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平成27年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号
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平成27年第1回沼田市議会定例会継続会会議録 平成27年3月20日(金曜日) 議事日程 第5号 平成27年 3月20日(金曜日)午前10時開議 第 1 請願第 1号 年金引下げの流れを止めることを国に求める請願書 第 2 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制 定について 第 3 議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例について 第 4 議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介 護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について 第 5 議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人員等の基準を定める条 74例の制定について 第 6 議案第23号 沼田市建築協定条例の制定について 第 7 議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正する条例につい て 第 8 議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について 第 9 議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算 第10 議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算 第11 議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算 第12 議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算 第13 議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算 第14 議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算 第15 議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算 第16 議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算 第17 議会改革特別委員会中間報告について 第18 議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について 第19 議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第11号) 第20 議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例について 第21 議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につい て 第22 閉会中の継続調査申出について 第23 字句等の整理委任について ───────────────────────────── 本日の会議に付した事件 第 1 請般の報告 第 2 請願第 1号 年金引下げの流れを止めることを国に求める請願書 第 3 日程追加 議案第39号 年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書案について 第 4 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制 定について 議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例について 議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介 護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定について 議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人員等の基準を定める条 例の制定について 議案第23号 沼田市建築協定条例の制定について 議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正する条例につい て 議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について 議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算 議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算 議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算 議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算 議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算 議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算 議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算 議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算 以上15件一括上程 第 5 議会改革特別委員会中間報告について 第 6 議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について 第 7 議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第11号) 第 8 議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例について 議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につい て 以上2件一括上程 第 9 閉会中の継続調査申出について 第10 字句等の整理委任について 第11 市長閉会挨拶 第12 閉 会 ───────────────────────────── 出席議員(21人) 1番 大島 崇行君 3番 石川 初雄君 4番 島田 富造君 5番 野村 洋一君 6番 坂庭 直治君 7番 石井 紘一君 8番 高柳 勝巳君 9番 井之川博幸君 10番 大東 宣之君 11番 星野 稔君 12番 金子 一弥君 13番 久保 健二君 14番 片野 彦一君 15番 大竹 政雄君 16番 星川嘉一郎君 17番 小野 要二君 18番 宇敷 和也君 19番 石田 宇平君 20番 布施辰二郎君 21番 星野佐善太君 22番 牧野 保好君 欠席議員(1人) 2番 山 敏也君 ───────────────────────────── 説明のため出席した者 市 長 横山 公一君 副 市 長 上原 訓幸君 総務部長 田村 博史君 市民部長 茂木 一夫君 健康福祉部長 山 恭昭君 経済部長 栃原 豊彦君 都市建設部長 萩原 誠一君 白沢町振興局長 諸田 裕君 利根町振興局長 下 宏一君 総務課長 内山 日朗君 会計管理者兼会計局長 松井 玲子君 教 育 長 宇敷 重信君 教育部長 小池 龍実君 庶務課長 石井 旭君 監査委員事務局長 増田 雄二君 ───────────────────────────── 議会事務局出席者 事務局長 茂木 進一 次長兼庶務係長 松井 克人 議事係長 今井 利次 副 主 幹 安原 和宏 ──────────────◇────────────── 午前10時開議 ◇議長(大竹政雄君) これより本日の会議を開きます。 第1 請般の報告 ◇議長(大竹政雄君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。 ◇事務局長(茂木進一君) 命により報告をいたします。 市長より、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく沼田市新型インフルエンザ等対策行動計画が議長 宛に寄せられております。 本日、その写しをお手元に配付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。 ◇議長(大竹政雄君) 以上で諸般の報告を終わります。 ──────────────◇────────────── 第2 請願第1号 年金引下げの流れを止めることを国に求める請願書 ◇議長(大竹政雄君) 日程第1、請願第1号 年金引下げの流れを止めることを国に求める請願書を議題と いたします。 本請願に関し、民生福祉常任委員長の報告を求めます。委員長 井之川博幸議員。 〔民生福祉常任委員長 井之川博幸君登壇〕 ◇9番(井之川博幸君) 民生福祉常任委員会に付託されました請願第1号 年金引下げの流れを止めること を国に求める請願書について、審査の結果を御報告いたします。 本請願の趣旨は、平成16年に百年安心と称した年金改革からの10年間で年金が3%引き下げられ、平成 27年4月には特例水準の段階的な解消を理由とした0.5%の引き下げのほか、年金支給額の伸びを物価上 昇より低く抑えるマクロ経済スライドが実施される予定です。 また、年金支給額の伸びを物価上昇より低く抑えるマクロ経済スライドについて、物価が下がるデフレ経済 でも実施できるよう見直し、30年間にわたり、実質、毎年自動的に年金がおおむね1%削減されることが計 画されています。 公的年金は高齢者の生活を支える基本になっており、このような年金の引き下げは今の年金受給者の生活を 一層苦しくさせ、同時に、現役労働者や自営業者の人たちの未来への生活に不安をもたらします。連続する年 金額の削減は、公的年金の不安や不信を生み出し、高齢者の生活に困難をもたらすなど、地域経済にも大きな 影響を与えることが懸念されます。 このような事態を踏まえて、高齢者に対して優しい自治体づくりを目指すため、「年金引下げの流れを止め ることを国に求める意見書」を採択し、国に意見書を提出するよう求めるものであります。 本委員会は、3月19日に常任委員会を開催し、執行部より説明を受け、慎重な審査を行った結果、出席委 員の全会一致をもって本請願を採択すべきものと決定いたしました。 これより審査の経過を申し上げます。 審査の過程では、マクロ経済スライドについては、年金制度を将来にわたり持続的で安心できるものとする ための仕組みであるが、今、多くの年金受給者が、相次ぐ公的年金の引き下げにより生活を脅かされており、 請願者が国に対して求めている年金引き下げの中止の願いは当然の要求であり、さらにマクロ経済スライドの 実施による連続的な年金の削減が実施されれば、年金生活者の生活困窮を拡大させるとともに、地域経済に与 える影響は計り知れないものがあることから、採択すべきものと決定した次第であります。 以上を申し上げ、委員長の報告といたします。 ◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより請願第1号 年金引下げの流れを止めることを国に求める請願書を採決いたします。 本請願に対する委員長の報告は採択すべきものであります。 本請願は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は採択することに決しました。 ───────────────────────────── ◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。 午前10時03分休憩 ───────────────────────────── 午前10時05分再開 ◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────── ○日程追加 ◇議長(大竹政雄君) お諮りいたします。 ただいま、井之川博幸議員外5名から、年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書案についてが提 出されました。 この際、これを日程に追加し、日程第2を日程第3とし、以下順次繰り下げ、直ちに議題としたいと思いま す。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書 案についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 ──────────────◇────────────── 第2 議案第39号 年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書案につ いて ◇議長(大竹政雄君) 日程第2、議案第39号 年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書案につ いてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。