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平成27年第5回沼田市議会会議録 議事日程第1号
. . . 平成27年第5回沼田市議会定例会会議録

平成27年12月7日(月曜日)

議事日程 第1号
平成27年12月 7日(月曜日)午前10時03分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 報告第10号 専決処分報告について
第 4 議案第75号 市道路線の変更について
第 5 議案第76号 市道路線の廃止について
第 6 議案第77号 字の区域の変更について
第 7 議案第78号 沼田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に
関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について
第 8 議案第79号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第80号 沼田市立学校設置条例の一部を改正する条例について
第10 議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に
ついて
第11 議案第82号 指定管理者の指定について
第12 議案第83号 指定管理者の指定について
第13 議案第84号 指定管理者の指定について
第14 議案第85号 指定管理者の指定について
第15 議案第86号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
第16 議案第87号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第17 議案第88号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第18 議案第89号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第19 議案第90号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
第20 議案第91号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
第21 議案第92号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
第22 議案第93号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
    ─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 報告第10号 専決処分報告について
第 5 議案第75号 市道路線の変更について
    議案第76号 市道路線の廃止について
               以上2件一括上程
第 6 議案第77号 字の区域の変更について
第 7 議案第78号 沼田市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に
関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定について
第 8 議案第79号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
第 9 議案第80号 沼田市立学校設置条例の一部を改正する条例について
第10 議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に
           ついて
    議案第82号 指定管理者の指定について
    議案第83号 指定管理者の指定について
    議案第84号 指定管理者の指定について
    議案第85号 指定管理者の指定について
    議案第86号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第5号)
    議案第87号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
    議案第88号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
    議案第89号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第90号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第91号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第92号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
    議案第93号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)
               以上13件一括上程
第11 散  会
    ─────────────────────────────
出席議員(20人)
       1番  林  清史君      2番  永井 敏博君
       3番  桑原 敏彦君      4番  茂木 清七君
       5番  中村 浩二君      6番  坂庭 直治君
       7番  星野 妙子君      8番  金子 浩隆君
       9番  井上  弘君     10番  高柳 勝巳君
      11番  髙山 敏也君     12番  野村 洋一君
      13番  久保 健二君     14番  小野 要二君
      15番  大東 宣之君     16番  井之川博幸君
      17番  大島 崇行君     18番  大竹 政雄君
      19番  星野  稔君     20番  星野佐善太君
欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   総務部長       田村 博史君
   市民部長       諸田  裕君   健康福祉部長     下  宏一君
   経済部長       栃原 豊彦君   都市建設部長     内山 日朗君
   総務課長       小林 信博君   会計管理者兼会計局長 片野  肇君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       小池 龍実君
   庶務課長       狩野 裕子君   監査委員事務局長   松井 玲子君
    ─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
    ──────────────◇──────────────
    午前10時03分開会
◇議長(星野 稔君) ただいまから平成27年第5回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(星野 稔君) 去る10月27日に御逝去なされました故上原訓幸副市長に対しまし
て、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、御冥福をお祈り申し上げます。
 この際、沼田市議会として哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと思いますので御協力をお願
いいたします。
◇事務局長(茂木進一君) それでは、皆さん御起立をお願いします。黙祷。
〔 全 員 黙 祷 〕
◇事務局長(茂木進一君) お直りください。御着席願います。
◇議長(星野 稔君) この機会に、市長より発言の申し出がありましたので許可いたします。
市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) お許しをいただきましたので、故上原訓幸副市長が逝去されましたこ
とにつきまして、一言述べさせていただきます。
 去る10月28日の上原副市長の訃報は、余りに突然のことであり、ただただ残念で、今で
も信じられません。ましてや、奥様を初め、御家族の御心中は察するに余りあり、ひたすら哀
悼の誠をささげるのみで、言葉もございません。
 故上原副市長は、昨年7月の就任直後から、本市の山積している課題に対し、部下に対して
は的確な指示を、また、私に対しましてもさまざまな場面で助言、細やかな心配りで支えてい
ただき、高い能力を発揮され、その職務を立派に果たしていただいたところであります。
 今後もさらに御指導を賜りたいと思っていた矢先での急逝、まことに痛恨のきわみでござい
ます。ここに改めて、故上原氏に謹んで哀悼の意を表したいと存じます。
 副市長、不在の中ではありますが、当局も各部長を中心に一丸となり、本市の行政課題へ対
応を図ってまいる所存でありますので、議員各位におかれましても、より一層の御指導、御鞭
撻を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
    ──────────────◇──────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前10時06分休憩
    ─────────────────────────────
午前10時10分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(星野 稔君) 次に、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 沼田市監査委員金井章二、大島崇行の両氏から、例月出納検査結果報告書並びに定期監査等
