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 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成26年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第4号

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平成26年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第4号
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平成26年3月10日(月曜日)

議事日程 第4号
平成26年 3月10日(月曜日)午前10時開議
第 1 一般質問
第 2 議案第 4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
第 3 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する
条例について
第 4 議案第 6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
する条例について
第 5 議案第 7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例について
第 6 議案第 8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
第 7 議案第 9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第 8 議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第 9 議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第10 議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第11 議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第12 議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第13 議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
   ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 一般質問
第 2 議案第 4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
第 3 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する
条例について
    議案第 6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正
する条例について
    議案第 7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例について
    議案第 8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
    議案第 9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
               以上11件一括上程
第 4 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(19人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       5番  野村 洋一君      6番  坂庭 直治君
       7番  石井 紘一君      8番  高柳 勝巳君
       9番  井之川博幸君     10番  大東 宣之君
      11番  星野  稔君     12番  金子 一弥君
      14番  片野 彦一君     15番  大竹 政雄君
      16番  星川嘉一郎君     17番  小野 要二君
      18番  宇敷 和也君     19番  石田 宇平君
      20番  布施辰二郎君     21番  星野佐善太君
      22番  牧野 保好君
欠席議員(1人)
       4番  島田 富造君
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       飯田 敏夫君   市民部長       茂木 一夫君
   経済部長       田村 博史君   都市建設部長     萩原 誠一君
   総務課長       内山 日朗君   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       細野 文男君
   庶務課長       小池 龍実君   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       中嶋 一也    次長兼庶務係長    木暮 保夫
   議事係長       松井 克人    副 主 幹       安原 和宏
  ──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(大竹政雄君) これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 一般質問
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、一般質問を行います。
 7日に引き続き、順次質問を許可いたします。
 最初に、星野佐善太議員。21番。
〔21番 星野佐善太登壇〕
◇21番(星野佐善太君) おはようございます。
 まず、質問前に、さきの15日未明、豪雪によって大きな災害が起きました。その方々に心
からお見舞いを申し上げます。
 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。
 今期の質問内容は表題の3点についてであります。
 まず、1点目の利根沼田広域連携事業促進についてお聞きをいたします。
 アの湘南新宿ライン延伸事業施策について、@の沼田、水上駅までの延伸計画申し出のその
後の経過についてでありますが、この件は沼田を代表する若手組織の皆様から熱心な要望があ
ったわけでございまして、その後の経過につきまして、市長にお伺いをいたします。
 A延伸実現に向けた対応策について、現時点でどのような考えがあり、これらの対応につい
て関係機関との調整や検討の対応がされたのかお示しください。
 B乗り入れ時の利根沼田のメリットの検討については、どの程度検討されているのか、経過
等あればお教えいただきたいと思います。
 今後の乗り入れ時、JRとの取り決めの根幹となると考えますので、この点についてもお教
えいただきたいと存じます。
 次に、表題2、利根沼田広域観光活性化と中心市街地まちづくり促進事業計画についてであ
ります。
 アの地域の自然環境の活用方法について、@の河岸段丘の活用について、以前にも同様な件
で質問させていただいておりますが、この件も、ある組織団体の若手の皆さんから河岸段丘を
生かすことが本市の観光につながるはずであるとの提案をいただきました。この大自然を生か
した観光拠点としての取り組みについてお伺いいたします。そして、河岸段丘を本市の名勝と
して、観光地としていかに仕向けていくのか、市長のお考えを示してください。
 A河岸段丘と道の駅、展望台の設置施策についてお伺いをいたします。
 市長として、これにいかに取り組まれるのか、今後の取り組みによっては一大名勝地となり
得ると考えますが、市長の考えを示してください。
 イ、歴史文化のまち沼田の魅力再発見と観光との結びつきについて、@沼田城歴代城主の紹
介、城跡、城堀川、寺院等々、遺産や歴史的価値のある名勝めぐり施策についてお伺いいたし
ます。
 利根沼田の主要地域は、版籍奉還までの127年間、土岐氏によって治められておりました。
今、その貴重な歴史文化遺産である旧土岐邸洋館は、ゆかりの深い本市が寄贈を受け、平成2
年に沼田公園へ移築され、さらには、平成9年11月に「旧土岐家住宅洋館」の名称で国の登
録有形文化財に登録されています。
 さらに、最近では、真田氏が特に話題に上がっておりますが、これら歴代城主の活躍など、
歴史に残る出来事などを一連の流れとして踏まえた紹介をすること。また、市内寺院の歴代お
殿様ゆかりの寺を紹介することにより、郷土の歴史的価値を高めることが、沼田の魅力再発見
につながり、観光客への魅力あるまちを発信することができると考えますが、市長として取り
組む姿勢があるのかお考えを示してください。
 A観光案内(プロ)の常設についてでありますが、本格的な観光案内人を養成し、観光客へ
魅力あるまちを発信するためプロたちの常設をすべきと考えます。あわせて市長のお考えをお
示しください。
 ウ、中心市街地まちづくり早期事業展開と完成について、@(現)事業主の高齢化進行につ
いて、事業計画から早くも15年余りが経過し、当時の店主、社長の皆さんは、60歳の方で
は75歳余りとなり、事業に対する意欲も薄れてきます。それが現状であります。この問題に
ついての市長のお考えを示してください。
 A後継者の問題についてでありますが、当然事業の進捗が遅れると事業主も不安となり、後
継者となる人材も後を継ぐことがなく、他の仕事につくのが現状です。同様なことになります
が、市長としてどのようにお考えになるか、お示ししてください。
 B権利者の複雑化について、事業の年数が長期化するにつれ、権利関係が複雑化し、事業の
進捗も脅かす懸念があります。これにつきましても、市長のお考えを示してください。
 3、農業施策と既存企業への支援と誘致企業への本格的な支援策、対応の取り組みについて、
アの環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する支援対応策について、@のTPPの現状
について、シンガポールで開かれていた環太平洋パートナーシップ協定交渉は、2月25日に
閉幕するも、大筋合意は断念された。日本側は、5品目の農産品の関税を維持する方針だが、
他の農産物への影響について市長の考えをお聞かせください。
 A協定後の支援策、保護育成事業施策について、TPPが締結されることにより、多くの外
国企業がさまざまな分野に参入することが考えられます。それは、本市でも例外ではないと思
われます。地産地消を推進する上で、市内事業者への支援策、保護育成事業施策への取り組み
について、市長のお考えを示してください。
 B6次産業の支援と活性化事業の展開についてでありますが、平成26年度の取り組みの新
規事業としてあるが、事業の展開について市長のお考えを披瀝してください。
 イ、既存企業への支援についてと企業誘致支援施策について、@既存企業の育成支援策につ
いてでありますが、まずは、既存企業の製品を地元で消費、利活用する施策について考える必
要があるが、これの施策について市長のお考えをお聞かせください。
 A企業誘致への市行政の受け入れ体制と優遇施策の提示についてでありますが、現在、本市
では「沼田市企業誘致推進条例」による各種免除や奨励金制度がありますが、さらに大胆な施
策を講ずることが必要と考えます。市長のお考えをお聞かせください。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいまの星野議員の御質問にお答え申し上げます。
 まず、利根沼田広域連携事業促進について、湘南新宿ライン延伸事業施策について、沼田、
水上駅までの延伸計画申し出のその後の経過についてでありますが、本件につきましては、平
成25年9月議会において星野議員から一般質問をいただき、御答弁申し上げたところであり
ますが、平成23年度から毎年度、利根地方総合開発協会の要望事項として、JR東日本に対
する働きかけを県に要望してきたところであり、平成24年6月には、利根沼田広域市町村圏
振興整備組合からもJR東日本高崎支社に要望したところであります。
 本年度におきましても、平成25年10月2日に利根地方総合開発協会の要望事項として、
JR東日本に対する働きかけを県に要望したところであります。
続きまして、延伸実現に向けた対応策についてでありますが、ただいま御答弁申し上げまし
たとおり、今後も広域的な取り組みとして、JR東日本に対し利根地方総合開発協会や利根沼
田広域市町村圏振興整備組合等による働きかけを精力的に行ってまいりたいと考えております
ので、御理解を賜りたいと存じます。
次に、乗り入れ時の利根沼田のメリットの検討についてでありますが、湘南新宿ラインが沼
田駅及び水上駅まで乗り入れることとなれば、首都圏と利根沼田地域が直結し、観光を初め、
さまざまな分野での振興が図られるものと考えておりますので、今後、利根沼田広域圏と連携
を図りながら、調査、研究してまいりたいと考えております。
次に、利根沼田広域観光活性化と中心市街地まちづくり促進事業計画について、地域の自然
環境の活用方法について、河岸段丘の活用についてでありますが、本市の市街地は利根川、片
品川、薄根川に囲まれた河岸段丘上に位置し、特に片品川沿いの河岸段丘は地理の教科書など
でも紹介され、そのダイナミックな景観は「日本一美しい」と評価されております。沼田の城
下町の歴史もこの河岸段丘を利用した天然の要塞としての崖城から始まりました。
 この景観を観光資源として売り出したいと、平成23年に民間の皆様が主体となり「日本一
の河岸段丘の会」が発足し、河岸段丘を観光資源として発信しようと努力されております。
 単に景観を楽しむだけでなく、地球科学的な現象に興味や関心を持ち、知識と理解の獲得を
目指す観光としてのジオツーリズムを目指す取り組みとして注目をしております。
 市といたしましても、こうした民間主体の取り組みを支援するため、クイズ形式のわかりや
すいパンフレットを作成したり、のぼり旗を120号線に配置するなど、PR活動を展開して
おりますので、今後とも引き続き連携しながら取り組んでまいりたいと考えております。
次に、河岸段丘と道の駅、展望台の設置施策についてでありますが、道の駅「白沢」、望郷
の湯は河岸段丘を望む日帰り温泉施設として多くのお客様から人気を博しております。特に、
露天風呂やレストランから望む片品川対岸の河岸段丘は、平たんな段丘面と切り立った段丘崖
が連続する地形をはっきりと見ることができます。望郷の湯のレストランでは、河岸段丘を一
望できるレストランとして「河岸段丘御膳」などもメニュー化されております。
 また、展望台につきましては、望郷ラインビューポイントの駐車場を整備したことにより、
観光バスの立ち寄りも見受けられるようになりました。河岸段丘は標高が高いほどきれいに見
えますので、新宿の森・沼田や雨乞山など美しい景観を活用し、観光客の周遊につなげたいと
考えております。
 今後も引き続き、日本一美しい河岸段丘のまち沼田をイメージしていただけるようPRして
まいりたいと考えております。
 次に、歴史文化のまち沼田の魅力再発見と観光との結びつきについて、沼田城歴代城主の紹
介、城跡、城掘川、寺院等々、遺産や歴史的価値ある名勝めぐり施策についてでありますが、
沼田城は沼田顕泰万鬼斎が築城し、戦国時代には北条・上杉・武田などの名立たる戦国武将が
その覇権をめぐって熾烈な争いを起こす交通の要衝でもありました。
 その後、真田信之が城下町の礎を築き、江戸時代に城主は真田家5代、天領、本多家3代、
黒田家2代を経て、土岐家12代目に明治維新を迎えております。御指摘のとおり、市内には
寺社など、歴史的遺産が点在しております。
 観光振興の観点からもこれらを結び、周遊性を高め、滞留時間を長くする取り組みが必要と
考えております。そのためにも、歴史パンフレットを作成するだけでなく、より興味の間口を
広げていただくため、ゲームソフトのキャラクターなどを活用した取り組みを進めております。
また、真田街道推進機構に加盟する自治体と連携して大阪や名古屋での観光キャンペーンへの
参加、中心市街地で開催されるゑびす講に合わせて、歴史イベント、戦国ストリートを開催す
るなど、「真田の城下町・沼田」を内外にアピールしております。
今後も引き続き本市の魅力ある歴史をアピールし、観光客の誘客に努めてまいりたいと考え
ております。
 次に、観光案内(プロ)の常設についてでありますが、平成17年に設立された沼田市観光
ガイド協会は、現在28名の方が会員登録され、御活躍されております。
 年々ガイドの実施回数もふえ、今年度は1,400名を超えるお客様へのガイドをお願いい
たしました。
 全国的にも、ボランティアで自分たちが暮らしている地域の魅力を訪れる旅行者に紹介する
活動が活発になっています。温かい観光ガイドそのものが名物となり、観光資源になっている
事例もあると承知しております。
