トップページに戻る
 沼田市沼田市議会沼田市議会会議録>平成26年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号

.  
平成26年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号
. . . 平成26年第1回沼田市議会定例会継続会会議録

平成26年3月19日(水曜日)

議事日程 第5号
平成26年 3月19日(水曜日)午前10時01分開議
第 1 請願第 1号 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する請願書
第 2 請願第 2号 武道館建設を求める請願書
第 3 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について
第 4 議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について
第 5 議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
第 6 議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
第 7 議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算
第 8 議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第 9 議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第10 議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算
第11 議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第12 議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算
第13 議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第14 議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
第15 議案第29号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
第16 議案第30号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
第17 議案第31号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求める意見書
案について
第18 議案第32号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例について
第19 閉会中の継続調査申出について
第20 字句等の整理委任について
   ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 請願第 1号 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する請願書
第 2 日程追加 議案第34号 ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断
                ・治療の推進を求める意見書案について
第 3 請願第 2号 武道館建設を求める請願書
第 4 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について
    議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例について
    議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例について
    議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例について
    議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算
    議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算
    議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
    議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算
    議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
    議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算
    議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
    議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
               以上12件一括上程
第 5 議案第29号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
第 6 議案第30号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
第 7 議案第31号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求める意見書
案について
第 8 議案第32号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例について
第 9 日程追加 議案第33号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第1号)
第10 閉会中の継続調査申出について
第11 字句等の整理委任について
第12 市長閉会挨拶
第13 閉  会
    ─────────────────────────────
出席議員(20人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       4番  島田 富造君      5番  野村 洋一君
       6番  坂庭 直治君      7番  石井 紘一君
       8番  高柳 勝巳君      9番  井之川博幸君
      10番  大東 宣之君     11番  星野  稔君
      12番  金子 一弥君     14番  片野 彦一君
      15番  大竹 政雄君     16番  星川嘉一郎君
      17番  小野 要二君     18番  宇敷 和也君
      19番  石田 宇平君     20番  布施辰二郎君
      21番  星野佐善太君     22番  牧野 保好君
欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       星野已喜雄君   副 市 長       林  義夫君
   白沢町振興局長    木暮  茂君   利根町振興局長    山口 芳久君
   総務部長       飯田 敏夫君   市民部長       茂木 一夫君
   経済部長       田村 博史君   都市建設部長     萩原 誠一君
   総務課長       内山 日朗君   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       細野 文男君
   庶務課長       小池 龍実君   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       中嶋 一也    次長兼庶務係長    木暮 保夫
   議事係長       松井 克人    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時01分開議
◇議長(大竹政雄君) これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、市長より発言の通告がありましたので、これを
許可いたします。市長。
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきまして、答弁をさせていただきたいと存じます。
 3月10日の大島議員の一般質問において御質問いただいた、祝い金支出に関して確認した
結果について御報告申し上げます。
 まず、沼田恵保育園竣工式典祝賀会祝い金の件でございますが、平成24年10月27日に
開催された沼田恵保育園竣工式典祝賀会の祝い金についてでありますが、当日、同園で開催さ
れた竣工式典とその後の祝賀会に出席をさせていただきました。3月10日に園長に確認をい
たしましたところ、沼田市長からの祝い金については、当日園長が預かり、翌週に園長が御礼
の挨拶に来庁されたということを確認したところであります。
 続きまして、池田地区健民運動会祝い金及び薄根地区中学校運動会祝い金の件であります。
平成24年9月16日に開催された第62回池田地区健民運動会及び第59回薄根地区中学校
運動会の祝い金についてでありますが、9月16日の当日の行動は、市長日程表で確認をいた
しましたが、市内4地区において運動会が開催されたことから、順次出席することとし、初め
に利根町体育祭、続きまして白沢町民運動会、池田地区健民運動会、そして、最後に薄根地区
中学校運動会の順に出席し、祝い金は4会場とも受付に出させていただきました。なお、利根
町体育祭は開会行事に出席し、白沢町、池田地区及び薄根地区の運動会に出席した際は、既に
運動会の開会行事も終了し、運動会も佳境に入っていた状況下でありました。
 その後、確認したところによりますと、池田地区、薄根地区及び白沢町の3地区の運動会へ
の祝い金が、主催者である各団体の収入に計上されていないことがわかり、結果的にそごが生
じたものであります。
 なお、ただいま申し上げました運動会祝い金3件を除く平成24年度において、市が事務局
を担当している各種団体等の行事への祝い金38件について、確認した結果では、全て収入済
みとなっておりました。
 今後このような事態が生じることのないよう、祝い金の取り扱いについて改善を図ってまい
りたいと考えております。よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時05分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時06分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) ただいま、大島議員より市長の補足答弁に対する補足質問の発言通告
がありました。
 お諮りいたします。補足質問を許可することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、大島崇行議員の補足質問の発言を許
可することに決しました。
 大島崇行議員。1番。
◇1番(大島崇行君) 今、市長から答弁いただきましたが、私が今回この質問をしたのは、
私もこの本会議場の一番権限のある、権威のある場所で質問したわけでございます。大島崇行、
市会議員としてバッジをつけて堂々と質問したわけでございますが、今の恵保育園の説明です
と、当日祝い金を園長先生がいただいたという話ですが、この件に関しても、私は何度か園長
先生にも確認をしたわけでございます。その当時、園長先生は、同僚議員の野村議員とも行き
ましたが、誰からもお祝い金は受け取っていませんということでございました。今の話ですと、
当日、園長先生がいただいたということでございますが、これも大分いかがなものかなと思う
わけでございます。
 9月16日、これも4カ所あったわけでございますが、私も4カ所分かれてそれぞれ行った
わけでございます。確かに忙しかったのですが、受付に出して、市長も今受付に出したが、そ
の記録が載っていないということでございますが、それでは当日受け付けした役員、職員か役
員かその辺ははっきりしませんが、そのお金はどういう流れになったのでしょうか。それにつ
いてお伺いします。
◇市長(星野已喜雄君) まず、前段の御質問でございますが、一応園長先生の確認の中で、
そうしたお話をいただいたので、今答弁をさせていただいたところでございます。
 2つ目の御質問につきましては、やはり運動会も佳境に入っていた状況下でありましたから、
1年半ほどもう既に前になります。どなたかということについては、なかなか特定はできませ
んが、間違いなく受付に出させていただきました。
◇1番(大島崇行君) そうすると、公民館関係というのか、学校の関係で受け付けを、大事
な公費ですから、それを受付のほうが、どこへ行っちゃったのか。その方が、はっきり誰かわ
からないということだと思いますが、そんないいかげんなことでいいのかなと思います。これ
も公費ですから、やはりその辺もはっきり、誰がもらったのか、その辺は、確かに混雑してい
るから、だけど受付というのは、そこの場所と責任者がいるわけなので、その人の、市長でし
たら顔は覚えているでしょうし、名前ぐらいは誰だって知っていることなんだから、それが私
納得もいかないし、園長先生の問題も、では、園長先生は誰からも受け取っていませんよと、
確実に私に答えたわけでございますから、その辺も余計疑惑が私、ないんですよ、それはもう
受け取っているわけでございます。今回の、そんなはっきりしたあれだったら、この間の答弁
で、後日答えますということで9日間も待ったわけでございますが、そんな簡単に出した、園
長先生も受け取ったというのは、なぜあのときまたはっきり言わなかったのかもありますが、
これ以上市長から聞いても、いろいろなことで水かけ論みたいになるので、はっきりしない消
化不良の答弁をいただいておりますが、私は納得いたしません。議会の権能というのは、団体
意思と機能意思の決定等でやっているだけではございません。執行機関に対する監視、監督機
能も付与されているわけでございます。この問題も含め、所管の常任委員会に付託し、引き続
き調査を願いたいわけでございます。もう答弁は結構です。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時11分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時43分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
    第1 請願第1号 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する請願書
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、請願第1号 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する請
願書を議題といたします。
 本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 井之川博幸議員。
〔民生福祉常任委員長 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第1号 脳脊髄液減少症
の診断及び治療等に関する請願について、審査の結果を御報告申し上げます。
 本請願の趣旨は、脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ障害等、全身への衝撃により脳
脊髄液が漏れ続け、頭痛、首・背中の痛み、腰痛、めまい等のさまざまな症状が複合的に発症
する疾病と言われ、ブラッドパッチ療法の有効性が認められつつも保険適用外であり、同療法
の治療基準を速やかに定め、平成26年度に保険適用すること。また、「脳脊髄液減少症の診
断・治療の確立に関する研究」を平成26年度以降も継続し、「診療ガイドライン」の早期作
成とともに、子供に特化した研究及び周辺病態の解明を行うよう政府に意見書の提出を求める
ものであります。
 本委員会は、慎重な審査の結果、全会一致により採択すべきものと決定いたしました。
 これより審査の経過を申し上げます。
 症状が特定されにくかった脳脊髄液減少症が、最近では診断基準も定まりつつあり、ブラッ
ドパッチ療法の安全性・有効性を早期に確立し、その治療法を多くの地域病院に広めてもらい
たい。
 また、この治療に際し、全面的に保険適用し医療費負担の軽減を図られたいとの意見や、患
者の負担を考えれば保険適用による治療費負担は相応であるなどの意見が出され、現状を踏ま
えた先進医療への期待が望まれ、患者の救済を最優先し、早期保険適用が望まれることから、
国、政府に対して意見書の提出をしていくべきと決定した次第であります。
 以上を申し上げ、委員長の報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第1号 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する請願書を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時47分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時49分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、井之川博幸議員外4名から、ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症
の診断・治療の推進を求める意見書案についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第2を日程第3とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号 ブラッドパッチ療法
の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断・治療の推進を求める意見書案についてを日程に追加し、
直ちに議題とすることに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第2 議案第34号 ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断
              ・治療の推進を求める意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、議案第34号 ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄
液減少症の診断・治療の推進を求める意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。井之川博幸議員。
〔9番 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) 意見書案の朗読をもって、提案理由とさせていただきます。

      ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断・治療
      の推進を求める意見書(案)

 脳脊髄液減少症とは、交通事故、スポーツ外傷、落下事故、暴力等、頭頸部や全身への衝撃
により、脳脊髄液が漏れ続け、頭痛、首、背中の痛み、腰痛、めまい、吐き気、視力低下、耳
鳴り、思考力低下等の様々な症状が複合的に発症する疾病と言われている。
 医療現場においては、このような症状の原因が特定されない場合が多く、患者は「怠け病」
あるいは「精神的なもの」と判断されてきた。また、この疾病に対する治療法として、ブラッ
ドパッチ療法の有用性が認められつつも、保険適用外であり、診断・治療基準も定まっていな
いため、患者本人の肉体的・精神的苦痛はもとより、患者家族の苦労も計り知れないものがあ
る。
 平成23年度の厚生労働省研究班による「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」
の報告書に、「交通事故を含め外傷による脳脊髄液の漏れは決して稀ではない」と明記され、
このことにより外傷による髄液漏れはあり得ないとの医学界の常識を覆す結果となった。
 さらに、脳脊髄液減少症の一部である「脳脊髄液漏出症」の画像診断基準が定められ、平成
24年5月に、治療法である硬膜外自家血注入療法(いわゆるブラッドパッチ療法)が「先進
医療」として承認され、同年7月から平成26年度の保険適用を目指し、ブラッドパッチ療法
の治療基準作りが開始された。
 また、研究班による世界初といわれる脳脊髄液減少症の周辺病態の研究も並行して行われる
ことになっているが、脳脊髄液減少症患者の約8割は「脳脊髄液漏出症」の診断基準には該当
しないため、脳脊髄液減少症の周辺病態の解明に大きな期待が寄せられている。
 よって、国においては、以上の現状を踏まえ下記の事項について適切な措置を講じられるよ
う強く要望する。

