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平成27年第3回沼田市議会継続会会議録 議事日程第4号
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平成27年第3回沼田市議会定例会継続会会議録 平成27年6月17日(水曜日) 議事日程 第4号 平成27年 6月17日(水曜日)午前10時開議 第 1 一般質問 ───────────────────────────── 本日の会議に付した事件 第 1 一般質問 第 2 散 会 ───────────────────────────── 出席議員(20人) 1番 林 清史君 2番 永井 敏博君 3番 桑原 敏彦君 4番 茂木 清七君 5番 中村 浩二君 6番 坂庭 直治君 7番 星野 妙子君 8番 金子 浩隆君 9番 井上 弘君 10番 高柳 勝巳君 11番 髙山 敏也君 12番 野村 洋一君 13番 久保 健二君 14番 小野 要二君 15番 大東 宣之君 16番 井之川博幸君 17番 大島 崇行君 18番 大竹 政雄君 19番 星野 稔君 20番 星野佐善太君 欠席議員(なし) ───────────────────────────── 説明のため出席した者 市 長 横山 公一君 副 市 長 上原 訓幸君 総務部長 田村 博史君 市民部長 諸田 裕君 健康福祉部長 下 宏一君 経済部長 栃原 豊彦君 都市建設部長 内山 日朗君 総務課長 小林 信博君 会計管理者兼会計局長 片野 肇君 教 育 長 宇敷 重信君 教育部長 小池 龍実君 庶務課長 狩野 裕子君 監査委員事務局長 松井 玲子君 ───────────────────────────── 議会事務局出席者 事務局長 茂木 進一 次長兼庶務係長 松井 克人 議事係長 今井 利次 副 主 幹 安原 和宏 ──────────────◇────────────── 午前10時開議 ◇議長(星野 稔君) これより本日の会議を開きます。 ──────────────◇────────────── 第1 一般質問 ◇議長(星野 稔君) 日程第1、一般質問を行います。 昨日に引き続き、順次質問を許可いたします。 最初に、大島崇行議員。17番。 〔17番 大島崇行君登壇〕 ◇17番(大島崇行君) おはようございます。多くの傍聴の皆さん御苦労さまでございます。 一昨日に発生した突風・ひょう・豪雨、自然災害、県内で特に被害の大きい前橋市、伊勢崎市、渋川市、また、浅間山の小規模の噴火、被害を受けた各地域の皆さんに衷心よりお見舞い申し上げる次第でございます。 先般行われました統一地方選挙で、本市も各分野、各地区から多くの新人議員が誕生いたしました。横山市長とともに、議員全員で協力し、新たな進展を願い、市政発展のために頑張っていこうではありませんか。 それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。 今回私の質問は、活力を創造するまちづくり、観光の振興についてお聞きします。 まず初めに、観光振興としてマラソン大会などのイベントの開催について、先日、上毛新聞で県内のマラソンの開催状況が掲載されていましたが、県内12市のうち、本市だけがマラソン大会が開催されておりません。過去に玉原マラソンが開催されていましたが、開催されなくなった理由についてお聞きします。 次に、吹割の滝の通年開放について、過去は季節を問わず通年開放をしていましたが、通年開放をしなくなった時期と理由についてお聞きします。 次に、新たな道の駅と物産館との構想について、新たな構想があるのか、または、白沢の道の駅の拡張の構想があるのかお聞きします。 次に、都市交流の推進について、本市も合併後に各地域で利用されていない市が管理している遊休施設があれば教えていただき、また、それらの施設の利活用の方策について、市長のお考えをお聞きします。 次に、耕作放棄地の利活用について、グリーンツーリズム、特に団塊の世代を対象とした宿泊施設つき農園(クラインガルテン)について、本市において構想があれば市長のお考えをお聞きします。 次に、安心・安全で機能的なまちづくり、交通施設等の整備について、救急指定病院(利根中央病院、沼田脳神経外科)への進入道路の交通対策について、今年秋に開設される利根中央病院、今年の3月に増築された沼田脳神経外科へは、多くの患者さんが車で来院されると思われますが、沼須町及び新町、栄町などの交通安全対策について、市長のお考えをお聞きします。 次に、横塚農工団地の進入道路について、私が過去に5回程度質問しております。ようやく県道から市道に移管され、道路整備のための調査費が今年度予算化されていますが、どのような調査を予定しているのか、市長のお考えをお聞きします。 次に、生活道路の整備について、升形小学校、沼田南中学校の通学路でもある県道戸鹿野・下之町線の交差点部分について、民地を子供たちが通学路として利用しておりますが、そのような状況について市長のお考えをお聞きします。 次に、健全財政の維持について、財産管理の効率化について、旧沼田ゴルフ倶楽部用地の利活用について、26ヘクタールの広大な用地をどのように利活用するのか、市長のお考えをお聞きします。 最後に、(仮称)利南運動広場の整備内容について、基本設計の修正のための設計費が今年度予算化されておりますが、どの程度の規模の野球場及びテニスコートになるのか教育長にお聞きして、私の1回目の質問といたします。 ◇議長(星野 稔君) 市長。 〔市長 横山公一君登壇〕 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答え申し上げます。 まず、活力を創造するまちづくりについて、観光の振興について、観光振興としてマラソン大会などのイベント開催についてでありますが、マラソン大会を初めとするスポーツイベントが観光振興策としても注目され、今月、観光立国推進閣僚会議が公表した「観光立国実現に向けたアクション・プログラム 2015」の中にも、インバウンド、外国人旅行者の訪日需要の掘り起こし策としてマラソンやサイクリングなどの情報提供を積極的に行うことが明記されています。 御質問のありました「玉原てんぐマラソン」は昭和60年から平成13年まで17回開催されました。玉原高原の知名度を上げることを目的に観光協会の主催で行われておりましたが、玉原高原への入込客数の増加に伴い、交通規制をかけることが困難になったことなどから、当初の目的を達成したとの判断もあり中止にしたと伺っております。 マラソン大会などのイベントは、スポーツ振興とあわせて自然環境のアピールや観光客の誘引など、地域振興にとって多くの効果をもたらすものと考えております。 一方で、大きな大会になりませんとなかなか遠くからの誘客が行えず、観光消費額の増加につながらないとも指摘されておりますので、今後開催に向けた研究を行ってまいりたいと考えております。 次に、吹割の滝の通年開放についてでありますが、吹割の滝は天然記念物であり、東洋のナイアガラとも呼ばれ、沼田市の重要な観光資源であり、春の新緑から秋の紅葉シーズンまで、多くの観光客でにぎわっております。 御指摘のとおり、平成7年ごろまでは通年で通行を許可しておりましたが、現在は12月下旬から3月中旬まで凍結と降雪による危険性から遊歩道を閉鎖しております。 観光振興の面からは、通年にわたって遊歩道を利用し、見学いただけることが望ましいとは思いますが、観光客の安全は必ず確保しなければならないものと考えております。 次に、新たな道の駅と物産館との構想についてでありますが、本市の観光客入込数は、東日本大震災の影響を受けた平成23年度の260万人から290万人まで回復し、300万人も目前となっています。さらに、利根沼田の広域圏として見ますと、平成25年度には1,100万人を超え、県内一の集客力を誇っています。 道の駅「白沢」におきましても、望郷の湯と直売所の利用者の合計で年間30万人を超えておりますが、現時点では拡張計画は持っておりません。 近くには川場村の田園プラザもあり、観光という観点で見ますと、行政的な区分けではなく、地域がそれぞれの観光資源を線で結び、周遊性を高める中で、宿泊も含めた観光消費額を経済圏域として高めて行くことが肝要と考えております。 このような考えで大型バスの誘客を積極的に行い、年間50万人を集客している観光農園も市内にあると伺っております。このように、既に観光客の増加に向けた民間の取り組みが積極的に行われている部分もあり、行政といたしましては、このような民間の取り組みを支援するという観点で観光振興を検討してまいりたいと考えております。 次に、都市交流の推進について 遊休施設の利活用の方策についてでありますが、遊休施設として現在、沼田市行政改革推進委員会の市有財産等利活用検討部会で活用方策の検討を行っている施設は土地を含めて8カ所であります。そのうち、都市間交流に資する施設として廃校の活用が考えられますが、現状で利用可能な範囲内として、議員に御紹介いただいた塾の夏合宿の利用をきっかけに、沼田市ネイチャーキッズや板橋区、太田市の子供たちのキャンプ、新宿の森下草刈りツアーの宿泊体験などに活用しております。 現在のところ暫定利用にとどまっておりますが、今後、遊休財産の利活用につきましては、観光振興など地域活性化に資するよう活用方策を検討してまいりたいと考えております。 次に、グリーンツーリズムについて、耕作放棄地の利活用についてでありますが、本市における耕作放棄地は、耕地面積の約17%を占める状態となっており、高齢化や後継者不足により年々増加傾向にあります。耕作放棄地の拡大は農業生産力の低下につながるだけでなく、農地の持つ多様な機能が損なわれる恐れがあるため、その解消が課題となっております。 一方、近年は、農山村の持つ美しい自然環境、農産物などを求め、都市部に住む多くの人たちが農村を訪れております。こうした方々にクラインガルテン(市民農園)や農業体験といったグリーンツーリズムの取り組みの場として、耕作放棄地の利活用を研究してまいりたいと考えております。 次に、安心・安全で機能的なまちづくりについて、交通施設等の整備について、救急指定病院(利根中央病院、沼田脳神経外科)への進入道路についてでありますが、現在利根中央病院については、沼須町地内に移転の準備を進めておりますが、救急指定病院であることから、沼田脳神経外科病院とあわせ、沼田の南部地域において多くの車両の通行が想定されます。 それぞれの病院までのアクセス道路において、交差点部の隅切りや信号機の設置など、道路施設の整備等の安全対策が必要となる箇所もあると考えられます。 近隣の方々の安全の確保や利便性、また、通行車両の安全で円滑な通行の確保が図られるよう関係者や関係機関等と協議を進め、改善を図るべく検討してまいりたいと考えております。 