 沼田市観光ガイド協会の皆さんも「おもてなしの心」を大切にしながら、地域を訪れる人々
に喜んでいただけることを糧に、日ごろから地域を知る努力や、新たな知識の習得に努め、日
々活動に取り組んでいただいております。
 今後とも、このような活動を支援し、さらに連携しながら観光振興を進めてまいりたいと考
えております。
 次に、中心市街地まちづくり早期事業展開と完成について、(現)事業主の高齢化進行につ
いてでありますが、人口の高齢化率につきましては、平成25年10月1日現在の上之町、中
町、下之町の3町におきましては45%と、市全体の28.1%と比較しても非常に高いもの
となっております。また、平成10年10月1日現在の高齢化率は、3町で29.6%、市全
体で19.2%で、比較しますと、3町で15.4ポイント、市全体で8.9ポイントの上昇
となっております。
 事業主の高齢化進行につきましては、統計資料がございませんが、高齢化率と同様の増加を
しているものと推察しておりますが、区画整理区域内の飲食業等におきましては、若い事業主
の参入も見られております。
 次に、後継者の問題についてでありますが、全国の大半の商店街において後継者不足が深刻
な問題となっており、当市におきましてもたがわず同様の問題となっております。しかし、経
営努力している個店が集合している活気のある商店街では、後継者問題を初めとして、若い事
業者の新規参入を活発に行うことで空き店舗等の問題もほとんどない状態と聞き及んでいると
ころであります。
 昔から、商業主は「のれんを守る」と言われておりますとおり、後継者が家業を継がない場
合、他人にのれんを譲ることで商店街の活性化が図られることにより、後継者問題も改善され
るものと期待しているところであります。
 次に、権利者の複雑化についてでありますが、長期間を要する中心市街地土地区画整理事業
においては、当然発生するのが相続問題であり、これにより権利者が複雑化する場合もあるや
もしれませんが、相続問題は一般社会において必ずある問題であるため、事業の進捗に大きな
影響を及ぼすとは考えておりません。
 しかし、まちづくりに対し「抱いてきた夢」を、現在の方々の代で完結できるように努力し
ていくことで、魅力あるまちが形成され、新規事業者の参入促進、高齢化及び後継者不足の解
消が図られると考えておりますので、現在は中心市街地土地区画整理事業において2街区及び
4街区の早期完了を目指し、全力を注いでまいりたいと考えております。
 次に、農業施策と既存企業への支援と誘致企業への本格的な支援策、対応の取り組みについ
て、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に対する支援対応策について、TPPの現状につ
いてでありますが、本市においては、TPP参加により、コンニャクを初めとした農作物や、
牛肉、豚肉などの畜産業に大きな打撃が想定されることから、TPP交渉参加については反対
の立場をとってまいりました。
 しかしながら、御案内のとおり、国はTPP協定交渉への参加を表明し、昨年12月の大筋
合意を目指しておりましたが、各国間での利害が対立しており交渉が継続されている状況であ
ります。
 新聞報道などの少ない情報の中でありますが、日本が例外扱いを求めている米、麦、牛肉・
豚肉、乳製品及び甘味資源作物の主要5品目においても、関税撤廃に向けての高い自由化率を
求められており、本県を主産地とするコンニャクにつきましては、この主要5品目から外れて
いることから、今後の交渉において十二分の配慮が必要であるものと認識をしております。
 次に、協定後の支援策、保護育成事業施策についてでありますが、いまだ交渉が継続中であ
り、国の動向を見守っている状況でありますが、仮に協定に参加することになった場合におい
ても、将来的に持続可能な農業を営むことができるよう、生産コスト低減や効率性を追求しつ
つも、品質のすぐれた安全・安心な農産物を生産できるよう支援してまいりたいと考えており
ます。
 今後につきましても、国から発信される情報等を注視するとともに、関係機関と連携を密に
し、対応を図ってまいりたいと考えております。
 次に、6次産業の支援と活性事業の展開についてでありますが、農家所得の向上や雇用の確
保、農村地域の活性化を図るためには、農林漁業者と2次・3次産業の多様な事業者が連携し
て、地域の農林水産物や資源を活用した6次産業化への取り組みを広げてゆくことが必要であ
ると考えております。
 本市としても、既に取り組んでいる農業者や直売事業者、JA、販売業者などとともに、県
で設置している6次産業化サポートセンターやマーケティングなどの専門家による指導助言を
受けながら、商品の開発や販路拡大に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、6次産業化に取り組みたいと考えている農林漁業者に対して、加工・販売用施設等の
資金面での優遇措置や専門家による計画や構想の具体化へのアドバイスやフォローアップなど
を受けられる、計画認定の推進にも支援してまいりたいと考えております。
 次に、既存企業への支援についてと企業誘致支援施策について、既存企業の育成支援策につ
いてでありますが、市では、中小企業者の経営改善と安定を図るため、市内金融機関及び群馬
県信用保証協会等と協力し、小口資金を初めとした制度融資を実施しております。
 このうち、小口資金については、平成23年度に利率を0.2%引き下げ、2.2%とし、
平成24年度には、小口資金と同様に中小企業設備近代化資金及び中小企業経営振興資金の利
率を0.2%引き下げるとともに、融資限度額を1,000万円から1,500万円に拡大し、
融資条件の改善に努めてまいりました。
 また、新技術や新製品の開発、新たな分野への進出などに積極的に取り組もうとする市内中
小企業者に対して、経費の一部を助成するなど、新たな支援策を実施しているところでありま
す。
 経済状況が変化する中、国や県においては、中小企業・小規模事業者を対象として、設備投
資や操業に対する支援策等を講じており、これらの情報を提供するとともに、企業ニーズを把
握し、県や沼田商工会議所等の関係機関と連携を図りながら、市内企業の支援に努めてまいり
たいと考えております。
 次に、企業誘致への市行政の受け入れ体制と優遇施策の提示についてでありますが、新たな
企業の進出は、雇用の創出を初め、地域経済の活性化に大きな効果をもたらすものであり、企
業訪問や県主催のぐんま企業立地セミナー等において、横塚生品農工地区を初め、工場の跡地
や遊休資産などを適地として紹介するとともに、立地先としての沼田市の魅力をPRしており、
平成24年度及び25年度には、企業立地のアンケート調査やデータセンターの整備等に関す
るアンケート調査を実施し、企業からの回答をもとに、訪問・誘致活動を行っております。
 また、企業誘致のための優遇措置として、企業の立地を初め、工場や機械及び装置等の新増
設に対して、固定資産税の課税免除や助成金を交付するなど、初期投資を軽減するための施策
を講じており、こうした優遇制度とともに工場用地を紹介する企業立地ガイドを作成し、企業
訪問の際に活用しているところであります。
 こうした優遇制度や工場用地の情報は、市のホームページのほか、群馬県や日本立地センタ
ー等が管理するホームページにも掲載されており、適宜、データの更新を行い、企業誘致のた
めの情報発信に努めてまいりたいと考えております。
 以上申し上げまして、星野議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。
◇21番(星野佐善太君) 御答弁いただきましたので再質問をいたします。
 まず、湘南新宿ライン延伸事業の施策を、私、今度で3回になるわけであります。なぜ3回
ということは先ほど1回目の質問でいたしました。やはり今若手の人たちから、利根沼田を含
めた中で地域の活性化事業に何が大切かと、こういった話がございました。そうした中で、そ
の方々がやっぱり湘南電車を導入する、沼田、水上までの延伸を図る、これが大きな利根沼田、
特に沼田にとっての活性化のもとになるんだと、こんな話を聞きました。私も、そういうこと
できょうは質問をさせていただきました。先般、広域圏、あるいは利根地方総合開発協会です
か、JR東日本高崎支社にも一度は行ったと、こういったことでありましたが、その中のお話
は前聞きましたが、そのときには車両編成とか、車両は軽いとか、駅のホームは短いと、こう
いうお話を聞きましたが、それらについては、さらに検討とかそういうのをしていただいたん
でしょうか。まずお聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) 結局、沼田駅とか水上駅の宿命的な問題として、高崎のように見ら
れるホームが、その延長が短いということが横たわっておりました。当然、高崎に行ってから
ジョイントすればいいのではないかと。水上や沼田の場合には、何も高崎と同じような延伸の
車両を要することはないのではないかというようなことでも要望をさせていただいております。
 そうしたことの中で、最近いろいろと情報等を把握する中で、運転士さんが水上等から出た
場合に、ざっくばらんに言うと神奈川の小田原近辺まで本路線がつながっているということか
ら、どうしてもそこに運転士の言うなれば走行距離の問題も横たわっているやにも聞いている
ところでもあります。
 したがって、今後、これはひとり沼田やみなかみだけの問題ではなく、利根沼田総体の言う
なれば公共交通の基本的な問題でもあり、あるいはまた観光振興の大きなこのところの課題で
もあることによって、精力的に利根地方総合開発協会、もしくは利根沼田のそれぞれの首長名
で足しげく関係機関に要望活動を展開していくという地道な活動が必要なのではないかという
ふうに思っているところであります。
◇21番(星野佐善太君) そういったことはわかりました。
 しかし、私が知っている範囲では、沼田駅、前には特急列車が数年前まで来て、当時聞くと
15両編成だというふうな話も聞いておりました。現実に私は沼田駅に行って調べたわけでは
ございませんけれども、そんなことも聞きました。やはり今の時代、不可能はないんですよね。
不可能はない。これは努力ですよ。
 そして、今この対応策については少し触れたんですが、私も2のほうに移りますけれども、
やはりこの問題は、当然JR東日本の高崎支社にも何度も伺う、あるいは本社にも行ってみる。
そうした中で、やはり沿線の自治体にも協力を仰ぐ。
 一つ言えるのは、小田原から出発すると、小田原城、小田原はどういったゆかりがあるか。
当然、小田原城の城主北条氏は沼田にも居城したことがあるんです。上杉のかわるときにね。
上杉、北条、真田と来ましたけれども、そういった歴史的背景もありますから、そういうとこ
ろの行政体、あるいは駅にも行って伺う。
 あるいは、今東京でいえば湘南新宿ラインのところですから、新宿区にも行ってみるという
のが、たまたま区長さんが沼田市出身の中山さんという方でございまして、そのお父さんは私
の恩師でありますけれども、そういった方々がおります。当然今沼田のCO2相殺の関係で締
結をしておるわけでありますから、いいチャンスなんです。
 なおかつ、前も言ったんですが、渋川市、隣の町にも強力的に働きかける。
 そして、利根沼田はもちろん一体になって、こうしたシステムを組んで強烈にやはり進める
ことがこの事業の進展につながると思うんですが、その点についていかがでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) 整理してお答えをしたいと思います。
 まず、1つには、高崎から本地域まで延伸した場合の小田原の持っている歴史的なこの流れ
と、本市の歴史的な流れがもともと戦国時代には軌を一にしているのではないかという御指摘
に対しては、全く同感でございます。この歴史的ないわゆる沼田の覇権をめぐって、北条氏や
上杉氏や武田氏等を含めて大きな戦国武将がその覇を競ったということの中で、北条氏の果た
してきた役割は大変大きかったということは承知をしておりまして、今後の大きな参考、ある
いはまた手段として受けとめさせていただいていきたいと考えております。
 また、申すまでもなく、新宿におきましては、区長様が本市の出身ということでございます
ので、これも当然いろんな意味で連携ができる、そういう環境にあるかなと思っております。
高崎はもちろんのことでありますが、やはり渋川もきっと同様な考え方を持っていると思われ
ます。と申しますのは、渋川もかねての渋川市と違って、伊香保をきちんと合併してみずから
の地域ということになっておりますので、これからはやはり高崎、渋川、そして沼田市、ある
いはまたみなかみ町等の連携できる一つの組織形態みたいなものをきちんと立ち上げていくこ
とによって、そのところの部分も利根地方総合開発協会のみならず、そこの部分からも関係機
関に要請行動をするという、こうした政治戦略を見てとることができるのでありまして、今後、
そうした動きのほうにも力を注いでまいりたいと考えております。
◇21番(星野佐善太君) ちなみに、この平成26年2月25日現在の運行状況を調べまし
たら、高崎から南のほう、平塚、小田原方面には1日18本、逆に小田原から高崎には17本
と。それで運賃を見ますと、高崎−小田原間が2,940円です。新幹線で行くとどうなるか
と調べてみましたら、高崎から東京、小田原を調べました。高崎−東京は片道特急の場合は5,
660円、それから高崎−小田原間、これも特急の場合は7,960円で、こういった差額が
あって、時間的にいいましても、そう変わらないです、三、四十分、変わっても1時間以内。
それは乗り継ぎもありますから、新幹線の場合。うまくいった場合は早く行くでしょう。この
湘南ラインの場合は直接行きますから、非常に乗りかえの時間もないので、高齢者も行きやす
いと。料金が非常に安いと。家族で全員で行っても半額以下だと、こんな大きなメリットがあ
るんです。聞いてみますと、沼田からも高崎に行って都心に行くのに乗りかえていると、こう
いう人が非常に多いわけです。そういったことを市長は頭に置きまして、ぜひこの計画をタッ
グを組んで計画的に進めてもらいたいとこのように思っております。
 そして、湘南新宿ラインの乗り入れ時の利根沼田のメリットの検討と、これやはり社に出す
にはある程度のことを調べてそれを提示する必要があると思うんです。提言というのですか、
そういうのをまとめておく必要があると。それは、利根沼田の活性化の要素というのはどうい
うのがありますとか、あるいは経済効果とか、あるいは来訪者の、乗客数の数とか、あるいは
現在通勤者はどのくらいいるとか、こういったものをまとめておいて、必要に応じて提出をす
ると、こういうことが必要だと思います。
 そしてまた、当地のPRと、これも必要ですよね。温泉紹介、あるいは歴史的文化、沼田城
歴代殿様の有名な家人たち、そういう人たち、当地の名勝・景勝地の紹介、あるいは農産物、
果物、そういったものの、工芸品を含めまして、その紹介。あるいは、著名人の方々、こうい
ったものをやはり取り調べておきまして、そういうものを関係者に出していくと。これが大き
な進展につながると私は考えていますが、それに対してはいかがでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) 大変いろいろとみずからのお考え方をまとめて、そして御提言があ
ったわけでございますが、これを沼田の市が単独でやってもやや迫力に欠ける嫌いもあります。
もちろん、当然市のほうの単独もこれは必要でありますが、こうしたことも含めて、今言う関
係する自治体、すなわちそれが高崎であったり、あるいは渋川であったり、あるいは沼田であ
ったり、あるいはみなかみであったりするわけでございますが、そうしたところにも本日議員
が御提言された内容等についてもおつなぎをして、そして対応を図るように、これまた要請も
していきたいなと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思っております。
◇21番(星野佐善太君) 今言われたように、当然関係市町村には、そういったことを、情
報を一緒にしましてお願いいたします。
 それでは、次に河岸段丘の関係に入りますが、先ほども御答弁いただきました。河岸段丘、
私が調べてみましたら、前にもお聞きしたんですが、日本一というお話がどこから出たかと、
こういうことを先般私も地元の地質学者である久保先生をお招きしてお話を聞きました。日本
一とか世界一だとジオパークというところに登録しなければそういうことにならないわけでご
ざいますけれども、これは群馬県の高等学校教育研究会の地学部会がある町の先生を呼んで講
話を聞いたそうです。そのときに先生が個人的な見解というか、貝野瀬付近の河岸段丘は規模
こそ小さいがよく整っておると。日本でも最も美しいと。河岸段丘は、地理においては日本有
数であると、こういうお話が出ましたから、それがだんだん日本一というふうになったんでし
ょう。先ほど市長の答弁の中にも、中学・高校の教科書、地理のほうに載っておりますけれど
も、非常にコンパクトですばらしい、美しいということで、私もこの件につきまして、沼田市
のある組織団体からどうしてもこういったことは必要だと、河岸段丘を沼田が広めていこうと