    記

  1.ブラッドパッチ療法の治療基準を速やかに定め、平成26年度に保険適用とすること。
  2.「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」を平成26年度以降も継続し、
「診療ガイドライン」の早期作成とともに、子どもに特化した研究及び周辺病態の解明
を行うこと。
  3.脳脊髄液減少症の実態調査を実施し、患者・家族に対する相談及び支援体制を確立す
ること。
  4.ブラッドパッチ療法に関する「先進医療」認定施設を各都道府県に一カ所以上設ける
こと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成26年3月  日

   衆議院議長
   参議院議長
   内閣総理大臣 様
   総務大臣
   厚生労働大臣

                         沼田市議会議長 大 竹 政 雄

 以上です。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第34号 ブラッドパッチ療法の保険適用及び脳脊髄液減少症の診断・治療の
推進を求める意見書案についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 請願第2号 武道館建設を求める請願書
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、請願第2号 武道館建設を求める請願書を議題といたしま
す。
 本請願に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました請願第2号 武道館建設を求
める請願書について、審査の結果を御報告いたします。
 本請願は、沼田市の武道館については、昭和30年建設の沼田市武道場と昭和48年に沼田
小学校より移築された沼田小学校講堂記念体育館がその任を果たしており、両施設とも手狭で、
正規の試合場がとれないことや、耐震の面からも利用者の安全が図られない状況であるため、
財政状況と安全・安心の面を考慮に入れ、市有施設整備の優先順位を検討され、武道館建設に
向けた計画を示されたいというものであります。
 本委員会は、3月18日委員出席のもと、執行部より現在の状況等の説明を受け、慎重な審
査を行った結果、請願第2号について、賛成多数により採択すべきものと決定した次第であり
ます。
 これより、審査の経過を申し上げます。
 各委員からは、「沼田公園長期整備構想を含めまちづくりを進めるために、市有施設整備の
優先順位をつけ整備する必要がある」という意見や、「現在の抱えている安全面や駐車場の課
題を解決するために、広い用地に施設を整備する必要がある」といった意見が出されました。
 また、「市有施設整備の優先順位を検討するためには、具体的に請願者と協議して進めるべ
きである」という意見や、「財政状況や市有施設の優先順位を検討し、総合計画の中で検討す
べきである」といった慎重意見も出されましたが、この請願の願意は、市有施設整備の優先順
位を決める中に武道館建設を含め、計画を示されたいというものであり、多数意見として採択
すべきものと決定した次第であります。
 以上を申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第2号 武道館建設を求める請願書を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時00分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第4 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例につい
              てから
       議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算まで
                     以上12件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正
する条例についてから日程第15、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算まで
の以上12件を一括議題といたします。
 以上12件に関し、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長、宇敷和也議員。
〔予算審査特別委員長 宇敷和也君登壇〕
◇18番(宇敷和也君) 去る2月28日に付託を受けました議案第16号 沼田市行政財産
使用料条例等の一部を改正する条例について外3件の条例及び議案第20号 平成26年度沼
田市一般会計予算外7件の予算について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本特別委員会は、3月11日から延べ4日間にわたり、施政方針及び提案理由の説明等に基
づいて、質疑を中心に審査を行い、3月17日採決の結果、議案第17号 沼田市立幼稚園保
育料等徴収条例の一部を改正する条例についてから議案第19号 沼田市教育委員会教育長の
給与その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例についての条例3件については、全
会一致により原案のとおり可決すべきもの、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一
部を改正する条例について及び議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算についてから
議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算までの条例1件と予算8件については、
賛成多数によりいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
 平成26年度予算の規模は、一般会計予算が208億8,821万4,000円で、前年度
当初予算と比較して2.2%の増額計上であり、特別会計等を含めた総体では350億6,5
93万6,000円で、前年度と比較して2.0%の増額計上であります。
 本市は、市制施行60周年及び合併後10年目を迎え、「水と緑の大地 田園空間都市」を
将来像とする沼田市第五次総合計画(後期実施計画)の3年次に当たり、将来にわたって持続
可能な行財政運営を図りつつ、市民一人一人が心身ともに充実した元気で明るい地域社会の実
現に向け、森林文化都市の特性を生かした環境政策、「歴史と大自然が息づく」活力ある諸事
業、都市間交流や観光振興を推進し、市民との連携及び協働による創造性豊かで明るく元気な
まちづくりに取り組むとともに、中山間地域における基礎自治体として、真の地域主権を目指
すところであります。
 本市の財政状況は、現下の厳しい経済動向や地価の下落等を受け、市税等自主財源の伸びは
期待できず、さらには、平成27年度からの地方交付税合併算定替の縮減を控え、依然として
極めて逼迫した財政運営を強いられています。
 このような状況下にあって、非常時の備え、あるいは長期的視野に立っての安定した財政運
営に不可欠な財政調整基金の理論残高が、当初予算繰入後で28億2,432万円、現金残高
では38億1,715万円と、いずれも前年同期に比較して4億円前後の上積みが見られたこ
とは、堅実な財政運営のたまものと認めるところであります。
 投資的経費については、対前年度と比較し、61.6%と大幅な増となっておりますが、合
併特例債等の有利な起債を活用した、小中学校耐震診断・耐震補強事業や運動公園野球場改修
事業を計上することにより、安全を確保し、地域経済へも配慮するとともに、少子化対策とし
ての、保育園及び幼稚園の第3子以降保育料等無料化に取り組むなど、「安全・安心」、「教
育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」及び「エネルギー・環境」といった5つの柱の
充実に努められています。
 押し寄せる少子高齢化・人口減少に伴う社会全体の縮小に備え、将来を担う子供たちに負担
を残さないためにも、身の丈に合った財政構造への転換は喫緊の課題で、さらなる行財政改革
への取り組みや事務事業評価による思い切った見直しが必要不可欠でありますが、残念ながら
その成果を十分実感できるまでには至っておらず、努力が望まれるところであります。
 審査の過程では、ふるさと納税という形で沼田市を応援していただく水と緑の大地ふるさと
ぬまた寄附事業について、住民の一体感の醸成を図る市町村合併振興事業について、自然エネ
ルギーの活用を推進する環境教育施設整備事業について、地域医療体制の充実を図る休日急患
診療所運営費負担金及び夜間小児救急対策費負担金について、地域農業の活性化に資する農産
物ブランド化推進事業及び農産物6次産業化推進事業について、中心市街地土地区画整理事業
について、街路灯の省エネルギー化を推進する商店街まちづくり事業について、小中学校耐震
診断・耐震補強事業について、運動公園野球場改修事業についてなどの質疑がありましたが、
本特別委員会は厳しい財政状況下での予算編成の努力を評価し、一般会計と7件の特別会計等
予算及び4件の条例については、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
 以上申し上げ、審査の経過と結果についての委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。10番。
〔10番 大東宣之君登壇〕
◇10番(大東宣之君) 私は、ただいま上程されている議案第16号 沼田市行政財産使用
料条例等の一部を改正する条例について外3件の条例改正、議案第20号 平成26年度沼田
市一般会計予算外6件の特別会計予算、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算
について、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について、議案
第20号 平成26年度沼田市一般会計予算、議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保
険特別会計予算、議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算、議案第2
