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平成27年第4回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
. . . 平成27年第4回沼田市議会定例会会議録

平成27年9月1日(火曜日)

議事日程 第1号
平成27年 9月 1日(火曜日)午前10時04分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 報告第 9号 専決処分報告について
第 4 議案第56号 市道路線の認定について
第 5 議案第57号 市道路線の変更について
第 6 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
第 7 議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
第 8 議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について
第10 議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
第11 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
第12 議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
第13 議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について
第14 議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第15 議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第16 議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第17 議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第18 議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
第19 議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第20 議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第21 議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 報告第 9号 専決処分報告について
第 5 議案第56号 市道路線の認定について
    議案第57号 市道路線の変更について
               以上2件一括上程
第 6 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
第 7 議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
    議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
               以上2件一括上程
第 8 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について
    議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
               以上2件一括上程
第 9 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
    議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
    議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について
    議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
    議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
    議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
               以上11件一括上程
第10 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(20人)
       1番  林  清史君      2番  永井 敏博君
       3番  桑原 敏彦君      4番  茂木 清七君
       5番  中村 浩二君      6番  坂庭 直治君
       7番  星野 妙子君      8番  金子 浩隆君
       9番  井上  弘君     10番  高柳 勝巳君
      11番  髙山 敏也君     12番  野村 洋一君
      13番  久保 健二君     14番  小野 要二君
      15番  大東 宣之君     16番  井之川博幸君
      17番  大島 崇行君     18番  大竹 政雄君
      19番  星野  稔君     20番  星野佐善太君
欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   副 市 長       上原 訓幸君
   総務部長       田村 博史君   市民部長       諸田  裕君
   健康福祉部長     下  宏一君   経済部長       栃原 豊彦君
   都市建設部長     内山 日朗君   総務課長       小林 信博君
   会計管理者兼会計局長 片野  肇君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       小池 龍実君   庶務課長       狩野 裕子君
   監査委員事務局長   松井 玲子君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時04分開会
◇議長(星野 稔君) ただいまから平成27年第4回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(星野 稔君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 市長より、沼田都市開発株式会社の経営状況についてが、また、沼田市監査委員金井章二、大島崇行の両氏から、随時監査等結果報告書並びに例月出納検査結果報告書が、それぞれ地方自治法の規定に基づき、議長宛てに寄せられております。
 本日その写しをお手元に配付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
 次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分として、公用車による物損事故に係る損害賠償額の決定及び公用車による人身事故に係る損害賠償額の決定について、また、公用車による物損事故に係る和解及び損害賠償額の決定についての報告がございました。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(星野 稔君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から9月18日までの18日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から9月18日までの18日間と決定いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(星野 稔君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、星野妙子議員、金子浩隆議員、井上 弘議員の以上3名を指名いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第4 報告第9号 専決処分報告について
◇議長(星野 稔君) 日程第3、報告第9号 専決処分報告についてを議題といたします。
 報告書の朗読を省略し、直ちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました報告第9号 専決処分報告、平成27年度沼田市一般会計補正予算(第2号)につきまして、御説明申し上げます。
 本補正予算は、去る7月29日夜から30日未明の集中豪雨により被害を受けた施設の早期復興を図るため、農林水産施設及び土木施設の復旧を目的とした経費に限定し、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,600万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ215億5,656万4,000円としたものであります。
