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平成26年第7回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号
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平成26年12月12日(金曜日)

議事日程 第5号
平成26年12月12日(金曜日)午前10時開議
第 1 請願第 8号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する請
           願書
第 2 請願第 9号 JAグループの自己改革の実現に向けた請願
第 3 議案第83号 沼田市支所設置条例の制定について
第 4 議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
第 5 議案第88号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第9号)
第 6 議案第89号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第 7 議案第90号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第 8 議案第91号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第 9 議案第92号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第10 議案第93号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第11 議案第94号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第12 議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
第13 議案第97号 沼田市議会議員定数条例の一部を改正する条例について
第14 閉会中の継続調査申出について
第15 字句等の整理委任について
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 請願第 8号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する請
           願書
第 2 日程追加 議案第98号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用
                に関する意見書案について
第 3 請願第 9号 JAグループの自己改革の実現に向けた請願
第 4 日程追加 議案第99号 農協改革に関する意見書案について
第 5 議案第83号 沼田市支所設置条例の制定について
第 6 議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
    議案第88号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第9号)
    議案第89号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
    議案第90号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
    議案第91号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第92号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第93号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第94号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
     以上9件一括上程
第 7 議案第97号 沼田市議会議員定数条例の一部を改正する条例について
第 8 閉会中の継続調査申出について
第 9 字句等の整理委任について
第10 市長閉会挨拶
第11 閉  会
    ─────────────────────────────
出席議員(22人)
       1番  大島 崇行君      2番  山 敏也君
       3番  石川 初雄君      4番  島田 富造君
       5番  野村 洋一君      6番  坂庭 直治君
       7番  石井 紘一君      8番  高柳 勝巳君
       9番  井之川博幸君     10番  大東 宣之君
      11番  星野  稔君     12番  金子 一弥君
      13番  久保 健二君     14番  片野 彦一君
      15番  大竹 政雄君     16番  星川嘉一郎君
      17番  小野 要二君     18番  宇敷 和也君
      19番  石田 宇平君     20番  布施辰二郎君
      21番  星野佐善太君     22番  牧野 保好君
欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   副 市 長       上原 訓幸君
   総務部長       田村 博史君   市民部長       茂木 一夫君
   健康福祉部長     山 恭昭君   経済部長       栃原 豊彦君
   都市建設部長     萩原 誠一君   白沢町振興局長    諸田  裕君
   利根町振興局長    下  宏一君   総務課長       内山 日朗君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       小池 龍実君   庶務課長       石井  旭君
   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(大竹政雄君) これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 請願第8号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に
             関する請願書
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、請願第8号 年金積立金の被保険者の利益のための安全か
つ確実な運用に関する請願書を議題といたします。
 本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 井之川博幸議員。
〔民生福祉常任委員長 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第8号 年金積立金の被
保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する請願書について、審査の結果を御報告いた
します。
 本請願の趣旨は、政府は、成長戦略である「日本再興戦略」などにおいて、リスク性資産割
合を高める方向での年金積立金の運用の見直しを求めておりますが、年金積立金は、日本経済
への貢献が目的ではなく、厚生年金保険法等に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的
な観点から安全かつ確実な運用を堅持すべきものであり、株式等のリスク性資産割合を高める
方向での急激な変更は行わないこと。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に
おいて、保険料拠出者である労使を初めとするステークホルダー、いわゆる利害関係者が参画
し、意思反映できるガバナンス体制、いわゆる管理体制を構築することが求められているため、
政府関係機関への意見書提出を求めるものであります。
 本委員会は、12月10日に常任委員会を開催し、全委員出席のもと、執行部より説明を受
け、慎重な審査を行った結果、賛成多数で本請願を採択すべきものと決定いたしました。
その理由と審査の経過について御説明申し上げます。
 審査の過程で各委員から、政府は、成長戦略である「日本再興戦略(2013年6月14日
閣議決定)」で公的・準公的資金の見直しに向けて有識者会議を設置し、「日本再興戦略改訂
2014(2014年6月24日閣議決定)」などにおいて、年金積立金管理運用独立行政法
人(GPIF)に対し、被保険者の意思確認がないまま、リスク性資産割合を高める方向での
年金積立金の運用の見直しを求め、リスク性資産割合を倍以上に高め、基本ポートフォリオい
わゆる資産構成で投資額の半分以上を株式に投資する方向で進めようとしておりますが、年金
積立金が毀損した場合、結局は厚生労働大臣やGPIFが責任をとるわけではなく、被保険者
・受給者が被害を受けることになります。公的年金は高齢者世帯収入の多くを占め、年金は老
後の生活保障の柱となっていることから、年金積立金は、日本経済への貢献が目的ではなく、
厚生年金保険法第79条の2等に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安
全かつ確実な運用を堅持すべきものであることから、本請願の願意を理解し、政府関係機関に
対して意見書を提出していくべきものと決定した次第であります。
 以上を申し上げ、委員長の報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第8号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する請
願書を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しまし
た。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時04分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時05分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、井之川博幸議員外6名から、年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実
な運用に関する意見書案についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第2を日程第3とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、年金積立金の被保険者の利益のため
の安全かつ確実な運用に関する意見書案についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決
しました。
    ──────────────◇──────────────
    第2 議案第98号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用
              に関する意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、議案第98号 年金積立金の被保険者の利益のための安全
かつ確実な運用に関する意見書案についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。井之川博幸議員。
〔9番 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) ただいま上程されております議案第98号 年金積立金の被保険者
の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書案について、意見書案の朗読をもちまして
説明にかえさせていただきます。