結果報告書が、地方自治法の規定に基づき議長宛てに寄せられておりますのでその写しを、ま
た、9月定例会以降に開催されました組合議会にかかわる結果報告をお手元に配付しておきま
したので、ごらんいただきたいと思います。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) 以上で諸般の報告を終わります。
    ──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(星野 稔君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から12月17日までの11日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から12
月17日までの11日間と決定いたしました。
    ──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(星野 稔君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、高柳勝巳議員、髙山敏
也議員、野村洋一議員の以上3名を指名いたします。
    ──────────────◇──────────────
    第4 報告第10号 専決処分報告について
◇議長(星野 稔君) 日程第3、報告第10号 専決処分報告についてを議題といたします。
 報告書の朗読を省略し、直ちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました報告第10号 専決処分報告、平成27年
度沼田市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。
 本補正予算は、吹割の滝遊歩道の確実かつ速やかな安全対策を図るため、当該遊歩道の安全
対策に係る経費に限定し、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,120万3,0
00円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ224億4,956万5,000円
としたものであります。
 補正予算の内容について、その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第7款 商工費は、2,120万3,000円の追加でありますが、観光交流費で、吹割の
滝遊歩道安全対策工事費の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第18款 繰入金は、2,120万3,000円の追加でありますが、基金繰入金では、観
光施設建設基金繰入金を追加するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、期間的な制約からやむを得ず専決処分として措
置させていただいたものであります。
 細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議
の上、報告のとおり御承認いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。15番。
◇15番(大東宣之君) 今回の吹割の滝遊歩道の工事の関係ですが、既に工事が完了したの
かどうか、まず確認をさせていただきたいのと、どのような工事をされたのか、内容を教えて
いただきたいというふうに思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 工事は既に完了したのかということでございますが、工事につきましては、10月27日に
工事を発注いたしまして、工期につきましては3月25日までを予定してございます。来年の
滝開きまでにはですね、安全工事を完了し、安全を確保したいということでございます。
 なお、工事の内容ということでございますが、これにつきましては、詳細設計をした中で、
工事、危険箇所の把握を行いました。そこの把握した箇所につきまして、今回安全対策工事を
施すということでございます。
 工事の場所によりまして、延長約150メートルの区間でございますけれども、場所により
まして、ネットをかぶせる工法、あるいは大きな岩があるところにつきましてはワイヤーロー
プ等で固定をする、また小さな箇所につきましては、それぞれ接着等の工法によりまして、そ
れぞれの箇所の安全対策を進めるという内容でございます。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) はい、わかりました。
 吹割の滝遊歩道、地形的にいってですね、岩がもう、この出ているというか、そういった危
険な箇所がたくさんあるわけですから、今後ですね、安全の確認、例えば定期的に目視で、支
所の職員の方が定期的に安全の点検をするだとか、そういった安全の確保についてどのように
考えておられるのか。また、訪れた方々に対する注意喚起等についてはですね、どのようにさ
れていくのか、この工事の中で何らかの検討等がされていくのか、お聞かせいただければと思
います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 現在はもう既にですね、12月中旬から一部通行どめをさせていただきまして、工事をさせ
ていただいている状況でありますが、それまでの間におきましても、吹割の滝の入口におきま
すスピーカー等による事故防止の注意喚起、それとまた、それぞれの落石注意等の看板、ある
いは危険箇所等の周知看板。また、滝周辺の遊歩道のところには、救命用具等の設置。それと
また、この期間中につきましては、土日また祝日につきましては、警備員を配置をいたしまし
て、巡回等、あるいは、観光客への注意喚起等を行ってきたところでございます。
 そのほか、吹割の滝つぼの近くにおきましては、石灰によりまして立入禁止区域を明確にす
るために線を引いたりと、こういった対応をしてきてございます。
 特に今年は落石事故があったということでございまして、平日につきましては職員が朝8時
半と夕方5時ごろでございますが、目視をしてパトロールを行っております。また土日、祝祭
日につきましては、警備員に依頼し、1日2回の目視巡回の点検等をさせていただいておりま
す。今後につきましても、日々の目視によるパトロール等で確認をするとともに、今回実施い
たします安全対策工事によりまして、まずは現状把握している危険箇所の安全を担保していき
たいということで考えてございます。
 なお、先ほど議員の御発言にもございましたが、やはり自然の地形でございますので、今後
状況によっては、また危険な岩等が出てくると。これにつきましては、先ほど申し上げました
とおり、パトロールを行いながら、安全点検を行っていきたいと、そういう形で考えておりま
す。
 また、注意喚起につきましては、先ほど言いましたように、看板等、あるいはスピーカーに
よる案内と、こういったものにおきまして、あとは警備員等による注意喚起というもので対策
を図っていきたいということで考えております。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) おおむね理解はできました。
 ただですね、あそこが国指定の天然記念物ということもあって、安全確保するにしてもです
ね、国との協議に一定の時間をとらざるを得ないという状況にありますので、そういった点で
安全をこれからも確保していく、吹割の渓谷全体をね、対岸の遊歩道も含めて、全体の安全を
確保していくためにですね、国との協議等をどのように進めていかれるのか、最後にお聞かせ
いただければというふうに思います。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 今回の安全工事の実施に当たりましても、文化庁との協議をさせていただきました。その中
で工法等につきましても文化庁のほうに御説明をさせていただいて、御了解をいただいたとい
うことでございます。今後におきましても、安全対策をどうするかに当たり、必要となる協議
については、文化庁等の御意見等も伺いながらやっていきたいということで考えております。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。8番。
◇8番(金子浩隆君) 今もお話出ましたけれども、国の天然記念物ということで、担当者の
方は文化庁まで、東京まで出かけていって御苦労いただいたわけでありますけれども、この工
事費に関して国からの補助は全くないのでしょうか、その1点お聞かせください。
◇経済部長(栃原豊彦君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 現状では、今回の安全対策工事にかかわります国等の補助金はございません。
 今回につきましては、観光施設整備基金のほうを充てさせていただくということでございま
す。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております報告第10号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、報告第10号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより報告第10号 専決処分報告についてを採決いたします。
本案は承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
    ──────────────◇──────────────
    第5 議案第75号 市道路線の変更について及び