 補正予算の内容につきまして、その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第11款 災害復旧費は、7,600万円の追加でありますが、農林水産施設災害復旧費では、農林水産施設の災害復旧に係る機械借上料、改修工事費などの計上であります。
 また、同じく土木施設災害復旧費では、土木施設の災害復旧に係る修繕料、測量設計業務委託料、災害復旧工事費などの計上であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第12款 分担金及び負担金は、71万円の追加でありますが、農林水産業費分担金で、災害復旧に係る土地改良事業費分担金の計上であります。
 第18款 繰入金は、7,529万円の追加でありますが、財政調整基金繰入金の追加であります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、報告のとおり御承認くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております報告第9号については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、報告第9号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより報告第9号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第56号 市道路線の認定について及び
       議案第57号 市道路線の変更について
                     以上2件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第4、議案第56号 市道路線の認定について及び日程第5、議案第57号 市道路線の変更についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第56号 市道路線の認定について及び議案第57号 市道路線の変更について、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第56号 市道路線の認定について御説明申し上げます。
 今回認定する塚田13号線につきましては、宅地造成に伴い新設された道路を市民の方から御寄附をいただき、市道認定するものであります。
 続きまして、議案第57号 市道路線の変更について御説明申し上げます。
 今回変更する2路線のうち、薄根北踏切西通り2号線につきましては、宅地造成に伴い新設された道路を御寄附いただき、既存市道を変更するものであります。
 栄和通り線につきましては、既存市道の延長上にある現況道路部分を市道とするため、その延長を変更するものであります。
 以上、2件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。 
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第56号 市道路線の認定について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第57号 市道路線の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第56号及び議案第57号の以上2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号及び議案第57号の以上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第56号 市道路線の認定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第57号 市道路線の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
◇議長(星野 稔君) 日程第6、議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について御説明申し上げます。
 この条例は、グリーンベル21に出店するテナントに対し、改装等に要する費用を補助することにより、市民生活の利便性と雇用を確保するとともに、地域経済の活力と商店街のにぎわいを創出することを目的として、必要な事項を定めるものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。15番。
◇15番(大東宣之君) グリーンベル21に対する出店の補助に対しては、これまでは要綱で対応されてきたと思うんですが、今回改めて条例制定される理由は何なのか、教えていただきたいと思います。
 それからですね、今議会の中で、補正予算で1億円の補助金については、全額削減をするということが提案されておりますが、今回この条例を制定してもですね、ある意味裏づけとなる財源はどういうふうに考えておられるのかお聞かせいただければと思います。
 それとですね、施行日が書いていないわけで、この条例の施行日が書いてないわけですが、一体いつからこの条例が施行されるのか教えていただければと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの大東議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、今回条例化する理由についてということでございますけれども、6月定例会の一般質問におきまして、このグリーンベル21出店促進事業費補助金にかかわりまして、さまざま御意見を頂戴したところでございます。その御意見を踏まえまして、部内でも検討させていただいたところでございます。その結果、この補助金につきましては、今回の補正予算におきまして、全額減額をさせていただくということでございます。また、それとともに今後グリーンベル21を複合施設として利活用するに当たりまして、不可決となりますテナント出店を促進するための支援策として、出店テナントの改装等に要する費用を補助する内容の条例を提案させていただいたということでございます。一般質問での御意見、真摯に受けとめさせていただきまして、今後議会の御意見もいただいた中でですね、この条例を制定することによりまして、出店希望者に対して支援を実施するとの市の姿勢を示すことで、今後のテナント誘致の促進につなげていきたいということで考えておるところでございます。
 また、2点目の予算計上した予算を減額するということで、今後どのように対応するのかということでございますが、今回条例を制定させていただきまして、今後具体的にテナント誘致、募集するに当たりましてですね、具体的に市の支援策を明確にしていくと。具体的になった時点ではですね、改めてその時点で、改めて補正予算のほうは計上をさせていただきたいという考え方でございます。
 また、最後の施行日、施行期日の関係でございますけども、これにつきましては、議決をいただいた後、速やかに交付手続きをとりまして、交付をしていきたいということで考えております。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) 今回の出店の補助額については、従前の要綱で対応していたものと同じではないかというふうに思いますので、まずその点について確認をさせていただきたいのと、例えばですね、サティが開業していた当時、1階の食品売場がありましたよね。大体その面積ぐらい、そこと同じ場所に出店をする際にはですね、どれくらいの補助金になるのか、大まかで結構ですので、もしわかれば教えていただければというふうに思います。
 それと、実際この条例が制定をされたら、議決された後はですね、施行していきたいということですので、実際その出店、テナントの出店募集というのは、この条例が議決されたら、直ちに募集をかけていくのかどうか教えていただければと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) 御質疑にお答え申し上げます。
 まず、1点目の補助金の額ということでございますが、現要綱で定めております内容と同様の内容で条例のほうでも規定をさしていただいております。今回条例の第5条におきまして、補助金の額は出店面積に1平方メートル当たり2万円を乗じて得た額と、実際に支出した額のいずれか少ない額に2分の1を乗じて得た額。千円未満の端数があるときはその端数を切り捨てた額ということで、1平方メートル当たり1万円が上限になるといことで規定をさせていただいているところでございます。
 また、2点目の具体的にこれまで1階に出店していたものと同面積のものが出店した場合の補助金の金額ということでございますけれども、これにつきましては、Aコープの例で申し上げますと、Aコープが1階に出店していた時点で、その面積でございますけれども、これが2,172平方メートルでございました。ということでございまして、今回のこの規定に当てはめますと、2,172万円という補助金の額になるということでございます。
 それと3点目、この条例が議決後、テナントの募集は直ちに行っていくのかということでございますが、今後Ⅰ街区につきましては、利活用計画の決定、さらにはその後の基本設計、また、実施設計、こういった手順を踏んで実際に改修工事に入っていくということでございます。
