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平成26年第2回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号
. . . 平成26年第2回沼田市議会定例会継続会会議録

平成26年6月20日(金曜日)

議事日程 第5号
平成26年 6月20日(金曜日)午前10時開議
第 1 市長交際費について
第 2 請願第 3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書
第 3 請願第 4号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面禁止のた
めの決断と行動を求める意見書採択の請願
第 4 請願第 5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願
第 5 請願第 6号 沼田城復元の調査・発掘等開始に関する請願
第 6 議案第44号 沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区及
び地域自治区の区長の設置に関する協議により定められた事項を変更
する条例について
第 7 議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例について
第 8 議案第38号 生方記念文庫設置及び管理条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第39号 平成26年度沼田市一般会計予算(第3号)
第10 議案第42号 沼田市監査委員選任の同意について
第11 議案第43号 沼田市固定資産評価員選任の同意について
第12 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について
第13 閉会中の継続調査申出について
第14 字句等の整理委任について
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 市長交際費について
第 3 請願第 3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書
第 4 日程追加 議案第45号 手話言語法制定を求める意見書案について
第 5 請願第 4号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面禁止のた
めの決断と行動を求める意見書採択の請願
第 6 日程追加 議案第46号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意
見書案について
第 7 請願第 5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願
第 8 日程追加 議案第47号 「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見書案について
第 9 請願第 6号 沼田城復元の調査・発掘等開始に関する請願
第10 議案第44号 沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区及
び地域自治区の区長の設置に関する協議により定められた事項を変更
する条例について
第11 議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例について
    議案第38号 生方記念文庫設置及び管理条例の一部を改正する条例について
    議案第39号 平成26年度沼田市一般会計予算(第3号)
               以上3件一括上程
第12 議案第42号 沼田市監査委員選任の同意について
第13 議案第43号 沼田市固定資産評価員選任の同意について
第14 諮問第 1号 人権擁護委員の推薦について
第15 閉会中の継続調査申出について
第16 字句等の整理委任について
第17 市長閉会挨拶
第18 閉  会
─────────────────────────────
出席議員(21人)
       1番  大島 崇行君      2番  山 敏也君
       3番  石川 初雄君      4番  島田 富造君
       5番  野村 洋一君      6番  坂庭 直治君
       7番  石井 紘一君      8番  高柳 勝巳君
       9番  井之川博幸君     10番  大東 宣之君
      11番  星野  稔君     12番  金子 一弥君
      13番  久保 健二君     14番  片野 彦一君
      15番  大竹 政雄君     16番  星川嘉一郎君
      17番  小野 要二君     18番  宇敷 和也君
      19番  石田 宇平君     20番  布施辰二郎君
      21番  星野佐善太君
欠席議員(1人)
      22番  牧野 保好君
─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   総務部長       田村 博史君
   市民部長       茂木 一夫君   健康福祉部長     山 恭昭君
   経済部長       栃原 豊彦君   都市建設部長     萩原 誠一君
   総務課長       内山 日朗君   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       小池 龍実君
   庶務課長       石井  旭君   監査委員事務局長   増田 雄二君
─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(大竹政雄君) これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 地方自治法第180条第1項の規定による専決処分として、道路管理の瑕疵による物損事故
に係る損害賠償額の決定についての報告がありました。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) 以上で諸般の報告を終わります。
