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平成27年第4回沼田市議会定例会継続会会議録 議事日程第5号
. 平成27年第4回沼田市議会定例会継続会会議録

平成27年9月18日(金曜日)

議事日程 第5号
平成27年 9月18日(金曜日)午前10時開議
第 1 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
第 2 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について
第 3 議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
第 4 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
第 5 議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
第 6 議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について
第 7 議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
第 8 議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第 9 議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第10 議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第11 議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
第12 議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
第13 議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
第14 議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
第15 議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第16 閉会中の継続審査及び調査申出について
第17 字句等の整理委任について
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
第 2 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について
    議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について
               以上2件一括上程
第 3 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について
    議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について
    議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について
    議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)
    議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
    議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
    議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)
    議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
    議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)
               以上11件一括上程
第 4 議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
第 5 閉会中の継続審査及び調査申出について
第 6 字句等の整理委任について
第 7 市長閉会挨拶
第 8 閉  会
    ─────────────────────────────
出席議員(20人)
       1番  林  清史君      2番  永井 敏博君
       3番  桑原 敏彦君      4番  茂木 清七君
       5番  中村 浩二君      6番  坂庭 直治君
       7番  星野 妙子君      8番  金子 浩隆君
       9番  井上  弘君     10番  高柳 勝巳君
      11番  髙山 敏也君     12番  野村 洋一君
      13番  久保 健二君     14番  小野 要二君
      15番  大東 宣之君     16番  井之川博幸君
      17番  大島 崇行君     18番  大竹 政雄君
      19番  星野  稔君     20番  星野佐善太君
欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   副 市 長       上原 訓幸君
   総務部長       田村 博史君   市民部長       諸田  裕君
   健康福祉部長     下  宏一君   経済部長       栃原 豊彦君
   都市建設部長     内山 日朗君   総務課長       小林 信博君
   会計管理者兼会計局長 片野  肇君   教 育 長       宇敷 重信君
   教育部長       小池 龍実君   庶務課長       狩野 裕子君
   監査委員事務局長   松井 玲子君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時開議
◇議長(星野 稔君) これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定について
◇議長(星野 稔君) 日程第1、議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定についてを議題といたします。
 本案に関し、グリーンベル21特別委員長の報告を求めます。委員長 髙山敏也議員。
〔グリーンベル21特別委員長 髙山敏也君登壇〕
◇11番(髙山敏也君) グリーンベル21特別委員会に付託されました、議案第58号グリーンベル21出店支援条例の制定について、審査の結果をご報告いたします。
本特別委員会は、9月17日、全委員出席のもと、執行部より詳細な説明を受け、慎重な審査を行った結果、可決すべきものと決定いたしました。
 本条例は、グリーンベル21に出店するテナントに対し、改装等に要する費用を補助することにより、市民生活の利便性と雇用を確保するとともに、地域経済の活力と商店街のにぎわいを創出することを目的として制定するものであります。
 本特別委員会としては、本条例の制定により、市の姿勢を明確にしたいということ、実際の運用はまだ先になるものの、早い段階からテナント募集に着手し、テナントの意見反映により、改修時の費用の無駄を省きたいという当局の考え方を了とし、全会一致で可決すべきものと決定した次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(星野 稔君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第58号 グリーンベル21出店支援条例の制定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決すべきものであります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第2 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出
              決算の認定について及び
       議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定
              について
                     以上2件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第2、議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び日程第3、議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についての以上2件を一括議題といたします。
 本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。委員長 大竹政雄議員。
〔決算審査特別委員長 大竹政雄君登壇〕
◇18番(大竹政雄君) 去る9月1日の本会議において決算審査特別委員会に付託されました議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。
 本特別委員会は、9月10日から延べ4日間にわたり、質疑を中心に慎重な審査を行い、9月15日採決の結果、賛成多数によりいずれも原案可決及び認定すべきものと決しました。
 平成26年度一般会計及び特別会計6件の決算総額は、歳入が前年度比3.5%増の369億1,368万3,165円、歳出が前年度比3.1%増の359億8,260万6,896円、歳入歳出差引額9億3,107万6,269円の黒字で収束しています。
 水道事業決算は、純利益が前年度比23.9%増の6,390万2,654円を計上しています。
 一般会計の決算状況は、地方交付税、市債、国庫支出金の減少を財政調整基金からの繰り入れで補うなどにより、歳入総額は前年度比3.95%の増となりましたが、財政調整基金については、財源の年度間調整と緊急時への予算対応の性格を踏まえ、さらなる計画的な運用を望むものであります。
 また、市税収入の確保においては、その成果を認めるところでありますが、自主財源の確保は最重要課題であることから、さらに公平公正な賦課と徴収に努められるよう望むものであります。
 歳出面では、行政改革大綱に基づき行政のスリム化及び効率化が推進され、継続した人件費の抑制や事務事業等の見直しが行われ、歳出の削減に努められており評価するものであります。
 普通会計決算における財政構造を測る各指標をみると、財政力指数、経常収支比率、公債費負担比率はいずれも前年度より改善され、また、市債残高についても、新規の借り入れを抑え、償還金の均衡を図ったことにより減少傾向に推移しております。
 平成26年度決算は、厳しい財政状況を踏まえ、行政機構の集中化、効率化を前提として、「安全・安心」、「教育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」、「エネルギー・環境」を5つの柱とした予算編成を行い、簡素で効率的な行政運営、経常経費の削減、財政の健全化に努めるとともに、新たな施策展開の必要性や市民要望などを考慮し、市民福祉の向上を目指した諸事業が推進されたことは評価するものであります。