次に、市道横塚中央線(横塚農工地区)の道路整備についてでありますが、本路線につきましては、平成25年3月に県の道路管理見直しにより市道認定がされているところであります。 同路線は、横塚生品農工地区に隣接する道路で、市といたしましては、企業立地の促進、既存企業の利便性向上のため、本年度、道路拡幅に係る調査設計業務を実施する予定であります。 次に、生活道路網の整備について、升形小学校進入路の整備についてでありますが、市民生活に最も身近な生活道路については、地域の実情に配慮しながら安全で快適な道路の形成に努めているところであります。 一般県道戸鹿野・下之町線から升形小学校への進入路となっている市道戸鹿野鷺石線につきましては、升形小学校児童の通学路となっておりますが、道路の幅員が狭く、特に県道との交差点においては、集団登下校の際に児童らの信号待ちスペースがなく、安全の確保が十分に図られていない状況にあります。 つきましては、交差点付近における歩行者の安全の確保の観点からも待機スペースの設置などの対策が早急に必要であると考えられますので、関係者や関係機関等と協議を行い、通行の安全確保について検討してまいりたいと考えております。 次に、健全財政の維持について、財産管理の効率化について、旧沼田ゴルフ倶楽部用地の利活用についてでありますが、旧沼田ゴルフ倶楽部用地につきましては、平成8年に取得後、平成20年まで行政財産の自然公園予定地として管理を行ってまいりましたが、事業の実施が困難であるとの判断から、現在は普通財産に変更して管理を行っております。 平成20年には、庁内の検討組織であります公有施設等検討委員会において用地の利用についての検討を進めた結果、未利用公有地の有効活用を図る観点から、山林については市有林として管理しつつ、他の活用とともに売り払い等を検討し、農地として利活用が可能な用地については農業者へ売り渡し、農業経営の規模拡大や農地集団化の促進等に活用することとする対応方針に至っております。 当該用地は土地が点在しており、有効活用が難しい面もありますが、この方針に基づき、平成24年度から農業者への農地の売り渡しを行っておりますので、今後も農業経営の規模拡大や農地集団化が図れるような条件の農地につきましては積極的に売り払うとともに、山林・原野につきましても可能なところから売り払い等の活用について検討を行ってまいりたいと考えております。 以上申し上げまして、大島議員の御質問に対する答弁とさせていただきますが、「(仮称)利南運動広場の整備について」は、教育長から答弁申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ◇議長(星野 稔君) 教育長。 〔教育長 宇敷重信君登壇〕 ◇教育長(宇敷重信君) 大島議員の御質問にお答え申し上げます。 (仮称)利南運動広場の整備についてでありますが、昨年、沼田公園長期整備構想に係る野球場、テニスコートを(仮称)利南運動広場に移転整備を求める陳情書や要望書が競技団体から出されたことなどから、平成18年度に実施した基本設計の見直しを本年度実施するものであります。 今回の見直しは、当時の基本設計から相当の期間が経過していることや野球場の設計が簡易であることから、観客席、スコアボード、審判控室、管理室、夜間照明のLED化などの見直しを行うものであります。 見直しに当たりましては、群馬県野球連盟利根沼田支部、沼田市テニス協会及び沼田ソフトテニス連盟など、関係者と調整を図りながら実施してまいりたいと考えております。 以上申し上げまして、大島議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。 ◇17番(大島崇行君) 御答弁いただいたので何点か再質問したいと思います。 まあ昨日はですね、相当市長も当局の皆さんも大分議員さんに責められましたけれども、きょうは私ですので、内容は簡単ですので、市長がやると言えばそれで済む問題ですので十分よろしくお願いいたします。 実は、先ほども質問いたしました上毛新聞にですね、5月31日に県内マラソンのことが掲載されており、驚いたんですけども、12市ある中で沼田だけ載ってないんですよね。これは随分、沼田はまたおくれているなと思ったんですけど、たしか玉原マラソンもあったわけでございますけれども、先ほどの答弁により目標が達した、何が目標だがわかりませんけれども、玉原のほうの誘客が大分進んで、支障が出たということでやめたんだということでございますけれど。やはり、このマラソンがやっぱり今、相当全国的にですね、注目を浴びているわけでございます。先ほども話ございましたけれども、自転車、ウオーキング等々、各地で開催されておりますが、観光とイベントということで市長に聞いたわけでございますけれども、この間、ある日本生産性本部のレジャー白書によるとですね、余暇活動の参加人口で、ジョギング・マラソンが約2,000万人いるんだそうでございます。皆さん御承知のとおり東京マラソンもですね、まだ開催されて少ないわけでございますけれども、東京マラソンで大会に参加したくても出られないということで、マラソン難民なんていう言葉が出ているくらいでございますけれども、やはりそのくらいこのマラソンというのが各地で相当脚光を浴びているわけでございます。その点について市長、どのようなお考えがあるかお聞きしたいと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えしますけども、先ほどマラソン・自転車等の大変ブームになっているということでございますけれども、昭和村さんから始まる望郷ラインセンチュリーライドにつきましては、台湾からも参加者がいるというようなことで大変広がりを見せているということをお聞きしております。体育協会とも相談しながら、今後このマラソン大会に向けて検討をしていきたいというふうに思います。 ◇17番(大島崇行君) まあ、体協等々ですね、話し合ってやっていただければいいわけでございます。それには、やはり市が主催とは言いませんけど、ある程度その大会のですね、後援をしていただかないと、交通の問題等々ですね、やはり行政は行政のある程度の力があるわけでございますので、そういうところをよく加味していただいて、体協の皆さんと、また愛好会の皆さん等でですね、実行委員会などを立ち上げてやっていただければいいというような話も実は聞いております。きょうは傍聴の中に昭和村の方もおりますけれども、先般行われました昭和村の大会ですか、これが大分人気があったんだそうでございます。県内各地を見るといろいろなネーミングで嬬恋高原キャベツマラソン、これは参加者にキャベツを、大分お土産につくんだそうでございます。安中の安政遠足侍マラソン、これは皆さん知っているように仮装をして飛ぶマラソン。あるいは、上州太田スバルマラソン、これは優勝の方には車が出るとかいうようなこともちょこっと聞いておりますけれども。いろいろ地域の特色を出したね、それぞれのイベントをやっているわけでございます。本市もできれば、ちょうどリンゴが特産で、有名でございますので、秋にですね、アップルマラソンでもリンゴマラソンでもネーミングはいいんですけれども、そんなような形でですね、やっていただければ全国的にも知れ渡るんではないかなと思うわけでございます。ちなみにですね、昭和村のこの間やったマラソンはですね、やさい王国河岸段丘ハーフマラソン、これ参加者に聞いてみると、また主催者にも聞いてみますと、マラソン大会全国でやっておると思いますけれど、大分好評で上位にランクされているそうでございます。というのは、やはりもてなしの、地域の皆さんがですね、もてなしの気持ちで選手を迎えてやったのが、大会が成功につながったんではないかなと思うわけでございます。この大会はですね、大体どこのマラソンも1,000人規模、あるいは3,000人、多くは5,000人というような形になっておるわけでございます。隣の新潟県は、相当各地区でやっておりまして、この間も新潟のほうに行って南魚沼郡のグルメマラソンとか、コシヒカリ食べ放題とか、いろいろイベントの内容はあるらしいんですけれども、そういうことを考えていただいてですね、ぜひそういう面で行政が後押しをしてですね、体協とうまく相談してですね、ぜひ沼田市にも、池田あるいは白沢、横塚等々、リンゴ畑があるわけでございますので、リンゴの時期に一つそういうのを立ち上げて、やっていただければ地域の活性化につながなると思いますんで、もう一度市長の姿勢を聞きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたします。 当地はリンゴで有名なのでアップルマラソンはいかがかということでございますが、体協とも相談をしてみませんと、アップルではなくてトマトがいいとか、いろいろあるかと思いますので時期はどうなるかわかりませんが、とりあえず体協と検討に入るというふうにしていきたいと思います。そして、体協傘下の陸上連盟が、やはり人数とかいろいろな問題があると思いますので、そちらとも協議をしていかなくてはいかんということでございますので、ここでやるとも、やらないとも言えませんので、相談をさせていただくということで御理解を賜りたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) 今、力強いやるという言葉があったかに聞こえたんですけど。まあ、そういう面ではですね、これは本当に地域の活性化につながりますので、宿泊の面でも選手が相当来れば、老神温泉にも宿泊していただいて、市内の宿泊施設にも泊まってもらうということで、ぜひ前向きに考えてもらいたいと思いますので、ありがとうございました。 次に、吹割の滝についてでございますけれども、先ほども答弁の中にございましたけれども、平成7年度ごろからですね、当時おりていくと冬は凍って観光客が危ないということでやめたんだと思いますけれども、地元の人に聞いてみるとですね、やはり1年間通してオープンしていただくとありがたいということだそうでございます。この間、ちょうど私も行ってみたんですけれども、昔知らなかったんですけれども、1月から2月下旬にかけて氷瀑というんですかね、氷で凍らせて滝を見せたんだそうでございます。今から十何年前だと思いますけれども、当時3年間ぐらい続けてやったらしいんですけれども、2万人ぐらいの方が来たという情報も得ております。その当時大分交通が冬混雑して、スキー場の関係等もございまして、警察からも大分お叱りを受けたようでございますけれども。これも一つはですね、その時期に、冬の時期にそういうのも一つは手かななんて思うわけでございます。この氷瀑の吹割の滝も新たな地域の観光スポットとしてやっていただければいいと思うわけでございます。これも先ほど市長言うように、天然記念物はなかなかいろいろな諸問題等があると思いますけれども、それはですね、県なり、国なり、文化庁へ働きかけてやるということが政治力だと思いますので、ぜひ、この辺に関して市長、どのようなお考えがあるかお聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたします。 