       議案第76号 市道路線の廃止について
                     以上2件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第4、議案第75号 市道路線の変更について及び日程第5、議
案第76号 市道路線の廃止についての以上2件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第75号 市道路線の変更について及
び議案第76号 市道路線の廃止について、一括して御説明申し上げます。
 まず、議案第75号 市道路線の変更について御説明申し上げます。
 今回変更する6路線は、県営屋形原南部土地改良事業の完了に伴い、事業区域に関係する市
道の延長を変更するものであります。
 続きまして、議案第76号 市道路線の廃止について御説明申し上げます。
 今回廃止する9路線は、同じく県営屋形原南部土地改良事業の完了に伴い、事業区域内の市
道を廃止するものであります。
 以上2件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては
御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決
定くださいますようお願い申し上げます。 
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第75号 市道路線の変更について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第76号 市道路線の廃止について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第75号及び議案第76号の以上2件については、会議
規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号及び議案第76号の以
上2件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
 なお、討論は一括して願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第75号 市道路線の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第76号 市道路線の廃止についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第6 議案第77号 字の区域の変更について
◇議長(星野 稔君) 日程第6、議案第77号 字の区域の変更についてを議題といたしま
す。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第77号 字の区域の変更について御
説明申し上げます。
 本件は、市営追貝土地改良事業に伴い、地区内の土地の区画及び形状を改めた結果、字の区
域を変更する必要が生じたもので、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決をお
願いするものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第77号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第77号 字の区域の変更についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第7 議案第78号 沼田市行政手続における特定の個人を識別するための番号
              の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条
              例の制定について
◇議長(星野 稔君) 日程第7、議案第78号 沼田市行政手続における特定の個人を識別
するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の制定についてを
議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第78号 沼田市行政手続における特
定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の
制定について御説明申し上げます。
 本条例は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行
により、平成28年1月から個人番号の利用が開始されることを受け、条例を制定するもので
あります。
 地方自治体では、従来から税や福祉、それぞれの事務で保有する個人情報について、相互に
利用・連携を行ってきたところでありますが、番号制度導入後においても引き続き同様の情報
連携を図るため、同法第9条第2項の規定に基づき、庁内情報連携の規定を包括的に定めるも
のであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ、所管の部長
に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。16番。
◇16番(井之川博幸君) ただいま市長から条例に関する説明がありましたけれども、その
中で今までもですね、市民の関係の情報は、それぞれの部署で相互に利用したり連携をしてき
たというようなお話がございました。今回また番号法におきまして、今度はその一人一人のマ
イナンバーのもとに全ての情報が集約をされて、それが利用されると、その連携もされていく
ということになると思います。
 まず、もう一度細かいことを聞きますけれども、条例制定の理由の関係ですけれども、番号
法の中で行政機関等の間で情報連携するということになっていると。一つは、現在市が保有し
ている市民の特定個人情報ファイル、ここで決められている社会保障や地方税、防災に関する
情報はそれぞれの部署で管理をされておりますけれども、一層効率的にですね、検索するため
ということで、市の庁内のどこでも個人番号を利用して個人情報を得ることができるというこ
とではないかと思いますけれども、その点について教えてもらいたいと思います。
 もう一つは、平成29年7月からは、地方自治体間における情報連携が開始するということ
になっていると思いますけれども、それも含めてですね、今回条例制定されているのではない
かと思いますが、その辺についても教えてもらいたいというふうに思います。
 それからですね、番号法9条の1項ではですね、法定利用事務が規定をされているというこ
とで、今回の条例制定の根拠になっている2項では、独自利用事務が規定されているというふ
うになっていると思います。今回沼田市の条例案では、第3条で「法別表第2の第2欄に掲げ
る事務」と「法別表第2の第4欄に掲げる特定個人情報であって自らが保有するもの」と明記
されているところでありますが、その具体的説明というのが全くないわけですね、そういうふ
うに書いてあるだけで。法を見ろということだと思うのですけど、実は法を見ますとですね、
別表2だけでもA4で普通にコピーをとっても約100ページぐらいになるわけですね。その
中で、市長等の関係だけをこう抜き出して確認をするということをしないと、この条例の意味
が全くわからないということになるわけですね。そういう点ではですね、そういう添付書類等
の説明もございませんし、この膨大な資料の中で市長、教育委員会が関係する今回の具体的な
独自利用事務というのをやっぱりきちんと条例化、条例制定にあわせて提示する必要があった
のではないかというふうに思うわけです。
 ほかの市ではですね、そういうことをわかりやすく表にまとめて、市長がやる事務というこ
とで、それをまとめてみますと、他市のを見ますと、A4、1枚ぐらいでですね、きちんと表
ができるわけなんですけれども。このままだと、法を全部見ろと、その100ページ見なけれ
ば理解できないというような提案になっているわけで、この点についてはどのように考えるの
か、お考えを聞かせていただきたいと思います。
 3つ目なんですけれども、第3条の3項の内容なんですけれども、これはですね、例えばな
んですが、今までこの市の事務で、市民が市の特定のサービスを受けようとするときに、市税
の完納証明とか所得証明を添付しろというような内容になっていることがあるわけですよね。
福祉や建設関係でも今度は、税務課の関係のマイナンバーを使っての資料をきちんと確認でき
れば、そういう福祉や建設関係にいろいろ、例えば出すときに、市税完納証明とか所得証明と
か、そういうものも必要なくなると。市民にとってはいいことなんですけれども、そういうよ
うなことが規定されているような気がするのですけれど、そういうことなのかどうか、もう一
度教えていただければありがたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) ただいまの御質疑にお答えを申し上げます。
 まず、今回の条例につきましては、番号法の法定事務を処理するために、事務ごとに保有す
る特定個人情報ファイルにおいて、個人番号を利用することを認めておりますが、それぞれを
処理するに当たりまして、番号法の法定事務で保有する他の特定個人情報ファイルによる個人
番号を利用することは認められておりません。
 しかし、これまでも事務手続きの利便性や効率性の向上のため、それぞれの事務が保有する
個人情報について、必要の範囲で相互に利用・連携してきたところでありますので、番号制度
導入後も引き続き同様の情報連携が図られますよう、平成28年1月から番号法別表第2に掲
げる事務を処理するために、必要な限度で同表に掲げる特定個人情報であって、みずから保有
するものを利用することができるよう包括的な規定を設けるものでございます。
