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平成28年第1回沼田市議会定例会会議録 議事日程第1号
. . . 平成28年第1回沼田市議会定例会会議録

平成28年3月1日(火曜日)

議事日程 第1号
平成28年 3月 1日(火曜日)午前10時08分開会
第 1 会期の決定
第 2 会議録署名議員の指名
第 3 請願の付託
第 4 報告第 1号 専決処分報告について
第 5 議案第 1号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
第 6 議案第 2号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 7 議案第 3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例
について
第 8 議案第 4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部を改正する条例について
第 9 議案第 5号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部を改正する条例について
第10 議案第 6号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
           並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
           的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につ
           いて
第11 議案第 7号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担する負
担金等徴収条例の一部を改正する条例について
第12 議案第 8号 沼田市農漁業災害対策特別措置条例の一部を改正する条例について
第13 議案第 9号 沼田市公衆便所条例を廃止する条例について
第14 議案第10号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担
           金等徴収条例を廃止する条例について
第15 議案第11号 沼田市勤労者住宅建設資金融資促進条例を廃止する条例について
第16 議案第12号 沼田市勤労者住宅建設資金利子補給条例を廃止する条例について
第17 議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を廃止する条例について
第18 議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
           する条例について
第19 議案第15号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正
           する条例について
第20 議案第16号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
第21 議案第17号 沼田市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例について
第22 議案第18号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
第23 議案第19号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第24 議案第20号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
第25 議案第21号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第26 議案第22号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
第27 議案第23号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
第28 議案第24号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
第29 議案第25号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
第30 議案第26号 沼田市行政不服審査会条例の制定について
第31 議案第27号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定に
           ついて
第32 議案第28号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につい
           て
第33 議案第29号 沼田市職員の退職管理に関する条例の制定について
第34 議案第30号 沼田市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条
           例の制定について
第35 議案第31号 沼田市土砂等による埋立て等の規制に関する条例の制定について
第36 議案第32号 沼田市工場立地法に基づく地域準則条例の制定について
第37 議案第33号 沼田市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める
           条例の制定について
第38 議案第34号 沼田市役所の位置条例の一部を改正する条例について
第39 議案第35号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の一部
           を改正する条例について
第40 議案第36号 平成28年度沼田市一般会計予算
第41 議案第37号 平成28年度沼田市国民健康保険特別会計予算
第42 議案第38号 平成28年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
第43 議案第39号 平成28年度沼田市介護保険特別会計予算
第44 議案第40号 平成28年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
第45 議案第41号 平成28年度沼田市下水道事業特別会計予算
第46 議案第42号 平成28年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
第47 議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算
─────────────────────────────
本日の会議に付した事件
第 1 諸般の報告
第 2 会期の決定
第 3 会議録署名議員の指名
第 4 請願の付託
第 5 報告第 1号 専決処分報告について
第 6 議案第 1号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
第 7 議案第 2号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
第 8 議案第 3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例
           について
    議案第 4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の
           一部を改正する条例について
    議案第 5号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
           基準を定める条例の一部を改正する条例について
    議案第 6号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
           並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果
           的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につ
           いて
    議案第 7号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担する負
           担金等徴収条例の一部を改正する条例について
    議案第 8号 沼田市農漁業災害対策特別措置条例の一部を改正する条例について
    議案第 9号 沼田市公衆便所条例を廃止する条例について
    議案第10号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担
           金等徴収条例を廃止する条例について
    議案第11号 沼田市勤労者住宅建設資金融資促進条例を廃止する条例について
    議案第12号 沼田市勤労者住宅建設資金利子補給条例を廃止する条例について
    議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を廃止する条例について
               以上11件一括上程
第 9 議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
           する条例について
    議案第15号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部を改正
           する条例について
    議案第16号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について
    議案第17号 沼田市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例について
    議案第18号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第7号)
    議案第19号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    議案第20号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
    議案第21号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)
    議案第22号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
    議案第23号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第24号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
    議案第25号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)
               以上12件一括上程
第10 議案第26号 沼田市行政不服審査会条例の制定について
    議案第27号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定に
           ついて
    議案第28号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につい
           て
