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平成26年第1回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
. . . 平成26年第1回沼田市議会定例会会議録

平成26年2月28日(金曜日)

議事日程 第1号
平成26年 2月28日(金曜日)午前10時09分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第28号 豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関する意見書案について
第 5 議案第 1号 市道路線の認定について
第 6 議案第 2号 字の区域の変更について
第 7 議案第 3号 沼田西中学校屋内運動場建築工事請負契約の変更について
第 8 議案第 4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
第 9 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する
条例について
第10 議案第 6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
する条例について
第11 議案第 7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例について
第12 議案第 8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
第13 議案第 9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第14 議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第15 議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第16 議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第17 議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第18 議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第19 議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
第20 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について
第21 議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について
第22 議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第23 議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
第24 議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算
第25 議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第26 議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第27 議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算
第28 議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第29 議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算
第30 議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第31 議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 議案第28号 豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関する意見書案について
第 6 議案第 1号 市道路線の認定について
第 7 議案第 2号 字の区域の変更について
第 8 議案第 3号 沼田西中学校屋内運動場建築工事請負契約の変更について
第 9 議案第 4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
第10 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する
条例について
    議案第 6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
する条例について
    議案第 7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例について
    議案第 8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
    議案第 9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
               以上11件一括上程
第11 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について
    議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について
    議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
    議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
    議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算
    議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算
    議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
    議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算
    議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
    議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算
    議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
    議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
               以上12件一括上程
第12 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(19人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       5番  野村 洋一君      6番  坂庭 直治君
       7番  石井 紘一君      8番  高柳 勝巳君
       9番  井之川博幸君     10番  大東 宣之君
      11番  星野  稔君     12番  金子 一弥君
      14番  片野 彦一君     15番  大竹 政雄君
      16番  星川嘉一郎君     17番  小野 要二君
      18番  宇敷 和也君     19番  石田 宇平君
      20番  布施辰二郎君     21番  星野佐善太君
      22番  牧野 保好君
欠席議員(1人)
       4番  島田 富造君
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       飯田 敏夫君   市民部長       茂木 一夫君
   経済部長       田村 博史君   都市建設部長     萩原 誠一君
   総務課長       内山 日朗君   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       細野 文男君
   庶務課長       小池 龍実君   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       中嶋 一也    次長兼庶務係長    木暮 保夫
   議事係長       松井 克人    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時09分開会
◇議長(大竹政雄君) ただいまから平成26年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、市長より発言の通告がありましたので、これを
許可いたします。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) まずもって、かねての豪雪によって市民各位には大変な御苦労をい
ただいたわけでありますが、心からお見舞い申し上げます。
 去る2月15日未明に記録的な豪雪に見舞われ、本市は2月15日午前6時に沼田市災害対
策本部を設置し、22回に及ぶ本部会議を開催するとともに、市民の安全・安心、生命・財産
を守ることを優先に早急な生活道路の確保、農作物被害の調査、ひとり暮らしの高齢者等の安
否確認、通学路の確保等に精力的に対応してまいりました。
 避難者への対応といたしましては、市役所を初めとした一時避難所を開設し、15日午前1
0時50分、市道南郷薗原ダム線の雪崩により孤立した車両の避難者38名をしゃくなげの湯
に、市役所には帰宅困難な観光客2世帯6名を、それぞれ受け入れをしたところであります。
 このたびの豪雪に伴う除雪については、委託業者及び市直営班により全力を挙げて対応し、
この間、市の職員による26班約120人体制の除雪隊や利根実業高校教職員及び生徒さんた
ち、さらには市民の皆さんの協力を得て、市内の歩道、通学路確保のための除雪に取り組んで
まいりました。
 また、災害時における情報提供の重要性の観点から、市のホームページ、ホットメールぬま
た、FM−OZE等、さまざまなメディアによる情報の発信を初め、情報を直に伝えるために、
直接関係者各位への説明会及び意見交換会を21日に開催したところであります。
 今回の大雪は、本市のみならず群馬県内多くの市町村が被害を受ける事態となり、県は、1
8日までに本市など9市町村に災害救助法の適用を発表しました。翌19日には、本市の現状
を伝えるべく県知事及び関係機関への支援要請を行ってまいりました。
 市独自の緊急的措置といたしましては、市内各区へ豪雪災害対策支援金の交付、住宅及び下
屋、カーポートなどの復旧・修復工事に対する平成26年豪雪災害復旧緊急補助金交付事業を
創設してきたところであります。さらには、本市の基幹産業である農業への被害は、多くの農
業用ビニールハウスの倒壊など甚大であり、農家経済はもとより、地域経済に与える影響が極
めて憂慮する事態となっておることから、平成26年農業生産施設災害見舞金支給事業を創設
するとともに、県及び関係機関との連携のもと、必要な緊急対策を検討しているところであり
ます。
 また、豪雪災害の被災によって発生した一般廃棄物を清掃工場または最終処分場へ搬入する
場合の処理手数料については、減免することといたしました。
 現在におきましても、幾つかの課題がありますが、引き続き関係各位の御指導、御協力をい
ただき対処してまいりたいと考えております。
 おかげさまをもちまして、大きな事故もなく今日を迎えたところであります。議員の皆様、
市民の皆様の御指導、御協力を賜りましたことに対し、この場をおかりして感謝と御礼を申し
上げます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大竹政雄君) 次に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(中嶋一也君) 命により御報告申し上げます。
 沼田市監査委員鴻田武夫、大島崇行の両氏から、例月出納検査結果報告書並びに定期監査等
結果報告書及び行政監査結果報告書が、地方自治法の規定に基づき、議長宛てに寄せられてお
ります。
 また、沼田市教育委員会から、平成25年度教育委員会の事務に関する点検評価報告書が、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、議長宛てに寄せられております。
 本日その写しをお手元に配付しておきましたので、ごらんいただきたいと思います。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの20日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月
19日までの20日間と決定いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、石井紘一議員、高柳勝