    年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書(案)

 公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活していま
す。また、特に高齢化率の高い都道府県では県民所得の17%前後、家計の最終消費支出の2
0%前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっています。
 そのような中で、政府は、成長戦略である「日本再興戦略(2013年6月14日閣議決定)
」・「日本再興戦略改訂(2014年6月24日閣議決定)」などにおいて、年金積立金管理
運用独立行政法人(GPIF)に対し、リスク性資産割合を高める方向での年金積立金の運用
の見直しを求めています。
 年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的な
観点から安全かつ確実な運用を堅持すべきものであり、日本経済への貢献が目的ではありませ
ん。まして、GPIFには保険料拠出者である被保険者の意思を反映できるガバナンス体制が
なく、被保険者の意思確認がないまま、政府が一方的に見直しの方向性を示すことは問題であ
ると言わざるを得ません。
 リスク性資産割合を高め、年金積立金が毀損した場合、結局は厚生労働大臣やGPIFが責
任をとるわけではなく、被保険者・受給者が被害を受けることになります。
 こうした現状に鑑み、本議会は政府に対し、下記の事項を強く要望します。

    記

1.年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的
な観点から安全かつ確実な運用を堅持すること。
2.これまで安全資産とされてきた国内債券中心の運用方法から、株式等のリスク性資産割合
を高める方向での急激な変更は、国民の年金制度に対する信頼を損なう可能性があり、また、
国民の財産である年金積立金を毀損しかねないため、行わないこと。
3.GPIFにおいて、保険料拠出者である労使をはじめとするステークホルダーが参画し、
確実に意思反映できるガバナンス体制を構築すること。

 以上、地方自治法第99条の規定にもとづき、意見書を提出します。

  平成26年12月  日

 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣○○様
 厚生労働大臣

                        沼田市議会議長 大 竹 政 雄   

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第98号については、会議規則第36条第2項の規定に
より委員会の付託を省略いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第98号 年金積立金の被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する
意見書案についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 請願第9号 JAグループの自己改革の実現に向けた請願
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、請願第9号 JAグループの自己改革の実現に向けた請願
を議題といたします。
 本請願に関し、経済建設常任委員長の報告を求めます。委員長 坂庭直治議員。
〔経済建設常任委員長 坂庭直治君登壇〕
◇6番(坂庭直治君) 経済建設常任委員会に付託されました請願第9号 JAグループの自
己改革の実現に向けた請願について、審査の結果を御報告いたします。
 本請願は、政府が「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂し、農業の成長産業化に向
けて農協改革の推進を決定したことを受け、改革はみずから主体的に取り組むものであり、一
方的な押しつけは、農業の生産現場や農業・農村地域に大きな混乱をもたらすことが危惧され
ることから、JAグループの自己改革実現に向け、政府・国会に強く働きかけていただきたい
というものであります。
 本委員会は、12月11日、全委員出席のもと、慎重な審査を行った結果、全会一致で採択
すべきものと決定した次第であります。
 これより審査の経過を申し上げます。
 各委員からは、「国の改革はJAの解体を目的としており、地域の経済・雇用にも悪影響を
及ぼす」という意見や「外からの一方的な改革ではなく、営農に注力し、資材等の安価な提供
など、組合員のニーズや社会の変化に対応する自己改革を行ってもらいたい」といった意見が
出され、本市のような中山間地域において家族経営をしている中小農家のためにも、国に対し
意見書を提出すべきとの判断から採択すべきものと決定した次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより請願第9号 JAグループの自己改革の実現に向けた請願を採決いたします。
 本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。
 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は、採択することに決しまし
た。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時15分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時16分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
○日程追加
◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。
 ただいま、坂庭直治議員外6名から、農協改革に関する意見書案についてが提出されました。
 この際、これを日程に追加し、日程第4を日程第5とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題と
したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、農協改革に関する意見書案について
を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第4 議案第99号 農協改革に関する意見書案について
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、議案第99号 農協改革に関する意見書案についてを議題
といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。坂庭直治議員。
〔6番 坂庭直治君登壇〕
◇6番(坂庭直治君) 意見書案の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。