3号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算、議案第24号 平成26年度沼田市簡易水
道事業特別会計予算、議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算、議案第2
6号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算、議案第27号 平成26年度沼田
市水道事業会計予算について反対の立場より討論いたします。
 議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例については、4月1日か
らの消費税の税率を5%から8%へと引き上げることに伴い、公共料金の消費税も8%へと引
き上げ、使用料などの料金を値上げするものですが、非正規雇用の常態化などによる所得の減
少、年金の支給額の引き下げ、地方経済はいまだに改善の兆しも見えない中、消費税の税率を
引き上げることは、市民の生活に耐えがたい負担を押しつけ、地域経済をさらに悪化させてし
まいます。
 一般会計の消費税は、納税する義務はなく、そもそも消費税を上乗せする必要はなく、水道
料金や下水道料金は、もとの料金を引き下げ、消費税分を上乗せしてももとの料金と同じもの
にするなど、市民負担の軽減を図るべきです。
 議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算については、少子高齢化、人口の減少、地
域経済の停滞など深刻な事態が進行するなど、全国の地方都市が抱える問題に本市も直面し、
こうした流れに歯どめをかける施策を進めることが必要です。
 防犯灯のLED化が進められ、電気料や維持管理費軽減が図られることは明らかであり、補
助金の見直しにあわせての電気料補助の見直しを行うのではなく、LED化と同時に電気料補
助をもとに戻してこそ、その効果がより上がるものであり、直ちに補助金はもとに戻すべきで
す。
 集落支援員が増員され、限界集落と言われる地区の市民の安全を守り、地域の維持を図ろう
とすることは評価するものですが、2月の大雪でも大きな役割を果たした振興局をリストラの
対象としてだけで支所へと改変させようとすることは、住民に不安を与えるだけでしかありま
せん。
 財政状況が厳しい本市にとって、財政運営についての難しさがあったことは十分理解できま
すが、地域経済の活性化、市民要望の実現などに向け、合併特例債は適切に活用すべきです。
 建てられてから50年になろうとしている庁舎の建設は、待ったなしの課題であり、新年度
に向けた取り組みをしっかりと示す必要があります。
 路線バス・デマンド交通研究事業が新年度にスタートしますが、本市にとって気軽に利用で
きる公共交通の充実は急がれる課題の一つであり、新年度での成果を期待するものです。
 福島第一原子力発電所事故による放射能汚染は、本市の農業や観光などに影響を与えただけ
でなく、市民に健康などへの不安を広げましたが、健康への不安を感じている市民への健康検
査への助成を行うなど、市民の不安を取り除くことに全力を尽くすべきです。
 グリーンベル21の直面する問題に対応するために新年度から新たな係が設置されますが、
問題はますます複雑化し、市長を相手に訴訟が起こされる事態にまで至りました。
 さらに3階の店舗も撤退し、空床はますます拡大し、図書館への通路も閉鎖されるなど事態
は深刻さを増すばかりで、事態打開に向け早急な対応が必要であり、市としての考え、方策を
直ちにきっちり示すべきです。
 中心市街地土地区画整理事業は、新年度から予算を増額し事業の進捗を図ろうとしています
が、まちににぎわいを取り戻すなら、そこに住む人をふやすことに力を注ぐべきであり、新年
度においてもその全体像はいまだに見える気配もなく、事業の完了がいつになるかは不透明な
ままです。
 給食センターの調理を民間委託されましたが、もとから財政上の理由だけで始められたこと
ですが、その効果には疑問が感じられます。
 全国学力テストの結果を公表することが認められましたが、既に学校ではテストのための勉
強をすることだけに気が配られ、成績至上主義がはびこりつつあり、子供たちのきらっと輝く
ような学校づくりを阻害しているような事態が起こりつつあるなど、そこからの撤退こそ必要
です。
 運動公園野球場に多額な税金を使い改修工事が行われますが、その効果には疑問が残ります。
 (仮称)利南運動広場は、多額な財政投入をして購入した土地であるにもかかわらず、本格
的な活用については何ら進捗を見ることはなく、当面の対応だけに終始していますが、沼田公
園長期整備構想との関連からしても本格的な対応こそ求められています。
 議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算は、他市でも行っているよう
に、一般会計からの繰り入れを行い、国民健康保険税の引き下げを行い、市民が安心して医療
を受けられるよう資格証明書の発行を中止するべきです。
 議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算は、高齢者に差別と負担を
押しつける制度であり、国にその制度の撤廃を求めるとともに、負担軽減に市として手だてを
講じるべきです。
 議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算については、介護保険料の負担の
軽減を図り、必要な人に必要な介護が受けられるように特別養護老人ホームの増設も含め、施
策の充実を進める必要があり、国が進めようとしている要支援者の介護保険外しなど、制度の
改悪にストップをかけるために全力を注ぐべきです。
 議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算、議案第25号 平成26年
度沼田市下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別
会計予算、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算については、消費税が転嫁さ
れていることから認められません。
 さらに、この機会に一言つけ加えさせていただきますが、本市は全国の地方都市と同様、少
子高齢化、人口の減少に歯どめがかからず、経済の好転の兆しもいまだに見えず、本市の活力
は低下していると言わざるを得ません。
 こうした中でも、全国の少なからずの地方都市では、首長を先頭に住民の安心・安全、満足
度を高める取り組みや地域経済の活性化などに必死で取り組んでいます。
 こうしたときにこそ、市長としてやらなくてはならいことをしっかりと見定め、直ちに行動
し、市民の安心感と満足感を高め、市民に希望を示すことが必要であり、新年度予算はそうし
た姿勢をあらわすものでなくてはなりませんが、今述べたことのように不十分さを感じざるを
得ないことを表明し、反対討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。17番。
〔17番 小野要二君登壇〕
◇17番(小野要二君) 私は、予算審査特別委員会に付託をされました議案第16号 沼田
市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例について外3件の条例及び議案第20号 平成
26年度沼田市一般会計予算外7件の予算について、委員長報告に賛成の立場から討論をいた
します。
 予算規模では、一般会計予算が208億8,821万4,000円で、前年度当初予算と比
較して2.2%の増額で、特別会計等を含めた総額では、350億6,593万6,000円
で、前年と比較して2.0%の増額計上であります。
 財政状況といたしましては、現下の厳しい経済動向や地価の下落等を受け、市税などの自主
財源の伸展は期待できず、その上、平成27年度からの地方交付税合併算定替の縮減を控え、
依然として逼迫した財政運営を続けなければならないところであります。
 このような状況下ではありますが、本市の平成25年度の実質公債費比率は14.4%と市
の財政は改善されております。また、非常時の備えなど長期的視野に立っての財政運営では、
財政調整基金が現金残高で約38億円と、前年同期との比較でも約4億円の増となっており、
堅実な財政運営が認められるところであります。このことは、市民にも幾分かの安心を与えら
れると思っております。
 さて、平成26年度は、市制施行60周年であります。また、白沢村、利根村と合併して1
0年目の区切りともなる年であります。また、「水と緑の大地 田園空間都市」を将来像とす
る沼田市第五次総合計画の後期実施計画3年次に当たることから、さまざまな事業の展開が見
込まれています。
 行政改革の取り組みとして、行政組織機構のスリム化と効率化を図るため、平成26年度か
ら市民部市民課の3係を2係に統合して係の削減を行うとともに、政策面において、グリーン
ベル21の諸課題に対応するため、経済部産業振興課に1係を設置。また、限定特定行政庁と
しての体制整備を図るため、都市建設部建設課に2係を設置して同課の建築室を廃止するとい
うことでありますが、長年ぎくしゃくしていたグリーンベル21は、その課題解決のため産業
振興課に1係を設置されました。これは、広く市民からもよく意見を聞き、公平公正に徹して
いただき、関係者だけでなく、誰にも喜ばれる解決策を望むものであります。
 主なる施策では、「安全・安心」に関する事業で、路線バス・デマンド交通研究事業ややさ
しさ・にぎわいの核整備事業など、また、「教育・文化」に関する事業では、小中学校の耐震
診断や耐震補強事業、生方記念文庫管理事業、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備事業
など、市民要望の多い事業であります。また、「健康・福祉」に関する事業で、保育園及び幼
稚園の第3子以降保育料等の無料化など、福祉向上にも努められております。また、「産業・
観光」では、農産物のブランド化推進事業や農産物6次産業化推進事業など、いずれも成果が
上がる事業展開を期待しております。
 また、前年度より、防犯灯のLED化によって、安心・安全な明るいまちづくりに貢献もし
ております。ぜひ、これは防犯灯だけでなく、公園や街路灯など本市の全ての施設もLED化
の推進の検討を望むものであります。
 新年度事業執行に当たり、去る2月15日の豪雪災害のとき、市長を先頭に当局が一体とな
って取り組んでいただきましたが、そのときの気概を持って平成26年度の事業展開を望み、
