の議決を経なければ
流用することができない経費を、予算第7条は、たな卸資産購入限度額について所要額を定め
たものであります。
 これをもちまして、平成25年度沼田市一般会計予算ほか特別会計6件及び水道事業会計予
算の説明を終わらせていただきます。
◇議長(大島崇行君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第30号 沼田市小水道条例の制定
についてから議案第43号 平成25年度沼田市水道事業会計予算までの以上14件につきま
して、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。
 冒頭、施政の方針でも述べさせていただきましたとおり、本市は先人の方々が御苦労され、
脈々と築いてこられた輝かしい歴史と伝統を誇る城下町であり、森林文化都市であります。今
こそ歴史と伝統が息づく本市の魅力を市民と共に創造し、そして発信していくことが求められ
ている中にあって、市長自ら市政執行の先頭に立ち、職員と一丸となって対応してまいる所存
であります。
 何とぞ、議員各位におかれましては深い御理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
◇議長(大島崇行君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第30号から議案第43号までの以上14件については、
議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに
いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号から議案第43号まで
の以上14件については、議長を除く議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付
託の上、審査することに決しました。
 予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第11 散  会
◇議長(大島崇行君) この際、お諮りいたします。
 4日から6日までの3日間は、議案調査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、4日から6日までの3日間は、議案
調査等のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大島崇行君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は7日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでした。
    午後1時21分散会



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