いうお話をいただきました。これについて、非常に私も重く受けとめておりますし、市長も重
く受けとめておると思います。
 そこで、先般、私も二度ほどこの議会を終えた後、120号線を走りました。一度目は、非
常に暗くなってなかなか景色も
見えなかったんですが、翌日また行ってきました。120号線には、なかなか適当な展望台を
つくるようなところ、あるいは駐車場を確保できるところ、多少ありますが、なかなか大きな
ところはないように見受けました。当然そうしたことになりますと、駐車場や食堂やトイレと、
こういうことも必要になってきます。そこで望郷の湯にも行ってまいりました。駐車場はある、
食堂はある、土産品はある。しかしながら、少し展望が大きく開けないと、こういう難点がご
ざいますし、崖口から見たときに場所は余り少ないと。でも、少し手を加えてやると何十人程
度の者が見られる場所ができると、こんなふうにも理解してまいりました。当然、今望郷ライ
ンには、ビューポイントの問題、土を積んでできたというのは私も承知しておるし、前にも行
ってまいりました。できればそういうところも必要でありますが、1カ所というのはなかなか
難しいので、全貌できるような望郷ラインのビューポイント、これもいいでしょう。しかし、
身近に見るところ、展望台、そういうところも必要なんです。ですから、1カ所に限らず、2
カ所か3カ所ぐらいそういった場所を設けて、来ていただいた人に見てもらう、これがまた大
きな観光のためのものになるんだと、私はそんなことを思っていますが、市長はそれについて
はいかがでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) まず、河岸段丘等にかかわっていろいろな調査・研究をされてまい
りました先人の方々に敬意を表したいと思います。
 また、白沢町振興局管内の地域振興のために望郷ラインの一角の展望台、これについてはか
ねがね努力をしてまいりました。議員は、国道120号沿いのところの一角にということで思
料をされましての質問かと受けとめさせていただきました。先日、白沢の振興局長のほうから、
いろいろとそうした流れのことの状況を私のところにも報告がございまして、注視をしていた
ところでございます。おっしゃられるように望郷の湯のところであれば、これは駐車場も確保
できて、しかもお風呂があって、そして直売所もあるというようなことから、その一角のとこ
ろに適地が見出せることが可能であれば、しかも安全・安心ということを担保、もちろん当然
しなければなりませんが、そうしたことがあれば、これは早急にいろいろと検討して望郷の湯
の活性化にもつながっていくでありましょうし、はたまた利根沼田東部地区の大きな観光名所
にもなっていくのではないかと考えておりますので、いろいろと検討をしていかなければなら
ないと考えております。
◇21番(星野佐善太君) そういう点、御理解いただけたなと私は思っております。2カ所、
3カ所でも結構なんです。それで、そうしたやはり売り出しの根底には、仕掛けなければ浮上
の機会はないんです。踏み出さなければ展開もないと、知られないのは存在しないと同じだと、
観光ロマンとそろばんのバランスだと、こんなような定義もありましたので、お話を申し上げ
ておきます。ぜひこれを機会に観光客を大きな目で見て誘致をしてもらいたいと、こんな思い
でございます。
 それでは、時間等もありますので、次に移りたいと思います。
 沼田城の関係で、歴史文化のまち、魅力再発見、観光の結びつき、こういうことで@の沼田
歴代城主の紹介、あるいは城跡、あるいは城堀川、あるいは寺院等々、遺産や歴史的な価値あ
る名勝めぐりの施策についてお答えをいただきたいと存じますが、先ほども第1回目の答弁の
中でありましたが、そういった中での市長としての思いをもう一度お願いいたします。
◇市長(星野已喜雄君) 歴史文化は、既に日本人として、我が日本国の歴史文化を学ぶとい
うことは大変重要なことであり、きちんと学校教育の現場に社会科が存在して、それぞれの子
弟が勉強されてきているという、まず基本的なことをきちんと押さえたいと考えております。
 同時に、郷土史という観点から捉まえてみたときに、必ずそこにはその地域のところに見合
ったほかの地域にない特性をかいま見るところに郷土史の存在があろうかと思います。既に大
先輩の方で郷土史の研究家が御他界されておられますが、その後に続く方も今頑張っておられ
まして、そうしたことから大変市の立場からいたしましても参考にさせていただき、しかもあ
りがたい気持ちでいっぱいでございます。
 3つ目は、まさにその郷土史の流れから来るほかの地域にない特性というものが実は観光資
源に結びついていくということは既に歴史が示しているとおりでありまするし、他の地域でも
そうしたことを一つの大きな手段として活性化につなげてきたという経過がございます。
 したがって、本市のように、真田、本多、黒田、土岐と、4代に続いた城主、しかも城下町、
このことは群馬県の最北端の地にありながら、前橋や高崎や館林と一点違った大変個性ある魅
力を持っているというふうに考えている一人でございます。
 したがいまして、そうしたことから、歴史文化のまちづくりを進めていくということは、教
育の面においても、地域振興の面においても、いわんや観光振興の面においても、大変重要な
要素を持っているというふうに考えておりますので、今後とも、そうした方向で市行政が努力
傾注をしていかなければならないと考えているところであります。
◇21番(星野佐善太君) わかりました。
 沼田の歴史というのは、非常によく見ると長いんです。もう天文時代、これは沼田の顕泰、
12代続いたそうですね。その後、上杉、あるいは沼田氏、北条氏、真田氏、さらには織田、
あるいは真田と、こういうふうに来て本多、黒田、土岐とこんなふうになるんですが、それぞ
れの有名な武将がこの地は要害の地として確保したいということで来ているんです。これ歴史
の中でもすばらしい重みのある武将たちが来ているから、これを売り出すことによって、やは
り沼田が一躍観光として、城下町として売り出されるんじゃないかと、こんな思いであります。
 私、あることを調べました。観光案内マニュアルというのがありまして、歴代の殿様が沼田
のこのお寺、非常に関係が深いんです。加藤清正の孫ですか、ひ孫ですかに当たる藤枝さんが
あるお寺には葬られているんです。あるいは綾戸のトンネルを掘った江舟とか、あとは小松姫、
あるいは鈴木主水さんですか、そういった方々、非常に歴史の中で有名な方々がお寺のほうに
関係があるわけです。
 当然トルコの関係も、最後の土岐さんの家臣でしたか、宗偏流の家元、そうした方もおる。
その方は若いころ串本で船が難破したときに串本の漁師が助けて、その義援金を当時、今で1
億円ぐらいあるでしょうか、5,000円持ってトルコへ行って、その人が今度はトルコと日
本のかけ橋になって、非常にある歴史の中では日本に対して飛行機を飛ばしてくれて商社マン
を救ってくれたと、こういうことも最近あるわけです。
 そんなことがありまして、そういったことも、こういう一連のパンフレットをつくってやは
り知ってもらうことが、興味を持ってもらうんです。私も、余り前にはなかったんですが、こ
れ見ると「ああ、なるほどな」と、こういう思いでいっぱいでありますが、そうした一連のパ
ンフレットやそういったものを作成して、これをPRする、こういった考えはあるでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) 私も、非常に歴史には大変私なりに関心がございまして、ことし新
年度予算で、静岡大学の余りにも有名な小和田哲男先生であったと思いますが、この方を4回
目の主要な講師の先生といたしまして、4回ほどの歴史文化、しかも沼田にかかわる歴史講演
のリレーイベントが展開される予定になっております。
 したがいまして、そうしたところに部分部分の状況の説明文もさることながら、今お話がさ
れましたように、1つの歴史の史実として残っているその年代から、つまり一般的に真田、本
多、黒田、土岐と、必ずその4つの代のことを言うのでありますが、今議員はいろいろとその
前のことまで含めての御提言があったわけでございますけれども、そうしたことの著名な人間
の流れをくむ一つの道筋を追っていくと、その地域の、あるいはまたその自治体のかねての歴
史が極めてよく見てとることができるのではないかというふうに思っておりますので、本日の
御提言をしっかりと受けとめて、できるならばしかるべきときにきちんとした形の中で具体的
な対応を図っていければよろしいかなというふうに思っております。
◇21番(星野佐善太君) 提言を受けとめてくれたと、こんなふうに理解をしております。
 それでは、観光案内のプロの常設ということでございまして提言しましたが、今市長も第1
回目の答弁でありました。今観光ガイドさん、28名おります。これは奉仕団体でありますか
ら、非常に大変な状況下であって、無理をしてそれを受けてやっている。私も、先般、提言で
腕章や着る物、帽子等について支給をしてくださいと。そうすると早速当局は理解いたしまし
て、それらの物について貸与されました。また新年度もそういったような予算を組まれている、
こう理解しております。大変ありがとうございます。
 私も、各地区の観光地を回ってみて、やはりこの何時間という大切な貴重な時間を奉仕だけ
ではなかなか厳しいなというふうな思いでおります。そこで、やはり行政がきちんとした対応
をとる、これが彼らにとっても自信につながる、こういうことなんです。ただ委嘱、委託され
ただけだとなかなか半信半疑なところがありますけれども、市が当然これをお願いしたいと、
幾らかの賞与を与えると、そういった人をやはりちゃんとして置くべきだと私はかねがね思っ
ておりまして、今期の質問に至ったわけです。そうしたお考えは、市長、どうでしょう、お持
ちでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) 大変難しい質問でもあり、また避けて通れない一つの大きな課題か
なと思っております。
 観光ガイドの関係等については、この28名の方々がみずからがそうした方向でもって頑張
っていきたいということから、まさにボランティアで組織体をつくって、そして自分自身のこ
の力を磨いて沼田市の歴史を、まさに客観的な史実とそしてユーモアあふれる紹介でもって内
外から評価をされてきたということで、大変すばらしいことだなと思っております。
 そうした中で、きちんとしたいわゆるプロフェッショナルがいることによってその重みが違
ってくるんではないかということであろうかと思います。当然これには財源の裏づけが伴って
くるわけでございますけれども、まずそうしたことから捉まえてみたときに、やはりそのボラ
ンティアの人たちで努力をしている方々も、徐々に徐々に自分の力が磨かれてくると、やはり
力もどんどんついてくると。突き詰めてまいりますると、沼田、あるいは地域という表現がい
いと思うんですが、から出た、要するによその地域で住んでいてよその地域で生きてきた人が、
沼田のそうしたガイドで入ったときに心の問題がうまくつながるのかなということもちょっと
じくじたるところがございます。
 したがいまして、そうしたことから捉まえてみたときに、地元の中でそうした今おっしゃら
れるようなことがきちんと応対ができる力量、それはきちんとした資格審査みたいなものが必
要なのかどうかが、これはちょっと何とも今言えないんですけれども、そういうふうなことも
含めて、今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。
◇21番(星野佐善太君) 今ボランティアガイドがおりますよ。そういう人たちも優先的に
お願いしたほうがいいんじゃないかと思っております。今の人たちも非常に立派な方々がおり
まして、本当に詳しい知識を持っておりますから、そうした方々も当然踏まえた中でのプロと
いうことでございます。ただ、今言っているのは、本当にボランティアというのは、限度があ
るんです。だから、常設のプロといっても、そう高額ではなくても、やはり日当に見合うよう
なお金を支給して、当然沼田市は広いです、範囲が。旧沼田市内の公園から北あるいは南と、
いろいろお寺でももう何十カ所とあるわけですから、そういったものですから、やはりプロを
置いて、いろいろ地域を分けてやっていくと、こんな考えを私は持ったんですが、今市長のお
答えでは検討していくというようなことでございますから、よろしくお願いしたいと存じます。
 それでは、中心市街地の早期事業展開の完成と、こういうことでお話を申し上げさせていた
だきました。いろいろと新年度は、事業計画の予算も倍の上をつけたと。本当に私も感謝をし
ておりますし、地元の方々も一つの安堵があるんじゃないかと思いますけれども、これ調べて
みますと、一昨日、前のいろいろな書類を調べてきました。これが始まったのが平成9年4月
でした、当時の事業計画ができたのは。それを配って、我々議会もこれに乗って委員会をつく
っていろいろ議論しました。それで、1回、2回という、3回目かね、組織の中で委員長、副
委員長を選んで、委員を選んで議論しまして、ある一定のめどがついたので解散したんですが、
当時の計画、土地、建物、所有者205名いたんです。借地権者が38名、借家関係が78名
ということで、321名だったんです。それで、宅地の筆数が440筆、その面積が6.5ヘ
クタールでありました。建物等の床面積が6万6,000平米、建物が513棟です。持ち主
は220戸でした。平成10年から平成23年、13年で仕上げるということであったんです
が、経済の事情、市の事情等でずっと延びてきたわけです。ですから、この10年から23年、
13年間で事業を立てるということで、地元としてもいろいろ事業の組み立てをしたわけです。
ですから私が言っているのは、高齢化になってしまったと、あるいは後継者が、決まらないと
なかなか跡を継げないと、あるいは当時の地区で相当会議をやって了解を得ていても、そのう
ち権利者が亡くなると。こういったことで、なかなか市長我々にさっき言ったんですが、そう
いうこと心配ないよと言いますけれども、そうではないと思います。最初に決めたものがまた
もう一回もらい直すという場面も、ある街区ではあるんです。そんなことも私は言いたいもの
で、今先ほど第1回目の質問をしたんです。この事業費というのは151億円なんです。国庫
補助金が75億、約49.7%、起債充当額は37億で24.5%、一般財源が約35億、2
5.8%、こういった割合なんです。今期、いろいろな理由で、諸般の事情でおくれているの
はわかりますけれども、そういったもろもろのことがありまして、やはり早期にこの事業を展
開していかないと、商店街が細々となってからは、なかなかこれは活性化につながらないと、
そういう思いもありまして、もう一度市長にこの3点につきまして御答弁願います。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時02分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時09分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 御質問の関係でございますが、新年度に向かって、やはり今までよ
り以上に進捗度を早めたいということから、内部でいろいろと論議をして、昨年の議会の請願
決定等があったということも踏まえたり、地域の方々の強い御要請もありました。したがって、
事業費ベースでおおむね2倍を予算措置として今回御提案をさせていただいているところでご
ざいます。したがいまして、いろんな歴史的な経過があって、大変そういう意味では関係者の
方々に御心配をかけてきたという経過があるわけでございますけれども、何とか予算の状況等
がそうしたことをでき得る状況になってきたということから、今回の新しい提案になっている
ということを申し上げておきたいと考えております。
◇21番(星野佐善太君) 新年度に向けて非常に思い切った予算措置をしてもらったことに
ついては私も大変ありがたいなと、よく英断したなと、決断したなとこんな思いでありますけ
れども、全体から見ると当然厳しい状況なんです。これだけは市長も肝に銘じておいてもらい
たいと、こんなふうに思っております。
 当然後継者につきましては、沼田の未来、将来を夢見て、当然当初賛成をして、早くまちづ
くりをして父親の跡を継ぎたいなと、こんな思いでいたわけでありますが、やはり年数という
ものを加えるごとに高齢化してまいりました。高齢化率も、さっき聞いてわかりました。しか
し、これは、16年になるんでしょうかね、15年と申しましたけれども、こういった中での
本当に長い長い事業計画でありまして、関係者も大変くたびれてくると、こういったこともあ
りますので、ぜひそういった面におきましては、当局がやはり親切丁寧な御説明と関係者に理
解を得るようなお話をしてもらえば当然地元だって理解するはずでありますから、そういった
ことをつけ加えておきたいと存じます。
 それでは、次に農業施策の関係でございます。それと既存企業あるいは誘致企業の関係であ
ります。
 そのうちのTPPの現状につきましてお聞きをしたわけでありますが、先ほど言ったように、