巳議員、井之川博幸議員の以上3名を指名いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第4 請願の付託
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第28号 豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関する意見書案に
              ついて
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、議案第28号 豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関
する意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。星野 稔議員。
〔11番 星野 稔君登壇〕
◇11番(星野 稔君) 意見書案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関する意見書(案)

 2月14日から15日にかけて、群馬県に降り続いた観測史上最高の記録的な豪雪により、
本市では、関越自動車道、国道17号、及び120号並びに145号、JR上越線を初めとす
る主要幹線道路及び鉄道の長時間にわたる通行止めや運休、多数の家屋や車庫の損壊等、これ
までにない被害が発生し、本市そのものが孤立化に至るほどの結果をももたらした。
 また、農業被害も極めて深刻であり、市内全域で農業用ハウスの大半が倒壊し、収穫を間近
に控えた作物は全滅または出荷できない状況となるなど甚大な被害が発生した。
 本市では、ただちに災害対策本部を設置し、道路の除雪、避難所の開設、警察との連携によ
る非常用食料の配付等全力をあげて対応してきたところである。
 しかし、今回の記録的な豪雪が残した被害は甚大であり、被災者の生活支援・復興には、国
や県による更なる強力な支援が必要である。
 よって、国、県におかれては、豪雪被害からの生活再建及び一日も早い復旧・復興を図るた
め、下記の事項について、緊急かつ特段の支援措置を講じられるよう強く要望する。

  記

1.激甚災害の早期指定を行い、財政的救済措置ならびに特別交付税等財政支援措置を講じ、
被災地域における社会基盤の早急かつ適切な復旧をすること
2.被災者生活支援制度を拡充すること
3.被災者に対する税制上の特別措置を講ずること
4.被災施設の再建に向けた助成事業を実施し、被災農家等の経営再建に向けた支援体制を強
化すること
5.農畜産物被害による収入の減少に対する助成を講ずること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成26年2月  日

                          沼田市議会議長 大 竹 政 雄

  衆議院議長
  参議院議長
  内閣総理大臣        
  内閣官房長官        
  内閣府特命担当大臣(防災)
  総務大臣         様
  財務大臣  
  農林水産大臣  
  経済産業大臣  
  国土交通大臣  
  群馬県知事

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第28号については、会議規則第36条第2項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第28号 豪雪被害からの生活再建及び早期復旧に関する意見書案についてを
採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第1号 市道路線の認定について
◇議長(大竹政雄君) 日程第5、議案第1号 市道路線の認定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第1号 市道路線の認定について御
説明申し上げます。
 今回認定する市道第2山王団地4号線につきましては、宅地造成に伴い新設された道路を市
民の方から御寄附をいただき市道認定するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第1号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第2号 字の区域の変更について
◇議長(大竹政雄君) 日程第6、議案第2号 字の区域の変更についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第2号 字の区域の変更について御
説明申し上げます。
 本件は、屋形原南部土地改良事業に伴い、地区内の土地の区画及び形状を改めた結果、字の
区域を変更する必要が生じたもので、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を
お願いするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第2号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第2号 字の区域の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第3号 沼田西中学校屋内運動場建築工事請負契約の変更について
◇議長(大竹政雄君) 日程第7、議案第3号 沼田西中学校屋内運動場建築工事請負契約の
変更についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第3号 沼田西中学校屋内運動場建
築工事請負契約の変更について御説明申し上げます。
 今回の契約変更は、建築工事の施工を進める中で、土工事及び内部造作工事等に関し設計変
更が生じたため、その工事費について追加の変更をするものであります。
 この変更に伴い、既定の契約金額に343万3,500円を追加し、契約金額を2億9,7
43万3,500円とするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第3号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第3号 沼田西中学校屋内運動場建築工事請負契約の変更についてを採決いた
します。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
◇議長(大竹政雄君) 日程第8、議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定につい
てを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金
条例の制定について御説明申し上げます。
 この条例は、地域経済の活性化に資する事業の財源に充てるため、国庫補助金である「地域
の元気臨時交付金」を財源として基金を設置するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第4号については、総務文教常任委員会へ付託いたしま
す。
    ──────────────◇──────────────
    第10 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一
               部を改正する条例についてから
        議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)ま
               で
                     以上11件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第9、議案第5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関す
る条例の一部を改正する条例についてから日程第19、議案第15号 平成25年度沼田市水
道事業会計補正予算(第3号)までの以上11件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第5号 沼田市人事行政の運営等の
状況の公表に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第15号 平成25年度沼田
市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上11件につきまして、一括して御説明申し上げ
ます。
 まず、議案第5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条
例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、地方公務員法の一部改正に伴い、第3条に第4号として「職員の育児休業の
状況」を追加するものであります。
 続きまして、議案第6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を
改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正に
伴い、引用条項の整備を行うものであります。
 第1条で沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例を、第2条で沼田市白沢福祉
作業所の設置及び管理に関する条例を、第3条で沼田市あおぞら作業所の設置及び管理に関す
る条例を改正するものであります。
 続きまして、議案第7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例について御説明申
し上げます。
 今回の改正は、社会教育法の一部改正に伴い、これまで同法で定められていた社会教育委員
の委嘱の基準が削除され、当該委嘱の基準を条例で定めることとなったために改正が必要とな
ったものであります。
 続きまして、議案第8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)について御説明
申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定または制度改正等により既定の予算に増減を生じるも
の、特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成25
年度における補正として各事業を精査し、事業費の確定等による歳入歳出予算の整理を行った
ものでありまして、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億9,759万4,0
00円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ209億541万7,000円とす
るものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
 第1款 議会費は、313万2,000円の減額でありますが、旅費及び会議録作成委託料
などの減額であります。
 第2款 総務費は、102万4,000円の追加でありますが、総務管理費では、一般管理
費で、LED防犯灯整備工事の減額、人事管理費で産休病休等代替臨時雇上賃金の減額、財政
管理費で、地域の元気臨時基金積立金の追加、財政調整基金費では基金利子積立金の増額、財
産管理費で財産管理事業の減額、企画費で水と緑の大地ふるさとぬまた基金積立金の増額、生
活行政費で高速バス運行費補助金などの増額、市町村乗合バス運行費補助金などの減額、徴税
費では、賦課徴収費で標準宅地鑑定評価委託料などの減額、戸籍住民基本台帳費では、システ
ム保守料の減額、選挙費では、参議院議員通常選挙費の減額などであります。
 第3款 民生費は、8,511万7,000円の減額でありますが、社会福祉費では、社会
福祉総務費で過年度国庫支出金ほか歳入過誤納還付金の追加、老人福祉費で、敬老会事業、路
線バスカード購入費、利根沼田広域市町村圏振興整備組合老人ホーム管理費負担金、老人保護
措置費委託料、介護保険特別会計繰出金などの減額、障害者福祉費で身体障害者更正医療・育
成医療費本人負担分給付費、特別障害者手当等給付費、介護給付費などの減額、障害福祉シス
テム電算業務委託料などの追加、児童福祉費では、児童福祉総務費で母子福祉推進事業、児童
扶養手当及び児童手当などの減額、児童措置費で保育所入所委託料、民間保育所低年齢児保育
運営費補助金、学童クラブ運営費補助金などの追加、生活保護費では、扶助費で医療扶助費な
どの減額であります。
 第4款 衛生費は、2億4,757万6,000円の減額でありますが、保健衛生費では、
保健衛生総務費で公衆浴場利用者補助金の減額、予防費でインフルエンザ予防及び子宮頸がん
ワクチン接種委託料などの減額、保健衛生普及費で妊婦健康診査委託料などの減額、保健事業
費で健康診査委託料、がん検診委託料、後期高齢者医療特別会計繰出金などの減額、公害対策
費で環境基本計画作成業務委託料などの減額、放射性物質汚染対策費で放射性物質除染作業委
託料などの減額、清掃費では、塵芥処理費で不燃ごみ処理業務委託料などの減額、上水道費で
は、上水道施設費で水道事業会計出資金の減額、簡易水道指導費で簡易水道事業特別会計繰出
金の減額などであります。
 第5款 労働費は、712万5,000円の減額でありますが、労働金融対策費で勤労者住
宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預託金などの減額であります。
 第6款 農林水産業費は、2,683万8,000円の減額でありますが、農業費では、農