 審査の過程で明らかにされた諸点を述べると、本市における自然エネルギー利用推進の取り組みに着手されておりますが、今後の積極的な研究を望みます。
 懸案であったグリーンベル21の取得がなされたことから、早急に市民の財産としての利活用方策、特に市庁舎移転の方向を示し、中心市街地の活性化のためにも、核施設としての再生を期待するものであります。
 学校教育でも少子化の時代にあり、児童の減少に伴う小学校の統廃合にも対応されてきましたが、これからの幼稚園、小中学校の統廃合は大きな課題であり、早期の検討、取り組みを求めるものであります。
 そのほか、さまざまな議論がされましたが、本特別委員会は、本決算について総体的にはその成果を認め、平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算につきましては、賛成多数により認定すべきもの。平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算につきましては、賛成多数により原案可決及び認定すべきものと決した次第であります。
 以上申し上げ、委員長報告といたします。
◇議長(星野 稔君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は委員長の報告に対して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論は一括して願います。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。15番。
〔15番 大東宣之君登壇〕
◇15番(大東宣之君) 私は、上程されている議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について、議案第65号沼田市水道事業剰余金の処分及び決算認定について反対の立場より討論いたします。
 議案第64号 平成26年度沼田市一般会計については、地域経済の疲弊、人口減少、高齢過疎化の進行など地方都市が抱える問題に本市も直面し、しかも問題は加速度的に進行するといった深刻な事態にあり、それらの問題に迅速かつ的確に対応し、市民のくらしを支え、安心・安全のまちづくりを進める施策が求められていました。
 合併後10年目を控え、振興局から支所へと体制を変更する準備が進められてきましたが、地域の維持と再生への戦略、課題の整理と問題解決に向けての政策、新市の一体化を進める具体的な対応を示し理解と協力を得る取り組みが必要でした。
 水と緑のふるさとぬまた寄附事業は、寄附を集めるだけでなく、寄附者とのつながりを深める取り組みと工夫が求められていると感じぜざるを得ませんでした。
 地域大学連携事業については、それぞれの事業展開を担当課へと橋渡しをし、さらにそこで深め、具体化、事業化し本市の新たな事業、ブランドへと実らせることこそ必要であり、ただ単に事業をこなしているだけでは何の意味もありません。
 マイナンバー制度について、セキュリティーの安全性の確保もなく、国は何ら具体的なものを国民に示すことなく、導入に向けて着々と準備を進めてきたことは全く認めることのできない問題ですが、本市としては情報を収集し、時々において市民に情報を伝える取り組みを検討、実施するべきでした。
 地方都市における公共交通の確保は、厳しい問題であり、本市においても路線の見直しなどを行い、その維持に努力しておりますが、より市民にとって必要とされ喜ばれる迅速な対応が求められています。
 自然エネルギーの活用について、本市は他市町村と比べればおくれをとったと指摘せざるを得ませんが、確固とした政策を立て取り組みを進めることが必要だったと感じます。
 少子化に歯どめをかける一つの施策として、子育て支援策を充実させることが全国的に取り組まれていますが、子育ての経済的負担を軽減させることもその一つの方策であり、3人以上子供のいる世帯の第2子からの保育料を無料にするなど、段階的に保育料の無料化拡充を進めるべきでした。
 企業誘致に長年取り組んできましたが、少なくないほかの市町村もそうであるように本市も成果が得られないという状況が続き苦戦していますが、横塚・生品農工地区については県の力をかりることも含め抜本的見直しが必要です。
 グリーンベル21の問題を解決するために、全ての権利を取得したことは、市長の政治判断、職員の取り組みを評価するものですが、取得を進めるに当たり同時並行的に取得後の具体的な活用方法、取得後時間をあけずに活用できるように進めるために十分な検討が必要でした。
 中心市街地土地区画整理事業では、この年度ではそれまでより予算を増額し事業の進捗を図ろうとしましたが、基本的なまちづくりのコンセプトはぶれにぶれ、いまだに定まらず、どんどん不明確となり、まちづくりをどのように進めるのかもはっきりしていない状態と言えます。
 そもそも土地区画整理事業には多額な財政と時間がかかることが容易に考えられることであり、時間がかかればかかるほど高齢化の進展、厳しい本市の財政事情からこの事業を推進するには限界に直面していると感じられ、抜本的な見直しが求められています。
 この事業を進める中で、人口も世帯数も減少傾向にあり、人口の減るまちでは活性化は望めるはずはなく、まずは人口の増加を進めることこそ必要です。
 給食センターの調理が民間委託されましたが、財政的にも大きな効果が上がったとは感じられませんでした。
 子育て支援の一つとして、給食費の無料化を実施している市町村が全国的に広がりつつありますが、本市においても保育料のように3人目以降の児童の給食費を無料化するなど、段階的に無料化に踏み出すべきです。
 全国学力テストの結果が公表できるようになり、全国の幾つかの学校ではこのテストでの結果を出すことだけにこだわり、本来の教育を大きく逸脱するような事態も起こり、子供たちから学ぶ楽しさを奪い、子供たちのきらっと輝ける成長をゆがめかねません。
 運動公園野球場に多額な税金を投入し、改修が行われましたが、本格的な試合ができる野球場とはならず、中途半端な感じは拭い去れません。
 (仮称)利南運動広場は、多額な財政投入をして購入した土地であるにもかかわらず、いつまでたっても本格的な活用については何ら進捗を見ることはなく、若干の整備はしたもののほとんど活用されない状態です。
 平成26年度沼田市国民健康保険特別会計決算については、基金が底をついたことから今年度は一般会計から繰り入れを行い、財政の安定化を図ったことはこれまでにない施策として評価するものですが、他市でも行っているように一般会計からの繰り入れを行い、国民健康保険税の引き下げを行い、市民が安心して医療を受けられるよう資格証明書の発行を中止するべきです。
 平成26年度沼田市後期高齢者医療特別会計決算は、高齢者に差別と負担を押しつける制度であり、国にその制度の撤廃を求めるとともに、負担軽減に沼田市として手立てを講じるべきです。
 平成26年度沼田市介護保険特別会計決算については、消費税の増税、年金の削減が行われようとしている中、介護保険料の負担の軽減を図り、必要な人に必要な介護が受けられるように特別養護老人ホームの増設も含め、施策の充実を進める必要があり、国が進めようとしている要支援者の介護保険外しなど、制度の改悪を補うきめ細かな対応が必要です。
 平成26年度沼田市簡易水道事業特別会計決算、平成26年度沼田市下水道事業特別会計決算、平成26年度沼田市農業集落排水事業特別会計決算、議案第65号沼田市水道事業剰余金の処分及び決算認定については、消費税が転嫁されていることから認められません。
 この機会に一言つけ加えさせていただきますが、本市は全国の地方都市と同様、少子高齢化、人口の減少に歯どめがかからず、経済の好転の兆しもいまだに見えず、本市の活力は低下しているなか、変化と希望を求めて市民は新たな市長を選びました。
 前市長が編成した予算であっても、希望を求めた市民に進むべき方向をしっかりと示し、迅速に問題解決に取り組み、市民の暮らしを支え、市民が希望を感じ取れる安心・安全のまちづくりに取り組む必要がありました。
 新たな市長として困難の解決に向けた施策の展開、ゆるぎなき方針を明確に示す必要はあったことを重ねて指摘させていただきます。
 以上の見解を表明し、反対討論といたします。
◇議長(星野 稔君) ほかに。6番。
〔6番 坂庭直治君登壇〕
◇6番(坂庭直治君) 私は、ただいま上程されました議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について、委員長報告に賛成の立場で討論いたします。
 平成26年度は、政府の経済対策などにより、雇用や賃金は緩やかに上昇しているものの、中小企業や地方経済へはなかなか波及せず、また、消費増税により個人消費が落ち込むなど、中山間地の本市にあっては、景気回復を実感するには至っていない1年でありました。
 そのような中で本市は、沼田市第五次総合計画の後期の第三年次として、将来像である「水と緑の大地 田園空間都市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「安全・安心」、「教育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」及び「エネルギー・環境」を5つの柱とし、市民生活に直結する事業を重点に諸施策を進めてきました。
 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の決算総額は、369億1,368万3,165円、歳出が359億8,260万6,896円、歳入歳出差引額9億3,107万6,269円の黒字で収束し、また、水道事業決算は、純利益が前年度比23.9%増の6,390万2,654円を計上しています。総体的には収支の確保、効率的な予算執行がうかがえ、また、主な財政指数も改善方向であったことは、当局の努力の成果と評価するものであります。
 今後も、グリーンベル21の再生など、多額な予算を必要とする事業が予定されておりますので、合併特例債等の有利な財源の確保・運用に努力し、より一層、効率的な行財政運営を望むものです。
 また、地方創生関連の取り組みも始まることから、創造性豊かで明るく元気なまちづくりを目指し、市長を先頭に職員一丸となって取り組まれることを望み、賛成討論といたします。
◇議長(星野 稔君) ほかに。4番。
〔4番 茂木清七君登壇〕
◇4番(茂木清七君) 私は、ただいま上程されました議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。
 平成26年度における我が国の経済は、引き続く政府の経済対策や海外経済の回復などにより、雇用を中心に緩やかに持ち直しているものの、地方経済への影響はいまだに限定的で、本当の景気回復には時間を要するものとされております。
 そんな中、沼田市第五次総合計画後期の3年次として、「安全・安心」、「教育・文化」、「健康・福祉」、「産業・観光」、「エネルギー・環境」の5つの柱を立て、将来像である
「水と緑の大地 田園空間都市」の実現に向けて諸施策を展開され、「水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金」では、その増額を図るため、寄附者に対して謝礼に特産品の贈呈を、観光振興の面では、JR東日本や各関連団体と連携した観光キャンペーン、首都圏におけるマスコミへのパブリシティ活動及び旅行エージェントの造成を、学校施設整備については、升形小学校管理棟など耐震補強及び大規模改造工事を実施したほか、国の補正予算を活用した沼田西中学校旧屋内運動場の解体及び外構工事や白沢中学校屋内運動場の耐震補強工事を実施するなど、児童生徒の安心・安全の確保と教育環境の改善に努められたことは、大きく評価できるところであります。
