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平成27年第1回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
. . . 平成27年第1回沼田市議会定例会会議録

平成27年3月3日(火曜日)

議事日程 第1号
平成27年 3月 3日(火曜日)午前10時06分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 議案第 1号 市道路線の変更について
第 5 議案第 2号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の変更に
              ついて
第 6 議案第34号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 7 議案第 3号 利根沼田学校組合の規約変更に関する協議について
第 8 議案第 4号 沼田市行政手続条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第 5号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
第10 議案第 6号 沼田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について
第11 議案第 7号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
              基準を定める条例の一部を改正する条例について
第12 議案第 8号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
              並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
              的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につ
              いて
第13 議案第 9号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
第14 議案第10号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例等の一
              部を改正する条例について
第15 議案第11号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第10号)
第16 議案第12号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第17 議案第13号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第18 議案第14号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第19 議案第15号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第20 議案第16号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
第21 議案第17号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
第22 議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
第23 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に
              関する条例の制定について
第24 議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例について
第25 議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防
              支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定
              める条例の制定について
第26 議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人員等の
              基準を定める条例の制定について
第27 議案第23号 沼田市建築協定条例の制定について
第28 議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正
              する条例について
第29 議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
第30 議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算
第31 議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第32 議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第33 議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算
第34 議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第35 議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算
第36 議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第37 議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 議案第 1号 市道路線の変更について
第 6 議案第 2号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の変更に
              ついて
第 7 議案第34号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 8 議案第 3号 利根沼田学校組合の規約変更に関する協議について
第 9 議案第 4号 沼田市行政手続条例の一部を改正する条例について
     議案第 5号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例について
     議案第 6号 沼田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について
     議案第 7号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
              基準を定める条例の一部を改正する条例について
     議案第 8号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
              並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
              的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につ
              いて
     議案第 9号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について
     議案第10号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例等の一
              部を改正する条例について
     議案第11号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第10号)
     議案第12号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
     議案第13号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
     議案第14号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
     議案第15号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
     議案第16号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
     議案第17号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
     議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
               以上15件一括上程
第10 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に
              関する条例の制定について
     議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例について
     議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防
              支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定
              める条例の制定について
     議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人員等の
              基準を定める条例の制定について
     議案第23号 沼田市建築協定条例の制定について
     議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正
              する条例について
     議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について
     議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算
     議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算
     議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
     議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算
     議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
     議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算
     議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
     議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算
               以上15件一括上程
第11 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(21人)
       1番  大島 崇行君      3番  石川 初雄君
       4番  島田 富造君      5番  野村 洋一君
       6番  坂庭 直治君      7番  石井 紘一君
       8番  高柳 勝巳君      9番  井之川博幸君
      10番  大東 宣之君     11番  星野  稔君
      12番  金子 一弥君     13番  久保 健二君
      14番  片野 彦一君     15番  大竹 政雄君
      16番  星川嘉一郎君     17番  小野 要二君
      18番  宇敷 和也君     19番  石田 宇平君
      20番  布施辰二郎君     21番  星野佐善太君
      22番  牧野 保好君
欠席議員(1人)
       2番  山 敏也君
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   副 市 長       上原 訓幸君
   総務部長       田村 博史君   市民部長       茂木 一夫君
   健康福祉部長     山 恭昭君   経済部長       栃原 豊彦君
   都市建設部長     萩原 誠一君   白沢町振興局長    諸田  裕君
   利根町振興局長    下  宏一君   総務課長       内山 日朗君
   会計管理者兼会計局長 松井 玲子君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       小池 龍実君   庶務課長       石井  旭君