業振興費で新規就農総合支援事業費交付金などの減額、園芸特産振興費で野菜王国ぐんま総合
対策事業費補助金及び園芸用廃プラスチック等適正処理推進事業補助金などの減額、農地費で
県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区の県営事業負担金及び小規模土地改良事業などの減額、
農村環境整備費で農業集落排水事業特別会計繰出金などの減額、林業費では、林業振興費で県
単治山事業費負担金などの増額、鳥獣対策事業及び有害鳥獣捕獲事業などの減額、林道事業費
で林道小沢線道路改良工事費の確定による減額などであります。
 第7款 商工費は、1,534万5,000円の減額でありますが、工業振興費で新技術・
新製品開発推進補助金などの減額、金融対策費で制度融資代位弁済補填金などの減額、観光交
流費で観光宣伝事業費及び玉原高原内諸施設維持管理事業費の減額などであります。
 第8款 土木費は、2,423万6,000円の減額でありますが、道路橋りょう費では、
道路橋りょう総務費で道路台帳補正業務委託料の減額、道路維持費で除雪用ホイルローダー等
購入費の確定による減額のほか道路補修工事費などの減額、道路除雪作業委託料及び消雪施設
維持管理事業を増額、道路新設改良費で道路改良工事費の確定による減額など、橋りょう維持
費で橋りょう補修工事費を増額、都市計画費では、都市計画総務費で沼田市地形図修正等業務
委託料などの減額、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の減額、都市整備費で中心市街地土
地区画整理事業費の減額などであります。
 第9款 消防費は、1,309万5,000円の追加でありますが、常備消防費で広域消防
費負担金の減額、防災費で国の経済対策として実施する防災情報通信設備整備事業、全国瞬時
警報システム、いわゆるJアラートシステムの自動起動装置整備費の追加などであります。
 第10款 教育費は、9,765万6,000円の追加でありますが、教育総務費では、学
校教育指導費で日本スポーツ振興センター災害共済補償金などの減額、小学校費では、学校管
理費で臨時雇上賃金などの減額、教育振興費で要保護及び準要保護児童援助費などの減額、中
学校費では、学校管理費で、国の経済対策として沼田西中学校屋内運動場解体・外構工事、白
沢中学校屋内運動場耐震改修工事などの追加、教育振興費で要保護及び準要保護生徒援助費な
どの減額、幼稚園費では、私立幼稚園就園奨励費補助金などの減額、社会教育費では、公民館
費で各公民館の公民館運営及び維持管理事業費の減額、文化財保護費で生方記念文庫移転事業
の増額、保健体育費では、運動公園管理費で市民プール管理事業費などの減額、体育施設費で
利根屋内プール管理事業費などの減額、給食管理費で白沢調理場管理費の増額などであります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 市税は、1億9,324万8,000円の追加でありますが、市民税、固定資産税、
軽自動車税、市たばこ税及び都市計画税の追加、入湯税の減額であります。
 第12款 分担金及び負担金は、216万9,000円の減額でありますが、分担金では、
農林水産業費分担金で県営畑地帯総合整備事業費分担金などの減額であります。負担金では、
民生費負担金で生きがい対応型デイサービス事業負担金の減額などであります。
 第13款 使用料及び手数料は、200万6,000円の減額でありますが、使用料では衛
生使用料及び土木使用料の追加、教育使用料の減額、手数料では衛生手数料の減額であります。
 第14款 国庫支出金は、1億9,385万4,000円の減額でありますが、国庫負担金
では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、児童手当負担金、生活保護費負担金
などの減額、保育所運営費負担金の増額、国庫補助金では、民生費国庫補助金で母子家庭等対
策総合支援事業補助金などの増額、セーフティネット支援対策等事業費補助金などの減額、衛
生費国庫補助金で放射線量低減対策特別緊急事業費補助金などの減額、土木費国庫補助金で社
会資本整備総合交付金の減額、教育費国庫補助金で学校施設環境改善交付金の追加、消防費国
庫補助金で防災情報通信設備整備事業交付金の追加であります。
 第15款 県支出金は、4,219万5,000円の減額でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金、児童手当負担金などの減額、保育所運営費負担
金の追加、衛生費県負担金で後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の減額、消防費県負担金
で災害救助費負担金の減額、県補助金では、民生費県補助金で保育充実促進費補助金などの追
加、高等技能訓練促進費等事業補助金などの減額、衛生費県補助金で健康増進事業費補助金な
どの減額、農林水産業費県補助金で小規模土地改良事業費補助金、新規就農総合支援事業費交
付金などの減額、小規模農村整備事業費補助金などの増額、委託金では、総務費委託金で県税
徴収取扱委託金の追加、参議院議員通常選挙委託金などの減額であります。
 第16款 財産収入は、391万1,000円の追加でありますが、財産運用収入では、財
産貸付収入で市有土地・建物貸付料の増額、利子及び配当金で合併振興基金積立金利子収入な
どの減額、財産売払収入では、不動産売払収入で市有土地売払収入の追加であります。
 第17款 寄附金は、202万円の追加でありますが、総務費寄附金で、沼田市を思うふる
さと納税による寄附金を、その御意志に沿って、水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金として追
加、教育費寄附金で、故金井 豊様の御母堂、故金井喜代美様からの寄附金を、生前の御意志
に沿って、保健体育総務費寄附金として計上するものであります。
 第18款 繰入金は、3億114万円の減額で、財政調整基金繰入金などの減額であります。
 第20款 諸収入は、660万9,000円の減額でありますが、延滞金、加算金及び過料
では市税延滞金の追加、貸付金元利収入では勤労者住宅建設資金預託金及び勤労者生活資金預
託金の減額、下水道事業水洗便所改造資金貸付金元利収入などの追加、受託事業収入では後期
高齢者医療広域連合受託事業収入の減額、雑入では市税滞納処分費、路線バスカード売捌収入
などの減額、介護予防サービス計画費収入、雑入で広報ぬまた及びホームページ広告掲載料な
どの追加であります。
 第21款 市債は、5,120万円の追加でありますが、農林水産業債で農道及び林道整備
事業債の減額、土木債で道路整備事業債及び土地区画整理事業債の減額、教育債で中学校施設
耐震化事業債の追加、文化財保全事業債の減額であります。
 予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、3・3
・1環状線(栄町工区)事業(用地補償費等)の追加であります。
 予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、農道整備事業ほか5
事業の起債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,243万8,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億3,246万6,000円とする
ものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、228万2,000円の追加でありますが、総務管理費では、一般管理
費の追加、連合会負担金の減額、徴税費では、賦課徴税費の減額であります。
 第2款 保険給付費は、6,930万円の減額でありますが、療養諸費では、一般被保険者
療養給付費及び審査支払手数料の減額、高額療養費では、退職被保険者等高額療養費の追加で
あります。
 第8款 保健事業費は、特定健康診査等事業費368万7,000円の減額であります。
 第11款 諸支出金は、償還金9,314万3,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 国庫支出金は1,419万7,000円の減額でありますが、国庫負担金では、療
養給付費等負担金及び特定健康診査等負担金の減額、国庫補助金では、財政調整交付金の減額
であります。
 第3款 療養給付費等交付金は、2,912万1,000円の追加であります。
 第5款 県支出金は、254万3,000円の減額でありますが、県負担金では、特定健康
診査等負担金の減額、県補助金では、財政健全化補助金の追加、県調整交付金の減額でありま
す。
 第8款 繰入金は、国民健康保険基金繰入金999万9,000円の追加であります。
 第10款 諸収入は、過年度収入5万8,000円の追加であります。
 続きまして、議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ17万9,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,284万9,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費29万9,000円の減額であります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、12万円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、194万9,000円の追加でありますが、普通徴収保
険料の追加、特別徴収保険料の減額であります。
 第2款 繰入金は、223万8,000円の減額でありますが、事務費繰入金及び保険基盤
安定繰入金の減額であります。
 第4款 諸収入は、延滞金11万円の追加であります。
 続きまして、議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ
いて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,188万1,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億7,123万8,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、478万6,000円の減額でありますが、総務管理費では、職員人件
費の減額、電算業務委託料及び備品購入費の追加、介護認定審査費では、利根沼田広域市町村
圏振興整備組合介護保険認定事業費負担金及び訪問調査委託料の減額であります。
 第2款 保険給付費は、介護サービス等諸費、高額介護サービス等費及び特定入所者介護サ
ービス等費の追加、介護予防サービス等諸費及び高額医療合算介護サービス等費の減額で、差
し引き増減なしであります。
 第3款 地域支援事業費は、709万5,000円の減額でありますが、介護予防事業費及
び包括的支援事業・任意事業費の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第4款 国庫支出金は、147万9,000円の追加でありますが、地域支援事業交付金及
び事務費補助金の追加であります。
 第5款 支払基金交付金は、1,000円の減額でありますが、地域支援事業支援交付金の
減額であります。
 第6款 県支出金は、75万8,000円の減額でありますが、地域支援事業交付金の減額、
包括的支援事業・任意事業交付金の追加であります。
 第9款 繰入金は、1,260万1,000円の減額でありますが、一般会計繰入金で、地
域支援事業繰入金、職員給与費等繰入金、事務費繰入金及び介護給付費準備基金繰入金の減額
であります。
 続きまして、議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,266万9,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億3,763万9,000円とする
ものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、564万3,000円の減額でありますが、一般管理費及び簡易水道管
理費の減額であります。
 第2款 事業費は、702万6,000円の減額でありますが、簡易水道事業費の減額であ
ります。
 第3款 公債費は、財源の振替であります。
 次に、歳入について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、127万8,000円の追加でありますが、水道加入金の追
加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、511万8,000円の減額でありますが、水道使用料の減
額、水道手数料の追加であります。
 第3款 繰入金は、一般会計繰入金85万2,000円の減額であります。
 第4款 諸収入は、287万7,000円の減額でありますが、雑入の減額であります。
 第5款 市債は、510万円の減額でありますが、簡易水道債の減額であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、簡易水道事業債の起
