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平成26年第3回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
. . . 平成26年第3回沼田市議会定例会会議録

平成26年9月3日(水曜日)

議事日程 第1号
平成26年 9月 3日(水曜日)午前10時08分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 報告第 8号 平成25年度沼田市一般会計継続費精算報告書について
第 5 議案第48号 市道路線の認定について
第 6 議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の締結に
              ついて
第 7 議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
              制定について
第 8 議案第51号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
              準を定める条例の制定について
第 9 議案第52号 沼田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
              条例の制定について
第10 議案第53号 沼田市税条例等の一部を改正する条例について
第11 議案第54号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
              等の一部を改正する条例について
第12 議案第55号 平成25年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定
              について
第13 議案第56号 平成25年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
第14 議案第57号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第4号)
第15 議案第58号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第16 議案第59号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第17 議案第60号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第18 議案第61号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
第19 議案第62号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第20 議案第63号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第21 議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 報告第 8号 平成25年度沼田市一般会計継続費精算報告書について
第 6 議案第48号 市道路線の認定について
第 7 議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の締結に
              ついて
第 8 議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
              制定について
    議案第51号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基
             準を定める条例の制定について
    議案第52号 沼田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
             条例の制定について
               以上3件一括上程
第 9 議案第53号 沼田市税条例等の一部を改正する条例について
第10 議案第54号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
              等の一部を改正する条例について
第11 議案第55号 平成25年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定
              について
    議案第56号 平成25年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
               以上2件一括上程
第12 議案第57号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第4号)
    議案第58号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第59号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    議案第60号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第61号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第62号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第63号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
               以上8件一括上程
第13 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(21人)
       1番  大島 崇行君      2番  山 敏也君
       3番  石川 初雄君      4番  島田 富造君
       5番  野村 洋一君      6番  坂庭 直治君
       7番  石井 紘一君      8番  高柳 勝巳君
       9番  井之川博幸君     10番  大東 宣之君
      11番  星野  稔君     12番  金子 一弥君
      13番  久保 健二君     14番  片野 彦一君
      15番  大竹 政雄君     16番  星川嘉一郎君
      17番  小野 要二君     18番  宇敷 和也君
      19番  石田 宇平君     20番  布施辰二郎君
      21番  星野佐善太君
欠席議員(1人)
      22番  牧野 保好君
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   副 市 長       上原 訓幸君
   総務部長       田村 博史君   市民部長       茂木 一夫君
   健康福祉部長     山 恭昭君   経済部長       栃原 豊彦君
   都市建設部長     萩原 誠一君   白沢町振興局長    諸田  裕君
   利根町振興局長    下  宏一君   総務課長       内山 日朗君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       小池 龍実君   庶務課長       石井  旭君
   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時08分開会
◇議長(大竹政雄君) ただいまから平成26年第3回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 沼田市監査委員金井章二、大島崇行の両氏から、随時監査等結果報告書並びに例月出納検査
結果報告書が、地方自治法の規定に基づき、議長宛てに寄せられております。
 本日、その写しをお手元に配付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分として、市営住宅管理の瑕疵によ
る電気使用料の増加に係る損害賠償額の決定についての報告がございました。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から9月24日までの22日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月
24日までの22日間と決定いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、久保健二議員、片野彦
一議員、星川嘉一郎議員の以上3名を指名いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第4 請願の付託
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第5 報告第8号 平成25年度沼田市一般会計継続費精算報告書について
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、報告第8号 平成25年度沼田市一般会計継続費精算報告
書についてを議題といたします。
 報告書の朗読を省略し、直ちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました報告第8号 平成25年度沼田市一般会計
継続費精算報告書について御説明申し上げます。
 沼田中学校校舎改築に伴い、平成24年度から平成25年度に継続費を設定した中学校耐震
診断・耐震補強事業について、継続費精算報告書を調製したので、地方自治法施行令第145
条第2項の規定により、これを報告するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております報告第8号については、地方自治法施行令第145条第2項
の規定により報告されたものでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第48号 市道路線の認定について
◇議長(大竹政雄君) 日程第5、議案第48号 市道路線の認定についてを議題といたしま
す。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第48号 市道路線の認定について御
説明申し上げます。
 今回認定する市道榎通り支8号線につきましては、宅地造成に伴い新設された道路を市民の
方から御寄附をいただき市道認定するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第48号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第48号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契
              約の締結について