この2月25日でしょうか、26日でしょうか、シンガポールで閣僚会議が行われたんですが、
大筋合意に行かなかったと、こんなことを聞きました。輸出の関係につきましては、当然TP
Pのほう、反響、推進、特に農業政策については大変好ましくないというような思いでありま
すけれども、市長もそんなお話をしてくださいました。こうした中で5品目と言っておりまし
ても、この数は壮大な数なんです。全関税分野では9,018品目になるんです、いろいろか
かわりますから。こういった品目の中でいろいろ区別されておりますけれども、そうすると9
3.5%が関税を提起されてあとは残ると。しかしながら、利根沼田、群馬県の特産であるコ
ンニャクが1,707倍でしょうか、こういった関税がかかっています。これが撤廃されるこ
とによって、非常に農家の打撃が多いと、こんなことがまず挙げられます。
 それから、農産物ではなくて医者の関係、保険の関係、あるいは今度は私もちょっと調べた
ら、非常にアメリカというのは、傲慢、強いところがあるんです。例えば給食、地産地消で納
めましょうと言っても、それをある組織に訴えるとそれが通らなくなると。地産地消なんか関
係ないと、こういったような見出しまで出ておりました。こんな問題がありますと、これ総合
的に考えて、これらの対応施策というものを市長、お考えでしょうか。
◇市長(星野已喜雄君) まず、このTPPの問題は、もう明らかに国際政治の舞台での課題
になっておりまして、客観的にとてもとても私ども基礎自治体の首長がやれることというのは
おのずと限界があろうかと思います。
 ただ、私どもも、群馬県の中の最北端の利根沼田でありますが、面積率からいって28.8
%、そしていわゆる関東近郊の食料基地として大いに発展をしてきたところでもありまするし、
そうした意味では大変力のあるところでございます。そうしたことから、昨年の4月にいち早
く1市1町3カ村の自治体の首長が署名捺印をいたしまして、国家に対していろいろとこのT
PPの問題についてはきちんとした反対異論を唱えてまいりました。実は、このことも流れが
ございましたので、昨年の12月にも一応関係機関に働きかけをさせていただいてきている経
過がございます。
 やはりこの問題を捉まえてみたときに、意外と私もそこまで及ぶ見識を持ち合わせていませ
んでしたが、医師会の方々が非常にこのTPPに対して大変異論を唱えているということがよ
く理解ができてまいりました。某国会議員の先生の話は、医食同源という観点からTPPの問
題はきちんとした対応をとっていかなければいけないのではないかという、こういうようなお
言葉がございまして、大変意を強くしたところでございます。と申しますのは、これがどんど
ん進んでいくと、どうも医療関係の保険の道筋が瓦解するんではないかという大きな懸念が伴
っているということがございまして、そういう意味では農業団体のみならず、医療関係との連
携も大変重要な要素になってくるのかなというふうに思っております。
 また、そうかといっても、地域の地場産業的な農業の力を高めていかなければなりませんの
で、そうしたことも捉まえながら、国や県の御指導をいただきながら、地元産品の発信力を今
後ますます高めていくべく努力をしていかなければならないのではないかというふうに受けと
めております。
◇21番(星野佐善太君) 市長もよく理解をしているというふうに受けとめました。
 この関税率の関係を大筋皆さん知っていると思うのですが、コンニャク芋が1,706%と
か、米が778%、落花生が737%、でん粉583%、大豆関係403%、バター関係が3
20%、大麦256%、小麦が252%、生糸245%、脱脂粉乳等が218%、こんなこと
が出ておりますけれども、非常にある意味ではそうした関税で日本の農業は守られてこれまで
うまくいってきたという思いがありますが、この国の施策、世界の関係では、小さな市、町で
はなかなか思いどおりにいかない。当然です。でも、そこにかかわるところの大変な思いをす
る方々も大勢いると。今市長も言ったように、医療関係や保険関係、地産地消の関係も恐らく
だめになると、こんなことが書かれておりまして、我々としても慎重にこれを取り組んでいく
必要があるという思いであります。当然、広域圏でも、群馬県でも市長は市長会の副会長とい
う思いでありますので、よろしくその働きかけをお願いしたいと思います。守るべき農業とい
うことになるでしょうか。
 それでは、次に移ります。同じ関係の2になるんです。協定後の支援策をというのは先ほど
市長から聞きましたから、いろいろ考えていくとこんな思いでありましたので、その点も頭に
据えておいてもらいたいと思います。
 それでは、次の関係です。既存企業の要は誘致の関係、育成支援ということでお尋ねしたい
と思いますが、私は、既存企業、当然今言った条例で支援金とか免除とかがあります。それは
そうであっても、やはり当社の関係する企業の品物を例えば利根沼田で消費できるような話、
例えばジュースならば給食で使うとか、市で使うときはそれを使うとか、そういった支援とい
うのがやっぱりある程度、企業間の関係でいろいろ結びがあってできないかもしれません。し
かしながら、地産地消というような関係であれば、地元のものは地元で消費してやろうと、こ
ういった企業に対して支援というのがやっぱり一つ一つ考えられるんです。例えば、木材にす
れば、つくっている会社があれば市の行政でやる建物についてはなるべく使ってやろうと。当
然安いわけです、運ぶ経費とかがかからないから。そういった面も見るとあるんです。そうい
った企業間の取引形態がいろいろあると思うんですが、そういったことも企業に対してこっち
から働きかけていく、こんなことを私は考えていますが、市長はどうでしょう。
◇市長(星野已喜雄君) ただいまの御質問の前に一言だけつけ加えておきたいと思います。
ただいまコンニャクの関税の問題に触れられましたので、一応御案内のとおり、利根沼田はコ
ンニャク生産日本一でございまして、これが5品目の中に入っていないということが非常に利
根沼田のコンニャク農家の方々の危機感を募らせているということの客観的な事実がございま
して、ここのところはこの主要5品目の問題もさることながら、いろいろとここのところにつ
いてはきちんとした注視をしていかなければならないと考えておりますので、つけ加えておき
たいと思います。
 さて、質問の内容でございますけれども、言われるとおり、地場の木材であるとか、あるい
はまた地場の農産加工であるとかそういったことについては、きちんと応援をしたほうがいい
のではないかと、こういった形の企業支援のいわゆる提案だと受けとめさせていただきました。
御提案の趣旨はよく理解ができますので、そういった方向で対応を図っていくということが大
変重要なのではないかというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いをしたいと
思います。
◇21番(星野佐善太君) 御理解をいただけたというふうに思っておりまして、ありがとう
ございます。
 また、企業誘致、これは今言ったように免除とかいろいろありますよね。そういう小さなも
のではなくて思い切った手段、これは他市がやっていることではだめなんです、もう。今まで
だって企業来ていないでしょう。当然大きなもの、ばっとそこに与えるような、そうしたこと
によって企業が来るんです。その1つには、固定資産税、10年無税と。これは、そこに条件
つければいいのですよ。固定資産税は無料だけれども、事業収益は沼田に払ってくださいと。
本社が東京にあるではなくて沼田に払ってくれと、こんな交渉もして思い切った大胆な施策を
とっていく。あるいは、地の利が悪ければ道を整備してやる。今、横塚団地でも、水の調査で
しょうか、湧水調査でしょうか、していると聞いておりますが、そういったことは思い切って
やっていく。要するに、固定資産税が上がらなくたって、事業税でもらえばいいわけですよね。
そのかわり本社をつくって沼田に納めてくれと。あるいは、雇用人数は30人以上いればどう
だとか、そういう雇用の人にお金が入れば当然沼田市に金が落ちるという計算にもなりますか
ら、そういった新しい思い切った方法というものをお考えでしょうか。市長にお聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) 御案内のとおり、今回の一般質問の中でも、やはりそうしたことに
関係する御質問がございました。
 案内のとおり、前橋の例えば農協中央会周辺は、20年前は本当に家もそんなにありません
でしたが、この節インターチェンジ等もできて、相当集客力が、あるいはまた活性化が図られ
ているという実態にございます。ただ、間違いなく言えることは、あそこの広い場所というの
は、やはりかつて先人の方が土地改良でもってそうした方向をつくってまいりました。
 私どもの沼田は、中山間地域でどうしても狭隘な土地の中で生きていかなければなりません。
伝統的に昭和40年以降、非常に土地の単価が上がったということが、言うならば客観的な外
の競争として大変難しい状況が招来してきたということは、言うまでもありません。
 したがって、そうしたことから考えてみたときに今回のような大胆な提案というものが大変
重要だということについては大変理解ができます。したがって、今後、そうした方向を見定め
ながら、いろいろと検討をしていかなければならないのではなかろうかというふうに受けとめ
させていただいております。
◇21番(星野佐善太君) 本当に大胆な発想でありますけれども、1つを捨てて1つをもら
うと、こういった方策もあるわけですから、ぜひ寛大な気持ちで思い切った施策をして、沼田
が活性化すればいいと、こんな思いでございます。
 では、質問を終わります。ありがとうございました。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 次に、大島崇行議員。1番。
〔1番 大島崇行君登壇〕
◇1番(大島崇行君) 大勢の傍聴の皆さん、御苦労さまでございます。
 通告に従いまして一般質問をいたします。
 平成26年2月14日夜から15日朝にかけて、関東甲信越・東北地方の7県15地点で積
雪が観測史上で最多記録を更新し、建物の下敷きや除雪中の事故などで9人の方が亡くなり、
多くの方がけがまたは建物等の被害に見舞われました。
 群馬県内では、農作物、ビニールハウスの被害が約250億円以上とも言われております。
亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し
上げ、一日も早い復興を願うばかりです。
 それでは、質問に入りたいと思います。
 最初に、活力を創造するまちづくりについて、工業基盤の整備、横塚農工団地について、こ
の質問は、平成18年12月定例会が私の最初の質問で、今回で5回目の質問となります。農
工団地が早急に整備されるためには、団地への進入路の拡幅が第一優先だと思います。その後
の経過や進捗状況、また、今後の整備も含めた企業誘致をどのように考えているかお伺いしま
す。
 次に、災害に強い都市基盤の整備について、安心・安全のまちづくりについて、このたびの
豪雪被害に伴い群馬県では、激甚災害の指定を要請し、本市も意見書を提出しております。な
お、本市では、市長を先頭に、早々に豪雪災害支援施策として、農業生産施設災害見舞金支給、
災害復旧緊急補助金交付事業、一般廃棄物の処理手数料の減免、雪害による固定資産税の減免
などを創設したところです。また、市職員の方々におかれましては、各班に分かれて歩道の確
保などのために全力で除雪作業をしていただき、市民に共感を与えました。大変御苦労さまで
した。市民を代表して御礼を申し上げる次第でございます。
 このたびの豪雪に伴う災害について、本市での人身、建物、農作物、ビニールハウスなどの
被害状況をお聞かせください。また、今回の豪雪被害を受け、台風、地震、ゲリラ豪雨、水害
などを踏まえた上で、各種災害の対策をどのように考えているかお聞かせください。
 次に、市長の政治姿勢について、日常の職務と行動について、一日の庁舎外の公用について、
庁舎内の電光掲示板では市長の不在が多いように見受けられますが、庁舎内の日常業務に影響
がないかお伺いします。
 また、国・県などの諸団体の役職、職務を受けておられますが、諸団体の数と月に会議など
が何回くらい開催されるかお伺いします。
 次に、教育長にお伺いします。
 将来を担う次世代育成について、教育環境の整備について、このたびの豪雪で小中学校の校
長先生並びに先生方におかれましては、登下校の見守りなど大変御苦労さまでした。
 そこで、臨時休校が2日間でしたが、登下校の安全確保に問題はなかったかお伺いします。
 次に、東急たんばらスキーパークに関して、本市もかかわっておりますが、本市の小中学校
におけるスキー教室の実施状況、また、たんばらスキーパークで実施している学校が何校ある
かお伺いし、私の1回目の質問といたします。明快な御答弁をよろしくお願いいたします。
◇議長(大竹政雄君) 市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいまの大島議員の御質問にお答え申し上げます。
 まず、活力を創造するまちづくりについて、工業基盤の整備について、横塚農工団地の経過
についてでありますが、横塚生品農工地区は、昭和48年に群馬県において農村地域工業等導
入促進法に基づく農村地域工業導入実施計画が策定され、市においても、工業導入を積極的に
推進するため、昭和52年に都市計画法に基づく工業専用地域に指定し、オーダーメード方式
による企業誘致を進めてまいりました。
 現在、地区内には5社が立地しておりますが、これまで、企業の進出を促進するため、固定
資産税の優遇措置を初め、工業立地に伴う緑地や環境施設の面積率を緩和するなど、企業が立
地しやすい環境づくりに努めるとともに、それらの優遇制度や用地の特性を紹介し、誘致活動
を進めてきたところであります。
次に、県道富士山横塚線の経過についてでありますが、平成5年12月県道富士山横塚線バ
イパス完成に伴い、旧道移管の手続につきまして、沼田土木事務所より平成5年6月から、そ
の手続を受け入れると同時に、道路損傷部分の補修などを行っていただいてまいりましたが、
本県道の用地を確定するための境界ぐいの確認作業が予想以上に時間を要し、平成26年3月
に引き渡しを受ける予定でおります。
 次に、横塚農工団地の今後についてでありますが、関越自動車道沼田インターチェンジから
至近で、工場立地法に基づく工場適地であり、地形も平たんな横塚生品農工地区は、県等にお
いても産業用地として紹介をいただいております。
 市においても、職員による企業訪問を行い、横塚生品農工地区への誘致を進めておりますが、
企業等からの問い合わせはあるものの、平成16年に1社が立地して以降、新たな立地には至
っておりません。
 企業が立地する際には、生産活動に使用する水の確保が重要であり、これまでに問い合わせ
をいただいている食品や飲料系の水を大量に使用する企業に限らず、他の業種においても製造
工程において相当量の水を必要とすることから、平成24年度に地質の状況を調査するため、
電気探査業務を実施したところであります。
 企業誘致を推進するためのインフラ整備として、道路とともに水源の確保も重要であり、横
塚生品農工地区への立地を促進するため、工業用水として利用可能な水源の調査を行うととも
に、企業が立地するための環境整備を進めてまいりたいと考えております。
 また、既に立地している企業の経営の安定、事業の継続も重要であり、雇用や事業の拡大を
支援するため、企業ニーズの把握に努めるとともに、県を初め、関係機関と連携し、必要な施
策を講じてまいりたいと考えております。
 次に、災害に強い都市基盤の整備について、安心・安全のまちづくりについて、豪雪の対策
対応についてでありますが、豪雪により災害の恐れがある場合は、沼田市地域防災計画に基づ
き災害の恐れの程度により、災害警戒本部あるいは災害対策本部を設置してその対応に当たる
こととなっております。
 過日の豪雪につきましては、災害の恐れがあることから15日午前6時、市役所内に市長を
本部長とする沼田市災害対策本部を設置し、緊急登庁職員を主体として、徒歩により登庁可能
な職員を動員し体制を整え、避難所開設や除雪隊編成による除雪作業などの実施により、市民
生活の安全確保に取り組んできたところであります。まずは、市民の安全・安心、生命・財産
を守ることを優先に緊急出動態勢や避難所開設準備、高齢者等安全確保対応、除雪作業並びに
排雪場所の確保などに順次取り組んできたところであります。
 以後、沼田市災害対策本部会議を午前8時と午後4時を基本として22回開催し、15日か
ら17日の3日間は24時間体制で本部員等が常駐し、災害の状況把握と迅速な対応に努めて
きたところであります。
 次に、被害状況(農業関係も含む)についてでありますが、人身被害については、14日重
傷者1名、15日軽傷者2名、18日軽傷者1名、28日死者1名となっており、いずれも除
雪作業中の死傷者となっております。建物被害につきましては、建物の一部損壊1棟、床下浸
水2棟の報告があり、屋根やベランダ等の一部損壊及び物置やカーポートの倒壊などについて
は、現在までのところ300件程度の相談が寄せられております。農作物被害につきましては、