債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,025万2,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億6,907万7,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、342万2,000円の減額でありますが、一般管理費、下水道使用料
業務及び下水道受益者負担金業務の減額であります。
 第2款 事業費は、2,547万4,000円の減額でありますが、公共下水道事業費の減
額、特定環境保全公共下水道事業費では、建設事業費及び維持管理費の減額、流域下水道事業
費では、建設負担金及び維持管理負担金の減額であります。
 第3款 公債費は、135万6,000円の減額でありますが、償還金利子の減額でありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、389万5,000円の追加でありますが、特環下水道分担
金及び公共下水道負担金の追加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、129万9,000円の減額でありますが、公共下水道使用
料、特環下水道使用料及び下水道手数料の減額であります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金894万6,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、雑入39万8,000円の追加であります。
 第7款 市債は、2,430万円の減額でありますが、下水道債の減額であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、公共下水道事業債な
どの起債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2
号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ86万5,000円を
減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,235万1,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、12万円の追加でありますが、一般管理費の追加であります。
 第2款 事業費は、98万5,000円の減額でありますが、維持管理費の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、11万9,000円の追加でありますが、農業集落排水分担
金の追加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、2,000円の追加でありますが、農業集落排水使用料の追
加、農業集落排水手数料の減額であります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金134万3,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、雑入35万7,000円の追加であります。
 続きまして、議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)について
御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的支出において、既決の収益的支出に199万3,0
00円を追加し、収益的支出の予定額を3億4,552万3,000円とするものであります。
 また、予算第4条 資本的収入において、既決の資本的収入に319万3,000円を追加
するものであります。
 その概要を収益的支出について、御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、営業費用で業務費、特別損失で過年度損益修正損の追加でありま
す。
 次に、資本的収入について、御説明申し上げます。
 第1款 資本的収入は、工事負担金の追加、出資金の減額であります。
 以上11件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり
御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第5号から議案第15号までの以上11件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
    第11 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例につ
               いてから
        議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算まで
                     以上12件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第20、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改
正する条例についてから日程第31、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算ま
での以上12件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第16号 沼田市行政財産使用料条
例等の一部を改正する条例についてから議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
までの以上12件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、平成26年第1回沼田市議会定例会の開会に当たりまして、平成26年度各会計予算
並びに関係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民皆様方
の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 昨年の最大の話題は、何といっても11月22日に待望の久しかった椎坂トンネルの開通で
ありました。歴代の先輩諸兄から引き継いだ大きな課題でありました本事業は、新生沼田市に
とりましても、広くは利根沼田、さらには群馬県北部の大きな発展に夢と希望を与えてくれた
金字塔であったと言っても過言ではありません。
 加えて、同じく昨年5月の老神温泉の大蛇みこしが世界のギネスブックに登載されたことは、
これまた全国に誇れる快挙であり、沼田市の発信力に大きく寄与されたものと考えております。
 本市のよき伝統は、四十数年ぶりに復活した9月7日の花火大会に見られるように、内外に
大きな感動と夢を与えてくれました。申すまでもなく、組織された実行委員会の活躍は目を見
張るものがあり、大きな発信力とその実績は、新生沼田市の大きな原動力となることを信じて
疑いありません。
 また、第95回全国高等学校野球選手権記念大会においては、初出場で初優勝をなし遂げた
前橋育英高等学校野球部のメンバーとして、本市出身の3人が活躍されました。尾瀬高等学校
の生徒さんは、日本学生化学賞で全国入選を果たされました。利根実業高等学校の生徒さんは、
群馬イノベーションアワード2013入選、テクノフェア2013で最優秀賞を受賞されまし
た。
 また、F1レーシングドライバーを目指して海外で奮闘している若人もおります。
 このほかにも、本市の数多くの若い芽が飛躍を遂げ、日本で、さらに世界で、大輪の花を咲
かせています。そして、その姿は私たちに元気と勇気を与えてくれました。
 彼らのこうした姿は、本市が未来に向かい大きく羽ばたき、希望と夢を持ち、全市民が心を
一つにして未来に向かう原動力となり、これからの本市のまちづくりにも大きく寄与するもの
と強く感じております。
 「未来は青年のものだ」という歴史上の言葉がまさにそれを示しており、まちづくりにおい
ても、市民が目標を共有し、市民と行政が協働の理念を基軸とし、それぞれがそれぞれの役割
を担い、日々切磋琢磨し、協力し合い、その実現や達成に向けて果敢に挑戦し続けることが大
切であります。また、その土壌をつくっていくことについては、行政の果たす役割が大きいも
のと認識しているところであります。
 我がまちの持つ魅力ある大自然、そして歴史文化、この多様性のある環境が力強く、しかも
心温かい人間力となって行政・市民の皆さんが一体となって、活力と発信力のある新生沼田市
の建設を進めたいと考えております。
 常に、今日的時代背景を的確に把握し、市民の声を真摯に捉まえ、行政と市民の信頼関係を
確立する責務があると認識をしております。基礎自治体の使命は、常に地域住民の目線に立っ
て、市民の安全・安心のために努力しなければならないことは言うまでもありません。
 本市は、市制施行60周年及び合併10年目を迎える記念すべき節目の年を迎えました。こ
の間、産業構造の変化による空洞化や、整備してきたインフラの老朽化、人口減少や少子・高
齢化などさまざまな課題が発生しております。そうした中、行財政改革に取り組み、当初の目
標を上回る効果を上げてきましたが、景気低迷や扶助費の増加などの影響により財政運営はい
まだ厳しい局面が続いており、財政の健全化が依然として課題となっております。
 これら諸課題の解決に向かって全職員一丸となって努力傾注する覚悟でありますので、何と
ぞ関係各位の温かい御理解と御指導をよろしくお願いいたします。
 さて、平成25年度は新政権がデフレ脱却等を掲げて、大胆な金融政策、機動的な財政政策、
民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」を柱としたアベノミクスと言われる経済対策を推
進した年でありました。とりわけ、金融緩和は変動はあるものの、長期金利の低下が円安、株
高をもたらし、国内経済は緩やかな回復を示しております。今年4月からの消費税率引き上げ
に関しましても、政府は約5.5兆円の経済対策を打つことで、そのマイナス効果をできる限
り縮小させようとしております。経済の回復が中期的な確かなものであるとの認識が経営者等
に広がり、これにより相乗効果が生み出されることを期待するものであります。いずれにいた
しましても、今後の動向に注視してまいりたいと思います。
 国の示す平成26年度予算編成の基本方針においては、我が国の財政状況は、少子高齢化の
要因によって悪化が続く中、リーマンショック後の経済危機への対応、東日本大震災への対応
等が重なって、近年著しく悪化が進み極めて厳しい状況にありますが、経済財政政策によりデ
フレ脱却への期待や景気回復に向けた動きが見られ、このような動きを確実な軌道につなげて
いくため、民間投資を喚起する成長戦略である「第三の矢」の実現のため、「日本再興戦略」
が閣議決定され、「産業競争力強化法」、「国家戦略特別区域法」などの積極的な活用や政策
資源の重点配分により、日本経済の成長力を強化し、その成長の果実を全国津々浦々まで届け
ていくこととしております。
 また、地方が地域経済の活性化に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、
平成26年度においては、地方交付税等の一般財源総額について、社会保障の充実分等を含め、
平成25年度の水準を相当程度上回る額を確保することとしております。
 平成26年度は、沼田市第五次総合計画の後期実施計画の3年次に当たることから、その進
捗を図るため、市民福祉の向上と行財政基盤の確立を基本とし、将来にわたって持続可能な行
財政運営を進めるものであります。さらに、時代とともに多様化する市民ニーズを的確に把握
し、市民一人一人が心身ともに充実した元気で明るい地域社会の実現に向けて、一層の努力を
傾注してまいります。
 全国的な情勢として、中山間地域を取り巻く環境は厳しさが年々ひとしおのものを感じる昨
今です。
 地域社会の崩壊は、地方自治体、ひいては国家の崩壊にもつながることを思うとき、ここは
歯を食いしばって、地域をしっかりと守っていく強い意志を持って行政に取り組んでいかなけ
ればなりません。
 市民生活を第一に、内にあっては人材育成と経費節減に努め、持続可能な行財政運営に努力
傾注していきたいと考えております。
 申すまでもなく私たちは、子供から高齢者まで誰もが安全で安心して笑顔で暮らせる社会、
潤いある未来に向けて、一歩たりとも後退することなく前進していかなければなりません。さ
らに外に向かっては、「歴史と大自然が息づく」活力ある諸事業を積極的に展開することによ
って、とみに高まった本市の発信力である特徴的な都市間交流、観光推進事業等をさらに充実
してまいりたいと考えております。
 こうした中、組織機構については、組織機構のスリム化・効率化を図るため、平成26年度
から市民部市民課の3係を2係に統合し、係の削減を行うとともに、政策面において、特にグ
リーンベル21の諸課題に対応するため経済部産業振興課に「グリーンベル21対策係」を設
置、また、限定特定行政庁としての体制整備を図るため、都市建設部建設課に2係を設置し、
同課建築室を廃止、全庁的な行政経費の節減合理化と簡素で効率的な事務執行に万全を期して
まいります。
 現状の課題を的確に捉まえ、未来に向かって夢と希望の持てる発信力を、節目の年にふさわ
しい本年がその大きな源となれるよう、強い足取りで一歩ずつ確実に前進していく覚悟であり
ます。
 「平成26年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」によれば、日本経済は、大胆な
金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「三本の矢」の効果もあって、