賛成討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第16号 沼田市行政財産使用料条例等の一部を改正する条例についてを採決い
たします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第17号 沼田市立幼稚園保育料等徴収条例の一部を改正する条例についてを採
決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第18号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す
る条例についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第19号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部
を改正する条例についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第20号 平成26年度沼田市一般会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第21号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第22号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第23号 平成26年度沼田市介護保険特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第24号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第25号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第26号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第27号 平成26年度沼田市水道事業会計予算を採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第29号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
◇議長(大竹政雄君) 日程第16、議案第29号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(
第7号)を議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第29号 平成25年度沼田市一般
会計補正予算(第7号)につきまして、御説明申し上げます。
 本補正予算は、去る2月14日及び15日の豪雪による災害復旧関係経費に限定し、既決の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億3,423万3,000円を追加し、歳入歳出予
算の総額を歳入歳出それぞれ211億3,965万円とするものであります。
 補正予算のうち、災害出動に係る職員人件費のほか主なものについて、その概要を歳出予算
から御説明申し上げます。
 第6款 農林水産業費は、2,577万6,000円の追加でありますが、農業費では、農
地費で農道に係る道路除雪作業委託料の追加、災害支援費で豪雪により被災した農業者に対す
る農業生産施設災害見舞金の計上であります。
 第7款 商工費は、209万3,000円の追加でありますが、観光交流費で、温泉休養施
設道の駅「白沢」に係る施設除雪委託料の計上であります。
 第8款 土木費は、2,449万1,000円の追加でありますが、道路橋りょう費では、
道路橋りょう総務費で災害出動に係る車両の燃料費及び修繕料の追加、道路維持費で除雪に係
る重機等のタイヤチェーンなどの消耗品費、燃料費及び車両修繕料、機械借上料、道路維持補
修用原材料費及び道路除雪作業委託料の追加、道路消雪施設に係る燃料費、光熱水費及び修繕
料の追加であります。
 第9款 消防費は、4,583万7,000円の追加でありますが、災害支援費で、豪雪に
より被災した住宅などの復旧・修復を支援する豪雪災害復旧緊急補助金を計上するものであり
ます。
 第10款 教育費は、1,398万9,000円の追加でありますが、保健体育費では、体
育施設費で豪雪により被災した旧利南中学校運動広場及び利根屋内プールに係る修繕料の追加、
給食管理費で沼田給食センター及び利根調理場に係る修繕料の追加であります。
 第11款 災害復旧費は、1億2,204万7,000円の追加でありますが、農林水産施
設災害復旧費では、農道を初めとする農林水産施設に対する災害復旧費、土木施設災害復旧費
では、豪雪により被災した市内全域の市道の除排雪に係る災害復旧費であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第18款 繰入金は、2億3,303万2,000円の追加でありますが、財政調整基金繰
入金の追加であります。
 第20款 諸収入は、120万1,000円の追加でありますが、関東市議会議長会、全国
市議会議長会、群馬県市町村振興協会、茨城県水戸市などからの災害見舞金の計上であります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、議案第29号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第11款 災害復旧費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。
 まず、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第29号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第29号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第29号 平成25年度沼田市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第30号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について
◇議長(大竹政雄君) 日程第17、議案第30号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選
任の同意についてを議題といたします。
 職員より議案の朗読をいたさせます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。
 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第30号 沼田市固定資産評価審査
委員会の委員選任の同意について、御説明申し上げます。
 固定資産評価審査委員会の委員であります阿形 登氏さん、小野郁夫さん、中澤泰男さん及
び須田重一さんの4人の方の任期が平成26年3月31日をもって満了となりますので、後任
の委員について……
(休憩を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時45分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時46分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
    ─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 大変失礼いたしました。もう一回、読み返してみたいと思います。
 固定資産評価審査委員会の委員であります阿形 登氏さん、小野郁夫さん、中澤泰男さん及
び須田重一さんの4人の方の任期が……
(休憩を求める者あり)
─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時46分休憩
─────────────────────────────
午前11時46分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
─────────────────────────────
◇市長(星野已喜雄君) 任期が平成26年3月31日をもって満了となりますので、後任の
委員について慎重に選考してまいりました結果、阿形 登氏さん、小野郁夫さん、須田重一さ
んにつきましては、これまでの経験を生かして引き続きその職務をお願いするとともに、新た
に津久井正人さんを適任と認め選任したいので、御同意いただきたく提案申し上げる次第であ
ります。
 阿形 登氏さん、小野郁夫さん、須田重一さん及び津久井正人さんの経歴概要につきまして
は、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりでありますので、よろしく御審議の上、御
同意いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第30号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第30号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第30号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意についてを採決い
たします。
 本案は同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第31号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を
               求める意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第18、議案第31号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速
やかなる制定を求める意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。坂庭直治議員。
〔6番 坂庭直治君登壇〕
◇6番(坂庭直治君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。