井之川博幸議員。 〔9番 井之川博幸君登壇〕 ◇9番(井之川博幸君) ただいま上程されております議案第39号 年金引下げの流れを止めることを国に 求める意見書案について、意見書案の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。 年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書(案) 公的年金は、高齢者の生活を支える基本になっています。 この公的年金受給者のうち、国民年金受給者は平均月額が4万9千円と低額です。この人数は900万人を 超えています。その上、無年金になっている人も100万人に達しているといわれています。相対的に高いと いわれる厚生年金も14万6千円(平成25年度)にとどまっています。国民年金受給者は言うに及ばず、厚生 年金受給者の年金額も、憲法第25条に規定した「健康で文化的な最低限度」の生活を支えるにはまったく不 十分となっています。高齢者にとって、「介護を受けるようになったらどうしよう」という心配が最も多くな っています。年金支給額の低さを象徴するような心配です。 しかし、このような低額な年金支給額がふえるどころか逆に減り続けており、平成16年(2004)に「 百年安心」と称した「年金改革」からの10年間で年金が3%も引き下げられているのです。その上、今年4 月にはまた0.5%の引き下げが行われる予定です。同時に毎年自動的に年金が引き下げられる「マクロ経済 スライド制度」が物価の動向にかかわりなく1%引き下げられ、その期間が30年にも及ぶのです。ですから、 30年間で30%の年金が引き下げられることになるのです。このような年金の引き下げは、今の年金受給者 の生活を一層苦しくさせます。同時に、現役労働者や自営業の人たちの未来への生活に不安をもたらします。 連続する年金削減は、公的年金の不安や不信を生み出し、その結果その崩壊に結びついてしまいます。また、 高齢者が受け取る年金によっての消費は、地方自治体にとって大きな経済波及効果があります。 長年にわたって国と地方の発展のために努力してきた高齢者が安心して高齢期を送れるようにすることが国 や地方自治体にとっても重要な課題です。 このような高齢者の生活に困難をもたらし、地方自治体の地域経済に一層の悪影響を与える年金削減を止め ることが重要です。このため地方自治法第99条の規定により、「年金引き下げの流れを止める意見書」を提 出します。 平成27年3月 日 内閣総理大臣 様 厚生労働大臣 沼田市議会議長 大 竹 政 雄 以上であります。 ◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第36条第2項の規定により委員会の付 託を省略いたします。 これより討論に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより議案第39号 年金引下げの流れを止めることを国に求める意見書案についてを採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────◇────────────── 第4 議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用 者負担等に関する条例の制定についてから 議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算まで 以上15件一括上程 ◇議長(大竹政雄君) 日程第3、議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用 者負担等に関する条例の制定についてから日程第17、議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算 までの以上15件を一括議題といたします。 以上15件に関し、予算審査特別委員長の報告を求めます。委員長、久保健二議員。 〔予算審査特別委員長 久保健二君登壇〕 ◇13番(久保健二君) 去る3月3日に付託を受けました議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特 定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定について外6件の条例及び議案第26号 平成27年度 沼田市一般会計予算外7件の予算について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本特別委員会は、3月12日から18日まで延べ4日間にわたり、質疑を中心に審査を行った結果、議案第 25号から議案第33号までの9件については賛成多数で、それ以外の議案については全会一致で、いずれも 原案のとおり可決すべきものと決しました。 平成27年度予算は、横山市長として初めて編成した予算であり、その規模は、一般会計予算が214億4, 851万3,000円で、前年度当初予算と比較して2.7%の増額計上であり、特別会計等を含めた総体で は369億4,805万3,000円で、前年度と比較して5.4%の積極型予算となっております。 依然として厳しい財政状況の中にあって、経常経費の抑制に努めながら、地域事情や市民ニーズなど、多様 な行政需要に対応するため優先すべき主要事務事業を中心に、市民生活のさらなる充実・向上に向けて必要な 施策に重点を置き、予算の計上に努められております。 未来に向け、創造性豊かで明るい元気なまちづくりに取り組む予算編成としての重点施策第1を「心豊かな 暮らしを実感できるまちづくり」、第2に「地域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」、第3に「 誰もが知恵を出し合い地域を大切にするまちづくり」とされております。 また、本予算案は、少子高齢化・人口減少に伴う社会全体の縮小に備え、地方創生対応として、新年度予算 を一部前倒しした、まち・ひと・しごと創生に向けた総合戦略に取り組む追加補正予算と一体となった13カ 月予算とされています。 審査の過程で議論された主な事項については、みらい人財育成事業において、高度化・多様化する市民ニー ズに対応できる職員の育成や消防団施設・装備の整備・充実を図り、市民の安全・安心な暮らしを見据えた取 り組みは評価できるものであります。 行政情報化推進事業におけるマイナンバー制度の導入に当たっては、セキュリティー、情報漏洩等には万全 を期すとともに、市民へのきめ細かな対応を望むものであります。 市民協働によるまちづくり事業補助金について、定着しつつある事業の有効性は評価するところであります が、さらに拡充を図られることを期待するものであります。 自然エネルギー利用促進事業にあっては、ランニングコストはもとより、さまざまな再生可能エネルギーの 利用を研究し、その効果を検証されるよう望みます。 母子保健相談指導事業では、少子化の現状を踏まえ、妊娠から出産・育児まで、切れ目のない対応支援策に 取り組まれるよう望むものであります。 企業誘致推進事業では、横塚生品農工地区における道路拡幅整備が盛り込まれ、今年度のボーリング調査と あわせた受け皿整備の推進、安心で美味しい!ぬまたの特産品推進事業では、農産物のブランド化と6次産業 化により、食育を通じた地域資源の発信に期待するところであります。 観光宣伝事業では、真田丸放映決定を機に、真田氏の歴史資源を活用した観光キャンペーンの積極的展開、 3・3・1環状線(栄町工区)及び中心市街地土地区画整理事業では一定の前進が見られ、また、地域おこし 協力隊設置事業も新たに取り入れるなど、後年における地域の活性化に向けた取り組みに努められております。 中学校及び小学校耐震診断・耐震補強事業は事業完了が見えてきたことから、安全・安心の環境整備に向け、 早期事業完了を期待するものであります。 最後に、グリーンベル21への対応については、短期間で全施設を取得したことは大きな一歩を踏み出した ところであり、早期の施設整備とにぎわいを呼び戻すための施策であるまちづくり支援事業については、各委 員からの質疑を真摯に受け止め、予算執行に当たっては、沼田市全体の共有財産として、当局の基本的な考え 方やスタンスを明確にするとともに、要所においては、議会への説明をしながら適正かつ着実な執行を望むも のであります。 以上申し上げ、「明日の沼田をつくる元気みらい創造予算」及び関連議案についての委員長報告といたしま す。 ◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論は一括して願います。 なお、討論は反対、賛成の順に願います。9番。 〔9番 井之川博幸君登壇〕 ◇9番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び 特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定について外6件の条例及び平成27年度沼田市一般会 計予算外7件の予算について、議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例について、議案第2 6号 平成27年度沼田市一般会計予算、議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算、議 案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算、議案第29号 平成27年度沼田市介護保険 特別会計予算、議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算、議案第31号 平成27年度 沼田市下水道事業特別会計予算、議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算、議案第 33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。 介護保険条例の一部改正では、第6期計画に向けて保険料を基準額で23.76%も引き上げる提案が行わ れていますが、一般会計から繰り入れするなどして、保険料の引き上げは中止すべきです。安倍政権は、今回 約束していた第3段階以下の保険料減額をほとんど実行しないという低所得者いじめを行うばかりか、先延ば しされた2年後まで、自治体が一般会計から繰り入れして実施しようとしていることまで、通知を出して阻止 しようとしています。また、介護保険計画の中では、介護報酬が大幅に引き下げられ、特別養護老人ホームで 5割近い施設が赤字になるだろうと言われています。さらに、要支援1・2の訪問介護と通所介護は介護保険 から外され、市町村が取り組んでいる地域支援事業に3年かけて押しつけられます。実際にはすぐに対応でき ないので、2年間は今までのように施設に委託されるなどで実施されるようですが、その報酬単価は、ボラン ティアやNPOで実施することを前提に、今までの半分以下になりそうです。特別養護老人ホームへの入所基 準も厳しくされ、要介護3以上でないと入れなくされてしまいました。また、特養の相部屋入居者から新たに 14,100円の負担を取ります。 以上のように、今回の介護保険の見直しは、被保険者や利用者にとっても、自治体にとっても、大変厳しい 内容になっています。 しかし、そんな中でも、6期計画の中で横山市政が特別養護老人ホームの増設計画を明記していることは、 実態を正確に把握し、前向きに取り組んでいると評価したいと思います。新年度予算を全体的に見ると、横山 新市政の息吹が感じられ、10数年停滞気味だった市政が少しずつ動き出しているという印象を持ちます。し かし、問題点の多くはまだ継続されており、次のように指摘させていただきます。 一般会計については、沼田の伝統ある町並みを壊し、住民の多くを追い出している大型公共事業である中心 市街地土地区画整理事業は、直ちに中止すべきです。新年度も3億円をつぎ込みますが、子育て支援を初め、 市民福祉の向上や低所得者対策に財源を回すべきです。 3・3・1環状線事業は、人口減少や時代の趨勢を考慮し、4車線化を2車線化に変更し、事業進捗を図る べきです。 市内産業の振興については、町なかや企業誘致に特化するのではなく、市内全域で商工業・農林業など、全 産業を対象にした循環経済を中心とした産業振興条例や計画づくりを推進すべきです。 グリーンベル21を有効活用しようというまちづくり支援事業については、市が取得した建物を市役所とし て活用することやテナント出店を募り、補助金を交付することに反対するわけではありません。今回の予算の 組み方に問題があります。 質疑の中で明らかになったことは、傷んでいると思われる建物の調査は、新年度になってから行い、改修す べき財源は、そのときになったら補正予算で対応するということでしたが、テナント出店補助金は、予算消化 の見通しも現段階でしっかりあるわけでもないのに、当初予算で1億円という大きな財源を確保しておこうと しています。これでは、議会が予算修正をした2年前と何ら変わりはありません。また、建物管理委託料約9, 400万円については、契約の原則に従って一般競争入札で行うべきです。今の段階で、随意契約で行おうと していること自体が自治法に抵触し、みずから定めている沼田市契約規則や随意契約ガイドラインに違反して いるのではないでしょうか。もし進めようとするならば、ガイドラインに従って詳細を公表すべきです。