◇議長(大竹政雄君) 日程第6、議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造
建築工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強
及び大規模改造建築工事請負契約の締結について御説明申し上げます。
 升形小学校管理棟は、昭和48年度の建築で耐震基準を満たしていないことから、このたび
耐震補強工事を実施するもので、また、それにあわせて大規模改造工事を行うものであります。
 お配りいたしました参考資料のとおり、総合評価落札方式による条件付一般競争入札の結果、
8月8日、1億6,524万円にて、萬屋建設株式会社が落札したものでありまして、地方自
治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。
 なお、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第4条の定めるとこ
ろにより、8月8日に仮契約を行っており、議会の議決をいただいた後に、本契約とするもの
であります。
 工事概要を申し上げますと、升形小学校管理棟は鉄筋コンクリート3階建て、面積は1,4
11平方メートルで、耐震補強のためのブレースや耐震スリットの設置を行うほか、間取りの
変更や便所改修などを実施するものであります。
 また、その他電気設備工事、機械設備工事を別工事として発注しておりますが、今回の工事
の完成は平成27年3月を予定しております。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第49号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第49号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の締結
についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定
              める条例の制定についてから
       議案第52号 沼田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基
              準を定める条例の制定についてまで
                     以上3件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第7、議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に
関する基準を定める条例の制定についてから日程第9、議案第52号 沼田市放課後児童健全
育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてまでの以上3件を一括議題
といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の
設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから議案第52号 沼田市放課後児童
健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてまでの以上3件につき
まして、一括して御説明申し上げます。
 平成24年8月に「子ども・子育て支援法」、「認定こども園法の一部を改正する法律」及
び「関係法律の整備等に関する法律」の子ども・子育て関連3法が公布され、全ての子供の良
質な成育環境を保障し、子供・子育て家庭を社会全体で支援することを目的として、この関連
3法に基づく子ども・子育て支援新制度が平成27年4月から施行されることとなります。
 これに伴い、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準、特定教育・保育施設及び特定
地域型保育事業の運営に関する基準及び放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準
を市町村の条例で定めることとなったため、本条例3件を制定するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第50号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
制定について願います。10番。
◇10番(大東宣之君) 今回、法律が新たに制定されたことに伴って3件の条例が提案され
るということで、何件かにわたって質疑をさせていただきたいと思います。
 まず初めに、現在の本市における待機児童の状況等についてどのようになっているのかお聞
かせいただきたいと思います。
 続いて、家庭的保育事業という形で新たに事業が実施されることになるわけですが、こうし
た保育に対するニーズの把握等についてはされてきているのかどうか、また、ニーズのそうい
った状況がどうなっているのか、まずお聞かせいただければと思います。
◇健康福祉部長(山恭昭君) 大東議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、本市の現在の待機児童の状況でございますが、4月1日現在、待機児童はゼロという
状況でございます。また、今回の家庭的保育事業等の設置に当たりましてのニーズ調査という
ことでございますが、昨年、子ども・子育て会議を設置いたしまして、ことしに入りまして調
査をしたところでございます。調査結果につきましては、先ほど申し上げましたが、待機児童
が現在いないということ、また家庭的保育事業等の実施している実態がないということから、
新規の事業であるため、ニーズ調査の結果、ニーズは少ないというような状況でございました。
◇10番(大東宣之君) わかりました。
 今回のこの事業は全く新しい事業で、現在沼田市では行われていないということですが、今
後こうした事業に参入される方もいらっしゃるのではないかということが想像できるわけなん
ですが、そうした新たにこうした事業に参入されて展開をしていこうという事業者と市との関
係、いろいろな相談を受けたり、適切に保育がされているかどうか、そういった調査等も、市
としても状況を把握しながら、問題があれば適切な指導もするし、また事業者から要望があれ
ば聞き入れていくというような関係づくり、状況の把握や要望を聞き入れていくような関係づ
くりというのは、この中でどのようにされていくのかお聞かせいただければと思います。
◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。
 新しく設置を予定しておりますこれらの事業につきましては、まず、国の最低基準をもとに
条例を設置してございます。そういった最低基準の中で規定をされているわけでございますけ
れども、第4条においては、市長は、乳児の保護者その他児童福祉に係る当事者の意見を聞き、
家庭的保育事業者等に対し、国の最低基準を超えてその設備及び運営を向上させるよう勧告す
ることができるという規定を定めております。また6条におきましては、家庭的保育事業者等
は地域社会との交流及び連携を図り、利用乳幼児の保護者及び地域社会に対し運営内容を説明
するように努めなければならない、また定期的に外部の者による評価を受けて、それらの結果
を公表し、その改善を図るように努めなければならないなどの規定を定めてございます。また、
事業者はその都度保育の内容等につきまして保護者にもその内容を伝えていくというような規
定もあることから、問題行動や事故が発生しないような規定になっているものと考えておりま
す。
 以上でございます。
◇10番(大東宣之君) 新しい事業になるわけですので、実際どういう形で行われるかとい
うのは想像の域を脱しないわけなんですが、こういう事業が仮に展開する、新しく始められる
ということになったとしても、現在行われている保育の水準と変わらない、低下させないとい
うような事業が展開されるということなのかどうか、最後に確認をさせていただければと思い
ます。
◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。
 職員の資格や人数、乳幼児の適切な処遇の確保、また安全の確保、秘密の保持や児童の健全
な発達と密接に関係するものについては、厚生労働省令で定めた基準に従い定めているもので
ございます。いずれの事業も本市において新たな事業形態であり、一定の質を確保する観点か
ら厚生労働省令で定める基準に従い定めたものでございますので、御了解いただきたいと思い
ます。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第51号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育
事業の運営に関する基準を定める条例の制定について願います。10番。
◇10番(大東宣之君) 今回の条例制定は、認定こども園の位置づけがこの中で明確になっ
てくるのではないかと思います。そうした中で、実際認定こども園が現在1園あるわけですが、
どのような事業が展開されているのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
 そして、条例の中に特定教育ということがうたわれているわけですが、この特定教育という
のはいったいどういうものなのか、どういうことがやられるのかわかれば教えていただきたい
と思います。
◇健康福祉部長(山恭昭君) 大東議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、認定こども園の関係でございますけれども、認定こども園は、保護者の就労の有無に
かかわりなくどのお子さんについても教育と保育を一緒に受けられる施設でございます。また、
保護者が働かなくなったなど、就労状況が変わった場合も通いなれた園を継続して利用できる
特徴がございます。子育て支援の場がまた用意されておりまして、園に通っていない子供の御
家庭も、保育相談や子育て相談、親子の交流の場などにも参加できるような体制をとっている
施設でございます。
 次に、特定教育の意味でございますけれども、特定教育・保育につきましては、市町村長が
本条例に基づき施設型給付費の支給対象移設として確認し、特定教育・保育施設となった認定
こども園、幼稚園、保育園で受ける教育・保育のことを特定教育・保育というように定めてい
るものでございます。
 以上でございます。
◇10番(大東宣之君) 今回の条例制定3件については、法律が変わったことによって条例
を制定するということになると理解をしているんですが、今回のこの法律の中で、子供を預か
る時間帯、現在ですと保育園は朝8時ぐらいから夕方6時ぐらいまで預かっているわけですけ
れども、法律の改正によって、半日単位だとか、そういう保育の仕方ができるようになるとか、
保育料も変わってくるとか、今の制度とは変わってくるということになっているわけですが、
今回の条例制定の中にはそういうものは含まれていませんけれども、今後そうした法律に基づ
いた条例の制定なり改正についてどのように検討されていくのか、お聞かせいただければと思
います。
◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。