 一般会計及び特別会計合計の歳入歳出差し引き額は、9億3,107万6,000円で、また、水道事業決算は6,390万2,654円の純利益を計上してともに収束されたことは、市長を初め、職員一丸となっての成果であると評価するものであります。
 水道事業剰余金の処分及び決算の認定についても、6,390万2,654円の純利益で収束し、有収水量率を0.5ポイント増加させるなど、事業の計画的な推進に努めているものと評価し、剰余金の処分及び決算の認定についても認められるものであります。
 市政運営に一層の創意工夫と最大限の努力を傾注されることを望み、賛成討論といたします。
◇議長(星野 稔君) ほかに。3番。
〔3番 桑原敏彦君登壇〕
◇3番(桑原敏彦君) 私は、ただいま上程になっております議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定について及び議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についての2件につきまして、賛成の立場で討論に参加させていただきます。
 私は、御存じのとおり本年の市議会選挙で議員として微力ながら市政発展のために活動させていただいております。当然ながら、昨年度予算の執行状況を直接チェックできる立場にはありません。
 そこで私は、本特別委員会での審査を聞きながら、前年度の当初予算及び補正予算の執行状況を大きな事業を中心に自分なりに調べてみました。
 まず、グリーンベル21に関連したまちづくり支援事業につきましては、その問題解決に向け産業振興課内に対策係を立ち上げたものの、その当初予算額は、調査業務委託料など約370万円と少額で心もとないものでした。
 昨年秋に、グリーンベル21の所有権の取得と、関連する諸問題解決へ約5億6千万円もの大型補正予算を計上した経過と決断は大きく評価できるものと考えます。
 沼田市が所有権を取得してから若干の足踏み状況がありましたが、昨日未定稿ながら「グリーンベル21活用基本構想」が示され、これを契機に老朽化した市役所問題や中心市街地活性化を含めた「市民共有財産としての活用」の一刻も早い具体化を望みますし、応援したいと思います。
 また、長く懸案となっていた3・3・1環状線(栄町工区)では、その解決に向けた一歩として用地を取得し、遅延していた整備を加速させることができたことも評価できます。
 当然、年度途中での大型補正予算には、計画性や経済性を欠いているのではないかとの指摘や不安へも、自らの責任としてしっかり受けとめながら、現行平成27年度予算執行へ、きちんとその可能性をつないでいる行政運営と理解できます。
 他の事業では、地域農業の活性化に資する農産物ブランド化推進事業及び農産物6次産業化推進事業について質疑が集中しましたが、その期待度の大きさとして受けとめ、新年度へ生かすことを望むものです。
 公共交通の課題も明らかになりましたが、その改善へ向けた努力を要請するとともに、総合的にその予算執行を評価し賛成討論といたします。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第64号 平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算の認定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は認定すべきものであります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり認定されました。
 次に、議案第65号 平成26年度沼田市水道事業剰余金の処分及び決算の認定についてを採決いたします。
 本案に対する委員長の報告は可決及び認定すべきものであります。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決及び認定されました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから
       議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)まで
                     以上11件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第4、議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてから日程第14、議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上11件を一括議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について願います。16番。
◇16番(井之川博幸君) それでは質疑をさせていただきたいと思います。
 今回の改正は、マイナンバー制度の実施に向けての改正ということでありますが、この改正条例及び補正予算、交付金ですが、これが成立していないのに、沼田市では広報で通知カードを10月5日から郵送しますと市民に周知しています。議会で予算を含めて承認されていない時点で、実施が決定されていると周知するのは議会軽視ではありませんか。
 この点についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 2点目は、第1条についてまずお伺いします。
 個人情報保護条例第2条の定義に加える特定個人情報というふうになっておりますが、番号法の第2条8項に規定するとなっております。これはマイナンバーを含む個人情報ということでよろしいかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
 3点目は、第3条に定義として(8)情報提供等記録を加えることになっていますが、他の自治体では、このほかに保有特定個人情報という項目も加えております。本市ではこの保有特定個人情報と同様な内容が条例(5)、公文書という文言で既に定義されていますが、これで特に追加しなかったのだと思いますけれども、保有特定個人情報という文言に変えなくてもいいのかどうか、教えてもらいたいと思います。
 4番目は、この条例改正後に、来月にも実施されるということなので、実施に向けての準備状況等についてお伺いしたいと思います。
 年金情報の流出後、機関系ネットワークと情報系ネットワークを分離していない自治体は対策を行う必要があったということですが、8月の時点で1割から2割の自治体が確認できないということが国会で明らかになりました。本市の場合はどのようになっているのかお伺いしたいと思います。
 5番目になりますが、番号法の27条で規定されている特定個人情報保護評価、PIAについて、本市では3月27日にホームページで公表されておりますが、その評価書は第三者機関の特定個人情報保護委員会の承認を得て公表することになっておりますけれども、国会では、この3月末の時点で全国で承認を受けていないというようなことが明らかになっております。本市の場合、承認を得てから公表をしたのかどうか、お伺いをしたいと思います。
 また、この特定個人情報保護評価は、いつの時点で行ったのか、お伺いしたいと思います。
 最後になりますが、6点目で多くて済みませんけれども、社会福祉、税金などに加えて、メタボ情報や銀行情報などが加えられることになりました。本市のPIAを見ると、地方税の滞納管理、健康増進に関する事務は、ホームページ上では連携しないとなっておりますが、今後は実施することになるのかどうか、お伺いをしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず1点目の条例の制定、成立の前に市民周知している点についてでございますが、番号法では、平成27年の4月3日の政令で、27年の10月5日から施行するというふうにされております。その番号法の施行に合わせて事務を行っているものでありまして、広報につきましては、市民に対してその周知を図ったものでございます。
 なお、市町村が処理するとされている個人番号カードの交付事務につきましては、法定受託事務となっておりまして、これにつきましては、施行の目前においても、法律の実施のための必要な準備行為をすることができるといった形でされてますので、よろしくお願いいたします。
 2点目の特定個人情報についてでございますけれども、個人番号をその内容に含む情報を特定個人番号ということに規定しております。マイナンバーを含むものでございます。
 また、3点目の保有特定個人情報を規定する必要があるのかないのかという御質疑でございますけれども、これにつきましては、現行の中で読みかえられるということで、あえて規定はしなかったと、改正案に入れてないということでございます。
 また、4点目の機関系ネットワークと情報系ネットワークの分離についてでございますけれども、本市におきまして、それぞれのネットワークは分離している形態になっておりますので、その改修の必要はないということでございます。
 5点目の関係でございます。メタボ情報などの関係でありますけれども、これにつきましては、マイナンバー法の改正によりまして、それの実施時期がメタボ健診などの情報も連結するというふうになっておりますので、平成28年の1月以降について、その運用開始になるものというふうに理解をしているところであります。
 以上でございます。
 大変失礼をしました。
 特定個人情報保護評価の関係でございますけれども、議員御指摘のとおり、今年の3月27日に特定個人情報保護委員会に提出をして、同日付でホームページにおいて公表をしたところでございます。
 沼田市におけるその評価書の取り扱い事務につきましては、分類として、基礎項目評価書に全ての事務がその分類にされたことから、これにつきましては、委員会の承認がいらないということでありますので、承認は特に得ていないという、その仕組みに入っているというものでございます。その特定個人情報ファイルを取り扱う事務につきましては、3月の時点で評価を行ったということでございますので、よろしくお願いいたします。
 以上です。
◇16番(井之川博幸君) 御答弁いただきまして、おおむねわかりました。
 2回目の質疑とさせていただきたいと思います。
 この事務取り扱いで、議会で決定しないうちにできるのか、議会軽視ではないかという質疑をしたのですけれど、今これから審議をされて採決をされるわけですが、これはあれですか、道は2つ、採択と不採択があるわけですけれども、採決されなかった場合でも、このマイナンバー制度というのは、市の事務として執行できるのかどうか。
 それから、補正予算もまだ決まっていないわけなので、それも不採択になった場合に、ちゃんと地方公共団体情報システム機構がお金を払わなくてもやってくれるのかどうか、そういうふうな仕組みになっているのかどうか確認をさせてください。
 それと、国の、これは今の執行部がこの議会をうんと軽視しているという意味ではなくて、このマイナンバーにおいてですね、国のいろんな地方自治体に対する通知や指導がですね、大変遅くなってこのような事態が起きているのではないかと思うわけですけれども、その原因についてはどのように、この議会の議決を得ないでやるような形になっている原因についてですね、どのように捉えているのかお伺いしたいと思います。