 みずからが保有する情報も番号法によりまして、条例で規定するようになっているというこ
とになりまして、今回の条例制定という形にさせてもらっているものでございます。
 また、2点目の自治体間との連携につきましては、法の19条に規定されているものであり
ますけれども、これにつきましては、今回の条例には規定してございません。情報連携が他の
自治体といいましょうか、行政機関との情報連携が始まる前に、また条例の改正が必要になっ
てくるというものでございます。
 また、3点目でございますが、別表に掲げる事務という規定の仕方でありまして、それぞれ
の個別の事務、あるいは情報提供、紹介などの規定が抜き出して書かれていないということで
ございますけれども、自治体によってはそれを議員がおっしゃるとおり抜き出して規定してい
る条例もございますが、本市においては、今回の上程させていただいた形式をとったというこ
とでありますので、御理解をいただきたいと思います。
 また、3条の3項の関係でございますが、これもこの番号法に規定されております事務の中
で、先ほど議員のおっしゃられましたとおり書類の省略ができる、同等の情報がある場合には、
その提出義務を解除することができるといった規定の趣旨でございますので、議員おっしゃる
とおりでございます。
 以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) ありがとうございました。
 御答弁いただいたので、もう少しお聞きしたいと思いますが、今のちょっと説明も、私の聞
くほうもいろいろ難しいので長くなりましたけれども、簡単に言うと、法律できちんと定めら
れてない部分、市で今後マイナンバーを利用していくために法律では規定されていない部分を
今回条例できちんと規定をすると、こういうようなことでいいのかどうか、もう一度お願いを
したいというふうに思います。
 それから、法定利用事務でなくて、2項の関係は市の独自利用事務ということで規定をされ
ているわけですけれども、先ほど言いましたように、今回こういう形で提案したので理解いた
だきたいというのですけど、実際にわからないというか、膨大な量のそれを全部見なければ、
この1行に書いてあることが理解できないわけですよね。だから理解できないのにこの条例に
賛否をとられるということになるわけであります。そういう点では、やはり当局におきまして
は、この条例を提案するときにもう少し簡単に、条例自体は市民に影響するわけですので、こ
ういうものだというような、簡単にといいますか、他市のを見ますと8項目くらいでA4の表、
A4の半ページぐらいでまとまっているわけですよね。それを見ると非常によく、こういうふ
うなものなのかとわかるわけで、やはりそういう資料添付といいますか、条例の中に組み込ん
でもらうのが一番いいのですけれども、それができなくても、やっぱり条例を審議する、そう
いう中では、そういうものが必要ではないかというふうに思うわけなのですけど、これからま
た、委員会等で審議がされる予定になっておりますけど、そういう資料を提出する必要がある
のではないかと思いますが、その点についてもう一度お考えをお聞かせ願いたいと思います。
 それからですね、第3条の3項の内容はわかりました。そういうことで、それ自体はですね、
市民にとって余計な何ですかね、添付資料等が省略できるということでいいことだというふう
に思いますが、結局マイナンバーの利用ということは、今度はその個人の特定情報を一つのマ
イナンバーのところに集約できるということになるわけで、庁内も連携をするというようなこ
とですから、情報を得るためには非常に便利になってくるというふうに思いますけれども、広
がれば広がるほど情報が漏れるリスクも飛躍的に大きくなるのではないかというふうに思いま
す。特に個人情報ですから、情報を悪用しようとする人や、そういう組織から必ず狙われるの
ではないかというふうに思います。年金機構の個人年金情報が漏れたのもついこの間のことで
ありますし、このように情報の連携が広がれば広がるほどですね、不正な利用や情報漏れのリ
スクが高まるのではないかというふうに思いますけれども、その点について当局はどのように
考えているのか、お伺いしたいと思います。
 以上です。
◇総務部長(田村博史君) 御質疑にお答え申し上げます。
 まず、第3条の1項では、本市が行う個人番号の利用については法19条7号に定める別表
第2の第2欄に掲げる事務だということを規定しているものでございます。
 第2項につきましては、本市の同一機関内、市長部局内であれば、市長部局内での事務間に
おいて特定個人情報の庁内連携を行えると、利用できるといったことを規定したものでござい
まして、沼田市独自の利用事務ではないということで御理解を賜りたいと思います。
 また、2点目の事務の規定、それぞれ規定すべきではないかといった点でございますが、こ
れにつきましては、今回はこういった形をとらせていただいたということで御理解いただきた
いということと、委員会においてもですね、そういった資料の提示をしてまいりたいというふ
うに思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、3点目の個人番号の漏えいですとか悪用の可能性があると、そういった点の回避でご
ざいますが、それにつきましては、安全措置義務を極力とってそういったことのないように努
めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) 条例の内容的にはですね、おおむねわかりました。
 それで最後の問題ですけれども、安全に努めていくということでありますけれども、現実に
ですね、そういう年金の個人情報は漏えいしたわけであります。やはり、そういう根本的なで
すね、情報漏えいとか、監視社会への国民の不安というのは、なくなっていないというふうに
思うのですね。このマイナンバー制度を、それでも進めていくというのは、やはり国民の立場
からすれば、問題があるのではないかと言わざるを得ないと思うのです。
 市として、市民の不安が解消されるまでこの制度のスタートを延期してくれというようなこ
とで、国に対してきちんと意見を言っていく必要があるのではないかと思いますが、そういう
ようなお考えがあるかどうか、見解を最後にお聞かせ願いたいと思います。
◇総務部長(田村博史君) 御質疑にお答え申し上げます。
 番号法に基づく事務でございまして、これが他の自治体からいずれ情報提供を求められた場
合には、情報を提供しなければならないと法定されておる事務でございます。法の執行に当た
りましては、法令遵守といったことから、それに従うというのが法の定めであろうかと思いま
す。
 また、安全性につきましては、それぞれ担当部署からですね、県なりに対して、その安全措
置義務についてですね、できる要望はしてまいりたいというふうに思います。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第78号については、総務文教常任委員会へ付託いたし
ます。
    ──────────────◇──────────────
    第8 議案第79号 沼田市税条例の一部を改正する条例について
◇議長(星野 稔君) 日程第8、議案第79号 沼田市税条例の一部を改正する条例につい
てを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第79号 沼田市税条例の一部を改正
する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、地方税法等の一部を改正する法律の公布、施行に伴い、関連する沼田市税条
例の一部を改正するものであります。
 改正の主な内容は、猶予制度について、新たに納税者の申請に基づく換価の猶予制度を設け
るとともに、徴収猶予及び職権による換価の猶予について、所要の見直し等を行うものであり
ます。
 また、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴
い、市税の申告書の様式を改正するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第79号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第79号 沼田市税条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第9 議案第80号 沼田市立学校設置条例の一部を改正する条例について
◇議長(星野 稔君) 日程第9、議案第80号 沼田市立学校設置条例の一部を改正する条
例についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第80号 沼田市立学校設置条例の一
部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、利根町管内の3小学校の統廃合によるもので、平成28年3月31日、利根
東小学校、平川小学校及び利根西小学校を廃止し、平成28年4月1日に開校を予定している
利根小学校の設置によるものであります。
 利根町の小学校統廃合につきましては、沼田市教育機関の適正配置及び設置に関する審議会
の答申に基づき、本年2月、PTA会長、地域の代表者、学校長からなる利根町小学校統合準
備委員会を組織して、準備を進めているところであります。
 統合する小学校の位置は、利根東小学校の現在地としておりますが、利根東小学校の校舎は
耐震工事が必要なことから、現在の利根西小学校を当面の間、仮校舎として使用するものであ
ります。
 学校の名称は、準備委員会において、アンケート結果等を踏まえ「利根小学校」に決定し、
教育委員会において承認されたものであります。