    「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求める意見書(案)

 日本社会における労働環境の大きな変化の波は、働くことに困難を抱える人々を増大させ、
社会問題となり、経済や雇用、産業や地方など、さまざまな分野に格差を生じさせました。
 働く機会が得られないことで「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」「偽装請負」など、
新たな貧困と労働の商品化が広がっています。また、障害を抱える人々や社会とのつながりが
つくれない若者など、働きたくても働けない人々の増大は、日本全体を覆う共通した地域課題
です。
 一方、NPOや協同組合、ボランティア団体など、さまざまな非営利団体は、地域の課題を
地域住民みずから解決することを目指し、事業展開しています。この一つである「協同労働の
協同組合」は、「働くこと」を通じて「人と人とのつながりを取り戻し、コミュニティーの再
生を目指す」活動を続けており、上記の社会問題解決の手段の一つとして大変注目を集めてお
ります。
 しかし、現在この「協同労働の協同組合」には法的根拠がないため、社会的理解が不十分で
あり、団体として入札・契約ができない、社会保障の負担が働く個人にかかるなどの問題があ
ります。
 既に欧米では、労働者協同組合(ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ)についての
法制度が整備されています。日本でも「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広
がり、1万を超える団体がこの法制度化に賛同し、また、国会でも超党派の議員連盟が立ち上
がるなど、法制化の検討が始まりました。
 雇用・労働の問題と地域活性化の問題は、不離一体です。誰もが「希望と誇りを持って働く
」、仕事を通じて「安心と豊かさを実感できるコミュニティーをつくる」、「人とのつながり
や社会とのつながりを感じる」、こうした働き方を目指す協同労働の協同組合は、市民事業に
よる市民主体のまちづくりを創造するものであり、働くこと・生きることに困難を抱える人々
自身が、社会連帯の中で仕事を起こし、社会に参加する道を開くものです。
 多くの市民・働く人たちがみずから事業法人を起こしやすい制度で、そこで働く者一人一人
が社会保険制度の適用を受け、また、社会性・公益性・平等性を掲げる理念に立脚した「協同
労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求めるものです。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。