 それから、マイナンバーを含む個人情報ということで確認ができました。わかりました。保有特定個人情報の関係はですね、今の保護条例の中の(5)に公文書とあって、内容的には同じなので、さっき部長が答弁されたようだと思うんですけども、言葉として公文書のままでいいのか、それとも、保有特定個人情報という言葉に変えなくてもいいのかというふうに聞いたんですけれど、その点について、もう一度お願いしたいと思います。
 それから、分離の関係はわかりました。
 それで特定個人保護評価の関係もわかりました。
 それから、メタボ情報と銀行情報は国会で安倍政権が追加で行ったわけなのですけれども、これは今、御答弁がちょっとわからなかったのですけれども、地方税の滞納管理とか健康増進に関する事務、今のホームページを見ると連携しないっていうふうになっているんですけれども、28年の1月からは連携するということでいいのかどうか、そのような感じだったんですけれども、確認させてください。
 それから、マイナンバーですね。結局先ほどの答弁でわかるように、強力な個人識別機能を有しているために、特定個人情報が漏えいすればですね、大きなリスクにつながる危険というのがございます。それなのに法に決められたことも含めて、いろんな面で実施に向けた準備がぎりぎりになっても続いております。カードケースや顔認証システムなども、先週から二、三日前に報道されたということで、通知カードは、国が言っているように10月末までに全世帯に届くのかどうか、それを確認させていただきたいと思います。
 また、内閣府の最近の調査でも、内容を知らない人が半数以上いると言われております。全市民の理解はどのように進んでいるのか、お伺いしたいと思います。
 それから、先ほど特定個人情報保護評価は3月に行ったということなのですが、この行った時点は、システムを構築する前に行うということになっていたわけなんですけども、たしか前年度の決算の内容で聞いたときに、前年度中にシステム改修が行われたと。改修が行われてから、この特定個人情報保護評価が行われたんじゃないかということで、これは最初の国の指示と逆じゃないかっていうふうに思われて、全国で758自治体が逆にしているというような結果が出ていたんですけれども、沼田市はどうだったのかお伺いしたいと思います。
 それから、2回目の最後になりますけれども、民間企業でも、健康保険や源泉徴収でこのマイナンバーは活用できるということになります。その企業の職員が従業員のマイナンバー情報を見ることができるわけでありますから、行政のセキュリティーとかそういうのは、何度もお伺いしているんですけれども、そういう民間のシステムのセキュリティー安全性については、行政としてはどのように考えているのかお伺いしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答え申し上げます。
 1点目の条例改正については、不採択でも執行できるものかというものでございますが、番号法31条によりまして、地方公共団体については、地方自治の推進の観点から、その条例は沼田市のほうに委ねられているということでございます。しかしながら、法に従った措置をとる、その対策を講じるということでありますので、ぜひとも御理解をいただきたいと思います。
 また、補正予算の関係につきましても、先ほど申し上げましたとおり、準備行為ができるということで、その事務についてはあるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、議決をいただいた後に、その予算については執行させていただくということでありますので、御理解をいただきたいと思います。
 2点目の今回の番号法の関係で、それぞれ国からなりの通知なりが遅くというふうになっているということについてですけれども、沼田市といたしましては、それらの情報が来次第、法定受託事務に関する部分については、その都度対応を図っていくということでありますので、御理解いただきたいと思います。
 3点目の保有特定個人情報の関係でございますけれども、条例改正のときにもこの点については議論があったわけでございますけれども、本市では、これにつきましては掲げなかったということでございます。
 また、4点目の滞納整理なりの際に税情報などが、28年1月1日から情報が連結されるのかという点でございますが、マイナンバー法によりまして、平成30年から金融機関の預貯金口座に適用することになりましたけれども、これにつきまして、個人番号の付番は本人の同意を得て任意で行うことができるようになったということでございます。詳細が示されてない状況でありますけれども、今後につきましては、また情報提供があろうと思いますので、現時点では、そういうことで御理解願いたいと思います。
 準備の関係でございますけれども、これは先ほど申し上げましたとおり、これの番号法の関係、カード発行の関係につきましては、それぞれ決定したしだいに対応を図っていくということでございます。来年の1月1日からは個人番号カードの交付が始まるわけでございますので、個人番号通知につきましては年内に届けられるものというふうに理解をしてございます。
 また、番号法の関係について、市民の理解はどのように進んでいるのかということでございますけれども、これらの理解を進めるためにも、広報等で周知を図っているところでございます。そのパーセンテージにつきましては、把握をしてございませんので、ということで御理解いただきたいと思います。
 7点目の特定個人情報保護評価の関係でございますけれども、番号法におきまして、特定個人情報ファイルを保有する前に評価した結果を記載した書面を公示するというふうに規定をされております。議員の御指摘のとおりでございますが、特定個人情報ファイルという言葉、定義に合う事務が18件あったということでありますけれども、この点につきましては、3月時点で実施をしたということでございます。
 また、民間事業者のセキュリティー対策についてでございますが、やはり事業者においても、マイナンバーまた特定個人情報の漏えいの防止、その他適切な管理を行う必要があります。例えば、担当者を明確にして取り扱う者を限定するとか。また、リース対策ソフトウエアなどの導入を行うなどが、必要になってくるものというふうに思っております。
 なお、特定個人情報保護委員会におきまして、ガイドラインが示されておりますので、これらに沿った対応を図っていく必要があるものと考えております。
 以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) 条例関係の個別の問題はいろいろお聞きしました。内容的には、大体わかりました。3回目になりますので、多少全体的な問題についてお伺いしたいと思います。
 このマイナンバー制度はですね、個人情報を国が一元的に管理・活用することから、国家権力が国民の個人情報のほとんどを押さえて、国民を監視する制度ではないかという不安が国民の中にございます。その可能性については、当局はどのようにお考えなのか、教えていただきたいと思います。
 それから2点目になりますが、年金情報の流出問題で、基礎年金番号とマイナンバーの連結は1年半延期になりました。実施直前になっても、全国での準備が完全なのか、本当に通知カードが間に合うのかも、今の時点ではわからないのではないかと思います。
 次から次へと追加次項が報道されております。こういう状況ではどのような混乱が起きるかもわかりません。延期しても市民には全く不利益はないと思います。延期するしかないかと思いますが、今の時点での当局の考えをお聞きしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 再質疑にお答え申し上げます。
 国が国民の情報を一元管理して監視する制度という可能性についてでございますが、まず法律に定めがある場合を除いて、マイナンバーの収集、保管を禁止しております。
 また、必要な情報だけを取り出して、行政の効率化につなげるんだといった仕組みでございます。
 したがいまして、それぞれの情報が芋づるで、こう全て管理するというものではないというふうに理解をしてございます。 
 また、年金の関係も1年半ほど延期になったかということでございますけれども、いずれにいたしましても、この番号法の制度につきましては、行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現を目指すといった制度でございます。
 これにつきましては、適切な運用が図られるということで理解をしておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について願います。16番。
◇16番(井之川博幸君) それでは手数料条例の一部を改正する条例についてお伺いをいたします。
 第1条で通知カードの再交付というのが加えられております。しかし、最初の交付は、27年度中は無料ということが附則のところにも書かれておりますが、通知カードの再交付は500円にするとの根拠について教えていただきたいと思います。
 それから、第2条の関係ですが、個人番号カードの再交付は1件につき800円ということになっております。少し前の国の通知では1,000円であったと思いますが、800円になった理由について教えていただきたいと思います。
 以上です。
◇市民部長(諸田 裕君) ただいのの井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、通知の再交付に伴う手数料の500円とする根拠はとういうことでございますけれども、今般の通知カード及び個人番号カードにつきましては、地方公共団体情報システム機構というのは、全国の県及び地方自治体が共同して運営する組織でありまして、その組織の全国的な規約の中で価格決定、500円というような価格が決定されておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
 2点目の個人番号カードの800円の理由ということでございますけれども、これにつきましても、やはり標準価格というんですか、そういった形で定めてございますので、御理解をお願いしたいと思います。
 以上です。
◇16番(井之川博幸君) 御答弁いただきましたので、再質疑をさせていただきたいと思います。
 機構のほうで価格を全国的に決めているということなのですが、このカード自体が最初は機構から送られてくるのですけれども、再交付ということで、市民課で対応するということになるのですが、そのカードは機構から買うのですか、自治体が。要するに、カードはどこがつくられて、もとの原価をどこに払うのかということなんですけれど。機構が一括して全国のカードを管理して、自治体に、何て言うか、料金を取って、配るのかどうか、その辺を教えてもらいたいと思います。
 それから、再交付ということなので、通知カードやマイナンバーカードを紛失した場合、また盗難にあった場合、まあ届け出は市町村となっておりますけれども、沼田市は市民課の窓口なのか。それで、手続きはどのように行うのか。それで、そのまま引き続き再交付していただけるのかお伺いしたいのと、また、紛失したり盗難したりしたのではないかという理由のときに、それを使って成り済ましなどに使われないための対応はどのようにとられるのか、お伺いをしたいと思います。
 それから、最初の通知カードは、先ほど言われたシステム機構から送られてきますが、マイナンバーカードを機構に申し込むと、マイナンバーカードは来年の1月から市のほうに来て、市民課で対象者に届けるということになるのですが、これは市民が、市民課にとりに来るということになるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。
 それから、最近になってカードケースや顔認証システムを導入するということなどがマスコミで報道されておりますが、対応は大丈夫なのか確認をさせてください。