 まず、保育の時間の関係でございますけれども、国の基準では保育短時間認定の場合につき
ましては、保育時間を8時間と定めております。また、保育標準時間認定の場合には11時間
と定めております。したがいまして、本市におきましても国の基準に従った形で今後検討して
いきたいと考えております。
 また、保育料につきましては国の基準がございまして、現在の沼田市の保育料の水準、また
国が示す水準以下の保育料を設定するようにというような基準になってございます。先ほどの
長時間保育と短時間保育での、当然そこで子供がいる時間が異なるわけでございますが、これ
らの対応につきましては、国の基準では11時間の保育が必要な子供さんの保育料の1.7%
を減額するというような内容で水準を定めておりますので、料金の関係につきましても、国の
基準に従った形で今後検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
◇10番(大東宣之君) 細かいことについては今後検討していくということで理解させてい
ただきたいと思いますが、先ほどもちょっとお聞きいたしましたが、今回のこの条例を制定し
たとしても、現行の保育の水準を低下させることはないということで理解をしてよろしいのか
どうか、現行の水準を少なくとも維持していくというお考えがあるのかどうか、最後にお聞か
せいただければと思います。
◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。
 現行の水準を維持するような形で今後計画を進めていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第52号 沼田市放課後児童健全育成事業の設備及び運営
に関する基準を定める条例の制定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第50号から議案第52号までの以上3件については、
民生福祉常任委員会へ付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第53号 沼田市税条例等の一部を改正する条例について
◇議長(大竹政雄君) 日程第10、議案第53号 沼田市税条例等の一部を改正する条例に
ついてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第53号 沼田市税条例等の一部を改
正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、「地方税法の一部を改正する法律」の公布、施行に伴い、関連する沼田市税
条例の一部を改正するものであります。
 第1条で沼田市税条例の一部を改正するもので、改正の主な内容は、市民税においては、法
人税割の税率の引き下げ、公益合併法人を非課税財産を有する公益法人とみなし、非課税を継
続する特例の追加に伴う改正、東日本大震災に係る特例の適用期限満了による関連する条項の
削除等、軽自動車税では、税率の引き上げを行うものであります。
 また、固定資産税においては、従来、国が一律に定めていた政策減税の軽減程度を自治体が
自主的判断で条例で規定できるとする特例規定「地域決定型地方税制特例措置(通称わがまち
特例)」について、特例措置の適用を拡大するものであります。
 第2条で、沼田市税条例の一部を改正する条例(平成25年条例第35号)の施行期日に除
外規定を加える改正などを行うものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。10番。
◇10番(大東宣之君) 今回の市税条例の改正の中で、軽自動車税の税額が引き上げられる
ことになっておりますので、その辺の内容を詳しく教えていただければと思います。
 続いて、これらの影響を受ける市民の方々が大体どれぐらいいらっしゃるのか、わかれば教
えていただければと思います。
◇市民部長(茂木一夫君) ただいまの大東議員の御質疑にお答えいたします。
 今回の引き上げの内容ということでございます。今回の地方税法の改正に伴う軽自動車税の
見直しでございますが、軽四輪車等及び小型特殊自動車等の税率を1.5倍から約1.25倍
に引き上げるものでございます。また、原付及び二輪車の税率を約1.5倍――最低を2,0
00円と規定されてございます――に引き上げるものでございます。
 この影響ということでございます。平成26年度8月現在の課税台数でございますが、原動
機付自転車等が約6,800台ございます。この6,800台につきましては、平成27年4
月1日から一斉に新税率で課税されるものでございます。また、軽自動車税等でございますが、
現時点での課税台数は約2万300台となってございます。この軽自動車税の引き上げでござ
いますが、平成27年4月1日以降に最初の登録を行うものという規定になってございます。
実際には、平成27年4月2日以降に最初に登録を行うものにつきましては平成28年度から
が新税率によります課税ということになります。平成27年3月31日までに最初の登録、一
番最初の登録を行っているものにつきましては、4月以降も改正前の税率ということでござい
ます。
 主な内容につきましては、以上でございます。
◇10番(大東宣之君) 原付バイクにしても軽自動車にしても、本市の中ではたくさん利用
されている、乗っていらっしゃる方が非常に多いのではないかと。こうした中で、市民の足と
して気軽に使われている原付バイクや軽自動車の税額を引き上げるということが、やはり市民
にとっての負担など、与える影響があるのではないかと、また、税額が上がることによって、
販売台数、販売が伸び悩むのではないかというような影響についてどのようにお考えなのか、
お聞かせいただければと思います。
◇市民部長(茂木一夫君) ただいまの御質疑にお答えいたします。
 引き上げの負担ということでございますが、具体的にどういった負担がというのは把握する
のは難しくなってございますが、ちなみに、この増額によります課税額の影響ということで試
算いたしますと、平成27年度の課税推計でございますが、約700万円ほどの増額になるも
のと推計いたしております。また、28年度によります課税額の推計でございますが、27年
度からの差額で約400万円ほど、合計いたしまして、26年度から28年度までに至る影響
額が約1,100万円ほど見込まれることになってございます。
 また、台数が減るのではないかというようなことでございますが、今回の引き上げでござい
ますが、軽自動車税に関して見てみますと、通常の自家用の乗用に当たるものが、7,200
円が今までの課税額でございますが、これが平成28年4月1日以降になりますと1万800
円ということでございます。少し値上げになりますが、現在の軽自動車の機能は以前から比べ
ますと相当水準が上がってございます。普通自動車につきましては、1000cc以下でござ
いましても2万9,500円の税率が適用される、1000cc以下であってもその税率が現
在適用されてございます。まだまだ軽自動車とすると税率が上がったとしても安く済んでいる
のではないかと考えられますので、さほど影響がないのではないかというふうに考えておりま
す。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。8番。
◇8番(高柳勝巳君) 法人税の関係の詳細をもう少しお聞かせいただきたいと思います。
◇市民部長(茂木一夫君) ただいまの御質疑にお答えいたします。
 地方法人税の税率改正ということでございますが、今までは法人税率14.7%を適用して
ございました。これが新税率適用ということで12.1%、2.6%の減ということで、この
税率につきましては、県内12市が同様な扱いを行っているということでございます。
 以上でございます。
◇8番(高柳勝巳君) この差額分、これがどのように生かされるのかということの説明をお
伺いしたいと思います。
◇市民部長(茂木一夫君) この生かされ方ということでございますが、地域間の税源の偏在
性を是正いたしまして、財政力格差の縮小を図るため、消費税率8%段階において法人住民税
法人税割の一部を国税化し、地方交付税原資化、交付税特会に直接繰り入れるということで措
置することになってございます。
 以上でございます。
◇8番(高柳勝巳君) 地域間格差の是正を目的ということで、これはいいことだろうなと考
えております。諸般で言われているように、これは東日本大震災の税源を下げて、それでもっ
て大企業のほうに税収減の分を振り向けるんだという話ではなくて、あくまでも地域間の税収
の格差の問題を是正させるんだということで受けとめてよろしいのかどうか、最後にお伺いし
たいと思います。
◇市民部長(茂木一夫君) お考えのとおりでよろしいかと思います。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第53号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。10番。
〔10番 大東宣之君登壇〕
◇10番(大東宣之君) 私は、ただいま上程されている議案第53号 沼田市税条例等の一
部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。
 今回の市税条例の改正は、軽自動車税の税額を大幅に引き上げるというものです。TPP交
渉においてアメリカは、日本の軽自動車の税額が低いことから、軽自動車税の税額を引き上げ
ることを強く求めてきましたが、今回の税額引き上げは、まさにアメリカの要求に屈するもの
であり、この国の政治が誰のために行われているものかを如実にあらわすものとなりました。
 軽自動車は、高齢者や女性の日常的な移動手段として多くの人が利用し、市民生活にとって
なくてはならないものの一つとなっています。維持費が普通車よりも低いことから所得がふえ
ず、社会保障費の負担がふえるなど、生活が苦しくなっている市民にとっては手軽に利用でき
るのが軽自動車です。
 さらに、軽自動車は燃費がよいことから、環境にも優しく、これからの時代にふさわしい乗
り物です。今の軽自動車は、乗り心地だけでなく、安全性、燃費のよさなど、日本が世界に誇
る高い技術が濃縮された乗り物であり、日本の物づくり技術の高さを示すものです。
 軽自動車税を引き上げることは、市民の重要な足を奪い取ることになりかねません。市内で
は、農作業などに使うための軽トラックを含め、複数台の軽自動車を所有している世帯も少な
くなく、消費税の4月からの増税と合わされば、今回の軽自動車税の税額の引き上げは市民を
狙い撃ちにした増税でしかなく、認めることができません。
 以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第53号 沼田市税条例等の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第10 議案第54号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償
               に関する条例等の一部を改正する条例について
◇議長(大竹政雄君) 日程第11、議案第54号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報
酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第54号 沼田市特別職の職員で非常
勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げま
す。
 今回の改正は、母子及び寡婦福祉法の一部改正に伴うもので、父子家庭を新たに支援対象と
することに伴い、関係する条例について所要の改正を行うものであります。
 第1条で沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を、第2条で
沼田市福祉医療費支給に関する条例を改正するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第54号 沼田市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条
例等の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第11 議案第55号 平成25年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳
               出決算の認定について及び
        議案第56号 平成25年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認
               定について
                     以上2件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第12、議案第55号 平成25年度沼田市一般会計及び特別会
計6件の歳入歳出決算の認定について及び日程第13、議案第56号 平成25年度沼田市水
道事業剰余金の処分及び決算の認定についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第55号 平成25年度沼田市一般会
計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第56号 平成25年度沼田市水
道事業剰余金の処分及び決算の認定についての2件につきまして一括して御説明申し上げます。
 平成25年度の我が国経済は、政府の推進する日銀の金融緩和を初めとする三本の矢による
経済政策の効果が発現する中で、長く続いた景気低迷から緩やかであっても着実に回復をする
ことができました。しかしながら、中小企業や地方経済への影響はいまだ限定的であり、特に
中山間地の地方都市にあっては、景気回復にはまだ時間を要するとされているところでありま
す。
 こうした中、安倍政権は、三本の矢のさらなる推進を図るべく、大型補正予算の編成など、
消費税率引上げへの対応を含め、景気回復に向けた経済政策を進めたところであります。
 本市におきましても、これら国の施策に呼応し、公共事業を中心として対応を図ったもので
あります。
 また、沼田市第五次総合計画の後期の第2年次として、将来像である「水と緑の大地 田園
空間都市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「安全・安心」、「教育・文化」、
「健康・福祉」、「産業・交流」及び「エネルギー・環境」を5つの柱とし、市民生活に直結
する事業を重点に、市民との連携・協働のもと、創造性豊かな明るく元気なまちづくりを目指
し、諸施策を進めてきたところであります。
 今後、中山間地域に位置し自主財源の乏しい本市においては、行政経費の一層の節減合理化
と簡素で効率的な事務執行に努め、最少の経費で最大の効果を上げることが重要な課題であり
ます。
 このような厳しい現状の中にあっても、市民一人一人が芸術や文化に親しみ、地域が元気で
幸福に満ちた「暮らしを実感できる文化的生活」と市民が主役の身の丈にあった「豊かな等身
大の沼田」を目指し、行政運営を推進していかなければならないと考えております。
 それでは、議案第55号 平成25年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の
認定について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から別冊決
算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したものであり
ます。
 このたび、8月18日付をもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をい
ただきましたので、同条第3項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであ
ります。
 監査委員におかれましては、綿密な御審査をいただき、この間の御労苦に対し、心から感謝
申し上げる次第であります。
 なお、平成25年度の決算書とともに、同条第5項の規定により、主要な施策の成果報告書
を、また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定
により、健全化判断比率等報告書をあわせて提出させていただきます。
 平成25年度の一般会計歳入決算額は221億5,821万6,886円、歳出決算額は2
14億9,375万2,446円でありまして、歳入歳出差引額は、6億6,446万4,4
40円で収束したのであります。
 まず、歳出決算について御説明申し上げます。
 平成25年度の歳出決算額は、前年度決算対比で6億6,742万6,392円、3.2%
の増となっております。
 コミュニティー活動の推進につきましては、各町と一般行政事務の委託契約を締結し、行政
情報の周知徹底を図るとともに、コミュニティー活動の拠点である住民センターの改修及び各
種コミュニティー事業への助成を行ったのであります。
 防犯対策につきましては、市内全域での既設防犯灯のLED化と電気料の補助などを行い、
地域住民の夜間の安全確保と犯罪の防止に努めたのであります。
 職員研修につきましては、公務員としての基本的な心構えや知識の修得、法的・実務的な各
分野の研修及び企画力・政策形成能力を高める研修を行い、職員一人一人の意識改革と資質の
向上に努めたのであります。
 広報広聴活動につきましては、広報ぬまたの発行、沼田エフエム放送の活用、市ホームペー
ジによる行政情報の積極的な提供に努めるとともに、市政に対する理解を深めていただくため
の公有施設見学会や未来を担う小中学生の行政に対する関心を高めてもらうことを目的に子ど
も議会を開催したのであります。
 準市民交流につきましては、本市出身者などとの情報交換や交流を行うことにより、「ふる
さと沼田」の振興・発展につなげるべく、準市民交流会を開催したのであります。
 会計管理につきましては、適切な出納事務の執行を図るとともに、県税のうち自動車税を初
めとする4税の徴収事務を行い、住民の利便性向上に努めたのであります。
 交通安全対策につきましては、各季の交通安全運動での関係団体と連携した啓発活動に加え、
幼児・児童生徒や高齢者に対する交通安全教室等の実施により安全教育の徹底を図るとともに、
道路標示整備、チャイルドシート購入補助事業に取り組み、市民の交通安全の確保と意識の高
揚に努めたのであります。
 消費行政推進につきましては、消費生活センターで相談事業に取り組み、消費者保護の円滑
な推進を図るとともに消費生活に係る情報提供や啓発活動を行ったのであります。
 生活行政につきましては、市町村乗合バスの運行やアップル号の運行支援により、市民の移
動手段として公共交通の確保に努めるとともに、人権相談及び行政相談事業を実施したのであ
ります。
 契約検査業務につきましては、工事、物品等における入札・契約及び検査を実施し、透明性、
経済性、効率性及び品質などの確保に努めたのであります。
 市民協働推進につきましては、市民活動センターの運営と自主事業等の開催により、市民活
動の活性化と協働のまちづくりを推進したのであります。
 選挙関係につきましては、参議院議員通常選挙の適正な執行管理に努めたのであります。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時59分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時06分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇市長(横山公一君) 社会福祉対策につきましては、少子・高齢社会に対応した施策の充実・
推進を目指し、国・県の施策に相まって、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会など関係
機関や諸団体の協力を得て、事業の推進に努めたのであります。
 老人福祉対策につきましては、生き生き長寿のまちづくり計画に基づき、生きがい対策事業
で、従来からの敬老バスカード助成事業などを実施するとともに、ふれあい福祉センターなど
の老人福祉施設管理運営事業を実施、介護予防・生活支援事業では、在宅介護支援センター運
営事業などを継続実施、また、社会福祉法人等助成事業では、介護基盤の整備のための地域介
護・福祉空間等補助事業などを実施するとともに、介護保険特別会計へ所要の繰り出しを行い、
事業の推進を図ったのであります。
 障害者福祉対策につきましては、障害者総合支援法に基づく自立支援給付としての介護給付
事業及び訓練等給付事業、また、地域生活支援事業としての地域活動支援センター事業や各種
事業の継続、充実により障害福祉の向上に努めたのであります。
 福祉医療につきましては、中学校卒業までの子供、重度心身障害者、高齢重度障害者及び母
子・父子家庭等を対象に医療費の自己負担分を公費により支給し、負担軽減を図るとともに、
早期治療による重篤化の防止等を図ったのであります。
 児童福祉対策につきましては、児童手当支給事業、児童の安全確保及び保育の体制整備と充
実を図るために、民間保育所の施設整備や運営に対する補助、また、一時預かりなどの多様な
保育ニーズに対応するため各種特別保育を実施するとともに、放課後児童健全育成事業や家庭
児童相談事業などの実施により、保護者の就労支援と児童の健全育成に努めたのであります。
 生活保護対策につきましては、年々増加する要保護者の生活維持や自立の助長、住宅手当緊
急特別措置事業によるセーフティーネット機能の充実に努めたのであります。
 疾病予防対策につきましては、結核健康診断、定期予防接種、成人の風しん予防等の任意予
防接種を実施したのであります。
 健康増進事業につきましては、肝炎ウイルス検診を初め、がん検診推進事業などの各種がん
検診の実施及び受診率の向上を図るとともに、保健推進員、食生活改善推進員など地区組織の
活動を通じ、健康教室、健康相談等を実施し、市民の健康意識の高揚に努めたのであります。
 公害対策につきましては、河川の水質や道路騒音等の測定調査により生活環境の監視に努め
るとともに、地球温暖化対策及びエネルギー対策として、住宅用太陽光発電及び太陽熱利用の
普及促進、環境啓発事業及び小水力発電可能性調査を実施したのであります。
 放射性物質汚染対策につきましては、本市除染実施計画に基づき、原子力発電所の事故に伴
う放射性物質の環境汚染対策に取り組んだのであります。
 塵芥処理につきましては、循環型社会の構築に向けて沼田市環境保健協議会や市民の協力を