氷瀑の時期に観光させてはどうかというお話でございますけれども、私もその氷瀑の写真を見せていただいたことがありますが、大変迫力のある写真で確かにいいなというふうに思いますが、いかんせんあの吹割の滝は年間2人ぐらいの方が落ちて亡くなっているということもございますので、その辺もやはり考えていかなくてはならんというふうに思いますので、今後の検討課題にさせていただければありがたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) 今やはり通常のときもですね、やはり年間に今言う話ね、滝つぼに落ちて亡くなる方もおるわけでございまして、ましてや氷の時期は余計滑って危ないと思います。市長下におりなくてもですね、上にちょうど市の土地が結構あるんですよね、調べてみたら。その辺をちょっと整備していただいて、冬やるときは、氷瀑をやるときは、下におりないでライトアップして上から見られるというような形にですね、それは地域の皆さんと話し合いしていただいて、これも新たな観光資源につながるわけでございます。下におりると冬じゃ本当に危ないので、そうじゃなくて上に沼田市の土地等がありまして、地元の方もできる限り協力をするというような話もございますので、ぜひその辺もう一度調べていただいて、ぜひこの氷瀑を復活して新たなあれにしたいわけですけれども、もう一度その辺に関してお願いします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたしますが、実は老神の観光協会から沼田市の土地を通りながら上から見られるようなことはできないかという要望がありまして、実はあさって午前中に現地に伺って見てくるという段取りにはなっております。ただし、いかんせん天然記念物のA地区とかいろんな制約がありますので、現地に行ってみないとこれは何とも言えないので、あす現地に行って見たうえで検討させていただければありがたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) 地元からそういう願いが出てるということですので、やっぱり天然記念物の場所でございますので、現地に行ってですね、よく地元の人と話をしていただいて、ぜひこれもですね、やっていただければありがたいと思うわけでございます。 この間行って見たんですけれども、確かに上から見れば危なくないし、ちょうど地元の人も車椅子でも通っていける場所をつくりたいんだというような話も出ておりますので、新たな一つの観光資源としてですね、ぜひ前向きの考えでやっていただければありがたいと思いますんでよろしくお願いいたします。 次に、新たな道の駅と物産館の構想のことでございますけれども、これ全国で道の駅がですね、今相当あるわけでございますけれども、4月現在で1,059カ所あるんだそうでございます。群馬県も31カ所ありまして、最近では玉村宿ということで5月にオープンしました。隣の川場村の田園プラザはこれは有名でございまして、全国で1番というような人気のスポットでもございます。本市も負けずにですね、この第三セクター等を立ち上げて、やっていただければありがたいわけですけれども。白沢も本市の道の駅でございますけれど、ちょっとあの場所では、部分的に私は温泉施設のほうばっかしているもんで、地域の物産、野菜等々の販売のほうのスペースのほうも狭いんで、できればそのような考えがあるんですけれども、その辺について市長、どのようなお考えがあるのかお聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたしますけれども、今、この利根沼田地区として大変必要なことは、この地域に入り込み客数をふやすことだろうというふうに考えております。入込客数をふやすことにより、白沢の道の駅、川場の道の駅等々を線で結んで循回していただくということが一番有効ではないかなというふうに考えておりますので御理解賜りたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) 広域的に考えて、周りにもすばらしいそれこそは道の駅があるわけでございますけれども、それはそれで、そんなにまあ市長気を使わないでですね、沼田は沼田の一つの果樹あるいは野菜等もすばらしいものもあるわけでございます。物産品もあるわけでございますので、ぜひですね、そういう面では結構沼田市の方が田園プラザだとか、周りのですね、昭和のほうにも置いてある方もおるかと思いますんで、ぜひ本市もですね、そういう面においては一つの、また、来客の一つのもう一つのスポットとしてですね、スポットとして考えていただければ、そんなに周りに気を使わずにですね、やっていただければいいんでないかなと思うわけでございます。なぜこれを聞いたかというと、道の駅というのは、市町村、あるいは市町村に代わる公的団体の登録がなければ申請ができないということになっているわけでございます。ぜひそういう面ではですね、第三セクター等を立ち上げてですね、まだまだこういうことを沼田でやりたいんだという企業もあります。あるいはそういう団体もあるわけでございますので、ぜひ前向きにですね、その辺、周りの町村も大事かもしれませんけれども、沼田は沼田独自のですね、沼田カラー、横山カラーをもっと発揮したほうが私はいいかなと思うんですけど、どうでしょうか市長。 ◇市長(横山公一君) 大変大島議員にはありがとうございます。周りにあまり気を使うなということでございますが、決して気を使っているわけではなくて、やはりこの利根沼田が一体として全国に売り込む、あるいは全世界に売り込むという姿勢が大変必要になってくるんではないかなということを考えておりますので、先ほどのような答弁になりましたので御理解賜りたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) わかりました。それではしかるべきいろいろな問題等々が、また行政に相談があるかと思いますけれども、ぜひ前向きに考えていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 続いてですね、都市間交流の推進ということで、先ほども市長の答弁の中にございましたけれども、空き施設の利用ということで、庁内でいろいろな会議を検討しているという話も聞きました。8カ所で利活用しているということでございましたけれども、話の中にもありました当時南郷小学校ですね。これ利活用ということで、今から6年ぐらい前かな、東松山の松栄スクールという塾の先生と私がちょうど懇意なもので、子供たちに夏の合宿ということで南郷小学校がありましたんで、これどうですかということで見せていただきまして、当時、林副市長と私と飯田経済部長かな、3人で行ったわけでございましたけれども、そのときですね、あけて廃校するということで机や椅子がなかったんです。その当時、その松栄スクールの塾長がですね、うちの塾は4階の建物なんですけれども、少子化によって1教室あいてるんで机と椅子は寄附しますということで寄附をいただいて、沼田市は私と当時の役員とですね、市の職員ともらいにいった経過がございます。そういう面で当時3回ぐらいかな、3年間その塾の子供たちが南郷小学校を利用したわけでございますけれども。子供たちが作文を書いて、私いただいたんですけれども、そのときの作文をこの間ちょっと読み返したんですけれども、扇風機、あるいはエアコンを使わないで気持ちよく夏勉強ができたとか、虫の声がよかったとか、川のせせらぎがよかったというような子供たちの作文でございました。それとまた、地域のですね、南郷の曲家の皆さんがですね、夜、そば打ち体験だとか、うどん打ち体験だとかいろいろ教えていただいて、もてなしの気持ちがありまして、大変喜ばれたということでございますけれども、そこがですね、なぜやめたかというとですね、塾の先生に聞いたんですけれども、今の子供たちというのは団体で、昼間はいいんですよ、夜寝るときはプライベートで一部屋がほしいんだというような話でやめちゃったという話を聞いて、そういう面ではやっぱり場所場所のですね、やっぱり環境はいいわけでございますけれども、そういうところまで、細かいところまでやはり気を使わないと、こういう面では今後活用されなかったんかなと思うわけでございます。当時、南郷小学校は、今もそうですが、宿泊の許可があるわけではございませんけれども、当時はですね、片品の岩鞍スキー場がですね、引き受けていただいてやっていただいたということでございます。当時あまり大きい声では言えませんけれども、老神温泉のある方に相談したら、子供だから、もうからないからやだよなんて断られ、当時はそんな経過もありまして、すぐ岩鞍に頼んでそっちでやったわけでございますけど。老神の皆さんの気持ちもそろそろ変わってきたと思いますんで、そういう面においては宿泊の面をもう少し整備すれば、またそういう面で地域、あるいは塾の子供たち、あるいは高齢者の皆さんが来てゲートボールなり、グラウンドゴルフなりしていろいろ遊んでいくんではないかなと思うわけでございますけれども、その辺に関して市長、どのようにお考えなのかお聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたします。 宿泊の面が大変重要になってくるというお話でございますけれども、今、老神観光協会も真剣に宿泊の整備といいますか、取り組んでおりますので今後に期待していきたいと、かように考えております。 ◇17番(大島崇行君) この廃校利用でですね、市長ね、成功した例があるんです。前の市長にもエントリーしたほうがいいよと言いましたけれども、なかなかエントリーしなかったんですけど。実はこれ雨煙別、北海道の栗山町に雨煙別小学校という廃校になった100年歴史のあった学校だったんですけれども、そこが廃校になったんですね、当時。それで、コカ・コーラ教育・環境財団法人というのが日本コカ・コーラの中にあるんです。そこは地域の環境だとか、教育に相当の助成金、あるいは支援をしてくれるわけでございます。そういう意味で栗山町の皆さんがですね、この小学校に何とか、宿泊あるいは地域のいろいろのサークル等に使いたいということでですね、地元の熱意がある程度通じたんかと思いますけれども、当時1億8,000万支援したんですよね、この雨煙別小学校の廃校のところに。そのときも前の市長にも質問したんですけれども、そのくらいコカ・コーラが支援すれば、校舎だって全部コカ・コーラの真っ赤に塗ったって別に私はいいよと、仮に沼田だってそのくらい支援していただければ、ペプシなんかよして全部コーラにしろなんて言うぐらい、私はそのくらいの気持ちでやってもいいんじゃないんかなというような質問もした覚えがありますけど。やはり、そういう面でも地域の皆さんがですね、1,500人ぐらいの町民の皆さんがボランティアで毎日その改修工事に協力したという話も聞いております。