 また、附則第3項は、今回の統廃合に関連して、沼田市立小学校及び中学校の施設の照明設
備使用料条例第2条関係の別表を改正するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。15番。
◇15番(大東宣之君) まず初めに、今回の3校の統合について、現状ではまだ子供の数は
減ってきているとはいえ、喫緊に統合する必要性があるほどの数が減ってきているというふう
には認識をしていないのですが、要するにもう少し時間をかけてですね、十分協議をしながら
統合を進めることが可能だったんではなかったかと。来年の4月1日に統合をするということ
を決めた理由についてお聞かせいただきたいと思います。
 それから、現在の利根東小学校の耐震工事が必要ということで、当面の間、利根西小を使う
ということなのですが、利根西小を使う期間というのは一体どれくらいになるのかお聞かせい
ただきたいと思います。
◇教育部長(小池龍実君) ただいまの御質疑にお答え申し上げます。
 まず、来年4月1日に統合する理由ということで、もう少し時間をかけて検討したほうがよ
かったのではないかということでございますけれども、今回の利根町の小学校の統合に関しま
しては、平成23年度に利根町の子供たちの数が著しく減少するという中で、利根町の小中学
校のPTAの役員からなる利根町小学校統合研究会が立ち上げをされまして、そういう中でい
ろいろ保護者の意見、あるいは、アンケートを行いながら、学校統合について話し合いが行わ
れたところでございます。
 そういう中で、その統合研究会の結果を踏まえて、利根町全体としての意思統一を図ろうと
いうことで、利根町の地域協議会、区長会、あるいはPTA、あるいは保育園の代表者等から
なる利根町小学校統合検討委員会を立ち上げまして、さらに協議が行われたところでございま
す。
 そういう中で一定の方向性が出まして、利根町小学校統合に関する要望書が教育長宛てに提
出されたわけでございます。それが平成26年の2月ということでございます。
 その要望書の内容でございますけれども、一つは、統合の時期はなるべく早くしてもらいた
いということが一点。もう一つが、統合する学校は利根東小学校、平川小学校、そして利根西
小学校の3校とすること。そして、統合の場所は利根東小学校の場所とするというような要望
が出されたところでございます。
 これを受けまして教育委員会では、条例に基づきまして、沼田市教育機関の適正配置及び設
置に関する審議会を設置させていただきまして、いろいろ議論を進めていただいて、結果的に
先ほどの利根町小学校統合に関する要望書に沿った方向性と申しますか、審議会の答申が出さ
れたところでございます。それを受けまして教育委員会で基本方針、意向に沿った基本方針を
決定して、平成26年の11月から地元の説明をさせていただいて、今回の統合となったとこ
ろでございます。
 適正審の中で統合の時期をいつにするかというようないろいろ議論があったわけでございま
すけれども、地元とすればなるべく早くお願いしたいというようなことの中で、いろいろ協議
する中で、今回の平成28年4月1日の統合を目指すというような形になったわけでございま
す。
 次に、利根西小学校を仮校舎とする期間でございますけれども、現在利根東小学校の改築に
向けての実施設計を行っているところでございますけれども、そんなことから具体的な工期は
明らかになってございません。ただ、工事内容からいたしまして、単年度ではなかなか難しい
工事ではないかということ、それと、冬場寒冷地でございますので、冬場のコンクリート打設
等についてはあまり好ましくないというようなことから、平成29年度途中での完成となるの
ではないかと現在見込んでいるところでございます。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) 来年の4月に統合するという理由についてはわかりました。
 それで、この間地元等も含めてですね、説明がされてきたのではなかったかと思いますが、
学校というのは、ややもすれば、その父兄の方々の中で議論が集中をしてしまう、議論が完結
をしてしまうと。地域の方々の意見の反映等についてはですね、どのようにされてきたのかお
聞かせいただきたいと思います。
 それから、工期については、平成29年度の途中ということですので、1年以上については
利根西小を使っていくということで理解をしてよろしいのかどうか、お聞かせいただきたいの
と、あとですね、この3校が統合した時点での利根小学校の児童数がどれくらいになるのか教
えていただきたいのと、現在使われている、現在の利根東小学校の校庭は、利根西小よりも狭
い、平川小学校よりも狭いのではないかと。統合するわけですから、必然的に児童数がふえて
くると、現在の利根東小学校よりふえてくると。そういった中で、校庭の広さが大丈夫なのか
どうか、お聞かせいただきたいと思います。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答え申し上げます。
 まず、統合に関して地域の方々の意見の反映ということでございますけれども、先ほど申し
上げました、もともとこの統合に関しましては、地域の方々から要望をいただいたようなこと
でございます。それで、最初はPTAの方々からなる研究会でございましたけれども、その後
利根町としての総意を得るために、先ほど申し上げましたとおり、利根町の地域協議会、区長
会、あるいは、PTAや保育園の保護者の方々からなる検討委員会で議論していただいたとこ
ろでございます。もちろん適正審の委員の皆様には、地域の方々の代表の方に入っていただい
て、いろいろ協議をしていただいたり、あるいは先ほど申し上げましたとおり、統合に向けて
の地元の説明会、3校、各小学校ごとに実施をしたわけでございますけれども、そういう中で
地域の方々の御意見を伺ってきたところでございます。
 それと、統合のときのいわゆる児童数でございますけれども、現在利根東小学校は児童数が
57人でございます。平川小学校が41人、利根西小学校が37人という状況でごさいます。
そういう児童数の中での今回の統合ということでございます。
 それと、利根東小学校の校庭が狭いのではないかということでございますけれども、統合の
場所をいろいろ協議を進める中で利根東小学校になったわけでございますけれども、その場所
を決定するときにおきましては、いろいろな情報提供をする中で、最終的にいろいろな今まで
の経過等を踏まえて、利根東小学校の場所がいいということで、現在の利根東小学校のところ
に統合するというようなことが決まったわけでございます。
 以上でございます。
◇15番(大東宣之君) それでですね、結果として平成29年度の年度途中に開校するので
はないかと、工事が完了すれば開校するということで私は理解をしているのですが、そういっ
たことで話を進めさせていただきたいのですが、その間までに、工事を完了するまでにはです
ね、まだ時間がありますので、新しい校舎にする際に地元の方々の要望等がですね、またPT
Aの方々の要望等が反映されることができるのかどうか、お聞かせいただきたいというふうに
思います。
 それから、先ほども言いましたが、校庭の広さ、これが本当に大丈夫なのかどうかというこ
とについて、いろいろな経過の中で利根東小を新設校として統合していくということになった
ということですが、あの校庭の広さで大丈夫なのかどうか、教育委員会としてはどのようなお
考えを持っているのか。また、対応についてはどうされていくのか、お聞かせいただきたいと
思います。
 それとですね、今回統合していくわけですから、閉校となる平川小や利根西小の利活用につ
いては何らかの検討がこれからされていくのかどうか、最後にお聞かせいただければと思いま
す。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答え申し上げます。
 まず、平成29年度途中での開校かというようなお話でございますけれども、今回の統合は、
平成28年4月1日を目標に今まで進めてきたところでございます。
 それで、平成28年4月から利根西小学校のところが仮校舎ということになるわけでござい
ますけれども、統合はあくまで平成28年4月1日の統合ということでございます。ですから、
利根西小学校を仮校舎としての統合でスタートすると、利根小学校がスタートするということ
でございます。
 次に、PTAの役員の方、PTAの皆さんの要望をどう反映してきたかということでござい
ますけれども、現在利根町小学校の統合準備委員会ということで、具体的な統合について協議
を進めているところでございます。その統合準備委員会のメンバーでございますけれども、ま
ず学校の校長先生、代表者ということでございます。それとPTAの代表者ということで、3
校のPTAの会長さんに入っていただいております。なお、この統合準備委員会の設立が本年
の2月ということでございまして、新旧のPTAの会長さんに入っていただいているというよ
うな状況でございます。それと地域の代表者の方々ということで、こちらも新旧の、例えば区
長会の支部長さん等に入っていただいているわけでございますけれども、こちらも新旧の方々
に入っていただいているというような状況でございます。そのほか、もとの利根町の地域協議
会の会長、あるいは民生児童委員の代表、あるいは主任児童委員、あるいは老人クラブの連合
会の代表、あるいは育成会の代表の方々等に入っていただいて、利根町全体での協議を進めて
いるところでございます。そういう中で、当然PTAからの御要望もお伺いしながら進めてい
きたいと考えているところでございます。
 それと、利根東小学校の校庭のところで広さが大丈夫なのかというようなことでございます
けれども、利根東小学校につきましては、200人前後の規模のときがございました。そうい
うような実績を踏まえる中で、地域の方々の意見を、そういう実績を踏まえた中での地域の方