被害戸数で約360戸、農業用施設の被害が約1,000棟、被害総額につきましては、施設
と農産物を合わせて約3億4,000万円と推計しております。
 また、豪雪の被害を受けて、台風、地震、ゲリラ豪雨、水害などの各種災害に対する対策と
いたしましては、気象情報等に十分注意しながら防災計画に基づく災害警戒本部や災害対策本
部を設置し、迅速な対応と適切な対策を講じてまいりたいと考えております。
 次に、市長の政治姿勢について、日常の職務と行動について、一日の庁舎外の公用について
でありますが、市長公務の日程調整については、秘書課において市長日程表を作成の上、毎日、
日程打ち合わせを行った上で一日の行動予定を決定しております。
 市長公務として部長会議や部課長会議を初めとする庁内会議、各部との打ち合わせ、さらに
は来庁者との面談など、庁内における公務のほか、県当局との打ち合わせや要望活動、各種団
体などの諸行事に出席している状況であります。
 次に、国、県関連の諸団体に関係する職務についてでありますが、市長であるがゆえの充て
職や、市長会副会長としての充て職、利根沼田広域市町村圏振興整備組合理事長のほか、一部
事務組合や各種団体の役員等に就任しているところであり、群馬県市長会の推薦によるもの1
1団体、市長であるがゆえの兼職が43団体、その他11団体であります。
 また、会議の数でありますが、おおむね月平均で13回ほどであります。
 以上申し上げまして、大島議員の御質問に対する答弁とさせていただきますが、「将来を担
う次世代育成について」は、教育長から答弁申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 教育長。
〔教育長 宇敷重信君登壇〕
◇教育長(宇敷重信君) 大島議員の御質問にお答え申し上げます。
 将来を担う次世代育成について、教育環境の整備について、豪雪後の教育現場での対応につ
いてでありますが、今回の豪雪に際しましては、全市的に通学路等の危険性が大変高いと判断
したため、2月17日月曜日につきましては、教育委員会から全幼稚園・小学校・中学校を休
校とする指示をいたしました。18日火曜日につきましても、17日の状況等から、通学路等
の安全確保が依然不十分と判断したため、全幼稚園・小学校・中学校を休校とする指示をいた
しました。その間、職員は、保護者や地域の方々の協力を得ながら通学路等の安全確保に全力
を挙げました。
 2月19日水曜日以降は、学区により通学路等の状況も違うことから、児童生徒の安全確保
を第一に考え、学校ごとの判断により授業再開や通学路の安全確保のために休校延長の対応を
とりました。
 19日の授業再開のころは、そのままでは安全歩行が十分確保できるか心配な箇所もありま
したので、交通量や雪解けの状況がより安全になるように登校時刻を繰り下げたり下校時刻を
繰り上げたりして調整を行った学校もありました。
 登下校に際しましては、各学校は、教職員が要所要所に立ち、安全指導を行ったり、ある区
間を一緒に歩行したりして安全確保に努めました。また、保護者や地域の方々に児童生徒の歩
行を見守っていただく安全ボランティアとしての御協力も呼びかけ、一層の安全確保を図りま
した。
 また、通学路や校舎の周辺においては、屋根等からの落雪も心配されることから、回避でき
る経路の確保などにも努めたところであります。
 今後は、今まで以上に、保護者や地域の方々との信頼関係を深めるとともに、各学校の危機
管理マニュアル等を見直し、自分で自分を守る意識を高める防災教育の推進を図ってまいりた
いと考えております。
 次に、スキー教室の実施状況についてでありますが、今年度、沼田市立の小中学校でスキー
教室を実施した学校は、小学校4校、中学校2校の計6校でありました。小学校では、5年生
を対象にする学校や4年生から6年生までを対象にする学校などがありました。中学校では1
年生を対象とする学校と1・2年生を対象とする学校でありました。1月下旬から2月の中旬
までの間に実施しており、6校のうち、4校がたんばらスキーパークでの実施でありました。
 いずれの学校も、寒冷地で近くにスキー場がある地域特性を生かし、冬期ならではの運動へ
の興味関心を高め、体力づくりに資することを目的として実施しております。
 地域のスキークラブや保護者の方々などに講師をお世話になり、児童生徒の技能に応じて班
編制を行い、スキーを楽しみながら技術の向上が図れるよう工夫して実施しております。
 また、リフト料金を無料にしていただくなどスキー場の協力もいただきながら実施しており
ます。
 以上申し上げまして、大島議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。
◇1番(大島崇行君) 御答弁いただいたので、再質問をしたいと思います。
 この農工団地の道路の基盤等々の問題は、ずっとこれ質問しているわけでありますけれども、
先ほども市長の答弁の中に道路を含め水等々の問題があるのでこれから準備計画をつくってや
るということでございますけれども、実は19年の議会のときも当時市長はこれらについて、
やはり状況等、私自身が県の土木事務所に行ってお話しする段取りだという答弁でした。また、
20年の3月の議会でも、あくまでも本道が県道ですので、したがいましてこれは県のほうに
要望していくと、これは行政のシステムでやむを得ませんということで、土木事務所の方にそ
れらのことについておつなぎをするという、またこの答弁でした。20年の9月のときも、当
然現道が県道であるからして、やはり群馬県土木事務所にこれらのことについて働きかけをし
てきているという経過がございますということで、全て当時答弁が、県道ですので県土木事務
所に働きかけるというような答弁でございましたけれども、この私の質問の後に県の土木事務
所に何回ぐらい協議に行ったか、また市長も何回ぐらい行ったか、まず1点目、お聞かせくだ
さい。
◇市長(星野已喜雄君) 今議員が何回ぐらい土木事務所に行ったのかというようなことにつ
いては、何回ということをきちんと押さえているわけではございません。ただ、間違いなく言
えることは、私どもも、年間通して下の県民局には、ある意味においては毎月最低1回はお伺
いしております。当然土木事務所長等にはいろいろとお会いをする機会がございますので、そ
うした機会を捉えてはお話をさせていただいてきたという流れがあろうかと思います。
◇1番(大島崇行君) やはりこの農工団地は、地形的からいって、周りの要するに道路の進
入路が狭いから企業等が来ないんではないか、これは一番のネックだと思うわけでございます。
当時、昨年ですか、一昨年、平成23年、私が議長のとき、知事と各市議会議長の意見交換会
の席でも質問をしました。利根沼田広域圏の知事との懇談会の席でも横塚農工団地の進入路の
拡幅について同じ質問をしましたが、当時、県の土木部長の笹森部長が「大島議長、横塚の県
道富士山横塚線は、バイパスが開通したら県道は市に移管するということで念書を交わしてい
ますよ」という答弁でございましたので、ですから当時から質問しておりましたけれども、も
う既に向こうの富士山横塚線は開通しているわけです。だから、市のほうが、逆に市に移管し
ているわけです、あの道は。だから、幾ら私があの道は県道だからあけてくださいよと言って
も、県のほうは、これは市道のほうだから市でやるのが当たり前だというようなことだと思い
ますけれども、この移管するという念書を交わしたのは、市長、御存じですか。
◇市長(星野已喜雄君) それについては、私も承知はしておりました。都市建設部長のほう
から答弁をいたさせます。
◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。
 旧道の引き渡しに関しましては、平成5年9月7日に、県のほうにその旨の書類を提出して
おります。以上です。
◇1番(大島崇行君) ということは、もう既に県のほうは、あの道はもう市道でしてくださ
いよというお願いになっているわけ、移管だから、もうお願いしますよじゃなくて、もう渡し
ましたよということだと思うんですけれども、その辺についてはどうですか。
◇市長(星野已喜雄君) 私ども基礎自治体の立場からいたしますると、できるだけ国や県が
抱えている財産、あるいはまた管理をしているところは、できるだけ国や県のほうで抱えてい
ただいているほうが、管理費や、あるいはまた維持費等に負担がかかりません。そうしたこと
もありながら、やはり当該地区の、実はいろいろと確認をしてみますると、歴史的ないろんな
課題もあったようでございます。したがって、そうしたことの部分を捉まえた形の中で、県の
ほうに対しましては、当然機会あるごとにお願いをする形の中でどういう形の落としどころが
よいのかなというところはいろいろと考えてきたところでございます。
◇1番(大島崇行君) ということは、もう県のほうは、早く受け取って、市に移管したんだ
から責任を持って道路維持管理をしてくれと言っている状況です。それはもう確認書を交わし
ているわけですよね、平成5年かな。でも、私はそのときはまだずっとそんなことを知らない
から、ずっと質問をして、市長も「いや、これは県道ですよ。私が行っていわゆる……」なん
てずっと同じ答弁だった。でも、そのときはもう県とすれば市に移管しているわけですから、
やはりこれは幾らそれは道路管理、県がまだ県道になって、名義上なっていればするかもしれ
ないですけれども、それじゃいつになってもあの道路もあかないし、企業の、さっき水も必要
な企業もあるので今水の調査等々しておりますけれども、ぜひこれは今後もう市道として単独
で道をあけて、あの狭い道路、農工団地を企業が入れるような環境というのですか、整備して
いただければありがたいんですけれども、もう一度お願いいたします。
◇市長(星野已喜雄君) 冒頭の御質問に御答弁させてもらったとおり、平成26年の3月に
引き渡しになります。そうしたことから、一応主体的に私どもが今度は管理運営を進めていか
なければなりません。議員の御質問されている、あるいはまた御意見のことを体しながら対応
を図っていかなければならないと考えております。
◇1番(大島崇行君) ぜひ26年にその方向だということで、聞きますと境界等々の難しい
問題だと思いますけれども、ぜひその辺は骨を折っていただいてやっていただければありがた
いと思います。
 それでは、次の質問に入りたいと思います。
 豪雪の対策について、被害状況について5人の同僚議員がもう既に質問等しておりますので、
大体理解いたしました。一、二点再度聞きたいんですけれども、市長は庁内に、早々、群馬県
でも1番ぐらいだというぐらい自負しておりましたけれども、沼田市災害対策本部を設置した
ということでございました。いろいろの支援金だ、交付金、補助金、減免だとかいろいろ先ほ
ども聞きましたけれども、いろいろの手当てをしたということでございます。やはり復旧は市
の職員が26班で120人体制でやったというんですけれども、これは人の力には限度がござ
いまして、やはり一番のもとは重機等が必要だと思います。対策本部に建設業協会が入ってい
なかったのはいかがかと思いますが、その点についてお伺いします。
◇市長(星野已喜雄君) 災害対策本部に建設業界の方は入っておりません。
 しかしながら、都市建設部長からつぶさに現場の報告があって、そしてその都市建設部長の
報告に基づいていろいろと関係機関にお願いしたり、あるいはまた御指導いただいたりしてく
るという流れがございました。そうした意味で、消防団の団長には入っていただいております。
 今後、議員の御提案されている御趣旨を踏まえながら、そうした民間団体の方々の災害対策
本部にかかわるべく、その団体の方々が、どういう方が沼田市にとってはいいのかというよう
なことも考えながら、組織体系のことについては今後検討を加えて、そして速やかな体制を整
えるべく努力をしてまいりたいというふうに考えております。
◇1番(大島崇行君) 今の部長のほうで対応したという、どこどこがこうだということで、
要するに今回の災害は豪雪なんです、豪雪。これからはいろいろ水害の、台風だとかいろいろ
の災害があると思うんです。豪雪だから、やっぱり重機がなければこの問題は解決しないわけ
ですよね。だから、そういう面においては消防団に手配したと、それはわかりますよ、いろい
ろな面で。でも、やはり豪雪なので建設業協会が一番合っていると、言い方おかしいんですけ
れども、一番いち早く動いてもらえるんじゃないかなと思うわけで、そういう意味で地元の建
設業協会と災害協定を結んでいなかったのがおかしいんではないかなということで質問してい
るわけです。中には各道路道路において除雪の契約を定額で結んでいると思いますけれども、
それではこんなような状況にはなかなか早急に対処できないと思うわけでございます。現に建
設業協会が今何社あって、ピーク時は相当あったらしいですけれども、当時沼田の大きい建設
屋さんが倒産しましたけれども、あそこはみんな重機押さえているんだそうですね、当時は。
ロータリーから、グレーダーから、押しブルからタイヤショベル、みんなあったらしいんです
けれども、豪雪に対しての。今回はその業者もなくなり、そういう面においては、市のほうで
やっぱり協会と1年に何度でもいいですから話し合って、今協会にはどのくらいの重機があっ
て、人数があって、オペレーターだって必要ですよね。そういう面をやっぱり知っておくべき
であったと思いますけれども、その辺についてどうお考えですか、お聞かせください。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時58分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 大島議員の再質問にお答えをしたいと思います。
 今回の豪雪に際して、先週も同僚議員に御答弁させてもらったとおり、建設業界の皆様方に
は大変お世話になりました。また、建設業界の方々には委託事業、それから直営はもちろん当
然市が。市の職員の除雪隊の関係とおおむね3つの流れの中で対応を図ってきた経過がござい
ます。もちろん多くの市民の方々に大変お世話になったこと、この場をかりて感謝と御礼を申
し上げたいと思います。
 なお、重機等の台数等についての御質問があったかと思いますので、その関係等については
都市建設部長のほうから答弁をいたさせますので、よろしくお願いしたいと思います。
◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。
 今回の大雪に際しまして、多くの業者の皆様に迅速な対応、また大変な努力をいただきまし
て感謝申し上げます。
 それでは、質問のほうの話ですけれども、群馬県建設業協会沼田支部に加盟されています正
会員は沼田支部の場合23名で、そのうち沼田市に住所がありますものは12社でございます。
準会員につきましては、24社中4社でございます。また、重機につきましては、除雪作業等
で会社が所有しているものやリースで行っている場合も多々ありますので、実数について把握
することは難しい状況にあります。よろしくお願いいたします。
◇1番(大島崇行君) ありがとうございます。当時、今から十数年前に、絶頂期のころ、バ
ブルの前ですか、その当時は、平成13年ごろ、沼田支部も相当今言った数の倍ぐらいは恐ら
く会社があったわけでございます。その当時は建設業協会も市から大分公共事業等々をいただ
いておるので、話を聞けば、冬の除雪ぐらいはサービスでやるんですよ、安い料金だけれども
ということで、そういう経過でずっと来たわけですよね。議長も昔は建設をやったし、私もや
っていましたけれども、その当時は私も重機を持っていました。それから、だんだんこういう
御時世になって、企業も少なくなり、仕事も少なくなって、今度はアベノミクス等でこれから
事業のほうも出てくるかと思いますけれども、実際問題、建設業協会は群馬県でも沼田市ぐら
いじゃないかというんですけれども、協定を結んでいない市が、やはりそれぞれの市はそれな
りに対応しているんじゃないかなと思うわけでございます。やはりさっきも、何度も言うよう
ですけれども、そういう重機等々の把握をしておかないと、いざというときに復旧だ、復興だ
というときに役に立たないわけでございます。皆さんの一人一人の手の力も、市民の力も大事
でございますけれども、やはり頼るのは重機だということを認識していただいて、もう一度、
今後、それと先日の同僚議員の質問の中で、市長が各地区に除雪機も置くと、配置するんだと
いう答弁がありましたけれども、一体どのくらいの程度の除雪機を置くのか、それもお聞きし
ますので、よろしくお願いします。
◇市長(星野已喜雄君) 2つ御質問があったかと思います。前段のことについては、いろい
ろと担当部局をして当該団体との接触を図ってきちんとした対応に処してまいりたいと思って
おります。
 また、後段については、おおむね新年度に向かっての予算になると思うんです。つまり新年
度ということになりますると平成27年度を指しているわけなんですけれども、そうした中で、
当然シーズンは間違いなく今年の12月、来年の1月になるので、場合によればその前段の状
況の中でいろいろと考えていく必要があるんじゃないかと思います。つまり次の冬に備えなけ