    農協改革に関する意見書(案)

 政府は、本年6月、「農林水産業・地域の活力創造プラン」を改訂し、農業の成長産業化に
向けて農協改革の推進を決定した。
 改革を進めるにあたっては、地域の農業・農村の現状を把握し、持続可能な農業と豊かでく
らしやすい地域社会の実現、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化につなげてい
くことが重要となる。
 一方的な「改革」の推進は、農業の生産現場や農業・農村地域に大きな混乱をもたらすこと
が危惧される。
 また、農協改革を推進していく上で、これまで農協が食料の安定供給や地域の農業・農村の
振興に果たしてきた重要な役割や地域経済とのかかわり等を十分に踏まえ、今後とも農業・農
村の持続的な発展に資することが重要である。
 よって、国においては、農協改革を進めるにあたり、我が国農業・農村の持続的な発展に向
け、下記の事項について強く要望する。

    記

1.農協改革は自ら主体的に取り組むものであり、政府・国会における検討にあたっては、現
場の実態を十分に理解し、農業協同組合等の地域農業・生活・経済に果たす役割と価値を踏ま
え、農業者、農業団体、地域住民など、関係者の意見を十分に聴き、農業生産・地域社会の現
場の実態を踏まえた改革とすること。

2.農協改革に伴う農協法等の改正については、次の事項を考慮すること。
(1)農協法の目的に地域の振興や農業の多面的機能の発揮について位置づけること。また、
農協の事業目的の見直しは協同組合の基本的性格を維持すること。
(2)准組合員については、農業や地域経済の発展をともに支えるパートナーであり、人口減
少への対応や雇用の創出など「地方創生」のためにも、准組合員の利用制限は行わないこと。
(3)農協・連合会の事業方式・ガバナンス制度については、協同組合としての事業・組織を
制約する一方的な変更を行わないこと。また、全農の株式会社化など法人形態の転換等は強制
しないこと。
(4)中央会については、代表、総合調整、経営相談・監査の機能を十全に発揮できるよう、
農協法上に位置づけること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成26年12月  日