々の御意見として思っているところでございます。
 それと、跡地利用の関係でございますけれども、廃校の跡地利用につきましては、現在統合
に向けた準備を進めているところでございますので、具体的に跡地利用の方向性というのはま
だ出ていない状況でございます。
 今後地域の方々の御意見を伺いながら、またそちらのほうも検討を進めていきたいと考えて
いるところでございます。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。16番。
◇16番(井之川博幸君) 同僚議員の質疑でおおむね理解するところでありますけれども、
条例の改正ということで、改めて教育委員会のお考えを伺いたいと思います。なるべく重複し
ないようにお聞きしたいと思いますが、まず、統合によって心配される子供たちの問題等につ
いてお伺いしたいと思います。
 現在3校の状況を見ますと複式学級もあるような、1学年が4人から10人ぐらいのクラス
もあります。統合されますと1クラス十数人から30人を超えるクラスもできるようでありま
して、統合などを研究している専門機関の資料などを見ますと、少人数の場合は、普段から子
供たちの関係が同級だけでなくて、上級生や下級生も一緒に行動することが多くて、学校全体
が1つのクラスのような関係になっていることが多くあるそうです。
 それが、今度は統合によりまして、1クラス30人近い同級生が突然できるわけでございま
して、子供に与える影響がいろいろな面で出てくるのではないかと心配がされます。これが1
点ですね。
 それから、少人数の場合、先生の目といいますか、指導といいますか、大変よく行き届いて
いるということが多いようでございます。クラスの人数が多くなるということで、子供に与え
る影響や先生のほうの体制なども踏まえてですね、これからの対策はどのように考えておられ
るのかお伺いをしたいと思います。
 それからですね、今校庭の問題が出ましたけれども、今東小の校庭で、南からの門は車で入
れるようになっていて、校庭が何ていうのですか、タイヤで区切ってあって、西側が駐車場に
なっているというようなこともございますので、そういう子供たちがまたふえるということで、
校庭を広く使えるということになると、そういうところまで、本当に校庭全部でね、子供が活
躍できる場所になればいいなというふうに考えるわけなのですけれども、その辺についてはど
うに考えているのかお伺いしたいというふうに思います。
 以上です。
    ─────────────────────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前11時10分休憩
    ─────────────────────────────
午前11時17分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    ─────────────────────────────
◇教育部長(小池龍実君) 御質疑にお答え申し上げます。
 まず、統合によりまして児童数がふえることに伴って、いわゆる子供たちへの先生の目が行
き届きにくくなるのではないかというような御指摘でございますけれども、一般的に児童数が
減ると一人一人の活動機会がふえたり、一人一人に応じた個別の指導がしやすくなるという面
はございます。
 ただ、多様な友達とかかわり、さまざまな集団活動を通して心や体を成長させていくという、
いわゆる教育の目的がなかなか得にくくなるというようなデメリットもあるわけでございます。
そういう中で、教育課程あるいは指導のあり方につきましては、現在準備委員会のもとに学校
の先生等からなる学校運営部会というのがございまして、そちらの中で今後引き続き検討して
いきたいと考えているところでございます。
 それと、校庭の関係でございますけれども、統合によりまして遠距離の通学の児童がふえる
というようなこともございまして、当然スクールバスの活用という話になるわけでございます
けれども、現在の利根東小学校のところは、先ほどお話がありましたように、南から入るとい
うようなことでございますけれども、現在北のほうから、120号のほうからスクールバスが
入れるような形で子供の通学ができないかというようなことで、現在検討しているところでご
ざいます。
 そういう形になれば、できるだけ校庭も広く今後活用できるようなことを研究していきたい
と考えているところでございます。
 以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) 御答弁いただきましたので、再質疑をさせていただきたいと思い
ます。
 統合してですね、1クラスの人数が多くなって、それが悪いと言っているわけではないので
すよ。そうじゃなくて、今現在の沼田市内のある学校でも、そういう少人数でなくて一定の人
数がいるクラスで、やはり学級崩壊といいますか、先生が困っちゃうほど児童たちが勉強に集
中しないとか、多動児といいますかね、そういう障害が出ている子がいるとか、それで学級崩
壊が起きているよなんていうことも、この沼田市の中にあるということを聞いているわけであ
りますから、統合して普通の30人ぐらいの学級になった場合に、やっぱり少人数でよかった
面が消されてですね、ある程度今の時代に起きているような問題が発生するのではないかとい
う心配があるものですから、そういうマイナス面が出ないようにしっかりと取り組んでもらい
たいということでありますので、それについてお考えを聞かせてもらいたいということで、も
う一度お願いできればありがたいと思います。
 それから、校庭の問題はわかりました。せっかく校舎もリニューアルするということであり
ますので、周りの環境ももう少し整えていただいて、駐車場の分だけなくして、もともと校庭
だったのだと思いますけれども、車社会になってあそこを車が通れるようにしたり、車が置け
るようにしてあるというふうに思うのですよね。そういう点では、吹割の滝があって、かなり
駐車場の用地確保は大変だと思いますけれども、やはり別のところにきちんと確保していただ
いて、校庭は校庭として使うというような方向でいくのが必要ではないかというふうに思いま
すので、その辺もう一度お願いをしたいと思います。
 それから、学校がなくなった地域ができるわけで、廃校になる校舎の再利用というお話さっ
きありましたけれども、地域とすれば学校がなくなったということになるわけでありまして、
そういう地域に対しての対策はどのように考えているのか、お伺いをしたいというふうに思い
ます。
 以上です。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答え申し上げます。
 児童数がふえることによって学級崩壊等のいわゆる心配があるのではないかと、マイナス面
が出ないようにということでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、教育課程の
工夫、あるいはきめ細やかな生徒指導、あるいは組織力を生かした学校全体としての指導方法
等の研究、こういうことを検討してまいりたいと思っているところでございます。
 それと、駐車場の関係でございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、児童数がふえ
るわけでございます。できるだけ現在ある校庭をなるべく広く活用できるように検討をしてま
いりたいと考えているところでございます。
 それと、いわゆる廃校になる学校があるわけでございますけれども、議員御指摘のように、
学校が廃校になってなくなるということは、地域にとって地域のいわゆるコミュニティーの核
がなくなるわけでございます。これは、地域にとって大変大きなことだったと思っているとこ
ろでございます。今後跡地をどう活用していくかにつきましては、地域の皆さんの御意見をよ
く伺いながら、検討していきたいと思っているところでございます。
 以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) おおむね理解をいたしましたが、子供たちへのそういう配慮の問
題ですけれども、一般的な今までの何ていうんですか、教育のやり方といいますか、私が心配
しているのは、本当に少人数からですね、一気にこう30人学級ぐらいなっちゃう、そういう
環境が物すごく変わる、子供たちにとって変わるわけですから、そういう点での配慮をお願い
したいというふうにお願いしているわけでございまして、これは強く要望ということでお聞き
取り願いたいと思います。問題提起ということでお聞き取り願えればありがたいと思います。
 それから、校庭の問題はわかりました。
 それから、学校がなくなってしまうということで、今御答弁にあったことと、もう一つは子
供たちがスクールバスで行ってしまって、スクールバスで帰ってくると。今までは、その地域
ごとの学校に向かってですね、その地域の中から子供たちが通学してくるわけですよね。地域
の皆さんは、元気な子供たちの通学をしている、帰りはちょっと川だとか近くにありますから、
橋もありますから、ああいうところで子供たちが何かはしゃぎながらやっぱり通学をすると、
そういう姿を見られる地域だったわけですね。そういうものがなくなってしまうということで、
そういう点ではですね、やはり子供たちにとっても、また、地域にとってもですね、そういう
ものがなくなってしまったものに対してどう対応していくかということで、子供たちが、もと
の学校があった地域で、いろいろ地域の皆さんと触れ合うとか、そういうことも含めてですね、
検討していただければありがたいなというふうに思います。
 そういう点で最後にお伺いしたいと思います。
 以上です。
◇教育部長(小池龍実君) 再質疑にお答え申し上げます。
 子供が、いきなりクラスの数がふえて、きめ細やかな対応がなかなか難しくなるのではない