得て、家庭ごみ減量化の推進、有価物集団回収奨励事業、容器包装リサイクル法に基づく分別
回収により資源リサイクルに取り組んだほか、最終処分場の適切な管理に努めたのであります。
 収集業務につきましては、ステーション収集は民間委託により経費削減を図るとともに、ご
み搬出が困難な家庭に対しては直営で戸別収集を行ったのであります。
 また、焼却処理業務につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合清掃工場及び利根東部衛
生施設組合尾瀬クリーンセンターでの適切な処理の確保に努めるとともに、し尿処理につきま
しては、沼田市外二箇村清掃施設組合衛生センターにおける円滑な運営と、公衆便所の衛生保
持に努めたのであります。
 水道事業につきましては、水道事業会計に対して所要の出資を行うとともに、簡易水道事業
における安全・安心な給水を維持するため、簡易水道事業特別会計に繰り出しを行い、主要な
ライフラインの確保に努めたのであります。
 労働対策につきましては、新規学卒就職者研修会を初め、就業援助相談、就業支援講座の開
催並びに優良従業員・優良技能者の表彰、緊急雇用創出等基金事業などに取り組み、優秀な人
材と労働力の確保に努め、地域への定着と雇用の安定を図ったのであります。
 農業振興につきましては、農業委員会等との連携を図りながら、優良農地の確保及び農地の
流動化の推進に努めるとともに、認定農業者等を初めとする各種団体が、基盤強化や経営能力
の向上を図るための農業近代化資金利子補給事業などを実施したのであります。また、米穀の
受給調整推進のため、経営所得安定対策を実施したのであります。
 園芸振興につきましては、環境保全型農業の推進として、園芸用廃プラスチック等適正処理
推進協議会を通じて農業用廃ビニールやプラスチック等の適正処理に努めるとともに、野菜王
国ぐんま総合対策事業等により園芸振興を図ったのであります。
 畜産振興につきましては、畜産公害の防止や家畜の優良品種導入を実施するとともに、家畜
飼養技術向上を図り、畜産経営の安定化に向けた事業を行ったのであります。
 農業基盤整備につきましては、県営事業で施行した屋形原南部地区土地改良事業や老朽化し
た堀廻地区のため池改修事業、沼田平用水路の入れかえ事業に対し、事業費負担を行うととも
に、県単独事業では小規模農村整備事業にて大倉地区ほか4地区において農道舗装等を実施し
たほか、橋場地区において野生動物侵入防止柵整備を実施したのであります。また、市単独事
業として、各地区からの要望による農道、用排水路等の整備を実施したのであります。
 農村環境整備につきましては、農地・水・農村環境向上対策事業を実施し、農地や農業用施
設、農村環境の保全に努めたほか、山村振興では、中山間地域等直接支払事業を実施するとと
もに、サラダパークぬまたや南郷の曲屋の管理運営に努め、農村と都市の交流を通して地域の
活性化を図ったのであります。
 林業振興につきましては、森林整備担い手対策事業により林業従事者の確保と森林整備の推
進を図るとともに、21世紀の森でのイベント支援や森林保護育成の啓発を推進したほか、有
害鳥獣による農林業被害の防止に努めたのであります。
 林道整備事業としては、林道橋補修のための実施設計及び小沢線の改良工事を実施するとと
もに、林道の維持管理を行い林業基盤の保全に努めたのであります。
 商業振興につきましては、沼田商工会議所、沼田市東部商工会などの団体が実施した事業及
び運営費に対する援助を初め、商店街の活性化を図るため各種イベントに補助するとともに、
街路灯の電気料及びLED改修等に助成し、明るく安全な商店街の維持に努めたのであります。
また、観光案内等インフォメーション業務などを沼田市観光協会に委託し、各種情報の発信に
より、商工業の振興と観光客の誘客促進を図ったのであります。
 工業振興につきましては、工業経営合理化事業及び木材需要奨励事業を初め、地場産業振興
のため、工業関係団体の事業及び運営に対し援助するとともに、中小企業者による新製品・新
技術等の開発研究費の一部を助成し、地域産業の育成と振興に取り組んだのであります。また、
産業の集積による地域経済の活性化と雇用の拡大を図るため、企業誘致に努めたのであります。
 金融対策につきましては、中小企業の健全な育成を図るため、小口資金を初めとする各種制
度融資の充実に努めるとともに、保証料補助及び利子補給により利用者の負担軽減を図ったほ
か、制度融資の貸付利率の軽減を図るため、市内の金融機関に預託を行い、中小企業の経営安
定に努めたのであります。
 観光振興につきましては、玉原高原、道の駅「白沢」、老神温泉及び吹割の滝などにおける
観光リゾート施設の整備や維持管理により観光客の利便性の向上を図るとともに、これら観光
資源を紹介する各種パンフレットの作成、インターネットを初めとする各種メディアの活用に
より、本市の魅力を幅広くPRすることに努めたのであります。
 また、首都圏におけるマスコミへのパブリシティー活動を初め、旅行エージェントへの営業
活動など、積極的に誘客に努めたほか、観光協会を初めとする各種団体への補助を行うととも
に、観光関連団体などとの連携により、各種キャンペーン及びイベントなどへの参加、さらに
は大宮駅など、市独自の観光キャラバンの回数を増加し誘客活動を行ったのであります。
 都市間交流につきましては、新宿区と「「新宿の森・沼田」の森林整備実施に関する協定書」
に基づく事業として沼田市民と新宿区民が参加して植樹や下草刈りなど交流事業を実施し、環
境面での都市間連携を深めたのであります。
 また、板橋区、港区、川口市など首都圏や、太田市、館林市などで開催されたイベントに参
加し、物産や観光PRを行ったのであります。さらに、市民の積極的な協力により田舎体験ツ
アーを拡充し、農業体験を通じた沼田市の情報発信を積極的に行うとともに、「真田の里・沼
田」を市内外へ発信するための食のイベント「真田ゆかりの旨いもの合戦」を開催し、真田氏
を軸とした沼田市の歴史的魅力の発信についても積極的に進めたのであります。
 建築指導事業につきましては、限定特定行政庁として建築確認事務等を行い、安全・安心な
まちづくりに努めるとともに、狭あい道路整備事業により、狭隘道路の解消による防災面等の
強化に努めたのであります。
 住宅・建築物耐震改修等事業では、木造戸建て住宅の耐震診断を行い、耐震性能の低い住宅
の所有者に耐震改修の指導に努めたのであります。
 道路維持補修事業につきましては、市道金刀比羅上線ほか15路線の維持補修工事を実施、
白沢町では、市道高平・平出線ほか12路線、利根町では、市道輪組輪久原線ほか13路線の
道路補修工事を実施し、電源立地地域対策交付金事業として市道倉内通り線、白沢町の市道原
1号線の舗装補修工事等を実施し、市道の整備に努めたのであります。
 道路除雪消雪事業につきましては、冬季の道路除雪・消雪について、委託及び直営により生
活道路の安全確保に努めたのであります。
 交通安全施設整備事業につきましては、市道迦葉舟木線ほか8路線、白沢町では、市道平出
南北線ほか1路線、利根町では、市道多那中倉線ほか2路線にガードレール等を設置し、交通
安全の確保に努めたのであります。
 道路新設改良事業につきましては、市道上川田今井線道路改良工事、利根町の市道大原老神
線の道路改良工事を実施し、市道の整備に努めたのであります。
 橋りょう維持補修事業につきましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁補修設計業務委
託及び下久屋橋補修工事を実施し、橋梁の長期的な安全性の確保に努めたのであります。
 都市計画総務事業につきましては、都市計画事業の施行に伴い移転等が必要となり、金融機
関からその資金の融資を受けた者に対し、利子補給を行ったのであります。
 都市計画街路事業につきましては、環状線南回りの栄町工区において、773平方メートル
の用地買収などに取り組んだのであります。
 公園事業につきましては、17都市公園・11緑地等の維持管理及び施設の補修工事を行っ
たのであります。また地元住民との協働作業による緑地整備を目的として、駅前フラワー広場
において、幼稚園児など約50人の参加者により、花苗の植えつけイベントを実施したのであ
ります。
 都市緑化事業においては、市民の緑化活動に対し「市民緑化推進事業」として23件の補助
金を交付するとともに、「緑と花のあるまちづくり推進事業」としてイベント準備を行ったので
あります。
 下水道事業につきましては、水洗化促進のための資金貸付、公共下水道及び特定環境保全公
共下水道事業を推進するため、下水道事業特別会計に対して所要の繰り出しを行ったのであり
ます。
 街なか再生関連事業につきましては、商店街にぎわい創出事業を初めとする各種の調査研究
及びイベントへ支援を行い、中心市街地の活性化を図るための取り組みを行うとともに、土地
開発公社で先行買収してある核施設用地の利子補填を行ったのであります。
 中心市街地土地区画整理事業につきましては、上之町地内の建物等移転補償及び区画道路の
新設工事等を行ったのであります。
 消防・防災体制の充実につきましては、機械器具置場、防火水槽及び消火栓の新設など消防
施設整備や、小型動力ポンプの更新、消防資機材及び非常用備蓄食料の整備を行ったのであり
ます。
 災害支援事業につきましては、東日本大震災における被災地への支援物資搬送、福島原子力
発電所の事故による本市への被災者受け入れなどを実施し、2月14日から15日に発生した
豪雪に伴う緊急対策として、各行政区へ沼田市豪雪災害対策支援金を交付するとともに、被災
した市民へ沼田市豪雪災害復旧緊急補助金を交付し、住環境の復旧に努めたのであります。
 教育行政につきましては、平成25年度沼田市教育行政方針に基づき、教育環境の整備・充
実、学校教育の改善・充実並びに生涯学習、社会教育及び地域スポーツの振興・充実を図るた
め、諸事業を実施したのであります。
 学校施設整備につきましては、耐震化対策及び老朽化対策として、沼田中学校南北校舎の第
2期改築工事を実施したほか、国の補正予算を活用して、沼田西中学校屋内運動場の改築工事
及び川田小学校東校舎の耐震補強及び大規模改造工事を実施し、児童生徒の安全・安心の確保
と教育環境の向上に努めたのであります。
 学校教育につきましては、「第9次沼田市教育水準向上研究」3カ年計画の3年次に当たり、
基本方針や重点施策の充実を図るべく、「沼田市・先生の日」での教職員全体研修会を初め、
教科別研修会や教育水準向上授業研究会及びコンピューター研修等を実施するとともに、指導
主事学校訪問を全校年2回実施して全教員等を個別指導し、資質の向上に努めたのであります。
 また、児童生徒が基礎・基本を確実に身につけ、豊かな心の育成や生徒指導の充実が図られ
るよう、サマースクール沼田などの「振り返り学習」や「沼田大好き!ふるさと学習」、「教
育部活」の充実に努めたのであります。
 さらに、改訂された小学校及び中学校の学習指導要領の内容に沿った道徳の副読本を購入し、
道徳教育の充実に努めたのであります。
 一方、心の教室相談員、小学校生活相談員、特別支援学級等介助員及び多動児支援員を配置
し、児童生徒の安全確保と円滑な授業実施ができるよう授業の支援体制の強化に努めたのであ
ります。
 社会教育につきましては、生涯学習を推進するため、生涯学習フェスティバルの開催、芸術