 衆議院議長
 参議院議長
 内閣総理大臣 様
 農林水産大臣
 内閣官房長官

                        沼田市議会議長 大 竹 政 雄   

 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第99号については、会議規則第36条第2項の規定に
より委員会の付託を省略いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第99号 農協改革に関する意見書案についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第83号 沼田市支所設置条例の制定について
◇議長(大竹政雄君) 日程第5、議案第83号 沼田市支所設置条例の制定についてを議題
といたします。
 本案に関し、総務文教常任委員長の報告を求めます。委員長 片野彦一議員。
〔総務文教常任委員長 片野彦一君登壇〕
◇14番(片野彦一君) 総務文教常任委員会に付託されました議案第83号 沼田市支所設
置条例の制定について、審査の結果を御報告いたします。
 本委員会は、12月9日に委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、全会一致をもって本
案を可決すべきものと決定いたしました。
 本条例は、沼田市、利根郡白沢村及び同郡利根村の廃置分合に伴う地域自治区の設置に関す
る協議により定めた地域自治区が満了することに伴い、平成27年4月1日から白沢町及び利
根町に支所を設置するため、地方自治法第155条第2項の規定に基づき条例を制定するもの
であります。
 審査の過程で委員からは、両地域住民へのサービス低下を招くことのないよう、また、住民
の心配、不安に配慮した業務体制が図られるよう調整を望むよう意見がありました。
 支所設置については、地域協議会においても合意されていることから、本条例を了とし、可
決すべきものと決定をした次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。10番。
〔10番 大東宣之君登壇〕
◇10番(大東宣之君) 私は、ただいま上程されている議案第83号 沼田市支所設置条例
の制定について、反対の立場から討論を行います。
 間もなく合併後10年を迎えることにより、白沢町振興局と利根町振興局をどのような組織
にするかが差し迫った課題となっていましたが、支所とすることが提案されました。
 しかし、支所にすることは提案されたものの、職員の数や体制、どんな係を設け、どんなサ
ービスを提供するのかは何ら説明がされず、これではサービスの低下を招かないという保証は
どこにもありません。
 過疎高齢化、地域経済の衰退、有害鳥獣の問題、人口減少による地域の維持すら困難になっ
ている地域がある中、さまざまな問題を取り除き、その地域で安心して暮らし続けられるよう
に何を支所が行い、地域がどういう役割を担うのかも示すことができないことは、合併に地域
の発展や生活の安定、地域の活性化を託した人たちをいとも簡単に裏切ることであり、合併し
た地域を切り捨てることになり、新市の一体感の醸成という言葉が全くのうそだったことにな
ります。
 振興局から支所にすることは、組織の大きな改編であり、その地域にとっては重大な問題で
あるにもかかわらず、支所を設置するというこの瞬間においても、支所がどういう体制で、ど
ういう役割を担うのかを示すことができないということは、市が地域の発展・維持、どこでも
安心して暮らせるまちづくりは行わないということの意思表示であり、それは白沢町、利根町
だけに限った問題だけではなく、市政運営全体の問題であり、市はこれから旧市内の地域にお
いても、いつでも切り捨てる、市民の暮らしや地域のことは何も考えない、何もしないという
強い意志のあらわれであり、決して許されるべきやり方ではありません。
 以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第83号 沼田市支所設置条例の制定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決され
ました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につ
              いてから
       議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)まで
           以上9件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第6、議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改
正する条例についてから日程第14、議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予
算(第3号)までの以上9件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について願いま
す。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第88号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第9号)
について願います。
 なお、議案第88号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第1款 議会費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第2款 総務費について願います。9番。
◇9番(井之川博幸君) 総務管理費の8企画費の関係でちょっとお伺いします。
 行政情報化推進事業というものがありますが、マイナンバー制に向けての一つの事業だとい
う説明がございました。中間サーバー・プラットフォーム利用負担金ということで、地方公共
団体情報システム機構がこの運営をする中で中間サーバー・プラットフォームというのが必要
になってくるということで、この中間サーバー・プラットフォーム構築のプロジェクト管理支
援業務といいますか、その入札が11月10日に行われたということですが、不調に終わった
と。一般競争入札で不調。理由は、入札者がいなかったということを聞いております。昨日再
入札がありまして、NECが落札したというような情報も入っておりますけれども、一般競争
入札を最初にしたときに入札者がいなかったということで、非常にこのシステムは情報が漏れ
る心配があるとか、国民総背番号制とか、いろいろもともと批判がありまして、そういう中で
このような事態が起きているということでありますから、その辺は当局はどのように考えてい
るのかお伺いをしたいというふうに思います。