   監査委員事務局長   増田 雄二君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時06分開会
◇議長(大竹政雄君) ただいまから平成27年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 沼田市監査委員金井章二、大島崇行の両氏から、定期監査等結果報告書及び例月出納検査結
果報告書並びに行政監査結果報告書が、また、沼田市教育委員会より、地方教育行政の組織及
び運営に関する法律に基づく平成26年度沼田市教育委員会の事務に関する点検評価報告書が、
それぞれ議長宛て寄せられております。
 本日その写しをお手元に配付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
 また、市長より、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分として、道路管理の瑕
疵による物損事故に係る損害賠償額の決定についての報告がございました。
 以上でございます。
◇議長(大竹政雄君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(大竹政雄君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月20日までの18日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月
20日までの18日間と決定いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(大竹政雄君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、石井紘一議員、高柳勝
巳議員、井之川博幸議員の以上3名を指名いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第4 請願の付託
◇議長(大竹政雄君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第1号 市道路線の変更について
◇議長(大竹政雄君) 日程第4、議案第1号 市道路線の変更についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第1号 市道路線の変更について御説
明申し上げます。
 変更する路線は、湯舟坊坂線、塚原1号線、上発知土地改良1号線及び富士見本線でありま
す。
 変更内容は、旧沼田市内の望郷ラインを市道として管理するため、重複する湯舟坊坂線、塚
原1号線、上発知土地改良1号線及び富士見本線の起終点を変更し、延長した富士見本線を望
郷ラインと名称変更するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。 
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。9番。
◇9番(井之川博幸君) 1点のみ、お聞きしたいと思います。
 望郷ラインは、つくられた経過、また、巨額の税金を投じてつくられたと承知しております
けれども、たしか管理は県道といいますか、県に移管してやっていただきたいという要望を出
してきたというような記憶を持っているわけなんですけれども、そういう点は、市道にします
とどうなるのかお伺いしたいというふうに思います。
◇市長(横山公一君) 所管の部長に説明させます。
◇都市建設部長(萩原誠一君) 命によりお答え申し上げます。
 現在、望郷ラインが、議員おっしゃいますような県道昇格について要望しているということ
は、利根地方総合開発協会等を介しまして県道昇格の要望はしております。
 市道にした後、一般的には県道に要望する問題でありまして、今回の認定については問題に
なる事項ではございません。
 以上です。
◇9番(井之川博幸君) わかりました。じゃあ、最後に確認させていただきますが、要する
に、市道に今回こうにしても、今後県に対してきちんと市としては県道にするというようなこ
とで、要望は出していくということでよろしいのでしょうか。確認をさせてください。
◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。
 議員おっしゃるように、県道昇格に向けて今後とも努力してまいりたいと考えております。
 以上です。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第1号 市道路線の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第2号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約
の変更について
◇議長(大竹政雄君) 日程第5、議案第2号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建
築工事請負契約の変更についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第2号 升形小学校管理棟耐震補強及
び大規模改造建築工事請負契約の変更について御説明申し上げます。
 今回の契約変更は、建築工事の施工を進める中で、防火シャッター及び外壁補修工事等に関
し、設計変更が生じたため、その工事費について追加の変更をするものであります。
 この変更に伴い、既定の契約金額に851万400円を追加し、契約金額を1億7,375
万400円とするものであります。
 なお、今回の変更に伴い、施工に所要の期間を要することから、工期を18日間延長し、完
成期日を平成27年3月31日とするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第2号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第2号 升形小学校管理棟耐震補強及び大規模改造建築工事請負契約の変更に
ついてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第34号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
◇議長(大竹政雄君) 日程第6、議案第34号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関
する協議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第34号 群馬県市町村総合事務組合
の規約変更に関する協議について御説明申し上げます。
 今回の規約変更は、群馬県市町村総合事務組合の組織団体である東毛広域市町村圏振興整備
組合が平成27年3月31日限りで解散することに伴う規約変更であります。
 以上につきまして、群馬県市町村総合事務組合から地方自治法第286条第1項の規定によ
り協議がありましたので、同法第290条の規定により議決をお願いするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第34号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第34号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてを採決
いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第3号 利根沼田学校組合の規約変更に関する協議について
◇議長(大竹政雄君) 日程第7、議案第3号 利根沼田学校組合の規約変更に関する協議に
ついてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第3号 利根沼田学校組合の規約変更
に関する協議について御説明申し上げます。
 今回の規約変更は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行
により、第9条の教育委員の規定を改めるものであります。
 以上につきまして、利根沼田学校組合から地方自治法第286条第1項の規定により協議が
ありましたので、同法第290条の規定により議決をお願いするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。9番。
◇9番(井之川博幸君) ただいま市長から説明がありまして、地方教育行政の組織及び運営
に関する法律の一部を改正する法律に基づいて変更するということでお伺いしたいと思います。
 まず、現在の学校組合ということなので確認をさせていただきますが、自治体と同じように
5人の教育委員の中で教育委員長と教育長が決められていて、教育長のもとに教育委員会の事
務局が設置されていると理解してよいかどうか、まずお聞きします。
 また、現在は事務方の責任者の教育長に対して、教育委員長を責任者とする教育委員会が指
導監督権を持っているということでよろしいかどうかお聞きしたいと思います。
 次に、今回の変更、先ほど言った法の改正に基づいて変更するということでありますので、
今度の教育長は、従来の事務方の責任者の教育長と教育委員会の責任者の教育委員長の権限を
あわせ持った、一体となった新しい教育長になるということで、みなかみ町長である組合の理
事長が組合議会の同意を得て直接任命するということの理解でよろしいかどうかお伺いしたい
と思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 井之川議員の御質疑にお答えを申し上げます。
 利根沼田学校組合でございますけれども、これも教育委員さん5名のもとに事務局があると
いう体制でございます。
 また、現行の教育委員さんとの関係でございますけれども、指揮監督権は教育委員会が持っ
ているということでございます。
 それと、3点目の新教育長と言いましょうか、委員長と教育長をあわせ持ったと言いましょ
うか、一本化した新教育長につきましては、組合の理事長が組合の議会の同意を得て任命する
という形であるというふうに考えております。
 以上です。
◇9番(井之川博幸君) 御答弁ありがとうございました。再質疑をさせていただきたいと思
います。
 まず確認ですけれども、組合の規約を見ればこれはわかることなんですけれども、承知はし
ているのですが確認をさせてください。
 理事長はみなかみの町長がなっていると、今、それでよろしいかどうか、まず確認させてく
ださい。
 そのもとで、新しい教育長と4人の教育委員は、その理事長が設置する総合教育会議に参加
をして、教育の振興に関する施策の大綱を策定するということになるのだと思うのですけれど
も、それでよろしいかどうか。
 この組合の場合は、総合教育会議に、副理事長と理事もそれぞれの自治体の首長だと思うの
で、副理事長と理事もこの総合教育会議に参加するのかどうか教えてもらいたいと思います。
 次に、法律の改正でですね、文部科学大臣がこの直接教育委員会に対して指示ができるとい
うことが明確化されておりますけれども、この学校組合の教育委員会もその対象となるという
理解でよろしいかどうか、これも確認させてください。
 よろしくお願いします。
◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答えを申し上げます。
 利根沼田学校組合の理事長につきましては、みなかみ町長でございます。
 また、総合教育会議において大綱を策定していくかどうかという点でございますが、地教行
法においては大綱を策定するという形になっておりますので、基本的には策定するというふう
に規定をされておりますので、そのようになるというふうには思っております。
 また、総合教育会議は、理事長と教育委員会で構成されるわけでありますけれども、その会
議に直接副理事長さんと理事長が出るかという点につきましては、ちょっと私もこの学校組合
の関係をよく承知していない部分がございまして、その点は承知をしておりませんが、基本的
には長と教育委員会でなされる会議だというふうに理解をしてございます。
 また、文部科学大臣のほうからの指示が新しいこの法律に規定をされておるわけでございま
すけれども、これもこの委員会に対しての指示をする対象になるというふうに理解をしており
ます。
 以上でございます。
◇9番(井之川博幸君) わかりました。
 そうしますと、今度は指導監督権が新教育長一人に集中するということになります。その教
育長を首長である理事長が任命し、総合教育会議を設置し、大綱を策定することによる政治介
入ができるようになるということだと思います。
 また、その新教育長のもとにできる教育委員会に文部科学大臣、要するに国が直接指示がで
きるということが明確化されたということでありますから、政治が教育に介入して戦争遂行に
子供たちを含め、全国民を動員してきた戦前の状況に戻るのではないかという心配が出てくる
わけですが、当局の見解について最後にお伺いをしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答えを申し上げます。
 政治介入や直接指示ということでございますけれども、法律においてそれぞれ首長の役割、
また、文部科学大臣による指示につきましても限定されているものであるというふうには理解
をしてございます。
 また、教育基本法のほうでも教育が不当な支配に服してはならないことが引き続き規定され