文化振興事業として文化祭、柳波賞、ふるさと文学賞、全国ふきわれ俳句大会などを実施する
とともに、それぞれの地域で受け継がれ、子供たちにより伝承されている伝統文化の発表を通
して、郷土の歴史や文化、伝統に関心や理解を深めてもらう伝統芸能発表会の開催、各種文化、
学術団体の育成にも努めたのであります。
 公民館につきましては、生涯学習の拠点としての施設の管理、運営に努めるとともに、市民
ニーズに応じた各種教室を初め、市民ハイキング、史跡めぐり、公民館まつり等を実施し、生
涯学習の推進に努めたのであります。また、中央公民館及び白沢公民館の耐震改修工事を実施
し、利用者の安全確保にも努めたのであります。
 図書館につきましては、一般・児童図書、視聴覚資料を収集・整備し、団体貸出の利用促進
などに努め、優良読書児童の表彰や著者を囲む会など諸事業を実施し、読書活動の推進に努め
たのであります。
 文化財につきましては、国指定重要文化財の旧生方家住宅などの公開・展示を行うとともに、
民俗芸能保存事業などを実施し、文化財の保存継承と活用を進めたのであります。また、市内
の各種開発事業予定地における埋蔵文化財包蔵地の試掘確認調査や、本調査で記録保存した資
料の整理調査と調査報告書の刊行を行い、埋蔵文化財の保護・調整に努めるとともに、県指定
重要文化財旧沼田貯蓄銀行の復原実施設計等に取り組み、事業の進捗に努めたのであります。
 青少年対策につきましては、指導者養成事業を初め、青少年の社会参加活動を推進するため
の各種講座の開催、自然体験活動推進事業である沼田ネイチャーキッズを実施するとともに、
上毛かるた大会やボランティア活動の日などの子ども会行事の実施により、地域の一員として
の自覚を持った心豊かでたくましい青少年の育成に努めたのであります。
 体育につきましては、各種スポーツ教室、市民体育大会、市民大運動会等諸行事を実施し、
生涯スポ−ツの普及と市民の体力向上に努めるとともに、総合運動公園野球場外野壁等緩衝マ
ット設置工事などを実施し、スポ−ツ施設の整備充実を図ったのであります。
 給食につきましては、食育を基本に、健康・体力増進を目指した給食内容及び栄養指導の充
実、地場産品の活用、さらに、放射性物質の測定を実施するなど、安全・安心の確保を図ると
ともに、より一層の衛生管理に努めたのであります。
 また、食物アレルギー対応については、代替食や除去食など個別的な対応を行うとともに、
学校や保護者等との連携を密にするなど、取り組みの強化に努めたのであります。
 災害復旧につきましては、昨年9月の集中豪雨により被災した上川田地区等の農業用施設及
び農地の復旧を実施したほか、土木施設では、市道沼田西部土地改良17号線ほか12路線、
利根町の市道南郷穴原線ほか1路線の道路災害復旧工事を実施し、道路利用等の安全確保に努
めたのであります。また、本年2月の豪雪災害では、除雪作業委託及び排雪場整地工事を実施
して市道の迅速な安全確保に努めたのであります。
 次に、歳入決算について御説明申し上げます。
 平成25年度の歳入決算額につきましては、前年度決算対比で8億460万2,545円、
3.8%の増となっております。
 市税につきましては、63億7,735万3,611円で、前年度に比較して1,417万
2,717円、0.2%の減であります。
 この主な要因は、個人所得の減少と、固定資産税の土地について地価の下落が続いているた
め評価額が減少したこと、加えて大口滞納案件の解消が図られなかったこと等によるものであ
ります。
 各税目別に前年度決算額との比較について御説明申し上げますと、市民税は3,150万9,
807円、1.3%の減であり、この内訳は、個人市民税は3,099万1,688円、1.
5%の減、法人市民税は51万8,119円、0.1%の減であります。
 固定資産税は、2,790万1,812円、0.9%の減であります。
 軽自動車税は、147万5,532円、1.1%、市たばこ税では、4,661万3,98
3円、10.6%の、それぞれ増であります。
 入湯税は、85万8,900円、2.4%の減、都市計画税では、固定資産税に連動して1
99万1,713円、1.1%の減であります。
 なお、市税全体の徴収率は、93.90%であり、前年度より0.27ポイントのアップで
ありました。
 地方譲与税につきましては、4.9%の減であります。
 利子割交付金につきましては、17.3%の増であります。
 配当割交付金につきましては、99.5%の増であります。
 株式等譲渡所得割交付金につきましては、株式市場の活性化を受け915.8%の大幅増で
あります。
 地方消費税交付金につきましては、0.9%の減であります。
 ゴルフ場利用税交付金につきましては、1.3%の増であります。
 自動車取得税交付金につきましては、9.5%の減であります。
 地方特例交付金につきましては、5.3%の増であります。
 地方交付税につきましては、4.1%の増であります。この内訳は、普通交付税が1.2%
の減、特別交付税が55.7%の増、震災復興特別交付税が35.4%の増であります。
 交通安全対策特別交付金につきましては、4.1%の減であります。
 分担金及び負担金につきましては、3.0%の減であります。
 使用料及び手数料につきましては、2.3%の減であります。
 国庫支出金につきましては、12.8%の増であります。この内訳は、国庫負担金が子ども
手当負担金などの減により1.9%の減、国庫補助金が地域の元気臨時交付金及び学校施設環
境改善交付金などの増により61.9%の増、委託金が16.0%の減であります。
 県支出金につきましては、12.2%の減であります。この内訳は、県負担金が子ども手当
負担金などの減により1.6%の減、県補助金が保育所等緊急整備事業費補助金などの減によ
り25.8%の減、委託金が13.8%の増であります。
 財産収入につきましては、1.9%の減でありますが、市有土地売払による財産売払収入の
減などであります。
 寄附金につきましては、186.3%の増であります。
 繰入金につきましては、234.9%の増でありますが、水と緑の大地ふるさとぬまた基金
など特定目的基金からの基金繰入金及び介護保険特別会計などの特別会計繰入金の増でありま
す。
 繰越金につきましては、10.8%の増でありますが、前年度繰越金のほか、繰越明許費の
繰越財源として、保健福祉センター維持管理事業ほか21事業の繰越金を受け入れたものであ
ります。
 諸収入につきましては、4.0%の増でありますが、次世代自動車充電インフラ整備促進事
業補助金の増などによるものです。
 市債につきましては、17.8%の増でありますが、土地区画整理事業債、消防施設整備事
業債及び小中学校施設耐震化事業債などの増によるものであります。
 市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、その償還に要する経
費が将来の市財政のさらなる負担とならないよう、健全財政の維持に引き続き努力を傾注する
所存であります。
 以上が、一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
 続きまして、平成25年度沼田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上
げます。
 本決算につきましては、歳入決算額64億7,643万2,278円、歳出決算額64億7,
292万813円で、歳入歳出差引額は351万1,465円であります。
 歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等及び介護納付金などであります。
 歳入につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付
金、県支出金及び繰入金などであります。
 国保事業につきましては、特定健康診査及び特定保健指導により生活習慣病の予防に努める
とともに、人間ドック検診費の補助等に取り組み、被保険者の健康保持に努めたのであります。
 また、市単独事業で収納率向上特別対策事業を実施したのであります。
 続きまして、平成25年度沼田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明申し
上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額5億6,819万1,095円、歳出決算額5億6,7
91万8,995円で、歳入歳出差引額は27万2,100円であります。
 歳出につきましては、主に後期高齢者医療広域連合納付金であります。
 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などであり、75歳以上の
被保険者の健康保持を図ったのであります。
 続きまして、平成25年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げま
す。
 本決算につきましては、歳入決算額44億316万6,265円、歳出決算額43億1,1
76万4,863円でありまして、歳入歳出差引額9,140万1,402円は、翌年度にお
いて精算措置するものであります。
 歳出につきましては、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に要する事務
的経費及び介護保険サービスに要する保険給付費並びに介護予防事業などに要する地域支援事
業費などであります。
 歳入につきましては、介護給付費などを賄うため財源分担により国庫支出金、県支出金及び
繰入金並びに保険料、支払基金交付金などであります。
 続きまして、平成25年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上
げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに3億3,340万4,020円であります。
 歳出につきましては、指定管理委託及び水質検査の実施により簡易水道の適切な維持管理及
び安定経営に努めるとともに、施設整備では、発知簡易水道において配水管布設工事を実施し、
安全・安心な水道水の安定供給を図ったのであります。
 歳入につきましては、水道加入金及び水道使用料などでありますが、歳出に対する不足額8,
492万8,335円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったものであります。
 続きまして、平成25年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げ
ます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに15億5,730万3,113円であります。
 歳出につきましては、公共下水道、特定環境保全公共下水道を合わせて964メートルの管
渠埋設工事を実施するとともに、施設の適切な維持管理に努め、公衆衛生の向上と公共用水域
の水質保全を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者負担金、下水道使用料、建設事業に係る国庫・県補助金及び市
債などでありますが、歳出に対する不足額8億9,415万5,393円は、一般会計からの
繰入金により収支の均衡を図ったものであります。