──────────────◇──────────────
    第2 市長交際費について
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、市長交際費についてを議題といたします。
 本件に関し、総務文教常任委員長から調査結果の報告を行いたい旨、申し出がありました。
 委員長より報告願います。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会において、平成26年第1回定例会以降、継続
調査をしてまいりました市長交際費について、調査の結果を御報告申し上げます。
 本委員会は、6月17日、出席委員の全会一致をもって調査を終了することと決定いたしま
した。
 これより、その経過について御説明いたします。
 本委員会は、4月10日、5月12日に常任委員会を開催し、当局から示された交際費の支
出状況、支出に至るまでの事務の流れ、交際費の取り扱いなど、関係書類に基づき説明を受け、
慎重に調査した結果、市からの交際費の支出に関しては、会計事務の諸書類の手続は適正に行
われていたことを確認いたしました。
 また、当局からは、今後における交際費の支出基準については、飲食を伴わないものへの支
出を控える、領収書の確認のできるものの添付など見直しがされた旨の報告を受け、その改善
策を確認いたしました。
 しかしながら、市ホームページで公開されている市長交際費の支出状況と実際の支出先の受
け取り云々に関しては極めてグレーゾーンが多いことから、委員からは、さらに踏み込んだ調
査の実施についての意見も出され引き続き調査をしてまいりましたが、委員会としては、地方
自治法に規定されている「常任委員会は、その部門に属する当該地方公共団体の事務に関する
調査を行う」ことから、外部団体に対する調査には至らず、本委員会としてこれ以上の調査の
継続は限界であると判断いたしました。また、今後において状況に変化があれば再度の調査も
視野に、現時点においての本件調査に関しては終了することと決定した次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 本件は、委員長の報告にとどめます。
──────────────◇──────────────
    第3 請願第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、請願第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求め
る請願書を議題といたします。
 本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 井之川博幸議員。
〔民生福祉常任委員長 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第3号 手話言語法制定
を求める意見書の提出を求める請願書について、審査の結果を御報告いたします。
 本請願の趣旨は、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子
供が手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには、手話を言語として普及、研
究することができる環境整備を目的とした法整備を国として実現することが必要であると考え
られることから、手話言語法制定を求める意見書を政府と国会に対して提出を求めるものであ
ります。
 本委員会は、6月18日に常任委員会を開催し、全委員出席のもと、執行部より説明を受け、
慎重な審査を行った結果、全会一致で本請願を採択と決定いたしました。
 これより審査の経過を申し上げます。
 聾学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史があり、2
011(平成23)年8月に障害者基本法が改正され、言語に関連してさまざまな規定が設け
られましたが、これらの諸規定だけでは手話言語に関する権利を十分に保障したとは言えない
ので、さらなる規定の整備が求められます。改正障害者基本法から踏み込み、手話の認知をよ
り確かなものとし、手話言語に関する権利をより実効性をもって保障していくために手話言語
法の制定が求められていることから、本請願の願意を理解し、全会一致により、採択すべきも
のと決定した次第であります。
 以上を申し上げ、委員長の報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第3号 手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願書を採決いたしま
す。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時06分休憩
─────────────────────────────
午前10時07分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、井之川博幸議員外6名から、手話言語法制定を求める意見書案についてが提出さ
れました。
 この際、これを日程に追加し、日程第3を日程第4とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号 手話言語法制定を求
める意見書案についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
──────────────◇──────────────
    第4 議案第45号 手話言語法制定を求める意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、議案第45号 手話言語法制定を求める意見書案について
を議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。井之川博幸議員。
〔9番 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) ただいま上程されております議案第45号 手話言語法制定を求め
る意見書案について、意見書案の朗読をもちまして提案にかえさせていただきます。