ておりますので、法の趣旨からしてそこら辺の不当な支配につながるというようなことにはな
らないといいましょうか、法はそういったふうに趣旨を規定しているということでございます
ので、御理解をいただきたいと思います。
 以上であります。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第3号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。9番。
〔9番 井之川博幸君登壇〕
◇9番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第3号 利根沼田学校組合
の規約変更に関する協議に対して、反対の立場から討論を行います。
 今回の変更は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正、いわゆる「教育委員
会改悪法」に沿った規約変更であります。
 その改悪の内容は、国や首長による教育内容への政治介入を可能としたものであり、安倍政
権は今後、教育委員会改悪を利用して、侵略戦争美化の安倍流「愛国心」教育の押しつけ、異
常な競争主義の持ち込みなど、戦争する国、弱肉強食の経済社会のための教育体制づくりを進
めてくると思われ、その道の可能性を広げる今回の規約変更は認めることはできません。
 以上の理由を申し上げ、私の反対討論といたします。
◇議長(大竹政雄君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。
 これより議案第3号 利根沼田学校組合の規約変更に関する協議についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第 4号 沼田市行政手続条例の一部を改正する条例についてから
       議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)まで
                     以上15件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第8、議案第4号 沼田市行政手続条例の一部を改正する条例に
ついてから日程第22、議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
までの以上15件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第4号 沼田市行政手続条例の一部を
改正する条例についてから議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)
までの以上15件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第4号 沼田市行政手続条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、行政不服審査法の全面改正にあわせて、行政手続法の一部を改正する法律が
平成26年6月に公布され、平成27年4月1日から施行されることに伴い、沼田市行政手続
条例の一部改正を行うものであります。
 改正の主な内容は、許認可権限等の根拠の明示、行政指導の中止等及び処分等の求めの規定
を整備するものであります。
 続きまして、議案第5号 沼田市福祉医療費支給に関する条例の一部を改正する条例につい
て御説明申し上げます。
 今回の改正は、児童福祉法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、福祉医療費の給
付対象外となる公費医療制度の名称が変更されたため、条文の整備を行うものであります。
 また、福祉医療の申請において、代理申請を可能とする者を定めるものであります。
 続きまして、議案第6号 沼田市国民健康保険条例の一部を改正する条例について御説明申
し上げます。
 今回の改正は、国民健康保険法の一部を改正する法律の施行に伴い、引用している条文の整
備を行うものであります。
 続きまして、議案第7号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、介護保険制度の改正に伴い、指定居宅介護サービス等の運営基準等の一部が
改正されたことにより、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の主な内容は、複合型サービスに関連する用語を看護小規模多機能型居宅介護に改め、
同一敷地内に複数の施設が併設されている場合の人員基準の変更、登録定員の引き上げなどの
改正を行うものであります。
 続きまして、議案第8号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び
運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、議案第7号と同様に、介護保険制度の改正に伴い、指定地域密着型介護予防
サービス等の運営基準等の一部が改正されたことにより、本条例の一部を改正するものであり
ます。
 改正の主な内容は、介護予防認知症対応型通所介護などの施設の運営基準等を改正するもの
であります。
 続きまして、議案第9号 沼田市都市公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上
げます。
 今回の改正は、都市公園計画区域内に整備した「旭ヶ丘ポケットパーク」をその他公園に加
えるものであります。
 続きまして、議案第10号 沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例
等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成27年4月1日から
施行され、教育委員会の委員長と教育長を一本化した新たな「教育長」が常勤の特別職として
設置されることに伴い関連する条例の改正を行うものであります。
 第1条で沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例を、第2条で沼田市
特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例を、第3条で沼田市特別職報酬
等審議会条例を、第4条で沼田市議会委員会条例の一部をそれぞれ改正するものであります。
 なお、この条例の施行日については、法律の施行日前から在職している教育長の任期が満了
する日、または、当該教育長が欠けた日の翌日から施行するものでありす。
 続きまして、議案第11号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第10号)について御
説明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定、または、制度改正等により既定の予算に増減を生じ
るもの、特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成
26年度における各事業を精査し、事業費の確定等による歳入歳出予算の整理を行ったもので
ありまして、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億528万7,000円を減
額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ228億5,083万3,000円とするもの
であります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
 第1款 議会費は、443万3,000円の減額であります。
 第2款 総務費は、2,340万円の追加でありますが、総務管理費では、財産管理費で庁
舎整備基金積立金の追加、生活行政費で市町村乗合バス運行事業の減額などであります。
 第3款 民生費は、6,494万8,000円の減額でありますが、社会福祉費では、障害
者福祉費で、今年度整備予定である心身障害者福祉施設の整備費に対する心身障害者等福祉施
設費補助金の計上、児童福祉費では、児童福祉総務費で、児童扶養手当及び児童手当支給事業
の減額、児童措置費で、民間保育所に係る保育所入所委託料の追加などであります。
 第4款 衛生費は、6,578万3,000円の減額でありますが、保健衛生費では、国民
健康保険総務費で、国民健康保険特別会計繰出金の追加、公害対策費で、太陽光発電設備を送
電網へ接続するための工事着手に係る東京電力系統連系工事負担金の計上、放射性物質汚染対
策費で、除染作業委託料の減額、上水道費では、簡易水道事業特別会計繰出金の減額などであ
ります。
 第5款 労働費は、608万9,000円の減額であります。
 第6款 農林水産業費は、1,590万5,000円の減額でありますが、農業費では、園
芸特産振興費で、野菜王国ぐんま総合対策事業費補助金の減額、林業費では、林業振興費で、
森林・林業再生基盤づくり交付金事業補助金の減額、県単治山事業費負担金の追加などであり
ます。
 第7款 商工費は、1,521万7,000円の減額でありますが、商業振興費で、商店街
まちづくり事業費補助金の追加、金融対策費で、制度融資代位弁済補填金の減額などでありま
す。
 第8款 土木費は、2,642万3,000円の減額でありますが、道路橋りょう費では、
道路維持費で、道路除雪作業委託料の追加、下水道費で、下水道事業特別会計繰出金の減額な
どであります。
 第9款 消防費は、364万8,000円の減額であります。
 第10款 教育費は、2,624万1,000円の減額でありますが、小学校費では、学校
管理費で、教育用コンピュータに係る機器賃借料の減額、中学校費では、学校管理費で、中学
校耐震診断・耐震補強事業に係る実施設計業務委託料の減額、社会教育費では、文化財保護費
で、生方記念文庫仮設駐車場整備工事の計上などであります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 市税は、2億8,100万円の追加でありますが、市民税、固定資産税、市たばこ
税及び都市計画税の追加であります。
 第12款 分担金及び負担金は、175万4,000円の減額であります。
 第13款 使用料及び手数料は、610万8,000円の減額でありますが、使用料では、
土木使用料で、沼田駅前駐車場使用料の追加、市営住宅等使用料の減額など、手数料では、土
木手数料の減額などであります。
 第14款 国庫支出金は、1億7,798万3,000円の減額でありますが、国庫負担金
では、民生費国庫負担金で、児童扶養手当及び児童手当負担金の減額、衛生費国庫負担金では、
保険基盤安定制度負担金の追加、国庫補助金では、民生費国庫補助金で、臨時福祉給付金給付
事業費補助金の減額などであります。
 第15款 県支出金は、2,751万4,000円の減額でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で、障害者自立支援給付費負担金の追加、県補助金では、民生費県補助金で、子
ども・子育て支援新制度に係る電子システム構築等事業補助金の追加、農林水産業費県補助金
で、森林・林業再生基盤づくり交付金事業補助金の減額などであります。
 第16款 財産収入は、89万円の減額であります。
 第17款 寄附金は、231万9,000円の追加でありますが、民生費寄附金で、利根沼
田建築相互組合様及び小田原緑化開発株式会社様等の御意志に沿って、福祉振興事業基金寄附
金として追加するものであります。
 第18款 繰入金は、3億6,380万1,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減額
などであります。
 第20款 諸収入は、2,754万4,000円の追加でありますが、延滞金、加算金及び
過料で、市税延滞金の追加、貸付金元利収入で、勤労者住宅建設資金預託金の減額などであり
ます。
 第21款 市債は、6,190万円の追加でありますが、土木債で街路整備事業債及び土地
区画整理事業債の減額、商工債でグリーンベル21駐車場整備事業債の追加などであります。
 続きまして、議案第12号 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,229万6,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ67億5,074万4,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第3款 後期高齢者支援金等は、2,274万8,000円の減額でありますが、後期高齢
者支援金、病床転換支援金等の減額であります。
 第4款 前期高齢者納付金等は、54万8,000円の減額でありますが、前期高齢者関係
事務費拠出金、前期高齢者納付金の減額であります。
 第11款 諸支出金は、100万円の追加でありますが、償還金及び還付加算金で、一般被
保険者保険税還付金、一般被保険者還付加算金の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 国庫支出金は、特定健康診査等負担金54万3,000円の減額であります。
 第5款 県支出金は、895万5,000円の減額でありますが、県負担金で、特定健康診
査等負担金の減額、県補助金で、県調整交付金の減額であります。
 第6款 共同事業交付金は、保険財政共同安定化事業交付金4,139万3,000円の減