ればならないと。現在提案している中には議員が御指摘されている内容については触れており
ませんので、結局そうなりますとしかるべき議会のときに改めて提案をするというようなこと
になろうかと思います。そのときに、じゃ具体的にどういうふうに考えているのかということ
になるんですが、御案内のとおり、今沼田市はおおむね81区あります。そうした中で、当然
区行政が年度末と年度初めに総会が持たれるんではないかと思うんです。そうすると、当然そ
こで区長さん等々の連携の中で、少なくとも区にしかるべき、言うなれば、具体的になると1
台ということが当然考えられるんですけれども、そうするとその時点でもって必然的にその運
営管理というものが出てくるので、言うなればいざ一朝有事のときにじゃどうしたらいいのか
ということの危機管理の意識も高まってくるんじゃないかというふうに思っておりますので、
まずは区に1台ほど手配をしていくということが考えられるのかなというふうに思っておりま
す。したがって、今後の課題となりますが、できるだけ次の冬に備えた形の中で対応をしてい
かなければならないのではないかと、こういうふうに考えておりますが。
◇1番(大島崇行君) 27年度に向けて除雪機のほうを考えるということで、81地区あっ
て、地区に1つずつだということでございますけれども、除雪機も30万円から何百万円まで
ありますので、どの程度の規模等とかあるか知りませんけれども、その前に27年度というと
また1年あるので、またこういう豪雪があるかもわかりません。今回だって120年の中に、
記録になかったんですけれども、来年あるかもわかりません。
 それと、災害本部を設けたということでございますけれども、この本庁舎でやったというこ
とですけれども、雪だからいいんですけれども、これ豪雪の中で例えば地震等が、またこの間
のが来れば、これはえらい騒ぎになるので、災害本部の設置場所も今後考えたほうがいいんじ
ゃないかなと思うわけでございます。
 81地区にどの程度の除雪機を置くんだかわかりませんけれども、そういう118年ぶりか
120年ぶりにこういうことがあったという、それは観測史上の中ですけれども、今後200
年先になるかわかりませんけれども、その上においては、そこですぐそういうので買うんだじ
ゃなくて、やはり地域の建設業協会とよく手を結んで1年に1度でも2度でもいいからお話を
して、今あそこのA社には、さっきも言いましたけれども、グレーダーがあるとか、ロータリ
ーがあるとか、そういうのを把握しておいて、いざというときにはやっぱり限られている、ど
こが優先的に除雪をやるのかというようなことをやっぱり検討すべきだと思います。
 この間の質問の中にも、病院の話、病人の話等々も出ましたけれども、そういう危機管理の
面においても、ぜひこの辺は市長、もう一度よくその辺を考えていただいて、今後近いうちに
建設業協会と手を結んで、協定を結んで、市民が安心・安全で住めるようにしたいと思います
ので、その点をもう一回お聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) まず、地域の関係は、やっぱりそれほど大きなものは提案ができな
いと思います。小型のものになろうかと思います。どちらかというと生活密着型で歩道等が中
心になっていくんではないかと思っております。
 後段の関係は、まさに大島議員が御指摘されておられますように、その業界の持っている、
重機の持っている存在は非常に高いものがあって、私もその力というのはよく承知しているつ
もりでございます。したがって、きちんと先ほど申し上げましたように担当部局をして、そし
て当該団体といろいろと連携をして、議員がいろいろと提案されているようなことについて論
議を深めていくということについては全く同感でございますので、そういう対応を図らせてい
ただくつもりでございます。
(休憩を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午後1時08分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時08分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
    ─────────────────────────────
◇総務部長(飯田敏夫君) お答え申し上げます。
 前橋・高崎等について、特に協定という形ではなくて、太田の場合は特にもう業界では整理
し切れないんで、個々の業者さんとやっているというようなことの情報は得ているところでご
ざいます。以上です。
◇1番(大島崇行君) 個々というと、それぞれの立場で契約等を結ぶんだと思いますけれど
も、私の言いたいのは、協会と結べば、協会だって、じゃあボランティアでやるよというよう
な話になると思うんです。だから、そういう面で私はあえてここで聞いたわけでございます。
 それと、一つこれ例なんですけれども、池田の発知新田で地域の人たちが15日の夜に集ま
って、このままじゃもう大変だよということで、そういう地域には一人ぐらいボスがいまして、
区の役員等々の人で集まって、じゃあ、おまえはトラクターがあるから持ってこい、おまえは
じゃあ重機あるから持ってこいとか、じゃあ俺が油出すよということで、何だか一日ちょっと
で発知新田はきれいに除雪したそうです。あそこは公民館も学校も2つありますし、そういう
意味においては幼稚園もありますし、次の登校、十分にできたという話もありました。
 やはりこういう災害等々は、皆地域の方がそれぞれ一致団結してやるということが今後人づ
くりはまちづくりにつながるようなわけでございますので、ぜひそういう面においては、危機
管理の面において、市のほうもやはりやることはしっかりやって、安心して住めるまちづくり
にしたいと思いますので、もう一遍だけ、今の件に関して市長はどうお考えかお伺いします。
◇市長(星野已喜雄君) ただいま大島議員から発知新田の皆様方の自発的な行動の御紹介が
ございまして、その経過について心から敬意を表する次第でございます。やはりみずからの地
域はみずからで守るという自助、共助、公助の理念が発知新田町の皆様方にきちんとあったと
いう一つの証左ではないかというふうに思っております。実際問題として、発知新田のみなら
ず、他の地域でもそういったこともいろいろと承っているところでございます。したがいまし
て、この区長会等の事務局は総務課が握っているわけでございますけれども、総務部の範疇に
総務課もあれば防災の課もあるというようなことから、そうしたことの地域のいわゆる自主的
な動き、こういったものをきちんと対応ができるようなそういったことについても、今後きち
んとした整理をしていく必要があるんじゃないかというふうに思っておりますので、よろしく
御指導のほどお願いしたいと思います。
◇1番(大島崇行君) ぜひ前向きの姿勢で臨んでいただくようにお願いする次第でございま
す。
 それでは、次に市長の政治姿勢についてお伺いしますけれども、きょう皆さん議員はそれぞ
れ議場、バッジをつけておりますけれども、先般の定例会のときも、市長、きょうはバッジつ
けてないんですけれども、その辺は本会議なんですけれども、どういうふうにお考えですか。
◇市長(星野已喜雄君) これは、バッジの関係等については、別に意識をしておりません。
したがって、きょうはつけておりませんけれども、決してそうした意識を持っているわけでは
ありません。全国市長会等に行けばバッジをつけていない市長も随分おられます。
◇1番(大島崇行君) 議員は議場に入ればバッジをつけるという規則になっているので聞い
たわけですけれども、一応市長ですから、顔見ればわかりますけれども、一応定例会の本会議
ですから、せめてバッジだけはちゃんとつけていただいて、きょうの本会議に大島のやろうが
どんな質問するかぐらいで気を引き締めてバッジつけて来てもらいたいわけです。それであえ
て聞いたわけです。職員の方はみんな市のバッジをつけていますよね。そういう面で市長は別
につけたからどうのこうのという気はないと言っていましたけれども、そうじゃなくて市の定
例会の、沼田市の本会議だから市長としてバッジをつけるのは私は当然だと思うので聞いたん
です。その辺、もう一回。
◇市長(星野已喜雄君) 御指摘をされましたので、今後注意をしてまいりたいというふうに
思っております。
◇1番(大島崇行君) よろしくお願いします。
 一昨年、公用車等を入れましたけれども、市長、大分よその団体の役職、充て職が11、そ
の他43、その他11団体ということで、月に13回ぐらい会議もしているというお話でござ
います。昨年同僚議員が慶事の関係、弔慰の関係で百十数回弔慰出ているということでござい
ますけれども、そのほかに慶事関係でいろいろなお祝いだとか、いろいろな総会だとか、これ
は市ですよ、いろいろ出ていると思うんですけれども、そうするとやっぱり体幾つあっても、
ほとんど市長が出てくれますよね、副市長が出ないで。ほとんど市長が出ているんですけれど
も、その辺はどういう、体が1つしかないんだから、その辺どう思っていますか、市長。
◇市長(星野已喜雄君) 私どもは、日程の中で出席ができるところには可能な限り出席をし
ております。したがいまして、出席がかなわない場合は副市長が代行で出ております。もちろ
ん当然、白沢、利根のほうについての場合は振興局長が出ると。また、副市長等がいろんなま
た諸行事があれば、当然担当部長が出るというようなそういうことで、できるだけ私が出ると
いうふうに努めてまいりました。
◇1番(大島崇行君) 市長の考えることですので、性格からいっても、どんな小さな団体で
も、どんな小さな集会でも出ているんですけれども、それは気持ちわかりますけれども、たし
か公用車も入れかえたと思いますけれども、現在、どのくらい公用車走っていますか、距離数。
わかりますか。
(休憩を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午後1時15分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時18分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
    ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 総務部長から答弁をいたさせます。
◇総務部長(飯田敏夫君) 命によりお答えします。
 現在の車は、平成24年10月から使用しておりますが、昨日現在で4万77キロでござい
ます。以上です。
◇1番(大島崇行君) 4万キロということですけれども、1年と4カ月くらいですね。そう
すると、大体割ると1日90キロぐらい走っている計算だと思うんですけれども。市長のキャ
ッチフレーズは「走る地方行政」というんですから90キロ走ってもいいと思いますけれども、
ちょっとその辺で、よく前橋だとか市長行きますけれども、市の仕事で行くんならいいんです
けれども、県の出先機関の園芸協会だ県土連だといろいろやっていますけれども、そういう会
議は向こうの先方さんからここに車が「どうぞ」なんて迎えに来るんですか。そうじゃなくて、
市長のほうからアップル号で行くとか、自分の車で行くとか、さもなきゃ公用車で行くのか、
その点お聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) 公用車を使うことが多々あります。もちろん当然個々の場合もあり
ますが、公用車で行っております。これは、かねてもこういった御質問があったときに、公務
全体の流れの中で判断をしてまいりました。というのは、当然、言えば、それが県庁が大体中
心なんです。当然そこに行ったときに必要があれば、それぞれの部長に会ったり、必要があれ
ばそれぞれの課長に会ったりしたというようなことの中で、できるだけそうした意味では効率
的な対応をしてきたつもりでございます。
◇1番(大島崇行君) 行けば、せっかく行くんだから、市の関係した仕事だとか話し合いも
してくるんだと思いますけれども、意外にそればかりじゃないような、私は私なりに判断して
いるんですけれども。そういうようなことがありますから、前橋までといえばやはり往復とい
うと四、五十キロになりますけれども、もっとなるか、70キロか80キロぐらいになります
けれども、高速道路もありますし、燃料もかかわるわけでございますので、ぜひそれはいろい
ろの関係等、市の関係にもあわせて市長の現在ある立場も、市に有利なこともあると思います
ので、ぜひはっきりその辺は分けたほうがいいんじゃないかなと思いますよね。きょうは公用
の用がなければ、やはりそれなりに向こうの事務局から車で迎えに来てもらうとか、やはり市
長運転して行くんでは心配ですから、そのような配慮が必要じゃないかなと思ったのでお聞き
したわけでございますけれども、その辺はできないものかどうか、もう一度お聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) まさに状況判断によるかと思います。繰り返し申し上げたいと思い
ますが、今次の災害対策等についても、県のほうに陳情要請に行くのにも、立場がいろいろあ
る中の場合もありました。しかし、行ったときに、いつも申し上げておりますが、必ず沼田市
に有利になるよう、そういうようなことについて、それぞれのセクションにいろいろと相談し
たり、あるいはまたお願いもしてきたりしております。したがいまして、今議員がおっしゃっ
ていることについては、それぞれの対応の中で状況を見定めて、そして失礼のないように対応
を図っていく必要があるのではないかと、こういうふうに考えております。
◇1番(大島崇行君) ぜひ、燃料代も、車を使うのも、やはり市の税金から出ておりますの
で、その辺十分検討していただきたいと思います。
 それと、全国都市問題会議というのがあるんです。これは市長会が主催でやっているんです
けれども、昨年も大分のほうであったんですけれども、10、11が当日の会議なんですよね、
大分で、全国都市問題会議。その前が盛岡でやりました。その席に市長は、今年度に関しては
特に都市問題会議、九州の大分でやったんですけれども、10日の日はもういなかったですね。
沼田に来て花火の反省会があったわけです。それと、わざわざ前の日に、9日だか8日だか知
りませんけれども、大分まで行ったのが実費で行ったんだか公費で行ったのだかいいんですけ
れども、それは都市問題会議で行ったんだったら10、11に本来ならいなけりゃおかしいの
で、その旅費は結局自腹で行ったのか、公費で出たのか、その辺をちょっとお聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) 公費で出ていると思います。
◇1番(大島崇行君) じゃ、8日だか9日、目的は何があったんですか。
◇市長(星野已喜雄君) 前の日に市長会の会議が持たれております。これは市長会長のほう
が事務局を持っておりますから、確認をしていただければわかることだと思います。
◇1番(大島崇行君) じゃ、前の日にそういう重要な市長の会議があって、全国ですよね、
全国の市長会の打ち合わせがあったと。
◇市長(星野已喜雄君) 群馬県の12市のです。
◇1番(大島崇行君) 大分でね。はい、わかりました。それなら結構です。
 今回、次の質問は、市長の名誉のこともありますので、私はこの問題は、これから質問する
問題は、私の腹の中にしまっておこうかなと思ったんです。というのは、今回3期でよすんな
らまあいいやなと思っていたんです。そうしたら、市長が4期を目指してまた出馬するという
ことで、これは市長の政治姿勢にかかわる問題なので私も胸の内にしまっておこうと思ったん
です。でも、また出るということで、これじゃ一市民としても心配なのであえて質問しますけ
れども、よろしいですかね。はい。
 それで、24年の話なんですけれども、私も議長という立場で市長とある保育園の竣工式に
呼ばれました。その席で私も事務局からお金を預かって、市長もどうせ預かってきたと思うん
ですけれども、提出したら受け取らなかったんですよね。そのとき県議も同席したもので、ほ
かの議員もいましたけれども、みんなお祝いは受け取らないということで、私はそのお金を次
の日に事務局へ返したわけです。市長も当然返しているのかなと思って、まあそれはそれでい
いんですけれども、たまたまインターネットで交際費、市長、議長を見たんです。そうしたら、
なぜか市長のほうは祝い金が出ているんですね、5,000円なんて。議長は出ていないんで
すね、返したから出ていないんですけど。このお金はどうなったのか、わかりますか。
(休憩を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午後1時26分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時30分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
    ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) ただいまの御質疑にお答えをしたいと思います。
 一応、その後の祝賀会が某ホテルじゃありませんね、しかるべき会場であって、そのときに