今のコカ・コーラ教育・環境財団法人、まだあるわけでございます。そういう面において、そこをもう一度検討して、南郷小学校、まさに環境もすばらしい場所でございます。学校があったところでございますので、教育もできるいい場所でございます。ぜひそういう面でそれぞれの所管になるわけでございますけれども、よく検討していただいてですね、これ1回エントリーしたほうがいいような気がするんですけれども、その辺についてどうでしょうか。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたしますけれども、コカ・コーラ教育・環境財団という財団、私、初めて耳にしましたので、これからその財団の研究をしてまいりたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) これも私当時調べて本当に驚いたんですけれども、普通は補助なり、助成金ということで大した、何千万とかぐらいかな、これ1億8,000万出しているんですよ、1億。ぜひこれは、そういう面においては整備にですね、1億8,000万とは言いませんけれども、少しでもエントリーして、よく内容を把握してですね、市のほうもそういうとこを少しでも整備して、これも観光資源の一つにつながるわけでございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 次に、グリーンツーリズムについてお伺いしますけれども、本市では移住促進トライアルハウス、きのうも同僚議員から質問がございましたけれども、それをやっておるわけでございますけれども、笠間市がですね、私、笠間市の応援隊にも登録しておりまして、1年間5,000円かな、払っていますけれども、暮にね、何かそばだとか、笠間の焼いた物とか記念品が来ますけれども。そんなようなことで、笠間市には以前物産の関係で視察にも連れて行ったこともございます。ここは大分地域も農業の就労者の減少あるいは高齢化が進み、農地も荒れ放題になってきたところで、市のほうで考えてクラインガルテンをやろうということで、群馬県もやっておりますけれども、倉渕村ですかね、あそこでやっておりますけれども、あそこもいまいちあんまり、成功もしているらしいですが、そんなにいい話も聞いておりませんけれども、笠間市はですね、大分成功しているわけでございます。この点についてもですね、団塊の世代の皆さんが週末、その笠間に戻ってですね、農作業をやるというような仕組みになっているわけですけれども、この辺について市長、沼田市もそのような考えがあるかお聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員のクラインガルテンをやるか、そういう気持ちはあるかということでございますが、現在沼田市でも市民農園ということで80区画に限りまして市民に貸し出しております。これがほぼ埋まっているというような状況で、やはり自分で農作物をつくってみたいという要求はいっぱいあるんだろうなというふうに思われますので、このクラインガルテンにつきましても研究してまいりたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) この笠間市が成功したのはですね、1カ所でやっているんですよね。この移住促進のトライアルハウスみたいのではなくて、1カ所でやっている、1カ所で、笠間は。そこでまあ、そこを区分けして50区画に分けている、50区画。それで昼間はね、こうやって耕しながら話して、おたくどこだいとかという話をして、1カ所だからできるわけですね、いろいろ。極端な話、100人はいるわけです、夫婦で来ていればね。そのくらい土日になればみんなで話し合いして、夜はバーベキューなどをしたりして、これが私は成功した例かなと。よそでもクラインガルテンをやっていますけれども、点在しているんですよね。1カ所集中でやるから私は、これは成功したんではないかなと思うわけでございます。全部で50区画ありましてですね、これが1区画40万なんです、40万。それで、これが300平米で、土地が300あって、そん中に建物があるわけですね、それも、もちろんラウベにはキッチンだとか、トイレ、バス、ロフトもあるわけでございまして。そこでですね、軽い宿泊もできるということで、これはだけど市長ね、5年間しか借りられないんです、5年間しか。そうするとね、人間というのは5年間もその地域に通っていると、それこそは住みたくなっちゃうんですね。おいしい空気を吸って、いい作物ができて、環境がよくて、地域のもてなしがよければ、ああ、これはいい町だ、いい村だとなるんで、恐らく5年いると愛しちゃうんですね、地域をね。そういう面で、これうまい具合で、もう5年以上は再認できないんですよね。更新できないということで、じゃあ、もしいたいんだったら、この先、何十メートル先に不動産屋があるからそこで分譲もしてますよということで、今たしかね、20組ぐらい定住しております、笠間では。そういう面でやはり地域の人たちがやっぱり、もてなしの気持ちもあったり、またみんなで作物をつくってね、「おめえなぁ、ナスはこんなんしかできねえか、カボチャはこんなに小さいじゃねえか。」なんてね、いろいろ話しながらコミュニケーションもできて、やはり地域に住むというような施策をですね、沼田市も耕作放棄地があるわけでございますので、ぜひその辺をですね、一つに集約するのは難しいかと思いますけれども、ひとつそういう整備していただいてですね、少しでもそういう多くの方がですね、やっていただければ、笠間市に負けないクラインガルテンができるのではないかなと思いますけれども、もう一度その辺について、市長お聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の再質問にお答えいたします。 早速笠間市より資料を取り寄せて研究したいと思います。 ◇17番(大島崇行君) よろしくお願いいたします。いい結果が出ることを期待するわけでございます。これ本当に間違いなく地域のためになるわけでございますので、よろしくお願いいたします。 続いて、交通施設等の整備についてお聞きします。緊急指定病院、沼田脳神経外科もですね、3月に増築したわけでございます。利根中央病院も9月に開設の予定だそうでございますけれども、進入路が非常に安全対策等々、先ほど答弁の中にもありましたけれども、地域をよく見直してですね、あるいは隅切り等をするというような話もございます。実は、これは一つ脳神経外科で心配だったのは、私がちょうど先日ですかね、車でこうに栄町から出ようとしたときに、ちょうど前は女性の方だったんですけれども、こうに右折をしようとしたときに救急車が来たもんで、慌てちゃってもう、来た地点でとまって待っていればいいんだけれども、出ちゃったもんで、救急車と接触はしなかったんですけれども、そんなようなこともありました。これはやはり救急車を運転する人はプロだからいいんですけれども、その後からね、その患者さんなりの人についてくるわけでございますし、救急車の音を聞けば、大概サイレン聞けば皆さんそれぞれどっきとするようなものでありまして、動転もしますんで、ぜひ緊急の車両が相当出入りするわけでございます。沼田脳神経外科のところは、コンビニがあそこにできまして、コンビニの方に御協力していただいて隅切りもしているわけでございます。こっちの沼須、上沼須におりるところはちょっとあの辺がね、見えづらいんで、あそこら辺もね、隅切りなどお願いすればいいんじゃないかと。ただあと、栄町、3・3・1が今度あきますんで、また車の流れ等々もですね、変わるわけでございますんで、ぜひ病院へ見舞いに行きながら交通事故に遭ったんじゃ絵になりませんのでですね、ぜひその辺もよく加味していただいて、もう一度地域のですね、そういう道路網をもう一度点検していただければ、沼田脳神経外科の辺はありがたいなと思うわけでございます。 利根中央病院のほうはですね、これまた相当沼須のところは、私と地元の区長さんと県議等で警察のほうに行ってですね、ようやく沼須も信号機が1基、沼須の真ん中の四つ角のところにできると、あそこが一番事故が多いわけでございますけど。あそこ1つだけ信号機というわけにはいきませんで、今後ですね、ある程度の場所に数カ所信号機といいますか、なかなかこの信号機、沼須の1個つくるんでも警察に行くとこんなに書類があって、群馬県中の中の一番上に上げるんだって容易じゃねんだなんて、当時神野署長言ってましたけれどもね。やはり、やっぱり事故が多いところは優先になると思いますけれども、あったら困るんで、病院つくって事故がふえちゃったよということでは、本当にさっきの話じゃございませんけれども、それこそは絵にならないんでね、やはりそういう面において、もう少し地域の皆さんの協力も要だと思いますけれども。今まで特に沼須のほうはですね、それほど車も往来していなかったと思います。地元の高齢者の方も軽トラでのんびりなんていっちゃ失礼ですけれども、運転もしておりますし、豆トラ等々も動いているわけでございますので、今後恐らくどのくらいあの辺がですね、外来患者がですね、バスか、あるいは車等で来るかと思いますけれども、私が聞いたところによると1日千四、五百人は中央病院に来るんではないかというような計算も出ておりますけれども、そういう面において、やはり今後、田園風景の場所がですね、相当の場所に、今度は車の往来の場所になるんじゃないかなと思うわけでございますけれども、その辺について、安全対策をもう一度市長、よく見直していただいてですね、地域の方あるいは病院等々ですね、話し合っていただいて、安全対策のことについてお考えをお聞きします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問お答え申し上げます。 利根中央病院のオープンに伴う交通量の増大等々を勘案しながら、しっかり見直して安全対策をとっていきたいと、かように考えております。 ◇17番(大島崇行君) ぜひですね、よろしくお願いする次第でございます。 まだまだほかにああいう大きい病院等ができるといろいろな面で弊害等も出るかと思いますけれども、今後いろいろな面で手助けしていただければありがたいと思うわけでございます。よろしくお願いいたします。 続いて、農工団地の進入路の拡幅についてでありますけれども、先ほど答弁がございましたけれども、3月に県とようやく合意し、市道に移管されたということでございますけれども、私は、この進入路は過去5回ぐらい質問をしておりました。当時、県道だから県の土木とすり合わせるということでずうっと話、協議してということで答弁もらったんですけれども、その時点で十数年前に向こうの富士山横塚線というんですかね、あっちバイパスあけるんで、あけた時点で県はですよ、市に道路は、中の道路は市に移管するということで、市が市道にしますよということで、念書はあるんですね、それ見せていただいて、それじゃ全然話が違うじゃないかということで、この間も質問しましたけれども、ぜひですね、農工団地は一つ企業の誘致する場所でございまして、4メートルか6メートルぐらいしかなくて、何ていうか見に来た時点で一発でそれがもう却下のあれになっちゃうのじゃないんかなと、弊害を生じるわけでございます。