額であります。
 第8款 繰入金は、一般会計繰入金2,864万7,000円の追加であります。
 第10款 諸収入は、一般被保険者第三者納付金5万2,000円の減額であります。
 続きまして、議案第13号 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,476万5,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,486万円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、43万9,000円の減額でありますが、一般管理費、徴収費の減額で
あります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、2,402万6,000円の減額であります。
 第3款 諸支出金は、保険料還付金30万円の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、2,402万6,000円の減額でありますが、特別徴
収保険料、普通徴収保険料の減額であります。
 第2款 繰入金は、事務費繰入金43万9,000円の減額であります。
 第4款 諸収入は、保険料還付金30万円の減額であります。
 続きまして、議案第14号 平成26年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につ
いて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,319万5,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億8,548万9,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、総務管理費で、職員人件費の減額、電算業務委託料の追加、介護認定審
査費で、主治医意見書手数料及び訪問調査委託料の減額であります。
 第2款 保険給付費は、407万4,000円の減額でありますが、介護サービス等諸費、
その他諸費の減額、高額介護サービス等費及び特定入所者介護サービス等費の追加などであり
ます。
 第3款 地域支援事業費は、1,166万円の減額でありますが、介護予防事業費及び包括
的支援事業・任意事業費の減額であります。
 第4款 基金積立金は、255万5,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 分担金及び負担金は、地域支援事業負担金87万5,000円の減額であります。
 第4款 国庫支出金は、923万4,000円の追加でありますが、介護給付費負担金の追
加、地域支援事業交付金の減額などであります。
 第5款 支払基金交付金は、222万3,000円の追加でありますが、介護給付費交付金
の追加、地域支援事業支援交付金の減額などであります。
 第6款 県支出金は、3,252万3,000円の減額でありますが、介護給付費負担金、
貸付金、地域支援事業交付金などの減額であります。
 第9款 繰入金は、874万6,000円の追加でありますが、一般会計繰入金で、介護給
付費繰入金、地域支援事業繰入金の追加などであります。 
 続きまして、議案第15号 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,262万6,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,126万円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、515万6,000円の減額でありますが、一般管理費及び簡易水道管
理費の減額であります。
 第2款 事業費は、747万円の減額でありますが、簡易水道事業費の減額であります。
 第3款 公債費は、財源の振りかえであります。
 次に、歳入について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、7万5,000円の追加でありますが、水道加入金の追加で
あります。
 第2款 使用料及び手数料は、5万円の追加でありますが、水道使用料及び水道手数料の追
加であります。
 第3款 繰入金は、一般会計繰入金712万円の減額であります。
 第4款 諸収入は、373万1,000円の減額でありますが、雑入の減額であります。
 第5款 市債は、190万円の減額でありますが、簡易水道債の減額であります。 
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、簡易水道事業債の起
債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第16号 平成26年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第4号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4,016万9,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,995万6,000円とす
るものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、544万9,000円の減額でありますが、職員人件費、一般管理費、
下水道使用料業務及び下水道受益者負担金業務の減額であります。
 第2款 事業費は、3,357万4,000円の減額でありますが、公共下水道事業費で、
建設事業費の減額、維持管理費の財源の振りかえ、特定環境保全公共下水道事業費で、建設事
業費及び維持管理費の減額、流域下水道事業費で、建設負担金及び維持管理負担金の減額であ
ります。
 第3款 公債費は、114万6,000円の減額でありますが、償還金利子の減額でありま
す。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、58万2,000円の追加でありますが、特環下水道分担金
の減額、公共下水道負担金の追加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、232万8,000円の減額でありますが、公共下水道使用
料及び特環下水道使用料の減額、下水道手数料の追加であります。
 第3款 国庫支出金は、120万円の減額でありますが、下水道事業費国庫補助金の減額で
あります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金1,220万5,000円の減額であります。
 第6款 諸収入は、雑入48万2,000円の追加であります。
 第7款 市債は、2,550万円の減額でありますが、下水道債の減額であります。 
 予算第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」に示すとおり、公共下水道事業債な
どの起債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第17号 平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ632万4,000円
を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,138万円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、9万円の減額でありますが、一般管理費の減額であります。
 第2款 事業費は、623万4,000円の減額でありますが、建設事業費の追加、維持管
理費の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、9万9,000円の追加でありますが、農業集落排水分担金
の追加であります。
 第2款 使用料及び手数料は、58万9,000円の追加でありますが、農業集落排水使用
料の追加であります。
 第3款 国庫支出金は、1,000万円の減額でありますが、農業集落排水事業費国庫補助
金の減額であります。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金248万4,000円の追加であります。
 第6款 諸収入は、雑入50万4,000円の追加であります。
 続きまして、議案第18号 平成26年度沼田市水道事業会計補正予算(第4号)について
御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的支出において、既決の収益的支出に124万円を追
加し、収益的支出の予定額を3億9,133万7,000円とするものであります。
 また、予算第4条 資本的収入において、既決の資本的収入から72万9,000円を減額
するものであります。
 その概要を収益的支出について、御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、営業費用で原水及び浄水費の追加、配水及び給水費の減額、総係
費の減額であります。特別損失で過年度損益修正損の追加であります。
 次に、資本的収入について、御説明申し上げます。
 第1款 資本的収入は、工事負担金で出資金の減額であります。
 以上15件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり
御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第4号から議案第18号までの以上15件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前10時55分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時04分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第10 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利
               用者負担等に関する条例の制定についてから
        議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算まで
                     以上15件一括上程
◇議長(大竹政雄君) 日程第23、議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域
型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定についてから日程第37、議案第33号 平成
27年度沼田市水道事業会計予算までの以上15件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第19号 沼田市特定教育・保育施設
及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定についてから議案第33号 平成
27年度沼田市水道事業会計予算までの以上15件につきまして、一括して御説明申し上げま
す。
 まず、平成27年第1回沼田市議会定例会の開会に当たりまして、平成27年度各会計予算
並びに関係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民皆様方
の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 昨年の5月、市民皆様の多大なる御支援により、市長に就任以来、「暮らしを実感できる文
化的生活」、「豊かな等身大の沼田」の実現を目指し、全力を挙げて市政運営に取り組んでま
いりました。
 昨年には市制施行60周年を迎え、さらに今年は合併後、10年を迎えたところであります
が、今日に至るまでの、沼田市の発展に御尽力された歴代の市長さんの偉大さとともに、私自
身に課せられた責任の重さを痛感し、先人たちが築いてこられたこの沼田をさらに発展させて
いかなければならないと考えているところであります。
 さて、今、「まち・ひと・しごと創生」という大きな動きが全国各地で起きようとしていま
す。
 今年は、これからの地域の未来を自ら真剣に考え、地域の各分野全ての人々の創意工夫によ
り、「なすべきことをしっかりとやっていく」スタートの大事な年になると考えております。
 国の示す平成27年度予算編成の基本方針においては、我が国の財政状況は、急速な高齢化
を背景とする社会保障費の増加、リーマンショック後の経済危機への対応、名目経済成長率の
低迷等もあり、厳しい状況にあるが、強い経済は、日本の国力の源泉として、経済の好循環を
確かなものとするため、全国津々浦々にまで景気回復の実感を行き渡らせるとともに、若者が
将来に夢や希望を持つことができる、魅力あふれる「まちづくり、ひとづくり、しごとづくり」
を進めることにより、元気で豊かな地方の創生に全力を挙げるとしています。
 このため、東日本大震災からの復興を加速するとともに、経済の好循環のさらなる拡大を実
現し、本格的な成長軌道への移行を図りつつ中長期の発展につなげる取り組みとして、地方の
創生、女性の活躍推進、イノベーションとオープンな国づくりなどを強力に推進し、平成27
年度予算においては、民需主導の持続的な経済成長を促す施策の重点化を図るとしています。
 さらに、平成26年度補正予算においては、地方創生に向けた総合戦略の先行的実施等のた