  平成26年3月  日  

 衆議院議長  
 参議院議長  
 内閣総理大臣 様
 厚生労働大臣 
 総務大臣   
 経済産業大臣 

                         沼田市議会議長 大 竹 政 雄   

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第31号については、会議規則第36条第2項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第31号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第31号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかなる制定を求める意見
書案についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第32号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
              一部を改正する条例について
◇議長(大竹政雄君) 日程第19、議案第32号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償
等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。星野 稔議員。
〔11番 星野 稔君登壇〕
◇11番(星野 稔君) ただいま上程になりました議案第32号 沼田市議会議員の議員報
酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げま
す。
 改正の内容は、現下の厳しい財政状況を踏まえ、前年度に引き続き、平成26年4月1日か
ら平成27年3月31日までの間、現行の議員報酬額を議長にあっては10%、副議長にあっ
ては8%、議員にあっては5%引き下げ、それぞれ38万3,000円、33万円、32万2
,000円とするものであります。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第32号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改
正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時56分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時58分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、市長から、議案第33号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第1号)が提
出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第20を日程第21とし、以下順次繰り下げ、直ちに議
題としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号 平成26年度沼田市
一般会計補正予算(第1号)を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第33号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第1号)
◇議長(大竹政雄君) 日程第20、議案第33号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(
第1号)を議題といたします。
 職員より議案の朗読をいたさせます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。
 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) ただいま上程になりました議案第33号 平成26年度沼田市一般
会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。
 本補正予算は、去る2月14日及び15日の豪雪により大規模な被害を受けた農業の早期復
興を図るため、農業施設の再建及び農作物の回復を目的とした農家支援関係経費に限定し、歳
入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億2,993万6,000円を追加し、歳入歳出予算
の総額を歳入歳出それぞれ215億1,815万円とするものであります。
 また、一日も早い農業の復興を果たすため、国及び県と緊密に連携し、切れ目なく速やかな
事業の執行を図るため、平成26年度予算に対する補正予算(第1号)として上程するもので
あります。
 補正予算の内容につきまして、その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第6款 農林水産業費は、6億2,993万6,000円の追加でありますが、農業費では、
農業振興費で豪雪により被害を受けた農作物の樹草勢の回復及び代替作付に要する費用の助成
を行う農漁業災害対策特別措置補助金を計上するものであります。
 また、同じく農業振興費で、被害を受けた農産物生産施設の復旧及び撤去等に要する費用に
対して緊急的な支援を行う被災農業者向け経営体育成支援事業補助金を計上するものでありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第15款 県支出金は、5億3,667万8,000円の追加でありますが、県補助金では、
農林水産業費県補助金で、農漁業災害対策特別措置補助金及び被災農業者向け経営体育成支援
事業補助金の計上であります。
 第18款 繰入金は、9,325万8,000円の追加でありますが、財政調整基金繰入金
の追加であります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、議案第33号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第6款 農林水産業費について願います。9番。
◇9番(井之川博幸君) 今回の災害の復旧に関しては、被害に遭った施設等の片づけには1
00%の補助が出ると。再生をしていくというところには、国が5割、残りの5割のうち県と
市で4割、被害に遭った農家の方が1割というような話が事前にございましたが、近隣の昭和
村などでは、残りの1割を村が負担するというような動きがあると聞いております。市長もそ
ういうことがあるのであれば、近隣、利根沼田等で相談してというような意見を述べたという
ようなことも耳に入っておりますので、実際今回のこの状況が、そういう面で言えばどうなっ
ているのか、教えてもらいたいと思います。
◇経済部長(田村博史君) お答え申し上げます。
 昭和村のその動きにつきましては、私どももまだちょっと詳しい情報を得ておりませんので、
先ほど議員がおっしゃいましたとおりの9割補助の形で今回上程をさせていただいたものでご
ざいます。以上であります。
◇9番(井之川博幸君) 部長は情報が入っていないということなのですけど、市長のところ
には、そういう話はあったというふうに思うのですが、その辺の状況といいますか、そのとき
には近隣で相談をしてみようみたいな話があったというわけなのですけれども。先日、利根沼
田農民連が交渉に来たときだと思うのですが、その辺の状況は、もしお話しできればお願いし
たいと思うのと、今回予算措置はできました。本当に努力していただいて、かなり再生に期待
がかけられるような予算措置ができたのですが、実際に農家の方たちにこれからそういう支援
をしていくということになりますと、かなり打撃を受けているといいますか、報道等もそうで
すし、私どもも意見を聞きますと、高齢者の方などは、再生をするような気力がもうなくなっ
ているというような状況も聞いております。そういう点では、この予算措置がされて、具体的
に取り組んでいく中でどのようなお考えを持っているのか、お伺いをしたいと思います。
◇経済部長(田村博史君) お答えを申し上げます。
 以前に近隣町村との相談という件でございましたが、これにつきましては、ビニールの被覆
材等の撤去についての相談などはした経緯がございます。
 また、2点目の農家の方が打撃を受けて、気力を失っているというような部分もあるという
御意見でありますけれども、農家に対しましては、災害からの復旧を県と市町村、国は当然で
ありますけれども、などの行政が全面的にバックアップをしていくといった姿勢を示していく
ことによって、農家の方々にその営農の継続といった意欲を喚起していくと、そういったこと
になるのではないかなというふうに考えております。以上であります。
◇9番(井之川博幸君) 市長は、そういう話があったということは、答弁していただけない
のでしょうか。話せる範囲で結構ですので、答弁できればお願いしたいというのと、実際の災
害に遭った農家の方たちに対する関係ですけれども、実際に補助金が出るとかそういうことに
なりますと、書類をつくったり、そのときの災害に遭った状況の記録、写真等も示してもらう
と、いろいろそういう手続等があると思うのですが、そういう点では今回の豪雪は、片づける
だけでも相当心身ともに疲弊をしているという状況ですから、そういうところまで気を配って
いただきまして、できるだけ農家の方たちの立場に立って、手続等もきちんとできるような配