そういう面においては、せめてね、あそこを拡幅するには南側、ちょうど、ちょうどなんて言い方は失礼ですけれども、リンゴ畑ですので、拡幅するにもですね、いい場所、ちょうど今が最初で最後のチャンスかなと思うわけでございます。一番こっちのパナソニックのところまで500メートル、そこも計ったんですけどね、500メートルですから、その辺何とか拡幅してですね、地元のせっかく来ている企業に支障のないようにしたいと思いますので、ぜひその辺について市長どうお考えかをお聞きします。 ◇市長(横山公一君) 本年度道路拡幅に係る調査設計業務を実施するということでございますので、その実施設計を見ながら検討してまいりたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) よろしくお願いいたします。これは当時ナショナルさんがですね、本当に一番最盛期のころ、あそこへ2万坪、1日2万坪できるラインが今もありますけれども、つくってあるわけですね、今そんなに動きませんけれども。2万坪というと、大型1台が500坪しか積めないんですね、フロアはね。それが2万坪というと40台の大型に積まるわけでございます。それが出入りして、そのほかに材料、また周りの企業等となると100台の大型があそこを往来するんで、ぜひそういう面においては大変重要な場所ですので、その道路もよろしくお願いいたします。 次にですね、生活道路の整備ということで、私はよく交通安全の週間には地元のところへ交通安全で立つわけでございますけれども、升形小学校の進入路に立つんですけど。あそこがですね、下之町から升形のところまで信号がないから、相当のスピードで車が来るわけですね。また、下から上ってくる、新町から来るのも上り坂ですからスピードを落とさないで来るという、非常に危険な場所なんです。当時もう三、四年前かな、地主の方、きょう傍聴にも来ていますけれども、あそこの土地は俺の土地なんだよということを初めて聞いたんですね。それは失礼しましたということで、子供たちが横断した先は民地なんですね。そこを今使っているわけなんですけれども、そこも段差があって非常に危ない状況でございます。そういう面でなぜ、本来なら通学路だから教育長に聞くわけでございますけれども、あえて市長に聞いたのはですね、当時私がこの問題を言うと、いやこれは教育の問題だから教育委員会ですよとか、あるいは道路だから建設ですよと、両方でなすりっくらしてずっと進まなかったので、そんなんじゃ俺が一般質問するぞということで、市長にはっきり聞こうということで。市長行ってみればわかる、非常にあそこは危ない場所です。もう向こうはえぐれていて、子供はつまずいて、逆に、帰りに、下校のときにつまずけば道路がすぐです。こっちから行けば、そっちは向こうに行くのだからいいんですけど。そのくらい非常に危険な場所ですので、その辺市長、よくその辺を見ていただいて、今後また下にもですね、それこそは、利根中央病院もできるわけでございます。いろんな面で非常に危険な場所ですので、もう一度その辺をよく点検をよろしくお願いしたいんですけれども、どうでしょうか、市長。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員の御質問にお答えいたします。 あの場所は私もよく通って承知しておりますので、しっかり検討してまいりたいと思います。 ◇17番(大島崇行君) それこそ地元のね、所有者の方とも私、ある程度の話は詰めてあるんです。そこから市が返事して舗装をかけちゃうよと言えば済んじゃう話、それが進まないから、なかなかいかない。あれはね、本当に舗装をかければ済む。ただ入口のいろんな問題等々があるかと思いますけど、それはぜひ市長ね、政治力でやっていくしかないんで、その点をですね、よろしくお願いしたいと思います。 あと1分ということでまだ2つ3つあるんですけれども、その辺はまた大急ぎで話しますけれども、よろしくお願いします。 財産管理ということで、先ほどもですね、旧沼田ゴルフ場跡地ということで、あそこをですね、何とか地域、あるいは農地を買っていただく方には売り渡しているということでございますけれども、なかなか内容を聞いてみますと、処分ができていないというような状況だと思います。私は前の市長にもですね、当時言ったわけでございますけれども、更正施設あるいは矯正施設が一番手っ取り早いなんて言い方はおかしいのですが、それが一番適しているんじゃないかなというような気で質問したことがございますけれども、ちょうど本当に時間がなくなっちゃうんで、これは9月にとっておこうかなと思いますので、ぜひその辺、また当局もよく勉強していただいてですね、やっていただきたいと思います。 いろいろですね、市長にはいろいろな話をしました。それと教育長には質問をしなかったんで失礼な話だと思いますけれども、ぜひ野球場にしても、テニスコートにしても、すばらしいものをつくっていただいて、市民に愛される、喜ばれる施設をつくっていただきたい。前回3,000万も使って、どっかの子供会が1回しか使ってないんじゃとんでもねえ話、3,000万も使ったんだから、その辺を今度よく検討して、市民に愛され、市民に親しまれる場所、それが私はいいことだと思うので。以上で終わります。よろしくお願いします。ありがとうございました。 ◇市長(横山公一君) ただいまの大島議員のお話はよく承りましたので、しっかり検討してまいりたいと思います。 ───────────────────────────── ◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。 午前10時59分休憩 ───────────────────────────── 午前11時06分再開 ◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ──────────────◇────────────── ◇議長(星野 稔君) 次に、野村洋一議員。12番。 〔12番 野村洋一君登壇〕 ◇12番(野村洋一君) 傍聴席の皆様におかれましては、平日のお忙しい中、沼田市議会に御理解と関心を賜りまして、まことにありがとうございます。 通告に従い一般質問を行います。 今回の私の質問は、再生可能エネルギーの拡大に向けてと、人口対策についてであります。 初めに、再生可能エネルギーの拡大に向けて、エネルギーの地産地消についてお伺いいたします。 日本は、2011年3月11日の東日本大震災により、100%安全だったはずの原子力発電所がもろくも破壊されてしまいました。東京電力福島第一原子力発電所の大事故を契機に、日本中で再生可能エネルギーの取り組みが加速され、企業や自治体の参入が大幅に増加しております。 一方で、昨今の極めて厳しい集中豪雨や威力の強い台風は、日本の各地に大きな被害をもたらしています。原因は、地球温暖化による異常気象でありますが、このような気候変動を抑制するためにも自然エネルギーの導入促進が重要と考えます。 本市の再生可能エネルギーへの取り組みは、県内の自治体と比べると立ち遅れていると思いますが、今後の本市における自然エネルギーの発電導入や拡大に向けた検討や取り組み状況についてお伺いいたします。 本市は、豊富に存在する自然エネルギーを最大限活用し、エネルギーの地産地消による地域の活性化を戦略的に進める必要があると思いますが、先進事例の導入と自然エネルギービジョン等の計画策定の検討についてお伺いいたします。 本市の厳しい財政状況の中で、こうした取り組みを検討していくのは困難なことと承知できますが、地方創生戦略の活用による資金調達等の考え方についてお伺いいたします。 次に、人口対策について、子育て支援についてお伺いいたします。 日本は少子高齢化になかなか歯どめがかかりませんが、人口減少を少しでも抑えるには、社会が子供を育てやすい環境と支援を整えていかなければなりません。若い人たちが子供を3人くらいは産んで育てたいと思っても、子育てが大変だから無理だと諦めてしまう傾向があります。本市における切れ目のない子育て支援の検討状況についてお伺いいたします。 また、妊婦にとって一番心配で孤独になりやすい出産直後のベビーシッターの活用などの検討はされているのかお伺いいたします。 最後に、本市はどのような子育て支援の先進事例の導入を検討しているのかお伺いいたしまして、1回目の質問とさせていただきます。 ◇議長(星野 稔君) 市長。 〔市長 横山公一君登壇〕 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答え申し上げます。 再生可能エネルギーの拡大に向けて、エネルギーの地産地消について、本市における自然エネルギー(太陽光、バイオマス、小水力、地熱)発電導入や拡大に向けた検討や取り組み状況についてでありますが、太陽光発電につきましては、市有地の有効利用という観点から土地貸しによる大規模発電事業を利根町平川地内で進めているほか、佐山と多那の2カ所において太陽光発電事業を計画しております。 バイオマス発電につきましては、周辺地域において木質バイオマス発電施設の建設や計画があることから、木質燃料の安定供給が可能かどうか、慎重な検討が必要と考えております。 小水力発電につきましては、施設内消費を目的とした小規模な水力発電施設の導入を検討してまいりたいと考えております。 地熱発電につきましては、高温の蒸気や熱水を利用するため、この地域での事業化は難しいと考えております。 次に、先進事例の導入と自然エネルギービジョン等の計画策定の検討についてでありますが、太陽光発電につきまして、太田市は「太陽光発電推進のまち おおた」を宣言し、公共施設等に積極的に太陽光発電を導入するなど、太陽光発電の先進地として認識しております。 本市は、先ほども申し上げましたとおり、現在3カ所の市有地に太陽光発電事業を計画しておりますが、今後においても、地球温暖化防止対策として、活用できる市有地や公共施設等への導入を検討していきたいと考えております。 バイオマス発電につきましては、下川町を初め、日本全国でバイオマスタウン構想を策定し、さまざまな取り組みを行っている自治体があると認識をしておりますが、本市においては、県内の状況を踏まえ、木質燃料の安定供給が可能かどうか慎重な検討が必要であり、今後研究してまいりたいと考えております。 小水力発電につきましては、市有施設を中心に、農業関連施設等の周辺も含め、水や落差の状況を調査し、事業実施に向けた検討を行っていきたいと考えております。 