 それから、来年10月ごろからカードが配られて、平成28年1月から実施というふうに言
われておりますが、この沼田市の庁内のパソコンでこの情報が全て見られるのかどうか、ある
いは見られてしまうのかどうかということなんです。個人情報が全部1つのカードに入るとい
うようなことで、そういう情報がどのように管理されるのか、その辺を教えてもらいたいと思
います。
 それから、一番心配なのが情報漏れで犯罪が起きるということなのですけれども、その辺に
対する対応は大丈夫なのか、その辺をお伺いしたいというふうに思います。
 それから、最後に、自分は登録されたくないというようなことで外れることができるのかど
うか、その辺をお伺いしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 井之川議員の御質疑にお答えを申し上げます。
 まず、1点目のシステムについての不安ということでございますが、私ども地方公共団体と
いたしましては、中間サーバーから市の中のシステムへのつなぎ込みの部分が関係するわけで
ございますが、これらの点につきましては国で行うことでありますので、そのシステムに従っ
ていくということで理解をしてございます。
 また、庁内の全てのパソコンでこれらの情報が見られるかという御質疑でございますが、そ
れぞれ住民基本台帳システムですとか、税システムに反映されるということでありますので、
それらのシステムを扱う権限を持っている職員が見るということになろうかと思います。
 また、そのシステム上の情報の漏れにつきましても、一番最初の答弁と重なってしまいます
が、国のシステムについてこれからまた詳細にわたって示されると思いますけれども、それら
の中で対応していくということでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 また、外すことができるかということの点につきましては、まずは全員に番号が通知される
ということでございまして、その後の手続については、まことに申しわけありませんが、ちょ
っと承知をしていない現状でございます。
 以上であります。
◇9番(井之川博幸君) 国のシステムに従っていくということですけれども、この中間サー
バーの関係は、地方公共団体情報システム機構というので、沼田市も多分全部の市町村、県市
町村ですか、入っている地方公共団体の関係の機構だと思うのですけれども、国の指導でやっ
ていることはわかるのですけれども、この中間サーバーのプラットフォームの構築に対して日
本のいろんなそういうメーカーが、企業が最初の一般競争入札に参加しなかったというのは、
どのような理由で参加できなかったかというのは、市のほうでは情報を得ているのか、それと
もそういう検討をされているのか、その辺をお伺いしたいと思います。
 それから、権限を持っている職員が見られるということなのですけれども、その辺の管理に
なりますけれども、今までのいろんな情報ももちろんきちんと管理するというのは大事なので
すけれども、今度のマイナンバー制というのは銀行預金とかそういうところまでどんどん広が
っていく、民間が参加をして広がっていく可能性があるわけでありまして、年金の基礎番号と
か健康保険の被保険者の番号とか、納税者番号とか、行政が扱っているもの以外にも広がる可
能性は大変大きいものがありまして、そういう点では非常に住民にとっては大きな心配がある
ものなんです。そういう点で、その辺の管理は、今回マイナンバー制導入ということで、今ま
での管理よりもどういう点を強化をするというようなことが検討されているのかどうか、お伺
いしたいというふうに思います。
 それから、情報漏れの関係で、ある程度犯罪等が起きまして、年金などで本人に成り済まし
てだまし取るというようなことも心配されておりますが、こういう犯罪が起きた場合の補償と
いいますか、だまし取られた人はもう自分は全然関係ないところでこういうシステムを使って
犯罪が起きた場合に、その対象になった人に対して補償がされるのかどうか、その辺はどのよ
うにお考えなのか教えてもらいたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 井之川議員の再質疑にお答えを申し上げます。
 まず、1点目の一般競争入札への参加者の関係につきましては、情報を得てございません。
 また、2点目のセキュリティーの関係でございますが、現在でも庁内の情報システムセキュ
リティ管理規程、ちょっと名称が違うかもしれませんが、そういったものを持ってございます。
また、それらの中でも改正する必要性があるかどうか現在検討しているところでございますの
で、そういった状況でございます。
 また、情報が漏れたことによる補償については、まことに申しわけありません、現時点では
その対応につきまして承知をしてございません。
 以上であります。
◇9番(井之川博幸君) いずれにしても、来年の10月ごろからはカードが配られると。再
来年の1月から実施がされるというのは、もう目の前に迫っているわけでありまして、そうい
う情報等々も余り流れていないというのもありますけれども、本当にこういう国民総背番号制
の反対運動等も大分長いこと続いております。それから、今私が申し上げたような心配が大変
あるものですから、ぜひマイナンバー制導入になっても、安心できるというようなやっぱりシ
ステムなり、先ほどのセキュリティーなり、何か起きたときにも安心ができるというような、
そういうこともしっかりと市民に知らせていく必要があるのではないかというふうに思います
ので、その辺の対応についてのお考えを最後にお聞かせ願いたいと思います。
◇総務部長(田村博史君) お答えを申し上げます。
 現在でも、システムのセキュリティーには十分配慮しておるわけでございますけれども、新
たな制度、システムが入ったことによって、またセキュリティーの範囲が広がるわけでござい
ますけれども、情報漏れがないように適切な情報管理に努めてまいりたいと思いますので、御
理解いただきたいと思います。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。9番。
◇9番(井之川博幸君) 農業費の6農地費の関係でお伺いしますが、農村地域防災減災事業、
耐震性点検・調査計画事業というようなものがございますが、今年度でも堀廻の、これはため
池だと思いますけれども、それから沼田平等々でこの農村地域防災減災事業というものが事業
として取り組まれておりますけれども、今回のこの内容を見ますと計画事業というふうに書い
てありますので、これは沼田としていわゆる農村地域防災減災総合計画といいますか、マスタ
ープランというものがつくられている地域もございますけれども、そういうものをつくってい
くということなのでしょうか。内容的に教えてもらいたいと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。