「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書(案)

 手話とは、日本語を音声ではなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法
体系を持つ言語である。手話を使うろう者にとって、聞こえる人たちの音声言語と同様に、情
報獲得とコミュニケーションの手段として大切に守られてきた。
 しかしながら、ろう学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長
い歴史があった。
 2006(平成18)年12月に採択された国連の障害者権利条約には、「手話は言語」で
あることが明記されている。
 日本政府はこの「障害者権利条約」を2014(平成26)年1月に批准し、日本において
2月19日に効力が生じた。
 障害者権利条約の批准に向けて日本政府は国内法の整備を進め、2011(平成23)年8
月に成立した「改正障害者基本法」では「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)
その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保される」と定められた。
 また、同法第22条では国・地方公共団体に対して情報保障施策を義務づけており、手話が
音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手話を身につけ、手
話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる環境整備
に向けた法整備を国として実現することが必要であると考える。
 よって、本市議会は、政府と国会が下記事項を講ずるよう強く求めるものである。

 手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、きこえない子どもが手話を身に
つけ、手話で学べ、自由に手話が使え、更には手話を言語として普及、研究することのできる
環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成26年6月 日

  衆議院議長
  参議院議長
  内閣総理大臣  様
  文部科学大臣
  厚生労働大臣

                        沼田市議会議長  大竹 政雄

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第45号 手話言語法制定を求める意見書案についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第5 請願第4号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面
             禁止のための決断と行動を求める意見書採択の請願
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、請願第4号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政
府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書採択の請願を議題といたします。
 本請願に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました請願第4号 2015年NP
T再検討に向けて日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書採択の請願に
ついて、審査の結果を御報告いたします。
 本請願の趣旨は、2015年核不拡散条約(NPT)再検討会議を来春に控え、唯一の被爆
国の政府として、核兵器全面禁止の具体的プロセスに踏み切るよう核兵器保有国に求めるため、
日本政府へ核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書提出を求めるものであります。
 本委員会は、6月17日に常任委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、出席委員の全会
一致をもって本請願を採択と決定いたしました。
 その理由と審査の結果について御説明申し上げます。
 審査の過程で各委員から、沼田市は、昭和36年に核爆発実験即時中止に関する決議を可決
し、昭和61年には、核兵器廃絶平和都市を宣言しています。
 また、核兵器の廃絶や核実験の中止を求める意見書についても、これまでに何度か国に提出
している経過があります。
 さらに、世界各国でも核兵器廃絶に向けた機運が高まっており、日本においても平成21年
に衆参両院において核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議が全会一致で可決された
経過もあります。
 これらのことから本請願の願意を理解し、採択すべきものと決定した次第であります。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第4号 2015年NPT再検討会議に向けて日本政府に核兵器全面禁止のた
めの決断と行動を求める意見書採択の請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時17分休憩
─────────────────────────────
午前10時18分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、片野彦一議員外5名から、日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求め
る意見書案についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第5を日程第6とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号 日本政府に核兵器全
面禁止のための決断と行動を求める意見書案についてを日程に追加し、直ちに議題とすること
に決しました。
──────────────◇──────────────
    第6 議案第46号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意
              見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第5、議案第46号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と
行動を求める意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。片野彦一議員。
〔14番 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきま
す。

日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書(案)

 2010年5月の核不拡散条約(NPT)再検討会議は、「核兵器のない世界の平和と安全
を達成する」ことを合意し、「すべての国家は核兵器のない世界を達成し維持するために必要
な枠組みを築く特別な努力をする必要がある」と強調した。次回の2015年NPT再検討会
議を前に、いま、世界のすべての国の政府と市民社会には、この目標を実現に変えるために協
力し、行動することが強く求められている。
 しかし、それから3年になる今も、「核兵器のない世界」を達成する道筋はなお見えていな
い。米ロ間の合意を含め、一定数の核兵器が削減されたとはいえ、世界にはなお1万9千発の
核兵器が貯蔵、配備され、他方では朝鮮半島をめぐる現在の緊張に見られるように、新たな核
開発の動きが続いている。意図的であれ偶発的なものであれ核兵器が使われる危険は現実に存
在している。
 この状態を打開し核兵器を無くすためには、国際社会が一致して核兵器を全面的に禁止する
以外に方法はない。国際司法裁判所も断じたように、核兵器の使用は「国際人道法の原則と規
則」に反するものであり、世界で唯一、国民が核の惨禍を体験した日本には、核兵器の非人道
性を訴え、全面禁止を主張する道義的根拠と重い責任がある。
 今核兵器を持つわずかな数の国が決断すれば、核兵器全面禁止の必要を一致して確認でき、
そのうえに核兵器禁止条約の交渉を開始できる条件が生まれている。この決断と行動を遅らせ
ることは、第2、第3のヒロシマ、ナガサキにつながる危険を放置することになる。
 さらに、北朝鮮の核開発をめぐって軍事的緊張が高まっているなかで、国際紛争の解決手段
としての武力行使と威嚇を憲法で放棄した日本が核兵器全面禁止のために行動することは、朝
鮮半島の非核化、日本と東アジアの平和と安全を促進する上でも極めて重要である。
 2013年10月21日には「核兵器の人道的影響に関する共同声明」が125カ国の連名
で発表されている。この声明は、核兵器の残虐性、「非人道性」を告発して、「核兵器のない
世界」へ前進することを目指すことを目的としたもので、「核兵器がいかなる状況の下でも決
して再び使われないことが人類生存の利益」であると述べ、核兵器が使用されないことを「保
証する唯一の道は、その全面廃絶である」とし、すべての国が核兵器使用の阻止、核軍縮など
のために「責任」を負っていることを強調している。日本政府も賛同したことは唯一の被爆国
であり、憲法の平和原則と「非核三原則」を掲げる国として当然の姿勢である。しかしこれで
問題が終わったわけではない。核兵器は全面的に禁止されるべきである。
 2015年NPT再検討会議に向かって、核兵器のない世界への行動が直ちに開始されるよ
う、核軍縮・廃絶と安全保障にかかわる諸機関で、「共同声明」の署名国として、日本政府が
目標を分かち合う多くの国々と協力し、核兵器全面禁止条約の交渉開始のために努力するよう
要望する。
 以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成26年6月 日