こう いうことには惜しげもなく予算を使って、子育て支援の給食費の無料化や就学支援の拡充も、財源が少ないか らという理由で実施しないのはなぜでしょうか。 住基ネット・マイナンバー制度は、民間開放によるセキュリティー問題が指摘されていましたが、安倍政権 は、3月10日に、預貯金口座に国民番号をつけることや企業が個人情報をビジネスに利用しやすくするため にマイナンバー法を改定することを閣議決定しました。国民の資力調査や税務調査に活用する狙いと、「ビッ グデータ」と呼ばれる膨大な個人情報を活用したい企業の要求に応えたものであり、認められません。 福島第一原発事故による放射能汚染は、本市の農業や観光に大きな打撃を与えただけでなく、子供たちや妊 産婦を初め、市民の健康への不安が広がりました。公共施設や民有地などの除染は、市環境課や市民の努力で 進み、ほとんど基準値以下になりました。しかし、山間地の除染は行われず、これからも厳重な監視が必要で す。子供たちの甲状腺に対する健康診査は、学校での健康診断のときに、医師の目視や触診によって実施して いただいているということですが、病院でのエコー検査などは実施されていません。チェルノブイリでの経験 では、4年から5年後に甲状腺がん発生のピークがあったと言われていますし、福島では、既に100人近い 子供たちに甲状腺がんが発生しています。子供たちに対する放射能汚染健康診査は実施すべきです。 子育て支援については、子ども・子育て新制度の実施によって、サービスの低下、利用者負担増のないよう、 慎重に対応することを求めるとともに、保育料は一層の無料化を進めるべきです。 就学援助についても、文科省が示した拡充について実施すべきです。 学校給食は、センターにおける調理と配送が民間委託されていますが、学校給食は教育の一環であり、財政 効率より食育の推進が大事であり、センター方式でなく自校方式にすべきです。また、給食費は無料化すべき です。 小中学校をめぐる教育の右傾化については、安倍政権での推進が目立つようになってきています。第1次安 倍政権の時に強行採決された子供たちに「愛国心」を強調する「教育基本法改悪」に沿って、文部科学大臣の 「教科書改革実行プラン」が平成25年11月に発表され、教科書図書検定審議会がそれに沿った教科書編集 ・検定段階の制度改定を進めました。それが平成26年度の中学校用教科書の検定申請から適用され、平成2 7年度に使用される教科書に反映されます。また、群馬県北毛第2地区で選定された教科書以外の教科書につ いて、自治体単位の教育委員会が採択することはできなくされ、安倍政権の意向に沿った方向に進められてい ます。教育委員会改悪法とあわせて、政治の教育への介入が強められています。 国民健康保険特別会計については、高い国保税は一般会計から繰り入れをして引き下げるとともに、市民の 命にかかわるような制裁措置は直ちに取りやめ、全ての被保険者の保険証は発行すべきです。 後期高齢者医療保険については、後期高齢者を差別し、負担を押しつけているものであり、制度の撤廃を国 に求め、市としても後期高齢者の負担を少しでも引き下げる施策を実施すべきです。 介護保険特別会計については、条例改正に対する意見で述べました。 簡易水道事業、下水道事業、農業集落排水事業の特別会計および水道事業会計については、一般会計ととも に、使用料等に消費税が転嫁されていることから認められません。 以上申し上げまして、私の反対討論といたします。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。17番。 〔17番 小野要二君登壇〕 ◇17番(小野要二君) 私は、ただいま上程されております議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び 特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定について外6件の条例及び議案第26号 平成27年 度沼田市一般会計予算外7件の予算について、予算審査特別委員会委員長報告に対して賛成の立場で討論いた します。 平成27年度予算は、「明日の沼田をつくる元気みらい創造予算」と銘打って、厳しい財政状況の中にあっ て、特別会計等を含めた総体で、前年度比18億8,211万7,000円、5.4%の増額計上であります。 事業としては、「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」、「地域のポテンシャルを活かした活力あるま ちづくり」及び「誰もが知恵を出し合い地域を大切にするまちづくり」を3つの柱として、防災・減災への取 り組み、消費税対策、子育て支援、まちづくり、集落の維持・活性化など、市民の安心・安全、また、幸せの ための事業が展開されます。 また、グリーンベル21の利活用を検討するため、「グリーンベル21活用推進課」を新設、農産物の6次 産業化及びブランド化のさらなる推進を図るため、農林課内に課内室として「6次産業化推進室」を、また、 観光交流課においては、都市間交流、定住促進、二地域居住等の推進強化を図るため、「シティセールス推進 室」を新設するなど、それぞれ、喫緊の重要課題に適切に対処するための体制強化を図ることは、評価いたし ます。 しかしながら、新年度の予定も決まっていない中計上されたグリーンベル21へのテナント出店補助金は、 一昨年の予算審査時とは状況が違うものの、その計上には疑問が残るものであります。また、複合施設ビルと しての再利用の中で、新庁舎移転に関しては疑問が残ります。当局には、特別委員会審査時の指摘を真摯に受 けとめ、その執行に当たっては、適正かつ慎重に行うことを望みます。 また、国からの施策で、あまり議論もされないまま進められているマイナンバー制度の関連予算も計上され ており、当局には、より慎重に、市民のための執行をお願いいたします。 以上の見解を申し上げ、市長を先頭に、職員一丸となって、この厳しい本市の状況を打破することを望み、 平成27年度予算関連議案に対する賛成討論といたします。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。11番。 〔11番 星野 稔君登壇〕 ◇11番(星野 稔君) 私は、ただいま上程されました議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定 地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定について外6件の条例及び議案第26号 平成27年度沼 田市一般会計予算外7件の予算について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。 平成27年度予算は、未来に向け、創造性豊かで明るい元気なまちづくりに取り組む予算編成としての重点 施策、「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」、「地域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」、 「誰もが知恵を出し合い地域を大切にするまちづくり」の三本柱で編成されました。 依然として厳しい財政状況の中にあって、経常経費の抑制に努めながら選択と集中を考えた予算編成と認め るものであります。 また、少子高齢化・人口減少に伴う社会全体の縮小に備える財産管理費、公共施設等総合管理計画の作成に ついては、平成28年度までに作成する予定ですが、沼田市の将来に大きな影響を与えることになりますので、 1日も早い取り組みを願うものであります。 各事業については、財政の確保と市民ニーズに応えようとする事業展開であり、その努力を認めるものであ りますが、グリーンベル21への対応については一言申し上げさせていただきます。 グリーンベル21テナント出店促進事業費補助金は、2年前にも計上され、修正可決された経過がありまし た。2年前は、権利関係の複雑さと係争状態から出店企業があるのか疑問があることから、修正案の提出にな りました。 しかし、今回は、沼田市に権利が一本化されている状況であるにもかかわらず、なぜ現在まで明確な市庁舎 移転を市の方針として打ち出さなかったのか、沼田市当局が方針を示さない状況でのテナント誘致、1億円の 年度内予算執行は難しいのではないかという見解であります。 庁舎を建てかえれば約30億円が必要であると言われております。グリーンベル21の利活用の問題はその まま残ることになります。庁舎をグリーンベル21に移転をする場合、空調・電気設備や改装をして、移転費 用を含めて20億円で収まるのなら上出来であると私は思います。 市当局におかれましては、市長並びに全職員一丸となった姿を市民に示すときであり、市庁舎移転を明確に 示されることを望み、賛成討論といたします。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。8番。 〔8番 高柳勝巳君登壇〕 ◇8番(高柳勝巳君) 私は、ただいま上程されております議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特 定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制定について外6件の条例及び平成27年度沼田市一般会計 予算外7件の予算に対し、賛成の立場で討論に参加させていただきます。 政府は、「まち・ひと・しごと創生」をキーワードとして、平成26年度補正予算と合わせた13カ月予算 として新年度予算を編成いたしました。地方を古いモデルで再生するのではなく、新たにつくり上げていくと した地方版創生ビジョンとその戦略策定を手がけていくとした基本的視点については賛成でありますし、こう した考え方を、市長の公約を積極的に反映させようと試みた積極的予算についても評価ができるものです。 ただし、「経済の好循環」とは異なり、私は「地域日常生活と支え合いの好循環」を目指すべきと考えます。 こうした取り組みの延長上に経済の好循環は生じてくるものと考えています。 次に、幾つかの事業について 申し上げます。 企画課が中心軸となって策定に着手する本市のビジョン及び今後5年間の地方版総合戦略は、量的視点から 質的着眼へと転換した新たな近未来予想図となるよう努力傾注を望みます。また、それに即した形でのみらい 人財育成事業にも期待をしています。 公共施設等総合管理計画作成業務委託料では、耐震や老朽化対策に追われるのではなく、人口動向、利用率、 重複施設など、総合的視点で「拡充から縮充」の時代へしっかりした対応が期待できるものです。 生活困窮者自立支援事業及び平成26年度予算と関連したあおぞら作業所管理運営業務委託料、地域活動支 援センター事業では、社会的弱者や障害をお持ちの方々への市長及び関係部署の姿勢が伺える対応として、評 価と敬意を表するものです。 川崎市や和歌山県などの児童・生徒の凄惨な事件への対応で、家庭児童相談事業及び青少年対策事業で質し たところ、それぞれの部署が連携をとりながら対応し、深刻な事態は、本市ではないということで一安心をい たしましたが、引き続いての連携努力を望むものです。 6次産業化推進室を新設し、「安心で美味しい!ぬまたの特産品推進事業」を初めとした試みも期待が持て るところです。また、有害鳥獣対策と地域づくりを兼ねた地域おこし協力隊設置事業では、地域支援員とあわ せ、地域の重要課題へ積極的に応えようとしている姿勢が伺えます。 観光及び交流事業については、移住促進トライアルハウス整備事業、観光案内所管理運営事業、地域資源プ ロモーション事業と、むしろ人員や体制の方が心配なほどの新規事業の提案については、これまでの地道な取 り組みを地方創生予算で一気に具体化したものとして評価と期待をいたします。 残念で心配な課題が2点あります。その一つは、大幅に改正される介護保険への対応であります。これは、 高齢者のみでなく、これを支える家族、そして介護や介助に携わる方々の生活全体に大きく影響するものと捉 えています。国策とはいえ、保険料だけが先に値上げされ、サービスの充実はこれからという極めて不安定で 不確実な状態を早急に改善し、一般質問で述べた不安解消に向け、臨時福祉給付金給付事業や生活支援事業で の応急手当はあるものの、次年度の保証はなく、沼田市独自での財政的措置を含めた当局の今後の奮闘を期待 するものです。 最後に、大きな課題を述べさせていただきます。 私は2年前の3月定例会において、新年度に計上されておりますグリーンベル21テナント出店促進事業補 助金について、修正案を提出させていただきました。その理由の概要は、大口所有者と沼田市が大口株主とな っているビルの管理会社が係争中という状況下にあって、出店希望者の姿も見えず、さらに議会が1年前に委 員長報告で警告したにもかかわらず、2年目も予算計上をした不合理に対するものでした。 この間の市長及び当局には、グリーンベル21を昨年暮れまでに幾度もの臨時議会を経て、これまでの停滞 を打破し、明るい兆しをもたらした努力には最大限の敬意を表すものです。しかし、本特別委員会での同僚議 員への答弁を伺っても、漠然とした説明で、私にはしっくりこないのです。これでは市民の皆様に議会人とし て説明ができません。 原因は2つあると考えます。 一つは、「市民全体の共有財産としての複合施設」とは、具体的にはどうゆうものなのでしょう。ここが具 体的になっていないことです。これが明確にならない限り、どのスペースにどんな企業や関係機関が入って、 どんな施策展開やサービス提供をしてよいか察しがつきません。