 こういったスケジュールを踏んでからという形になりますので、直ちに募集を行う状況にはないということでございます。これらの今後の改修に向けた、リニューアルに向けた手続きを経る中で一定の時期に、まとまった段階でですね、募集、誘致を図っていくという形になるということで御理解いただければと思います。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) たしか今月、9月末ぐらいにグリーンベル21の建物調査の結果が出るんではないかと。それに基づいて、今後修繕なり対応していかなくてはならないところの計画を立てて、また、例えば部長がお答えいただいたように、利活用の計画を立てていくということになるとですね、実際グリーンベル21が使えるというか、テナントの募集をかけたり、実際何らかの形で使えるようになる、活用できるようになるというのは、大体どれくらいをめどとして考えておられるのか。この出店に対する補助の関係ですので、一定程度のめどが立った時点で募集をかけられるのではないかと思いますが、利活用が大体どれくらい先というか、どれくらいの時期を考えておられるのか。また、募集はそれに対してどれくらいのころからやるのか。多分前に、多分やるんじゃないかと。例えば来年の1月から使えるよっていうことになれば、その前から多分募集をかけられるんだとは思うんですけれども、大体どれくらいのめどで募集をかけていかれるのか、実際使えるめどとしてはどれくらいを考えておられるのか、お聞かせいただければというふうに思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 先ほどお答えさせていただきましたとおり、今後利活用計画の決定の後に基本設計、あるいは実施設計等を行う。その後に改修工事に入っていくということでございますので、実際にテナントが入って改修を行うという時期につきましては、当然その基本設計等、あるいは実施設計等もですね、おおむね1年なり、あるいは1年半、これまでの他市の事例を見てもですね、かかっておる状況でございます。その後に改修工事という形になります。これも他市の事例等を見てもですね、やはり改修工事に1年ほど要している事例がございます。そうしたことを踏まえますと、早くてもですね、オープンについては、平成30年以降という形になろうかと思いますので、その時期、あるいは実際にはですね、その改修工事等とあわせて募集した出店者が改修工事を行うという形になろうかと思いますので、時期とすれば、おおむねで大変恐縮でございますが、現在、今後の設計等の進捗状況等もございますので、明確にお答えすることはできませんけれども、そういった基本設計、あるいは実施設計等にやはり一定期間必要になるということで御理解いただければと思います。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。5番。
◇5番(中村浩二君) 先ほどの大東議員と同様の質疑になろうかと思いますけれども、当初予算の1億については今回減額という形で提案されているようでございます。先ほどのAコープ、前の2,172平米という形で部長より報告がありましたけども、あのグリーンベル21の規模、面積を見るとですね、相当でっかい平米でございます。このグリーンベル21に対しての出店数をどのくらい見込んでいるのか、予定でわかれば教えていただきたいと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの中村議員の御質疑にお答え申し上げます。
 出店数をどのくらい見込んでいるかということでございますが、これはまだですね、具体的に申し上げられる段階ではございません。今後利活用方針を決定する中でですね、どの程度の商業施設の面積を入れるのかということで、今後利活用方針の決定に基づいて、基本設計等を行っていく中でですね、具体的に商業施設としてどのくらいの面積を備えるのかという形になりますので、その面積に応じた形で募集をかけていくということになりますので、具体的に何店舗等を目安に募集をするのかということにつきましては、現時点では明快にお答えすることはできません。
 以上でございます。
◇5番(中村浩二君) わかりました。
 それとですね、今回要綱からこの条例への格上げという形の提案でございますけれども、この6条のですね、開店の日から5年以上の事業を継続しなければならない。この5年についてですね、今まで経営状態のよかったときの店舗については、こういう規定も当てはまるかと思うんですけれども、その後の1階ですか、あそこに店舗が入れかわった時点では、なかなか5年という形での継続期間はなかったかと思いますけれども、この5年に対する、5年と定めた根拠についてお伺いいたします。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの中村議員の御質疑にお答え申し上げます。
 第6条で事業者の責務という中でですね、開店の日から5年以上事業を継続しなければならないという形で定めさせていただいておりますが、やはり出店していただいた後にですね、やはりこれは出店に際して補助金を公費として出すわけでございますので、やはり5年間は確実に事業として見込んでいただける、そういった出店者を募集していきたいということでございます。やはりあそこにぎわいを取り戻してですね、市民の皆さんの利便が向上するという形になりますと、やはり短期間で出店する事業者を入れるということにはなりません。そういった形でですね、最低5年はそこで事業を継続していただく。それはとりもなおさず、公費として出店に際して補助金を出すということからしてもですね、やはり最低限5年はそこで事業活動を展開していただいて、沼田市の活性化のために寄与していただきたいと、そういうことから5年という形で規定をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。
◇5番(中村浩二君) それではですね、先ほどAコープ、2,172平米、この条例の案でいきますと、平米当たり2万円を乗じて2分の1ということで、2,172万円という説明がございました。これにつきましては、面積でこの金額が出ているわけでございますけれども、なおかつ、そのほかにですね、実際に支出した額、この比較との関係で1,000円未満の端数があるときは切り捨てて、その額のどちらかという提案、5条でございます。確認の意味で、この上限額がなく、あくまでも平米とこの支出したいずれか2分の1を乗じた額ということで、上限額がないということで確認させていただきたいと思います。
 よろしくお願いします。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 あくまでもこれは、こちらの条文にあるとおりでございまして、1平米当たり2万円、あるいは、実際に支出した額のいずれか少ない額の2分の1ということで、これは上限の、出店に当たっての総額としての上限はございません。あくまでもこの平米当たりの単価を基準として補助金を支出するというものでございます。
 以上です。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第58号については、会議規則第36条第1項の規定により、グリーンベル21特別委員会へ付託の上、審査することにしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号については、グリーンベル21特別委員会へ付託の上、審査することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について及び
       議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を
              改正する条例について
                     以上2件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第7、議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について及び日程第8、議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について及び議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律の公布、施行に伴い、関連する沼田市税条例の一部改正を行うものであります。
 改正の主な内容は、市民税においては、地方税法で、外国法人の恒久的施設の定義が新設されたことに伴う改正、個人市民税所得割の課税標準の改正に伴う所要の改正など、また、所得税法において、扶養親族等申告書に記載する扶養親族等が日本国外に居住する場合、それを証する書類の提出が義務づけられたことによる、項ずれに伴う規定の整備であります。
 固定資産税については、独立行政法人労働者健康福祉機構法の一部改正により、当該法人が改称されたことに伴う条文の改正、さらに従来、国が一律に定めていた政策減税の軽減割合を、自治体が自主的判断で条例規定できるとする特例規定、地域決定型地方税制特例措置(通称わがまち特例)について、新築のサービスつき高齢者向け賃貸住宅に係る税額の減額措置を新たに導入したことによる改正であります。 