 内閣総理大臣
 総務大臣  様
 外務大臣

                       沼田市議会議長  大 竹 政 雄

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第46号 日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書案に
ついてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第7 請願第5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願
◇議長(大竹政雄君) 日程第6、請願第5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願
を議題といたします。
 本請願に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました請願第5号 「ゆきとどいた
教育」の前進をもとめる請願について、審査の結果を御報告いたします。
 本請願の趣旨は、国が構造改革路線を突き進み、地方に負担を押しつけることなく、国の責
任で、全ての小・中学校・高校で30人以下学級を実現すること及び新たな教職員定数改善計
画をつくり、計画的に教職員をふやすことを国に対して求める意見書提出を求めるものであり
ます。
 本委員会は、6月17日に常任委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、出席委員の全会
一致をもって本請願を採択と決定いたしました。
 その理由と審査の結果について御説明申し上げます。
 審査の過程で各委員から、日本の人口減少傾向は統計を見ても明らかで、人口減少でも将来
を担う子供たちにとって教育が一番大事であり、その教育現場が疲弊することは最も恐れられ
ることで、教職員の適正配置は最優先すべきである。実際の教育現場の実状は、特別支援学級
など多様化して、教職員の対応はさま変わりしてきていること、学校を取り巻く環境是正には
十分な配慮が必要であるなどの意見が出されました。きめ細かな教育現場環境整備に向けた取
り組みを望むため、本委員会は審査の結果、本請願の趣旨は妥当であることから、全会一致に
より採択すべきものと決定した次第であります。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第5号 「ゆきとどいた教育」の前進をもとめる請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時29分休憩
─────────────────────────────
午前10時30分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、片野彦一議員外5名から、「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見書案につい
てが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第7を日程第8とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号 「ゆきとどいた教育」
の前進を求める意見書案についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
──────────────◇──────────────
    第8 議案第47号 「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第7、議案第47号 「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見
書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。片野彦一議員。
〔14番 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきま
す。

「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見書(案)