いずれにいたしましても、低炭素社会の構築に向けては、地域のエネルギー資源を地域で使う方法の検討も必要であるとの考えから、地域特性を踏まえた循環可能なエネルギー資源を把握し、エネルギー資源活用計画の検討を進めてまいりたいと考えております。 次に、地方創生戦略の活用による資金調達等の考え方についてでありますが、エネルギーに関して国の総合戦略では、総務省・環境省などが分散型エネルギーの推進を掲げており、各省庁の施策を活用することにより、資金調達が可能と考えております。 このためには、雇用の創出と地域の活性化に資する地域特性を生かしたエネルギーの導入計画をつくり上げていく必要があると考えております。 次に、人口対策について、子育て支援について、本市における切れ目のない子育て支援の検討状況についてでありますが、我が国全体、特に地方の人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくため、国はまち・ひと・しごと創生総合戦略を閣議決定し、まち・ひと・しごと創生に総合的に取り組むこととしております。 市といたしましては、同戦略が掲げる「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」という命題に取り組むべく、結婚・出産・子育ての切れ目のない支援を充実できるよう、27年度では、子育てコンシェルジュ事業を新規に事業化したところであります。 また、今後さらなる充実化を目指し、出産前後の妊産婦の支援について検討を行っているところであります。 次に、出産直後の家庭へのベビーシッター活用についてでありますが、出産後の女性は、体の回復が十分でなく、精神的にも不安定になりやすいことから、御質問のベビーシッターの活用は大変有効な手立てであろうと思われます。 したがいまして、市といたしましては、先ほど御答弁申し上げました結婚・出産・子育ての切れ目のない支援の充実ための施策の一環として、昼間に家事、育児等をすることができる人がいない場合に食事の準備や後片づけ、洗濯などの家事支援や授乳・おむつ交換・沐浴の介助などの育児支援を行う産後の家事援助についても検討を行っているところであります。 次に、子育て支援の先進事例の導入に向けた検討についてでありますが、少子化の進行は、未婚化・晩婚化の進行や第1子出産年齢の上昇、子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど、さまざまな要因があるため、妊娠や出産、子育てに関する相談支援や他の支援機関との連携など、さまざまな方策による支援の充実が必要であると認識しており、先進事例などの情報収集に努めているところであります。 今後とも子育て支援の大切さを踏まえ、結婚・出産・子育ての切れ目のない支援の充実化に向けて、本市に適した制度等を検討してまいりたいと考えております。 以上申し上げまして、野村議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。 ◇12番(野村洋一君) 御答弁いただきましたので、何点かについて再質問をさせていただきます。 ただいま太陽光、バイオマス、小水力、地熱等、市長から御答弁を、それぞれの自然エネルギーについて御答弁をいただきました。 その中で、本市が一番有力に検討できる、あるいは次に着手を考えているそういった事業が、本市で今どのようなことを考えていらっしゃるのか、まずお伺いをしたいと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答え申し上げます。 本市で今何が一番利用可能かといいますと、やはり太陽光発電であろうと思われます。 ◇12番(野村洋一君) 私も本市において有力な自然エネルギーとして、太陽光発電が一番かなと、こういうふうに常々考えております。そこで先ほど市長から答弁のありました、太田市の例を市長が挙げてお話をしていただきましたけれども、太田市は47円ですか、買い取り価格が一番高かったときに、既にもう自前の太陽光発電所を3カ所建設して、それで売電をして、いろいろな面で市民のためになるような施策を考えて、太陽光発電推進のまちという、そういう政策を宣言してやっている、県内では再生エネルギーの最先端の市かな、そんなふうに考えておりますが。一番驚くのはですね、農地転用の申請の件数が、太田市がですね、2012年度8件だったのですけど、それから2014年度までの3年間で124件、15倍にふえているんですね。これはどういうことかといいますと、それだけ太田市はこの太陽光発電だけでも大変な市の活性化、経済に対する力をつけたといいますか。それで太田市は私ども調査に行ったときに説明を受けたんですけれども、沼田市は今年プレミアム商品券を発行しますけれども、太田市はもうその当時プレミアム商品券に値するような太田市の商店街だけでしか使えない、要するに商品券というのを各家庭の屋根にソーラーパネルを置いた、設置した市民の皆さんに、その規模に応じて3万円の商品券、5万円の商品券、こういうようなものを発行してやっておるんですね。それで、当然前の市長のときにも、その辺のところで沼田市は自前の太陽光メガソーラー発電所というのですか、そういうものをつくるお考えはないんですかということでお聞きしたんですが。私はそのとき、横塚の農工団地が先ほど同僚議員が指摘したように、アクセス道路1本入っていない、行ってみると農家の方が農地として利用している。そういう状況の中で立地的にも非常に太陽光発電所をつくるのに適している場所じゃないかということで、大分その辺のところを一般質問で提案させていただいたんですが、既に年数がたちまして、売電の金額も大分違ってきて、どちらかというとこれからは自家消費といいますかね、自前の発電所をつくる場合は地産地消で考えていったほうがいいのかなというふうに考えているところなんですが、市長は、沼田市は太陽光発電が一番有力だろうという話で、実際に利根町で土地を貸して、そこは具体的にメガソーラー発電所の工事が始まるというふうに聞いています。あと2カ所、佐山・多那。横山市長は太陽光発電の自前の発電所を持つ、そんなに規模が大きくなくてもいいと思うんです。売電を考えない自前の発電所を持って公共施設等に電気を供給するというふうなお考えはあるのか、お伺いしたいと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 規模は大きくなくてもいいから、沼田市で自前の太陽光発電設備を持ち、そして、それらを公共施設に供給する考えがあるのかということでございますけれども、まずは、これからつくるであろう公共施設には太陽光発電の設備をつけながら、その中の電気消費は賄っていかなければいけないであろうというふうには考えますが、自前の発電設備までというところまでは、まだ研究に至っておりません。 ◇12番(野村洋一君) ぜひ自前の発電所、これは本市はですね、県内の市の中でも先ほど1回目の質問で言わしていただきましたが、大変立ちおくれている市だと思います。ですからできるだけ、市長はとにかく事業家なんですから、とにかく事業家の血が騒いでくれるんじゃないかなと、そういう期待を私は大きく持っています。ですから、その辺のところを我々市民も期待していますので、ぜひともお金はかかるけれども、それなりのものをそれなりに考えて具体化して、市のために一肌も二肌も脱いでいただければありがたい、こういうふうに考えますが、その辺のところくどいようですが、もう一度市長の心意気というんですかね、その辺のところをお聞かせいただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答え申し上げます。 心意気だけではなかなかできないというふうにきのう大変お叱りを受けておりますので、しっかりと数値を精査した上で取り組んでまいりたいというふうに思います。 ◇12番(野村洋一君) 我々は市長の心意気を大変期待しております。 次にですね、電気の場合は放っておくとどんどん放電してしまうんで、電気を発電してためておく、これも大事なこと。それからですね、電気が必要な人、電気を提供したい人、それが相互にですね、電気のやりとりができるようなシステムがこれからできてきて、実際にそういうふうなスマートグリッドというんですかね、そういうふうなことをもう既に始める準備をしている自治体もあるようでございます。 そこで、沼田市はそういった、これは各家庭のいわゆる蓄電装置について、沼田市もかなり一般家庭でソーラーパネルを設置している家庭が多くなってきていますので、そういった家庭が今後蓄電装置を家に持ちたい、そういったときの、市の要するに援助というんですかね、そういうふうなものをどんなふうにお考えなっているのか、わかったらちょっと教えていただければと思いますが。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答え申し上げますけれども、蓄電装置というところまで考えが至っておりませんでしたので、今後研究してまいりたいと思います。 ◇12番(野村洋一君) ぜひこれも活性化の一助になる施策だと思いますので、ぜひ前向きに検討していただければと思います。 次にですね、バイオマスについて何点か再質問をさせていただきたいと思います。 先ほど市長の答弁の中にバイオマスの熱源、要するに燃料になる木質の原材料、これが大分不足、足りないのではないか。バイオマスもいいんだけれども、その辺に問題があるという御答弁をいただきましたが、群馬県が今後10年間で森林の伐採を1年前倒しで相当量の原木の切り出しを素材組合等にお願いをして、補助金を出すから少し原木を切り出して、集積をして、それを森林資源の好循環の一つの輪っかの中に入れてやってもらいたいというようなことを、この間新聞で報道されましたけれども、そういうふうに、これからはかなり原材料が豊富に出てくる、供給が可能になる、こういうふうに私は考えておるんですけれども、それについて何か市長のほうでいろいろな情報等が入っていて、お考えがありましたら再度お聞かせいただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問に、群馬県が10年間の切り出しの中で、前倒しでやるというようなお話がありますけれども、いかんせん沼田市は立ちおくれたという状況の中で慎重にならざるを得ないということは御理解いただきたいと思います。 ◇12番(野村洋一君) 沼田市の環境は大変バイオマスの発電について適している、そんなふうに前から思って考えておりました。それで、昔はもう大分前になるんですけれども、チップというんですかね、ペレットストーブというのですか、あのペレットストーブがもう今から相当前ですけれども、10年ぐらい、20年ぐらい前になりますかね、市内の製材会社がペレットストーブの燃料になるチップ、それをつくって市内の事業所が何カ所かそのペレットストーブを試験的に使っていた記憶があるんです。それが、今はとんでもない遠くの四国のほうでそれを大変に有効に使っている自治体があります。