 また、市たばこ税関係においては、旧3級品の製造たばこに係る特例税率の段階的廃止に伴う既存の規定の削除と経過措置の規定、販売のために所持する旧3級品の製造たばこの手持品課税の実施と経過措置の規定であります。
 続きまして、議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、平成25年条例第36号による附則第15項(条約適用配当等に係る国民健康保険税の課税の特例)の改正について、租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律の一部改正の施行期日に合わせて施行するよう改めるものであります。
 以上、2件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第59号及び議案第60号の以上2件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号及び議案第60号の以上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第59号 沼田市税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第60号 沼田市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出
              決算の認定について及び
       議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定
              について
                     以上2件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第9、議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び日程第10、議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についての2件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 平成26年度における我が国経済は、前年から続く政府の経済対策や海外経済の回復などにより、雇用を中心に緩やかに持ち直しているものの、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減とその後の回復のおくれが個人消費や住宅投資で見られるなど、一部に弱い動きが続いた1年でありました。また、長く続いた景気低迷から緩やかであっても着実に景気が回復をする中で、中小企業や地方経済への影響はいまだ限定的であり、中山間地の地方都市にあっては、景気回復には、まだ時間を要するとされているところであります。
 また、沼田市第五次総合計画の後期の第3年次として、将来像である「水と緑の大地 田園空間都市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「安全・安心」、「教育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」及び「エネルギー・環境」を5つの柱とし、市民生活に直結する事業を重点に、市民との連携・協働を推し進め、創造性豊かで明るく元気なまちづくりを目指し、諸施策を進めてきたところであります。
 また、中山間地域に位置し財政力の乏しい本市にとって、効率的な行政運営と財政の健全化は重要な課題であり、現在も厳しい財政状況ではありますが、市民の皆さんにも御協力をいただきながら、誇りと愛着を持てる「明日の沼田市」を実現するため、今後も引き続き行財政改革を進めるとともに、めり張りのある積極的な市政運営を推進していかなければならないと考えております。
 それでは、議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、地方自治法第233条第1項の規定により、会計管理者から別冊決算書の提出がありましたので、同条第2項の規定により、監査委員の審査に付したものであります。
 このたび、8月17日付をもちまして、監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をいただきましたので、同条第3項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであります。
 監査委員におかれましては、綿密な御審査をいただき、この間の御労苦に対し、心から感謝申し上げる次第であります。
 なお、平成26年度の決算書とともに、同条第5項の規定により、主要な施策の成果報告書を、また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、健全化判断比率等報告書をあわせて提出させていただいたところであります。
 平成26年度の一般会計歳入決算額は230億3,406万6,876円、歳出決算額は222億335万3,199円でありまして、歳入歳出差引額は、8億3,071万3,677円で収束したのであります。
 まず、歳出決算について御説明申し上げます。
 平成26年度の歳出決算額は、前年度決算対比で7億960万753円、3.3%の増となっております。
市制施行60周年記念事業につきましては、記念式典を開催し、市の発展に貢献された方々を顕彰し、未来に向けてさらなる飛躍を誓うとともに、記念誌「60年のあゆみ」を発行したのであります。
 コミュニティー活動の推進につきましては、各町と一般行政事務の委託契約を締結し、行政情報の周知徹底を図るとともに、コミュニティー活動の拠点である住民センターの新築改修及び各種コミュニティ事業への助成を行ったのであります。
 企画管理につきましては、市制施行60周年を記念し、エコーはがきを作成するとともに、「水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金」の増額を図るため、寄附者に対し、謝礼として特産品等を贈呈したのであります。
 消費行政推進につきましては、消費生活センターで相談事業に取り組み、消費者保護の円滑な推進を図るとともに、消費生活に係る情報提供や啓発活動を行ったのであります。
 生活行政につきましては、市町村乗り合いバスの運行やアップル号の運行支援により、市民の移動手段として公共交通の確保に努めるとともに、人権相談及び行政相談事業を実施したのであります。
 市民協働推進につきましては、市民活動センターの運営と自主事業等の開催により、協働のまちづくりを推進したのであります。
 社会福祉対策につきましては、少子・高齢社会に対応した諸施策の充実・推進を目指し、国・県の施策に相まって、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会など関係団体の協力を得て、事業の推進に努めたのであります。
 老人福祉対策につきましては、生き生き長寿のまちづくり計画に基づき、生きがい対策事業で、敬老バスカード助成の実施、介護予防・生活支援事業では、在宅介護支援センターの運営を推進し、介護保険特別会計へ所要の繰り出しを行い、事業の推進を図ったのであります。
障害者福祉対策につきましては、障害者総合支援法に基づく自立支援給付としての介護給付事業及び訓練等給付事業、また、地域生活支援事業としての地域活動支援センター事業や各種事業の継続、充実により障害福祉の向上に努めたのであります。
児童福祉対策につきましては、児童手当支給事業、子育て世帯臨時特例給付金給付事業、児童の安全確保及び保育の体制整備と充実を図るために民間保育所の施設整備や運営に対する補助、また、一時預かりなどの多様な保育ニーズに対応するため各種特別保育を実施するとともに、放課後児童健全育成事業や家庭児童相談事業などにおいて、保護者の就労支援と児童の健全育成に努めたのであります。
 母子福祉対策につきましては、児童扶養手当支給事業、母子家庭等対策総合支援事業などの実施により、ひとり親家庭の福祉の充実と自立支援に努めたのであります。
 生活保護対策につきましては、年々増加する要保護者の生活維持や自立の助長、住宅手当緊急特別措置事業によるセーフティーネット機能の充実に努めたのであります。
 疾病予防対策につきましては、結核健康診断、定期予防接種、成人の風疹予防及び高齢者の肺炎予防等の任意予防接種の実施により感染症対策に努めたのであります。
 母子保健事業につきましては、妊婦及び乳幼児の健康診査、不妊治療費助成、訪問指導などを効果的に実施したのであります。
 環境対策につきましては、地球温暖化対策を推進するとともに、エネルギー対策として、住宅用太陽光発電等の普及促進や環境教育施設整備事業を展開したのであります。
 放射性物質汚染対策につきましては、本市除染実施計画に基づき、引き続き環境汚染対策に取り組んだのであります。
 塵芥処理につきましては、循環型社会の構築に向けて沼田市環境保健協議会や市民の協力を得て、家庭ごみ減量化の推進、有価物集団回収奨励事業、分別回収による資源リサイクルに取り組んだほか、最終処分場の適切な管理に努めたのであります。
 し尿処理につきましては、沼田市外二箇村清掃施設組合衛生センターにおける円滑な運営と、公衆便所の衛生保持に努めたのであります。