お渡しをしているということになっております。
◇1番(大島崇行君) 私もその後出ているんです、その祝賀会に。出したんです。また返さ
れたんです。この保育園の方にも何度か確認をしたんですけれども、誰からもお金はいただい
ていないと。これは確約をとっているんです。ただ、その後祝賀会ありましたよ。私も出てご
ちそうになったから。それで、また、悪いから1週間後に行ったんだから。あんなごちそうに
なってただというわけにいかないんだ、私は、これ公費だからぜひ受け取ってくださいよと渡
したの。それだって受け取らないの。それは、きょう同僚議員いるから1人、野村議員ですけ
ど、一緒に行ったんです、たまたま恵保育園、孫がいるというので。そのときもはっきり誰か
らも受け取っていませんという返事でした。もう一度お願いします。
◇市長(星野已喜雄君) 一応、私どもが今捉まえている範囲ではそういったお答えになって
おります。それは、またしっかりと確認をしなければならないことかと思っておりますが、一
応私どももそうしたことについては厳正にやってきたつもりでございますので、しっかりとま
た確認をしてみたいと思います。
◇1番(大島崇行君) そうやってしっかりやってきたというのなら、まだ市長、あるんです、
まだ。どうします。聞いていいですか。じゃあ、これも言いますよ。これも24年の話なんで
す。
 9月26日、池田地区の運動会、それから薄根地区の運動会、これも祝い金が2,000円
ずつ、私も預かっている、市長も預かっている、多分。どっちかの会場か忘れませんでしたけ
れども、私が2,000円出したら、「あれ、議長ね、おかたくお金持ってきたんかい」「い
や、これは公費ですよ」と。「市長、挨拶だけして帰っちゃったよ」という話なんですよね。
だから、その辺もだからこれしかるところに行って見れば出ていると思いますよ。市長の名前
載っていない。その辺はどうですか。一番上に県議の名前2,000円、大島議長2,000
円、津久井教育長2,000円、体協2,000円、市長の名前載っていないんですよ、これ。
このお金は、じゃどういうことなのか。だけれども、この交際費を見れば、市長の交際費、ち
ゃんと59回薄根地区運動会、池田地区運動会、2,000円、2,000円と出ている。行
く先に出ていないのは、これどうなんですか。お聞きします。
◇市長(星野已喜雄君) 私どもは、行った際には必ず出していると思います。それも、もし
そうであるとすれば、しっかりと確認をしたいと思っております。
◇1番(大島崇行君) じゃあ、しかるべき、調べて返答するということですか。
◇市長(星野已喜雄君) いずれにしても、内容を確認させていただきたいと思います。
◇1番(大島崇行君) 内容というのは、だから運動会に預かったお金を持っていった内容な
んです。別に急に言われて行った話でもない。毎年これはずっと出ていますよ。私が心配なの
は、10月の竣工式でそういうことがあって、9月の運動会2つそういうことで、本当にみみ
っちい金ですよ。だけれども、この金は市民の血税を使って出している金だから、あえて私は
この質問をする。市長の名誉のことがあったから、私は胸の内にしまっておきたかった。だけ
れども、また今度は出るというから、それじゃこれは心配だからということで、私はあえてで
すよ。バッジつけてこの議場でやっているわけですよ。うそじゃない話だ。堂々と言っている
ということは、証拠が残っているから私は言っているんです。その辺をもう一度よく考えてく
ださい。
◇市長(星野已喜雄君) しっかりと確認をしてまいりたいと思います。
◇1番(大島崇行君) じゃ、後日この辺は確認して、どういう答えを出していただけるのか。
24年のことですので、変な意味、直すとかそういうわけにはいかないと思いますので、その
点は十分認識してもらいたいと思いますので、もう一度言いますけれども、血税を使っておる
ので、今後こういうことのわけわからなくなっちゃったじゃ困るので、やっぱりさっき言うい
ろいろの市長忙しいから、あっちの会議だ、こっちの大会だ何だとのいっぱいあるから、お金
出すほうも、秘書課だか何だか、秘書課か、市長は、秘書課はちゃんとチェックをして、私は
議会のほうできのうの領収書くださいとか、きのう行ったのはどうですかと、みんなそういう
報告していますよ。やっぱり市長も、その辺はやっぱり今後、忘れたこともあるかもしれませ
ん。でも、血税ですので、その辺は忘れないようにお願いしたいと思います。この問題はこの
くらいにして、次に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次は教育委員会への質問ですけれども、先ほど19日、私はちょっと早い登校じゃなかった
かなと思うわけでございますけれども、校長はそれなりにいろいろの地域を見て、安全で大丈
夫だったからと判断して2日間臨時休校で登校させたんだと思いますけれども、もう一度確認
しますけれども、安全対策は大丈夫だったんですか。
◇教育長(宇敷重信君) 大島議員の再質問にお答え申し上げます。
 最初の2日間につきましては、特に歩道の関係ですが、これはまだまだ安全面が不十分であ
るという判断で教育委員会から休校という措置をとりました。3日目、水曜日になりますけれ
ども、これは地理的条件が、学校が22校ありますので随分異なっておったり、また通学路に
つきましても、交通量の激しいところ、それから意外とそうでないところ、また除雪の状況も
地域によって同じではございませんでしたので、各学校で慎重に判断をするように、そのよう
にしました。
 その結果、市内の幼・小・中、その子供たちが4,400人強おるわけですけれども、校長、
それから園長の慎重な判断によりまして、雪による事故、雪によるけがはゼロという、本当に
大変な中だったんですけれども、地域の方々、PTAの方々による多大なる御尽力によりまし
て安全確保ができました。
 教育委員会としては、本当に祈るような気持ちで過ごしたわけですけれども、校長、園長の
適切な判断で安全確保が図れたとそのように認識をしております。以上でございます。
◇1番(大島崇行君) 先生を含めて4,400人の安心・安全を守ったということです。た
またま事故がなかったので、全部歩道ができていなかった、だから中に車道を歩いて、転がっ
て、雪ですから車が来てスリップして事故があったと、そういうときはもう大変なことなので、
すぐそこで臨時で2日間休みましたけれども、土日にずらしてもう2日ぐらい確保してからや
る方法もあったんじゃないのかなと思うんですけれども、その辺はどうですか。
◇教育長(宇敷重信君) 安全面につきましては、これで十分というのは、かなりこれはハー
ドルが高いことでして、危険を冒してということではなくて、一定の安全確保が歩道等につい
て図れたと。今度は指導の問題になると思うんです。家庭とよく連携をとって、家庭ではこう
いう安全面について、特に歩き方、ふだんと違う危険があるから、こういった歩き方をしなさ
いというのは、家庭は家庭として指導すると。学校は学校としてしっかりした安全指導をする
と。そういった地域の方々等にお世話になって、一定の歩道の確保なり、迂回路、危険な道は、
そこは通らないで、距離は遠くなるんですけれども、回り道をして通るような指導、それから
教職員による要所要所の見守り、PTAによる見守り、地域の方々による見守り、そういった
除雪等の物理的な面と大人による見守りと、それから安全教育、危険回避の指導、その3つが
相まって安全確保が図られると。先ほども申し上げたんですけれども、校長も教育委員会も本
当に祈るような気持ちで子供たちを出して、きょうから1時間おくれで授業を行う、あるいは
きょうは1時間早くおしまいにするから、車にこういった面で気をつけて帰りなさいという指
導をして帰す、そういったことで確保を図ってきました。以上でございます。
◇1番(大島崇行君) 教育長も祈る気持ちでやったということでございます。事故がなくて
よかったかなと思うわけでございますけれども、これを教訓にして、今後はまたこういうこと
もあり得るので、十分御配慮していただいて、事故がなかったからおかげさまでよかったんで
すけれども、うちなんかも孫がいますので、特に沼須のところは危ないので、上沼須のところ
なんか、そういう面であえて質問したわけでございます。
 それと、関越道もストップ、食材の流通等々もなかなかなかったんですけれども、それが2
日、あしたから学校だよというので、中には夕方連絡があったと。給食がないので弁当をお持
ちで来いという指示が出たらしいんですけれども、それはそれでいいんですけれども、できれ
ば、それはみんな家庭にはおにぎりぐらいでいいと書いてあったらしいんです、おにぎり等で
いいんですけれども、やっぱり子供とすれば、弁当持ちで来いと言えば、それなりのおかずだ
とかいろいろ子供だから考えますよね。我々大人なら弁当持ち「あいよっ」というので、おに
ぎりで来いと言ったらおにぎりで来ますよ。子供はそうはいかない。だから、その辺もちょっ
と早く、午前中で終わりにしてもいいわけです。それで次にまた午後、様子見て弁当持ちにす
るとか。その辺もちょっと配慮が足りなかったんかなと思うんです。その辺についてはどうお
考えですか。
◇教育長(宇敷重信君) 議員おっしゃるとおり、子供ですから、やはりきちんとしたお母さ
んがつくってくれたきれいなお弁当がこれはよろしいわけで、そこで本当に簡単なおにぎり等
になった子供もいるかと思うんですけれども、これは、学校として、給食はないけれども、ぜ
ひとも5時間目まではやりたいと。午後1時間授業をどうしても確保したいと。1時間でも余
計子供たちに勉強を教えたいと、そういったこととお弁当のことが拮抗していたと思うんです。
午前中で子供の給食、昼食のことを考えると帰す、これはやはり簡単なおにぎり等であっても、
1時間余計勉強を教えるほうがこれは価値があるという判断を学校として校長を中心に行った
んだと思います。それにつきましては、判断の問題であるかなと。心を痛めながら子供たちに
簡単でいいんだよ、おにぎりでもいいんだよ、家庭に通知も出したかもしれません。そういっ
たふうに教育委員会としては捉えております。以上でございます。
◇1番(大島崇行君) 教育長も難しい答弁ですね、判断の上だということでございますけれ
ども。次の土日でも、やり方によってはできるんじゃないかなということで言っているわけで
ございます。
 そうすると、やっぱり今後、この地域、この地方、前は夏休みが短くて冬休みが長かったで
すね、前は。それがこの間の教育長から変わって都市部と合わせるということですけれども、
環境面を考えると、やっぱり冬はこういうことがあるんだよということで、冬休みがよそと違
う、それはしようがないと思うんです。そうすれば、変な話、燃料だって大分違いますよね。
そういうことですよね。だから、その点もいろいろ考えるとやはり出てくるかと思います。弊
害も出てくるかもしれませんけれども、そういう面においては、できる限りそういう子供、あ
とは保護者に迷惑のかからないような教育方針というのですか、迷惑かどうかはわかりません
けれども、そういうような方針にしていただきたいと思います。
 そういう面では、学校の先生も、きのう安全・安心のパトロールということでうちの近くで
も話があったんですけれども、ある人からこういう話があった。今までここに来るのにこっち
側、右側のほうを歩いてきたのに、なぜか雪のとき左側を歩かせていた。あれはどういうんで
すかなんて言われたんですけれども、それは学校の手配。学校がそっちにうちがあるので、雪
崩、雪が落っこちて危険だからあえて向こうを歩かせた。これはそういうことを考えると、市
の教育長のあれがいかに各学校に徹底して言ってあるなと、褒めているんですけど、いいなと
思ったわけです。だから、そういうことを考えると、やっぱり地域の人にお世話になったり、
学校と子供と一体でございますので、ぜひそういうことでいいあれをしてもらいたいと思いま
すので、今回の雪害に関しても、いい参考にしてもらえばありがたいと思うので、よろしくも
う一言、じゃ今のことに関して。
◇教育長(宇敷重信君) 再質問にお答え申し上げます。
 議員からお褒めの言葉をいただいたと受け取らせていただきましたけれども、本当に地域の
方々が本気になって、それから市役所の職員、自分のところ、教育委員会の職員も市役所の職
員と一緒ですから、一生懸命に除雪、歩道確保に取り組んでいただいたおかげで安全確保が図
れたと。今後、ますます地域との信頼関係、連携体制を整えて子供たちを守って、いい育ちが
できるようにしっかりと取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。
◇1番(大島崇行君) それでは、次は玉原のスキー関係でちょっとお聞きします。
 先日、ソチのオリンピックがあって、国民がそれぞれ寝不足でみんな応援したと思いますけ
れども、8個日本がメダルをとったということでございますけれども、スケートは1個だけな
んですよね。7個がスキー関係、ジャンプだとかボードなんです。
 玉原、大変いいスキー場が沼田にあるわけです。第三セクター等々、沼田もかかわっている
わけでございますけれども、ちょっと聞いたらスキー教室をやっている学校は何か4校らしい
んです。小学校が4校で中学校が2校ということでございますけれども、そのほかのスキー場
に2校、スキー教室行っているわけですけれども、やはりそういうのを考えると、玉原がせっ
かくあれだけすばらしいスキー場があるわけでございます。
 それと、玉原は本市に関しても、相当毎年数百万円の寄附をいただいているし、あと市役所
の封筒、大きい封筒から小さい封筒まで、下に玉原高原なんていうコマーシャル入りで、それ
も何か聞くところによると80万円ぐらいかかるらしいんですけれども、そうやって沼田市に
関して逆にいろいろな面で世話しているわけなんです。
 やっぱりスキー教室でどうのこうのと言うのじゃないんですけれども、私はスキー教室をや
ることによって、冬の子供たちに対しての体力増進ですか。やっぱりスキーに関して、今後、
この玉原のスキーをやっていずれオリンピック選手が出る可能性もあるわけです。そういう面
においては、せっかくこんなすばらしいスキー場を持っていて、スキー教室をやらないのもそ
れは学校のいろいろな方針があるかもしれません。その子供たちが仮に大きくなって、「おま
えは沼田出身だもの、いいスキー場あるのだからスキーぐらいできるんだんべ」、「いや、ス
キーなんかしたことねえよ」なんていうんじゃ、これは寂しい話だと、非常に。だから、そう
いう面を含めて、冬の体力増進のためにも、スキー教室を開催、全校したらどうですか。
◇教育長(宇敷重信君) かつては、かなりのといいますかほとんどの学校でスキー教室を行
っていました。私が勤めたことのある学校ではほとんどやっておりました。私も何度も引率、
指導したわけなんですけれども、平成14年の4月1日施行の学習指導要領、改訂があったわ
けなんですけれども、そこで年間の授業時間が70時間も減ったんです。減になったんです。
それに伴って限られた時間の中で各学校が教育計画、教育課程というふうに呼んでいるんです
けれども、その教育課程を編成する過程で学校行事等をかなり精選をしてまいりました。スキ
ー教室の実施校が減少した一つの原因であると、そのように捉えております。
 今は、最初の答弁で申し上げましたとおり、実施校が6校です。小学校が4校、中学校が2
校なんですけれども、スキー教室というよりも、スキー自体が本当に沼田市の学校にとっては
地の利を生かしたとても価値ある教育活動だと教育委員会も認識しております。これは、周り
の山は本当に銀世界で、その中で近場にスキー場がある。そして、将来にわたって、例えば沼
田、あそこは群馬県の北で雪が降るんだよねという話になったとします。そうすると、それじ
ゃあ君はスキーによく行ったんかいといったような話になると思うんです、大人になってから。
そういった意味でも、議員おっしゃるとおりであると思います。
 大変価値ある教育活動だと認識しておるんですけれども、ただ先ほど申し上げましたように
限られた時間の中でできるだけ価値ある活動を子供たちに学校は提供していくわけなんです。
教育的に価値ある活動というのはたくさんあるわけです。多種多様でたくさんございます。そ
の中で学校が、よし、この教育活動、この教育活動と選んでいるわけです。例えば学校行事の
関係で言いますと、例えば運動会もそうです。マラソン大会、学校によっては水泳大会、いろ
いろ体育関係でも各種多様なんです。それから、芸術文化関係におきましても、例えば親子演
劇鑑賞、芸術鑑賞教室であるとか、そういったやりたい価値ある活動はたくさんあるんです。
ただ、その限られた時間の中で最も自分の学校によかれと思うものを学校は選択しております
ので、その結果が現状であるということです。
 スキー教室で沼田の子供たちが地元のスキー場でというのは、本当に価値ある大事なことな
んですけれども、先ほど申し上げましたような教育課程の問題がございますので、校長に、教
育課程の編成というのは法令で各学校が編成するというそういうことになっていますので、教
育委員会としては、校長の選択、判断、これを十分尊重していきたいと思っております。
 それから、校長会等で、やはりこういった地の利を生かした、沼田市の地域特性を生かした