実質GDPが4四半期連続プラス成長となるなど、着実に上向いておりますが、景気回復の実
感は、中小企業・小規模事業者や地域経済にはいまだ十分浸透しておらず、また、業種ごとの
業況にはばらつきが見られ、物価動向についてもデフレ脱却は道半ばであります。このような
状況を踏まえ、今後の経済財政運営に当たっては、経済成長につながる施策を果断に実行して
いくとともに、未来に向けて持続可能な制度を構築し、デフレ脱却・経済再生と財政健全化の
好循環を達成していくことが必要であるとしております。
 一方、群馬県においては、県税収入の増収が見込まれることから、景気回復・成長予算とし、
平成23年度から27年度を計画期間とする第14次総合計画「はばたけ群馬プラン」に掲げ
る3つの基本目標である「地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり」、「誰もが安全で
安心できる暮らしづくり」、「恵まれた立地条件を活かした産業活力の向上・社会基盤づくり」
を推進するための施策に取り組むこととして、一般会計において6,815億8,700万円、
対前年度比2.3%増の議会提案を行ったところであります。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時00分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
◇市長(星野已喜雄君) このような情勢下にあって、平成26年度本市の予算編成に当たっ
ては、歳入に見合った歳出構造への転換が極めて重要であることから、行政改革をさらに推し
進め、沼田市第五次総合計画に掲げる6つの施策の大綱を基本とし、合併10年後を見据える
とともに、後期実施計画における主要事務事業の推進を図るべく5つの施策を柱として掲げ、
取り組むことといたしました。
 第1が「安全・安心」、第2に「教育・文化」、第3に「健康・福祉」、第4に「産業・観
光」そして第5が「エネルギー・環境」であります。従前にも増して市民との連携・協働を推
し進め、創造性豊かで明るく元気なまちづくりを目指すものであります。
 平成26年度の予算につきましては、国・県の財政及び施策の動向並びに本市を取り巻く地
域経済動向などを見きわめるとともに、厳しい本市の財政状況を深く認識し、行政経費の一層
の節減合理化を進め、最小の経費で最大の効果を上げられるように努め、さらには、平成27
年度からの合併算定替えの縮減を見据えながら、基礎自治体としての責任をしっかりと認識し、
引き続き簡素で効率的な行政システムの構築に向け、財政基盤の強化と持続可能な財政運営を
念頭に予算編成を進めてまいりました。
 具体的には、歳入につきましては、市税を初めとして極力財源の確保に努めるとともに、義
務的経費を含めた歳出全般の抜本的な見直しによる行政経費の節減、事務事業の総点検、行政
目標の明確化などにより、総体的なスリム化と効率的な財源配分に配意してまいりました。ま
た、市債についても合併特例債等の有利な起債を活用するとともに、将来世代への負担を考慮
し、適正な起債発行に努め、効率的な財源配分に留意したものであります。
 平成26年度予算編成方針のもと、編成をした一般会計予算の規模は、208億8,821
万4,000円で、前年度当初予算と比較して4億4,894万7,000円、2.2%の増
であります。これは、国の地方財政計画1.8%を0.4ポイント上回るものであります。
 特別会計等を含めた8会計総体の予算規模は、350億6,593万6,000円で、前年
度と比較して6億9,865万7,000円、2.0%の増であります。
 予算の内容につきましては、現下の地域経済を反映して市税等の伸びが残念ながら厳しい状
況下にあり、地方交付税については減額が見込まれる中、一方において経常経費である介護給
付費などの医療関係費及び扶助費などの社会保障関係費が増大しております。また、国家的課
題でもある放射性物質除染対策にも全力で取り組まなければなりません。このような中で極力
その財源の確保を図り、優先主要事務事業を中心に5つの柱に沿った事業を絞り込み、めり張
りのある予算とするべく努めたものであります。
 それでは、平成26年度予算の施策、5つの柱に沿って、主要事業について御説明申し上げ
ます。
 1つ目の柱である「安全・安心」に関する事業といたしましては、市制施行60周年の節目
の年であることから記念式典事業、消防団機械器具置場等整備事業、路線バス・デマンド交通
研究事業、都市計画区域等見直し事業、集落維持などをサポートする集落支援員事業、道路の
安全確保として市道等改良事業、橋りょう補修事業、やさしさ・にぎわいの核整備事業及び中
心市街地街なか再生関連推進事業を計上いたしました。
 2つ目の柱である「教育・文化」に関する事業といたしましては、継続して行う小・中学校
耐震診断・耐震補強事業、校舎等整備事業、文化財ガイド作成事業、運動公園野球場改修事業、
水と緑の大地ふるさと寄附事業、生方記念文庫管理事業、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保
存整備事業、川田運動広場維持管理事業、沼田市中学校国際交流事業、幼稚園指導事業を計上
いたしました。
 3つ目の柱である「健康・福祉」に関する事業といたしましては、急速に進行する少子化対
策として、保育園及び幼稚園の第3子以降保育料等無料化、子供の健やかな成長、発達を支援
するためのつぼみサポート事業、高齢者への救急医療情報キット給付事業、金婚・ダイヤモン
ド婚慶祝事業、児童手当支給事業、放課後児童の安全・安心な居場所づくりとして学童クラブ
の充実を図る放課後児童健全育成事業、地域子育て支援拠点事業、予防接種事業、健康診査事
業を計上いたしました。
 4つ目の柱である「産業・観光」に関する事業といたしましては、農産物ブランド化事業、
農産物第6次産業化推進事業、野猿対策調査事業、竹林整備促進事業、農業基盤整備促進事業
追貝原地区、望郷ラインビューポイント整備事業、小規模農村整備事業、小規模土地改良事業
高戸谷地区、ため池等整備事業、商店街まちづくり事業、グリーンベル21対策の課題解決に
向けたまちづくり支援事業、歴史資源観光化推進事業を計上いたしました。
 5つ目の柱である「エネルギー・環境」に関する事業といたしましては、県内を持ち回りで
実施する花と緑のぐんまづくり推進事業、地域資源を活用した環境教育の環境啓発拠点として
環境教育施設整備事業、放射性物質汚染対策事業、住宅用太陽光発電普及事業、廃棄物再生利
用推進事業を計上いたしました。
 なお、市制施行60周年記念事業として、記念誌の発行、原動機付き自転車オリジナルナン
バープレート作成事業などのほか、既存事業に冠を付して年間を通じた取り組みを推進いたし
ます。
 これら「5つの柱」の主要施策を軸とし、大変厳しい財政状況でありますが、限られた財源
の中で、市民生活に直結する事業を優先して行政需要に対応する各事業を計上したものであり
ます。
 「市民が健康で安心して、豊かに暮らせる地域社会の実現」これは、市民の皆さんの共通す
る願いであり、最も身近な基礎自治体である市の役割の原点であります。
 時代は常に動き、社会や暮らし、経済は変わり続けています。
 しかし、どのような状況になろうと、私はこの原点が市政運営の指針であると胸に刻み、こ
れを市民の皆さんとともに追求し続けていくことが使命であると信じております。こうした考
えのもと、本市が大きく飛躍し、市民の皆さんのさらなる期待に応える市政の実現を目指し、
市民の皆さんと手を携えながらその先頭に立って沼田の発展に向けて渾身の力を振り絞ってま
いります。
 長かった徳川幕藩体制が大きく動き、幕末から明治維新にかけて大活躍された幕末の志士、
吉田松陰は、「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行な
き者に成功なし、故に夢なき者に成功なし」と言っております。さらに、幕府による取り調べ
のために江戸へ移送されることになったとき、故郷の萩に残した言葉があります。「至誠にし
て動かざる者は未だこれ有らざるなり」すなわち、誠心誠意をもって人に接するならば、どん
な局面であろうと事態は必ずよい方向に向かうものだということであります。
 今日でも、なおこの言葉が私たち日本人の心の中に生き続けているのは、人間には常に崇高
なものを求めようとする力が内在しているあかしだと思います。
 私は、この吉田松陰の名言を心に刻み、これまで以上に現地現場主義と愛郷無限の精神力で
邁進し、引き続き市民の先頭に立って、全身全霊で市政運営に当たる所存であります。
 去る2月15日未明の豪雪に襲われ、本市におきましても同日の午前6時に災害対策本部を
設置し、これが対策に全庁挙げて取り組んでまいりました。市民の皆さんに改めてお見舞いを
申し上げますとともに、各関係機関の御指導、御支援に際しまして、重ねてお礼を申し上げま
す。
 安全・安心のまちづくりは、全国各市町村の大きな目標であることは論をまちません。改め
てその認識を深めるとともに、緊急・有事の災害対策は、いつ、どこで、何が起こるかわから
ないことを思い知らされました。
 幸いなことに、市民の皆さんの適切で冷静な判断のもと、文字どおり自助、共助、公助の理
念に基づいて大過なく解決に向かって進んでまいりましたことは、本市の人間力と団結力を示
す何物でもありませんでした。まさに「至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり」の言
葉のように、各自が誰彼となく、全市民が誠心誠意、事態に当たっていただいた証左であった
と確信するものであります。
 先年も申し上げましたが、久しく続いた混沌の中にあって、その先にある社会の姿は「一人
一人が輝く社会」でなければなりません。かつてのよき伝統を大切にし、新しい価値を創造し、
それが社会の連帯を支える。市民や地元企業が個性と才覚を最大限に発揮できる環境を整え、
強い人が弱い人を助け、若者と高齢者が知恵と情報を伝え合う、そうした絆を沼田の隅々まで
張りめぐらせることを目標にしたいと考えています。
 加速度的に進む少子高齢化社会の対応は、ひとえに行政と住民の信頼関係であり、団結に尽
きると思います。
 中山間地域に位置する本市を取り巻く状況は厳しく、依然として難しい行財政運営を強いら
れる状況下にありますが、将来に安心感を抱けるよう、明るく元気な地域社会を目指しながら、
改良、改革の精神を基本に、一方において、時の情勢を的確に把握して内外に果敢に打って出
る発信力も必要であります。
 市民と行政が連携・協働し、お互いに知恵と工夫を出し合い、活力と交流のある、個性輝く
沼田市の建設に向け手を携えていかなければなりません。
 改めて、未曽有の雪害に当たってきたこのとうとい教訓を将来のために生かしていきたいと
考えております。
 そのためには、行政と市民が信頼し合える関係を構築しなければならないことは申すまでも
ありません。市民の知恵は広く深いことを認識し、中央における机上の論議の中のプランと異
なり、生活感や地域の実情を踏まえた重みをまとう貴重な知恵や経験を点から線へ、そして、
面に広げていくことが重要であります。小規模でも身近な資源や人材を生かし、奪い合うので
はなく、分け与え合う精神こそ地域再生の基軸であると考えます。まさに、自助、共助、公助
の実践であります。
 このため私は、市民の皆さんの真摯な声や熱い思いを胸に刻み、市政を推進する上での車の
両輪となる市議会の皆さんの御指導、御理解をいただきながら、力強い御支援を賜りますよう
心よりお願い申し上げ、当初予算の方針と内容の説明といたします。
 続きまして、条例等の一部を改正する条例等について御説明申し上げます。
 まず、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について御説明申
し上げます。
 今回の改正は、平成26年4月より消費税率が現行の5%から8%に改正されることに伴い、
関係条例の一部改正を行うものであります。
 市の施設の使用に対する使用料に消費税相当分を転嫁するもので、社会的な配慮から転嫁す
ることが適当でないものなどは適用除外とし、また、原則として、8%の消費税相当額を加算
した金額に10円未満の端数が生じた場合は、切り捨てる措置といたしております。
 続きまして、議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例につい
て御説明申し上げます。
 今回の改正は、少子化対策として、第3子以降の保育料及び入園料を無料化することにより、
保護者の経済的負担を軽減し、子育て支援の充実を図るため改めるものであります。
 続きまして、議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を
改正する条例について御説明申し上げます。
 現下の厳しい財政状況を踏まえ、今年度に引き続き、平成26年4月1日から平成27年3
月31日の間、市長及び副市長の給料を現行の給料額から市長にあっては16%、副市長にあ
っては13%引き下げ、それぞれ71万5,000円、60万6,000円とするものであり
ます。
 続きまして、議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例
の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 改正の内容は、ただいま御説明申し上げました議案第18号と同様、教育長の給与について、
現行の給料額を約10%引き下げ、56万7,000円とするものであります。
 これをもちまして、施政方針及び条例等の一部を改正する条例など4件につきましての説明