 今回計上させていただきました内容でございますけれども、これにつきましては昨年度、県
によりましてため池の一斉点検が行われたわけでございます。市内には17カ所のため池がご
ざいますけれども、そのうち警戒ため池というものに指定されたため池が市内におきまして4
カ所ございます。その4カ所につきまして、耐震性の点検を行うための委託料の計上というこ
とでございます。
 以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) この際だからお伺いいたしますが、全体の総合計画とか、マスター
プランとか、それは全国では県段階が多いと思うのですけれども、そのようなものがつくられ
ているということなのですけれども、今回県の調査で警戒箇所の対象になったということなの
ですけれども、そういう今やっている事業として、先を見てそういうようなマスタープラン等
をつくるというような検討がされているのかどうか、お伺いしたいと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) お答え申し上げます。
 現時点では、その総合的なマスタープラン的なものについての策定の具体的な検討は、現在
しておりません。
 以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) もう一度お伺いいたしますが、県の段階ではあるのでしょうか。
 それと、沼田市としては今ないということなのですけれども、今の段階である程度網羅され
ているのか。それとも将来的にそういう農村地域の防災減災マスタープラン等を考えていくの
か。そういう必要があるというふうに考えるわけなのですけれども、その辺の今後についての
お考えをお聞かせ願いたいと思います。
(「休憩」を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時44分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時46分再開
◇議長(大竹政雄君) 再開いたします。
    ─────────────────────────────
◇経済部長(栃原豊彦君) 時間をおとりしまして申しわけございませんでした。
 県の段階におきましても、現在この総合的なマスタープランについてはできていないという
状況でございます。今回、こういった形で県内一斉に点検が行われたということでございます
ので、県においてもその方向で今後進められるものと思われます。
 また、市におきましても、現在は具体的な検討はしてございませんけれども、今後必要な部
分については、十分検討の上、対応していきたいということで考えております。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第7款 商工費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第12款 公債費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。
まず、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第16款 財産収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第17款 寄附金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第89号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正
予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第90号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補
正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第91号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算
(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第92号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正
予算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第93号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予
算(第3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第94号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計
補正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第
3号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第87号から議案第95号までの以上9件については、
会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号から議案第95号まで
の以上9件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより、議案第87号 沼田市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを
採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第88号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第9号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第89号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を採決
いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第90号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第91号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)を採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第92号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決
いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第93号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決い
たします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第94号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を
採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第95号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたしま
す。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第97号 沼田市議会議員定数条例の一部を改正する条例について
◇議長(大竹政雄君) 日程第15、議案第97号 沼田市議会議員定数条例の一部を改正す
る条例についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。小野要二議員。
〔17番 小野要二君登壇〕
◇17番(小野要二君) ただいま上程になりました議案第97号 沼田市議会議員定数条例
の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。
 改正の内容は、次の一般選挙より、沼田市議会議員の定数を現行の22人から2人減らし、
20人とするものであります。
 これまで、本市の議員定数については漸次減員を行い、平成23年の一般選挙から現行の2
2人としております。
 地方議会議員の定数は、地方自治法において、かつては人口規模に応じた定数が定められ、
それが上限規定に変わり、現在では独自の判断で定数を定められることになっていますが、議
会の権能である執行機関への監視を適切に行い、また市政に多くの市民の声を反映させるため
には、ある程度の議員数を確保することは必要であると認識しております。
 本市議会においても、先輩議員が数次にわたって定数削減に取り組み、自ら経費削減を図っ
て行政に模範を示す一方、少数精鋭による議会権能の充実に努めてこられました。我々もその
流れをくみ、議会の権能強化、議員の資質向上に取り組むとともに、議会改革特別委員会を設
けて改革に取り組み、来期に向けた研究を進めているところであります。
 今回の条例改正案の提出に当たっては、会派代表者による協議を行い、大方の意見統一が図
られたところでありますが、議員定数を20人に改正することは、来期の議員が厳しい本市財
政状況の中にあって、議会の役割を十分に果たすという決意を引き継いでいくものであり、議
員一人一人が一層自己研さんを積み、さらなる少数精鋭に挑む覚悟を市民に示すものでありま
す。
 今後においても、市民の負託に応える沼田市議会であり続けるべく、議員各位の御賛同を賜
わりますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時56分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時03分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第97号については、会議規則第36条第3項の規定に
より委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第97号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。10番。
〔10番 大東宣之君登壇〕
◇10番(大東宣之君) 私は、ただいま上程されている議案第97号 沼田市議会議員定数
条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論を行います。
 議員定数条例の一部を改正する条例は、来年4月の市議会議員選挙から、議員の定数を現行
の22から2削減し、議員定数を20にするというものですが、そもそも、今議員定数を削減
することには何の大義もありません。市財政が、厳しいことがその理由になるのでしょうか。
議員の活動に問題があるからでしょうか。少子高齢化、過疎化、人口減少、地域経済の疲弊、
決して楽観できない先行き不安な市財政、市民生活にも明るさが見えない状況にあるなど、沼
田市を取り巻く状況は厳しいものがあります。
 こうしたときだからこそ、より多くの市民の声や願いを市政に反映させ、市の活性化に対す
る提案などをさまざまな角度から多面的に行うことこそが、今の沼田市の状況を打開するため
には必要であり、県内他市が議員定数を削減しているからといって安易に削減するべきではあ
りません。
 議員の定数が削減されると常任委員会の数を3常任委員会から2常任委員会にすることも考
えなくてはならなくなりますが、仮に常任委員会が2常任委員会になれば、予算審査や決算審
査のときは、所属する常任委員会の課について質疑はできないとするルールがあることから、
質疑をする機会が大幅に減り、チェック機能が十分果たされなくなってしまいます。議会での
発言者を減らし、市民の声や願いを市政に反映することが狭まり、議会制民主主義を後退させ、
チェック機能の低下を招くような議員定数の削減は行うべきではありません。
 以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。21番。
〔21番 星野佐善太君登壇〕
◇21番(星野佐善太君) ただいま上程の議案第97号について、私は賛成の立場から討論
をいたします。
 本条例案は、会派及び会派外議員が、それぞれ議員の意見を持ち寄り検討した結果提出され
たものと理解し、本議案については、議員が自問自答、熟慮を重ねた結果、結論を出したので
あります。極めて現実的で妥当な議案であります。
 本市の人口規模から議員定数を見ると、平成17年の合併時46人を平成19年の改選時か
らは見直し27人に、さらに平成23年の改選時からは現在の22人となりました。
 市民の声を多く吸い上げるため、また議案の審議もなるべく多くの議員で審議することも必
要であるとともに、市域の面積、人口、財政規模等を考慮したとき、幅広く議員を置くことも
一義であり、定数削減に手放しでは肯定できませんが、人口減が懸念される自治体が多い中、
本市も急速な高齢化や依然として厳しい財政状況の中、市民の安心・安全を提供するための予
算を確保しなければなりません。
 提案理由にもありましたが、来期の議員が厳しい本市財政状況の中にあって議会の役割を十
分に果たすという決意を引き継いでいくものであり、議員一人一人が一層自己研さんを積み、
さらなる少数精鋭に挑む覚悟を市民に示すものであります。単なる議員定数削減ではなく、沼