めの交付金を創設するなどし、地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策に取り組むこととし
ております。
 また、地方に対しては平成27年度地方財政対策において、地方が地方創生に取り組みつつ、
安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等の一般財源総額については、地方創
生のための財源等を上乗せして、平成26年度の水準を相当程度上回る額を確保することとし
ております。
 群馬県においては、平成27年度は第14次総合計画「はばたけ群馬プラン」の最終年度と
なることから、3つの基本目標である「地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり」、「
誰もが安全で安心できる暮らしづくり」、「恵まれた立地条件を活かした産業活力の向上・社
会基盤づくり」の実現に向け、15の重点プロジェクトを推進するとして、税収増を背景に、
一般会計において「元気飛躍予算」とする7,159億6,600万円、対前年度比5.0%
増の議会提案を行ったところであります。
 また、地方創生に向け先行実施する交付金等の事業を含めて編成した、平成26年度2月補
正予算案とあわせて、人口減少克服を目指すとしています。
 本市の平成27年度の予算編成に当たっては、「水と緑の大地 田園空間都市」を将来像と
する、沼田市第五次総合計画後期実施計画の4年次に当たることから、その進捗を図るととも
に、厳しい財政状況にあっても、市民ニーズなどの行政需要に対応するため、国・県の財政及
び施策の動向並びに本市を取り巻く地域経済動向などを見きわめるとともに、さらには、平成
27年度からの普通交付税の合併算定替えの縮減を見据えながら、コスト意識を持って「選択
と集中」により、事業の緊急性、優先度及び熟度等を精査した上で事業の重点化を図ることを
基本としたものであります。
 昨年5月、日本創成会議が公表した将来人口推計で、本市を含めた県内の20市町村で20
40年までに20歳から29歳までの若年女性が2010年に比べて半数以下となる「消滅可
能性都市」と指摘されたことは大きな衝撃でありました。
 政府においては、6月の経済財政運営の指針、「骨太の方針」で、初めて「50年後も人口
を1億人」とする人口目標を設定し、これを受けて地方創生担当大臣を新設するとともに全閣
僚が参加するまち・ひと・しごと創生本部を設け、「50年後に人口を1億人」を維持する政
策の方向性を示す「長期ビジョン」と2019年までの今後5カ年の政策目標や施策の基本的
方向、具体的な施策を盛り込んだ「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を12月に策定したと
ころであります。
 本市においても、この地方創生・成長戦略プランに呼応し、人口減少と地域経済縮小という
悪循環のリスクを克服するため、3つの重点施策を柱として掲げ、「明日の沼田をつくる元気
みらい創造予算」として、未来に向け創造性豊かで明るく元気なまちづくりに取り組んでまい
りたいと考えております。
 重点施策の第1が「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」として安心安全、人にやさし
い福祉のまちづくり、女性の参画の拡大と子育て・教育の充実を、第2に「地域のポテンシャ
ルを活かした活力あるまちづくり」として地域産業の復興による雇用の創出、農産物のブラン
ド化と6次産業化への取り組み、観光の振興などを、第3に「誰もが知恵を出し合い地域を大
切にするまちづくり」として市民構想会議の設置、財政の健全化と未来志向の地方自治の実践
など、従前にも増して市民との連携・協働を推し進め、まちづくりに取り組むものであります。
 また、国において地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策として編成された平成26年度
補正予算に基づき、まち・ひと・しごと創生に向けた総合戦略の先行的実施に取り組むことと
なりましたので、本市としても、その効果が最大限発揮できるよう、新年度予算を前倒しして
追加の補正予算を編成し、新年度の当初予算と一体とした13カ月予算として対応してまいり
たいと考えておりますので、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。
 平成27年度一般会計予算の規模は、214億4,851万3,000円で、前年度当初予
算と比較して5億6,029万9,000円、2.7%の増であります。特別会計等を含めた
8会計総体の予算規模については、369億4,805万3,000円で、前年度と比較して
18億8,211万7,000円、5.4%の増としたところであります。
 なお、追加補正予定額を加えた一般会計の予算総額では、216億円を上回るものとなる見
込みであります。
 一般会計につきましては、歳入において、景気は緩やかな回復基調にあることから市税等に
若干の伸びが見られるものの、地方交付税については、地方財政対策及び合併優遇措置の終了
による減額が見込まれる中、経費節減により経常経費の抑制を図りながら財源の確保を図り、
地域事情及び市民ニーズなどの行政需要に対応するため、優先すべき主要事務事業等3つの柱
にそって予算編成したところであります。
 それでは、平成27年度予算の3つの重点施策に沿って、主要事業について御説明申し上げ
ます。
 1つ目の柱である「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」に関する事業といたしまして
は、安全・安心なまちづくりを進め、自助・共助・公助の育成強化と防災・減災への取り組み
を推進するためひとを守る・まちを守る防災ぬまた推進事業、消防車両整備計画に基づき、消
防ポンプ車及び小型動力ポンプ積載車を更新し安全性の確保と消防力の強化を図る消防車両整
備事業、消費税対策による臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時給付金の支給事業、子供・子育
てに関する総合窓口となる利用者支援専門員を設置する子育てコンシェルジュ事業、本年4月
施行の子ども・子育て支援新制度による民間教育・保育施設給付事業、妊婦に対する妊娠健康
検査に加え歯科健康診査を実施する母子保健相談指導事業、平成27年度から本市独自の検査
項目としてクレアチニン検査及び尿酸値検査を追加して実施する健康診査事業、鳥獣被害を防
止するための鳥獣対策事業、老神温泉へ通じる安全な交通を進める市道T106号線道路改良
事業、3・3・1環状線(栄町工区)事業、小・中学校耐震診断・耐震補強事業、沼田藩主で
あった真田氏の学習機会として「真田の殿様」が築き上げた沼田を知る事業を、郷土の生んだ
偉大な芸術家を広く市民に紹介する「沼田市ゆかりの芸術家 蘇るアーティスト事業」を計上
いたしました。
 追加の3月補正予算では、高齢者世帯等や多子家庭に対する生活支援事業及び多子家庭子育
て応援事業を、学童期から自らの将来に感心を持ち仕事や結婚、家庭を持つことへの意識を喚
起することを目的とした未来のライフデザイン啓発事業、本市に関心のある方々に本市を体感
できる施設、「お試し住宅」を整備する移住促進トライアルハウス整備事業を予定しておりま
す。
 2つ目の柱である「地域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」に関する事業とい
たしましては、グリーンベル21の有効利用を図るためのまちづくり支援事業、NHK大河ド
ラマ「真田丸」の放映が決定されたことを契機に「もうひとつの真田の舞台・沼田」を広く発
信するため歴史資源活用事業を、中心市街地の活性化を図るため中心市街地土地区画整理事業
及びやさしさ・にぎわいの核整備事業、また、都市住民を受け入れ、地域力の維持・強化とと
もに定住・定着を図る地域おこし協力隊設置事業、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備
事業、沼田城遺跡発掘調査事業などを計上いたしました。
 追加の3月補正では、地域内消費の促進により地域経済の活性化を図るプレミアム付商品券
発行事業、起業による雇用の創出や定住の促進を図るため、起業塾を設置する創業支援事業、
沼田産農産物のブランド化、6次産業化を推進する「安心で美味しい!ぬまたの特産品推進事
業」、観光案内機能を整備し、情報発信を強化するための観光案内所管理運営事業、首都圏に
出向いての物産販売や観光PRを通じて本市の魅力を発信する地域資源プロモーション事業、
既存の空き店舗を活用してにぎわい創出と起業を支援する中心市街地空き店舗活用事業を予定
しております。
 3つ目の柱である「誰もが知恵を出し合い地域を大切にするまちづくり」に関する事業とい
たしましては、地方分権の進展と高度化・多様化する市民ニーズに対応できる人材の育成を図
るみらい人財育成事業、市町村合併10周年事業、多文化共生を推進する国際交流事業、統一
基準による財務書類を整備する新地方公会計システムの構築事業、公共施設の更新等を計画的
に行い、財政負担を軽減・平準化するための公共施設等総合管理計画作成事業、集落の維持・
活性化策を推進する集落支援員事業などを計上いたしました。
 追加の3月補正予算では、人口減少を克服し将来にわたって活力ある地域社会を実現するた
めの総合戦略等策定事業を予定しております。
 なお、策定にあたっては、公募市民、各種団体、経済界等、各層の市民の皆さんに議論いた
だき、その結果を市政に反映する仕組みとして市民構想会議を設置いたします。
 また、組織機構については、地域自治区の設置期間が満了することに伴い白沢町及び利根町
に支所を設置し、窓口業務等のソフト部門を主に担う生活係と農道、市道等公共施設維持管理
業務のハード部門を主に担う地域係を置くとともに、利根支所には、地域特有の業務である観
光行政を担う観光係を置き3係体制とするものであります。
 また、教育部においては、地域自治区の設置期間満了にあわせて、白沢町教育支所及び利根
町教育支所を廃止し、住民生活に直結する業務や地域の特色ある事業については、白沢公民館
及び利根公民館で取り扱うこととし、他の業務は、教育委員会事務局の各課に移管するもので
あります。
 経済部においては、グリーンベル21の利活用を検討するため、グリーンベル21活用推進
課を新設し、グリーンベル21活用推進係を置き、また、農産物の6次産業化及びブランド化
のさらなる推進を図るため、農林課内に課内室として6次産業化推進室を新設し、観光交流課
においては、都市間交流、定住促進、二地域居住等の推進強化を図るため、シティセールス推
進室を新設するものであり、それぞれ、喫緊の重要課題に適切に対処するため体制強化を図る
ものであります。
 今年は、地方創生をテーマとして、地域の特性を生かした地域づくりや人口減対策に総力を
挙げて取り組みが始まる歴史的な年となると考えております。
 地方創生が目指すものは、地域に住む人々が、自らの地域の未来に希望を持ち、個性豊かで
潤いのある生活を送ることができる地域社会を形成することであり、このため、それぞれの地
方が、独自性を生かし、その潜在力を引き出すことにより多様な地域社会をつくり出すことが
基本であると言われています。
 本市におきましても、沼田にある資源を掘り起こし、最大限に活用を図り、産業振興施策及
び観光施策などを積極的に推し進めるとともに、早期に「沼田版まち・ひと・しごと創生総合
戦略」を策定し、その目標の実現に向けた施策に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、急速に進む人口減少や少子高齢化の進展の中にあって、今後も増加する社会保障費や
山積する行政課題への対応が求められている一方、合併に伴う普通交付税の加算措置の削減が
平成27年度から予定されており、今後の行財政運営は一層厳しくなることが予想されます。
 こうした中、市民生活や社会経済活動におけるさまざまな市民ニーズに的確に対応していく
ためには、健全な財政を確保していくとともに、市民の声をしっかり聞き、市民と行政の双方
がその役割を果たし、幅広い連携・協力のもと、それぞれの分野の市民と力を合わせ、市民が
主役の等身大の市政運営を図っていかなければならないと考えております。
昨年の施政方針においても申し述べさせていただきましたが、行政の究極の目的は、市民の
皆様が、沼田に住み続けたい、住んでいてよかったと思える、幸福を実感できる心豊かな郷土
づくりにあります。
 中山間地域に位置する本市を取り巻く状況は依然として厳しい中にありますが、「スピード
感とコスト意識」、「選択と集中」、「市民目線と現場主義」、「顧客意識」といった企業経
営的視点に立ち、過去にとらわれない新たな発想で、未来に希望の持てる市政運営を、職員と
一丸となって進めていまいりたいと考えております。
 議員各位におかれましては、力強い御指導と御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げ、
当初予算の方針と内容の説明といたします。
 続きまして、議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負
担等に関する条例の制定について御説明申し上げます。
 平成27年4月からの子ども・子育て支援法の施行による利用者負担の料金体系の改定に伴
い、現行の沼田市保育園費用徴収条例及び沼田市立幼稚園保育料等徴収条例を廃止し、就学前