 全国の多くの自治体が独自に少人数学級を実施しています。群馬県でも小1から小4までと、
中1で少人数学級が実現しました。国は、地方の動きに後押しされ、2011年度は小1で、
2012年度は小2で35人以下学級を実施しました。しかし、2013年度以降は、35人
以下学級の前進を見送り、教職員定数改善計画も1959年に開始して以来、初の「純減」を
強行しました。
 子どもたちを守るべき教職員も長時間過密労働で追い詰められています。こうした状況を変
えていくために、少人数学級実現や教職員定数増は大きな力を発揮します。国に先駆けて少人
数学級を実施している自治体では、学級規模が小さくなることで不登校や生活指導の件数が減
り、学習に対する理解や意欲も高まり、また、定数増で教職員が子どもと向き合う時間が増え
て学校が落ち着いてきたなど、これらの施策が有効であることが報告されています。
 しかし、少人数学級実現や教職員定数増を自治体だけの負担に転嫁するならば、財政力の違
いによる自治体間格差が生じることになります。教育の機会均等を保障するためには、国が責
任を持って少人数学級実現と教職員定員増を行うことが強く求められています。
 学校では臨時・非常勤職員が増え続けています。こうした非正規だのみの状態は、子どもた
ちにとっても、共に働く教職員にとっても、十分な教育環境ではありません。
 人口減少化が叫ばれる中、次代を担う子どもたちが自信を持ってグローバル社会へ羽ばたい
ていくための人材育成には、国全体としての一貫した取り組みが必要であり、教育現場の疲弊
を招かぬよう教職員定数を改善すると共に、臨時・非常勤の正規化を進める必要があります。
 日本の「教育機関への公財政支出の対GDP比(2010年度)」は3.6%でOECD諸
国の中では4年連続最下位となっています。段階的にOECD平均並みの5.4%まで引き上
げれば、小・中学校の30人以下学級のみならず、就学前から大学まで教育の無償化を進める
ことが可能となります。
 地方に負担を押しつけることなく、国の責任による教育条件整備を進めることが必要です。
 よって、沼田市議会は、国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要請します。
1、国の責任で、すべての小・中学校で30人学級を実現すること
2、国は、新たな教職員定数改善計画をつくり、計画的に教職員を増やすこと
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成26年6月 日