 水道事業につきましては、水道事業会計に対して所要の出資を行うとともに、簡易水道事業における安全・安心な給水を維持するため、簡易水道事業特別会計に繰り出しを行い、主要なライフラインの確保に努めたものであります。
 労働対策につきましては、新規学卒就職者研修会、就業援助相談、緊急雇用創出等基金事業などに取り組み、優秀な人材と労働力の確保に努め、地域への定着と雇用の安定を図ったのであります。
農業振興につきましては、農業委員会等との連携を図りながら、優良農地の確保及び農地の流動化の推進に努めるとともに、認定農業者等を初めとする各種団体が、基盤強化や経営能力の向上を図るための農業近代化資金利子補給事業などを実施したのであります。また、米穀の受給調整推進のため、経営所得安定対策を実施したのであります。さらには、農業者の所得向上を図るため、農産物のブランド化及び6次産業化の推進を行ったのであります。
また、豪雪による被害のあった農業施設には、農業者に対し、緊急的な支援を実施したのであります。
農業基盤整備につきましては、老朽化した堀廻地区のため池改修事業などに対し事業費負担を行うとともに、橋場地区において野生動物侵入防止柵整備を実施したのであります。
農村環境整備につきましては、農地・水・保全管理支払交付金事業を実施し、農地・農業用施設及び農村環境の保全に努めたほか、山村振興では、中山間地域等直接支払事業を実施するとともに、サラダパークぬまたや南郷の曲屋の管理運営に努め、農村と都市の交流を通して地域の活性化を図ったのであります。
林業振興につきましては、森林整備担い手対策事業により林業従事者の確保と森林整備の推進を図るとともに、有害鳥獣による農林業被害の防止に努めたのであります。
 商業振興につきましては、沼田商工会議所、沼田市東部商工会などの団体が実施した事業及び運営費に対する援助を初め、商店街の活性化を図るため各種イベントに補助するとともに、街路灯の電気料及びLED改修等に助成し、明るく安全な商店街の維持に努めたのであります。
 まちづくり支援事業において、長年の懸案であったグリーンベル21を市民共有の資産として有効に活用するため、全ての権利を取得するとともに、今後の利活用について検討を行ったのであります。
 工業振興につきましては、工業経営合理化事業及び木材需要奨励事業を初め、地場産業振興のため、工業関係団体の事業運営に対し支援するとともに、中小企業者による新製品・新技術等の開発研究費の一部を助成し、地域産業の育成と振興に取り組んだのであります。また、産業の集積による地域経済の活性化と雇用の拡大を図るため、企業誘致に努めたのであります。
 観光振興につきましては、玉原高原などにおける施設整備や維持管理により観光客の利便性の向上を図るとともに、インターネットを初めとする各種メディアの活用、JR東日本や各関連団体と連携した観光キャンペーン、首都圏におけるマスコミへのパブリシティー活動及び旅行エージェントへのツアー造成など、積極的に誘客活動を行ったのであります。
 都市間交流につきましては、環境や防災に関する協定を結んでいる新宿区や港区、板橋区を中心に区主催のイベントや各地域センターで開催されるイベントなど、各種の行事に参加し物産の紹介やイベントの告知、季節に応じた観光案内など、首都圏に向け沼田市のPRを行ったのでのあります。
 また、平成26年5月には、長野県上田市などと続けてきた真田街道推進機構による活動が実を結び、NHK大河ドラマ「真田丸」の放送決定が発表され、本市においても劇中でどのような形で登場するか大いに期待しているところであります。
 これを機に「もうひとつの真田の舞台」である沼田市を全国に向け発信するための事業を継続してまいりたいと考えております。
 建築指導事業につきましては、限定特定行政庁として建築確認事務等を行い安全・安心なまちづくりに努めるとともに、狭あい道路整備事業により、狭道路の解消による防災面等の強化に努めたのであります。
 道路橋りょう管理事業につきましては、補正業務委託により、市道認定に伴う道路台帳の整備等を行ったのであります。
 道路維持補修事業につきましては、市道御搗屋通り線ほか18路線の維持補修工事を実施、白沢町では、市道壱本木1号線ほか15路線、利根町では、市道平原線ほか12路線の道路補修工事を実施し、電源立地地域対策交付金事業として市道倉内通り線などの舗装補修工事等を実施し、市道の整備に努めたのであります。
 道路新設改良事業につきましては、市道上川田今井線、市道大原老神線の道路改良工事を実施し、市道の整備に努めたのであります。
 橋りょう維持補修事業につきましては、橋梁長寿命化修繕計画に基づく橋梁補修設計業務委託及び補修工事を実施し、橋梁の長期的な安全性の確保に努めたのであります。
 都市計画街路事業につきましては、3・3・1環状線(栄町工区)において、用地の取得、周辺整備工事として防火水槽設置工事を実施したのであります。
 都市緑化事業においては、緑化活動に対し市民緑化推進事業として補助金を交付するとともに、花と緑のぐんまづくり推進事業として緑化イベント「ふるさとキラキラフェスティバル」を開催したのであります。
 下水道事業につきましては、水洗化促進のための資金貸し付けなど下水道事業を推進するため、下水道事業特別会計に対して所要の繰り出しを行ったのであります。
 街なか再生関連事業につきましては、中心市街地における活性化を図るための取り組みを行うとともに、中心市街地の競売物件の土地建物の取得を行い、土地開発公社で先行買収してある核施設用地の一部買い戻し及び利子補填を行ったのであります。
 中心市街地土地区画整理事業につきましては、上之町地内の建物等移転補償及び区画道路の新設工事等を行ったのであります。
消防・防災体制の充実につきましては、機械器具置場及び消火栓の新設など消防施設整備や、小型動力ポンプの更新、消防資機材及び非常用備蓄食料の整備を行ったのであります。
 災害支援事業につきましては、平成26年2月14日に発生した豪雪に伴う緊急対策として、被災した市民へ沼田市豪雪災害復旧緊急補助金を交付し、住環境の復旧に努めたのであります。
 教育行政につきましては、沼田市教育行政方針に基づき、教育環境の整備・充実、学校教育、生涯学習、社会教育及び地域スポーツの振興・充実を図るため、諸事業を実施したのであります。
学校施設整備につきましては、升形小学校管理棟などの耐震補強及び大規模改造工事を実施したほか、国の補正予算を活用して沼田西中学校旧屋内運動場の解体及び外構工事や白沢中学校屋内運動場の耐震補強工事を実施し、児童生徒の安全・安心の確保と教育環境の改善に努めたのであります。
学校教育につきましては、「第10次沼田市教育水準向上研究」3カ年計画の1年次に当たり、基本方針や重点施策の充実を図るべく、「沼田市・先生の日」での教職員全体研修会を初め、教科別研修会や教育水準向上授業研究会及びコンピュータ研修等を実施するとともに、指導主事学校訪問を全校年2回実施して、個別指導により教職員の資質向上に努めたのであります。
 一方、心の教室相談員、小学校生活相談員、特別支援教育支援員を配置し、児童生徒の安全確保と円滑な授業実施ができるよう授業の支援体制の強化に努めたのであります。
 社会教育につきましては、生涯学習を推進するため生涯学習フェスティバルの開催、芸術文化振興事業として文化祭、柳波賞、ふるさと文学賞、全国ふきわれ俳句大会などを実施するとともに、それぞれの地域で受け継がれ、子供たちにより伝承されている伝統文化の発表を通して郷土の歴史や文化、伝統に関心や理解を深めてもらう伝統芸能発表会の開催、各種文化、学術団体の育成にも努めたのであります。
 図書館につきましては、一般・児童図書、視聴覚資料を整備し、団体貸し出しの利用促進などに努め、開館20周年記念事業など諸事業を実施し、読書活動の推進に努めたのであります。
 文化財につきましては、民俗芸能保存事業などを実施し文化財の保存継承と活用を進めたのであります。また、新生方記念文庫を開館し、沼田市名誉市民である生方たつゑ氏の功績を紹介し、生方家と交流のあった村岡花子や山田寅次郎の資料を展示するとともに、県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行の移築保存整備に取り組み、事業の進捗に努めたのであります。
 体育につきましては、各種スポーツ教室、市民体育大会、市民大運動会等を実施し、生涯スポ-ツの普及と市民の体力向上に努めるとともに、総合運動公園野球場改修工事など、スポ-ツ施設の整備充実を図ったのであります。
 給食につきましては、食育を基本に、健康・体力増進を目指した給食内容及び栄養指導の充実、地場産品の活用、さらに、放射性物質の測定を実施するなど安全・安心の確保を図るとともに、より一層の衛生管理に努めたのであります。
 また、食物アレルギー対応として、代替食や除去食など、個別的な対応を行うとともに、学校や保護者等との連携を密にするなど取り組みの強化に努めたのであります。
 災害復旧につきましては、昨年2月の豪雪により排雪場となった公園等の施設について融雪後の整地及び維持補修を行ったのであります。
    ─────────────────────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前10時58分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時07分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇市長(横山公一君) 次に、歳入決算について御説明申し上げます。