かというようなことでございますけれども、この統合に関しての子供たちのいきなり児童数が
3校が一緒になってふえること、あるいはそういうことに対して子供たちが不安を覚えるので
はないかというような御指摘もございまして、現在、本年度から、例えば3校合同でいろいろ
な行事を実施するとか、あるいは2校同士で交流を図るとか、そういうような子供たちの統合
に関する不安を解消するような取り組みというのは現在も行っているところでございます。引
き続き統合した後も、そういう意味で子供たちの不安がなるべくなくなるような指導、あるい
は配慮をしていきたいと思っているところでございます。
 次に、廃校になった、学校がなくなることへの配慮でございますけれども、先ほど申し上げ
ましたとおり、いわゆる学校が廃校になって、地域のコミュニティーの核となるものがなくな
るわけでございます。学校を中心に子供たちと地域の方々の触れ合う機会の創設というような
お話だと思いますけれども、引き続き現在教育委員会では、「沼田大好き!ふるさと学習」と
いうようなことで、地域の方々との交流、あるいは地域のことを勉強するような機会を設けて
いるところでございます。引き続き子供と地域の方が交流するような機会を設ける中で、そう
いう先ほど議員から御指摘されたことについても、今後検討してまいりたいと思っているとこ
ろでございます。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第80号については、会議規則第36条第3項の規定に
より、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号については、委員会の
付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第80号 沼田市立学校設置条例の一部を改正する条例についてを採決いたし
ます。
 なお、念のため申し上げます。
 本案は、議会の議決に付すべき公の施設の利用及び廃止に関する条例の規定により、出席議
員の3分の2以上の同意を必要とする特別多数議決でありますので、起立採決を行います。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立総員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
    ──────────────◇──────────────
    第10 議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正
               する条例についてから
        議案第93号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)まで 
      以上13件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第10、議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び管理に関する
条例の一部を改正する条例についてから日程第22、議案第93号 平成27年度沼田市水道
事業会計補正予算(第2号)までの以上13件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び
管理に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第93号 平成27年度沼田市水道
事業会計補正予算(第2号)についてまでの以上13件につきまして、一括して御説明申し上
げます。
 まず、議案第81号 沼田市営駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に
ついて御説明申し上げます。
 グリーンベル21Ⅱ街区駐車場棟につきましては、建物調査に基づき改修工事を行うため、
11月30日をもって一時閉鎖したところでありますが、改修後、公の施設として管理するた
め、「下之町駐車場」として当該施設を条例に規定するものであります。
 続きまして、議案第82号 指定管理者の指定についてから議案第85号 指定管理者の指
定についてまでの4件につきましては、公の施設の運営管理を効果的かつ効率的に行うため、
いずれも指定期間を平成28年4月1日から平成33年3月31日までとして指定管理者の指
定をするものであり、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決をお願いする
ものであります。
 議案第82号は、「沼田市玉原野外活動施設 センターハウス」の指定管理者として、株式
会社東急リゾートサービスを指定するものであります。
議案第83号は、「沼田市玉原野外活動施設 テニスコート等」の指定管理者として、株式
会社東急リゾートサービスを指定するものであります。
議案第84号は、「沼田市玉原野外活動施設 ロッジ玉原」の指定管理者として、株式会社
東急リゾートサービスを指定するものであります。
議案第85号は、下久屋上簡易水道を初めとする13の沼田市簡易水道施設の指定管理者と
して、各簡易水道組合を指定するものであります。
 続きまして、議案第86号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第5号)について御説
明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定及び制度改正などにより既決の予算に増減を生じるも
の、緊急に措置しなければならないものなどに限定し、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出
それぞれ3億4,630万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2
27億9,587万4,000円とするものであります。
 補正予算のうち、人件費を除く主なものについて、その概要を歳出予算から御説明申し上げ
ます。
 第2款 総務費は、666万9,000円の追加でありますが、総務管理費では、企画費で
電算業務委託料などの計上、戸籍住民基本台帳費では、住民情報システム改修委託料などの計
上であります。
第3款 民生費は、1億8,839万2,000円の追加でありますが、社会福祉費では、
老人福祉費で介護予防サービス計画作成委託料等の追加、障害者福祉費で、障害者自立支援制
度として、介護給付費等の追加、児童福祉費では、児童措置費で民間保育所に係る保育所入所
委託料及び施設型給付費の追加、地域型保育給付費の減額等であります。
 第4款 衛生費は、800万9,000円の追加でありますが、保健衛生費では、予防費で、
インフルエンザ予防接種委託料の追加、保健事業費で、後期高齢者医療特別会計繰出金の追加
などであります。
 第6款 農林水産業費は、237万9,000円の追加でありますが、農業費では、農業振
興費で、鳥獣被害に対応するため鳥獣対策事業に係る経費の追加などであります。
 第7款 商工費は、542万3,000円の追加であります。
 第8款 土木費は、6,942万7,000円の追加でありますが、道路橋りょう費では、
道路橋りょう総務費で、利根沼田区域農用地総合整備事業負担金の一部を繰り上げ償還するた
めの追加、都市計画費では、公園費で5・5・2運動公園に係る用地購入費の計上、下水道費
で、下水道事業特別会計繰出金の追加などであります。
 第9款 消防費は、497万3,000円の追加でありますが、消防施設費で、消防施設に
係る修繕料の追加などであります。
 第10款 教育費は、6,611万3,000円の追加でありますが、小学校費では、学校
管理費で統合による利根東小学校に係る解体工事費の計上、保健体育費では、給食管理費で、
沼田給食センター、白沢調理場及び利根調理場に係る修繕料などの追加であります。
 第11款 災害復旧費は、507万6,000円の減額でありますが、土木施設災害復旧費
の減額であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第12款 分担金及び負担金は、10万6,000円の追加であります。
 第13款 使用料及び手数料は、4万2,000円の追加であります。
 第14款 国庫支出金は、9,120万円の追加でありますが、国庫負担金では、民生費国
庫負担金で障害者自立支援給付費負担金及び子どものための教育・保育給付費負担金の追加、
国庫補助金では、民生費国庫補助金で地域生活支援事業費等補助金の減額などであります。
 第15款 県支出金は、5,175万5,000円の追加でありますが、県負担金では、民
生費県負担金で障害者自立支援給付費負担金及び子どものための教育・保育給付費負担金の追
加、衛生費県負担金で、後期高齢者医療保険基盤安定制度負担金の追加、県補助金では、民生
費県補助金で地域生活支援事業費等補助金等の減額、農林水産業費県補助金で鳥獣被害防止緊
急捕獲等対策事業交付金の追加などであります。
 第17款 寄附金は、20万円の追加でありますが、衛生費寄附金で、司建設株式会社様か
らの御寄附をその御意志に沿って、環境教育施設整備事業寄附金として追加するものでありま
す。
 第18款 繰入金は、財政調整基金繰入金1億949万2,000円の追加であります。
 第20款 諸収入は、3,921万4,000円の追加でありますが、過年度収入で後期高
齢者医療療養給付費負担金の追加などであります。
 第21款 市債は、5,430万円の追加でありますが、教育債で、小学校施設耐震化事業
債の追加などであります。
 予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、沼田市