 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣  様
 文部科学大臣
 財務大臣
 総務大臣

                       沼田市議会議長  大 竹 政 雄

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第47号 「ゆきとどいた教育」の前進を求める意見書案についてを採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第9 請願第6号 沼田城復元の調査・発掘等開始に関する請願
◇議長(大竹政雄君) 日程第8、請願第6号 沼田城復元の調査・発掘等開始に関する請願
を議題といたします。
 本請願に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました請願第6号 沼田城復元の調
査・発掘等開始に関する請願について、審査の結果を御報告いたします。
 本請願の趣旨は、NHKテレビの大河ドラマ「真田丸」の放映が決定し、沼田市を全国的に
PRする絶好のチャンスが来たことから、観光客誘致及び中心市街地活性化に向け、沼田市民
の強い要望でもあり、悲願である沼田城復元に向けて、沼田城の調査・発掘等を早急に開始す
るよう求めるものであります。
 本委員会は、6月17日に常任委員会を開催し、執行部からの詳細な説明を受け、慎重に審
査を行った結果、出席委員の全会一致をもって本請願を採択と決定いたしました。
 その理由と審査の経過について御説明申し上げます。
 審査の過程で各委員からは、発掘調査は沼田城の歴史を探る手段として必要な事業であり、
市民もその調査には期待を持っている。沼田公園長期整備構想が策定された時代とは変化して
きていることから、関係する公園内施設の関係団体等と協議を進めながら調査の開始を期待す
る意見が出され、本市のまちづくりの基本となる沼田城の史実の調査をする上では、請願趣旨
の調査・発掘開始は必要であることから、本請願は採択すべきものと決定した次第であります。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第6号 沼田城復元の調査・発掘等開始に関する請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択であります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第10 議案第44号 沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う
               地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協議に
               より定められた事項を変更する条例について
◇議長(大竹政雄君) 日程第9、議案第44号 沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃
置分合に伴う地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協議により定められた事項を変
更する条例についてを議題といたします。
 本案に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました議案第44号 沼田市、利根
郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区及び地域自治区の区長の設置に関する協
議により定められた事項を変更する条例について、審査の結果を御報告いたします。
 本委員会は、6月17日に委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、出席委員の全会一致
をもって本案を可決すべきものと決定いたしました。
 本条例は、沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区及び地域自治
区の区長の設置に関する協議において定められている事項について、協議の内容を変更するた
めのもので、主な変更事項としては、振興局長の設置に関する事項及び地域協議会の所掌事務
に関する事項、また関連する条例の一部改正もあわせて行うものであり、平成27年3月31
日までの間、地域自治区の事務所の長として一般職の職員を配置するものであり、本条例を了
とし、可決すべきものと決定をした次第であります。
 なお、今後においてもサービスの低下を招くことのない業務の継続を望み、委員長報告とい
たします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第44号 沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区
及び地域自治区の区長の設置に関する協議により定められた事項を変更する条例についてを採
決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決であります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第11 議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の一部を改正する
               条例についてから
        議案第39号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第3号)まで
                     以上3件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第10、議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の
一部を改正する条例についてから日程第12、議案第39号 平成26年度沼田市一般会計補
正予算(第3号)までの以上3件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例について
願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第38号 生方記念文庫設置及び管理条例の一部を改正す
る条例について願います。10番。
◇10番(大東宣之君) 生方記念文庫の工事が完了いたします。それに伴う条例の一部改正
が提案をされたわけですが、実際、この生方記念文庫が開館をするのがいつになるのか、教え
ていただきたいと思います。
 それから、利用者の増といいますか、そうした取り組みについて、従前とは違って何らか新
しい取り組みがされていくのか、お聞かせいただければと思います。
◇教育部長(小池龍実君) ただいまの大東議員の御質疑にお答えを申し上げます。
 まず、オープンでございますけれども、オープンについては、現在、7月26日の土曜日で
今調整中でございます。
 次に、利用者の増についてということでございますけれども、生方記念文庫は、御案内のと
おり、戦後における女流歌人の第一人者でございまして、また名誉市民である生方たつゑさん
の著書を中心に、詩歌の関係書など多くを集め展示、公開する施設でございます。今回、新し
く建てかわったわけでございますけれども、今後はPRに努め利用増を図るとともに、生方記
念文庫の1階の北側でございますけれども、国道側でございますけれども、無料スペースを設
けまして、ここをインフォメーションスペースとしたところでございます。そこでは、観光パ
ンフの配置あるいは市内文化財の紹介あるいはテレビによります市内観光地の映像紹介などを