を終わらせていただきます。
 平成26年度一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、副市長から説明いたさせま
すので、御了解を賜りたいと存じます。
◇議長(大竹政雄君) 副市長。
〔副市長 林 義夫君登壇〕
◇副市長(林 義夫君) 命によりまして、私から平成26年度沼田市一般会計予算ほか特別
会計6件及び水道事業会計予算について御説明申し上げます。
 議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算について御説明申し上げます。
 一般会計予算の総額は、208億8,821万4,000円で、前年度当初予算と比較して
2.2%、4億4,894万7,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 全般的事項といたしまして、本年度は市制施行60周年を迎える記念すべき年であることか
ら、市制施行60周年記念・水道布設90周年記念式典事業、記念誌「60年のあゆみ」発行
事業、記念誌「沼田市暮らしの便利帳」発行事業、エコーはがき作成事業、原動機付き自転車
オリジナルナンバープレート作成事業、市民敬老号事業、式典会場を花で飾る事業及び公民館
まつり開催事業の8事業を計上するものであります。
 第1款 議会費は、2億1,961万6,000円の計上でありますが、議会運営上の必要
な経費の計上であります。
 第2款 総務費は、24億3,099万3,000円の計上であります。
 総務管理費では、一般管理費で市制施行60周年記念式典事業費、姉妹都市交流を推進する
ため、下田市及びフュッセン市との姉妹都市交流事業費、安全・安心なまちづくりを推進する
ため、防犯対策事業として防犯灯新設工事費及び防犯灯電気料補助金などを計上、人事管理費
で職員研修費などを計上、文書費で文書管理事業として通信運搬費及び一般行政事務委託料な
どを計上、広報費で記念誌「60年のあゆみ」発行事業、「広報ぬまた」発行事業費、沼田エ
フエム放送活用事業費及びホームページ運営事業費などを計上、財産管理費で各庁舎管理費の
ほか庁舎整備基金積立金などを計上、企画費でエコーはがき作成経費、水と緑の大地ふるさと
ぬまた寄附事業費、行政情報化推進事業費、準市民交流事業費及び市町村合併振興事業費など
を計上、会計管理費で財務会計システム改修経費などを計上、交通安全対策費で交通指導員活
動事業費、交通安全対策啓発事業費及び道路標示整備事業費などを計上、消費行政推進費で消
費者行政の向上と推進を図るため、消費生活センター業務及び食品等放射性物質検査経費を計
上、生活行政費で市町村乗合バス運行事業費、高速バス運行支援事業費及び路線バス・デマン
ド交通研究事業費などを計上、契約検査管理費で電子入札等システム共同化負担金などを計上、
協働推進費で市民協働推進事業費、市民活動センター管理運営事業費及び男女共同参画推進事
業費などの計上であります。
 徴税費では、税務総務費で原動機付き自転車オリジナルナンバープレート作成経費のほか、
市税の賦課、収納に要する経費、収納率の向上及び税収確保のための経費などの計上でありま
す。
 戸籍住民基本台帳費では、住民基本台帳、戸籍及び外国人登録に係る各種システムの運用経
費並びに旅券事務管理費などを計上、選挙費では、選挙管理委員会の運営経費、沼田市長選挙
及び沼田市議会議員補欠選挙の執行経費などを計上、統計調査費では、農林業センサスなど国
の基幹統計調査費などの計上であります。
 第3款 民生費は、52億9,900万4,000円の計上であります。
 社会福祉費では、社会福祉総務費で民生児童委員協議会補助金、社会福祉協議会補助金など
を計上、老人福祉費で、救急医療情報キット給付事業、金婚・ダイヤモンド婚慶祝事業及び市
民敬老号事業などの生きがい対策事業費、ふれあい福祉センター管理運営事業などの老人福祉
施設管理運営事業費、模範家庭表彰事業などの介護予防・生活支援事業費、老人保護措置事業
費及び介護保険特別会計への繰出金などを計上、障害者福祉費で、特別障害者手当等給付事業
費、特定疾患等患者見舞金支給事業費、在宅重度心身障害者等デイサービス事業費、地域活動
支援センター事業費、利根沼田地域障害者相談支援事業費、介護給付事業費及び訓練等給付事
業費などを計上、福祉医療費でゼロ歳から中学校卒業まで、身体障害者及び母子・父子家庭の
医療分の助成事業費を計上、国民年金費で住民情報システム借上料などの計上であります。
 児童福祉費では、児童福祉総務費で子ども・子育て支援事業計画策定経費、母子家庭等対策
総合支援事業費、児童扶養手当支給事業費及び児童手当支給事業費などを計上、児童措置費で
民間保育所運営委託事業費、障害児保育事業費補助金など保育充実促進事業費、病後時保育事
業委託料など保育対策等促進事業費、放課後児童健全育成事業費及び地域子育て支援拠点事業
費などを計上、保育園費で公立保育園の運営経費を計上、家庭児童相談室費で家庭児童相談に
係る経費及び発達が気になる子供を支援するつぼみサポート事業費などの計上であります。
 生活保護費では、生活保護総務費で生活保護適正化推進事業費などを計上、扶助費で生活扶
助費及び医療扶助費などのほか、住宅手当緊急特別措置事業費及び生活保護就労支援事業費の
計上であります。
 第4款 衛生費は、29億1,104万5,000円の計上であります。
 保健衛生費では、保健衛生総務管理費で公的病院等運営費補助負担金など利根沼田広域市町
村圏振興整備組合負担金及び環境保健事業の推進に係る経費などを計上、国民健康保険総務費
で国民健康保険特別会計繰出金などを計上、予防費で麻疹、風疹予防接種など各種予防接種事
業費を計上、保健衛生普及費で乳幼児健康診査事業費、母子保健相談指導事業費及び不妊治療
費助成事業費などを計上、保健事業費で未受診者対策を含む各種がん検診事業費、生活習慣病
予防を重点とした健康づくり事業推進のための経費及び肝炎ウイルス検診や歯周疾患検診等を
含む健康診査事業費、後期高齢者の健康診査委託経費、療養給付費負担金及び後期高齢者医療
特別会計繰出金などを計上、環境衛生費で広域火葬場斎場負担金などを計上、公害対策費で第
二次沼田市環境基本計画等策定に係る経費、地球温暖化対策を初め環境保全及び循環型社会形
成のための環境啓発事業費、自然エネルギーの活用を推進するため住宅用太陽光発電普及事業
費及び環境教育施設整備経費などを計上、放射性物質汚染対策費で引き続き市内の除染を進め、
環境の回復を図るための経費の計上であります。
 清掃費では、塵芥処理費で不法投棄清掃事業費、ごみ収集作業委託事業費、資源リサイクル
推進のための廃棄物再生利用推進事業費、有価物回収推進事業費、不燃ごみ処理業務委託事業
費、沼田市外二箇村清掃施設組合及び利根東部衛生施設組合のごみ処理経費負担金及び施設整
備事業に係る負担金を計上、し尿処理費でし尿収集のための経費、公衆便所の維持管理経費、
沼田市外二箇村清掃施設組合のし尿処理経費負担金及び生活排水処理のため合併処理浄化槽設
置整備事業費などの計上であります。
 上水道費では、上水道及び簡易水道の事業経営のため、水道事業会計出資金、簡易水道小水
道施設拡張事業費及び簡易水道事業特別会計繰出金などの計上であります。
 第5款 労働費は、5,005万5,000円の計上であります。
 労働諸費で新規学卒就職者激励会委託料、労働団体補助金のほか、雇用支援対策事業として
特定求職者雇用企業奨励金などを計上、労働金融対策費で勤労者住宅建設資金預託金及び勤労
者生活資金預託金などの計上であります。
 第6款 農林水産業費は、10億707万4,000円の計上であります。
 農業費では、農業委員会費で委員会の運営に係る経費を計上、農業振興費で各種農業振興の
ための融資資金の利子補給金、地域づくり活性化事業として地域内公園・広場などの維持管理
費、地域農政推進委員会補助金、農産物のブランド化・6次産業化を推進する経費、望郷ライ
ンビューポイント整備事業費、園芸用廃プラスチック等適正処理推進事業費、経営所得安定対
策等推進事業補助金及び新規就農者の定着促進を図るための新規就農総合支援事業費交付金な
どを計上、園芸特産振興費で野菜王国ぐんま総合対策事業費補助金などを計上、畜産業費で畜
産振興対策事業費を計上、農地費で県営畑地帯総合整備事業屋形原南部地区の事業費を計上、
県単独事業で池田地区、下古語父地区、高戸谷地区の小規模農村整備事業費、追貝原地区の農
業基盤整備促進事業費及び赤城西麓等土地改良区事業費などを計上、県営農業農村整備事業で
ため池等整備事業堀廻地区、農村地域環境保全整備事業沼田平地区を計上、山村振興費で、サ
ラダパークぬまたの管理運営費、中山間地域等直接支払事業費及び曲屋管理運営事業費などを
計上、農村環境整備費で利根沼田区域農用地総合整備事業負担金を計上するとともに、地域の
共同活動を支援するため、農地・水・農村環境向上対策事業費のほか、農業集落排水事業特別
会計繰出金の計上であります。
 林業費では、林業振興費で「21世紀の森」イベント補助金、森林整備担い手対策事業費補
助金などを計上、森林整備事業として森林・林業再生基盤づくり交付金事業補助金及び美しい
森林づくり基盤整備費、林業作業道総合整備事業費を計上するとともに、ぐんま緑の県民税市
町村提案型による竹林整備促進事業費を計上、有害鳥獣による農作物等被害縮小を図るための
鳥獣対策事業費、野猿対策調査事業費などを計上、林道事業費で赤倉栗生線の林道改良事業費
や林道維持補修事業費などの計上であります。
 水産業費では、水産業振興費で「ふるさとの魚」放流促進事業費補助金などの計上でありま
す。
 第7款 商工費は、5億2,427万7,000円の計上であります。
 商業振興費で沼田商工会議所補助金、沼田市東部商工会補助金、沼田まつり負担金、商店街
活性化対策事業費補助金、街路灯の省エネルギー化などを推進するための商店街まちづくり事
業費補助金及びまちづくり支援事業費などを計上、工業振興費で工業関係団体の運営や事業に
対する補助金、新技術・新製品開発への補助金のほか、企業の立地を促進するための企業誘致
推進事業費などを計上、金融対策費で制度融資利用者の負担軽減を図るための保証料補助金及
び利子補給金のほか、低利で安定した融資を実現するための市内金融機関への預託金及び制度
融資代位弁済補填金などの計上、観光交流費で、真田の歴史を観光資源として磨き上げるため
の歴史資源観光化推進事業を初め、大蛇みこし展示施設の整備を含む観光施設維持管理事業、
沼田市の観光を積極的にPRするための観光宣伝事業等、えだまメンチなどの食を観光に生か
すためのB級グルメ研究事業、物産品の紹介と育成を目的とした物産振興事業管理費、首都圏
の都市との交流を推進するための都市間交流推進事業、歴史的な地域の結びつきを生かした真
田街道連携事業などを計上するほか、観光関係団体への補助金などの計上であります。
 第8款 土木費は、22億8,602万9,000円の計上であります。
 土木管理費では、建築指導費で良好な市街地形成と居住環境の整備を図るため、指定道路管
理などの建築指導費、狭あい道路整備事業費及び既存の一般木造住宅の耐震化並びに住宅リフ
ォームの促進を図るための住宅・建築物耐震改修等事業費の計上であります。
 道路橋りょう費では、道路維持費で市道の安全な通行を確保するための道路維持補修事業費
及び冬期間の市内幹線の除雪対応として道路除雪消雪事業費を計上、橋りょう維持費で長寿命
化修繕計画に基づく橋りょう維持補修事業費の計上であります。
 河川費では、河川改良費で維持管理業務委託費などの計上であります。
 都市計画費では、都市計画総務費で都市計画事業の施行に伴う移転等借入資金の利子補給事
業、都市計画区域等見直し事業、街路事業費では、3・3・1環状線事業として栄町工区の用
地買収費を計上するとともに、公園費で5・5・2運動公園用地買収事業、都市緑化推進事業
として市民緑化推進事業補助金、また、花と緑のぐんまづくり推進事業、市制施行60周年記
念式典を花で飾る事業に要する経費の計上であります。
 都市整備費で中心市街地街なか再生関連事業として、中心市街地の活性化を図るため、商店
街にぎわい創出事業補助金、中心市街地まちづくり推進事業補助金及び商店街活性化対策事業
費補助金などのほか、にぎわいの核施設用地の一部買い戻し及び商店街等の建物再建のための
中心市街地土地区画整理事業特別制度融資預託金を計上、中心市街地土地区画整理事業として、
建物移転補償費のほか、仮換地指定及び建物等の調査業務委託料、区画道路新設工事及び建物
移転に伴う仮設工事費などの計上であります。
 住宅費では、住宅管理費で市営住宅の健全なストックのための市営住宅管理費及び沼田市市
営住宅等長寿命化計画に基づく市営住宅の維持補修事業として市営住宅長寿命化改善事業費の
計上であります。
 第9款 消防費は、7億6,678万9,000円の計上であります。
 消防費では、常備消防費で広域消防費負担金を計上、非常備消防費で消防団員報酬及び消防
団装備整備費を計上、消防施設費で消防団機械器具置場等整備費を計上、防災費で地域防災計
画改定業務委託料などの計上であります。
 第10款 教育費は、29億1,647万9,000円の計上であります。
 教育総務費では、教育委員会及び事務局の運営に関する経費を計上、学校教育指導費で、小
学校生活相談員・特別支援学級等介助員などを配置する学校教育支援事業費、危険薬品等処理
委託事業費などの計上であります。
 小学校費では、学校管理費で教育用コンピュータ管理事業費を初め、小学校耐震診断・耐震
補強事業として升形小学校管理棟及び池田小学校屋内運動場の耐震補強・大規模改修工事費、
沼田小学校西校舎等の実施設計業務委託料などの計上、教育振興費で小学校社会科副読本改訂