 平成26年度の歳入決算額につきましては、前年度決算対比で8億7,584万9,990円、4.0%の増となっております。
 市税につきましては、65億6,713万43円で、前年度に比較して、1億8,977万6,432円、2.98%の増であります。
 この主な要因は、個人住民税に係る均等割の特例による増額と、緩やかな景気回復を反映した法人税額の増加に伴う法人市民税法人税割の増額並びに個人所得割額が増額したことに加え、固定資産税に関連する大口滞納案件の解消が図られたことなどによるものであります。
 各税目別に前年度決算額との比較について御説明申し上げますと、市民税は6,893万23円、2.9%の増であり、この内訳は、個人市民税は3,090万2,710円、1.5%の増、法人市民税は3,802万7,313円、10.1%の増であります。
 固定資産税は1億1,772万1,431円、3.7%の増、軽自動車税は329万1,520円、2.5%の増、市たばこ税では760万4,280円、1.6%の減であります。
 入湯税は240万3,550円、6.8%の増、都市計画税では、固定資産税に連動して、503万4,188円、2.7%の増であります。
 なお、市税全体の徴収率は96.06%であり、前年度より2.16ポイントの向上でありました。
 地方譲与税につきましては、4.6%の減であります。
 利子割交付金につきましては、36.3%の減であります。
 配当割交付金につきましては、77.4%の増であります。
 株式等譲渡所得割交付金につきましては、34.8%の減であります。
 地方消費税交付金につきましては、社会保障財源交付金の新設により21.8%の増であります。
 ゴルフ場利用税交付金につきましては、5.9%の減であります。
 自動車取得税交付金につきましては、56.8%の減であります。
 地方特例交付金につきましては、7.5%の減であります。
 地方交付税につきましては、10.6%の減であります。この内訳は、普通交付税が2.9%の減、特別交付税が58%の減であります。
 交通安全対策特別交付金につきましては、11.1%の減であります。
 分担金及び負担金につきましては、6.9%の減であります。
 使用料及び手数料につきましては、5.7%の減であります。
 国庫支出金につきましては、6.5%の減であります。この内訳は、国庫負担金が1.9%の増、国庫補助金が23.7%の減、委託金が22.5%の増であります。
 県支出金につきましては、12.9%の増であります。この内訳は、県負担金が7.8%の増、県補助金が24.4%の増、委託金が9.2%の減であります。
 財産収入につきましては、34.5%の増でありますが、市有土地売払による財産売払収入の増などであります。
 寄附金につきましては、3.1%の減であります。
 繰入金につきましては、財政調整基金を繰り入れたことによる大幅増及び特別会計繰入金の減であります。
 繰越金につきましては、34.0%の増でありますが、前年度繰越金のほか、繰越明許費の繰越財源として、保健福祉センター維持管理事業ほか20事業の繰越金を受け入れたものであります。
 諸収入につきましては、3.8%の増でありますが、市税延滞金の増などによるものです。
 市債につきましては、11.5%の減であります。
 市債の有効活用は財政運営上欠かすことのできないものでありますが、反面、その償還に要する経費が将来の市財政のさらなる負担とならないよう健全財政の維持に引き続き努力を傾注する所存であります。
 以上が、一般会計歳入歳出決算に対する総括説明であります。
 続きまして、平成26年度沼田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額66億6,227万3,284円、歳出決算額66億4,619万8,504円で、歳入歳出差引額は1,607万4,780円であります。
 歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等及び介護納付金などであります。
 歳入につきましては、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、県支出金及び繰入金などであります。
 国保事業につきましては、特定健康診査及び特定保健指導により生活習慣病の予防に努めるとともに、市単独事業で収納率向上特別対策事業を実施したほか、人間ドック検診費の補助等に取り組み、被保険者の健康保持に努めたのであります。
 続きまして、平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額5億7,123万2,705円、歳出決算額5億7,111万5,805円で、歳入歳出差引額は11万6,900円であります。
 歳出につきましては、主に後期高齢者医療広域連合納付金であります。
 歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などであり、75歳以上の被保険者の健康保持を図ったのであります。
 続きまして、平成26年度沼田市介護保険特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額45億7,333万7,887円、歳出決算額45億2,711万8,175円でありまして、歳入歳出差引額4,621万9,712円は、翌年度において精算措置するものであります。
 歳出につきましては、職員人件費及び介護認定審査費などの介護保険制度運営に要する事務的経費及び介護保険サービスに要する保険給付費並びに介護予防事業などに要する地域支援事業費などであります。
 歳入につきましては、介護給付費などを賄うため財源分担により国庫支出金、県支出金及び繰入金並びに保険料、支払基金交付金などであります。
 続きまして、平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入決算額3億9,537万6,097円、歳出決算額3億5,742万4,897円で、歳入歳出差引額は、3,795万1,200円であります。
 歳出につきましては、指定管理委託及び水質検査の実施により簡易水道の適切な維持管理及び安定経営に努めるとともに、施設整備では、利根北部及び利根南部簡易水道において配水管布設工事を実施し、安全・安心な水道水の安定供給を図ったのであります。
 歳入につきましては、水道加入金及び水道使用料などでありますが、歳出に対する不足額8,277万2,450円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったのであります。
 続きまして、平成26年度沼田市下水道事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに15億851万2,856円であります。
 歳出につきましては、公共下水道及び特定環境保全公共下水道に係る管渠埋設工事を実施するとともに、施設の適切な維持管理に努め、公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者負担金、下水道使用料、建設事業に係る国庫・県補助金及び市債などでありますが、歳出に対する不足額8億6,719万4,636円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったものであります
 続きまして、平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について御説明申し上げます。
 本決算につきましては、歳入歳出決算額ともに1億6,888万3,460円であります。
 歳出につきましては、供用中の奈良地区ほか10地区において水洗化の接続促進及び施設の適切な維持管理に努め、農業集落における生活環境の改善を図ったのであります。
 歳入につきましては、受益者分担金、農業集落排水使用料などでありますが、歳出に対する不足額1億3,907万8,770円は、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図ったものであります。
 続きまして、議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について御説明申し上げます。
 まず、剰余金の処分につきましては、決算により生じた未処分利益剰余金7億1,666万9,172円のうち6億5,274万1,742円を資本金に組み入れ、6,390万円を建設改良積立金に積み立て、残余を繰り越すものでありまして、地方公営企業法第32条第2項の規定により議決をお願いするものであります。
次に、本決算につきましては、決算書を調製し、地方公営企業法第30条第2項の規定により、監査委員の審査に付したものであります。
 このたび、8月17日付をもちまして監査委員から別冊のとおり審査意見書の御提出をいただきましたので、同条第4項の規定により審査意見書を添えて議会の認定に付するものであります。
 なお、平成26年度の決算書とともに、同条第6項の規定により、財務諸表附属明細書及び事業報告書をあわせて提出させていただいたところであります。