 また、これからもこのような新しいことがどんどん出てくる可能性があるのか、その辺についても教えてもらいたいと思います。
 以上です。
◇市民部長(諸田 裕君) 再質疑にお答え申し上げます。
 1点目の個人番号カードを機構から買うのかという御質疑ですけれども、先ほど申し上げましたように、この通知カードと個人番号カードにつきましては、市町村のほうで作成するというような、法定受託事務の中で位置づけられております。
 そういたしまして、今般、補正にも上がっておりますけれども、交付金ということで機構のほうへ払うわけなのですけれども、それにつきましては先ほども述べましたけれども、この地方公共団体情報システム機構は全国の県及び市町村、地方公共団体が共同してつくられている組織ということで、昨年の、26年の4月に設立されたわけですけれども、これが負担金補助及び交付金というような性格のものでございまして、その辺の負担金的な形で機構のほうへ支払うというような仕組みになっております。
 したがいまして、買うのかというよりも、全国一斉で個人番号カードを交付するに当たっての負担金というんですか、分担金というんですか、そういった御理解でお願いしたいと思います。
 2点目につきましては、再交付についての手続きなんですけれども、実際その番号を紛失した場合においてはですね、キャッシュカードと同様に本人が気づいた場合については、市の窓口や警察のほうに連絡、速やかに連絡していただきたいというふうに考えております。紛失したことに気づかない場合は、第三者が拾得物として連絡をしていただくものですけれども、成り済ましなどの悪意が働くようなことも考えられますけれども、個人番号法においても、不正取得等に対して厳正な罰則が科されておりますので、そんな中で対応していくというふうに考えております。
 3点目のマイナンバーカード、個人番号カードにつきまして、1月から順次発行・交付する準備を進めておりますけれども、個人確認もありますので、市民が来庁していただくのを原則としております。所定の手続きを踏まえて交付となりますので、一度市民の方々全員となりますけれども、一度は市のほうへ来庁していただいて手続きをとる形になっております。
 4点目につきましては、顔認証システム等の対応については大丈夫かという御質疑ですけれども、確かに顔認証システムについて、先般こんなシステムの導入について考えていますというような情報が来ております。しかしながら、その辺のシステム、機器の取り扱い等の詳細な説明がまだ市のほうに来ておりませんので、今後の国からの情報を注視しながら、1月からの交付が円滑に進められるような対応に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。
◇16番(井之川博幸君) 再質疑をさせていただきます。
 カードの関係はですね、再交付ということなので、なくす方がいなければ再交付はいらないのですけれど、だから、自治体ごとに再交付というのは、はっきりしているものではなくて、これから先何年も再交付していくわけですから、その再交付した数は補填していかないと、市のほうで窓口が対応できないということになるのかなという感じがしたものですから、聞いてみたのですけれど。要するに、再交付する場合もあれですかね、機構に再交付要請をして、市に送られてくると、こういうふうになるのですか。市の窓口で再交付の要請をして再交付されると、こういうことなのか、ちょっと確認をさせてください。
 それから、成り済ましの問題で聞いたんですけれど、なくしたよとか、盗難されたかもしれない届け出があった場合に、すぐその場であれですか、システムの中でそのなくなったものの番号を消すとか、そういう処理がされるのかどうかお伺いをしたいと思います。
 それから、カードをとりに来るというのはわかりました。新しい情報について、まだ具体的にいろいろな情報が来ていないということで、かなりやっぱり、国の対応もおくれているなとわかりました。
 それで内容的にですね、このマイナンバーカードの内容的にも非常に難しくて、まだ市民の多くが理解をしていないと思うんですけれども、この具体的な手続きもなかなか、この広報で出していただいていますけれども、それだけではちょっと簡単にわからない。今回また、企画課の政策調整係のチラシが出ていますけれども、なかなか読んでもですね、やはり高齢者などはなかなかわからないという部分もあると思います。
 問い合わせが多く来て、カードが送られて混乱する可能性もあるんではないかというふうに思いますが、その辺に対する対応や準備は、きちんと万端整っているのかどうか、最後にお聞きしたいと思います。
 以上です。
◇市民部長(諸田 裕君) 井之川議員の再質疑にお答え申し上げます。
 1点目の再交付につきまして、どのような対応をするのかということでございますけれども、通知カードを紛失したと本人が気づいて市のほうに届け出があったときに、その辺の事情を確認いたしまして、通知カードの再交付ができるような対応を考えております。
 したがいまして、機構から送られてくることではなく、市のほうから交付することになると考えております。
 続きまして、2点目の場合、届け出があった場合について、新しい番号を新たに付番して、いわゆる成り済ましだとかの防止対策として、新たな付番をして、本人のほうへ通知するというような形が考えられております。
 3点目の今後の対応の中で、進めていく中で混乱しないような準備は大丈夫かというようなことですけれども、この制度が新しく導入されることでもありますし、簡易書留で通知カードが全戸、全市民に配布されるわけですけれども、その中で不達のものの、不達になったものへの対応、市のほうで現地調査等をしてですね、不達の件数を解消というんですか、解決に臨むわけなんですけれども、そういった中で対応していくと。また、個人番号カードにつきましてもですね、一応請求の、全ての方が個人番号カードを請求するというものではないかということを前提に考えております。当面はですけれども。そういった中でその申請件数だとかの状況に応じて、特設の窓口だとかその辺のものを今後円滑に、動向というんですか、移行ができるような形で対応を考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 以上です。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前11時10分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時17分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3
号)について願います。
 なお、議案第66号については、歳出より各款ごとに願います。
 まず、第1款 議会費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第2款 総務費について願います。16番。
◇16番(井之川博幸君) 20ページの戸籍住民基本台帳費についてお伺いいたします。
 戸籍住民基本台帳事業として、通知カード・個人番号カード関連事務の委任に係る交付金というのがございます。この委任をする関連事務の内容について、まずお伺いをしたいと思います。
 それから、一般的には、市の事業、これは法で市長の事務ということになっておりますけれども、委任をするという場合には、普通委託料ではないかと、普通はですね。普通は委託料ではないかと思うのですが、この交付金となっているのはどういうわけでなっているのか、お伺いしたいと思います。
 以上です。
◇市民部長(諸田 裕君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 1点目の関連する事務の内容につきましては、通知カード及び個人カードの作成に伴う業務でございます。
 2点目の交付金の名称につきましてはですね、この業務を行う地方公共団体情報システム機構が、全国の県及び地方公共団体が共同して昨年の4月1日に組織されまして、運営している組織でございますが、その中の業務ということで、交付金ということで、負担金補助及び交付金の性格で、交付金という名称で支出するものであります。
 以上です。
◇16番(井之川博幸君) 通知カードと個人カードに対する事務ということなんですけれども、実際にはあれですが、通知カードは封筒に入って、その中に返送用の封筒、通知カードが入って、いろんな文書が入っているわけなんですけれども、それが1回分。それから、個人カードの分ということなんですけれども。先ほどの答弁でも、何人が個人カードを申請するか、封筒を送り返して、写真を入れて送り返すという手続きなんですけれども、どのくらいの人が送り返すかわからないのですけれど、要するに、年度内に個人カードの発行枚数はわからないんですけれども、この予算の中で、その点はどのように考慮して予算化されているのか、その辺教えていただけますか。
◇市民部長(諸田 裕君) 御質疑にお答え申し上げます。
 通知カードの発送につきましては、市民の方々全部にまず通知カード、あと個人番号カードの申請書、それと案内書、案内パンフといいますか、その3点セットというよな形で個人に当初送られる予定でございます。通知カードと個人番号カードにつきましては一連の用紙になっておりまして、1世帯8人分ほど入った形で各世帯のほうへと送られる予定となっています。
 したがいまして、その通知カードについては1回分ということで、当初のものを発送いたしまして、10月の中旬ごろから発送開始となると思うのですけれども、一応11月末ごろまでを目途にということで、国のほうの情報にはございますけれども。
 2番目の個人カードの発行につきましては、何人が必要とするかということも読めないんですけれども、とりあえず、現在の情報、住民基本台帳カードですか、その辺の発行を、参考にはなりませんけれども、発行件数が今、1,500枚程度で、市民普及率が1%ぐらいなんですけれども、当市とすれば、住民基本台帳カードの使用を希望する方と今般の個人番号カードの性格は異なっておりますから、当然、より以上の普及を見込んでおりますけれども、先ほど申し上げたように、申請状況を見て対応をしていきたいと。ただ予算化につきましては、当然国のほうからの、国といいますか、機構からの全国の経費から、案分で請求されることになりますので、その辺御理解いただきたいと思います。
◇16番(井之川博幸君) わかりました。
 それで通知カードは書留で、郵便のほうで送られるということですから。書留ですから、受け取りをする人がいなければ、郵便配達の人は持って帰るということになると思うんです。書留ですから、何日という、よく郵便局に連絡してくださいというようなそういう形になって、連絡がなければ、その書留は、通知カードが入った封筒は、機構のほうに普通なら、発送したところに戻るというふうに理解はしているんですけれども、その行かなかった市民が実際にその時期にいなかっただけなのか、それとも、住所と名前はあるけれど、まったく住んでいないのか。そういうのは、市のほうでないとわからないというふうに思うんで、その処理はですね、その後の処理まで含めて機構に委任をされているのか。それとも、そういう実際に届かなくて、封筒が届いていないのは、また市のほうに来て、市のほうでそれを対応するのか。その辺の対応の仕方を最後お伺いしたいと思います。
 以上です。
◇市民部長(諸田 裕君) まず最初に先ほどの御質疑の答弁の補足になりますけれども、普及につきましてはですね、どの程度考えているのかというところで、5%ないし10%ぐらいの、他市の状況を見ながら、推測ですけれど考えております。