    議案第29号 沼田市職員の退職管理に関する条例の制定について
    議案第30号 沼田市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関する条
           例の制定について
    議案第31号 沼田市土砂等による埋立て等の規制に関する条例の制定について
    議案第32号 沼田市工場立地法に基づく地域準則条例の制定について
    議案第33号 沼田市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める
           条例の制定について
    議案第34号 沼田市役所の位置条例の一部を改正する条例について
    議案第35号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の一部
           を改正する条例について
    議案第36号 平成28年度沼田市一般会計予算
    議案第37号 平成28年度沼田市国民健康保険特別会計予算
    議案第38号 平成28年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算
    議案第39号 平成28年度沼田市介護保険特別会計予算
    議案第40号 平成28年度沼田市簡易水道事業特別会計予算
    議案第41号 平成28年度沼田市下水道事業特別会計予算
    議案第42号 平成28年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算
    議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算
               以上18件一括上程
第11 散  会
─────────────────────────────
出席議員(20人)
       1番  林  清史君      2番  永井 敏博君
       3番  桑原 敏彦君      4番  茂木 清七君
       5番  中村 浩二君      6番  坂庭 直治君
       7番  星野 妙子君      8番  金子 浩隆君
       9番  井上  弘君     10番  高柳 勝巳君
      11番  山 ?也君     12番  野村 洋一君
      13番  久保 健二君     14番  小野 要二君
      15番  大東 宣之君     16番  井之川博幸君
      17番  大島 崇行君     18番  大竹 政雄君
      19番  星野  稔君     20番  星野佐善太君
欠席議員(なし)
─────────────────────────────
説明のため出席した者
   市  長       横山 公一君   総務部長       田村 博史君
   市民部長       諸田  裕君   健康福祉部長     下  宏一君
   経済部長       栃原 豊彦君   都市建設部長     内山 日朗君
   総務課長       小林 信博君   会計管理者兼会計局長 片野  肇君
   教 育 長       宇敷 重信君   教育部長       小池 龍実君
   庶務課長       狩野 裕子君   監査委員事務局長   松井 玲子君
   農業委員会会長    松井 富雄君   農業委員会事務局長  石井  旭君
─────────────────────────────
議会事務局出席者
   事務局長       茂木 進一    次長兼庶務係長    松井 克人
   議事係長       今井 利次    副 主 幹       安原 和宏
──────────────◇──────────────
    午前10時08分開会
◇議長(星野 稔君) ただいまから平成28年第1回沼田市議会定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第1 諸般の報告
◇議長(星野 稔君) 日程に入るに先立ち、事務局長より諸般の報告をいたさせます。
◇事務局長(茂木進一君) 命により御報告いたします。
 まず、本市が属する一部事務組合等議会において12月定例会以降に開催された会議に係る
結果報告書をお手元に配付いたしましたので、内容を御確認いただきたいと思います。
 次に、沼田市監査委員金井章二、大島崇行の両氏から地方自治法の規定に基づく定期監査等
結果報告書が2件、例月出納検査結果報告書及び行政監査結果報告書が、また、沼田市教育委
員会より地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく平成27年度沼田市教育委員会の
事務に関する点検評価報告書がそれぞれ議長宛てに寄せられましたので、本日その写しをお手
元に配付いたしましたので、ごらんいただきたいと思います。
 また、市長より地方自治法第180条第1項の規定による専決処分として、公用車による物
損事故に係る和解及び損害賠償額の決定について及び道路管理の瑕疵による物損事故に係る損
害賠償額の決定についての報告がございました。
 以上でございます。
◇議長(星野 稔君) 以上で諸般の報告を終わります。
──────────────◇──────────────
    第2 会期の決定
◇議長(星野 稔君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間としたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から3月
23日までの23日間と決定いたしました。
──────────────◇──────────────
    第3 会議録署名議員の指名
◇議長(星野 稔君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、久保健二議員、小野要
二議員、大東宣之議員の以上3名を指名いたします。
──────────────◇──────────────
    第4 請願の付託
◇議長(星野 稔君) 日程第3、請願の付託を行います。
 本日までに受理した請願は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり、所管の常任委
員会に付託いたします。
──────────────◇──────────────
    第5 報告第1号 専決処分報告について
◇議長(星野 稔君) 日程第4、報告第1号 専決処分報告についてを議題といたします。
 報告書の朗読を省略し、直ちに市長から報告を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました報告第1号 専決処分報告、平成27年度
沼田市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。
 本補正予算は、国の平成27年度補正予算措置による地方公共団体情報セキュリティー強化
対策費補助金を活用し、自治体情報セキュリティーのさらなる強化を図るため、既決の歳入歳
出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,074万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ228億2,661万7,000円としたものであります。
 補正予算の概要を歳出予算から御説明申し上げます。
 第2款 総務費は、3,074万3,000円の追加でありますが、企画費で電算業務委託
料の追加であります。
 次に、歳入予算について御説明申し上げます。
 第14款 国庫支出金は、総務費国庫補助金で地方公共団体情報セキュリティー強化対策費
補助金900万円の追加であります。
 18款 繰入金は、1,274万3,000円の追加でありますが、財政調整基金繰入金の
追加であります。
 21款 市債は、総務債として900万円の行政情報化推進事業債の追加であります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、期間的な制約からやむを得ず専決処分として措
置させていただいたものであります。
 細部につきましては、御質疑に応じ所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の
上、報告のとおり御承認いただきますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 報告が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております報告第1号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、報告第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより報告第1号 専決処分報告についてを採決いたします。
 本案は承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。
──────────────◇──────────────
    第6 議案第1号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
◇議長(星野 稔君) 日程第5、議案第1号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定について
を議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第1号 沼田市過疎地域自立促進計画
の策定について御説明申し上げます。
 平成22年4月1日、「過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律」が施行され、
失効期限の6年間の延長、時代に対応した実効性ある過疎対策を講じるための改正があり、利
根町区域を対象として、平成27年度までの過疎地域自立促進計画を策定し、当該地域の振興
を図ってまいりました。
 その後、平成24年6月、法期限をさらに5年間延長する一部改正が行われたことを受け、
引き続き利根町区域の振興を図るため、平成28年度から平成32年度までの5年間にわたる
同計画を策定するものであります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては御質疑に応じ所管の部長に
説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願い
申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。15番。
◇15番(大東宣之君) 今回新たに5年間延長されるということで、過去のこれまでのこの
過疎地域自立促進計画に基づいてさまざまな事業を取り組んでこられたわけですけれども、こ
れまでの取り組みの中での成果と課題について、どのように捉えられて、今度の新しいこれか
ら5年間の計画の中にそういったものがどういう形で反映をされているのか、まずお聞かせい
ただきたいと思います。
◇総務部長(田村博史君) 御質疑にお答えを申し上げます。
 成果と課題、またそれを次の5年間の計画にどのように反映していくのかという御質問だっ
たと思います。
 現在の計画は、22年度から27年度までの6年間の計画期間としてまいりましたが、先ほ
ど市長の提案説明にもありましたように、法の延長に伴いまして、28年度から32年度まで
の5年間にわたる計画を策定したものでございます。
 したがいまして、基本的には現計画の内容を5年間延長するものでございます。
 成果といたしましては、現計画の中で計画をいたしました事業でありますけれども、22年