の子供の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業に係る利用者負担を本条例において定め
るものであります。
続きまして、議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例について御説明申
し上げます。
 平成27年4月からの子ども・子育て支援法の施行に伴う児童福祉法の一部改正により、関
連する条例の整備を行うものであります。
 第1条で沼田市保育園条例の一部を改正し、第2条で沼田市保育の実施に関する条例及び沼
田市保育児童委託条例を廃止するものであります。
 続きまして、議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介
護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定に
ついて御説明申し上げます。
 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法
律、いわゆる第3次一括法の施行による介護保険法の一部改正に伴い、これまで国が一律に定
めていた指定介護予防支援及び基準該当介護予防支援の人員及び運営等の基準を地方自治体の
条例で定めることとなったため、本条例を制定するものであります。
 条例の主な内容は、第1章で趣旨、定義及び一般原則を、第2章から第6章で指定介護予防
支援事業者が事業を行う際の人員に関する基準、運営に関する基準、介護予防のための効果的
な支援の方法に関する基準などを規定するものであります。
 続きまして、議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人
員等の基準を定める条例の制定について御説明申し上げます。
 議案第21号と同様に、これまで国が一律に定めていた地域包括支援センターの基準等を地
方自治体の条例で定めることとなったため、本条例を制定するものであります。
 条例の主な内容は、第1条で趣旨、第3条で基本方針等を、第4条で人員に関する基準を規
定するものであります。
 続きまして、議案第23号 沼田市建築協定条例の制定について御説明申し上げます。
 市民が、自ら一定の区域を宅地としての環境または商店街としての利便を高度に維持増進す
る等、建築物の利用を増進し、環境を改善するため、その区域内における建築物の敷地、位置、
構造、用途、形態、意匠または建築設備に関する基準について、建築協定を締結することがで
きる旨の条例を制定するものであります。
 条例の主な内容は、第1条で「趣旨」、第2条で「協定事項」、第3条で「委任」を規定す
るものであります。
 続きまして、議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部
を改正する条例について御説明申し上げます。
 第1条で、沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例を改正するものであります。
 改正の内容は、現下の厳しい財政状況を踏まえ、今年度に引き続き、平成27年4月1日か
ら平成28年3月31日の間、市長及び副市長の給料を現行の給料額から市長にあっては16
%、副市長にあっては13%引き下げ、それぞれ71万5,000円、60万6,000円と
するものであります。
 第2条で、沼田市教育委員会教育長の給与その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する
ものであり、ただいま御説明申し上げました第1条と同様に、平成27年4月1日から平成2
8年3月31日の間、教育長の給料について、現行の給料額を10%引き下げ、56万7,0
00円とするものであります。
 続きまして、議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し
上げます。
 今回の改正は、介護保険事業計画が3年を1期とし、3年ごとに見直しを行うこととされて
いるため、平成27年度から実施の第6期介護保険事業計画にあわせ、介護保険料に係る保険
料率を改定するものであります。
改正の内容は、介護保険法施行令の改正に伴い、第一号被保険者の負担率を21%から22
%に改定し、介護保険料の基準額を年額52,600円から65,100円に改定、保険料の
標準段階が9段階へ細分化されたことを受け、低所得者に対する負担軽減措置のため10段階
設定とするものであります。
 また、今回の介護保険制度の改正では、現行の介護予防事業のうち通所型介護予防事業と訪
問型介護予防事業が介護予防・日常生活支援総合事業として移行されることから、介護予防及
び生活支援の体制整備を行い、円滑な実施を図るため移行期間を設け、附則において平成29
年4月1日から実施することを規定するものであります。
 これをもちまして、施政方針、条例の制定及び条例の一部を改正する条例など、7件につき
ましての説明を終わらせていただきます。
 平成27年度一般会計予算及び特別会計予算等につきましては、副市長から説明いたさせま
すので、御了解を賜りたいと存じます。
◇議長(大竹政雄君) 副市長。
〔副市長 上原訓幸君登壇〕
◇副市長(上原訓幸君) 命によりまして、私から平成27年度沼田市一般会計予算ほか特別
会計6件及び水道事業会計予算について御説明申し上げます。
 議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算について御説明申し上げます。
 一般会計予算の総額は、214億4,851万3,000円で、前年度当初予算と比較して
2.7%、5億6,029万9,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 議会費は、2億2,563万4,000円の計上でありますが、議会運営上の必要
な経費の計上であります。
 第2款 総務費は、21億8,614万4,000円の計上であります。
 主な事業として、防犯対策事業では、安全・安心なまちづくりを推進するため、防犯灯新設
工事や各町への防犯灯電気料の補助金を計上、みらい人財育成事業では、職員の資質向上と新
たな行政課題に的確に対応できる職員を育成するための研修費を計上するほか、広報費で、市
の政策や情報をわかりやすく市民に提供するため、広報ぬまたの発行及びホームページ運営事
業費の計上、財政管理費で、健全な財政運営に資するため、新地方公会計システム構築に係る
経費を計上するほか、庁舎整備基金積立金を計上するものであります。
 また、水と緑の大地ふるさとぬまた寄附事業では、ふるさと納税制度を活用し、まちづくり
を推進するための経費を計上、行政情報化推進事業では、マイナンバー制度へ対応する経費を
計上するほか、市内外の人とのふれあいと相互交流を育む準市民交流事業費、国際交流事業費
及び地域振興事業費の計上であります。
 男女共同参画推進事業では、第3次男女共同参画計画の策定に係る経費の計上であります。
 徴税費では、市税の賦課、収納に要する経費、収納率の向上及び税収確保のための経費など
の計上であります。
 選挙費では、群馬県知事選挙、群馬県議会議員選挙及び沼田市議会議員選挙の執行経費など
の計上であります。
 第3款 民生費は、57億7,346万5,000円の計上であります。
 主な事業として、国の政策による臨時的給付措置として臨時福祉給付金と子育て世帯臨時特
例給付金を計上、高齢者が尊厳を持って生き生きと暮らせるための生きがい対策事業費のほか、
介護保険特別会計への繰出金の計上であります。
 また、本年4月から施行される子ども・子育て支援新制度により施設型給付を行う民間教育
・保育施設給付事業費、新たに事業所内保育を認可し給付を行う地域型保育給付事業費、小学
校6年生まで対象が拡充された学童クラブの充実を図る放課後児童健全育成事業費のほか、子
ども・子育てに関する総合窓口を設置する子育てコンシェルジュ事業費を計上するものであり
ます。
 第4款 衛生費は、29億4,188万8,000円の計上であります。
 主な事業として、妊婦に対して歯科健康診査を実施する母子保健相談指導事業費やクレアチ
ニン腎機能検査を含む健康診査事業費のほか、自然エネルギーの活用を推進するため、住宅用
太陽光発電システム設置費補助金や施設整備工事費などの計上であります。
 第5款 労働費は、5,079万3,000円の計上であります。
 特定求職者雇用企業奨励金など雇用支援事業費のほか、労働金融対策費で勤労者住宅建設資
金預託金及び勤労者生活資金預託金などの計上であります。
 第6款 農林水産業費は、7億2,760万2,000円の計上であります。
 主な事業として、農業費では、本市の地域資源を活用した魅力ある農産物のブランド化、6
次産業化を推進するための「安心で美味しい!ぬまたの特産品推進事業」を計上、新規就農者
の定着促進を図るための新規就農総合支援事業費交付金のほか、有害鳥獣による農作物等の被
害縮小を図るための鳥獣対策事業費を計上するとともに、都市の若者が転入し地域協力活動を
行う地域おこし協力隊設置事業費を計上するものであります。
 また、赤城西麓土地改良区などの土地改良区事業費を計上するほか、地域の共同活動を支援
するため、多面的機能発揮促進事業を計上、林業費では、森林・林業再生基盤づくり交付金事
業補助金及び美しい森林づくり基盤整備事業補助金を計上するとともに、ぐんま緑の県民税市
町村提案型による竹林整備促進事業費を計上、林道事業費で老神大楊線の林道改良事業費を計
上するものであります。
 第7款 商工費は、7億318万4,000円の計上であります。
 主な事業として、沼田商工会議所や沼田市東部商工会への補助金のほか、沼田まつり負担金
や商店街活性化のための事業に対する補助金を計上、まちづくり支援事業費では、市民共有の
資産としてグリーンベル21の有効活用を図るとともに、市民生活の利便性と雇用を確保し商
店街のにぎわいを創出するため、管理経費のほか、テナント出店促進事業費補助金を計上する
ものであります。
 また、工業関係団体の運営や新技術・新製品開発への補助金のほか、企業の立地を促進する
ための企業誘致推進事業費などを計上、金融対策費で制度融資利用者の負担軽減を図るための
保証料補助金及び利子補給金のほか、低利で安定した融資を実現するための市内金融機関への
預託金及び制度融資代位弁済補填金を計上するものであります。
 また、観光宣伝事業で、「真田丸」の放映を控え、「もうひとつの真田の舞台・沼田」を積
極的にPRするための歴史資源活用事業、地場産業生産品の紹介と育成を目的とした物産振興
事業、歴史的な地域の結びつきを生かした真田街道連携事業などの計上であります。
 第8款 土木費は、26億9,150万4,000円の計上であります。
 主な事業として、木造住宅の耐震化並びに住宅リフォームの促進を図るための住宅・建築物
耐震改修等事業費、市道の安全な通行を確保するための道路維持補修事業費、冬期間の市内幹
線の除雪対応として道路除雪消雪事業費及び市道T106号線道路改良事業など、道路新設改
良費のほか、長寿命化修繕計画に基づく橋りょう維持補修事業費の計上であります。
 また、都市基盤の整備と土地の有効な利活用の促進のため、3・3・1環状線(栄町工区)
事業費、都市公園長寿命化計画策定事業費のほか、中心市街地の活性化を図る中心市街地街な
か再生関連推進事業費及びやさしさ・にぎわいの核整備事業費、中心市街地土地区画整理事業
を積極的に進めるための建物移転補償費や区画道路新設工事費などの計上であります。
 第9款 消防費は、9億3,745万8,000円の計上であります。
 主な事業として、消防団無線のデジタル化を図る消防団装備整備事業費、消防団機械器具置
場等整備事業費のほか、老朽化した消防ポンプ自動車などを更新する消防車両整備事業費を計
上、また、本市にて実施される県総合防災訓練開催事業費のほか、自助・共助・公助の育成と
連携を図る、ひとを守る・まちを守る防災ぬまた推進事業費を計上するものであります。
 第10款 教育費は、28億6,244万2,000円の計上であります。
主な事業として、小学校耐震診断・耐震補強事業として沼田北小学校屋内運動場の耐震補強
及び大規模改造工事費、白沢小学校東校舎耐震補強改修工事費、利根東小学校校舎耐震工事調
査設計業務委託料などの計上、中学校耐震診断・耐震補強事業として沼田西中学校北校舎耐震
改修工事費及び白沢中学校屋内運動場外壁改修工事費などを計上、校舎等整備事業では、薄根
中学校柔剣道場建築工事費などの計上であります。
また、新規事業として「真田の殿様」が築き上げた沼田を知る事業、沼田市ゆかりの芸術家
蘇るアーティスト事業などの経費を計上するほか、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備
事業費、県指定重要文化財高平の書院保存修理事前調査委託料、市指定文化財戸鹿野八幡宮保
存修理補助金及び沼田城遺跡発掘調査事業費などの計上であります。
 第11款 災害復旧費は、8,000円の計上であります。
 第12款 公債費は、23億1,839万1,000円の計上であります。
 第13款 予備費は、予測しがたい予算の支出に充当するため、3,000万円の計上であ
ります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 市税は、61億3,617万5,000円の計上であります。
 市民税では、平成26年中の景気動向は緩やかに回復し、雇用・所得環境についても穏やか
な改善が続いているとされていることから、これまでの収納実績等を勘案して、前年度対比6.