申しわけありませんが、市民の意見を聞く前 に、市長が最低限示さなければならない意見や考え方があるはずです。これはトップにしかできない仕事です。 さらに、沼田市役所本庁舎を正式にどうするのか表明されていないということです。私は、沼田市役所本庁 舎が移って公共部門の核を形成するので、民間の皆様もまた、これに呼応して出店していただき、新たな時代 の複合施設として一緒に町を活性化していきましょうと訴えるべきと考えます。 また、昨年夏には検討の始まったはずの庁舎整備検討委員会は、一定の方向性を出せているのでしょうか。 市長の施政方針では、「なすべきことをしっかりやっていくスタートの大事な年にスピード感を持って事に当 たる」という決意が込められていました。市長のこうした決意の裏づけとなるサポート体制もまた、スピード 感が求められていると考えます。 私は、今、この「スピード感」を阻害してしまうことはしたくありません。従って、今回のグリーンベル2 1テナント出店促進事業費補助金1億円を、私は今回限りとして、議会及び市民との約束手形であると捉える ことといたします。市長の考え、決意を、ここでもう一度明らかにし、私たち議会と市民を奮い立たせていた だきたいと思います。 登山で言うなら、吹雪の中での一つの難所をようやく乗り越えたところです。危機的状況が続いているとき こそ、責任者、つまり、トップの強い決意と明確な指示こそが非常に重要となることは明白です。つまり今は、 チームワークよりもトップダウンが求められているのです。始まったばかりの新施政の「横山イズム」が十分 に浸透されていない現在では、明確な方針へ結束していく過程で、チームワークを培っていく手法を選択すべ きと私は考えます。 以上、こうした約束が必ず履行されることを信じつつ、賛成討論といたします。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議案第19号 沼田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担等に関する条例の制 定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第20号 沼田市保育園条例の一部を改正する等の条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号 沼田市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介 護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第22号 沼田市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る人員等の基準を定める条 例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号 沼田市建築協定条例の制定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正する条例につい てを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号 沼田市介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第26号 平成27年度沼田市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第28号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第29号 平成27年度沼田市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第30号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第31号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第32号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第33号 平成27年度沼田市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 ( 賛 成 者 起 立 ) ◇議長(大竹政雄君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────◇────────────── 第5 議会改革特別委員会中間報告について ◇議長(大竹政雄君) 日程第18、議会改革特別委員会中間報告についてを議題といたします。 議会改革特別委員長から会議規則第44条第2項の規定により、中間報告を行いたい旨の申し出がありまし た。 委員長より報告願います。委員長 星野佐善太議員。 〔議会改革特別委員長 星野佐善太君登壇〕 ◇21番(星野佐善太君) 議会改革特別委員会の中間報告をいたします。 本特別委員会は、昨年の第3回沼田市議会定例会において、議会のあり方と環境整備、議会基本条例並びに その他議会改革について調査、研究を行うために設置し、以降、検討を行ってまいりました。 本特別委員会の検討項目としては、特別委員会設置前に任意組織として設けられていた議会改革検討委員会 での内容を引き継ぐこととし、1.議会基本条例の策定、2.本会議インターネット中継、または録画配信、 3.市ホームページ内から市議会独自のホームページ開設、4.市議会傍聴規則の見直し、5.請願人及び陳 情人の意見陳述実施、6.予・決算審査特別委員会の審査改善、7.常任委員会から当局への提言制導入、8. タブレット端末の導入、9.討論の通告制の導入、10.反問権について、特別委員会内に議会基本条例を検 討する小委員会と、それ以外の事項を検討する小委員会の2つの小委員会を設けて検討することといたしまし た。 また、11月には千葉県市原市議会へ「議会改革プロジェクトチームの活動状況について及び議会基本条例 の制定経過について」及び東京都立川市議会へ「タブレット端末の導入経過及びタブレット端末の活用状況に ついて」の調査を行い、議会改革への取り組みの実情について委員の共通認識のもと、小委員会と全体会議を 開催しながら、検討項目を取りまとめてまいりました。 まず、議会基本条例については、別紙としてお手元に原案を配付しておりますが、改選後の次期議会におい て、速やかに条例制定されることを望むものであります。 また、それ以外の検討結果についても、一覧表にまとめてお配りしておりますが、本会議のインターネット 中継については、市庁舎の整備が検討されていることから、新庁舎整備に際して設計に盛り込むこととしまし た。 次に、市議会独自のホームページ開設については、独自の開設でなく、議会ページの内容を充実させ、ファ ブレット、タブレット、スマートフォンへの対応も図るべく、広報・広聴委員会の立ち上げも引き続き検討す ることとしました。 次に、市議会傍聴規則については、従来の年齢、性別の記入は廃止するとともに、携帯電話の使用禁止等も 含め、規則文言を整理することとしました。 次に、請願人及び陳情人の意見陳述実施については、請願に限り意見陳述を認めることとし、議会基本条例 に盛り込むこととしました。 次に、予・決算審査特別委員会の改善については、3月及び9月定例会の開会翌日から3日間議案調査日を 設け、それぞれ常任委員会単位で行うこととしました。 次に、常任委員会から当局への提言制導入については、委員会調査項目により提言する事業に対して、委員 会と当局との認識が共有できる機会の創出に向け、当局へ申し入れることとしました。 次に、タブレット端末の導入については、当局との調整もあることから、議会改革とは別に取り扱い、引き 続き研究・検討していくこととしました。 次に、討論の通告制の導入については、原則、討論がある場合は、前日の午後5時までに議長へ通告するこ ととしました。 次に、反問権については、現状での導入は見送ることとしましたが、議会基本条例には盛り込むこととしま した。 以上、これまでの審議の経過について概要を申し上げましたが、本市議会の充実、民意の反映、議会の公開 と活性化を図る必要性の観点では共通した認識のもと、引き続き議論、協議を重ねることとしている議会活動 のあり方と環境の整備に向け、今後も積極的かつ建設的に積み重ねていく決意であり、議員各位の御理解をお 願い申し上げ、中間報告といたします。 ◇議長(大竹政雄君) 委員長の報告が終わりました。 これより質疑に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 ──────────────◇────────────── ◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。 午前10時59分休憩 ───────────────────────────── 午前11時07分再開 ◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────◇────────────── 第6 議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意について ◇議長(大竹政雄君) 日程第19、議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意につい てを議題といたします。 職員より、議案を朗読させます。事務局。 (職員朗読) ◇議長(大竹政雄君) 朗読が終わりました。 直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 横山公一君登壇〕 ◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任 の同意について御説明申し上げます。 固定資産評価審査委員会の委員である堀井禎二さんの任期が平成27年3月31日をもって満了となります ので、後任の委員について慎重に選考してまいりました結果、堀井禎二さんを適任と認め、これまでの経験を 生かして引き続きその職務をお願いしたく選任したいので、御同意いただきたく提案申し上げる次第でありま す。 堀井禎二さんの経歴につきましては、参考資料として配付いたしました経歴概要書のとおりでありますので、 よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付 託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第35号については、委員会の付託を省略する ことに決しました。 これより討論に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより議案第35号 沼田市固定資産評価審査委員会の委員選任の同意についてを採決いたします。 本案は同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。 ──────────────◇────────────── 第7 議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第11号) ◇議長(大竹政雄君) 日程第20、議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算 (第11号)を議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。 〔市長 横山公一君登壇〕 ◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第 11号)につきまして、御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国の平成26年度補正予算(第1号)に対応し、人口減少対策や地域経済の活性化など 「地方の創生」に資する取り組みを緊急かつ積極的に推進するため、国の緊急経済対策の柱である「地域住民 生活等緊急支援のための交付金」に該当する事業に限定し、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1 億7,218万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ230億2,302万1,0 00円とするものであります。 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。 第2款 総務費では、1,624万6,000円の追加でありますが、国が策定した「まち・ひと・しごと創 生長期ビジョン」・「総合戦略」を踏まえ、人口減少を克服し、将来にわたって活力ある地域社会を実現する ため、沼田市版の人口ビジョン及び総合戦略を策定する総合戦略等策定事業を計上するものであります。 第3款 民生費では、2,812万1,000円の追加でありますが、市民税均等割が非課税の高齢者世帯 等に商品券を支給し、経済的負担の軽減を図る生活支援事業、また、多子家庭に対して商品券を支給し、経済 的負担の軽減を図る多子家庭子育て応援事業を計上するとともに、学童期から家庭観の醸成を図り結婚や家庭 を持つことへの意識を喚起することを目的とする未来のライフデザイン啓発事業を計上するものであります。 第5款 労働費では、225万円の追加でありますが、若者の就職支援により本地域への定着を促進すると ともに、企業の規模拡大や新規事業への取り組み等により、地域経済の活性化を図る雇用支援対策事業を計上 するものであります。 