 まず、収益的収入及び支出について御説明申し上げます。
 収入決算額は4億2,101万7,424円で、前年度に比較して4,124万6,166円、10.9%の増であります。
 支出決算額は3億5,112万5,688円で、前年度に比較して2,682万8,304円、8.3%の増であります。
 次に、資本的収入及び支出について御説明申し上げます。
 収入決算額は2,108万1,600円で、前年度に比較して435万1,900円、17.1%の減であります。
 支出決算額は1億1,472万6,710円で、前年度に比較して619万5,858円、5.1%の減であります。
 なお、資本的支出額に対して資本的収入額が不足する額9,364万5,110円については、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填し、収支の均衡を図ったものであります。
 次に、業務及び事業の概況について御説明申し上げます。
 業務量では、決算年度末の給水人口は2万6,115人、給水戸数は1万1,542戸、年間配水量は342万7,916立方メートルで、前年度に比較して5万5,661立方メートルの減、年間有収水量は289万7,913立方メートルで、有収率は84.5%でありました。
 事業関係では、浄水関連施設整備として、浄水場次亜塩素注入施設更新工事ほか1件、また、配水施設整備として、国道120号線送・排水老朽管布設替工事ほか6件の工事を実施するとともに、水道メーターの取りかえなどを行い、経営の効率化と安全・安心な水道水の安定供給に努めたのであります。
 以上が平成26年度一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の概要でありますが、事務事業の執行状況につきましては沼田市決算に係る報告書及び沼田市水道事業報告書のとおりでありますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定及び御認定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第64号及び議案第65号の以上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号及び議案第65号の以上2件については、議長を除く議員全員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
 決算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この場所に招集いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから
       議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで 
      以上11件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第11、議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから日程第21、議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算
(第1号)までの以上11件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例についてまでの3件及び議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)についてから議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)についてまでの8件につきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
(いわゆる番号法)の施行に伴い、個人番号を含む個人情報の適正な取り扱いを確保するため、一層高い個人情報の保護措置が講じられることから、関連する規定を改正するものであります。
 第1条では、番号法の平成27年10月5日施行に伴う改正を、第2条では、平成28年1月1日施行に伴う改正、第3条においては番号法附則第1条第5号に掲げる規定の施行日の改正をそれぞれ行うものであります。
続きまして、議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、番号法の施行に伴い、10月5日から通知カードにより個人番号を通知し、来年1月からは個人番号カードを交付することとなりますが、紛失等により再交付を受ける場合の手数料を定めるとともに、1月以降交付を停止する住民基本台帳カードの交付手数料を削除するものであります。
 続きまして、議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について御説明申し上げます。
 本条例は、市内に工場等を新設、増設、または本社機能を移転する企業を優遇する措置を行うことにより、企業誘致の促進を図り、産業の振興と雇用機会の増大、さらには、市の経済活性化を図ることを目的として、沼田市企業誘致推進条例の全部を改正するものであります。
 続きまして、議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既決の予算に増減を生じるもの、緊急に措置しなければならないもの、人事異動に伴う現員現給の人件費及び普通交付税の交付額決定に伴う財源措置などにより、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億7,179万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億2,836万2,000円とするものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 議会費は、72万2,000円の減額でありますが、議会費で、議員報酬及び議員共済会給付費負担金の減額などであります。
 第2款 総務費は、1億452万5,000円の追加でありますが、総務管理費では、一般管理費でLED防犯灯新設工事費の追加、広報費でホームページリニューアル事業費の計上、戸籍住民基本台帳費では、いわゆる番号法の施行に伴う通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る交付金の計上などであります。
 第3款 民生費は、6,687万3,000円の追加でありますが、社会福祉費では、高齢者施設に防火設備を設置するための地域介護・福祉空間整備等補助金の計上及び介護保険特別会計繰出金の追加、児童福祉費では、児童措置費で放課後児童健全育成事業委託料の追加などであります。
 第4款 衛生費は、7,103万6,000円の追加でありますが、清掃費では、塵芥処理費で廃棄物の再生利用を推進するため小型家電リサイクル法に基づく回収ボックスの購入費の計上及び最終処分場重機整備事業に係る作業用機械購入費の計上などであります。
 第5款 労働費は、58万2,000円の追加でありますが、労働費では、労働諸費で、職業訓練校等補助金の計上などであります。
 第6款 農林水産業費は、118万4,000円の減額でありますが、農業費では、農業振興費で沼田農業振興地域整備計画策定業務委託料の計上及び鳥獣被害対策実施隊員報酬の追加、農地費で小規模農道かんがい排水路整備事業に係る修繕料及び改修工事費の追加などであります。
 第7款 商工費は、3億3,098万7,000円の追加でありますが、商業振興費で、グリーンベル21を市民共有の資産として有効に活用するため、Ⅰ街区・商業施設棟に係る基本設計委託料、Ⅱ街区・駐車場棟改修に係る工事費の計上、また、「グリーンベル21」テナント出店促進事業費補助金の減額、工業振興費で企業誘致推進事業に係る調査業務委託料の追加、観光交流費で吹割の滝遊歩道安全対策工事費を計上するほか、来年のNHK大河ドラマ「真田丸」放送にあわせ、「もうひとつの真田の舞台」をテーマに施設展示を展開し、沼田の認知度を高めるため、大河ドラマ「真田丸」活用推進事業費を計上するものであります。
 第8款 土木費は、2億2,065万1,000円の追加でありますが、道路橋りょう費では、道路維持費で道路補修工事費の追加、都市計画費では、下水道費で下水道事業特別会計繰出金の減額、都市整備費で、中心市街地街なか再生関連推進事業解体工事費の計上及びやさしさ・にぎわいの核整備事業に係る用地購入費の追加などであります。
 第9款 消防費は、1,495万3,000円の追加でありますが、消防施設費で防火水槽新設工事費の計上などであります。
 第10款 教育費は、6,409万7,000円の追加でありますが、小学校費では、学校管理費で、利根小学校統合に係る管理用備品費の追加、中学校費では、学校管理費で、薄根中学校柔剣道場に係る外構工事費などの計上、保健体育費では、保健体育総務費で陸上競技場及び野球場を適切に管理するための施設用備品購入費の計上、給食管理費で、沼田給食センターに係る施設用備品購入費の計上などであります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第9款 地方特例交付金は、160万6,000円の追加でありますが、減収補てん特例交付金の決定によるものであります。