田市議会の議員定数の適正化という観点から議員みずから身を削り、範を示すべきと考えます。
 以上申し上げて、2人減の20人に改める本条例案に賛成の立場としての討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第97号 沼田市議会議員定数条例の一部を改正する条例についてを採決いた
します。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 閉会中の継続調査申出について
◇議長(大竹政雄君) 日程第16、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、
会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調
査の申し出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに、御異議ありま
せんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のと
おり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第9 字句等の整理委任について
◇議長(大竹政雄君) 日程第17、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会
議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第10 市長閉会挨拶
◇議長(大竹政雄君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) お許しをいただきましたので、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
 今期定例会は、去る12月2日から本日までの11日間にわたり開催され、議員各位には熱
心な、また、慎重な御審議を賜り、提案申し上げました全ての案件につきまして、原案のとお
り可決・承認をいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げる次第でご
ざいます。
 また、一般質問におきましては、重要な市政の課題に対しまして、10名の方々から沼田市
の将来を見据えた大変示唆に富んだ御質問を賜り、まことにありがとうございました。
 それぞれの御質問、御意見に対しまして、真摯に答弁を申し上げさせていただいたところで
ありますが、研究・検討課題とさせていただきました事項につきましては、今後、十分に留意
をしてまいりたいと存じます。
 さて、平成26年も残すところあとわずかとなりました。
 国におきましては、去る11月21日に衆議院が解散され、12月14日に衆議院議員総選
挙が執行されるところであり、その選挙の結果を受けた国会や国の政策の動向等を見きわめ、
しっかりと対応していかなければならないと考えております。
 本市におきましても、去る11月16日には、議員各位を初め、市内外の多くの御来賓に御
臨席をいただき、市制施行60周年並びに水道布設90周年の記念式典を開催することができ
ました。まことにありがとうございました。
 新生沼田市としても、来年2月には合併10周年を迎えます。今日まで多くの先人の皆様の
たゆまぬ努力と英知の結集により築き上げてきた沼田市の伝統・文化を大切にし、多くの方々
と力を合わせて諸課題を克服し、次代につなげてまいりたいと考えております。
 7月には、中心市街地土地区画整理事業に伴う移転のため、上之町で建設工事を実施してま
いりました新しい生方記念文庫が完成し、一般公開が始まりました。現在、移転復元工事中で
あります旧沼田貯蓄銀行とともに、にぎわいの核として商店街の活性化に期待をしているとこ
ろでございます。
 また、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」放映決定は、千載一遇のチャンスと捉え、
引き続き真田街道推進機構を初めとした近隣市町村とも連携を図り、戦国の真田街道で重要な
役割を果たしてきた「もうひとつの真田の舞台・沼田」を市内外に広く発信してまいりたいと
考えております。
 さて、さきの国会でまち・ひと・しごと創生法が成立し、国と地方が総力を挙げて地方創生
に取り組むこととなります。今後、国及び県が策定する人口ビジョンや総合戦略に呼応し、積
極的に取り組んでまいりたいと思います。
 今後、地方が注目され、地方が期待される時代に向けて、利根沼田地域の中心都市として、
地域の資源である自然や観光、人材を活用し、暮らしを実感できる文化的な生活が送れる、活
力ある地域社会を実現してまいりたいと思います。
 平成27年度予算編成に当たりましては、新たな施政方針のもと、コスト意識を持って、選
択と集中により、沼田市に住み続けたい、沼田市に住んでいてよかったと思える、幸福度を実
感できる心豊かな郷土づくりにつながる予算を編成してまいりたいと考えております。
 また、引き続き本市の財政構造に留意し、行財政改革を推し進め、総体的なスリム化を図る
とともに、明日の沼田をつくる「元気みらい創造枠」を新設し、過去にとらわれない新たな発
想で未来に希望の持てる施策を検討してまいりたいと考えております。
 また、新年度予算の重点施策としては、「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」、「地
域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」、「誰もが知恵を出し合い地域を大切にす
るまちづくり」を3本の柱として編成し、市民との連携・協働のもとに、市民一人一人が主役
の創造性豊かな明るく元気なまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
 結びに当たりまして、本年5月の市長就任以来、議員各位から温かい御指導、御鞭撻を賜り
ましたことに対しまして、心から感謝と御礼を申し上げる次第であります。
 議員各位におかれましては、お体に御留意いただき、健やかで、すがすがしい新春を迎えら
れ、市政発展のため、より一層の御活躍をされますことを重ねて心から御祈念申し上げ、本定
例会の閉会に当たっての御礼の御挨拶とさせていただきます。
 まことにありがとうございました。
    ──────────────◇──────────────
    第11 閉  会
◇議長(大竹政雄君) 以上をもちまして、平成26年第7回沼田市議会定例会を閉会いたし
ます。
 議員各位並びに執行部各位には、大変御苦労さまでございました。
    午前11時17分閉会











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