第6款 農林水産業費では、746万1,000円の追加でありますが、沼田市産農産物等のブランド化及 び6次産業化推進によるイメージアップと新商品開発や販路開拓を行い、農業者の所得向上と雇用の創出によ る農林水産業の成長産業化を図る「安心で美味しい!ぬまたの特産品推進事業」について計上するものであり ます。 第7款 商工費では、1億1,503万1,000円の追加でありますが、起業を支援することにより、地 域産業の活性化を図る創業支援事業を計上するとともに、市内商店街等において共通して使用できるプレミア ムつき商品券を発行することにより、地域経済の活性化を図るプレミアム付商品券発行事業、NHK大河ドラ マ「真田丸」の放送を機に観光案内所を設置し、観光客の利便性を高めるとともに首都圏に向けて本市の魅力 を発信するため宣伝・誘客活動を行う観光案内所管理運営事業、魅力ある本市の地場産品を広く首都圏へ発信 するため、新たな市場の開拓と販路拡大を図る地域資源プロモーション事業及び移住希望者や田舎体験ツアー 参加者に対し、沼田市の生活を気軽に体感できるようトライアルハウス、いわゆるお試し住宅を整備し、本市 への移住の促進を図る移住促進トライアルハウス整備事業について計上するものであります。 第8款 土木費では、307万9,000円の追加でありますが、中心市街地に現存する空き店舗を活用し、 活性化を図る中心市街地空き店舗活用事業に要する経費について計上するものであります。 次に、歳入予算について御説明申し上げます。 第14款 国庫支出金は、1億4,535万8,000円の計上でありますが、国庫補助金では、総務費国 庫補助金で地域住民生活等緊急支援のための交付金を計上するものであり、内訳として、地域消費喚起・生活 支援型交付金で8,842万2,000円、地方創生先行型交付金で5,693万6,000円の計上であり ます。 第18款 繰入金は、2,683万円の計上で、財政調整基金繰入金の追加であります。 予算第2条 繰越明許費は、「第2表 繰越明許費」に示すとおり、総合戦略等策定事業外11件でありま すが、国の経済対策に対応するため、繰越明許費を設定したものであります。 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさ せますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。 ◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 なお、質疑は歳出より各款ごとに願います。 まず、第2款 総務費について願います。9番。 ◇9番(井之川博幸君) ただいまの市長の説明がありまして、まち・ひと・しごと創生法に沿った総合戦略 の策定事業をやるということでしたが、この法律の中にですね。国の総合戦略が定める、国のですよ、国の総 合戦略が定める政策分野を勘案して地方版総合戦略を策定することを努力義務としていますというふうになっ ているわけですね。努力義務というふうにというんですけれど、今回予算がみんな全市町村に配られて、全市 町村でつくると思うのですけれども、この勘案しなければならないっていう国の策定分野4点あると思うんで すけど、それを説明していただきたいというふうに思います。 それから、15年中につくるようにというような、早急にというようなお話なんですけど、そういうことに なるのかどうかお伺いしたいというふうに思います。 それから、人口ビジョン総合戦略策定支援業務委託料とありますが、どのような進め方をしていくのか。庁 内に検討委員会とか、住民を入れた検討委員会とかつくっていくのかどうか、その辺の進め方についてお伺い したいというふうに思います。 それから、地方創生の柱の一つに集約化というのがありますけれども、これについては今回の策定事業の中 で、集約化がどういうふうにやられるのかという、想定しているのかどうか、その辺についてお伺いしたいと 思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの井之川議員の御質疑に対しまして、総務部長より答えさせます。 ◇総務部長(田村博史君) 命によりお答え申し上げます。 まず1点目の政策の基本目標の4点でございますが、1つは地方における安定した雇用を創出する。2点目 は地方への新しい人の流れをつくる。3点目は若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。4点目が時 代にあった地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携する。といったことが4つの基本目 標となっております。また、沼田市版の総合戦略につきましては、平成27年度なるべく早い時期につくるよ う進めてまいりたいというふうに考えております。 また、策定の進め方でございますが、まず、庁内でも創生本部をこの議会終了後といいましょうか、年度内 に立ち上げをして、部局横断型でいろんな施策についてを検討する場を設けます。 また、策定事業支援業務委託ということで、コンサルティング会社のほうに調査ですとか、そういった部分 を委託する予定でございます。 また、総合戦略の推進組織といたしまして、公募市民であるとか、産業界であるとか、そういった幅広い各 層のほうから委員になっていただいて、総合戦略の推進に係る部分、また、その策定の中で将来の方向性につ いてさまざまな意見を伺いながら、またそれを庁内の本部のほうに戻して、また議論を重ねると、そういった 形で進めてまいりたいというふうに考えております。 なお、推進組織につきましては、市民構想会議をもって充てる考えでおります。今回計上させていただいた 経費には、それらの運営事業費についても含まれていると御理解いただきたいと思います。 また、集約化の点につきましては、現在のところ特にという点はございません。 以上でございます。 ◇9番(井之川博幸君) 御答弁いただきましたので、再質疑をさせていただきたいと思います。 4項目についてはわかりました。それで、4項目の時代にあった地域づくり及び地域と地域の連携というの がございますが、この中に地方での拠点づくりと周辺との連携の型式が示されております。連携中枢都市圏づ くりなど、さまざまな拠点づくりが上げられておりますけれども、沼田市はどのような方向を考えられている のか、考えているとすれば、人口流出を防ぐような計画圏域は、どのくらいの規模を想定しているのかお伺い をしたいと思います。 それから、国家戦略特区というのが、今回、特区の中に地方創生特区というのが追加されておりますが、農 業に営利企業を参入させるために農業委員会や農協の権限を取り上げる、規制緩和をしている兵庫県の養父市 や新潟市の例もございますけれども、本市はこの計画策定の中で、地方創生特区についてどのように考えてい るのかお伺いをしたいと思います。 ◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答え申し上げます。 まず、4点目のまちづくりの部分でございますけれども、小さな拠点づくりということで、小さな拠点づく りと連携する都市圏構想ということでありますけれども、圏域については考えられるのは、利根沼田のエリア だと思いますけれども、まず、その都市との連携、圏域での連携ということについてもこれからの議論のスタ ートということになりますので、まず、そういった点で御理解いただきたいと思います。 また、地方創生特区の関係でございますが、総合戦略の策定を進める過程におきまして、また実施に当たり まして、該当となる事案、規制改革が必要な事業等があるかどうか。その該当する事案が出た場合については 考えていくというようなことで現在のところおります。 以上であります。 ◇9番(井之川博幸君) わかりました。それでもう一度お聞きしたいと思いますが、この連携中枢都市圏づ くりということで、人口流出を抑えていく。国の計画では、3大都圏、東京・名古屋・大阪だと思いますが、 3大都市圏に人口がどんどん流入していく。地方から流出しているのを抑えるためにこの連携中枢都市圏とい うのをつくって、その人口流出をそこでダムのようにとめようというような計画なんですけど。そういうふう に考えますと、ここは東京圏で東京に人口が集中するのをとめようということになると、群馬県の中では、高 崎とか前橋が選ばれるんじゃないかという感じがするわけですね。そうすると沼田を含めて利根沼田などは周 辺都市ということで、そのダム機能を発揮させる中枢都市には機能を集中するという国の支援はどんどん行く けれども、周辺には全然国のそういう支援はこないという心配はあるんですけど、その辺についてはどのよう にお考えなのかお伺いしたいというふうに思います。 それから、特区の関係ですけれど、検討していく中で、つくっていく中で何か出てくれば対応したいという お話だったんですけれど、ぜひ、議会にはですね、そういう中間的なところで、こういう問題が出てきたとい うことで、これをどうするかというような時点では、ぜひ議会等にはですね、中間報告をぜひしていただきた いというふうに考えるのですけれど、最後にその辺をお伺いして終わりたいと思います。 ◇総務部長(田村博史君) 質疑にお答えさせていただきます。 中枢都市圏の関係でございますけども、これにつきましてはある程度の人口規模が要件になってございます。 そんな中で周辺の沼田市といたしますと、周辺の地域になるか、あるいは大きな利根沼田圏域を越えた形がと れるのかどうかというのがございますけれども、いずれにいたしましても小さな拠点づくりの中でこれらにつ いては勉強させていただきたいと考えております。 もう一点、総合戦略の中間的な報告を議会にもということでございますが、当然のことながら議会にも報告 をさせていただいて、議論いただきたいというふうに考えておりますので、そのような対応してまいりたいと 思います。 以上であります。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第3款 民生費について願います。10番。 ◇10番(大東宣之君) まず初めに、生活支援事業についてお聞かせいただきたいと思います。対象人数が どれくらいになるのか、そしてまた、商品券を配布するということですが、大体いつごろをめどに配布をされ る予定なのか、お聞きかせいただきたいと思います。 続いて多子家庭子育て応援事業について、これも同じく対象人数がどれくらいいるのか、そしてまた、いつ ごろ商品券が配布をされる予定なのかお聞かせいただきたいと思います。そして、多子家庭子育て応援事業が 3人以上の子供さんがいらっしゃる家庭に商品券を配布されることになっているのではないかと思いますが、 例えば、1人子供さんがいらっしゃる家庭、2人子供さんがいらっしゃる家庭については、商品券の配布はさ れないのかどうか確認をさせていただきたいのと、1人、2人の子供さんのいらっしゃる家庭にはどうして配 布をされなかったのかお聞かせいただければと思います。 未来のライフデザイン啓発事業、講師謝礼の予算が計上されておりますから、講演会が開かれるんではない かというふうに思いますが、何回ぐらいの講演会を予定されているのかお聞かせいただければと思います。 ◇健康福祉部長(山恭昭君) ただいまの大東議員の御質疑にお答え申し上げます。 まず、生活支援事業の対象者でございますけれども、今回の商品券の配布につきましては、世帯単位の配布 になってございまして、生活支援事業につきましては、予算見積上4,050世帯を対象としております。 また、配布の時期でございますけども、臨時福祉給付金が新年度も予定されておりますので、合わせた形で すね、8月ごろを今目標に配布ができればということで、検討をしているところでございます。 また、多子家庭子育て応援事業につきましても、世帯単位での配布ということでございまして、18歳以下 のお子様を育てている御家庭が800世帯を予定しておりまして、800世帯の家庭にですね、時期につきま してはやはり8月の子育て支援の臨時給付金に合わせた形で申請していただき、配布をしていきたいと考えて おります。 また、1人目、2人目のお子様を育てられている家庭への配布ということでございますけれども、今回の交 付金のメニューの中で多子家庭への支援というメニューになっておりまして、今回につきましては、先進地等 の例を参考にした関係等もございまして、3人以上の世帯ということを対象にしているところでございます。 次に未来のライフデザイン啓発事業でございますけれども、講演会につきましては、今後講師等専門家の方 をお願いしていく予定になっておりますが、1回から3回ぐらい分けた形で、なるべく多くの機会を設けて開 催できればというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ◇10番(大東宣之君) 生活支援事業と多子家庭子育て応援事業で商品券の配布漏れ等がない、そういった こと、商品券の配布漏れ等がないようにするには、どのように取り組んでいかれるのかお聞かせいただければ と思います。 それから多子家庭子育て応援事業についてですが、そもそもこれは子育て支援の関係で行う事業ではないか と。ですから子供さん1人であろうが、2人であろうが3人であろうが、やはり子供を育てていらっしゃる家 庭に応援をしていくということが必要ではなかったかと。そういったことからどのような検討がされてきたの か。また、今後何らかの対応がされていくのか、お聞きかせいただければと思います。 