行う予定でございます。観光PRにも努めまして、利用者の増を図ってまいりたいと考えてい
るところでございます。以上でございます。
◇10番(大東宣之君) 今後、この生方記念文庫に隣接をしてといいますか、隣に旧貯蓄銀
行の移転が始まるわけですが、移築工事が始まるわけですが、今後こうした生方記念文庫、さ
らには旧貯蓄銀行、これらを一体とした活用をしていくというような形で、この生方記念文庫
の利用増に向けた取り組み等がされていくのか。
 旧貯蓄銀行には展示スペースがあるというふうに聞いているわけですから、そういった中に
おいても、この生方記念文庫と一体となったいろいろな資料の展示等々について検討されてい
くのかどうか、お聞かせいただければと思います。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答えを申し上げます。
 議員御指摘のとおり、生方記念文庫の隣に本年度、旧沼田貯蓄銀行を建設する予定でござい
ます。生方記念文庫につきましては、先ほどインフォメーションスペースの有効活用を図って
いきたいと申し上げたところでございますけれども、旧沼田貯蓄銀行には、御指摘のとおり展
示スペースを設ける予定でございます。そこでは作品展示等が可能なことから、いろいろな企
画展等を開催いたしまして、両方を一体として管理する中で利用者の増を図ってまいりたいと
考えているところでございます。以上でございます。
◇10番(大東宣之君) わかりました。
 あと、最後にお聞かせいただきたいんですが、生方記念文庫、生方たつゑ先生とあわせて、
生方 誠さん、御主人のいろいろな資料等も寄附をいただいているわけですから、かなり貴重
な資料、また川端康成を初めとした有名人、川端康成、若山牧水、そういった方との親交があ
った方ですから手紙等がたしかあったのではなかったかと思うんですが、そういった生方 誠
氏が収集をしてきたさまざまな資料、またそういった日本を代表する文化人等との交流のそう
した資料等をこの生方記念文庫などでも展示をして、利用者の増に今後取り組んでいくお考え
があるのかどうか、最後にお聞かせいただければと思います。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答えを申し上げます。
 生方記念文庫には、御指摘のとおり生方 誠さんに関係する資料がたくさんございます。今
度新しくしたということで、そちらについても貴重な資料でございますので、できるだけ多く
の方に見ていただくような方法を検討していきたいと思っております。
 いずれにいたしましても、生方記念文庫あるいは旧沼田貯蓄銀行、教育委員会とすれば、貴
重な、いわゆる文化施設でございます。ここを中心市街地の文化の拠点となればいいなと思っ
ているところでございます。
 それと、もう1点、ここがにぎわいの核、街なか再生事業のにぎわいの核ということでござ
いますので、そちらにつきましては担当課とよく連携しながら利用増を図る中で、また商店街
の活性化につながればいいなと思っているところでございます。以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。21番。
◇21番(星野佐善太君) 同僚議員の質疑にあったんですが、記念文庫の関係につきまして、
現在、御息女の生方美智子さんが東京に在住でございまして、時折沼田にも来ますが、非常に
この方は世界的に有名な茶器道具というんでしょうか、いろいろ持っております。私も昨年、
東京のほうへ行ってその大会を見てみました。非常に日本の著名人の方々とつき合いが多くて、
そういう人が協賛してやっているんです。そういったものを年に何度かというようなことで展
示して多くの方々に来てもらう。また、著名人、そこに呼んで一緒に来てもらうと。こうする
ことによって非常に活性化になると思うんですが、その点につきまして、お考えあるでしょう
か。
◇教育部長(小池龍実君) 星野議員の御質疑にお答え申し上げます。
 先ほど生方美智子さんの関係でございますけれども、生方美智子さんにつきましても、いわ
ゆるテーブルコーディネーターということで全国的に活躍されている方でございます。議員御
指摘のことにつきましては、よくまた関係機関と御相談を申し上げながら研究してまいりたい
と思っているところでございます。以上でございます。
◇21番(星野佐善太君) わかりました。
 現代の流れの中で非常に彼女は日本的にも有名なことがございますので、ぜひ活用してもら
えばよいと思っています。よろしくお願いします。以上です。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第39号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
について願います。
 なお、議案第39号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第2款 総務費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。
 まず、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第37号から議案第39号までの以上3件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第37号から議案第39号まで
の以上3件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第37号 沼田市社会体育施設設置及び管理条例の一部を改正する条例につい
てを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第38号 生方記念文庫設置及び管理条例の一部を改正する条例についてを採決
いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第39号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第12 議案第42号 沼田市監査委員選任の同意について
◇議長(大竹政雄君) 日程第13、議案第42号 沼田市監査委員選任の同意についてを議
題といたします。
 職員より、議案を朗読させます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。
 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第42号 沼田市監査委員選任の同意
について御説明申し上げます。
 沼田市監査委員のうち、識見を有する者のうちから選任をしております鴻田武夫さんの任期
が平成26年6月12日をもって満了となりましたので、後任について慎重に選考した結果、
経験豊かな金井章二さんを適任と認め、選任いたしたく提案申し上げる次第であります。
 金井章二さんの経歴概要につきましては、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりで
ありますが、豊富な経験と卓越した識見を持った方であり、監査委員にふさわしい方と確信し
ております。
 よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第42号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第42号 沼田市監査委員選任の同意についてを採決いたします。
 本案は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時58分休憩
─────────────────────────────