 続きまして、平成25年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について御説明申
し上げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに1億5,986万1,792円であります。
 歳出につきましては、供用中の奈良地区ほか10地区において水洗化の接続促進及び施設の
適切な維持管理に努め、農業集落における生活環境の改善を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者分担金、農業集落排水使用料などでありますが、歳出に対する
不足額1億2,963万5,562円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったも
のであります。
 続きまして、議案第56号 平成25年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定につ
いて御説明申し上げます。
 まず、剰余金の処分につきましては、決算により生じた未処分利益剰余金5,162万4,
776円のうち、5,160万円を建設改良積立金に積立て、残余を繰り越すものでありまし
て、地方公営企業法第32条第2項の規定により議決をお願いするものであります。
 次に、本決算につきましては、決算書を調製し、地方公営企業法第30条第2項の規定によ
り、監査委員の審査に付したものであります。
 このたび、8月18日付をもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をい
ただきましたので、同条第4項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであ
ります。
 なお、平成25年度の決算書とともに、同条第6項の規定により、財務諸表附属明細書及び
事業報告書をあわせて提出させていただきます。
 まず、収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
 収入決算額は3億7,977万1,258円で、前年度に比較して1,538万3,929
円、3.9%の減であります。
 支出決算額は3億2,429万7,384円で、前年度に比較して26万8,595円、0.
1%の減であります。
 次に、資本的収入及び支出について御説明申し上げます。
 収入決算額は2,543万3,500円で、前年度に比較して559万9,000円、28.
2%の増であります。
 支出決算額は1億2,092万2,568円で、前年度に比較して1,309万7,535
円、9.8%の減であります。
 なお、資本的支出額に対して資本的収入額が不足する額、9,548万9,068円につい
ては、損益勘定留保資金及び消費税資本的収支調整額で補填し、収支の均衡を図ったものであ
ります。
 次に、業務及び事業の概況について御説明申し上げます。
 業務量では、決算年度末の給水人口は2万6,439人、給水戸数は1万1,558戸であ
り、年間配水量は348万3,577立方メートルで、前年度に比較して2万5,663立方
メートルの増、年間有収水量は292万6,066立方メートルで、有収率は84.0%であ
りました。
 事業関係では、浄水関連施設整備として、浄水場PAC注入設備自動化工事外4件、また、
配水施設整備として、市道下原支1号線配水管布設替工事外5件の工事を実施するとともに、
水道メーターの取りかえなどを行い、経営の効率化と安全・安心な水道水の安定供給に努めた
のであります。
 以上が平成25年度一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに平成25年度沼田市水
道事業剰余金の処分及び決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては「沼田
市決算に係る報告書」及び「沼田市水道事業報告書」のとおりでありますので、よろしく御審
議の上、原案のとおり御決定及び御認定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第55号及び議案第56号の以上2件については、議長
を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにし
たいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号及び議案第56号の以
上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託
の上、審査することに決しました。
 決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第12 議案第57号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第4号)から
        議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで
                     以上8件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第14、議案第57号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(
第4号)から日程第21、議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
までの以上8件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第57号 平成26年度沼田市一般会
計補正予算(第4号)から議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
までの以上8件につきまして一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第57号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し
上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既決の予算に増減を生じるも
の、緊急に措置しなければならないもの、人事異動に伴う現員現給の人件費及び普通交付税の
交付額決定に伴う財源措置などにより、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,
026万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ222億5,594
万3,000円とするものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
 第1款 議会費は、289万5,000円の減額でありますが、議会費で、議員報酬及び議
員共済会給付費負担金の減額であります。
 第2款 総務費は、1,025万2,000円の減額でありますが、総務管理費では、一般
管理費で住民センター建設費補助金及びLED防犯灯新設工事費の計上、財産管理費で庁舎維
持管理費の追加、企画費で水と緑の大地ふるさとぬまた寄附事業に係る経費並びに基金積立金
の追加、行政情報化推進事業に係る電算業務委託料の追加及び合併振興基金積立金の減額、徴
税費では、賦課徴収費で市民税・諸税賦課事業に係る電算業務委託料などの追加、統計調査費
では、基幹統計事業の減額などであります。
 第3款 民生費は、1,179万1,000円の追加でありますが、社会福祉費では、社会
福祉総務費で、庁舎維持管理に係る修繕料の追加、老人福祉費で高齢者デイサービスセンター
の施設用備品購入費の計上、生きがい対応型デイサービス事業委託料の追加、過年度国庫支出
金返還金の計上、高齢者施設に防火設備を設置するための地域介護・福祉空間整備等補助金の
計上及び介護保険特別会計繰出金の追加、国民年金費で国民年金システム改修委託料の計上、
保健福祉センター費で施設維持修繕料の追加、児童福祉費では、児童福祉総務費で制度改正に
伴う児童扶養手当支給事業に係る電算業務委託料の追加、児童措置費で児童育成管理事業に係
る臨時雇上賃金などの追加及び保育対策等促進事業費補助金の減額、保育園費で白沢保育園に
係る施設用備品購入費の追加などであります。
 第4款 衛生費は、4,743万3,000円の追加でありますが、保健衛生費では、保健
衛生総務費で制度改正による健康情報システム保守管理業務委託料の追加、予防費で予防接種
法改正による成人用肺炎球菌ワクチン及び水痘予防接種委託料の追加、保健事業費で老人保健
事業償還金の計上、清掃費では、塵芥処理費で埋立処分場ストックヤード舗装工事費の計上、
上水道費では、簡易水道指導費で簡易水道事業特別会計繰出金の追加などであります。
 第5款 労働費は、39万9,000円の追加であります。
 第6款 農林水産業費は、1,074万8,000円の追加でありますが、農業費では、農
業振興費で農地中間管理事業に係る事務経費の計上、園芸特産振興費で野菜王国ぐんま総合対
策事業費補助金及び世界で戦えるこんにゃく総合対策事業費補助金の追加、農地費で小規模農
道かんがい排水路整備事業に係る修繕料及び原材料費の追加、農村環境整備費で農業集落排水
事業特別会計繰出金の追加、林業費では、林業振興費で竹林整備促進事業に係るぐんま緑の県
民税市町村提案型事業補助金の計上などであります。
 第7款 商工費は、2,847万8,000円の追加でありますが、観光交流費で観光施設
維持管理事業費の追加であります。
 第8款 土木費は、4,424万円の追加でありますが、土木管理費では、土木総務費で自
動車購入費の計上、道路橋りょう費では、道路維持費で道路維持補修用原材料費、道路補修工
事費及び消雪施設修繕料の追加、橋りょう維持費で測量設計業務委託料及び修繕料の計上、河
川費では、河川改良費で維持補修工事費の計上、都市計画費では、公園費で5・5・2運動公
園に係る用地購入費の計上、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の追加、住宅費では住宅管
理費で市営住宅に係る修繕料の計上などであります。
 第9款 消防費は、599万9,000円の追加でありますが、常備消防費で関越自動車道
の救急業務に係る負担金の追加、非常備消防費で団員貸与品整備事業費の追加、消防施設費で
防火水槽取壊し工事費及び修繕料の追加、防災費で特殊無線技士受験料の計上などであります。
 第10款 教育費は、3,432万2,000円の追加でありますが、小学校費及び中学校
費では、学校管理費で管理用備品費及び修繕料の追加、幼稚園費では、幼稚園管理用備品及び
修繕料の追加、社会教育費では、社会教育総務費で寄附金による芸術文化振興基金への積立金
の計上及び柳波賞関係経費の追加、図書館費で図書館管理経費の追加及び寄附金による図書資
料購入費の追加、文化財保護費では、寄附金を文化財保全事業に充当するための財源充当、文
化財保護管理に係る修繕料及び文化財保存事業費補助金の追加、保健体育費では、保健体育総
務費で維持管理用原材料費の追加、市民体育館管理費で修繕料の計上、体育施設費で修繕料の