編集事業費などの計上であります。
 中学校費では、学校管理費で教育用コンピュータ管理事業費を初め、中学校耐震診断・耐震
補強事業として沼田西中学校北校舎及び白沢中学校校舎の実施設計業務委託料などの計上、校
舎等整備事業では、薄根中学校柔剣道場実施設計業務委託料などの計上、教育振興費で沼田市
中学校国際交流事業費などの計上であります。
 幼稚園費では、第3子以降の保育料等を無料にするための幼稚園指導費などの計上でありま
す。
 社会教育費では、社会教育総務費で生涯学習推進事業費、利根沼田文化会館管理費のほか柳
波賞事業費などを計上、公民館費では、各種教室・学級事業費や公民館まつり事業費などを計
上、図書館費では、図書資料購入事業費のほか図書館まつり事業費などを計上、文化財保護費
で県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備事業費、生方記念文庫管理事業費のほか文化財ガ
イド作成事業費などを計上、青少年対策費で青少年健全育成事業費、青少年自然体験活動推進
事業費のほか、放課後子ども教室推進事業費などの計上であります。
 保健体育費では、保健体育総務費で各種スポーツ大会及びスポーツ教室開催委託料などを計
上、市民体育館管理費、運動公園管理費及び体育施設費で諸施設の管理運営経費のほか、運動
公園野球場防球ネット・観覧席設置等改修事業費の計上であります。
 給食管理費で給食センターのコンテナ購入費などの計上であります。
 第11款 災害復旧費は、9,000円の計上でありますが、災害に備えての経費の計上で
あります。
 第12款 公債費は、24億4,684万4,000円の計上でありますが、長期債元金償
還金、長期債利子及び一時借入金利子の計上であります。
 第13款 予備費は、予測しがたい予算の支出に充当するため、3,000万円の計上であ
ります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 市税は、61億321万円の計上であります。
 市民税では、課税の対象となる平成25年中の景気動向は緩やかに回復していると言われて
おりますが、その流れは地方の隅々にまで及んでおらず、依然、地域経済は厳しい状況に置か
れておりますが、これまでの収納実績等を勘案して、前年度対比2.8%の増であります。
 固定資産税は、評価がえ3年次でありますが、地価の下落が継続していることに伴う土地評
価の時点修正、家屋及び償却資産では実績を勘案して、前年度対比2.1%の減であります。
 軽自動車税は、自家用4輪車両台数の増加により前年度対比で1.2%の増、市たばこ税は、
販売実績等を踏まえて前年度対比2.5%の減、入湯税は、入湯施設の利用者数の減少等を勘
案して前年度対比6.2%の減、都市計画税は、土地及び家屋に係る固定資産税に連動して前
年度対比2.6%の減であります。
 第2款 地方譲与税は、3億351万4,000円の計上であります。
 第3款 利子割交付金は、1,100万円の計上であります。
 第4款 配当割交付金は、800万円の計上であります。
 第5款 株式等譲渡所得割交付金は、250万円の計上であります。
 第6款 地方消費税交付金は、5億6,280万円の計上でありますが、平成26年4月の
消費税率引き上げによる増を見込んだものであります。
 第7款 ゴルフ場利用税交付金は、1,700万円の計上であります。
 第8款 自動車取得税交付金は、7,900万円の計上であります。
 第9款 地方特例交付金は、2,065万2,000円の計上であります。
 第10款 地方交付税は、62億9,280万円の計上であります。
 普通交付税につきましては、地方財政対策との整合及び本市の財政需要の実情を勘案したも
のであります。また、特別交付税につきましては、平成25年度の交付見込み及び地方財政対
策の動向などを勘案し計上するものであります。
 第11款 交通安全対策特別交付金は、1,200万円の計上であります。
 第12款 分担金及び負担金は、2億2,795万円の計上であります。
 分担金では、農林水産業費分担金で三峰山トンネル維持管理費分担金などの計上であります。
また、負担金では、民生費負担金で第3子以降の保育所保育料無料化により減額となる保育所
運営費負担金、老人保護措置費負担金、あおぞら作業所負担金及び保育所運営費負担金などの
計上であります。
 第13款 使用料及び手数料は、1億5,268万9,000円の計上であります。
 使用料では、土木使用料で道路占用料及び市営住宅等使用料、教育使用料で第3子以降の保
育料無料化により減額となる幼稚園保育料などの計上であります。
 また、手数料では、総務手数料で戸籍手数料、住民基本台帳手数料及び事務手数料、衛生手
数料で一般廃棄物処理手数料などの計上であります。
 第14款 国庫支出金は、20億2,199万5,000円の計上であります。
 国庫負担金では、民生費国庫負担金で障害者自立支援給付費負担金、保育所運営費負担金、
児童手当負担金及び生活保護費負担金などの計上であります。
 国庫補助金では、総務費国庫補助金で電源立地地域対策交付金及び社会保障・税番号制度シ
ステム整備費補助金などを計上、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金及び母子家
庭等対策総合支援事業補助金などを計上、衛生費国庫補助金で放射線量低減対策特別緊急事業
費補助金及び合併処理浄化槽設置整備事業費補助金などを計上、土木費国庫補助金で社会資本
整備総合交付金を計上、教育費国庫補助金で学校施設環境改善交付金及び社会資本整備総合交
付金などの計上であります。
 委託金では、民生費委託金で基礎年金等事務費交付金などの計上であります。
 第15款 県支出金は、12億7,704万7,000円の計上であります。
 県負担金では、民生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金、保育所運営費負担金及び児
童手当負担金などを計上、衛生費県負担金で保険基盤安定制度負担金などの計上であります。
 県補助金では、総務費県補助金で市町村乗合バス運行費補助金及び電源立地地域対策交付金
などを計上、民生費県補助金で地域生活支援事業費等補助金、福祉医療費補助金、放課後児童
健全育成事業費補助金及び保育対策費等促進事業費補助金などを計上、衛生費県補助金で健康
増進事業費補助金などを計上、農林水産業費県補助金で中山間地域等直接支払事業費補助金、
小規模農村整備事業費補助金及び農業基盤整備促進事業費補助金などを計上、教育費県補助金
で県指定重要文化財保存事業補助金などの計上であります。
 委託金では、総務費委託金で事務処理特例交付金及び県税徴収取扱委託金などを計上、農林
水産業費委託金で屋形原南部地区換地業務委託金などの計上であります。
 第16款 財産収入は、3,481万4,000円の計上でありますが、財産運用収入では、
財産貸付収入で土地建物貸付収入及び光ファイバーケーブル賃貸料などを計上、利子及び配当
金で財政調整基金積立金を初めとする利子収入を計上、財産売払収入では、不動産売払収入で
市有土地売払収入などの計上であります。
 第17款 寄附金は、132万3,000円の計上であります。
 第18款 繰入金は、10億1,300万2,000円の計上でありますが、諸事業の財源
確保及び収支の均衡を図るため、財政調整基金、地域の元気臨時基金、観光施設建設基金及び
老神温泉施設建設基金繰入金などからの繰入金を計上するものであります。
 第19款 繰越金は、存目計上であります。
 第20款 諸収入は、6億3,707万7,000円の計上であります。
 貸付金元利収入では、勤労者生活資金預託金、制度融資預託金及び中心市街地土地区画整理
事業特別制度融資預託金収入などの計上でありますが、受託事業収入では、後期高齢者医療広
域連合受託事業収入を計上、雑入では、路線バスカード売捌収入、介護予防サービス計画費収
入、学校給食費納入金などのほか、雑入で指定管理者固定納入金などを計上するものでありま
す。
 第21款 市債は、21億984万円の計上であります。
 総務債で市町村合併振興事業債などを計上、農林水産業債で農業基盤整備事業債などを計上、
土木債で土地区画整理事業債などを計上、消防債で消防施設整備事業債を計上、教育債で小学
校及び中学校の施設耐震化事業債などを計上、また、地方交付税の減額分を補填するために、
個々の地方団体が発行する臨時財政対策債の計上であります。
 予算第2条 債務負担行為は、「第2表 債務負担行為」に示すとおり、勤労者住宅建設資
金利子補給金ほか5件について債務負担をするものであります。
 予算第3条 地方債は、「第3表 地方債」に示すとおり、市町村合併振興事業ほか15事
業の市債と臨時財政対策債であります。
 予算第4条 一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に、資金の一
時借り入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものでありま
す。
 予算第5条 歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書きの規定により、歳
出予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
 続きまして、議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算について御説明
申し上げます。
 予算の総額は、66億9,915万8,000円で、前年度当初予算と比較して0.9%、
6,153万5,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、3,754万7,000円の計上でありますが、一般管理費、賦課徴税
費などであります。
 第2款 保険給付費は、43億6,719万2,000円の計上でありますが、被保険者の
医療に要する経費のほか、出産育児一時金などであります。
 第3款 後期高齢者支援金等は、9億2,517万4,000円の計上でありますが、後期
高齢者支援金及び病床転換支援金等であります。
 第4款 前期高齢者納付金等は、124万1,000円の計上でありますが、前期高齢者関
係事務費拠出金及び前期高齢者納付金であります。
 第5款 老人保健拠出金は、9万1,000円の計上でありますが、医療費拠出精算金の保
険者としての義務的拠出分であります。
 第6款 介護納付金は、4億1,388万円の計上でありますが、社会保険診療報酬支払基
金へ納付するものであります。
 第7款 共同事業拠出金は、8億4,958万3,000円の計上でありますが、高額医療
費拠出金、保険財政共同安定化事業拠出金などであります。
 第8款 保健事業費は、8,000万1,000円の計上でありますが、特定健康診査等事
業費、疾病予防費などであります。
 第9款 基金積立金は、2万円の計上であります。
 第10款 公債費は、存目計上であります。
 第11款 諸支出金は、442万8,000円の計上であります。
 第12款 予備費は、2,000万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 国民健康保険税は、15億4,839万円の計上であります。
 第2款 国庫支出金は、19億2,549万8,000円の計上でありますが、療養給付費
等負担金、財政調整交付金などであります。
 第3款 療養給付費等交付金は、3億4,763万円の計上であります。
 第4款 前期高齢者交付金は、11億8,339万5,000円の計上であります。
 第5款 県支出金は、4億6,349万6,000円の計上でありますが、高額医療費共同
事業負担金、県調整交付金などであります。
 第6款 共同事業交付金は、8億8,022万5,000円の計上でありますが、高額医療
費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金であります。
 第7款 財産収入は、2万円の計上であります。
 第8款 繰入金は、3億4,198万4,000円の計上でありますが、一般会計繰入金な
どであります。
 第9款 繰越金は、2,000円の計上であります。
 第10款 諸収入は、851万8,000円の計上でありますが、一般被保険者延滞金、一
般被保険者第三者納付金などであります。 
 続きまして、議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算について御説
明申し上げます。
 予算の総額は、5億9,815万8,000円で、前年度当初予算と比較して5.3%、2,
987万7,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、742万3,000円の計上でありますが、一般管理費及び徴収費であ
ります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、5億8,941万3,000円の計上でありま
すが、後期高齢者医療広域連合へ納付する事務費等負担金、保険料等負担金及び保険基盤安定
負担金であります。
 第3款 諸支出金は、82万2,000円の計上でありますが、保険料還付金、還付加算金
などであります。
 第4款 予備費は、50万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、4億2,787万7,000円の計上であります。
 第2款 繰入金は、1億6,933万7,000円の計上でありますが、事務費繰入金、保
険基盤安定繰入金であります。
 第3款 繰越金は、存目計上であります。