0%の増であります。
 固定資産税は、土地及び家屋にあっては評価替えの年であり、地価の下落や在来家屋の経過
年数による補正、償却資産については設備投資の状況等を勘案し、前年度対比で3.0%の減
であります。
 軽自動車税は、自家用4輪車両台数の増加により、前年度対比で0.9%の増、市たばこ税
は、販売実績等を踏まえて、前年度対比2.0%の減、入湯税は、入湯施設の利用実績を勘案
して、前年度対比7.6%の増であります。
 都市計画税は、土地及び家屋に係る固定資産税に連動して、前年度対比4.9%の減であり
ます。
 第2款 地方譲与税は、2億8,101万2,000円の計上であります。
 第3款 利子割交付金は、1,100万円の計上であります。
 第4款 配当割交付金は、1,200万円の計上であります。
 第5款 株式等譲渡所得割交付金は、3,000万円の計上であります。
 第6款 地方消費税交付金は、8億2,790万円の計上であります。
 第7款 ゴルフ場利用税交付金は、1,700万円の計上であります。
 第8款 自動車取得税交付金は、4,400万円の計上であります。
 第9款 地方特例交付金は、2,010万6,000円の計上であります。
 第10款 地方交付税は、61億6,909万2,000円の計上であります。
 普通交付税につきましては、地方財政対策との整合及び合併による優遇措置の終了に伴う縮
減の影響を初め、本市の財政需要の実情を勘案したものであります。また、特別交付税につき
ましては、平成26年度の交付見込み及び地方財政対策の動向などを勘案し計上したものであ
ります。
 第11款 交通安全対策特別交付金は、1,180万円の計上であります。
 第12款 分担金及び負担金は、2億2,460万円の計上であります。
 第13款 使用料及び手数料は、1億4,462万6,000円の計上であります。
 第14款 国庫支出金は、23億2,476万4,000円の計上であります。
 国庫負担金では、民生費国庫負担金で、障害者自立支援給付費負担金、子どものための教育
・保育給付費負担金などの計上であります。
 国庫補助金では、総務費国庫補助金で、社会保障・税番号制度システム整備費補助金、民生
費国庫補助金で、臨時福祉給付金給付事業費補助金、土木費国庫補助金で、社会資本整備総合
交付金、教育費国庫補助金で、学校施設環境改善交付金などの計上であります。
 第15款 県支出金は、14億6,599万5,000円の計上であります。
 県負担金では、民生費県負担金で、子どものための教育・保育給付費負担金、衛生費県負担
金で保険基盤安定制度負担金などの計上であります。
 県補助金では、総務費県補助金で、電源立地地域対策交付金、民生費県補助金で、放課後児
童健全育成事業費補助金、消防費県補助金で、群馬県総合防災訓練補助金、教育費県補助金で、
県指定重要文化財保存事業補助金などの計上であります。
 委託金では、総務費委託金で、県税徴収取扱委託金、群馬県知事及び群馬県議会議員選挙委
託金、国勢調査委託金などの計上であります。
 第16款 財産収入は、5,659万6,000円の計上であります。
 第17款 寄附金は、1,532万2,000円の計上であります。
 第18款 繰入金は、10億7,113万3,000円の計上であります。
 第19款 繰越金は、存目計上であります。
 第20款 諸収入は、6億4,534万7,000円の計上であります。
 第21款 市債は、19億4,004万4,000円の計上であります。
 農林水産業債で農業基盤整備事業債、土木債で土地区画整理事業債、消防債で消防防災施設
整備事業債、教育債で学校施設耐震化事業債などを計上するほか、地方交付税の減額分を補?す
るために発行する臨時財政対策債を計上するものであります。
 予算第2条 債務負担行為は、「第2表 債務負担行為」に示すとおり、勤労者住宅建設資
金利子補給金外5件について債務負担をするものであります。
 予算第3条 地方債は、「第3表 地方債」に示すとおり、乗合バス運行事業外14事業の
市債と臨時財政対策債であります。
 予算第4条 一時借入金は、諸事業執行の段階で歳計現金に不足を生じた場合に、資金の一
時借り入れを余儀なくされるわけでありますが、その最高額を20億円と定めるものでありま
す。
 予算第5条 歳出予算の流用は、地方自治法第220条第2項ただし書の規定により、歳出
予算の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めるものであります。
 続きまして、議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算について御説明
申し上げます。
 予算の総額は、74億8,308万4,000円で前年度当初予算と比較して11.7%、
7億8,392万6,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、3,676万1,000円の計上でありますが、一般管理費、賦課徴税
費などであります。
 第2款 保険給付費は、43億4,688万6,000円の計上でありますが、被保険者の
医療に要する経費のほか、出産育児一時金などであります。
 第3款 後期高齢者支援金等は、9億242万5,000円の計上でありますが、後期高齢
者支援金及び病床転換支援金等であります。
 第4款 前期高齢者納付金等は、69万2,000円の計上でありますが、前期高齢者関係
事務費拠出金及び前期高齢者納付金であります。
 第5款 老人保健拠出金は、8万8,000円の計上でありますが、医療費拠出精算金の保
険者としての義務的拠出分であります。
 第6款 介護納付金は、4億1,235万8,000円の計上でありますが、社会保険診療
報酬支払基金へ納付するものであります。
 第7款 共同事業拠出金は、16億7,467万8,000円の計上でありますが、高額医
療費拠出金、保険財政共同安定化事業拠出金などであります。
 第8款 保健事業費は、8,436万7,000円の計上でありますが、特定健康診査等事
業費、疾病予防費などであります。
 第9款 基金積立金は、2万円の計上であります。
 第10款 公債費は、存目計上であります。
 第11款 諸支出金は、480万8,000円の計上であります。
 第12款 予備費は、2,000万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 国民健康保険税は、14億8,651万9,000円の計上であります。
 第2款 国庫支出金は、17億5,533万8,000円の計上でありますが、療養給付費
等負担金、財政調整交付金などであります。
 第3款 療養給付費等交付金は、3億5,657万6,000円の計上であります。
 第4款 前期高齢者交付金は、13億3,489万2,000円の計上であります。
 第5款 県支出金は、4億3,184万円の計上でありますが、高額医療費共同事業負担金、
県調整交付金などであります。
 第6款 共同事業交付金は、16億9,855万2,000円の計上でありますが、高額医
療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金であります。
 第7款 財産収入は、2万円の計上であります。
 第8款 繰入金は、4億1,082万7,000円の計上でありますが、一般会計繰入金な
どであります。
 第9款 繰越金は、2,000円の計上であります。
 第10款 諸収入は、851万8,000円の計上でありますが、一般被保険者延滞金、一
般被保険者第三者納付金などであります。 
 続きまして、議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算について御説
明申し上げます。
 予算の総額は、6億45万5,000円で、前年度当初予算と比較して0.4%、229万
7,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、715万1,000円の計上でありますが、一般管理費及び徴収費であ
ります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、5億9,195万2,000円の計上でありま
すが、後期高齢者医療広域連合へ納付する事務費等負担金、保険料等負担金及び保険基盤安定
負担金であります。
 第3款 諸支出金は、85万2,000円の計上でありますが、保険料還付金、還付加算金
などであります。
 第4款 予備費は、50万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 後期高齢者医療保険料は、4億3,000万1,000円の計上であります。
 第2款 繰入金は、1億6,948万円の計上でありますが、事務費繰入金、保険基盤安定
繰入金であります。
 第3款 繰越金は、存目計上であります。
 第4款 諸収入は、97万3,000円の計上でありますが、延滞金、保険料還付金などで
あります。
 続きまして、議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算について御説明申し
上げます。
 本予算につきましては、27年度からの「第6期介護保険事業計画」に基づき予算の設定を
行ったもので、予算の総額は、47億5,403万8,000円でありまして、前年度に比較
して10.9%、4億6,699万2,000円の増であります。
 その概要を、歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1億7,297万8,000円の計上でありますが、総務管理費、徴収
費、介護認定審査費など、介護保険運営上の経費であります。
 第2款 保険給付費は、43億9,916万8,000円の計上でありますが、介護サービ
ス等諸費、介護予防サービス等諸費、その他諸費及び高額介護サービス等費などで、介護保険
サービスに要する経費であります。
第3款 地域支援事業費は、1億2,092万2,000円の計上でありますが、介護予防
事業費、包括的支援事業・任意事業費で介護予防事業及びケアマネジメント事業、総合相談事
業などに要する経費であります。
 第4款 基金積立金は、5,870万2,000円の計上でありますが、介護給付費準備基
金積立金であります。
 第5款 公債費は、一時借入金利子の存目計上であります。
 第6款 諸支出金は、126万7,000円の計上でありますが、第1号被保険者保険料還
付金などであります。
 第7款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 保険料は、9億4,340万9,000円の計上でありますが、第1号被保険者か
ら徴収する介護保険料で、第6期介護保険事業計画に基づき算出したものであります。
第2款 分担金及び負担金は、292万9,000円の計上でありますが、地域支援事業負
担金で「食」の自立支援事業費負担金であります。
 第3款 使用料及び手数料は、存目計上であります。
 第4款 国庫支出金は、11億4,172万4,000円の計上でありますが、介護給付費
負担金及び調整交付金並びに地域支援事業交付金などの計上であります。