 2点目は、書留等で送りますけれども、郵便局のほうでも、おそらく1週間程度保管する形になろうかと思います。当然郵便局のほうで、その連絡票を差しおき、時間指定なり、在宅時間などを指定して、郵便局のほうで対応していただくこととなろうかと思いますけれども、その期間を過ぎたものについては、市のほうの名前、発送は機構なんですけれども、返送は市のほうになっております。市のほうで、その後の現地調査だとかを確認してですね、潰していくという言葉が適当なのかわかりませんけれども、不達の解消にですね、対応していくというふうに考えております。
 以上です。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第3款 民生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第4款 衛生費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第5款 労働費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第6款 農林水産業費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第7款 商工費について願います。15番。
◇15番(大東宣之君) まず初めに、商業振興についてお聞かせいただきたいと思います。
 グリーンベル21テナント出店促進事業費補助金が1億円減額になっておりますが、改めてその理由と経過についてお聞かせいただきたいと思います。
 続いて、観光交流費について、まず初めに、吹割の滝遊歩道安全対策事業、工事の内容についてお聞かせいただきたいと思います。
 続いて、大河ドラマ「真田丸」活用推進事業の事業内容と、この事業費の内訳、多分NHKに支払う金額など等があるのではないかと思いますが、その内訳についてお聞かせいただきたいと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの大東議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、グリーンベル21テナント出店促進事業費補助金の減額の件でございますが、これにつきましては、本年の3月の予算審査の際、あるいはまた、6月の一般質問におけます各議員からのそれぞれの御意見がございました。これらの御意見につきまして真摯に受けとめさしていただきまして、今般提案をさせていただきました条例の制定に合わせて、今回この補助金につきまして減額をさせていただいたという経過でございます。
 次に、吹割の滝の工事の内容ということでございますが、これにつきましては、6月の25日に吹割の滝で落石がございまして、お一人の方がけがをされたということでございました。
 その直後から通行どめの措置をさせていただくとともにですね、安全対策としまして、落石箇所の点検等を行って、その時点で浮き石等危険な状態にあるものにつきましては、撤去させていただいたところでございます。専門業者による調査をしていただいた結果ですね、あそこにつきまして落石等の工事が必要だという形になりました。
 そうしたことから、これにつきましては、文化庁あるいは、群馬県の文化財保護課、あるいは沼田の土木事務所とも協議をさせていただきまして、工事内容につきましては、文化庁の了解も得られたということから、安全対策工事を実施するというものでございます。
 続いて、3点目の大河ドラマ館の事業内容ということでございますが、これにつきましては、「真田丸」の放映に合わせまして、沼田市内におきましてドラマ展を開催したいというものでございます。これにつきましては、信之と小松姫を中心にした展示内容、さらにはですね、学ぶというものをキーワードにした内容のドラマ展を開催をしていきたいという考え方でございます。このドラマ館の運営につきましては、利根沼田、沼田市と利根郡の各町村、さらには、それぞれの観光協会、こうした構成員で組織いたします推進協議会、これを設置をいたしまして、こちらのほうで運営を行うというものでございます。
 予算計上させていただきました、この内容ということでございますが、これは負担金といたしまして、こちらの協議会のほうに支出をさせていただくものでございますが、内容といたしますと、ドラマ館の企画設置費。また、ドラマ館の管理運営費。また周辺整備、広告宣伝費ということで、トータル1億400万ということでございます。
 そのうちのかなりの金額が、いわゆるドラマ館の企画、設置をお願いいたしますNHKエンタープライズのほうへの費用という形になるということでございます。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) まず初めに、グリーンベル21の補助金の削減についてですが、結果としていろいろな検討をされてきて、今回こういう提案をしたということですが、本会議において条例制定がされたわけですが、今後この補助金を予算計上していくに当たっては、どういう基準、どういうお考えで予算を、補助金の予算を計上されていくのか、そういった検討がどのようにされてきているのか、お聞かせいただければと思います。
 続いて、吹割の滝遊歩道の工事の関係ですが、具体的にどういう工事をされるのか。例えば一般的に、コンクリートを吹きつけるのだとか、ネットを張るだとかということがちょっと考えられるのですが、どういった工事が行われるのか。それと、これから観光シーズンを本格的に迎えるわけですが、工事の期間や、また、紅葉の時期等について、工事がされるのか。それによって、また通行どめがあるのかどうか、お聞かせいただければと思います。
 それと、「真田丸」の関係ですが、実際1年間程度、この展示を行うということですので、実際その間、グリーンベル21の全体の調査や点検、また、工事等についてはですね、全くできなくなるのではないかという気がするのですが、そういうこととあわせて、グリーンベル全体のそういう調査や工事等についてはですね、影響はないのかどうかお聞かせいただければと思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) 1点目のグリーンベル21の補助金の支出の関係でございますが、これにつきましては、今後のグリーンベル21の再生に向けたスケジュールの中で、テナントの募集というスケジュールが入ってくると思います。
 そうした中でですね、具体的にその見込みが立つ段階になりましたら、これにつきましては、予算計上させていただければということで考えておりますが、昨日の特別委員会のほうでも御意見等ございました。できれば当初予算の中で計上と、もちろんそういった形で見込みが立つ場合につきましてはですね、一定の時期で当初予算、あるいは時期的にタイミングを逸することがあればですね、補正予算での対応等も考えていきたいということで考えております。
 また、2点目の吹割の滝の工事内容ということでございますが、具体的にはやはりですね、さまざまな工法があるということでございますが、調査した結果によりましては、場所によってはネットをかぶせるというところもございますし、あるいは、接着剤等を注入して、そのすき間を埋めるという工法もあるということでございます。それぞれの現地の状況に合わせて、そういった工法を組み合わせた中でですね、工事を施工していくということであります。
 工事の期間中、工事の内容によりましては、当然これから冬場の時期に向かってまいりますので、状況に応じては、また、通行どめの措置をさせていただくような状況も出てくるかと思います。
 また、3点目のグリーンベル21の関係でございますけれども、1階でドラマ展を開催している間に、グリーンベルの今後のスケジュールに支障は出ないかというということでございますが、具体的にあそこが改修工事に入ってくるのがですね、このドラマ展を開催している時期の以降ということで現在見込んでおりますので、直接的な影響はないものと考えております。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) 1点目については了解いたしました。
 それで、2点目の吹割の滝の関係ですが、工事の内容によっては、通行どめがあり得るということなのですが、多分そうだとは思うのですが、ただ、これから紅葉の時期、観光客が一番多く来る時期も含めてですね、工事によっては通行どめにするのかどうか。また、その期間がどれくらいに、全体の工事をどれくらいの期間と見込んでいるのか。また、予想される、例えば紅葉の時期にあって、通行どめをせざるを得ない期間というのはどれくらいを見込んでおられるのか、考えておられるのか。全体の期間、そして紅葉の時期含めてですね、お考えをお聞かせいただければというふうに思います。
 それとドラマ館についてですが、グリーンベル全体の工事等には支障はないということですので了解をいたしました。
 実際、これは1階で開催するということでよろしいのかどうか。開催の場所をもう1回確認させていただきたいのと、ああいう建物ですので、外から見てもそういうものが行われているというのはなかなかわかりづらいのではないか。ですから、大型の看板なり壁面全面を使ったような看板というか、絵を書くだとか、そういうようなアピールというか、PRの仕方については、どういうふうに検討されているのかお聞かせいただければと思います。
(休憩を求める者あり)
    ─────────────────────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前11時38分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時39分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇経済部長(栃原豊彦君) 貴重なお時間をいただきまして、申しわけございませんでした。
 1点目の吹割の滝の工事の関係でございますが、工期につきましては、おおむね2カ月程度ということでございますが、現在、安全対策工事の実施設計をやっている段階でございます。それが終了してからということで、現在、先ほど申し上げました詳細の工事内容も詰めているということでございまして、いずれにいたしましても、冬場の凍結期間の前に事業のほうは終了していきたいということでございますので、10月末から12月にかけての工事期間ということになろうかと思います。
 いずれにしても、その期間につきましてはですね、行楽シーズンでございますが、やはり一定程度制限をしながら、やっていくという形にならざるを得ないということで考えております。
 それと、2点目のドラマ館の関係でございますが、現在想定しておりますのが1階でございます。さらにこれをPRするための表示、看板等でございますが、この詳細につきましては、現在NHKエンタープライズ等とも協議しながら、検討させていただいているところでございます。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。8番。
◇8番(金子浩隆君) 6月の一般質問で、観光誘客のため、大河ドラマ館を設置してはと提案させていただいたんですけれども、正直1億400万円という金額に驚いております。今、その大部分がNHKに支払われる、ほかに管理運営費も含まれているということでございましたけれども、FM-OZEを移転させる際に、グリーンベル21を一旦閉鎖させる。そして、月に300万から500万円、1年で計算すると3,600万から6,000万円もかかる管理費を節約するのだということでございました。この大河ドラマ展の予算に先ほど管理運営費は少し入っているということですけれども、少しじゃ足らないと思うのですが、これが含まれているのかどうか、再度確認させていただくのと同時に、含まれていないとすれば、どう予算立てするのかお伺いをいたします。