 第4款 諸収入は、94万3,000円の計上でありますが、延滞金、保険料還付金などで
あります。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時56分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇副市長(林 義夫君) 続きまして、議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計
予算について御説明申し上げます。
 本予算につきましては、平成24年度からの「第5期介護保険事業計画」に基づき予算の設
定を行ったもので、予算の総額は、42億8,704万6,000円でありまして、前年度に
比較して3.9%、1億6,135万4,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1億8,024万8,000円の計上でありますが、総務管理費、徴収
費、介護認定審査費など介護保険運営上の経費であります。
 第2款 保険給付費は、39億9,253万3,000円の計上でありますが、介護サービ
ス等諸費、介護予防サービス等諸費、その他諸費及び高額介護サービス等費などで、介護保険
サービスに要する経費であります。
 第3款 地域支援事業費は、1億1,197万7,000円の計上でありますが、介護予防
事業費、包括的支援事業・任意事業費で介護予防事業及びケアマネジメント事業、総合相談事
業などに要する経費であります。
 第4款 基金積立金は、2万円の計上でありますが、介護給付費準備基金から発生する利子
相当分であります。
 第5款 公債費は、一時借入金利子の存目計上であります。
 第6款 諸支出金は、126万7,000円の計上でありますが、第1号被保険者保険料還
付金などであります。
 第7款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 保険料は、7億3,613万9,000円の計上でありますが、第1号被保険者か
ら徴収する介護保険料で、第5期介護保険事業計画に基づき算出したものであります。
 第2款 分担金及び負担金は、300万1,000円の計上でありますが、地域支援事業負
担金で「食」の自立支援事業費負担金であります。
 第3款 使用料及び手数料は、存目計上であります。
 第4款 国庫支出金は、10億79万2,000円の計上でありますが、介護給付費負担金
及び調整交付金並びに地域支援事業交付金などの計上であります。
 第5款 支払基金交付金は、11億6,804万7,000円の計上でありますが、第2号
被保険者保険料分であります。
 第6款 県支出金は、6億5,417万8,000円の計上でありますが、介護給付費負担
金及び財政安定化基金貸付金並びに地域支援事業交付金などの計上であります。
 第7款 財産収入は、1万9,000円の計上でありますが、介護給付費準備基金の積立金
利子であります。
 第8款 寄附金は、存目計上であります。
 第9款 繰入金は、7億2,464万4,000円の計上でありますが、一般会計繰入金と
基金繰入金の計上であります。
 第10款 繰越金は、存目計上であります。
 第11款 諸収入は、22万3,000円の計上であります。
 続きまして、議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算について御説明
申し上げます。
 予算の総額は、3億5,956万9,000円で、前年度当初予算と比較して3.9%、1,
357万5,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2億3,931万6,000円の計上でありますが、一般管理費では、
職員人件費及び一般管理費であり、簡易水道管理費では、各簡易水道に係る維持管理経費であ
ります。
 第2款 事業費は、3,123万1,000円の計上でありますが、各簡易水道に係る整備
事業費であります。
 第3款 公債費は、8,892万2,000円の計上でありますが、簡易水道事業債元利償
還金であります。
 第4款 予備費は、10万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、759万1,000円の計上でありますが、水道加入金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2億3,248万7,000円の計上でありますが、水道使
用料及び水道手数料であります。
 第3款 繰入金は、9,155万5,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
 第4款 諸収入は、643万6,000円の計上でありますが、簡易水道事業に伴う受入金
などであります。
 第5款 市債は、2,150万円の計上でありますが、簡易水道事業債であります。
 続きまして、議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算について御説明申
し上げます。 
 予算の総額は、15億4,231万5,000円で、前年度当初予算と比較して4.4%、
7,121万円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、8,648万8,000円の計上でありますが、総務管理費で、職員人
件費などの一般管理費であります。
 第2款 事業費は、4億8,367万1,000円の計上でありますが、公共下水道事業費
では、汚水と雨水それぞれの建設事業費及び下水道施設の維持管理費、特定環境保全公共下水
道事業費では、引き続き管渠の整備促進を図るための建設事業費及び維持管理費、流域下水道
事業費では、流域下水道奥利根処理区の建設事業費負担金及び維持管理費負担金の計上であり
ます。
 第3款 公債費は、9億7,115万6,000円の計上でありますが、下水道事業債の元
利償還金であります。
 第4款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、818万3,000円の計上でありますが、受益者分担金及
び負担金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、3億8,227万円の計上でありますが、下水道使用料、特
環下水道使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、1,675万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金
であります。
 第4款 県支出金は、60万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金でありま
す。
 第5款 繰入金は、8億9,270万6,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 第6款 諸収入は、6,000円の計上でありますが、排水設備技術者試験事務受入金であ
ります。
 第7款 市債は、2億4,180万円の計上でありますが、公共下水道事業債、特定環境保
全公共下水道事業債、流域下水道事業債及び資本費平準化債であります。
 続きまして、議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算について御
説明申し上げます。 
 予算の総額は、1億7,073万円で、前年度当初予算と比較して5.0%、813万8,
000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、293万7,000円の計上でありますが、一般管理費であります。
 第2款 事業費は、4,850万9,000円の計上でありますが、下水道事業費で、市内
9地区施設の維持管理費などであります。
 第3款 公債費は、1億1,908万4,000円の計上でありますが、長期債の元利償還
金であります。
 第4款 予備費は、20万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、18万3,000円の計上でありますが、受益者分担金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2,822万1,000円の計上でありますが、農業集落排
水使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、1,250万円の計上でありますが、農山漁村地域整備交付金であ
ります。
 第4款 県支出金は、25万円の計上でありますが、農山漁村地域整備交付金であります。
 第5款 繰入金は、1億2,957万6,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 続きまして、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算について御説明申し上げ
ます。
 まず、予算第2条 業務の予定量は、当年度の給水戸数や年間給水量などを定めるとともに、
主要な建設改良事業では、浄水施設改良及び配水施設拡張を行う予定であります。
 次に、予算第3条 収益的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、3億8,392万8,000円の計上でありますが、営業費用で
は、職員人件費のほか、経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は、企業債支払利
息と消費税及び地方消費税などであります。
 収益的収入につきましては、第1款 水道事業収益は、4億6,755万9,000円の計
上でありますが、水道料金及び加入金などの営業収益と、営業外収益の雑収益が主なるもので
あります。
 次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、1億3,681万8,000円の計上でありますが、浄水場施設更
新工事、公共下水道工事関連配水管布設替工事、老朽管布設替工事及び導水管布設替工事など
の工事請負費、企業債償還金が主なるものであります。
 資本的収入につきましては、第1款 資本的収入は、2,965万1,000円の計上であ
りますが、公共下水道工事に伴う工事負担金、公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減
のため、一般会計からの出資金の計上であります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億716万7,000円は、損益
勘定留保資金、消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填し、収支の均衡を図るものであ
ります。
 次に、予算第5条 一時借入金は、その限度額を、予算第6条は、議会の議決を経なければ
流用することができない経費を、予算第7条は、たな卸資産購入限度額について、所要額を定
めたものであります。
 これをもちまして、平成26年度沼田市一般会計予算ほか特別会計6件及び水道事業会計予
算の説明を終わらせていただきます。
◇議長(大竹政雄君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第16号 沼田市行政財産使用料条
例等の一部を改正する条例についてから議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
までの以上12件につきまして、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますよう
お願い申し上げます。
 冒頭、施政の方針でも述べさせていただきましたとおり、厳しい財政状況ではありますが、
5つの柱の主要施策を基本として、市制施行60周年、そして、合併10周年を迎える新生沼
田市の未来へ向け、市民と行政が一体となり、歴史と伝統を誇る城下町である森林文化都市と
して大きく羽ばたくため、市長みずから市政執行の先頭に立ち、職員一丸となって対応してま
いる所存であります。
 何とぞ、議員各位におかれましては、深い御理解を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第16号から議案第27号までの以上12件については、
議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第27号まで
の以上12件については、議長を除く全議員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに
付託の上、審査することに決しました。
 予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第12 散  会
◇議長(大竹政雄君) この際、お諮りいたします。
 3日から5日までの3日間は、議案調査及び委員会審査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、3日から5日までの3日間は、議案
調査及び委員会審査等のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は6日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでした。
    午後1時16分散会



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