慮をしていただければありがたいというふうに思うのですが、最後にその辺のお考えをお聞か
せ願いたいと思います。
◇市長(星野已喜雄君) それでは、前段を私のほうが、後段を経済部長から答弁をいたさせ
ます。
 まず、今議員がおっしゃっている10%のことの部分については、実は昭和村の村長のほう
からも、まだ特別に話があったわけではございません。したがいまして、今後広域圏の理事会
等がありますので、そういったところで話題が出てくれば、当然そこで話し合いがなされると
いうことにはなろうかと思いますが、そうしたことでございます。
 なお、これについては、先ほど経済部長のほうからもお話がなされましたが、冒頭のあの直
近のころに、できるだけ歩調を合わせて利根沼田は対応していこうというようなことについて
は、一応確認がなされてきたという経過があることは申し上げておきたいと思います。
◇経済部長(田村博史君) 命によりお答えを申し上げます。
 今後これらの事業を進めるに当たりましては、極力農家の方に負担がかからないようにでき
る支援を講じていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上
であります。
◇議長(大竹政雄君)ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。
 まず、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第33号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第33号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第33号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第10 閉会中の継続調査申出について
◇議長(大竹政雄君) 日程第21、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調
査の申し出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに、御異議ありま
せんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第11 字句等の整理委任について
◇議長(大竹政雄君) 日程第22、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会
議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第12 市長閉会挨拶
◇議長(大竹政雄君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 星野已喜雄君登壇〕
◇市長(星野已喜雄君) お許しをいただきましたので、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
 今期定例会は、去る2月28日から本日までの20日間の長きにわたって開催され、この間、
議員各位におかれましては、熱心な、また、慎重な御審議と御審査を賜り、御提案申し上げま
した全ての案件につきまして、原案のとおり可決、承認をいただき、まことにありがとうござ
いました。心より厚く御礼申し上げる次第であります。
 特に、平成26年度予算並びに関連する条例等につきましては、予算審査特別委員会を設置
し綿密なる御審査をいただきましたが、この間における宇敷委員長、石川副委員長の御労苦と
委員各位の御熱心な御審査に対して、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。
 また、一般質問におきましては、10名の方々から現下の諸問題を中心に、御示唆に富んだ
御質問を賜り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討課題とさせていただきました事項につ
きましては、今後十二分に留意をしてまいりたいと考えております。
 さて、議会冒頭に発言のお許しを得て述べさせていただきましたが、未曽有の雪害に当たり、
市民生活、地域経済、とりわけ本市の基幹産業である農業への被害は甚大でありますので、今
後関係機関との連携を図り、本日、御承認賜りました雪害関連の補正予算の迅速かつ適切な執
行とあわせて、一日も早い復旧に向け職員一丸となって努力傾注する覚悟であります。
 国におきましては、経済再生、デフレ脱却と財政健全化を合わせて目指す予算として、平成
26年度予算の年度内成立が確実であります。長いデフレ経済からの脱却に向け、三本の矢を
中心にさまざまな経済対策を講じておりますが、中山間地域に位置する本市においては、その
効果を現実のものとして感じることができておりません。また、平成26年4月には、消費税
の5%から8%への引き上げ、さらには、本市の基幹産業である農業に大きな影響を与えるで
あろう環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)等、本市の地域経済に与える大きな課題が山積
しておりますが、情報収集や関係機関との綿密な連携を図りつつ、対応に万全を期してまいり
たいと考えております。
 市民生活の安心・安全を守る立場にある地方行政の責任者として、一人一人が輝く社会であ
り、その一人一人が集合した地域社会が豊かに実る沼田市の実現に向け、誠心誠意、市民目線
の行政運営、持続可能な財政運営に努めてまいりたいと考えております。
 このような中、昨年11月の椎坂トンネルの開通は、合併後の新生沼田市、ひいては利根沼
田地域に明るい兆しをもたらしたことと思います。本市の将来を担う青少年の皆さんの大いな
る活躍にも勇気づけられるものがありました。
 来年度は、市制施行60周年、合併10周年を迎える記念すべき節目の年を迎え、新たな飛
躍をなし遂げるため、地域の歴史的観光資源や本市の基幹産業である農業、さらには人的な資
源「人間力」を市政に生かし、高齢者に安らぎを与え、若者が夢と希望を持てる未来志向の地
域社会の構築に向け、着実に、日々努力、精進してまいる所存であります。
 今議会冒頭、施政の方針の中でも述べさせていただきましたように、市民の皆さんとともに、
身近な資源や人材を生かし、奪い合うのではなく、分け与え合う精神こそ地域社会の基軸であ
ると考え、自助、共助、公助の実践を通し、現下の厳しい情勢を何としても乗り切って、市民
誰もが輝き、明るい希望に満ちた未来の沼田市を築くため、初心に返って市政運営に邁進して
まいる所存であります。
 今期定例会で御決定いただきました平成26年度予算につきましては、議会の御意見に十分
留意しながら、各事務事業の適正かつ効率的な執行に努め、最少の経費で最大限の効果を図る
ため、市民の皆さんとともに最善の努力をしてまいる所存であります。
 最後になりましたけれども、本定例会開会に先立ちまして、長きにわたる市勢発展への御貢
献に対し、在職10年以上の群馬県市町村自治功労者として、大島崇行議員、高柳勝巳議員、
星野 稔議員、金子一弥議員、片野彦一議員に感謝状が伝達されたところでありますが、改め
てその御功績に対し心からの敬意と感謝を申し上げさせていただきます。
 私自身、平成14年5月10日、市民の皆様方の御支援をいただき市長に就任して以来、間
もなく3期12年の歳月がたとうとしております。この間、旧白沢村及び旧利根村との市町村
合併により誕生した新生沼田市も10年という節目を迎えるところであり、また、市制施行6
0周年を迎える記念すべき年であります。今次、行財政改革の着実な推進と目まぐるしく変化
する社会経済状況、さらには、平成23年3月11日の東日本大震災により、かつて経験のな
い放射能汚染等、多くの被害により市民生活が脅かされ、なおその対応に国を挙げて取り組ん
でいるところであります。過日の記録的な降雪による雪害等、いつ何どき発生するかわからな
い災害から市民を守り、市民の安心・安全、そして市民が豊かに暮らせる地域社会の実現に向
け、市民の皆さんとともに、全身全霊、渾身の力を振り絞り、地域に密着した現地現場主義で、
沼田市の発展のため全力で市民の先頭に立ち、努力傾注してまいりました。これを支えてくだ
さったのは、ひとえに議員各位の温かい御指導と市民皆さまの深い御理解・御協力にほかなり
ません。心より感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
 今後とも、議員各位から、より一層の御指導と御鞭撻を賜りますよう、また皆様方の御活躍
を心から御祈念申し上げ、平成26年第1回定例会の閉会に当たっての御礼の御挨拶にかえさ
せていただきたいと思います。
 まことにありがとうございました。
    ──────────────◇──────────────
    第13 閉  会
◇議長(大竹政雄君) 以上をもちまして、平成26年第1回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
 議員各位並びに執行部各位には、長期間にわたりましてまことに御苦労さまでした。
    午後0時22分閉会




. .
. 前のページに戻る
.


All Rights Reserved. copyright  (c)  沼田市役所. 2000-2007、各ページに掲載の写真・音声・CG及び記事の無断転載を禁じます。
〒378-8501 群馬県沼田市下之町888番地 電話.0278-23-2111(代表)
このホームページについてのお問い合わせは、numatacity@city.numata.gunma.jp