そういうふうな木質系の利用がですね、今後沼田市にとって大変経済的に効果のあるものになるんかなと。それで、私は非常に感心したのは、その今のペレットストーブの性能が物すごくいいんですね。煙はもちろん出ないし、それから熱効率が物すごくいいから、わずかな燃料でかなり長時間燃焼する。そういったペレットストーブが大分改良されてきました。それで発電とあわせてそういった森林資源の再利用、そういうふうなものをこれからぜひ本市でもですね、お隣の川場村なんかは大分前からそういうことをやっていますけれども、バイオマスの利用の中にそういったものも取り入れてですね、森林資源の有効活用、そういうふうなものをもう一度本市で見直して、積極的に取り組んでいただければなというふうに常々思っておりますので、その辺についても、市長のお考えをお伺いできればありがたいんで、よろしくお願いいたします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 チップ、ペレットストーブ等々が大変この地域にたくさんあって有効だというようなお話で伺いましたけれども、たしか、私の記憶に間違いなければ東北大震災のときに、気仙沼に沼田市のある企業さんが持っておったペレットストーブを五十数台、震災の1週間だったか、2週間後に持ち込んだ覚えがあります。気仙沼の先にある大島という地域で電気も来ない何もないという中で、そのペレットストーブが大変有効であったと実際目の当たりにしていますので、大変参考になるなあという気がいたします。森林資源の見直しは、当然この沼田市として森林面積が80%から占めておりますので、必要なことでございますので、一所懸命研究してまいりたいと、かように考えております。 ◇12番(野村洋一君) ぜひひとつ、そのような前向きな検討でお願いしたいというふうに思います。 続きまして、小水力発電について、再質問をさせていただきます。 本市は小水力発電については、平川地区に計画を立てましたが、アクセス道路の工事費が想定外に高額なためにちゅうちょした経緯がありますが、今後も自然エネルギービジョン策定の中で、検討されていくお考えがあるのか、その辺のところをお聞かせいただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 平川で考えておりました小水力発電が採算面の中でやもなく断念した経過がございますが、現在も小水力に関しましては検討を継続して行っております。 ◇12番(野村洋一君) 小水力の、発電の要するに出力はそんなに大きくないんですけれども、とにかく1日中、四六時中発電ができるというメリットがありますので、これはなかなか捨てがたい発電施設かなと、こんなふうに思っております。それで、こういった小規模な発電施設、これは単体で考えないで、やはり太陽光発電なんかと抱き合わせというか、一緒に考えて使っていく。そうすることによって、それぞれの短所を補うような形の発電施設になるのかなと、こんなふうにも考えております。それで、小水力で平川の場合は、とにかくアクセス道路に、予想していた以上に工事費がかかるということで、市長ちゅうちょなされたというふうに考えておるんですけれども、平川に限らないで、沼田市はめぐり全部川ばかりですから、それから農業用の水路もありますし、やろうと思えばいろいろな場所で調査を重ねていけば、きっと小水力に適した、そういった場所があろうかと思います。ですから、ぜひとも小水力については、ただいま市長が御答弁していただいたように継続してですね、検討を重ねていっていただければなと、そんなふうにも思います。 それと、この小水力の場合はですね、地域のコミュニティーの要するに電源として考えた場合には、非常に有効かなというふうな考えもありますので、その辺もあわせてですね、今後いろいろな角度から検討していただければと思いますが、再度その辺のところを、市長のお考えをお聞かせいただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 野村議員の御指摘のとおり、いろんな面、そして複合的な面等を考えながら研究してまいりたいと思います。 ◇12番(野村洋一君) 次にですね、地熱について何点か再質問をさせていただきたいと思います。 地熱についてはですね、確かに掘削調査といったことに、地熱で発電所をつくるということになると膨大な費用がかかる。それと、近くに温泉があった場合は、その温泉権の権利者のほうからなかなか賛同が得られない、いろいろなそういった問題点があろうかと思います。 そこで、大規模な地熱の発電でなく、小規模な地熱の発電、こういったことも、インターネットなんか見るとバイナリー発電、小規模でも導入可能。これは、このバイナリー発電はたまげたんですけれども、沼田市の自然エネルギー研究会でも、このバイナリー発電は小規模でも導入は可能であり、製品開発も進んでいることから導入の可能性があるというふうに、あの自然エネルギー研究会で報告書の中に出しているんですね。これについて市長のお考えがありましたらお聞かせいただきたいと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 地熱発電は小規模でも可能であるというようなことでございますので、これも研究してまいりたいと、かように考えております。 ◇12番(野村洋一君) それとですね、地熱の発電で沼田市が、どこか公共施設の融雪に地熱を利用するということで、たしかサラダパークにそういった施設を設置したと思うんですけれども、今後そういったことをいろいろな場所で検討していく考えがあるのか、その辺のところをちょっとお聞かせいただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問には、所管の部長に答えさせますのでお願いいたします。 ◇市民部長(諸田 裕君) 命によりお答え申し上げます。 ただいま野村議員さんの御質問の中で地熱発電ということでございますけれども、エネルギーを所管しております担当課においては、地熱発電と地中熱発電という、地中熱利用ということで使い分けておりまして、地熱発電につきましては、おおむね200度以上、要するに温泉であれば源泉の温度が200度以上のものについて地熱発電の活用が図られる可能性があるということでですね、地熱発電所につきましては、ちょっと当市に設置するのは難しいのかなというふうに考えております。ちなみに老神温泉の源泉温度につきましては高いところで65度というふうに聞いております。そういたしまして、先ほど御提案のありましたバイナリー発電というものにつきましては、80度以上の温泉温度が必要だというようなことでですね、そのバイナリー発電につきましては、直接タービンを回すものではなくて、中間にそういった介在のもの、蒸気を、地熱を利用してですね、中間でその蒸気を利用した形の中でタービンを回すというようなことがバイナリー発電と言われているわけなんですけれども。したがいまして、地熱発電というような形でのちょっと検討は難しいのかなというふうに考えております。 野村議員さんがおっしゃいました地中熱の利用につきましては、今年度利根しゃくなげの湯の敷地内において、温泉の熱というのですかね、温泉水を利用した形の中での試験的な実施を試みようと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◇12番(野村洋一君) 御答弁いただきましてありがとうございます。 利根町での融雪というのがしゃくなげなんですね。それと、先ほど部長が御答弁いただいた地熱発電のバイナリーの件なんですけれども、実際には50度以上あれば発電が可能なんですね。それは老神温泉の場合は65度からあるとするともっと理想的で、それは温泉の源泉に影響を与えない、完全に温泉のお湯をですね、先ほど部長がお話しした機械に入れて、それで発電する、そういうシステムなんですね。ですから、最近電気自動車で市内に観光に来る県外の観光客の方もいらっしゃいますので、私は、老神温泉なんかは試験的にですね、バイナリー発電で充電のできる、要するに施設、そういうふうなものを試験的に1カ所ぐらいは市でつくったらどうかなと、こんなふうに考えておるんですが、その辺のところ市長、お考えがあったらお願いしたいと思うのですが。 ◇市民部長(諸田裕君) 私どものほうもバイナリー発電につきましては、野村議員さんの御意見を参考に今後とも研究に向けてですね、対応していきたいというふうに思ってます。また、サラダパークのような小水力の取り組みも引き続いて研究させていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ◇12番(野村洋一君) 地熱発電はですね、よそで最近大分注目されているというか、脚光を浴びてきているんですね。というのは、5月31日に安倍総理が福島の柳津西山地熱発電所、あれを視察に行ったときにテレビの前で地熱発電の可能性に期待をかけますと。ですから、これからは地熱発電に国として大きな支援をしていきますというふうな話をしたもんですから、にわかに地熱発電に取り組むところが今後ふえてくるのかな、そんなふうに感じています。ですから、確かにハイリスク、ハイリターンで地熱発電の場合は、本当に極端なことをいうと堀削してみなければわからないという非常にリスクの高いものですから、簡単にはできない。それはわかるんですけれども、地熱発電は非常にCOの削減にもなるし、安全面からいくと、化石燃料でボイラーたいて発電するというふうな発電所と比べたら、本当に安全で自然循環が非常にいい、熱の再利用、そういうふうなものもいろいろに考えられます。特に農作物にとっては非常に地熱の余剰熱、これを使ってですね、ハウス等の要するに熱供給、そういうふうなことから、さまざまな余熱の再利用が考えられます。ですから、全く地熱は沼田にはちょっと無理だよというふうにはなっから考えないで、これはこれで沼田市としてですね、ぜひ我慢強くといいますかね、継続して検討をしていただければというふうに思いますので、再度その辺のところを市長、御意見をお聞かせしていただければと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答えいたします。 ハイリスク、ハイリターンであるというけれども、自然的に循環するので大変よいということでございますので、諦めずに、継続的に検討してまいりたいと思います。 ◇12番(野村洋一君) ありがとうございます。ぜひそのように継続して、検討の中に地熱発電も入れてお考えになっていただきたいと、こういうふうに思います。 私は今回、この再生可能エネルギーの拡大について、自然エネルギーの地産地消ということで、この項目にかなり意気を感じて質問させていただきました。これは私が冒頭、第1回目の質問でも申し上げましたが、2011年の3・11の大事故で本当に福島が大打撃を受けて、大変なことが起きて、本来起きないというものが起きてしまった。