度から26年度までの実績、また27年度は見込みでありますけれども、それを加えまして、
事業費では約53%の実施状況でございます。
 課題といたしましては、インフラの整備は一定の成果が図られてきたものと思いますけれど
も、人口減少と経済の縮小につきましては、過疎地域だけの問題ではありませんけれども、特
にその影響が大きいというふうに考えております。
 これら、先ほど申し上げましたとおり、法期限の延長に伴いまして、現在の内容を5年間延
長させるということでありますので、基本的な構成につきましては、現計画を踏襲していくと、
そういった内容になってございます。以上でございます。
◇15番(大東宣之君) 現在の利根の地域の状況というものをどのように捉えられているの
か。そういった状況から、やはり自立できる地域として活性化をさせていく、そのための計画
づくりになるのではないかと思いますが、そういった点でこの地域、どのように捉えておられ
るのか。
 また、今後5年間の中でまた市の総合計画等も策定される予定になっておられるようですが、
そうした総合計画だとか、さまざまな市の計画、そういったものと整合性をとりながら、この
地域が自立できる、経済的な発展ができる、人口減少に歯どめをかける、そういった取り組み
をこの計画を一つの柱にしながら、さまざまな計画、総合計画などと整合性をとりながら進め
ていくというお考えなのかどうか、お聞かせいただければと思います。
◇総務部長(田村博史君) お答え申し上げます。
 利根の状況をどのように捉えているかということでございますが、計画書にも記載のとおり、
人口減少は進んでいる地域でございます。
 また、これは利根に限ったことではないというふうに認識をしておりますけれども、やはり
産業の振興、また雇用の創出が当然必要である地域でございます。
 そのように考えておりまして、新計画におきましてもそれらを搭載した事業を推進してまい
るというような考え方でございます。
 また、総合計画との整合でございますが、やはりこれに加えて総合戦略もそうでありますけ
れども、計画期間がそれぞれ重なるわけでございます。それぞれ焦点を当てている部分は違う
ところはございますが、それぞれの事業につきましては、それぞれの計画で重なってあるわけ
でございます。
 いずれにいたしましても、各計画の中でそれぞれの優遇措置を使って、活用して利根地域の
振興を図ってまいりたいということで考えております。以上でございます。
◇15番(大東宣之君) 利根町は、人口の減少、高齢化もこれから加速度的に進んでいると。
市内全体を見ても池田地区を上回るペースで人口の減少や高齢化が進んできていると。
 ですから、やっぱりそういったところでやはり地域が自立できる、地域が地域として維持で
きる。そういうきめ細かな対策が必要になってくるのではないかと。
 この自立促進計画は、一つの柱として捉えるわけなんですが、今後の予算づけだとか、先ほ
ども言いましたように、総合計画だとか総合戦略だとか、また、さまざまな介護保険計画とか、
いろいろな計画を市は立てるわけですから、そういったものと整合性を持たせながら、この地
域での自立が促進できるような手だてを講じていくと。その中の一つの大きな柱、基本的な考
え方としてこの自立促進計画を位置づけて、それに基づいて予算づけなり、さまざまな計画と
の整合性をとりながら振興を図っていくということで、今後5年間この中で取り組んでいくと
いうことでいいのかどうか、もう一回確認をしたいのと、あと、5年間という期間があるわけ
ですから、その年度の途中で5年間の中で到達がどこまで来ているのか、どこに問題があるの
か、どこがうまくいったのか、そういった評価等はこの5年間の中でどのようにされていくの
か、最後にお聞かせいただければと思います。
◇総務部長(田村博史君) お答えを申し上げます。
 議員御意見のとおり、過疎計画につきましては、もう利根地域限定の計画でございます。こ
の計画を柱にして、利根地域の振興を図っていくということでございます。
 また、毎年度この事業計画につきましても見直しを行うこととしておりますので、そういっ
た形で進行管理をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第1号 沼田市過疎地域自立促進計画の策定についてを採決いたします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第7 議案第2号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について
◇議長(星野 稔君) 日程第6、議案第2号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関す
る協議についてを議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第2号 群馬県市町村総合事務組合の
規約変更に関する協議について御説明申し上げます。
 今回の規約変更は、群馬東部水道企業団が新たに群馬県市町村総合事務組合に加入し、非常
勤職員の公務災害補償に関する事務を共同処理することに伴うものであります。
 この規約変更について、群馬県市町村総合事務組合から地方自治法第286条第1項の規定
により協議がありましたので、地方自治法第290条の規定により議決をお願いするものであ
ります。
 以上、その概要を御説明申し上げましたが、細部につきましては、御質疑に応じ、所管の部
長に説明をいたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお
願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第2号については、会議規則第36条第3項の規定によ
り、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号については、委員会の付
託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第2号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてを採決い
たします。
 本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
    第8 議案第 3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改
              正する条例についてから
       議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を廃止する条
例についてまで
                     以上11件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第7、議案第3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条
例の一部を改正する条例についてから日程第17、議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の
設置及び管理条例を廃止する条例についてまでの以上11件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第3号 職員の分限に関する手続及び
効果に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅
の設置及び管理条例を廃止する条例についてまでの以上11件につきまして、一括して御説明
申し上げます。
 まず、議案第3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例に
ついて御説明申し上げます。
 改正の内容は、地方公務員法の一部改正に伴い降任が新たに定義されたことに伴い、降給の
種類及び事由等を規定するものであります。
 続きまして、議案第4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 子ども・子育て支援新制度において、市の認可事業として新たに位置づけられた家庭的保育
事業等について認可基準条例を平成26年9月に制定したところでありますが、喫緊の課題で
ある保育の担い手確保に対応するため、保育士配置要件の弾力化に必要な厚生労働省令の改正
が行われたことを受け、本条例を改正するものであります。
 続きまして、議案第5号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 介護保険制度における指定認知症対応型通所介護の運営基準等の一部が改正されたことによ
り、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の主な内容は、協議会である運営推進会議の設置及び事業者の記録作成等を規定するも
のであります。
 続きまして、議案第6号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び
運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 議案第5号と同様に、指定介護予防認知症対応型通所介護の運営基準等の一部が改正された
ことにより、本条例の一部を改正するものであります。
 改正の主な内容は、協議会である運営推進会議の設置等を規定するものであります。
 続きまして、議案第7号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担す
る負担金等徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 今回の改正は、独立行政法人通則法の改正に伴い「独立行政法人森林総合研究所」が「国立
研究開発法人森林総合研究所」と名称変更となったことから、引用している文言を改正するも
のであります。
 続きまして、議案第8号 沼田市農漁業災害対策特別措置条例の一部を改正する条例につい
て御説明申し上げます。
 今回の改正は、農業協同組合法等の一部改正により「農業生産法人」を「農地所有適格法人」
と改正し、「群馬県農業信用基金協会」の定義を加えるものであります。
 続きまして、議案第9号 沼田市公衆便所条例を廃止する条例について御説明申し上げます。
 廃止する理由は、公衆便所を地方自治法第244条に規定する「公の施設」としての設置及
び管理から行政財産としての管理に変更するため、本条例を廃止をするものであります。
 続きまして、議案第10号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担す
る負担金等徴収条例を廃止する条例について御説明申し上げます。
 廃止する理由は、本事業における負担金の徴収が全て終了し、また用途外使用期間も経過し
たことに伴い、本条例を廃止するものであります。
 続きまして、議案第11号 沼田市勤労者住宅建設資金融資促進条例を廃止する条例につい
て御説明申し上げます。
 廃止する理由は、住宅建設資金の借入において民間金融機関が長期・低利の多種多様な住宅
ローン商品を扱っており、沼田市勤労者住宅建設資金融資は平成16年度以降の新規利用がな
く、継続分の預託も平成27年度で終了することから、本条例を廃止するものであります。
 続きまして、議案第12号 沼田市勤労者住宅建設資金利子補給条例を廃止する条例につい
て御説明申し上げます。
廃止する理由は、近年住宅ローンの金利が低く、沼田市勤労者住宅建設資金利子補給制度の
条件に該当する事例がないことから、本条例を廃止するものであります。
 続きまして、議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を廃止する条例に