 また、大河ドラマ展は、ただいまグリーンベル21の1階を使用するということでございますけれども、1階の何パーセントぐらいを使用する予定なのかお聞かせください。
 そして空調整備、それから給排水設備がもう傷んでいると思いますけれども、1階部分だけでも改修する必要があるんだか、お客さんが来られたら、当然トイレは使用すると思います。また、真夏のときには、冷房がないと過ごせないと思いますし、この改修工事を行うとすれば、その費用をどうする御予定でいらっしゃるのかお伺いいたします。
 そして2点目、まちづくり支援事業の工事請負費について伺います。グリーンベル21駐車棟の改修工事でございますけれども、200万、300万円の塗装工事ではなくて、2,000万、3,000万かかってしまう屋上の防水シートの張りかえではなくて、駐車場棟ですから、空調設備、給排水設備の改修工事はないと思いますけども、なぜ、2億2,464万円、こんなにかかってしまうのかというところでございます。
 来年3月中旬までに、大河ドラマ展に間に合うように工事期間を設定するという昨日の特別委員会での答弁もありましたけれども、この短期間でどれだけの工事をすることによって、2億2,000円以上の予算が必要なのか。どのように精査されたのかお伺いいたします。
 以上2点お伺いいたします。
◇経済部長(栃原豊彦君) 金子議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、ドラマ館の関係でございますが、グリーンベル21につきましては、一旦これをクローズさせていただいたということで、現在あそこでかかりますのは、警備等は引き続きやってございますので、そういった機械警備に必要な経費、あるいは上下水道につきましても、これにつきましては使用はございませんが、あそこを廃止したわけではございませんので、クローズしたということでございますので、引き続き基本料金等の支払い等はございます。ですから、通常の維持管理経費というのはかなり減ってきてございます。
 そうした中でこれを、1階にドラマ展を開催するに当たってのそこに係る経費等につきましては、こちらの今回の計上させていただきましたドラマ館にかかる経費の中で決めさせていただくということで考えております。
 それとまた、ドラマ館の使用するスペースでございますが、現状では、おおむね展示スペースとすれば300平米ほどを予定しているところでございます。
 それとまた、空調等につきましては、当然、あのビルが全体空調というシステムをとっておりましたので、このドラマ展の開催に合わせまして、全体の空調を動かすというわけにいきませんので、これはそこの展示スペースのみの空調等を考えておるわけでございます。
 それらの費用につきましても、今回計上をしておりますこちらの予算の中で対応していきたいということでございます。
 さらに、給排水、トイレ等につきましては、当然これにつきましては改修の必要性がある設備でございますが、この期間中につきましては、現状の給排水につきましては使用していくという考え方でございます。
 また、2点目のグリーンベルⅡ街区の改修工事の内容ということでございますが、これにつきましては、建物調査を実施いたしました。その結果に基づきまして、劣化及び今後更新等が必要な箇所、これらが明らかになりました。それらの工事を行うものでございます。
 現在実施設計を行っているところでございますが、詳細についてはそちらで現在設計を行っているわけですが、外壁の塗装工事、あるいはトイレの内部補修、あるいは屋上棟屋の防水工事、耐火被覆の補修工事、鉄骨躯体の補修工事、また鉄骨階段、また鉄骨手すりの塗装工事ということで、建物全体につきましては、いわゆるこういった防水あるいは塗装の工事を行うということでございます。
 そのほかに設備関係といたしましても、電気設備工事、あるいは火災報知器の交換等、こういった設備関係につきましても補修を行っていくという内容でございます。
 以上です。
◇8番(金子浩隆君) 大河ドラマ館、大河ドラマ展ですね、こちらについては、この1億400万の中で管理運営費が全て含まれているということですので、これ以上お金がかからないということで安心をいたしました。
 市民の中からもどうしてこんなにお金がかかるのだろうという声が、既に上がっておりますので、その点についてですね、ここで議会でつまびらかにすることは意義があると思っておりますし、また当局におかれましては、そういう点でもですね、ぜひ、市民の皆様に周知していただければありがたいと思っております。
 そして、1階の何パーセントを使用するかということに対して、300平米というお答えでしたけれども、これは10分の1ぐらい、そのくらいになるんですかね、2,900平米ぐらいをかつてスーパーが使っていたということだったという記憶があるんですけれども、そこのとこをもう少しはっきりと教えていただきたい。
 つまり、1階のあの広いスペースの大部分を使うとすれば、また、すごいお金もかかるだろうし、前橋の今の「花燃ゆ」のドラマ館を見た限りでは、それほどの展示ができるのかなという思いもするので、そこのところをコンパクトにまとめてやっていただく。そして、1億400万の中で全て賄っていただくということであれば、これは市民の皆様にも納得していただけると思うのです。費用対効果という点がありますので、その点もう一度教えていただきたいということと、それからグリーンベルの駐車場棟のほうですけれども、本当に市民の皆さんから、駐車場棟でこんなに2億2,000万もかかるんじゃ、本当商業棟の方は幾らかかるのか心配の声がもう既に上がっております。無償譲渡の話が出たとき、かつてですね、庁舎移転に8億円かかる試算が出ました。それに対して、そんなにかかるんかい、高すぎるんじゃないか、そんなにかかるはずはないんじゃないかという声、さまざまな声が出たんですけれども、もう取得するのに5億円以上かかっていて、これから本番、庁舎の移転、テナントの募集が始まって、またお金が大分かかってくるわけでありますので、この事業費というのはしっかりと精査していっていただければありがたいと思っております。
 本当に厳しい財政状況の中、先ほどの大河ドラマ館も千載一遇のチャンスをつかまえるときではありますので、打って出るのは大賛成です。
 ただ、しっかりとした精査を行って、かかる費用を抑えていかなければいけないというところがあると思いますので、その点についてお考えをお聞かせください。
◇経済部長(栃原豊彦君) ドラマ館の関係でございますが、やはり議員御発言のとおり、千載一遇のチャンスであるということで考えております。これにつきましては沼田だけでなくて、川場村、あるいはみなかみ町、その他ですね、利根郡内の町村と連携しながら、広域的な連携の中で誘客を図っていきたいということでございますので、そうした中で、やはり中心となるこのドラマ館、沼田市に置かしていただくと。
 さらにはですね、計画の中には、川場村にはサテライトの展示、あるいはみなかみのほうでもサテライトの展示、それらを結びながら、利根沼田に来るお客さんに周遊をしていただくような形で、利根沼田全体で迎えていきたいということで考えております。
 当然、多額の費用をかけるわけでございますので、それに見合う効果が出てくるように、さらにはですね、やはりこれを機に、やはり真田の時代、沼田城があった時代にですね、信之と小松姫、これを新たに、また市民の方にもですね、十分認識していただく機会にさせていただきたいと。そのために学ぶをキーワードにした展示内容にしていきたいということで考えております。
 さらに、「花燃ゆ館」につきましては、聞くところによりますと2億5,000万円。また、上田市のドラマ館におきましては、3億7,000万円かかるということでございます。それに比べますと、沼田市は1億円の中でやっていきたいということでございますが、これにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、やはり信之と小松姫に絞った展示内容にしていきたいということでございます。
 さらにはその時代、沼田城が非常に重要な地であったという部分を、当時のそういった勢力図の中で、沼田城がどれだけ重要な部分にあったかと、そういったものの展示をしてですね、やはり歴史的なそういった背景についても、市民の方にも、当然観光客の方にも知っていただくと。後々これが誘客にもつながるような対応を図っていければということで考えておりますので、多額の費用がかかるわけですが、それに見合う効果を出すようにやっていきたいということで考えております。
 それと、1階の延べ床面積は4,200平米ということでございます。そのうち先ほど申し上げました展示スペースが300平米でございますが、それに付随する物産あるいはエントラスといいましょうか、そういったものも含めると、それもおおむね300平米ぐらいかかると思いますので、全体では600平米、展示スペースのみですと300平米ということでございます。
 それと、グリーンベル21の関係でございますが、これにつきましても当然多額な費用がかかることが想定をされます。今後詳細につきましては、昨日お示しさせていただきました基本構想に基づきまして、基本設計、実施設計という段階を経ていきますので、それぞれの設計の段階で、当然概算費用等も算出をされるということでございますので、当然のことながら、その経費については十分考慮した中でですね、設計等を行っていければと考えております。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。5番。
◇5番(中村浩二君) 7款1項5目の35ページ、先ほどのですね、吹割の滝遊歩道安全対策工事でございますけれども、同僚議員の説明で内容的には理解できました。また、この3,000万円の計上によってですね、安全対策が施行されると、吹割の滝関係者一同喜んでいることと存じます。
 また、落石事故によりまして、通行どめという形でおったんですけれども、市の御配慮、御指導によりまして、8月上旬に解除されたと、通常の経営状態に戻ったということ、吹割の滝関係者一同、非常に喜んで感謝しているという声をいただいておりますので御報告申し上げます。
 この件について、御答弁は結構です。
 以上です。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第8款 土木費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第9款 消防費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第10款 教育費について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、歳入について願います。