 第5款 支払基金交付金は、12億4,047万6,000円の計上でありますが、第2号
被保険者保険料分であります。
 第6款 県支出金は、6億7,028万6,000円の計上でありますが、介護給付費負担
金及び地域支援事業交付金並びに包括的支援事業・任意事業交付金などの計上であります。
 第7款 財産収入及び第8款 寄附金は、存目計上であります。
 第9款 繰入金は、一般会計繰入金7億5,498万7,000円の計上であります。
 第10款 繰越金は、存目計上であります。
 第11款 諸収入は、22万3,000円の計上であります。
    ─────────────────────────────
◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。
午前11時57分休憩
    ─────────────────────────────
午後1時00分再開
◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇副市長(上原訓幸君) 続きまして、議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別
会計予算について御説明申し上げます。
 予算の総額は、4億3,621万5,000円で、前年度当初予算と比較して21.3%、
7,664万6,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、2億4,253万9,000円の計上でありますが、一般管理費では、
職員人件費及び一般管理費であり、簡易水道管理費では、各簡易水道に係る維持管理経費であ
ります。
 第2款 事業費は、1億461万4,000円の計上でありますが、各簡易水道に係る整備
事業費であります。
 第3款 公債費は、8,896万2,000円の計上でありますが、簡易水道事業債元利償
還金であります。
 第4款 予備費は、10万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、781万1,000円の計上でありますが、水道加入金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2億2,749万3,000円の計上でありますが、水道使
用料及び水道手数料であります。
 第3款 繰入金は、1億652万9,000円の計上でありますが、一般会計繰入金であり
ます。
 第4款 諸収入は、1,408万2,000円の計上でありますが、簡易水道事業に伴う受
入金などであります。
 第5款 市債は、8,030万円の計上でありますが、簡易水道事業債であります。
 続きまして、議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算について御説明申
し上げます。 
 予算の総額は、15億3,316万8,000円で、前年度当初予算と比較して0.6%、
914万7,000円の減であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、8,182万2,000円の計上でありますが、総務管理費で、職員人
件費などの一般管理費であります。
 第2款 事業費は、5億486万6,000円の計上でありますが、公共下水道事業費では、
汚水と雨水それぞれの建設事業費及び下水道施設の維持管理費、特定環境保全公共下水道事業
費では、引き続き管渠の整備促進を図るための建設事業費及び維持管理費、流域下水道事業費
では、流域下水道奥利根処理区の建設事業費負担金及び維持管理費負担金の計上であります。
 第3款 公債費は、9億4,548万円の計上でありますが、下水道事業債の元利償還金で
あります。
 第4款 予備費は、100万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、1,202万6,000円の計上でありますが、受益者分担
金及び負担金であります。
 第2款 使用料及び手数料は、3億7,930万8,000円の計上でありますが、下水道
使用料、特環下水道使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、2,150万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金
であります。
 第4款 県支出金は、60万円の計上でありますが、公共下水道建設事業費補助金でありま
す。
 第5款 繰入金は、8億8,232万8,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 第6款 諸収入は、6,000円の計上でありますが、排水設備技術者試験事務受入金であ
ります。
 第7款 市債は、2億3,740万円の計上でありますが、公共下水道事業債、特定環境保
全公共下水道事業債、流域下水道事業債及び資本費平準化債であります。
 続きまして、議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算について御
説明申し上げます。 
 予算の総額は、1億7,227万5,000円で、前年度当初予算と比較して0.9%、1
54万5,000円の増であります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、393万3,000円の計上でありますが、一般管理費であります。
 第2款 事業費は、4,900万4,000円の計上でありますが、下水道事業費で、市内
9地区施設の維持管理費などであります。
 第3款 公債費は、1億1,913万8,000円の計上でありますが、長期債の元利償還
金であります。
 第4款 予備費は、20万円の計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第1款 分担金及び負担金は、46万3,000円の計上でありますが、受益者分担金であ
ります。
 第2款 使用料及び手数料は、2,870万8,000円の計上でありますが、農業集落排
水使用料及び工事検査手数料などであります。
 第3款 国庫支出金は、1,250万円の計上でありますが、農山漁村地域整備交付金であ
ります。
 第4款 県支出金は、25万円の計上でありますが、農山漁村地域整備交付金であります。
 第5款 繰入金は、1億3,035万4,000円の計上でありますが、一般会計繰入金で
あります。
 続きまして、議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算について御説明申し上げ
ます。
 まず、予算第2条 業務の予定量は、当年度の給水戸数や年間給水量などを定めるとともに、
主要な建設改良事業では、浄水施設改良及び配水施設拡張を行う予定であります。
 次に、予算第3条 収益的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 水道事業費用は、3億5,521万9,000円の計上でありますが、営業費用で
は、職員人件費のほか、経常経費と減価償却費が主なるもので、営業外費用は、企業債支払利
息と消費税及び地方消費税などであります。
 収益的収入につきましては、第1款 水道事業収益は、4億800万円の計上でありますが、
水道料金及び加入金などの営業収益と、営業外収益の雑収益が主なるものであります。
 次に、予算第4条 資本的収入及び支出について、支出から御説明申し上げます。
 第1款 資本的支出は、1億6,508万6,000円の計上でありますが、浄水場施設更
新工事、公共下水道工事関連配水管布設替工事、老朽管布設替工事及び導水管布設替工事など
の工事請負費、企業債償還金が主なるものであります。
 資本的収入につきましては、第1款 資本的収入は、905万5,000円の計上でありま
すが、公共下水道工事に伴う工事負担金、公共下水道整備による水道事業会計の負担軽減のた
め、一般会計からの出資金の計上であります。
 なお、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億5,603万1,000円は、
消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金、損益勘定留保資金、建
設改良積立金取りくずし額及び減債積立金で補?し、収支の均衡を図るものであります。
 次に、予算第5条 一時借入金は、その限度額を、予算第6条は、議会の議決を経なければ
流用することができない経費を、予算第7条は、たな卸資産購入限度額について所要額を定め
たものであります。
 これをもちまして、平成27年度沼田市一般会計予算ほか特別会計6件及び水道事業会計予
算の説明を終わらせていただきます。
◇議長(大竹政雄君) 市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第19号 沼田市特定教育・保育施設
及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定についてから議案第33号 平成
27年度沼田市水道事業会計予算までの以上15件につきまして、よろしく御審議の上、原案
のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。
冒頭、施政の方針でも述べさせていただきましたとおり、厳しい財政状況ではありますが、
市民が望み、市民が期待する市政運営を実行し、市民目線の施策の実現を図り、市民一人一人
が「幸せ」と思える「幸福度ナンバーワンの沼田」を目指し、一歩一歩前へ歩んで行きたいと
思います。
 何とぞ、議員各位におかれましては、深い御理解を賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第19号から議案第33号までの以上15件については、
議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査すること
にしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第19号から議案第33号まで
の以上15件については、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これ
に付託の上、審査することに決しました。
 予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第11 散  会
◇議長(大竹政雄君) この際、お諮りいたします。
 4日から6日までの3日間は、議案調査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、4日から6日までの3日間は、議案
調査等のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は9日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでした。
    午後1時11分散会


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