ついて御説明申し上げます。
 廃止する理由は、沼田市特定公共賃貸住宅南郷団地の用途廃止に伴い、本条例を廃止するも
のであります。
 以上11件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ、所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり
御決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 なお、質疑は1件ごとに願います。
 まず、議案第3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例に
ついて願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部を改正する条例について願います。16番。
◇16番(井之川博幸君) まず、質疑をさせていただきたいと思います。
 条例改正の理由でありますけれども、附則に4項目加えるというふうになっておりまして、
先ほど市長の説明では保育所を確保していくようなことの弾力化を進めるというようなことの
理由が述べられておりますけれども、まず、もう少しわかりやすく言って、省令の改正に沿っ
てということで、国の方針が変わったということで、安倍政権の方針として、今保育士不足を
理由に保育士配置の緩和の方向が示されているというふうに承知をしております。
 これもその一環ではないかというふうに思うわけなんですが、その辺について教えていただ
きたいと思います。
 2点目は、これらの小規模の保育事業等に対して条例の中に書いてありますけれども、第3
0条第2項、第45条第2項に定める保育士の配置基準、一般的に保育所は例えばゼロ歳児3
人に対して1人の保育士、こういうふうに決まっているわけですけれども、「おおむね」とい
う、この小規模の場合、沼田市の条例にも「おおむね」という言葉が入っております。これは、
認可外保育施設指導監督基準というのがありまして、無認可とか認可外という保育所があるわ
けなんですけれども、全体の約3分の1がそういう保育所だと言われておりますけれども、そ
れは厚生労働省が指導するということで、この基準をつくっているわけなんですが、そこにも
やはり「おおむね」という言葉が入っております。
 ですから、市でこの条例をつくっている今回の小規模保育事業所A型及び保育所型事業所内
保育事業所というのは、認可外の保育所を指導監督基準に合わせてつくられているのではない
かというふうに思うわけなんですが、その点について教えてもらいたいと思います。
 それから、これは厚生労働省の資料で出ているわけなんですが、保育中の子供たちの死亡事
故については、昨年厚生労働省が発表した数字によりますと、平成16年から26年に起きた
事故で少なくとも163人の子供が死亡しているということで、この内容が年齢別ではゼロ歳
児が半数を占めているということと、認可外保育施設での事故が約7割を占めているというこ
とになっております。
 要するに、今回条例改正に出ておりますこの小規模保育事業所、事業所内の保育所、この規
定と同じ認可外保育所の中で非常に死亡事故が多いというデータが出ているわけでありまして、
その辺は非常に普通の保育所に比べて「おおむね」の基準がやはりかなり緩いということで、
このような事故が多いのではないかと。
 ですから、同じ基準を使っている沼田市の小規模の保育所の中でも心配ではないかというふ
うに考えるわけですけれども、その点は当局はどのように考えているのかお伺いしたいと思い
ます。
 もう1点お伺いしたいと思います。待機児童を解消するために安倍政権が一生懸命やるとい
うふうにやっているわけで、そこで保育士不足が起きているというようなことが理由にされて
いるわけなんですけれども、本市の待機児童は少子化もありますけれども、市の当局の努力で、
何年か前はすごくあったんですけれども、今は解消されているというふうに承知しているわけ
なんですけれども、その点はそれでよいのかどうか確認をさせていただきたいと思います。以
上です。
◇健康福祉部長(下 宏一君) それでは、井之川議員の御質疑にお答え申し上げます。
 まず、1点目の今回の改正理由についてでございます。これは、議員さんがおっしゃられま
すように、厚生労働省令の改正に基づくものでございます。
 児童福祉施設の設備及び運営に関する基準が改正されたことで、保育所配置要件弾力化の特
例措置が追加されたことに基づくものでございまして、その内容が先ほど議員がおっしゃられ
たように、朝夕の保育士配置の要件の弾力化、加えて幼稚園教諭及び小学校教諭等の活用、さ
らに、研修代替要員等の加配人員における保育士以外の人員配置の弾力化、そして最後が今回
のこの条例の最後に掲げられているものでございまして、このただいま申し上げました2つ目
及び3つ目の措置を講ずる場合の保育士の最低限度を保障するための項目が盛り込まれており
ます。
 そして、御質疑いただきましたうちの2番目、小規模保育事業所等に対する基準のことにつ
いてでございましたが、確かに現在の今回改正で上程させていただいております沼田市家庭的
保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例では、職員の配置基準はいずれも「おお
むね」という言葉がついております。ここで議員さんがおっしゃられた認可外保育所の件につ
いてでありますが、こちらについても配置基準上はおおむね3分の1以上は配置することとい
う定めとなっておりますので、おっしゃるように、認可保育所と認可外保育所が同じであると
いうことではないというふうに考えてございます。
 それから、3点目の厚生労働省の死亡事故の件についてでありますが、その議員さんおっし
ゃる死亡事故の状況等について今この場所で把握してございませんで、何とも申し上げようが
ございませんですが、保育事業を進めるに当たりましては、事故等の防止が図られるように取
り組んでまいりたいと考えております。
 それから、4番目の待機児童解消の件についてでありますが、ただいま議員さんのおっしゃ
るように、待機児童がない状態でおります。今後ともこの状態を続けていけるように取り組ん
でまいりたいと考えております。以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) 御答弁いただきましたので、私もおおむね理解しておりますけれ
ども、安倍政権というよりそちらでは国の方針というふうに受けとめていると思いますけれど
も、今掲げている待機児童解消というのはいいんですけれども、沼田市ではもう解消されてい
るということですので、そういう点で言いますと、沼田市では基準を弾力化、私の言葉で言う
と緩和するということなんですけれども、緩和をする必要はないのではないかというふうに考
えるわけなんですが、その点についてお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 それから、やはり事故防止、子供たちにとって安心・安全な保育、よりよい保育は、これか
らも必要であるというふうに考えるわけなんですけれども、そのためにはやはり担当する職員、
保育士というのは専門的な勉強をして、学習をして国家資格を得て登録をされているわけであ
りまして、こういう保育士がきちんと保育に携わるということが必要ではないかというふうに
思うわけなんです。
 そういう点でのお考えをお聞かせ願いたいと思います。
◇健康福祉部長(下 宏一君) それでは、2回目の御質疑でございますが、国の方針を掲げ
ているということを踏まえた上で、沼田は解消されているから必要ないのではないかという御
質疑でございますけれども、一番初めに申し上げましたように、このたびの条例改正というの
は厚生労働省令の改正に基づくものでございますので、その点を御理解願いたいと存じます。
 それから、2つ目の事故防止についてのことでございますが、確かに保育士は専門の職場、
職でございますし、専門的な知見を持っていらっしゃる皆さんでございます。ですから、必要
なのはわかってございます。
 今回のこの改正をするに当たって、厚生労働省が改正をするのに当たって、保健師等の確保
対策検討委員会というのがこの省令改正のための準備段階で協議を重ねております。その中で
この検討委員会では厚生労働省に対して自治体、事業者の事例等を十分把握した上で保育の質
への影響あるいは継続して検討していくことを求めております。
 ですから、厚生労働省としても、あるいは国としてもその必要性は十分わかっていることと
思いますので、議員がおっしゃられるような事故等のないよう取り組むべきことはもう欠かせ
ないことですから、その方向で進んでいけるものと考えております。以上でございます。
◇16番(井之川博幸君) 当局の考えていることはおおむねわかったわけでありますけれど
も、最後に、ちょっと確認だけさせてもらいたいんですが、先ほど部長の答弁にありましたよ
うに、一般的な保育園では朝夕の保育士の配置を今2人というふうに決まっているんですけれ
ども、1人にしてもいいと、こういう事務連絡というのが、今年度ですよね。去年の4月から
もう来ているというふうに思うんですが、そのときは今年度に限ってというのがついていたん
ですよね。その後、やっぱり安倍政権がそれを恒久化していこうという方向に来ているわけで
ありまして、そういう点では、朝夕のことは今回のこの家庭的保育事業等の関係では出てきま
せんけれども、ほかの保育園にもいろいろ緩和の弾力的な影響は出てくるというふうに、市の
条例には出ませんけれども、沼田市の保育園の運営に関して影響が出てくるというふうに考え
るわけなんですけれども、そういうことなのかどうか、確認をさせていただきたいというふう
に思います。
◇健康福祉部長(下 宏一君) まず、1点お答え申し上げたいのは、ただいま議員さんの御
質疑にも応じて申し上げました保育士配置要件の弾力化の特例措置の内容については、これは
保育士等の確保対策検討委員会がまとめた内容の中にあるように、保育所等の保育が生涯にわ
たる人間形成の基礎を培う重要なものだとして、専門的知識と技術を持つ保育士が行うものだ
というふうに言っております。
 それらを踏まえて、厚生労働省としてもあくまで今回の措置は待機児童を解消し、受け皿拡
大が一段落するまでの緊急的・時限的な対応だということを申しておりますので、あくまで恒
久的ではないと考えているところでございます。
 それから、今年度、27年の4月から行われている時限的なことではないのかということで
ございますが、確かに27年度の限定特例として朝夕の児童が少ない時間帯、保育士資格を有
しない一定の者の配置は可とすることで来ております。
 ただし、それ以後、一億総活躍国民会議が27年11月26日に開催されて、29年度まで
には保育所等の整備拡大を40万人から50万人に拡大することだとか、あるいは保育士の人
材確保だとか、あるいは多様な担い手を確保することを提言しておりました関係上、それを受
けた格好で保育士等の確保対策検討会でこの保育の担い手確保に向けた緊急的な取りまとめが
まとめられたという経過がございます。
 そんなわけで、今回のこの措置が恒久的ではないというふうに考えているところでございま
す。以上でございます。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第5号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設
備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第6号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の
人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な