それと、未来ライフデザイン啓発事業、1回から3回ぐらいの講演会をやっていきたいということですが、 対象となる方々がどういう方々になっていくのか、また、そういった対象となる方々の意見を聞いて、それを 講演会等に反映をさせていく、そうした取り組みがされていくのか、お聞かせいただければと思います。 ◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。 まず、生活支援事業及び多子家庭子育て応援事業の関係で配布漏れがないような周知方法等についてでござ いますけれども、生活支援事業につきましては、低所得者対策ということで市民税非課税世帯均等割の対象に なっていない世帯ということでありますので、ことしの6月の市民税の確定した段階で、税務課のほうから個 人情報の関係もございますので直接非課税世帯に通知を発送しまして、その中で御案内をさせていただきたい と考えております。あわせて市の広報におきましても周知をしていきたいと考えております。 また、多子家庭の子育て応援事業の関係につきましては、児童手当の受給世帯と重なっておりますので6月 に発送いたします児童手当の通知の中に案内状を送付するとともに、それ以外で対象となる方につきましては、 やはり広報等で周知を図り、配布漏れのないように努めてまいりたいと考えております。 また、未来のライフデザイン啓発事業の講演会の対象者でございますけれども、対象につきましては子供を 持つ保護者の方、PTAの母親委員会の協力をいただきながら、母親委員会の組織等声をかけまして、さらに 一般の市民の方も含めた形で講演会のほうは実施していきたいと考えております。そして、効果の検証等につ きましては、講演会終了後にはアンケートをとりまして、今までの考え方とどういった点で、考え方が変わっ ているかというような、また今後の希望等ですね書いていただくような形で充実を図っていきたいと考えてお ります。 以上でございます。 ◇10番(大東宣之君) 生活支援事業についてはわかりました。 それと多子家庭子育て応援事業についてですが、先ほど2回目でもお聞きしたんですが、御答弁がなかった んですが、要するにこの事業は子育て支援の一貫として行われるものではないかという気がするわけです。で すから、1人目、2人目の子供さんがいる家庭にもやはり商品券を贈るということが必要ではないかと。です から国のメニューの中には、そういう多子家庭というふうになっているということだったわけですけれども、 じゃあならば市としてね、独自に1人、2人の子供さんを育てていらっしゃる家庭にも商品券を配布をして、 子育て支援の充実に取り組んでいくと。また、実際新年度になってから始まるわけですから、補正等で対応す ることも可能なんですから、そういったことについては検討されていくのか、ぜひ検討性があるんではないか というふうに思うわけですが、その辺の取り組みについてお聞かせいただければと思います。 未来のライフデザイン啓発事業についてはですね、了解いたしました。 ◇健康福祉部長(山恭昭君) 再質疑にお答え申し上げます。 多子家庭子育て応援事業につきましては、今大東議員おっしゃいましたように国の交付金の限度額の中での 今回取り組みになってございます。今回の交付金の中でプレミアムつき商品券、それから低所得者向けの商品 券、または多子世帯の家庭の応援のための商品券ということで3つの事業を組んでおりまして、この予算の範 囲の中で今回は実施するような内容になっております。なお、児童を含む全ての世帯ということになりますと 4,700世帯、2人以上の世帯ということになりますと2,600世帯ということでかなりの、現在の段階 でも800世帯でございますので、財源的にも多額な財源が必要になってまいりますので、今後検討して次年 度以降検討してまいりたいと考えております。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。13番。 ◇13番(久保健二君) 同じく生活支援商品券発行等業務委託料について、確認だけさせてほしいのですけ ど。 今同僚議員の質疑の中で、多子家庭のほうでは3名以上、第3子以上いる家庭から、申請によってというお 話があったんですが、こちらの前段の生活支援商品券発行のほうは、こちらのほうはどのようになっているの か確認をさせていただきたいんですけれど。申請かどうか、それとも市のほうから、誰かを探してお送りする のかお渡しするのか、それをお聞かせ願いたいと思います。 ◇健康福祉部長(山恭昭君) お答え申し上げます。 多子家庭の応援事業につきましては、先ほど申し上げたように、6月に対象家庭に児童手当の通知と一緒に 御案内をいたしまして、御本人に子ども課のほうに申請をしていただいて、確認ができればですね、その場で 配布という形になります。 また、低所得者の生活支援事業につきましても税務課のほうから、通知が発送されましたら、御本人から国 の臨時福祉給付金と同じ時期に行いますので、御本人に国の臨時福祉給付金と一緒に申請をしていただき、確 認ができたところで配布するというような流れになっております。 ◇13番(久保健二君) ありがとうございました。 生活支援事業のほうでですね、本人から申請をしてもらうということはわかりました。それはわかったんで すけれど、例えば足の悪い方とか、高齢者とかですね、役所に来ることが困難な方とかいらっしゃると思うん ですけれども、そういった方にはどのようにして支給されるのかをお伺いしたいと思います。 ◇健康福祉部長(山恭昭君) 再質疑にお答え申し上げます。 体の不自由な方ということでございますが、一応生活支援事業につきましては、今年度実施されました臨時 福祉給付金と同様に振興局、4月以降は支所になりますけれども、なるべく身近なところで手続きができるよ うに配布場所については検討してまいりたいというふうに考えております。なお、今回、臨時福祉給付金等を 行ったわけですけれども、特にそういったことで苦情や御意見等いただいたというような経過がございません ので、今年度行った同様な内容で考えております。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第5款 労働費について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第7款 商工費について願います。9番。 ◇9番(井之川博幸君) 先ほど説明ありましたプレミアム付商品券発行事業について、もう少し詳細につい て教えてもらいたいと思います。 以上です。 ◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。 プレミアム付商品券発行事業でございますけれども、これにつきましては、国の交付金を活用して実施する ものでございまして、市内の商店等において共通して使用できるプレミアムつきの商品券を発行するというこ とでございます。 発行主体につきましては、沼田市の発行。またこれにつきましては商工会議所また東部商工会等へ委託をし て実施をする考えでございます。 発行総額につきましては、30%分のプレミアムを含めまして2億6,000万円を考えておるところでご ざいます。 概要につきましては以上でございます。 ◇9番(井之川博幸君) 前にもちょっと聞いたところによりますと、市内の商店用、それから大型店で使え る用という2種になるんではないかとあったと思うんですけれど、その点についてはどのくらいになっている のか、どういうふうになっているのかお伺いしたいと思います。 それから今の段階でははっきりしていないと思うのですけど、どのくらいの商店が参加をするという想定を しているのかお伺いしたいと思います。結果的に市内における経済波及効果はどのくらいあるのか、そういう 想定はされているのか、お伺いしたいと思います。 それから、恒久的にやっている市町村もありまして、そういう中で聞き及んでいるのですけれど、参加をし ている商店が自分で商品券を買い求めて、ほかのところへ買いに行くのはいいのですけれど、それは参加して いるわけですからそのままの商品券がうちへ来たよということで、申請すれば商品券は動かなくても30%が プレミアムがついて、お金が戻ってくるというようなことがあって、そういうことがいろいろ問題点として指 摘されているといったことを聞いているんですけれど、本市の場合、今回この事業の中でそういうようなこと が起きないような防止策は考えているのかお聞きしたいと思います。 以上であります。 ◇経済部長(栃原 豊彦君) 御質疑にお答え申し上げます。 まず1点目のその商品券でございますが、今回の商品券につきましては、一般商店で専用で使える一般商店 の専用券。それとまた、大型店と一般商店で使える併用券といのう形で、今回1万円での販売ということにな りまして、30%のプレミアムということでございますので、千円券が13枚、これをですね、それぞれ一般 商店の専用券と大型店と一般商店の併用券ということで分けてこれはする考えでございます。 それとまた、どのくらいの取り扱い店を想定しているのかということでございますが、これまで沼田市にお きましても、商工会議所さんのほうで実施した経過がございます。その時点では、商工会議所、また東部商工 会の会員事業所という皆様方に取り扱い店になっていただいているということで、その時点では200強の参 加店があったということでございますが。今回につきましては、それぞれの会員事業所にかかわらず広く取り 扱い店を募集したいという考えがございますので、当然ながらこれまでの登録いただいたお店よりふえるだろ うということは想定しているところでございます。 それとまた、経済波及効果ということでございますが、当然この商品券によりまして、地元消費を喚起して いただくという形になりますようにということでございますので、当然のことながら商品券総額を上回る消費 をしていただくということになろうかと思いますので、当然のことながらそのPRに努めていきたいというこ とでございます。ちなみに、先ほど申し上げました過去沼田市で実施しましたこの商品券のときの経済波及効 果につきましては、発行総額の1.5倍の経済波及効果があったという試算が出ております。今回も当然のこ とながら2万セットを販売するわけでございます。まずはこれを皆さん方に全てお買い求めいただくというこ とのPR、さらには、そのほかもですね、商店街においてもこの機会にいろいろな商店街独自の取り扱いにつ いてもお願いをするような形で、市民の皆様にPRしながら消費喚起を上げていければということで考えてお ります。金額的にというような、なかなか現時点では申し上げられませんけれども、ということでございます。 なお、今回は国からの通知もございまして、この事業終了後、その実際にどれくらいの消費喚起効果があっ たかというアンケートをして把握しなさいという形になっておりますので、具体的にはそういったアンケート を実施する中で今回の事業がどの程度消費喚起に結びついたのかというのは数字として把握できる状況にある かということで考えております。 それと商品券の不正防止策ということでございますが、これにつきましては、今回国からの通知の中にも、 やはり自社商品の購買には使えません。あるいは、その事業上の取り引き、例えば商品の仕入れには使えませ んというようなこと。そのほか、先ほど議員のほうから御発言されましたとおり、取り扱い店がみずから買い 求めた商品券を換金すると、こういったことについては当然そういったことはできませんと周知徹底をすると いったことが第一になるかと思います。当然取り扱い店を募集をするときに募集要項等をお示しして、これに 御同意いただいた上で登録をしていただくという形になりますので、当然こうした項目につきましては明示を させていただいて、しっかりとこの点については周知をしていければと考えております。 以上でございます。 ◇9番(井之川博幸君) わかりました。それで2点だけちょっとお願いしたいと思いますが、一般商店用と 大型店でも使える券ということで、1万円ということですけど、発行割合を教えてもらいたいというふうに思 います。 それと、今回こういう安倍政権からの財源が来てやるわけなんですけれど、今回やる中で近隣の自治体でも 恒久的にやっているようなところもございますので、そういう点については検討したのかどうか、検討したの であればその辺の内容を教えてもらいたいと思います。 以上です。 ◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。 商品券の一般商店、または大型店、その部分の割合ということでございますが、現在この詰めをしている段 階ではございますが、一般商店の専用券のほうを多少数を多くという形では考えてはおります。 それとまた、今後恒久的に実施する計画があるかどうかということでございますが、今回はやはりこの国の 交付金を受けて実施をするということで、これまでの発行規模より多くして発行するということでございます が、今後これを恒久的に実施するかどうかにつきましては、今回の実施した内容、あるいは、今後の商工会議 所あるいは商工会の皆様又は商店街の皆さんの御意見を伺いながら、これは検討するものではないかというこ とで考えておりますので、現時点でこれを恒久化して実施するという考え方は現在のところは持っておりませ ん。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。14番。 ◇14番(片野彦一君) 今のプレミアムつき商品券の件なんですが、1点だけお願いします。 使用期間といいますか、使用期限といいますか、それがあるのかどうか。