玉原野外活動施設「センターハウス」指定管理料及び沼田給食センター調理・配送等業務委託
料について、債務負担行為をするものであります。
 予算第3条 地方債の補正は、「第3表 地方債補正」に示すとおり、農業基盤整備事業及
び小学校施設耐震化事業の起債限度額の変更であります。
 続きまして、議案第87号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5,177万円を減額
し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億3,238万7,000円とするものであ
ります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
第1款 総務費は、連合会負担金6万7,000円の減額であります。
 第3款 後期高齢者支援金等は、2,894万3,000円の減額でありますが、後期高齢
者支援金等の減額であります。
 第4款 前期高齢者納付金等は、12万2,000円の減額でありますが、前期高齢者納付
金等の減額であります。
 第5款 老人保健拠出金は、5万1,000円の減額でありますが、老人保健事務費拠出金
等の減額であります。
 第6款 介護納付金は、3,473万7,000円の減額であります。
 第11款 諸支出金は、1,215万の追加でありますが、償還金及び一般被保険者保険税
還付金の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
第2款 国庫支出金は、62万7,000円の減額でありますが、特定健康診査等負担金等
の減額であります。
 第4款 前期高齢者交付金は、5,051万7,000円の減額であります。
 第5款 県支出金は、特定健康診査等負担金62万6,000円の減額であります。
 続きまして、議案第88号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ556万6,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億617万5,000円とするものであり
ます。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第2款 後期高齢者医療広域連合納付金は、546万6,000円の追加であります。
 第3款 諸支出金は、保険料還付金10万円の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第2款 繰入金は、464万9,000円の追加でありますが、事務費繰入金の減額、保険
基盤安定繰入金の追加であります。
 第4款 諸収入は、91万7,000円の追加でありますが、保険料還付金及び雑入で広域
連合事務費等負担金の追加であります。
 続きまして、議案第89号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第3号)につ
いて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ21万8,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億1,280万4,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第2款 保険給付費は、介護サービス等諸費等の追加、介護予防サービス等諸費等の減額で
あります。
 第4款 基金積立金は、9万5,000円の減額でありますが、介護給付費準備基金積立金
の減額であります。
 第6款 諸支出金は、21万5,000円の追加でありますが、第1号被保険者保険料還付
金の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第4款 国庫支出金は、3万8,000円の追加でありますが、介護給付費負担金等の追加
であります。
 第5款 支払基金交付金は、4万1,000円の追加であります。
 第6款 県支出金は、2万2,000円の追加でありますが、介護給付費負担金の追加であ
ります。
 第9款 繰入金は、11万7,000円の追加でありますが、一般会計繰入金で職員給与費
等繰入金の追加等であります。
続きまして、議案第90号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)
について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ352万6,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億5,448万4,000円とするもので
あります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、349万円の追加でありますが、簡易水道管理費等で維持管理経費等の
追加であります。
 第2款 事業費は、3万6,000円の追加でありますが、簡易水道事業費で負担金の追加
であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第3款 繰入金は、一般会計繰入金111万2,000円の減額であります。
第4款 諸収入は、雑入で463万8,000円の追加であります。
 予算第2条 債務負担行為の補正は、「第2表 債務負担行為補正」に示すとおり、簡易水
道指定管理料について債務負担行為をするものであります。
 続きまして、議案第91号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第2号)に
ついて御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,617万1,000
円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億3,762万5,000円とする
ものであります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、1,472万9,000円の追加でありますが、総務管理費で使用料及
び賃借料、公課費の追加であります。
 第2款 事業費は、144万2,000円の追加でありますが、公共下水道事業費で工事請
負費等の追加、特定環境保全公共下水道事業費で需用費等の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金1,563万6,000円の追加であります。
第6款 諸収入は、雑入53万5,000円の追加であります。
 続きまして、議案第92号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2
号)について御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ63万8,000円を追
加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,418万5,000円とするものであ
ります。
 その概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第1款 総務費は、32万4,000円の追加でありますが、総務管理費で公課費の追加で
あります。
 第2款 事業費は、31万4,000円の追加でありますが、下水道事業費で工事請負費の
追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第5款 繰入金は、一般会計繰入金36万8,000円の追加であります。
第6款 諸収入は、雑入27万円の追加であります。
 続きまして、議案第93号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第2号)について
御説明申し上げます。
 今回の補正予算は、予算第3条 収益的支出の予定額について、既決の収益的支出に52万
7,000円を追加し、3億5,282万円とするもので、委託料等の追加であります。
 予算第4条 資本的収入及び支出では、既決の資本的支出に425万6,000円を追加し、
資本的支出の予定額を1億6,934万2,000円とするもので、負担金、工事請負費の追
加であります。
 また、既決の資本的収入に189万6,000円を追加し、資本的収入の予定額を1,09
5万1,000円とするもので、工事負担金の追加であります。
 予算第6条の職員給与費では、報酬等の追加により、8,353万1,000円とするもの
であります。
 以上13件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり
御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第81号から議案第93号までの以上13件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
    ──────────────◇──────────────
    第11 散  会
◇議長(星野 稔君) お諮りいたします。
 8日は、議案調査のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、8日は、議案調査のため休会するこ
とに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は9日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでございました。
    午前11時51分散会





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