支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第7号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用
の一部を負担する負担金等徴収条例の一部を改正する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第8号 沼田市農漁業災害対策特別措置条例の一部を改正
する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第9号 沼田市公衆便所条例を廃止する条例について願い
ます。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第10号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用
の一部を負担する負担金等徴収条例を廃止する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第11号 沼田市勤労者住宅建設資金融資促進条例を廃止
する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第12号 沼田市勤労者住宅建設資金利子補給条例を廃止
する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 次に、議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を
廃止する条例について願います。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第3号から議案第13号までの以上11件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第13号までの
以上11件については、委員会の付託を省略することに決しました。
 これより討論に入ります。討論は一括して願います。
 なお、討論は反対、賛成の順に願います。16番。
◇16番(井之川博幸君) 私は、ただいま上程されております11件の議案のうち、議案第
4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条
例について、反対の立場から討論いたします。
 今回の改正については、政府の省令の改正に従うものであります。安倍政権は、待機児童解
消などを掲げる中で保育士不足を理由に保育士配置基準を緩和しようとしています。実際昨年
の4月から朝夕の子供が少数である時間帯に保育士を現行の2人から1人にすることを認める
事務連絡が厚生労働省から出ています。今年度に限ってとしていますが、次年度以降のあり方
については今年度中に結論を得るとしていましたが、やはり延長されました。
 今年度から始まっている「こども・子育て新制度」においては、これまで認可外であった小
規模保育事業等の施設や事業が市町村の認可によって給付の対象となることができるようにな
りましたが、保育所での乳幼児の死亡事故の7割が保育士配置基準の緩やかな認可外保育所で
発生しているように、子供たちの命と健康を守る上でも、よい保育を実施する上でも保育士配
置基準は強化こそが必要で、緩和することなどはもってのほかではないでしょうか。
 沼田市における保育事業の状況につきましては、少子化の影響が大きいとはいうものの、市
当局の努力も相まって全体的な待機児童は解消されている状況にあります。
 今回の小規模保育所A型及び保育所型事業所内保育事業所の職員配置に係る特例は、職員配
置を緩和するものであり、子供たちにとって安心・安全な保育、よりよい保育を実施する上に
おいて職員配置の緩和は逆行するものであり、必要はないと思います。
 以上のことから、今回の条例改正に反対するものであります。
◇議長(星野 稔君) ほかに。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 討論を終結いたします。
 これより議案第3号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例
についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第4号 沼田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一
部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
( 賛 成 者 起 立 )
◇議長(星野 稔君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第5号 沼田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基
準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第6号 沼田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並
びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基
準を定める条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第7号 沼田市利根吾妻区域濃密生産団地建設事業の費用の一部を負担する負担
金等徴収条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第8号 沼田市農漁業災害対策特別措置条例の一部を改正する条例についてを採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第9号 沼田市公衆便所条例を廃止する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第10号 沼田市利根沼田区域農用地総合整備事業の費用の一部を負担する負担
金等徴収条例を廃止する条例についてを採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第11号 沼田市勤労者住宅建設資金融資促進条例を廃止する条例についてを採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第12号 沼田市勤労者住宅建設資金利子補給条例を廃止する条例についてを採
決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第13号 沼田市特定公共賃貸住宅の設置及び管理条例を廃止する条例について
を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────◇──────────────
◇議長(星野 稔君) 休憩いたします。
午前11時01分休憩
─────────────────────────────
午前11時08分再開
◇議長(星野 稔君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
──────────────◇──────────────
    第9 議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の
一部を改正する条例についてから
       議案第25号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)まで
                     以上12件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第18、議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償
等に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第29、議案第25号 平成27年度
沼田市水道事業会計補正予算(第3号)までの以上12件を一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬
及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてから議案第25号 平成27年度
水道事業会計補正予算(第3号)までの以上12件につきまして、一括して御説明申し上げま
す。
 まず、議案第14号 沼田市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
する条例について御説明申し上げます。
 改正の内容は、議員の期末手当を国に準じて改定し、平成27年12月期の期末手当の支給
割合を0.1月分引き上げ遡及適用を行い、平成28年度以降からは6月期及び12月期に0.
05月分を割り振り、年間の支給割合を「100分の415」とするものであります。
 続きまして、議案第15号 沼田市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例等の一部
を改正する条例について御説明申し上げます。
 改正の内容は、市長及び副市長の期末手当の支給割合について、議員同様に改定するととも
に、平成28年度における市長、副市長及び教育長の給料を、現行の給料額からそれぞれ16
%、13%、10%引き下げるものであります。
 続きまして、議案第16号 沼田市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につい
て御説明申し上げます。
 改正の内容は、平成27年人事院勧告に基づき行政職給料表の改定、勤勉手当及び地域手当
の支給割合の改正、また、給与制度の総合的見直しもあわせて行うものであります。
 続きまして、議案第17号 沼田市簡易水道事業給水条例の一部を改正する条例について御
説明申し上げます。
 今回の改正は、附則第3項第1号の白沢簡易水道に30ミリ、40ミリ、50ミリ、75ミ
リ、100ミリの加入金を加え、また、附則第3項第2号の利根町の簡易水道に75ミリ以上
の加入金について規定するものであります。
 続きまして、議案第18号 平成27年度沼田市一般会計補正予算(第7号)について御説
明申し上げます。
 今回の補正予算は、国県支出金の確定または制度改正等により既定の予算に増減を生じるも
の、特別な理由により緊急に対応する必要があるもの等について措置するとともに、平成27
年度における最終補正として各事業を精査し、事業費の確定等による歳入歳出予算の整理を行
ったもので、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億6,009万5,000円を
追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ236億8,671万2,000円とするも
のであります。
その主な内容として、歳出では第2款 総務費、財産管理費で庁舎整備基金積立金を追加、
第3款 民生費、社会福祉総務費で国の経済対策に伴う年金生活者等支援臨時福祉給付金給付
事業を計上、第4款 衛生費、国民健康保険総務費で国民健康保険特別会計繰出金を追加、第
6款 農林水産業費、農業振興費で「安心で美味しい!ぬまたの特産品」推進事業を計上、第
7款 商工費、工業振興費で企業立地助成金を計上するほか、観光交流費で観光宣伝事業、歴
史資源活用事業及び大河ドラマ「真田丸」活用推進事業を追加、第10款 教育費、小学校管
理費及び中学校管理費で小中学校校舎に係る耐震診断・耐震補強事業、埋蔵文化財調査費で沼
田城遺跡発掘調査事業などを計上するものであります。