それと1人当たりの購入の限度は、 そういうのは定めているのかどうか。それをお願いします。 ◇経済部長(栃原豊彦君) 片野議員の御質疑にお答え申し上げます。 プレミアムつき商品券の使用期間ということでございますが、これは国からの示された通知によりますと、 基本は6カ月ということがございます。そうしたことから本市におきましても現在では6月中旬に発行して、 使用期間は6カ月ということで考えておりますので、12月の中旬までということでございます。 それと、あとは購入限度でございますが、これにつきましても一定程度のお一人が購入できる限度というの は、現時点で二、三セットというようなことで、現在調整をしているところでございます。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第8款 土木費について願います。9番。 ◇9番(井之川博幸君) 今回空き店舗活用事業委託料ということで空き店舗対策をやるということなんです けれど、前にも空き店舗対策というのは本市において何度か行われてきたと思うんですけれど。若い事業者何 人かからそういうときに言われたんですけれど、空き店舗の詳細とか、位置とか中身、どんな事業に適してい るのかとか、そういうような情報がなかなかうまく伝わってこなかったというようなことを言われました。今 回はどのような形で取り組むのか。 また、空き店舗の対象数というのはどのくらいなのかお伺いしたいと思います。 ◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。 今回の事業の目的につきましては、中心市街地に現存する空き店舗を活用することにより、にぎわいを取り 戻すとともに新たな商業者の育成を図り、中心市街地の活性化につなげるということであります。また、その 事業内容につましては、中心市街地の空き店舗を借り上げ、小区画の店舗を起業意欲ある方に低コストで提供 し、営業してもらうことにより、商業者の基本的な知識やノウハウを収得していただくというような内容にな っております。 現在空き店舗の内容ですが、各個々の地主さん等の持ち主さん等の調査をしまして、おおむね空き店舗とし て活用できるような状況は7店舗程度と把握しております。 以上です。 ◇9番(井之川博幸君) 内容的についてはわかりましたけれど、そういう空き店舗がほしいといいますか、 希望しているといったような、かなりいるような気がするんですけど、その情報をどういうふうに伝えていく のか、その伝え方についてはどのようにやるのか、お伺いしたいと思います。 ◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。 個々には、担当する街なか対策課のほうには情報として確認に来ているようなことはお聞きしてございませ ん。 どのような形でということでありますけれども、今後その沼田商工会議所に委託をさせていただきまして、 検討委員会を組織して、詳細な事業内容を検討した上で、広報及びいろんな情報、周知の方法を使いまして、 募集というか、希望に応えるような形で対応していきたいと考えております。 ◇9番(井之川博幸君) 広報等で、それからいろんな方法でということなんですけれど、若い経営者は大体 インターネットをやっているわけですよね、ですからそういうインターネット、要するにウェブの関係で細か いところまでわかるような、そういう情報をぜひ出していただきたいと思うんですけれど、最後にその点をお 伺いしたいと思います。 ◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。 議員おっしゃったような形の情報等できる限り発信してまいりたいと思います。また、27年度から始まる 予定になっております起業塾とも連携をとりながら、この起業塾の学生も視野に入れながら検討してまいりた いと考えております。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。13番。 ◇13番(久保健二君) 同じく中心市街地空き店舗活用事業について少しだけ確認したいと思います。 今の同僚議員の話を聞いておりまして、起業塾と連携していくということなんですけれども、実際、これは 起業塾に関係する人に限っているのか、いないのか、そのあたりを確認させていただきたいと思います。よろ しくお願いします。 ◇都市建設部長(萩原誠一君) 今回の空き店舗対策の利用者につきましては、起業塾に限られたものではご ざいません。それ以外の方にも大いに活用していただければと思っております。 ◇13番(久保健二君) ありがとうございました。 それと、こういった町なかにお店を出したいという、チャレンジしたいという人は、特に若い人はいると思 うんですけれど、この対象をどういった人を想定としているかというところなんですが、市内の人に限るのか、 それとも市外の人でもいいのか。また、もう既に商売されている方が新たに店舗を借りたいという方も含まれ るのか、確認させていただきたいと思います。 ◇都市建設部長(萩原誠一君) お答え申し上げます。 詳細につきましては、若い人の意欲をより一層発揮していただくために、商工会議所に委託した後、その中 に検討委員会を組織しまして、商工会議所の職員、市の職員、商店街、不動産業者、金融機関、税理士等の方 々に御参加いただいた中で事業内容を検討して、できるだけ多く参加していただけるような方法を検討してい きたいと思っております。 以上です。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ───────────────────────────── ◇議長(大竹政雄君) 休憩いたします。 午後0時02分休憩 ───────────────────────────── 午後1時00分再開 ◇議長(大竹政雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────── ◇議長(大竹政雄君) 次に、歳入について願います。 まず、第14款 国庫支出金について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第18款 繰入金について願います。9番。 ◇9番(井之川博幸君) 今回基金の繰り入れ金ということで2,600万ほど繰り入れているわけですけれ ど、上の国庫支出金の中の何ていうか、色がついているお金といいますか、地方消費税喚起・生活支援型交付 金とか、地方創生先行型交付金ということでいろいろこういうことやりなさいみたいなことが来ていて、それ に従った事業の中で一般財源でこれだけ手当てしたと、こういうふうに理解しているわけですけれど。一つは 今回の事業をやっていく中で、今あらわされている事業を補正予算として表に出てきている事業内容のほかに 何か検討したことがあるのかどうかということをまずお伺いしたいと思います。 それとこの財調の基金を入れる場合に、国の補正予算の中には一応補正予算債というのがあって、地方の財 政負担を軽減するという意味でそれが継続されていると聞いているんですが、ハードとかソフトとかいろいろ 条件がついているのかなと思いますけれど、今回こういうふうに補正予算債を使わなかったと言いますか、使 えなかったかもしれませんが、それの理由について教えていただければありがたいと思います。 ◇総務部長(田村博史君) 井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。 まず1点、交付金事業の関係で今回計上しなかった事業があったのかということでございますが、交付金事 業のQアンドAに照らし合わせまして該当する事業を有利な財源を使わせていただいて、今回の補正予算で上 げさせていただいたと。そういう経過でございます。 また、もう一点、補正予算債の関係でございますけども、先ほど御答弁申し上げました2種類の交付金事業 については、基本的にはソフト事業でありますので、これらについては、交付金事業については、ソフト事業 であるのが条件になっておりますので、これらについて地方債の充当はしていないということでございます。 以上でございます。 ◇9番(井之川博幸君) 言っていることはわかったんですけれど、これはやっぱりあれですかね。補正予算 債というのはソフト事業には使えないっていうふうに決まっていることなのかどうか、まずはお伺いしたいと 思うのです。 それから、これだけ一般財源を使わなくてはならなかった理由といいますかね。先ほど同僚議員の中で質疑 がありましたけれど、国で決められた、そういう示された事業の範囲、先ほどは子育て支援の関係でありまし たけれど、要するに3子以上でなくてはだめだと決まっていて、1子とか2子の場合は一般財源を使わなくて はならないと、こういうふうな話があったんですけど。今回財調で使っている分はですね、そういうはみ出し たもんで、一般財源を使っているのかどうか、確認をさせていただきたいんですけど、よろしくお願いします。 ◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答え申し上げます。 まず一点目ですが、今回の交付金事業については、いわゆる公共事業に充てられないということになってご ざいまして、その交付金を充当した残りについては、一般財源を充てていかなくてはならないということで、 そういった経過でございます。 また、一般財源を充当しなければならなかった理由ということでございますが、一つは事業全体の中でハー ド事業も含まれている事業もございます。そういったものは、交付金の対象外となりますので、それは一般財 源を充てたというようなことが一点でございます。 またもう一点、先ほどの歳出のときにありましたように、総合戦略の策定事業につきましてもこれは、市町 村については1,000万円という上限がございまして、これを超えた部分について必要な調査費などを継ぎ 足して事業としておりますので、そういった部分には一般財源を、財調を充当させていただいたと、そういっ たことでございます。 以上です。 ◇9番(井之川博幸君) おおむねわかるんですけど、先ほどの答弁の中で、ハード事業の部分があったんで、 一般財源を充当したというようなことを言われましたけれども、そのハード事業であれば、補正予算債が使え たんではないかというふうに思うわけなんですけど、最後にその点についてなぜ使えないのかというようなこ とで、最後にお聞きしたいと思います。 ◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答え申し上げます。 まずもって交付金事業につきましては、建設地方債対象事業は対象としないというルールがございまして、 したがいましてその事業としては使えないということでございます。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) ほかに。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、第2条 繰越明許費について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第36号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付 託を省略したいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号については、委員会の付託を省略する ことに決しました。 これより討論に入ります。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより議案第36号 平成26年度沼田市一般会計補正予算(第11号)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────◇────────────── 第8 議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び 議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の 一部を改正する条例について 以上2件一括上程 ◇議長(大竹政雄君) 日程第21、議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例について及 び日程第22、議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 についての以上2件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。星野 稔議員。 〔11番 星野 稔君登壇〕 ◇11番(星野 稔君) ただいま上程になりました議案第37号及び議案第38号の以上2件について、一 括して御説明いたします。 まず、議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例は、沼田市議会議員の定数を次期一般選 挙から20名とすることに伴い、各常任委員会の委員定数を見直し、総務文教常任委員会にあっては7人、民 生福祉常任委員会及び経済建設常任委員会にあっては6人とするとともに、議長においては、その職務上常任 委員会に所属しないことを規定するほか、字句の整理を行うものであります。 次に、議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例は、今 期議員の任期である本年4月29日まで、引き続き議員報酬額を引き下げるための改正であります。 