ですから万が一が起きたんですね。ですから私は、沼田市は安心で安全なエネルギーに取り組んでいくまちなんだよと。子供や孫にそういった安心・安全なまちを引き継いでいくんだよというふうな思いが非常に強いんです。これは私事になりますが、先月5月の中旬に帰還困難区域といわれる何町か、葉町、それから大熊町、それから双葉町、浪江町、この辺のところを自分で今の現地の状態がどんな状態なのか見てきました。3時間余り車で探索をしましたけれども、犬1匹、猫1匹いませんでした。もちろん人間もいません。いるのはガードマンだけで、これは本当に言葉では言いあらわせない大変な衝撃を受けました。ですから、私は少なくとも沼田市は原子力再稼働、こういったことについては反対だという姿勢を、貫いていけるような姿勢を横山さんに望むところでありますが、この項目の最後にですね、そういったことの自然エネルギーのこと、それから、福島で今起こっている大変不幸なことを踏まえた原子力のことについて、横山さんのお考えをお聞かせいただければありがたいので、ぜひひとつ、お願いしたいと思います。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問にお答え申し上げます。 自然エネルギーで充足できる沼田市ができあがればいいなと、かように考える次第でございます。 ◇12番(野村洋一君) ありがとうございます。ぜひ市長にそういった思いやりのある沼田市政を貫いていただければありがたいですので、これからもよろしくお願いいたします。 それでは、沼田市の子育て支援について、何点か再質問をさせていただきます。 沼田市の子育て支援、切れ目のない子育て支援、これをもう少し踏み込んだ具体的な御答弁をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◇市長(横山公一君) ただいまの野村議員の御質問に、所管の部長に答えさせます。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) 命により野村議員の御質問にお答え申し上げます。 先ほど市長が1回目の御答弁で申し上げましたように、出産前後の妊産婦の支援について検討を行っているというふうに御答弁申し上げたわけでございます。これにつきましては、若い世代の結婚、出産、子育ての切れ目のない支援を実現するため、充実するためのものとして考えておりまして、子供に対する、子育てに対する不安や悩みが決して少なくないという前提から考えた内容でございます。具体的には、妊産婦の支援体制の構築という意味で、産前産後をサポートすること、ないしは産後ケアの内容を盛り込んで検討を重ねているところでございます。 以上です。 ◇12番(野村洋一君) 私たちが若い人からよく言われるんですけれども、じいちゃん、ばあちゃんが近くにいる人はいいんですよ。子供が産まれて、それでじいちゃん、ばあちゃんのところへ行けば、じいちゃん、ばあちゃんがそれこそ嬉しくて、もう取り上げて離さないような騒ぎで子守をしてくれる。でも、そういった若い人たちばっかりではなくて、御両親がいない人もいるし、いても遠くで見てもらえない、こういう若い人たちがですね、出産の前と、それから出産の後ですね、これ本当に1日に午前中2時間ぐらい、あるいは夕方2時間ぐらい家に来て面倒を、要するに面倒っていうかサポートですよね、してくれる人がいると本当に助かる。いろいろお話ししていましたら、そういった支援の、サポートの要するに支援体制があるとですね、外国はみんなそうらしいんですけど、まず、お産で入院しても、入院する日数がものすごく少なくて済むんですね。ですから、言いかえるとお金がかからなくて済むんです、逆に言うと。そういった、いわゆるベビーシッター的なフォローをしてくれる人が、しかもそれも高額だととても頼むことができないんで、さほど負担にならない程度の料金で午前中2時間、あるいは夕方2時間ぐらい家に来て子供の面倒を見ていただけたり、それから家事や、それから買い物ですね、そういったものなんかのサポートをしてくれる人。また、子供がいるから自分の好きなものを買いに行けない、そのとき、その間だけでも子供を見てくれるおばさん、優しいおばさんがいれば非常に助かるんだよねっていう、そういう声を大分あちこちで聞くんですよね。ですから、本市ではそういった検討がされているようなんですけれども、具体的にどんなふうに今検討されているのか、わかったら教えていただければと思います。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) 先ほど申し上げました一つの、産前・産後ケアサポート事業についてでありますが、これについては助産師等を配置することによって、妊産婦の方々の孤立感や育児不安を解消するためを目的、考え方として行うものでございます。それからもう一つ、産後ケア事業として申し上げましたのは、これは市内の医療機関等で空きベットが生じていた場合を想定して、それらを活用する施策として考えております。出産直後の休養ですとか、あるいはケアを必要とする場合の産婦さんにそこで休んでいただけるような、サポートできるような体制を考えているところでございます。 以上でございます。 ───────────────────────────── ◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。 午前11時59分休憩 ───────────────────────────── 午後1時00分再開 ◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ───────────────────────────── ◇12番(野村洋一君) 部長にもう一度、本市のベビーシッターの内容について、もう一度ちょっとお願いしたいと思います。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) ベビーシッターの件についてでございますが、先ほど市長が御答弁で申し上げましたように、ベビーシッターの活用は大変有効な手立てであろうというふうにお答え申し上げました。現在は、先進例としてでありますけれども、高崎市が進めております、産後ママヘルプサービスというようなものを参考にしながら、沼田市でも導入できないかについてを検討しているところでございます。 方法といたしますと、委託することになろうかとは思いますけれども、今後、申請する方式だとか、あるいは、その実施の方法について、今後さらに研究を進めてまいろうと思っております。 以上です。 ◇12番(野村洋一君) ぜひそういう方向で進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 それからですね、本市の子育てコンシェルジュの利用状況、それとその中で見えてきた課題やニーズ、そういったものがありましたらお聞かせいただければと思いますが。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) 子育てコンシェルジュは、この27年度から新たに始めた事業でございます。子ども・子育ての総合窓口としての位置づけで始めたものでございまして、利用者支援専門員1名を子ども課に置いて、親御様からの多様なニーズにお応えするというのが趣旨でございます。実質的には、先ほど議員さんがおっしゃられましたような、課題、ニーズというところまではちょっと踏み込んでおりませんけれども、現実的な問題といたしまして、子育てに関する相談をお受けし、その相談の内容によって関係する機関におつなぎするというのが実態でございます。 以上でございます。 ◇12番(野村洋一君) ありがとうございました。 それではですね、ファミリー・サポート・センターについてですね、少し具体的な説明をいただければと思うんですけれども、よろしいですか。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) ファミリー・サポート・センターについてでございますが、子供を預けたいときに御利用いただくために設置した機関でございまして、子育てを手伝ってほしい方と子育てを手伝いたい方が会員となって、一時的な子供のお世話を有料で行うシステムでございます。現在のところ、うまく機能していると考えております。 以上でございます。 ◇12番(野村洋一君) 子育て支援についてですね、シルバー人材センターなんかのお手伝いを、シルバー人材センターの人たちに何かお手伝いをしていただくというような、そんなようなことは本市では検討されているんですか。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) 子育てに関してのシルバー人材センターの利活用ということでございますが、現時点では考えてはございません。 以上でございます。 ◇12番(野村洋一君) シルバー人材センターもですね、割合に一所懸命若い人の援助、支援、そういうふうなものを本気でしてやりたいというふうに考えている方、要請があればいつでもお手伝いしますよ、出向きますよというような人たちがいらっしゃいますので、その辺のところも、今度本市としても、子育て支援の切れ目のない支援の中に、シルバー人材センターの活用なんかも組み入れた検討をぜひしていただければなと、こんなふうに思います。その辺のところを御答弁いただいて、私の一般質問を終わりにしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◇健康福祉部長(下 宏一君) 子育て支援に関する内容につきましては、これも市長が一番初めに御答弁申し上げたことだと思いますが、結婚・出産・子育てに至る切れ目のない支援といいますのは、これから沼田市が力を入れていかなければならない分野だと思っておりますので、あらゆる手段、先進的な例を組み込んで、今後ともさらに充実していけるように考えていきたいと思っております。 以上でございます。 ◇議長(星野 稔君) 以上で一般質問を終了いたします。 ──────────────◇────────────── 第2 散 会 ◇議長(星野 稔君) お諮りいたします。 18日から22日までは、委員会審査等のため休会したいと思います。 これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、18日から22日までは、委員会審査等のため休会することに決しました。 以上で本日の日程は、全て終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。 次の会議は23日午前10時に開きますから御参集願います。 本日は大変御苦労さまでございました。 午後1時07分散会 |
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