 歳入では、市税で固定資産税、市たばこ税を追加、国庫支出金で国民健康保険に係る保険基
盤安定制度負担金及び地方創生先行型交付金を追加するほか、地方創生加速化交付金、年金生
活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金及び学校施設環境改善交付金を計上、寄附金は、
水と緑の大地ふるさとぬまた寄附金の追加のほか、江田マサ子様の御意志に沿って福祉振興事
業基金寄附金へ、また、利根電気工事様の御意志に沿って大河ドラマ「真田丸」活用推進事業
に充てるため、観光事業寄附金として追加、繰入金は財政調整基金繰入金の追加、諸収入は大
河ドラマ館入場料を追加、市債は小中学校施設耐震化事業債などを追加するものであります。
 続きまして、議案第19号 平成27年度沼田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
についてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,620万6,00
0円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ74億5,859万3,000円とす
るものであります。
 続きまして、議案第20号 平成27年度沼田市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
についてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,169万4,0
00円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ5億7,448万1,000円と
するものであります。
 続きまして、議案第21号 平成27年度沼田市介護保険特別会計補正予算(第4号)につ
いてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7,107万4,000
円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億4,173万円とするものであり
ます。
 続きまして、議案第22号 平成27年度沼田市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)
についてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,972万8,0
00円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,475万6,000円とす
るものであります。
 続きまして、議案第23号 平成27年度沼田市下水道事業特別会計補正予算(第3号)に
ついてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,256万2,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,506万3,000円とす
るものであります。
 続きまして、議案第24号 平成27年度沼田市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3
号)についてでありますが、既決の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ49万9,00
0円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億7,368万6,000円とする
ものであります。
 続きまして、議案第25号 平成27年度沼田市水道事業会計補正予算(第3号)について
でありますが、予算第3条 収益的支出において既決の収益的支出に158万7,000円を
追加し、収益的支出の予定額を3億5,440万7,000円とするものであります。
 以上12件につきまして、一括してその概要を御説明申し上げましたが、細部につきまして
は、御質疑に応じ所管の部長に説明いたさせますので、よろしく御審議の上、原案のとおり御
決定くださいますようお願い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 ただいま議題となっております議案第14号から議案第25号までの以上12件については、
本日は提案理由の説明のみでありますので、御了承願います。
──────────────◇──────────────
    第10 議案第26号 沼田市行政不服審査会条例の制定についてから
        議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算まで
                     以上18件一括上程
◇議長(星野 稔君) 日程第30、議案第26号 沼田市行政不服審査会条例の制定につい
てから日程第47、議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算までの以上18件を
一括議題といたします。
 議案の朗読を省略し、直ちに市長から提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長 横山公一君登壇〕
◇市長(横山公一君) ただいま上程になりました議案第26号 沼田市行政不服審査会条例
の制定についてから議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算までの以上18件に
つきまして、一括して御説明申し上げます。
 まず、平成28年第1回沼田市議会定例会の開会に当たりまして、平成28年度各会計予算
並びに関係諸議案の大要と市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民皆様方
の深い御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 一昨年の5月、市民皆様の多大なる御支援により、市長に就任以来1年10カ月がたとうと
しておりますが、これまで「暮らしを実感できる文化的生活」、「豊かな等身大の沼田」の実
現に向け、全力を挙げて市政運営に取り組んでまいりました。
 昨年は、群馬県との共催による群馬県総合防災訓練が12年ぶりに実施され、防災関係機関
との密接な連携と協力のもとに、防災に対する市民の理解と意識の高揚、防災体制の強化が図
られたものと考えております。
 また、9月にはドイツ・フュッセン市との姉妹都市提携20周年事業として議長、市民訪問
団とともにフュッセン市を訪問し、友好親善を深めるとともに、さらなる交流の進展を誓い合
うことができたものと考えております。
 市政運営においては、まず大きな課題としてグリーンベル21の再生でありますが、御案内
のとおり10月に活用基本構想を策定し、これを基に市民の皆様に御意見を伺い、現在基本設
計を進めているところであります。グリーンベル21が市民共有の財産として限られた財源の
中で、市民にとってもっとも有益なものとなる活用策を定め、極力早い時期に供用を開始すべ
く、その対応を図ってまいりたいと考えております。
 このほか、多くの市民の意見を取り入れ、政策を大胆に決断、実行するための仕組みとして
市民構想会議を設置いたしました。まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定の際に、また、次
期総合計画など将来のまちづくりに関する意見等を伺っているところでありますが、それぞれ
計画づくりや事業等への参考とさせていただいております。
 また、起業を志す人が会社経営のノウハウやリスクなどを一から学ぶ場として起業塾を設置
し、1期生として30名を受け入れ、過日、27名の修了を迎えたところでありますが、卒塾
後のフォローもしっかりと行い、その夢の実現を支援してまいりたいと考えております。
 また、農産物の6次産業化の取り組みでは、本市の持つ豊富な農産物のブランド化とともに、
農業と観光とを連結させ、付加価値を高め、高所得化を図るため、ぬまたブランド農産物認証
制度の創設や商品開発を進めてまいりましたが、今後は販売拡大への取り組みとともに、他産
業との連携による新たなビジネス創出への支援を進めてまいりたいと考えております。
 以上の施策など、一定の形として動き始めることができましたが、今年は、これらの取り組
みを一層進め、深化させる年としたいと考えております。
 昨年は、全国的な大きな動き「まち・ひと・しごと創生法」への対応がありました。
 本市を含む県内の20市町村で2040年までに20歳から39歳までの女性が2010年
に比べ半数以下となる「消滅可能性都市」とされたことは衝撃的なものでありましたが、本市
におきましても国で策定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を勘案し、人口減少の克
服と、将来にわたって活力ある地域社会を実現するため、公募市民、各種団体、経済界等、各
層の市民の皆さんによる市民構想会議に意見を伺いながら、本市の人口の現状と将来の方向性
を定める「沼田市人口ビジョン」と、これを踏まえた上で平成31年度までの5年間で取り組
む基本目標と基本的方向を示す「沼田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定いたしまし
た。具体的施策といたしまして「安定した雇用を創出する」「新しい人の流れをつくる」「若
い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」「時代に合った地域をつくり、安心なくらし
を守るとともに、地域と地域を連携する」とする4つの目標を掲げ、地域の特性に応じた目標
設定とともに、身近な暮らしに即した施策を展開していくことといたしました。人口減少と地
域経済縮小の克服とは、簡単になし得るものではないと認識しておりますが、足もとを見詰め、
夢と希望を持って、各分野の施策を着実にしっかりと進めていくことであると考えております。
 国の示す平成28年度予算編成の基本方針においては、強い経済を実現するとともに、少子
高齢化という構造的な問題についても正面から取り組むことにより、将来への安全を確保し、
誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる「一億総活躍社会」の実現に向けた
取り組みやTPPを真に我が国の経済再生、地方創生に直結するものとするための取り組みと
いった喫緊の重要課題への対応に関しては、27年度補正予算での対応とあわせ、「経済・財
政再生計画」の趣旨や施策の優先順位を踏まえ、適切に対処するとしています。
 地方に対しては「平成28年度地方財政対策」において、「経済財政運営と改革の基本方針
2015」を踏まえ、国の一般歳出の取り組みと基調を合わせつつ、地方の安定的な財政運営
に必要となる一般財源は、平成27年度の水準を下回らないよう実質同水準を確保することと
しております。
 また、まち・ひと・しごと創生においては、地方への経済の好循環を広げ、地方の活性化を
図るため、地方創生の取り組みを積極的に推し進め、国と地方の総合戦略の策定から事業推進
の段階へ進め、地方創生の深化を目指すとしています。
 群馬県においては、平成28年度は、新たな県政の羅針盤となる新総合計画、群馬県版総合
戦略のスタートの年として、3つの基本目標である「地域を支え、経済・社会活動を支える人
づくり」「誰もが安全で安心できる暮らしづくり」「恵まれた立地条件を活かした産業活力の
向上・社会基盤づくり」の実現に向け、13の政策を着実に推進するとして、回復基調にある
県内経済を支えつつ、人口減少社会にあっても、全ての県民が豊かに暮らせる社会づくりに向
け、一般会計において「ぐんま創生予算」とする7,216億3,800万円、対前年度比0.