 第10款 地方交付税は、5億2,030万2,000円の追加でありますが、普通交付税の決定によるものであります。
 第13款 使用料及び手数料は、5万円の追加であります。
 第14款 国庫支出金は、242万8,000円の減額でありますが、国庫補助金では、総務費国庫補助金で個人番号カード交付事務費補助金の計上、民生費国庫補助金で子ども・子育て支援交付金及び地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の計上、土木費国庫補助金で社会資本整備総合交付金の減額及び教育費国庫補助金で学校施設環境改善交付金の減額などであります。
 第15款 県支出金は、3,914万7,000円の減額でありますが、県補助金では、民生費県補助金で放課後児童健全育成事業費補助金の減額、子ども・子育て支援交付金の計上などであります。
 第16款 財産収入は、7万6,000円の減額であります。
 第17款 寄附金は、20万円の追加でありますが、商工費寄附金で沼田資源株式会社安全協力会様からの寄附金をその御意志に沿って産業振興を図るため計上するものであります。
 第18款 繰入金は、2億935万5,000円の減額でありますが、基金繰入金で、財政調整基金繰入金の減額、合併振興基金繰入金及び観光施設建設基金繰入金などの追加、特別会計繰入金で、介護保険特別会計繰入金の追加であります。
 第19款 繰越金は、前年度繰越金3,588万6,000円の追加であります。
 第20款 諸収入は、714万5,000円の追加であります。
 第21款 市債は、5億5,761万5,000円の追加でありますが、商工債でグリーンベル21整備事業債の計上、土木債で中心市街地街なか再生関連事業債の計上、教育債で小学校施設耐震化事業債などの追加、臨時財政対策債の減額及び衛生債で最終処分場重機整備事業債の計上などであります。
 予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、「真田丸」真田信之・小松姫推進協議会負担金の期間及び限度額を追加するものであります。
 予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、グリーンベル21整備事業債外2件の限度額を追加、道路整備事業債外6件の限度額を変更するものであります。
 続きまして、議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ107万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億8,415万7,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、一般管理費11万4,000円の追加であります。
 第8款 保健事業費は、特定健康診査等事業費1万2,000円の追加であります。
 第12款 予備費は、94万7,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第9款 繰越金は、107万3,000円の追加であります。
 続きまして、議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億60万9,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、徴収費3万9,000円の追加であります。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、11万5,000円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 繰入金は、一般会計繰入金3万9,000円の追加であります。
 第3款 繰越金は、11万5,000円の追加であります。
 続きまして、議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,854万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億1,258万6,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費で1,172万5,000円の増額でありますが、職員人件費等の増額であります。
 第2款 保険給付費は、14万8,000円の増額でありますが、高額介護予防サービス費等の増額であります。
 第4款 基金積立金は、1,523万2,000円の増額でありますが、介護給付費準備基金積立金の増額であります。
 第6款 諸支出金は、3,144万3,000円の追加でありますが、介護給付費国庫負担金等の精算による返還金並びに一般会計繰出金の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 支払基金交付金は、60万5,000円の追加でありますが、過年度分の地域支援事業支援交付金の追加であります。
 第9款 繰入金は、1,172万5,000円の増額でありますが、一般会計繰入金で職員給与費等繰入金の増額であります。
 第10款 繰越金は、4,621万8,000円の追加であります。
 続きまして、議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ59万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,095万8,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、59万4,000円の減額でありますが、職員人件費の減額であります。
 次に、歳入について御説明申し上げます。
 第3款 繰入金は、59万4,000円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額であります。
 続きまして、議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
 今回の補正は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,171万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億2,145万4,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、33万4,000円の追加でありますが、職員人件費の追加であります。
 第2款 事業費は、1,204万8,000円の減額でありますが、公共下水道事業費で委託料、工事請負費等の追加、特定環境保全公共下水道事業費で職員人件費の減額及び委託料等の追加、流域下水道事業費で負担金の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、1,171万4,000円の減額でありますが、一般会計繰入金の減額であります。
 続きまして、議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ127万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,354万7,000円とするものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第2款 事業費は、127万2,000円の追加でありますが、修繕料の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、127万2,000円の追加でありますが一般会計繰入金の追加であります。
 続きまして、議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的収入及び支出において、既決の収益的支出から292万6,000円を減額し、収益的支出の予定額を3億5,229万3,000円とするもので、職員人件費の減額、委託料及び賃借料の追加であります。
また、予算第6条の職員給与費を8,315万7,000円とするものであります。
 以上11件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております日程第11、議案第61号から日程第21、議案第73号までの以上11件については、本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
    第10 散  会
◇議長(星野 稔君) お諮りいたします。
 2日から4日までの3日間は、議案調査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、2日から4日までの3日間は、議案調査等のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は7日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでございました。
    午前11時45分散会

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