午前11時05分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第13 議案第43号 沼田市固定資産評価員選任の同意について
◇議長(大竹政雄君) 日程第14、議案第43号 沼田市固定資産評価員選任の同意につい
てを議題といたします。
 職員より、議案を朗読させます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。
 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第43号 沼田市固定資産評価員選任
の同意について御説明申し上げます。
 固定資産評価員は、市長の指揮を受けて固定資産を適正に評価し、市長の行う評価の決定を
補助するために設置されておりまして、選任に当たっては、従来から税務課長を充ててきたと
ころであります。
 去る4月1日の人事異動に伴い、前税務課長茂木進一から辞職したい旨の願いが提出されま
したので、これを承認し、新たに後任の税務課長諸田 裕を選任いたしたく提案申し上げる次
第であります。
 よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第43号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第43号 沼田市固定資産評価員選任の同意についてを採決いたします。
 本案は、同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第14 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
◇議長(大竹政雄君) 日程第15、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題といた
します。
 職員より諮問書を朗読させます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。
 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
御説明申し上げます。
 現在、本市の人権擁護委員につきましては、11名の方々が法務大臣の委嘱を受け御活躍い
ただいております。そのうち、井上英子さんが平成26年9月30日をもって任期満了となる
ことから、前橋地方法務局長より後任候補者の推薦依頼があったものであります。
 井上さんにつきましては、平成20年10月より2期6年間にわたり人権擁護委員として御
活躍いただいており、引き続きお願いいたしたく提案申し上げる次第であります。
 なお、経歴につきましては、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりでありますので、
よろしく御審議の上、御意見を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを採決いたします。
 本件は諮問のとおり推薦することに異議ない旨回答することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本件は異議ない旨回答することに決
しました。
──────────────◇──────────────
    第15 閉会中の継続調査申出について
◇議長(大竹政雄君) 日程第16、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続
調査の申し出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませ
んか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第16 字句等の整理委任について
◇議長(大竹政雄君) 日程第17、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会
議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で、今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。
──────────────◇──────────────
    第17 市長閉会挨拶
◇議長(大竹政雄君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) お許しをいただきましたので、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
 今期定例会は、去る6月10日から本日までの11日間にわたり開催され、議員各位には慎
重な御審議を賜り、御提案申し上げました18件の案件につきまして、全て原案のとおり可決、
承認及び同意をいただき、また人権擁護委員の推薦につきましても御配慮賜り、まことにあり
がとうございました。厚く御礼申し上げます。
 また、一般質問におきましては、11名の議員の方々から現下の山積する諸問題を中心に御
質問を賜り、それぞれ答弁を申し上げましたが、検討、研究課題とさせていただきました事項
につきましては、今後、十二分に留意をしてまいりたいと考えております。
 さて、今期定例会の冒頭、市政運営に当たっての所信の一端を申し上げさせていただきまし
た。
 これからの4年間は、地方自治体の命題である最少の経費で最大の効果を上げることであり
ます。
 地方財政は、今後も厳しい財政運営が予想されます。この状況を乗り越えるため、めり張り
のある財政運営を実施し、地域の資源や人材を有効に活用し、持続可能な行財政運営を堅実に
構築していくとともに、行政と市民の信頼をなお一層高め、市民が主役の協働によるまちづく
りにより、「暮らしを実感できる文化的な生活」、「豊かな等身大の沼田」を創造してまいり
たいと考えております。
 中山間地域に位置する本市を取り巻く諸課題は、低迷する地域経済や少子高齢化、人口減少
等、難しい課題が山積し、これらの諸課題にスピード感を持って対応していかなければなりま
せん。
 私の座右の銘は、京セラの創業者、稲盛和夫氏の言葉に「動機善なりや私心なかりしか」で
あります。動機が善であり、実行過程が善であれば、結果を問う必要はない、必ず成功すると
いうことであります。
 これからの多くの課題に立ち向かい、決断し実行していくに当たり、「市民の幸せのため、
そして沼田市発展のためを思っての行動なのかと」この言葉を自問自答し、市民一人一人が幸
せを感じられる沼田市を目指し、歴史と大自然が息づく「幸福度ナンバーワンの沼田」実現の
ため、全身全霊を傾注してまいる覚悟でありますので、議員各位のなお一層の御指導、御鞭撻
をお願い申し上げる次第であります。
 最後になりましたが、本定例会開会に先立ち、長年にわたり市政の振興に貢献された御功績
により、全国市議会議長会永年勤続表彰を受けられました大竹政雄議長、金子一弥議員、小野
要二議員に対しまして表彰状が伝達されましたが、改めて3名の方々の御功績に対し心から敬
意と感謝を申し上げさせていただき、本定例会の閉会に当たってのお礼の御挨拶とさせていた
だきます。
 まことにありがとうございました。
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    第18 閉  会
◇議長(大竹政雄君) 以上をもちまして、平成26年第2回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
 議員各位並びに執行部各位には、大変御苦労さまでございました。
    午前11時17分閉会




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