8%増の当初予算を議会へ提案したところであります。
 平成28年度の予算編成に当たっては、厳しい財政状況にあっても、国・県の財政及び施策
の動向、並びに本市を取り巻く地域経済動向などを見きわめるとともに、さらには、普通交付
税の合併算定替えの縮減を見据えながら、コスト意識を持って「選択と集中」により、事業の
緊急性、必要性、優先度及び熟度等を精査した上で、事業の重点化を図ることを基本としたも
のであります。
 平成28年度は、沼田市まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づけられた具体的施策を推
進し、地方創生をさらに深化させる必要があることから、総合戦略関連施策を含め、重点施策
3項目を柱とした「明日の沼田をつくる元気みらい創造予算」として、未来に向け創造性豊か
で明るく元気なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。
 重点施策の第1が「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」として安心・安全、人にやさ
しい福祉のまちづくり、女性の参画の拡大と子育て・教育の充実、人口減少を克服するための
若い世代への環境づくりを、第2に「地域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」と
して、地域産業の復興による雇用の創出、農産物のブランド化と6次産業化への取り組み、企
業誘致の推進、創業支援、観光の振興などを、第3に「誰もが知恵を出し合い地域を大切にす
るまちづくり」として行財政改革の推進とともに、財政の健全化と未来志向の地方自治の実践
など、市民との連携・協働を推し進め、創造性豊かで明るく元気なまちづくりに取り組むもの
であります。
 また、国において「一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策」として編成され
た平成27年度補正予算に基づき、年金生活者等支援臨時福祉給付金や地方創生の早期実施に
向けた事業に取り組むこととされましたので、本市としてもその効果が最大限発揮できるよう
新年度予算を前倒しして3月補正予算に計上し、新年度の当初予算と一体とした「13か月予
算」として対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお取り計らいくださいますよ
うお願い申し上げます。
 平成28年度一般会計予算の規模は、219億941万3,000円で、前年度当初予算と
比較して4億6,090万円、2.1%の増であります。特別会計等を含めた8会計総体の予
算規模については、371億1,733万5,000円で前年度と比較して1億6,928万
2,000円、0.5%の増としたところであります。
 なお、前倒し補正予定額を加えた一般会計の予算総額では、222億円を上回るものとなる
見込みであります。
 本市の財政は、依然として厳しい状況にありますが、一般会計につきましては、経費節減に
よる経常経費の抑制を図りながら、地域経済動向、地価の下落傾向及び少子・高齢化などを反
映して市税収入の伸びが期待できない中、市税においては収納率の向上に努め、市税とともに
歳入の根幹をなす地方交付税につきましても、でき得る限りの財源確保を図るとともに、優先
すべき主要事務事業を中心に市民生活のさらなる充実・向上に向けて必要な施策に重点を置き、
予算の計上に努めたものであります。
 それでは、平成28年度予算の3つの重点施策に沿って、主要事業について御説明申し上げ
ます。
 1つ目の柱である「心豊かな暮らしを実感できるまちづくり」に関する事業といたしまして
は、安全・安心なまちづくりを進めるため、消防車両整備計画に基づき、消防ポンプ車及び小
型動力ポンプ積載車を更新し、安全性の確保と消防力の強化を図る「消防車両整備事業」、自
助・共助・公助の育成強化と防災・減災への取り組みを推進するため「ひとを守る・まちを守
る防災ぬまた推進事業」、消費税引き上げに際しての低所得者への影響を緩和するための「臨
時福祉給付金給付事業」、また、障害者・遺族基礎年金受給者に対する「年金生活者等支援臨
時福祉給付金給付事業」、若い世代の結婚・出産・子育てを応援する「未来のライフデザイン
啓発事業」及び「ハッピープロジェクト事業」、民間保育園の整備を支援する「民間保育所施
設整備補助事業」、保健福祉の拠点をより安全で適切な施設とするための「保健福祉センター
大規模改修事業」、ママ・パパの子育てを応援する企業奨励金により、事業者に育児休業の取
得促進を支援する「子育てを応援する職場づくり支援事業」、鳥獣被害を防止するための「鳥
獣対策事業」、本市への移住を促進する「移住促進トライアルハウス整備事業」、道路インフ
ラの長期的な安全性・利便性を図るための「道路施設点検事業」、道路幅員の狭小の解消を図
る「市道万部鍛冶屋2号線外道路改良事業」、高齢者、障害者、子育て支援に配慮した多世代
共生住宅への建てかえ整備のための基本設計を実施する「多世代共生住宅整備事業」、事業の
進捗が目に見えるように進める「3・3・1環状線(栄町工区)事業」、利根町3小学校の統
合に伴い、通学を支援するための「スクールバス購入事業」、新校舎を整備する「利根小学校
校舎建築事業」を計上いたしました。
 2つ目の柱である「地域のポテンシャルを活かした活力あるまちづくり」に関する事業とい
たしましては、若年労働者や女性向けの就職面接会など雇用の促進と労働対策を推進する「労
働管理費」及び「雇用支援対策事業」、起業による雇用の創出や、定住等の促進による地域経
済の活性化を図る「創業支援事業」、横塚生品・農工地区の整備を進めるほか、新規の誘致を
進めるための「企業誘致推進事業」、グリーンベル21の有効利用を図るため、建物の改修に
向けた設計業務等を行う「グリーンベル21整備事業」、また、都市住民を受け入れ、その定
住・定着とともに地域力の維持・強化を図る「地域おこし協力隊設置事業」、産地の生産基盤
の強化を図る「野菜王国ぐんま総合対策事業」、センターハウスの設備を更新する「玉原高原
施設整備事業」、外灯のLED化を進める「都市公園等照明LED化推進事業」、市街地の活
性化を図るため「中心市街地土地区画整理事業」及び「やさしさ・にぎわいの核整備事業」、
指定文化財の保存と活用を促進する「県指定重要文化財旧沼田貯蓄銀行保存整備事業」などを
計上いたしました。
 3月補正への前倒し計上では、本市農産物のブランド化と6次産業化を進める「安心で美味
しい!ぬまたの特産品推進事業」、観光情報の発信と観光客の受け入れ態勢の充実を図る「観
光宣伝事業」、大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせ、「上州沼田真田丸展」の運営や本市の
歴史資源を活用したイベントの開催など、観光誘客を図る「歴史資源活用事業」及び「大河ド
ラマ「真田丸」活用推進事業」、沼田城の遺構状況を調査する「沼田城遺跡発掘事業」を予定
しております。
 3つ目の柱である「誰もが知恵を出し合い地域を大切にするまちづくり」に関する事業とい
たしましては、コミュニティー活動の振興を図る「住民自治振興事業」、幅広い層の市民の皆
さんに本市の将来のまちづくりなどを議論していただき、その結果を市政に反映する「市民構
想会議運営事業」、本市の市政運営の指針となる第六次総合計画を策定する「総合計画策定事
業」、公共施設の更新等を計画的に行い、財政負担を軽減・平準化するための「公共施設等総
合管理計画作成事業」、集落の維持・活性化策を推進する「集落支援員事業」及び「多面的機
能発揮促進事業」、性別にかかわらず誰もが個人として尊重され、その個性と能力を発揮でき
る社会の実現を推進する「男女共同参画推進事業」などを計上いたしました。
 平成28年度は、第五次総合計画の最終年次として、将来像である「水と緑の大地 田園空
間都市」の実現に向け、その着実な推進を図るとともに、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」
においては、第2年次となり計画策定から事業推進の段階に移ります。「人口の減少と地域経
済縮小の克服」、そして「まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立」を目標とし、掲げた具
体的施策に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、社会経済情勢の著しい変化、そして厳しい財政状況、市民ニーズが複雑・多様化する
中にあって市民が主役の効率的で機能的な行財政システムを整えるとともに、本市の地域資源
や特色など、現状を的確に把握し、市民と行政が共通の認識を持ち、連携・協力のもと、市民
構想会議を初めとして市民の声をよく聞き、市民が主役の等身大の市政運営を図ってまいりた
いと考えております。
 さて、今年1月、本市ゆかりの真田をテーマとしたNHK大河ドラマ「真田丸」の放送が始
まりました。昨年10月には観光協会との連携によりまして観光案内所を設置するとともに、
3月20日のドラマ展の開始に合わせて、来場者の利便性を図る駐車場の整備も進めておりま
す。
 この機会に多くの皆さんに本市を訪れていただき、にぎやかさの創出につながることを、大
きな期待とともに、その受け入れを市民の皆さんと一緒になって、総力を挙げて取り組んでま
いりたいと考えております。
 そして、ドラマが終わった後も「もうひとつの真田の舞台・沼田市」が皆さんの記憶に残る
ような取り組みにしていきたいと考えております。
 毎年、施政方針において申し述べさせていただいておりますが、行政の究極の目的は、市民
の皆様が、沼田に住み続けたい、住んでいてよかったと思える、幸福を実感できる心豊かな郷