以上でございます。 ◇議長(大竹政雄君) 説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 なお、質疑は1件ごとに願います。 まず、議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 次に、議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部 を改正する条例について願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第37号及び議案第38号の以上2件については、会議規則第36条第 2項の規定により委員会の付託を省略いたします。 これより討論に入ります。 なお、討論は一括して願います。 (「進行」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、議案第37号 沼田市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第38号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につい てを採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ──────────────◇────────────── 第9 閉会中の継続調査申出について ◇議長(大竹政雄君) 日程第23、閉会中の継続調査申出についてを議題といたします。 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第10 4条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに、御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の 継続調査に付することに決しました。 ──────────────◇────────────── 第10 字句等の整理委任について ◇議長(大竹政雄君) 日程第24、字句等の整理委任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会議規則第42条 の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(大竹政雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。 以上で今期定例会に付議された事件は全て議了いたしました。 ──────────────◇────────────── 第11 市長閉会挨拶 ◇議長(大竹政雄君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。市長。 〔市長 横山公一君登壇〕 ◇市長(横山公一君) お許しをいただきましたので、一言御礼の御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る3月3日から本日までの18日間にわたり開催されましたが、この間、議員各位におか れましては、連日、慎重な御審議と御審査を賜り、御提案申し上げました全ての案件につきまして、原案のと おり可決、承認をいただき、まことにありがとうございました。心より厚く御礼申し上げる次第であります。 また、平成27年度予算並びに関連する条例につきましては、予算審査特別委員会を設置し、綿密なる御審 査をいただきましたが、この間における久保委員長、野村副委員長の御労苦と委員各位の御熱心な御審査に対 しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げる次第であります。 一般質問におきましては、8名の方々から現下の諸問題を中心に、御示唆に富んだ御質問を賜り、それぞれ 答弁をさせていただいたわけでありますが、研究・検討課題とさせていただきました事項につきましては、今 後、十二分に留意をし、具体的な対応策や方針等が定まったものにつきましては、必要に応じて報告をしてま いりたいと考えております。 なお、御決定をいただきました平成27年度予算につきましても、議会の御意見を真摯に受けとめ、低所得 者対策等、さまざまな課題に留意しつつ、各事務事業の適正かつ効率的な執行に努めてまいりたいと思います。 また、グリーンベル21へのテナント出店促進策に対し多くの御指摘をいただきましたが、その活用策を検 討するに当たり、グリーンベル21の一部を庁舎として利用することは、商業施設等との相乗効果により、複 合施設として有効活用を図ることができ、さらに周辺施設の活性化にも大きな効果が期待できることから、優 先的に検討したいと考えております。 さて、議員各位におかれましては、来る4月29日をもって任期満了となるわけでありますが、この間、平 成23年3月11日に発生した未曾有の東日本大震災による被災者や避難者への支援、被災地域の早期の復興 や放射能汚染対策等への取り組みが続けられてきました。 また、第2次安倍政権の進める経済政策により、長引くデフレ経済不況からの脱却の兆しが見えはじめ、今、 さらにまち・ひと・しごと創生への取り組みにより、日本全体の活性化に向けて動き出そうとしています。 そうした中、本市においては、平成25年11月に地域住民の念願であった椎坂バイパスが完成し、昨年4 月には市制施行60周年、本年2月には旧白沢村・旧利根村との合併10周年の大きな節目の年を迎え、新生 沼田市のさらなる発展に向けて新たな一歩を踏み出したところであります。 これもひとえに、議員各位が豊富な知識と経験をもとに議員活動を展開され、本市が目指す将来像の実現に 向け多大な御貢献をいただいた賜物であり、衷心より感謝と御礼を申し上げますとともに、議長、副議長には、 円滑なる議会運営に御尽力され、さらに、私ども当局に対しましても御高配を賜りましたことに厚く感謝を申 し上げる次第であります。 なお、本定例会開会に先立ち、長きにわたる市勢発展への御貢献に対し、自治功労者として群馬県知事から 表彰を受けられました小野議員さんにおかれましては、高い席ではありますが、改めて敬意を表するとともに、 お慶びを申し上げる次第であります。大変おめでとうございました。 結びに当たり、市政各般にわたる御指導、御協力に対しまして、重ねて深甚なる敬意と感謝を申し上げ、4 月26日に執行される沼田市議会議員選挙に引き続き立候補される議員各位におかれましては、見事御当選を 果たされ、再びこの議場で、沼田市の将来、そして、地方創生に向けて、議員皆様と議論を重ね、ともに沼田 市の発展に尽力して行けることを心から願う次第であります。 また、今期限りで御勇退される議員各位におかれましては、本日までの御尽力並びに私どもに対する御高配 に対しまして、改めて感謝と御礼を申し上げるとともに、今後とも市政進展のために大所、高所から特段の御 指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、平成27年第1回定例会の閉会に当たっての御礼の御挨拶にか えさせていただきます。 まことにありがとうございました。 ───────────────────────────── ◇議長(大竹政雄君) それでは、私からも御挨拶をさせていただきます。 まず初めに、皆さんにはこの2年間、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。 振り返ってみますと、今、先ほど市長からお話があったように、椎坂トンネルがございました。そして、市 制60周年記念もございました。この2つが何といっても大きな事業だったかなというふうに思っております。 そして、昨年は市長がかわりました。私は、前の星野市長、そして横山市長に一緒になって今やってきたわ けでありますけれども、これも一つの大きな思い出となっております。やはり、そういったトップの方々の、 やっぱりすばらしい考え方に改めて敬意と感謝を申し上げたいというふうに思います。 さて、市長におかれましては、新しいこの沼田市を何とかいい方向で、そして、我々が期待する市長になっ ていただきたいということを改めて申し上げたいと思います。そして、それを支えている部課長の皆さん、本 当にこの市長を支えていただくのは皆さんでございます。皆さんがしっかりしていれば、必ずやすばらしい市 長になると思います。そして、必ずすばらしい市になるというふうに思っておりますので、ぜひこれからもよ ろしくお願いを申し上げたいと思います。 さて、市の職員の方には、卒業される方もいらっしゃるでしょう。この長きにわたって、定年を迎える方々 におかれましては、本当に長い間、この沼田市を支えていただきましてありがとうございました。私からも、 厚く御礼を申し上げたいと思います。 そして、教育委員会の皆さんには、いろいろと2年間お世話になりましたけれども、大変私は、すばらしい 勉強をさせていただきました。本当に、改めて御礼を申し上げたいというふうに思います。 さて、私を支えてくれた事務局の皆さん、実は中嶋局長、茂木局長おりましたけれども、この2人には本当 にお世話になりました。私がここで議長をできたのも、この2人がいてこそだというふうに思っております。 当然その中には、支えていただいた議会事務局の職員の皆さんが、その問題を当然局長に言って、それで私を こういうふうに指導していただいということで、改めて感謝を申し上げたいと思います。 最後になりますけれども、議会の皆さんにおかれましては、私は代表として議長をさせていただきましたけ れども、なかなか代表職ということで、皆さんには納得いかなかった議長かもしれません。でも、私にとって はすばらしい2年間でありました。こんなすばらしい2年間を体験させていただいたことに対して、厚く皆さ んに感謝を申し上げたいというふうに思います。 さて、先ほど市長から話がありましたけれども、勇退をされる議員の皆さん、本当に長い間、市勢発展のた めに御尽力いただいたことに対して、私からも厚く御礼を申し上げたいというふうに思います。 そして、私もそうですが、今回の市議会選挙に再度挑戦される方々は、絶対にこの席にまた戻ってくるよう に、私からも皆さんには念願しておきたいと思います。 そして、この沼田市のために、そして、この沼田市の発展のために、しっかりと我々は議論し、そして、横 山市長を支えるような、そんな議会になっていただければありがたいというふうに思います。 最後になりますけれども、皆さんのこれからの活躍を御祈念申し上げながら、私からの挨拶とさせていただ きます。 本当にありがとうございました。 ───────────────────────────── ◇議長(大竹政雄君) なお、この機会に副議長より発言の通告がありましたので、許可いたします。副議長。 〔副議長 星川嘉一郎君登壇〕 ◇副議長(星川嘉一郎君) このたび副議長を退任させていただくのに当たりまして、一言御礼を申し上げま す。ええ、一言御礼を申し上げます。少し緊張してしまいました。 2年前の市議会の申し合わせによる議会構成替えの際、不肖私、副議長の大任を皆様の御推挙により仰せつ かり、不行き届きの点多々ある中、大竹議長を初め、先輩議員、同僚議員の皆様のお力添え、並びに当局の皆 様にお支えをいただき、どうにかこの重責を果たすことができました。これもひとえに皆様方の御厚情のたま ものと心より感謝申し上げます。 この際、一言申し添えさせていただきますが、私も今期をもって議員を辞することにさせていただきました。 思い起こしますと、平成10年に石田宇平さん、それから、穂苅勝代さんと私が市議会に参画をさせていただ きまして、西田市政に4年、星野市政に12年、横山市政に1年、10代9人の議長のもとで17年間議員を 務めさせていただきました。先ほど大竹議長からもいろいろなお話がありましたけれども、この17年間の中 で1番大きなことは、やはり白沢村、利根村が沼田市に編入合併をして、5万5,000人の新生沼田市が誕 生したこと。それから、市長さんのお話にもありましたけれども、直接議会活動ではありませんでしたが、立 候補予定者の説明会の真っ最中、平成23年の3月11日、午後2時46分に東日本大震災が発生したことな どなど、忘れることはできません。いろいろな思い出、経験をさせていただきましたこと、言葉に尽くせかね ますが、先ごろ同僚議員と東京に勉強に行ったときに、講師の先生が、「議会と当局は車の両輪ではない。車 の前輪と後輪だ」という講義を受けてまいりました。私も、「ああ、そうだな。やっぱりそのとおりなんだな」 ということを、私自身もかみしめてみまして、今の沼田市を見ますときに、議会と当局ががっちり4輪駆動で 進み始めた、課題の多い山坂を乗り越えようと進み始めたときに、いささかではありますけれども、議員の末 席を汚させていただきまして、かかわらせていただきましたことを、議員生活の、私の心の中で小さな誇りと して議員生活を結びにしたいと思います。 しまいに、長らく、大変皆様に御支援、御指導いただきましたことを重ねて御礼を申し上げ、退任の挨拶に いたします。大変ありがとうございました。 ──────────────◇────────────── 第12 閉 会 ◇議長(大竹政雄君) 以上をもちまして、平成27年第1回沼田市議会定例会を閉会いたします。 議員各位並びに執行部各位には、長期間にわたり、大変ありがとうございました。 午後1時22分閉会 |
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