活動の価値については校長も全員承知していると思うんですけれども、改めて確認していきた
いと、そのように考えております。以上です。
◇1番(大島崇行君) 平成14年から授業時間が70時間短縮ということで、価値ある授業
ということで、活動ということで説明がありましたけれども、私はこのスキーに関しては、一
番価値がある。あるんだから、スキー場が。現に、よそは、前橋だとか藤岡、安中は来ている。
時間かけて、バスに乗って、吾妻のほうからも来てくれている。だから、そこはそこで価値が
あると思って来ていると思うんです。だから、ここは目の前にあるんだから、これは価値があ
ると思うんです。目の前の宝だよ、これは。だから、そういうことをもう一回よく教育長考え
てしたほうがいいと思う。
 それで、私も玉原に行って、支配人に会っていろいろ聞いた。そうしたら、「支配人、いろ
いろな面で安くならないんですか」と言ったら、普通は3,000円だか4,000円するリ
フト、ただなんて、「そんなの最初からリフトはもう市内の、沼田市の学校が使うなら無料で
いいんですよ」と、できているんですよね。それで、ウエアだって今レンタルですから、裸で
行ってスキーから何からみんなそろえても、普通だと1万円ぐらいになっちゃうんだよね。だ
けれども、近くにあるんですけれども、沼田市の子供が使う場合は全てして2,500円。グ
ローブから、ゴーグルから、帽子から、もうスキーの板からウエア、全部。だから裸で行けば
2,500円でできるんですよね。レンタルの関係で玉原は250人分ぐらい用意してあるん
だそうです。その中で、ただ、食事はジュースつきでカレーを食べていただければありがたい
なんていう話もいろいろとありましたけれども、そういう面においてスキー場も子供たち、幼
稚園生もキッズクラブなんていう場所があるんです、ゾーンが。そこででも、できているので、
今後、もう一度、それで教育委員会にもパンフレットが行っているそうでございます。行って
いるわけです、これが、安い。だから、もう一度よく検討して、教育長は価値ある活動という
ことで、もう一度認識を考え直して、地元にあれだけのいいスキー場があるんですから、そう
いう面ではやっぱり価値あるものだと思って教育活動に取り入れれば、やはり沼田も世話にな
っているし、玉原にも世話になっている。玉原は、さっき除雪の関係で言い忘れましたけれど
も、玉原にはすばらしいロータリーのでかい重機があるんです。玉原だって、あれ市が行って
貸してくれないかと言えば、スキー場のさあっとおりてくるだけで1回か2回かけば終わっち
ゃうんだから。その機械を今回の豪雪だって借りられたんです。持ちつ持たれつじゃないです
けれども、そういう面でよく考えていただいて、ぜひ子供たちの冬の体力増進を考えていただ
いて、いい授業になりますし、今度は教育長もかわって、今度の教育長は目先が違うなと、私
はそうなればそう思うし、ならなくても思っていますけれども、ぜひ今後地域の子供たちにと
っていい教育になって、いい沼田市、これからをしょって立つ子供が生まれることを祈念して、
最後にもう一言だけ聞いて一般質問を終わりにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
◇教育長(宇敷重信君) 大変価値ある教育活動というところで議員と全く同様の認識でおり
ます。価値がある教育活動でありますので、今現在でも6校が実施をしているわけでございま
す。先ほども申し上げましたように、そういった近場で沼田の特性を生かした活動でございま
すので、そういった価値については、改めてまた学校のほうに話をしていきたいと、そのよう
に考えております。以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) 以上で一般質問を終了いたします。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午後2時00分休憩
    ─────────────────────────────
午後2時08分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第2 議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定について
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定につい
てを議題といたします。
 本案に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました議案第4号 沼田市地域の元
気臨時基金条例の制定について、審査の結果を御報告いたします。
 本委員会は、3月3日、全委員出席のもと、提案理由及び当局からの説明に基づいて慎重に
審査を行った結果、全会一致で本条例を可決すべきものと決定いたしました。
 本条例は、平成25年度国庫補助金である「地域の元気臨時交付金(地域経済活性化・雇用
創出臨時交付金)」を、平成26年度の地域経済の活性化に資する事業の財源に充当するため、
基金を設置するものであります。
 地域の元気臨時交付金は、地域経済の活性化と雇用の創出を図ることを目的とするものであ
り、平成25年度の国庫補助金を有効に活用するために、本条例の制定は必要であると考えら
れることから、全会一致により可決すべきものと決定をした次第であります。
 以上、申し上げ委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第4号 沼田市地域の元気臨時基金条例の制定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 議案第 5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部
              を改正する条例についてから
       議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)まで
                     以上11件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、議案第5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関す
る条例の一部を改正する条例についてから日程第13、議案第15号 平成25年度沼田市水
道事業会計補正予算(第3号)までの以上11件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条
例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する
条例等の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例に
ついて願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)
について願います。
 なお、議案第8号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第1款 議会費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第2款 総務費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第9款 消防費について願います。10番。
◇10番(大東宣之君) 防災費についてお聞かせ願いたいと思います。防災費の中の防災情
報通信設備整備事業1,784万5,000円、これJアラートシステムの整備になるんでは
ないかと思うんですが、具体的にこのJアラート、どういうものなのかということをまず説明
をいただきたいのと、具体的にどういう形で活用されるのか、そしてまたこれが運用はいつか
ら開始をされることになるのか、教えていただきたいと思います。
◇総務部長(飯田敏夫君) お答えいたします。
 まず、このJアラートの概要についてでございます。これは、全国規模の大災害、津波や地
震等、あるいは外国からの、例えば弾道ミサイル等、そうした国、内閣府等から全国に向けて
発信をされる情報を瞬時に各市町村に自動的に情報が伝達される、そのシステムのために整備
をするものでございます。
 具体的な活用ということでございますけれども、例えば沼田市の今防災対策課にそれを配備
をし、そうしますと一つの例として申し上げますと、白沢町振興局のほうに防災行政無線があ
りますが、こうしたところに自動的にまた情報が伝達をされ、防災無線を使って市民の方に周
知をする、あるいは市内であればFM−OZEともそういった情報伝達の告知ラジオ等で活用
しているところがありますけれども、そうしたところにもシステム上、それが瞬時に伝わるよ
うな形になっているところでございます。
 運用については、整備が整い次第できるかと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
◇10番(大東宣之君) 多分受信をするというか、内閣府、政府のほうからそういった災害、
津波等の情報が来た際には受け取ることはできるわけですけれども、先ほど部長がお答えいた
だいたように、じゃそれを白沢、利根の防災無線、そしてFM−OZEに伝えるということに
なると、それは市で対応することになるんじゃないかという気がするんですが、そういった際
に受けて、次の白沢、利根の防災無線、さらにはFM−OZEにつなげるという作業について
は、どのようにされるのか教えていただければと思います。
 それから、運用については設置をされてからということですが、これはもう年度内といって
も、あと幾日もないわけですが、年度内に設置が可能なのかどうか、年度をまたぐのかどうか、
その辺をお聞かせいただければと思います。
◇総務部長(飯田敏夫君) 再質疑にお答え申し上げます。
 基本的には現在は人を介して防災無線、あるいはFMに伝達をしておりましたけれども、こ
のシステムが入りますと、直接防災無線のほうに行きますし、FMにもそのいわゆるラインで
伝わるようになることになります。
 また、私の聞いているところですと、年度内にそのシステムのほうは入るというふうに聞い
ているところでございます。以上です。
◇10番(大東宣之君) 実際、このJアラートシステムで、全国でいろいろな試験をされた
ときに幾つかの市町村で不備があったみたいな報道がされているわけですが、そういった不備、
情報の伝達がスムーズにいかなかったというようなところが試験のときにあったみたいなんで
すが、それから幾つか時間的な経過もされて改良されているとは思うんですが、そういった過
去に報道されたような不備が起こらないというような点での確認等やそういったことについて、
国とのやりとりの中で確認がとれているのかどうか、お聞かせいただければ、そういった不備
が改善をされているということで理解をしてよろしいのかどうか、最後にお聞かせいただけれ
ばと思います。
◇総務部長(飯田敏夫君) 再質疑にお答えいたします。
 以前にやはり電波障害というのですか等でやはりそうしたこともあったというふうに聞いて
おります。しかし、その部分は改善をされてきているということでございます。
 また、先ほど今年度に設置ということでありますけれども、いわゆる防災無線、あるいはF
M等々のラインでつなぐ部分について、全てやっぱり瞬時に稼働をするということになります
と、やはりこれは年度内にはできないということでありますので、繰り越して対応するように
なろうかと思います。以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。
 まず、第1款 市税について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第12款 分担金及び負担金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第13款 使用料及び手数料について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第16款 財産収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第17款 寄附金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第21款 市債について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第2条 債務負担行為の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第3条 地方債の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予
算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補
正予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算
(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正
予算(第4号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予
算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第
3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第5号から議案第15号までの以上11件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号から議案第15号までの
以上11件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第5号 沼田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する
条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号 沼田市保健福祉センターの設置及び管理に関する条例等の一部を改正す
る条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号 沼田市社会教育委員条例の一部を改正する条例についてを採決いたしま
す。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号 平成25年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決い
たします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第10号 平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第11号 平成25年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第12号 平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)を採決
いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第13号 平成25年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決い
たします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第14号 平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を
採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第15号 平成25年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたしま
す。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第2 散  会
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 11日から14日及び17日並びに18日は、委員会審査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、11日から14日及び17日並びに
18日は、委員会審査等のため休会することに決しました。
 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
 次の会議は、19日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでございました。
    午後2時25分散会



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