土づくりにあります。
 このため、本市を取り巻く厳しい状況の中にあっても沼田市として大きな飛躍の年となるよ
う、苦難が待ち受けていても海原にこぎ出す真田丸のように、未来に向かって夢と希望の持て
る沼田、その実現に向けた市政運営を職員と一丸となって進めてまいりたいと考えております。
議員各位におかれましては、力強い御指導と御支援を賜りますよう心よりお願い申し上げ、新
年度予算の方針と内容の説明といたします。
 それでは、議案第26号 沼田市行政不服審査会条例の制定について御説明申し上げます。
 行政不服審査法が、平成26年6月に全部改正されたことに伴い、同法第81条第1項の規
定に基づき、沼田市行政不服審査会を設置するため、本条例を制定するものであります。
 本審査会は、委員の定数を5人、任期を2年とし、市長が委嘱するものであります。
 続きまして、議案第27号 行政不服審査法の改正に伴う関係条例の整備等に関する条例の
制定について御説明申し上げます。
 行政不服審査法改正に伴い、沼田市情報公開条例ほか7つの条例について必要な改正を行う
ものであります。
 改正の主な内容は、審理員制度の適用除外、関連する用語の整理及び審理手続に関する規定
等、所要の改正を行うものであります。
 続きまして、議案第28号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定
について御説明申し上げます。
地方公務員法及び地方独立行政法人法の改正に伴い、関係する条例の一部改正について本条
例において定めるものであります。
改正の主な内容は、第1条の沼田市人事行政の運営等の公表に関する条例ほか5つの条例に
ついて、文言の整理を行うものであります。
 続きまして、議案第29号 沼田市職員の退職管理に関する条例の制定について御説明申し
上げます。
 地方公務員法の一部改正に伴い、本条例を制定するものでありますが、概要は、営利企業等
に再就職した元職員のうち離職した日の5年前に課長職であった者に対し、離職後2年間、現
職の職員への働きかけを規制するとともに、課長級以上で離職した職員については、再就職情
報の届け出を規定するものであります。
 続きまして、議案第30号 沼田市地方活力向上地域における固定資産税の課税の特例に関
する条例の制定について御説明申し上げます。
「地域再生法の一部を改正する法律」が平成27年6月に公布され、この改正に基づき県が
作成する地域再生計画に沿って地方拠点の強化・拡充を行う事業者に対して地方税法第6条の
規定に基づく固定資産税の不均一課税を行った場合、その減収分を地方交付税により補?され
ることになりました。
 これにより本市への企業誘致を促進し、安定した雇用を創出するため、当該減収補填債制度
を積極的に活用し、地域再生法に基づく固定資産税の不均一課税を行うための条例を制定する
ものであります。
 続きまして、議案第31号 沼田市土砂等による埋立て等の規制に関する条例の制定につい
て御説明申し上げます。
 本条例は、平成25年10月1日に施行された群馬県土砂等の埋立て等の規制に関する条例
で、県の規制対象とならない3,000平方メートル未満の埋め立ての規制を定めるもので、
市民の生活環境の保全と土砂災害発生防止を目的として制定するものであります。
 続きまして、議案第32号 沼田市工場立地法に基づく地域準則条例の制定について御説明
申し上げます。
 工場立地法第4条の2第2項の規定に基づき、法の準則で定める緑地面積率及び環境施設面
積率等の規制を緩和するため、法の準則にかえて適用すべき準則を定める条例を制定するもの
であります。
 続きまして、議案第33号 沼田市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を
定める条例の制定について御説明申し上げます。
 農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員の公選制が廃止され、市町村長が議会の
同意を得て任命することとなり、新たに農業委員及び農地利用最適化推進委員の定数等、必要
な事項を定めるものであります。
 また、附則により、関係する条例の廃止及び一部を改正するものであります。
 続きまして、議案第34号 沼田市役所の位置条例の一部を改正する条例について御説明申
し上げます。
 グリーンベル21活用基本構想を平成27年10月1日に策定し、沼田市役所庁舎をグリー
ンベル21に移転するため、地方自治法第4条第1項の規定に基づき改正するものであります。
 続きまして、議案第35号 沼田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例
の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 住宅に対して定められている「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準」
の一部改正に伴い、本条例を改正するもので、長期優良住宅認定の審査に関する手数料におい
て、新築住宅に、新たに既存住宅を対象とするための改正を行うものであります。
 次に、議案第36号 平成28年度沼田市一般会計予算についてでありますが、一般会計予
算の総額は、219億941万3,000円で、前年度当初予算と比較して2.1%、4億6,
090万円の増であります。
 議案第37号 平成28年度沼田市国民健康保険特別会計予算についてでありますが、歳入
歳出予算の総額は、71億8,083万4,000円で、前年度比4.0%、3億225万円
の減であります。
 議案第38号 平成28年度沼田市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、歳
入歳出予算の総額は、5億8,073万1,000円で、前年度比3.3%、1,972万4,
000円の減であります。
 議案第39号 平成28年度沼田市介護保険特別会計予算についてでありますが、歳入歳出
予算の総額は、48億3,633万7,000円で、前年度比1.7%、8,229万9,0
00円の増であります。
 議案第40号 平成28年度沼田市簡易水道事業特別会計予算についてでありますが、歳入
歳出予算の総額は、4億1,955万7,000円で、前年度比3.8%、1,665万8,
000円の減であります。
 議案第41号 平成28年度沼田市下水道事業特別会計予算についてでありますが、歳入歳
出予算の総額は、14億8,788万2,000円で、前年度比3.0%、4,528万6,
000円の減であります。
 議案第42号 平成28年度沼田市農業集落排水事業特別会計予算についてでありますが、
歳入歳出予算の総額は、1億8,137万9,000円で、前年度比5.3%、910万4,
000円の増であります。
 続きまして、議案第43号 平成28年度沼田市水道事業会計予算についてでありますが、
予算第3条 収益的収支では、収益的収入は3億9,939万6,000円、収益的支出は3
億7,930万5,000円で、予算第4条 資本的収支では、資本的収入は9,857万6,
000円で、資本的支出は1億4,189万7,000円で、不足額4,332万1,000
円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金で補?し
つつ、収支の均衡を図るものであります。
 細部につきましては、お手元に配布させていただきました「当初予算関係議案資料」により、
御確認いただきますようよろしくお願いいたします。
 以上18件につきまして、よろしく御審議の上、原案のとおり御決定くださいますようお願
い申し上げます。
◇議長(星野 稔君) 説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
(「進行」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第26号から議案第43号までの以上18件については、
議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査すること
にしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号から議案第43号まで
の以上18件については、議長を除く議員全員で構成する予算審査特別委員会を設置し、これ
に付託の上、審査することに決しました。
 予算審査特別委員会を委員会条例第10条第1項の規定により、本日の本会議終了後、この
場所に招集いたします。
──────────────◇──────────────
    第11 散  会
◇議長(星野 稔君) この際、お諮りいたします。
 2日から4日までの3日間は、議案調査等のため休会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、2日から4日までの3日間は、議案
調査等のため休会することに決しました。
 続いてお諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。
 これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◇議長(星野 稔君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決し
ました。
 本日はこれにて散会いたします。
 次の会議は7日午前10時に開きますから御参集願います。
 本日は大変御苦労さまでした。
    午前11時50分散会


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