追加、給食管理費では、沼田給食センターの修繕料及び施設用備品購入費の追加などでありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第9款 地方特例交付金は、48万5,000円の減額でありますが、減収補てん特例交付
金の決定によるものであります。
 第10款 地方交付税は、4億2,144万9,000円の追加でありますが、普通交付税
の決定によるものであります。
 第12款 分担金及び負担金は、45万1,000円の追加でありますが、負担金で生きが
い対応型デイサービス事業負担金の追加であります。
 第14款 国庫支出金は、2,800万3,000円の追加でありますが、国庫補助金では、
総務費国庫補助金で社会保障・税番号制度システム整備費補助金及びがんばる地域交付金の計
上、民生費国庫補助金で保育緊急確保事業費補助金及び地域介護・福祉空間整備等施設整備交
付金の計上、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金の減額であります。
 第15款 県支出金は、1,070万2,000円の減額でありますが、県補助金では、総
務費県補助金で消費者行政活性化補助金の計上、民生費県補助金で子育て支援特別対策事業補
助金及び保育士等処遇改善臨時特例事業補助金の減額、保育緊急確保事業費補助金の追加、農
林水産業費県補助金で野菜王国ぐんま総合対策事費業補助金、世界で戦えるこんにゃく総合対
策事業費補助金及びぐんま緑の県民税市町村提案型補助金の計上などであります。
 第16款 財産収入は、518万7,000円の追加でありますが、財産運用収入では、利
子及び配当金で玉原東急リゾート株式会社配当金の計上、財産売払収入では、不動産売払収入
で市有土地売払収入及び物品売払収入の計上であります。
 第17款 寄附金は、452万円の追加でありますが、総務費寄附金でふるさと納税制度に
よる水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金の追加、商工費寄附金で沼田資源株式会社安全協力会
様からの寄附金をその御意志に沿って産業振興を図るため計上、教育費寄附金で木下 進様か
らの寄附金をその御意志に沿って芸術文化振興基金に積み立てるため計上、さらに、利根郡信
用金庫様からの寄附金をその御意志に沿って文化財保全事業に充てるため文化財保存継承寄附
金として計上するものであります。
 第18款 繰入金は、3億4,301万2,000円の減額でありますが、基金繰入金で財
政調整基金繰入金の減額及び図書整備基金繰入金の追加、特別会計繰入金で介護保険特別会計
繰入金の追加であります。
 第19款 繰越金は、前年度繰越金1億372万9,000円の追加であります。
 第20款 諸収入は、303万7,000円の追加でありますが、雑入で関越自動車道の救
急業務に係る負担金及び農地中間管理事業委託金の計上であります。
 第21款 市債は、4,191万4,000円の減額でありますが、総務債で市町村合併振
興事業債の減額、土木債で道路整備事業債及び住宅整備事業債の追加、臨時財政対策債の減額
であります。
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、市町村合併振興事業
債及び臨時財政対策債の限度額を減額、道路整備事業債及び住宅整備事業債の限度額を追加す
るものであります。
 続きまして、議案第58号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ351万円を追加し、歳
入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億266万8,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費70万2,000円の追加であります。
 第12款 予備費は、280万8,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第9款 繰越金351万円の追加であります。
 続きまして、議案第59号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ27万1,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億9,842万9,000円とするものであ
ります。
 歳出予算では、第2款 後期高齢者医療広域連合納付金27万1,000円の追加、歳入予
算では、第3款 繰越金27万1,000円の追加であります。
 続きまして、議案第60号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第1号)につ
いて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,669万5,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億8,374万1,000円とする
ものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、261万6,000円の増額でありますが、職員人件費の増額でありま
す。
 第3款 地域支援事業費は、93万8,000円の追加でありますが、包括的支援事業・任
意事業費負担金の追加であります。
 第4款 基金積立金は、5,763万7,000円の追加でありますが、介護給付費準備基
金積立金の追加であります。
 第6款 諸支出金は、3,550万4,000円の追加でありますが、介護給付費国庫負担
金、地域支援事業費支払基金交付金及び地域支援事業費国庫支出金の精算による返還金並びに
一般会計繰出金の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款、支払基金交付金は、174万1,000円の追加でありますが、過年度分支払基金
交付金の追加であります。
 第9款 繰入金は、355万4,000円の追加でありますが、一般会計繰入金で地域支援
事業繰入金及び職員給与費等繰入金の増額であります。
 第10款 繰越金は、9,140万円の追加であります。
 続きまして、議案第61号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ834万4,000円を追加
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億6,791万3,000円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、94万4,000円の追加でありますが、職員人件費の増額であります。
 第2款 事業費は、740万円の追加でありますが、工事請負費の追加であります。
 次に、歳入について御説明申し上げます。
 第3款 繰入金は、94万4,000円の追加でありますが、一般会計繰入金であります。
 第4款 諸収入は、740万円の追加でありますが、県土木事業費受託事業収入であります。
 続きまして、議案第62号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,703万4,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億5,934万9,000円とするもの
であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、558万円の減額でありますが、職員人件費の減額であります。
 第2款 事業費は、2,261万4,000円の追加でありますが、公共下水道事業費で職
員人件費及び修繕料の追加、特定環境保全公共下水道事業費で職員人件費及び修繕料の追加で
あります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、383万4,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加であ
ります。
 第7款 市債は、1,320万円の追加でありますが、下水道債の追加であります。
 続きまして、議案第63号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1
号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ674万7,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,747万7,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、4,000円の追加でありますが、一般管理費、負担金の追加でありま
す。
 第2款 事業費は、674万3,000円の追加でありますが、需用費、修繕料及び役務費、
手数料の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第3款 国庫支出金は、250万円の減額でありますが、農業集落排水事業費国庫補助金の
減額であります。
 第4款 県支出金は、25万円の減額でありますが、農業集落排水事業費県補助金の減額で
あります。
 第5款 繰入金は、949万7,000円の追加でありますが、一般会計繰入金の追加であ
ります。
 続きまして、議案第64号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)について
御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的支出において、既決の収益的支出に532万3,0
00円を追加し、収益的支出の予定額を3億8,925万1,000円とするもので、職員人
件費の追加、その他特別損失の減額であります。
 また、予算第6条の職員給与費を9,545万1,000円とするものであります。
 以上8件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、
御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決
定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第57号から議案第64号までの以上8件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
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    第13 散  会
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 4日及び5日の2日間は、議案調査のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、4日及び5日の2日間は、議案調査
のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は8日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでございました。
    午後0時10分散会




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