 まず、第9款 地方特例交付金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第10款 地方交付税について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第13款 使用料及び手数料について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第14款 国庫支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第15款 県支出金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第16款 財産収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第17款 寄附金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第18款 繰入金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第19款 繰越金について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第20款 諸収入について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第21款 市債について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第2条 債務負担行為の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、第3条 地方債の補正について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております日程第4、議案第61号から日程第14、議案第73号までの以上11件については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、日程第4、議案第61号から日程第14、議案第73号までの以上11件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論は一括して願います。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。16番。
〔16番 井之川博幸君登壇〕
◇16番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例について、議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例について、議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)について、以上3件について、反対の立場から討論を行います。
 議案第61号は、マイナンバー制度実施に向けて、市の個人情報保護条例を改正しようというものでありますが、マイナンバーは今までの個人情報よりも強力な個人識別機能を有しており、マイナンバーを含む特定個人情報は、悪用された際の危険性が一般の個人情報よりも高いと言われており、その不安は多くの国民が払拭できない状況であります。実際に年金情報は流出し、問題も完全に解決した状態ではなく、連結が1年半延期されています。
 また、税・福祉・災害などのほかに、健康や銀行情報まで追加され、将来的にはあらゆる個人情報が連結され、国家権力による国民監視システムとも言われています。さらに、全国的にも準備作業に問題が多く発生しており、実施を目前にしても市民の理解も進んでいるとは思えず、国からの情報も足りず、通知カードも10月末まで全世帯に届くかもわかりません。カードケースや顔認証システムも最近になってマスコミ報道されたものであります。
 このような問題だらけのマイナンバー制度は実施を延期し、中止に向けて検討すべきです。よって、議案第61号は認められません。
 議案第62号は、マイナンバー制度に伴うカードの再発行手数料を決めるもので認められません。
 議案第66号は、総務費、戸籍住民基本台帳費において、番号法で決められた市長の行う業務を地方公共団体情報システム機構に委託し、その業務に係る費用を交付金として支払う事業が含まれているものであり、認められません。
 以上の理由を述べ、反対討論といたします。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第61号 沼田市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第62号 沼田市手数料条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第63号 沼田市企業誘致推進条例の全部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第66号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第67号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第68号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第69号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第70号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第71号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第72号 平成27年度沼田市農業集落排水業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第73号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第4 議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について
◇議長(星野 稔君) 日程第15、議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意についてを議題といたします。
 職員より、議案を朗読させます。事務局。
(職員朗読)
◇議長(星野 稔君) 朗読が終わりました。
 市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意について御説明申し上げます。
 教育委員会の委員であります堀口秀樹さんの任期が平成27年9月30日をもって満了となりますので、後任の委員について慎重に選考した結果、星野貴昭さんを適任と認め任命いたしたく、提案申し上げる次第であります。
 星野貴昭さんの経歴概要につきましては、議案参考資料として配付の経歴概要書のとおりでありますので、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第74号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第74号 沼田市教育委員会の委員任命の同意についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第5 閉会中の継続審査及び調査申出について
◇議長(星野 稔君) 日程第16、閉会中の継続審査及び調査申出についてを議題といたします。
 総務文教常任委員長、民生福祉常任委員長、経済建設常任委員長、議会運営委員長、議会改革特別委員長及びグリーンベル21特別委員長から、会議規則第104条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。
 それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、それぞれの委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 字句等の整理委任について
◇議長(星野 稔君) 日程第17、字句等の整理委任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会で議決された事件について、その字句等の整理を要するものにつきましては、会議規則第42条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。
 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 市長閉会挨拶
◇議長(星野 稔君) この機会に、市長より発言の通告がありましたので許可いたします。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) お許しをいただきましたので、一言お礼の御挨拶を申し上げます。
 初めに、今回の関東・東北水害で鬼怒川の堤防決壊などにより甚大な被害を受けた茨城県常総市を初めとする被災地域でお亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、被害を受けられた数多くの方々に心からお見舞い申し上げます。
 また、1日も早い復興をお祈りいたします。
 さて、今期定例会は、去る9月1日から本日までの18日間にわたり開催され、議員各位には熱心な、また、慎重な御審議を賜り、御提案申し上げました全ての案件につきまして、原案のとおり可決、承認をいただき、まことにありがとうございました。
 また、教育委員の任命にも御配慮賜り、まことにありがとうございました。重ねて衷心より感謝と御礼を申し上げる次第であります。
 とりわけ、平成26年度沼田市一般会計及び特別会計6件の歳入歳出決算並びに平成26年度沼田市水道事業決算につきましては、決算審査特別委員会を設置され、綿密なる御審査をいただきましたが、この間における大竹委員長、中村副委員長の御労苦並びに委員各位の熱心な御審査に対しまして、深甚なる敬意と感謝を表する次第であります。
 また、一般質問におきましては、11名の方々から現下の諸問題について示唆に富んだ御質問を賜り、それぞれ答弁を申し上げさせていただいたところでありますが、研究・検討課題とさせていただきました事項につきましては、今後十分に留意をしてまいりたいと存じます。
 さて、地域経済の動向につきましては、今月7日に日本銀行前橋支店が発表した群馬県金融経済概況における景気判断では、「県内景気は、緩やかな回復基調にある。」としておりますが、中山間地に位置する本市においては、回復の兆しはいまだ限定的であり、実感に乏しい状況です。
 現在国は、地方への経済の好循環を広げ、地方の活性化を図るべく地方創生の基本方針として「まち・ひと・しごと創生」、いわゆる地方創生の取り組みを積極的に推し進め、国と地方の総合戦略の策定から事業推進の段階へ進め、地方創生の深化を目指すとしております。
 本市においては、国の諸施策に呼応し、市民構想会議にも御意見を伺いながら、沼田市版総合戦略の策定を進めているところでありますが、今後の人口減少、少子高齢化と、地域経済縮小の克服という大きな課題に対して、行政が一体となって選択と集中により、スピード感を持って実施し、まち・ひと・しごとの創生と好循環の創出に取り組んでまいりたいと考えております。
 結びに、議員各位のなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、本定例会の閉会に当たってのお礼の御挨拶とさせていただきます。
 まことにありがとうございました。
    ──────────────◇──────────────
    第8 閉  会
◇議長(星野 稔君) 以上をもちまして、平成27年第4回沼田市議会定例会を閉会いたします。
 議員各位並びに執行部各位には、大変御苦労さまでございました。
    午後0時13分閉会


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